JP4082773B2 - 核スピン断層写真装置用のグラディエント増幅器 - Google Patents

核スピン断層写真装置用のグラディエント増幅器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの制御装置を有し、該制御装置は制御偏差信号を生成するための比較器と、該制御偏差信号に応答する制御器を調整量信号の生成のために有する、核スピン断層写真装置用のグラディエント増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の核スピン断層撮影装置は通常、3つのグラディエントコイルを有し、線形磁界勾配をx、yおよびz方向で形成する。これらコイルの各々には正確に制御された電流が流れ、この電流はグラディエント増幅器によって形成される。電流は、一例としてのグラディエント増幅器では0から300Aの間の領域で数mAまで正確に調整される。さらに約3・105A/sの電流上昇速度が必要であり、このためには約±300Vの電圧をコイルに印加しなければならない。
【0003】
グラディエント増幅器は各グラディエントコイルに対して1つの電流制御器を有する。制御器の特性は接続されたグラディエントコイルに適合しなければならない。所要の精度が高いため公知の断層写真装置では、熟練したサービス技術者による面倒な調整が必要である。各制御器ごとに複数のポテンシオメータを手動で調整しなければならない。この種の調整器は例えば、DE4020213A1から公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、少なくとも動作中、有利には製造時、組み付け時、保守時でも制御器調整に結び付いたコストが低減された核スピン断層撮影装置のグラディエント増幅器を提供することである。さらに本発明は、この種のグラディエント増幅器が効率的に使用される核スピン断層撮影装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明により、解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】
ここで"制御語"として、1つまたは複数のビット幅のデータ語が表される。このような制御語に対する"入力側"は1つまたは複数の線路を有し、この線路を介して制御語はパラレル、シリアル、またはハイブリッド形態で伝送される。
【0007】
本発明の解決手段によって、グラディエント増幅器を簡単に種々異なる制御特性に調整することができ、切り替えの際にも手動調整が必要でない。従って本発明のグラディエント増幅器はとりわけ、制御装置の種々異なる調整が必要な複数の動作モードを有する断層撮影装置に適する。例えば開発中の断層撮影装置は、種々異なるグラディエントコイルの複数セット、例えば全身グラディエントコイルと頭部グラディエントコイルとを有し、これらの間を切り替えることができる。
【0008】
制御装置の伝達関数は、制御器および制御装置のその他の構成群(例えば比較器)によって定められる。有利にはその他の構成群の特性は固定的に設定されており、制御器の伝達関数だけがデジタル制御語によって調整される。しかし付加的にまたは択一的に、調整可能な増幅係数を有する比較器を使用することも、また調整可能な増幅器を比較器の入力側に設けることもできる。制御語は、制御器を調整するためのコンポーネントまたはその他の構成群を調整するためのコンポーネントを含むことができる。
【0009】
グラディエント増幅器のとくに簡単な実施例では、制御器は比較的少数の伝達関数の間で切り替えることができ、これら伝達関数の各々は種々の動作モード(例えば所定のグラディエントコイルごとに)に対して設けられている。このために適切なスイッチ素子(例えばリレー)を有する複数の調整ポテンシオメータセットが設けられている。デジタル制御語によってこれらセットの1つが正確に選択される。
【0010】
この実施例では、断層写真装置の通常動作で制御器調整は必要ない。このことは非常に大きな利点である。なぜなら、複数の動作モードを有する断層写真装置がこれによって初めて実用的に使用されるからである。とりわけこのような断層写真装置を初めて運転させることは非常に大きな調整コストと結び付いており、このコストは動作モードの数と共に増大する(例えば種々異なるコイル)。
【0011】
