JP4079779B2 - 検眼鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、照射手段として指定することができ、中間焦平面を介して照射ビームを患者の眼底上に画像化するイメージング光学系に加えて、少なくとも1本の照射ビームを生成する少なくとも1つの照射手段を装備した、患者の眼底を観察するための検眼鏡に関する。さらにこの検眼鏡は、イメージング光学系に加えて、少なくとも1つの観察手段を備えており、該イメージング光学系は、観察手段への指定が可能で、眼底上での照射ビームの反射により生成された観察ビームを、中間焦平面を介して観察手段内において画像化するものである。最後に、照射ビームおよび観察ビーム内には、照射ビーム内および観察ビーム内の各々への導入が可能な、少なくとも1つのダイヤフラムスリットを装備したダイヤフラム装置が設けられており、ダイヤフラム装置は、照射ビームおよび観察ビームに関連して同期振動する方法で取り付けられている。このような検眼鏡装置は、観察ビームパスおよび照射ビームパス内に配置されたその振動ダイヤフラム装置のために、走査型検眼鏡とも呼ばれる。
米国特許第3,547,512号より汎用装置が知られている。観察ビームパス内および照射ビーム−パス内に設けられたスリット形状のダイヤフラムのため、照射、および同時に観察する眼底範囲が狭くなる。それでも、眼底のより広範囲を対象とした検査を可能にするためには、照射ダイヤフラムおよび観察ダイヤフラムを同期的に移動し、これにより眼底の一部分を走査する。眼底の同一部分上に十分な高速度で繰り返し生じるダイヤフラムのスリット画像の特定的慣性と移動を示す検出器を使用して眼底を観察する場合、走査された眼底部分の画像に複数のシングル画像が融合される。
特にこの装置は、結果として生じるグレアを含んだ迷光の生成および観察を減少することで、濁った、または不透明な水晶体を介した眼の観察を向上できなければならない。検眼鏡レンズの手段を用いて、照射手段および拡大光学系システムをこの中間画像の平面上に集束させることで、網膜の実中間画像が眼の外部に生成される。
しかし、前述した方法の手段だけでは満足のゆく結果は得られない。そのため、米国特許第3,547,512号は、観察ビーム束および照射ビーム束の各々の半分を被覆する追加のダイヤフラムおよびミラーを、観察ビーム束および照射ビーム束が、物体平面の小さな交差範囲を除いて夫々個別に走行する方法で使用する。生成および観察された迷光をこの方法でさらに減少できるが、観察ビーム束および照射ビーム束のアパーチャが限定されるために、光強度および可能な解像が低減されてしまう。
国際特許第97/15855号は、コントラストおよびグレアのない眼底の検査を可能にすることで、最小詳細部を可視化するであろう別の汎用光学系装置を記載している。この装置を用いても、眼底の照射ビームによる照射は少なくとも部分的でしかなく、眼底で反射された光が、光学系レンズシステムを介して、観察ビームとして中間焦平面内に画像化され、ここから照射ビームが接眼レンズユニットを介して画像化され、さらに分析される。この先行技術の装置はコントラストを増加させるように設計されており、この設計では、放射の光強度干渉部分が、さらに弱光干渉現象も検出可能な方法で選択的に弱化される。しかし、光学系システム全体を大規模に干渉することなく追加の光ビームを照射ビームパスおよび観察ビームパス内にカップリングすることが不可能であるため、やはり接眼レンズ光学系が必要である。
米国特許第3,547,512号 国際特許第97/15855号
本発明の目的は、振動性ダイヤフラムを装備した、よりコンパクトなデザインの検眼鏡を提供する、従って、単純な光学系設定を用いて、眼底の画像を観察手段上にできる限り集中させ、また、光学系システムを永久的に劣化させることなく、さらなる光束を検眼鏡の光学系設定内にカップリングさせる方法で走査型検眼鏡を設計することである。
本発明の目的に対する解決は請求項1の主要事項である。本発明のさらなる有利な実施形態は、サブクレームの主要事項であり、好ましい実施形態を参照した説明から明白になる。
本発明の重要な要素は、請求項1の一般的請求事項による検眼鏡を、少なくとも1つの光学系ユニットを介して中間焦平面を無限遠にまで画像化可能で、さらに、無限遠にまで画像化した中間焦平面を観察手段が設けられている観察ビームのイメージング平面に画像化可能な方法でさらに向上させることである。
本発明の背後にある概念は、中間焦平面を無限遠にまで画像化する光学系ユニットの選択的な使用であり、該光学系ユニットでは、光学系イメージングユニット、好ましくは検眼鏡レンズを用いて被検眼の眼底を眼の外部において画像化するが、これはつまり、観察ビームパスが、追加のシングル光学系ユニットを介して、観察手段が内設されたイメージング平面内に直接画像化された平行ビーム束内に伝播されるということである。この観察ビームパスの観察手段上への直接誘導は、関連する収差を含む追加の中間イメージング光学系を使用した結果生じ得るあらゆる光損失を取り除く。例えばビデオカメラ内のCCDセンサとして設計された観察手段上への観察ビームの直接画像化により、検眼鏡の光学設計を極めて小型化しながら、検眼鏡自体を片手で持てるサイズのハンドヘルド装置、または例えばスリットランプのような補助モジュールとして使用することが可能になる。
適切に設計されたイメージング光学系を用いて、検査のために眼底で反射された光全体を、実質的に無損失の状態で、観察パスに指定したイメージング光学系を介して、観察手段の関連する検出器範囲上に完全に画像化することで、患者の眼へのグレアの発生を相当に減少させることができる。本発明の検眼鏡装置は、ビデオカメラと連携させたビデオ走査型検眼鏡の形態の観察手段として特に適している。
前述した無限遠にまで画像化した平行観察ビームパスが、好ましくは対物マルチレンズ装置を介して、観察手段の感光範囲上に画像化され、さらに、照射ビームパスが、好ましくは上述した観察ビームの平行ビームパス部分に対して平行に走行する平行ビーム部分を設けている。
この目的のために、好ましくはコンデンサシステムの形態の照射レンズシステムが、照射手段の光線を観察手段のイメージング平面に位置する均等に照射された範囲上に画像化する照射ビームのイメージング光学系内に設置されている。均等に照射された範囲は、対物マルチレンズ装置を介して、平行に走行するビーム束内に伝播され、これが観察ビームを無限遠にまで画像化する光学系ユニットにより中間焦平面内に集束され、また、ビームパスの下流に在る光学系イメージングユニットの手段により眼底上に画像化される。
観察ビームパスおよび照射ビームパスの平行に走行するビーム部分において、検眼鏡のイメージング特性を光学的にさらに劣化させることなく、追加のビームパス、例えば治療用レーザビームを照射および観察ビームパス内に容易にカップリングすることができ、この場合、該観察ビームパスおよび照射ビームパスの平行に走行するビーム部分は、相互に対して最短の側方距離で離間しており、さらに、両ビームパスを中間焦平面内に画像化する光学系ユニットの光軸に対して対称的に配置されている。これにより、検眼鏡のモジュール式光学系の拡張に関連した特に興味深い自由度が拡大されることで、患者の眼に新しい診断および/または治療方法を実施することが可能となる。
中間焦平面を無限遠にまで画像化するための光学系ユニットを、平行走行する観察ビームパス、照射ビームパスに対して軸方向に移動する場合には、観察ビームおよび/または照射ビームの平行ビームパス内に追加のビームパス、またはさらに光学系要素を挿入することは重要でない。被検眼の収差を相殺するために、例えば光学系ユニットの軸方向におけるシフトを実施することができ、この場合、同時に光学系の焦点の位置が変更される。これにより、被検眼の収差に関係なく中間焦平面が無限遠にまで画像化される。観察ビームパス内の関連する目盛りラインを次第に上げてゆくことにより、様々な収差が生じている場合にも、眼底における画定された寸法測定を実施することができる。これは、長期間にわたる検査結果を再生可能な文書に文書化する場合に特に重要である。次に、これを好ましい実施形態を参照しながら詳細に説明する。
例えばCCDセンサとして設計した、観察手段の前にあたる照射された範囲のイメージング平面の直ぐ前には、ダイヤフラムスリット装置が振動方法で取り付け配置されており、該ダイヤフラムスリット装置は、観察ビーム用のダイヤフラムスリットおよび照射ビーム用のダイヤフラムスリットを各々提供し、また、これら2つのダイヤフラムスリットの各々は関連するビームパスの放出を同期振動方法で妨害する。振動方法で取り付けられたダイヤフラムスリット装置は、眼底のシャープなコントラストと反射のない照射および画像化を得ることを目的とする。異なる限定検査方法の実施を可能にするために、幅の異なるダイヤフラムスリットを使用する。これを目的として、ダイヤフラム装置は、寸法の異なるダイヤフラムスリット幅を有する少なくとも2対のダイヤフラムスリットを装備している。関連するダイヤフラムスリットの幅の寸法と、照射ビームパスおよび観察ビームパスに関連したその振動動作とによって、照射状況を夫々の眼底測定タスクに即座に順応および最適化することが可能になる。
例えば、眼底の血管造影検査には、従来の眼底画像に要するよりも遥かに大量の光が必要である。例えば蛍光性血管造影法を実施するには、観察ビームパスおよび照射ビームパス全長にかけて小振動振幅の振動方法で移動される幅広のダイヤフラムスリットを配置する。その一方で、スリット幅が小さい1対のダイヤフラムスリットを用いて得られる遥かに低い照射強度を要する眼底検査の実施もある。さらに詳細な説明については後述する好ましい実施形態の1つを参照されたし。
これ以外の利用可能な眼底治療には、本発明の装置を用いた最大の精密性を誇る検査および治療が可能な老人性黄班変性症の治療がある。網膜の欠陥部の発見には、蛍光性血管造影法、特に、網膜内に注入した染料を適切な赤外線レーザにより光学的に活性化させるインドシアニングリーン血管造影法を実施する。この赤外線レーザビームは、検眼鏡の他の光学系設定と衝突することなく、適切な光学系光ファイバ、ビームスプリッタ、揺動ミラーの各々を介して検眼鏡の照射ビームパス内にカップリングされる。好ましくは、このような揺動ミラーはコリメータと、通常は調整可能なハロゲンランプとして設計される照射手段との間に配置される。用途に応じ、ハロゲン光または赤外線光を照射ビームパスに沿って選択的にカップリングすることができる。これと同様に、照射モードに応じて、眼底から来るハロゲンランプまたは蛍光性の光により眼底を観察ユニット上に画像化するために、照射ビームパス内、好ましくは中間焦平面が無限遠にまで画像化されているビーム部分に沿って光学系ストップフィルタを揺動させる。さらに、網膜上の被検眼部位の空間的検出の後、眼底上の極小スポットを選択的に凝固させるために、治療レーザビームを眼底上の、好ましくは供給血管内に画像化する。この目的のために様々なマスクが提供されるが、これらのマスクは中間焦平面内への配置が可能であり、さらに、中間焦平面内に配置したマスクの画像を被検眼の眼底上に鮮明に画像化するために、可動方法で光学系ユニットと共に設けることが可能である。同様に、事前に眼底の特定の画定範囲を精密にマーキングしておくために、適切なリアプロジェクタ、フィルタ、またはラインマスクを中間焦平面内に配置することができる。
本発明の検眼鏡の寸法を可能な限り小型かつコンパクトに抑えるために、最も便宜的には平行ビームパスの範囲内において外部レーザビームをカップリングすることができる。適切なインターフェースの手段により、外部レーザアダプタを取り外し可能に、またはハンドル付きの装置として使用する場合にはハンドルとして採用することが可能である。このようなレーザアダプタは、適切なフランジ装置の手段で迅速かつ容易に交換できる。
さらに、本発明に従って設計した検眼鏡を使用すれば、2本の空間的に分離する観察ビームパスを提供することにより眼底の立体的な観察が可能になるが、この場合、2本の空間的に分離する観察ビームパスは、2つの個別の観察手段により組み合わされるか、または、各観察ビームパス内に関連する光学系を設けて一時的に分離されたものであり、さらに、シングル画像として1つの観察手段上に繰り返し連続的に画像化することが可能である。
以下の説明部分において、好ましい実施形態を参照しながら、さらなる利点的特性について説明する。
次に、総体的な本発明の概念の範囲および精神を限定する意図なく、図面を参照しながら、好ましい実施形態を用いて本発明を例証の方法により説明する。
照射装置が少なくとも1本の照射ビームを生成する少なくとも1つの照射装置を備え、またこの他に、照射装置に関連付けでき、照射ビームを患者の眼底上に画像化するイメージングレンズシステムを備え、さらに観察装置を備え、該イメージングレンズシステムが、観察ビームを眼底上に画像化し、該観察ビームが照射ビームを反射することで生成され、該検眼鏡がさらに、照射ビームおよび観察ビーム内に導入されたダイヤフラム装置を備えているため、該ダイヤフラムの隙間を可変的に変更し、同期させることが可能である。本発明は、照射ビームおよび観察ビームに沿って中間焦平面が作成される方法でイメージングレンズシステムが形成され、また、眼底と照射装置が画像化されるため、中間焦平面を無限遠にまで画像化でき、無限遠的に形成された中間焦平面を観察ビームの画像平面上に画像化でき、該平面に観察装置が配置されていることを特徴とする。
