JP4067366B2 - 異物選別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦力を利用した摩擦式異物選別装置に関し、特に、微細な穀粒中に混合している微細な異物を選別することを可能にする摩擦式異物選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
食料品や医薬品その他種々の物品の原料となる穀類や植物種子(例えば、胡麻、粟、玄米、粒胡椒、マスタードなど)には、それらの収穫時においては、一般に種々の異物が混合する。例えば、小石、土粒、金属片、ガラス片、プラスチック片、茎、葉、毛髪、昆虫の死骸、小動物や昆虫の糞などである。
【0003】
従来、これらの異物は、植物種子と異物との大きさの相違に基づく粒径選別、植物種子と異物との比重の相違に基づく比重選別、磁性の有無に基づく磁力選別などの方法を用いて除去されてきた。
【0004】
しかしながら、穀粒や植物種子に混合している異物の大きさが穀粒や植物種子の大きさと大差がなく、さらに、異物の比重が穀粒や植物種子の比重とそれほど変わらず、加えて、異物が磁性を有しないものであるような場合には、上記の粒径選別、比重選別及び磁力選別によっても、異物を除去することは不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、これらの選別方法とは全く異なる観点から異物を選別する方法として、摩擦力を応用した摩擦式選別方法が従来から提案されている。
【0006】
例えば、特許文献1(実開昭60−112382号公報)には、同一方向に回転する一対のローラーを一定間隔をおいて水平に保持し、少なくとも一方のローラーの表面には螺旋状の凸状体を形成した異物選別装置が提案されている。
【0007】
【特許文献1】
実開昭60−112382号公報
また、本願の出願人は、特許文献2(特開平9−155294号公報)において、表面の摩擦係数が異なる二つのローラーを平行に、かつ、傾斜させた状態で並べ、異物の表面の摩擦係数と各ローラーの表面の摩擦係数との差異に応じて、異物を選別する摩擦式選別装置を提案している。
【0008】
【特許文献2】
特開平9−155294号公報
このうち、特許文献2に示された摩擦式選別装置によれば、例えば、小豆や大豆に混合している異物を除去することが可能である。
【0009】
しかしながら、小豆や大豆などの豆類よりもさらに大きさが小さい物、例えば、胡麻粒や米粒からそれらと同じような大きさの異物を除去することは、上記の特許文献1または2に示された摩擦式選別装置によっても不可能であった。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、胡麻その他の大きさが極めて小さい対象物から異物を確実に除去することができる異物選別装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、第一のローラーと、前記第一のローラーの軸線と平行な軸線を有し、前記第一のローラーとの間に所定の間隔の隙間を形成するように配置され、かつ、前記第一ローラーの表面の摩擦係数よりも小さい摩擦係数の表面を有する第二のローラーと、を備え、第一の物と第二の物との混合物から前記第一の物または前記第二の物を選別する異物選別装置において、前記第二のローラーの表面には、螺旋状溝、第一螺旋状凸状体及び第二螺旋状凸状体が前記第一の物及び前記第二の物がフィードされる方向に沿ってこの順番に形成されており、前記第一螺旋状凸状体の外径は前記螺旋状溝の外径及び前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく形成されており、前記第一の物は、前記第二のローラーの回転に伴って前記第二螺旋状凸状体上を前記第二のローラーの軸線方向にフィードされ、前記第二の物は、前記第二の物の表面と前記第一のローラーの表面との間の摩擦力及び前記第二の物の表面と前記第二のローラーの表面との間の摩擦力との差に起因して、前記第二螺旋状凸状体から前記第一螺旋状凸状体を乗り越え、前記螺旋状溝内に落下することを特徴とする異物選別装置を提供する。
【0012】
前記第二のローラーの表面には、前記第二螺旋状凸状体に隣接して第三螺旋状凸状体を形成することができる。この場合、前記第三螺旋状凸状体の外径は前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく設定される。
【0013】
前記第一のローラーの表面には摩擦係数を高めるための処理が施されていることが好ましい。
【0014】
前記第一のローラーの表面には、前記第一の物の進行方向とは逆向きの螺旋状溝を形成することが可能である。
【0015】
前記第一のローラーの表面の摩擦係数は前記第一の物の進行方向に沿って大きくなるようにすることができる。
【0016】
