JP4074887B2 - 羽子板のお年玉袋 - Google Patents

Description

本発明はお年玉袋の構造に関する。

従来の羽子板の形のお年玉袋は、芯紙を内蔵していない為、柄の部分が折れ曲がってしまい羽子板とは云い難く、お正月の縁起物にはならない。

羽子板の形をしたお年玉袋に、同型の板紙を内蔵せしめて、ピンとした羽子板のお年玉袋を提供しようとするものである。

板紙（１）の裏の下部全面（３）、表の下部全面（４）に糊を塗布して、羽子板状の封筒を形成する型抜紙（５）と貼り合わせる事によって封筒の底を形成するだけでなく、柄の部分も折れ曲がらずピンとする。具体的には以下の通りである。
（イ） 羽子板の形の板紙（１）の上端中央部から切り込み（２）を施す。
（ロ） 板紙（１）と同じ型で、羽子板状の封筒を形成する型抜紙（５）は、Ａ面（６）、Ｂ面（７）、ベロ（８）、糊しろ（９）から成る。
（ハ） 板紙（１）の裏の下部全面（３）に糊を塗布して、型抜紙（５）のＡ面（６）に貼り合わせる。
（ニ） 糊しろ（９）をＡ面側に折って糊を塗布する。
（ホ） 板紙（１）の表の下部全面（４）に糊を塗布して、型抜紙（５）のＢ面（７）を貼り合わせる。
上記、（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）によって構成される羽子板のお年玉袋である。

男子は凧あげ女子は羽子板の羽根つきが、日本の伝統的なお正月文化である。
羽子板のお年玉袋は、女子だけでなく、家中にお正月気分を一層盛り上げる効果が大きい。

羽子板の形の封筒の中に、同型の板紙を内蔵せしめた場合、ピンとはするが指が容易に入らない欠陥がある。
そこで、板紙（１）の上端中央部から切り込み（２）を入れると、普通の封筒のように容易に指を差し込む事が出来る。

お年玉袋として使用した後も、多色印刷を施したミニ羽子板はお正月のインテリアにして楽しめる。

本発明の羽子板のお年玉袋は、女子に最適である。

羽子板状の封筒を形成する型抜紙（５）の展開図。 羽子板状の封筒に内蔵する羽子板の形の板紙（１）の平面図。 完成した羽子板状のお年玉袋の裏の平面図。

符号の説明

１．羽子板の形の板紙
２．板紙の切り込み
３．板紙の裏の下部全面
４． 〃 表の 〃
５．羽子板状の封筒を形成する型抜紙
６．型抜紙のＡ面
７． 〃 Ｂ面
８． 〃 ベロ
９． 〃 糊しろ

Claims (1)

1. （イ） 羽子板の形の板紙（１）の上端中央部から切り込み（２）を施す。
   （ロ） 板紙（１）と同じ型で、羽子板状の封筒を形成する型抜紙（５）は、面（６）、Ｂ面（７）、ベロ（８）、糊しろ（９）から成る。
   （ハ） 板紙（１）の裏の下部全面（３）に糊を塗布して、型抜紙（５）のＡ面（６）に貼り合わせる。
   （ニ） 糊しろ（９）をＡ面側に折って糊を塗布する。
   （ホ） 板紙（１）の表の下部全面（４）に糊を塗布して、型抜紙（５）のＢ面（７）を貼り合わせる。
   上記、（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）によって構成される羽子板のお年玉袋。

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