JP4082383B2 - 撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4082383B2
JP4082383B2 JP2004150165A JP2004150165A JP4082383B2 JP 4082383 B2 JP4082383 B2 JP 4082383B2 JP 2004150165 A JP2004150165 A JP 2004150165A JP 2004150165 A JP2004150165 A JP 2004150165A JP 4082383 B2 JP4082383 B2 JP 4082383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
white balance
balance adjustment
amplifier gain
color area
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004150165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005333433A (ja
Inventor
英輔 宇根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004150165A priority Critical patent/JP4082383B2/ja
Priority to US11/126,370 priority patent/US20050259160A1/en
Priority to EP05252988A priority patent/EP1599052A3/en
Priority to CN200510073716.5A priority patent/CN1700733A/zh
Publication of JP2005333433A publication Critical patent/JP2005333433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4082383B2 publication Critical patent/JP4082383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

本発明は、固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置、この撮像装置における画像処理方法および色領域設定プログラムに関し、特に、ホワイトバランス調整機能と、特定の色領域の信号成分に対する画像処理機能とを有する撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラムに関する。
近年、固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置が急速に普及している。このような撮像装置では、撮像によって得られたデジタル画像信号に対して、画質補正のための様々なデジタル信号処理が行われている。
代表的な画質補正機能として、ホワイトバランス調整機能がある。ホワイトバランス調整は、被写体の光源の色温度に応じて白色が正しく表示されるように色相を調整するものであるが、さらに、撮像画像信号や外部の検出器を用いて光源の色温度を検出し、色相を自動的に調整するオートホワイトバランス機能を具備する撮像装置も多い。オートホワイトバランスでは、一般的に、撮像画像信号中のR,G,Bの各信号に対して、撮像画像中の基準とする白色点においてR=G=Bとなるようなゲインがかけられる。
しかし、オートホワイトバランス機能を利用しても、必ずしも正確な色を表現できない場合もあり、また、例えば夕景で赤みが抑えられてしまうなど、実際の被写体の雰囲気を残すことが難しい場合もある。そこで、最近の撮像装置では、例えば太陽光,白熱灯,蛍光灯といった光源の種類などに応じた設定値を用いて、あるいはユーザ操作により任意に指定された撮像画像中の領域の色成分に応じて、ホワイトバランスの基準とする白色点を意図的にずらす機能を備えたものも現れている。
また、他の画質補正機能として、特定の色領域に対する輪郭強調などの補正機能を備えたものもある。例えば、特に肌色部分の映像に対して自然で鮮明な輪郭が表現されるように輪郭強調する補正処理を施した場合に、肌色部分自体に対しては輪郭強調を弱めることで、人肌をきれいに写すことができる。このために、例えば、撮像画像信号から生成したI信号,Q信号を用い、I軸−Q軸平面の所定領域に入力画像信号の色相が含まれるか否かにより撮像画像中の肌色部分を判定して、その領域についてはそれ以外の領域より輪郭補正信号レベルを下げることなどが行われていた。さらに、I軸−Q軸平面上の肌色領域を複数に分割し、これらの領域ごとに段階的に設定したコアリング量により撮像画像中の肌色部分のコアリング処理を行うことで、より適正な輪郭強調が可能とされた輪郭補正回路もあった(例えば、特許文献1参照)。
特許第3264107号公報(段落番号〔0020〕〜〔0033〕、図1)
ところで、上述したオートホワイトバランスと、特定色領域に対する補正の双方の画質補正機能を具備する撮像装置では、光源が変化すると、オートホワイトバランス機能により撮像画像全体の色信号が補正されてしまうので、後者の色補正機能で指定された色領域が意図した領域から外れてしまう場合があり、この場合には再度色領域の指定を行う必要があった。例えば、撮像画像中の肌色領域に対してのみ輪郭強調を弱める場合、ある光源下で肌色領域を指定した後、光源が変化してその光源に含まれる色成分が変化すると、オートホワイトバランス機能により肌色部分からの反射光の色成分も変化してしまうため、指定された色領域では肌色が選択されないことがある。
このような事態を回避するためには、光源の色成分の変化を補正するオートホワイトバランスの制御値(ゲイン値)に応じて、指定された色領域を自動的に変更する方法が考えられる。しかし、上述したように、基準とする白色点をオートホワイトバランスによる設定値から意図的にずらした場合には、白色点をずらす前後で選択される色領域が変化してしまうので、意図した色領域が選択されず、適切な画質補正効果が得られないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、撮像画像信号に対して、白色点を意図的にずらしてホワイトバランス調整を行った場合にも、色領域を適切に指定して補正を施すことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、撮像画像信号に対して、白色点を意図的にずらしてホワイトバランス調整を行った場合にも、色領域を適切に指定して補正を施すことが可能な撮像装置における画像処理方法を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、撮像画像信号に対して、白色点を意図的にずらしてホワイトバランス調整を行った場合にも、色領域を適切に指定して補正を施すことが可能な色領域設定プログラムを提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置において、撮像により得られた画像信号に対してホワイトバランス調整を施すホワイトバランス調整手段と、撮影光源の判別結果に基づいて前記ホワイトバランス調整手段の調整動作を制御する手段であって、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整の基準とした白色点を外部からの入力に応じて変化させる機能を備えたホワイトバランス調整制御手段と、前記ホワイトバランス調整手段により補正された画像信号のうち、特定の色領域の信号成分に対して画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段が画像処理対象とする色領域を外部からの指定に応じて設定する色領域設定手段とを有し、前記ホワイトバランス調整制御手段は、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、前記白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとを出力して、前記第2のアンプゲインを用いて前記ホワイトバランス調整手段を制御し、前記色領域設定手段は、1フレーム分の撮像画像信号が前記ホワイトバランス調整手段に供給されるごとに、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、前記第2のアンプゲインで乗算し、前記第1のアンプゲインで除算することで、外部からの指定に応じた色領域を変化させて設定することを特徴とする撮像装置が提供される。
このような撮像装置では、ホワイトバランス調整制御手段において、撮影光源の判別結果に基づく白色点が意図的に変化された場合には、色領域設定手段において、外部からの指定に応じた色領域が白色点の変化に応じて変化さて、その色領域が画像処理の対象として画像処理手段に設定される。具体的には、ホワイトバランス調整制御手段により、撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとが出力されて、第2のアンプゲインを用いてホワイトバランス調整手段が制御される。そして、1フレーム分の撮像画像信号がホワイトバランス調整手段に供給されるごとに、色領域設定手段により、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、第2のアンプゲインで乗算され、第1のアンプゲインで除算される。これにより、画像処理手段では、白色点の変化に関係なく、色領域設定手段において外部から指定された通りの色領域が設定されて、画像処理が施される。
また、本発明では、固体撮像素子を用いた撮像により得られた画像信号に対するホワイトバランス調整機能と、ホワイトバランス調整が施された画像信号のうちの特定の色領域の信号成分に対する画像処理機能とを有する撮像装置における画像処理方法であって、撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整の基準とされる白色点を外部からの入力に応じて変化させ、前記白色点の変化に応じた制御値により前記ホワイトバランス調整機能を制御するホワイトバランス調整ステップと、前記白色点の変化に応じて、外部からの指定に応じた色領域を変化させ、当該色領域を前記画像処理機能の処理対象として設定する色領域設定ステップとを含み、前記ホワイトバランス調整ステップでは、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、前記白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとを出力して、前記第2のアンプゲインを用いて前記ホワイトバランス調整機能を制御し、前記色領域設定ステップでは、1フレーム分の撮像画像信号が前記ホワイトバランス調整機能に供給されるごとに、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、前記第2のアンプゲインで乗算し、前記第1のアンプゲインで除算することで、外部からの指定に応じた色領域を変化させて設定することを特徴とする画像処理方法が提供される。
このような画像処理方法では、ホワイトバランス調整機能により、撮影光源の判別結果に基づく白色点が意図的に変化されて調整が行われた場合には、外部からの指定に応じた色領域が白色点の変化に応じて変化され、その色領域が画像処理機能の処理対象として設定される。具体的には、ホワイトバランス調整ステップにおいて、撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとが出力されて、第2のアンプゲインを用いてホワイトバランス調整機能
が制御される。そして、色領域設定ステップにおいて、1フレーム分の撮像画像信号がホワイトバランス調整機能に供給されるごとに、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、第2のアンプゲインで乗算され、第1のアンプゲインで除算される。これにより、白色点の変化に関係なく、外部から指定された通りの色領域に対して画像処理が施される。
本発明によれば、撮影光源の判別結果に基づく白色点が意図的に変化されてホワイトバランス調整が行われた場合にも、その白色点の変化に関係なく、外部から指定された通りの色領域が適切に設定されて、その色領域の信号成分に対して画像処理が施されるので、例えば色領域の再設定などの余分な操作を行うことなく、ユーザの意図した通りの画像処理効果を確実に得ることが可能となる。
以下、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合を例に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタルスチルカメラの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すデジタルスチルカメラは、光学ブロック11、CCD12、TG(Timing Generator)12a、前処理回路13、カメラ処理回路14、エンコーダ/デコーダ15、制御部16、入力部17、グラフィックI/F(インタフェース)18、ディスプレイ18a、R/W(リーダ/ライタ)19、およびメモリカード19aを具備する。これらのうち、光学ブロック11、TG12a、前処理回路13、カメラ処理回路14、エンコーダ/デコーダ15、入力部17、グラフィックI/F18、およびR/W19は、制御部16に接続されている。
光学ブロック11は、被写体からの光をCCD12に集光するためのレンズ、レンズを移動させてフォーカス合わせやズーミングを行うための駆動機構、シャッタ機構、アイリス機構などを具備しており、これらは制御部16からの制御信号に基づいて駆動される。
CCD12は、TG12aから出力されるタイミング信号に基づいて駆動され、被写体からの入射光を電気信号に変換する。なお、CCD12の代わりに、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの他の固体撮像素子が用いられてもよい。TG12aは、制御部16の制御の下でタイミング信号を出力する。
前処理回路13は、CCD12から出力された画像信号に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理によりS/N(Signal/Noise)比を良好に保つようにサンプルホールドを行い、さらにAGC(Auto Gain Control)処理により利得を制御し、A/D変換を行ってデジタル画像信号を出力する。
カメラ処理回路14は、前処理回路13からの画像信号に対して、後述するホワイトバランス調整処理や色補正処理、AF(Auto Focus)処理、AE(Auto Exposure)処理などのカメラ信号処理を施す。
エンコーダ/デコーダ15は、カメラ処理回路14からの画像信号に対して、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式などの所定の静止画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。また、制御部16から供給された静止画像の符号化データを伸張復号化処理する。
制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されるマイクロコントローラであり、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、デジタルスチルカメラの各部を統括的に制御する。
入力部17は、例えばシャッタレリーズボタンなどの各種操作キーやレバー、ダイヤルなどにより構成され、ユーザによる入力操作に応じた制御信号を制御部16に出力する。
グラフィックI/F18は、制御部16から供給された画像信号から、ディスプレイ18aに表示させるための画像信号を生成して、この信号をディスプレイ18aに供給し、画像を表示させる。ディスプレイ18aは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、撮像中のカメラスルー画像やメモリカード19aに記録されたデータを再生した画像などを表示する。
R/W19には、撮像により生成された画像データなどを記録する記録媒体として、可搬型のフラッシュメモリからなるメモリカード19aが着脱可能に接続される。R/W19は、制御部16から供給されたデータをメモリカード19aに書き込み、また、メモリカード19aから読み出したデータを制御部16に出力する。なお、記録媒体としては、他に、例えば書き込み可能な光ディスクやHDD(ハードディスクドライブ)などが用いられてもよい。
ここで、上記のデジタルスチルカメラにおける基本的な動作について説明する。まず、静止画像の撮像時の動作について説明する。
静止画像の撮像前には、CCD12によって受光されて光電変換された信号が、順次前処理回路13に供給される。前処理回路13では、入力信号に対してCDS処理、AGC処理が施され、さらにデジタル信号に変換される。カメラ処理回路14は、前処理回路13から供給されたデジタル画像信号を画質補正処理し、カメラスルー画像の信号として、制御部16を介してグラフィックI/F18に供給する。これにより、カメラスルー画像がディスプレイ18aに表示され、ユーザはディスプレイ18aを見て画角合わせを行うことが可能となる。
この状態で、入力部17のシャッタレリーズボタンが押下されると、制御部16は、光学ブロック11およびTG12aに制御信号を出力して、光学ブロック11のシャッタを動作させる。これによりCCD12からは、1フレーム分の画像信号が出力される。
カメラ処理回路14は、CCD12から前処理回路13を介して供給された1フレーム分の画像信号に画質補正処理を施し、処理後の画像信号をエンコーダ/デコーダ15に供給する。エンコーダ/デコーダ15は、入力された画像信号を圧縮符号化し、生成した符号化データを、制御部16を介してR/W19に供給する。これにより、撮像された静止画像のデータファイルがメモリカード19aに記憶される。
一方、メモリカード19aに記憶された静止画像ファイルを再生する場合には、制御部16は、入力部17からの操作入力に応じて、選択された静止画像ファイルをメモリカード19aからR/W19を介して読み込み、エンコーダ/デコーダ15に供給して伸張復号化処理を実行させる。復号化された画像信号は制御部16を介してグラフィックI/F18に供給され、これによりディスプレイ18aに静止画像が再生表示される。
次に、カメラ処理回路14におけるホワイトバランス調整処理、および特定色領域に対する画質補正処理について説明する。図2は、これらの処理を実現するための機能ブロック図である。
本実施の形態に係るデジタルスチルカメラでは、図2に示すように、カメラ処理回路14は、ホワイトバランス(WB)アンプ141、色領域選択部142、補正処理部143、および合成処理部144を具備する。また、アンプゲイン設定部161、白色点指定部162、および色領域設定部163が設けられ、これらは例えば、制御部16によるソフトウェア処理により実現される。
前処理回路13によりデジタル化されたRGBの各信号は、WBアンプ141およびアンプゲイン設定部161に入力される。WBアンプ141は、ホワイトバランス調整用のゲインコントロールアンプであり、アンプゲイン設定部161からの制御信号によりその利得が設定される。
アンプゲイン設定部161は、前処理回路13からの画像信号を基に、ホワイトバランス制御のための信号成分検出を行い、その検波結果に基づいて現在の撮影光源を判別して、その判別結果に応じたアンプゲインの制御値を算出する(オートホワイトバランス処理)。例えば、供給された画像データから撮像画像中の白色部分を抽出し、この白色部分についてRGBの各信号成分が等しくなるようなアンプゲインの値を算出する。
なお、撮影光源の判別は、撮像画像信号を検波する代わりに、例えば光学ブロック11の外部に設けた専用の検波器による検波信号を基に行うようにしてもよい。あるいは、これらの双方の方法を用いてもよい。また、検波対象とする画像信号は、RGB成分に限らず、色差信号やI,Q信号などを用いてもよい。
また、アンプゲイン設定部161はさらに、上記のオートホワイトバランス処理による補正基準となる白色点を、白色点指定部162からの指示情報に応じてずらす機能を有している。ここで、白色点は、オートホワイトバランス処理時にその調整基準として画面上から抽出された白色部分における信号成分を示す。白色点指定部162は、オートホワイトバランス処理に基づく白色点を、ユーザ操作に応じて意図的にずらすようにアンプゲイン設定部161に指示する。
例えば、白色点指定部162は、太陽光,白熱灯,蛍光灯などの撮影光源の種類や撮影対象の種類などに応じたアンプゲインのシフト値をあらかじめROMなどに保持しておき、入力部17を通じたユーザのモード選択入力に応じて、対応するアンプゲインのシフト値をアンプゲイン設定部161に対して出力するようにする。あるいは、ユーザ操作に応じて任意のアンプゲインのシフト値をアンプゲイン設定部161に対して設定可能にしてもよい。
アンプゲイン設定部161は、オートホワイトバランス処理に基づくアンプゲインの値に、白色点指定部162からのシフト値を加算して、加算後のアンプゲインをWBアンプ141に対して出力する。WBアンプ141はこの値に従ってRGB各信号成分の利得を制御し、これにより、自動調整されたホワイトバランスをユーザ操作に応じてさらに微調整することが可能となっている。
また、アンプゲイン設定部161は、オートホワイトバランス処理に基づくアンプゲイン、および、白色点指定部162からの指示に応じて白色点をずらしたときのアンプゲインの双方の値を、色領域設定部163に対して出力する。
一方、色領域選択部142、補正処理部143、合成処理部144、および色領域設定部163は、特定の色領域に対する画質補正を行うための処理ブロックである。色領域選択部142は、WBアンプ141によりホワイトバランス調整が施された画像信号から、色領域設定部163により指定された色領域に含まれる画素信号を抽出し、補正処理部143に出力する。
補正処理部143は、抽出された画素信号に対して、輪郭強調などの所定の色補正処理を施す。合成処理部144は、色領域選択部142および補正処理部143からそれぞれ出力された画像信号を合成して、色補正された画像信号を生成する。
色領域設定部163は、入力部17を通じたユーザ操作により指定された色領域を示す制御値を、色領域選択部142に対して設定する。例えば、色補正モードに応じた肌色領域などの特定色領域を示す制御値をあらかじめROMなどに保持しておき、ユーザのモード選択操作に応じて対応する制御値を読み出し、色領域選択部142に出力する。あるいは、ユーザ操作に応じて任意の色領域を選択可能なようにしてもよい。
そして、色領域設定部163は、指定された色領域を、白色点指定部162による白色点の指定に応じて変調し、色領域選択部142に対する設定を行う。これにより、オートホワイトバランス処理に基づく白色点をずらすように指定された場合にも、ユーザが意図した色領域が正しく指定され、補正が施されるようにする。
次に、このデジタルスチルカメラにおけるホワイトバランス処理および特定色領域に対する画質補正処理について、例として(B−G,R−G)平面を用いて説明する。
図3は、白色点をずらしていない場合に選択される色領域を示す図である。
アンプゲイン設定部161におけるオートホワイトバランス処理によって算出されるアンプゲインの値を、RGB信号成分についてそれぞれRwb1,Gwb1,Bwb1とする。前処理回路13から出力される画像信号(R,G,B)に対するオートホワイトバランス処理では、画面上の白色部においてRGB各成分の値が等しくなるようにアンプゲインが設定される。このとき、(B−G,R−G)平面上の白色点P1の座標(Ba−Ga,Ra−Ga)は(B・Bwb1−G・Gwb1,R・Rwb1−G・Gwb1)=(0,0)となる。
この状態で、色領域設定部163により、(Rmax−Gmax)>(R−G)>(Rmin−Gmin)で、かつ(Bmax−Gmax)>(B−G)>(Bmin−Gmin)の範囲の色領域A1が選択されたとする。
図4は、白色点をずらした場合に選択される色領域を示す図である。
図3の状態で、白色点指定部162により白色点P1をずらすように指示されると、アンプゲイン設定部161によりそのシフト量に応じたアンプゲインが算出されて、WBアンプ141が制御される。これにより、色相の異なる画像が生成されるので、意図した色領域を正しく選択するためには、その色領域も白色点P1のシフト量に応じて変化させる必要がある。
白色点がシフトされたときのアンプゲインをRwb2,Gwb2,Bwb2とすると、このときの白色点P2の座標は(B・Bwb2/Bwb1−G・Gwb2/Gwb1,R・Rwb2/Rwb1−G・Gwb2/Gwb1)となる。従って、白色点のシフトに伴って色領域設定部163によって選択すべき色領域A2は、(R−G)軸方向の最大値および最小値をそれぞれMAX(R−G),MIN(R−G)、(B−G)軸方向の最大値および最小値をそれぞれMAX(B−G),MIN(B−G)とすると、MAX(R−G)>(R−G)>MIN(R−G),MAX(B−G)>(B−G)>MIN(B−G)と表される。そして、MAX(R−G),MIN(R−G),MAX(B−G),MIN(B−G)は、それぞれ以下の式(1)〜(4)により求められる。
MAX(R−G)=Rmax・Rwb2/Rwb1−Gmax・Gwb2/Gwb1
………(1)
MIN(R−G)=Rmin・Rwb2/Rwb1−Gmin・Gwb2/Gwb1
………(2)
MAX(B−G)=Bmax・Bwb2/Bwb1−Gmax・Gwb2/Gwb1
………(3)
MIN(B−G)=Bmin・Bwb2/Bwb1−Gmin・Gwb2/Gwb1
………(4)
以上のように色領域A2を設定することにより、白色点をずらす前の色領域A1と同じ信号成分を選択することが可能となる。
図5は、色領域設定部163における色領域の設定処理の流れを示すフローチャートである。
以下の処理は、前処理回路13から1フレーム分の画像信号が出力されるごとに実行される。なお、アンプゲイン設定部161は、1フレーム分の画像信号を受信するごとに、そのときのオートホワイトバランス処理に基づくアンプゲインRwb1,Gwb1,Bwb1と、白色点指定部162から指示に応じてシフトさせたアンプゲインRwb2,Gwb2,Bwb2とを、色領域設定部163に出力する。
〔ステップS11〕ユーザ操作により選択された色領域の設定値(Rmax,Gmax,Bmax,Rmin,Gmin,Bmin)を、例えばROMから読み込む。なお、この設定値は、ユーザ操作により任意に設定可能なようにしてもよい。
〔ステップS12〕オートホワイトバランス処理に基づくアンプゲイン、すなわち白色点指定部162からの指定に基づいて白色点をずらす前のアンプゲインの値(Rwb1,Gwb1,Bwb1)を、アンプゲイン設定部161から取得する。
〔ステップS13〕白色点指定部162からの指定に基づいて白色点をずらした後のアンプゲインの値(Rwb2,Gwb2,Bwb2)を、アンプゲイン設定部161から取得する。
〔ステップS14〕白色点のシフト量に応じた色領域を上記の式(1)〜(4)により演算し、演算結果を色領域選択部142に出力して、選択すべき色領域を設定する。
なお、白色点指定部162により白色点をずらすように指定されていない場合には、Rwb2=Rwb1,Gwb2=Gwb1,Bwb2=Bwb1となり、上式(1)〜(4)の演算結果は、MAX(R−G)=Rmax−Gmax,MIN(R−G)=Rmin−Gmin,MAX(B−G)=Bmax−Gmax,MIN(B−G)=Bmin−Gminとなって、ステップS11で読み込んだ設定値をそのまま使用した値となる。
以上の処理により、白色点を意図的にずらすようにホワイトバランス調整が行われた場合にも、そのシフト量に応じて選択する色領域が自動的に変調されるので、ユーザの意図した色領域が常に正確に選択され、その領域に対して補正処理部143による色補正が施される。従って、ユーザは、従来のように、白色点の設定を変えるたびに色補正の対象とする色領域を再設定する必要がなくなり、操作のわずらわしさが解消されるとともに、再設定のし忘れによる撮像失敗を防止することができる。
ここで、特定の色領域に対する画質補正処理の具体的な例について補足説明する。本発明は、以下のような画質補正処理に対して適用することができる。
・肌色領域など、特定の色領域に対して、輪郭強調の設定値を他の部分と変える。例えば、肌色領域のみ輪郭強調処理を弱めて滑らかに表現されるようにし、それ以外の部分に対しては輪郭がシャープになるようにする。この場合、色領域選択部142と合成処理部144との間に輪郭強調の処理部を設け、色領域選択部142により抽出された画素信号に対しては、補正処理部143において輪郭強調の設定値を弱めて処理する。
・特定の色領域に対して、あるいはそれ以外の色領域に対して、色補正を行う。例えば、肌色領域に対してのみ色補正を加えて好ましい肌色表現を行い、肌色領域以外の部分に対しては色補正を行わず、不自然な色にならないようにする。
・特定の色領域に対して、あるいはそれ以外の色領域に対して、輝度補正を行う。例えば、肌色領域に対してのみ輝度補正を加えて好ましい肌色表現を行い、肌色領域以外の部分に対しては輝度補正を行わず、不自然な画にならないようにする。
さらに、このような画質補正以外に、以下の特殊効果処理のような各種画像処理に対しても適用することができる。
・画面内の特定色、あるいはそれ以外の色を、別の色に変更する。例えば、特定色あるいはそれ以外の色をモノトーンにしたり、緑色の葉を赤に置き換えて紅葉のようにする。
・画面内の特定色の部分、あるいはそれ以外の部分を、別の画像で置き換える。
・画面内の特定色、あるいはそれ以外の色のみ、輝度レベルを変更する。
本発明を適用することにより、以上のような画質補正処理や特殊効果処理に対して、ホワイトバランス調整における白色点設定の影響を排除し、色領域を意図した通りに適切に選択することができる。
なお、以上の実施の形態では、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したが、固体撮像素子を用いたこれ以外の撮像装置に対しても本発明を適用することができる。例えば、デジタルビデオカメラや、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)などの撮像機能などに適用可能である。また、PCなどに接続されるテレビ電話用あるいはゲームソフト用などの小型カメラによる撮像信号に対する処理にも、本発明を適用することができる。
さらに、上記の撮像装置の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、この撮像装置が有すべき機能(特に、上記のアンプゲイン設定部161,色領域設定部163などに対応する機能)の処理内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録された光ディスクや半導体メモリなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本発明の実施の形態に係るデジタルスチルカメラの全体構成を示すブロック図である。 ホワイトバランス調整処理および特定色領域に対する画質補正処理を実現するための機能ブロック図である。 白色点をずらしていない場合に選択される色領域を示す図である。 白色点をずらした場合に選択される色領域を示す図である。 色領域設定部における色領域の設定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11……光学ブロック、12……CCD、12a……TG、13……前処理回路、14……カメラ処理回路、15……エンコーダ/デコーダ、16……制御部、17……入力部、18……グラフィックI/F、18a……ディスプレイ、19……R/W、19a……メモリカード、141……WBアンプ、142……色領域選択部、143……補正処理部、144……合成処理部、161……アンプゲイン設定部、162……白色点指定部、163……色領域設定部

Claims (3)

  1. 固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置において、
    撮像により得られた画像信号に対してホワイトバランス調整を施すホワイトバランス調整手段と、
    撮影光源の判別結果に基づいて前記ホワイトバランス調整手段の調整動作を制御する手段であって、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整の基準とした白色点を外部からの入力に応じて変化させる機能を備えたホワイトバランス調整制御手段と、
    前記ホワイトバランス調整手段により補正された画像信号のうち、特定の色領域の信号成分に対して画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理手段が画像処理対象とする色領域を外部からの指定に応じて設定する色領域設定手段と、
    を有し、
    前記ホワイトバランス調整制御手段は、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、前記白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとを出力して、前記第2のアンプゲインを用いて前記ホワイトバランス調整手段を制御し、
    前記色領域設定手段は、1フレーム分の撮像画像信号が前記ホワイトバランス調整手段に供給されるごとに、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、前記第2のアンプゲインで乗算し、前記第1のアンプゲインで除算することで、外部からの指定に応じた色領域を変化させて設定する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 固体撮像素子を用いた撮像により得られた画像信号に対するホワイトバランス調整機能と、ホワイトバランス調整が施された画像信号のうちの特定の色領域の信号成分に対する画像処理機能とを有する撮像装置における画像処理方法であって、
    撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整の基準とされる白色点を外部からの入力に応じて変化させ、前記白色点の変化に応じた制御値により前記ホワイトバランス調整機能を制御するホワイトバランス調整ステップと、
    前記白色点の変化に応じて、外部からの指定に応じた色領域を変化させ、当該色領域を前記画像処理機能の処理対象として設定する色領域設定ステップと、
    を含み、
    前記ホワイトバランス調整ステップでは、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、前記白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとを出力して、前記第2のアンプゲインを用いて前記ホワイトバランス調整機能を制御し、
    前記色領域設定ステップでは、1フレーム分の撮像画像信号が前記ホワイトバランス調整機能に供給されるごとに、外部からの指定に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、前記第2のアンプゲインで乗算し、前記第1のアンプゲインで除算することで、外部からの指定に応じた色領域を変化させて設定する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  3. 固体撮像素子を用いた撮像により得られた画像信号に対してホワイトバランス調整手段によりホワイトバランス調整が施された後に、当該画像信号のうちの特定の色領域の信号成分に対して画像処理を施す際に、前記画像処理の対象とされる色領域を設定する処理をコンピュータに実行させる色領域設定プログラムにおいて、
    撮影光源の判別結果に基づいて前記ホワイトバランス調整手段の調整動作を制御する手段であって、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整の基準とした白色点を外部からの入力に応じて変化させる機能を備えたホワイトバランス調整制御手段、
    外部からの入力に応じて色領域の指定情報を受け付ける色領域指定受付手段、
    前記白色点が外部からの入力に応じて変化された場合に、前記指定情報に応じた色領域を前記白色点の変化に応じて変化させ、当該色領域を前記画像処理の対象として設定する色領域変調手段、
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記ホワイトバランス調整制御手段は、前記撮影光源の判別結果に基づくホワイトバランス調整のための第1のアンプゲインと、前記白色点の変化に応じた第2のアンプゲインとを出力して、前記第2のアンプゲインを用いて前記ホワイトバランス調整手段を制御し、
    前記色領域変調手段は、1フレーム分の撮像画像信号が前記ホワイトバランス調整手段に供給されるごとに、前記指定情報に応じた色領域を示す信号成分の最大値および最小値に対して、前記第2のアンプゲインで乗算し、前記第1のアンプゲインで除算することで、前記指定情報に応じた色領域を変化させて設定することを特徴とする色領域設定プログラム。
JP2004150165A 2004-05-20 2004-05-20 撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム Expired - Fee Related JP4082383B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150165A JP4082383B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム
US11/126,370 US20050259160A1 (en) 2004-05-20 2005-05-11 Imaging device, image processing method, and color area setting program
EP05252988A EP1599052A3 (en) 2004-05-20 2005-05-16 Imaging device, image processing method, and color area setting program
CN200510073716.5A CN1700733A (zh) 2004-05-20 2005-05-20 成像设备、图像处理方法和彩色区域设置程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150165A JP4082383B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005333433A JP2005333433A (ja) 2005-12-02
JP4082383B2 true JP4082383B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=34941314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004150165A Expired - Fee Related JP4082383B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 撮像装置、画像処理方法および色領域設定プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20050259160A1 (ja)
EP (1) EP1599052A3 (ja)
JP (1) JP4082383B2 (ja)
CN (1) CN1700733A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4955235B2 (ja) * 2005-07-29 2012-06-20 イーストマン コダック カンパニー デジタルカメラおよびゲイン算出方法
CN101166285B (zh) * 2006-10-16 2010-11-10 展讯通信(上海)有限公司 自动白平衡方法及装置
JP2009165036A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Sharp Corp 映像処理装置及びコンピュータプログラム
JP5132327B2 (ja) * 2008-01-10 2013-01-30 キヤノン株式会社 画像処理装置
JP2010268426A (ja) * 2009-04-15 2010-11-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP5597968B2 (ja) * 2009-07-01 2014-10-01 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP5562664B2 (ja) * 2010-01-27 2014-07-30 オリンパスイメージング株式会社 画質調整装置および画質調整装置の制御方法
JP5513244B2 (ja) * 2010-04-28 2014-06-04 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置
US8605167B2 (en) * 2010-09-01 2013-12-10 Apple Inc. Flexible color space selection for auto-white balance processing
JP5821214B2 (ja) 2011-02-28 2015-11-24 ソニー株式会社 画像処理装置と画像処理方法およびプログラム
JP7236856B2 (ja) * 2018-12-14 2023-03-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 判定システム、端末装置、及び判定方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5282024A (en) * 1989-08-23 1994-01-25 Canon Kabushiki Kaisha White balance correction device
US5329361A (en) * 1991-09-04 1994-07-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance control wherein valves of control signals are fixed or converged within a renewable, variable region
US5420630A (en) * 1992-09-11 1995-05-30 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus performing white balance control based on data from regions of a frame
JP3284829B2 (ja) * 1995-06-15 2002-05-20 ミノルタ株式会社 画像処理装置
US6160579A (en) * 1995-08-01 2000-12-12 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP2923894B1 (ja) * 1998-03-31 1999-07-26 日本電気株式会社 光源判定方法、肌色補正方法、カラー画像補正方法、光源判定装置、肌色補正装置、カラー画像補正装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4039147B2 (ja) * 2002-07-03 2008-01-30 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置
US7463287B2 (en) * 2002-07-29 2008-12-09 Fujifilm Corporation Solid-state image pick-up device and image pick-up apparatus capable of distinguishing a photographing light source type
JP3804067B2 (ja) * 2003-03-28 2006-08-02 ソニー株式会社 撮像装置及び撮像方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1700733A (zh) 2005-11-23
JP2005333433A (ja) 2005-12-02
EP1599052A3 (en) 2007-10-03
US20050259160A1 (en) 2005-11-24
EP1599052A2 (en) 2005-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10412296B2 (en) Camera using preview image to select exposure
KR101243335B1 (ko) 화상처리장치 및 방법, 프로그램 및 촬상장치
US7796831B2 (en) Digital camera with face detection function for facilitating exposure compensation
JP5025532B2 (ja) 撮影装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラム
KR100942634B1 (ko) 화상보정장치 및 화상보정방법과 컴퓨터 판독 가능한 매체
EP1599052A2 (en) Imaging device, image processing method, and color area setting program
US9871976B2 (en) Imaging apparatus, control system and control method
JP2013106284A (ja) 光源推定装置、光源推定方法、光源推定プログラムおよび撮像装置
JP5494744B2 (ja) 撮像装置、制御方法及びプログラム
JP4670465B2 (ja) ホワイトバランス制御装置
JP2004192129A (ja) 顔領域抽出方法及び装置
JP5321308B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2008005248A (ja) 撮像装置
JP4789776B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2014103644A (ja) 撮像装置、画像処理装置及び色補正方法
JP2010157873A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2015195434A (ja) 撮像装置
JP2003264735A (ja) 画像処理システム、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004023347A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP4061638B2 (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007195087A (ja) 撮像装置および画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees