JP2518014Y2 - 舗装体表面の清掃装置 - Google Patents
舗装体表面の清掃装置Info
- Publication number
- JP2518014Y2 JP2518014Y2 JP1990063541U JP6354190U JP2518014Y2 JP 2518014 Y2 JP2518014 Y2 JP 2518014Y2 JP 1990063541 U JP1990063541 U JP 1990063541U JP 6354190 U JP6354190 U JP 6354190U JP 2518014 Y2 JP2518014 Y2 JP 2518014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pavement
- suction duct
- gas
- air
- air suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、舗装体表面の清掃装置に関する。
〈従来の技術〉 例えば、オートレース場においては、すべり抵抗を向
上させ若しくは水捌けを良好に維持するために、通常の
粒径のアスファルト混合物にて舗装した後、さらにその
舗装上に空隙率が大きく細粒分が少なく透水性を有する
アスファルト混合物にて舗装(以下、単に舗装体と称
す)するようにしている。そして、雨水等を舗装内に浸
透させて舗装体の水捌けを良好に維持させ又すべり抵抗
性を向上させるようにしている。浸透した水は舗装体内
を流れて側溝に流入する。ここで、舗装体の透水係数は
略1/100(cm/sec)と高い値になっている。
上させ若しくは水捌けを良好に維持するために、通常の
粒径のアスファルト混合物にて舗装した後、さらにその
舗装上に空隙率が大きく細粒分が少なく透水性を有する
アスファルト混合物にて舗装(以下、単に舗装体と称
す)するようにしている。そして、雨水等を舗装内に浸
透させて舗装体の水捌けを良好に維持させ又すべり抵抗
性を向上させるようにしている。浸透した水は舗装体内
を流れて側溝に流入する。ここで、舗装体の透水係数は
略1/100(cm/sec)と高い値になっている。
ところで、オートレース場においては、競走車の故障
或いは落車等により舗装体上に油が散布されることがあ
り、これを従来においては以下の如く除去するようにし
ている。
或いは落車等により舗装体上に油が散布されることがあ
り、これを従来においては以下の如く除去するようにし
ている。
すなわち、おが屑、松脂粉或いはフィラー等の吸油剤
を舗装体上に人力で散布する。
を舗装体上に人力で散布する。
そして、スイーパを走行させて、油を吸収した吸油剤
(以下、ダストと称す)を除去するようにしている。
(以下、ダストと称す)を除去するようにしている。
具体的には、第6図に示すように、車両を前進(第6
図中右方)させつつダストをサイドブラシ1にて中央部
に寄せ集めた後、メインブラシ2にてホッパ3に掻き上
げつつ吸引装置4により吸引するようにしている。
図中右方)させつつダストをサイドブラシ1にて中央部
に寄せ集めた後、メインブラシ2にてホッパ3に掻き上
げつつ吸引装置4により吸引するようにしている。
尚、5はフィルタ、6はフィルタ5を振動させるシェ
ーカである。
ーカである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、舗装体は粒径が大きくその間隙も大きいの
で、メインブラシ2を回転させてダストを掻き上げよう
とすると、ダストが舗装体の間隙に侵入してとれにくく
なり事故の発生を招くおそれがあった。
で、メインブラシ2を回転させてダストを掻き上げよう
とすると、ダストが舗装体の間隙に侵入してとれにくく
なり事故の発生を招くおそれがあった。
また、特公昭61-14289号公報においては吸油剤を散布
した後、拭取布を舗装体表面に押圧しながら揺動させて
漏油を拭き取るものが開示されているが、このものにお
いてもダストが舗装体内に侵入するという不具合があ
る。
した後、拭取布を舗装体表面に押圧しながら揺動させて
