JP4071198B2 - 折り畳み傘のグリップハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み傘の改良、更に詳しくは、手に馴染んで持ち易く、省力的に傘本体を保持することができ、しかも、不使用時に収納袋内にしまう際にも確実に掛止することができる機能的な折り畳み傘のグリップハンドルに関するものである。
周知のとおり、折り畳み傘は、曇天の空模様で降雨のおそれがある場合において、通常の傘に比べて嵩張らず、バッグ等に手軽に携帯できることから、非常に重用されているアイテムの一つである。
ところで、従来の折り畳み傘の持手部分たるグリップハンドルは、携帯性を維持するために、不可避的に小さ目のサイズにする必要があるなど、設計上にいくらかの制約が生じる。このように、機能性を反映した設計が優先されると、使用者の使い勝手などは等閑になってしまい、実際、かかる形状では、掌中への収まりが悪く、傘を安定的に差すために、使用者がしっかりと握り締めていなければならず、無用な力が要り、持っているだけでもすぐに手が疲れてしまうという不満がある(例えば、特許文献1参照)。
一方、不使用時には、通常、傘を折り畳んで収納袋にしまっておくけれども、この際、収納袋に確実にしまい込むことができずに、傘が収納袋から簡単に出してしまうと、濡れたままの状態にあっては非常に不都合である。
特開2002−262914号公報 (第4頁、図4)
本発明は、従来の折り畳み傘に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、手に馴染んで持ち易く、省力的に傘本体を保持することができ、しかも、不使用時に収納袋内にしまう際にも確実に掛止することができる機能的な折り畳み傘のグリップハンドルを提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、伸縮自在な支軸1と親骨2・2…とを備えて構成され、これら親骨2・2…が折屈して折り畳みが可能な折り畳み傘における把持部分であって、
当該親骨2・2…の各折屈先端部21・21…に配設されたツメ部材21a・21a…を束ねてグリップハンドル3の基端部31に形成された引掛け溝31aに掛止可能であって、かつ、先端
部32から基端部31側に亙って周径が逓増するとともに、当該先端部32が外向きに弯曲せるテーパーフランジ状に形成されており、
このグリップハンドル3の先端部32の弯曲形状に延成して前記基端部31近傍の細括部に連接せる把手ベルト33が輪奈状に止着されて拡開状態に保持されており、
略鉛直に縦立せしめて把持したとき、重心から鉛直方向にかかる荷重を当該テーパーフランジ部分の接触曲面によって広面積かつ均等に受けることができる一方、
折り畳んだ状態において、基端部31のテーパーフランジ部分の細括部が収納袋4の口部に配設された留め具41を掛止して巻き止められ、傘本体を当該収納袋4内に確実に収容することができるようにするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、収納袋4の口部に配設された留め具41として複数のスナップボタンが外周上に沿って列設されており、止着位置調節機能および装飾機能を付与するという技術的手段を採用した。
本発明にあっては、グリップハンドルの形状を先端部から基端部側に亙って周径が逓増するテーパーフランジ状に形成したことによって、折り畳み傘を差す際に、略鉛直に縦立せしめて把持したとき、重心から鉛直方向にかかる荷重を当該テーパーフランジ部分の接触曲面によって広面積かつ均等に受けることができることから、掌中にフィットして馴染み易く、手に受ける重みを分散させることにより、余分な力を入れなくとも、確実に保持して安定的に傘を差すことができるのである。
また、かかる形状によっては、折り畳み傘を折り畳んだ状態において、基端部31のテーパーフランジ部分の細括部が収納袋の口部に配設された留め具41を掛止して巻き止めることができる。従って、傘本体を収納袋内に確実に収容することができることから、非常に機能的であって使い勝手が良く、折り畳み傘としての実用的利用価値を頗る高めるものであると云える。
本発明の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
本発明の実施形態を図1から図4に基いて説明する。図中、符号1で指示するものは支軸であり、この支軸1は略中間部位が伸縮自在に継合された軸芯部材である。また、符号2で指示するものは親骨であり、この親骨2は略中央で折屈可能であって、張り布を張支している。
符号3で指示するものはグリップハンドルであり、このグリップハンドル3の基端部31には引掛け溝31aが形成され、かつ、先端部32から基端部31側に亙って周径が逓増するテーパーフランジ状に形成されている。そして、符号4で指示するものは傘本体を収容する収納袋であり、この収納袋4の口部に留め具41が配設されている。
しかして、本実施形態にあっては、図1に示すように、伸縮自在な支軸1と親骨2・2…とを備えて構成され、これら親骨2・2…が折屈して折り畳みが可能な折り畳み傘における把持部分であるグリップハンドルに以下のような特徴を有している。
まず、従前の折り畳み傘と同様に、前記親骨2・2…の各折屈先端部21・21…に配設されたツメ部材21a・21a…を束ねてグリップハンドル3の基端部31に形成された引掛け溝31aに掛止可能である。そして、先端部32から基端部31側に亙って周径が逓増するテーパーフランジ状に形成されている(図2参照)。
このような形状に作製したことにより、当該折り畳み傘を差す際に、略鉛直に縦立せしめて把持したとき、重心から鉛直方向にかかる荷重を当該テーパーフランジ部分の接触曲面によって広面積かつ均等に受けることができる。
従って、掌中にフィットして馴染み易く、手に受ける重みを分散させることにより、余分な力を入れなくとも、確実に保持して安定的に傘を差すことができるのである(図3参照)。
更にまた、本実施形態のグリップハンドルが有する特徴の一つとしては、折り畳み傘を折り畳んだ状態において、基端部31のテーパーフランジ部分の細括部が収納袋4の口部に配設された留め具41を掛止して巻き止めることができることにある。従って、傘本体を当該収納袋4内に確実に収容することができるのである。
なお、本実施形態では、グリップハンドル3の先端部32には把手ベルト33を配設することができ、持ち運びに便利であり、また、デザイン的にもアクセントとなり得る。
更にまた、本実施形態では、収納袋4の口部に配設された留め具41として複数のスナップボタンを外周上に沿って列設することができる。このスナップボタンとしては、オス部品とメス部品とから成る従来品を採用することができ、図4に示すように、オス部品の突起部分が外面側になるようにして列設することによって、止着位置調節機能を付与することができるとともに、装飾機能をも付与することができるのである。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、収納袋4の口部に配設された留め具41としてはスナップボタンに限らず、ベルクロ式ファスナーなどを採用することも可能であり、本発明の技術的範囲に属する。
本発明の実施形態のグリップハンドルを備えた折り畳み傘を表わす全体斜視図である。 本発明の実施形態の折り畳み傘を折り畳んだ状態を表わす斜視図である。 本発明の実施形態の折り畳み傘の使用状態を表わす部分斜視図である。 本発明の実施形態の折り畳み傘を収納袋に収容した状態を表わす全体斜視図である。
符号の説明
1 支軸
2 親骨
21 折屈先端部
21a ツメ部材
3 クリップハンドル
31 基端部
31a 引掛け溝
32 先端部
33 把手ベルト
4 収納袋
41 留め具

Claims (2)

  1. 伸縮自在な支軸と親骨2・2…とを備えて構成され、これら親骨2・2…が折屈して折り畳みが可能な折り畳み傘における把持部分であって、
    当該親骨2・2…の各折屈先端部21・21…に配設されたツメ部材21a・21a…を束ねてグリップハンドルの基端部31に形成された引掛け溝31aに掛止可能であって、かつ、先端部32から基端部31側に亙って周径が逓増するとともに、当該先端部(32)が外向きに弯曲せるテーパーフランジ状に形成されており、
    このグリップハンドル(3)の先端部(32)の弯曲形状に延成して前記基端部(31)近傍の細括部に連接せる把手ベルト(33)が輪奈状に止着されて拡開状態に保持されており、
    略鉛直に縦立せしめて把持したとき、重心から鉛直方向にかかる荷重を当該テーパーフランジ部分の接触曲面によって広面積かつ均等に受けることができる一方、
    折り畳んだ状態において、基端部31のテーパーフランジ部分の細括部が収納袋の口部に配設された留め具41を掛止して巻き止められ、傘本体を当該収納袋内に確実に収容することができることを特徴とする折り畳み傘のグリップハンドル。
  2. 収納袋の口部に配設された留め具41として複数のスナップボタンが外周上に沿って列設されており、止着位置調節機能および装飾機能を具備したことを特徴とする請求項記載の折り畳み傘のグリップハンドル。
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