JP2004108937A - 情報送信装置、ナビゲーション装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

情報送信装置、ナビゲーション装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

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原田 智広
Yoshiko Higeta
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Abstract

【課題】道路に関連するSA/PAなどの施設について、駐車場など設備の位置も表示する。
【解決手段】接近判定部45が、車両位置がSA/PAなどの施設に所定範囲まで接近したことを判定すると、レイアウト表示部46は、その施設のレイアウトの情報に基き、表示部10にそのレイアウトの表示を行う。混雑状況受信部47は、高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信する。レイアウト表示部46は、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、混雑状況受信部47が受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて、異なる態様で表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービスエリアやパーキングエリアに代表される道路付帯施設について、駐車場など設備の位置も表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車とデジタル技術の普及に伴い、ナビゲーション装置、システム、方法、プログラムなどのナビゲーション技術が急速に進歩している。ナビゲーション技術は、指定された目的地への最適な誘導経路(単に「経路」とも呼ぶ)を、予め用意した道路データに基づいて計算・設定し、自車位置をリアルタイムに検出して周辺地図と一緒に画面表示しながら、各交差点における右左折等の案内(誘導案内や経路案内とも呼ぶ)を車両の進行に応じて画面表示や合成音声などで出力するものである。
【0003】
このようなナビゲーション技術では、経路案内や地図表示の際又は別途所定の表示要求操作がされた際に、道路に近かったり隣接した施設の情報も表示される。例えば、いわゆる高速道路(高速自動車道路や自動車専用道路など各種規格の道路を含む)用のハイウェイモードと呼ばれる動作では、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に代表される道路付帯施設(「SA/PA」、「SA/PA施設」「施設」などと呼ぶ)に近付くと、その詳細情報を自動表示するが、従来の表示は、その施設が備えている設備のアイコンを単に並べたものであった。
【0004】
このような従来技術では、SA/PAについて設備の有無は表示されてもそれらの位置は表示されず、またパーキングのブロックごとの位置や混み具合も表示されなかった。このため、目的の設備や、それに近いパーキングのブロックでどの辺なら停められそうか、実際に施設に進入してみるまでわからず、スムースな施設利用は困難であった。
【0005】
なお、小規模な料金所や駐車場についてETCレーンの位置や個々の駐車スペースの空きを表示する従来技術はあるが(例えば、特許文献1参照。)、SA/PA施設を対象としたものではなく、また、個々の駐車スペースにセンサを設けることは費用が高く、表示も複雑となり、大規模施設には適用困難という問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−134895号公報(段落0111、図1、図21)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、SA/PAに代表される道路付帯施設について、駐車場など設備の位置も表示するナビゲーション装置、システム、方法及びプログラムを提供することである。
【0008】
また、本発明の他の目的は、駐車場のブロックごとの混み具合も表示する情報送信装置、ナビゲーション装置、システム、方法及びプログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1のナビゲーション装置は、道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、表示部と、車両位置を逐次検出する手段と、与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索し、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力する手段と、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定する手段と、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行うレイアウト表示手段と、をコンピュータが備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項5のナビゲーション方法は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、表示部と、を備えたコンピュータが、車両位置を逐次検出し、与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索し、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力し、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定し、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項7の発明は、請求項1,5の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、表示部と、を備えたコンピュータを制御するナビゲーションプログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、車両位置を逐次検出させ、与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索させるとともに、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力させ、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定させ、前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行わせることを特徴とする。
【0012】
これらの態様では、トイレ、売店、レストラン、駐車場など各種設備のレイアウトを予め把握できるので、目的の施設に近い駐車場所に車を停めるなど、SA/PAをスムースに利用でき、交通上の安全性も向上する。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲーション装置において、高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信する手段を前記コンピュータが備え、前記レイアウト表示手段は、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項5記載のナビゲーション方法において、前記コンピュータが、高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信し、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする。
【0015】
請求項8の発明は、請求項7記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記プログラムは前記コンピュータに、高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信させ、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする。
【0016】
請求項3の情報送信装置は、高速道路に付帯する駐車場の各ブロックごとに、複数の駐車スペースについて車両の有無を検出する各センサと、前記各センサからの情報に基いて、コンピュータが、前記ブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを所定の送信先に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項4のナビゲーションシステムは、請求項2のナビゲーション装置と、請求項3の情報送信装置と、を用いることを特徴とする。
【0018】
これらの態様では、駐車場のブロックを単位とした混み具合を、センサで検出し、車両に伝達・表示させるので、駐車場のどのブロックに向かうべきか、次のSA/PAへ向かうべきかなどの事前判断が円滑容易となり、スムースな施設利用と安全性の向上が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをプログラムで制御することにより実現できるが、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0020】
〔1.構成〕
本実施形態は、図1に示すナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)と、図2に示す情報送信装置と、を用いるナビゲーションシステムであり、方法及びプログラム、そのようなプログラムを記録した記録媒体としても把握可能であって、そのようなプログラムをインターネットや携帯電話網などの通信ネットワーク経由で各車両のナビゲーション装置にダウンロードして実行させることも本発明の一態様である。
【0021】
〔1−1.ナビゲーション装置の全体構成〕
まず、本装置は、コンピュータが、与えられた目的地までの経路を、予め用意された道路データに基いて探索及び設定し、その経路に沿った各案内を車両の進行に応じて順次出力するナビゲーション装置であり、図1の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。
【0022】
すなわち、絶対位置・方位検出部1は、本装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すなわち自車位置(車両位置とも呼ぶ)について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算するために、例えば、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロなどを使って自車の相対的な方位を検出するための部分である。また、車速検出部3は、自動車より得られる車速パルスを処理することで自車の速度を計算する部分である。
【0023】
また、メインCPU及びその周辺回路4は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分である。また、メモリ群Mは、本装置の動作に必要な各種のメモリで、例えば、プログラム格納用のROM5は本装置の起動時にメインCPUによりアクセスされる。また、ワークエリアなどを提供するダイナミックRAM(DRAM)6にはメインプログラムがロードされる。また、設定などの情報をバックアップするSRAM(スタティックRAM)7はメイン電源がオフになっている間もバッテリーバックアップされ、オンになったときにメモリ内容を提供する。また、表示用のVRAM(ビデオRAM)8は表示部10に表示すべき画像のビットマップデータを格納する。
【0024】
また、表示部10は、地図や操作メニューなど各種の情報を、図示しない液晶表示画面に表示する部分であり、音声合成との併用が望ましい。また、入力部11は、ユーザがスイッチなどから命令などの情報を入力するための部分であり、タッチセンサ機能、リモコンユニット、赤外線送受信ユニットなどを備える。また、ユーザインタフェース部9は、I/O制御回路やデバイスドライバなどを使って、表示部10及び入力部11と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
【0025】
また、CD/DVD−ROM制御部12は、CD−ROMやDVD−ROMに記録された各種データをデータベースから読み出す手段であり、道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段である。
【0026】
また、FM多重受信及び処理部13は、FM放送波を受信しこの放送波からVICSサービスの交通情報など所望のデータを取り出す処理を行う部分であり、交通情報は渋滞情報を含む。また、光/ビーコン受信及び処理部14は、路肩などに設置された光ビーコンや電波ビーコンから、各ビーコンの識別情報やVICSサービスの交通情報などの情報を受信及び処理する部分である。また、音声認識部15は、入力されるユーザの発声から命令語などの単語を認識する部分である。
【0027】
〔1−2.メインCPU及びその周辺回路の役割〕
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、上記のようなプログラムに基くコンピュータの自律的制御処理により、図1に示す下記の各部分としての役割を実現するように構成されている。すなわち、現在位置検出部40は、自車の現在位置(自車位置や車両位置とも呼ぶ)を逐次検出するための手段であり、具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を計算するように構成される。
【0028】
ここで、GPS航法測位は、人工衛星からの電波に基づいて絶対位置・方位検出部1で得られる情報を使って現在位置を計算するものである。また、自律航法測位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方位検出部2及び車速検出部3から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。
【0029】
また、目的地指定部41は、データベースからの施設検索や地図上でのカーソル指定などにより目的地の入力を受け付ける手段であり、経路設定部42は、入力された目的地までの経路を前記道路データに基いて探索及び設定する手段である。また、地図表示部43は、算出された前記自車位置及び前記道路データに基づいて、周辺の地図上におけるその自車位置と、前記経路の少なくとも一部とを表示部10に二次元や三次元表示などで表示する手段であり、案内制御部44は、誘導案内を表示部10に出力する手段であり、強調表示や合成音声なども用いる。
【0030】
また、接近判定部45は、前記車両位置がSA/PAなどの施設に所定範囲まで接近したことを判定する手段である。また、レイアウト表示部46は、車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き表示部10にそのレイアウトの表示を行うレイアウト表示手段である。
【0031】
また、混雑状況受信部47は、高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信する手段であり、その受信経路は自由であるが、例えば、FM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14、携帯電話回線などである。
【0032】
また、レイアウト表示部46は、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、混雑状況受信部47が受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて、異なる態様で表示させるように構成される。
【0033】
〔1−3.情報送信装置の構成〕
上記のようなナビゲーション装置に駐車場内混雑状況データを提供する情報送信装置を図2に示す。すなわち、この情報送信装置は、高速道路に付帯する駐車場に含まれるある一つのブロック(エリア)Bに、例えば道路管理者等により設けられ、この例では10個の超音波車両センサSと送信機Tとを通信ネットワークNで接続したものである。この駐車場のブロックBには、40台分の駐車スペースがあるが、そのうち抽出サンプル10台分について車両の有無を検出する各センサSが設けられている。
【0034】
また、送信機Tは、各センサSからの情報に基いて、このブロックBの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを所定の送信先に送信する手段である。同様の情報送信装置は駐車場の複数のブロックBごとに設けるが、複数のブロックに対し送信機Tを1台としてもよい。
【0035】
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態は次のように作用する。
〔2−1.情報の送信〕
高速道路に付帯する駐車場を構成する各ブロックでは、図2に示すような情報送信装置の各センサSが、抽出サンプル10台分について車両の有無すなわち使用中か否かを検出し、送信機Tは、それら各センサSからの情報に基いて、このブロックBの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを所定の送信先に送信する。ここで、駐車場内混雑状況データとしては、所定時間周期ごとに10台中使用中の台数をカウントした数字やその数字の属する範囲などが考えられ、また送信先としては、各車両への情報配信設備などが挙げられる。
【0036】
このように送信された駐車場内混雑状況データは、後述するように、FM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14、携帯電話回線などを通じ、各ナビゲーション装置の混雑状況受信部47により受信される。
【0037】
〔2−2.情報の受信と表示〕
一方、ナビゲーション装置における処理手順を図3のフローチャートに示す。すなわち、ハイウェイモード等で高速道路走行時、走行中の高速道路のSA/PA施設のレイアウト情報や名称などを含む必要な施設データを、あらかじめCD/DVD−ROM制御部12から読み出してDRAM6などのメモリー上に抽出しておく(ステップ1)。
【0038】
そして、SA/PA施設手前まではハイウェイモード画面(図4)を表示しているが、走行中に車両位置がSA/PA施設に所定距離まで近付いたことを接近判定部45が判定すると、レイアウト表示部46が自動的に、メモリー上に蓄えられたデータから、該当する施設データをピックアップする(ステップ2)。この施設データには、施設の種類・規模・構成などに応じ、トイレ、売店、レストラン、電話ボックス、ガソリンスタンド、修理工場、仮眠コーナー、情報コーナー、駐車場のブロックなどの種類・数・規模・位置などの情報が含まれる。
【0039】
そして、レイアウト表示部46は、その施設データを参照し、各種設備を表す設備アイコンを表示すべき位置を参照し(ステップ3)、必要に応じ、駐車場の混雑状況すなわち前記駐車場内混雑状況データを上記のように受信したうえ(ステップ4)、表示部10に、図5に例示するようなレイアウトの表示を行う(ステップ6,7)。このレイアウトの表示は、施設データを参照し、そのSA/PA施設に含まれる設備の種類ごとに一見判別容易な設備アイコンを用いて、それら設備の位置がわかるように表した全体図のイラストなどである(図5)。
【0040】
なお、施設データの中に、駐車場を表す駐車場情報が存在する場合(ステップ5)、上記のレイアウトの表示の際、レイアウト表示部46は、駐車場の各ブロックを表す駐車場アイコンを、前記駐車場内混雑状況データすなわち混雑情報を参照して表示させる(ステップ6)。
【0041】
例えば、駐車場をブロックごとに表す「P」などの駐車場アイコンを、混雑状況受信部47が受信した駐車場内混雑状況データ内の混み具合、例えば空き・混雑・満車、などに応じて、色彩やデザインなどの外観や態様を異ならせて表示する。一例として、ブロックのアイコンは、サンプルとなる駐車スペース10台分のうち、全部が埋まっていれば赤や×印、5台以上埋まっていれば黄色・オレンジ色や△印、それ以下や全部空きなら青や〇印などの要領で表示する。
【0042】
なお、車両がSA/PA施設まで所定距離まで近付いた場合の他に、どこでもユーザの要求操作があったときに施設情報を表示するようにすることが望ましい。
【0043】
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、トイレ、売店、レストラン、駐車場など各種設備のレイアウトを予め把握できるので、目的の施設に近い駐車場所に車を停めるなど、SA/PA等の施設をスムースに利用でき、交通上の安全性も向上する。
【0044】
また、本実施形態では、駐車場のブロックを単位とした混み具合を、センサで検出し、車両に伝達・表示させるので、駐車場のどのブロックに向かうべきか、次のSA/PAへ向かうべきかなどの事前判断が円滑容易となり、スムースな施設利用と安全性の向上が可能となる。
【0045】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、駐車場のブロックごとの混み具合の表示は必須ではないので、駐車場側の情報送信装置も必須ではなく、少なくともFM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14、音声認識部15は省略可能である。また、処理手順も従来知られた各種のプログラミング技法で組替え可能である。
【0046】
また、駐車場の各ブロックの混み具合に応じた表示態様も、アイコンの色や形には限定されず、アイコンを使わずその領域を所定の色で塗りつぶしたり、点滅の速さなどにより混み具合を表示してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、道路に関連するSA/PAなどの施設について、駐車場など設備の位置も表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるナビゲーション装置の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における情報送信装置の設置例を示す図。
【図3】本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施形態における画面の表示例を示す図。
【図5】本発明の実施形態におけるレイアウトの表示例を示す図。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
5…ROM
6…DRAM
7…SRAM
8…VRAM
9…ユーザインタフェース部
10…表示部
11…入力部
12…CD/DVD−ROM制御部
13…FM多重受信及び処理部
14…光/ビーコン受信及び処理部
15…音声認識部
40…現在位置検出部
41…目的地指定部
42…経路設定部
43…地図表示部
44…案内制御部
45…接近判定部
46…レイアウト表示部
47…混雑状況受信部
M…メモリ群

Claims (8)

  1. 道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、
    表示部と、
    車両位置を逐次検出する手段と、
    与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索し、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力する手段と、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定する手段と、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行うレイアウト表示手段と、
    をコンピュータが備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信する手段を前記コンピュータが備え、
    前記レイアウト表示手段は、前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 高速道路に付帯する駐車場の各ブロックごとに、複数の駐車スペースについて車両の有無を検出する各センサと、
    前記各センサからの情報に基いて、コンピュータが、前記ブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを所定の送信先に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする情報送信装置。
  4. 請求項2のナビゲーション装置と、
    請求項3の情報送信装置と、
    を用いることを特徴とするナビゲーションシステム。
  5. 道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、
    表示部と、
    を備えたコンピュータが、
    車両位置を逐次検出し、
    与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索し、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力し、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定し、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行うことを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 前記コンピュータが、
    高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信し、
    前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする請求項5記載のナビゲーション方法。
  7. 道路のデータと、道路に関連する施設における設備のレイアウトの情報と、を記憶した記憶手段と、
    表示部と、
    を備えたコンピュータを制御するナビゲーションプログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、
    車両位置を逐次検出させ、
    与えられた目的地までの経路を前記道路のデータに基いて探索させるとともに、その経路及び前記車両位置に基いた地図及び誘導案内を前記表示部に出力させ、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したことを判定させ、
    前記車両位置が前記施設に所定範囲まで接近したと判定された際に、その施設の前記レイアウトの情報に基き前記表示部にそのレイアウトの表示を行わせることを特徴とするナビゲーションプログラム。
  8. 前記プログラムは前記コンピュータに、
    高速道路に付帯する駐車場のブロックごとの混み具合を表す駐車場内混雑状況データを外部から受信させ、
    前記レイアウトの表示に含まれる駐車場の各ブロックを、受信した前記駐車場内混雑状況データに基づく混み具合に応じて異なる態様で表示させることを特徴とする請求項7記載のナビゲーションプログラム。
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