JP4072996B2 - 水素製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料電池や水素自動車のような水素消費機器に対して水素を供給するべく、水素を製造するために利用される水素製造装置(例えば改質器)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13に従来の水素製造装置を模式的に示し、図14に近時用いられている水素分離型改質器を模式的に示している。
【0003】
図13に示す従来の水素製造装置は、メタンCH4を主成分とする都市ガスから硫黄成分を脱硫する脱硫器A5と、脱硫された都市ガスを水蒸気H2Oによって改質する改質器A10と、改質器A10によって水素H2成分を多量に含んだ改質ガスを変成によってCOを低減させるCO変成器A20と、CO変成器A20からでたガスを吸着によって水素を抽出する水素精製装置A30と、水素精製装置A30で水素を抽出された残余のオフガスを蓄えるバッファタンクA40、とで構成され、バッファタンクA40を介して改質器A10の燃焼器A6に帰還させるようになっている。そしてこの構成の水素製造装置では、水素純度が99.99%以上が得られている。
【0004】
図14は、水素分離型改質器とよばれる改質器A50を搭載した水素製造装置で、脱硫器A5からでた都市ガスを水蒸気改質反応で改質して水素H2成分を多量に含んだ改質ガスにし、その改質ガスをPd合金膜で形成された水素分離管A60を通して直接に水素を抽出するよう構成されている。図13に比較して、吸着による水素分離にかえて水素のみを合金膜で通過させて分離させるところが特徴であり、抽出する水素純度は、99.99%以上で図13の水素製造装置と同じである。
この水素分離型改質器を搭載した水素製造装置は、図13で示す従来の水素製造装置に比較して、コンパクトであり、構成がシンプルで、しかも高効率である、という長所を有している。
【0005】
図15は、従来の実施形態を、上記水素分離型改質器10を主装置とした水素製造装置の全体構成を示している。
原料ガスであるCH4を導く原料ラインL1に高圧圧縮機2が連通され、高圧圧縮機2は高圧ラインL2を介して水素分離型改質器10に連通されている。
ラインL1から分岐した分岐ラインL3が、ボイラ3に連通されている。ボイラ3には、別途、純水を給水する給水ラインL4が連通されている。
ボイラ3は、ここで発生したスチームを供給するスチームラインL5によって改質器10に連通されている。
【0006】
改質器10は、水蒸気改質反応によって改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14によって帰還させ、また燃焼ガスを外部に放出するようになっている。
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な燃料を供給する燃焼器6が付設されていて、その燃焼器6には燃焼用空気を供給するラインL6と、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL15が連通されている。
【0007】
しかし、上述したような構成を用いた水素製造では、帰還する高温、高圧(約9kg/cm2G)のオフガスを、圧力調整弁5を介し常圧に減圧している。そして、この減圧過程によってオフガスの保有していた熱と圧力エネルギは、無駄に放棄されていて、活用されていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した従来の問題点に鑑みて提案されたものであり、水素製造装置における高温・高圧のオフガスが保有するエネルギを有効に利用することが可能な水素製造装置に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、水素ガスを発生する水素分離型改質器において、水素が分離された高圧のオフガスを燃焼器へ戻すオフガス流路に、当該オフガスが保有する圧力エネルギを回収する回収手段として、改質ガス中から分離された水素を昇圧するためのターボ圧縮機と軸で連結された排気タービンを介装してある。
【0010】
また本発明によれば、水素ガスを発生する水素分離型改質器において、水素が分離された高圧のオフガスを燃焼器へ戻すオフガス流路に、当該オフガスが保有する圧力エネルギを回収する回収手段として、前記燃焼器に導入される空気を昇圧するためのターボ圧縮機と軸で連結された排気タービンを介装している。
【0011】
係る構成を具備する本発明によれば、高圧・高温のオフガスが保有するエネルギを、例えばタービンの様な回収手段で回収する。
また、タービンと共に、或いはタービンに代えて、熱交換器を用いて、例えば、供給空気の加熱に利用するエネルギ回収も可能である。
【0012】
ここで、原料である都市ガス中に含まれる付臭剤は、通常、改質器の前段に設置された脱硫器(A5)で除去されているので、改質器あるいはエネルギを回収する回収手段(12A)が硫黄分に起因する被害はすくない。特に硫黄分に起因する硫酸等により、エネルギを回収する手段(例えばタービンのブレードや軸等)に発生する腐食が少ない。
【0013】
またオフガスは、水素が回収された残留分であるため、水蒸気含有量が少ないので、タービンでエネルギを回収する手段が水分により腐食する被害も減少する。
換言すれば、本発明の改質器によれば、タービンの腐食に対するマージンが高く、したがって耐食性の低い安価な材料でも使用可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の参考例および実施例を説明する。なお、図15による従来技術の説明における装置と同形態、同機能の装置は、同じ符号を使用する。
図1は、第1参考例のブロック構成を示している。
原料ガスであるCH4を導く原料ラインL1に高圧圧縮機2が連通され、高圧圧縮機2は高圧ラインL2を介して水素分離型改質器10に連通されている。
【0015】
ラインL1から分岐した分岐ラインL3が、ボイラ3に連通されている。ボイラ3には、別途、純水を給水する給水ラインL4が連通されている。
ボイラ3は、ここで発生したスチームを供給するスチームラインL5によって改質器10に連通されている。
【0016】
改質器10は、水蒸気改質反応によって改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14Aによって燃焼器6Aに帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Aが付設されていて、その燃焼器6Aには燃焼用空気を供給するラインL6と、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL17が連通されている。
【0017】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14Aによってエネルギ回収手段の排気タービン12Aの排気入り口に連通され、タービン12Aは負荷となる発電機14に軸12Ajによって連通されている。
排気タービン12Aの排気出口は、ラインL16によって圧力調整弁5Aに連通され、圧力調整弁5Aは前記のようにラインL17によって燃焼器6Aに連通されている。
【0018】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14Aによってタービン12Aの入り口に入り、膨張によってタービン12Aを駆動して、発電機14を駆動し発電させる。
【0019】
タービン12Aで膨張したオフガスは、ラインL16を介して圧力調整弁5Aに到り、圧力調整弁5Aによって、燃焼器6Aが必要とする圧力(通常は常圧)に減圧して、燃焼器6Aに供給される。そして、ラインL6からの空気及び燃料ガスと併せて改質器10へ熱を供給する。
【0020】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギを、発電によって電力エネルギとして回収する。
【0021】
図2は第1実施例のブロック構成を示している。第1参考例と異なる部分を主として説明する。
【0022】
改質器10は、水素を放出する水素ラインL11を介してターボ圧縮機14Bの低圧入り口に連通され、また、水素を分離されたオフガスをラインL14bによって帰還させ、また、燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Bが付設されていて、その燃焼器6Bには燃焼用空気を供給するラインL6と、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL17が連通されている。
【0023】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14bによってエネルギ回収手段の排気タービン12Bの排気入り口に連通され、タービン12Bは負荷となる前記ターボ圧縮機14Bに軸12Bjによって連通されている。
【0024】
排気タービン12Bの排気出口は、ラインL16によって圧力調整弁5Bに連通され、圧力調整弁5Bは前記のようにラインL17によって燃焼器6Bに連通されている。
【0025】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14bによってタービン12Bの入り口に入り、膨張によってタービン12Bを駆動して、ターボ圧縮機14Bを駆動し水素を昇圧させる。昇圧した水素は、例えばレシプロ圧縮機によって更に昇圧されてボンベに封入されて使用される。
【0026】
タービン12Bで膨張したオフガスは、ラインL16を介して圧力調整弁5Bに到り、圧力調整弁5Bによって、燃焼室6Bが必要とする圧力(通常は常圧)に減圧して、燃焼室6Bへ供給される。そして、ラインL6からの空気及び燃料ガスと併せて改質器10へ熱を供給する。
【0027】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギを、製造した水素を昇圧させて圧力エネルギとして回収する。
【0028】
図3は第2実施例のブロック構成を示している。前記第1実施例と異なる部分を主として説明する。
【0029】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14cによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0030】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Cが付設されていて、その燃焼器6Cには燃焼用空気を供給するラインL6cと、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL17が連通されている。
【0031】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14cによってエネルギ回収手段の排気タービン12Cの排気入り口に連通され、タービン12Cは負荷となるターボ圧縮機14Cに軸12Cjによって連通されている。
排気タービン12Cの排気出口は、ラインL16によって圧力調整弁5Cに連通され、圧力調整弁5Cは前記のようにラインL17によって燃焼器6Cに連通されている。
【0032】
ターボ圧縮機14Cは、吸気入り口側がラインL6によって大気に連通され、高圧出力側が前記ラインL6cによって燃焼器6Cに連通されている。
【0033】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14cによってタービン12Cの入り口に入り、膨張によってタービン12Cを駆動して、ターボ圧縮機14Cを駆動し吸入空気を昇圧させる。昇圧した空気は、L6cを介して燃焼器6Cに供給される。
【0034】
タービン12Cで膨張したオフガスは、ラインL16を介して圧力調整弁5Cに到り、圧力調整弁5Cによって、燃焼室6Cが必要とする圧力(通常は常圧)に減圧されて、燃焼室6Cに供給される。そして、ラインL6cからの昇圧空気及び燃料ガスと併せて改質器10へ熱を供給する。
【0035】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギを、燃焼室6Cに供給する空気の昇圧によって圧力エネルギとして回収する。
【0036】
図4は第2参考例のブロック構成を示している。第2実施例と異なる部分を主として説明する。
【0037】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14dによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0038】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Dが付設されていて、その燃焼器6Dには燃焼用空気を供給するラインL6と、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL17dが連通されている。
【0039】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14dによってエネルギ回収手段の排気タービン12Dの排気入り口に連通され、タービン12Dは負荷となるターボ圧縮機14Dに軸12Djによって連通されている。
【0040】
排気タービン12Dの排気出口は、ラインL16dによって圧力調整弁5Dに連通され、圧力調整弁5Dは前記のようにラインL17dによって燃焼器6Dに連通されている。
【0041】
ターボ圧縮機14Dは、吸気入り口側がラインL1dによって原料ガスのCH4源に連通され、高圧出力側がラインL18を介して高圧圧縮機2D及びラインL2dを介して改質器10に連通されている。
【0042】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14dによってタービン12Dの入り口に入り、膨張によってタービン12Dを駆動して、ターボ圧縮機14Dを駆動し原料ガスCH4を昇圧させる。昇圧したCH4は、L18を介して高圧圧縮機2Dに到り昇圧され、ラインL2dを介して改質器10に供給される。
【0043】
タービン12Dで膨張したオフガスは、ラインL16dを介して圧力調整弁5Dに到り、圧力調整弁5Dにより、燃焼器6Dが必要とする圧力(通常は常圧)まで減圧されて、燃焼器6Dに供給される。そして、ラインL6からの空気及び燃料ガスと併せて改質器10へ熱を供給する。
【0044】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギを、原料ガスを昇圧させることによって圧力エネルギとして回収し、高圧圧縮機2Dの所要エネルギを軽減させる。
【0045】
図5は第3参考例のブロック構成を示している。図1に示す第1参考例と特に異なる部分を主として説明する。
【0046】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14hによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0047】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Hが付設されていて、その燃焼器6Hには燃焼用空気を供給する図示しないラインと、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL15hが連通されている。
【0048】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14hによってエネルギ回収手段の熱交換器20Hの放熱部21hに連通され、圧力調整弁5Hを介装したラインL15hによって燃焼器6Hに連通されている。
【0049】
熱交換器20Hの受熱部22hは、熱負荷の例えば給湯加熱器21Hを介装した熱媒を輸送するラインLh4に連通されている。
【0050】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14hによって熱交換器20Hの放熱部21hで放熱し、圧力調整弁5Hによって燃焼器6Hが必要とする圧力(通常は常圧)に減圧されて、燃焼器6Hに供給される。
熱交換器20Hで受熱部22hから受熱した熱媒は、給湯加熱器21Hで放熱する。
【0051】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギのうちの高温エネルギを熱エネルギとして回収し、有効利用する。
【0052】
図6は第4参考例のブロック構成を示している。第3参考例と異なる部分を主として説明する。
【0053】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14gによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0054】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Gが付設されていて、その燃焼器6Gには燃焼用空気を供給する図示しないラインと、熱エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL16gが連通されている。
【0055】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14gによって第1のエネルギ回収手段の排気タービン12Gの高圧入り口側に連通され、タービン12Gの低圧出口側はラインL15gを介して第2のエネルギ回収手段の熱交換器20Gの放熱部21gに連通され、放熱部21gはラインL16gによって燃焼器6Gに連通されている。
【0056】
熱交換器20Gの受熱部22gは、熱負荷の例えば給湯加熱器21Gを介装した熱媒を輸送するラインLg4に連通されている。
タービン12Gは、負荷となる例えば発電機14Gに軸12Gjによって連通されている。
【0057】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14gによって排気タービン12Gに到り膨張してタービン12Gを駆動し、発電機14を駆動して高圧エネルギを電気エネルギとして回収する。
【0058】
ついで、高温のオフガスは熱交換器20Gで放熱部21gによって放熱して燃焼器6Gに供給される。
熱交換器20Gで受熱部22gから受熱した熱媒は、給湯加熱器21Gで放熱して熱エネルギとして回収する。
【0059】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギのうちの高温エネルギを熱エネルギとして回収し、高圧エネルギを電気エネルギとして回収する。
本実施形態では、オフガスの圧力が常圧まで利用されるので、オフガスを減圧して燃焼器6Gに供給する必要がない。
【0060】
図7は第5参考例のブロック構成を示している。第4参考例と異なる部分を主として説明する。
【0061】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14eによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0062】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Eが付設されていて、その燃焼器6Eには燃焼用空気を供給する図示しないラインと、エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL17eが連通されている。
【0063】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14eによって第1のエネルギ回収手段の排気タービン12Eの高圧入り口側に連通され、タービン12Eの低圧出口側はラインL12eを介して第2のエネルギ回収手段の排気タービン13E2の高圧入り口側に連通され、タービン13E2の低圧出口側はラインL17eを介して燃焼器6Eに連通されている。
【0064】
タービン12Eは、負荷となる例えば発電機14E1に軸12Ejによって連通されている。
タービン13E2は、負荷となる例えば発電機14E2に軸13Ejによって連通されている。
【0065】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14eによって排気タービン12Eに到り膨張してタービン12Eを駆動し、発電機14E1を駆動して高圧エネルギを電気エネルギとして回収する。
【0066】
ついで、まだ圧力を有するオフガスは、ラインL12eによって排気タービン13E2に到り膨張してタービン13E2を駆動し、発電機14E2を駆動して圧力エネルギを電気エネルギとして回収する。特に、2つの負荷の電気エネルギの特性が異なる場合に好適である。
【0067】
このようにして、高温、高圧のオフガスの保有していたエネルギのうちの高圧エネルギを電気エネルギとして回収する。
本実施形態では、オフガスの圧力が常圧まで利用されるので、オフガスを減圧して燃焼器6Eに供給する必要がない。
【0068】
図8は第6参考例のブロック構成を示している。第5参考例と異なる部分を主として説明する。
【0069】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14jによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0070】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Jが付設されていて、その燃焼器6Jには燃焼用空気を供給する図示しないラインと、エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL6jが連通されている。
【0071】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14jによって分岐部Bjに連通され、分岐部Bjで分岐された一方はラインLj1によって第1のエネルギ回収手段の排気タービン12j1の高圧入り口側に連通され、分岐部Bjで分岐された他方はラインLj2によって第2のエネルギ回収手段の排気タービン12j2の高圧入り口側に連通されている。
【0072】
タービン12j1の低圧出口側は、ラインLj3を介して合流部Gjに連通され、タービン12j2の低圧出口側は、ラインLj4を介して合流部Gjに連通されている。
合流部Gjは、ラインL6jによって燃焼器6Jに連通されている。
【0073】
タービン12j1は、負荷となる例えば発電機14J1に軸12jaによって連通されている。
タービン12j2は、負荷となる例えば発電機14J2に軸12jbによって連通されている。
発電機14J1と14J2は、同じ発電容量であっても、異なる発電容量であってもよく、必要によって分岐部Bjでエネルギ配分すればよい。
【0074】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14jによって合流部Bjに到り、分岐した一方はタービン12j1に到って膨張してタービン12j1を駆動し、発電機14J1を駆動して発電する。合流部Bjで分岐した他方はタービン12j2に到って膨張してタービン12j2を駆動し、発電機14J2を駆動して発電する
【0075】
このようにして、オフガスの保有する高圧エネルギを、並列に分岐してそれぞれが発電し電気エネルギとして回収する。
本実施形態では、オフガスの圧力が常圧まで利用されるので、オフガスを減圧して燃焼器6Jに供給する必要がない。
【0076】
図9は第7参考例のブロック構成を示している。第6参考例と異なる部分を主として説明する。
【0077】
改質器10は、改質された改質ガス中の水素をラインL11を介して外部に出力し、また、水素を分離されたオフガスをラインL14fによって帰還させ、また燃焼ガスをラインL12によって外部に放出するようになっている。
【0078】
改質器10には、水蒸気改質反応を行わせるために必要な熱を供給する燃焼器6Fが付設されていて、その燃焼器6Fには燃焼用空気を供給する図示しないラインと、エネルギ回収のために帰還させるオフガスを供給するラインL6fが連通されている。
【0079】
改質器10は、水素を分離されたオフガスを排出するラインL14fによって分岐部Bfに連通され、分岐部Bfで分岐された一方はラインL1fによって第1のエネルギ回収手段の排気タービン12Fの高圧入り口側に連通されている。タービン12Fの低圧出口側は、ラインL3fによって合流部G1に連通されている。
タービン12Fは、負荷となる例えば発電機14Fに軸12Fjによって連通されている。
【0080】
分岐部Bfで分岐された他方は、圧力調整弁5Fを介装したラインLf2によって第2のエネルギ回収手段の熱交換器20Fの放熱部21fに連通され、放熱部21fからさらにラインL5fによって合流部G1に連通されている。
【0081】
熱交換器20Fの受熱部22fは、熱負荷の例えば給湯加熱器24を介装した熱媒を輸送するラインL4fに連通されている。
合流部G1は、ラインL6fによって燃焼器6Fに連通されている。
【0082】
上記構成における、オフガスの作動を説明する。
改質器10から排出された高温、高圧のオフガスは、ラインL14fによって分岐部Bfに到り、分岐した一方はタービン12Fに到って膨張してタービン12Fを駆動し、発電機14Fを駆動して発電する。合流部Bfで分岐したオフガスの他方は、圧力調整弁5Fで減圧して熱交換器20Fで放熱し、合流部G1でタービン12Fを経由したオフガスと同圧で合流して燃焼器6Fに供給される。
【0083】
このようにして、オフガスの保有する高圧エネルギを、タービン12Fによって電気エネルギとして回収し、高温エネルギを熱交換器20Fによって熱エネルギとして回収する。
【0084】
図1〜図9で示す各実施例や参考例における改質器は、水素分離型改質器であるが、図13で示した改質器A10、CO変成器A20、水素精製装置A30で構成される従来方式の水素製造装置においても、水素精製装置A30と改質器A10間のオフガス流路にエネルギ回収手段を適用できる。
係る構成が、図10の第1変形例及び図11の第2変形例で示されている。
【0085】
図10において、改質器A10で発生した水素を多量に含む改質ガスは、CO変成器A20でCOを低減されて水素精製装置A30に供給される。図10の第10実施形態では、水素精製装置A30は圧力スイング吸着法(PSA)が用いられており、水素以外の成分、水、一酸化炭素、二酸化炭素、メタンを吸着剤に吸着して、水素を高圧(7Kg/cm2G程度)で取り出している。
PSAタイプの水素精製装置A30のオフガスは、水素精製装置A30の吸着剤に吸着した水、一酸化炭素、二酸化炭素、メタンを脱着して、ラインL14Gを流過させる。その際に、ラインL14Gを流れるオフガスが保有する運動エネルギにより、タービン12Gを回転し発電機14Gで発電せしめるのである。
【0086】
水素精製装置A30からオフガスホルダー35間の圧力は、7Kg/cm2Gよりも減圧するが、タービン12Gを駆動するには十分である。
また、オフガスが保有するエネルギを活用する手段として、図10では単一のタービン12Gが示されているが、複数のタービンでも良い。
【0087】
図11で示す本発明の第2変形例では、図10の第1変形例が圧力スイング吸着法(PSA)を用いた水素精製装置A30を有しているのに対して、膜分離方式の水素精製装置A30Fを備えている。
膜分離方式の水素精製装置A30Fは、水素分離型改質器と同様に、高純度水素ガスの圧力は常圧で、オフガスは高圧・高温となる。そのため、オフガスのラインL14H、L16、L17にはオフガスホルダーではなく、減圧弁5Kが介装されている。
その他の構成、変形例、作用効果については、図10の第1変形例と同様であり、さらにタービンに代えて熱交換器を用い、或いはタービンと熱交換器とを組み合せて用いてもよい。
【0088】
図12は本発明の第3変形例を示している。
図1〜図9の実施例および参考例では、水素分離型改質器を備えているが、図12の第3変形例では、水素分離型CO変成器(水素分離型一酸化炭素変成器)A20Lを備えている。水素分離型CO変成器A20Lから吐出される高純度水素ガスの圧力は常圧であり、オフガスは高圧・高温であるため、タービン12I、発電機14Iでオフガスが保有するエネルギを有効利用している。
【0089】
ここで、図12において、オフガスが保有するエネルギを利用する機器は単一のタービンに限定されるものではない。複数のタービン、単一或いは複数の熱交換器、タービンと熱交換器の組み合わせ等であっても良い。
その他の構成及び作用効果については、図1〜図9の実施例および参考例と同様である。
【0090】
なお、エネルギ回収手段の特にオフガスが流過する排気タービンの腐食は、改質器に入る前に都市ガスが脱硫器A5で脱硫されていることで、被害が予防されている。
【0091】
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
例えば、図10の圧力スイング吸着法(PSA)による水素精製装置A30を用いた場合や、図11の膜分離方式による水素精製装置A30Fを用いた場合や、図12の水素分離型CO変成器A20Lを用いた場合の何れにおいても、オフガスが保有するエネルギを回収する回収手段を、図1〜図9で示す様な構成とすることが可能である。
また、ここでは、原料をメタンやメタンを主成分とする都市ガスとして説明したが、原料をこれらに限定するものではなく、メタノール、ナフサ等の炭化水素類を原料として用いることも可能である。
【0092】
【発明の効果】
本発明の作用効果を、以下に列記する。
(1) 本発明によれば、水蒸気改質され水素が分離されたオフガスの保有する高温、高圧のエネルギを熱エネルギ、電気エネルギで回収することができる。
(2) エネルギ回収手段にタービンを使用する場合には、原料ガスの脱硫により腐食が有効に予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1参考例を示すブロック構成図。
【図2】 本発明の第1実施例を示すブロック構成図。
【図3】 本発明の第2実施例を示すブロック構成図。
【図4】 本発明の第2参考例を示すブロック構成図。
【図5】 本発明の第3参考例を示すブロック構成図。
【図6】 本発明の第4参考例を示すブロック構成図。
【図7】 本発明の第5参考例を示すブロック構成図。
【図8】 本発明の第6参考例を示すブロック構成図。
【図9】 本発明の第7参考例を示すブロック構成図。
【図10】 本発明の第1変形例を示すブロック図。
【図11】 本発明の第2変形例を示すブロック図。
【図12】 本発明の第3変形例を示すブロック図。
【図13】 従来の改質器を示す模式図。
【図14】 水素分離型改質器を示す模式図。
【図15】 図14をブロック構成で示した図。
【符号の説明】
2・・・高圧圧縮機
3・・・ボイラ
5A・・圧力調整弁
6・・・燃焼器
10・・水素分離型改質器
14・・発電機

Claims (2)

  1. 水素ガスを発生する水素分離型改質器において、水素が分離された高圧のオフガスを燃焼器へ戻すオフガス流路に、当該オフガスが保有する圧力エネルギを回収する回収手段として、改質ガス中から分離された水素を昇圧するためのターボ圧縮機と軸で連結された排気タービンを介装したことを特徴とする水素分離型改質器。
  2. 水素ガスを発生する水素分離型改質器において、水素が分離された高圧のオフガスを燃焼器へ戻すオフガス流路に、当該オフガスが保有する圧力エネルギを回収する回収手段として、前記燃焼器に導入される空気を昇圧するためのターボ圧縮機と軸で連結された排気タービンを介装したことを特徴とする水素分離型改質器。
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