JP4066198B2 - 安全仕様の入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、安全コントローラシステムにおける入力用又は入出力用の安全リモートターミナル等として機能する安全仕様の入力装置に関するものである。
労働安全意識の高まりと共に、種々の安全コントローラ(セーフティコントローラ)が開発されている(例えば、特許文献1参照)。安全コントローラは、PLC類似の機能に加えて、入出力のそれぞれについて自己診断機能を内蔵させることにより、高度の信頼性を確保したものである。
また、安全コントローラを安全マスタとすると共に、リモート安全ターミナルを安全スレーブとし、それらをネットワークで結んでなる安全コントローラシステムについても従来より知られている。この種の安全コントローラシステムにおいては、入力用または入出力用の安全リモートターミナルなどのような、安全仕様の入力装置が採用される。
従来、安全仕様の入力装置は、1もしくは2以上の入力端子対と、入力端子対を構成する個々の入力端子毎に設けられた端子別表示部と、入力端子対を構成する個々の入力端子に関する異常の有無を診断するための異常診断手段と、端子別表示部の表示態様を制御する表示態様制御手段とを有すると共に、前記端子別表示部のそれぞれは、第1の表示態様と第2の表示態様と第3の表示態様との少なくとも3種類の表示態様を採ることが可能とされている。
一方、前記表示態様制御手段は、前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれについても異常なしと判定される端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、入力信号がON状態を示す端子に対応する端子別表示部については第1の表示態様(例えば、黄色ランプの連続点灯状態)になるようにし、また入力信号がOFF状態を示す端子に対応する端子別表示部については第2の表示態様(例えば、黄色ランプの消灯状態)になるように制御する。
一方、表示態様制御手段は、前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれか一方のみが異常ありとされる端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、2つの表示方式のいずれかが採用される。
すなわち、第1の表示方式にあっては、異常ありとされる側の端子に対応する端子別表示部については、入力信号のON/OFF状態に拘わらず、第3の表示態様(例えば、赤色ランプの連続点灯状態)になるようにし、また異常なしとされる側の端子に対応する端子別表示部については、第2の表示態様(消灯状態)に制御するものである。また、第2の表示方式は、前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれか一方のみが異常ありとされる場合には、一対の端子別表示部をいずれも第3の表示態様(例えば、赤色ランプの連続点灯状態)とするものである。
特開2004−297997公報
しかしながら、このような従来の表示態様制御手段が採用する表示方式にあっては、第1の表示方式の場合、端子異常ありとされる側の端子別表示部は赤色連続点灯状態となるものの、端子異常なしとされる側の端子別表示部は消灯状態であるから、端子異常なしの状態における消灯状態と区別がつきにくく、そのためその端子対に関する異常を見落としてしまったり、判断誤りを生ずる虞れがある。これに対して、第2の表示方式にあっては、端子異常ありとされる側のみならず、端子異常なしとされる側についても端子別表示部は赤色連続点灯されるため、その端子対に関して異常があることは理解できるものの、実際にどちらの端子に異常が生じたかを判別することが困難となり、システム復旧に時間がかかるという問題点がある。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、この種の安全仕様の入力装置において、いずれかの端子対に関して異常ありと診断された場合、異常が発生したという事実ならびに端子対を構成するいずれの端子に異常が発生したかをも確実に通知可能とすることにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるはずであろう。
この発明の安全仕様の入力装置は、それぞれデュアルモードで動作可能な安全仕様の入力機器に接続されて、その入力機器からは互いに対をなす2系統の入力信号を取込み可能とされた1もしくは2以上の入力端子対と、入力端子対を構成する個々の入力端子毎に設けられた端子別表示部と、入力端子対を構成する個々の入力端子に関する異常の有無を診断するための異常診断手段と、端子別表示部の表示態様を制御する表示態様制御手段とを有する。
前記端子別表示部のそれぞれは、第1の表示態様と第2の表示態様と第3の表示態様と第4の表示態様との少なくとも4種類の表示態様を採ることが可能とされている。
また、前記表示態様制御手段は、前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれについても異常なしと判定される端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、入力信号がON状態を示す端子に対応する端子別表示部については第1の表示態様になるように、また入力信号がOFF状態を示す端子に対応する端子別表示部については第2の表示態様になるように制御する。
さらに、表示態様制御手段は、前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれか一方のみが異常ありとされる端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、異常ありとされる側の端子に対応する端子別表示部については、入力信号のON/OFF状態に拘わらず、第3の表示態様になるように、また異常なしとされる側の端子に対応する端子別表示部については、入力信号のON/OFF状態に拘わらず、第4の表示態様になるように制御するものである。
それにより、いずれかの端子対に関して異常ありとされた場合には、第3の表示態様と第4の表示態様との相違により、端子対を構成する2つの端子のいずれに関して異常ありとされるかを識別可能としたものである。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記端子別表示部のそれぞれは単一の表示ランプとされ、前記表示態様制御手段により、この単一の表示ランプが第1の表示態様と第2の表示態様と第3の表示態様と第4の表示態様との4種類の表示態様に制御されるようにしてもよい。このような構成によれば、端子別表示部のそれぞれを単一の表示ランプで構成したことによって、多数の端子別表示部が必要な入力用または入出力用の安全リモートターミナルなどにおいても、表示スペースを大幅に節減することができる。
また、この発明の好ましい実施の形態にあっては、前記単一の表示ランプが2色発光可能な表示ランプとされ、かつ第1の表示態様は、表示ランプの第1色による連続点灯とされ、第2の表示態様は、表示ランプの消灯状態とされ、第3の表示態様は、表示ランプの第2色による連続点灯状態とされ、第4の表示態様は、表示ランプの第2色による点滅点灯状態とされるようにしてもよい。このとき、第1色が黄色であり且つ第2色が赤色であるとすれば、人間工学的に入力信号のON状態と端子の異常状態とを効果的にオペレータに認識させることができる。
本発明の安全仕様の入力装置は、安全コントローラシステムにおける入力用または入出力用の安全リモートターミナルとして構成するようにしてもよい。特にこれらの装置は、コンパクトなハウジング内に多数の入力信号を取り込むことから、本発明を効果的に機能させることができる。
本発明によれば、異常なしとされる端子対に関しては、第1の表示態様と第2の表示態様との相違により、ON状態とOFF状態とをオペレータに確実に報知できることに加え、いずれかの端子対に関して異常ありとされた場合には、第3の表示態様と第4の表示態様との相違により、異常ありとする事実のみならず、端子対を構成する2つの端子のいずれに関して異常とされるかをオペレータに対して確実に報知することができる。
以下に、本発明に係る安全仕様の入力装置を、安全コントローラシステムにおける入力用安全リモートターミナルとして実現させた実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明が適用された安全リモート局装置の構成図が図1に示されている。
同図において、1は本発明が適用された安全リモート局装置、2はデュアルモードで動作する安全仕様の入力機器、3は安全コントローラ(図示せず)へ繋がるネットワークである。このように、安全リモート局1はネットワーク3を介して図示しない安全コントローラへと接続され、これにより安全コントローラシステムが構成される。
入力機器2としては、デュアルモードで動作可能な安全仕様の入力機器(例えば、安全スイッチ、ドアスイッチ等)に相当するものであり、この入力機器2からは互いに対をなす同相または逆相の2系統の入力信号を取込み可能となされている。
安全リモート局装置1は、チャネルA側の入力端子部101Aと、チャネルA側の端子異常判定処理部102Aと、チャネルA側の中央演算処理部103Aと、チャネルB側の入力端子部101Bと、チャネルB側の端子異常判定処理部102Bと、チャネルB側の中央演算処理部103Bとを備えている。
チャネルA側の入力端子部101Aは、入力機器2から出力される一対の出力信号の一方がそれぞれ接続される複数の端子(端子A1,端子A2,・・・端子Am)を有する。
チャネルA側の端子異常判定処理部102Aは、チャネルA側の入力端子部101Aを構成する各端子(端子A1,端子A2,・・・端子Am)に関する異常の有無を判定するためのものであり、ここで言う端子異常とは入力端子部自体の異常のみならず、外部接続された入力機器2の異常、さらには想定される様々な他の異常を含んでいる。
チャネルA側の中央演算処理部103Aは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュータとして実現されており、チャネルA側の処理を統括制御すると共に、後述する本発明の要部である表示制御処理にも関わりを持っている。
一方、チャネルB側の入力端子部101Bには、入力端子2から出力される2系統の出力信号の他方が入力される複数の端子(端子B1,端子B2,・・・端子Bm)が設けられている。
チャネルB側の端子異常判定処理部102Bは、入力端子部101Bを構成する各端子(端子B1,端子B2,・・・端子Bm)に関する異常を診断するためのものである。なお、ここで言う端子異常についても、単に入力端子部の異常のみならず、外部接続された入力機器2の異常、さらには想定されるその他様々な異常を含んでいる。
チャネルB側の中央演算処理部103Bは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含むマイクロコンピュータとして実現されており、チャネルB側の処理を統括制御すると共に、後述する本発明の要部である表示処理にも関わりを持っている。
チャネルA側の端子異常判定処理部102AとチャネルB側の端子異常判定処理部102Bとは互いに協働しつつ目的を達成すると共に、チャネルA側の中央演算処理部103AとチャネルB側の中央演算処理部103Bについても互いに協働して目的を達成するように構成されており、そのような制御処理の内容については、例えば本出願人により先に提案された特開2004−297997公報などに詳しく説明されている。
次に、本発明の要部と特に関連の深い事項について説明する。チャネルA側の入力端子部101Aを構成する各端子(端子A1,端子A2,・・・端子Am)とチャネルB側の入力端子部101Bを構成する各端子(端子B1,端子B2,・・・端子Bm)とは互いに対となる関係が成立している。例えば、端子A1と端子B1、端子A2と端子B2、・・・端子Amと端子Bmとがそれぞれ対をなしている。
LED表示部105は、この安全リモート局装置のハウジングの表面に配置されており、チャネルAの各端子(端子A1,端子A2,・・・端子Am)にそれぞれ対応するLED表示ランプ(LEDA1,LEDA2,・・・LEDAm)とチャネルB側の端子(端子B1,端子B2,・・・端子Bm)にそれぞれ対応するLED表示ランプ(LEDB1,LEDB2,・・・LEDBm)とを備えている。
ここで、表示ランプLEDA1と表示ランプLEDB1、表示ランプLEDA2と表示ランプLEDB2、・・・表示ランプLEDAmと表示ランプLEDBmとはそれぞれ対の関係をなしている。
これらチャネルA側並びにチャネルB側の表示ランプは、LED制御部104を介して、中央演算処理部103A,103Bによって、その表示態様が制御される。この表示態様の内容については、後に図2以下の図面を用いて詳細に説明する。
なお、中央演算処理部103Bに接続されたデータ送信部106は、入力機器2から取り込まれた入力データを、安全コントローラへ宛ててネットワーク3へと送信するためのデータ送信部である。
次に、本発明表示処理を表示態様を一般化した形式で示すフローチャートが図2及び図3に示されている。
図2において処理が開始されると、中央演算処理部103A,103Bの作用により、チャネルAポート入力データ、チャネルAポートステータス、チャネルBポート入力データ、チャネルBポートステータスの読み込みがそれぞれ行われる。なお、チャネルAポート入力データは入力端子101Aから読み込まれ、チャネルBポート入力データは入力端子部101Bから読み込まれる。また、チャネルAポートステータスは端子異常判定処理部102Aから読み込まれ、チャネルBポートステータスは端子異常判定処理部102Bから読み込まれる。
続いて、ステップ202においては、チャネルA側並びにチャネルB側の端子異常の有無が、チャネルAポートステータス並びにチャネルBポートステータスに基づいて判定される。ここで、チャネルA側の入力端子部並びにチャネルB側の入力端子部のいずれにおいても異常なしと判定されれば(ステップ202YES)、ステップ203へ移行して、表示制御処理が実行される。この表示制御処理(ステップ203)が実行されると、続くステップ204に示されるように、所定の表示態様が出現する。
すなわち、チャネルA側については、入力データがONの場合、表示ランプLEDAは「正常ON」を示す第1の表示態様に設定され、逆にOFF状態の場合には、表示ランプLEDAは「正常OFF」を示す第2の表示態様に設定される。
同様にして、Bチャネル側においても、Bポート入力データがON状態であれば、表示ランプLEDBは「正常ON」を示す第1の表示態様に設定され、逆にOFF状態であれば表示ランプLEDBは「正常OFF」を示す第2の表示態様に設定される。一方、判定処理(ステップ202)において、いずれか一方のチャネルにおいて端子異常ありと判定された場合には(ステップ202NO)、図3のフローチャートへ移って、ステップ301においては、それがチャネルA側であるか否かの判定が行われる。
ここで、端子異常がチャネルA側であると判定されれば(ステップ301YES)、ステップ302へ移行して表示制御処理が実行される。この表示制御処理(ステップ302)が実行されると、続くステップ303に示されるように、表示ランプAは「異常」を示す第3の表示態様に設定され、表示ランプLEDBは「相手異常」を示す第4の表示態様に設定される。
一方、判定処理(ステップ301)において、チャネルB側に端子異常ありと判定されると(ステップ301NO)、続くステップ304においては、表示制御処理が実行され、その結果ステップ305に示されるように、表示ランプLEDAは「相手異常」を示す第4の表示態様とされ、表示ランプLEDBは「異常」を示す第3の表示態様とされる。
このようにこの実施形態によれば、チャネルA並びにチャネルB側のいずれにも端子異常なしと判定される場合には、入力データの内容に応じて、「正常ON」または「正常OFF」に対応する2つの表示態様のいずれかが出現するのに対し、いずれかのチャネルにおいて端子異常ありと判定されれば、その端子異常が発生された側の表示ランプは「異常」を示す第3の表示態様となり、他方異常なしとされる端子側の表示ランプについては「相手異常」を示す第4の表示態様が出現する。
そのため、正常時におけるON状態ならびにOFF状態は正常に表示されることはもちろんのこと、異常時における「異常」と「相手異常」とが第3の表示態様と第4の表示態様とを用いて区別して表示されるため、異常が発生した場合においてそれを見逃すことが少ないことに加え、いずれの側のチャネルにおいて異常が発生したかを確実にオペレータは認識することが可能となる。
次に、本発明表示処理を表示態様を具体化した形式で示すフローチャートが図4及び図5に示されている。
図4において処理が開始されると、先ほどと同様にしてデータの読込処理(ステップ401)ならびに異常有無の判定処理(ステップ402)が実行され、両チャネルとも異常なしとされた場合(ステップ402YES)、表示制御処理が実行される(ステップ403)。
この実施形態においては、続くステップ404に示されるように、チャネルA側においては、入力データがON状態のとき、表示ランプLEDAは黄色の連続点灯状態(Yellow)とされ、OFF状態のときには、表示ランプLEDAは消灯状態(OFF)とされる。同様にして、チャネルBの側においても、ON状態のとき、表示ランプLEDBは黄色の連続点灯状態(Yellow)とされ、OFF状態のとき、表示ランプLEDBは消灯状態(OFF)とされる。
これにより、ON状態のときには黄色の連続点灯、OFF状態のときには消灯状態とされるから、正常時におけるオンオフの違いを明瞭に認識させることができる。
一方、判定処理(ステップ402)において、チャネルA又はチャネルBのいずれかにおいて端子異常と判定された場合(ステップ402NO)、続く図5へ移って、ステップ501においては、その端子異常がAチャネル側であるか否かの判定が行われる。ここで、Aチャネル側に端子異常ありと判定されれば(ステップ501YES)、続いて表示制御処理(ステップ502)が実行され、ステップ503に示されるように、表示ランプLEDAは赤色連続点灯状態(Red)とされ、表示ランプLEDBは赤色点滅点灯状態(Blink Red)とされる。これに対して、判定処理(ステップ501)において、Bチャネル側に端子異常ありと判定されると(ステップ501NO)、表示制御処理(ステップ504)が実行されて、ステップ505に示されるように、表示ランプLEDAは赤色点滅点灯状態(Blink Red)とされ、表示ランプLEDBは赤色連続点灯状態(Red)とされる。
このように、この実施形態によれば、チャネルA並びにチャネルBのいずれにおいても端子異常なしとされる場合、入力データのON状態とOFF状態とは、黄色の連続点灯状態と消灯状態とにより明確に区別して表示される一方、チャネルA側またはチャネルB側のいずれかにおいて端子異常ありと判定された場合には、その異常ありに関わる端子側の表示ランプは赤色連続点灯状態に、逆の側の表示ランプは赤色点滅点灯状態に設定されるから、それら表示態様の違いによって、単に端子異常が発生したことのみならず、対をなすいずれの端子の側に端子異常が発生したかを確実に区別してオペレータに通知することができる。
なお、以上の実施形態においては、表示部として1個の2色発光表示ランプを採用したが、これは本発明の一実施形態を示すものに過ぎない。すなわち、本発明においては、表示部として複数の表示ランプを使用したり、あるいは液晶モニタが使用可能な高機能機種においては、その液晶モニタの画面上に、「正常ON」、「正常OFF」、「異常」、「相手異常」などの文字や数字を用いてその旨を表示してもよい。
さらに、個々の端子毎に2個の表示ランプを備え付け、一方は正常時のオンオフ状態を表示する一方、他方は異常発生時の異常と相手異常とを表示するようにしてもよい。
なお、以上の実施形態においては、本発明の安全仕様の入力装置を、入力用の安全リモートターミナルとして実現したが、本発明は入出力用の安全リモートターミナルや、安全コントローラそれ自体にも適用することができることは勿論である。
本発明によれば、対をなす2つの端子のいずれについても異常なしと判定される場合には、第1の表示態様と第2の表示態様とを用いてON状態とOFF状態とが区別して表示させる一方、いずれかの端子対に関して異常ありとされた場合には、第3の表示態様と第4の表示態様との相違により、端子対を構成する2つの端子のいずれに関して異常ありとされるかを識別することができ、これによりこの種の安全仕様の入力装置における使い勝手を著しく向上させることができる。
本発明が適用された安全リモート局装置の構成図である。 本発明表示処理を表示態様を一般化した形式で示すフローチャート(その1)である。 本発明表示処理を表示態様を一般化した形式で示すフローチャート(その2)である。 本発明表示処理を表示態様を具体化した形式で示すフローチャート(その1)である。 本発明表示処理を表示態様を具体化した形式で示すフローチャート(その2)である。
符号の説明
1 安全リモート局装置
2 入力機器
3 ネットワーク
101A チャネルA側の入力端子部
101B チャネルB側の入力端子部
102A チャネルA側の端子異常判定処理部
102B チャネルB側の端子異常判定処理部
103A チャネルA側の中央演算処理部
103B チャネルB側の中央演算処理部
104 LED制御部
105 LED表示部
106 データ送信部

Claims (4)

  1. それぞれデュアルモードで動作可能な安全仕様の入力機器に接続されて、その入力機器からは互いに対をなす2系統の入力信号を取込み可能とされた1もしくは2以上の入力端子対と、
    入力端子対を構成する個々の入力端子毎に設けられた端子別表示部と、
    入力端子対を構成する個々の入力端子に関する異常の有無を診断するための異常診断手段と、
    端子別表示部の表示態様を制御する表示態様制御手段と、を有し、
    前記端子別表示部のそれぞれは、第1の表示態様と第2の表示態様と第3の表示態様と第4の表示態様との少なくとも4種類の表示態様を採ることが可能とされ、
    前記表示態様制御手段は、
    前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれについても異常なしと判定される端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、入力信号がON状態を示す端子に対応する端子別表示部については第1の表示態様になるように、また入力信号がOFF状態を示す端子に対応する端子別表示部については第2の表示態様になるように制御すると共に、
    前記異常診断手段を介して、2つの端子のいずれか一方のみが異常ありとされる端子対に対応する一対の端子別表示部に関しては、異常ありとされる側の端子に対応する端子別表示部については、入力信号のON/OFF状態に拘わらず、第3の表示態様になるように、また異常なしとされる側の端子に対応する端子別表示部については、入力信号のON/OFF状態に拘わらず、第4の表示態様になるように、制御するものであり、
    それにより、いずれかの端子対に関して異常ありとされた場合には、第3の表示態様と第4の表示態様との相違により、端子対を構成する2つの端子のいずれに関して異常ありとされるかを識別可能とした、ことを特徴とする安全仕様の入力装置。
  2. 前記端子別表示部のそれぞれは単一の表示ランプとされ、前記表示態様制御手段により、この単一の表示ランプが第1の表示態様と第2の表示態様と第3の表示態様と第4の表示態様との4種類の表示態様に制御される、ことを特徴とする請求項1に記載の安全仕様の入力装置。
  3. 前記単一の表示ランプが2色発光可能な表示ランプとされ、かつ第1の表示態様は、表示ランプの第1色による連続点灯とされ、第2の表示態様は、表示ランプの消灯状態とされ、第3の表示態様は、表示ランプの第2色による連続点灯状態とされ、第4の表示態様は、表示ランプの第2色による点滅点灯状態とされる、ことを特徴とする請求項2に記載の安全仕様の入力装置。
  4. 安全コントローラシステムにおける入力用または入出力用の安全リモートターミナルとして構成される、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の安全仕様の入力装置。
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