図1は、本発明に従って設計した検眼鏡の基本的な光学的設置を示す。
まず、照射手段1はハロゲンランプを光源として提供し、次に、イメージング光学系ABlは照射ビームBlに指定された複数の光学系構成要素で構成されている。イメージング光学系ABlはコンデンサレンズ2を備えており、このコンデンサレンズ2は、ダイヤフラムスリット装置3が設けられている、イメージング平面内の均一に照明された範囲においてハロゲンランプ1の光の映像を提供し、該ダイヤフラムスリット装置3は、照射ビームBlに関連して振動する方法において取り付けられており、これについては後に詳細に述べる。ダイヤフラムスリット装置3のビーム方向後部にあたる位置には、照射ビームBlを平行ビームにおいて伝播する、対物マルチレンズ形式の光学系ユニット4が設けられている。平行照射ビーム束が、少なくとも1つのアクロマートを装備した光学系ユニット6を介して、中間焦平面B内に集束され、ここから、検眼鏡レンズとして設計されることが好ましい光学系イメージングユニット7を介して、照射ビームが患者の眼底9’上に映像化される。
照射ビームBlから発せられる光が眼底9’において反射され、その後、光学系イメージングユニット7を介して、照射ビームパスとは反対のビーム方向において、中間焦平面内に再び集束される。光が、中間焦平面から、複数の光学系構成要素を装備し、検眼鏡の観察ビームパスBoに指定されたイメージング光学系ABoを介して、以下に述べる方法で、CCDセンサ形式の測定手段8上に映像化される。
観察ビームBoは、眼底9’から発せられた観察ビームBoが集束される中間焦平面Bから光学系ユニット6に達し、該光学系ユニット6がこれと同時に観察ビームBoを並行ビーム束にて伝播し、照射ビームBlのイメージング手段として機能する。こうすることで、光学系ユニット6が中間焦平面Bの像を無限遠にまで描くべく機能する。観察ビームパスの下流には、対物マルチレンズとして設計され、観察ビームBoを直ちにイメージング平面A’に映す光学系ユニット4’が設けられており、イメージング平面A’には、観察手段8の感光性検出器範囲が配置されている。さらに、光学系ユニット4’と観察手段8の間における観察ビームパスBo内にはダイヤフラムスリット装置3’のスリットが設けられており、該スリットは、照射ビームパス内のダイヤフラムスリットと同様に、振動する状態で取り付けられている。ダイヤフラム装置3、3’は、後に詳細に記述するように、照射ビームパスおよび観察ビームパス内部で同期振動する1対のダイヤフラムスリットとして設計されることが好ましい。
光学系ユニット4、4’との組み合わせには、観察ビームの各々のビームパス内に取り外し可能に挿入することができるフィルタ装置5が設けられている。照射ビームパスと観察ビームパスの間の側方空間は、ビーム部分(Beam section)の範囲において特に非常に小さく選択されており、該範囲では、中間焦平面Bの像を無限遠にまで描くことで、一方では光学的設定を可能な限り小型かつコンパクトに設計するために、また他方ではフロントレンズとして設計された光学系ユニット6のみの援助を得て両ビームパスのイメージングを実現するために、各々のビームパスが平行ビーム束を備えている。この方法では、患者の被検眼に生じ得る収差を、光学系ユニット6を照射ビームパスおよび観察ビームパスの共通の光軸に対して軸方向にずらすことができる。通常、光学系ユニット6の移動範囲は、その両側に、標準位置に対して、±15 dptの収差が補正可能な方法で選択される。この収差は、図1には図示していない屈折度目盛りを用いて、画定された方法で事前設定することができ、該屈折度目盛りは例えば中間焦平面B内に挿入可能である。
対称的なビーム誘導を行うために、検眼鏡レンズとして設計された光学系イメージングユニット7と、光学系ユニット6の両方を照射ビームパスおよび観察ビームパスが通過するため、観察イメージング平面A’と照射イメージング平面Aが共に被検眼9の眼底9’上に映像化され、一点に集まるが、該観察イメージング平面A’には観察手段8の感光性検出器範囲、例えばCCDセンサが配置されており、また、照射イメージング平面Aは均一に照明された範囲として見える。
図1に示す検眼鏡を用いて、グレアおよび反射のない眼底の観察を行うために、照射ビームパスと観測ビームパス内にそれぞれ設けられたダイヤフラムスリットどうしが、照射ビームおよび観察ビームに関連して振動する方法で相互に対して同期的に移動される。この方法では、照射ビームパスと観察ビームパスが、照明された眼底の短いシングルショットの撮影が可能な形で同期的に妨害される。しかし、各々のシングルショットには眼底の一部分しか撮影されない。該一部分の位置および大きさは、観察ビームパスおよび照射ビームパス内のダイヤフラムスリットに同一に選択された各々のダイヤフラムスリット幅、さらに、照射ビームパスと観察ビームパスに関連した各スリットの現在位置によって異なる。
基本的には、図1に示す検眼鏡の全ての構成要素は、眼底の所望の記憶状態に応じて交換可能であり、また、相互に対して調和させることができる。特に、検眼鏡レンズとして設計された光学系イメージングユニット7を光学系ユニット6に交換して、眼底の所望の画像角度を得ることができる。さらに、観察手段8を、簡単に取り外し可能なフランジ構造の手段によって別の観察手段に交換することも可能である。したがって、例えば蛍光性血管造影図の撮影を目的として、例えばカラーカメラを高感度のモノクロカメラに簡単に交換することができる。これに関して、採用するカメラに関連し、特に感光性検出器ユニットの範囲の大きさに関連して、ダイヤフラム装置3、3’を選択および設置することも有利である。そのため、例えば蛍光性血管造影を実施する際には、スリット幅を、従来の眼底検査の場合よりも幅広にする必要がある。
図2は、検眼鏡レンズとして設計された光学系イメージングユニット7と、中間焦平面B内に任意に挿入可能で各々交換可能な光学系構成要素グループ10と、照射ビームパス(Bl)と観察ビームパス(Bo)の両方が通過する軸方向に可動な光学系ユニット6とを装備した検眼鏡のビームパスの一部分を示す。交換可能な構成要素グループ10は、例えば、何も標記されていない固定したガラスプレートと、標記付きまたは目盛り付きの交換可能なガラスプレートと、フィルタ構成要素グループと、例えば網膜上の特定の限界を定めた照射範囲用の交換可能なマスクと、照射に際して眼底上の特定照射範囲の事前設定も行い、あるいは屈折度目盛りとしても機能する後部スライドプロジェクタとを装備している。被検眼の収差を調整する(set the aberration)べく、光学系構成要素グループ10は、軸方向において長手方向に可動連結的に取り付ける方法で光学系ユニット9と機械結合されることが好ましい。
図3aは、本発明に従って設計した検眼鏡のビームパスの一部分を示す略図であり、治療用レーザを描写している。間接ビデオ検眼鏡の技術分野を拡大するために、例えばミラー11の形態をとる追加の偏向光学系を介した治療用レーザ12へのカップリングインが可能である。有利な方法では、ミラーとして設計したカップリング要素11が、照射ビームパスBlのビーム方向において光学系ユニット6の前に配置されているため、照射ビームパスおよび観察ビームパスが平行する範囲において、ビームが束化される。この方法では、光学系ユニット6によって生成された治療用レーザの焦点が、光学系ユニット6の現在の軸位置に関係なく、常に中間焦平面Bに達する。眼底のレーザポイント像の大きさは、光学系イメージングユニット7のイメージング特性および眼のイメージング状態によって得られる関連の焦点光学系を介して自己適応(adapt)が可能である。
眼底に映されたレーザスポットの空間位置を変更するには、偏向ミラー11を、走査ミラーの形態においてX、Y軸方向に可動に取り付けることが好ましい。
検眼鏡の使用をより簡単にするために、検眼鏡の筐体上に設けられた適切な急動接続部のインターフェースを介して治療用レーザを取り付け可能な方法において、治療用レーザ12を補助器具ユニットとして設計することができる。例えば、治療用補助器具と交換可能なハンドルをこのインターフェースに取り付けることが可能である。
図3bは、個々のビームパスの、無限遠にまで描かれた中間焦平面の範囲における断面図を示す。この図は、シングルビームパス、つまり照射ビームパス(Bl)、観察ビームパス(Bo)、治療用レーザビームパス(L)の分離を明確に示している。これらのシングルビームパスの像は、光学系ユニット6を用いて、中間焦平面Bおよび光学系イメージングユニット7を介して共に眼底に描かれる。
図4は、検眼鏡の、中華焦平面Bと光学系ユニット6の間に治療用レーザのカップリングインが生じる部分の好ましい実施形態を示す。被検眼9の収差に適応させるべく光学系ユニット6の位置を対応的に変更することで、治療用レーザビームの適切な修正を確実に行うことが必要となる。これは、図4に示す、焦点レンズFを装備した好ましい実施形態において発生する。
図5は治療用レーザビームLの光学系カップリングインの場合を示しており、ここでは、偏向ミラーとして設計された偏向要素11を使用し、中間焦平面Bが無限遠にまで描かれる範囲内で、治療用レーザビームLが観察ビームパスBoに対して長手方向のみにおいてカップリングインされる。治療用レーザビームLが観察ユニット8の感光性範囲に達することを阻止するために、偏向ミラー11を波長選択的に、つまり治療用レーザの波長が透過できないように設計するか、あるいは、これに応じて観察ビームBoのビームパス内に追加の保護フィルタ13を配置するかのいずれかを行う。
同様の方法で、保護フィルタ13を固定状態にしておく場合には、照射ビームパスBl内に配置した偏向要素11を介して治療用レーザビームのカップリングインを実行する。
図6は、振動する方法で取り付けたダイヤフラムスリット装置3、3’の略図を示す。ダイヤフラムスリット装置14は本質的に軽量の不透過性材料から成るが、これには例えば、夫々同一のダイヤフラムスリット幅を有する2対のダイヤフラムスリット15、16を備えた平坦な金属シート材料が挙げられる。ダイヤフラムスリット装置の対15の幅は、ダイヤフラムスリットの対16の幅よりも狭い。ダイヤフラムスリット装置14は、図示した図6による好ましい実施形態において、ダイヤフラムスリットの対15の下方に配置されている方のダイヤフラムスリット3’が観察ビームパスBoに関連して振動することで、該対15の上方に配置されている方のダイヤフラムスリット3が照射ビームパスBlに関連して同期的に振動する方法で、照射ビームパスおよび観察ビームパスに関連して配置されている。図示の好ましい実施形態では頂部から底部へと垂直方向に、またこれと逆方向に向かって生じるダイヤフラムスリット装置14の振動方法は、適切な誘導機構18を介して振動方法で運動するよう設置した適切なバネ軸受け17の手段により実現される。さらに、関連するダイヤフラムスリット装置の側方運動の手段によって、ダイヤフラムの対16を照射ビームパスと観察ビームパスの各ビームパス内に位置決め可能な方法で、ダイヤフラムスリット装置14が水平方向に可動に取り付けられる。
眼底の分析に適用する検査方法の特定の大義は、図6に関連して説明した垂直振動運動である。例えば、インドシアニングリーン血管造影のような蛍光性血管造影を被検眼の眼底に実施する場合には、その蛍光性を高めるために、高強度の光を眼底に投射する必要がある。先行技術による検眼鏡ではこの目的のために、技術的に非常に複雑かつ非常に高額なクイックフラッシュ発生器または強力照射レーザを備えた光集中型キセノンフラッシュ管を採用している。これに対して、眼底のカメラショットの撮影には十分足りるものであり、明るさの調節が可能な従来のハロゲンランプを本発明の検眼鏡に使用することができる。しかし、蛍光性を高めるためには、眼底撮影に適した通常のダイヤフラムスリット寸法よりも遥かに大きなダイヤフラムスリットを有するダイヤフラム装置を装備する。そのため、特に有利な方法では観察ビームパスおよび照射ビームパスにおける蛍光性血管造影に1対のダイヤフラムスリットを使用するが、この1対のダイヤフラムスリットは、各々のダイヤフラムスリットが、ダイヤフラムスリットが振動方法で運動を行う範囲である観察手段の感光性範囲長さの半分であることが好ましい。この詳細を図7aに示すが、同図では、ダイヤフラムスリット20が矢印が示す方向に従って振動方法で運動を行うCCDセンサの感光性範囲が矩形形状に設計されている。感光性範囲19に関連したダイヤフラム20の振動運動は次の方法で発生するが、この方法とはすなわち、ダイヤフラムスリットの全幅が常に感光性範囲19内に存在する、つまり、ダイヤフラムスリットの振動運動戻り点が、ダイヤフラムスリットの幅が常に感光性範囲19内に在るように選択される方法を指す。この方法では、眼底より反射された照射手段の光全体が観察手段の感光性範囲19上に確実に衝突することで、最適な光の利用が得られ、その結果、高額な感光性光源を使用する必要がなくなる。
これに対し、眼底観察の場合には、図6に示すダイヤフラムスリットの対15が観察ビームパスおよび照射ビームパス内で移動する一方で、図7bによれば、非常に狭幅のダイヤフラムスリット20が振動方法で、感光性範囲19に関連し、ダイヤフラムスリット20の戻り点が常に感光性範囲19外に在るように移動する。
前述したダイヤフラム装置を用いて眼底検査を実施することができ、また、走査型ビデオ検眼鏡を用いて蛍光性血管造影図を撮影することができるため、眼底検査に全く新しい可能性が開ける。
これと類似し、本発明に従って設計された走査型検眼鏡は、空間的解像(spatially resolved)手法による診断を行うための眼底の空間的解像手法による立体的な観察が可能にする。眼底の診断時には、眼底の立体画像、つまり3次元画像を得ることが有用であることが多い。この目的のために、検眼鏡のビームパスの断面図のみを示す図8aによる好ましい実施形態は、独立した観察手段8、8’を夫々装備した2つの平行した観察ビームパスABo、ABo’を提供する。その一方で、図8bは光学系ユニット6断面図を示しており、同図では、立体写真を撮影するための検眼鏡のビームパスを全て図示している。そのため、照射ビームBlのビーム、また、例えば追加のカップリングイン治療用レーザビームLが光学系ユニット6の上半分に設けられている一方で、図8Aによる個別の2つの観察ビームパスABo、ABo’が下半分に設けられている。
同様の方法で、図8cに従って、2つの個別の観察ビームパスBo、Bo‘を偏向ミラー21、スプリッタミラー22を介して各々偏向し、観察ユニット8上に投射する観察手段を1つのみ使用して立体的な観察印象が得られる。シャッターダイヤフラム23により、画像が観察手段8上の2つの観察ビームパス間で何度も確実に変更し、ここで、2つの個別の観察ビームパスBo、Bo’からの2つのシングル画像の連続的提供が適切な方法でもたらされ、3次元表示が得られる。この立体的観察方法により、眼底の改善された治療および診断的表示が可能になるが、特に、前眼部媒体(front eye medium)における治療および診断的表示が、従来技術の方法と比較して相当に改善される。
緑内障検査には正確な分析と、特別な視覚神経結節、いわゆる丘診の測定とが必要である。丘診を通常の基準画像と比較し、丘診の変化を記録化し、評価する。丘診の正確な局所解剖的表示には、シングル画像の立体像評価が必要である。立体画像を得るためには、検眼鏡を水平面において、被検眼に対し画定した角度、好ましくは30°の角度で回転する。両方の撮影中に、患者が指示された視野方向の凝視を維持できるようにするために、検眼鏡は、検眼鏡の反対方向に関係なく、患者のための固定した不変の凝視方向を画定する光学マーキングユニット24を装備している。図9は、このような検査状況の略図を示す。
次に、図9の図平面が被検眼9の平面図を示す水平面を表すと仮定する。検眼鏡Oは、眼9から画定された距離で離間して配置されており、また、中心軸AMに対して、画定された固定角度、好ましくはβ=30°の角度で回転可能である。検眼鏡Oの所与の撮影位置において、眼底の画像、特に丘診の画像を撮影し、これらを組み合わせて立体画像評価を行う。両撮影中に、患者の眼9が中心軸AMに沿った不動凝視方向を確実に維持できるようにするために、患者に所与の不動凝視方向を示すマーキング手段24が検眼鏡の決まった場所、または検眼鏡の範囲内に設けられている。
前述した緑内障検査のための丘診の立体画像評価と組み合わせて、さらに丘診孔を深度測定方法で分析することで、丘診容量の精密な測定を可能にし、最終的には、白内障または緑内障に関する何らかの進行の徴候を各々得ることが必要である。
この実行に際しては、空間的に分解した検眼鏡全体を、または好ましくは検眼鏡の光学系ユニット6を単独で凝視方向に対して長手方向に移動し、この方法で異なる深度平面からのシングル画像をシングル断面画像撮影(single sectional image shots)として得ることが提案される。検眼鏡6全体とは個別の光学系ユニット6の位置変更は、画定された所与の各ステップにおいて位置変更を実行するステップ・バイ・ステップ・モータを用いて制御することが好ましい。各々の深度平面から撮影したシングル画像を、適切な画像評価ソフトウェアの手段によって同期させ、丘診を示す1つの3次元立体画像を構成する。
さらに、本発明の検眼鏡により、老人性黄班変性症(AMD)の有効な治療に利用できる診断方法と治療方法の有利な組み合わせが得られる。
このタイプの変性では、網膜と、この下に広がる色素層、血管層との間のバリヤが弱化する。血管を含んだ新血管の瘢痕が網膜の中心内部にまで成長し、これが光受容体、感覚細胞層の進行性破壊を招くと、最悪の場合、完全に失明してしまう可能性がある。
このタイプの新血管形成を診断するために、眼底の罹病範囲または血管に染料を注入して可視化する蛍光性(FAG)血管造影法またはインドシアニングリーン(ICG)血管造影法を行う。染料を活性化するために、蛍光染料の光学的活性化が可能な、好ましくは青色(FAG)スペクトルまたは赤外線(ICG)スペクトルにおける強度の光源が必要である。図10Aにその概略的な設定を示し、ここではこれ以上詳細には述べない図1に図示した構成要素を本質的に装備する検眼鏡の好ましい実施形態によれば、照射手段1とコンデンサ光学系2の間にビームスプリッタ22が設置されており、このビームスプリッタ22は、発光レーザLから発せられた例えば480 nmまたは780 nmの波長を有する光を観察ビームパス内にカップリングする。あるいは、図10bによれば、揺動可能な偏向ミラー21を介してレーザ光Lを観察ビームパス内にカップリングすることができる。この応用形では、レーザ光または光源1からの光を用いて眼底の照射を変更することができる。
血管造影を用いることで、即時診断の最中に、新血管形成の空間位置および大きさについての正確な情報が得られる。さらに、これらの血管造影は、追跡眼球方法を用いた眼底の画像と共に適切なFAGまたはICG写真が得られる後の眼底観察の写真と重ね合わせることで、図10cによる拡張した検眼鏡装置で治療可能な網膜の欠陥のある被検眼範囲を正確に認識するべく機能する。
図10cは検眼鏡の光学系部分を示しており、この光学系部分の、中間焦平面Bが無限遠にまで描かれているビームパス内には揺動ミラー11が配置されている。揺動ミラー11を介して、診断された老人性黄班変性症の即時治療が可能な2つの個別のレーザシステムL1、L2を、検眼鏡のビームパス内にカップリングすることができる。
したがって、偏向ミラー11’、11”を介して、810 nmの波長を有する治療用レーザL1の光が、直径50μmまたは100μmのスポットサイズで眼底上に集束されるビームパス内にカップリングされる。このような光スポットを用いて、極小の網膜範囲、従ってAMD発現の原因と考えられるいわゆる「供給血管」が内部に走行している特定の範囲を凝固させることができる。これらの範囲を正確に発見するためには、特徴的な共通点を用いて最新の眼底上に均等に重積した、前述のFAGまたはICG写真を使用できる。レーザビームを整列するために、中間焦平面Bにおいて、適切な集束ターゲット手段を用いるか、または適切に設計したマスクをレーザのビームパス内に配置することが可能である。
レーザL1のレーザビームを検眼鏡のビームパス内にカップリングするために、前述のミラー11、11’、11”に追加して、逸脱して走行するレーザビームを平行ビーム内へと方向転換させるレンズユニット6’を備えている。
第2レーザL2は、例えばスポットサイズが400μm〜6000μmの、眼底9’の広範囲照射に適した690 nmの波長を有するレーザ照射を生成することを目的とする。レーザL2のビームパスには、例えば高感度のスポット設計のために光学系マスク25を内設可能な焦平面yを備えたイメージングユニット26が設けられている。さらに、適切なイメージングの希望により、この平面yに虹彩絞りまたはディスプレイを配置することができる。ここでも、レンズユニット6”が逸脱したレーザビームを平行ビーム内へ方向転換させ、さらなるカップリングインを行う。
糖尿病に対するこのような治療を実施する上での優れた利点は、ロングパス干渉フィルタ、好ましくは可視範囲内に均等な低透過性を有するが、ハロゲンランプの光の赤外線部分を完全に通過させるRG6フィルタを使用する点である。フィルタを照射ビームパス内の光学系ユニットの前にあたる場所に設けることが好ましく、これにより、明るさを変更することで患者の眼が感じる不快さを確実に低減することが可能である。このようなフィルタを設けることで、レーザ治療の最中に可視光部分を減少させ、その一方で、これと同時に、観察手段を介して治療法レーザの赤外線部分とその表示を十分に利用することが可能になる。図11aは、このビームパスの一部分の略図を示す。照射ビームパス内に配置した好ましいフィルタ13の透過図を図11bに示す。
本発明の検眼鏡の寸法を可能な限り小型かつコンパクトに抑えるために、最も便宜的には平行ビームパスの範囲内において外部レーザビームをカップリングすることができる。適切なインターフェースの手段により、外部レーザアダプタを取り外し可能に、またはハンドル付きの装置として使用する場合にはハンドルとして採用することが可能である。このようなレーザアダプタは、適切なフランジ装置の手段で迅速かつ容易に交換できる。
さらに、本発明に従って設計した検眼鏡を使用すれば、2 本の空間的に分離する観察ビームパスを提供することにより眼底の立体的な観察が可能になるが、この場合、2本の空間的に分離する観察ビームパスは、2つの個別の観察手段により組み合わされるか、または、各観察ビームパス内に関連する光学系を設けて一時的に分離されたものであり、さらに、シングル画像として1つの観察手段上に繰り返し連続的に画像化することが可能である。
以下の説明部分において、好ましい実施形態を参照しながら、さらなる利点的特性について説明する。
次に、総体的な本発明の概念の範囲および精神を限定する意図なく、図面を参照しながら、好ましい実施形態を用いて本発明を例証の方法により説明する。
振動性ダイヤフラムを装備した、よりコンパクトなデザインの検眼鏡を提供する、従って、単純な光学系設定を用いて、眼底の画像を観察手段上にできる限り集中させ、また、光学系システムを永久的に劣化させることなく、さらなる光束を検眼鏡の光学系設定内にカップリングさせる方法で走査型検眼鏡を設計する。
交換可能なCCDセンサを装備した本発明による間接ビデオ検眼鏡のビームパスの略図を示す。 検眼鏡レンズの中間焦平面内に交換可能な光学系構成要素を備えたビームパス部分の光学系レンズシステムを示す。 治療レーザの反射(reflecting in)の略図を示す。 照射ビームパスおよび観察ビームパスによる治療レーザの反射の略断面図を示す。 検眼鏡レンズの前におけるレーザの反射の図を示す。 検眼鏡レンズの後ろにおけるレーザの反射の図を示す。 振動方法で取り付けたダイヤフラムスリット装置を示す。 振動型ダイヤフラムスリットの図を示す。 立体式検眼鏡の光学系設定の図を示す。 立体式検眼鏡の光学系設定の図を示す。 瞳孔測定の実施の図を示す。 眼底のICG血管造影法の図を示す。 眼底のICG血管造影法の図を示す。 照射ビームパス内への保護フィルタの配置を示す。
符号の説明
1 ハロゲンランプまたはキセノンランプ形式のスポット光源
2 2レンズ式のコンデンサ光学系システム
3 照射ダイヤフラム
4 照射光学系
4’ 観察光学系
5 フィルタ装置
6 フロントレンズ
7 検眼鏡レンズ
8 可動なCCDセンサ(カラー/モノクロカメラ)
9 眼
10 交換可能な構成要素のグループ
11 偏向ミラー、スプリッタミラー
12 治療用レーザアダプタ
13 保護フィルタ
14 ダイヤフラム装置
15 ダイヤフラムスリット幅が狭い1対のダイヤフラムスリット
16 ダイヤフラムスリット幅が広い1対のダイヤフラムスリット
17 バネシステム
18 誘導機構
19 観察手段の感光性範囲
20 ダイヤフラムスリット
21、22 偏向要素、偏向ミラー、ビームスプリッタ
23 シャッターダイヤフラム
24 マーキング手段
25 虹彩絞り
26 イメージングユニット
A 照射イメージング平面
A’ 観察イメージング平面
AM 中心軸
B 中間焦平面、検眼鏡レンズ
F 焦点レンズ
L1 治療用レーザ
L2 治療用レーザ

Claims (38)

  1. 患者の眼の眼底(9’)を検査するための検眼鏡であって、
    − 少なくとも1つの照射ビームを生成する少なくとも1つの照射手段(1)と、前記照射手段(1)に指定可能な1つのイメージング光学系(ABl)とを備え、前記イメージング光学系(ABl)が、中間焦平面(B)を介して患者の該眼底(9)上に該照射ビームを画像化し、
    − 少なくとも1つの観察手段(8)と、前記観察手段(8)に指定可能なイメージング光学系(ABo)とをさらに備え、前記イメージング光学系(ABo)が、該観察手段(8)内の中間焦平面(B)を介して、該眼底(9’)において前記照射ビームの反射により生成された観察ビームを画像化し、さらに、
    − 前記照射ビームおよび前記観察ビーム内に配置したダイヤフラムスリット装置(3、3’)をさらに備え、前記ダイヤフラムスリット装置(3、3’)が、前記照射ビームパスと観察ビームパス内に配置可能な少なくとも1つのダイヤフラムスリットを各々備え、前記ダイヤフラムスリットが、該照射ビームおよび観察ビームに対して、同期振動する方法で取り付けられており、
    前記中間焦平面(B)が、少なくとも1つの光学系を介して無限遠にまでの画像化が可能であり、前記無限遠にまで画像化された中間焦平面が、該観察手段(8)が内設されている、前記観察ビームのイメージング平面(A’)において画像化可能であり、
    前記光学系ユニット(6)が、前記中間焦平面(B)の下流に位置する観察ビームのビームパス内に設けられおり、前記照射ビームおよび前記観察ビームの両方が通過する検眼鏡。
  2. 前記ダイヤフラムスリット装置(3、3’)が、前記観察ビームのビーム方向において、前記イメージング平面(A、A’)の直前に配置されている請求項1に記載の検眼鏡。
  3. 前記観察手段(8)がCCDセンサである請求項1または2のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  4. 前記照射ビームが、前記観察ビームと平行したダイヤフラム装置(3、3’)を通過する請求項1〜3のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  5. 前記眼底を該中間平面(B)内に、さらに、前記照射ビームを該眼底上に画像化する光学イメージングユニット(7)が、該ビームパス内の、前記患者(9)と前記中間焦平面(B)間において、前記照射ビームおよび観察ビームの長手方向に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  6. 前記光学系イメージングユニット(7)が検眼鏡レンズである請求項5に記載の検眼鏡。
  7. 前記光学系ユニット(6)が少なくとも1つのアクロマートである請求項1から6までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  8. 前記光学系ユニット(6)が、測定可能な段階において、無限遠に向けられる前記観察ビームに対して軸方向に可動である請求項1から7までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  9. 前記観察ビームの長手方向において、前記観察手段(8)上の該イメージング平面(A’)内に無限遠にまで画像化された前記中間焦平面(B)を画像化する光学系ユニット(4’)が設けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  10. 前記照射ビームの長手方向において、無限遠にまで画像化された前記中間焦平面(B)を前記イメージング平面(A)内の均一に照射された範囲上に画像化する光学系ユニット(4)が設けられている請求項1〜9のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  11. 前記照射ビーム内の前記光学系ユニット(4)と、前記観察ビーム内の前記光学系ユニット(4’)が、同一の光学的効果を有するように、および/または単体として設計されている請求項9又は10に記載の検眼鏡。
  12. 前記照射手段(1)が、該照射ビームを該イメージング平面(A)の場所において、均一に照射された範囲として画像化する照射光学系(2)に指定されている請求項1〜11のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  13. 前記照射光学系(2)がコンデンサシステムである請求項12に記載の検眼鏡。
  14. 前記照射ビームおよび前記観察ビームが、無限遠にまで画像化された該中間焦平面(B)の範囲内に平行して走行している請求項1〜13のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  15. 前記中間焦平面(B)内に画像化された前記観察ビームおよび前記照射ビームが、角度2αを形成し、前記角度2αの分岐ラインが、無限遠にまで画像化された該中間焦平面(B)の範囲内において、前記照射ビームおよび観察ビームの該ビームパスと平行して走行している請求項1〜14のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  16. 前記光学系ユニット(4、4’)が、前記観察ビームおよび照射ビームの長手方向においてフィルタユニットと組み合わせ可能である請求項10〜15までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  17. 前記観察ビームパスおよび/または前記中間ビームパスに対して長手方向に可動な交換可能な光学系構成要素の少なくとも1つのグループが、前記中間焦平面(B)内に配置されている請求項1〜16のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  18. 前記光学系構成要素のグループが、マーキングを備えたガラスプレート、ダイヤフラム装置、フィルタ装置および/または後部に突出した手段である請求項17に記載の検眼鏡。
  19. 前記ダイヤフラムスリット装置(3、3’)がダイヤフラムスリット(15、16)の対を少なくとも2対備え、前記各々のダイヤフラムスリットの対のダイヤフラムスリットが同一のスリット幅を有し、また、前記照射ビーム(Bl)および前記観察ビーム(Bo)への各々の単独での指定が可能であり、前記少なくとも2対のダイヤフラムスリットが、該ダイヤフラム装置を移動することにより、前記照射ビームおよび前記観察ビーム内に配置可能である請求項1〜18のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  20. 無限遠にまで画像化された前記中間焦平面(B)の範囲にミラー(11)が設けられ、前記ミラー(11)を介して、追加のビームパス、例えば治療用レーザを、前記照射ビームおよび観察ビームに対して長手方向にカップリングすることが可能である請求項1〜19までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  21. 前記中間焦平面(B)と、無限遠にまで画像化された前記中間焦平面(B)の間の範囲内にミラー(11)が設けられており、前記ミラー(11)を介して、追加のビームパス、例えば治療用レーザを、前記照射ビームおよび/または前記観測ビームに対して長手方向においてカップリングすることが可能である請求項1〜19のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  22. 前記中間焦平面(B)と無限遠にまで画像化された前記中間焦平面(B)の間の該範囲内、あるいは、無限遠にまで画像化された前記中間焦平面の該範囲内にスプリッタミラー(11)が設けられており、該スプリッタミラー(11)を介して、追加のビームパス、例えば治療用レーザをカップリングすることが可能である請求項1〜19のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  23. 前記スプリッタミラーとは別の前記ミラーが、少なくとも2本の直交する空間軸の周囲で揺動可能な走査鏡として設計されている請求項20〜22のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  24. 前記追加のビームパスが、該光学系ユニット(6)を介して、前記中間焦平面(B)内に集束可能である請求項20〜22のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  25. 固定された、据付式の保護フィルタ(5)、または前記観察ビーム内に揺動可能な保護フィルタ(5)が、前記観察ビーム内に該観察手段を保護するために設けられている請求項1〜23のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  26. 前記照射手段に指定可能な前記イメージング光学系(Abl)に、
    イメージング平面(A)と、
    前記イメージング平面(A)から発せられた照射ビームを無限遠にまで画像化する光学系ユニット(4)と、
    前記中間焦平面(B)上に無限遠にまで画像化された前記照射ビーム(Bl)を画像化する光学系ユニット(6) とである光学系構成要素が設けられており、前記光学系ユニット(6)が、
    前記中間焦平面(B)を該患者の眼(9)の眼底(9’)上に画像化する光学系イメージングユニット(7)を備え、また、
    前記観察手段(8)に指定可能な前記イメージング光学系(ABo)が、前記患者の眼(9)の眼底(9’)から開始する前記観察ビーム(Bo)のビーム方向において次に示す光学系構成要素を備え:前記光学系構成要素がすなわち、前記眼底(9’)を該中間焦平面(B)上に画像化する前記イメージングユニット(7)と、前記中間焦平面(B)を無限遠にまで画像化する前記光学系ユニット(6)と、該イメージング平面(A’)内に無限遠にまで画像化された前記中間平面(B)を画像化する光学系ユニット(4’)とである請求項1に記載の検眼鏡。
  27. 前記イメージング平面(A’)内に配置されている観察手段に、スパンを備えた検出器範囲が設けられており、前記スパンに沿って、前記観察ビームに指定されたダイヤフラムスリットが、該第1対のダイヤフラムスリットのダイヤフラムスリットが振動方向転換ポイントを有する方法で振動し、前記振動方向転換ポイント内の、該検出器の完全に範囲外に該ダイヤフラムスリットが存在し、
    第2対のダイヤフラムスリットの前記ダイヤフラムスリットが振動方向転換ポイントを有し、前記振動方向転換ポイント内の、該検出器の完全に範囲内に前記ダイヤフラムスリットが存在する請求項19〜26までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  28. 前記第1対のダイヤフラムスリットの該ダイヤフラムスリットのスリット幅が、前記第2対のダイヤフラムスリットのスリット幅よりも狭い請求項27に記載の検眼鏡。
  29. 前記第1対のダイヤフラムスリットの該ダイヤフラムスリットのスリット幅が、前記ダイヤフラムスリットが沿って振動する前記検出器範囲のスパンの半分の距離よりも短い請求項27〜28までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  30. 2つの空間的に分離した観察手段が関連する観察ビームパスを有し、該観察ビームパスが、相互に対して空間的に分離しており、また、前記中間焦平面(B)を介して前記眼底(9’)を、第1および第2イメージング光学系(ABo)、(A”Bo)の各々を介した観察手段上に画像化する請求項1〜29までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  31. 2本の空間分離する観察ビームパスが設けられ、前記観察ビームパスが、相互に対して空間的に分離され、前記眼底(9’)を、該中間焦平面(B)を介して、第1、第2イメージング光学系(ABo)、(A”Bo)の各々を介した単一の観察手段上に画像化し、また、
    前記2本の観察ビームパスが相互に対して分離して、あるいは連続的に、該観察手段上に衝突する手段によってスプリッタ光学系が設けられている請求項1〜29までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  32. 前記検眼鏡が前記眼底の立体観察に適している請求項30または31のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  33. 揺動機構が設けられており、前記揺動機構が該検眼鏡を、第1位置から第2位置、さらに眼底を横断する平面へと所与の角度だけ揺動し、また、光学系マーキングユニットが設けられており、前記光学系マーキングユニットが、その位置に関係なく、患者のための不変の場所が固定された凝視方向を画定する請求項1〜32のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  34. 前記光学系ユニット(6)の位置を、該光学系ユニット(6)が測定可能な方法で、前記観察ビームの長手方向に移動することができる請求項1〜33のいずれか1項に記載の検眼鏡。
  35. 前記光学系ユニット(6)の位置を、ステップ・バイ・ステップ・モータの手段によって移動可能である請求項34に記載の検眼鏡。
  36. 前記照射ビーム内に揺動できる波長選択的な保護フィルタが設けられている請求項1〜35までのいずれか1項に記載の検眼鏡。
  37. 前記保護フィルタが可視光を大量に吸収し、赤外線光を伝導する請求項36に記載の検眼鏡。
  38. 前記保護フィルタがロングパス干渉フィルタである請求項36または37に記載の検眼鏡。
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