JP4069486B2 - 記憶回路制御装置およびグラフィック演算装置 - Google Patents

記憶回路制御装置およびグラフィック演算装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば、テクスチャデータを記憶した記憶回路の記憶領域を効率的に使用できる記憶回路制御装置およびその方法と、グラフィック演算装置およびその方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
種々のCAD(Computer Aided Design) システムや、アミューズメント装置などにおいて、コンピュータグラフィックスがしばしば用いられている。特に、近年の画像処理技術の進展に伴い、3次元コンピュータグラフィックスを用いたシステムが急速に普及している。
このような3次元コンピュータグラフィックスでは、マトリクス状に画素(ピクセル)を配置したCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイに表示を行なうとき、レンダリング(Rendering) 処理を行なう。
このレンダリング処理は、各画素の色データを計算し、得られた色データを、当該画素に対応するディスプレイバッファ(フレームバッファ)に書き込む。レンダリング処理の手法の一つに、ポリゴン(Polygon)レンダリングがある。この手法では、立体モデルを三角形の単位図形(ポリゴン)の組み合わせとして表現しておき、このポリゴンを単位として描画を行なうことで、表示画面の色を決定する。
【0003】
このようなポリゴンレンダリングを用いた3次元コンピュータグラフィックシステムでは、描画時に、テクスチャマッピン処理が行なわれる。このテクスチャマッピング処理は、三角形を単位として、イメージパターンを示すテクスチャデータをテクスチャバッファから読み出し、この読み出したテクスチャデータを立体モデルの表面に張り付け、リアリティの高い画像データを得るためのものである。
【0004】
このテクスチャマッピング処理では、以下に示すように、イメージデータに応じたイメージを映し出す画素を特定する2次元のテクスチャアドレスを算出し、これをテクスチャアドレスを用いて、テクスチャバッファに記憶されたテクスチャデータを参照する。
具体的には、先ず、三角形の各頂点の同次座標(s,t)および同次項qを示す(s1 ,t1 ,q1 ),(s2 ,t2 ,q2 ),(s3 ,t3 ,q3 )から、三角形の内部の各画素の(s,t,q)を線形補間して求める。
ここで、同次項qは、簡単にいうと、拡大縮小率を示している。
【0005】
次に、各画素について、除算により、(s/q,t/q)を算出し、s/qおよびt/qのそれぞれにテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じてテクスチャ座標データ(u,v)を生成する。
次に、テクスチャ座標データ(u,v)を、テクスチャバッファ上のテクスチャアドレス(U,V)に変換し、このテクスチャアドレス(U,V)を用いて、テクスチャバッファからテクスチャデータを読み出す。
【0006】
上述した3次元コンピュータグラフィックシステムでは、テクスチャバッファをテクスチャアドレス(U,V)を用いて直接参照ができるように、テクスチャバッファの記憶領域に、テクスチャデータをU,V座標系に対応する2次元的な配置で記憶する場合がある。すなわち、2次元のテクスチャアドレス(U,V)を直接用いて、テクスチャバッファに記憶されたテクスチャデータにアクセスすることがある。この方法によれば、テクスチャデータにアクセスを行なう際の処理を簡単化できる。
しかしながら、この方法では、複数の種類のテクスチャデータをテクスチャバッファに記憶する場合に、記憶しようとするテクスチャデータのサイズと空き領域のサイズとの関係で、図10に示すように、有効に活用できない空き領域が生じ、記憶領域を効率的に利用ができないという問題がある。
【0007】
例えば、図10に示すように、U,V方向のアドレス長が異なる複数のテクスチャデータ400,401,402,403,406を、テクスチャアドレス(U,V)によって直接参照できるようにテクスチャバッファのアドレス空間に記憶すると、記憶しようとするテクスチャデータの2次元的なサイズと空き領域の2次元的なサイズとの関係で、テクスチャデータを記憶できない空き領域410,411が生じてしまう。
【0008】
その結果、記憶するテクスチャデータのデータ量に比べて、非常に大きな記憶容量を持つテクスチャバッファを用いる必要があり、システムが大規模化および高価格化するという問題がある。
【0009】
そのため、従来では、テクスチャバッファの記憶領域を効率的に利用するために、「物理アドレスA = V×(テクスチャの幅)+U」に基づいて、2次元のテクスチャアドレス(U,V)から1次元の物理アドレスAを算出し、この物理アドレスAを用いて、テクスチャバッファにアクセスを行なっている。このようにすることで、図11に示すように、テクスチャバッファの記憶領域に空き領域をつくることなく、テクスチャデータを記憶できる。
なお、「テクスチャの幅」は、テクスチャバッファのアドレス空間における、U方向のアドレス長を示している。
【0010】
図12は、従来の3次元コンピュータグラフィックシステムの部分構成図である。
図12に示すように、テクスチャマッピング装置101に内蔵されたアドレス変換装置104において、上述したように、三角形の頂点の(s1 ,t1 ,q1 ),(s2 ,t2 ,q2 ),(s3 ,t3 ,q3 )から、各画素の物理アドレスAが算出される。そして、当該算出された物理アドレスAを用いて、テクスチャバッファ102からテクスチャマッピング装置101にテクスチャデータ(R,G,B,α)が読み出され、このテクスチャデータ(R,G,B,α)が立体モデルの表面に対応する画素に張り付けられ、描画データS101が生成される。この描画データS101は、ディスプレイバッファ103に書き込まれる。
【0011】
また、高速な3次元コンピュータグラフィックシステムでは、例えば、図13に示すように、それぞれアドレス変換装置1041 〜104n を内蔵したn個のテクスチャマッピング装置1011 〜101n を備え、n個の画素について、テクスチャマッピング処理が同時に並行して行なわれ、描画データS1011 〜S101n がディスプレイバッファに同時に書き込まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した3次元コンピュータグラフィックシステムでは、上述したように「物理アドレスA = V×(テクスチャの幅)+U」を用いて、2次元のテクスチャアドレス(U,V)から、1次元の物理アドレスAを生成するときに、「テクスチャの幅」に応じた乗算を行なう大規模な乗算回路が必要になる。その結果、システムが大規模化してしまうという問題がある。
特に、図13に示すような、複数のテクスチャマッピング装置1011 〜101n を備えた場合には、回路規模の問題は深刻になる。
【0013】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、小規模な回路構成で、テクスチャバッファの記憶領域を効率的に使用できる記憶回路制御装置およびグラフィック演算装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、テクスチャバッファの記憶領域を効率的に使用できる記憶回路制御方法およびグラフィック演算方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、マトリクス状に配置された複数の画素の色データを示す2次元画像データを記憶回路に記憶し、前記複数の画素の2次元配置に対応した2次元アドレス(U,V)を用いて前記記憶回路に記憶された前記2次元画像データにアクセスを行う記憶回路制御装置において、
n(nは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)のUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)の前記Vアドレスとのそれぞれを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成するアドレス生成手段と、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路にアクセスを行うデータアクセス手段とを有し、
前記整数mが、(n−1)である場合に、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
記憶回路制御装置が提供される。
【0015】
また本発明によれば、立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算装置において、
複数のテクスチャデータを記憶した記憶回路と、前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段とを有し、
前記整数nと前記整数mとが等しく、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算装置が提供される。
【0016】
本発明によれば、立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算装置において、
複数のテクスチャデータを記憶した記憶回路と、前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段とを有し、
前記整数mが、(n−1)である場合に、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算装置が提供される。
【0017】
本発明によれば、ディスプレイに表示する形状を表現する基本単位となる単位図形に張り合わせるイメージデータであるテクスチャデータを記憶する記憶回路と、
前記単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)データ、同次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダリングデータを生成するポリゴンレンダリングデータ生成手段と、前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間して、前記単位図形内に位置する画素の補間データを生成する補間データ生成手段と、前記補間データに含まれる前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段とを有し、
前記整数nと前記整数mとが等しく、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算装置が提供される。
【0018】
また本発明によれば、ディスプレイに表示する形状を表現する基本単位となる単位図形に張り合わせるイメージデータであるテクスチャデータを記憶する記憶回路と、前記単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)データ、同次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダリングデータを生成するポリゴンレンダリングデータ生成手段と、前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間して、前記単位図形内に位置する画素の補間データを生成する補間データ生成手段と、前記補間データに含まれる前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段とを有し、
前記整数mが、(n−1)である場合に、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算装置が提供される。
【0019】
本発明によれば、マトリクス状に配置された複数の画素の色データを示す2次元画像データを記憶回路に記憶し、前記複数の画素の2次元配置に対応した2次元アドレス(U,V)を用いて前記記憶回路に記憶された前記2次元画像データにアクセスを行う記憶回路制御方法において、
n(nは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)のUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)の前記Vアドレスとのそれぞれを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路にアクセスを行う記憶回路制御方法であって、
前記整数mが、(n−1)である場合に、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
記憶回路制御方法が提供される。
【0020】
本発明によれば、立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算方法において、
複数のテクスチャデータを記憶回路に記憶し、前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成し、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるグラフィック演算方法であって、
前記整数nと前記整数mとが等しく、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算方法が提供される。
【0021】
また本発明によれば、立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算方法において、
複数のテクスチャデータを記憶回路に記憶し、前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成し、前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるグラフィック演算方法であって、
前記整数mが、(n−1)である場合に、
kを、0<k<(n−1)の整数とし、
前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
グラフィック演算方法が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本実施形態においては、家庭用ゲーム機などに適用される、任意の3次元物体モデルに対する所望の3次元画像をCRTなどのディスプレイ上に高速に表示する3次元コンピュータグラフィックシステムについて説明する。
図1は、本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステム1のシステム構成図である。
3次元コンピュータグラフィックシステム1は、立体モデルを単位図形である三角形(ポリゴン)の組み合わせとして表現し、このポリゴンを描画することで表示画面の各画素の色を決定し、ディスプレイに表示するポリゴンレンダリング処理を行うシステムである。
また、3次元コンピュータグラフィックシステム1では、平面上の位置を表現する(x,y)座標の他に、奥行きを表すz座標を用いて3次元モデルを表し、この(x,y,z)の3つの座標で3次元空間の任意の一点を特定する。
【0027】
図1に示すように、3次元コンピュータグラフィックシステム1は、メインメモリ2、I/Oインタフェース回路3、メインプロセッサ4およびレンダリング回路5が、メインバス6を介して接続されている。
以下、各構成要素の機能について説明する。
メインプロセッサ4は、例えば、ゲームの進行状況などに応じて、メインメモリ2から必要なグラフィックデータを読み出し、このグラフィックデータに対してクリッピング(Clipping)処理、ライティング(Lighting)処理およびジオメトリ(Geometry)処理などを行い、ポリゴンレンダリングデータを生成する。メインプロセッサ4は、ポリゴンレンダリングデータS4を、メインバス6を介してレンダリング回路5に出力する。
I/Oインタフェース回路3は、必要に応じて、外部からポリゴンレンダリングデータを入力し、これをメインバス6を介してレンダリング回路5に出力する。
【0028】
ここで、ポリゴンレンダリングデータは、ポリゴンの各3頂点の(x,y,z,R,G,B,α,s,t,q,F)のデータを含んでいる。
ここで、(x,y,z)データは、ポリゴンの頂点の3次元座標を示し、(R,G,B)データは、それぞれ当該3次元座標における赤、緑、青の輝度値を示している。
データαは、これから描画する画素と、ディスプレイバッファ21に既に記憶されている画素とのR,G,Bデータのブレンド(混合)係数を示している。
(s,t,q)データのうち、(s,t)は、対応するテクスチャの同次座標を示しており、qは同次項を示している。ここで、「s/q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じてテクスチャ座標データ(u,v)が得られる。テクスチャバッファ20に記憶されたテクスチャデータへのアクセスは、テクスチャ座標データ(u,v)を用いて行われる。
Fデータは、フォグのα値を示している。
すなわち、ポリゴンレンダリングデータは、三角形の各頂点の物理座標値と、それぞれの頂点の色とテクスチャおよびフォグの値のデータを示している。
【0029】
以下、レンダリング回路5について詳細に説明する。
図1に示すように、レンダリング回路5は、DDA(Digital Differential Anarizer) セットアップ回路10、補間データ生成手段としてのトライアングルDDA回路11、テクスチャエンジン回路12、メモリI/F回路13、CRTコントローラ回路14、RAMDAC回路15、DRAM16およびSRAM17を有する。
DRAM16は、記憶回路としてのテクスチャバッファ20、ディスプレイバッファ21、zバッファ22およびテクスチャCLUTバッファ23として機能する。
【0030】
DDAセットアップ回路10
DDAセットアップ回路10は、後段のトライアングルDDA回路11において物理座標系上の三角形の各頂点の値を線形補間して、三角形の内部の各画素の色と深さ情報を求めるに先立ち、ポリゴンレンダリングデータS4が示す(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データについて、三角形の辺と水平方向の差分などを求めるセットアップ演算を行う。
このセットアップ演算は、具体的には、開始点の値と終点の値と、開始点と終点との距離を用いて、単位長さ移動した場合における、求めようとしている値の変分を算出する。
【0031】
DDAセットアップ回路10は、算出した変分データS10をトライアングルDDA回路11に出力する。
【0032】
トライアングルDDA回路11
トライアングルDDA回路11は、DDAセットアップ回路10から入力した変分データS10を用いて、三角形内部の各画素における線形補間された(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データを算出する。
トライアングルDDA回路11は、各画素の(x,y)データと、当該(x,y)座標における(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データとを、DDAデータS11としてテクスチャエンジン回路12に出力する。
本実施形態では、トライアングルDDA回路11は、並行して処理を行う矩形内に位置する8(=2×4)画素分を単位として、DDAデータS11をテクスチャエンジン回路12に出力する。
【0033】
テクスチャエンジン回路12
テクスチャエンジン回路12は、テクスチャデータの縮小率の選択処理、「s/q」および「t/q」の算出処理、テクスチャ座標データ(u,v)の算出処理、2次元のテクスチャアドレス(U,V)の算出処理、1次元の物理アドレスAの生成、テクスチャバッファ20からの(R,G,B,tα)データの読み出し処理、および、混合処理(テクスチャαブレンディング処理)を順にパイプライン方式で行う。
このとき、テクスチャエンジン回路12は、所定の矩形領域内に位置する8画素についての処理を同時に並行して行う。
【0034】
図2は、テクスチャエンジン回路12の構成図である。
図2に示すように、テクスチャエンジン回路12は、縮小率演算回路304、テクスチャデータ読み出し回路305およびテクスチャαブレンド回路306を有する。
【0035】
縮小率演算回路304は、DDAデータS11に含まれる8画素分の(s,t,q)データS11a1 〜S11a8 などを用いて、テクスチャデータの縮小率lodを算出する。
ここで、縮小率は、元画像のテクスチャデータを、どの程度縮小したものであるかを示すものであり、元画像の縮小率を1/1とした場合には、1/2,1/4,1/8,...となる。
【0036】
テクスチャバッファ20には、例えば、図3に示すように、lod=0,1,2,3,4のテクスチャデータ320,321,322,323が記憶されている。
なお、テクスチャバッファ20の記憶領域のアドレス空間は、図3に示すように、U,V座標系で表現され、複数の縮小率に対応したテクスチャデータが記憶されている記憶領域の基準アドレス(開始アドレス)は、縮小率lodに基づいて算出される。図7に示す例では、テクスチャデータ320,321,322,323の基準アドレスは、(ubase0 ,vbase0 ),(ubase1 ,vbase1 ),(ubase2 ,vbase2 ),(ubase3 ,vbase3 )となる。
また、テクスチャバッファ20に記憶されているテクスチャデータにおける各画素についてのテクスチャアドレス(U,V)は、基準アドレス(ubase,vbase)と、テクスチャ座標データ(u,v)とを加算したアドレスとなる。
【0037】
〔テクスチャデータ読み出し回路305〕
テクスチャデータ読み出し回路305は、DDAデータS11に含まれる8画素分の(s,t,q)データS11a1 〜S11a8 と、縮小率演算回路304からの縮小率lodと、テクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEとを入力し、8画素のそれぞれに対応した、テクスチャデータS171 〜S178 をテクスチャバッファ20から読み出し、これをテクスチャαブレンド回路306に出力する。
【0038】
図4はテクスチャデータ読み出し回路305の構成図である。図5は、テクスチャデータ読み出し回路305における処理のフローチャートである。
図4に示すように、テクスチャデータ読み出し回路305は、u,v算出回路501、U,V算出回路502、アドレス生成手段としての物理アドレス生成回路503およびデータアクセス手段としてのアクセス制御回路504を有する。ステップS21:テクスチャデータ読み出し回路305では、先ず、u,v算出回路501において、8画素分の(s,t,q)データS11a1 〜S11a8 のそれぞれについて、sデータをqデータで除算する演算と、tデータをqデータで除算する演算とを行い、除算結果「s/q」および「t/q」を算出する。
そして、除算結果「s/q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じて、各画素に対応したテクスチャ座標データ(u1 ,v1 )〜(u8 ,v8 )を算出する。
【0039】
ステップS22:U,V算出回路502は、例えば、予め用意したアドレステーブルを参照して、縮小率lodに対応する基準アドレス(ubase,vbase)を得る。
そして、U,V算出回路502は、基準アドレス(ubase ,vbase)と、u,v算出回路501から入力したテクスチャ座標データ(u1 ,v1 )〜(u8 ,v8 )とを加算して、テクスチャバッファ20の記憶領域を2次元のUV座標系で表した場合のテクスチャアドレス(U1 ,V1 )〜(U8 ,V8 )を生成する。
本実施形態では、「i」を「1≦i≦8」の整数とした場合に、テクスチャアドレス(Ui ,Vi )のUi およびVi は、それぞれ下記(1)および(2)に示す3ビットからなる。
【0040】
【数1】
i ={Ui 〔2〕,Ui 〔1〕,Ui 〔0〕} …(1)
【0041】
【数2】
i ={Vi 〔2〕,Vi 〔1〕,Vi 〔0〕} …(2)
【0042】
ステップS23:物理アドレス生成回路503は、U,V算出回路502から入力したテクスチャアドレス(U1 ,V1 )〜(U8 ,V8 )のそれぞれについて、Ui およびVi を構成するビットを、下記(3)示すパターンで結合し、物理アドレスAを生成する。この物理アドレスAの生成は、簡単なビット入れ替え操作のみで実現されるため、小規模な回路構成で高速に行なうことができる。
【0043】
【数3】
物理アドレスA=(Vi 〔2〕,Ui 〔2〕,Vi 〔1〕,Ui 〔1〕,Vi 〔0〕,Ui 〔0〕) …(3)
【0044】
上記(3)に示す物理アドレスAの生成は、図6で示される。図6において、縦軸Vが3ビットで示されるVi の値を示し、横軸Uが3ビットで示されるUi の値を示し、マトリクス状に配置された「0」〜「63」が物理アドレスAの値を示している。
すなわち、3ビットのUi およびVi で表されるマトリクス状に位置する2次元のテクスチャアドレス(Ui ,Vi )は、上記式(3)によって、「0」〜「63」の連続した1次元の物理アドレスAに変換される。
但し、本発明では、Ui は2n (nは1以上の整数)ビットであり、Vi は2m (mは1以上の整数)ビット数であり、しかも、n=m、あるいは、m=n−1である。
【0045】
上記式(3)の変換の具体例を、図6を参照していくつか例示する。
例えば、Ui =(0,1,0)、Vi =(1,0,0)である場合には、上記式(3)によって、物理アドレスA=(1,0,0,1,0,0)となり、10進数で表すと、「36」となる。ここで、Ui =(0,1,0)=2であり、Vi =(1,0,0)=4であり、図6において、U=2、V=4の位置Aは「36」になっている。
また、Ui =(0,0,1)、Vi =(0,1,0)である場合には、上記式(3)によって、物理アドレスA=(0,0,1,0,0,1)となり、10進数で表すと、「9」となる。ここで、Ui =(0,0,1)=1であり、Vi =(0,1,0)=2であり、図6において、U=1、V=2の位置Bは「9」になっている。
【0046】
ステップS24:アクセス制御回路504は、物理アドレス生成回路503から入力した1次元の物理アドレスAを、図1に示すメモリI/F回路13を介して、テクスチャバッファ20に出力し、テクスチャデータである(R,G,B,tα)データS171 〜S178 を読み出す。
なお、SRAM17には、テクスチャバッファ20に記憶されているテクスチャデータのコピーが記憶されており、テクスチャエンジン回路12は、実際には、メモリI/F回路13を介してSRAM17に記憶されているテクスチャデータを読み出す。
【0047】
ステップS25:アクセス制御回路504は、ステップS24で読み出した(R,G,B,tα)データS171 〜S178 をテクスチャαブレンド回路306に出力する。
【0048】
〔テクスチャαブレンド回路306〕
テクスチャαブレンド回路306は、DDAデータS11に含まれる8画素分の(R,G,B)データS11b1 〜S11b8 と、テクスチャデータ読み出し回路305が読み出した(R,G,B,tα)データS171 〜S178 とを入力し、それぞれ(R,G,B)データS11b1 〜S11b8 と、データS171 〜S178 に含まれる(R,G,B)データとを、データS171 〜S178 に含まれるtαで示される混合値で混合し、(R,G,B)データS3061 〜S3068 を生成する。
そして、DDAデータに含まれるαデータS11d1 〜S11d8 と、(R,G,B)データS3061 〜S3068 とが、(R,G,B,α)データS12a1 〜S12a8 として、メモリI/F回路13に出力される。
【0049】
なお、テクスチャエンジン回路12は、フルカラー方式の場合には、テクスチャバッファ20から読み出した(R,G,B,tα)データを直接用いる。一方、テクスチャエンジン回路12は、インデックスカラー方式の場合には、予め作成したカラールックアップテーブル(CLUT)をテクスチャCLUTバッファ23から読み出して、内蔵するSRAMに転送および記憶し、このカラールックアップテーブルを用いて、テクスチャバッファ20から読み出したカラーインデックスに対応する(R,G,B)データを得る。
【0050】
DRAM16およびSRAM17
図7は、DRAM16、SRAM17、および、メモリI/F回路13のDRAM16およびSRAM17へのアクセス機能を持つブロックの構成図である。図7に示すように、図1に示すDRAM16およびSRAM17は、メモリモジュール200,201,202,203を有する。
メモリモジュール200は、メモリ210,211を有する。
メモリ210は、DRAM16の一部を構成するバンク2101 ,2102 と、SRAM17の一部を構成するバンク2201 ,2202 とを有する。
また、メモリ211は、DRAM16の一部を構成するバンク2111 ,2112 と、SRAM17の一部を構成するバンク2211 ,2212 とを有する。
バンク2201 ,2202 ,2211 ,2212 に対しては同時アクセスが可能である。
なお、メモリモジュール201,202,202は、基本的に、メモリモジュール200と同じ構成をしている。
【0051】
ここで、メモリモジュール200,201,202,203の各々は、図1に示すテクスチャバッファ20、ディスプレイバッファ21、Zバッファ22およびテクスチャCLUTバッファ23の全ての機能を持つ。
すなわち、メモリモジュール200,201,202,203の各々は、対応する画素のテクスチャデータ、描画データ((R,G,B)データ)、zデータおよびテクスチャカラールックアップテーブルデータの全てを記憶する。
但し、メモリモジュール200,201,202,203は、相互で異なる画素についてのデータを記憶する。
ここで、同時に処理される16画素についてのテクスチャデータ、描画データ、zデータおよびテクスチャカラールックアップテーブルデータが、相互に異なるバンク2101 ,2102 ,2111 ,2112 ,2121 ,2122 ,2131 ,2132 ,2141 ,2142 ,2151 ,2152 ,2161 ,2162 ,2171 ,2172 に記憶される。
これにより、DRAM16に対して、16画素についてのデータが同時にアクセス可能になる。
【0052】
なお、バンク2201 ,2202 ,2211 ,2212 ,2221 ,2222 ,2231 ,2232 ,2241 ,2242 ,2251 ,2252 ,2261 ,2262 ,2271 ,2272 には、それぞれバンク2101 ,2102 ,2111 ,2112 ,2121 ,2122 ,2131 ,2132 ,2141 ,2142 ,2151 ,2152 ,2161 ,2162 ,2171 ,2172 に記憶されたテクスチャデータのコピーが記憶されている。
【0053】
メモリI/F回路13
また、メモリI/F回路13は、テクスチャエンジン回路12から入力した(R,G,B,α)データS12a1 〜S12a8 、すなわち画素データS12aに対応するzデータと、zバッファ22に記憶されているzデータとの比較を行い、入力した画素データS12aによって描画される画像が、前回、ディスプレイバッファ21に書き込まれた画像より、手前(視点側)に位置するか否かを判断し、手前に位置する場合には、画素データS12aに対応するzデータでzバッファ22に記憶されたzデータを更新する。
また、メモリI/F回路13は、必要に応じて、画素データS12aに含まれる(R,G,B)データと、既にディスプレイバッファ21に記憶されている(R,G,B)データとを、画素データS12aに対応するαデータが示す混合値で混合する、いわゆるαブレンディング処理を行い、混合後の(R,G,B)データをディスプレイバッファ21に書き込む(打ち込む)。
【0054】
メモリI/F回路13は、DRAM16に対して16画素について同時にアクセスを行なう。
図7に示すように、メモリI/F回路13は、メモリコントローラ240,241,242,243、アドレスコンバータ250,251,252,253、ディストリビュータ260および読み出しコントローラ262を有する。
【0055】
ディストリビュータ260は、例えば、書き込み時に、16画素分の(R,G,B)データを入力し、これらを、各々4画素分のデータからなる4つの画像データS2600 ,S2601 ,S2602 ,S2603 に分割し、それぞれをアドレスコンバータ250,251,252,253に出力する。
ここで、1画素分の(R,G,B)データおよびzデータは、それぞれ32ビットからなる。
【0056】
アドレスコンバータ250,251,252,253は、書き込み時に、ディストリビュータ260から入力した(R,G,B)データおよびzデータに対応したアドレスを、それぞれメモリモジュール200,201,202,203内のアドレスに変換し、それぞれ変換したアドレスS250,S251,S252,S253をメモリコントローラ240に出力する。
【0057】
メモリコントローラ240,241,242,243は、それぞれ配線群270,271,272,273を介してメモリモジュール200,201,202,203に接続されており、書き込み時にメモリモジュール200,201,202,203に対してのアクセスを制御する。
具体的には、メモリコントローラ240,241,242,243は、ディストリビュータ260から入力した4画素分の(R,G,B)データおよびzデータを、配線群270,271,272,273を介してメモリモジュール200,201,202,203に同時に書き込む。
このとき、例えば、メモリモジュール200では、バンク2101 ,2102 ,2103 ,2104 の各々に、1画素分の(R,G,B)データおよびzデータが記憶される。メモリモジュール201,202,203についても同じである。
なお、本実施形態では、配線群270,271,272,273の各々は、256ビットである。
【0058】
読み出しコントローラ262は、配線群280を介してメモリモジュール200,201,202,203と接続されており、読み出し時に、メモリモジュール200,201,202,203から、8画素あるいは16画素単位で、テクスチャデータ、(R,G,B)データ、zデータおよびテクスチャカラールックアップテーブルデータを配線群280を介して読み出す。
なお、本実施形態では、配線群280は、1024ビットである。
【0059】
CRTコントローラ回路14
CRTコントローラ回路14は、与えられた水平および垂直同期信号に同期して、図示しないCRTに表示するアドレスを発生し、ディスプレイバッファ21から表示データを読み出す要求をメモリI/F回路13に出力する。この要求に応じて、メモリI/F回路13は、ディスプレイバッファ21から一定の固まりで表示データを読み出す。CRTコントローラ回路14は、ディスプレイバッファ21から読み出した表示データを記憶するFIFO(First In First Out)回路を内蔵し、一定の時間間隔で、RAMDAC回路15に、RGBのインデックス値を出力する。
【0060】
RAMDAC回路15
RAMDAC回路15は、各インデックス値に対応するR,G,Bデータを記憶しており、CRTコントローラ回路14から入力したRGBのインデックス値に対応するデジタル形式のR,G,Bデータを、D/Aコンバータに転送し、アナログ形式のR,G,Bデータを生成する。RAMDAC回路15は、この生成されたR,G,BデータをCRTに出力する。
【0061】
以下、3次元コンピュータグラフィックシステム1の動作について説明する。
図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1では、ポリゴンレンダリングデータS4が、メインバス6を介してメインプロセッサ4からDDAセットアップ回路10に出力され、DDAセットアップ回路10において、三角形の辺と水平方向の差分を示す変分データS10が生成される。
そして、DDAセットアップ回路10からトライアングルDDA回路11に変分データS10が出力される。
【0062】
次に、トライアングルDDA回路11において、変分データS10に基づいて、三角形内部の各画素における線形補間された(z,R,G,B,α,s,t,q,F)が生成される。
そして、トライアングルDDA回路11からテクスチャエンジン回路12に、各画素の(x,y)データと、当該(x,y)座標における(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データとが、DDAデータS11として出力される。
【0063】
次に、図2に示すテクスチャエンジン回路12の縮小率演算回路304において、DDAデータS11に含まれる8画素分の(s,t,q)データS11a1 〜S11a8 を用いて、テクスチャデータの縮小率が算出され、この縮小率lodがテクスチャデータ読み出し回路305に出力される。
【0064】
次に、テクスチャデータ読み出し回路305において、図5に示すフローに基づいて、上記式(3)に基づいて生成された1次元の物理アドレスAを用いて、テクスチャバッファ20(SRAM17)からテクスチャデータS171 〜S178 が読み出され、この読み出されたテクスチャデータS171 〜S178 が、テクスチャαブレンド回路306に出力される。
【0065】
このとき、図7に示す読み出しコントローラ262からの制御によって、配線群280を介して、テクスチャデータS171 〜S178 を含む16画素分のテクスチャデータが、SRAM17を構成するバンク2201 ,2202 ,2211 ,2212 ,2221 ,2222 ,2231 ,2232 ,2241 ,2242 ,2251 ,2252 ,2261 ,2262 ,2271 ,2272 から読み出される。
【0066】
次に、テクスチャαブレンド回路306において、(R,G,B)データS11b1 〜S11b8 と、データS171 〜S178 に含まれる(R,G,B)データとが、データS171 〜S178 に含まれるtαで示される混合値で混合され、(R,G,B)データS3061 〜S3068 が生成される。
そして、DDAデータに含まれるαデータS11d1 〜S11d8 と、(R,G,B)データS3061 〜S3068 とが、(R,G,B,α)データS12a1 〜S12a8 、すなわち、画素データS12aとして、メモリI/F回路13に出力される。
【0067】
そして、メモリI/F回路13において、テクスチャエンジン回路12から入力した画素データS12aに対応するzデータと、zバッファ22に記憶されているzデータとの比較が行なわれ、入力した画素データS12aによって描画される画像が、前回、ディスプレイバッファ21に書き込まれた画像より、手前(視点側)に位置するか否かが判断され、手前に位置する場合には、画像データS12aに対応するzデータでzバッファ22に記憶されたzデータが更新される。
【0068】
次に、メモリI/F回路13において、必要に応じて、画像データS12aに含まれる(R,G,B)データと、既にディスプレイバッファ21に記憶されている(R,G,B)データとが、画素データS12aに対応するαデータが示す混合値で混合され、混合後の(R,G,B)データがディスプレイバッファ21に書き込まれる。
【0069】
このとき、図7に示すメモリコントローラ240,341,242,243からの制御によって、配線群270,271,272,273を介して、16画素分の(R,G,B)データが、図1に示すディスプレイバッファ21を構成するバンク2101 ,2102 ,2111 ,2112 ,2121 ,2122 ,2131 ,2132 ,2141 ,2142 ,2151 ,2152 ,2161 ,2162 ,2171 ,2172 に書き込まれる
【0070】
以上説明したように、3次元コンピュータグラフィックシステム1によれば、テクスチャバッファ20の2次元アドレス空間を示す2次元のテクスチャアドレス(U,V)のUおよびVを構成する各ビットを、上記式(3)に基づいて組み合わせることで、1次元の物理アドレスAを生成できる。ここで、物理アドレスAの生成は、簡単なビット操作で実現できることから、当該物理アドレスAの生成を、小規模な回路構成で高速に実現できる。
また、1次元の物理アドレスを用いてテクスチャバッファ20の連続した記憶領域にテクスチャを記憶できることから、図10に示すような空き領域が生じることはなく、テクスチャバッファ20の記憶領域を効率的に使用できる。その結果、テクスチャバッファ20の記憶容量を小さくでき、装置の小規模化および低価格化を図れる。
【0071】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した実施形態では、Ui およびVi が共に3ビットである場合を例示したが、本発明は、Ui およびVi が共に、n=2、あるいは、n(n≧4)ビットの場合にも適用可能である。
例えば、Ui およびVi が、下記式(4),(5)に示すように、共に4ビットの場合には、下記式(5)によって1次元の物理アドレスAが図8に示すように、生成される。
【0072】
【数4】
i ={Ui 〔3〕,Ui 〔2〕,Ui 〔1〕,Ui 〔0〕}…(4)
【0073】
【数5】
i ={Vi 〔3〕,Vi 〔2〕,Vi 〔1〕,Vi 〔0〕} …(5)
【0074】
【数6】
物理アドレスA=(Vi 〔3〕,Ui 〔3〕,Vi 〔2〕,Ui 〔2〕,Vi 〔1〕,Ui 〔1〕,Vi 〔0〕,Ui 〔0〕)…(6)
【0075】
また、Ui およびVi のビット数が一致しなくてもよい。具体的には、Ui がnビットのときに、Vi がn−1ビットであってもよい。
例えば、Ui およびVi が、下記式(7),(8)に示すように、それぞれ3ビットおよび2ビットの場合には、下記式(9)によって1次元の物理アドレスAが図9に示すように生成される。
【0076】
【数7】
i ={Ui 〔2〕,Ui 〔1〕,Ui 〔0〕}…(7)
【0077】
【数8】
i ={Vi 〔1〕,Vi 〔0〕} …(8)
【0078】
【数9】
物理アドレスA=(Ui 〔3〕,Vi 〔2〕,Ui 〔2〕,Vi 〔1〕,Ui 〔1〕,Vi 〔0〕,Ui 〔0〕)…(9)
【0079】
また、上述した実施形態では、同時に処理が実行される画素数を8としたが、この数は任意であり、例えば、4であってもよい。但し、同時に処理が実行される画素数は、2のべき乗であることが望ましい。
【0080】
また、上述した図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1では、SRAM17を用いる構成を例示したが、SRAM17を設けない構成にしてもよい。
また、図1に示すテクスチャバッファ20およびテクスチャCLUTバッファ23を、DRAM16の外部に設けてもよい。
【0081】
さらに、図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1では、ポリゴンレンダリングデータを生成するジオメトリ処理を、メインプロセッサ4で行なう場合を例示したが、レンダリング回路5で行なう構成にしてもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の記憶回路制御装置によれば、小規模な回路構成で、2次元画像データを記憶回路に効率的に記憶でき、記憶回路の記憶領域を有効利用できる。
また、本発明のグラフィック演算装置によれば、小規模な回路構成で、テクスチャデータを記憶回路に効率的に記憶でき、記憶回路の記憶領域を有効利用できる。
また、本発明の記憶回路制御方法によれば、2次元画像データを記憶回路に効率的に記憶でき、記憶回路の記憶領域を有効利用できる。
また、本発明のグラフィック演算方法によれば、テクスチャデータを記憶回路に効率的に記憶でき、記憶回路の記憶領域を有効利用できる。
また、本発明の記憶回路制御装置およびその方法と、グラフィック演算装置およびその方法とによれば、記憶回路にアクセスする際のアドレス変換を高速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムのシステム構成図である。
【図2】図2は、図1に示すテクスチャエンジン回路の内部構成図である。
【図3】図3は、図1に示すテクスチャバッファに記憶され、MIPMAPフィルタリング処理された複数の縮小率のテクスチャデータを説明するための図である。
【図4】図4は、テクスチャデータ読み出し回路の構成図である。
【図5】図5は、図2に示すテクスチャデータ読み出し回路における処理のフローチャートである。
【図6】図6は、テクスチャエンジン回路において、2次元のテクスチャアドレス(Ui ,Vi )から1次元の物理アドレスAを生成する方法を説明するための図である。
【図7】図7は、図1に示すDRAM、SRAM、および、メモリI/F回路のDRAMおよびSRAMへのアクセス機能を持つブロックの構成図である。
【図8】図8は、2次元のテクスチャアドレス(U,V)が共に、4ビットの場合における1次元の物理アドレスAの生成方法を説明するための図である。
【図9】図9は、2次元のテクスチャアドレス(U,V)のUが3ビットであり、Vが2ビットのである場合における1次元の物理アドレスAの生成方法を説明するための図である。
【図10】図10は、2次元のテクスチャアドレス(U,V)を直接用いて、複数の種類のテクスチャデータをテクスチャバッファに記憶する場合の問題点を説明するための図である。
【図11】図11は、1次元の物理アドレスを用いて、複数の種類のテクスチャデータをテクスチャバッファに記憶したときの記憶状態を説明するための図である。
【図12】図12は、従来の3次元コンピュータグラフィックシステムの部分構成図である。
【図13】図13は、従来の高速処理が可能な3次元コンピュータグラフィックシステムの部分構成図である。
【符号の説明】
1…3次元コンピュータグラフィックシステム、2…メインメモリ、3…I/Oインタフェース回路、4…メインプロセッサ、5…レンダリング回路、10…DDAセットアップ回路、11…トライアングルDDA回路、12…テクスチャエンジン回路、13…メモリI/F回路、14…CRTコントローラ回路、15…RAMDAC回路、16…DRAM、17…SRAM、20…テクスチャバッファ、21…ディスプレイバッファ、22…Zバッファ、23…テクスチャCLUTバッファ、304…縮小率演算回路、305…テクスチャデータ読み出し回路、306…テクスチャαブレンド回路、200,201,202,203…メモリモジュール、210,211,212,213,214,215,216,217…メモリ、240,241,242,243…メモリコントローラ、250,251,252,253…アドレスコンバータ、260…ディストリビュータ、262…読み出しコントローラ、270,271,272,273,280…配線群

Claims (8)

  1. マトリクス状に配置された複数の画素の色データを示す2次元画像データを記憶回路に記憶し、前記複数の画素の2次元配置に対応した2次元アドレス(U,V)を用いて前記記憶回路に記憶された前記2次元画像データにアクセスを行う記憶回路制御装置において、
    n(nは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)のUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)の前記Vアドレスとのそれぞれを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成するアドレス生成手段と、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路にアクセスを行うデータアクセス手段と
    を有し、
    前記整数mが、(n−1)である場合に、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    記憶回路制御装置。
  2. 立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算装置において、
    複数のテクスチャデータを記憶した記憶回路と、
    前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段と
    を有し、
    前記整数nと前記整数mとが等しく、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算装置。
  3. 立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算装置において、
    複数のテクスチャデータを記憶した記憶回路と、
    前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段と
    を有し、
    前記整数mが、(n−1)である場合に、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算装置。
  4. ディスプレイに表示する形状を表現する基本単位となる単位図形に張り合わせるイメージデータであるテクスチャデータを記憶する記憶回路と、
    前記単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)データ、同次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダリングデータを生成するポリゴンレンダリングデータ生成手段と、
    前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間して、前記単位図形内に位置する画素の補間データを生成する補間データ生成手段と、
    前記補間データに含まれる前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段と
    を有し、
    前記整数nと前記整数mとが等しく、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算装置。
  5. ディスプレイに表示する形状を表現する基本単位となる単位図形に張り合わせるイメージデータであるテクスチャデータを記憶する記憶回路と、
    前記単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)データ、同次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダリングデータを生成するポリゴンレンダリングデータ生成手段と、
    前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間して、前記単位図形内に位置する画素の補間データを生成する補間データ生成手段と、
    前記補間データに含まれる前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成する2次元アドレス生成手段と、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成する1次元アドレス生成手段と、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付けるデータ読み出し手段と
    を有し、
    前記整数mが、(n−1)である場合に、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算装置。
  6. マトリクス状に配置された複数の画素の色データを示す2次元画像データを記憶回路に記憶し、前記複数の画素の2次元配置に対応した2次元アドレス(U,V)を用いて前記記憶回路に記憶された前記2次元画像データにアクセスを行う記憶回路制御方法において、
    n(nは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)のUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記2次元アドレス(U,V)の前記Vアドレスとのそれぞれを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路にアクセスを行う
    記憶回路制御方法であって、
    前記整数mが、(n−1)である場合に、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
    前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    記憶回路制御方法。
  7. 立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算方法において、
    複数のテクスチャデータを記憶回路に記憶し、
    前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成し、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付ける
    グラフィック演算方法であって、
    前記整数nと前記整数mとが等しく、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)のnビットで表現した場合に、
    前記アドレス生成手段は、前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−1〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、2nビットの1次元アドレス(V〔n−1〕,U〔n−1〕,..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算方法。
  8. 立体モデルを複数の単位図形の組み合わせで表現し、前記単位図形の内部に位置する各画素の画像データに含まれる同次座標(s,t)および同次項qに応じたアドレスを用いて、前記単位図形に張り付ける画像データであるテクスチャデータを記憶回路から読み出して単位図形に張り付けるグラフィック演算方法において、
    複数のテクスチャデータを記憶回路に記憶し、
    前記同次座標(s,t)を前記同次項qで除算した除算結果(s/q,t/q)に基づいて、n(nは1以上の整数)ビットで表現されたUアドレスと、m(mは1以上の整数)ビットで表現された前記Vアドレスとからなる2次元アドレス(U,V)を生成し、
    前記2次元アドレスのU,Vを構成するビットデータを組み合わせて、(n+m)ビットの1次元アドレスを生成し、
    前記生成された1次元アドレスを用いて、前記記憶回路から前記テクスチャデータを読み出し、前記単位図形に張り付ける
    グラフィック演算方法であって、
    前記整数mが、(n−1)である場合に、
    kを、0<k<(n−1)の整数とし、
    前記Uアドレスを(U〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕)のnビットで表現し、
    前記Vアドレスを(V〔n−2〕,..,V〔k〕,..,V〔0〕)の(n−1)ビットで表現した場合に、
    前記Uアドレスの各ビットデータU〔n−1〕,..,U〔k〕,..,U〔0〕と、前記Vアドレスの各ビットデータV〔n−2),..,V〔k〕,..,V〔0〕とを、組み合わせて、(2n−1)ビットの1次元アドレス(U〔n−1〕,V〔n−2〕,U〔n−2},..,V〔k〕,U〔k〕,..,V〔0〕,U〔0〕)を生成する
    グラフィック演算方法。
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