漏油を拭き取るものが開示されているが、このものにお
いてもダストが舗装体内に侵入するという不具合があ
る。
また、特公昭61-47249号公報においては舗装体内に侵
入した目詰物を高圧水を噴射させて流出させるものが開
示されているが、このものでは噴射水を蒸発させるのに
時間を要するという不具合がある。
入した目詰物を高圧水を噴射させて流出させるものが開
示されているが、このものでは噴射水を蒸発させるのに
時間を要するという不具合がある。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたもので、
舗装体への目詰りを防止しつつ舗装体表面の異物を短時
間で除去できる清掃装置を提供することを目的とする。
舗装体への目詰りを防止しつつ舗装体表面の異物を短時
間で除去できる清掃装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、 所定空隙をもたせて形成され透水性を有する舗装体表
面の異物を除去する舗装体表面の清掃装置において、 前記舗装体表面近傍に吸込口が位置するように略鉛直
に垂下させて配設される空気吸引ダクトと、 該空気吸引ダクトから空気を吸引する吸引装置と、 該空気吸引ダクトの吸込口前縁部に前後方向に揺動自
由に取り付けられ、前記空気吸引ダクトの吸込口近傍の
舗装体表面に向けて気体を噴射する気体噴射ノズルであ
って、その噴射方向が後方に向かって斜め下方に設定さ
れた気体噴射ノズルと、 該気体噴射ノズルを揺動させる油圧シリンダと、 該気体噴射ノズルに気体を供給する気体供給装置と、 前記空気吸引ダクトの前方に横方向に延設されて、舗
装体表面の異物を後方に寄集める方向に回転される前部
回転ブラシと、 を車両に備えた構成とした。
面の異物を除去する舗装体表面の清掃装置において、 前記舗装体表面近傍に吸込口が位置するように略鉛直
に垂下させて配設される空気吸引ダクトと、 該空気吸引ダクトから空気を吸引する吸引装置と、 該空気吸引ダクトの吸込口前縁部に前後方向に揺動自
由に取り付けられ、前記空気吸引ダクトの吸込口近傍の
舗装体表面に向けて気体を噴射する気体噴射ノズルであ
って、その噴射方向が後方に向かって斜め下方に設定さ
れた気体噴射ノズルと、 該気体噴射ノズルを揺動させる油圧シリンダと、 該気体噴射ノズルに気体を供給する気体供給装置と、 前記空気吸引ダクトの前方に横方向に延設されて、舗
装体表面の異物を後方に寄集める方向に回転される前部
回転ブラシと、 を車両に備えた構成とした。
〈作用〉 かかる構成において、車両を前進させて、前部回転ブ
ラシにより舗装体表面の異物を後方に寄集めると共に気
体噴射ノズルから気体を舗装体表面に向けて噴射する。
これにより異物が吹上られつつ空気吸引ダクトにて吸引
される。
ラシにより舗装体表面の異物を後方に寄集めると共に気
体噴射ノズルから気体を舗装体表面に向けて噴射する。
これにより異物が吹上られつつ空気吸引ダクトにて吸引
される。
〈実施例〉 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す。
第1図において、車両本体1には前輪2及び後輪3が
備えられ車両が構成されている。車両本体1の前部両側
には揺動アーム4の基端部が略垂直面内を揺動自由に夫
々取付けられ、これら揺動アーム4は油圧シリンダ5に
より揺動駆動される。
備えられ車両が構成されている。車両本体1の前部両側
には揺動アーム4の基端部が略垂直面内を揺動自由に夫
々取付けられ、これら揺動アーム4は油圧シリンダ5に
より揺動駆動される。
前記揺動アームの前面部には空気吸込部としての吸引
ダクト6が略鉛直に垂下されて取付けられ、吸引ダクト
6の吸込口は第2図に示すように舗装体Aの表面近傍に
配設されている。吸引ダクト6はダストホース7を介し
て吸引装置8のダストボックス9内と連通されている。
前記吸引装置8にはブロア10が設けられ、ブロア10によ
りダストボックス9からフィルタ11を介して空気を吸引
するようになっている。12はブロア10を回転駆動させる
