JP4083465B2 - 定着した係止装置を備える低挿入力ケーブルタイ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、低挿入力の2部分型ケーブルタイに関する。より具体的には、本発明は、定着装置として機能する一体的な突き出しタングを有する上記のケーブルタイ用の係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属製係止装置の挿入体を有するプラスチックケーブルタイが当該技術分野にて周知である。その例は、マリアニの米国特許第3,457,598号、及びバーナード等の米国特許第5,517,727号を含む。
【0003】
この型式のケーブルタイは、ケーブルタイヘッドのストラップ挿入通路内にある角度にて部分的に固着された金属製係止装置を有している。金属製係止装置は、ケーブルタイストラップを挿入方向に向けて挿入することを許容するが、取り外し方向に引張ったとき、係止装置がストラップと係合して外れるのを防止することを許容する角度に配置される。かかるケーブルタイの金属製係止装置は、一端部にて固定され且つ自由端部にてストラップ挿入通路内に伸びる片持ち梁の形態をしている。かかるケーブルタイの作用について、その内容の全体を参考として引用し本明細書に含めた同時出願係属中の米国特許出願第(弁護士事件番号LCB337号)によるケーブルタイ装置の作用を示す、図1乃至図3に関して説明する。
【0004】
図1のケーブルタイ100は、ケーブルタイヘッド102と一体のストラップ104(一部分を図示)を有している。ケーブルタイヘッド102には、係止装置の挿入キャビティ180と、ストラップ入口168及びストラップ出口166を有するストラップ挿入通路122とが形成されている。ストラップ挿入通路122はストラップ104の前端部112を受け入れる。係止装置の挿入キャビティ180は、ステンレス鋼のような耐食性金属で出来た予め形成した金属製係止装置136を受け入れる。
【0005】
金属製係止装置136をケーブルタイヘッド102の取り付けスロット130内に部分的に固着するため端部壁における定着領域へのアクセスを許容すべく係止装置の挿入キャビティ180が設けられている。取り付けスロット130は、キャビティ180の内面に予め形成し、又は、係止装置136の一端部134をケーブルヘッド102の内面に押し込む結果として部分的に形成することができる。このことは、固定端部134と、ストラップの挿入キャビティ122内に伸びる自由端部138とを有する片持ち状の梁構造体を画成する。また、金属製係止装置の挿入キャビティ180は係止装置136が移動することも許容する。
【0006】
図1に図示するように、ストラップ端部112をストラップ挿入通路内に挿入したとき、金属製係止装置136の自由端部は金属の弾性及び装置の角度により自由に撓んで低挿入力を提供する。図示しないケーブル束のような拘束すべき物品の周りでストラップ104が十分な緊張状態となる迄、ケーブルタイストラップの挿入を続ける。ストラップを解放したとき又はストラップに引出し力を加えることにより、力は金属製係止装置136の自由端部138を撓ませ且つ自由端部138の鋭角な部分が図2に図示するようにストラップ104を突刺し始めるようにする。自由端部138が支点142上に十分に休止したとき、材料の選択及びその他の変動要素に依存して予め設定可能な引張り強度値まで更なる引出しに対する抵抗力が実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかるケーブルタイは1回の係止操作(すなわち、1回の締め付け操作)には十分である。しかし、ケーブルタイストラップ104を最初に締め付け又は引出そうとした後、ケーブルタイを更に確実に固着するため、その後に締め付け又は再締め付けする動作が始められることが時々生じる。金属製係止装置136の自由端部138は、既にストラップ104の表面に部分的に貫入しているから、ストラップを出口166の方向に前進させるべくこれらの更なる再挿入を試みる間、自由端部が破断してストラップ104から分離しないことがあり得る。係止装置136は、ストラップ104の面内に部分的に固着されたままである。かかる場合、自由端部138を破断させてストラップ104から分離させるのに必要な引出し力よりも固定端部134の保持力の方が小さいならば、固定端部134がスロット130から引出される可能性がある。このことは、望ましくなく且つその結果、ケーブルタイが図3に図示するように破損し、この場合、金属製係止装置1、36がスロット130から完全に外れ又は十分に引出されて適正なケーブルタイの機能に悪影響を与えることになる。この例において、外れに抵抗すべく固定端部134に作用する保持力は固定端部134とスロット130との間の摩擦力である。この保持力は不十分であり、この例におけるように、固定端部が出口166に向けてストラップ104に作用する再挿入力に対し実質的に平行に方向決めされている場合、特に問題となる。
【0008】
金属製係止装置に対する改良されたアンカー保持システムを有する2部分型ケーブルタイが必要とされている。
また、アンカーとして機能するようにケーブルタイの金属製係止装置上に顎付きタングを容易に形成する方法も必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの目的は、最初の及びその後の再挿入の間、外れに抵抗し得るよう改良された定着力を有する係止装置を備える2部分型ケーブルタイを提供することである。
【0010】
本発明の1つの目的は、ケーブルタイの金属製係止装置に顎付きタングを形成する方法を提供することである。
更に、本発明の1つの目的は、取り付けが容易な方向に傾斜路を形成するが、装置を引出そうとする試みに対する抵抗力を提供し得るように金属製係止装置上に1つ又はより多数のタングをプレス成形することである。
【0011】
定着した金属製係止装置を有するケーブルタイであって、第一の端部及び自由端部を含むストラップと、ストラップの第一の端部に固着された係止ヘッドであって、ストラップの入口端部及びストラップの出口端部を有するストラップ挿入通路をヘッドに画成し、係止ヘッドのストラップの出口端部に隣接し且つ該出口端部に向けて開口した金属製係止装置の挿入キャビティを更に含み、また、内側支持壁と、外側支持壁と、支持スロットとを有する取り付けスロットを更に含み、該支持スロットが取り付けスロットを挿入キャビティと連通させる、上記係止ヘッドと、金属製係止装置の挿入キャビティを通じて支持キャビティ内に取り付けられた金属製係止装置であって、ストラップ挿入通路内に配置された自由端部と、金属製係止装置の面から外方に突き出す少なくとも1つの曲がったタングを有する固定端部とを備える上記金属製係止装置とを備えるケーブルタイにより上記及びその他の目的が実現される。少なくとも1つの曲がったタングを有する固定端部が支持スロット内に挿入可能である。かかる挿入時、取り付けスロットの内側支持面は、外側支持面に対して少なくとも1つの曲がったタングの少なくとも1つの突き出す端縁を弾性的に押し付けて金属製係止装置を取り付けスロット内に定着し且つストラップ挿入通路の出口端部に向けた方向に金属製係止装置が引出されることに抵抗する。
【0012】
本発明はまた、第一の端部及び自由端部を含むストラップと、ストラップの第一の端部に固着された係止ヘッドとを有するケーブルタイであって、係止ヘッドがストラップの入口端部及びストラップの出口端部を有するストラップ挿入通路をヘッドに画成し、係止ヘッドが係止ヘッドの出口端部に隣接し且つ該出口端部に向けて開口した金属製係止装置の挿入キャビティを更に含み、係止ヘッドが、内側支持壁と、外側支持壁と、支持スロットとを有する取り付けスロットを更に含み、該支持スロットが取り付けスロットを挿入キャビティと連通させる、上記ケーブルタイを成形するステップと、少なくとも1つの曲がったタングを有する固定端部及び自由端部を有する金属製係止装置を形成するステップと、固定端部が内側支持壁に対して押し付けられる迄、固定端部を支持スロットを通じて挿入することにより、金属製係止装置を金属製係止装置の挿入キャビティを通じて取り付けスロット内に最初に取り付けるステップと、金属製係止装置を取り付けスロット内に更に挿入するステップと、少なくとも1つの曲がったタングが取り付けスロット内に実質的に受け入れられる迄、内側支持面を弾性的に変形させ、その時点にて、内側支持面が少なくとも1つの曲がったタングの少なくとも端縁を外側支持面に対して押し付けて金属製係止装置を取り付けスロットに確実に固着するステップとを備える、改良された定着システムを有するケーブルタイを製造する方法をも提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図4乃至図15を参照しつつ、第一の実施の形態による、強固に定着された金属製係止装置を有する本発明のケーブルタイ100について説明する。図4及び図5に最も良く図示するように、ケーブルタイ100は、係止ヘッド102と、ストラップ104とを有している。ケーブルタイ100は当該技術分野で既知の色々な材料から製造することができる。適宜な材料は、一例として、ナイロン、ポリプロピレン及び色々なフルオロポリマーを含む。ケーブルタイ100は、当該技術分野にて同様に既知であるように、特定の適用例に合うように色々な寸法及び長さにて形成することができる。勿論、ストラップ、係止ヘッド及びその他の構成部品の寸法を選ぶとき、所望の曲げ引張り強度が決定するための1つのファクタとなる。
【0014】
