JP4079141B2 - 用紙後処理装置、及び用紙後処理装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

用紙後処理装置、及び用紙後処理装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、用紙を中折り処理して作成された冊子の小口部を断裁して製本する用紙後処理装置、及び、用紙後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、中綴じ処理、中折り処理された冊子に対して、冊子の小口を断裁して小口揃えを行う断裁装置を備えた用紙後処理装置が印刷業界で実用されている。
また、近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置により画像が形成された用紙を受容して、中綴じ処理、中折り処理を行い、週刊誌のように製本化した後、断裁装置により冊子の小口を断裁して小口揃えをする断裁装置を備えた用紙後処理装置が提供されている。
特許文献1に記載の断裁装置は、中綴じ処理、中折り処理されて作製された冊子を折り目部を先頭にして搬送し、第1搬送手段、断裁手段、第2搬送手段を通過して可動ストッパに冊子の折り目部が当接して停止し、折り目部近傍を押圧する第1押圧手段と小口近傍を押圧する第2押圧手段とにより押圧し、断裁手段により小口を断裁するものである。
特開2000−198613号公報
従来の断裁装置では、特許文献1に示されるように、中綴じ処理、中折り処理されて搬送されてきた冊子は、回動する搬送ベルトによって搬送され、折り目部を先頭にして断裁手段の断裁処理部に挿入され、冊子の先端部が冊子搬送路に突出した先端ストッパに当接して所定位置に停止した後、昇降可能な押圧手段によって押圧された状態で、断裁手段により冊子搬送方向後端側の冊子小口が断裁される。冊子の小口が断裁された冊子は、折り目部を先頭にして搬送され、冊子収納部にスタックされる。
即ち、従来の断裁装置では、中折り処理されて分厚く膨らんだ冊子を受け入れるために、押圧部材を冊子上方の高い位置に配置し、冊子の折り目部を先端ストッパに突き当てて停止させた後、搬送ベルトをオーバーランさせて、冊子の折り目部が先端ストッパに馴染んだところで、押圧部材を下降させて冊子を押圧した後、断裁処理を行っていた。
また、この断裁処理方法では、第1の駆動手段により用紙サイズ、用紙枚数に対応して先端ストッパを所定位置に移動させる移動量と、第2の駆動手段により搬送手段を駆動して冊子の先端部を先端ストッパに突き当てる冊子搬送量と、突き当てられた冊子の上面を押圧する押圧手段の移動量とは、それぞれ別個に設定され、異なる駆動手段によって行われるため、装置が複雑になり、且つ、これらの駆動手段のタイミング制御が複雑になるという問題がある。
本発明は、中折り処理されて搬送されてきた冊子に対して小口を断裁する断裁装置において、冊子搬送の安定化、小口断裁される冊子の断裁寸法の高精度化を行う事により、冊子品質の向上を達成し、構成が簡単な用紙後処理装置および画像形成装置を提供する事を目的とする。
上記の目的は、以下の本発明の用紙後処理装置により達成される。
(1) 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置において、前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、前記移動手段の移動を制御する制御手段と、前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段が所定の基準位置から前記検知手段によって前記冊子の端部を検知するまでに移動した移動距離と、前記移動手段が前記所定の基準位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまでに移動する用紙サイズ毎に定められた移動距離とに基づき、前記冊子の後端部を検知した位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまで前記移動手段の移動を制御することを特徴とする用紙後処理装置。
(2) 前記用紙束を中綴じする中綴じ手段を有することを特徴とする(1)に記載の用紙後処理装置。
(3) 前記移動手段は冊子を挟持する押圧部材を有することを特徴とする(1)または(2)に記載の用紙後処理装置。
(4) 前記制御手段は、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段が前記冊子の端部を検知した位置で前記移動手段を一旦停止させ、前記押圧部材により前記冊子を挟持させた後に挟持状態を維持させたまま再び前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させるように制御することを特徴とする(3)に記載の用紙後処理装置。
(5) 前記検知手段は、前記冊子の端部に当接可能に揺動するアクチュエータと、前記アクチュエータの揺動状態を検知するセンサとを有することを特徴とする(1)乃至(4)の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
(6) 記先端ストッパに前記冊子の小口部を当接して整合すべく前記冊子の折り目部側の端部に当接する整合部材と、を有することを特徴とする(1)乃至(5)の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
(7) 前記移動手段は冊子を挟持する押圧部材を有しており、前記制御手段は、前記整合部材前記冊子の折り目部側の端部に当接した後に離間してから前記冊子を挟持するように前記押圧部材を制御することを特徴とする(6)に記載の用紙後処理装置。
(8) 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置において、前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、前記移動手段の移動を制御する制御手段と、前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段による前記冊子の後端部の検知結果に基づいて前記移動手段を一旦停止させた後、前記冊子を挟持して前記移動手段を所定の基準位置まで戻し、その後、前記移動手段を前記所定の基準位置から用紙サイズ毎に定められた移動距離だけ移動させて前記冊子を前記断裁位置に搬送するように制御することを特徴とする用紙後処理装置。
(9) 前記用紙束を中綴じする中綴じ手段を有することを特徴とする(8)に記載の用紙後処理装置。
(10) 前記移動手段は前記冊子を挟持する押圧部材を有することを特徴とする(8)または(9)に記載の用紙後処理装置。
(11) 前記移動手段はステッピングモータにより駆動されることを特徴とする(8)乃至(11)の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
(12) 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置を備えた画像形成装置において、前記冊子を構成する用紙に画像を記録する画像記録部と、前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、前記移動手段の移動を制御する制御手段と、前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段が所定の基準位置から前記検知手段によって前記冊子の端部を検知するまでに移動した移動距離と、前記移動手段が前記所定の基準位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまでに移動する用紙サイズ毎に定められた移動距離とに基づき、前記冊子の後端部を検知した位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまで前記移動手段の移動を制御することを特徴とする画像形成装置。
(13) 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置を備えた画像形成装置において、前記冊子を構成する用紙に画像を記録する画像記録部と、前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の後端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、前記移動手段の移動を制御する制御手段と、前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段による前記冊子の後端部の検知結果に基づいて前記移動手段を一旦停止させた後、前記冊子を挟持して前記移動手段を所定の基準位置まで戻し、その後、前記移動手段を前記所定の基準位置から用紙サイズ毎に定められた移動距離だけ移動させて前記冊子を前記断裁位置に搬送するように制御することを特徴とする画像形成装置。
以上述べたように、本発明の用紙後処理装置及び画像形成装置により、以下の効果が得られる。
請求項1の用紙後処理装置に拠れば、冊子ごとに異なる用紙サイズに応じた適切な量を安定して断裁でき、比較的簡易な制御で高品質な冊子を作成できる。
請求項2の用紙後処理装置に拠れば、中折りと中綴じされた冊子を作成することができる。
請求項3の用紙後処理装置に拠れば、冊子を挟持して断裁位置まで搬送することができるため、冊子を安定して確実に断裁位置まで搬送できる。
請求項4の用紙後処理装置に拠れば、移動手段の移動を一旦停止して冊子を挟持できるため、冊子を確実に挟持でき、正確な挟持搬送を行える。
請求項の用紙後処理装置に拠れば、比較的簡易な構成で冊子端部の検知を確実に行える。
請求項の用紙後処理装置に拠れば、先端ストッパと整合部材とを併用して冊子の曲がり補正を行うため、曲がり補正の精度がさらに高まる。
請求項の用紙後処理装置に拠れば、整合部材を冊子の端部から離間させた後に冊子を挟持するため、適切に曲がり補正が行われた冊子を確実に挟持して断裁位置まで搬送できるため、挟持のための部材と整合部材との干渉もなく、断裁後の冊子の品質を向上できる。
請求項の用紙後処理装置に拠れば、検知手段が冊子の端部を検知した位置に拘らず、移動手段を基準位置から用紙サイズごとに定められた移動距離だけ移動させれば良いため、簡易な制御で高品質な冊子を作成できる。
請求項の用紙後処理装置に拠れば、中折りと中綴じされた冊子を作成することができる。
請求項10の用紙後処理装置に拠れば、冊子を挟持して断裁位置まで搬送することができるため、冊子を安定して確実に断裁位置まで搬送できる。
請求項11の用紙後処理装置に拠れば、制御を簡易に正確に行える。
請求項12の画像形成装置に拠れば、複数枚の画像が記録された用紙束からなる冊子を、用紙サイズに応じて適切な量だけ安定して断裁でき、比較的簡易な制御で高品質な冊子を作成できる。
請求項13の用紙後処理装置に拠れば、検知手段が冊子の端部を検知した位置に拘らず、移動手段を基準位置から用紙サイズごとに定められた移動距離だけ移動させれば良いため、簡易な制御で高品質な冊子を作成できる。

以下、本発明の用紙後処理装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の用紙後処理装置は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
[用紙後処理装置]
図1は画像形成装置Aに接続された用紙後処理装置Bの正面図、図2は用紙後処理装置Bの用紙搬送工程を示す模式図、図3は後処装置Bの斜視図、図4は右側面図、図5は左側面図である。
図1に示す通り、画像形成装置Aに用紙後処理装置Bが接続されており、画像形成装置Aの画像記録部1で画像が記録された用紙Sが用紙後処理装置Bに搬送されて後処理される。
最初に、用紙導入から折り処理前迄の用紙搬送工程を説明する。
図2、図3に示すように、画像形成装置Aから排出された用紙Sは、用紙後処理装置Bの入口部11に導入されると、入口ローラ12により挟持され、搬送路切換手段G1の上方の搬送路r1又は下方の搬送路r2の何れかに搬送される。
〈ストレート排紙〉
搬送路r1に分岐された用紙Sは、搬送ローラ13A〜13Eにより挟持されて搬送され、搬送路切換手段G2の上方の搬送路r3又は下方の搬送路r4の何れかに搬送される。
上方の搬送路r3に進行した用紙Sは、排紙ローラ14によって排出され、用紙後処理装置Bの上部に配置されたサブ排紙トレイ15上に積載される。
下方の搬送路r4に進行した用紙Sは、搬送ローラ16A〜16Dにより挟持されて搬送され、排紙ローラ17によって排出される。
〈第1直角偏向搬送〉
搬送路切換手段G1の下方の搬送路r2に搬送された用紙Sは、ほぼ垂直に下降し、所定位置に一時停止して収納される。この停止位置において、後続の複数枚の用紙Sが重ね合わせられて収容される。
〈第2直角偏向搬送〉
収容された用紙Sは、搬送ローラ18A〜18Eと図示しない案内板によって図2の紙面に対して直角手前方向に偏向移動されて、用紙後処理装置B内部の前面側Bfに回り込む搬送路r5を用紙面を直立させた状態で通過し、所定位置に一時停止する。
〈第3直角偏向搬送〉
次に、用紙Sは搬送ローラ18Eによって垂直上方に搬送された後、水平方向に偏向され、搬送整合ベルト19、搬送ローラ20によって整合手段に向けて移動される(搬送路r6)。
〈折り処理前の整合〉
整合手段は、搬送路r6の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙先端部を当接させて位置決めする整合部材21と、用紙Sの後端部を押圧して移動させる移動可能な整合部材19Aとから成る。整合部材19Aは、搬送路r6の用紙搬送方向上流側に配置された搬送ローラ20により搬送された用紙Sの後端部を押圧して整合部材21まで移動させ、用紙先端部を整合部材21に当接させて用紙揃えを行う。
次に、用紙後処理装置Bにおける用紙Sの中折り処理、中綴じ処理、冊子の小口断裁処理を具体的に説明する。
〈中折り機構〉
搬送整合ベルト19の用紙搬送方向下流側には、折り手段30が配置されている。折り手段30は折りローラ31,32,33、第1折り板34、第2折り板35から構成されている。
〈二つ折り処理〉
折り手段30に到達した1枚又は複数枚の用紙Sは、互いに逆方向に回転する折りローラ31,32、及び直進する第1折り板34によって挟持されて二つ折り処理が行われ、用紙搬送方向中央で用紙幅方向にわたって折り目a(図2参照)を形成する(図4参照)。二つ折り処理された用紙Sは後述の中折り処理の搬送路を通過して、排紙トレイ56に排出される。
〈三つ折り処理〉
三つ折り処理を行う場合には、折り手段30において、折りローラ31,32と第1折り板部材34とにより用紙Sに第1の折り目bが形成され、折りローラ32,33と第2折り板部材35とにより用紙Sに第2の折り目cが形成されて三つ折り処理された後、複数の搬送ローラ37と案内板とから成る搬送路r8を通過して、排紙ローラ38によって排紙トレイ39に排出される。
〈中折り処理〉
折りローラ31,32、第1折り板34によって二つ折り処理が行われて折り目aを形成した用紙Sは、折りローラ31,32の逆回転によって、折りローラ31,32のニップ位置から離間されて元の水平搬送路に戻される。用紙Sは引き続き、回動する搬送ベルト36に固定された搬送爪36A(図3参照)によって、折り目aの延長線方向(図2、図1参照)の搬送路r7に搬送され、中綴じ手段40に送り込まれる。
このように、折り手段30は、1乃至3枚の少数枚の用紙Sを中折り処理して、折り目aをしっかり付け、逐次、中綴じ手段40に送り込む事により、折り目aの膨らみが少ない高品位の冊子(製本物)SAを作製する事ができる。
〈中綴じ処理〉
折り手段30において中折り処理された用紙Sは、搬送ベルト36及び図示しない案内手段によって搬送路r7方向に進行し、中綴じ手段40の鞍掛集積部材41上に載置される。後続の中折り処理された用紙Sも引き続き搬送路r7を通過して鞍掛集積部材41上に積載される。
鞍掛集積部材41は、ほぼ直交する2枚のガイド板から成り、装置本体に固定されている。鞍掛集積部材41の頂部近傍には、バネ付勢されて昇降可能な押圧部材41Aが受針機構44に支持された状態で配置されている(図5参照)。
押圧部材41Aの頂部は、上方にほぼ直角な凸形状をなし、その頂部稜線上に中折り処理された用紙Sの折り目a(図2参照)が載置される。
鞍掛集積部材41及び押圧部材41A上に載置された複数枚の用紙Sは、幅整合手段42によって位置揃えされる。
押圧部材41Aの上方には、打針機構43が固定配置されている。鞍掛集積部材41の内部には、押圧部材41Aと受針機構44が上下方向に移動可能に支持されている。
打針機構43と受針機構44とから成る二分割構造の綴じ手段は、用紙折り目方向に2組配置されている。操作部において、中綴じ処理が設定されると、受針機構44が上昇して中綴じ処理を行う。即ち、2組の綴じ手段は押圧部材41A上の冊子SAの折り目aに沿って、中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する(図1参照)。中折り処理、中綴じ処理された冊子SAを図1の模式図に示す。
〈冊子断裁処理〉
中綴じ手段40において中綴じ処理された冊子SAは、冊子搬送手段50の案内部材51に支持されて一点鎖線方向に揺動されて搬送ベルト52上に載置される。搬送ベルト52の回動により冊子SAは斜め下方に搬送され、更に、傾斜状態に保持されて、回動する搬送ベルト53により移送されて所定位置に停止される。
その後、搬送ベルト53は揺動して水平状態になる。この水平状態になった搬送ベルト53上に載置された冊子SAの小口(折り目の反対側の自由端部)は、冊子SAの用紙枚数によってばらつくので、断裁装置90により断裁して、小口を揃える。
断裁処理されて作製された冊子SAは、逆回転する搬送ベルト53に載置され、搬送ベルト53に固定された可動整合部材54により冊子SAの後端部が押圧された状態で搬送され、搬送ベルト53の先端部から矢示方向に落下する。落下した冊子SAは、回動する排出ベルト55により用紙後処理装置Bの前面側Bfの外方に配置された排紙トレイ56に排出される。
[小口断裁処理]
次に、断裁装置90及び冊子搬送駆動手段の機構を詳細に説明する。
〈冊子搬送駆動手段〉
図6は冊子搬送駆動機構の全体図である。
モータM1は、ワイヤWを介して搬送ベルト53を駆動ローラ回転軸53Aを中心にして揺動させる。モータM2は、可動整合部材54と一体構成をなす搬送ベルト53を正逆回動させる。モータ(ステッピングモータ)M3は冊子SAの折り目部d近傍を押圧する押圧部材62を昇降させる。モータM4は冊子挟持移動手段60(移動手段)の移動体61を冊子搬送方向に直線移動させる(図8において詳述する)。モータM5は駆動ローラ55Aと従動ローラ55Bとを巻回する排出ベルト55の回動と、断裁屑搬送ベルト72の回動と、断裁屑収容箱76の移送部材75の移動とを行う。