ベルトである。
ダクト6が略鉛直に垂下されて取付けられ、吸引ダクト
6の吸込口は第2図に示すように舗装体Aの表面近傍に
配設されている。吸引ダクト6はダストホース7を介し
て吸引装置8のダストボックス9内と連通されている。
前記吸引装置8にはブロア10が設けられ、ブロア10によ
りダストボックス9からフィルタ11を介して空気を吸引
するようになっている。12はブロア10を回転駆動させる
ベルトである。
前記吸引ダクト6の下縁部には第2図に示すようにブ
ラケット13,13が略水平に張設されており、ブラケット1
3,13と舗装体Aの表面との間に所定空隙が形成されてい
る。ここで、吸引ダクト6は車幅方向に複数略一定間隙
で配設してもよい。
ラケット13,13が略水平に張設されており、ブラケット1
3,13と舗装体Aの表面との間に所定空隙が形成されてい
る。ここで、吸引ダクト6は車幅方向に複数略一定間隙
で配設してもよい。
前記吸引ダクト6の吸込口前縁部には気体噴射ノズル
としての空気噴射ノズル14が設けられ、空気噴射ノズル
14の噴射方向は車両後方(第1図右方)の斜め下方でか
つ車両中央部に向けて傾斜させて設定されている。前記
空気噴射ノズル14は圧縮空気ホース15を介して気体供給
装置としてのコンプレッサ16の吐出口に連通され、コン
プレッサ16から圧縮空気が空気噴射ノズル14に供給され
るようになっている。前記空気噴射ノズル14は、空気噴
射方向を所定量変化できるように、吸引ダクト14の前縁
部に揺動自由に取付けられ、空気噴射ノズル14は油圧シ
リンダ(図示せず)により揺動されるようになってい
る。
としての空気噴射ノズル14が設けられ、空気噴射ノズル
14の噴射方向は車両後方(第1図右方)の斜め下方でか
つ車両中央部に向けて傾斜させて設定されている。前記
空気噴射ノズル14は圧縮空気ホース15を介して気体供給
装置としてのコンプレッサ16の吐出口に連通され、コン
プレッサ16から圧縮空気が空気噴射ノズル14に供給され
るようになっている。前記空気噴射ノズル14は、空気噴
射方向を所定量変化できるように、吸引ダクト14の前縁
部に揺動自由に取付けられ、空気噴射ノズル14は油圧シ
リンダ(図示せず)により揺動されるようになってい
る。
前記吸引ダクト6の前方には筒状の前部回転ブラシ17
が車幅方向に延設されて前記揺動アーム4に回転自由に
取付けられ、また吸引ダクト6の後方には筒状の後部回
転ブラシ18が車幅方向に延設されて前記揺動アーム4に
回転自由に取付けられている。前部及び後部回転ブラシ
17,18には中央部より互いに逆向きのらせん状に配設さ
れた毛が植設されており、ダストを中央部に寄集めるよ
うになっている。前部回転ブラシ17は、図示しない油圧
モータにより第2図に示すように反時計方向に回転駆動
され、ダストを後方の吸引ダクト6に向けて送出するよ
うになっている。後部回転ブラシ18は、図示しない油圧
モータにより第2図に示すように時計方向に回転駆動さ
れ、ダストを前方の吸引ダクト6に向けて送出するよう
になっている。
が車幅方向に延設されて前記揺動アーム4に回転自由に
取付けられ、また吸引ダクト6の後方には筒状の後部回
転ブラシ18が車幅方向に延設されて前記揺動アーム4に
回転自由に取付けられている。前部及び後部回転ブラシ
17,18には中央部より互いに逆向きのらせん状に配設さ
れた毛が植設されており、ダストを中央部に寄集めるよ
うになっている。前部回転ブラシ17は、図示しない油圧
モータにより第2図に示すように反時計方向に回転駆動
され、ダストを後方の吸引ダクト6に向けて送出するよ
うになっている。後部回転ブラシ18は、図示しない油圧
モータにより第2図に示すように時計方向に回転駆動さ
れ、ダストを前方の吸引ダクト6に向けて送出するよう
になっている。
尚、19は揺動アーム4の前端部に回転自由に取付けら
れる支持輪である。
れる支持輪である。
次に、作用を説明する。
オートレース場等の舗装体A上に、故障或いは転倒に
より、油が散布されたときには、まずその油上に吸油剤
を散布する。
より、油が散布されたときには、まずその油上に吸油剤
を散布する。
そして、車両を前進させて、前部回転ブラシ17により
ダスト(油を吸収した吸油剤)を後方かつ車両中央部に
寄集め、かつ後部回転ブラシ18により前方かつ車両中央
部に寄集めると共に空気噴射ノズル14から空気を噴射し
つつ吸引ダクト6の下部に向けて送出する。寄集められ
たダストは、ブラケット13の下方を通過した吸引ダクト
6に吸引された後、ダストホース7を介してダストボッ
クス9に導入される。
ダスト(油を吸収した吸油剤)を後方かつ車両中央部に
寄集め、かつ後部回転ブラシ18により前方かつ車両中央
部に寄集めると共に空気噴射ノズル14から空気を噴射し
つつ吸引ダクト6の下部に向けて送出する。寄集められ
たダストは、ブラケット13の下方を通過した吸引ダクト
6に吸引された後、ダストホース7を介してダストボッ
クス9に導入される。
このとき、ブラケット13と舗装体Aとにより、所定の
空隙が形成されているので、吸引ダクト6により吸引空
気がその空隙すなわち舗装体A表面に沿って流れるた
め、ダストの吸引を効率良く行うことができる。
空隙が形成されているので、吸引ダクト6により吸引空
気がその空隙すなわち舗装体A表面に沿って流れるた
め、ダストの吸引を効率良く行うことができる。
また、舗装体A表面のダストを、前部回転ブラシ17に
より後方かつ車両中央部に寄集めると共に後部回転ブラ
シ18により前方かつ車両中央部に寄集めるため、吸引ダ
クト6の吸込口に向けてダストを寄集めることはでき、
吸引ダクト6によりダストを効率良く吸引できる。尚、
前部回転ブラシ17のみを設ければ良く、前部回転ブラシ
17のみでも、吸引ダクト6の吸込口に向けてダストを効
率良く寄集めることができる。
より後方かつ車両中央部に寄集めると共に後部回転ブラ
シ18により前方かつ車両中央部に寄集めるため、吸引ダ
クト6の吸込口に向けてダストを寄集めることはでき、
吸引ダクト6によりダストを効率良く吸引できる。尚、
前部回転ブラシ17のみを設ければ良く、前部回転ブラシ
17のみでも、吸引ダクト6の吸込口に向けてダストを効
率良く寄集めることができる。
また、空気噴射ノズル14から圧縮空気を斜め後方に噴
射して舗装体A表面に斜めに噴きつけるようにしたの
で、ダストがその空気により吹上られるため、吸引ダク
ト6によりダストを効率良く吸引でき、また舗装体Aの
間隙にダストが侵入しても噴射空気によって吹上られて
除去でき舗装体Aの目詰まりを防止でき、もって水捌け
を良好に維持できる。このとき、空気噴射ノズル14を傾
斜させると共に揺動させるようにしたので、広範囲に亙
って舗装体Aの目詰まりを効率よく防止できる。
射して舗装体A表面に斜めに噴きつけるようにしたの
で、ダストがその空気により吹上られるため、吸引ダク
ト6によりダストを効率良く吸引でき、また舗装体Aの
間隙にダストが侵入しても噴射空気によって吹上られて
除去でき舗装体Aの目詰まりを防止でき、もって水捌け
を良好に維持できる。このとき、空気噴射ノズル14を傾
斜させると共に揺動させるようにしたので、広範囲に亙
って舗装体Aの目詰まりを効率よく防止できる。
前記ダストボックス9に導入されたダストは、フィル
タ11にて空気と分離されてダストボックス9下部に貯留
される。
タ11にて空気と分離されてダストボックス9下部に貯留
される。
次に、本考案の第2実施例を第3図〜第5図に基づい
て説明する。本実施例は、既存のトラックに装置を搭載
するようにしたものである。
て説明する。本実施例は、既存のトラックに装置を搭載
するようにしたものである。
すなわち、トラック21の荷台には箱状の収納容器22が
搭載され、収納容器22の両側部には開閉扉23が夫々取付
けられている。
搭載され、収納容器22の両側部には開閉扉23が夫々取付
けられている。
前記収納容器22の後部にはフレーム24が略垂直面内に
て揺動自由に取付けられ、このフレーム24は油圧シリン
ダ(図示せず)により揺動されて前記収納容器22内(格
納位置であって図中鎖線示)と施工位置(図中実線示)
との間を移動するようになっている。
て揺動自由に取付けられ、このフレーム24は油圧シリン
ダ(図示せず)により揺動されて前記収納容器22内(格
納位置であって図中鎖線示)と施工位置(図中実線示)
との間を移動するようになっている。
前記フレーム24には吸引ダクト25が車幅方向に沿って
複数配設され、これら吸引ダクト25の下縁部にはブラケ
ット26が舗装体Bとの間に所定間隙を持たせて取付けら
れている。前記吸引ダクト25はダクトホース27、ダクト
ボックス28、フィルタ29を介してブロア30に連通されて
いる。
複数配設され、これら吸引ダクト25の下縁部にはブラケ
ット26が舗装体Bとの間に所定間隙を持たせて取付けら
れている。前記吸引ダクト25はダクトホース27、ダクト
ボックス28、フィルタ29を介してブロア30に連通されて
いる。
前記各吸引ダクト25の下縁前端部には空気噴射ノズル
31が取付けられ、これら空気噴射ノズル31は後方の斜め
下方向にむけられている。各空気噴射ノズル31にはコン
プレッサ32から圧縮空気が供給されるようになってい
る。
31が取付けられ、これら空気噴射ノズル31は後方の斜め
下方向にむけられている。各空気噴射ノズル31にはコン
プレッサ32から圧縮空気が供給されるようになってい
る。
吸引ダクト25の前方には筒状の回転ブラシ33が車幅方
向に延設されてフレーム24に回転自由に取付けられ、回
転ブラシ33は油圧モータ(図示せず)により回転駆動さ
れてダストを吸引ダクト25下方に送出するようになって
いる。34は支持車輪である。
向に延設されてフレーム24に回転自由に取付けられ、回
転ブラシ33は油圧モータ(図示せず)により回転駆動さ
れてダストを吸引ダクト25下方に送出するようになって
いる。34は支持車輪である。
かかる構成においても、第1実施例と同様な効果を奏
する。
する。
尚、異物としては、オートレース場におけるナイトレ
ースにて散乱する虫の死骸等が挙げられる。
ースにて散乱する虫の死骸等が挙げられる。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、舗装体表面の異物
を、前部回転ブラシにより後方に寄集めると共に気体を
舗装体表面に噴射しつつ異物を吸引するようにしたの
で、舗装体の目詰まりを防止しつつ短時間で効率よく異
物を除去できる。特に、本考案によると、舗装体表面の
異物を、前部回転ブラシにより後方に寄集めるため、吸
引ダクトの吸込口に向けて異物を効率良く寄集めること
ができ、吸引ダクトにより異物を効率良く吸引できる。
又、舗装体表面に向けて気体を噴射する気体噴射ノズル
を、空気吸引ダクトの吸込口前縁部に前後方向に揺動自
由に取り付け、その噴射方向を後方に向かって斜め下方
に設定するようにして、異物を気体により効果的に吹上
られるようにしたから、空気吸引ダクトに異物を効率良
く吸引できると共に、舗装体表面の間隙に侵入した異物
をも吹上ることができ、舗装体の目詰まりを防止でき、
又、気体噴射ノズルの揺動によって、広範囲にわたって
気体を噴射できるため、広範囲にわたって舗装体の目詰
まりを効率良く防止できる。
を、前部回転ブラシにより後方に寄集めると共に気体を
舗装体表面に噴射しつつ異物を吸引するようにしたの
で、舗装体の目詰まりを防止しつつ短時間で効率よく異
物を除去できる。特に、本考案によると、舗装体表面の
異物を、前部回転ブラシにより後方に寄集めるため、吸
引ダクトの吸込口に向けて異物を効率良く寄集めること
ができ、吸引ダクトにより異物を効率良く吸引できる。
又、舗装体表面に向けて気体を噴射する気体噴射ノズル
を、空気吸引ダクトの吸込口前縁部に前後方向に揺動自
由に取り付け、その噴射方向を後方に向かって斜め下方
に設定するようにして、異物を気体により効果的に吹上
られるようにしたから、空気吸引ダクトに異物を効率良
く吸引できると共に、舗装体表面の間隙に侵入した異物
をも吹上ることができ、舗装体の目詰まりを防止でき、
又、気体噴射ノズルの揺動によって、広範囲にわたって
気体を噴射できるため、広範囲にわたって舗装体の目詰
まりを効率良く防止できる。
第1図は本考案の第1実施例を示す構成図、第2図は同
上の要部拡大図、第3図は本考案の第2実施例を示す構
成図、第4図は同上の平面図、第5図は同上の右側面
図、第6図は従来例を示す構成図である。 1……車両本体、6……吸引ダクト、8……吸引装置、
14……吸引装置、14……空気噴射ノズル、16……コンプ
レッサ
上の要部拡大図、第3図は本考案の第2実施例を示す構
成図、第4図は同上の平面図、第5図は同上の右側面
図、第6図は従来例を示す構成図である。 1……車両本体、6……吸引ダクト、8……吸引装置、
14……吸引装置、14……空気噴射ノズル、16……コンプ
レッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 原 敏幸 東京都港区虎ノ門3丁目6番2号 財団 法人小型自動車開発センター内 (56)参考文献 特開 昭56−501553(JP,A) 実開 昭49−102568(JP,U) 特公 昭28−5941(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】所定空隙をもたせて形成され透水性を有す
る舗装体表面の異物を除去する舗装体表面の清掃装置に
おいて、 前記舗装体表面近傍に吸込口が位置するように略鉛直に
垂下されて配設される空気吸引ダクトと、 該空気吸引ダクトから空気を吸引する吸引装置と、 該空気吸引ダクトの吸込口前縁部に前後方向に揺動自由
に取り付けられ、前記空気吸引ダクトの吸込口近傍の舗
装体表面に向けて気体を噴射する気体噴射ノズルであっ
て、その噴射方向が後方に向かって斜め下方に設定され
た気体噴射ノズルと、 該気体噴射ノズルを揺動させる油圧シリンダと、 該気体噴射ノズルに気体を供給する気体供給装置と、 前記空気吸引ダクトの前方に横方向に延設されて、舗装
体表面の異物を後方に寄せ集める方向に回転される前部
回転ブラシと、 を車両に備えたことを特徴とする舗装体表面の清掃装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990063541U JP2518014Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 舗装体表面の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990063541U JP2518014Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 舗装体表面の清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0422508U JPH0422508U (ja) | 1992-02-25 |
JP2518014Y2 true JP2518014Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31593685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990063541U Expired - Lifetime JP2518014Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 舗装体表面の清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518014Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102568U (ja) * | 1972-12-23 | 1974-09-04 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP1990063541U patent/JP2518014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0422508U (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |