JP5103543B2 - コンピュータ・グラフィックス回路及びこの回路を用いて、二次元表示システムに表示される三次元オブジェクトに適用される二次元擬似ランダム・テクスチャ・パターンを、一次元テクスチャ画像を用いて生成する三次元コンピュータ・グラフィックス装置 - Google Patents
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入力二次元テクスチャ座標を摂動する専用の回路を使用し、結果として得られる二次元テクスチャにおいて目に見える変形を行う。
本発明の第1の態様が対象とするのは、コンピュータ・システムにおいて二次元テクスチャ座標を算出するシステムであって、二次元テクスチャ座標(u,v)を求める第1手段と、前記座標u及びvを用いて2つのランダム値の一次元区間(interval)を2個生成する第2手段と、前記ランダム値の一次元区間2個を結合して、4つのランダム値の二次元区間を1個生成する第3手段と、前記テクスチャ座標(u,v)及び前記4つのランダム値の二次元区間に応じて、ランダム値を生成する第4手段と、前記ランダム値と前記入力テクスチャ座標(u,v)を結合して、変換された前記二次元テクスチャ座標(u’,v’)を得る第5手段と、を備えたことを特徴とするシステムである。
ランダム値の生成を制御する手段であって、前記入力座標(u,v)を変更する手段であって
、各入力u及びvについて、スケーリング、トランスレーション、及びクランピング演算を行い、スケーリング及びトランスレーション係数及びクランピング動作タイプを得る手段を具備するものと、前記出力値RVを変更する手段であって、スケーリング及びトランスレーション演算を行い、スケーリング係数及びクランピング動作タイプを得る手段を具備するものと、を具備するものをさらに備え、前記第2手段が、u又はv座標のいずれか(以下、“t”と称することもある。)を入力して2つのランダム値(u0,u1)及び(v0,v1)の一次元区間を得る手段であって、分離しているが同様な乱数発生器2個を備えており、ここで各乱数発生器は、2つの数値TA及びTBを前記入力値“t”から算出する手段であって、TBが1未満の浮動小数値でありTA+TBが1に等しいものと、前記値TBをランダム値TTに投影する手段であって、以下magic_shift1と称する一定値を得る手段と、TBを前記区間[0,magic_shift1]内に投影する結果としてTTを得る手段と、を具備するものと、2つの数値TTA及びTTBを前記値TTから算出する手段であって、TTBが1未満の浮動小数値でありTTA+TTBが1に等しいものと、ランダム値を生成する手段であって、前記パラメータの集合{TA,TTA}及び{TA,TTA+1}を用いる結果として2つのランダム値T1及びT2をそれぞれ生成するものであって、以下“magic_mask”, “magic_shift1”, 及び“magic_shift”と称する一定値を定義して使用する手段と、以下“maskT”と称する擬似ランダム値を、D値(TA又はTA+1のいずれかに対応した値)を用いて算出する手段と、TA又はTA+1のいずれかを用い、且つ値TTA及び事前に算出した値“maskT”を用いて乱数Rを算出する手段と、を具備するものと、を備え、前記第3手段が、ランダム値(u0,u1)及び(v0,v1)の一次元区間2個を結合して、二次元区間[(u0,v0),(u1,v1)]を得る手段であって、以下“magic_mask”と称する定数を得る手段と、2つの新規の数値であって以下“maskA”及び“maskB”と称するものを、前記2つのランダム値u0及びu1を用いて算出する手段と、独立して4回使用されるランダム値を算出する手段であって、4組の入力{u0,v0,maskA}, {u0,v1,maskA}, {u1,v0,maskB}, 及び{u1,v1,maskB}を用いる結果としてランダム値R1, R2, R3, 及びR4を得るものと、を具備するものを備え、前記第5手段が、UUB及びVVBを前記乱数発生器から得る手段であって、事前に指定された数値TTBは、前記座標uが前記乱数発生器の入力として用いられた場合はUUBに等しく、また同様に、前記乱数発生器が前記座標vを入力として用いられた場合はVVBに等しいものと、独立して4回使用される重ランダム値を算出する手段であって、4組の入力{R1, UUB, VVB}, {R2, UUB-1.0, VVB},{R3, UUB, VVB-1.0}及び{R4, UUB-1.0, VVB-1.0}を用いる結果として4つの加重値r1, r2,r3, 及びr4を得るものと、ランダム値RVを、r1, r2, r3, r4, UUB, 及びVVBを入力として用い、また双一次補間モジュールを用いて算出する手段であって、r1,
r2, r3及びr4が補間された値であり、UUB及びVVBが補間用パラメータであるものと、UUB及びVVBを変更して双一次補間動作を制御する手段と、前記ランダム値RVと前記入力座標(u,v)とを結合して出力(u’,v’)を得る手段と、を備えたシステムである。
maskT = magic_mask>>(TA*magic_shift2)
さもなくば、以下の値を算出するものと、
maskT = magic_mask>>((TA+1)*magic_shift2);
Dと表示され且つTA又はTA+1のいずれかに等しい入力値及び“maskT”を入力として用いて乱数Rを算出する手段であって、“ifステートメント論理回路”、マルチプレクサ、及びビット論理演算子“XOR”(^で表す)を具備し、もし、Dが“magic_shift1”より低ければ、以下の値を算出し、R = ((1+TTA)*magic_shift2)^maskTさもなくば、次の値を算出するものと、R = ((1)*magic_shift2)^maskTを具備するものと、を備え、前記第3手段が、ランダム値(u0,u1)及び(v0,v1)の一次元区間2個を結合して、二次元区間[(u0,v0),(u1,v1)]を得る手段であって、 “magic_mask”を得る手段と、以下“maskA”及び“maskB”と称する以下の2つの値を、前記2つのランダム値u0及びu1を用いて算出する手段であって、各maskの算出は、単一の論理右ビットシフト演算子を具備し、入力値“t”について次の計算をするものと、mask =(magic_mask>>t)ここで、“t”はu0又はu1のいずれかに等しく結果として得られる値“mask”は、それぞれ“maskA”又は“maskB”のいずれかに等しくなるものとし、ランダム値を算出する手段であって、4組の入力{u0,v0,maskA}, {u0,v1,maskA},{u1,v0,maskB}, 及び{u1,v1,maskB}を用いる結果としてランダム値R1, R2, R3, 及びR4を得るものであって、加算器及びビット論理XOR (^)演算子を具備し、各入力{s,t,mask}について次の値を算出するものと、R=(s+t)^maskを備え、前記第5手段が、UUB及びVVBを前記乱数発生器から得る手段であって、事前に指定された数値TTBは、前記座標uが前記乱数発生器の入力として用いられた場合はUUBに等しく、また同様に、前記乱数発生器が前記座標vを入力として用いられた場合はVVBに等しいものと、独立して4回使用される加重ランダム値を算出する手段であって、4組の入力{R1, UUB, VVB}, {R2, UUB-1.0, VVB},{R3, UUB, VVB-1.0}, 及び{R4, UUB-1.0, VVB-1.0}を用いる結果として4つの加重値r1, r2, r3, 及びr4を得るものであり、各モジュールが加算器及びマルチプレクサを具備し、各入力{R,a,b}について次の値r = R*(a+b)を算出するものと、ランダム値RVを、r1, r2,r3, r4, UUB, 及びVVBを入力として用い、また双一次補間モジュールを用いて算出する手段であって、r1,r2, r3, 及びr4が補間された値であり、UUB及びVVBが補間用パラメータであるものであって、UUB及びVVBを変更して双一次補間動作を制御する手段であって、前記区間[0,1]におけるUUB及びVVBが定義されているときUUB及びVVBをUUB’及びVVB’にマッピングする参照テーブルと、双一次補間動作用のパラメータとしてUUB’及びVVB’を用いて双一次補間を算出する手段と、を具備したものと、を備え、前記システムが、前記ランダム値の生成を制御する手段であって、前記入力座標(u,v)を変更するために、各入力u及びvについて、スケーリング、トランスレーション、及びクランピング演算を行い、加算器、マルチプレクサ、及びクランピング回路で構成されたものと、スケーリング及びトランスレーション係数及びクランピング動作タイプを得る手段と、を具備するものと、前記出力値RVを変更する手段であって、スケーリング演算を行い、マルチプレクサで構成されたものと、スケーリング係数及びクランピング動作タイプを得る手段と、を具備するものと、をさらに備え、前記第5手段が、前記RVと前記入力座標(u,v)とを結合して出力(u’,v’)を得る手段であり、2つの加算器及び2つの“ifステートメント論理回路”を具備し、独立してu’及びv’座標を以下のように求める:もし(u>0)ならば u’=u+RV さもなくば u’=u-RV、もし(v>0) ならば v’=v+RV さもなくば v’=v-RV、システムである。
数を用いた二次元テクスチャ画像生成
本発明は、新しいグラフィック回路であって、バッファ・アクセス無しに従来のテクスチャ関連技術より少ない動作でメモリのコストを削減することが可能なものを提供することが出来る。
本発明は、一次元入力テクスチャ画像から二次元テクスチャ画像を与えるシステムを提供することが出来、設定を変えれば、二次元テクスチャ画像が興味深い視覚的な特性、例えば擬似的なランダム性(でたらめさ)、反復性等、いわゆるナチュラル・テクスチャ(木、大理石等)に見られる特性だけでなく、幾何学的な特徴(グレア、ハロー、薄い織物の表面に印刷されたモチーフ等)を有するテクスチャも表示することが出来る。
モジュール1000:PERTUBATER
発明の第1の態様は入力二次元テクスチャ座標(u,v)の摂動に関する。Pertubaterモジュールは、コンピュータ・システムにおいて二次元テクスチャ座標を算出するシステムであって、二次元テクスチャ座標(u,v)を求める第1手段と、前記座標u及びvを用いて2つのランダム値の一次元区間を2個生成する第2手段と、前記ランダム値の一次元区間2個を結合して、4つのランダム値の二次元区間を1個生成する第3手段と、前記テクスチャ座標(u,v)及び前記4つのランダム値の二次元区間に応じて、ランダム値を生成する第4手段と、前記ランダム値と前記入力テクスチャ座標(u,v)を結合して、変換された前記二次元テクスチャ座標(u’,v’)を得る第5手段と、を備えたことを特徴とするシステムである。
random1Dモジュールは、モジュール1000内で2回インスタンス化される。また、座標u及びvについて別々に使用される。或る入力座標tが与えられると、このモジュールのタスクは2つのランダム値及び浮動小数値を生成し、これらは後にそれぞれ、random2Dモジュール(1200)及びランダム結合(randomCombiner)モジュール(1300)で使用される。ランダム値の生成を担当するモジュールは、以下、pseudoRandomGenerator1Dと称する(このモジュールはモジュールrandom1D内で2回インスタンス化され、random1Dモジュールが2回インスタンス化されるので、このモジュールのインスタンスが合計で4つ存在することになる)。
((TA*magic_shift2)&0xF))&0xF (1)
ここで、&はビットのAND演算であり、&0xFは最初の4ビット(最下位)が考慮される、言い換えれば、maskTは4ビット値であり、このことがこの関数を非常に小さな回路で実現可能にしている。明確さのために&0xFと書くが、実際のハードウェア実装においては、この演算は適正な回路実装により暗黙的に定義することが出来る。
し、この投影の結果が値TTである。
TT = (TB)*magic_shift1. (2)
同様に、値TTが2つの部分、TTA及びTTBに分解されるが、このとき、TTBが1未満であり、TTA+TTBがTTに等しくなる。値TTBは、モジュールrandomCombiner(1300)において使用される。
用される。次に、TTAに対応するランダム値は以下のように定義される:
t0=((((1+TTA)*magic_shift2)&0xF)^MaskT)&0xF (3)
いてランダム空間における区間[R0,R1]が生成されるならば、次の区間は[R1,R2]でなけれ
ばならないということを保証しなければならない。式(3)から分かるように、値TTは区間[0,magic_shift1]内にある。一定の連続性を保証するためには、TTAが値“magic_shift1”に等しいケースを特別のプロシージャが扱うべきである。TTAが値“magic_shift1”以上である場合には、式(1)及び(3)がそれぞれ以下のようになる:
MaskT= (magic_mask >>
(((TA+1)*magic_shift2)&0xF))&0xF (1’)
t0=((((1)*magic_shift2)&0xF)^MaskT)&0xF (3’)
先に言及したように、非常に小さなビット幅で十分である。
maskT = magic_mask>>(TA*magic_shift2)
さもなくば、以下の値を算出するものと、
maskT = magic_mask>>((TA+1)*magic_shift2);
Dと表示され且つTA又はTA+1のいずれかに等しい入力値及び“maskT”を入力として用いて乱数Rを算出する手段であって、“ifステートメント論理回路”、マルチプレクサ、及びビット論理演算子“XOR”(^で表す)を具備し、もし、Dが“magic_shift1”より低ければ、以下の値R =((1+TTA)*magic_shift2)^maskTを算出し、さもなくば、次の値R =((1)*magic_shift2)^maskTを算出するものと、を具備するものと、を備え、前記第3手段が、ランダム値(u0,u1)及び(v0,v1)の一次元区間2個を結合して、二次元区間[(u0,v0),(u1,v1)]を得る手段であって、
“magic_mask”を得る手段と、以下“maskA”及び“maskB”と称する以下の2つの値を、前記2つのランダム値u0及びu1を用いて算出する手段であって、各maskの算出は、単一の論理右ビットシフト演算子を具備し、入力値“t”について次の計算をするものと、mask=(magic_mask>>t)
ここで、“t”はu0又はu1のいずれかに等しく結果として得られる値“mask”は、それぞれ“maskA”又は“maskB”のいずれかに等しくなるものとし、ランダム値を算出する手段であって、4組の入力{u0,v0,maskA}, {u0,v1,maskA},{u1,v0,maskB}, 及び{u1,v1,maskB}を用いる結果としてランダム値R1, R2, R3, 及びR4を得るものであって、加算器及びビット論理XOR (^)演算子を具備し、各入力{s,t,mask}について次の値R=(s+t)^maskを算出するものと、を備え、前記第5手段が、UUB及びVVBを前記乱数発生器から得る手段であって、事前に指定された数値TTBは、前記座標uが前記乱数
発生器の入力として用いられた場合はUUBに等しく、また同様に、前記乱数発生器が前記座標vを入力として用いられた場合はVVBに等しいものと、独立して4回使用される加重ランダム値を算出する手段であって、4組の入力{R1, UUB, VVB}, {R2, UUB-1.0, VVB},{R3, UUB, VVB-1.0}, 及び{R4, UUB-1.0, VVB-1.0}を用いる結果として4つの加重値r1, r2, r3, 及びr4を得るものであり、各モジュールが加算器及びマルチプレクサを具備し、各入力{R,a,b}について次の値r = R*(a+b)を算出するものと、ランダム値RVを、r1, r2,r3, r4, UUB, 及びVVBを入力として用い、また双一次補間モジュールを用いて算出する手段であって、r1,r2, r3, 及びr4が補間された値であり、UUB及びVVBが補間用パラメータであるものであって、UUB及びVVBを変更して双一次補間動作を制御する手段であって、前記区間[0,1]におけるUUB及びVVBが定義されているときUUB及びVVBをUUB’及びVVB’にマッピングする参照テーブルと、双一次補間動作用のパラメータとしてUUB’及びVVB’を用いて双一次補間を算出する手段と、を具備したものと、を備え、前記システムが、前記ランダム値の生成を
制御する手段であって、前記入力座標(u,v)を変更するために、各入力u及びvについて、スケーリング、トランスレーション、及びクランピング演算を行い、加算器、マルチプレクサ、及びクランピング回路で構成されたものと、スケーリング及びトランスレーション係数及びクランピング動作タイプを得る手段と、を具備するものと、前記出力値RVを変更する手段であって、スケーリング演算を行い、マルチプレクサで構成されたものと、スケーリング係数及びクランピング動作タイプを得る手段と、を具備するものと、をさらに備え、前記第5手段が、前記RVと前記入力座標(u,v)とを結合して出力(u’,v’)を得る手段であり、2つの加算器及び2つの“ifステートメント論理回路”を具備し、独立してu’及びv’座標を以下のように求めるものである:
もし(u>0) ならば u’=u+RV さもなくば
u’=u-RV
もし(v>0) ならば v’=v+RV さもなくば
v’=v-RV。
このモジュールは、u又はvを入力として用いて2回インスタンス化される。入力値がuである場合、出力はタプル(u0,u1,UUB)であり、入力値がvである場合、出力タプルは(v0,v1,VVB)である。ランダム区間[u0,u1]及び[v0,v1]がモジュール1200 (random2D)の入力として用いられ、値UUB及びVVBがモジュール1300 (randomCombiner)において用いられる。
このモジュールの入力は2つのランダム値の区間[u0,u1]及び[v0,v1]である。一次元区間を生成するために使用する手段により、区間[u0,u1]及び[v0,v1]が無相関であることは明らかである。Random2Dモジュールは4つの新しいランダム値を2つの一次元入力区間[u0,u1]及び[v0,v1]を用いて生成する役割を担っている。
maskB= ((magic_mask>>(u1)))&0xF;
このモジュールの入力は、モジュール1200 random2Dからのランダム値R1, R2, R3, 及びR4並びにモジュール1100 random1Dの2つのインスタンスからのUUB及びVVBである。このモジュールの役割は、最終的なランダム値であって、最初の入力座標(u, v)を摂動するのに使用されるものを生成することである。最終的なランダム値RVの生成は、2つの主要ステップに分解することが出来る。
もし(u>0) ならば u’=u+RV さもなくば
u’=u-RV
もし(v>0) ならば v’=v+RV さもなくば
v’=v-RV
ランダム値の生成を制御するのに好適な例は、一連のスケーリング、トランスレーション、及びクランピング演算を使用するものである。これは、2つの異なる制御、事前制御と事後制御に分解することが出来る。第1の制御は、ランダム値を計算する前に入力座標(u, v)に適用されるが、事後制御は出力値RVに対して適用される。
この書面に開示された発明の第2の態様は、図1に示したモジュール3000に相当する。このモジュールはCoordinates Mapping、略してCMap、と呼ばれる。名前が示しているように、このモジュールの役割は二次元入力座標(u,
v)(雑音モジュールの出力(u’,v’)からの可能性あり)を一次元テクスチャ座標(t)にマッピングすることである。
テクスチャ座標(u,v)を得る第1手段と、
前記テクスチャ座標(u,v)を一次元テクスチャ座標(t)に投影する第2手段と、メモリに格納された一次元テクスチャ画像を、前記一次元テクスチャ座標(t)を用いてアクセスして獲得する第3手段と、前記一次元テクスチャ画像を用いて二次元テクスチャ画像を生成する第4手段と、を備えたことを特徴とする、二次元テクスチャ画像を生成するシステムを対象としている。
u+v+sqrt(u2+v2), u+v-sqrt(u2+v2), min(u,v), max(u,v), constant}に等しい関数G(u,v)から選択する手段であって、“sqrt”は数学関数である平方根であり、x^2はxの二乗(xのx倍)であるものと、あらゆる実関数で以下Fと称するものを表す参照テーブルを定義する手段と、前記関数G1、G2、及びFを結合する手段であって、G1を参照テーブルFのの入力として用い、これによりF(G1(u,v))を算出する手段と、参照テーブルの出力とG2を用いて、参照テーブルの出力とG2との積を算出して、結果として値値F(G1 (u,v))*G2(u.v)を得る手段と、を具備するものと、を備え、前記第3手段が、一次元テクスチャ画像F(G1 (u,v))*G2(u.v)を用いるものを対象としている。
点(u,v)を一次元点tに対応付けるマッピング関数を定義することである。このマッピングは、3つの関数の合成であり、一般的に次のように表現することが出来る:
F(G1(u,v))*G2(u,v), (4)
ここで、G1及びG2は一連の固定関数の中から選択され、Fは参照テーブルである。好適
な実施例における代表的な一連の固定関数には以下の関数が含まれる。
| G(u,v) = u (5a)
| G(u,v) = v (5b)
| G(u,v) = u^2 (5c)
| G(u,v) = v^2 (5d)
| G(u,v) = u^2+v^2 (5e)
| G(u,v) = sqrt(u^2+v^2) (5f)
| G(u,v) = u+v+sqrt(u^2+v^2) (5g)
| G(u,v) = u+v-sqrt(u^2+v^2) (5h)
| G(u,v) = min(u,v) (5i)
| G(u,v) = max(u,v) (5j)
| G(u,v) = constant (5k)
一方で関数G1_rgb, G2_rgb, 及びF_rgbを結合し、他方でG1_a, G2_a, 及びF_aを結合する手段であって、参照テーブルF_rgbの入力としてG1_rgbを求め、これによりF_rgb (G1_rgb (u,v))を計算する手段と、G2_rgbを求め、参照テーブルの出力とG2_rgbとの積を計算し、結果として値F_rgb(G1_rgb (u,v))* G2_rgb(u,v)を1つのマルチプレクサを用いて求める手段と、参照テーブルF_aの入力としてG1_aを求め、これによりF_a(G1_a(u,v))を計算する手段と、G2_aを求め、参照テーブルの出力とG2_aとの積を計算し、結果として値F_a(G1_rgb (u,v))* G2_a(u,v)を1つのマルチプレクサを用いて求める手段と、を備えたものと、で構成される。
Claims (2)
- テクスチャ座標(u,v)を得る第1手段と、
前記テクスチャ座標(u,v)を一次元テクスチャ座標(t)に投影する第2手段と、
メモリに格納された一次元テクスチャ画像を、前記一次元テクスチャ座標(t)を用いてアクセスして獲得する第3手段と、
前記一次元テクスチャ画像を用いて二次元テクスチャ画像を生成する第4手段と、
を備えた二次元テクスチャ画像を生成するシステムにおいて、
前記第2手段が、
2つの関数G1及びG2を複数の固定関数から選択する手段と、
あらゆる実関数、以下Fと称する、を表す参照テーブルを定義する手段と、
前記関数G1、G2、及びFを結合する手段であって、
G1を参照テーブルFの入力として用い、これによりF(G1(u,v))を算出する手段と、
参照テーブルの出力とG2を用いて、参照テーブルの出力とG2との積を算出して、結果として値F(G1(u,v))*G2(u,v)を得る手段と、を具備するものと、
を備えた二次元テクスチャ画像を生成するシステム。 - テクスチャ座標(u,v)を得る第1手段と、
前記テクスチャ座標(u,v)を一次元テクスチャ座標(t)に投影する第2手段と、
メモリに格納された一次元テクスチャ画像を、前記一次元テクスチャ座標(t)を用いてアクセスして獲得する第3手段と、
前記一次元テクスチャ画像を用いて二次元テクスチャ画像を生成する第4手段と、
を備えた二次元テクスチャ画像を生成するシステムにおいて、
前記第2手段が、
2つの関数G1及びG2を、{u,v,u+v,u-v,u^2,v^2,sqrt(u^2+v^2),u+v+sqrt(u^2+v^2),u+v-sqrt(u^2+v^2),min(u,v),max(u,v),constant}に等しい関数G(u,v)から選択する手段であって、“sqrt”は数学関数である平方根であり、“x^2”はxの二乗(xのx倍)であり、“min(u,v)”は(u,v)の最小値であり、“max(u,v)”は(u,v)の最大値であり、“constant”は定数であるものと、
あらゆる実関数で以下Fと称するものを表す参照テーブルを定義する手段と、
前記関数G1、G2、及びFを結合する手段であって、
G1を参照テーブルFの入力として用い、これによりF(G1(u,v))を算出する手段と、
参照テーブルの出力とG2を用いて、参照テーブルの出力とG2との積を算出して、結果として値F(G1(u,v))*G2(u,v)を得る手段と、を具備するものと、
を備え、
前記第3手段が、一次元テクスチャ画像F(G1(u,v))*G2(u,v)を用いる
二次元テクスチャ画像を生成するシステム。
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