JP4065591B2 - コンタクトレンズ用液およびそれを用いたコンタクトレンズの洗浄方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンタクトレンズの洗浄方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、コンタクトレンズを装用したままコンタクトレンズを洗浄する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンタクトレンズを長時間装用し続けると、生体から分泌される物質(タンパク質、脂質、ムチン、及びカルシウム等の無機質)などがコンタクトレンズに付着し、その結果、それらの付着物により、コンタクトレンズの主目的である視機能矯正力が低下するため、従来よりコンタクトレンズは、コンタクトレンズ用洗浄液で洗浄していた。このコンタクトレンズの洗浄が、コンタクトレンズ装用者にとって日々手間のかかる作業であるため、コンタクトレンズ装用者にとって最も大きな問題である。したがって、さらに簡便なコンタクトレンズ用液による洗浄方法の開発が望まれていた。
【0003】
コンタクトレンズを洗浄する方法としては、これまで、コンタクトレンズを眼から取り出し、界面活性剤を主成分とするコンタクトレンズ用洗浄液によるこすり洗い(特開平6−41581号公報、特開平6−118354号公報)や、酵素による漬け置き洗い(特開平6−95043号公報、特開平6−194610号公報、特開平6−281894号公報)が一般的であった。
【0004】
しかしながら、このようなこすり洗いや漬け置き洗いの場合には、コンタクトレンズを眼から取り外さなければならないため、洗浄液により付着物をきれいに取り除いたとしても、手や空気中に存在している細菌などが付着し、コンタクトレンズを再度装着すると、それらの細菌による細菌感染が懸念される。
【0005】
このような細菌感染防止のため、例えばコンタクトレンズ消毒器(特開平5−220205号公報、特開平7−209617号公報)や、コンタクトレンズ用消毒薬(特開平8−92017号公報、特開平8−182746号公報、特表平8−504623号公報)などが提案されている。しかしながら、このような消毒を行うには1時間以上の時間を要し、その間コンタクトレンズを装用できないので、かなり不自由な状態でいなければならない。
【0006】
一方、コンタクトレンズを眼に装着したまま、活性成分を滴下し、コンタクトレンズを洗浄する方法が開示されている(特開昭48−86906号公報)。しかしながら、この方法においては、活性成分により、コンタクトレンズに付着した汚れをコンタクトレンズから取り除けても、その汚れ成分そのものは、眼から取り出されていないため、コンタクトレンズに汚れが再付着するので、コンタクトレンズは完全には洗浄されない。また、この公報に記載されている活性成分の濃度(0.01〜25重量%)のものを、眼に点眼する量(約0.05ミリリットル)ではなく、眼を洗浄するほどの量(約10ミリリットル)で眼に接触させることは、眼に対する安全性が損なわれるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情のもとで、コンタクトレンズに生体由来の汚れ成分が付着した場合、該コンタクトレンズを眼から取り出すことなく、コンタクトレンズを装用したまま洗浄する方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、クエン酸やその塩およびノニオン系界面活性剤を特定の濃度で含有する水溶液が、眼に対して安全であって、コンタクトレンズを装用したまま洗浄するためのコンタクトレンズ用液として適していること、そして、この溶液を容器(例えば洗眼カップ、洗面器、桶など)に入れ、コンタクトレンズを装用したまま、通常実施されている洗眼と同じような方法で眼を洗うことにより、眼はもとより、コンタクトレンズが効果的に洗浄されることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明は、コンタクトレンズ用液を容器に入れ、コンタクトレンズを装用したまま洗眼方法で眼を洗うことにより、コンタクトレンズ用液を、眼に装着されたコンタクトレンズに接触させることからなり、
前記コンタクトレンズ用液が、(A)クエン酸および/またはその塩0.001〜1.0重量%と、(B)ノニオン系界面活性剤0.00001〜0.005重量%とを含有することを特徴とするコンタクトレンズの洗浄方法を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液は、(A)成分および(B)成分を含有する水溶液であって、(A)成分として、クエン酸および/またはその塩が用いられる。ここで、クエン酸塩としては、眼に対して安全性の高いものであればよく、特に制限はないが、例えばクエン酸ナトリウムおよびクエン酸カリウムが好適である。
本発明の方法においては、この(A)成分として、特にクエン酸、クエン酸ナトリウムおよびクエン酸カリウムの中から選ばれる少なくとも1種を用いるのが好ましい。
【0012】
本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液においては、該(A)成分の濃度は0.001〜1.0重量%の範囲にあることが必要である。この濃度が0.001重量%未満では洗浄効果が極めて低いし、1.0重量%を超えるとその濃度の割には洗浄効果の向上が認められず、むしろ眼に障害を与える原因となり、安全性が損なわれる。洗浄効果および眼に対する安全性を考慮すると、この(A)成分の好ましい濃度は0.01〜0.5重量%の範囲である。
【0013】
一方、(B)成分として用いられるノニオン系界面活性剤としては、眼に対して安全性が高く、洗浄効果に優れるものであればよく、特に制限はないが、例えばポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック重合型界面活性剤およびショ糖脂肪酸エステルが好ましく挙げられる。これらのノニオン系界面活性剤は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0014】
前記ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステルの好ましいものとしては、市販品である日光ケミカルズ社製のMYL型、MYS型およびMYO型などが代表例として挙げられる。これらの中でも、品質上信頼できる日本薬局方に収載されている「ステアリン酸ポリオキシル40」である「MYS−40」が特に好適である。
【0015】
また、前記ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック重合型界面活性剤の好ましいものとしては、市販品である旭電化工業社製のプルロニック系とテトラニック系が代表例として挙げられる。この中でも品質上信頼できる医薬品添加物規格に収載されている「ポリオキシエチレン(120)ポリオキシプロピレン(40)グリコール」である「プルロニック F87」、「ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール」である「プルロニック F68」、「ポリオキシエチレン(42)ポリオキシプロピレン(67)グリコール」である「プルロニック P123」、「ポリオキシエチレン(54)ポリオキシプロピレン(39)グリコール」である「プルロニック P85」、「ポリオキシエチレン(196)ポリオキシプロピレン(67)グリコール」である「プルロニック F127」、「ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール」である「プルロニック L44」が好ましい。 さらに、前記ショ糖脂肪酸エステルの好ましいものとしては、市販品である第一工業製薬社製のDKエステルシリーズが代表例として挙げられる。
【0016】
本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液においては、この(B)成分であるノニオン系界面活性剤の濃度は0.00001〜0.005重量%の範囲にあることが必要である。この濃度が0.00001重量%未満では洗浄効果が極めて低いし、0.005重量%を超えるとその濃度の割には洗浄効果の向上が認められず、むしろ眼に障害を与える原因となり、安全性が損なわれる。洗浄効果および眼に対する安全性を考慮すると、この(B)成分の好ましい濃度は0.0001〜0.005重量%の範囲である。
【0017】
さらに、本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液は、直接眼に使用し、かつコンタクトレンズにも直接接触するので、その浸透圧やpHは、生理的範囲でないと、眼刺激が生じたり、角膜や結膜に障害を生じるとともに、コンタクトレンズを変形、変色、縮小、膨潤させたりする。したがって、浸透圧は約200〜800mOsm/kgの範囲に調整するのが好ましく、また、pHは4〜9、好ましく6〜8の範囲に調整するのがよい。
浸透圧は、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、グリセリンなどの等張化剤を使用することにより、調整することができる。
【0018】
一方、pHは、pH調整剤として、例えば塩酸、酢酸、リン酸、ホウ酸、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素カリウム、リン酸二水素カリウム、りん酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ホウ酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンなどを使用することにより、調整することができる。
【0019】
本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液には、本発明の目的が損なわれない範囲で、所望により、各種添加剤、例えば細菌などによる液の汚染などを防止するための防腐剤;眼病予防剤としての抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、ビタミン類、アミノ酸類、その他;安定化剤としての金属封鎖剤、濡れ性向上剤などを適宜含有させることができる。
【0020】
前記防腐剤としては、例えば安息香酸、安息香酸塩類、イソプロピルメチルフェノール、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、塩化ベンザルコニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、塩化クロルヘキシジン、o−フェニルフェノール、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、クロラミンT、クロルキシレノール、クロロブタノール、サリチル酸、サリチル酸塩類、臭化アルキルイソキノリニウム、臭化ドミフェン、ソルビン酸、ソルビン酸塩類、チモール、チラム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩類、トリクロロカルバニリド、p−オキシ安息香酸エステル、ハロカルバン、フェノール、ヘキサクロロフェン、ラウロイルサルコシンナトリウム、レゾルシン、ポリヘキサメチレンビグアニド塩酸塩、アレキシジン二塩酸塩などが挙げられる。
【0021】
眼病予防剤としての抗炎症剤としては、例えばε−アミノカプロン酸、アラントイン、ベルベリン類、アズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、硫酸亜鉛などが、抗ヒスタミン剤としては、例えばマレイン酸クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミンなどが、ビタミン類としては、例えばフラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、シアノコバラミン、レチノール類、塩酸ピリドキシン、パントテン酸、酢酸トコフェロールなどが、アミン酸類としては、例えばアスパラギン酸塩、アミノエチルスルホン酸などが、さらにその他として、コンドロイチン硫酸ナトリウム、塩化ナフアゾリン、スルファメトキサゾール、塩化リゾチームなどが挙げられる。
【0022】
また、安定化剤としての金属封鎖剤としては、例えばエデト酸塩などが、濡れ性向上剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、デキストラン、デキストラン硫酸ナトリウムなどの水溶性高分子化合物などが挙げられる。
【0023】
本発明のコンタクトレンズの洗浄方法は、このようにして得られたコンタクトレンズ用液を、人の眼に装着されたコンタクトレンズに接触させることにより、該コンタクトレンズを洗浄する方法であって、接触させる方法としては特に制限はなく、従来洗眼において実施されている方法、例えば洗眼カップ、洗面器、桶などにコンタクトレンズ用液を入れ、眼に装着されたコンタクトレンズに接触させる方法を用いることができる。
このような方法により、コンタクトレンズを装用したまま、眼はもとより、コンタクトレンズを効果的に洗浄することができる。
【0024】
なお、涙液の少ない人(ドライアイ患者)は、健常人に比べて著しくコンタクトレンズが汚れやすく、かつコンタクトレンズ装用中に涙液層が切れてしまうため、コンタクトレンズの装用を中止することがある。そのため、コンタクトレンズの装用中に人工涙液を点眼することがしばしば行われる。本発明のコンタクトレンズの洗浄方法は、このような涙液の少ないドライアイ患者がコンタクトレンズを装着した場合に、最も適した方法である。
【0025】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
【0026】
実施例1〜7および比較例1〜8
精製水中に、表1、表2、表3および表4に示す各成分を表1、表2、表3および表4に示す濃度になるように添加し溶解して、実施例1〜7および比較例1〜8のコンタクトレンズ用液を調製した。なお、リン酸一水素カリウムは、pHが7.2になるように調整しながら適量を添加し、塩化ナトリウムは、浸透圧が300mOsm/kgになるように調整しながら適量を添加した。
【0027】
実施例1〜7で得られたコンタクトレンズ用液は、クエン酸ナトリウムおよびノニオン系界面活性剤を本発明の限定範囲内の割合で含むものである。
また、比較例1で得られたコンタクトレンズ用液は、クエン酸ナトリウムのみを多量に含むものであり、比較例2で得られたコンタクトレンズ用液は、ノニオン系界面活性剤のみを多量に含むものである。比較例3〜6で得られたコンタクトレンズ用液は、クエン酸ナトリウムとノニオン系界面活性剤を含むが、これらの量の一方が本発明の限定範囲外のものである。また、比較例7のコンタクトレンズ用液は、クエン酸ナトリウムとノニオン系界面活性剤を含まないが、その他の成分は実施例1〜7と同一のものであり、比較例8のコンタクトレンズ用液は、生理食塩水である。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
各コンタクトレンズ用液について下記の試験方法に従って、装用中のコンタクトレンズの洗浄試験を行い、洗浄効果を評価した。さらに各コンタクトレンズ用液の使用直後における使用感を被験者に自己評価させた。これらの結果を表5、表6、表7および表8に示す。
【0033】
被験者として、成人男性(26〜38歳)12名を選び、各人の両眼にソフトコンタクトレンズ(ホーヤ株式会社製、HOYA SOFT/T40)を装着させ、6時間後に下記の試験を行った。
被験液を洗眼カップに5ミリリットル入れ、各人の片眼にぴったりと押し当て、そのまま液がこぼれないように頭を後ろに反らし、上を向いて、5回瞬きをさせた。この操作を他の片眼にも行わせた。
カップを目からはずし、さらに装着していたコンタクトレンズをはずし、はずしたコンタクトレンズを乾燥させ、乾燥させた24枚のコンタクトレンズの汚れ具合を暗視野実体顕微鏡で10倍に拡大して観察し、洗浄効果評価基準に従って洗浄効果を評価した。
【0034】
さらに各被験液を使用直後の使用感を調べるため、官能評価基準に従って使用感を12人の被験者に自己評価させた。
洗浄効果評価基準
○ :コンタクトレンズ全体に汚れが全くない。
△ :コンタクトレンズの一部に点状の汚れがある。
× :コンタクトレンズの50%以上に汚れが付着している。
××:コンタクトレンズの全体に汚れが付着している。
官能評価基準
○ :爽快感を感じた。
△ :不快感と思われるような刺激、痛み、かゆみ等を感じなかった。
× :わずかに不快感と思われるような刺激、痛み、かゆみ等を感じた。
××:眼からコンタクトレンズをはずしたいと思うような刺激、痛み、かゆみ等を感じた。
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【表7】
【0038】
【表8】
【0039】
表5〜表8から分かるように、実施例1〜7のコンタクトレンズ用液においては、いずれも洗浄評価および官能評価(使用感)ともに優れていた。
これに対してクエン酸ナトリウムおよびノニオン系界面活性剤のうちの一方しか含まない比較例1〜2のコンタクトレンズ用液は、官能評価において評価○の人数が零であり、実施例1〜7のコンタクトレンズ用液に比べ使用感が劣っていた。
また、クエン酸ナトリウムおよびノニオン系界面活性剤を含むが、その一方が本発明の限定範囲外である比較例3〜6のコンタクトレンズ用液において、比較例3〜4のものは
、官能評価が評価△、×および××のいずれかであって、評価○の人数が零であり、比較例5〜6のものは洗浄評価が評価×であり、洗浄効果に劣っていた。
【0040】
【発明の効果】
本発明の方法に用いるコンタクトレンズ用液は、眼に対して極めて安全であって、これを用いコンタクトレンズを装用したまま洗浄することにより、該コンタクトレンズを極めて効果的に洗浄することができる。
また、このコンタクトレンズ用液を用いて、コンタクトレンズを装用したまま洗浄する本発明の洗浄方法は、特に涙液の少ないドライアイ患者がコンタクトレンズを装着した場合に、最も適している。
Claims (3)
- コンタクトレンズ用液を容器に入れ、コンタクトレンズを装用したまま洗眼方法で眼を洗うことにより、コンタクトレンズ用液を、眼に装着されたコンタクトレンズに接触させることからなり、
前記コンタクトレンズ用液が、(A)クエン酸および/またはその塩0.001〜1.0重量%と、(B)ノニオン系界面活性剤0.00001〜0.005重量%とを含有することを特徴とするコンタクトレンズの洗浄方法。 - (A)成分のクエン酸および/またはその塩が、クエン酸、クエン酸ナトリウムおよびクエン酸カリウムの中から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載のコンタクトレンズの洗浄方法。
- (B)成分のノニオン系界面活性剤が、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック重合型界面活性剤およびショ糖脂肪酸エステルの中から選ばれる少なくとも1種である請求項1または2に記載のコンタクトレンズの洗浄方法。
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