本異物選別装置は、前記第一及び第二のローラーを前記第一の物の進行方向における上流側が高くなるように傾斜させる傾斜手段を備えることができる。
【0021】
さらに、本発明は、ローラーと、前記ローラーとの間に所定の間隔の隙間を形成するように鉛直に立てられ、かつ、前記ローラーの表面の摩擦係数よりも大きい摩擦係数の表面を有する壁体と、を備え、第一の物と第二の物との混合物から前記第一の物または前記第二の物を選別する異物選別装置において、前記ローラーの表面には、螺旋状溝、第一螺旋状凸状体及び第二螺旋状凸状体が前記第一の物及び前記第二の物がフィードされる方向に沿ってこの順番に形成されており、前記第一螺旋状凸状体の外径は前記螺旋状溝の外径及び前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく形成されており、前記第一の物は、前記ローラーの回転に伴って前記第二螺旋状凸状体上を前記ローラーの軸線方向にフィードされ、前記第二の物は、前記第二の物の表面と前記壁体の表面との間の摩擦力及び前記第二の物の表面と前記ローラーの表面との間の摩擦力との差に起因して、前記第二螺旋状凸状体から前記第一螺旋状凸状体を乗り越え、前記螺旋状溝内に落下することを特徴とする異物選別装置を提供する。
【0022】
前記ローラーの表面には、前記第二螺旋状凸状体に隣接して第三螺旋状凸状体を形成することができる。この場合、前記第三螺旋状凸状体の外径は前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく設定される。
【0023】
前記壁体の表面は摩擦係数を高めるための処理が施されていることが好ましい。
【0024】
本異物選別装置は、前記ローラーを前記第一の物の進行方向における上流側が高くなるように傾斜させる傾斜手段を備えることができる。
【0025】
前記壁体の表面の摩擦係数は前記第一の物の進行方向に沿って大きくなるものであることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置10の斜視図である。
【0027】
本実施形態に係る異物選別装置10は、胡麻粒からその中に混合している茎、昆虫の糞、土粒、枯れ葉その他の異物を選別して、取り出す装置である。
【0028】
本実施形態に係る異物選別装置10は、第一のローラーとしての摩擦ローラー11と、摩擦ローラー11の軸線と平行な軸線を有し、摩擦ローラー11との間に所定の間隔の隙間を形成するように配置されている第二のローラーとしての搬送ローラー12と、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の上方に配置され、摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間に開口が向けられているホッパー13と、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12をその両端において回転可能に支持するベアリング機構14(図1においては、一つのみ図示)と、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の下方に配置されている第一収納箱15及び第二収納箱16と、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12を回転させるモーター17と、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12とモーター17との間に配置され、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の回転数及び回転方向を制御するギヤトレイン18と、から構成されている。
【0029】
摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間は、選別対象である胡麻粒及び異物が落下しないような間隔に設定されている。
【0030】
摩擦ローラー11及び搬送ローラー12はともに鋼鉄製である。ただし、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数が搬送ローラー12の表面の摩擦係数よりも大きくなるように、摩擦ローラー11の表面には、小幅の螺旋状の浅い溝が形成されている。
【0031】
あるいは、摩擦ローラー11を搬送ローラー12よりも摩擦係数の大きい材質でつくるようにすることも可能である。
【0032】
後述するように、胡麻粒と異物との混合物はホッパー13に入れられ、ホッパー13の底部の開口から摩擦ローラー11及び搬送ローラー12上に供給される。以後、胡麻粒及び異物は摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の長さ方向に沿ってフィードされ、その間に、異物が胡麻粒から選別され、除去される。以後、胡麻粒と異物との混合物がフィードされる方向、すなわち、ホッパー13からベアリング機構14に向かう方向Aを進行方向と呼ぶ。
