JP4077866B2 - 架電接続装置、架電接続方法、架電接続プログラム、及び架電受付サーバ - Google Patents

架電接続装置、架電接続方法、架電接続プログラム、及び架電受付サーバ Download PDF

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Description

本発明は、架電接続装置、架電接続方法、架電接続プログラム、及び架電受付サーバに係り、特に所定の電話番号宛の架電をその電話番号に対応する別の連絡先に接続する架電接続装置等に関する。本発明は、新聞掲載、雑誌掲載、TV放送、ラジオ放送、ウェブページへの掲載等により提供された広告情報に記載された電話番号宛の架電を、別の電話番号を有する広告主の電話機へ接続する広告システム等に好適に用いられる。
従来、雑誌等に掲載されていた広告情報に基づいて、利用者が広告主ヘ電話を架けることにより、その電話の頻度に応じた料金を雑誌の発行者が店舗主に請求するシステム、いわゆるペイ・パー・コールという方式が知られている。
このペイ・パー・コール方式を用いた広告の提供は、例えばインターネット上のウェブ(Web)サイト上に構築されたウェブページや新聞・雑誌等の刊行物に、広告主が提供する広告情報とともに広告用の電話番号(広告電話番号)を掲載することにより行われる。例えばこのような広告提供は、広告主自身の代わりに代理主(例えば、広告代理店)として行動するウェブサイトの管理者や雑誌の発行者等によって行われる。
そして、これらの広告情報を閲覧した利用者が、広告情報とともに掲載された広告電話番号によって広告主に電話を架けると、その架電件数が計数されてその件数に応じた広告料が広告主に課金されるのである(例えば、特許文献1,2を参照。)。
この特許文献1に記載のものは、利用者のユーザ端末機から架けられた架電を、そのユーザ端末機から送信されるプッシュボタン信号に対応する広告情報を提供する広告主に転送し、この転送した電話の通話履歴を記録するものである。そして、その通話履歴に基づいて転送に対する課金額を演算し、この演算した課金額を広告主ごとに記録して請求する。
また、特許文献2に記載のものは、求人企業が連絡先番号を契約番号として広告会社と登録契約し、広告会社が電話局に契約番号を転送先とするフリーダイヤル(電話料無料通話)の転送サービスを登録し、転送元の公開番号を含む求人情報を開示するものである。そして、求職者が求人情報を見て公開番号に電話を架けると、電話局はその電話を求人企業へ転送するとともに通話回数をカウントし、通話料に情報利用料を加算して求人企業に請求する。ここでは、求人企業からの支払い後に、情報利用料の回収代行手数料を差し引いた差額を、電話局が広告会社に支払う構成が採られている。
特開2002−300323号公報 特開2002−312687号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成においては、利用者と広告主との電話が繋がるまでに、IVR(Interactive Voice Response)応答部による音声メッセージに基づいて、利用者がプッシュボタン操作により広告主を特定する必要があり、操作が煩わしいという問題がある。
また、特許文献2に記載の構成では、広告主が複数の代理主に広告を依頼した場合や、日時を変えて複数の広告を行った場合に、いずれの広告に効果があったかを識別することができないという問題がある。例えば、求人情報を閲覧することなく直接他人から伝え聞いた契約番号によって広告主に架けられた架電と求人情報を見て架けられた架電との区別ができない。また、1つの契約番号を転送先として複数の広告会社による同様のサービスの提供を受ける場合、電話局では広告会社を識別できず、広告会社ごとの広告効果を区別できない。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、ペイ・パー・コール方式の広告提供に用いることのできる新規かつ有用な架電接続装置、架電接続方法、架電接続プログラム及び架電受付サーバを提供することを例示的課題とする。
具体的には、提供された広告情報に接した利用者が、面倒な操作に煩わされることなく、自動応答により長時間の待ち状態を余儀なくされることなく、広告主と通話することのできる架電接続装置等を提供することを例示的課題とする。また、複数の広告情報の提供を行った場合に、それらが発揮する広告効果を広告情報ごとに管理・把握することができる架電接続装置等を提供することを他の例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての架電接続装置は、識別番号と連絡先番号とを関連情報として有するデータベースと、データベースを内部に保持する記憶装置と、第1の電話機から識別番号を含む電話番号宛に架けられた架電を受付けるとともに電話番号の中から識別番号を抽出する架電受付部と、抽出された識別番号に基づいて、データベースから識別番号に関連付けられた連絡先番号を抽出する連絡先抽出部と、抽出された連絡先番号に基づいて、第1の電話機からの架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する接続処理部と、を有する。
そのデータベースが、1の識別番号と複数の連絡電話番号とを関連情報として有してもよいし、また、データベースが、複数の識別番号と1又は複数の連絡先番号とを関連情報として有してもよい。
架電受付部が、架電に着信応答したうえで電話番号の中から識別番号を抽出してもよいし、架電に着信応答することなく電話番号の中から識別番号を抽出してもよい。
接続処理部が、第2の電話機の着信応答を検知する応答検知部と、第2の電話機の着信応答に基づいて第1の電話機からの架電を第2の電話機へと通話可能に接続する通話接続部と、を有してもよい。
架電接続装置が、第1の電話機又は第2の電話機のうちいずれか一方からの通話音声情報を他方に向けて伝送する通話処理部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、架電の履歴又は接続処理部により接続された通話の履歴のうち少なくともいずれか一方を識別番号に関連付けて記憶装置内に記録する履歴記録部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、架電履歴又は通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて識別番号ごとに対応する電話履歴情報を出力する履歴出力部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、架電履歴又は通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて識別番号ごとに対応する課金情報を生成する課金処理部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、架電の頻度に応じて異常を検知する異常検知部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、識別番号を自動生成する識別番号生成部をさらに有してもよい。
架電接続装置が、現在時刻を計時する計時部をさらに有するとともに、計時部により計時された架電の時刻が所定時間範囲内の場合に限り、接続処理部が架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続してもよい。
データベースが連絡先番号ごとの接続可能時間を識別番号の関連情報としてさらに有し、かつ、架電時刻が接続可能時間内の場合に限り、接続処理部が架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続してもよい。
本発明の他の例示的側面としての架電接続方法は、データベース内に連絡先番号と関連付けられて格納された識別番号を含む電話番号宛に第1の電話機から架けられた架電を受付けるステップと、電話番号の中から識別番号を抽出するステップと、抽出された識別番号に基づいて、データベースから識別番号に関連付けられた連絡先番号を抽出するステップと、抽出された連絡先番号に基づいて、第1の電話機からの架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続するステップと、を有する。
その識別番号抽出ステップにおいて、架電に着信応答したうえで電話番号の中から識別番号を抽出してもよいし、架電に着信応答することなく電話番号の中から識別番号を抽出してもよい。
また、接続ステップが、第2の電話機の着信応答を検知するステップと、第2の電話機の着信応答に基づいて第1の電話機からの架電を第2の電話機へと通話可能に接続するステップと、を有してもよい。
架電接続方法が、第1の電話機又は第2の電話機のうちいずれか一方からの通話音声情報を他方に向けて伝送するステップをさらに有してもよい。
架電接続方法が、架電の履歴又は接続処理部により接続された通話の履歴のうち少なくともいずれか一方を識別番号に関連付けて記憶装置内に記録するステップをさらに有してもよい。
架電接続方法が、架電履歴又は通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて識別番号ごとに対応する電話履歴情報を出力するステップをさらに有してもよい。
架電接続方法が、架電履歴又は通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて識別番号ごとに対応する課金情報を生成するステップをさらに有してもよい。
架電接続方法が、架電の頻度に応じて異常を検知するステップをさらに有してもよい。
接続ステップにおいて、架電の時刻が所定時間範囲内の場合に限り、架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続してもよい。
本発明のさらに他の例示的側面としての架電接続プログラムは、コンピュータを、データベース内に連絡先番号と関連付けられて格納された識別番号を含む電話番号宛に第1の電話機から架けられた架電を受付けるとともに電話番号の中から識別番号を抽出する架電受付部、抽出された識別番号に基づいて、データベースから識別番号に関連付けられた連絡先番号を抽出する連絡先抽出部、及び、抽出された連絡先番号に基づいて、第1の電話機からの架電を連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する接続処理部、として機能させる。
本発明のさらに他の例示的側面としての架電受付サーバは、電気通信事業者ごとに割り振られた少なくとも4桁の電気通信事業者特定番号と、架電受付サーバごとに割り振られた少なくとも3桁のサーバ特定番号と、広告情報の代理提供を行う代理主を指標する代理主番号と広告情報を特定する広告特定番号とを含んで広告情報ごとに割り振られた少なくとも14桁の識別番号と、を有する広告電話番号に宛てて架けられた架電を受付け、識別番号に基づいて自動的に接続先電話番号を選択する。
本発明の更なる課題又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、提供された広告情報に接した利用者(ユーザ)が、面倒な操作に煩わされることなく、自動応答により長時間の待ち状態を余儀なくされることなく、広告主と通話することができる。また、複数の広告情報の提供を行った場合に、それらが発揮する広告効果を広告情報ごとに管理・把握することができる。
もちろん、ウェブページの閲覧等のコンピュータ操作に不慣れなユーザに対しても、新聞・雑誌等の刊行物やTV放送・ラジオ放送等の放送により広告情報を提供することができ、それらの広告情報に接したユーザからの架電を受付けることができるので、幅広いユーザ層を獲得することができる。また、広告主自身がコンピュータ操作に不慣れな場合、自身のウェブページを持たない場合であっても広告提供及び架電受付が可能である。
広告主の、複数の広告情報に対する情報管理を広告情報ごとに行いつつ電話の応答を1の電話機で行いたいという要求、1の広告情報に基づく大量の架電を複数の電話機で応答したいという要求、を満足することができる。
もちろん、ユーザからの架電を広告主に接続するまでの待ち時間にいったん着信応答して、ユーザに対して”しばらくお待ち下さい”等の応答メッセージを提供することも可能であるし、その待ち時間には着信応答せずにユーザへの電話料金発生を防止することもできる。
広告主の着信応答を検知してからユーザと広告主との電話を接続すれば、両者の通話を確実に接続することができる。広告主が着信応答できない状態にもかかわらずユーザと広告主との電話を接続してしまうこともない。また、広告主が着信応答したときに、広告主に対して”○○からの入電です。”等の案内メッセージを提供することもできる。それにより、広告主が広告情報に接したユーザからの電話であることを容易に把握することができる。
架電履歴又は通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて電話履歴情報を出力したり課金情報を生成したりすれば、履歴情報や課金情報の管理が確実かつ容易となる。通話が発生した(すなわち広告主が着信応答した)場合のみならず、広告主が着信応答しなかった場合にも履歴情報や課金情報を管理することができる。
架電の頻度に応じて異常を検知すれば、例えばいたずら電話等の頻繁な架電を異常と判断することができる。そして、例えば、そのユーザからの架電を広告主に接続しない等の異常処理を行うことができる。
識別番号を自動生成すれば、識別番号が重複したり混乱したりすることなく確実かつ便利に識別番号の管理を行うことができる。新たな広告主がこの架電装置を利用する場合に、その広告主に対する識別番号の付与を確実かつ簡単に行うことができる。
所定時間内の場合に限り、ユーザからの架電を広告主へと接続することにより、広告主への不必要な架電接続を防止することができる。例えば営業時間内のみ架電接続を行い、営業時間外は架電接続をしないように構成することができる。
広告主の連絡先番号に関する連絡先番号情報と、代理主情報、広告媒体情報、広告時間情報などの広告を識別する識別番号情報と、が1つのデータ構造に関連付けられて広告情報データベース(データベース)として記憶装置に記録されている。
そして、そのデータベースによって構成されるテーブル構造に基づいて、架電の宛先としての電話番号に含まれる識別番号に関連付けられた連絡先番号を認識する。
さらに、ユーザ電話機(第1の電話機)と広告主の電話機(第2の電話機)との接続によって生成された通話履歴情報が識別番号に関連付けられて履歴記録部によって記録される。
この通話履歴情報に記録された情報によって、広告主は自身が提供した複数の広告のうち、いずれの広告に基づいてユーザから架電されたかを確認することができる。
これにより、広告主は広告効果の低い時間帯の広告を中止したり、広告媒体や代理主等の選択基準を得ることができる。
さらに、代理主にとっても、広告主の業態ごとに高い広告効果が得られる広告媒体や広告掲載時間を把握することができるので、広告主に対していかなる広告に効果が期待できるかを説明し易くなる。
さらに、代理主は、広告主に対して利用者からの通話履歴情報に応じた適切な請求をすることができ、利用の拡大が容易に得られる。
なお、ここで「電話(架電)を接続」、「電話機を接続」、「電話回線を接続」は、いずれも、同義とする。いずれにしても、”1の電話番号が割り当てられた1の電話回線に接続された1の電話機を接続”することを意味する。「電話番号に架ける」、「電話機に架ける」、「電話回線に架ける」も同義とする。
また、「着信」は、ある電話機に対する架電が行われ、その電話機に「呼び出し」が発生した状態を意味し、「着信応答」は、「呼び出し」に対して応答した状態、すなわち電話に出た状態を意味する。
「電話の転送」は、1の電話機からの架電をいったん着信し、その後別の電話機に向けて架電して1の電話機と別の電話機とを接続する動作を意味し、「電話の移送」は、1の電話機からの架電を着信せずにそのまま別の電話機に向けて架電し、1の電話機と別の電話機とを接続する動作を意味する。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態に係る架電接続装置について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、この架電接続装置を広告提供及びその課金処理を行う広告システムに用いる場合について説明する。この架電接続装置は、広告主の依頼により代理主が提供する広告情報に掲載された電話番号(広告電話番号)に、利用者(ユーザ)からの架電があった場合に、その架電を広告主の電話機へと接続するものである。そしてその通話履歴に応じて代理主が広告主に対価を請求するための課金情報をも生成する。
ここで、広告主とは店舗主、商品販売やサービス提供を行う会社、広告掲載を望む個人等をいい、代理主とは雑誌を発行する出版社やウェブサイトを運営する事業者等の運営会社、広告会社等の広告事業者、広告事業者と広告主を仲介する広告代理店等をいう。
また、本実施の形態では、代理主が存在する広告システムについて例示するが、これに限定されるものではなく、代理主が通話課金処理装置を管理する管理者と同一である場合もある。また、広告情報としては、飲食店の広告情報・商品販売店の広告情報・求人案内、スクール等での生徒募集情報等、様々な開示情報が含まれる。その広告情報の提供に対して対価が生じる場合はもちろん対価が生じない場合を含んでもよい。
図1に本実施の形態の架電受付装置を含む広告システム100の概略構成のブロック図を示す。この広告システム100は、広告主400と広告事業者(代理主)との間で契約される広告代理業務における、いわゆるペイ・パー・コール方式の広告システムである。
すなわち、広告システム100の利用においては、まず広告主400側が広告事業者に広告主400に関する開示情報としての広告情報を含む広告記事を提供することを依頼する。その広告記事に接した利用者(ユーザ)が広告記事に記載の電話回線番号(広告電話番号)を電話機(第1の電話機)300でダイヤルすると、広告主400が管理する広告主電話機(第2の電話機、図示せず。)と接続される、そして、その接続状況に応じた成功報酬として、広告事業者が広告主400に対して課金請求を行う。
この広告システム100は、ネットワーク200と、このネットワーク200に接続された接続要求元であるユーザが利用するユーザ電話機300と、ネットワーク200に接続された接続要求先である広告主400側の広告主電話機と、ネットワーク200に接続され広告主400が使用するパーソナルコンピュータ(図示せず)と、ネットワーク200に接続され広告事業者が管理する広告事業者サーバ装置500と、ネットワーク200に接続されたサーバシステム(架電受付装置)600と、を備えている。
ここで、ユーザ電話機300としては、家庭用の電話機301、公衆電話機、携帯電話機302やPHS(Personal Handyphone System)などの各種電話機が利用できる。
また、ネットワーク200は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの汎用のネットワークプロトコルに基づくインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)等が適用できる。また、無線媒体201により情報送受信可能な複数の基地局によって構成される通信回線網や放送網等のネットワーク、無線通信による情報を直接送受信するための媒体となる無線媒体201自体などが例示できる。ここで、無線媒体201としては、電波、光、音波、電磁波などのいずれの媒体をも適用できる。
具体的には、ネットワーク200は、例えば、公衆電話回線網(Public Switched Telephone Network:PSTN)210と、インターネットなどのパケット交換網(Packet Switching Network:PSN)220とを有して構成されている。
また、公衆電話回線網210は、例えば統合デジタルサービス網(ISDN:Integrated Services Digital Network)等が適用可能である。このISDNによれば、接続要求元及び接続要求先の電話番号に関する通話番号情報が、通話の際の音声信号とは別に送受信可能となっている。
この公衆電話回線網210は、携帯電話機302が利用する電話回線を構築して携帯電話機302と送受信する基地局212や、この基地局212、家庭用の電話機301、公衆電話機等と相互に送受信可能に接続される各種電話回線を構築する電気通信事業者の電気通信基地局213等のネットワークである。
そして、この公衆電話回線網210には、ユーザ電話機300及び広告主電話機がそれぞれ通話可能に接続されるとともに、サーバシステム600も接続されている。
また、パケット交換網220は、ユーザが利用する携帯電話機302、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)、ユーザが利用するパソコン(パーソナルコンピュータ)310、広告主400に設置されて広告主が利用するパソコン(図示せず)、広告事業者サーバ装置500、サーバシステム600が、各種情報を送受信可能に接続されている。なお、図1は、説明の都合上、パケット交換網220が複数に分かれた状態で示している。
パケット交換網220としては、例えばインターネットやその他のネットワークが適用可能である。インターネットは、例えばユーザがパソコン310によって広告事業者サーバ装置500にアクセスしたり、広告事業者サーバ装置500内にHTML(Hypertext Markup Language)を用いて構築されたウェブページをパソコン310内のウェブブラウザによって閲覧することを可能にするネットワークである。
また、その他のネットワークの例としては、広告事業者サーバ装置500がサーバシステム600や広告主400のパーソナルコンピュータとの間で各種情報をパケットにより伝送したり、広告主400のパソコンがサーバシステム600との間で各種情報をパケットにより伝送したりするためのネットワークが考えられる。
このサーバシステム600は、ネットワーク200に接続され、ユーザ電話機300から広告電話番号宛に架けられた架電を所定の広告主電話機へ接続したり、広告事業者サーバ装置500からの要求に応じて、広告情報に接したユーザと広告主400との架電や通話の履歴情報を出力したり、その履歴情報に基づいて課金情報を生成したりする機能を有する。
さらに、このサーバシステム600は、広告主400又は広告事業者からの要求に対応して、広告事業者ごと、広告情報ごと、広告期間ごとの架電履歴、通話履歴を出力することができ、いずれの広告事業者、いずれの広告情報、いずれの広告期間に最も高い広告効果を発揮したかを把握できるようになっている。
このサーバシステム600は、例えば図2に示すように、データベース(DB:Data Base)610、電話回線サーバ装置としてのCTI(Computer Telephony Integration)サーバ装置620、ネットワーク通信サーバ装置630、識別番号を自動生成させる識別番号生成サーバ640を備え、それぞれ各種情報を送受信可能にイントラネットやLAN(Local Area Network)等によって接続されて構成されている。
識別番号とは、ユーザがいずれの広告情報に基づいて架電してきたかを識別するための番号であって、広告情報ごとに割り当てられている。複数の広告情報からの架電をとりまとめる場合は、複数の広告情報に1の識別番号が割り当てられてももちろんよい。
なお、本発明実施の形態においては、架電受付装置としてのサーバシステム600が複数のデータベース610や装置620,630,640を備えて構成されているが、もちろん、1台のサーバコンピュータが複数のデータベース610や装置620,630,640が有する機能のすべてを備えていてもよい。
データベース610には、サーバシステム600における架電接続に必要な各種情報が、CTIサーバ装置620やネットクーク通信サーバ装置630により読出可能に記録されている。また、識別番号生成サーバ640によって生成された識別番号はデータベース610に記録される。
このデータベース610は、記憶装置内に保持されている。記憶装置としては、例えば、HD(Hard Disk)であってもよく、各種記録媒体に読出可能に記録する記録ドライブ、メモリ等の他、複数のドライブやメモリ等の組合せによる複合構造のものであってもよい。
そして、データベース610は、広告関連情報記録領域611と、通信ログ情報記録領域612とを有している。広告関連情報記録領域611には、図3に示すように広告特定情報611Aが複数記録されている。
そして、広告特定情報611Aは、識別番号情報611A1、広告主情報611A2、広告事業者情報611A3、広告媒体情報611A4、広告時間情報611A5、営業時間情報611A6、回線接続処理期間情報(図示せず)を関連情報として有している。
この識別番号情報611A1は、例えば広告事業者サーバ装置500からサーバシステム600への要求に対応して識別番号生成サーバ640により自動生成される。また、広告主400のコンピュータ(図示せず)からサーバシステム600ヘの要求に対応して識別番号生成サーバ640により自動生成された識別番号を、サーバシステム600又は広告主400から広告事業者サーバ装置500へ送信する構成であってもよい。
広告主情報611A2は、例えば店名情報611A2A、広告主400の連絡先番号情報611A2Bを有している。連絡先番号情報611A2Bは、広告主400の広告主電話機又はその回線に割り当てられた電話番号(連絡先番号)に関する情報である。
広告事業者情報611A3は、複数ある広告事業者を識別するための情報であり、広告媒体情報611A4はウェブサイト、雑誌、新聞、TV、ラジオ、ダイレクトメール等の広告媒体を識別する情報である。
広告時間情報611A5は、広告情報が提供される時間又は期間を指標する情報である。例えば、ウェブページ上に掲載を開始する掲載開始日時の情報611A5A及び掲載を終了する掲載終了日時の情報611A5Bを有して構成され、一般に広告事業者と広告主400との契約に基づき定められる情報である。
この広告時間情報611A5が広告特定情報611Aに関連付けられているので、識別番号情報611A1に基づいて広告掲載開始日を特定することができる。したがって、いずれの時間帯に提供された広告情報が高い効果を発揮したかを把握することができる。
また、サーバシステム600が、ユーザ電話機300からの架電が短時間に頻繁に行われたり、一定時間ごとに何度も繰り返されたりした場合に、その架電を異常と判断する異常検知部(図示せず)が設けられていてもよい。
そして、異常が検知された際にサーバシステム600から広告事業者サーバ装置500に向けて異常報知部による異常報知が行われ、この報知に基づいて広告事業者は広告情報に掲載する広告電話番号710(図6参照)に含まれる識別番号を新たな番号としてもよい。広告事業者は、サーバシステム600に対して新識別番号の付与を要求し、新たな識別番号を含む広告電話番号710を広告情報内に掲載してもよい。
なお、異常報知を受けた広告事業者サーバ装置500が、自動的にサーバシステム600に新規の識別番号の付与を要求し、内部に構築されたウェブページ内の広告情報内に、新たな識別番号を含む広告電話番号710を自動的に掲載するように構成することも可能である。
このように異常検知部を設けることにより、いたずら電話などがあった場合でも広告情報700(図6参照)に掲載する広告電話番号710を変更して容易に対処することができる。すなわち、いたずら電話が行われた旧広告電話番号710への接続をサーバシステム600が拒否するように設定し、新たな広告電話番号710への接続を許可するように設定すれば、いたずら電話だけを効果的に排除することができる。
広告時間情報611A5の掲載終了日時情報611A5Bに基づき、広告情報700に接したユーザからの架電の接続期間を終了させてもよい。もちろん、広告掲載終了後暫くの間はユーザからの架電の接続を広告主が希望する場合は、回線接続処理期間情報を別途、データベース610に加えてもよい。
営業時間情報(接続可能時間情報)611A6は、広告主400の営業時間を指標する情報である。すなわち、電話連絡に対して広告主400が応答可能な時間である。したがって、サーバシステム600が、営業時間情報611A6が指標する時間範囲(所定時間範囲)内の架電のみ広告主電話機に接続するように構成することで、無駄な架電を軽減することができ、ユーザにとっても広告主にとっても便利となる。なお、営業時間情報611A6として、休業日については、例えば曜日ごとに営業日か否かのフラグ情報などが利用され、営業時間については時刻の数値管理にて構成することが例示できる。
通信ログ情報記録領域612には、図4に示すように、広告事業者が提供する広告情報に基づいてユーザが広告主400へダイヤルアップした通話ごとの通話履歴に関する通信ログ情報612Aが複数記録されている。もちろん通話履歴のみならず、架電接続したが通話が成立しなかった架電履歴も通信ログ情報記録領域612に記録されていてもよい。
通信ログ情報612Aは、着信ID(Identification)番号情報612A1、発信者番号情報612A2、接続開始時刻情報(通話開始時刻情報)612A3、接続終了時刻情報(通話終了時刻情報)612A4、通話時間情報612A5、店名情報611A2A、広告事業者情報611A3、識別番号情報611A1を関連情報として有している。
着信ID番号情報612A1は、ユーザから広告電話番号710宛ての架電が行われるごとに設定される管理番号の情報であり、通信履歴ごとの識別番号としての機能を有する。なお、この着信ID番号情報612A1についての詳細は後述するが、例えば営業時間外であってユーザと広告主400との間での通話接続が行われない場合でも、音声データをユーザヘ出力する構成としてもよい。
発信者番号情報612A2は、ユーザ電話機300が接続される電話回線の電話番号である接続要求元番号に関する情報である。ユーザ電話機300に割り当てられた電話番号の情報に加え、電話機の種類の情報(例えば、携帯電話機か公衆電話機か等)を含んでもよい。接続開始時刻情報612A3は、ユーザからの架電が広告主400側に接続された時刻に関する情報である。すなわち、ユーザと広告主400との通話が開始された時刻に関する情報である。接続終了時刻情報612A4は、ユーザと広告主400との間で接続されていた電話が切断された時刻に関する情報である。すなわち、ユーザと広告主400との通話が終了した時刻に関する情報である。
通話時間情報612A5は、ユーザと広告主400との間で成立した通話時間に関する情報である。この通話時間情報612A5は、例えば接続終了時刻情報612A4の時刻から接続開始時刻情報612A3の時刻を減算する演算により算出された情報である。
広告主情報611A2は、上述した通り広告情報を提供する主体としての広告主400を特定するための情報である。また、広告事業者情報611A3も、上述した通りその広告情報の提供を代理して行う代理主としての広告事業者を特定するための情報である。例えば広告主400や広告事業者の名称に関する情報、広告主400や広告事業者毎に管理者側で設定した識別用の番号などが例示できる。
また、例えば営業時間外や話し中等であって広告主400がユーザからの架電に着信応答できないときにユーザに対して”接続できない”旨の音声応答を行う場合などは、通信ログ情報612Aに広告主400が着信応答できなかった旨のフラグ情報(図示せず)等が関連付けられていてもよい。
CTIサーバ装置(架電受付サーバ)620は、ネットワーク200の公衆電話回線網210に接続されている。CTIサーバ装置620は、公衆電話回線網210を介してユーザ電話機300及び広告主電話機と接続可能で、架電の受付けを行ういわゆる電話交換機として機能する装置である。このCTIサーバ装置620は、図5に示すように、CTI記録部621、電話回線インターフェース部622、CTI演算部623を備えている。
CTI記録部621はCTI演算部623に接続され、CTI演算部623への適宜読出可能となるように各種情報が記録される。このCTI記録部621は、データベース610と同様の各種構成を適用することができる。そして、CTI記録部621は、架電ごと又は通話ごとに通信履歴として通信ログ情報612Aを逐次記録する。CTI記録部621には、CTIサーバ装置620全体を動作制御するOS(Operating Sytem)上に展開される各種プログラムをも記録されている。
電話回線インターフェース部622は、CTI演算部623に接続され、CTI演算部623の制御に基づいて電話回線の接続や切断を実施する。また、電話回線インターフェース部622は、CTI演算部623の制御に基づいて、ユーザ電話機300や広告主電話機から取得する各種情報をインターフェース処理してCTI演算部623へ出力する。さらに、電話回線インターフェース部622は、CTI演算部623の制御に基づいて、CTI演算部623から出力される各種情報をインターフェース処理してユーザ電話機300や広告主電話機ヘと出力する。
CTI演算部623は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備え、電話回線の接続に関する様々な演算処理を実施する。CTI演算部623は、架電受付部623A、連絡先抽出部623B、応答検知部(接続処理部の一部)623C、通話接続部(接続処理部の一部)623D、通話処理部623E、履歴記録部623F、計時部623G、課金処理部623H及び広告効果を確認するための広告効果確認部623Iなどを備えている。これらの各部の機能は、後述する架電受付プログラムによる動作指令に基づいてCPUが発揮する機能である。
架電受付部623Aは、ユーザ電話機300からの広告電話番号710宛の架電を受付ける機能を有する。例えば、ユーザがユーザ電話機300から、図6に示すようなウェブページや雑誌に掲載された広告情報700に記載された広告電話番号710宛に架電すると、そのユーザ電話機300からの呼出信号を電話回線インターフェース部622によって取得する。架電受付部623Aは、ユーザ電話機300の電話番号(発信者電話番号)と接続要求する接続要求先の電話番号すなわちダイヤルアップした広告電話番号710とを、電話回線インターフェース部622によって取得する。
なお、これら発信者電話番号及び広告電話番号710を取得する状態では、ユーザ電話機300とCTIサーバ装置620とが通話可能な回線接続状態ではなく、ユーザ電話機300側で呼出音が鳴っている状態である。すなわち、CTIサーバ装置620はこの時点でまだ着信応答していない。そして、取得した広告電話番号710の情報は、連絡先抽出部623B及び履歴記録部623Fヘと出力される。さらに、架電受付部623Aは、架電を受付けた架電受付時刻を計時部623Gから取得する。
ここで、ユーザ電話機300からダイヤルアップされる広告電話番号710は、例えば図7に示すような構造を有する。この図7に例示する広告電話番号710は全体で21桁の番号を有している。そのうち、最初の4桁の番号は電気通信事業者ごとに割り振られた電気通信事業者特定番号である。電気通信事業者とは、ユーザ電話機300・広告主電話機・サーバシステム600が接続される電話回線、それらの電話回線を相互に接続する公衆電話回線網210、電気通信基地局213等を管理する事業者である。
電気通信事業者特定番号に続く3桁の番号は、サーバシステム600やCTIサーバ装置620を特定するために割り振られたサーバ特定番号で、電気通信事業者により設定される番号である。
サーバ特定番号に続く14桁の番号は識別番号であり、識別番号情報611A1に対応している。識別番号は、広告事業者がサーバシステム600に要求して識別番号生成サーバ640によって生成させる番号である。識別番号は、広告事業者を特定するために広告事業者ごとに割り振られた広告事業者番号(代理主番号)と広告情報700を特定するために広告情報700ごとに割り振られた広告特定番号とを含んでいる。また、広告主を特定するために広告主ごとに割り振られた広告主番号を含んでもよい。
これらの情報を有することにより。広告電話番号710宛ての架電は、まず電気通信事業者が特定され、サーバシステム600及びCTIサーバ装置620が特定されてCTIサーバ装置620の架電受付部623Aによって受付けられる。そして、識別番号の情報611A1に基づいて、データベース610から識別番号に関連付けられた連絡先番号の情報611A2Bが特定されるのである。
なお、広告事業者が介在しない場合等、広告事業者を特定する必要がない場合は、広告事業者番号を省略することができる。また、広告特定番号の中に広告事業者を特定する情報を含ませることもできる。
また、図6に示すような広告電話番号710を、例えばQRコード(登録商標)等の二次元バーコードとして広告情報700に掲載し、QRコード読取り機能を有した携帯電話機302で読取って広告電話番号710をダイヤルアップする構成としてもよい。もちろん、二次元バーコードでなく、広告電話番号710を通常のバーコード(一次元バーコード)として広告情報700に掲載してもよい。
連絡先抽出部623Bは、架電受付部623Aにて呼出信号を認識すると、広告電話番号710に基づいて広告主電話機の電話番号である連絡先番号を抽出する。
具体的には、連絡先抽出部623Bは、架電受付部623Aで取得した広告電話番号710の中に含まれる識別番号に基づいて、データベース610の広告関連情報記録領域611から接続要求先の広告主400に対応する広告特定情報611Aを検索し、この広告特定情報611Aの連絡先番号情報611A2Bを取得する。この連絡先番号情報611A2Bは、応答検知部623Cへ出力される。
応答検知部623Cは、連絡先抽出部623Bで抽出した連絡先番号情報611A2Bが指標する電話番号への電話呼び出しを実行する。具体的には、応答検知部623Cは、連絡先番号の電話番号をダイヤルアップし、公衆電話回線網210における連絡先番号の電話回線を介して店舗電話機へ呼出信号を出力する。
なお、この広告電話機ヘのダイヤルアップに際して、応答検知部623Cは、対応する広告主400の広告特定情報611Aの営業時間情報611A6を認識し、広告主400が営業時間内であって応答可能であるか否かを判断し、計時部623Gで計時する現在時刻に基づいて接続可能な時間帯であると判断した場合にダイヤルアップを行う。
店舗電話機が着信応答し通話可能な状態となったとき、応答検知部623Cは、CTI記録部621に予め記録された所定の応答音声データ、例えば「広告情報を閲覧した利用者からの入電です。」等の音声データを出力させ、ユーザからの架電である旨を広告主400に対して報知する。
そして、応答検知部623Cは、CTIサーバ装置620が店舗電話機と接続されたことを検知すると、その旨の信号(接続完了信号)を通話接続部623Dヘ出力する。
通話接続部623Dは、CTIサーバ装置620が店舗電話機と接続されると、続いて広告主電話機とユーザ電話機300とを接続させる処理を実行する。すなわち、CTIサーバ装置620と広告主電話機とが接続された旨の検知信号を応答検知部623Cから受け取ると、呼出状態のユーザ電話機300を着信応答させて広告電話機へと接続させる。さらに、通話接続部623Dは、ユーザ電話機300を広告電話機へと接続した時刻(通話開始時刻)を、計時部623Gで計時する現在時刻に基づいて取得する。
通話処理部623Eは、通話接続部623Dによって接続されたユーザ電話機300と広告主電話機のうちいずれか一方の通話音声情報を他方に向けて伝送する機能を有する。すなわち、ユーザ電話機300又は広告主電話機のいずれか一方に接続された電話回線から音声信号を抽出する。そして、抽出した音声信号を、ユーザ電話機300又は広告主電話機のいずれか他方に接続された電話回線に向けて伝送する。
この通話処理部623Eによる音声信号の伝送により、ユーザと広告主との通話が成立することとなる。この通話の間、CTIサーバ装置620は、ユーザ電話機300に接続された電話回線と、広告主電話機に接続された電話回線との間に位置し、互いの電話回線を接続状態に維持する。
履歴記録部623Fは、通話処理部623Eによる音声信号の伝送状態、すなわちユーザ電話機300に接続された電話回線と広告主電話機に接続された電話回線とをCTIサーバ装置620が接続している状態を検出し、回線接続状態である通信履歴(すなわち通話履歴)の通信ログ情報612Aを生成して記録する。
この通信ログ情報612Aは、一時的にCTI記録部621へ記録され、適宜データベース610ヘ出力されて通信ログ情報記録領域612に記録される。具体的には、履歴記録部623Fは、架電受付部623Aから架電を受付けた旨の信号(例えば、架電に係る広告電話番号710の情報)を受け取ると、ユーザと広告主400との通信ログを生成するための着信ID番号を設定して着信ID番号情報612A1を生成し、その着信ID番号情報612A1をCTI記録部621に記録する。
履歴記録部623Fは、架電受付部623Aで取得したユーザ電話機300の電話番号(発信者電話番号)に基づいて発信者番号情報612A2を生成し、着信ID番号情報612A1に関連付ける。
履歴記録部623Fは、通話接続部623Dで取得された接続開始時刻を、通話処理部623Eにおける音声信号の伝送が開始された時刻、すなわちユーザと広告主400との電話回線の接続を開始して両者の通話が開始された時刻として受け取る。そして、接続開始時刻情報612A3を生成して、対応する着信ID番号情報612A1に関連付ける。
履歴記録部623Fは、通話接続部623Dで取得された接続終了時刻を、通話処理部623Eにおける音声信号の伝送が終了した時刻、すなわちユーザと広告主400との電話回線の接続が切断されて両者の通話が終了した時刻として受け取る。そして、接続終了時刻情報612A4を生成して、対応する着信ID番号情報612A1に関連付ける。
履歴記録部623Fは、接続開始時刻と接続終了時刻とに基づいてユーザと広告主400との通話時間を演算し、通話時間情報612A5を生成し、対応する着信ID番号情報612A1に関連付ける。
履歴記録部623Fは、架電受付部623Aで取得した識別番号に基づいて、データベース610内の広告関連情報記録領域611からその識別番号に関連付けられた広告主400の店名情報611A2A、広告事業者情報611A3を抽出し、対応する着信ID番号情報612A1に関連付ける。
履歴記録部623Fは、連絡先抽出部623Bで抽出した連絡先番号の情報611A2Bを、対応する着信ID番号情報612A1に関連付ける。そして、通信ログ情報612Aを生成してCTI記録部621に一時的に記録した後、所定期間経過後にまとめてデータべース610ヘ出力し通信ログ情報記録領域612に順次記録する。
また、計時部623Gは、例えば内部クロックなどの基準パルスに基づいて現在時刻を認識する。そして、この計時部623Gは、認識した現在時刻に関する時刻情報を適宜出力する。
課金処理部623Hは、広告事業者に対し、その広告事業者に関する通信ログ情報612Aを開示可能な状態に出力させる処理に対応して、課金情報を生成する処理を実行する。
この広告事業者ヘの通信ログ情報612Aの開示可能な状態の出力としては、例えば広告事業者に関する通信ログ情報612Aをネットワーク通信サーバ装置630からパケット交換網220を介して電子データとして送信したり、広告事業者に関する通信ログ情報612Aを記録紙に印刷出力したりすることが例示可能であるが詳細は後述する。
また、課金情報の生成処理としては、ユーザ電話機300側の電話回線使用料、広告主電話機側の電話回線使用料、両電話機の接続処理に必要な費用、広告費用の一部等を通信ログ情報612Aに基づいて演算する処理が例示できる。
演算された課金情報(請求額)を広告事業者に請求する処理を実施してもよい。例えば、各金融機関が管理する付加価値通信網(Value−Added Network:VAN)800(図1参照)としてのいわゆる金融VANに構築されたファームバンキング(Firm Banking:FB)をパケット交換網220に接続し、ネットワーク通信サーバ装置630により決済処理を実行させてもよい。サーバシステム600において、サーバシステム600の管理者に向けて決済処理を促す旨の表示を行ってもよい。
さらに、広告効果確認部623Iは、広告主400又は広告事業者の要求により、その広告主400又は広告事業者に関する通信ログ情報612Aを開示可能な状態に出力する処理を実行する。
例えば、この通信ログ情報612Aの開示可能な状態の出力としては、上記課金処理部623Hの説明において述べた事項が例示可能であるが、その他に、例えばサーバシステム600にアクセスした広告主400のパソコンや広告事業者サーバ装置500において閲覧可能に表示する構成も考えられる。
ネットワーク通信サーバ装置630は、パケット交換網220に接続され、広告事業者サーバ装置500及び広告主400のパソコンと各種情報が送受信可能となっている。このネットワーク通信サーバ装置630は、例えば図8に示すように、通信記録部631と、通信インターフェース部632と、通信演算部633とを有して構成されている。
通信記録部631には、通信演算部633に接続され、通信演算部633が適宜読出可能に各種情報を記録されている。この通信記録部631には、CTIサーバ装置620のCTI記録部621と同様の各種構成を適用することができる。
通信記録部631には、ネットワーク通信サーバ装置630全体を動作制御するOS上に展開される各種プログラムをも記録されている。また、通信記録部631には、通信演算部633を通信ログ出力部(履歴出力部)633Aとして機能させる通信ログ出力プログラムも記録されている。
通信インターフェース部632は通信演算部633に接続され、通信演算部633による制御に基づいてパケット交換網220を介した情報送受信を実行する。すなわち、通信インターフェース部632は、通信演算部633による制御に基づいて、広告事業者サーバ装置500や広告主400のパソコンや金融VAN等からパケット交換網220を介して取得する各種情報、例えば通信ログの閲覧要求信号や送信要求信号などをインターフェース処理して通信演算部633ヘ出力する。
また、通信インターフェース部632は通信演算部633による制御に基づいて、通信演算部633から出力される各種情報、例えば通信ログ情報612Aや識別番号情報611A1や請求明細情報や広告効果確認情報等をインターフェース処理し、広告事業者サーバ装置500や広告主400のパソコンや金融VAN等へ出力する。
この通信演算部633は、例えばCPUなどを備え、各種情報を演算処理する機能を有する。通信演算部633は、通信ログ出力プログラムの指令に基づいて通信ログ出力部(履歴出力部)633Aとしての機能を発揮する。また、通信演算部633は、識別番号生成サーバ640で生成された識別番号を通信インターフェース部632に向けて出力する識別番号出力部633Bとしても機能する。
この通信ログ出力部633Aは、例えば広告事業者サーバ装置500や広告主400のコンピュータからパケット交換網220を介して通信ログの閲覧要求や通信ログ情報612Aの送信要求等の信号を受け取ると、対応する広告事業者や広告主400に関する通信ログ情報612Aを、例えば電子メールによって送信したり、ウェブページで閲覧可能とする機能を有する。
具体的には、通信インターフェース部632から通信ログの出力要求信号を取得すると、通信ログ出力部633Aはデータべース610に記録された広告事業者又は広告主400に関する情報に基づいて、広告事業者又は広告主400を特定する。そして、その広告事業者又は広告主400に関する通信ログ情報612Aをデータベース610から抽出する。
すなわち、広告事業者の広告事業者情報611A3を有した通信ログ情報612A、又は広告主400の店名情報611A2Aを有した通信ログ情報612Aを抽出する。そして、広告事業者サーバ装置500や広告主400のコンピュータヘ送信したり、広告事業者サーバ装置500や広告主400のコンピュータにおいて閲覧可能にウェブページへの掲載処理を実行したりする。
また、識別番号出力部633Bは、例えば広告事業者サーバ装置500や広告主400のパソコンからパケット交換網220を介して識別番号の付与を要求する信号を認識すると、識別番号生成サーバ640において識別番号を生成させ、その生成された識別番号を、例えば電子メールにて送信したり、ウェブページで閲覧可能としたりする処理を実行する。
具体的には、通信インターフェース部632から識別番号の付与要求信号を取得すると、識別番号出力部633Bは識別番号生成サーバ640に接続し、所定のフォームに必要事項を入力させて識別番号を生成させる。
そして、識別番号出力部633Bは、識別番号の付与を要求した広告主400のコンピュータや広告事業者に対して識別番号を送信したり、広告事業者サーバ装置500や広告主400のパソコンにおいて閲覧可能にウェブページに識別番号を掲載する処理を実行する。
次に、本発明の実施の形態に係るサーバシステム600を含む広告システムの動作について、図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態においては1件の架電受付について説明するが、もちろんこのサーバシステム600は、複数のユーザ電話機300からの架電を略同時に受付可能である。また、発信者側無料通話の機能を利用する構成を例示するが、この構成に限らず、発信者側が通話料を支払う構成であってもよい。
[広告主400が着信応答する場合]
図9は、ユーザ電話機300、広告主400、広告事業者サーバ装置500、サーバシステム600の関連性を概念的に示す説明図である。また図10は、ユーザからの架電を広告主400の電話機へと接続する処理動作を説明するフローチャートである。この図10においては、広告主400が着信応答する場合を説明している。
図6に示す広告情報700に接したユーザが、広告主400へ予約や問い合わせ等を行うために架電する際、広告情報700に記載の広告電話番号710をユーザ電話機300でダイヤル操作する。このダイヤル操作により、ユーザ電話機300から呼出信号が出力される(ステップS101)。
ユーザ電話機300からの呼出信号の出力により、その架電が広告電話番号710内の電気通信事業者特定番号に対応する電気通信事業者の電気通信基地局213に接続され、さらに、サーバ特定番号に対応するサーバシステム600のCTIサーバ装置620に接続される。
そして、このステップS101におけるダイヤルアップによって、ユーザ電話機300からCTIサーバ装置620に呼出信号が出力されると、CTIサーバ装置620は、ユーザ電話機300に対して着信応答することなく、CTI演算部623の架電受付部623Aによりユーザ電話機300からの呼出信号を電話回線インターフェース部622から取得する。さらに、架電受付部623Aは、ユーザ電話機300の発信者電話番号と広告電話番号710とを電話回線インターフェース部622から取得する。
架電受付部623Aが呼出信号を取得したことを認識すると、履歴記録部623Fは着信ID番号を設定して着信ID番号情報612A1を生成する。さらに、履歴記録部623Fは、架電受付部623Aで取得したユーザ電話機300の発信者電話番号を認識して発信者番号情報612A2を生成し、着信ID番号情報612A1に関連付ける。この後、連絡先抽出部623Bが、広告主電話機の電話番号(連絡先番号)を抽出する処理をする(ステップS102)。
すなわち、CTI演算部623は、架電受付部623Aで取得した広告電話番号710に含まれる識別番号を認識し、データべース610内の広告関連情報記録領域611から識別番号に関連付けられた広告主400の広告特定情報611Aを検索し、広告特定情報611Aの連絡先番号情報611A2Bを取得し、応答検知部623Cヘ出力する。
また、履歴記録部623Fは、連絡先抽出部623Bで取得した連絡先番号情報611A2Bを着信ID番号情報612A1に関連付ける。
ステップS102において連絡先抽出部623Bが連絡先番号を抽出すると、応答検知部623Cが、その広告主400の広告特定情報611Aの営業時間情報611A6を認識し、その広告主400が着信応答可能か否かを判断する。
そして、計時部623Gで計時する現在時刻に基づいて、広告主400が着信応答可能な時間帯であると判断した場合、連絡先番号をダイヤルアップする(ステップS103)。
このステップS103におけるダイヤルアップによりCTIサーバ装置620から出力される呼出信号に基づいて広告主電話機が着信応答すると(ステップS104)、応答検知部623Cが、CTI記録部621に内の音声応答データ、例えば「広告情報を閲覧した利用者からの入電です。」との音声データを、店舗電話機ヘ向けて出力する(ステップS105)。
ステップS105で音声データが店舗電話機に向けて再生されると(ステップS106)、広告主400側にユーザからの架電があった旨が報知されることとなり、ユーザの応答待ちとなる。
通話接続部623Dが応答検知部623Cから出力される接続完了信号を取得し、CTIサーバ装置620と広告主電話機とが接続されたことを認識すると、呼出状態のユーザ電話機300を着信応答させ、ユーザ電話機300と広告主電話機とを接続する(ステップS107)。
このステップS107の処理により、ユーザ電話機300と広告主電話機とが接続されたことを認識すると(ステップS108)、通話処理部623Eは接続されたユーザ電話機300と広告主電話機とから、それぞれ音声信号を抽出して伝送させ、ユーザと広告主400との通話を成立させる(ステップS109)。
例えば通話処理部623Eが、ユーザの「広告を拝見したのですが・・・」との発話に基づく音声信号をユーザ電話機300から取得すると(ステップS110)、広告主電話機に向けてその音声信号を伝送して再生する。
また、例えば通話処理部623Eが、広告主400の「お問い合わせですね、お伺います・・・」との発話に基づく音声信号を取得すると(ステップS111)、ユーザ電話機300に向けてその音声信号を伝送して再生する。
ステップS109〜ステップS111の処理によって、履歴記録部623Fはユーザ電話機300と広告主電話機との接続が開始された時刻を計時部623Gにより計時された現在時刻として認識し、接続開始時刻情報612A3を生成して着信ID番号情報612A1に関連付ける。通話処理部623Eは、このステップS109〜ステップS111の処理を、ユーザ電話機300と広告主400の店舗電話機とが接続されている間は継続する。
さらに、ユーザ電話機300と広告主電話機との接続中は、履歴記録部623Fが、両電話機の接続状態を監視し、通話接続部623Dによる接続の切断が行われたか否かを判断している。
そして、例えばユーザが通話を終了する動作を行うと(ステップS112)、ユーザ電話機300側の電話回線の接続が切断される。
ユーザ電話機300側の電話回線の切断をCTI演算部623が認識すると、接続中であった広告主電話機側の電話回線も切断される(ステップS113)。このステップS113の切断処理によって広告主400が通話終了を認識する。そして、広告主電話機をオフフック状態として電話を切る(ステップS114)。そして、これらの切断を認識したCTI演算部623は切断処理を終了し、回線接続を終了する。
このステップS112又はステップS113において、ユーザ電話機300側の電話回線又は広告主電話機側の電話回線のうち、いずれかの電話回線が先に切断されたことを認識すると、履歴記録部623Fは計時部623Gから現在時刻を取得し、その現在時刻を接続終了時刻として接続終了時刻情報612A4を生成する。そして、履歴記録部623Fは、着信ID番号情報612A1に関連付けて通信ログ情報612Aを生成し、CTI記録部621に一時的に記録させる。
なお、一時的に記録した通信ログ情報612Aは、所定期間経過後、まとめてデータベース610ヘ出力され、通信ログ情報記録領域612に順次記録される。
[広告主400が着信応答しない場合]
次に、広告主400がユーザからの架電に対して着信応答しない場合について説明する。
図11は、ユーザからの架電を広告主400の電話機へと接続しようとする処理動作を説明するフローチャートであるが、この図11においては、広告主400が着信応答しない場合を説明している。
まず、図9及び図10に示す処理動作の場合と同様に、ステップS101でユーザが広告情報700の広告電話番号710にダイヤルアップすることにより、ステップS102で連絡先番号情報611A2Bが取得される。
そして、応答検知部623Cが、その広告主400の広告特定情報611Aの営業時間情報611A6を認識し、その広告主400が着信応答可能か否かを判断する(ステップS201)。例えば、営業時間情報611A6に基づいて、接続可能時間範囲内か否かを判断したり、図11に示すように、実際に連絡先番号にダイヤルアップして、呼出信号の出力に対して広告主400が応答したかを判断する(ステップS202)。
このステップS201の処理において、電話回線が接続できないと判断すると、通話接続部623Dは、呼出状態のユーザ電話機300をCTIサーバ装置620に着信応答させる。
例えば、広告特定情報611Aの営業時間情報611A6に基づいて接続可能時間外であると判断したり、広告主電話機が通話中で接続できないと判断したり、広告主電話機を所定時間長以上呼び出しても着信応答がない場合に接続不可と判断したりする場合が例示できる。
そして、通話処理部623Eは、例えばCTI記録部621内の所定の音声応答データ、例えば「申し訳ございませんが、本日の営業は終了・・・」、「申し訳ございませんが、只今話し中で・・・」等の音声データを読み出して、ユーザ電話機300へ向けて出力する(ステップS203)。
また、履歴記録部623Fは、ユーザ電話機300がCTIサーバ装置620に接続された時刻を計時部623Gで計時する現在時刻として認識し、接続開始時刻情報612A3を生成する。そして、既にステップS102で生成した着信ID番号情報612A1に関連付ける。さらに、履歴記録部623Fは、通信ログ情報612Aに広告主400が着信応答しなかった旨を指標する非応答フラグ情報を設定して記録する。
ステップS203で音声応答データがユーザ電話機300側で再生されると(ステップS204)、広告主400に接続できない旨がユーザに報知されることとなる。この音声応答データの再生に基づいてユーザが電話を切る処理を実施すると(ステップS205)、ユーザ電話機300側の電話回線が切断される。
ステップS205でユーザ電話機300側の電話回線の切断をCTI演算部623が認識すると、CTIサーバ装置620も自身側の電話回線の切断処理を実施する。その切断を履歴記録部623Fが認識すると、電話回線の接続終了時刻として計時部623Gから現在時刻を認識し、接続終了時刻情報612A4を生成して着信ID番号情報612A1に関連付け、通信ログ情報612Aを生成して記録する。
次に、広告主400、広告事業者、サーバシステム600の管理者間での決済処理について説明する。
なお、ここでは定期的かつ自動的に課金請求する構成について説明するが、この請求方法や決済方法は以下に説明する処理動作に限られず、手動操作で実施するなどしてもよい。
データベース610内に、予め広告事業者に対する請求期日の情報が記録されている場合、その請求期日にCTIサーバ装置620の課金処理部623Hがその広告事業者の広告事業者情報6111A3を有した通信ログ情報612Aをデータベース610の通信ログ情報記録領域612から抽出する。
そして、課金処理部623Hは、抽出した通信ログ情報612Aの通話時間情報612A5に基づいて電話回線使用料を演算し、総通信料を算出する。また、課金処理部623Hは、通信ログ情報612Aの数を計数し、この通信ログ情報の数、すなわち電話回線の接続処理を実施した回数に、所定の金額を乗算して総利用料を算出する。課金処理部623Hは、総通信料と総利用料とを加算した合計金額を請求額として、請求対象の広告事業者ヘ請求する処理を実行する。
なお、例えば基本料などを合算して請求額としたり、固定額としたりするなど、各種契約により請求額が設定されることはいうまでもない。
請求する処理としては、例えば、抽出した通信ログ情報612Aの一覧と請求額の明細とを電子メールにて対象の広告事業者の広告事業者サーバ装置500ヘ送信したり、通信ログ情報612Aの一覧と請求明細とを印刷用紙に印刷出力したりすることが例示できる。
また、課金処理部623Hが、金融VAN800に構築されたFBを利用して、ネットワーク通信サーバ装置630により決済処理させる処理を実行してもよい。
そして、サーバシステム600から請求処理が実施された広告事業者は、例えば広告事業者サーバ装置500からサーバシステム600に接続し、Webページなどの所定のフォームに基づいて必要事項を入力する。そして、ネットワーク通信サーバ装置630の通信ログ出力部633Aが、広告事業者サーバ装置500によって通信ログ情報612Aが閲覧できるように通信ログ情報612Aをパケット交換網220を介して出力させる。
また、広告事業者は、サーバシステム600の管理者から取得した通信ログ情報612Aに基づいて、広告主400との契約内容に応じて請求額を算出し、広告主400へ請求する処理をする。この請求処理としては、上述したように、請求書を郵送したり、金融VAN800を利用したり、各種請求方法が適用できる。また、請求額の算出としては、上述したように、固定額や接続回数に応じた従量制とするなど、契約により適宜設定されることはいうまでもない。
次に、広告主400又は広告事業者による広告効果の確認方法について、以下に説明する。
上述したように、この広告システム100は、識別番号生成サーバ640によって自動生成された識別番号に基づいて、広告主400、広告事業者、広告情報が提供された広告媒体、広告掲載日時等が特定できるように構成されている。
そして、データべース610の通信ログ情報記録領域612に記録された通信ログ情報612Aには、広告特定情報611Aとしての識別番号情報611A1が記録されており、通信ログ情報612Aを生成させた通話がどの広告情報に基づく架電によるものか把握可能となっている。
図12は、広告効果確認部623Iにより表示処理される画面表示の階層を示した図である。この図12を参照しながら、広告事業者又は広告主400が、パケット交換網220を介してサーバシステム600に接続し、ウェブページ等による所定のフォームに基づいて必要事項を入力することにより広告の効果を確認する際の流れについて例示する。
まず、広告事業者が広告効果を確認する場合について説明すると、ログイン画面900で広告事業者が管理者側から付与されて保有するID及びパスワードを入力し、広告事業者管理画面911に進む。
この広告事業者管理画面911には、広告事業者一覧912が表示されるので、その表示の中からログインした広告事業者を選択して広告事業者別一覧へ進む。なお、管理者であればこの広告事業者一覧912に表示されたすべての広告事業者の広告事業者別一覧に進むことができる。
この広告事業者別一覧には、その広告事業者と契約をした広告主400の一覧が広告主一覧922として表示され、その中から広告効果を確認したい広告主を選択して広告主名別一覧ヘ進む。
この広告主別一覧には、その広告主が提供を依頼した広告情報が識別番号情報611A1によって整理されて広告一覧932として表示される。また、データベース610の通信ログ情報記録領域612から識別番号情報611A1に基づいて検出された通信ログ情報612Aの数が、CTIサーバ装置620の広告効果確認部623Iにより計数され、広告一覧932に広告情報ごとの通信ログ情報の数として表示されている。
そして、この表示された通信ログ情報の数によって、広告事業者は、特定の広告主400について提供したいずれの広告情報が最も高い広告効果を発揮したのか、すなわちいずれの広告情報を見てユーザが広告主400に電話を一番多く架けたか等を知ることができる。
次に、広告主400が広告効果を確認する場合について説明すると、ログイン画面900で広告主400が管理者側から付与されて保有するID及びパスワードを入力し、広告主管理画面921に進む。
この広告主管理画面921には、広告主一覧922が表示されるので、その表示の中からログインした広告主400を選択して広告事業者別表示画面923へ進む。
この広告事業者別表示画面923には、その広告主が契約した広告事業者別の表示がなされ、その中から広告効果を確認したい広告事業者名を選択して広告一覧932ヘ進む。
この広告一覧932には、その広告主400が契約した広告事業者によって提供された広告情報が、識別番号情報611A1によって整理されて広告一覧932として表示される。また、データべース610の通信ログ情報記録領域612から識別番号情報611A1に基づいて検出された通信ログ情報612Aの数が、CTIサーバ装置620の広告効果確認部623Iにより計数され、広告一覧932に広告情報ごとの通信ログ情報の数として表示されている。
そして、この表示された通信ログ情報の数によって、広告主400はどの広告事業者によって提供された広告情報が最も高い広告効果を発揮したが、すなわちいずれの広告情報を見てユーザが広告主400に電話を一番多く架けたか等を知ることができる。
管理者は、上述した広告事業者管理画面911及び広告主管理画面921に加えて、広告管理画面931からも広告一覧932を表示させることができる。また、広告一覧932から広告事業者別表示画面933又は店舗別表示画面934へと進むこともできる。さらに、管理者は、媒体管理画面941から媒体一覧942を表示させることもできる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
本発明の実施の形態に係る架電受付装置を含む広告システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 図1に示すサーバシステムの内部構成の概略を示すブロック図である。 図2に示すサーバシステム内に構築されたデータベースのうち、広告関連情報記録領域に記録されるデータの構造を説明する構造図である。 図2に示すサーバシステム内に構築されたデータベースのうち、通信ログ記録領域に記録されるデータの構造を説明する構造図である。 図2に示すCTIサーバ装置の内部構成の概略を示すブロック図である。 広告事業者によって提供された広告情報の例を示す図である。 図6に示す広告情報に掲載される広告電話番号の内部構造を示す構造図である。 図2に示すネットワーク通信サーバの内部構成の概略を示すブロック図である。 図1に示す広告システムを利用するユーザ、広告主、広告事業者、サーバシステムの管理者間における関連性を概念的に示す説明図である。 図1に示す広告システムの動作であって、ユーザからの架電を広告主の電話機へと接続する処理動作を説明するフローチャートであり、広告主が着信応答する場合を説明する図である。 図1に示す広告システムの動作であって、ユーザからの架電を広告主の電話機へと接続しようとする処理動作を説明するフローチャートであり、広告主が着信応答しない場合を説明する図である。 図5に示す広告効果確認部により表示処理される画面表示の階層構造を示した構造図である。
符号の説明
100:広告システム
200:ネットワーク
201:無線媒体
210:公衆電話回線網
212:基地局
213:電気通信基地局
220:パケット交換網
300:ユーザ電話機(第1の電話機)
301:家庭用電話機
302:携帯電話機
310:パソコン(パーソナルコンピュータ)
400:広告主
500:広告事業者サーバ装置
600:サーバシステム(架電受付装置)
610:データベース
611:広告関連情報記録領域
611A:広告特定情報
611A1:識別番号情報
611A2:広告主情報
611A2A:店名情報
611A2B:連絡先番号情報
611A3:広告事業者情報
611A4:広告媒体情報
611A5:広告時間情報
611A5A:掲載開始日時情報
611A5B:掲載終了日時情報
611A6:営業時間情報(接続可能時間情報)
612:通信ログ記録領域
612A:通信ログ情報
612A1:着信ID番号情報
612A2:発信者番号情報
612A3:接続開始時刻情報
612A4:接続終了時刻情報
612A5:通話時間情報
620:CTIサーバ装置(架電受付サーバ)
621:CTI記録部
622:電話回線インターフェース部
623:CTI演算部
623A:架電受付部
623B:連絡先抽出部
623C:応答検知部(接続処理部の一部)
623D:通話接続部(接続処理部の一部)
623E:通話処理部
623F:履歴記録部
623G:計時部
623H:請求処理部
623I:広告効果確認部
630:ネットワーク通信サーバ装置
631:通信記録部
632:通信インターフェース部
633:通信演算部
633A:通信ログ出力部(履歴出力部)
633B:識別番号出力部
640:識別番号生成サーバ(識別番号生成部)
700:広告情報
710:広告電話番号
800:金融VAN
900:ログイン画面
911:広告事業者管理画面
912:広告事業者一覧
921:広告主管理画面
922:広告主一覧
923:広告事業者別表示画面
931:広告管理画面
932:広告一覧
933:広告事業者別表示画面
941:媒体管理画面
942:媒体一覧

Claims (26)

  1. 識別番号と連絡先番号とを関連情報として有するデータベースと、
    該データベースを内部に保持する記憶装置と、
    第1の電話機から前記識別番号を含む電話番号宛に架けられた架電を受付けるとともに該電話番号の中から前記識別番号を抽出する架電受付部と、
    該抽出された前記識別番号に基づいて、前記データベースから該識別番号に関連付けられた前記連絡先番号を抽出する連絡先抽出部と、
    該抽出された連絡先番号に基づいて、前記第1の電話機からの架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する接続処理部と、を有する架電接続装置。
  2. 前記データベースが、1の前記識別番号と複数の前記連絡電話番号とを関連情報として有する請求項1に記載の架電接続装置。
  3. 前記データベースが、複数の前記識別番号と1又は複数の前記連絡先番号とを関連情報として有する請求項1に記載の架電接続装置。
  4. 前記架電受付部が、前記架電に着信応答したうえで前記電話番号の中から前記識別番号を抽出する請求項1に記載の架電接続装置。
  5. 前記架電受付部が、前記架電に着信応答することなく前記電話番号の中から前記識別番号を抽出する請求項1に記載の架電接続装置。
  6. 前記接続処理部が、
    前記第2の電話機の着信応答を検知する応答検知部と、
    該第2の電話機の着信応答に基づいて前記第1の電話機からの架電を該第2の電話機へと通話可能に接続する通話接続部と、を有する請求項1に記載の架電接続装置。
  7. 前記第1の電話機又は前記第2の電話機のうちいずれか一方からの通話音声情報を他方に向けて伝送する通話処理部をさらに有する請求項6に記載の架電接続装置。
  8. 前記架電の履歴又は前記接続処理部により接続された通話の履歴のうち少なくともいずれか一方を前記識別番号に関連付けて前記記憶装置内に記録する履歴記録部をさらに有する請求項1に記載の架電接続装置。
  9. 前記架電履歴又は前記通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて前記識別番号ごとに対応する電話履歴情報を出力する履歴出力部をさらに有する請求項8に記載の架電接続装置。
  10. 前記架電履歴又は前記通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて前記識別番号ごとに対応する課金情報を生成する課金処理部をさらに有する請求項8に記載の架電接続装置。
  11. 前記架電の頻度に応じて異常を検知する異常検知部をさらに有する請求項1に記載の架電接続装置。
  12. 前記識別番号を自動生成する識別番号生成部をさらに有する請求項1に記載の架電接続装置。
  13. 現在時刻を計時する計時部をさらに有するとともに、
    該計時部により計時された前記架電の時刻が所定時間範囲内の場合に限り、前記接続処理部が前記架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する請求項1に記載の架電接続装置。
  14. 前記データベースが前記連絡先番号ごとの接続可能時間を前記識別番号の関連情報としてさらに有し、かつ、
    前記架電時刻が前記接続可能時間内の場合に限り、前記接続処理部が前記架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する請求項13に記載の架電接続装置。
  15. データベース内に連絡先番号と関連付けられて格納された識別番号を含む電話番号宛に第1の電話機から架けられた架電を受付けるステップと、
    該電話番号の中から前記識別番号を抽出するステップと、
    該抽出された前記識別番号に基づいて、前記データベースから該識別番号に関連付けられた前記連絡先番号を抽出するステップと、
    該抽出された連絡先番号に基づいて、前記第1の電話機からの架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続するステップと、を有する架電接続方法。
  16. 前記識別番号抽出ステップにおいて、前記架電に着信応答したうえで前記電話番号の中から前記識別番号を抽出する請求項15に記載の架電接続方法。
  17. 前記識別番号抽出ステップにおいて、前記前記架電に着信応答することなく前記電話番号の中から前記識別番号を抽出する請求項15に記載の架電接続方法。
  18. 前記接続ステップが、
    前記第2の電話機の着信応答を検知するステップと、
    該第2の電話機の着信応答に基づいて前記第1の電話機からの架電を該第2の電話機へと通話可能に接続するステップと、を有する請求項15に記載の架電接続方法。
  19. 前記第1の電話機又は前記第2の電話機のうちいずれか一方からの通話音声情報を他方に向けて伝送するステップをさらに有する請求項18に記載の架電接続方法。
  20. 前記架電の履歴又は前記接続処理部により接続された通話の履歴のうち少なくともいずれか一方を前記識別番号に関連付けて前記記憶装置内に記録するステップをさらに有する請求項15に記載の架電接続方法。
  21. 前記架電履歴又は前記通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて前記識別番号ごとに対応する電話履歴情報を出力するステップをさらに有する請求項20に記載の架電接続方法。
  22. 前記架電履歴又は前記通話履歴のうち少なくともいずれか一方に基づいて前記識別番号ごとに対応する課金情報を生成するステップをさらに有する請求項20に記載の架電接続方法。
  23. 前記架電の頻度に応じて異常を検知するステップをさらに有する請求項15に記載の架電接続方法。
  24. 前記接続ステップにおいて、前記架電の時刻が所定時間範囲内の場合に限り、前記架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する請求項15に記載の架電接続方法。
  25. コンピュータを、
    データベース内に連絡先番号と関連付けられて格納された識別番号を含む電話番号宛に第1の電話機から架けられた架電を受付けるとともに該電話番号の中から前記識別番号を抽出する架電受付部、
    該抽出された前記識別番号に基づいて、前記データベースから該識別番号に関連付けられた前記連絡先番号を抽出する連絡先抽出部、及び、
    該抽出された連絡先番号に基づいて、前記第1の電話機からの架電を該連絡先番号に対応する第2の電話機へと接続する接続処理部、として機能させる架電接続プログラム。
  26. 電気通信事業者ごとに割り振られた少なくとも4桁の電気通信事業者特定番号と、
    架電受付サーバごとに割り振られた少なくとも3桁のサーバ特定番号と、
    広告情報の代理提供を行う代理主を指標する代理主番号と該広告情報を特定する広告特定番号とを含んで該広告情報ごとに割り振られた少なくとも14桁の識別番号と、を有する広告電話番号に宛てて架けられた架電を受付け、
    前記識別番号に基づいて自動的に接続先電話番号を選択する架電受付サーバ。
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