ケーブルタイ100は、ストラップの取り付け軸Sに対し平行なストラップ挿入通路122を有する係止ヘッド102と、ストラップの取り付け軸Sから約90°にて曲げられたストラップとを有するものとして図示されているが、ケーブルタイ100は、かかる形態にのみ限定されず、その他の形態をとることが可能である。例えば、ケーブルタイ100は、軸Sに沿って実質的に伸びる状態を保つ直線状のストラップを備えることができる。更に、ケーブルタイ100は、ストラップの取り付け軸Sに対し直角なストラップ挿入通路を有する、バーナードの米国特許第5,517,727号に図示するような、より従来的な直角の係止ヘッドを備えることができる。
【0015】
ケーブルタイヘッド102のストラップ挿入通路122は、使用中、ストラップ104の前端部112を受け入れる。ストラップ挿入通路122は、ストラップ104が最初に挿入されるストラップの入口端部168と、ストラップの出口端部166とを備えている。前端部112はテーパー付きであることが好ましい。ストラップ104には、内面における長手方向に伸びる中央溝110と、外面における長手方向に伸びる中央スロット(図示せず)とを設けることができる。中央溝110は、図4及び図5に最も良く図示するように、V字形溝120を提供する等により拡張した幅を形成し得るよう係止ヘッド102に隣接してストラップの端部にテーパーを付けることができる。
【0016】
図6乃至図8により明確に図示するように、係止ヘッド102はまた、係止装置の挿入キャビティ180も備えている。係止装置の挿入キャビティ180は、固定端部134と、ストラップの挿入キャビティ122内に伸びる自由端部138とを有する片持ち状梁構造体を画成し得るように係止ヘッド102の取り付けスロット130内に金属製係止装置136を部分的に固着すべく金属製係止装置136に対する定着領域へのアクセスを可能にする。また、金属製係止装置の挿入キャビティ180は、係止装置136が移動することをも許容し、逃がし部分182(凹状壁)と、突き出す壁部分184とを有している。逃がし部182は、取り付けスロット130に隣接して挿入キャビティ180の下方部分で端部壁124に形成されている。取り付けスロット130は、外側支持面164と、内側支持面162とを更に備えている。
【0017】
金属製係止装置136は、当該技術分野で既知のステンレス鋼のような耐食性金属で製造することが好ましい。金属製係止装置136は従来の直線状の形態をとることができるが、自由端部138が固定端部134に対して所定の角度となるように曲げ又は形成することが好ましい。また、固定端部134がストラップ挿入通路122の軸に対し実質的に平行であるようにすることも好ましい。このことは、係止装置136をキャビティ180内に一層容易に挿入することを許容する。このことはまた、より低プロフィールのケーブルタイヘッドとすることをも許容する。何れの場合でも、自由端部138は、ストラップの出口端部166の方を向いたストラップ挿入通路122の軸に対し鋭角な角度にてストラップ挿入通路122内に伸びている。更に、本発明によれば、固定端部134の面から外方に突き出し且つ係止装置を係止ヘッド102の支持キャビティ130内に定着させる機能を果たす1つ又はより多数の曲がった突き出しタング132が設けられている。
【0018】
金属製係止装置136の第一の好ましい実施の形態が図10乃至図13に図示されており、該金属製係止装置は、固定端部134の外端面上に形成され且つ外方に角度が付けられることが好ましい2つの曲がったタング132を有している。金属製係止装置の別の実施の形態が図14及び図15に図示されており、該金属製係止装置は、係止装置136の中間面から突き出す単一の曲がったタング132を有している。
【0019】
図7及び図8を再度参照すると、金属製係止装置136は、挿入キャビティ180を通じて取り付けられ且つ取り付けスロット130内に部分的に挿入された状態で図示されている。図9には、完全に挿入した金属製係止装置136が図示されている。図8に最も良く図示するように、金属製係止装置136を取り付けたとき、逃がし部182は、金属製係止装置136が取り付けスロット130内に十分に挿入される迄、係止装置の挿入キャビティの壁と干渉せずに係止装置を挿入することを許容する。このことは、取り付ける間、金属製係止装置を直線状に保つことになる。部分的に挿入するとき、固定端部134は取り付けスロット130の入口を通じて貫入する一方、少なくとも1つの曲がった突き出しタング132は依然として挿入キャビティ180内に配置されている。すなわち、曲がったタング132は、挿入を妨げずに、金属製係止装置を整合させ得るように逃がし部182に受け入れられる。更に挿入したとき、少なくとも1つの曲がったタング132は図示するように取り付けスロット130への入口を通じて押し込まれ、内側支持面162は変位する(すなわち、図8に図示するように右方向に押される)。十分に挿入した後、曲がったタング132は、図9に図示するように、実質的に取り付けスロット130の内部に入った状態、好ましくは、完全に入った状態となる。この形態のため、2つの要素は、金属製係止装置を取り付けスロット130内に確実に保持するのに役立つ。第一に、押し込まれた内側支持面162は係止装置136を外側支持面164に向けて偏倚させる作用を果たす。すなわち、内側支持面162は、その当初の位置に戻ろうとして弾性的に弛緩する。更に、曲がったタング132の形状は外方に突き出すギザギザ端縁のため、かなり小さい挿入抵抗力を許容する一方、タング132は内側支持面162からの偏倚作用のため外側支持面164に食い込む傾向となる。図2及び図9に図示するように、ストラップの自由端部を方向Pに向けて外す傾向の力は、曲がったタング132の鋭角なギザギザ端縁を外側支持面164に対し更に押し付け、この構造体により提供される定着力を効果的に増す作用を果たす。図9に図示するように、金属製係止装置をスロット130から方向Tに向けて外す作用を果たす力は、タング132が外側支持面164に対して喰込み係合することによる抵抗を受ける。
【0020】
図7乃至図9を再度参照すると、一度び完全に挿入されたならば、片持ち型金属製係止装置136は、ケーブルヘッド102の内壁の上端縁142により画成された支点にて支持される。金属製係止装置136は、支点から自由端部138まで画成された自由長さを有し、この自由長さは、ストラップ挿入通路122を通じて挿入されるストラップに十分に係合し且つストラップが通路から引出されるのを防止する距離だけ自由端部138が通路122内に伸びるのを許容する。
【0021】
本発明の第二の実施の形態について図16乃至図23を参照して説明する。図16乃至図18に一層明確に図示するように、ケーブルタイヘッド102は、第一の実施の形態と同様に係止装置の挿入キャビティ180を備えている。係止装置の挿入キャビティ180は、金属製係止装置136を受け入れ、また、このキャビティは、金属製係止装置136をケーブルタイヘッド102の取り付けスロット160内に部分的に固着することを許容すべく設けられている。第一の実施の形態と同様に、金属製係止装置の挿入キャビティ180は、係止装置136が動くことをも許容し、また、該キャビティは、逃がし部分182(凹状壁)と、突き出す壁部分184とを有している。
【0022】
第一の実施の形態の係止装置の場合と同様に、この第二の実施の形態の金属製係止装置136には、固定端部134の面から外方に突き出す1つ又はより多数の曲がった突き出しタング132を設けることができる。これらの曲がったタングは、図10乃至図15に図示した一例としての曲がったタングと同一のものとすることができる。このように、この第二の実施の形態は、図14及び図15に図示するように、金属製係止装置136を有するものとして図示し且つ説明したが、第一又は第二の実施の形態の何れも図示した係止装置にのみ限定されるものではないことを認識すべきである。
【0023】
図17に図示するように、取り付けスロット160の内壁に配置された壁部分150に入口スロット152が形成されている。入口スロット152は係止装置136よりも薄いことが好ましい。第一の実施の形態の場合と同様に、取り付けスロット160はまた、外側支持面164と、内側支持面162とを更に有している。しかし、第二の実施の形態において、スロット160は予め形成され且つ入口152と外面164との間の壁部分150の下側部に受け入れ棚状突起154を画成し得るように入口スロット152の幅よりも更に隔てられた内側及び外側支持壁を備える設計とされている。図23に最も良く図示するように、取り付けスロット160はケーブルタイヘッド102の外側まで伸びる開口部を含むことができる。
【0024】
図17及び図18を再度参照すると、金属製係止装置136は、挿入キャビティ180を通じて取り付けられ且つ取り付けスロット160内に部分的に挿入された状態で図示されている。図19乃至図20には、完全に挿入した金属製係止装置136が図示されている。図18に最も良く図示するように、金属製係止装置136を取り付けるとき、逃がし部182は、金属製係止装置136がスロット160内に完全に挿入される迄、係止装置の挿入キャビティの壁と干渉せずに、係止装置を挿入することを許容する。このことは、取り付ける間、金属製係止装置を直線状に保つことになる。部分的に挿入した時点にて、固定端部134は、取り付けスロット160の入口スロット152を介して壁150に貫入する一方、少なくとも1つの曲がった突き出しタング132は、依然として壁部分150の上方で挿入キャビティ180内に配置されている。すなわち、曲がったタング132は、挿入を妨げずに、金属製係止装置を整合させ得るように逃がし部182に受け入れられている。更に挿入したとき、少なくとも1つの曲がったタング132は、図示するように、取り付けスロット160まで壁150を通じて押し込まれ、内側支持面162は変位状態となる(すなわち、右方向に押された状態となる)。十分に挿入した後、曲がったタング132は、図19及び図20に図示するように、実質的に取り付けスロット160内に入った状態、好ましくは、完全に入った状態となる。この形態のため、幾つかの要素は、金属製係止装置を取り付けスロット160内に強固に保持するのに役立つ。第一に、押し込まれた内側支持面162は、係止装置136を外側支持面164に向けて偏倚させる作用を果たす。すなわち、内側支持面162は、その当初の位置に戻ろうとして弾性的に弛緩する。更に、曲がったタング132の形状は、外方に突き出すギザギザ端縁のため、かなり小さい挿入抵抗力を可能にする一方、タング132は内側支持面162からの偏倚力のため外側支持面164に喰込む傾向となる。図20に図示するように、金属製係止装置を方向Tに向けてスロット160から外す作用を果たす力は、曲がったタング132の鋭角なギザギザ端縁が外側支持面164及び保持棚状突起154に対し喰込み係合することによる抵抗を受ける。
【0025】
ケーブルヘッド102を完全に貫通して外面まで伸びる開口部を有する取り付けスロット160を示す図21乃至図23には、第二の実施の形態の追加の図が図示されている。開口部は、製造上の理由のため設けることができ、この開口部は、係止装置136の横幅よりも小さくなければならない。金属製係止装置の曲がったタング132は、任意の既知の方法又はその後に開発された方法により形成することができる。しかし、好ましい第一の実施の形態に対する曲がったタング132(図10乃至図13)を形成するための一例としての2つの方法が図24乃至図35に図示されている。図24において、金属製係止装置136は、プレス成形ダイ300内に配置され且つプレス成形ラム350による作用を受ける。図示するように、固定端部134は曲がったタング132の所望の位置に相応する所定の距離だけダイ300を張出させる。選ばれた要素136の材料及び寸法に依存して、適宜なプレス成形圧力にてラム350をダイ300に加圧し、その後に、ダイを開放すると、図28に図示するように所望の曲がったタング132を有する金属製係止装置136を形成することができる。曲がったタング132は図29の詳細図により明確に図示されている。図示した一例としての曲がったタングを形成するため、プレス成形ラム350の下面には逆V字形の成形面が設けられている。しかし、これはタング構造体の単に一例にしか過ぎない。その他の適宜なタングの構造体とすることが考えられる。
【0026】
一度び曲がったタングが形成されたならば、その主題事項の全体を参考として引用し本明細書に含めた、同時出願係属中の米国特許出願第(弁護士事件番号第LCB339号)に記載された方法等により金属製係止装置136を適宜に曲げ且つ角度付きの形状に曲げて自由端部が固定端部に対し角度が付けられるようにする。これと代替的に、金属製係止装置を角度付きの形状に曲げた後に曲がったタングを形成してもよい。
【0027】
1つの代替的な実施の形態には、図30乃至図35に図示するように、ダイ300を超えて伸びる金属製係止装置136の張出し部分を支持する支持ベース400が更に設けられている。この実施の形態において、固定端部134はプレス成形する間、自由に浮動せず、その代わりベース400によって支持されている。曲がったタング132を形成することを可能にするため、支持ベース400には支持面402及び2つのタングの挿入キャビティ404が設けられている。プレス成形する間、支持面402は金属製係止装置136の張出し部分を支持している。しかし、キャビティ404はタング132を形成することを許容する。
【0028】
上記の実施の形態の何れの場合でも、係止装置をケーブルタイヘッドに対し定着する有益な点が実現可能である。少なくとも1つのタングは、特に、最初の締め付け後、ケーブルタイを再挿入する手順の間、ケーブルタイの破損を防止するため金属製係止装置の引出しに対する更なる抵抗力を提供する。少なくとも1つのタングはまた、直線状の係止装置の固定端部及び摩擦嵌めを利用する従来のシステムよりもアンカーに必要とされる深さが浅くて済む。これと代替的に、単一のプレス成形ラムに代えて、2つのプレス成形ラムを提供し、そのラムの各々が2つの曲がったタング132の一方を形成するようにしてもよい。かかる場合、ラムの各々が金属製係止装置の面に対して鋭角な角度で角度を付けた加工面を備えるようにすることができる。
【0029】
上記に概説した特定の実施の形態に関して本発明のシステムを説明したが、当該技術分野の当業者には多くの代替例、改変例及び変更が可能であることが明らかである。従って、これらの一例としての実施の形態は、説明のためであり、非限定的なものであることを意図するものである。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに色々な変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】関連発明によるケーブルタイストラップを最初に挿入する状態を示す断面図である。
【図2】係止作業を行った後のケーブルタイストラップを示す図1のケーブルタイの断面図である。
【図3】再挿入作業後のケーブルタイストラップを示す図1のケーブルタイの断面図である。
【図4】本発明によるケーブルタイの下方斜視図である。
【図5】図4のケーブルタイの底面図である。
【図6】本発明によるケーブルタイの部分頂面図である。
【図7】部分的に取り付けた金属製係止装置を示す、第一の実施の形態による線7−7に沿った図6のケーブルタイの断面図である。
【図8】図7の拡大部分図である。
【図9】第一の実施の形態による完全に取り付けた金属製係止装置の断面図である。
【図10】本発明の第一の実施の形態による金属製係止装置の斜視図である。
【図11】図10の金属製係止装置の頂面図である。
【図12】図10の金属製係止装置の別の斜視図である。
【図13】図10の金属製係止装置の側面図である。
【図14】本発明による金属製係止装置の第二の実施の形態の頂面図である。
【図15】図14の金属製係止装置の側面図である。
【図16】本発明の第二の実施の形態によるケーブルタイの部分頂面図である。
【図17】部分的に取り付けた金属製係止装置を示す線17−17に沿った図16のケーブルタイの断面図である。
【図18】図17の拡大部分図である。
【図19】金属製係止装置が完全に取り付けられた図17のケーブルタイを示す断面図である。
【図20】図19の拡大部分図である。
【図21】線21−21に沿った図19のケーブルタイの断面図である。
【図22】第二の実施の形態によるケーブルタイの底面図である。
【図23】図22のケーブルタイの部分斜視図である。
【図24】ポンチが係止装置に作用する前に図10乃至図13の金属製係止装置を形成するために使用されるダイ及びポンチの斜視図である。
【図25】係止装置と係合した図24のポンチの頂面図である。
【図26】係止装置と係合した図24のポンチの正面断面図である。
【図27】係止装置と係合した図24のポンチの右側面断面図である。
【図28】ポンチが係止装置に作用した後の図24のポンチ及びダイの斜視図である。
【図29】形成された曲がったタングを示す図28のダイの詳細図である。
【図30】追加的な支持ベースを有する1つの代替的なダイ及びポンチの斜視図である。
【図31】係止装置と係合した状態で示す図30のポンチの頂面図である。
【図32】係止装置と係合した状態で示す図30のポンチの正面断面図である。
【図33】係止装置と係合した状態で示す図30のポンチの右側面断面図である。
【図34】ポンチが係止装置に作用した後の図30のポンチ及びダイの斜視図である。
【図35】ポンチが係止装置に作用した後の図30のダイの正面立面図である。
【符号の説明】
100 ケーブルタイ 102 ケーブルタイヘッド
104 ストラップ 110 中央溝
112 ストラップの前端部 120 V字形溝
122 ストラップ挿入通路 124 端部壁
130 取り付けスロット/支持キャビティ
132 タング 134 係止装置の一端部/固定端部
136 金属製係止装置 138 自由端部
142 支点 150 壁部分
152 入口スロット 154 棚状突起
160 取り付けスロット 162 内側支持面
164 外側支持面/外面 166 ストラップ出口/出口端部
168 ストラップ入口/入口端部 180 ストラップの挿入キャビティ
182 逃し部(凹状壁) 184 壁部分
300 プレス成形ダイ 350 プレス成形ラム
400 支持ベース 402 支持面
404 タングの挿入キャビティ
Claims (26)
- 定着した金属製係止装置(136)を有するケーブルタイ(100)において、
第一の端部及び自由端部を含むストラップ(104)と、
ストラップ(104)の第一の端部に固着された係止ヘッド(102)であって、ストラップの入口端部(168)及びストラップの出口端部(166)を有するストラップ挿入通路(122)を該ヘッド(102)に画成し、係止ヘッド(102)のストラップの出口端部(166)に隣接し且つ該出口端部(166)に向けて開口した金属製係止装置(136)の挿入キャビティ(180)を更に含む前記係止ヘッド(102)と、
金属製係止装置(136)の挿入キャビティ(180)を通じて取り付けスロット(130)内に取り付けられた金属製係止装置(136)であって、取り付けスロット(130)が内側支持面(162)及び外側支持面(164)を有し、ストラップ挿入通路(122)内に配置された自由端部(138)と、金属製係止装置(136)の面から外方に突き出すように曲げられた少なくとも1つの曲がったタング(132)を有する固定端部(134)とを備える前記金属製係止装置(136)とを備え、
少なくとも1つの曲がったタング(132)を有する固定端部(134)が取り付けスロット(130)内に挿入可能であり、該挿入時、取り付けスロット(130)の内側支持面(162)が、少なくとも1つの曲がったタング(132)を外側支持面(164)に対し弾性的に押し付けて、前記少なくとも1つの曲がったタング(132)を前記外側支持面(164)の中に喰込ませて、それにより金属製係止装置(136)を前記取り付けスロット(130)内に定着し且つ金属製係止装置(136)がストラップ挿入通路(122)の出口端部(166)に向けた方向に引出されるのに抵抗するようにした、ケーブルタイ。 - 請求項1のケーブルタイにおいて、挿入キャビティがストラップ挿入通路に対向する壁に逃がし部(182)を有する、ケーブルタイ。
- 請求項2のケーブルタイにおいて、逃がし部が、金属製係止装置を挿入キャビティを通じて挿入する間、該壁と少なくとも1つの曲がったタングとの間の干渉を最小にし得るように少なくとも1つの曲がったタングを受け入れる、ケーブルタイ。
- 請求項1のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の固定端部がある幅を有し且つ金属製係止装置の2つの幅方向端縁の各々に1つずつ設けられた2つの曲がったタングを有する、ケーブルタイ。
- 請求項1のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の固定端部がある幅を有し且つ該幅に沿った実質的に中間に設けられた単一の曲がったタングを有する、ケーブルタイ。
- 請求項1のケーブルタイにおいて、少なくとも1つの曲がったタングが外側支持面に向けて角度が付けられる、ケーブルタイ。
- 請求項1のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の自由端部が固定端部に対して角度が付けられる、ケーブルタイ。
- 請求項7のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の取り付けスロット及び固定端部がストラップ挿入通路に対し実質的に平行に伸びる、ケーブルタイ。
- 請求項1のケーブルタイにおいて、取り付けスロットが、内側及び外側支持面の一方に設けられた棚状突起(154)を備え、該棚状突起が、金属製係止装置の少なくとも1つの曲がったタング及び固定端部を前記取り付けスロット内に更に定着するストッパを形成する、ケーブルタイ。
- 定着した金属製係止装置(136)を有するケーブルタイ(100)において、
第一の端部及び自由端部を含むストラップ(104)と、
ストラップ(104)の第一の端部に固着された係止ヘッド(102)であって、ストラップの入口端部(168)及びストラップの出口端部(166)を有するストラップ挿入通路(122)を該ヘッド(102)に画成し、係止ヘッド(102)のストラップの出口端部(166)に隣接し且つ該出口端部(166)に向けて開口した金属製係止装置(136)の挿入キャビティ(180)を更に含み、また、内側支持面(162)と、外側支持面(164)と、入口スロット(152)とを有する取り付けスロット(160)を更に含み、該入口スロット(152)が該取り付けスロット(160)を金属製係止装置の挿入キャビティ(180)と連通させる、前記係止ヘッド(102)と、
金属製係止装置の挿入キャビティ(180)を通じて前記取り付けスロット(160)内に取り付けられた金属製係止装置(136)であって、ストラップ挿入通路内(122)に配置された自由端部(138)と、金属製係止装置(136)の面から外方に突き出すように曲げられた少なくとも1つの曲がったタング(132)を有する固定端部(134)とを有する前記金属製係止装置(136)とを備え、
少なくとも1つの曲がったタング(132)を有する固定端部(134)が、前記入口スロット(152)を通じて前記取り付けスロット(160)内に挿入可能であり、該挿入時、取り付けスロット(160)の内側支持面(162)が、少なくとも1つの曲がったタング(132)を外側支持面(164)に弾性的に押し付けて、前記少なくとも1つの曲がったタング(132)を前記外側支持面(164)の中に喰込ませて、それにより金属製係止装置(136)を前記取り付けスロット(160)内に定着させ且つ金属製係止装置(136)がストラップ挿入通路(122)の出口端部(166)に向けた方向に引出されるのに抵抗するようにした、ケーブルタイ。 - 請求項10のケーブルタイにおいて、挿入キャビティがストラップ挿入通路に対向する壁に逃がし部(182)を有する、ケーブルタイ。
- 請求項11のケーブルタイにおいて、逃がし部が、金属製係止装置を挿入キャビティを通じて挿入する間、該壁と少なくとも1つの曲がったタングとの間の干渉を最小にし得るように少なくとも1つの曲がったタングを受け入れる、ケーブルタイ。
- 請求項10のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の固定端部がある幅を有し且つ金属製係止装置の2つの幅方向端縁の各々に1つずつ設けられた2つの曲がったタングを有する、ケーブルタイ。
- 請求項10のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の固定端部がある幅を有し且つ該幅に沿った実質的に中間に設けられた単一の曲がった端縁を備える、ケーブルタイ。
- 請求項10のケーブルタイにおいて、少なくとも1つの曲がったタングが外側支持面に向けて角度が付けられる、ケーブルタイ。
- 請求項10のケーブルタイにおいて、金属製係止装置の自由端部が固定端部に対し角度が付けられる、ケーブルタイ。
- 請求項16のケーブルタイにおいて、取り付けスロット及び金属製係止装置の固定端部がストラップ挿入通路に対し実質的に平行に伸びる、ケーブルタイ。
- 請求項10のケーブルタイにおいて、取り付けスロットが内側及び外側支持面の一方に設けられた棚状突起(154)を備え、該棚状突起が、金属製係止装置の少なくとも1つの曲がったタング及び固定端部を前記入口スロット内に更に定着するストッパを形成する、ケーブルタイ。
- 強化した定着システムを有するケーブルタイ(100)の製造方法において、
第一の端部及び自由端部を含むストラップ(104)と、ストラップ(104)の第一の端部に固着された係止ヘッド(102)であって、ストラップの入口端部(168)及びストラップの出口端部(166)を有するストラップ挿入通路(122)を該ヘッド(102)に画成し、係止ヘッド(102)のストラップの出口端部(166)に隣接し且つ該出口端部(166)に向けて開口した金属製係止装置の挿入キャビティ(180)を更に含み、また、内側支持面(162)と、外側支持面(164)と、入口スロット(152)とを有する取り付けスロット(160)を更に含む前記係止ヘッド(102)を有するケーブルタイ(100)を形成するステップと、
金属製係止装置の面から外方に突き出すように曲げられた少なくとも1つの曲がったタング(132)を有する固定端部(134)と自由端部(138)とを有する金属製係止装置(136)を形成するステップと、
固定端部(134)が内側支持面(162)に押し付けられる迄、固定端部(134)を前記取り付けスロット(160)内に挿入することにより、金属製係止装置(136)を最初に金属製係止装置の挿入キャビティ(180)を通じて取り付けるステップと、
少なくとも1つの曲がったタング(132)が取り付けスロット(160)内に実質的に受け入れられ、その時点にて、内側支持面(162)が少なくとも1つの曲がったタング(132)を外側支持面(164)に押し付けて、前記少なくとも1つの曲がったタング(132)を前記外側支持面(164)の中に喰込ませて、それにより金属製係止装置(136)を取り付けスロット(160)に定着させる迄、金属製係止装置(136)を取り付けスロット内(160)に更に挿入し且つ内側支持面(162)が弾性的に変形されるようにするステップとを備える、製造方法。 - 請求項19の方法において、少なくとも1つの曲がったタングが金属製係止装置のポンチのプレス作用により形成される、方法。
- 請求項20の方法において、ポンチのプレス作用が金属製係止装置に3側部の切込み部を形成して単一の曲がったタングを形成する、方法。
- 請求項20の方法において、ポンチのプレス作用が固定端部の側端縁から外方に伸びる2つの曲がったタブを形成する、方法。
- 請求項22の方法において、ポンチのプレス作用が、金属製係止装置の面に対して直角の角度のプレスラムによる1回の打撃作用により実現される、方法。
- 請求項19の方法において、挿入キャビティを形成するステップが、少なくとも1つの曲がったタングを受け入れると共に、金属製係止装置を挿入する間の干渉を最小にし得る寸法とされた逃がし部(182)を有する挿入キャビティの壁を形成する、方法。
- 請求項19の方法において、金属製係止装置の自由端部を固定端部に対し角度が付けられるように曲げるステップを更に備える、方法。
- 請求項19の方法において、ケーブルタイヘッドを形成するステップが、ストラップ挿入通路及び取り付けスロットを実質的に平行となるように形成する、方法。
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