【0033】
図2は、搬送ローラー12の表面の形状を示す断面図である。
【0034】
搬送ローラー12の表面には、一条の螺旋状溝121と、第一螺旋状凸状体122と、第二螺旋状凸状体123と、第三螺旋状凸状体124とが進行方向Aに沿ってこの順番に形成されている。
【0035】
第一螺旋状凸状体122の内径R2は、螺旋状溝121の内径R1及び第二螺旋状凸状体123の内径R3よりも大きく設定されている。
【0036】
第一螺旋状凸状体122の内径R2と螺旋状溝121の内径R1との差は任意である。後述するように、異物が螺旋状溝121の中に落ち込む程度の深さがあれば、螺旋状溝121の内径R1は任意の値に設定することができる。
【0037】
また、第一螺旋状凸状体122の内径R2と第二螺旋状凸状体123の内径R3との差は、後述するように、異物が第二螺旋状凸状体123の表面から第一螺旋状凸状体122を乗り越えられる程度に設定される。
【0038】
この第一螺旋状凸状体122の内径R2と第二螺旋状凸状体123の内径R3との差は選別対象の大きさに応じて設定される。
【0039】
なお、図2に示すように、第一螺旋状凸状体122と第二螺旋状凸状体123との間にはテーパ125を形成しておくことが好ましい。
【0040】
第三螺旋状凸状体124の内径R4は第二螺旋状凸状体123の内径R3よりも大きく設定されている。
【0041】
第三螺旋状凸状体124の内径R4と第二螺旋状凸状体123の内径R3との差は任意である。後述するように、胡麻粒が第二螺旋状凸状体123の表面から転がり落ちない程度の差であればよい。
【0042】
摩擦ローラー11は、ベアリング機構14の側から摩擦ローラー11を見たときに、時計方向Bの向きに回転している。同様に、搬送ローラー12は、ベアリング機構14の側から搬送ローラー12を見たときに、時計方向Cの向きに回転している。
【0043】
以上のような構造を有する本実施形態に係る異物選別装置10は、以下のようにして、胡麻粒の中に混合している異物を選別し、除去する。
【0044】
先ず、胡麻粒と異物との混合物はホッパー13に入れられ、混合物は少量ずつ、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12上に供給される。摩擦ローラー11及び搬送ローラー12上に供給された混合物は摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間上に集まる。
【0045】
図3は、摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間上に集まった混合物の中の胡麻粒19の動きを示す概略図である。
【0046】
図3に示すように、胡麻粒19は、摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間上に集まった後、摩擦ローラー11と搬送ローラー12の第二螺旋状凸状体123との間に保持された状態となる。
【0047】
前述のように、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数の方が搬送ローラー12の表面の摩擦係数(ひいては、第二螺旋状凸状体123の表面の摩擦係数)よりも大きく設定されているため、胡麻粒19と摩擦ローラー11との間に生じる摩擦力は胡麻粒19と搬送ローラー12との間に生じる摩擦力よりも大きい。
【0048】
しかしながら、これらの摩擦力は胡麻粒19の重量と比較して極めて小さいため、胡麻粒19はこれらの摩擦力の影響を受けることなく、第二螺旋状凸状体123の表面上にとどまる。この場合、第二螺旋状凸状体123の両側には第一螺旋状凸状体122及び第三螺旋状凸状体124が形成されているため、胡麻粒19が第二螺旋状凸状体123の表面から落下することはない。
【0049】
このため、胡麻粒19は搬送ローラー12の回転に伴って、第二螺旋状凸状体123の表面上を進行方向Aの方向にフィードされる。最終的には、矢印Dに示すように、第二螺旋状凸状体123の終点の下方に配置されている第二収納箱16の中に落下する。
【0050】
図4は、摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間上に集まった混合物の中の異物20の動きを示す概略図である。
【0051】
図4に示すように、異物20は、摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間の隙間上に集まった後、胡麻粒19の場合と同様に、最初は、摩擦ローラー11と搬送ローラー12の第二螺旋状凸状体123との間に保持された状態となる。
【0052】
