JP4082969B2 - ナビゲーション装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導経路に含まれる各案内を円弧状に一度に多数表示することで、優れた一覧性を実現するナビゲーション装置、方法及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車とデジタル技術の普及に伴い、ナビゲーション装置、方法、プログラムなどのナビゲーション技術が急速に進歩している。ナビゲーション技術は、指定された目的地への最適な誘導経路(単に「経路」とも呼ぶ)を、予め用意した道路地図データに基づいて計算・設定し、自車位置をリアルタイムに検出して周辺地図と一緒に画面表示しながら、各交差点での右左折等の案内を車両の進行に応じて画面表示や合成音声などで出力するものである。
【0003】
そして、ある経路に含まれる点案内を、確認などのため複数まとめて画面表示する場合、従来では、画面の縦方向に垂直に並べたり、左右に多少位置をずらして並べていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−61180号公報(段落0003他、第8図、第10図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、個々の案内を画面の縦方向に直列させる上記のような従来技術では、表示できる大きさや個数に制限があり、一覧性に劣るという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、誘導経路に含まれる各案内を円弧状に一度に多数表示することで、優れた一覧性を実現するナビゲーション装置、方法及びプログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション装置において、前記コンピュータの備える表示手段が、前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示することを特徴とする。
【0008】
請求項7の発明は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション方法において、前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示する表示処理を前記コンピュータが行うことを特徴とする。
【0009】
請求項13の発明は、請求項1,7の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、コンピュータを制御することにより、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定させ、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力させるナビゲーションプログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示する表示処理を行わせることを特徴とする。
【0010】
これらの態様では、経路順に円を描くように、一度により多数の案内を表示できるので、従来の直列表示よりも一覧性に優れ、これから通る経路の状況を前もって容易に知ることが可能となる。なお、本出願にいう「ループ」には、円、楕円含まれる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲーション装置において、前記表示手段は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする。
【0012】
請求項8の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項7記載のナビゲーション方法において、前記表示処理は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする。
【0013】
請求項14の発明は、請求項2,8の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項13記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記表示処理は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする。
【0014】
これらの態様では、矢印など右左折方向のマークにより、「右→右→左」のように、進行方向の概略を一見して把握容易になり、運転の便宜と安全性が向上する。
【0015】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のナビゲーション装置において、前記表示手段は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする。
【0016】
請求項9の発明は、請求項3の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項7又は8記載のナビゲーション方法において、前記表示処理は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする。
【0017】
請求項15の発明は、請求項3,9の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項13又は14記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記表示処理は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする。
【0018】
これらの態様では、交差点名などの地名表示により、なおいっそう正確な道順を把握容易になり、運転の便宜と安全性が向上する。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のナビゲーション装置において、前記表示手段は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする。
【0020】
請求項10の発明は、請求項4の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項7から9のいずれかに記載のナビゲーション方法において、前記表示処理は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする。
【0021】
請求項16の発明は、請求項4,10の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項13から15のいずれかに記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記表示処理は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする。
【0022】
これらの態様では、関心の高い近くの案内は見易く間隔を取りながら、遠いほど間隔を詰めて案内を表示するので、より多数の案内を一覧可能となる。
【0023】
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のナビゲーション装置において、前記表示手段により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付ける手段と、前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示する手段と、を前記コンピュータが備えることを特徴とする。
【0024】
請求項11の発明は、請求項5の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項7から10のいずれかに記載のナビゲーション方法において、前記表示処理により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付ける処理と、前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示する処理と、を前記コンピュータが行うことを特徴とする。
【0025】
請求項17の発明は、請求項5,11の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項13から16のいずれかに記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記プログラムは前記コンピュータに、前記表示処理により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付けさせ、前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示させることを特徴とする。
【0026】
これらの態様では、所定の選択操作により任意の交差点等の案内について詳細情報を閲覧できるので、運転の便宜と安全が向上する。
【0027】
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のナビゲーション装置において、球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示する手段と、表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付ける手段と、前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行う手段と、をコンピュータの自律的制御処理により実現したことを特徴とする。
【0028】
請求項12の発明は、請求項6の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項7から11のいずれかに記載のナビゲーション装置において、球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示する手段と、表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付ける手段と、前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行う手段と、をコンピュータが備えたことを特徴とする。
【0029】
請求項18の発明は、請求項6,12の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項13から17のいずれかに記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記プログラムは前記コンピュータに、球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示させ、表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付けさせ、前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行わせることを特徴とする。
【0030】
これらの態様では、球体上に並ぶ案内をカーソルで選択すると、球体が90度回転して、その案内を上から見るような詳細表示に切り替わるので、各案内と詳細表示との対応関係がわかりやすく、リアリティに富むわかりやすい表示が実現される。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをプログラムで制御することにより実現できるが、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0032】
〔1.構成〕
本実施形態は、本発明のナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)を示し、方法及びプログラム、そのようなプログラムを記録した記録媒体としても把握可能であり、そのようなプログラムをインターネットや携帯電話網などの通信ネットワーク経由で各車両のナビゲーションシステムにダウンロードして実行させることも本発明の一態様である。なお、添付図面中の各符号は、必須の又は望ましい処理順序とは無関係である。
【0033】
〔1−1.全体構成〕
まず、本装置は、コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション装置であり、図1の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。
【0034】
すなわち、絶対位置・方位検出部1は、本装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すなわち自車位置について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算するために、例えば、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロなどを使って自車の相対的な方位を検出するための部分である。また、車速検出部3は、自動車より得られる車速パルスを処理することで自車の速度を計算する部分である。
【0035】
また、メインCPU及びその周辺回路4は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分である。また、メモリ群Mは、本装置の動作に必要な各種のメモリで、例えば、プログラム格納用のROM5は本装置の起動時にメインCPUによりアクセスされる。また、ワークエリアなどを提供するダイナミックRAM(DRAM)6にはメインプログラムがロードされる。また、設定などの情報をバックアップするSRAM(スタティックRAM)7はメイン電源がオフになっている間もバッテリーバックアップされ、オンになったときにメモリ内容を提供する。また、表示用のVRAM(ビデオRAM)8は表示部10に表示すべき画像のビットマップデータを格納する。
【0036】
また、表示部10は、地図や操作メニューなど各種の情報を、図示しない液晶表示画面に表示する部分であり、音声合成との併用が望ましい。また、入力部11は、ユーザがスイッチなどから命令などの情報を入力するための部分であり、タッチセンサ機能、リモコンユニット、赤外線送受信ユニットなどを備える。また、ユーザインタフェース部9は、I/O制御回路やデバイスドライバなどを使って、表示部10及び入力部11と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
【0037】
また、CD/DVD−ROM制御部12は、CD−ROMやDVD−ROMに記録された地図データなど各種データをデータベースから読み出す手段であり、道路のネットワーク構造や周辺の建物などを表す道路データを予め記憶する記憶手段である。
【0038】
また、FM多重受信及び処理部13は、FM放送波を受信しこの放送波からVICSサービスの交通情報など所望のデータを取り出す処理を行う部分であり、交通情報は渋滞情報を含む。また、光/ビーコン受信及び処理部14は、路肩などに設置された光ビーコンや電波ビーコンから、各ビーコンの識別情報やVICSサービスの交通情報などの情報を受信及び処理する部分である。また、音声認識部15は、入力されるユーザの発声から命令語などの単語を認識する部分である。
【0039】
〔1−2.メインCPU及びその周辺回路の役割〕
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、上記のようなプログラムに基くコンピュータの自律的制御処理により、図1に示す下記の各部分としての役割を実現するように構成されている。すなわち、現在位置検出部40は、自車の現在位置(自車位置)を逐次計算するための手段であり、具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を計算するように構成される。
【0040】
ここで、GPS航法測位は、人工衛星からの電波に基づいて絶対位置・方位検出部1で得られる情報を使って現在位置を計算するものである。また、自律航法測位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方位検出部2及び車速検出部3から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。
【0041】
また、目的地指定部41は、データベースからの施設検索や地図上でのカーソル指定などにより目的地の入力を受け付ける手段であり、経路設定部42は、入力された目的地までの経路を前記道路データに基いて計算及び設定する手段である。また、地図表示部43は、算出された前記自車位置及び前記道路データに基づいて、周辺の地図上におけるその自車位置と、前記経路の少なくとも一部とを表示部10に二次元や三次元表示などで表示する手段であり、案内制御部44は、経路のうち表示する部分や点滅強調などの要素を決めたり、合成音声の併用などにより誘導案内を制御する手段である。
【0042】
ここで、経路は、複数の案内を含むが、案内の代表例は交差点での進行方向であり、以下、分岐など交差点以外での案内も含めて「交差点案内」又は単に「案内」と呼ぶ。そして、円弧状表示部45は、車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順に円弧状に表示する表示手段であり、各案内を右左折方向のマークで表し、また、各案内に地名表示を伴わせるように構成される。また、円弧状表示部45は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示するように構成される。
【0043】
また、選択受付部46は、円弧状表示部45により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付ける手段であり、詳細表示部47は、前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示する手段である。
【0044】
望ましくは、円弧状表示部45は、球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示する。また、選択受付部46は、円弧状表示部45により表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付ける。また、詳細表示部47は、前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行う。
【0045】
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態は次のように作用する。まず、複数の交差点案内の一覧表示(図2)を交差点案内表示と呼び、そのうちいずれかの案内に関する詳細表示(図3)の状態を詳細表示モードと呼ぶ。また、これらの交差点案内表示や詳細表示モードの機能を「本機能」と総称し、本機能を実現する処理手順を図4のフローチャートに示す。
【0046】
すなわち、まず(図4)、ユーザが現在地もしくは任意の地点にて、本機能を呼び出すためのリモコン上のボタンまたは、画面表示されているメニュー上のボタンを押すと(ステップ1)、円弧状表示部45は、車両の現在位置から先の経路上に位置する各案内を表す各交差点案内情報のうち、必要数をメモリなどの記憶手段から読み出す(ステップ2)。そして、読み出した交差点案内情報に基き、現在位置から近い順すなわち経路順に、表示部10において、図2に示すように、一定のフォーマットで画面上に円弧状に配置するように各案内を表示する(ステップ3)。
【0047】
この際、円弧状表示部45は、球形状の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示し、各案内は、右左折方向のマークBやB’で表し、また、円弧状表示部45は、前記各案内を、現在位置を表す自車マークDから遠いほど相互の間隔を詰めて表示し、また、各案内の近くに交差点名称などの地名表示Eも伴わせる。
【0048】
また、選択受付部46は、円弧状表示部45により表示されている図2の状態で、各案内のうち所望のものについて、選択カーソルCによる所定の選択操作を受け付ける。例えば、ユーザが任意の交差点の詳細情報を見る場合(ステップ4)、進む、戻るなどの所定のキー操作で選択カーソルC(図2)を次候補や前候補にずらし、任意の案内を指し示す選択状態にする(ステップ5)。この状態でさらに決定ボタンなど所定のキー操作で詳細表示モードに切り替える(ステップ6)。
【0049】
すると、詳細表示部47は、前記選択操作がされた前記案内について、球体Aが90度回転するアニメーション表示を行うことにより、その交差点の詳細情報が球体Aの正面に位置する詳細表示モードとする(図3)。
【0050】
そして、図3のような詳細表示モードを止める場合(ステップ7)、ユーザは、所定のキー操作で交差点一覧表示(図2)に復帰する(ステップ8)。さらに、交差点一覧表示を止める場合(ステップ9)、ユーザは、本機能から元の表示、例えば周辺地図表示などに復帰するためのリモコン上のボタンまたは、メニュー上のボタンを押すと(ステップ10)、それに応じて表示内容は元の表示に戻る(ステップ11)。
【0051】
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、経路順に円を描くように、一度により多数の案内を表示できるので、従来の直列表示よりも一覧性に優れ、これから通る経路の状況を前もって容易に知ることが可能となる。なお、円弧には、円、楕円の全体、一部も含まれる。
【0052】
また、本実施形態では、矢印など右左折方向のマークにより、「右→右→左」のように、進行方向の概略を一見して把握容易になり、運転の便宜と安全性が向上する。
【0053】
また、本実施形態では、交差点名などの地名表示により、なおいっそう正確な道順を把握容易になり、運転の便宜と安全性が向上する。
【0054】
また、本実施形態では、関心の高い近くの案内は見易く間隔を取りながら、遠いほど間隔を詰めて案内を表示するので、より多数の案内を一覧可能となる。
【0055】
また、本実施形態では、所定の選択操作により任意の交差点等の案内について詳細情報を閲覧できるので、運転の便宜と安全が向上する。
【0056】
また、本実施形態では、球体上に並ぶ案内をカーソルで選択すると、球体が90度回転して、その案内を上から見るような詳細表示に切り替わるので、各案内と詳細表示との対応関係がわかりやすく、リアリティに富むわかりやすい表示が実現される。
【0057】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、少なくともFM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14、音声認識部15は省略可能であり、処理手順も従来知られた各種のプログラミング技法で組替え可能である。また、案内に関する表示も図2や図3の例には限定されず、例えば、右左折等のマークの天地方向はばらばらの必要は無く、案内の並ぶ円周についても、略回転体軸方向だけでなく斜め方向の視点から見た表示でもよい。また、球体を用いた表示や、詳細表示、マークや地名を用いた表示などは必須ではない。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、誘導経路に含まれる各案内を円弧状に一度に多数表示することで、優れた一覧性を実現するナビゲーション装置、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における交差点一覧表示を示す図。
【図3】本発明の実施形態における詳細表示を示す図。
【図4】本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
5…ROM
6…DRAM
7…SRAM
8…VRAM
9…ユーザインタフェース部
10…表示部
11…入力部
12…CD/DVD−ROM制御部
13…FM多重受信及び処理部
14…光/ビーコン受信及び処理部
15…音声認識部
40…現在位置検出部
41…目的地指定部
42…経路設定部
43…地図表示部
44…案内制御部
45…円弧状表示部
46…選択受付部
47…詳細表示部
M…メモリ群

Claims (18)

  1. コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション装置において、
    前記コンピュータの備える表示手段が、前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記表示手段は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記表示手段は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記表示手段は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記表示手段により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付ける手段と、
    前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示する手段と、
    を前記コンピュータが備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  6. 球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示する手段と、
    表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付ける手段と、
    前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行う手段と、
    をコンピュータの自律的制御処理により実現したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  7. コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション方法において、
    前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示する表示処理を前記コンピュータが行うことを特徴とするナビゲーション方法。
  8. 前記表示処理は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする請求項7記載のナビゲーション方法。
  9. 前記表示処理は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする請求項7又は8記載のナビゲーション方法。
  10. 前記表示処理は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のナビゲーション方法。
  11. 前記表示処理により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付ける処理と、
    前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示する処理と、
    を前記コンピュータが行うことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のナビゲーション方法。
  12. 球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示する手段と、
    表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付ける手段と、
    前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行う手段と、
    をコンピュータが備えたことを特徴とする請求項7から11のいずれかに記載のナビゲーション方法
  13. コンピュータを制御することにより、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定させ、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力させるナビゲーションプログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、前記車両の現在位置から先の複数の前記案内を、その現在位置から近い順にループ状に表示する表示処理を行わせることを特徴とするナビゲーションプログラム。
  14. 前記表示処理は、前記案内を右左折方向のマークで表すことを特徴とする請求項13記載のナビゲーションプログラム。
  15. 前記表示処理は、前記案内に地名表示を伴わせることを特徴とする請求項13又は14記載のナビゲーションプログラム。
  16. 前記表示処理は、前記各案内を、現在位置から遠いほど相互の間隔を詰めて表示することを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載のナビゲーションプログラム。
  17. 前記プログラムは前記コンピュータに、
    前記表示処理により表示されている各案内のうち所望のものについて所定の選択操作を受け付けさせ、
    前記選択操作がされた前記案内について、詳細情報を表示させることを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載のナビゲーションプログラム。
  18. 前記プログラムは前記コンピュータに、
    球体の一円周上に並ぶ各案内を、その円周の略回転体軸方向から見たように表示させ、
    表示された前記各案内のいずれかについてカーソルによる選択操作を受け付けさせ、
    前記選択操作がされた前記案内の詳細情報が球体正面に位置する表示となるように、球体が回転するアニメーション表示を行わせることを特徴とする請求項13から17のいずれかに記載のナビゲーションプログラム。
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