JP4078693B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4078693B2 JP4078693B2 JP30546297A JP30546297A JP4078693B2 JP 4078693 B2 JP4078693 B2 JP 4078693B2 JP 30546297 A JP30546297 A JP 30546297A JP 30546297 A JP30546297 A JP 30546297A JP 4078693 B2 JP4078693 B2 JP 4078693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- power
- circuit
- display unit
- relay line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はディスプレイ装置、特に二体型薄型ディスプレイ装置の電源伝送法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の2体型薄型ディスプレイの電源接続法について簡単に説明を行う。図5は、従来の2体型薄型ディスプレイの電源接続構成図を示す。
【0003】
図5において、51は電源信号ユニット、52は電源信号ユニット51の信号回路、53は電源信号ユニット51の電源回路、54はディスプレイユニット、55は電源中継線、56は商用電源入力口で構成されている。
【0004】
電源信号ユニット51の電源回路53によって、商用電源入力口56より入力された商用電源を変換して、電源信号ユニット51の信号回路52に必要な電圧の電源とディスプレイユニット54に必要な電圧の電源を作り、電源中継線55で電源信号ユニット51とディスプレイユニット54を接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成ではディスプレイユニットに必要な電源の種類や、電流容量が変更になれば、電源中継線を作りかえたりするしかなかった。また、ディスプレイユニットに必要な電源の種類が多ければ多いほど、電源中継線の中の線が増え、電流が多ければ多いほど一本の線が太くなってしまうので、電源中継線全体が太くなってしまう。
【0006】
従って、ディスプレイユニットの電源スペックが決定されないと最適な電源中継線が作れないため、日程的な問題から、電流容量が多くなりそうな電線は、太くしておいたり、電源の種類が増えそうならば、その時点で使用しない電線を入れれば、電源中継線全体が太くなるなどの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のディスプレイ装置は、電源信号ユニット、ディスプレイユニットの両方に電源回路を設け、電源信号ユニットの電源回路では、商用電源を昇圧整流平滑し出力する。
【0008】
また、ディスプレイユニットの電源では、電源信号ユニットの電源回路で、商用電源を昇圧整流平滑したものを入力し、ディスプレイユニットで必要な2次側の電圧に変換し、各々の電源回路を機体外配線である電源中継線により接続を行うようにしたものである。
【0009】
本発明により、電源信号ユニットとディスプレイユニットとを接続する電源中継線をディスプレイユニットの負荷に無関係に作ることができ、電源中継線の中の電線の数も2〜4本にできるので電源中継線全体を細く作れるという作用効果を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、商用電源を昇圧整流平滑し、直流電源に変換して出力する第1の電源回路を有する電源信号ユニットと、この電源信号ユニットに電源中継線を介して接続される第2の電源回路を有するディスプレイユニットとを有し、前記第1の電源回路は、商用電源を昇圧整流平滑し、1つの直流電源に変換して出力するように構成し、かつ前記第2の電源回路は、前記第 1 の電源回路から電源中継線を介して供給される直流電源から前記ディスプレイユニットに必要なそれぞれの電圧に変換するように構成したものであり、電源信号ユニットとディスプレイユニットとを接続する電源中継線をディスプレイユニットの負荷に無関係に作ることができ、電源中継線の中の電線の数も2〜4本にできるので電源中継線を細く作れるという利点を得ることができるという作用を有する。
【0011】
以下に、本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
【0012】
図1は、本発明の二体型薄型ディスプレイ装置のブロック構成図である。図1において、11は電源信号ユニット、12は信号回路、13は第1の電源回路、14はディスプレイユニット、15は電源中継線、16は第2の電源回路、17は商用電源入力口である。
【0013】
電源信号ユニット11の商用電源入力口17より商用電源を入力し、第 1 の電源回路13により、昇圧整流平滑し、DC380Vの1つの直流電源に変換する。その出力を電源中継線15を介して、ディスプレイユニット14の第2の電源回路16に供給し、第2の電源回路16において、前記ディスプレイユニット14に必要なそれぞれの電圧に変換する。
【0014】
かかる構成によれば、前記電源中継線15の内部の線は、DC380Vとそのリタ−ン(GND)の2本の線だけでよく、電流容量も1〜2Aぐらいなので、細い線で、前記電源中継線15が非常に細くでき、ディスプレイユニット14に必要な電圧が開発途中で増加してもディスプレイユニット14の前記第2の電源回路16だけを変更すればよいので、前記電源中継線は変更しなくてもよいという利点を得ることができる。
【0015】
図2は本発明の比較例における二体型薄型ディスプレイ装置のブロック構成図である。図2において、21は電源信号ユニット、22は信号回路、23は第1の電源回路、24はディスプレイユニット、25は電源中継線、26は第2の電源回路27は、商用電源入力口、28は第3の電源回路である。
【0016】
電源信号ユニット21の商用電源入力口27より、商用電源を入力し、第1の電源回路、23で昇圧整流平滑しDC380Vにする。また、前記電源信号ユニット21の第3の電源回路28でディスプレイユニット24に必要な商用電源と絶縁した電源の一つをつくる。
【0017】
前記第1の電源回路21、前記第3の電源回路28の出力を電源中継線25を介して、前記ディスプレイユニット24の第2の電源回路26に入力し、前記第2の電源回路26により、ディスプレイユニット24に必要なそれぞれの電圧に変換する。また、前記第3の電源回路28の出力はそのまま前記ディスプレイユニット24の負荷に出力する。
【0018】
かかる構成によれば、前記電源中継線25の内部の線は、DC380Vとそのリタ−ン(GND)及び、前記第3の電源回路28の出力電圧とそのリタ−ン(GND)の4本の 線となり、本発明の方が電源中継線25の内部の線が減ることとなる。
【0019】
図3は本発明の二体型薄型ディスプレイ装置の電源中継線の一例を示す内部構造図である。図3において、31はコネクタピン受け、32は金属のピン、33は内部線、34は外皮、35は金属のコネクタ、36は外皮シ−ルドである。電源中継線の外皮34と内部線33の間に編素線により外皮シ−ルド36をはさみ込む。また前記編素線36は金属で作られたコネクタ35に面で接続される。また、前記コネクタ35は、電源信号ユニットの外装とディスプレイユニットの外装に接続される。
【0020】
かかる構成によれば、前記電源中継線を使用した薄型ディスプレイは、電源から輻射する電磁波を抑制することができるという利点を得ることができる。
【0021】
図4は本発明の二体型薄型ディスプレイ装置の電源中継線のコネクタ部の一例を示す内部構造図である。図4において、41は金属のコネクタ、42はコネクタピン受け、43は絶縁物、44はピンである。
【0022】
ピン44に線が接続され、前記ピンに高圧(380V)が出力される。この場合、コネクタ41は各外装に接続され、GNDレベルであるので、よってコネクタ41とピン44との絶縁距離aは法規上5mmが必要になるが、これを守るとコネクタ41がかなり大きいものになってしまう。
【0023】
しかし、ピン44を絶縁物43で覆うことにより絶縁距離aを短くでき、コネクタ41も小型化することができる。
【0024】
かかる構成によれば、ピンを整形品で覆うことにより、電源中継線の先端のコネクタを小型化するという利点を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2体型の薄型ディスプレイ装置において商用電源を昇圧整流平滑し、直流電源に変換して出力する第1の電源回路を有する電源信号ユニットと、この電源信号ユニットに電源中継線を介して接続される第2の電源回路を有するディスプレイユニットとを有し、前記第1の電源回路は、商用電源を昇圧整流平滑し、1つの直流電源に変換して出力するように構成し、かつ前記第2の電源回路は、前記第 1 の電源回路から電源中継線を介して供給される直流電源から前記ディスプレイユニットに必要なそれぞれの電圧に変換するように構成したものである。
【0026】
本発明により、電源信号ユニットとディスプレイユニットとを接続する電源中継線をディスプレイユニットの負荷に無関係に作ることができ、ケ−ブルの中の電線の数も少なくできるので、ケ−ブルを細く作れるという利点を得ることができる。
【0027】
また、電源中継線の外皮と内部線の間に編素線をはさみ込み、電源信号ユニットとディスプレイユニットの外装(GND)を接続することにより、電磁波を抑制することができ、電源中継線のコネクタの高圧がかかるピンを整形品で覆うことにより、電源中継線のコネクタ部を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における2体型薄型ディスプレイ装置の電源接続構成図
【図2】 本発明の比較例における2体型薄型ディスプレイ装置の電源接続構成図
【図3】 本発明の実施の形態における二体型薄型ディスプレイ装置の電源中継線の内部構造図
【図4】 本発明の実施の形態における二体型薄型ディスプレイ装置の電源中継線のコネクタ部の内部構造図
【図5】 従来例の2体型薄型ディスプレイ装置の電源接続構成図
【符号の説明】
11,21 電源信号ユニット
12,22 信号回路
13,23 第1の電源回路
14,24 ディスプレイユニット
15,25 電源中継線
16,26 第2の電源回路
17,27 商用電源入力口
31,42 コネクタピン受け
32,44 ピン
33 内部線
34 外皮
35,41 コネクタ
36 外皮シ−ルド
43 絶縁物
53 電源回路
Claims (1)
- 商用電源を昇圧整流平滑し、直流電源に変換して出力する第1の電源回路を有する電源信号ユニットと、この電源信号ユニットに電源中継線を介して接続される第2の電源回路を有するディスプレイユニットとを有し、前記第1の電源回路は、商用電源を昇圧整流平滑し、1つの直流電源に変換して出力するように構成し、かつ前記第2の電源回路は、前記第1の電源回路から電源中継線を介して供給される直流電源から前記ディスプレイユニットに必要なそれぞれの電圧に変換するように構成したことを特徴とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30546297A JP4078693B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30546297A JP4078693B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143381A JPH11143381A (ja) | 1999-05-28 |
JP4078693B2 true JP4078693B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=17945446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30546297A Expired - Fee Related JP4078693B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4078693B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30546297A patent/JP4078693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11143381A (ja) | 1999-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102687384B (zh) | Ac/dc转换器电路 | |
US4514029A (en) | Shielded connector and method of forming same | |
JP4078693B2 (ja) | ディスプレイ装置 | |
EP0286678A1 (en) | X-ray tomograph | |
US7113068B2 (en) | Winding structure of inductor used in power factor correction circuit | |
US20030013332A1 (en) | Structure of plug-in power supply apparatus | |
TW438952B (en) | Microwave oven | |
JPH07264455A (ja) | Ccdカメラ | |
US4636992A (en) | Device for supplying electric power to electronic apparatuses of an acoustic wave receiving assembly of great length | |
CN211335612U (zh) | 一种防触电式充电设备 | |
JPS623976Y2 (ja) | ||
KR20030070698A (ko) | 파워오브이더넷 파워모듈 내장형 억세스포인터 | |
KR200154322Y1 (ko) | 컬형상을 가지는 고전류용 케이블 | |
JP2020155538A (ja) | コイル装置、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システム及び電気機器 | |
CN1346170A (zh) | 一种多绕组发电机 | |
JP2814016B2 (ja) | X線電源装置 | |
JPH03128627A (ja) | 給電システム | |
KR200149714Y1 (ko) | 전원 공급 장치의 정류 회로 | |
KR200320993Y1 (ko) | 2차 접지용 단자의 고정장치 | |
JPH04159702A (ja) | 電力供給機構 | |
JPH10127054A (ja) | 高絶縁形多出力dc−dcコンバータ | |
JP2000012174A (ja) | コンセント | |
JPH10262349A (ja) | 静電誘導形電源供給装置 | |
JPS6149625A (ja) | 無接点給電方式 | |
JPS6345070Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041108 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20041214 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |