JP4073030B2 - 公衆無線lanシステム、一時利用サービス提供方法、一時利用権発行サーバ、公衆無線lan接続装置、および携帯端末 - Google Patents

公衆無線lanシステム、一時利用サービス提供方法、一時利用権発行サーバ、公衆無線lan接続装置、および携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、公衆無線LANシステムに関し、特に、公衆無線LANシステムの一時利用に関する。
標準の整備などにより、現在、多くの公衆無線LAN事業者によりサービスが提供されている。公衆無線LANでは、コーヒーショップ、駅、空港などの各種スポットにアクセスポイントが設置されており、これにより利用者は様々なスポットでサービスを受けることができる(例えば、特許文献1参照)。
公衆無線LANには月額料金を支払って利用するサービスがある。これにより公衆無線LANのサービスを利用するには、まず、利用者は、いずれかの公衆無線LAN事業者と契約をし、ユーザID等のアカウントを取得する必要がある。そして、そのアカウントを用いて公衆無線LANのアクセスポイントに接続してサービスを受ける。
また、サービスエリアを広げて利便性を高めるために、公衆無線LAN事業者間でローミング契約がなされている場合がある。その場合、利用者は契約した事業者の公衆無線LANとローミング可能な公衆無線LANに接続することもできる。
また、様々な利用者のニーズに対応するため一時利用可能なサービスもある。一時利用料金を支払うことにより半日(12時間)あるいは1日(24時間)のいわゆるタイムチケットを取得し、それにより一時利用をすることができる。この場合、上述のような事前契約は不要であるが、タイムチケットとして取得したテンポラリなユーザIDおよびパスワードを携帯端末に設定する必要がある。
また、一時利用では犯罪など何らかの問題が生じたときに利用者の追跡が困難となる可能性があるので、パスワードを取得する利用者に、公衆無線LAN事業者による利用者の追跡を可能にするための手続きが要求される場合がある。その手続きとして、例えば、発信者番号通知可能な携帯電話やPHSでセンターに電話をかけ、発信者番号をセンターに通知するのと引き換えにパスワードを付与されるというものがある。
特開2004−192098号公報
上述したように、公衆無線LANの利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしておくか、あるいは利用毎にテンポラリなユーザIDおよびパスワードを取得し、携帯端末に設定する必要があった。そのため、公衆無線LAN事業者と事前に契約をしていない場合、一時利用の度に煩雑な操作を行わなければ公衆無線LANを利用できなかった。
本発明の目的は、公衆無線LAN事業者との事前契約無く、かつ容易な操作で利用可能な公衆無線LANシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の公衆無線LANシステムは、
サービスの一時利用が可能な公衆無線LANシステムであって、
加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者の携帯端末からの要求を受けて、利用条件の付された一時利用権を該携帯端末に発行する一時利用権発行サーバと、
前記携帯端末をインターネットに接続可能であり、前記携帯端末から前記一時利用権による一時利用の要求を受けると、前記一時利用権に付された前記利用条件に応じた一時利用を該携帯端末に許可する公衆無線LAN接続装置とを有している。
本発明によれば、一時利用権発行サーバが他サービス事業者に加入契約している利用者の携帯端末に対して一時利用権を発行し、公衆無線LAN接続装置が携帯端末から一時利用の要求を受けると、利用条件に応じた一時利用を携帯端末に許可するので、利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしていなくとも他サービス事業者に加入していれば容易な操作で公衆無線LANを利用できる。
また、前記一時利用権発行サーバおよび前記公衆無線LAN接続装置を提供する公衆無線LAN事業者が複数あり、前記一時利用権は前記複数の公衆無線LAN事業者に共通で使用可能であることとしてもよい。
これによれば、一時利用権は複数の公衆無線LAN事業者に共通で使用可能なので、利用者はどの公衆無線LAN事業者のスポットでも事前契約無しに一時利用が可能である。
また、前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末に一時利用を許可するとき、前記一時利用権が使用されたことを示す使用済利用権を記録することとしてもよい。
これによれば、公衆無線LAN接続装置が一時利用を許可するとき使用済利用権が記録されるので、使用済利用権により、公衆無線LAN事業者間での事後的な料金の精算が可能である。
また、前記利用条件は、加入している他サービス事業者または利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めているものとしてもよい。
これによれば、加入している他サービス事業者、または利用する公衆無線LAN事業者によって異なる利用可能時間が利用条件として設定可能なので、事業者毎に差別化したサービスの提供が可能である。
また、前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けると、自身の事業者属性情報を該携帯端末に送信し、該事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定結果を該携帯端末から受信し、該判定結果に示された利用可能時間だけ一時利用を許可することとしてもよい。
これによれば、携帯端末から一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置が自身の事業者属性情報を携帯端末に送信し、携帯端末が事業者属性情報を用いた利用条件の判定をしてその判定結果を公衆無線LAN接続装置に返し、公衆無線LAN接続装置が判定結果に従って一時利用を許可するので、利用条件の判定に用いる利用者属性情報を携帯端末の外に出す必要が無く、セキュリティ性が高い。また、一時利用者が増えても認証のトラフィックがサーバに集中することが無く、処理性能が低下しない。
また、前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末から前記一時利用の要求と、一時利用権、および前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを受けると、該利用者属性情報と自身の事業者属性情報とを用いて、該一時利用権に付された利用条件の判定を行い、その判定結果として得られる利用可能時間だけ一時利用を許可することとしてもよい。
これによれば、携帯端末から一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置が一時利用権に付された利用条件の判定を行い、その判定結果に従って一時利用を許可するので、一時利用者が増えても認証のトラフィックが一箇所に集中することが無く、処理性能が低下しない。
また、前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末と無線通信することにより該携帯端末とインターネットに接続可能なアクセスポイントであるとしてもよい。
あるいは、前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末と無線通信可能なアクセスポイントに接続された認証サーバであるとしてもよい。
これによれば、一時利用権発行サーバが他サービス事業者に加入契約している利用者の携帯端末に対して一時利用権を発行し、認証サーバが携帯端末から一時利用の要求を受けると、利用条件に応じた一時利用を携帯端末に許可するので、アクセスポイントの背後にある認証サーバでユーザ認証を行う構成の公衆無線LANシステムにおいても、利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしていなくとも他サービス事業者に加入していれば公衆無線LANを利用することができる。
また、前記他サービス事業者はインターネットサービスプロバイダであり、
前記一時利用権発行サーバは、前記一時利用権を発行するとき、該一時利用権の料金に関する課金情報を前記インターネットサービスプロバイダの課金サーバに送信することとしてもよい。
本発明によれば、利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしていなくとも他サービス事業者に加入していれば容易な操作で公衆無線LANを利用できる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態による公衆無線LANシステムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、公衆無線LANシステムは、アクセスポイント11と一時利用権発行サーバ12を有している。アクセスポイント11および一時利用権発行サーバ12はインターネット10に接続されている。携帯端末14は、無線でアクセスポイント11と接続可能である。また、インターネット10にはISP(Internet Service Provider)事業者課金サーバ13が接続されている。
一時利用権発行サーバ12は、携帯端末14の利用者に対して一時利用権を発行するサーバであり、公衆無線LAN事業者の設備である。
図2は、一時利用権発行サーバの構成を示すブロック図である。図2を参照すると、一時利用権発行サーバ12は利用権発行部21および条件記憶部22を有する。
条件記憶部22は、一時利用権に付与する利用条件情報を予め記憶している。
利用権発行部21は、携帯端末14からの要求に応じて、条件記憶部22に記憶されている利用条件情報を付与した一時利用権を発行する。
この一時利用権は、公衆無線LANによるインターネット接続を利用するための権利情報である。利用者は、公衆無線LANに加入していなくとも、ISPに加入していれば一時利用権を取得することができる。一例として公衆無線LAN事業者は複数あり、一時利用権はそれら事業者に共通で使用可能である。一時利用権には、事業者の違いによる公衆無線LANを利用するときの利用条件情報が含まれている。
図3は、利用条件情報の一例を示す図である。図3を参照すると、条件番号1〜4の4つの条件がある。各条件には、契約事業者、利用事業者、利用可能時間が記載されている。
契約事業者は、利用者が加入契約しているISP事業者である。利用事業者は、利用者が利用しようとしている公衆無線LANの事業者である。利用可能時間は、契約事業者および利用事業者が一致する場合に利用可能となる時間である。条件1の例では、X社に加入契約している利用者がA社の公衆無線LANを利用する場合、この一時利用権により10分間の利用が可能である。
一時利用権の料金の徴収は、クレジットカード、現金、ISP事業者による代行徴収など様々な方法が考えられる。一例としてISP事業者により代行徴収する場合、一時利用権発行サーバ12の利用権発行部21は、一時利用権を発行するとき、その一時利用権に関する課金情報をISP事業者課金サーバ13に送る。
アクセスポイント11は、無線LANと有線系ネットワークの接続点となる基地局装置である。アクセスポイント11は、携帯端末14から一時利用の要求を受けると、一時利用権の利用条件に従って携帯端末14のインターネットアクセスを許可する。
このアクセスポイント11は、公衆無線LAN事業者の設備である。公衆無線LAN事業者は一例として複数であり、各事業者は独自にアクセスポイント11を設置する。
図4は、アクセスポイントの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、アクセスポイント11は、アクセス処理部31、使用済利用権格納部32、および料金回収処理部33を有している。
アクセス処理部31は、一時利用を要求する携帯端末14に事業者属性情報を送り、携帯端末14から利用条件の判定結果を受けてインターネット接続のポートを開放する。事業者属性情報は、そのアクセスポイント11の属する公衆無線LAN事業者を示す情報であり、携帯端末14における条件判定に用いられる。利用可能な時間が経過すると、アクセス処理部31は、インターネット接続のポートを閉塞する。
アクセス処理部31がポートを開放するとき、使用済利用権格納部32は使用済利用権を格納する。使用済利用権とは、一時利用権が使用されたことを示す情報であり、その一時利用権を発行した公衆無線LAN事業者を示す情報を含む。
料金回収処理部33は、公衆無線LAN事業者間で料金の精算を行うとき、使用済利用権格納部32に格納された使用済利用権を、発行元の公衆無線LAN事業者毎に集計し、集計結果を各公衆無線LAN事業者のサーバ(不図示)に送る。
携帯端末14は、無線LANアダプタ(不図示)および耐タンパ性の高いタンパフリーデバイス(不図示)を装備する。タンパフリーデバイスには利用者属性情報が記録されている。利用者属性情報には、利用者の加入契約しているISP事業者を示す情報が含まれている。
図5は、携帯端末の構成を示すブロック図である。図5を参照すると、携帯端末14は利用権取得部41および利用処理部42を有している。
利用権取得部41は、一時利用権発行サーバ12に要求し、一時利用権を取得する。
利用処理部42は、アクセスポイント11に一時利用を要求し、利用権取得部41により取得された一時利用権と、タンパフリーデバイス内の利用者属性情報とを用いて公衆無線LANを利用したインターネット10へのアクセスを可能にする。本実施形態では、公衆無線LANを利用してインターネットアクセスするとき、携帯端末14が利用条件の判定を行い、判定結果をアクセスポイント11に送る。そのため、利用処理部42は、一時利用権および利用者属性情報の他、アクセスポイント11からの事業者属性情報を用いて利用条件の判定を行い、判定結果をアクセスポイント11に送る。
ISP事業者課金サーバ13は、ISP事業者に加入契約している加入者の課金情報を収集するサーバである。ここではISP事業者は公衆無線LANの一時利用権の料金を代行徴収可能であるとする。そのため、ISP事業者課金サーバ13は、自身に加入している加入者が取得した公衆無線LANの一時利用権に関する課金情報を一時利用権発行サーバ12から受信し、格納する。
次に、公衆無線LANシステムの利用権発行時の動作について説明する。
図6は、第1の実施形態による公衆無線LANシステムにおける利用権発行時の動作を示すシーケンス図である。図6を参照すると、まず、携帯端末14から一時利用権発行サーバ12に対して一時利用権発行リクエストが送られると、携帯端末14と一時利用権発行12の間で相互認証が行われる。認証は、一例として、認証局(不図示)により発行された公開鍵および秘密鍵を用いて行うこととしてもよい。
相互認証の後、携帯端末14は、利用者属性情報を含む課金情報を生成し、一時利用権発行サーバ12に送る。課金情報は一時利用権の料金の支払いを行うための情報である。ISP事業者が料金を代行徴収する場合、利用者が加入しているISP事業者の情報を含む利用者属性情報が課金情報として携帯端末14から一時利用権発行サーバ12に送られる。そして、一時利用権発行サーバ12とISP事業者13の間で課金処理が行われると、一時利用権発行サーバ12から携帯端末14に一時利用権が発行される。
一時利用権発行サーバ12から発行された一時利用権は携帯端末14にて格納される。これにより携帯端末14の利用者は公衆無線LANの一時利用が可能となる。
次に、公衆無線LANシステムの一時利用時の動作について説明する。
図7は、第1の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。図7を参照すると、まず、携帯端末14からアクセスポイント11に対して一時利用リクエストが送られると、携帯端末14とアクセスポイント11の間で相互認証が行われる。認証は、上述と同様に、認証局により発行された公開鍵および秘密鍵を用いて行うこととしてもよい。
相互認証の後、アクセスポイント11は、事業者属性情報を携帯端末14に送信する。携帯端末14は、アクセスポイント11から受信した事業者属性情報と、自身の有する利用者属性情報と、自身に格納されている一時利用権に含まれている利用条件情報とを用いて、条件判定を行い、判定結果をアクセスポイント11に送る。
例えば、携帯端末14の利用者が加入しているISP事業者がX社で、アクセスポイント11の公衆無線LAN事業者がA社であれば、図3における条件1と一致し、10分間の一時利用が可能という判定結果が得られる。また、携帯端末14の利用者が加入しているISP事業者がX社で、アクセスポイント11の公衆無線LAN事業者がB社であれば、図3における条件2と一致し、5分間の一時利用が可能という判定結果が得られる。
一時利用を可能とする判定結果を受信したアクセスポイント11は、使用済利用権を格納する処理を行い、携帯端末14をインターネット10に接続するポートを開放する。これにより、携帯端末14はインターネット10へのアクセスが可能となる。
判定結果に示された時間(例えば10分あるいは5分)が経過すると、アクセスポイント11は、自動的にポートを閉塞する。これにより一時利用利用権による公衆無線LANの一時利用が終了する。
一時利用権により利用される公衆無線LAN事業者は、その一時利用権を発行した公衆無線LAN事業者と必ずしも一致しない。その場合、公衆無線LAN事業者間で料金の精算が必要となる。
次に、公衆無線LAN事業者間で料金の精算を行うときの動作について説明する。
図8は、第1の実施形態による公衆無線LANシステムにおいて事業者間で料金の精算を行うときの動作を示すシーケンス図である。図8を参照すると、まず、アクセスポイント11は、それまでに格納した使用済利用権を取り出して料金回収処理を行う。料金回収処理では、使用済利用権が発行事業者毎に集計され、各発行事業者のサーバ(他事業者サーバ)に送られる。他事業者サーバとは、他の事業者にて事業者間での料金の精算に関する処理を行うサーバである。事業者間の料金清算を行う専用のサーバであってもよく、また利用者への課金の処理など他の処理を行うサーバが事業者間の料金清算も行うこととしてもよい。
他事業者サーバは、アクセスポイント11から使用済利用権を受信すると、料金クリアリング処理を行い、それに基づきアクセスポイント11の公衆無線LAN事業者への送金を行う。料金クリアリング処理では、使用済利用権が自身の発行したものであるか否か確認することとしてもよい。送金処理は電子決済によって行うこととしてもよい。
これにより、一時利用権を発行した事業者から、公衆無線LANを実際に利用者に提供した事業者に送金されるので適切な料金処理がなされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、一時利用権発行サーバ12がISPに加入契約している利用者の携帯端末14に対して一時利用権を発行し、アクセスポイント11が携帯端末14から一時利用の要求を受けると、利用条件に応じた一時利用を携帯端末14に許可するので、利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしていなくともISPに加入していれば公衆無線LANを利用することができる。また、利用者は従来のようにテンポラリなユーザIDやパスワードを入力する必要が無く、容易な操作で公衆無線LANの一時利用が可能である。また、利用毎にユーザIDやパスワードの入力が不要なので、利用者の利便性を損なうことなく一時利用の単位を短時間(例えば数分単位)にすることができ、利用者は短時間だけのサービスを受けることができるようになり、公衆無線LAN事業者は今まで利用者が躊躇していたような短時間の利用を新たに獲得できる。また、ISPに加入契約している身元確認のとれた利用者に対してのみ一時利用を認めるので、問題の生じたとき利用者の追跡を可能とするために利用者に従来のような煩雑な手順を強いることなく、匿名性を悪用した犯罪やいたずら等に用いられることを未然に防止することができる。
また、本実施形態によれば、一時利用権発行サーバ12は、一時利用権発行の際にその課金情報をISP事業者課金サーバ13に送信するので、ISP事業者により料金の代行徴収が可能であり、公衆無線LAN事業者が自前で課金システムを構築しなくて済む。
また、本実施形態によれば、アクセスポイント11は、携帯端末14から一時利用の要求を受けると、自身の事業者属性情報を携帯端末14に送信し、携帯端末14が事業者属性情報を用いた利用条件の判定をしてその判定結果をアクセスポイント11に返し、アクセスポイント11が判定結果に従って一時利用を許可するので、利用条件の判定に用いる利用者属性情報を携帯端末14の外に出す必要が無く、セキュリティ性が高い。また、一時利用者が増えても認証のトラフィックがサーバに集中することが無く、処理性能が低下しない。
また、本実施形態によれば、一時利用権は複数の公衆無線LAN事業者に共通で使用可能なので、利用者はどの公衆無線LAN事業者のスポットでも事前契約無しに一時利用が可能である。
また、本実施形態によれば、アクセスポイント11が一時利用を許可するとき使用済利用権を記録するので、記録された使用済利用権により、公衆無線LAN事業者間での事後的な料金の精算が可能である。
また、本実施形態によれば、加入しているISPおよび利用する公衆無線LAN事業者によって異なる利用可能時間が利用条件として設定可能なので、事業者毎に差別化したサービスの提供が可能である。
なお、本実施形態では、ISPに加入している利用者に公衆無線LANの一時利用を許可するものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。加入契約を伴い、公衆無線LAN接続サービスでないサービスを提供する事業者であればISPでなくてもよい。
本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態は利用条件の判定を携帯端末が行うものであったが、第2の実施形態は、アクセスポイントがその判定を行う点で第1の実施形態と異なっている。
第2の実施形態による公衆無線LANシステムは図1に示した第1の実施形態と同じ構成である。
第2の実施形態の一時利用権発行サーバ12は第1の実施形態と同じものである。
第2の実施形態のアクセスポイント11は、図4に示した第1の実施形態と同様の構成を有するが動作は異なり、各部の動作は以下の通りである。
アクセス処理部31は、一時利用を要求する携帯端末14からさらに一時利用権および利用者属性を受け、自身の保持している事業者属性情報と併せて用い、利用条件の判定を行う。そして、アクセス処理部31は、判定結果に応じて、インターネット接続のポートを開放する。また、利用可能時間が経過すると、アクセス処理部31は、インターネット接続のポートを閉塞する。
使用済利用権格納部32および料金回収処理部33は、第1の実施形態と同じ動作をする。すなわち、アクセス処理部31がポートを開放するとき、使用済利用権格納部32は使用済利用権を格納する。料金回収処理部33は、公衆無線LAN事業者間で料金の精算を行うとき、使用済利用権格納部32に格納された使用済利用権を、発行元の公衆無線LAN事業者毎に集計し、集計結果を各公衆無線LAN事業者のサーバ(不図示)に送る。
第2の実施形態の携帯端末14は、図5に示した第1の実施形態と同様の構成を有するが動作は異なり、各部の動作は以下の通りである。
利用権取得部41は、第1の実施形態同じく、一時利用権発行サーバ12に要求し、一時利用権を取得する。
利用処理部42は、アクセスポイント11に一時利用を要求し、利用権取得部41により取得された一時利用権と、タンパフリーデバイス内の利用者属性情報とをアクセスポイント11に送る。利用条件の判定はアクセスポイント11で行われ、その判定結果に従ってポートが開放されることとなる。
図9は、第2の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。図9を参照すると、まず、携帯端末14からアクセスポイント11に対して一時利用リクエストが送られると、携帯端末14とアクセスポイント11の間で相互認証が行われる。
相互認証の後、携帯端末14は、一時利用権および利用者属性情報をアクセスポイント11に送信する。アクセスポイント11は、自身の有する事業者属性情報と、携帯端末14から受信した利用者属性情報、および一時利用権に含まれている利用条件情報とを用いて、条件判定を行う。一時利用を可能とする判定結果が得られると、アクセスポイント11は、使用済利用権を格納する処理を行い、携帯端末14をインターネット10に接続するポートを開放する。これにより、携帯端末14はインターネット10へのアクセスが可能となる。
判定結果に示された時間(例えば10分あるいは5分)が経過すると、アクセスポイント11は、自動的にポートを閉塞する。これにより一時利用権による公衆無線LANの一時利用が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、アクセスポイント11は、携帯端末14から一時利用の要求を受けると、一時利用権に付与された利用条件の判定を行い、その判定結果に従って一時利用を許可するので、一時利用者が増えても認証のトラフィックがサーバに集中することが無く、処理性能が低下しない。
本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、利用条件の判定をアクセスポイントの背後にある認証サーバが行う点で第1および第2の実施形態と異なっている。
図10は、第3の実施形態による公衆無線LANシステムの構成を示すブロック図である。図10を参照すると、公衆無線LANシステムは、アクセスポイント15、認証サーバ16、および一時利用権発行サーバ12を有している。アクセスポイント15は認証サーバ16を介してインターネット10に接続されている。一時利用権発行サーバ12およびISP事業者課金サーバ13がインターネット10に接続されている。携帯端末14は、無線でアクセスポイント15と接続可能である。
第2の実施形態においてアクセスポイントが行っていた一時利用時の動作を第3の実施形態では認証サーバ16が行うこととなる。そのため、認証サーバ16が新たに設けられ、またアクセスポイント15の動作は第2の実施形態と異なる。一方、第3の実施形態の携帯端末14および一時利用権発行サーバ12は第2の実施形態と同じものである。
アクセスポイント15は、無線LANと有線系ネットワークの接続点となり、携帯端末14と認証サーバ16の間のルーティングを行い、その間のパケットを転送する。
認証サーバ16は、携帯端末14からアクセスポイント15を介して一時利用の要求を受けると、一時利用権の利用条件に従って携帯端末14のインターネットアクセスを許可する。この認証サーバ16もアクセスポイント15と同様に公衆無線LAN事業者の設備である。
図11は、認証サーバの構成を示すブロック図である。図11を参照すると、認証サーバ16は、アクセス処理部51、使用済利用権格納部52、および料金回収処理部53を有している。これら認証サーバ16の各部は、第2の実施形態のアクセスポイント11の各部と同様に以下の動作をする。
アクセス処理部51は、一時利用を要求する携帯端末14からさらに一時利用権および利用者属性を受け、自身の保持している事業者属性情報と併せて用い、利用条件の判定を行う。そして、アクセス処理部51は、判定結果に応じて、インターネット接続のポートを開放する。また、利用可能時間が経過すると、アクセス処理部51は、インターネット接続のポートを閉塞する。
アクセス処理部51がポートを開放するとき、使用済利用権格納部52は使用済利用権を格納する。
料金回収処理部53は、公衆無線LAN事業者間で料金の精算を行うとき、使用済利用権格納部52に格納された使用済利用権を、発行元の公衆無線LAN事業者毎に集計し、集計結果を各公衆無線LAN事業者のサーバ(不図示)に送る。
図12は、第3の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。図12を参照すると、まず、携帯端末14から認証サー16バに対して一時利用リクエストが送られると、携帯端末14と認証サーバ16の間で相互認証が行われる。なお、認証サーバ16は、複数のアクセスポイントを制御する集中型であってもよく、またアクセスポイントの各々に直接接続されたものであってもよい。例えば、認証サーバ16は、RADIUSプロトコルによりユーザ認証を行うRADIUSサーバであってもよい。その場合、相互認証はRADIUSサーバに機能追加した他のプロトコルに従って行ってもよい。
相互認証の後、携帯端末14は、一時利用権および利用者属性情報を認証サーバ16に送信する。認証サーバ16は、自身の有する事業者属性情報と、携帯端末14から受信した利用者属性情報、および一時利用権に含まれている利用条件情報とを用いて、条件判定を行う。一時利用を可能とする判定結果が得られると、認証サーバ16は、使用済利用権を格納する処理を行い、携帯端末14をインターネット10に接続するポートを開放する。これにより、携帯端末14はインターネット10へのアクセスが可能となる。判定結果に示された時間が経過すると、認証サーバ16は、自動的にポートを閉塞する。これにより一時利用権による公衆無線LANの一時利用が終了する。
図13は、第3の実施形態による公衆無線LANシステムにおいて事業者間で料金の精算を行うときの動作を示すシーケンス図である。図13を参照すると、まず、認証サーバ16は、それまでに格納した使用済利用権を取り出して料金回収処理を行う。料金回収処理では、使用済利用権が発行事業者毎に集計され、各発行事業者の他事業者サーバに送られる。
他事業者サーバは、認証サーバ16から使用済利用権を受信すると、料金クリアリング処理を行い、それに基づき認証サーバ16の公衆無線LAN事業者への送金を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、一時利用権発行サーバ12がISPに加入契約している利用者の携帯端末14に対して一時利用権を発行し、認証サーバ16が携帯端末14から一時利用の要求を受けると、利用条件に応じた一時利用を携帯端末14に許可するので、アクセスポイント15の背後にある認証サーバ16でユーザ認証を行う構成の公衆無線LANシステムにおいても、第1の実施形態と同様に、利用者は、公衆無線LAN事業者と事前契約をしていなくともISPに加入していれば公衆無線LANを利用することができる。
第1の実施形態による公衆無線LANシステムの構成を示すブロック図である。 一時利用権発行サーバの構成を示すブロック図である。 利用条件情報の一例を示す図である。 アクセスポイントの構成を示すブロック図である。 携帯端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による公衆無線LANシステムにおける利用権発行時の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態による公衆無線LANシステムにおいて事業者間で料金の精算を行うときの動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。 第3の実施形態による公衆無線LANシステムの構成を示すブロック図である。 認証サーバの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態による公衆無線LANシステムの一時利用時の動作を示すシーケンス図である。 第3の実施形態による公衆無線LANシステムにおいて事業者間で料金の精算を行うときの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 インターネット
11、15 アクセスポイント
12 一時利用権発行サーバ
13 ISP事業者課金サーバ
14 携帯端末
16 認証サーバ
21 利用権発行部
22 条件記憶部
31、51 アクセス処理部
32、52 使用済利用権格納部
33、53 料金回収処理部
41 利用権取得部
42 利用処理部

Claims (11)

  1. サービスの一時利用が可能な公衆無線LANシステムであって、
    加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者の携帯端末からの要求を受けて、利用条件の付された一時利用権を該携帯端末に発行する一時利用権発行サーバと、
    前記携帯端末をインターネットに接続可能であり、前記携帯端末から前記一時利用権による一時利用の要求を受けると、前記一時利用権に付された前記利用条件に応じた一時利用を該携帯端末に許可する公衆無線LAN接続装置とを有し、
    前記公衆無線LAN接続装置を提供する公衆無線LAN事業者が複数あり、前記一時利用権は前記複数の公衆無線LAN事業者に共通で使用可能であり、
    前記利用条件は、利用者の加入している他サービス事業者または利用者の利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めており、
    前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置の事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定結果である利用可能時間だけ一時利用を許可する、公衆無線LANシステム。
  2. 前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末に一時利用を許可するとき、前記一時利用権が使用されたことを示す使用済利用権を記録し、
    使用された一時利用権を発行した事業者と、前記一時利用権が利用された事業者とが一致しない場合、前記一時利用権が利用された事業者から前記一時利用権を発行した事業者に前記使用済利用権を転送することにより料金の精算を行う、請求項記載の公衆無線LANシステム。
  3. 前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けると、自身の事業者属性情報を該携帯端末に送信し、該事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定結果を該携帯端末から受信し、該判定結果に示された利用可能時間だけ一時利用を許可する、請求項1または2に記載の公衆無線LANシステム。
  4. 前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末から前記一時利用の要求と、一時利用権、および前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを受けると、該利用者属性情報と自身の事業者属性情報とを用いて、該一時利用権に付された利用条件の判定を行い、その判定結果として得られる利用可能時間だけ一時利用を許可する、請求項1または2に記載の公衆無線LANシステム。
  5. 前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末と無線通信することにより該携帯端末インターネットに接続可能なアクセスポイントである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の公衆無線LANシステム。
  6. 前記公衆無線LAN接続装置は、前記携帯端末と無線通信可能なアクセスポイントに接続された認証サーバである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の公衆無線LANシステム。
  7. 前記他サービス事業者はインターネットサービスプロバイダであり、
    前記一時利用権発行サーバは、前記一時利用権を発行するとき、該一時利用権の料金に関する課金情報を前記インターネットサービスプロバイダの課金サーバに送信する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の公衆無線LANシステム。
  8. 公衆無線LANシステムにおける一時利用サービス提供方法であって、
    加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者の携帯端末からの要求により、利用条件の付された一時利用権を該携帯端末に発行するステップと、
    前記携帯端末から前記一時利用権による一時利用の要求があると、前記一時利用権に付された前記利用条件に応じた一時利用を該携帯端末に許可するステップを有し、
    公衆無線LAN接続装置を提供する公衆無線LAN事業者が複数あり、前記一時利用権は前記複数の公衆無線LAN事業者に共通で使用可能であり、
    前記利用条件は、利用者の加入している他サービス事業者または利用者の利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めており、
    前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置の事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定結果である利用可能時間だけ一時利用を許可する、一時利用サービス提供方法。
  9. 公衆無線LANの一時利用が可能な一時利用権を発行する一時利用権発行サーバであって、
    加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者による前記一時利用の利用条件として、利用者の加入している他サービス事業者または利用者の利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めた情報を予め記憶している条件記憶部と、
    前記利用者の携帯端末から要求を受けて、前記条件記憶部に記憶されている利用条件を付した、前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置の事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定に供される一時利用権を該携帯端末に発行する利用権発行部とを有する一時利用権発行サーバ。
  10. サービスの一時利用が可能な公衆無線LANを構成する公衆無線LAN接続装置であって、
    加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者に与えられた、利用者の加入している他サービス事業者または利用者の利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めた利用条件の付された一時利用権により、前記利用者の携帯端末から一時利用の要求を受けると、前記携帯端末から前記一時利用の要求を受けた公衆無線LAN接続装置の事業者属性情報と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む利用者属性情報とを用いた前記利用条件の判定結果である利用可能時間だけ前記携帯端末に一時利用を許可するアクセス処理部と、
    アクセス処理部が一時利用を許可すると、前記一時利用権が使用されたことを示す使用済利用権を記録する使用済利用権格納部とを有する公衆無線LAN接続装置。
  11. サービスの一時利用が可能な公衆無線LANに接続するための携帯端末であって、
    加入契約を伴う他のサービスを提供する他サービス事業者に加入契約している利用者に対して与えられる、利用者の加入している他サービス事業者または利用者の利用する公衆無線LAN事業者の少なくとも一方によって異なる利用可能時間を定めた利用条件の付された一時利用権を一時利用権発行サーバに要求して取得する利用権取得部と、
    前記利用権取得部で所得された前記一時利用権による一時利用の要求を前記公衆無線LANの接続装置に送り、前記一時利用権に付された前記利用条件と、前記利用者が加入している他サービス事業者の情報を含む自身の利用者属性情報と、前記公衆無線LANの事業者属性情報とから定まる利用可能時間だけ前記公衆無線LANの一時利用を行う利用処理部とを有する携帯端末。
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