JP4066727B2 - インデックスファイル検索装置およびインデックスファイル検索方法 - Google Patents

インデックスファイル検索装置およびインデックスファイル検索方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインデックスファイル検索装置およびインデックスファイル検索方法に関し、特にデータベースのインデックスファイルに対するインデックス検索要求を処理するインデックスファイル検索装置およびインデックスファイル検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
データベースに対する検索処理を高速化する技術として、インデックスと称する二次情報を生成しておき、このインデックスレコードを検索することによって目的とするデータレコードを求めるという手法が広く知られている(例えば、特開平3−252737号公報参照)。
【0003】
図2は、インデックスの構造を示す図である。インデックスは木構造という階層構造になっており、インデックスレコードはインデックス値が昇順または降順になるようにインデックスブロックに格納されている。図2では、3階層のインデックスになっている。インデックスは、最上位インデックスブロック201,中間位インデックスブロック203,および最下位インデックスブロック205から構成されており、最上位インデックスブロック201はインデックスにつき1つである。インデックスブロックには、インデックスを構成している各インデックスブロックを最上位インデックスブロック201から順番にたどれるように、自分のインデックスブロック番号,1つ前のインデックスブロック番号(前インデックスブロック番号),1つ後ろのインデックスブロック番号(次インデックスブロック番号),および何階層目のインデックスブロックかを示す階層番号を制御用領域に持っている。最上位インデックスブロック201および中間位インデックスブロック203にそれぞれ格納されている最上位インデックスレコード202および中間位インデックスレコード204は、レコード番号,管理している下位のインデックスブロック番号(下位インデックスブロック番号),および管理している下位のインデックスブロックに格納されている最大インデックス値を持っている。最下位インデックスブロック205に格納されている最下位インデックスレコード206は、レコード番号,インデックス値,および対応するデータレコードのID(以下、RIDと略記する)を持っている。インデックスを検索する場合は、最上位インデックスブロック201から検索をはじめて、中間位インデックスブロック203、そして最下位インデックスブロック205と検索して、求める最下位インデックスレコード206を検索する。
【0004】
図3は、インデックスの構造の一例を示す図である。図3のインデックスは3階層のインデックスになっており、最下位インデックスレコード306は、インデックス値が昇順になるように最下位インデックスブロック305に格納されている。最上位インデックスブロック301のインデックスブロック番号は1、1つ後ろのインデックスブロック番号は5、最上位インデックスブロック301の前にインデックスブロックはないので1つ前のインデックスブロック番号は0、階層番号は3となっている。最上位インデックスブロック301に格納されている最上位インデックスレコード302には、レコード番号が1、管理している下位のインデックスブロック番号が5、管理している下位のインデックスブロックに格納されている最大インデックス値がDのものと、レコード番号が2、管理している下位のインデックスブロック番号が7、管理している下位のインデックスブロックに格納されている最大インデックス値がHのものがある。中間位インデックスブロック303には、インデックスブロック番号が5、1つ前のインデックスブロック番号が1、1つ後ろのインデックスブロック番号が7、階層番号は2のものがある。中間位インデックスブロック303のインデックスブロック番号5に格納されている中間位インデックスレコード304には、レコード番号が3、管理している下位のインデックスブロック番号が10、管理している下位のインデックスブロックに格納されている最大インデックス値がBのものと、レコード番号が4、管理している下位のインデックスブロック番号が12、管理している下位のインデックスブロックに格納されている最大インデックス値がDのものがある。最下位インデックスブロック305には、インデックスブロック番号が12、1つ前のインデックスブロック番号が10、1つ後ろのインデックスブロック番号が15、階層番号が1のものがある。最下位インデックスブロック305のインデックスブロック番号12に格納されている最下位インデックスレコード306には、レコード番号が9、インデックス値がC、対応するデータレコードのRIDをもつものと、レコード番号が10、インデックス値がD、対応するデータレコードのRIDをもつものがある。インデックスブロック番号20の最下位インデックスブロック305は、後ろにインデックスブロックがないので、1つ後ろのインデックスブロック番号は0となっている。
【0005】
ところで、データレコードおよびインデックスレコードは、オンライン処理等で検索処理および更新処理が同時に行われるので、ある排他単位(例えば、レコードが格納されているブロック単位)に更新中の排他単位は該排他単位の参照を禁止する等の規則を用いる二相ロック方式という広く知られている手法によって排他制御を行い、データレコードおよびインデックスレコードの整合性を保っている。
【0006】
しかし、データベースのレコードおよびインデックスのレコードが大量の場合、排他単位が大量になることによって排他制御のオーバヘッドが大きくなり、参照処理および更新処理のスループットが低下してしまう。
【0007】
そこで、このような問題点を解決するために、任意の個数の排他単位を一括して排他制御することによって排他制御によるオーバヘッドを小さくして参照処理および更新処理のスループットを低下させないようにした技術が提案されている(例えば、特開平3−252737号公報)。すなわち、上述した従来の技術においては、任意の個数の排他単位(上述した技術では基本となる排他単位の整数倍の連続的な個数を排他単位としている)を一括して排他制御することによって、排他制御によるオーバヘッドを小さくして、データレコードおよびインデックスレコードの整合性を保ちながら参照処理および更新処理のスループットを低下させないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データベースシステムの利用形態には、オンライン処理等の主要となる処理では検索処理が主体で、しかもインデックスだけを検索することによって求める情報を得るような処理に用いるインデックスがあり、主体となる検索処理のスループットを重視するシステム利用形態がある。このような利用形態において、大量のインデックスレコードで構成されたインデックスに対して検索処理を行う場合、インデックス全体として1つの排他単位(例えば、インデックスの最上位インデックスブロック)を設定することによって一括して排他制御を行うようにすれば、その目的を達成することができる。
【0009】
しかるに、インデックスはインデックスレコードを格納するインデックスブロックを連続したブロックの並びで使用することがほとんどないので、特開平3−252737号公報に記載されている従来の技術では、整数倍の連続的な個数の排他単位(インデックスブロック)を構成することが難しく、インデックスに関する排他制御のオーバヘッドを小さくすることができず、インデックスに対する検索処理が十分な処理速度を得ることができないという問題点があった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、インデックスに対して検索処理を行う場合、インデックス全体として1つの排他単位(最上位インデックスブロック)を設定することによって一括して排他制御を行うことにより、中間位インデックスブロックおよび最下位インデックスブロックは排他制御を行わず、排他制御によるオーバヘッドを小さくして、インデックスに対する検索処理の十分な処理速度を得ることを可能とするインデックスファイル検索装置を提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の目的は、インデックスに対して検索処理を行う場合、インデックス全体として1つの排他単位(最上位インデックスブロック)を設定することによって一括して排他制御を行うことにより、中間位インデックスブロックおよび最下位インデックスブロックは排他制御を行わず、排他制御によるオーバヘッドを小さくして、インデックスに対する検索処理の十分な処理速度を得ることを可能とするインデックスファイル検索方法を提供することにある。
【0012】
さらに、本発明の別の目的は、上記インデックスファイル検索装置をコンピュータにより実現するインデックスファイル検索プログラムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のインデックスファイル検索装置は、インデックスファイルに対するインデックス検索要求を処理するインデックスファイル検索装置において、検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段と、前記排他資源決定手段により決定された排他資源で排他制御を行う排他制御手段と、前記排他制御手段を使用して排他制御を行い、インデックスファイルをアクセスしてブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段と、インデックスファイルに対するインデックス検索要求があったときに、前記排他資源決定手段によりインデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行うように決定し、前記インデックスファイルアクセス手段によりインデックス検索を行う処理要求制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明のインデックスファイル検索装置は、インデックスファイルに対するインデックス検索要求を処理するインデックスファイル検索装置において、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表と、前記一括排他情報管理表を参照して検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段と、前記排他資源決定手段により決定された排他資源で排他制御を行う排他制御手段と、前記排他制御手段を使用して排他制御を行い、インデックスファイルからブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段と、インデックスファイルに対するインデックス検索要求があったときに、前記排他資源決定手段によりインデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行うように決定し、前記インデックスファイルアクセス手段によりインデックス検索を行う処理要求制御手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
さらに、本発明のインデックスファイル検索装置は、前記排他資源決定手段が、前記処理要求制御手段から渡されるインデックス名およびシステム時刻を元に前記一括排他情報管理表を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断することを特徴とする。
【0016】
さらにまた、本発明のインデックスファイル検索装置は、前記排他制御手段が、インデックス検索要求を受けたときにインデックス名を前記排他資源決定手段に渡し、前記排他資源決定手段から最上位インデックスブロック番号を受けて前記インデックスファイルアクセス手段に渡し、前記インデックスファイルアクセス手段からインデックスブロック番号を受け取ったときに該当インデックスブロックが排他制御されていない場合は、該当インデックスブロックを取り出してよい旨を前記インデックスファイルアクセス手段に渡し、すでに該当インデックスブロックが排他制御されている場合は排他制御が解除されるまで待ち、排他制御が解除されたならば該当インデックスブロックを取り出してよい旨を前記インデックスファイルアクセス手段に渡すことを特徴とする。
【0017】
また、本発明のインデックスファイル検索装置は、前記インデックスファイルアクセス手段が、最上位インデックスブロック番号を受け取ったときに該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックである場合に最上位インデックスブロック番号を前記排他制御手段に渡し、前記処理要求制御手段から下位のインデックスブロック番号を受け取ったときに該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックでない場合に排他制御を行わないで該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージを前記インデックスファイルから取り出して前記処理要求制御手段に返却し、前記排他制御手段から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったときに該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージを前記インデックスファイルから取り出して前記処理要求制御手段に返却することを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明のインデックスファイル検索装置は、前記処理要求制御手段が、前記インデックスファイルアクセス手段から渡されたインデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し、最下位インデックスブロックでない場合に前記インデックスファイルアクセス手段から渡されるブロックイメージから検索インデックス値を保持する最上位インデックスブロックおよび中間位インデックスブロックが管理する下位のインデックスブロック番号を求めて前記インデックスファイルアクセス手段に渡し、前記インデックスファイルアクセス手段から渡されたインデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し、最下位インデックスブロックである場合に検索インデックス値を保持する最下位インデックスレコードを求めて返却することを特徴とする。
【0019】
一方、本発明のインデックスファイル検索方法は、インデックス名から該当する最上位インデックスブロック番号を求めるステップと、最上位インデックスブロック番号に対するインデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断するステップと、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックである場合に排他制御を行うステップと、該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったときに該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイルから取り出すステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断するステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックでない場合に下位のインデックスブロック番号を求めるステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックである場合に検索インデックス値を保持する最下位インデックスレコードを求めるステップとを含むことを特徴とする。
【0020】
また、本発明のインデックスファイル検索方法は、インデックス名から該当する最上位インデックスブロック番号を求めるステップと、インデックス名およびシステム時刻を元に一括排他情報管理表を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断するステップと、最上位インデックスブロック番号を受け取ったときに該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断するステップと、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックである場合に排他制御を行うステップと、該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったときに該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイルから取り出すステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断するステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックでない場合に下位のインデックスブロック番号を求めるステップと、インデックスブロックが最下位インデックスブロックである場合に検索インデックス値を保持する最下位インデックスレコードを求めるステップとを含むことを特徴とする。
【0021】
他方、本発明のインデックスファイル検索プログラムは、コンピュータを、検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段,前記排他資源決定手段により決定された排他資源で排他制御を行う排他制御手段,前記排他制御手段を使用して排他制御を行い、インデックスファイルをアクセスしてブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段,およびインデックスファイルに対するインデックス検索要求があったときに前記排他資源決定手段によりインデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行うように決定して前記インデックスファイルアクセス手段によりインデックス検索を行う処理要求制御手段として機能させることを特徴とする。
【0022】
また、本発明のインデックスファイル検索プログラムは、コンピュータを、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表,前記一括排他情報管理表を参照して検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段,前記排他資源決定手段により決定された排他資源で排他制御を行う排他制御手段,前記排他制御手段を使用して排他制御を行い、インデックスファイルからブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段,ならびにインデックスファイルに対するインデックス検索要求があったときに前記排他資源決定手段によりインデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行うように決定して前記インデックスファイルアクセス手段によりインデックス検索を行う処理要求制御手段として機能させることを特徴とする。
【0023】
本発明の第1のインデックスファイル検索装置は、検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段(図1の103)と、排他制御を行う排他制御手段(図1の105)と、排他制御手段(図1の105)を使用して排他制御を行いインデックスファイルをアクセスしてブロックイメージを取り出す、もしくは排他制御を行わないでインデックスファイルをアクセスしてブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段(図1の104)とを備え、インデックスの検索処理を行う時は、インデックス全体として1つの排他単位(最上位インデックスブロック)を設定して一括して排他制御を行い、排他制御のオーバヘッドを小さくして、インデックスに対する検索処理が十分な処理速度を得るように動作する。
【0024】
また、本発明の第2のインデックスファイル検索装置は、利用者が一括排他情報管理表(図6の107)に登録した一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯(開始時間,終了時間)を参照して検索処理を行うインデックスの排他資源を決定する排他資源決定手段(図6の103)を備え、利用者が一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を一度登録したならば、決まった時間帯にインデックスの検索処理を行うときは、インデックス全体として1つの排他単位を設定して一括して排他制御を行い、インデックス検索を行うように動作する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るインデックスファイル検索装置は、利用者端末(利用者プログラム)101と、処理要求制御手段102と、排他資源決定手段103と、インデックスファイルアクセス手段104と、排他制御手段105と、インデックスファイル106とを備えている。
【0027】
利用者端末(利用者プログラム)101は、検索するインデックス名,および検索するインデックス値を含んだインデックス検索要求を出力する。
【0028】
処理要求制御手段102は、利用者端末(利用者プログラム)101からインデックス検索要求が出力された場合、そのインデックス検索要求から一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名を排他資源決定手段103に渡し、排他資源決定手段103から最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を受け取り、ブロックイメージをインデックスファイル106から取り出すためにインデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。また、処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から受け取ったブロックイメージが最下位インデックスでない、つまり最上位インデックスブロックまたは中間位インデックスブロックならば、最上位インデックスブロックまたは中間位インデックスブロックが管理する下位のインデックスブロック番号を求め、下位のブロックイメージをインデックスファイル106から取り出すためにインデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。一方、処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から受け取ったブロックイメージが最下位インデックスブロックであるならば、検索インデックス値を保持したインデックスレコードを求め、該当するインデックスレコードを利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0029】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名から該当する最上位インデックスブロック番号を求め、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0030】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,およびインデックスブロック番号を受け取ったときに、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックならば、排他制御を行うために排他資源を示すインデックスブロック番号を排他制御手段105に渡し、排他制御手段105から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったならば、該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し、ブロックイメージを処理要求制御手段102に渡す。
【0031】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,およびインデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックでない、つまり中間位インデックスブロックまたは最下位インデックスブロックであるならば、排他制御を行わないで該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し、ブロックイメージを処理要求制御手段102に渡す。
【0032】
排他制御手段105は、インデックスファイルアクセス手段104から排他資源を示すインデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合は該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0033】
排他制御手段105は、インデックスファイルアクセス手段104から排他資源を示すインデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待ち、排他制御が解除されたならば該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。インデックスブロックの排他制御は、検索処理および更新処理が終わった時点で解除される。
【0034】
インデックスファイル106は、1個または複数個のインデックスブロックから構成されるインデックスが1個または複数個格納されている。図4は、インデックスブロック401とレコード403との関係を示した図である。ブロック401には、先頭に該当インデックスブロックを管理するための制御用領域402がとられ、1個または複数個のレコード403を含む。
【0035】
図5を参照すると、第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の処理は、最上位インデックスブロック番号取得ステップS501と、最上位インデックスブロック判定ステップS502と、該当インデックスブロック排他制御ステップS503と、ブロックイメージ取り出しステップS504と、最下位インデックスブロック判定ステップS505と、下位インデックスブロック番号取得ステップS506と、最下位インデックスレコード取り出しステップS507とからなる。
【0036】
次に、このように構成された第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の動作について、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
【0037】
利用者端末(利用者プログラム)101は、インデックスの検索を行うためにインデックス検索要求を発行する。インデックス検索要求には、検索するインデックス名,および検索するインデックス値が含まれる。
【0038】
利用者端末(利用者プログラム)101からインデックス検索要求が発行されると、処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名を排他資源決定手段103に渡す。
【0039】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名から該当する最上位インデックスブロック番号を求め(ステップS501)、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0040】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0041】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,および最上位インデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断する(ステップS502)。該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックである場合(ステップS502がイエス)、インデックスファイルアクセス手段104は、排他制御を行うために排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を排他制御手段105に渡す。
【0042】
排他制御手段105は、インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う(ステップS503)。詳しくは、排他制御手段105は、インデックスファイルアクセス手段104からインデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合は、該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡し、すでに該当インデックスブロックが排他制御されている場合は排他制御が解除されるまで待ち、排他制御が解除されたならば該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0043】
インデックスファイルアクセス手段104は、排他制御手段105から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったならば、該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し(ステップS504)、ブロックイメージを処理要求制御手段102に返却する。
【0044】
処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたインデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し(ステップS505)、最下位インデックスブロックでない場合(ステップS505でノー)、つまり最上位インデックスブロックまたは中間位インデックスブロックの場合、インデックスファイルアクセス手段104から渡されるブロックイメージから検索インデックス値を保持する最上位インデックスブロックおよび中間位インデックスブロックが管理する下位のインデックスブロック番号を求める(ステップS506)。検索インデックス値を保持する下位のインデックスブロック番号が求まったならば、処理要求制御手段102は、下位のブロックイメージをインデックスファイル106から取り出すために該当インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0045】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,および下位のインデックスブロック番号を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し(ステップS502)、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックでない場合(ステップS502でノー)、排他制御を行わないで該当インデックスブロック番号に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し(ステップS504)、ブロックイメージを処理要求制御手段102に返却する。
【0046】
処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたインデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し(ステップS505)、最下位インデックスブロックである場合(ステップS505でイエス)、検索インデックス値を保持する最下位インデックスレコードを求め(ステップS507)、該当するインデックスレコードを利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0047】
次に、第1の実施の形態の効果について説明する。
【0048】
第1の実施の形態では、インデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行い、排他制御のオーバヘッドを小さくして、インデックスの検索処理を行うことができるので、インデックスに対する検索処理が十分な処理速度を得て迅速なインデックス検索を行うことができる。
【0049】
次に、具体例を用いて、第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の動作をより詳細に説明する。
【0050】
図3のようなインデックスの状態の時に、利用者端末(利用者プログラム)101からインデックスに対するインデックス値Dのインデックス検索要求が、処理要求制御手段102に渡されたとする。
【0051】
処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名を排他資源決定手段103に渡す。
【0052】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されたインデックス名から該当する最上位インデックスブロック番号1を求め(ステップS501)、最上位インデックスブロック番号1,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0053】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号1,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0054】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,および最上位インデックスブロック番号1を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断する(ステップS502)。該当インデックスブロックは最上位インデックスブロックなので(ステップS502でイエス)、インデックスファイルアクセス手段104は、排他制御を行うために排他資源を示すインデックスブロック番号1を排他制御手段105に渡す。
【0055】
排他制御手段105は、インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う(ステップS503)。詳しくは、排他制御手段105は、インデックスファイルアクセス手段104からインデックスブロック番号1を受け取ったならば、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合は、該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡し、すでに該当インデックスブロックが排他制御されている場合は排他制御が解除されるまで待ち、排他制御が解除されたならば該当インデックスブロックを取り出してよい旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0056】
インデックスファイルアクセス手段104は、排他制御手段105から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったならば、インデックスブロック番号1に対応するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し(ステップS504)、ブロックイメージ(図3の301)を処理要求制御手段102に返却する。
【0057】
処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたブロックイメージが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し(ステップS505)、該当インデックスブロックは最上位インデックスブロックなので(ステップS505でノー)、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたブロックイメージから、検索インデックス値Dを保持する下位のインデックスブロック番号5を求める(ステップS506)。下位のインデックスブロック番号5が求まったならば、処理要求制御手段102は、インデックスブロック番号5のブロックイメージをインデックスファイル106から取り出すために、インデックスブロック番号5,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0058】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,およびインデックスブロック番号5を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し(ステップS502)、該当インデックスブロックは最上位インデックスブロックではないので(ステップS502でノー)、排他制御を行わないでインデックスブロック番号5に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し(ステップS504)、ブロックイメージ(図3の303)を処理要求制御手段102に返却する。
【0059】
処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたブロックイメージが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し(ステップS505)、該当インデックスブロックは中間位インデックスブロックなので(ステップS505でノー)、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたブロックイメージから、検索インデックス値Dを保持する下位のインデックスブロック番号12を求める(ステップS506)。下位のインデックスブロック番号12が求まったならば、処理要求制御手段102は、インデックスブロック番号12のブロックイメージをインデックスファイル106から取り出すために、インデックスブロック番号12,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0060】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行う旨,およびインデックスブロック番号12を受け取ったならば、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し(ステップS502)、該当インデックスブロックは最上位インデックスブロックではないので(ステップS502でノー)、排他制御を行わないでインデックスブロック番号12に対するブロックイメージをインデックスファイル106から取り出し(ステップS504)、ブロックイメージ(図3の305)を処理要求制御手段102に返却する。
【0061】
処理要求制御手段102は、インデックスファイルアクセス手段104から渡されたブロックイメージが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し(ステップS505)、該当インデックスブロックは最下位インデックスブロックであるので(ステップS505でイエス)、検索インデックス値Dを保持するインデックスレコードを求め(ステップS507)、該当するインデックスレコード(図3の306)を利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0062】
[第2の実施の形態]
図6を参照すると、本発明の第2の実施の形態にインデックスファイル検索装置は、図1に示された第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成に加え、一括排他情報管理表107を有する点で異なる。
【0063】
一括排他情報管理表107は、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯(開始時刻,終了時刻)を含む。図7は、一括排他情報管理表107の内容例を示した図である。この例では、一括して排他制御を行うインデックス名がIDX1、IDX1に対して一括して排他制御を行う時間帯が10時から17時であることを示している。
【0064】
利用者端末(利用者プログラム)101は、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を含んだ一括排他情報登録要求,および一括排他情報を削除するインデックス名を含んだ一括排他情報削除要求を出力する。
【0065】
処理要求制御手段102は、利用者端末(利用者プログラム)101から一括排他情報登録要求が出力された場合、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を一括排他情報管理表107に登録して、一括排他情報を一括排他情報管理表107に登録した旨を利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0066】
処理要求制御手段102は、利用者端末(利用者プログラム)101から一括排他情報削除要求が出力された場合、一括排他情報を削除するインデックス名を元に、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を一括排他情報管理表107から削除して、一括排他情報を一括排他情報管理表107から削除した旨を利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0067】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名,およびシステムが有するシステム時刻制御手段(図6では図示せず)が制御するシステム時刻を元に、一括排他情報管理表107を参照して、該当インデックスに対するインデックス検索は一括して排他制御を行うか否かを判断し、一括して排他制御を行わない場合は、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨を処理要求制御手段102に渡す。また、排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名,およびシステムが有するシステム時刻制御手段が制御するシステム時刻を元に、一括排他情報管理表107を参照して、該当インデックスに対するインデックス検索は一括して排他制御を行うか否かを判断し、一括して排他制御を行う場合は、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0068】
図8を参照すると、第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の処理は、図5に示した第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の処理のステップS501とステップS502との間に、一括排他制御判定ステップS801が挿入された処理となる。
【0069】
図9は、一括排他情報登録要求が終了した後の一括排他情報管理表107の内容例を示す図である。
【0070】
図10は、一括排他情報削除要求が終了した後の一括排他情報管理表107の内容例を示す図である。
【0071】
次に、このように構成された第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の動作について、図6ないし図10を参照して詳細に説明する。
【0072】
まず、利用者端末(利用者プログラム)101が一括排他情報登録要求,および一括排他情報削除要求を発行した時の動作について詳細に説明する。
【0073】
一括排他情報登録要求は、一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を含む。一括排他情報削除要求は、一括排他情報を削除するインデックス名を含む。
【0074】
利用者端末(利用者プログラム)101は、一括排他情報登録要求を処理要求制御手段102に渡す。
【0075】
処理要求制御手段102は、一括排他情報登録要求であることから、一括排他情報登録要求に含まれる一括して排他制御を行うインデックス名,および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を、一括排他情報管理表107に登録する。一括排他情報管理表107への登録が終了したならば、処理要求制御手段102は、一括排他情報を一括排他情報管理表107に登録した旨を利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0076】
利用者端末(利用者プログラム)101は、一括排他情報削除要求を処理要求制御手段102に渡す。
【0077】
処理要求制御手段102は、一括排他情報削除要求であることから、一括排他情報削除要求に含まれる一括排他情報を削除するインデックス名を元に一括排他情報管理表107から該当インデックスの一括排他情報を削除する。一括排他情報管理表107からの削除が終了したならば、処理要求制御手段102は、一括排他情報を一括排他情報管理表107から削除した旨を利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。
【0078】
次に、システム時刻が一括排他情報管理表107に管理されている一括して排他制御を行う時間帯である時,およびシステム時刻が一括排他情報管理表107に管理されている一括して排他制御を行う時間帯でない、もしくはインデックス検索要求に含まれる検索するインデックス名が一括排他情報管理表107に管理されている一括して排他制御を行うインデックス名でなかった時に、利用者端末(利用者プログラム)101が、インデックスの検索を行うためにインデックス検索要求を発行した場合の動作について詳細に説明する。
【0079】
利用者端末(利用者プログラム)101からインデックス検索要求が発行されると、処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名を排他資源決定手段103に渡す。
【0080】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名,およびシステムのシステム時刻制御手段が制御するシステム時刻を元に、一括排他情報管理表107を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する(ステップS801)。排他資源決定手段103は、一括排他情報管理表107に該当インデックスが登録されていて、現在のシステム時刻が一括して排他制御を行う時間帯に含まれているならば、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うと判断して(ステップS801でイエス)、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0081】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0082】
この後の処理は第1の実施の形態と変わらないので、説明は省略する。
【0083】
一方、排他資源決定手段103は、一括排他情報管理表107に該当インデックスが登録されていない、もしくは一括排他情報管理表107に該当インデックスが登録されているが現在のシステム時刻が一括して排他制御を行う時間帯に含まれていないならば、該当インデックスに対して一括して排他制御を行わないと判断して(ステップS801でノー)、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0084】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0085】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他制御を行わない旨,およびインデックスブロック番号を受け取ったならば、最上位インデックスブロック,中間位インデックスブロック,および最下位インデックスブロックに対しては排他制御を行うために排他資源を示すインデックスブロック番号を排他制御手段105に渡す。
【0086】
排他制御手段105は、インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う(ステップS503)。
【0087】
その後の処理は、第1の実施の形態と変わらないので、説明は省略する。
【0088】
次に、第2の実施の形態の効果について説明する。
【0089】
第2の実施の形態では、利用者が一括して排他制御を行うインデックス名,および該当するインデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録することができるため、利用者が一度登録した時間帯に利用者が意識することなく一括して排他制御を行い、インデックス検索処理を行うことができる。
【0090】
次に、具体例を用いて、第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の動作をより詳細に説明する。
【0091】
図7のような一括排他情報管理表107の状態の時に、利用者端末(利用者プログラム)101から、一括して排他制御を行うインデックス名がIDX2、該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯が8時から15時である一括排他情報登録要求が、処理要求制御手段102に渡されたとする。
【0092】
処理要求制御手段102は、一括排他情報登録要求であることから、一括排他情報登録要求に含まれる一括して排他制御を行うインデックス名IDX2、該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯8時から15時で、一括排他情報管理表107に登録する。一括排他情報管理表107への登録が終了したならば、処理要求制御手段102は、一括排他情報の一括排他情報管理表107への登録が終了した旨を、利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。図9は、一括排他情報登録要求が終了した後の一括排他情報管理表107を示している。
【0093】
図9のような一括排他情報管理表107の状態の時に、利用者端末(利用者プログラム)101から、一括排他情報を削除するインデックス名がIDX1である一括排他情報削除要求が、処理要求制御手段102に渡されたとする。
【0094】
処理要求制御手段102は、一括排他情報削除要求であることから、一括排他情報削除要求に含まれる一括排他情報を削除するインデックス名IDX1を元に、該当するインデックスに関する一括排他情報を一括排他情報管理表107から削除する。一括排他情報管理表107からの削除が終了したならば、処理要求制御手段102は、一括排他情報の一括排他情報管理表107からの削除が終了した旨を、利用者端末(利用者プログラム)101に返却する。図10は、一括排他情報削除要求が終了した後の一括排他情報管理表107を示している。
【0095】
図10のような一括排他情報管理表107の状態でシステム時刻が13時の時、利用者端末(利用者プログラム)101が、インデックスIDX2に対するインデックス検索要求を発行した場合の動作について説明する。
【0096】
利用者端末(利用者プログラム)101からインデックスIDX2に対するインデックス検索要求が発行されると、処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名IDX2を排他資源決定手段103に渡す。
【0097】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名IDX2,およびシステムのシステム時刻制御手段が制御するシステム時刻13時を元に、一括排他情報管理表107を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する(ステップS801)。一括排他情報管理表107に該当インデックスIDX2が登録されていて、現在のシステム時刻13時が該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯に含まれているので、排他資源決定手段103は、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うと判断して(ステップS801でイエス)、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0098】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行う旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0099】
この後の処理は、第1の実施の形態と変わらないので、説明は省略する。
【0100】
図10のような一括排他情報管理表107の状態でシステム時刻が18時の時、利用者端末(利用者プログラム)101が、インデックスIDX2に対するインデックス検索要求を発行した場合の動作について説明する。
【0101】
利用者端末(利用者プログラム)101からインデックスIDX2に対するインデックス検索要求が発行されると、処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名IDX2を排他資源決定手段103に渡す。
【0102】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名IDX2,およびシステムのシステム時刻制御手段が制御するシステム時刻18時を元に、一括排他情報管理表107を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する(ステップS801)。排他資源決定手段103は、一括排他情報管理表107に該当インデックスIDX2が登録されていて、現在のシステム時刻18時が該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯に含まれていないので、該当インデックスに対して一括して排他制御を行わないと判断して(ステップS801でノー)、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0103】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0104】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他を行わない旨,およびインデックスブロック番号を受け取ったならば、最上位インデックス,中間位インデックス,および最下位インデックスに対してそれぞれ排他制御を行うためにそれぞれのインデックスブロックを処理する時に排他資源を示すインデックスブロック番号を排他制御手段105に渡す。
【0105】
排他制御手段105は、インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う(ステップS503)。
【0106】
その後の処理は、第1の実施の形態と変わらないので、説明は省略する。
【0107】
図10のような一括排他情報管理表107の状態でシステム時刻が11時の時、利用者端末(利用者プログラム)101が、インデックスIDX1に対するインデックス検索要求を発行した場合の動作について説明する。
【0108】
利用者端末(利用者プログラム)101からインデックスIDX1に対するインデックス検索要求が発行されると、処理要求制御手段102は、一括して排他制御を行うための排他資源を示す最上位インデックスブロック番号を取得するためにインデックス名IDX1を排他資源決定手段103に渡す。
【0109】
排他資源決定手段103は、処理要求制御手段102から渡されるインデックス名IDX1,およびシステムのシステム時刻制御手段が制御するシステム時刻11時を元に、一括排他情報管理表107を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する(ステップS801)。排他資源決定手段103は、一括排他情報管理表107に該当インデックスIDX1が登録されていないので、該当インデックスに対して一括して排他制御を行わないと判断して(ステップS801でノー)、該当インデックスの最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨を処理要求制御手段102に渡す。
【0110】
処理要求制御手段102は、最上位インデックスブロック番号,および一括して排他制御を行わない旨をインデックスファイルアクセス手段104に渡す。
【0111】
インデックスファイルアクセス手段104は、処理要求制御手段102から一括して排他を行わない旨,およびインデックスブロック番号を受け取ったならば、最上位インデックス,中間位インデックス,および最下位インデックスに対してそれぞれ排他制御を行うためにそれぞれのインデックスブロックを処理する時に排他資源を示すインデックスブロック番号を排他制御手段105に渡す。
【0112】
排他制御手段105は、インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う(ステップS503)。
【0113】
その後の処理は、第1の実施の形態と変わらないので、説明は省略する。
【0114】
[第3の実施の形態]
図11は、本発明の第3の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るインデックスファイル検索装置は、図1に示した第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置をコンピュータ1000上で実現するためにインデックスファイル検索プログラム2000を備える点が異なっている。
【0115】
インデックスファイル検索プログラム2000は、コンピュータ1000に読み込まれ、当該コンピュータ1000の動作を処理要求制御手段102,排他資源決定手段103,インデックスファイルアクセス手段104,排他制御手段105,およびインデックスファイル106として制御する。インデックスファイル検索プログラム2000の制御によるコンピュータ1000の動作は、第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置における処理要求制御手段102,排他資源決定手段103,インデックスファイルアクセス手段104,排他制御手段105,およびインデックスファイル106の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0116】
[第4の実施の形態]
図12は、本発明の第4の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るインデックスファイル検索装置は、図6に示した第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置をコンピュータ1000上で実現するためにインデックスファイル検索プログラム2010を備える点が異なっている。
【0117】
インデックスファイル検索プログラム2010は、コンピュータ1000に読み込まれ、当該コンピュータ1000の動作を処理要求制御手段102,排他資源決定手段103,インデックスファイルアクセス手段104,排他制御手段105,インデックスファイル106,および一括排他情報管理表107として制御する。インデックスファイル検索プログラム2000の制御によるコンピュータ1000の動作は、第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置における処理要求制御手段102,排他資源決定手段103,インデックスファイルアクセス手段104,排他制御手段105,インデックスファイル106,および一括排他情報管理表107の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0118】
【発明の効果】
第1の効果は、インデックスファイルに対して検索処理を行っても、検索処理のスループットを落とさないことである。その理由は、インデックスファイルに対して検索処理を行う時は、インデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行い、インデックス検索を行うので、排他制御によるオーバヘッドを小さくして検索処理を行うためである。
【0119】
第2の効果は、利用者が意識しなくても一括して排他制御を行いインデックスに対する検索処理を行うことができることにある。その理由は、一度登録した時間帯に一括して排他制御を行い、インデックスに対して検索処理を行えるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。
【図2】インデックスの構造を示す図である。
【図3】インデックスの構造例を示す図である。
【図4】インデックスブロックとレコードとの関係を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置のインデックス検索要求時の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置における一括排他情報管理表の内容例を示す図である。
【図8】第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置のインデックス検索要求時の動作を示す流れ図である。
【図9】第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置における一括排他情報管理表の内容例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置における一括排他情報管理表の内容例を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るインデックスファイル検索装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 利用者端末(利用者プログラム)
102 処理要求制御手段
103 排他資源決定手段
104 インデックスファイルアクセス手段
105 排他制御手段
106 インデックスファイル
107 一括排他情報管理表
1000 コンピュータ
2000,2010 インデックスファイル検索プログラム
S501 最上位インデックスブロック番号取得ステップ
S502 最上位インデックスブロック判定ステップ
S503 該当インデックスブロック排他制御ステップ
S504 ブロックイメージ取り出しステップ
S505 最下位インデックスブロック判定ステップ
S506 下位インデックスブロック番号取得ステップ
S507 最下位インデックスレコード取り出しステップ
S801 一括排他制御判定ステップ

Claims (8)

  1. インデックスファイルに対するインデックス検索要求を処理するインデックスファイル検索装置において、一括して排他制御を行うインデックス名、および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表と、前記インデックス検索要求で示されるインデックス名およびシステム時刻を元に前記一括排他情報管理表を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する排他資源決定手段と、前記排他資源決定手段により決定された排他資源で排他制御を行う排他制御手段と、前記排他制御手段を使用して排他制御を行い、インデックスファイルからブロックイメージを取り出すインデックスファイルアクセス手段と、インデックスファイルに対するインデックス検索要求があったときに、前記排他資源決定手段によりインデックス全体を1つの排他資源として一括して排他制御を行うように決定し、前記インデックスファイルアクセス手段によりインデックス検索を行う前記処理要求制御手段とを備えるインデックスファイル検索装置。
  2. インデックスファイルに対するインデックス検索要求を処理するインデックスファイル検索装置において、一括して排他制御を行うインデックス名、および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表と、前記インデックス検索要求で示された検索対象インデックスの前記インデックス名を出力して前記検索対象インデックスの最上位インデックスブロック番号を取得し、インデックスブロック番号を示してインデックスブロックのブロックイメージを取得する処理要求制御手段と、前記インデックス名およびシステム時刻に基づいて、前記一括排他情報管理表を参照して該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かの判断と、前記インデックス名に対応する前記最上位インデックスブロック番号とを出力する排他資源決定手段と、排他資源インデックスブロック番号に基づいて排他制御を行う排他制御手段と、一括して排他制御を行う前記判断であった場合は、前記処理要求制御手段から前記インデックスブロック番号を受け取ったときに、該当インデックスブロックが最上位インデックスブロックか否かを判断し、該当インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックである場合に前記インデックスブロック番号を前記排他資源インデックスブロック番号として前記排他制御手段に渡し、前記排他制御手段から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったときに前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージを前記インデックスファイルから取り出して前記処理要求制御手段に返却し、該当インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックでない場合に、前記インデックスブロック番号を前記排他制御手段に渡さないで、該当インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージを前記インデックスファイルから取り出して前記処理要求制御手段に返却し、一括して排他制御を行わない前記判断であった場合は、前記処理要求制御手段から前記インデックスブロック番号を受け取ったときに、該当インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックか否かを判断しないで、前記インデックスブロック番号を前記排他資源インデックスブロック番号として前記排他制御手段に渡し、前記排他制御手段から該当インデックスブロックを取り出してよい旨を受け取ったときに前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージを前記インデックスファイルから取り出して前記処理要求制御手段に返却するインデックスファイルアクセス手段とを備えるインデックスファイル検索装置。
  3. 前記排他制御手段が、前記インデックスファイルアクセス手段から前記インデックスブロック番号を受け取ったときに、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合は該当インデックスブロックを取り出してよい旨を前記インデックスファイルアクセス手段に渡し、該当インデックスブロックが排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待ち、該当インデックスブロックの排他制御が解除されたならば該当インデックスブロックを取り出してよい旨を前記インデックスファイルアクセス手段に渡す請求項2記載のインデックスファイル検索装置。
  4. 前記処理要求制御手段が、前記インデックスファイルアクセス手段から渡された前記インデックスブロックが最下位インデックスブロックであるか否かを判断し、前記インデックスブロックが前記最下位インデックスブロックでない場合に、前記インデックスファイルアクセス手段から渡される前記ブロックイメージから検索インデックス値を保持する下位の前記インデックスブロック番号を求めて前記インデックスファイルアクセス手段に渡し、前記インデックスブロックが前記最下位インデックスブロックである場合に、前記検索インデックス値を保持する最下位インデックスレコードを求めて前記インデックス検索要求の要求元に返却する請求項2または3のいずれかに記載のインデックスファイル検索装置。
  5. コンピュータが、インデックス検索要求で示されるインデックス名およびシステム時刻を元に一括して排他制御を行う前記インデックス名、および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表を参照して、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断し、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うと決定した場合に該当インデックスを一括して排他資源として排他制御を行い、インデックスファイルからブロックイメージを取り出すインデックスファイル検索方法。
  6. コンピュータが、インデックス検索要求を受信し、前記インデックス検索要求で示された検索対象インデックスのインデックス名およびシステム時刻に基づいて、一括して排他制御を行う前記インデックス名、及び該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯が登録された一括排他情報管理表を参照して、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断し、前記インデックス名に対応する最上位インデックスブロック番号とを生成し、一括して排他制御を行うと判断した場合は、インデックスブロック番号に基づいて、インデックスファイルに格納されたインデックスブロックのブロックイメージを取得し、前記インデックスブロック番号で特定される前記インデックスブロックが最上位インデックスブロックであるか否かを判断し、前記インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックである場合においては、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合はすぐに、該当インデックスブロックがすでに排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待って、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出し、該当インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックでない場合においては、すぐに、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出し、一括して排他制御を行わないと判断した場合は、前記インデックスブロック番号で特定される前記インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックか否かを判断しないで、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合はすぐに、該当インデックスブロックがすでに排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待って、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出すインデックスファイル検索方法。
  7. インデックス検索要求で示されるインデックス名およびシステム時刻を元に一括して排他制御を行う前記インデックス名、および該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯を登録する一括排他情報管理表を参照して、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断する処理と、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うと決定した場合に該当インデックスを一括して排他資源として排他制御を行う処理と、インデックスファイルからブロックイメージを取り出す処理とを、コンピュータに行わせるプログラム
  8. インデックス検索要求を受信する処理と、前記インデックス検索要求で示された検索対象インデックスのインデックス名およびシステム時刻に基づいて、一括して排他制御を行う前記インデックス名、及び該当インデックスに対して一括して排他制御を行う時間帯が登録された一括排他情報管理表を参照して、該当インデックスに対して一括して排他制御を行うか否かを判断し、前記インデックス名に対応する最上位インデックスブロック番号とを生成する処理と、一括して排他制御を行うと判断した場合は、インデックスブロック番号に基づいて、インデックスファイルに格納されたインデックスブロックのブロックイメージを取得する処理と、前記インデックスブロック番号で特定される前記 インデックスブロックが最上位インデックスブロックであるか否かを判断する処理と、前記インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックである場合においては、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合はすぐに、該当インデックスブロックがすでに排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待って、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出す処理と、該当インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックでない場合においては、すぐに、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出す処理と、一括して排他制御を行わないと判断した場合は、前記インデックスブロック番号で特定される前記インデックスブロックが前記最上位インデックスブロックか否かを判断しないで、該当インデックスブロックが排他制御されていない場合はすぐに、該当インデックスブロックがすでに排他制御されている場合は該当インデックスブロックの排他制御が解除されるまで待って、前記インデックスブロック番号に対する前記ブロックイメージをインデックスファイルから取り出する処理とを、コンピュータに行わせるプログラム。
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