JP4073544B2 - Container for microwave oven - Google Patents
Container for microwave oven Download PDFInfo
- Publication number
- JP4073544B2 JP4073544B2 JP13467698A JP13467698A JP4073544B2 JP 4073544 B2 JP4073544 B2 JP 4073544B2 JP 13467698 A JP13467698 A JP 13467698A JP 13467698 A JP13467698 A JP 13467698A JP 4073544 B2 JP4073544 B2 JP 4073544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- overcap
- container body
- microwave oven
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジを使用して内容物を加熱するための電子レンジ用容器に関する。更に詳しくは、本発明は、加熱前にオ−バ−キャップの蓋部分を除去して容器本体に貫装し、加熱した容器本体を遮熱することにより、内容物が高温状態であっても、素手で安全に把持することができる電子レンジ用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子レンジにより食品を温め、又は調理する際に使用するための種々の容器が市販されている。例えば、一般家庭では、耐熱ガラスの容器に食品を入れて、電子レンジで加熱することが行われている。
【0003】
一方、近年は、電子レンジにより加熱することを前提とした容器入りの食品が市販されている。このような容器入り食品は、容器ごと電子レンジに入れて加熱して喫食するものであるが、手軽な食品として、コンビニエンスストア等において人気が高まりつつある。
【0004】
一般に、電子レンジにより加熱される内容物には、専用の電子レンジ用容器が用いられ、これには種々の構造のものが提案されている。
【0005】
通常、電子レンジ用容器は、内容物を収納するための容器本体を備えているが、このような容器本体は少なくとも底部及び側壁部を有し、この底部及び側壁部に囲まれた空間に内容物を収納するのである。そして、その材質は、マイクロ波透過性の材質であるが、更に、軽量、耐久性、及び耐熱性に優れた材質が採用される。また、取扱いの容易さ、及び廃棄の際の簡便性を考え、容器本体の肉厚は、可及的に薄く形成される。
【0006】
このような電子レンジ用容器の中では、断熱性を有する容器も知られており、例えば、容器本体を外面層、基層、内面層の三層構造となし、断熱性を確保する技術が開示されている(特開平10−86924号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に電子レンジ容器においては、容器本体は肉薄に形成されることが多いため、内容物(例えば、飲料、麺類等)を電子レンジにより加熱した場合、高温となった内容物から熱が容器本体に伝導し、容器本体の外側が高温となり、把持することが困難になるという問題点があった。
【0008】
このために、加熱が終了した後は容器本体を電子レンジから取り出すことが困難となり、また把持した際に高温の容器本体から指を離して落下する可能性があるため、衣服、床等を汚染し、更には火傷を負う危険性があった。従って、電子レンジを用いて加熱した後は、例えば、調理用手袋等により容器本体を遮熱して把持する必要があったのである。
【0009】
前記特開平10−86924号公報に記載された技術は、容器本体を多層構造とすることにより断熱性を確保するものであるが、一般に、容器本体の全面を断熱した場合、特に内容物が食品である場合には、素手で把持したとき高温の食品から手指に熱が伝導しないので、容器内の食品が熱いことに気付かず、熱い食品を一気に喫食して口腔、食道等に火傷を負う危険性があった。
【0010】
また、容器本体を多層構造とした場合には、容器本体の製造工程が複雑となり、製造機器の投資コスト、運転コスト、原材料コストが上昇するため、容器価格が高価となる傾向があった。
【0011】
本発明の目的は、軽量でありながら、耐熱性、耐久性に優れ、しかも安価な電子レンジ用容器であって、内容物が高温状態であっても、素手で安全に把持することができ、かつ安全に喫食し得る電子レンジ用容器を提供すること、である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、電子レンジにより加熱される内容物を収納した容器本体、及び該容器本体に被嵌されたオ−バ−キャップからなり、該オ−バ−キャップが、次のa)及びb)、a)該容器本体の断面形状と同一形状の孔を形成する切れ込み線が設けられていること、及びb)該切れ込み線の外周に断熱材が内挿されていること、を備え、内容物加熱前に該オ−バ−キャップを該容器本体から取り外し、切れ込み線により該オ−バ−キャップに孔を形成し、形成した孔に該容器本体を貫装し、内容物を加熱後に貫装された該オ−バ−キャップにより該容器本体を遮熱し、加熱された該容器本体を、オ−バ−キャップの外表面において素手で安全に把持し得ることを特徴とする電子レンジ用容器、である。
【0013】
また、前記本発明は、遮熱間隙が、内部に断熱材を備えていること、遮熱間隙が、少なくとも1mmの厚さを有していること、及び容器本体が、側壁部にオ−バ−キャップを係止する係止部を備えていること、を望ましい態様としてもいる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に前記課題を解決するために創出した本発明を説明するが、本発明の要素には後記する実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲み、付記している。本発明を後記の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであって、本発明の技術的範囲を実施例に限定するためではない。
【0015】
図1は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例(1)の外観を示す斜視図であり、図2は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例(1)の断面を示す拡大断面図であり、図3は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例(1)を使用する手順を示す模式図であり、図4は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例(1)を使用した態様を示す正面図である。また、図5は、本発明の電子レンジ用容器の他の実施例(1a)を示す斜視図であり、図7は、本発明の電子レンジ用容器の更に他の実施例(1b)を示す正面図である。
【0016】
本発明の電子レンジ用容器(1、1a、1b)は、内容物(A、図2参照)を収納した容器本体(2、2a)と、容器本体(2、2a)に被嵌されるオ−バ−キャップ(10、20、30)とを備えている。容器本体(2、2a)は、少なくとも底部(3)及び側壁部(4、4a)を備えており、この底部(3)及び側壁部(4、4a)が形成する空間に内容物(A)が収納される。
【0017】
容器本体(2、2a)の材質は、マイクロ波を透過する材質であることが必要であるが、プラスチック等の合成樹脂、合成樹脂加工紙、ガラス、陶磁器等、公知のものである。容器本体(2、2a)の形状によっては、一部が過加熱となる可能性があるが、この場合は、過加熱となる箇所をマイクロ波非透過性の材質で形成するか、又はマイクロ波非透過性の材料を被覆することもできる。
【0018】
また、容器本体(2、2a)の形状はいかなるものであっても良いが、深底のカップの形状が好ましく、この場合は、円筒型カップの他、多角形のカップ形状であっても良い。
【0019】
尚、内容物(A)が食品の場合は、容器本体(2、2a)の開口部は、衛生的に被蓋するべきであり、この場合の蓋体(6)としては、合成樹脂蓋を例示することができる。
【0020】
本発明の電子レンジ用容器(1、1a、1b)は、容器本体(2、2a)に被嵌されるオ−バ−キャップ(10、20、30)を備えている。一般に蓋体(6)は、可撓性の合成樹脂で形成されるため強度的に脆弱であり、また、一般に、開封しやすくするためにフランジ部(5)に弱く接着してあるため、容易に破損又は剥離する傾向がある。従って、オ−バ−キャップ(10、20、30)は、特に流通段階においては補強のために蓋体(6)の上から被嵌することが望ましい。また、ほこりを防止する意味からも、オ−バ−キャップ(10、20、30)は、蓋体(6)の上から被嵌することが推奨される。但し、蓋体(6)が強固なものであるならば、それ以外、例えば容器本体(2、2a)の底部(3)等に被嵌することも可能である。
【0021】
本発明は、オ−バ−キャップ(10、20、30)に、切れ込み線(12、22)が設けられていることを主な特徴とするものである。切れ込み線(12、22)は、オ−バ−キャップ(10、20、30)に、容器本体(2、2a)の断面形状と同一形状の孔(14)を形成するためのものである。
【0022】
この切れ込み線(12、22)によって形成される孔(14)は、容器本体(2、2a)の断面形状と略一致していることが必要であり、例えば、容器本体(2、2a)の断面形状が正方形であるとすれば、孔(14)も正方形となるように切れ込み線(12、22)を設けるのである。
【0023】
また本発明において「容器本体の断面形状」は、後記するように、孔(14)に容器本体(2、2a)を貫装した場合に、オ−バ−キャップ(10、20、30)が容器本体(2、2a)に係止された際、このオ−バ−キャップ(10、20、30)が係止された位置における断面形状であって、容器本体(2、2a)の上部とは限らず、中間部であっても差支えない。
【0024】
また、本発明のオ−バ−キャップ(10、20、30)は、遮熱間隙(13)を有している。「遮熱間隙」とは、遮熱するために設けられた厚みのことを意味しており、容器本体(2、2a)を貫装した際において、容器本体(2、2a)と、オ−バ−キャップ(10、20、30)の把持部(10b、30a)との間に介在するものである。尚、把持部(10b、30a)は、オ−バ−キャップ(10、20、30)の外表面において指で把持する部分のことを意味している。
【0025】
例えば、オ−バ−キャップ(10、20、30)が中空に形成されている場合には、この中空の空気層が遮熱の効果を有しており、「遮熱間隙」とみなすことができる。また、オ−バ−キャップ(10、20、30)が内部に断熱材(13)を備えている場合は、この断熱材(13)を「遮熱間隙」とみなすことができる。
【0026】
以上のような切れ込み線(12、22)及び遮熱間隙(13)を設けたオ−バ−キャップ(10、20、30)は、例えば、図3に示すとおり使用する。最初に、電子レンジにより内容物を加熱する前に、オ−バ−キャップ(10、20、30)を容器本体(2、2a)から除去する。次いで、図3の例では、切れ込み線(12、22)を全て開裂すれば、切れ込み線(12、22)に囲まれた部分(10a)が分離し、孔(14)が形成される。この孔(14)は、容器本体(2、2a)の断面形状と略一致しており、この孔(14)に容器本体(2、2a)を貫入し、図4に示すとおり容器本体(2、2a)をオ−バ−キャップ(10、20、30)に貫装する。
【0027】
この状態で容器本体(2、2a)を電子レンジに入れ、マイクロ波を照射すれば内容物は加熱される。内容物が加熱されると、内容物は高温になり、この結果、容器本体(2、2a)の外側も高温となる。このために、通常であれば、容器本体(2、2a)を素手で把持することが困難となり、無理に把持した場合は、高温に耐え切れず、容器本体(2、2a)を落下させる危険がある。
【0028】
しかしながら、オ−バ−キャップ(10、20、30)は、断熱性の高い遮熱間隙(13)を有しているため、容器本体(2、2a)から熱の伝達が少なく、把持部(10b、30a)の温度はそれ程上昇しない。従って、オ−バ−キャップ(10、20、30)によって容器本体(1、1a、1b)が遮熱されることになり、把持部(10b、30a)を把持することにより、電子レンジ用容器(1、1a、1b)を素手で安全に把持することができるのである。
【0029】
尚、図3の例では、オ−バ−キャップ(10、20、30)に形成された孔(14)は、切れ込み線(12、22)に囲まれた部分(10a)を分離し、孔(14)を開口させてから、容器本体(1、1a、1b)を貫装したが、これは、後記実施例2に例示するように、容器本体(1、1a、1b)を貫装する時点で開口すれば良いのであって、必ずしも貫装する前の段階で予め開口させておく必要はない。
【0030】
以上の本発明の電子レンジ用容器(1、1a、1b)においては、オ−バ−キャップ(10、20、30)を利用するので、容器本体(2、2a)を全面にわたって遮熱する必要はない。仮に、容器本体(2、2a)の全面を遮熱したとすれば、例えば、内容物が飲料であった場合には、利用者が、容器本体(2、2a)を把持する際に、飲料が高温であることに気付かず、高温の飲料を一気に飲んでしまい口腔、食道等を火傷する危険がある。しかしながら、本発明の電子レンジ用容器(1、1a、1b)においては、オ−バ−キャップ(10、20、30)が容器本体(2、2a)の一部のみを遮熱するため、利用者が内容物の温度を確認でき、喫食する際の安全性が担保されるのである。
【0031】
また、オ−バ−キャップ(10、20、30)を、ある程度の弾性を有する材料で形成し、容器本体(2、2a)を貫装した際に、オ−バ−キャップ(10、20、30)がその弾性により容器本体(2、2a)に固着する態様であっても良い。この場合は、オ−バ−キャップ(10、20、30)に形成される孔(14)の内径は、容器本体の外径よりも若干小さくすることが望ましい。
【0032】
本発明の推奨される望ましい態様は、図2に示すとおり、オ−バ−キャップ(10、20、30)の内部において、遮熱間隙として断熱材(13、図2参照)を配設しているものである。内部に断熱材(13)を備えることにより、オ−バ−キャップ(10、20、30)の断熱性が高まり、高温の容器本体(2、2a)をより安全に把持することができる。
【0033】
また、本発明のオ−バ−キャップ(10、20、30)は、容器本体(2、2a)を貫装した際に、少なくとも1mmの厚さの遮熱間隙(13)を有していることが望ましい。尚、「少なくとも1mmの厚さ」の遮熱間隙は、例えばオ−バ−キャップ(10、20、30)を中空の部材で形成した場合には、中空の空気層の厚さが、少なくとも1mmであるという意味であり、オ−バ−キャップ(10、20、30)の内部に断熱材(13)を備えた場合は、断熱材(13)の厚さが少なくとも1mmという意味である。遮熱間隙(13)が1mm未満の場合は、断熱の効果が小さくなるため、少なくとも1mmの遮熱間隙(13)が存在することが望ましいのである。
【0034】
また、オ−バ−キャップ(10、20、30)の把持部(10b、30a)は、幅が少なくとも10mmであることが望ましい。前記のとおり「把持部」は、容器本体を指で保持する部分を意味しているが、仮に把持部(10b、30a)の幅が10mm未満の場合、オ−バ−キャップ(10、20、30)を素手で把持した際に指がはみだし、高温の容器本体(10、10a、14)に指が触れる可能性がある。
【0035】
また、本発明において、オ−バ−キャップ(10、20、30)は把持部(10b、30a)を素手で把持するものであるから、外側は可及的にすべりにくい状態であることが望ましい。従って、オ−バ−キャップ(10、20、30)の把持部(10b、30a)は、外面にすべり止め(30b、図7参照)を形成することが推奨される。かかるすべり止め(30b)としては、把持部(10b、30a)の外面に凹凸を形成する態様、「ひだ」を形成する態様、ラバ−等のすべりにくい材質を被覆する態様等を例示することができる。
【0036】
また、容器本体(2、2a)は、側壁部(4、4a)にオ−バ−キャップ(10、20、30)を係止する係止部(7、図6参照)を備えても良く、例えば、側壁部(4、4a)に凹部、凸部、段差等を形成し、この凹部、凸部、段差等にオ−バ−キャップ(10、20、30)を係止しても良い。オ−バ−キャップ(10、20、30)を係止部(7)に係止すれば、容器本体(2、2a)に確実に固定することができる。
【0037】
以上、説明した本発明の電子レンジ用容器(1、1a、1b)の内容物としては、各種食品、例えば、コーヒー、紅茶等の飲料、スープ類等の液状食品、おかゆ、リゾット、ぜんざい等の流動状又は半固形状食品、おでん、肉類、惣菜等の固形状食品を例示することができる。また食品以外に使用することもできる。
【0038】
【実施例】
次に、実施例を示して本発明を詳記するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0039】
実施例1
図1は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例の外観を示す斜視図である。図1において、電子レンジ用容器1は、ス−プ用の容器であり、カップ2及びオ−バ−キャップ10を備えている。カップ2は深絞り容器であり、少なくとも底部3及び側壁部4を有し、この底部3及び側壁部4に囲まれた空間に内容物を収納する。オ−バ−キャップ10には、切れ込み線12が設けられている。切れ込み線12は環状であり、オ−バ−キャップ10の上面の中央部分10aを囲む形態で設けられている。但し、オ−バ−キャップ10の上面の中央部分10aは、接続箇所12a及び12b、並びに図示しない2点の接続箇所の計4点によってオ−バ−キャップ10と接続しており、換言すれば、切れ込み線12は、この4点の接続箇所を介して断続的に設けられているのである。尚、オ−バ−キャップ10の外表面には把持部10bが形成されている。
【0040】
図2は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例の断面を示す拡大断面図である。図2では、図1におけるオ−バ−キャップ10、及びカップ2の上部の拡大断面を図示しており、図1における矢印X−X´間の断面を図示している。
【0041】
カップ2は、開口部にフランジ部5が形成されており、フランジ部5の上面に合成樹脂蓋6がヒ−トシ−ルされ、内容物であるス−プAを密封している。
【0042】
オ−バ−キャップ10はノッチ11を備えており、このノッチ11をフランジ部5の端部に係合することにより、オ−バ−キャップ10がカップ2に被嵌されている。またオ−バ−キャップ10において、切れ込み線12の外周には、断熱材13が内挿されている。尚、断熱材13の材質は合成樹脂であり、しかも厚さが5mmであるため、オ−バ−キャップ10は強い遮熱効果を有している。
【0043】
図3は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例を使用する手順を示す模式図である。図3は、オ−バ−キャップ10の外観を示しており、このオ−バ−キャップ10において、オ−バ−キャップ10の上面の中央部分10aを指で押すと、切れ込み線12が開裂し、接続箇所12a、12b(図1参照)、及び他2点の接続箇所が破壊され、オ−バ−キャップ10の上面の中央部分10aは分離する。そして中央部分10aを矢印Yに示すように取り除けば、オ−バ−キャップ10には孔14が形成される。
【0044】
図4は、本発明の電子レンジ用容器1の一実施例を使用した態様を示す正面図である。
【0045】
前記孔14が形成されたオ−バ−キャップ10(図3参照)の上下を逆転させ、図3の矢印Zの方向より、カップ2の底部3を貫入する。次いでカップ2の中央部にオ−バ−キャップ10を移動させ、両者を強固に密着させれば、オ−バ−キャップ10にカップ2を図4のとおり貫装することができる。
【0046】
この状態で、合成樹脂蓋6を除去し、カップ2を電子レンジに入れて加熱すれば、内部のス−プが高温になり、カップ2も高温になる。しかしながら、挿入されたオ−バ−キャップ10には熱が伝導することがほとんどなく、素手で把持部10bを把持することができる。この結果、高温のカップ2を素手で把持することができるのである。尚、図4の状態では、把持部10bの幅は18mmであって、十分な広さを有しており、把持した際に指がはみだすことはない。
【0047】
尚、以上の実施例1のオ−バ−キャップ10においては、図1に示したようにオ−バ−キャップ10の上面の中央部分10aは、接続箇所12a及び12b、並びに図示しない2点の接続箇所の計4点によって接続されていたが、これらの接続箇所は2点でも良く、換言すれば、図1において接続箇所は少なくとも2点あれば十分である。
【0048】
実施例2
図5は、本発明の電子レンジ用容器の他の実施例を示す斜視図である。図5において、図1乃至図4と共通する要素には、図1乃至図4と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0049】
図5の電子レンジ用容器1aは、前記実施例1と同一のカップ2を備えており、また前記実施例1とは異なるオ−バ−キャップ20を備えている。
【0050】
オ−バ−キャップ20には、放射状の切れ込み線22が設けられている。従って、オ−バ−キャップ20にカップ2を差し込めば、放射状の切れ込み線22は自然に開裂し、カップ2を貫装することができる。
【0051】
実施例3
図6は、本発明の電子レンジ用容器の更に他の実施例を示す正面図である。図6は、カップを示している。
【0052】
図6において、カップ2aには、側壁部4aに凹部7が形成されている。この凹部7にオ−バ−キャップ(図示省略)を係止することにより、オ−バ−キャップをカップ2aに確実に固定することができる。
【0053】
実施例4
図7は、本発明の電子レンジ用容器の更に他の実施例を示す正面図である。図7において、図1乃至図4と共通する要素には、図1乃至図4と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0054】
図7において、電子レンジ用容器1bは、前記実施例1及び実施例2と同一のカップ2を備えており、また前記実施例1又は実施例2とは異なるオ−バ−キャップ30を備えている。
【0055】
オ−バ−キャップ30には、把持部30aの外面に、無数の微細な凹条30bが形成されている。この無数の凹条30bにより、オ−バ−キャップ30を把持した際に指がすべることを防止できるのである。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、オ−バ−キャップを遮熱手段として使用できる電子レンジ用容器であるため、軽量、かつ耐熱性、耐久性に優れていながら、安価であり、内容物が高温状態であっても、素手で安全に把持することができる。また、内容物が食品の場合は、安全に喫食し得る電子レンジ用容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例の一部拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例を使用する手順を示す模式図である。
【図4】図4は、本発明の電子レンジ用容器の一実施例を使用した態様を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明の電子レンジ用容器の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の電子レンジ用容器の更に他の実施例を示す正面図である。
【図7】図7は、本発明の電子レンジ用容器の更に他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 電子レンジ用容器
2、2a カップ
3 底部
4、4a 側壁部
5 フランジ部
6 合成樹脂蓋
7 凹部
10、20、30 オ−バ−キャップ
10b、30a 把持部
11 ノッチ
12、22 切れ込み線
13 断熱材
14 孔
30b 凹条[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container for a microwave oven for heating contents using a microwave oven. More specifically, the present invention removes the cover portion of the overcap before heating, penetrates the container body, and shields the heated container body so that the contents can be in a high temperature state. The present invention relates to a microwave oven container that can be safely held with bare hands.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various containers for use in warming or cooking foods with a microwave oven are commercially available. For example, in general households, food is put in a heat-resistant glass container and heated in a microwave oven.
[0003]
On the other hand, in recent years, foods in containers that are presupposed to be heated by a microwave oven are commercially available. Such foods in a container are foods that are put in a microwave oven together with the container and heated to eat, but are becoming increasingly popular as convenience foods in convenience stores and the like.
[0004]
In general, a dedicated microwave oven container is used for the contents heated by the microwave oven, and various types of structures have been proposed.
[0005]
Usually, a microwave oven container is provided with a container body for storing contents, but such a container body has at least a bottom part and a side wall part, and the contents are contained in a space surrounded by the bottom part and the side wall part. It stores things. The material is a microwave permeable material, and further, a material excellent in light weight, durability, and heat resistance is employed. Moreover, the thickness of the container main body is formed as thin as possible in consideration of ease of handling and simple disposal.
[0006]
Among such containers for microwave ovens, containers having heat insulation properties are also known, for example, a technique for ensuring heat insulation by making the container body a three-layer structure of an outer surface layer, a base layer, and an inner surface layer is disclosed. (Japanese Patent Laid-Open No. 10-86924).
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in general, in a microwave oven container, since the container body is often formed thin, when the contents (for example, beverages, noodles, etc.) are heated by a microwave oven, heat is generated from the contents that have become hot. There is a problem in that it is conducted to the main body, the outside of the container main body becomes high temperature, and it becomes difficult to grip.
[0008]
For this reason, it is difficult to take out the container body from the microwave oven after heating is completed, and it is possible to drop the finger from the high-temperature container body when grasping, which contaminates clothes, floors, etc. In addition, there was a risk of burns. Therefore, after heating using a microwave oven, it was necessary to heat and hold the container body with, for example, cooking gloves.
[0009]
The technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-86924 secures heat insulation by providing a container body with a multi-layer structure. In general, when the entire surface of the container body is insulated, the contents are particularly food. In this case, heat is not transferred from hot food to fingers when grasped with bare hands. There was sex.
[0010]
Further, when the container body has a multi-layer structure, the manufacturing process of the container body becomes complicated, and the investment cost, operation cost, and raw material cost of the manufacturing equipment increase, so that the container price tends to be expensive.
[0011]
The object of the present invention is a container for a microwave oven that is lightweight, excellent in heat resistance, durability, and inexpensive, and can be safely held with bare hands even when the contents are in a high temperature state, And it is providing the container for microwave ovens which can eat safely.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above problems comprises a container main body containing contents heated by a microwave oven, and an overcap fitted to the container main body, the overcap comprising: The following a) and b), a) a cut line that forms a hole having the same shape as the cross-sectional shape of the container body is provided, and b) a heat insulating material is inserted on the outer periphery of the cut line . Removing the overcap from the container body before heating the contents, forming a hole in the overcap by a cut line, and penetrating the container body into the formed hole, The container body is shielded by the overcap inserted after the contents are heated, and the heated container body can be safely gripped with bare hands on the outer surface of the overcap. A container for a microwave oven.
[0013]
Further, the present invention provides a thermal barrier gap, inside that it comprises a heat insulating material, a thermal barrier gap, to have a thickness of at least 1 mm,及 beauty container body, Oh the side wall - It is also desirable to provide a locking portion for locking the bar cap.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention created to solve the above problems will be described. In order to facilitate the correspondence with the elements of the embodiments described later, the elements of the present invention are enclosed in parentheses. It is added. The reason why the present invention is described in correspondence with the reference numerals of the examples described later is to facilitate understanding of the present invention, and not to limit the technical scope of the present invention to the examples.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of one embodiment (1) of the microwave oven container of the present invention, and FIG. 2 is an enlarged view showing a cross section of one embodiment (1) of the microwave oven container of the present invention. FIG. 3 is a schematic view showing a procedure for using one embodiment (1) of the microwave oven container of the present invention, and FIG. 4 is an embodiment of the microwave oven container according to the present invention (FIG. 3). It is a front view which shows the aspect which used 1). FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment (1a) of the container for microwave oven of the present invention, and FIG. 7 shows still another embodiment (1b) of the container for microwave oven of the present invention. It is a front view.
[0016]
The microwave oven container (1, 1a, 1b) according to the present invention includes a container body (2, 2a) containing contents (A, see FIG. 2), and an o -Bar caps (10, 20, 30). The container body (2, 2a) includes at least a bottom (3) and side walls (4, 4a), and the contents (A) are formed in a space formed by the bottom (3) and side walls (4, 4a). Is stored.
[0017]
The material of the container body (2, 2a) needs to be a material that transmits microwaves, but is a known material such as synthetic resin such as plastic, synthetic resin processed paper, glass, ceramics, and the like. Depending on the shape of the container body (2, 2a), there is a possibility that a part of the container body is overheated. Non-permeable materials can also be coated.
[0018]
The container body (2, 2a) may have any shape, but a deep cup shape is preferable. In this case, a polygonal cup shape may be used in addition to the cylindrical cup. .
[0019]
When the contents (A) are food, the opening of the container body (2, 2a) should be covered hygienically. In this case, the lid (6) is a synthetic resin lid. It can be illustrated.
[0020]
The microwave oven container (1, 1a, 1b) of the present invention includes an overcap (10, 20, 30) fitted to the container body (2, 2a). In general, the lid (6) is fragile in strength because it is made of a flexible synthetic resin, and is generally easy because it is weakly bonded to the flange (5) for easy opening. Tend to break or peel. Therefore, it is desirable that the overcap (10, 20, 30) is fitted from above the lid (6) for reinforcement, particularly in the distribution stage. Also, from the viewpoint of preventing dust, it is recommended that the overcap (10, 20, 30) be fitted over the lid (6). However, if the lid (6) is strong, it can be fitted to the bottom (3) of the container body (2, 2a), for example.
[0021]
The main feature of the present invention is that the overcaps (10, 20, 30) are provided with cut lines (12, 22). The cut line (12, 22) is for forming a hole (14) having the same shape as the cross-sectional shape of the container body (2, 2a) in the overcap (10, 20, 30).
[0022]
The hole (14) formed by the cut lines (12, 22) needs to substantially match the cross-sectional shape of the container body (2, 2a). If the cross-sectional shape is a square, the cut lines (12, 22) are provided so that the hole (14) is also a square.
[0023]
Further, in the present invention, the “cross-sectional shape of the container body” means that, as will be described later, when the container body (2, 2a) is inserted into the hole (14), the overcap (10, 20, 30) is It is a cross-sectional shape at the position where the overcap (10, 20, 30) is locked when locked to the container body (2, 2a), and the upper part of the container body (2, 2a); There is no limitation, and it may be an intermediate portion.
[0024]
Moreover, the overcap (10, 20, 30) of the present invention has a heat shield gap (13). The term “heat shield gap” means a thickness provided for heat insulation, and when the container body (2, 2a) is inserted, It is interposed between the gripping portions (10b, 30a) of the bar caps (10, 20, 30). The grip portions (10b, 30a) mean portions gripped with fingers on the outer surface of the overcap (10, 20, 30).
[0025]
For example, when the overcap (10, 20, 30) is formed in a hollow shape, the hollow air layer has a heat shielding effect and can be regarded as a “heat shielding gap”. it can. Moreover, when the overcap (10, 20, 30) is provided with a heat insulating material (13) inside, the heat insulating material (13) can be regarded as a “heat shield gap”.
[0026]
The overcaps (10, 20, 30) provided with the cut lines (12, 22) and the heat shield gap (13) as described above are used, for example, as shown in FIG. First, before the contents are heated by the microwave oven, the overcap (10, 20, 30) is removed from the container body (2, 2a). Next, in the example of FIG. 3, if all the cut lines (12, 22) are cleaved, the portion (10a) surrounded by the cut lines (12, 22) is separated, and a hole (14) is formed. The hole (14) substantially matches the cross-sectional shape of the container body (2, 2a). The container body (2, 2a) penetrates into the hole (14), and as shown in FIG. 2a) is passed through the overcap (10, 20, 30).
[0027]
If a container main body (2, 2a) is put into a microwave oven in this state and a microwave is irradiated, the contents will be heated. When the contents are heated, the contents become high temperature, and as a result, the outside of the container body (2, 2a) also becomes high temperature. For this reason, it is usually difficult to grip the container body (2, 2a) with bare hands, and if it is forcibly gripped, the container body (2, 2a) may be dropped due to inability to withstand high temperatures. There is.
[0028]
However, since the overcap (10, 20, 30) has a heat insulating gap (13) with high heat insulation, heat transfer from the container body (2, 2a) is small, and the gripping part ( The temperature of 10b, 30a) does not rise so much. Accordingly, the container main body (1, 1a, 1b) is shielded by the over cap (10, 20, 30), and by holding the grip portion (10b, 30a), the microwave oven container ( 1, 1a, 1b) can be safely held with bare hands.
[0029]
In the example of FIG. 3, the hole (14) formed in the overcap (10, 20, 30) separates the portion (10 a) surrounded by the cut line (12, 22), After opening (14), the container main body (1, 1a, 1b) was penetrated. As illustrated in Example 2 below, this penetrates the container main body (1, 1a, 1b). It is only necessary to open at the time, and it is not always necessary to open it in advance before the penetration.
[0030]
In the above microwave oven containers (1, 1a, 1b) of the present invention, since the overcaps (10, 20, 30) are used, it is necessary to shield the container body (2, 2a) over the entire surface. There is no. Assuming that the entire surface of the container body (2, 2a) is shielded, for example, when the content is a beverage, when the user grips the container body (2, 2a), the beverage Is not aware of the high temperature, drinks hot drinks at once, and there is a risk of burning the oral cavity, esophagus, etc. However, in the microwave oven container (1, 1a, 1b) of the present invention, the over cap (10, 20, 30) shields only a part of the container body (2, 2a). The person can confirm the temperature of the contents, and safety when eating is ensured.
[0031]
Further, when the overcap (10, 20, 30) is formed of a material having a certain degree of elasticity and the container main body (2, 2a) is inserted, the overcap (10, 20, 30) may be fixed to the container body (2, 2a) by its elasticity. In this case, it is desirable that the inner diameter of the hole (14) formed in the overcap (10, 20, 30) is slightly smaller than the outer diameter of the container body.
[0032]
As shown in FIG. 2, a recommended and desirable aspect of the present invention is that an insulating material (see FIG. 2, FIG. 2) is provided as a heat shield gap inside the overcap (10, 20, 30). It is what. By providing the heat insulating material (13) inside, the heat insulating property of the overcap (10, 20, 30) is enhanced, and the high-temperature container body (2, 2a) can be gripped more safely.
[0033]
Further, the overcap (10, 20, 30) of the present invention has a heat shielding gap (13) having a thickness of at least 1 mm when the container body (2, 2a) is penetrated. It is desirable. The heat shielding gap of “at least 1 mm thick” is, for example, when the overcap (10, 20, 30) is formed of a hollow member, the thickness of the hollow air layer is at least 1 mm. When the heat insulating material (13) is provided inside the overcap (10, 20, 30), the heat insulating material (13) has a thickness of at least 1 mm. When the heat shield gap (13) is less than 1 mm, the heat insulating effect is reduced, and therefore it is desirable that the heat shield gap (13) is at least 1 mm.
[0034]
Further, it is desirable that the gripping portions (10b, 30a) of the overcap (10, 20, 30) have a width of at least 10 mm. As described above, the “gripping part” means a part that holds the container body with a finger. However, if the width of the gripping part (10b, 30a) is less than 10 mm, the overcap (10, 20, When the hand 30) is gripped with a bare hand, the finger may protrude and the finger may touch the high-temperature container body (10, 10a, 14).
[0035]
In the present invention, since the over cap (10, 20, 30) grips the grip portion (10b, 30a) with a bare hand, it is desirable that the outside is not slippery as much as possible. . Therefore, it is recommended that the grips (10b, 30a) of the overcaps (10, 20, 30) be formed with anti-slip (30b, see FIG. 7) on the outer surface. Examples of the anti-slip (30b) include an aspect in which irregularities are formed on the outer surface of the gripping part (10b, 30a), an aspect in which “pleats” are formed, and an aspect in which a non-slip material such as a rubber is covered. it can.
[0036]
Further, the container body (2, 2a) may be provided with a locking portion (7, see FIG. 6) for locking the overcap (10, 20, 30) to the side wall portion (4, 4a). For example, a concave portion, a convex portion, a step, or the like may be formed in the side wall portion (4, 4a), and the overcap (10, 20, 30) may be locked to the concave portion, the convex portion, the step, or the like. . If the overcap (10, 20, 30) is locked to the locking portion (7), it can be securely fixed to the container body (2, 2a).
[0037]
As described above, the contents of the microwave oven container (1, 1a, 1b) of the present invention include various foods, for example, beverages such as coffee and tea, liquid foods such as soups, porridge, risotto, zenzai, etc. Examples thereof include solid foods such as fluid or semi-solid foods, oden, meats, and side dishes. It can also be used in addition to food.
[0038]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example is shown and this invention is described in detail, this invention is not limited to a following example.