前述のように、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数の方が搬送ローラー12の表面の摩擦係数(ひいては、第二螺旋状凸状体123の表面の摩擦係数)よりも大きく設定されているため、異物20と摩擦ローラー11との間に生じる摩擦力は異物20と搬送ローラー12との間に生じる摩擦力よりも大きい。
【0053】
異物20の重量は胡麻粒19の重量と比較しても小さいため、胡麻粒19とは異なり、これらの摩擦力のうちの大きい方の摩擦力、すなわち、摩擦ローラー11との間に生じる摩擦力の影響を大きく受ける。
【0054】
具体的には、異物20は、摩擦ローラー11との間に生じる摩擦力によって、摩擦ローラー11に付着したような状態となる。このため、搬送ローラー12の回転に伴い、螺旋形状の第一螺旋状凸状体122が異物20を進行方向Aの方向に押し込むこととなる。しかしながら、異物20は摩擦ローラー11に付着したような状態になっているため、異物20は第一螺旋状凸状体122により進行方向Aの方向に押し込まれる力に抗して、矢印Eに示すように、異物20は第一螺旋状凸状体122を乗り越える結果となる。
【0055】
第一螺旋状凸状体122を乗り越えた異物20は、矢印Fに示すように、螺旋状溝121に落下し、さらに、搬送ローラー12の回転に伴い、矢印Gに示すように、第一収納箱15の中に落下する。
【0056】
以上のように、本実施形態に係る異物選別装置10によれば、胡麻粒19は搬送ローラー12の第二螺旋状凸状体123上を進行方向Aにフィードされ、最終的には、第二収納箱16に収納される。これに対して、異物20は第二螺旋状凸状体123から第一螺旋状凸状体122を乗り越えて螺旋状溝121に落下し、最終的には、第一収納箱15に収納される。
【0057】
すなわち、本実施形態に係る異物選別装置10によれば、胡麻粒19と異物20との混合物から胡麻粒19のみを取り出すことができる。
【0058】
本実施形態に係る異物選別装置10の構造は上記のような構造に限定されるものではなく、以下のように種々の変更が可能である。
【0059】
摩擦ローラー11の表面の摩擦係数を搬送ローラー12の表面の摩擦係数よりも大きくするためには、摩擦ローラー11の表面に螺旋状の溝を形成し、あるいは、摩擦ローラー11を摩擦係数の大きい材料で作ることに代えて、摩擦ローラー11の表面に摩擦係数が大きい材料をコーティングしてもよく、あるいは、摩擦ローラー11の表面に微細な凹凸形状を形成してもよい。
【0060】
また、摩擦ローラー11の表面には、胡麻粒19の進行方向Aとは逆向きの螺旋状溝を形成することができる。
【0061】
これにより、胡麻粒19の進行方向Aにおけるフィード速度を大きくすることができる。
【0062】
なお、第三螺旋状凸状体124は必ずしも常に形成することは必要ではない。
【0063】
例えば、搬送ローラー12の回転数を低く抑え、従って、胡麻粒19の進行方向Aにおけるフィード速度を小さく設定したような場合には、胡麻粒19が第二螺旋状凸状体123から転がり落ちる危険性が低いので、このような場合には、搬送ローラー12に第三螺旋状凸状体124を形成することは必ずしも必要ではない。
【0064】
摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の間の相対的な回転速度は任意に設定することができる。すなわち、摩擦ローラー11の回転速度を搬送ローラー12の回転速度よりも大きく設定してもよく、あるいは、摩擦ローラー11の回転速度を搬送ローラー12の回転速度よりも小さく設定してもよい。摩擦ローラー11の回転速度を搬送ローラー12の回転速度に等しく設定することもできる。
【0065】
本実施形態に係る異物選別装置10においては、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の回転方向をともに時計方向B、Cに設定したが、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の回転方向はこれには限定されない。ともに同じ回転方向にしてもよく、あるいは、相互に反対の回転方向にしてもよい。ただし、図1に示す方向G、Hに摩擦ローラー11及び搬送ローラー12を回転させることは好ましくない。方向G、Hに摩擦ローラー11及び搬送ローラー12を回転させると、胡麻粒19及び異物20を摩擦ローラー11と搬送ローラー12との間に巻き込むおそれがあるためである。
【0066】
本実施形態に係る異物選別装置10においては、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数は表面全体にわたって一定であるが、摩擦係数を徐々に変化させるようにすることもできる。
【0067】