図7は、冊子搬送手段50を揺動駆動させる揺動機構の断面図である。
冊子搬送手段50の搬送ベルト53は、駆動ローラ回転軸53Aを中心にして揺動可能に支持されている。冊子搬送手段50の端部(図示の右側)に一端が係止されたワイヤWは、装置本体に回転可能に支持された中間ローラ59の外周面に沿って偏向され、プーリ58の外周面を巻回した後、ワイヤ末端がプーリ58の一部に固定されて張設される。
プーリ58の回転軸上に固定されたギアZ14は、中間のギアZ13,Z12を介してモータM1の駆動軸に固定されたギアZ11に接続されている。
モータM1の駆動により、プーリ58が回転して、ワイヤWを巻き上げ、冊子載置台50A、搬送ベルト53等から成る冊子搬送手段50を吊り上げ、駆動ローラ回転軸53Aを中心にして上方に揺動させて上昇させる。冊子搬送手段50の上昇位置を破線で示す。PS1は冊子搬送手段50の下限位置を検知するセンサ、PS2は冊子搬送手段50の上限位置を検知するセンサである。
冊子搬送手段50を水平位置に下降させる場合には、モータM1を逆転駆動して、プーリ58を逆回転させ、ワイヤWの引っ張り力を解除し、冊子搬送手段50の自重によって下降させる。
モータM2は、ギアZ15,Z16を介して駆動ローラ回転軸53Aを回転させ、搬送ベルト53を正逆回動させる。
〈押圧板の昇降駆動手段〉
図8は、冊子挟持移動手段(移動手段)60と冊子整合手段の断面図である。
冊子挟持移動手段60は、移動体61、移動体61に固定された冊子支持板69、昇降可能な押圧部材62、及び移動体駆動手段、押圧板昇降駆動手段を有する。
モータM3は冊子SAの折り目部d近傍を押圧する押圧部材62を昇降させる。押圧部材62は移動体61の長溝部61Aに沿って昇降可能に支持されている。
図9は、押圧部材62を昇降駆動させる押圧板昇降駆動手段の斜視図である。
押圧部材62に一端が係止された第1のワイヤW1は、滑車63Aを巻回し、プーリ64Aを巻回し、更にプーリ65の外周面を複数回巻回した後、プーリ66Aを巻回し、滑車63Bを巻回した後、ワイヤW1の末端が押圧部材62に固定されて張設される。
押圧部材62に一端が係止された第2のワイヤW2は、プーリ64Bを巻回した後、バネ67Aの一端に接続している。バネ67Aの他端は、装置本体に係止されている。
押圧部材62に一端が係止された第3のワイヤW3は、プーリ66Bを巻回した後、バネ67Bの一端に接続している。バネ67Bの他端は、装置本体に係止されている。
モータM3の正回転駆動により、ギアZ17,Z18を介してプーリ65が正回転し、ワイヤW1が巻き上げられて、滑車63A,63Bを介して押圧部材62が引き上げられる。
モータM3の逆回転駆動により、プーリ65が逆回転し、ワイヤW1が逆方向に変位して、滑車63A,63Bを介して押圧部材62が下降可能になる。押圧部材62に係止されたワイヤW2は、バネ67Aによって付勢され、押圧部材62を引き下げる。同時に、押圧部材62に係止されたワイヤW3は、バネ67Bによって付勢され、押圧部材62を引き下げる。押圧部材62の下降により、冊子載置台50A上に載置された冊子SAの折り目部d近傍が押圧される。
〈冊子挟持搬送手段〉
図8において、モータM4は押圧部材62を冊子搬送方向に直線移動させる。モータM4の駆動回転により、ギアZ21,Z22,Z23,Z24,Z25,Z26を介して駆動プーリ68Aを回転させる。駆動プーリ68Aと従動プーリ68Bとを巻回するベルト70には、移動体61が係止されている。移動体61は、冊子載置台50Aに冊子搬送方向と平行に架設されたガイドバー71に摺動可能に支持されている。モータM4の駆動回転により、ベルト70が回動して、移動体61がガイドバー71に沿って往復移動する。
〈小口押圧部材の昇降駆動〉
図10は、小口押圧部材80の昇降駆動を示す断面図である。
冊子SAの小口近傍を押圧する小口押圧部材80は、カム機構で上下駆動され、押圧バネ81で冊子SAを押圧する。冊子SAの厚さの差異は複数の押圧バネ81で吸収する。
モータM6は、ギアZ33を介してピニオンギアZ34を回転させ、ピニオンギアZ34に噛み合うラックギアZ35を有する移動部材82を直線移動させる。移動部材82に穿設されたカム溝部82Aには、小口押圧部材80に植設されたコロ83が移動可能に嵌合している。
移動部材82の直線移動によって、カム溝部82Aがコロ83を押し下げると、コロ83を固定している移動部材82が所定の移動長さで下降して冊子SAを押圧する。
小口押圧部材80の昇降移動は、移動部材82のカム溝部82Aの垂直方向長さで規制される。従って、移動部材82の直線移動長をセンサPS6,PS7によって検知する事により昇降移動が制御される。
〈先端ストッパ及び小口押圧部材の昇降駆動〉
図11は断裁装置90近傍の断面図、図12は断裁装置90近傍の側面図を示す。
図11(a)及び図12(a)は冊子の小口部eを先端ストッパ84に突き当てた状態、図12(b)は冊子SAを断裁処理開口部90Aに搬送する状態、図11(b)及び図12(c)は冊子SAの小口近傍を押圧して断裁装置90により小口部eを断裁する状態を示す。
モータM6により昇降駆動される小口押圧部材80には、可動部材85が揺動可能に支持されている。可動部材85に保持されたコロ85Aは、小口押圧部材80に穿設された長溝部80Aに沿って移動し、可動部材85を垂直方向に移動させる。可動部材85はレバー86に植設された軸86Aにより上下方向に揺動可能に支持されている。レバー86の基部は支軸87に揺動可能に支持されている。レバー86の先端部に植設された軸87Aは先端ストッパ84の長溝部84Aに沿って移動し、先端ストッパ84を昇降させる。レバー86はガイドバー84Bに沿って垂直方向に移動可能である(図11参照)。
単一の駆動源であるモータM6は、小口押圧部材80を昇降駆動させるとともに、可動部材85、レバー86を介して先端ストッパ84を昇降させる。なお、支軸87からレバー86の先端部までの距離は、支軸87から小口押圧部材80の軸86Aまでの距離より大であるから、先端ストッパ84の昇降ストロークは、小口押圧部材80の昇降ストロークに比して大である。
先端ストッパ84は自重またはバネ付勢されて下降可能に支持されているが、冊子SAの先端部が通過した後、小口押圧部材80の下降に連動して下降して冊子SAの上面に当接して停止する。
〈断裁装置〉
図13(a)は断裁装置90の正面図、図13(b)は断裁装置90の側断面図である。
断裁装置90は、回転しつつ冊子搬送方向に交差する幅方向に直線移動する回転上刃91、冊子幅方向に固定された固定下刃92、回転上刃91の回転と直線移動を行う駆動手段、冊子SAの小口近傍を押圧する小口押圧部材80(図12参照)等から構成されている。
モータM7は、タイミングベルト93を介して断裁装置本体96に架設したボールネジ94を回転させ、回転上刃91を配設した回転上刃移動体95を直線移動させる。回転上刃移動体95は、初期位置検知用のセンサPS4とセンサPS5との間を直線移動する。
断裁装置本体96には、ボールネジ94の回転中心線に平行してラックギアZ31が固設されている。回転上刃移動体95に回転自在に配置されたピニオンギアZ32は、ラックギアZ31に噛み合い、回転上刃移動体95の移動により従動回転される。ピニオンギアZ32の回転により、ピニオンギアZ32を保持する駆動伝達軸97に固定されたギアZ27が回転し、ギアZ28,Z29,Z30を介して回転上刃91が回転する。従って、モータM7は、回転上刃91の直線移動と回転とを行う。回転上刃91は、バネ98に付勢され、固定下刃92に押し付けられている。
図14は断裁装置90の各種例を示す断面図である。これらの図において、実線で示す断裁刃は断裁開始位置を示し、破線で示す断裁刃は断裁終了位置を示す。
図14(a)は、上述の回転上刃91、固定下刃92から成るロータリーカッタ方式の断裁装置90を示す。回転上刃91は矢印方向に回転しながら固定下刃92に係合して白抜き矢印方向に直進して冊子SAの小口部eを断裁する。
図14(b)は、回転上刃91に代えてストレート刃91Aを用いた断裁装置90を示す。ストレート刃91Aは白抜き矢印方向に直進して冊子SAの小口部eを断裁する。ストレート刃91Aとしては市販のNTカッタ(登録商標)が使用可能である。
図14(c)は、固定下刃92、可動上刃99から成る断裁装置90を示す。傾斜角を有する可動上刃99は固定下刃92に係合して白抜き矢印方向に直進下降して冊子SAの小口部eを一端から他端に向けて断裁してゆく。
図14(d)は、固定下刃92、可動上刃99から成る断裁装置90の他の例を示す。傾斜角を有する可動上刃99は固定下刃92に係合して白抜き矢印方向に斜め下方に下降して冊子SAの小口部eを一端から他端に向けて断裁してゆく。
図14(e)は、断裁装置90の更に他の例を示す。傾斜角を有する可動下刃99Aは白抜き矢印方向に斜め上方に上昇して冊子SAの小口部eを一端から他端に向けて断裁してゆく。冊子SAの上面を支持するまな板状の受板99Bは、バネ99Cに支持され可動下刃99Aの刃先を受け止める。
[冊子曲がり修正工程及び断裁処理工程の第1の実施の形態]
図15は用紙後処理装置Bの制御を示すブロック図、図16は用紙後処理装置Bの制御を示すタイムチャートである。
画像形成装置Aの操作部において、用紙サイズ、用紙枚数が設定され、更に中折り中綴じ処理、小口断裁処理が設定されると、制御手段100は、用紙後処理装置Bの搬送ベルト53、排出ベルト55、移動体61、押圧部材62、先端ストッパ84、小口押圧部材80、断裁装置90の駆動を制御する。センサPS1〜PS7は、用紙後処理装置Bの各部材及び冊子SAの位置を検知して制御手段100に検知信号を送信する。
図17〜図21は、中折り、中綴じ処理されて作製された冊子SAを搬送し、曲がりを修正して断裁装置90に送り込む状態を示す断面図である。
(1) コピースタート信号によってモータM1が駆動を開始し、冊子載置台50A及び搬送ベルト53から成る冊子搬送手段50の一端を上昇させる。センサPS1は冊子載置台50Aの初期位置を検出する。センサPS1が上昇する冊子載置台50Aの上限位置を検知すると、モータM1の駆動を停止し、冊子搬送手段50は上限位置で待機する。
(2) 図17は、傾斜状に保持された冊子搬送手段50と断裁装置90の断面図である。
コピースタート信号によってモータM2が駆動を開始し、搬送ベルト53が回動して、可動整合部材54が用紙サイズに対応した所定位置に移動して停止する。傾斜配置された搬送ベルト52上を滑落する冊子SAは、傾斜状に保持された冊子載置台50A上を小口部eを先頭にして移送される。
(3) 図18、図19は、傾斜状に保持された冊子搬送手段50により冊子SAを搬送する状態を示す断面図である。
プレス部加速開始信号によってモータM2が駆動を再開し、搬送ベルト53が回動して、冊子SAの先端部(小口部e)を保持する可動整合部材54が斜め下方に移動すると共に、搬送ベルト53に固定された整合部材57が冊子SAの後端部(折り目部d)を押圧して傾斜状に保持された冊子載置台50A上を小口部eを先頭にして移送し、冊子SAの小口部eの進行方向先端部が先端ストッパ84に当接して受け止められて停止する。
(4) 冊子載置台50A上を搬送される冊子SAの折り目部dの通過がセンサPS3(検知手段)により検知されて所定時間経過後、モータM4を駆動して冊子挟持移動手段60の移動体61の移動を開始した後、所定位置で停止させた後、ホームポジションに戻す。
冊子挟持移動手段60のホームポジション(基準位置)は、移動体61の底部近傍に固定されたセンサPS10が、冊子載置台50Aの底部近傍に固定された遮光板50Dにより検知光路を遮断した位置である。なお、移動体61の所定位置に設置されているセンサPS3は、光反射型、光透過型、アクチュエータによる光遮断型等のセンサが用いられる。
(5) 図20は、冊子搬送手段50を水平状態に保持した状態に保持し、冊子SAの曲がり修正を行う状態を示す断面図である。
センサPS3による検知信号オフ検知後、モータM1の駆動によって冊子搬送手段50の冊子搬送上流側を下降させる揺動を開始させ、水平状態になった事をセンサPS1が検知すると、冊子搬送手段50の揺動を停止させる。
(6) モータM4を再駆動して移動体61の移動を再開始させ、移動体61がホームポジション位置(基準位置)から移動してセンサPS3(検知手段)が冊子SAの折り目部dを検知すると、モータM4の駆動を停止させる。
(7) 冊子搬送手段50の揺動開始と同時にモータM3の駆動を開始し、冊子挟持移動手段60の押圧部材62を下降させ、冊子SAの折り目部d近傍の膨らみを押圧して平坦にする。押圧部材62の下降中にモータM4を逆転駆動して、搬送ベルト53を逆回動させて整合部材57を冊子SAの折り目部dの当接位置から待避させた後、押圧部材62により冊子SAを押圧する。
(8) モータM3の駆動によって、押圧部材62を所定距離上昇させ、冊子SAの上面と押圧部材62の下面との間に若干の間隙kを形成させる(図20参照)。
(9) モータM2の駆動によって、搬送ベルト53を矢印方向に回動させ、搬送ベルト53に固定された整合部材57を移動させ、冊子SAの折り目部dに当接させて、冊子SAの小口部eを下降位置に停止している先端ストッパ84に突き当てて、冊子SAの曲がりを修正する(図11(a)、図20参照)。
(10) 図21は、冊子挟持移動手段60により冊子SAを挟持した状態を示す断面図である。
冊子SAの曲がりを修正した後、モータM2を逆回転駆動して、搬送ベルト53を逆回動させ、整合部材57を搬送方向上流側に若干戻した後、モータM3を駆動して、押圧部材62を下降させ、冊子支持板69上の冊子SAの折り目部d付近を押圧して冊子SAを挟持する。
整合部材57の戻し搬送距離は、冊子SAの膨らみが押圧部材62によって押圧されて平坦化される時に、冊子SAの折り目部dが搬送方向上流側に移動して整合部材57に干渉しない距離に設定される。
(11) 押圧部材62の下降開始後、冊子挟持移動手段60の上部に配置されたホームポジション検知用のセンサPS8がオフからオンになり、引き続き冊子挟持移動手段60の下部に配置されたセンサPS9がオフになった信号によってモータM3の駆動を停止させ、押圧部材62による押圧を停止状態に保持する。また、センサPS9がオフと同時にモータM6の駆動を開始させ、先端ストッパ84、小口押圧部材80を上昇させる。
(12) 冊子SAの曲がりを修正した後、モータM3の駆動によって、押圧部材62を再度下降させ、冊子支持板69上の冊子SAの折り目部d付近を押圧して冊子SAを挟持する。
(13) 図22は、冊子SAを断裁処理開口部90Aに搬送して小口を断裁する状態を示す断面図である。
モータM6の駆動によって、先端ストッパ84と小口押圧部材80とを上方に待避させ、断裁処理開口部90Aを開放状態にする。
(14) モータM4の駆動によって冊子挟持移動手段60を図示左方に移動させる事により、整合部材57と冊子支持板69とにより挟持されたまま移動し、冊子SAの先端部近傍が断裁処理開口部90Aを通過する。冊子挟持移動手段60は用紙サイズに対応した所定位置に停止する。これにより、冊子SAは断裁位置に停止される。
(15) モータM6の駆動によって、小口押圧部材80を下降させ冊子SAの小口近傍を押圧して平坦化した状態にする。
(16) モータM7の駆動によって、回転上刃91が回転しながら冊子SAの幅方向に移動して、固定下刃92とにより冊子SAの小口を断裁する(図22、図11(b)参照)。
制御手段100は、冊子搬送工程において、センサPS3が冊子SAの折り目部d側の端部を検知するまで冊子挟持移動手段60をホームポジションから移動距離L1だけ移動させ、端部を検知した位置で停止させる。続けて、押圧部材62で冊子SAの上面を押圧して挟持させた後、断裁装置90による冊子断裁量が所定の断裁量となる位置まで冊子挟持移動手段60を移動距離L2だけ移動させる。これにより、冊子SAは用紙サイズごとに一定の大きさとなる断裁位置、即ち、折り目部dから断裁部までの長さが一定となる断裁位置に停止される。
冊子挟持移動手段60が移動するホームポジション(基準位置)から一旦停止位置までの移動距離L1は、用紙Sの長手方向の長さの半分、即ち、冊子SAの小口部eから折り目部dまでの長さ、および、用紙枚数や用紙の厚さによっても変動する。冊子SAの大きさは用紙サイズごとに一定とするために、用紙枚数に拘わらず、(移動距離L1)+(移動距離L2)の値を一定にしている。しかしながら、喩え用紙サイズが同じであっても、用紙枚数や用紙の厚さによって小口側のばらつき量および折り目部側の厚みが異なるため、冊子挟持移動手段60が一旦停止する位置までの移動距離L1は用紙枚数と用紙の厚さによって変動する。よって、その変動分を考慮して、冊子SAを断裁位置まで搬送するための移動距離L2を制御する必要がある。尚、用紙の厚さに応じた制御は、実際に厚さを測定して得られた寸法を基に行っても良いが、ユーザにより設定された用紙の種類を基に行うことで制御や機構を簡略化することが可能である。
[冊子の折り目部検知手段の他の実施の形態]
図23は、冊子SAの折り目部検知手段の他の実施の形態を示す断面図である。
冊子SAの折り目部検知手段のセンサPS3としては、光反射型センサ、光透過型センサ等が用いられるが、これらの光センサは、折り目部検知精度にバラツキがある。
また、センサの検知面を上向きに設置すると、冊子搬送時に発生する紙粉等によって検知面が覆われて検知不良になることがあるから、冊子SAの折り目部dの位置を正確に検知するのには不適である。また、冊子SAの上面側には昇降可能な押圧部材62が配置されているので、ここにセンサPS3を配置することは不可能である。
図23は、冊子SAの折り目部検知手段の他の実施の形態を示す断面図であり、図23(a)は冊子受入状態を示し、図23(b)は冊子整合工程を示し、図23(c)は冊子断裁工程を示す。図24は光検出手段の作動を示す断面図であり、図24(a)は冊子受入工程を示し、図24(b)は冊子整合工程を示す。
フォトインタラプタ型の光センサPS11と、光センサPS11の検出光路を遮蔽可能にするアクチュエータ50Bとは、冊子挟持移動手段60の移動体61に揺動可能に支持されている。冊子載置台50Aの冊子搬送方向上流側の下部には、倒し棒50Cが固定されている。
冊子挟持移動手段60がホームポジション位置にあるときは、倒し軸50Cの先端部がアクチュエータ50Bの後端部を押圧して揺動し倒された状態にして、アクチュエータ50Bの先端部は冊子載置台50Aの冊子搬送面の下方に埋没した状態に保持され、光センサPS11はオフとなり、否検知状態となる。
冊子挟持移動手段60がホームポジション位置から冊子搬送方向下流側に移動すると、冊子挟持移動手段60の移動体61に支持されたアクチュエータ50Bの後端部が倒し棒50Cの先端部から離間して、アクチュエータ50Bの先端部がバネ付勢されて起立状態となり、冊子挟持移動手段60の前進により、アクチュエータ50Bの先端部が冊子SAの折り目部dに当接して、光センサPS11が冊子SAの折り目部dの停止位置を検出し、検知状態となる。
このようにアクチュエータ50Bと光センサPS11とから成る検知手段によって冊子SAの折り目部dの停止位置を検出する事により、従来のような複雑な機構やタイミング制御を必要とせず、正確に冊子SAの位置を検出して、冊子SAの確実な曲がり修正と、適正な小口断裁が実施される。
[冊子曲がり修正工程および断裁処理工程の第2の実施の形態]
制御手段100は、冊子挟持移動手段60をホームポジションから冊子SAの折り目部d側の端部を検知するまでに移動距離L1だけ移動した後、冊子挟持移動手段60をホームポジション(基準位置)まで戻す。次に、冊子挟持移動手段60を再移動させ、用紙サイズごとに冊子の大きさが一定となる断裁位置まで冊子SAを搬送するように、冊子挟持移動手段60を移動距離L1+L2だけ移動させる。
[冊子曲がり修正工程及び断裁処理工程の第2の実施の形態]
制御手段100は、冊子挟持移動手段60をホームポジション(基準位置)から用紙サイズと用紙枚数に応じた移動距離L1を移動させた後、冊子挟持移動手段60をホームポジション位置に戻し、次に、冊子挟持移動手段60を再移動させ断裁装置90による冊子SAの断裁量が所定の断裁量となる断裁位置まで移動距離L1+L2だけ搬送するように駆動手段を制御する。
冊子挟持移動手段60により冊子SAを押圧したのち、一旦ホームポジション位置に戻す事により、ホームポジション位置から断裁装置90の断裁処理位置まで冊子挟持移動手段60を一定距離移動させるように設定する事により、ステッピングモータ等の駆動手段の駆動誤差による断裁寸法誤差が解消され、安定した断裁処理が実行される。
[冊子排出工程]
図25、図26は、断裁処理した冊子SAを排出する状態を示す断面図である。
(1A) 断裁処理後、モータM6の駆動によって小口押圧部材80の押圧を解除し、モータM3の駆動によって押圧部材62を折り目部d近傍に押圧したまま図示右側に移動させる。
(2A) 冊子SAの小口部eが、搬送ベルト53を回動させる駆動ローラ回転軸53Aの回転中心位置の上方付近を通過したら、モータM3の駆動によって押圧部材62による冊子SAの押圧を解除し、引き続きモータM2の駆動によって、搬送ベルト53が正回転して、搬送ベルト53に固定された可動整合部材54が冊子SAの小口部eを押圧して、冊子SAを冊子載置台50A上を排出方向に移動させる(図25参照)。
(3A) 冊子SAの小口部eが、搬送ベルト53の図示右端近傍で、可動整合部材54の旋回位置を通過すると、冊子SAが可動整合部材54により押し出されて、冊子載置台50A上から落下する。落下した冊子SAは、回動する排出ベルト55の上方に放出され、先行の冊子SAの上面に鱗状に積載される(図26参照)。冊子SAは用紙後処理装置Bの前面側Bfの扉を開いて、取り出す事が出来る。
なお、本発明の実施の形態では、画像形成装置Aに接続した中折り、中綴じ機構を有する用紙後処理装置Bについて説明したが、中綴じを先行処理した後に中折り処理する用紙後処理装置や、軽印刷機に接続された製本装置にも、本発明の用紙折り装置を備えた用紙後処理装置に選択的に接続して、多目的、多機能の後処理を一貫して処理することも可能である。
また、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する用紙後処理装置にも適用可能である。
更に、画像形成装置から分離した単独の形態の用紙後処理装置として各種折り処理を実施することも可能である。
画像形成装置に接続された用紙後処理装置の正面図。 用紙後処理装置の用紙搬送工程を示す模式図。 用紙後処理装置の斜視図。 用紙後処理装置の右側面図。 用紙後処理装置の左側面図。 冊子搬送駆動機構の全体図。 冊子搬送手段と搬送ベルトを揺動駆動させる揺動機構の断面図。 押圧板の昇降駆動手段と冊子挟持搬送手段とを示す断面図。 押圧板昇降駆動手段の斜視図。 小口押圧部材の昇降駆動を示す断面図。 断裁装置近傍の断面図。 断裁装置近傍の側面図。 断裁装置の正面図、及び側断面図。 断裁装置の各種例を示す断面図。 用紙後処理装置の制御を示すブロック図。 用紙後処理装置の制御を示すタイムチャート。 傾斜状に保持された冊子搬送手段と断裁装置の断面図。 冊子を搬送する状態を示す断面図。 冊子を搬送する状態を示す断面図。 冊子搬送手段を水平状態に保持した状態に保持し、冊子の曲がり修正を行う状態を示す断面図。 冊子挟持移動手段により冊子を挟持した状態を示す断面図。 冊子を断裁処理開口部に搬送して小口を断裁する状態を示す断面図。 冊子の折り目部検知手段の他の実施の形態による冊子の搬送工程を示す断面図。 冊子受入工程及び冊子整合工程における光検出手段の作動を示す断面図。 断裁処理した冊子を排出する状態を示す断面図。 断裁処理した冊子を排出する状態を示す断面図。
符号の説明
1 画像記録部
30 折り手段
40 中綴じ手段
50 冊子搬送手段
50A 冊子載置台
50B アクチュエータ
50C 倒し棒
50D 遮光板
53 搬送ベルト
54 可動整合部材
57 整合部材
60 冊子挟持移動手段(移動手段)
61 移動体
62 押圧部材
69 冊子支持板
80 小口押圧部材
84 先端ストッパ
85 可動部材
86 レバー
87 支軸
90 断裁装置
90A 断裁処理開口部
91 回転上刃
92 固定下刃
95 回転上刃移動体
96 断裁装置本体
100 制御手段
A 画像形成装置
B 用紙後処理装置
M1〜M7 モータ
PS1〜PS9 センサ
PS11 光センサ
S 用紙
SA 冊子(製本物)
d 折り目部
e 小口部
k 間隙

Claims (13)

  1. 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置において、
    前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、
    前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、
    前記移動手段の移動を制御する制御手段と、
    前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、
    前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段が所定の基準位置から前記検知手段によって前記冊子の端部を検知するまでに移動した移動距離と、前記移動手段が前記所定の基準位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまでに移動する用紙サイズ毎に定められた移動距離とに基づき、前記冊子の後端部を検知した位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまで前記移動手段の移動を制御することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記用紙束を中綴じする中綴じ手段を有することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記移動手段は冊子を挟持する押圧部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段が前記冊子の端部を検知した位置で前記移動手段を一旦停止させ、前記押圧部材により前記冊子を挟持させた後に挟持状態を維持させたまま再び前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させるように制御することを特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記検知手段は、前記冊子の端部に当接可能に揺動するアクチュエータと、前記アクチュエータの揺動状態を検知するセンサとを有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
  6. 記先端ストッパに前記冊子の小口部を当接して整合すべく前記冊子の折り目部側の端部に当接する整合部材と、を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
  7. 前記移動手段は冊子を挟持する押圧部材を有しており、
    前記制御手段は、前記整合部材前記冊子の折り目部側の端部に当接した後に離間してから前記冊子を挟持するように前記押圧部材を制御することを特徴とする請求項に記載の用紙後処理装置。
  8. 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置において、
    前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、
    前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、
    前記移動手段の移動を制御する制御手段と、
    前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、
    前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段による前記冊子の後端部の検知結果に基づいて前記移動手段を一旦停止させた後、前記冊子を挟持して前記移動手段を所定の基準位置まで戻し、その後、前記移動手段を前記所定の基準位置から用紙サイズ毎に定められた移動距離だけ移動させて前記冊子を前記断裁位置に搬送するように制御することを特徴とする用紙後処理装置。
  9. 前記用紙束を中綴じする中綴じ手段を有することを特徴とする請求項に記載の用紙後処理装置。
  10. 前記移動手段は前記冊子を挟持する押圧部材を有することを特徴とする請求項またはに記載の用紙後処理装置。
  11. 前記移動手段はステッピングモータにより駆動されることを特徴とする請求項乃至11の何れか1項に記載の用紙後処理装置。
  12. 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置を備えた画像形成装置において、
    前記冊子を構成する用紙に画像を記録する画像記録部と、
    前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、
    前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、
    前記移動手段の移動を制御する制御手段と、
    前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、
    前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段が所定の基準位置から前記検知手段によって前記冊子の端部を検知するまでに移動した移動距離と、前記移動手段が前記所定の基準位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまでに移動する用紙サイズ毎に定められた移動距離とに基づき、前記冊子の後端部を検知した位置から前記冊子を前記断裁位置に搬送するまで前記移動手段の移動を制御することを特徴とする画像形成装置。
  13. 中折りされた用紙束からなる冊子を後処理する用紙後処理装置を備えた画像形成装置において、
    前記冊子を構成する用紙に画像を記録する画像記録部と、
    前記冊子の進行方向先端部が当接される定位置に配置された先端ストッパと、
    前記先端ストッパに当接して停止した前記冊子の後端部を検知する検知手段を備え、前記冊子を挟持して移動することにより前記冊子を搬送する移動手段と、
    前記移動手段の移動を制御する制御手段と、
    前記移動手段により断裁位置まで搬送された前記冊子の小口部を断裁する断裁装置とを有し、
    前記制御手段は、断裁後の冊子の折り目部から断裁部までの長さを用紙サイズごとに一定とすべく、前記移動手段を前記断裁位置に向けて移動させ、前記検知手段による前記冊子の後端部の検知結果に基づいて前記移動手段を一旦停止させた後、前記冊子を挟持して前記移動手段を所定の基準位置まで戻し、その後、前記移動手段を前記所定の基準位置から用紙サイズ毎に定められた移動距離だけ移動させて前記冊子を前記断裁位置に搬送するように制御することを特徴とする画像形成装置。
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