従って本発明の有利な構成では、多数の伝達関数が設定され、これらのうち実際の運転では少数だけが(すなわち各動作モードごとに1つ)使用される。有利には設定される伝達関数は、制御装置の調整全体が各動作モードに対する各伝達関数の割り当てに使われるように微細なステップで行う。このようにすれば調整は部分的または完全に計算機で行うことができ、ポテンシオメータを手動調整する必要がなくなる。この種の計算機支援調整は作業を簡単にするので、ただ1つの動作モードしか有しない断層写真装置でも有利である。
【0012】
設定された伝達関数の数が非常に多い場合には、これらは有利には2進数として制御語または制御語の個々のコンポーネントに符号化される。例えば、制御語は14ビットを有することができる(各7ビットの2つのコンポーネントに分けられ、これらコンポーネントによって伝達関数独立成分が決められる)。これによって214=16384の伝達特性曲線から選択可能である。
【0013】
有利には制御器はPI制御器またはPID制御器として構成されており、各制御器分路ごとにデジタル調整可能な増幅器を有する。この増幅器の増幅係数は制御語のコンポーネント(1または複数のビット)によって定められる。制御語は有利には通信接続を介して中央施設制御部からグラディエント増幅器に伝送され、そこで呼び出された制御装置の制御入力側に供給される。
【0014】
本発明の核スピン断層写真装置では、制御語形成装置がデジタル制御語の形成のために設けられている。この制御語はグラディエント増幅器の少なくとも1つの制御装置に供給される。これにより制御装置を高速に、かつ種々異なるグラディエントコイルに対するコストなしで調整することができる。
【0015】
有利には制御語形成装置は構造的にグラディエント増幅器または中央施設制御部に配属される。最も簡単な場合、接続されたグラディエントコイルの形式は手動で入力される。しかし有利には自動走査装置を設け、この走査装置がコイル形式を自動的に検出し、相応の情報を制御語形成装置に出力するようにする。
【0016】
有利な実施例ではさらに較正装置が設けられており、この較正装置は構造的にグラディエント増幅器または中央施設制御部に配属することができる。較正装置は接続されたグラディエントコイルの特性に応じて、有利には所定の特性を有する調整装置の伝達関数を選択することができる。このことは有利には少なくとも1つのフィードバック信号、例えば目標値信号および/または実際値信号および/または制御器信号および/または制御偏差信号に依存して行われる。
【0017】
有利には較正装置は、どの構成群に割り当てられているかに関係なく、処理装置および/または変換器構成群および/またはパルス発生器および/または評価回路を有する。評価回路として有利にはグラディエント増幅器のプロセッサまたは中央施設制御部を用いる。
【0018】
所望の伝達関数求めるために、有利には制御器の個々の分路の特性が順次ステップごとにフィードバック信号の所望の特性に近似される。
【0019】
さらに本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
【0020】
【実施例】
図1には核スピン断層写真装置の種々の要素のうち、施設制御部10とグラディエント増幅器12が示されている。施設制御部10はデータセットメモリ14を有し、このメモリはそれぞれ3つのデジタル制御語および別の情報を有する複数のデータセットを記憶することができる。データセットメモリ14は施設制御部10から読み出し、書き込みすることができる。通信線路16を介して種々の命令およびデータを、施設制御部10、グラディエント増幅器12のプロセッサ18、および図1には図示していない断層写真装置のその他の要素間で交換することができる。
【0021】
グラディエント増幅器12は公知のように多数の構成素子、例えばそれぞれ1つの比較器、制御器、パルス幅変調器およびクロック制御されるスイッチ段を備えた3つの制御電力増幅器を有する。各電力増幅器は交換可能なグラディエントコイルに正確に制御された電流を供給する。これら構成素子のうち図1には、制御器20、20’、20"だけが図示されている。制御器20、20’、20"はそれぞれ1つの制御入力側22、22’、22"を有し、これら入力側はプロセッサ18に接続されており、この入力側を介して相応の制御器20、20’、20"はプロセッサ18からデジタル制御語を制御器特性の調整のために受け取る。制御器20、20’、20"の構成の詳細は後で図6に基づいて説明する。