例えば、進行方向Aに進むに伴って、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数が大きくなるように摩擦ローラー11を形成することが可能である。表面の摩擦係数が小さい異物20は胡麻粒19とともに進行方向Aにフィードされてしまう可能性がある。このため、摩擦ローラー11の表面の摩擦係数を進行方向Aに沿って大きくすることにより、異物20が進行方向Aに進につれて、異物20と摩擦ローラー11との間の摩擦力が大きくなり、異物20が第一螺旋状凸状体122を乗り越えて、螺旋状溝121に落下させるようにすることができる。
【0068】
本実施形態に係る異物選別装置10においては、第二螺旋状凸状体123の幅は搬送ローラー12の全体にわたって一定であるが、第二螺旋状凸状体123の幅を進行方向Aに沿って徐々に大きくなるように設定することも可能である。
【0069】
進行方向Aに進むにつれて、胡麻粒19と異物20との混合物における胡麻粒19の割合が大きくなるので、第二螺旋状凸状体123の幅を進行方向Aに沿って徐々に大きくすることにより、胡麻粒19の進行方向Aにおけるフィード速度を上げることができる。
【0070】
図5は、本実施形態に係る異物選別装置10の変形例を示す概略図である。
【0071】
本変形例においては、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12は、進行方向Aの下流側の端部11aが回転可能に支持されている。また、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の進行方向Aの上流側の端部11bの周囲には円弧形状のレール21が敷設されており、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12は、端部11bにおいてレール21上を摺動自在であるように、端部11bを介してレール21と結合されている。
【0072】
すなわち、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12は端部11aを中心として回転可能に形成されており、モーターその他の適当な駆動手段(図示せず)を用いて、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12を端部11aの回りに回転させることにより、端部11bが端部11aよりも上方に位置するように、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12の傾斜角θを任意の角度に設定することができる。
【0073】
本変形例によれば、選別の対象物に応じて、傾斜角θを変更することにより、選別対象物の進行方向Aにおけるフィード速度を大きくすることができ、選別速度を上げることが可能である。
【0074】
なお、摩擦ローラー11及び搬送ローラー12を傾斜させるための機構は上記のような機構に限定されるものではなく、他の機構を採用することも可能である。
【0103】
は、本発明の第の実施形態に係る異物選別装置50の斜視図である。
【0104】
本実施形態に係る異物選別装置50は、第一の実施形態に係る異物選別装置10と比較して、摩擦ローラー11に代えて、壁体51を備えている。
【0105】
壁体51は、搬送ローラー12との間に所定の間隔の隙間を形成するように鉛直に立てられており、かつ、搬送ローラー12の表面の摩擦係数よりも大きい摩擦係数の表面を有している。
【0106】
摩擦ローラー11に代えて壁体51を有している点を除いて、本実施形態に係る異物選別装置50は、第一の実施形態に係る異物選別装置10と同様の構造を有している。
【0107】
このように、摩擦ローラー11の代わりにボード状の壁体51を用いても、第一の実施形態に係る異物選別装置10と同様の効果を得ることができる。
【0108】
【発明の効果】
本発明に係る異物選別装置によれば、サイズが小さい穀粒(長さが1mm前後、厚さが0.5から1.0mm程度のもの)、例えば、胡麻粒や米粒などの穀粒から同程度の大きさの異物を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置の斜視図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置における搬送ローラーの断面図である。
【図3】 本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置において穀粒を選別する状態を示す概念図である。
【図4】 本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置において異物を選別する状態を示す概念図である。
【図5】 本発明の第一の実施形態に係る異物選別装置の変形例の斜視図である。
【図】 本発明の第の実施形態に係る異物選別装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 第一の実施形態に係る異物選別装置
11 摩擦ローラー
12 搬送ローラー
121 螺旋状溝
122 第一螺旋状凸状体
123 第二螺旋状凸状体
124 第三螺旋状凸状体
125 テーパ
13 ホッパー
14 ベアリング機構
15 第一収納箱
16 第二収納箱
17 モーター
18 ギヤトレイン
19 胡麻粒
20 異物
21 レール

50 第三の実施形態に係る異物選別装置
51 壁体

Claims (11)

  1. 第一のローラーと、
    前記第一のローラーの軸線と平行な軸線を有し、前記第一のローラーとの間に所定の間隔の隙間を形成するように配置され、かつ、前記第一ローラーの表面の摩擦係数よりも小さい摩擦係数の表面を有する第二のローラーと、
    を備え、
    第一の物と第二の物との混合物から前記第一の物または前記第二の物を選別する異物選別装置において、
    前記第二のローラーの表面には、螺旋状溝、第一螺旋状凸状体及び第二螺旋状凸状体が前記第一の物及び前記第二の物がフィードされる方向に沿ってこの順番に形成されており、前記第一螺旋状凸状体の外径は前記螺旋状溝の外径及び前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく形成されており、
    前記第一の物は、前記第二のローラーの回転に伴って前記第二螺旋状凸状体上を前記第二のローラーの軸線方向にフィードされ、
    前記第二の物は、前記第二の物の表面と前記第一のローラーの表面との間の摩擦力及び前記第二の物の表面と前記第二のローラーの表面との間の摩擦力との差に起因して、前記第二螺旋状凸状体から前記第一螺旋状凸状体を乗り越え、前記螺旋状溝内に落下することを特徴とする異物選別装置。
  2. 前記第二のローラーの表面には、前記第二螺旋状凸状体に隣接して第三螺旋状凸状体が形成されており、前記第三螺旋状凸状体の外径は前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の異物選別装置。
  3. 前記第一のローラーの表面は摩擦係数を高めるための処理が施されていることを特徴とする請求項1または2に記載の異物選別装置。
  4. 前記第一のローラーの表面には、前記第一の物の進行方向とは逆向きの螺旋状溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の異物選別装置。
  5. 前記第一のローラーの表面の摩擦係数は前記第一の物の進行方向に沿って大きくなるものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の異物選別装置。
  6. 前記第一及び第二のローラーを前記第一の物の進行方向における上流側が高くなるように傾斜させる傾斜手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の異物選別装置。
  7. ローラーと、
    前記ローラーとの間に所定の間隔の隙間を形成するように鉛直に立てられ、かつ、前記ローラーの表面の摩擦係数よりも大きい摩擦係数の表面を有する壁体と、
    を備え、
    第一の物と第二の物との混合物から前記第一の物または前記第二の物を選別する異物選別装置において、
    前記ローラーの表面には、螺旋状溝、第一螺旋状凸状体及び第二螺旋状凸状体が前記第一の物及び前記第二の物がフィードされる方向に沿ってこの順番に形成されており、前記第一螺旋状凸状体の外径は前記螺旋状溝の外径及び前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きく形成されており、
    前記第一の物は、前記ローラーの回転に伴って前記第二螺旋状凸状体上を前記ローラーの軸線方向にフィードされ、
    前記第二の物は、前記第二の物の表面と前記壁体の表面との間の摩擦力及び前記第二の物の表面と前記ローラーの表面との間の摩擦力との差に起因して、前記第二螺旋状凸状体から前記第一螺旋状凸状体を乗り越え、前記螺旋状溝内に落下することを特徴とする異物選別装置。
  8. 前記ローラーの表面には、前記第二螺旋状凸状体に隣接して第三螺旋状凸状体が形成されており、前記第三螺旋状凸状体の外径は前記第二螺旋状凸状体の外径よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の異物選別装置。
  9. 前記壁体の表面は摩擦係数を高めるための処理が施されていることを特徴とする請求項またはに記載の異物選別装置。
  10. 前記ローラーを前記第一の物の進行方向における上流側が高くなるように傾斜させる傾斜手段を備えることを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の異物選別装置。
  11. 前記壁体の表面の摩擦係数は前記第一の物の進行方向に沿って大きくなるものであることを特徴とする請求項乃至10の何れか一項に記載の異物選別装置。
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