JP4069410B2 - 排水性舗装の機能維持のための清掃装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、塵埃吸引口の前後に、空気噴射ノズルを備えた舗装面の清掃装置に係り、殊に、排水性舗装の目詰まり防止を目的とする清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
排水性舗装の機能回復装置としては、従来、舗装面に高圧水を噴射して排水性舗装の空隙に目詰まりしている土砂や塵埃等の目詰まり物を表面に浮き上がらせてこれを吸引除去する方式が一般的である(特開平9−59952、特開平9−59953号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうした圧力水を使用する方式では、大量の水を使用するために、機能回復装置を搭載した車両に大きな水タンクが必要となり、さらに、その水を再利用するとなると,回収した含水した土砂,塵埃から水を分離する必要があるなど、設備面において大型かつ複雑となる。また、排水性舗装の空隙に目詰まりした後で,その目詰まり物を除去しようとする方式であるため、極めて低速でしか作業できない。
この発明は,水を使用することなく,硬い目詰まりが起こる前に、排水性舗装の空隙に空気噴射を行なって目詰まりを防止し、排水性舗装の機能を維持させる排水性舗装の機能維持のための装置を提供するものである。
【0004】
なお、本願に類似の技術として,特公平5−63567号があるが、この従来技術は、吸込みノズルに対して車両の進行方向後方に送風ノズルを配置し,これと別の送風ノズルを前記吸込みノズルに対して車両の進行方向前方に配置し,前側のノズルからの空気流で舗装面のごみをほぐし,後側のノズルからの空気流でそのごみを浮き上がらせるとともに,その後側のノズルからの空気流が前側ノズルの空気流により前方に吹き逃げされることが防止されて,塵埃が吸込みノズルから効率よく回収される、というものである。この類似技術で排水性舗装の機能維持を図ろうとした場合,前後のノズルは夫々1つづつであり、後側ノズルからの空気流が舗装面に作用する時間を充分に確保して、塵埃を吹き上がらせる効果を充分に発揮させるためには、やはり比較的低速で清掃作業を行なうより他なく、作業効率を上げるために清掃装置の走行速度を高速とすると舗装面に塵埃が吹き残され,所望の清掃効果が得られない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の排水性舗装の機能維持のための清掃装置は、走行可能な車体の下方に本体を備え、本体に塵埃吸引口を備えると共に塵埃吸引口を挟んで車体進行方向前後に空気噴射ノズルを備え、前方の空気噴射ノズルを後方斜め下向きに指向させ、後方の空気噴射ノズルを前方斜め下向きに指向させ、前後の空気噴射ノズルから空気を噴射して塵埃を吹き上げ、吹き上げられた塵埃を塵埃吸引口から吸引回収するようにした清掃装置において、本体を前後板と左右測板と上板と底板を接合した箱形状とし、前後板と左右測板の下部にゴムフラップを設けて底板の下方に吹き上げ空間を形成し、前後に分割した底板間に塵埃吸引口を左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅に設け、前の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の取り付け開口部を設け、後の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の複数の取り付け開口部を設け、各取り付け開口部に左右側板に軸支した空気噴射ノズルを夫々嵌め込み、各空気噴射ノズルに本体幅とほぼ同じ長さの長手全長に及ぶスリット状の噴射口を本体の内部空間に開放するように備え、塵埃吸引口に吸引ダクトを接続し、本体の内部空間に空気吹出ダクトを連結したことを特徴とする。これによれば、前後のノズルから圧空を噴射してその噴射気流により空隙内の土砂等を吹き上げるので、水を使用することなく排水性舗装の機能を維持できる。また、清掃装置が比較的高速で移動されて、後側の空気噴射ノズルのうちで前方に位置しているノズルが吹き残しを生じたとしても,それより進行方向後方の噴射ノズルがその残された吹き残しを吹き上げることができるので、車体の清掃速度を上げても、排水性舗装の空隙内を効率よく清掃できる。
【0006】
また、本願の清掃装置は、本体を車両幅とほぼ同じ幅の箱形状とし、左右2つの吸引ダクトと左右2つの空気吹出ダクトを夫々備え、左右2つの吸引ダクトの下端に形成した逆漏斗状部分を車幅外方で側板に連結すると共に中央で互いに連結するように塵埃吸引口に接続し、左右2つの空気吹出ダクトを本体の左右端部に設けた貫通孔に夫々連結し、塵埃吸引口の後方で舗装面に空気を車体幅とほぼ同じ連続した幅で複数回噴射するようにしたことを特徴とする。この構成では、車体幅とほぼ同じ連続した幅で気流を噴射することができ、清掃装置内に空気流の及ばないエリアがないために車両幅とほぼ同じ幅で吹き上げ残しを防止できる。
また、本願の清掃装置は、各取り付け開口部に左右側板に回動自在に軸支した空気噴射ノズルを夫々回動可能に嵌め込み、空気噴射ノズルの左右側板から突出する突出部に調整レバーを固定し、調整レバーに設けた長孔に挿通した固定ねじで調整レバーを側板に螺合させ、本体の側方で調整レバーを揺動させて空気噴射ノズルの噴射角度を調整可能にしたことを特徴とする。本体の側方で調整レバーを揺動させて空気の噴射角度を適宜調整することにより、舗装面(空隙)に対する噴射角度を最適なものに設定でき、空隙内の塵埃を最も効率よく噴射させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示す路面清掃車1において、車体2の後部に塵埃等の回収ホッパ3を備えている。ホッパ3の前方には、図示しない作業エンジンにより駆動される吸引ブロア4が配置されている。車体2の下部であって前後輪5,6の間には、本願発明に係る清掃装置10が、排水性舗装の舗装面Rに対して接地する接地位置(図1の状態)と舗装面Rから離間する格納位置との間で昇降するように懸吊されている。前記ブロア4の吸引口7はフィルタ3bの上側においてホッパ内室3aに連通されている。また、ブロア4の空気噴射口8は、分岐ダクト8aを介して車両幅方向両側の空気吹出ダクト9と夫々連通されている(図2)。
【0008】
清掃装置10の本体10Aは、前後板11,12と左右側板13,14及び上板、底板15、16とが接合された箱形状を成し、車両1の車幅とほぼ同じ幅Dを有している。左右側板13,14の下部には左右のゴムフラップ17,17が取り付けてある。また、前後板11,12の下部には夫々前後のゴムフラップ18,19が取り付けてある。本体10A後部にはキャスター式の支持輪60が設けてあり,その支持輪60が舗装面Rに接地した清掃装置10の接地状態では、底板16、左右、前後のゴムフラップ17,17、18,19とにより囲まれた塵埃等の吹き上げ空間Sが清掃装置10の下面に形成される。
【0009】
底板16は、左右側板13,14間を繋ぐ前後の底板20,21に分割されており、前後の底板20,21の間には,左右側板13,14間に塵埃吸引口22が形成されている。この塵埃吸引口22には、吸引ダクト23の下端に形成された逆漏斗状部分23aが接続されている。吸引ダクト23はこの実施形態では清掃装置10の幅方向中心CLの両側に対称に2つ設けてあり、夫々清掃装置10の上板15を上下に貫通して本体10A内部に達しており,夫々の下端は、車体幅方向の内側と外側の両側に広がる上記逆漏斗形状部23aを成し,左右の逆漏斗状部23aのうち、車体幅方向で内側に向かう部分は車幅の中央で互いに連結され、車幅の外方に向かう部分は,夫々左右の側板13,14に連結されている。
【0010】
前の底板20はさらに前後の底板部分25,26から構成され、前後の底板部分25,26間には,左右側板13,14間にノズル取り付けのための取り付け開口部27が形成されている(図3)。また、後ろの底板21は、前,中,後の夫々底板部分28,29、30から構成され、前、中の底板部分28,29間,中、後底板部分29,30の間には、夫々ノズルの取り付け開口部27が形成されている。各取り付け開口部27には、夫々上方(上板側)を開放して本体10Aの内側空間と繋がっている樋形状の空気噴射ノズル40a,40b,40cが後述の回動軸41で支持された状態でその回動軸線回りに回動可能に嵌め込まれている。ノズル40a〜40cは、清掃装置10の幅方向に延びる前、後部材40d,40eと、それらの両端がつながれている端部材40fから構成される。前,後部材40d,40eは、夫々円弧部分40g,40hの下端に斜め下方を向く平面部40i、40jが連続しており,平面部40i、40jにより形成される空気通路が、舗装面Rに向かうにつれて先細りになっており、その下端は、ノズル40a〜40cのほぼ長手全長(左右の端部材40f,40f間)に及ぶスリット状の噴射口42a〜42cとなっている。端部材40f,40fは、円板40kの下方が前記平面部40i,40jの断面形状に一致して斜め下方に向いて先細りとなっており、全体として鳥のくちばしのような形状を成している。図5には、ノズル40cについてのみ拡大して示しているが,他のノズル40a,40bも同一の構造である。
各ノズル40a〜40cの左右の端部材40f,40fには、それぞれ回動軸41が一体に設けてあり,それぞれ左右側板13,14に回動自在に軸支されている。各ノズル40a〜40cの回動軸41の一方(ここでは左側のもの)は左側の側板13から外方に突出しており、角度調整装置50に連結されている。前側の空気噴射ノズル40aの噴射口42aは、図4に示すように,塵埃吸引口22の下方に指向して後方斜め下向きに、また、後側の2つのノズル40b,40cの噴射口42b,42cは,前方斜め下向きに指向している。
【0011】
角度調整装置50は以下の構成である。前記回動軸41の突出部外端に調整レバー51の下端が固定され,調整レバー51の上端には長孔52が形成されている。その長孔52に挿通された固定ねじ53は側板13に溶着の座13aに螺合されている。固定ねじ53を緩め,長孔52の形成範囲内で調整レバー51を揺動させることでノズル40a〜40cの舗装面Rに対する空気噴射角度が変更され、角度変更後,固定ねじ53を締め付けてその角度位置を固定する。出願人によれば,清掃速度に応じてこの空気噴射角度は適正値が存在し,高速になると前側のノズル40aは、より上向きとなるように(舗装面Rに対して水平に近い緩やかな角度で)空気を噴射し、後側のノズル40b,40cでは、より下向きとなるように(舗装面Rに対してより直角に近い角度で)空気を噴射すると、清掃効果が高いことを確認した。
【0012】
2つの吸引ダクト23の上端は前記ホッパ3の内部に連通され、ブロア4の吸引力がホッパ内室3a、吸引ダクト23を介して塵埃吸引口22近傍の空間に作用している。一方、左右の各吸引ダクト23の夫々車幅方向外側となる位置には、前記2つの空気吹出ダクト9,9の下端部が夫々本体10Aの上板15に設けた貫通孔15aに連結され、これにより、ブロア4から吹出す圧空は、2つの空気吹出ダクト9,9を介して清掃装置10の本体内側空間Sに入り込み,前後の噴射ノズル40a〜40cから舗装面Rに向けて噴射するようになっている。
【0013】
この構成では、清掃装置10を接地させ、ブロア4を駆動して排水性舗装面R上を清掃走行させると、ブロア4の空気吹出口8から左右の空気吹出ダクト9を介して清掃車(清掃装置10)の進行方向前方の噴射ノズル40aから舗装面Rに噴射される空気流により,舗装面の空隙SP内に入り込んでいる土砂や塵埃などがほぐされ,車両の進行により、そのほぐされた目詰まり物に後ろ側の空気噴射ノズル40b,40cから噴射される空気流が吹き付けると、目詰まり物が空隙SP内から吹き上げられて塵埃吸引口22の下方に運ばれる。塵埃吸引口22には、吸引ダクト23を介して吸引気流が作用しているので,そうして吹き上げられた土砂や塵埃は吸引ダクト23を介してホッパ3内に吸引除去される。このように、排水性舗装の空隙SPに入り込んでいる土砂等の目詰まり物を空気流のみによって浮き出させて回収して排水性舗装の空隙の目詰まりを防止してその機能を維持するので、従来のように水を使うものと対比して設備が簡易である。また、ノズル40a〜40cは、清掃装置10の幅とほぼ同じ長さのスリット状となっている噴射口42a〜42cを有しているので,ノズル40a〜40cのほぼ長手全長に及ぶ噴射気流が舗装面Rに作用するから,清掃装置10が清掃する舗装面においては気流の届かない死角となるエリアがなく、舗装面Rの土砂等は確実にほぐされ,また、吹き上げられる。
【0014】
車両の清掃速度を高めた時,後側の空気噴射ノズルが1列であると、そのノズルからの噴射空気による吹き上げ作用のみでは、前側ノズルでほぐした土砂等を確実に吹き上げて塵埃回収口の下方まで運ぶことができず、吹き残しの恐れがあるが、本願では、後側ノズルを進行方向に複数(実施形態では2列)設けたことにより、後側ノズルのうちの前のノズル40bにより吹き残しがあっても、そのノズル40bのすぐ後に位置する後側ノズル40cで、再度吹き上げて塵埃回収口22に運ぶことができるから、車両清掃速度を上げても吹き残しが少ない。
また、空気噴射ノズル40a〜40cの排水性舗装面Rに対する噴射空気の角度設定が適当でないと、空隙SP内への噴射空気の作用が効果的でなくなる恐れがあるが、この実施形態では、清掃した結果を考慮し、空気噴射ノズル40a〜40cの舗装面に対する角度を角度調整装置50により、清掃装置1の外側から簡単に変更できて、最も作用が効果的となる噴射角度が設定できる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本願発明では、本体を前後板と左右測板と上板と底板を接合した箱形状とし、前後板と左右測板の下部にゴムフラップを設けて底板の下方に吹き上げ空間を形成し、前後に分割した底板間に塵埃吸引口を左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅に設け、前の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の取り付け開口部を設け、後の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の複数の取り付け開口部を設け、各取り付け開口部に左右側板に軸支した空気噴射ノズルを夫々嵌め込み、各空気噴射ノズルに本体幅とほぼ同じ長さの長手全長に及ぶスリット状の噴射口を本体の内部空間に開放するように備え、塵埃吸引口に吸引ダクトを接続し、本体の内部空間に空気吹出ダクトを連結したので、圧空を空気吹出ダクトを介して本体の内部空間に入れ、前後の空気噴射ノズルから空気を噴射でき、前側のノズルからの噴射空気で排水性舗装の空隙内に入り込んでいる塵埃等をほぐし,後側のノズルからの噴射空気でその塵埃を吹き上げて塵埃吸引口に運んで吸引口から吸引できる上に、後側ノズルの内で、進行方向前方に位置しているノズルで吹き上げ残した塵埃等があってもそのノズルより後側のノズルで吹き上げでき、清掃速度を上げた場合でも吹き上げ残しを防止でき、清掃効率を上げることができる。
【0016】
また本願発明では、本体を車両幅とほぼ同じ幅の箱形状とし、左右2つの吸引ダクトと左右2つの空気吹出ダクトを夫々備え、左右2つの吸引ダクトの下端に形成した逆漏斗状部分を車幅外方で側板に連結すると共に中央で互いに連結するように塵埃吸引口に接続し、左右2つの空気吹出ダクトを本体の左右端部に設けた貫通孔に夫々連結し、塵埃吸引口の後方で舗装面に空気を車体幅とほぼ同じ連続した幅で複数回噴射するようにしたので、排水性舗装面に車体幅とほぼ同じ連続した幅で気流を噴射することができ、清掃装置内に空気流の及ばないエリアがないために車両幅とほぼ同じ幅で吹き上げ残しを防止できる。
また本願発明では、各取り付け開口部に左右側板に回動自在に軸支した空気噴射ノズルを夫々回動可能に嵌め込み、空気噴射ノズルの左右側板から突出する突出部に調整レバーを固定し、調整レバーに設けた長孔に挿通した固定ねじで調整レバーを側板に螺合させ、本体の側方で調整レバーを揺動させて空気噴射ノズルの噴射角度を調整可能にしたので、本体の側方で調整レバーを揺動させて空気の噴射角度を適宜調整することができ、舗装面(空隙)に対する噴射角度を最適なものに設定でき、空隙内の塵埃を最も効率よく噴射させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の清掃装置を備えた排水性舗装の機能維持車両である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV視拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
3 ホッパ
10 清掃装置
22 塵埃吸引口
40a 前側の空気噴射ノズル
40b,40c 後側の空気噴射ノズル
42a〜42c スリット形状を成す噴射口
R 排水性舗装の舗装面
Claims (3)
- 走行可能な車体の下方に本体を備え、本体に塵埃吸引口を備えると共に塵埃吸引口を挟んで車体進行方向前後に空気噴射ノズルを備え、前方の空気噴射ノズルを後方斜め下向きに指向させ、後方の空気噴射ノズルを前方斜め下向きに指向させ、前後の空気噴射ノズルから空気を噴射して塵埃を吹き上げ、吹き上げられた塵埃を塵埃吸引口から吸引回収するようにした清掃装置において、本体を前後板と左右測板と上板と底板を接合した箱形状とし、前後板と左右測板の下部にゴムフラップを設けて底板の下方に吹き上げ空間を形成し、前後に分割した底板間に塵埃吸引口を左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅に設け、前の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の取り付け開口部を設け、後の底板に左右測板間の本体幅とほぼ同じ幅の複数の取り付け開口部を設け、各取り付け開口部に左右側板に軸支した空気噴射ノズルを夫々嵌め込み、各空気噴射ノズルに本体幅とほぼ同じ長さの長手全長に及ぶスリット状の噴射口を本体の内部空間に開放するように備え、塵埃吸引口に吸引ダクトを接続し、本体の内部空間に空気吹出ダクトを連結したことを特徴とする排水性舗装の機能維持のための清掃装置。
- 本体を車両幅とほぼ同じ幅の箱形状とし、左右2つの吸引ダクトと左右2つの空気吹出ダクトを夫々備え、左右2つの吸引ダクトの下端に形成した逆漏斗状部分を車幅外方で側板に連結すると共に中央で互いに連結するように塵埃吸引口に接続し、左右2つの空気吹出ダクトを本体の左右端部に設けた貫通孔に夫々連結し、塵埃吸引口の後方で舗装面に空気を車体幅とほぼ同じ連続した幅で複数回噴射するようにしたことを特徴とする請求項1記載の排水性舗装の機能維持のための清掃装置。
- 各取り付け開口部に左右側板に回動自在に軸支した空気噴射ノズルを夫々回動可能に嵌め込み、空気噴射ノズルの左右側板から突出する突出部に調整レバーを固定し、調整レバーに設けた長孔に挿通した固定ねじで調整レバーを側板に螺合させ、本体の側方で調整レバーを揺動させて空気噴射ノズルの噴射角度を調整可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の排水性舗装の機能維持のための清掃装置。
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