【0022】
断層写真装置を最初に運転する際、サービス技術者によって各グラディエントコイルごとに適切な制御器調整がデジタル制御語の形態で求められる。この制御語は、場合によっては別の情報と共に制御データセットとして、施設制御部10の不揮発性データセットメモリ14にファイルされる。
【0023】
断層写真装置の通常動作中に制御器調整が必要な場合、施設制御部10は相応の制御データセットをデータセットメモリ14から読み出し、これの関連内容、例えば制御語を制御器調整命令の形態で通信接続路16を介してプロセッサ18に伝送する。プロセッサ18はデジタル制御語を制御器調整命令から抽出し、制御器20、20’、20"の1つに割り当て、相応の制御入力側22、22’、22"に送出する。この種の制御器調整は例えば断層写真装置の各投入接続後、またはグラディエントコイルの選択後に必要である。
【0024】
図2の実施例は、図1に示された構成に対して2つの相互に依存しない方向で有利に構成されている。
【0025】
第1に、施設制御部10は3つの走査接続路24,24"、24"を介してそれぞれ1つの走査装置26,26’、26"に接続されている。各走査装置26,26’、26"はそれに配属されたグラディエントコイルの形式を識別し、相応の信号を施設制御部10に伝送する。グラディエントコイルが差し込み式の場合、走査装置26,26’、26"は例えば符号化プラグの接点として構成することができる。またグラディエントコイルが切り替え可能な場合は、機械的スイッチの通報接点として構成することができる。走査装置26,26’、26"の信号を評価することによって、施設制御部10はグラディエントコイルの交換および接続されたコイルの形式を自動で識別することができる。制御器20,20’、20"はユーザーの明確な命令がなくても上記のように新たに調整することができる。
【0026】
図2に示された第2の発展実施例では、各グラディエントコイルごとに適当な制御器調整が自動的に検出され、サービス技術者がこの調整をわざわざ測定する必要がない。
【0027】
この機能を準備するために、施設制御部10は較正過程を制御するための較正プログラムを有する。各制御器20,20’、20"に対してフィードバック接続路30,30’、30"が設けられている。フィードバック接続路30,30’、30"はここに示した実施例で、信号をフィードバックするためのそれぞれ4つの線路を有する。この信号は相応する制御器20,20’、20"の制御特性を表す。フィードバック信号は制御器20,20’、20"並びに所属の比較器(図2には図示せず)から取り出される。各制御器20,20’、20"に対してフィードバック信号は電流目標値、電流実際値、調整量および制御偏差を表す。択一的実施例では、フィードバック信号として別の信号を用いることもでき、数も上記のとおりでなくて良い。
【0028】
3つの変換器構成群32,32’、32"はそれぞれ4つのアナログ/デジタル変換器をフィードバック信号の1つごとに有し、フィードバック接続路30,30’30"のそれぞれ1つに接続されている。択一的に、少なくとも1つのADCを有する変換器構成群を使用し、フィードバック信号を選択するためにマルチプレクサと接続するようにしても良い。変換器構成群32,32’、32によって形成されたデジタルフィードバック信号はデジタル接続路34,34’、34"を介して施設制御部10に供給され、そこで評価される。変換器構成群32,32’、32"は第1の択一的実施例ではシステム制御部10に構造的に配属され、第2の択一的実施例ではグラディエント12に構造的に配属される。
【0029】
図3aからfにはフィードバック信号の例が示されている。図3aは電流目標値(すなわち、グラディエントコイルを流れる電流の目標値に比例する電圧信号)を示し、これは断層写真装置の通常動作時に発生する。図3bに示された電流実際値信号は例えば、グラディエントコイルと直列に接続されたシャント抵抗から取り出すことができる。図3cには調整量(制御信号)、すなわち制御器20,20’、20"の出力が示されており、この調整量によって電力増幅器のパルス幅変調器がグラディエントコイルに電圧供給するため制御される。図3dは、図3aおよび図3bに示された目標値信号と実際値信号に対する制御偏差(誤差信号)、すなわちそれらの差信号を表す。過度に緩慢に制御器20,20’、20"が調整されたときの相応する制御偏差信号が図3eに示されており、"急速"に調整されたときに発振する制御器20,20’、20"の信号が図3fに示されている。
【0030】
制御装置を自動較正するためには、ここに説明した実施例で単に制御器20,20’、20"を調整すればよい。なぜなら、なぜなら制御装置はそれ以外に調整可能な構成部材を有していないからである。このために、較正プログラム28を実行する施設制御部10はまず一連の種々異なる検査調整(検査データセット)を制御器20,20’、20"に対して設定する。検査調整は上に述べたように、制御器調整命令として通信接続路16とプロセッサ18を介して制御器20,20’、20"に伝送される。各検査調整ごとに施設制御部10はさらに、種々異なる目標信号を備えた検査シーケンスを形成し、これを同じように通信接続路16を介して、または別個の接続路(図2には図示せず)を介してグラディエント増幅器12に供給する。検査シーケンスの目標値信号は種々異なるパルス形態および振幅値を有している。
【0031】
各検査シーケンスの実行の際に取り出されたフィードバック信号は、上に述べたように変換器構成群32,32’、32"によりデジタル化され、施設制御部10に供給される。施設制御部10はデジタル化された信号をリアルタイムで評価し、ここからそれぞれのグラディエントコイルに対して最適の制御器データを求める。この最適の制御器データはこのコイルに配属されたデータセットとしてデータセットメモリ14にファイルされる。必要な場合には、最適制御器データを求めるために別の検査シーケンスを実行することができる。この検査シーケンスはこれまでに最適とみなされた制御器調整に基づき、さらに微細な調整ステップで測定を行うものである。適切な較正方法に対する例として、図9に基づいて説明する。
【0032】
較正プログラム28は種々の目的設定によって最適化を実行することができる。例えば最適調整器調整は次のように定義することができる。すなわち、制御偏差が非常に小さく(図3d)、かつ制御器調整は制御器20,20’、20"が発振を始める(図3f)調整から"安全間隔"だけ離れていることによって定義できる。択一的に、電流実際値(図3b)ができるだけ正確に、構成ラインのすべての機器に対して設定される電流曲線形状と一致するように調整器制御を行うことができる。このように設定された電流曲線形状は正確には目標電流値に相当しないが標準的制御器特性を表し、この標準的制御器特性は構成ラインのすべての機器における構成部材のばらつきに依存しないで得ることができる。
【0033】
図4にはそれ自体公知の、デジタル調整可能な増幅係数を備えた増幅器の回路が示されている。デジタル/アナログ変換器36は、マルチプル動作用の12ビット変換器として内部基準電圧なしで構成されている。適当なのは、型式番号AD7945として公知のCMOS変換器である。デジタル/アナログ変換器36は、基準電圧Urefに対する端子38と12ビット幅のデジタル入力側40を有する。デジタル入力側は内部抵抗網42に接続されている。
【0034】
抵抗網42は、基準電圧Urefにより端子38に作用する電流をデジタル入力側40の構成に応じて2つの成分に分割する。これら2つの成分はアース端子44または端子46を介して流れる。端子46は抵抗48によって抵抗網48と接続されている。抵抗48および端子46を流れる電流Ioutは、デジタル入力側40のすべてのビットが論理"1"である時に最大である。反対に、デジタル入力側のすべてのビットが論理"0"である時には電流Ioutは流れない。
【0035】
演算増幅器50の非反転入力側52はアースされており、反転入力側は抵抗網42と抵抗48との間の接続されており、増幅器出力側56は抵抗48の他方の端子46に接続されている。増幅器出力側56に印加される電圧Uoutは式
Uout=(−1)・Rfb・Iout
により定められる。ここでRfbは抵抗48の値である。値Ioutは基準電圧Urefとデジタル入力側に印加されるデータにに比例する。従ってデータが同じとき、UoutはUrefに比例する。比例係数(すなわち、図4に示した回路の増幅係数)は印加されるデータ語に依存し、0(デジタル入力側40のすべてのビットが"0")と−1(デジタル入力側40のすべてのビットが"1")の間である。
【0036】
図5は、増幅器回路の変形実施例を示し、ここでは抵抗網42と抵抗48が交換されている。この回路ではデジタル入力側40のすべてのビットが値"0"をとるとき、電流が基準電圧端子38からアース端子44に完全に流れる。これにより増幅器出力側56と反転入力側53との間で帰還結合は行われず、入力側として用いられる端子46と増幅器出力側56との間の増幅係数は実質的に−∞である。デジタル入力側40のすべてのビットが論理"1"である時、増幅係数は−1である。
【0037】
図6に示された制御装置の回路例は比較器58と制御器20を有する。比較器58は信号伝達特性の点で固定的に調整されており、制御器20の伝達関数(ひいては制御回路全体の伝達関数)はデジタル制御語によって可変である。制御器20はPI制御器として個性されており、比例成分を処理するP制御器分路60と、積分成分を処理するI制御器分路62と、加算器64を有する。
【0038】
比較器58はそれ自体公知のように、反転加算増幅器として構成されており、演算増幅器66、帰還抵抗68および2つの入力抵抗70,72を有する。2つの入力側74,76が目標値(図3a参照)または負の実際値(図3b参照)に対して設けられている。これら入力側74,76には異なる極性が印加されるから比較器58の機能は、入力値相互の減算であるから加算回路として作用する。
【0039】
演算増幅器66は、入力側76,78に印加される値を加算し、これを抵抗68,70,72の比に依存する負の係数だけ増幅し、出力側78に相応する信号を形成する。この信号は負の制御偏差(図3d参照)に相当する。式で表現すれば、出力側78には値(−K)・(Usoll+(−Uist))が印加される。ここで(−K)は増幅係数、Usollは入力側74に印加される目標値、(−Uist)は入力側76に印加さえる負の実際値である。
【0040】
比較器58により形成される負の制御偏差はP制御器分路60に対する入力値として用いられ、間接的にI制御器分路62に対しても用いられる。P制御器分路60は調整可能な反転増幅器80によって構成される。この増幅器の増幅係数はデジタル語を調整入力側82に印加することによって調整することができる。調整入力側82は制御器20の制御入力側22の構成部である。調整可能な増幅器80として図5に示された回路が使用される。しかしここではデジタル入力側40の12ビットのうち5つの下位ビットが値"1"に固定的にセットされている。調整入力側82はデジタル入力側40の7つの上位ビットに接続される。これにより増幅係数は−1から−128の間で調整可能である。この増幅係数によって制御器20のP成分、すなわちその増幅率が定められる。
【0041】
P制御器分路60の出力側84は一方では加算器64の第1の入力側に、他方ではI制御器分路62の入力側88に接続されている。
【0042】
I制御器分路62はそれ自体公知の集積RC増幅器を有する。この増幅器の積分時間は一定であり、入力抵抗90,演算増幅器92および帰還結合コンデンサ94によって構成される。このRC増幅器には、調整入力側98を有する調整可能な増幅器96が後置接続されている。この増幅器は上に述べたP制御器分路60の調整可能増幅器のように構成されている。I制御器分路62の出力側100は加算器64の第2の入力側102と接続されている。
【0043】
I制御器分路62によって、正確に言えば増幅器96の調整によって、制御器20のI成分、すなわち制御器20の後調整時間が定められる。ここで後調整時間は、制御偏差がI成分に基づいて跳躍的に変化するときに、P成分に基づいて発生するのと同じ大きさの調整量変化を得るために必要な時間として定義される。I制御器分路62のRC増幅器はここで後調整時間の最大値を定める。この最大値には、調整可能増幅器96の増幅係数が最小であるときに達成される。この増幅係数が大きくなると、後調整時間が小さくなる。すなわち、制御器20のI成分が増大する。
【0044】
加算器64は、入力側86,102に印加されるP成分およびI成分を加算するのに用いられる。すでに説明した比較器58と同じように加算器64は、演算増幅器104,帰還結合抵抗106および2つの入力抵抗108,110を備えた集積加算増幅器として構成されている。加算器64の出力側112には、反転調整量(図3c参照)に相応する制御信号が出力される。調整入力側82と98は共に制御器20および図6に示した制御装置全体の制御入力側22を形成する。
【0045】
図示しない択一的実施例では、P制御器分路60とI制御器分路62に並列にさらに、制御信号のD成分を形成するためのD制御器分路が設けられており、これにより調整可能なPID制御器が得られる。
【0046】
図7は例として、グラディエント増幅器12内の制御データ伝送を示す。制御器20にはここでは、論理ユニット114,パワーアップ回路116および14のマイクロスイッチを有するスイッチ構成体118が構造的に配属されている。各7ビット幅の2つのデータ線路120,120’と、それぞれ1つの書き込み信号に対する2つの線路122,122が論理ユニット114から制御器20の制御入力側に導かれている。プロセッサ18と論理ユニット114は、7ビット幅のデータバス124,イネーブル線路126および2つの書き込み線路128,128’を介して接続されている。
【0047】
データ線路120は、制御語の最初の7ビット幅のコンポーネントを、調整可能増幅器80の調整入力側82に伝送するため用いる。書き込み線路122は同じように増幅器80と接続されている。書き込み線路122上のアクティブレベルは、有効な制御データがデータ線路120に印加され、増幅器80におけるD/A変換器36の図示しないレジスタに引き渡すことのできることを通報する。相応してデータ線路120と書き込み線路122’は第2の7ビット幅の制御語コンポーネントを増幅器96の調整入力側98に伝送するために用いる。
【0048】
装置が起動するとき、抵抗およびコンデンサから形成されるパワーアップ回路116は相応の信号を論理ユニット114に出力する。論理ユニットはこれに基づいて14ビット幅の制御語を、スイッチ構成体118のマイクロスイッチから受け取り、上記のように線路120,120’、122,122’を介して制御器20に伝送する。マイクロスイッチで予調整された制御語は、各グラディエントコイルによりクリティカルでない動作を可能にする制御器調整に相当する。
【0049】
断層写真装置の動作中に、通信接続路16を介して到来した制御器調整命令がプロセッサ18によりデコードされ、例えば制御器20に割り当てられる。制御器調整命令に含まれる制御語はそれぞれ7ビット幅のコンポーネントを、P制御器分路70とI制御器分路62の調整のために有する。図8のタイムチャートには、これら2つのコンポーネントがプロセッサ18から論理ユニット114にどのように伝送されるかが示されている。
【0050】
まずプロセッサ18は制御器20に配属されたイネーブル線路126を論理"1"にセットする(図8の信号"Enable")。次に制御語の第1のコンポーネントがデータバス124に印加される(信号"Data")。このデータが安定すると直ちにプロセッサ18は書き込みパルスを第1の書き込み線路128に出力する。この書き込み線路はP制御器分路60に配属されている(信号"Write-P")。相応してI制御器分路62に配属された第2の制御語コンポーネントの伝送が、データをデータバス124に印加し、書き込みパルスを第2の書き込み線路128’に形成することによって行われる(信号"Write-I")。このように論理ユニット114に伝送された制御語は上に述べたように制御器20にさらに伝送される。
【0051】
制御器20,20’は別の論理ユニット(図7には図示せず)を介してプロセッサ18と接続されている。この論理ユニットはそれぞれ固有のイネーブル線路を有するが、データバス124と2つの書き込み線路128,128’は共通にすべての論理ユニットに導かれている。この構成によってプロセッサ18では比較的少数の端子しか必要なくなる。すなわち、データバス124に対する7つの端子、書き込み線路128,128’に対する2つの端子、各接続された論理ユニットのイネーブル線路に対してそれぞれ1つの端子である。制御器20,20’および20"の1つにデータ伝送するためにプロセッサ18は、調整する制御器20,20’、20"に配属された論理ユニットのイネーブル線路だけを制御する。
【0052】
図9に示されたグラディエント増幅器12の発展実施例では、制御器20,20’、20"が自立的に(施設制御部10または操作者の支援なしで)、接続されたグラディエントコイルに対する最適調整に較正することができる。このためにグラディエント増幅器12は、プロセッサ18により制御されるパルス発生器130を有する。このパルス発生器は、目標値経過の検査シーケンスを種々異なるパルス形状、振幅によって形成することができる。同じようにプロセッサ18により制御されるスイッチ132を介して選択的に、検査シーケンスまたは通常動作シーケンスを制御器20に配属された比較器58の目標値入力側74に印加することができる。ここで動作シーケンスはシステム制御部10または別の適切な構成群によりデジタルシーケンスデータとしてシーケンスデータ入力側134に印加され、D/A変換器136によりアナログ目標値信号に変換される。
【0053】
比較器58の制御偏差出力側78は評価回路138に接続されている。この評価回路ではフィードバック信号として用いられる制御偏差信号が整流され、ローパスフィルタを介してろ波される。このように評価された制御偏差はA/D変換器140によりデジタル化され、さらなる処理のためにプロセッサ18に導通される。評価回路138は、プロセッサ18が本来は評価せずに処理する制御偏差信号をリアルタイム処理するには能力が低すぎるときだけ必要である。プロセッサ18の能力が非常に高ければ、出力側78を直接A/D変換器140と接続するkとができ、このようにすればA/D変換器は図2に示した変換器構成群32にように作用する。
【0054】
制御器20の自立較正のためにプロセッサ18はパルス発生器130を作動させ、その信号をスイッチ132を介して目標値入力側74に印加する。次にプロセッサ18は制御器20において、P制御器分路60の増幅率が非常に小さく、かつI制御器分路62の後調整時間が非常に長くなるように調整する。次にプロセッサ18はステップごとにP成分を高める。ここでは評価される制御偏差(評価回路138の出力信号)がまず、制御回路が発振を始めついで評価される制御偏差は再び増大するまで低減される。このようにして、I成分が緩慢で一定のときに求められた測定データに基づいて、プロセッサ18はP成分に対する増幅値を設定する。この増幅値は"クリティカル"な増幅よりも下にある。
【0055】
プロセッサ18は次に最適化されたP成分を一定に保持し、I成分をステップごとに高める(後調整時間を短縮する)。評価される制御偏差はまず再び小さくなり、次に再び上昇する。このことからプロセッサ18はI成分に対する最適調整を検出する。
【0056】
この較正過程は異なる検査シーケンスで繰り返される。最終結果として求められた制御器調整は施設制御部10に伝送されるか、またはプロセッサ18に配属されたデータセットメモリ142にファイルされる。後者の場合ではプロセッサ18は、接続されたグラディエントコイルを交換する際に制御器20を自動的に再調整する。このためにプロセッサはとりわけコイル形式に関する情報が必要である。この情報はプロセッサ18に通信接続路16または付加的な、図9には図示しない線路を介して供給される。
【0057】
グラディエント増幅器12の別の制御器20’、20"も同じように調整される。これらにはそのために、それぞれ1つの別のスイッチ(図9には図示せず)が配属されている。パルス発生器130,評価回路138およびA/D変換器140は3つの制御器20,20’、20"のすべての調整のために共通に使用される。
【0058】
ここに説明した較正方法は、図2の回路に基づいた変形実施例ではプロセッサ18の代わりに施設制御部10によって実行することもできる。変換器構成群32,32’、32に場合によっては整流器とローパスフィルタを設けることができる。これは施設制御部10に対して、制御偏差信号のリアルタイム評価による負荷を軽減するためである。
【0059】
択一的実施例では、制御器20および/または共通の制御装置はデジタルシグナルプロセッサによって構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のとくに簡単な実施例のブロック回路図である。
【図2】 本発明の最適実施例のブロック回路図である。
【図3】 制御信号のタイムチャートである。
【図4】 デジタルで調整可能な増幅係数を有する増幅器の回路図である。
【図5】 デジタルで調整可能な増幅係数を有する増幅器の回路図である。
【図6】 制御装置の回路図である。
【図7】 本発明の別の実施例におけるグラディエント増幅器のブロック回路図である。
【図8】 制御語の伝送経過を示すタイムチャートである。
【図9】 別の実施例におけるグラディエント増幅器のブロック回路図である。
【符号の説明】
10 施設制御部
12 グラディエント増幅器
14 データセットメモリ
16 通信接続路
18 プロセッサ
20,20’、20" 制御器
60 P制御器分路
62 I制御器分路

Claims (14)

  1. 少なくとも1つの制御装置を有し、該制御装置はグラディエントコイルに対する電流の実際値と目標値の間の偏差信号を生成する比較器(58)と、該偏差信号に応答する制御器(20,20’、20")を調整量信号の生成のために有する、核スピン断層写真装置用のグラディエント増幅器において、
    前記制御装置は、制御器を調整するための1つまたは複数の情報を含んだデジタル制御語に対する制御入力側(22,22’、22")を有し、
    前記デジタル制御語によって、制御装置の現時点の伝達関数が複数または多数の所定の伝達関数から選択される、
    ことを特徴とする、核スピン断層写真装置用のグラディエント増幅器。
  2. 制御器(20,20’、20")はP制御器分路(60)とI制御器分路(62)とを有する、請求項1記載のグラディエント増幅器。
  3. 制御装置は少なくとも1つの調整可能な増幅器(80,96)を有し、
    該増幅器の増幅係数は制御装置の伝達関数を制御し、
    該増幅係数はデジタル制御語によって調整される、請求項1または2記載のグラディエント増幅器。
  4. デジタル制御語は2進数形式にコード化された少なくとも1つのコンポーネントを有する、請求項1から3までのいずれか1項記載のグラディエント増幅器。
  5. 調整可能な増幅器(80,96)は少なくとも1つのマルチプルデジタル/アナログ変換器(36)を有し、
    該変換器のデジタル入力側(40)にはデジタル制御語または当該制御語のコンポーネントが供給される、請求項3または4記載のグラディエント増幅器。
  6. プロセッサ(18)および/または論理ユニット(114)は、通信接続路(16)を介して受信された制御器調整命令からデジタル制御語を抽出し、少なくとも1つのフィードバック信号に依存して制御装置の伝達関数を選択するように構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のグラディエント増幅器。
  7. 較正装置が設けられており、
    該較正装置は各制御器(20,20’、20 " )の制御特性を表す少なくとも1つのフィードバック信号に依存して制御装置の伝達関数を選択するように構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のグラディエント増幅器。
  8. 較正装置は、処理装置、パルス発生器(130)および評価回路(138)を有する、請求項7記載のグラディエント増幅器。
  9. 少なくとも1つのグラディエントコイルを有し、該グラディエントコイルは請求項1から8までのいずれか1項記載のグラディエント増幅器(12)を有する形式のものにおいて、
    制御装置に供給されるデジタル制御を形成するための制御語形成装置が設けられている、ことを特徴とする核スピン断層写真装置。
  10. 制御語形成装置は、グラディエント増幅器(12)に接続されたグラディエントコイルの形式を識別するための走査装置(26,26’、26")を有し、デジタル制御語を走査装置(26,26’、26")の出力値に従って検出する、請求項9記載の核スピン断層写真装置。
  11. 較正装置が設けられており、
    該較正装置は、グラディエント増幅器(12)に接続されたグラディエントコイルの特性に従って、制御装置に対してデジタル制御語を検出するように構成されている、請求項9記載の核スピン断層写真装置。
  12. 較正装置は、処理装置、並びにフィードバック信号に応答する少なくとも1つの変換器構成群(32,32’32")を有している、請求項11記載の核スピン断層写真装置。
  13. 較正装置は、まずP制御器分路(60)の調整を定め、次にI制御器分路(62)の調整を、少なくとも1つのフィードバック信号の所望の特性にステップごとに近似することによって定める、請求項2記載のグラディエント増幅器を有する請求項12記載の核スピン断層写真装置。
  14. 制御語形成装置および/または較正装置は、核スピン断層写真装置の中央施設制御部(10)に配属されている、請求項9から13までのいずれか1項記載の核スピン断層写真装置。
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