JP4071926B2 - イオン発生装置及びそれを用いた室内空気制御装置 - Google Patents

イオン発生装置及びそれを用いた室内空気制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イオン発生装置およびこれを用いた空気清浄機に関するものであ
り、より詳細にはプラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させるイオン発生装置及びそれを用いた空気清浄機やエアコンなどの室内空気制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、事務所や会議室などの換気の少ない密閉化された部屋では、部屋内の人が多いと、呼吸により排出される二酸化炭素やタバコの煙、ホコリなどの空気汚染物質が増加するため、人間をリラックスさせる効能を有するマイナスイオンが空気中から減少していく。特にタバコの煙によってマイナスイオンが多量に失われ、通常の1/2〜1/5程度にまで減少することがあった。そこで空気中のマイナスイオンを補給するため、種々のイオン発生装置がこれまでから市販されているが、いずれの装置も直流高電圧方式でマイナスイオンのみを発生させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
マイナスイオンのみを発生させる従来のイオン発生装置では、空気中にマイナスイオンを供給することはできるものの、空気中の浮遊細菌を積極的に除去することはできなかった。
【0004】
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、オゾンの発生を抑えながらプラスイオン・マイナスイオンを同時に、双方が安定してバランスよく発生させるイオン発生装置を提供することを目的としている。
【0005】
また、本発明は、空気中にプラスイオン・マイナスイオン量を供給しながら浮遊細菌を除去できる空気清浄機やエアコンといった室内空気制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明は、誘電体と、該誘電体を挟んで対向する第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極と前記第2電極との間に交流電圧を印加することによりプラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させるイオン発生装置であって、前記第1電極は板状電極とし、第2電極は網状電極とし、両電極の長手方向の長さが第1電極よりも第2電極を長くしている。
【0007】
この場合、前記誘電体が円筒状に形成され、該誘電体の内周面に円筒状に形成された板状の第1電極が密着され、また、誘電体の外周面に網状の第2電極が密着される。また、第1電極を円筒状にロール加工して誘電体の内周面に添わすよう嵌装され、そのロール面の両側端がオーバーラップして重なり合うようにすることができる。これにより、円筒状の誘電体との密着が良くなり、安定したプラスイオンとマイナスイオンを発生する。
【0008】
さらに、第1電極を円筒状にロール加工して前記誘電体の内周面に添わすよう嵌装され、そのロール面の両側端が自由端とされる。また、円筒状の第1電極の端面に角を形成する。これらにより、プラスイオンとマイナスイオン量がそれぞれ効率的にバランスよく安定して発生させることができる。
【0011】
そして、本発明は、前記第1電極が、平板に穴を複数個以上設け、穴の周辺部に突起が、前記誘電体側に形成したことを特徴とするイオン発生装置を提供できる。
【0014】
さらにまた、本発明によれば、前記のイオン発生装置を搭載したことを特徴とする空気清浄機やエアコンなどの室内空気制御装置が提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明者等は、空気中にマイナスイオンを供給すると同時に、空気中の浮遊細菌を除去することもできないか鋭意検討を重ねた結果、プラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させればよいことを見出し本発明をなすに至った。
【0016】
すなわち、本発明のイオン発生装置の大きな特徴の一つは、誘電体を挟んで対向する第1電極(以下内電極という)と第2電極(以下外電極という)間に交流電圧を印加することによりプラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させる点にある。内・外電極に交流電圧を印加することにより、プラスイオンとしてのH+( H2 O)n と、マイナスイオンとしてのO2 -( H2 O)mとが同時に発生し、これらが化学反応して活性種である過酸化水素(H22)及び/又は水酸化ラジカル(・OH)を生成し、空気中の浮遊細菌を除去するのである。
【0017】
イオン発生装置に印加する交流電圧を高くすれば、発生するプラスイオン、マイナスイオン量も増加するが、発生するオゾン量も同時に増加する。オゾンは人の健康上に必要なものではないから、その発生量は極力抑える必要がある。
【0018】
そこで、本発明のイオン発生装置の第二の大きな特徴は、外電極を網状電極、内電極を板状電極として用い、電極の長手方向の長さが、内電極の板状電極よりも外電極の網状電極を長くした点にある。このような構成によれば、プラスイオンとマイナスイオン量がそれぞれ、効率的にバランスよく発生させることができ、且つ、オゾンの発生をも抑えることができるのである。
【0019】
以下、本発明のイオン発生装置について図に基づき説明する。図1に、本発明のイオン発生装置の一実施態様を示す断面図を示す。図1のイオン発生装置1は、ガラス管(誘電体)2と、ガラス管2の内周面に密着するように配設した内電極3と、ガラス管2の外周面に密着するように配設した外電極4と、ガラス管2の両側端に嵌着された一対の栓部材5、6とを有し、栓部材5の中心に形成された孔20からガラス管2内にリード線7を挿入し内電極3に接続している。
【0020】
一方、外電極4にもリード線8が接続され、リード線7、8を介して交流電圧電源(不図示)から内電極3および外電極4に交流電圧が印加される。
【0021】
図1のイオン発生装置1では、誘電体2としてガラス管(商品名、「パイレックス」、外径20mm)を用いているが、これに限定されるものではなく、絶縁性を有するものであれば何でもよい。またその形状についても特に限定はなく、搭載する機器の形状、構造などから適宜決定すればよい。
【0022】
誘電体2が円筒体形状の場合、外径が大きいほど、また肉厚が薄いほど誘電体の静電容量が大きくなる。また、誘電体の静電容量が大きいほどイオンが発生しやすくなる。したがって、イオンの効率的発生のみを考えれば、誘電体の外径を大きくし、肉厚を薄くするのがよいといえる。しかし誘電体の外径を大きくすれば、発生するイオン量が増加すると同時にオゾン量も増加する。そこでオゾン量の増加を抑えながらイオン量を増加させる手段について検討した。図2〜図4に具体的データを示す。
【0023】
これらの図は、ガラス管2の大きさを決めるための実験データの一例で、外電極4と内電極3とも網目状電極にて実験を行った。
【0024】
内電極3の網目を40メッシュ、外電極4の網目を16メッシュとし、ガラス管2の肉厚を1.2mmとして、ガラス管2の外径を17mm、20mm、24mmと変化させたときの、マイナスイオン、プラスイオン、オゾンの印加電圧に対する濃度変化を図2から図4に示したものである。図2,3によれば、マイナスイオン及びプラスイオン濃度は印加電圧を上げると高くなり、また同じ印加電圧であれば管径が24mmものが17、20mmのものに比べ濃度は高くなっている。一方図4によれば、オゾン濃度は管径24mmのものが管径17、20mmのものに比べ格段に高い値を示している。管径を20mmから24mmとした場合のイオン濃度の増加量とオゾン増加量を比較した場合、オゾン増加量がイオン増加量よりはるかに大きい。したがって、オゾン量の増加を抑えながらイオン量を増加させるには、円筒体形状の誘電体の管径は20mm以下とすることが推奨される。
【0025】
また、内電極3の網目を40メッシュ、外電極4の網目を16メッシュとし、ガラス管2の外径を20mmとして、ガラス管2の肉厚を1.2mm、1.6mmとしたときの、マイナスイオン、プラスイオン、オゾンの印加電圧に対する濃度変化を図5、図6に示したものである。これらの図5、図6を比較すると、ガラス管2の肉厚が薄くした方がイオン濃度は格段に高くなり、また印加電圧による変動率も高くなっている。したがってガラス管2の肉厚は1.6mm以下とすることが推奨される。
【0026】
図1において、内電極3および外電極4として材質は、内電極3はステンレス鋼鈑、外電極4はステンレス鋼線を使用している。内電極3は一般に高圧電極と呼ばれ、SUS304またはSUS316からなるステンレス鋼鈑を使用している。他方、外電極4は一般にGND電極と呼ばれ、SUS316またはSUS304からなるステンレス鋼線を平織りした30メッシュの金網を使用している。
【0027】
次に、板状電極の内電極3、網状電極の外電極4について説明する。内電極3の板形状と、網状電極の外電極4のメッシュ数とイオン発生量との関係を示す。
【0028】
内電極3と外電極4ともに網状電極の場合のイオン発生装置では、内電極3と外電極4が互いに左右に位置のズレを生じると、プラスイオンが0.1〜18万N/cc、マイナスイオンが0.3〜18万N/ccとイオン量にバラツキが生じる。これは、内電極3と外電極4の網状電極の関係がガラス管2を介して点対点となり、放電力が低下しイオン発生量にバラツキが生じるためである。このため、安定したプラスイオンとマイナスイオン量を発生させるために、内電極3を板状電極、外電極4を網状電極とした構造でのイオン発生装置では、プラスイオンが40〜60万N/cc、マイナスイオンが40〜60万N/ccのイオン量が発生する。尚、内電極3、外電極4共に板状電極にすると、ほとんどイオン量の発生はない。
【0029】
次に内電極3の形状について説明をする。図12、13に示すように、円筒状の板状電極の端面が平坦な形状であると、板状電極の内電極3と網状電極の外電極4の関係がガラス管2を介して線対点となり、板状電極の内電極3の端面部における放電力が強くなる。更に、図に示すように、円筒状の板状電極の端面に角を形成した構造にすると、角部での放電がし易く、放電を発生させる場所が限定されるので安定して放電をする。
【0030】
次に、板状電極の内電極3と網状電極の外電極4の関係で、内電極3を板を円筒状で長さを60mm、ガラス管2の外径20mm肉厚1.6mmとし、外電極4の長さ60mmでメッシュを変えたときの、マイナスイオン、プラスイオンの濃度変化を図7に示したものである。図に示すように、外電極4のメッシュがイオン量の発生に大きく影響し、メッシュが小さいほどイオン量の発生が増加するが、穴のない板状電極の内電極3ではイオンの発生はない。
【0031】
また、板状電極の内電極3の長さと網状電極の外電極4の長さの関係で、外電極4の網目を16メッシュ長さ50mm、ガラス管2の外径を20mm肉厚を1.6mmとし、内電極3を板を円筒状にし長さを変えたときの、マイナスイオン、プラスイオンの濃度変化を図8、内電極3を板を円筒状にし長さ50mm、ガラス管2の外径を20mm肉厚を1.6mmとし、外電極4の網目を40メッシュにし長さを変えたときの、マイナスイオン、プラスイオンの濃度変化を図9に示したものである。図8、図9に示すように、板状電極の内電極3の長さと網状電極の外電極4の長さが同じ長さのときは、イオン発生量が低いが外電極4に対し、内電極3が短くなると、イオン量が増加する。但し、短かすぎると、イオン量は減少傾向にある。
【0032】
また、内電極3の長さに対し、外電極4の長さが短くなると、イオン量は多く発生するが、プラスイオンがマイナスイオンに比べ、極端に増加する傾向にあるので、内電極3の長さに対し、外電極4の長さを長くすることがポイントである。
【0033】
イオン発生量を安定して発生させる観点から、内電極3および外電極4をガラス管2に密着させる構造体である。内・外電極3、4をガラス管2に密着させるには、従来公知の方法を用いればよい。外電極4をガラス管2に密着させるには、例えば次のようにすればよい。図10を参照して、円筒としたときに針金が円筒の軸に対し45度の角度を有するように切断し、金網のほつれ防止するために4隅をスポット溶接した後、ロール加工して円筒とし、両側端を重ねて溶着して外電極4を作製する。このとき、作製した外電極4の内径はガラス管2の外径よりも小さくしておく。そして軸線方向(図では上下方向)から外電極4に力を加え、外電極4を軸方向に圧縮する。すると、外電極4は半径方向に広がるので、この間にガラス管2を外電極4に挿入する。そして加えていた力を緩めると、外電極4は元の状態に戻ろうとして軸方向に伸びる結果、半径方向に縮む。これにより、外電極4はガラス管2にぴったりと密着する。
【0034】
外電極をガラス管に密着させる他の方法としては、図11を参照して、円筒状の外電極4の軸線方向に、半径方向の外方に断面V字状のリブ21を設けるとともに、外電極4の内径をガラス管2の外径よりも小さくしておく。そして、この外電極4にガラス管2を圧入していくと、V字状のリブ21の2辺からなる挟角が広がって外電極4の内径が大きくなるので、外電極4にガラス管2を挿入できるようになる。ガラス管2を外電極4に挿入した後、V字状のリブ21には元の状態の戻ろうとする力が生じるので外電極4とガラス管2は良好に密着する。
【0035】
一方、内電極3の板状電極としては、例えば次のようにすればよい。図12に示すように、板状電極をプレス加工にて略四角形STUVのブランク抜きを行う。ここで、辺STと辺UVは平行で、角度T=角度V=90°、角度Sは鋭角、角度Vは鈍角とする。辺STと辺UVが円筒軸と平行になるように、ロール加工して円筒とし、作製した内電極3の外径はガラス管2の内径よりも大きくしておく。このとき、内電極3の両側端(辺STと辺UV)は溶着せず自由端としておく。円筒状にした形状は、辺TUに相当する側の端面部は略平坦で、他方側は、鋭角の角Sが鈍角の角Vより外側に飛出した形状になる。
【0036】
また、全ての角が90度でない鈍角、鋭角を組み合わせた形状、例えば図13に示すように、台形状WXYZにてのブランク抜きのプレス加工し、平行辺(WXおよびZY)が円筒軸と平行になるようにロール加工して円筒とし、作製した内電極3の外径はガラス管2の内径よりも大きくしておく。ここで角度Wと角度Xは鈍角、角度Yと角度Zは鋭角とする。内電極3の両側端は溶着せず自由端(辺WXと辺ZY側)としておく。円筒状にした形状は、二つ鋭角がなすY,Zが外側に飛出した形状になる。
【0037】
全ての角が90度でない形状は、三角、四角、五角、六角などの円に近い形状まであり、円筒状にロール加工した後に、端面部より一つ以上の角が飛出した形状であればよい。
【0038】
円筒状にロール加工した板状の内電極3の接線方向に力を加えて、いわば筒を丸め込むようにして、ガラス管2の内径(D)よりも大きめにした内電極3の外径dを、ガラス管2の内径よりも小さな径(D−α)とし、内電極3をガラス管2に挿入する。挿入後、接線方向に加えていた力を開放すると、元の状態に戻ろうとする力により内電極3はガラス管2の内周面に密着する。
【0039】
このように、平板をロール加工して円筒状にしたときに、円筒の端面部より一つ以上の角が飛出し形状と、外電極4より内電極3の長手方向の寸法を短くしたことにより、板状の内電極3の一つの角周辺部から高圧交流が、網状の外電極4の広い面に対して放電されるので、調和のとれたプラスイオンとマイナスイオン量が発生するが、外電極4より内電極3の長手方向の寸法を長くすると、板状の内電極3の一つの角周辺部から高圧交流が、網状の外電極4の面に対して局部的に放電されるので、プラスイオンとマイナスイオン量がそれぞれバランスが崩れ、プラスイオン量の発生が多くなる。
【0040】
また、内電極3とガラス管2の密着度を上げる方法としては、平板を所定の寸法にプレス加工し、更に、作製した内電極3の外径がガラス管2の内径よりも大きくしてロール加工して円筒状に作製する。このとき、内電極3の両側端は溶着せず自由端としておく。円筒状にロール加工したときに、両側端部の重なり部分は、最低でも面状の重なり部分をもち、重なり部分の最大は円周の1/2以下にするのが好ましく、ガラス管2の内面の円周長さより重なりあう部分をプラスした長さの寸法で加工される。
【0041】
このように、ガラス管2の内面の円周長より重なりあう部分をプラスした長さの寸法で円筒状にロール加工した板状の内電極3を筒を丸め込むようにして、更に細い円筒状にしてガラス管2内に挿入し、内電極3を開放すると、元の状態に戻ろうとする力が内電極3に働き、重なり部分が多いために、より内電極3が外側に拡がろうとしてガラス管2の内周面に密着する効果が大きい。
【0042】
上述の実施形態の他に、図14に示すように、板に複数の穴3aを形成し、穴の周囲に突起部3bを設けた形状にプレス加工し、穴3aの突起部3bがガラス管2側に面するように、ロール加工して円筒状にし、作製した内電極3の外径はガラス管2の内径よりも大きくしておく。このとき、内電極3の両側端は溶着せず自由端としておく。円筒状にした形状の穴3aの突起部3bがガラス管2の内面側になるようにロール加工をする。
【0043】
円筒状にロール加工した平板状の内電極3に力を加えて、いわば筒を丸め込むようにして、ガラス管2の内径(D)よりも大きくしていた内電極3の外径dを、ガラス管2の内径よりも小さな径(D−α)とし、内電極3をガラス管2に挿入する。挿入後、内電極3の力を開放すると、元の状態に戻ろうとして内電極3はガラス管2の内周面に密着する。
【0044】
このことにより、板状電極の内電極3と網状電極の外電極4の関係がガラス管2を介して複数の面対点となり、面における放電力が強く、突起部での放電がし易く、放電を発生させる場所が限定されるので安定して放電をする。
【0045】
図1において、栓部材5、6は円盤状をなし、一方面側のガラス管2の側端が嵌着する周溝23が形成されている。そして栓部材5、6の側面には、イオン発生装置1を取り付けるための外周溝24が形成されている。また栓部材5、6の中心には薄膜が形成された孔20が設けられており、この薄膜にはリード線7を通す際に容易に破れるような加工処理がなされている。
【0046】
また、栓部材5、6に形成する周溝23の幅としては、栓部材5、6をガラス管2に強力に嵌着する観点からガラス管2の肉厚よりも若干薄くするのが望ましい。
【0047】
栓部材5、6の材質としては特に限定はないが、ガラス管2の側端に嵌着しやすく、またガラス管2を容易に密封できることから、ゴムなどの弾性部材が好ましい。弾性部材の中でも、イオン発生装置で発生する虞があるオゾンに対して耐久性があることからEPDMがより好ましい。
【0048】
内・外電極に接続するリード線7,8としては、特に限定はなく従来公知のものが使用できるが、耐オゾン性に優れている点でステンレス鋼線をポリフッ化エチレン系樹脂で被覆したものが好適である。
【0049】
特に、リード線7を平板の内電極3にスポット溶接をするときには、板厚に関係し、薄ければスポット溶接時に穴があく虞があり、反面、ロール加工時には、板厚が分厚くなるとロール加工や加工後のガラス管への挿入がやり難く、実験を重ねた結果、下記の表1のとおり、板厚は0.05〜0.08mmがよい結果が得られ、0.08mmで実施している。
【0050】
【表1】
Figure 0004071926
【0051】
ガラス管2を挟んだ内電極3と、外電極4とがずれないことが望ましい。内電極3と外電極4の位置がずれていると、電極に電圧を印加したときに電気容量に損失が生じるからである。なお、ここでいう「位置のずれ」とは、左右方向のずれを意味する。
【0052】
内電極3と外電極4の位置のずれで、両電極が左右に5mmずれた場合に電気容量が位置にずれがない場合に比べ約6.7%も電気容量を損失する。そのため、イオン発生装置において、網状電極の外電極をガラス管に挿入した後に、治具で位置決めをし、図1に示すように、弾力性のあるバンド9で網状電極の外電極の左右の端部を固定する。また、板状の内電極は、金属板の端面部でガラス管の内面を押えるようになり、内電極3と外電極4の位置のずれが生じ難くなる。
【0053】
図1のイオン発生装置1は、例えば次のようにして組み立てることができる。リード線7を予め溶着した内電極3をガラス管2の内側に、位置決め治具で所定位置に挿入する。そしてリード線7の自由端を栓部材5の孔20に挿通させながら、ガラス管2の一方の側端に栓部材5を嵌着する。次に、リード線8を予め溶着した外電極4をガラス管2の外側に装着し、治具で位置決めをして弾性力のあるバンド9で外電極4の左右の端部を固定し、ガラス管2のもう一方の側端に栓部材6を嵌着する。
【0054】
次に本発明のイオン発生装置を搭載した空気清浄機について説明する。本発明の空気清浄機の大きな特徴は、前記説明したイオン発生装置を搭載している点にある。これにより室内の空気を浄化する本来の作用に加えて、空気中の浮遊細菌を除去することができるのである。以下、図を参照しながら説明する。
【0055】
図15および図16は、本発明の空気清浄機の一実施態様を示す外観斜視図および分解斜視図である。空気清浄機は、ベース51の上に固着された本体50と、本体50の前側に形成された収納部52に収納されるフィルタ53と、収納されたフィルタ53を覆う前カバー54と、本体50の後側を覆う後カバー55(図18に図示)とを備えている。
【0056】
フィルター53は前面から順に、プレフィルター56、脱臭フィルター57、集塵フィルター58から構成されている。プレフィルター56では空気清浄機に吸引された空気中の塵や埃を捕集する。プレフィルター56の材質としては例えば空気抵抗の大きいポリプロピレン製がよい。脱臭フィルター57は、長方形状の枠にポリエステル製の不織布を取付、その上に活性炭を均一に分散して配設し、そしてその上にポリエステル製の不織布を取り付けた3層構造をなしている。このような構造により、アセトアルデヒドやアンモニア、酢酸など空気中の臭い成分を吸着除去する。集塵フィルター58は、電石加工したメルトブロー不織布(「トレミクロン」東レ社製)と骨材(ポリエステル/ビニロン系不織布)とからなる濾材を折り畳み、その上・下面に抗菌シートを熱圧着し、これを枠体に挿入した後、枠体を溶着したものである。この集塵フィルター58では空気中の小さな塵や埃を捕集する。
【0057】
前カバー54、平面視中央が僅かに凸となるような湾曲を有し、正面視中央部には室内の空気を吸い込むための吸込口59が形成されている。前カバー54は本体50から一定距離をおいて本体50に係止され、前カバー54と本体50の間隙は室内の空気を吸い込む側面吸込口60となる。
【0058】
次に、本体50の斜視図を図17に示す。本体50は縦長の直方体形状をなし、前面中央部にはフィルター53を収納するための略矩形状に内側に凹んだ収納部52を有し、収納部52の底面中央部には放射状の長孔からなる通風口61が形成されている。さらに通風口61の中心には、モータ62(図19に図示)を取り付けるための凹部がさらに形成され、凹部の背面側にはファン64(図19に図示)がモータ62の回転軸に取り付けられる。本体50の前面上部には、電源スイッチや風量、タイマー、運転モード切換スイッチ、運転状況表示ランプなどが設けられた操作部65と、イオン発生装置1の作動状態を視認するための視認窓66が形成されている。
【0059】
空気清浄機の背面斜視図を図18に示す。後カバー55の上部の傾斜面に、多数のスリット穴を配列した吹出口67が形成され、左上部の傾斜面には、多数のスリット穴を配列したイオン吹出口68が形成されている。また後カバー55の上部中央には矩形状凹部からなる取っ手69、背面部の4隅には壁かけ用の係止部70が設けられている。
【0060】
空気清浄機の側断面図を図19に示す。モータ62によってファン64が回転すると、前カバー54の吸込口59および側面吸込口60から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気はフィルター53を通ってファン64に至り、ここで上方向に流れを変えて吹出口67へ向かう。途中、本体50の上部(正面右上部)に取り付けられたイオン発生装置1へ至るバイパス通路71が形成されており、排出される空気の一部はこのバイパス通路71を通ってイオン発生装置1に導かれる(図20参照)。イオン発生装置1に導かれた空気の一部は、イオン発生装置1によりマイナスイオンとプラスイオンに分解され、イオン吹出口68からはマイナスイオン・プラスイオンを含んだ空気が排出される。
【0061】
バイパス通路71およびイオン発生装置1の部分拡大図を図21に示す。通路口72はファン64の回転方向に向かって開口し、ファン64により送られる空気の一部は、通路口72からバイパス通路71に取り込まれる。バイパス通路71は、直進(ファン回転方向)した後、空気清浄機の正面方向に向きを変え、イオン発生装置1の下を潜って上方向にさらに向きを変えてイオン発生装置1に至る経路からなる。
【0062】
図17において、イオン発生装置1に対向する本体正面部には、イオン発生装置1の作動状態を外から視認できるように視認窓66が設けられている。そして視認窓66の表面には、機内から空気が漏れ出さないように保護カバー73が取り付けられている。この保護カバー73は、視認窓66を含め本体50の前面すべてを保護する(収納部を除く)、収納部52に相当する部分を開口としたシート状の形状がよい。例えば、材料として透明の樹脂材料を使用し、メタリックシルバー色を裏面に塗布やシルク印刷をすれば、正面から見たときに重厚感を与えるようになる。
【0063】
次に、空気清浄機の運転についてその一例を説明する。まず、操作部65の電源スイッチを「入」にすると、自動運転モードで運転が開始される。モータ62によりファン64が回転し、前カバー54の吸込口59および側面吸込口60から機内に空気が吸い込まれる。そして、プレフィルター56で空気中の大きい塵や埃が捕集され、脱臭フィルター57で臭気成分が吸着除去され、集塵フィルター58で小さな塵や埃が捕集される。フィルター53で塵、埃、臭気を除去された空気は、ファン64により吹出口67から機外へ排出され、一部は通路口72からパイバス通路71を経てイオン発生装置1に送られる。
【0064】
イオン発生装置1では、空気清浄機の運転開始から約1.75Vの交流電圧が印加されている。ここで空気からマイナスイオンとプラスイオンが生成される。このときの各濃度は、マイナスイオン・プラスイオン濃度が2万個/ccである。イオン発生装置で同時に生成したマイナスイオンとプラスイオンの作用で空気中の浮遊細菌が除去される。発明者による実験によれば細菌の除去率は、運転を開始してから2時間後で86%、4時間後で93%、20時間後で99%であった。
【0065】
本発明のイオン発生装置を搭載する商品として、ここで説明した空気清浄機以外に、空気調和機、除湿機、加湿器などの空調機器に搭載できる。
【0066】
【発明の効果】
本発明のイオン発生装置は、誘電体と、該誘電体を挟んで対向する第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極と前記第2電極との間に交流電圧を印加することによりプラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させるイオン発生装置であって、前記第1電極は板状電極とし、第2電極は網状電極とし、両電極の長手方向の長さが第1電極よりも第2電極を長くしたので、電極の設置位置が多少ずれた場合や量産によるばらつきによって電極間の絶縁距離が安定しない場合であっても、電極間の絶縁距離を略一定とすることとなり安定した放電状態を得ることができる。しかも、交流電圧の印加によって発生するイオン中のプラスイオン濃度が過剰と成ることがなく、プラスイオンとマイナスイオンの濃度のバランスを良好な状態で発生させることができる。さらにまた、第1電極は円筒状にロール加工して誘電体の内周面に添わすよう嵌装され、そのロール面の両側端がオーバーラップして重なり合うようにしたので、円筒状の誘電体との密着が良くなり、安定したプラスイオンとマイナスイオンを発生することができる。
【0073】
そして、本発明は、前記板状電極が、平板に穴を複数個以上設け、穴の周辺部に突起が、前記誘電体側に形成したことで、バラツキにないプラスイオンとマイナスイオンを量を同時に発生させ、さらに、プラスイオンとマイナスイオン量がそれぞれ、効率的にバランスよく安定して発生させることができる。
【0074】
また、本発明によれば、前記のイオン発生装置を搭載したことを特徴とする空気清浄機などの室内空気制御装置よりプラスイオンとマイナスイオンを同時に放出し、空気中の浮遊細菌を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイオン発生装置の一実施態様を示す断面図である。
【図2】誘電体の外径とマイナスイオン濃度との関係を示す図である。
【図3】誘電体の外径とプラスイオン濃度との関係を示す図である。
【図4】誘電体の外径とオゾン濃度との関係を示す図である。
【図5】誘電体の肉厚とプラスイオン・マイナスイオン・オゾン濃度との関係を示す図である。
【図6】誘電体の肉厚とプラスイオン・マイナスイオン・オゾン濃度との関係を示す図である。
【図7】外電極の網目とプラスイオン・マイナスイオン濃度との関係を示す図である。
【図8】内電極の長さとプラスイオン・マイナスイオン濃度との関係を示す図である。
【図9】外電極の長さとプラスイオン・マイナスイオン濃度との関係を示す図である。
【図10】外電極をガラス管に密着させる手段の一例を示す図である。
【図11】外電極をガラス管に密着させる手段の他の例を示す図である。
【図12】内電極をガラス管に密着させる手段の一例を示す図である。
【図13】内電極をガラス管に密着させる手段の他の例を示す図である。
【図14】内電極の他の実施形態の内電極をガラス管に密着させる手段の例を示す図である。
【図15】本発明のイオン発生装置を搭載した空気清浄機の外観斜視図である。
【図16】図15の空気清浄機の分解斜視図である。
【図17】図15の空気清浄機の本体の斜視図である。
【図18】図15の空気清浄機の裏側斜視図である。
【図19】図15の空気清浄機の側断面図である。
【図20】図15の空気清浄機の空気の流通路を示す図である。
【図21】図15の空気清浄機のイオン発生装置への空気通路を示す図である。
【符号の説明】
1 イオン発生装置
2 ガラス管(誘電体)
3 内電極(板状)、第1電極
4 外電極(網状)、第2電極
5、6 栓
7、8 リード栓
9 バンド
50 本体
53 フィルタ
54 前カバー
56 プレフイルター
57 脱臭フィルター
58 集塵フィルタ−
59 吸込口
60 側面吸込口
64 モータ
65 操作部
67 吹出口
68 イオン吹出口
71 バイパス通路
72 通路口

Claims (6)

  1. 誘電体と、該誘電体を挟んで対向する第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極と前記第2電極との間に交流電圧を印加することによりプラスイオンとマイナスイオンとを同時に発生させるイオン発生装置であって、前記第1電極は板状電極とし、第2電極は網状電極とし、両電極の長手方向の長さが第1電極よりも第2電極を長くし、
    前記誘電体が円筒状に形成され、該誘電体の内周面に円筒状に形成された板状の第1電極が密着され、また、前記誘電体の外周面に網状の第2電極が密着され、
    前記第1電極は、円筒状にロール加工して前記誘電体の内周面に添わすよう嵌装され、そのロール面の両側端がオーバーラップして重なり合うようにしたことを特徴とするイオン発生装置。
  2. 前記第1電極は、円筒状にロール加工して前記誘電体の内周面に添わすよう嵌装され、そのロール面の両側端が自由端とされたことを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 前記円筒状の第1電極の端面に角を形成したことを特徴とする請求項2に記載のイオン発生装置。
  4. 前記第1電極が、板に穴を複数個設け、穴の周辺部に突起を形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のイオン発生装置。
  5. 前記穴の周辺部の突起は、前記誘電体側に形成したことを特徴とする請求項4に記載のイオン発生装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のイオン発生装置を搭載したことを特徴とする室内空気制御装置。
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