[0039]
Example 1
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of a container for a microwave oven according to the present invention. In FIG. 1, a
[0040]
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view showing a cross section of one embodiment of the microwave oven container of the present invention. 2 shows an enlarged cross section of the upper portion of the
[0041]
The
[0042]
The
[0043]
FIG. 3 is a schematic diagram showing a procedure for using one embodiment of the container for a microwave oven of the present invention. FIG. 3 shows the appearance of the
[0044]
FIG. 4 is a front view showing a mode in which one embodiment of the
[0045]
The upper cap 10 (see FIG. 3) in which the
[0046]
In this state, if the synthetic resin lid 6 is removed, and the
[0047]
In the above-described
[0048]
Example 2
FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment of the microwave oven container of the present invention. 5, elements common to those in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals as in FIGS. 1 to 4, and detailed description thereof is omitted.
[0049]
The microwave oven container 1a of FIG. 5 includes the
[0050]
The
[0051]
Example 3
FIG. 6 is a front view showing still another embodiment of the microwave oven container of the present invention. FIG. 6 shows the cup.
[0052]
In FIG. 6, the
[0053]
Example 4
FIG. 7 is a front view showing still another embodiment of the microwave oven container of the present invention. 7, elements common to those in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals as in FIGS. 1 to 4, and detailed description thereof is omitted.
[0054]
In FIG. 7, the
[0055]
The
[0056]
【The invention's effect】
Since the present invention is a microwave oven container that can use an overcap as a heat shielding means, it is lightweight and excellent in heat resistance and durability, but is inexpensive and the contents are in a high temperature state. Can be safely held with bare hands. Moreover, when the contents are food, it becomes a microwave oven container that can be safely eaten.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of a microwave oven container according to the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view of an embodiment of the microwave oven container of the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a procedure for using one embodiment of the container for a microwave oven of the present invention.
FIG. 4 is a front view showing a mode in which one embodiment of the microwave oven container of the present invention is used.
FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment of the microwave oven container of the present invention.
FIG. 6 is a front view showing still another embodiment of the microwave oven container of the present invention.
FIG. 7 is a front view showing still another embodiment of the microwave oven container of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
a)該容器本体の断面形状と同一形状の孔を形成する切れ込み線が設けられていること、及び
b)該切れ込み線の外周に断熱材が内挿されていること、
を備え、内容物加熱前に該オ−バ−キャップを該容器本体から取り外し、切れ込み線により該オ−バ−キャップに孔を形成し、形成した孔に該容器本体を貫装し、内容物を加熱後に貫装された該オ−バ−キャップにより該容器本体を遮熱し、加熱された該容器本体を、オ−バ−キャップの外表面において素手で安全に把持し得ることを特徴とする電子レンジ用容器。A container body containing contents to be heated by a microwave oven, and an overcap fitted to the container body, the overcap comprising the following a) and b):
a) a cut line that forms a hole having the same shape as the cross-sectional shape of the container body is provided; and b) a heat insulating material is inserted in the outer periphery of the cut line.
Removing the overcap from the container body before heating the contents, forming a hole in the overcap by a cut line, and penetrating the container body into the formed hole, The container body is shielded from heat by the overcap inserted after heating, and the heated container body can be safely gripped with bare hands on the outer surface of the overcap. Container for microwave oven.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13467698A JP4073544B2 (en) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Container for microwave oven |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13467698A JP4073544B2 (en) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Container for microwave oven |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310263A JPH11310263A (en) | 1999-11-09 |
JP4073544B2 true JP4073544B2 (en) | 2008-04-09 |
Family
ID=15133972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13467698A Expired - Fee Related JP4073544B2 (en) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Container for microwave oven |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4073544B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100851814B1 (en) * | 2007-11-02 | 2008-08-13 | 임정민 | Cup holder |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13467698A patent/JP4073544B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11310263A (en) | 1999-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01167081A (en) | Vessel capable of being heated by electronic oven | |
US20120006830A1 (en) | Infinite Wisdom Mug | |
US6649891B1 (en) | Microwavable food storage container | |
JP4073544B2 (en) | Container for microwave oven | |
US20210002036A1 (en) | Packaged food product for heating in oven | |
KR200479817Y1 (en) | Double wall type container | |
JP2008279142A (en) | Microwave cooking container | |
JP3973076B2 (en) | Insulated container | |
JP3946348B2 (en) | Container for microwave oven | |
GB2393091A (en) | Food container with heat sensitive seal released by microwave susceptor | |
JP3193871B2 (en) | Labeled container | |
KR101721177B1 (en) | instant food container with spoon and chopsticks | |
JPH0637935Y2 (en) | Bottled container for microwave oven | |
WO2012072086A1 (en) | Microwavable packaging assembly | |
US20210022538A1 (en) | Induction vessel | |
JPH0738116Y2 (en) | Beverage container | |
TWI814149B (en) | Cookware for use in a microwave oven | |
JPH0437562Y2 (en) | ||
CN214609260U (en) | Catering lunch box and disposable heating catering equipment | |
KR200172180Y1 (en) | Vessel for convenience food | |
JP5420438B2 (en) | Microwave cooking bag | |
KR100837185B1 (en) | Vessel for an instant food | |
JP2001010676A (en) | Frozen food package suitable for heating in microwave oven | |
KR101921565B1 (en) | Packing case for instant food | |
JPH0443472Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041102 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20041102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070717 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080123 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |