JP4064688B2 - 視聴率集計システム、放送受信機および視聴率集計方法 - Google Patents

視聴率集計システム、放送受信機および視聴率集計方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視聴率集計システムおよび方法に関し、より特定的には、複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率をこれら複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、新聞や雑誌などでテレビ番組の視聴率が公開されることがある。例えば、先週のドラマXの視聴率は21%だった、というかたちで公開される。このような視聴率の情報を見れば、どの番組が人気があるのかが分かる。したがって一般の視聴者は、視聴する番組を選択する際にこの視聴率情報を参考にし、例えば今日はドラマXを見ようと考える。このように視聴率の情報は、視聴する番組を選択する際の判断材料として有効に利用されている。
【0003】
ところでデジタル放送では、アナログ放送に比べてチャンネル数が非常に多い。そのためチャンネルの切り替えに手間がかかる。そこで、この問題を改善するために、デジタル多チャンネルテレビジョン受像機では、視聴者が所望の番組を簡単に選択できるように電子番組ガイド(EPG:Electronic Program Guide)の技術が用いられる。EPGを用いれば視聴者は、テレビ画面に映し出された番組内容や放送時間をチェックしながら、簡単なリモコン操作により見たい番組を選択したり録画予約したりすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、デジタル放送ではチャンネル数が非常に多いため、ユーザはどの番組を視聴しようか迷ってしまうことが多い。ユーザにとって興味深い番組かどうかを判断するために各番組を順番に表示するのは非現実的である。そこでユーザが視聴したい番組を選択する際の判断材料として視聴率の情報は有効である。
【0005】
しかしながら従来ではある番組の視聴率が発表されるのは、早くてもその番組の放送日の翌日である。したがってユーザは人気のある番組がどの番組であるかをリアルタイムで知ることができない。その結果、毎週放送されるような番組であれば視聴率を参考にすることが有効であるが、1回きりしか放送されない特別番組では視聴率を参考にして視聴することは不可能である。
【0006】
それゆえに、本発明の目的は、視聴率をリアルタイムに集計することのできるシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率をこれら複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計システムであって、各放送受信機は、少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出手段と、チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知手段と、チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出する毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子とこの視聴チャンネルとチャンネル検出時刻とを視聴情報として集計サーバに送信する視聴情報送信手段とを備え、集計サーバは、各放送受信機から受け取った視聴情報により前記タイムスタンプに基づいた各チャンネルの視聴率を集計する集計手段を備える。
【0008】
上記のように、第1の発明によれば、各チャンネルの視聴率をタイムスタンプに基づいた時刻でリアルタイムに正確に集計することができる。しかも少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において視聴情報を送信すれば良いので、処理負荷の低減および通信回線の有効利用が図られる。なお放送受信機とは、デジタル放送をデコードできる機器、例えばテレビやSTBやVTRなどを含む。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、各放送受信機は、視聴が終了したことを検知する視聴終了検知手段をさらに備え、時刻検知手段は、視聴終了検知手段が視聴が終了した視聴終了時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知し、視聴情報送信手段は、視聴が終了したことを視聴終了検知手段が検知する毎に、前記受信機識別子と視聴終了通知と前記視聴終了時刻とを視聴情報として集計サーバに送信することを特徴とする。
【0010】
上記のように、第2の発明によれば、集計サーバは各放送受信機においてタイムスタンプに基づいた時刻で視聴が終了したことを知ることができるので、視聴率をより正確に集計することができる。
【0011】
第3の発明は、第1の発明において、集計手段は、各放送受信機から受信した最近の視聴情報に基づいてこれら各受信機において現在視聴されているチャンネルを判定し、この判定結果に基づいて各チャンネルのリアルタイムの視聴率を集計することを特徴とする。
【0012】
上記のように、第3の発明によれば、最近の視聴情報に基づいて視聴率を集計することにより、リアルタイムの視聴率を簡単に集計することができる。
【0013】
第4の発明は、第1の発明において、集計サーバは、視聴情報に基づいて放送受信機毎の視聴チャンネルの変化の履歴を視聴履歴として記憶する視聴履歴記憶手段をさらに備え、集計手段は、視聴履歴に基づいて各チャンネルの視聴率を集計することを特徴とする。
【0014】
上記のように、第4の発明によれば、放送受信機毎の視聴チャンネルの変化を記憶しておくことにより、任意の時刻における視聴率を簡単に算出することができる。
【0015】
第5の発明は、第1の発明において、集計手段によって集計された各チャンネルのリアルタイムの視聴率を放送コンテンツとして各放送受信機に放送する放送手段をさらに備える。
【0016】
上記のように、第5の発明によれば、視聴番組の選択時の判断材料として視聴率情報を放送により各放送受信機のユーザに提供することができる。
【0019】
の発明は、複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率をこれら複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計システムで利用される放送受信機であって、少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出手段と、チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知手段と、チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出する毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子とこの視聴チャンネルとチャンネル検出時刻とを視聴情報として集計サーバに送信する視聴情報送信手段とを備える。
【0020】
上記のように、第の発明によれば、各チャンネルの視聴率をタイムスタンプに基づいた時刻でリアルタイムに正確に集計することができる。しかも少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において視聴情報を送信すれば良いので、処理負荷の低減および通信回線の有効利用が図られる。
【0021】
の発明は、複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率をこれら複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計方法であって、各放送受信機において、少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出ステップと、チャンネル検出ステップにおいて視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知ステップと、チャンネル検出ステップにおいて視聴チャンネルが検出される毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子とこの視聴チャンネルと前記チャンネル検出時刻とを視聴情報として集計サーバに送信する視聴情報送信ステップと、集計サーバにおいて、各放送受信機から受け取った視聴情報に基づいて、各チャンネルの視聴率を集計する集計ステップとを備える。
【0022】
上記のように、第の発明によれば、各チャンネルの視聴率をタイムスタンプに基づいた時刻でリアルタイムに正確に集計することができる。しかも少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において視聴情報を送信すれば良いので、処理負荷の低減および通信回線の有効利用が図られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る視聴率集計システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、視聴率集計システムは、デジタル多チャンネルテレビジョン受像機(以下、テレビと称す)100と、サーバ200と、放送局300とを備える。テレビ100は、プロセッサ11と、ディスプレイ12とを含む。サーバは、プロセッサ21と、視聴履歴記憶部22とを含む。なお、実際にはテレビ100は複数であるが、図ではその1台のみを示す。
【0024】
放送局300はデジタル放送を放送する。テレビ100は、放送局300から放送されたデジタル放送をデコードしてディスプレイ12に表示する。一方、テレビ100は、サーバ200に対してユーザが視聴しているチャンネルに関する情報(以下、視聴情報と称す)を適宜のタイミングでインターフェイスを介してサーバ200に通知する。サーバ200は、各テレビ100から通知された視聴情報に基づいて各チャンネル(番組)の視聴率を集計する。集計された視聴率は、放送局300を介して放送され、テレビ100のディスプレイ12を通じてユーザに提供される。
【0025】
図2(a)は、ユーザによる放送の視聴が開始された時およびユーザによりチャンネルが変更された時にテレビ100からサーバ200に送信される視聴情報のデータ構造を示している。図2(a)において、視聴情報には、受信機識別子と、視聴チャンネルと、時刻情報とが含まれる。受信機識別子とは、テレビ100毎に予め固有に設定された識別子であり、サーバ200が視聴情報の送信元を判別するために利用される。視聴チャンネルとは、ユーザが視聴しているチャンネルのことを指す。ユーザによる放送の視聴が開始された時であれば開始直後に視聴されていたチャンネルが、ユーザによりチャンネルが変更された時であれば変更直後に視聴されていたチャンネルが視聴チャンネルとして通知される。時刻情報とは、視聴開始時またはチャンネル変更時の時刻であり、サーバ200において後述する視聴履歴を作成するために利用される。この時刻情報は、放送データに記録されたタイムスタンプより取得するのがより好ましい。より正確な視聴開始時刻およびチャンネル変更時刻を取得できるからである。
【0026】
図2(b)は、ユーザによる放送の視聴が終了した時にテレビ100からサーバ200に送信される視聴情報のデータ構造を示している。図2(b)において、視聴情報には、受信機識別子と、視聴終了通知と、時刻情報とが含まれる。受信機識別子については前述したので説明を省略する。視聴終了通知とは、ユーザによる放送の視聴が終了した旨をサーバ200に通知するためのものである。時刻情報とは、視聴終了時の時刻であり、サーバ200において後述する視聴履歴を作成するために利用される。前述したように、この時刻情報は、放送データに記録されたタイムスタンプより取得するのがより好ましい。
【0027】
以下、テレビ100から視聴情報が送信されるタイミングについて具体的に説明する。
図3は、テレビ100における放送の視聴状況を示す図である。ここでは説明を簡単にするために、放送のチャンネル数は4つ(1CH〜4CH)としている。図の斜線部は視聴時間帯を示している。例えばこのテレビ100のユーザは、時刻t0において放送の視聴を開始し、時刻t1まで1CHを視聴する。そして、ユーザは時刻t1においてチャンネルを1CHから2CHに変更し、時刻t2まで2CHを視聴する。その後、ユーザは時刻t2においてチャンネルを2CHから3CHに変更し、時刻t3まで3CHを視聴する。そしてユーザは時刻t3において放送の視聴を終了する。以下、同様である。
【0028】
図3において、時刻t0では、視聴開始時なので、テレビ100からサーバ200へ図2(a)に示すような視聴情報が送信される。ここでは、受信機識別子は例えば“A”であり、視聴チャンネルは“1CH”であり、時刻情報は“t0”である。時刻t1では、チャンネル変更時なので、同じく図2(a)に示すような視聴情報が送信される。ここでは、受信機識別子は“A”であり、視聴チャンネルは“2CH”であり、時刻情報は“t1”である。時刻t3では、視聴終了時なので、テレビ100からサーバ200へ図2(b)に示すような視聴情報が送信される。ここでは、受信機識別子は“A”であり、視聴終了通知は例えば“END”であり、時刻情報は“t3”である。このようにして、図3における時刻t0〜t6の各時点において、テレビ100からサーバ200に対して視聴情報が送信される。
【0029】
次に、サーバ200の動作について具体的に説明する。
サーバ200へは前述のように各テレビ100から視聴情報が送信される。プロセッサ21は、各テレビ100から受信した視聴情報に基づいて、テレビ毎の視聴履歴を作成して視聴履歴記憶部22に記憶する。図4は、視聴履歴記憶部22に記憶される視聴履歴の具体例を示す図である。ここでは、サーバ200に接続されているテレビ(受信機)100の数を6つ(受信機A〜F)とする。
【0030】
受信機Aからは例えば図3を用いて説明したようなタイミングで視聴情報が送信される。プロセッサ21は、受信した視聴情報に含まれる視聴チャンネル・終了通知・時刻情報に基づいて、図4の受信機Aの欄に示すように受信機Aの視聴履歴を順次記憶する。他の受信機B〜Fについても同様にして視聴履歴を順次記憶する。プロセッサ21は、こうして視聴履歴記憶部22に記憶した視聴履歴に基づいて、現時点tnにおける各チャンネルの視聴率を集計する。図4に示すように現時点の時刻をtnとすると、時刻tnにおいて各受信機において視聴されているチャンネルは、各受信機から最近に受信された視聴情報に基づいて判定することができる。例えば受信機Aから最近に受信された視聴情報によると、視聴チャンネルは3CHとなっている。したがって、現時点で受信機Aで視聴されているチャンネルは3CHであると判定できる。一方、受信機Bから最近に受信された視聴情報には視聴終了通知が含まれていたので、現時点では受信機Bでは放送は視聴されていないと判定できる。このようにして全ての受信機A〜Fについて、現在の視聴状況を判定することができる。
【0031】
プロセッサ21は、上述したようにして各受信機A〜Fの現在の視聴状況を判定し、各チャンネルの視聴率を集計する。こうして集計したリアルタイムの視聴率は放送局300に通知され、放送局300から各テレビ100に放送により送信される。各テレビ100のプロセッサ11は、図5に示すように、この視聴率をディスプレイ12に表示する。図5の例では、視聴率ランキングとして視聴率が上位の番組から順番に表示している。こうして、ユーザにリアルタイムの視聴率が提供され、ユーザは、このリアルタイムの視聴率を、どの番組が興味深いかを知るための材料として利用することができる。
【0032】
次に、図6に示すフローチャートを参照して、各テレビ100のプロセッサ11の動作について説明する。プロセッサ11は、まず、放送の視聴が開始されたか否かを判定する(S11)。視聴が開始されたと判定された場合には、図2(a)に示すような視聴情報をサーバ200に送信し(S14)、ステップS11に戻る。一方、視聴が開始されたと判定されなかった場合には、チャンネルの変更がなされたか否かを判定する(S12)。チャンネルの変更がなされたと判定された場合には、図2(a)に示すような視聴情報をサーバ200に送信し(S14)、ステップS11に戻る。一方、チャンネルの変更がなされたと判定されなかった場合には、放送の視聴が終了したか否かを判定する(S13)。放送の視聴が終了したと判定された場合には、図2(b)に示すような視聴情報をサーバ200に送信し(S14)、ステップS11に戻る。一方、放送の視聴が終了したと判定されなかった場合には、視聴情報を送信することなくステップS11に戻る。
【0033】
以上のように、本実施形態によれば、各チャンネルの視聴率をリアルタイムに集計してユーザに提供することができる。しかも少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において視聴情報を送信すれば良いので、サーバ200の処理負荷の低減および通信回線の有効利用が図られる。
【0034】
なお本実施形態では、時刻情報を用いて図4に示すように視聴履歴を記憶した。このような視聴履歴を記憶しておくことにより、現時点での視聴率だけでなく、過去の任意の時点における視聴率を集計することができる。なお、現時点での視聴率だけを集計する場合には、図7に示すように、各受信機毎に最近の視聴情報だけを記憶しておきさえすればよい。
【0035】
また本実施形態では、時刻情報は放送データに記録されているタイムスタンプから取得するとしたが、これに限らず、例えばテレビ100に内蔵されているタイマから取得してもいいし、視聴情報を受信した時刻を時刻情報としてサーバ200が取得してもいい。ただし、実際に放送が放送局300から送信されてから視聴情報がサーバ200に到着するまでにはいくらかの伝送遅延が生じる。したがって、その影響を排除して任意の時点でより正確な視聴率を集計するためには、時刻情報をタイムスタンプから取得するのが好ましい。
【0036】
また時刻情報をタイムスタンプから取得するとともに、サーバ200において、視聴情報に付加されている時刻情報と視聴情報の受信時刻とを比較すれば、特定のテレビにおいて大きな伝送遅延が生じている場合にこれを検知することができる。これにより、この特定のテレビから送信される視聴情報についてはリアルタイムの視聴率の集計に反映させないようにすることにより、視聴率の誤差を最小限に抑えることができる。
【0037】
また本実施形態では、サーバ200において集計した視聴率を放送局300を介してユーザに提供するとしたが、これに限らず、例えばテレビ100とサーバ200間が双方向通信リンクにより接続されている場合にはこのリンクを通じてサーバ200からテレビ100に直接送信しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る視聴率集計システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、視聴情報のデータ構造を示す図である。
【図3】図3は、あるテレビにおける視聴状況の具体例を示す図である。
【図4】図4は、サーバ200において記憶される視聴履歴の具体例を示す図である。
【図5】図5は、ユーザに提供される視聴率の表示例を示す図である。
【図6】図6は、プロセッサ11の動作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、各受信機毎の最近の視聴情報の具体例を示す図である。
【符号の説明】
11…プロセッサ
12…ディスプレイ
100…テレビ
21…プロセッサ
22…視聴履歴記憶部
200…サーバ
300…放送局

Claims (7)

  1. 複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率を当該複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計システムであって、
    各前記放送受信機は、
    少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出手段と、
    前記チャンネル検出手段が前記視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知手段と、
    前記チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出する毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子と当該視聴チャンネルと前記チャンネル検出時刻とを視聴情報として前記集計サーバに送信する視聴情報送信手段とを備え、
    前記集計サーバは、
    各放送受信機から受け取った前記視聴情報により、前記タイムスタンプに基づいた各チャンネルの視聴率を集計する集計手段を備える視聴率集計システム。
  2. 各前記放送受信機は、視聴が終了したことを検知する視聴終了検知手段をさらに備え、
    前記時刻検知手段は、前記視聴終了検知手段が視聴が終了した視聴終了時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知し、
    前記視聴情報送信手段は、視聴が終了したことを前記視聴終了検知手段が検知する毎に、前記受信機識別子と視聴終了通知と前記視聴終了時刻とを前記視聴情報として前記集計サーバに送信することを特徴とする、請求項1記載の視聴率集計システム。
  3. 前記集計手段は、各放送受信機から受信した最近の視聴情報に基づいて当該各受信機において現在視聴されているチャンネルを判定し、この判定結果に基づいて各チャンネルのリアルタイムの視聴率を集計することを特徴とする、請求項1記載の視聴率集計システム。
  4. 前記集計サーバは、前記視聴情報に基づいて放送受信機毎の視聴チャンネルの変化の履歴を視聴履歴として記憶する視聴履歴記憶手段をさらに備え、
    前記集計手段は、前記視聴履歴に基づいて各チャンネルの視聴率を集計することを特徴とする、請求項1記載の視聴率集計システム。
  5. 前記集計手段によって集計された各チャンネルのリアルタイムの視聴率を放送コンテンツとして各前記放送受信機に放送する放送手段をさらに備える、請求項1記載の視聴率集計システム。
  6. 複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率を当該複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計システムで利用される放送受信機であって、
    少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出手段と、
    前記チャンネル検出手段が前記視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知手段と、
    前記チャンネル検出手段が視聴チャンネルを検出する毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子と当該視聴チャンネルと前記チャンネル検出時刻とを視聴情報として前記集計サーバに送信する視聴情報送信手段とを備える放送受信機。
  7. 複数の放送受信機で視聴されたデジタル放送の各チャンネルの視聴率を当該複数の放送受信機に接続された集計サーバにおいて集計する視聴率集計方法であって、
    各前記放送受信機において、少なくとも放送の視聴の開始時および視聴チャンネルの変化時において、現在視聴されている視聴チャンネルを検出する視聴チャンネル検出ステップと、
    前記チャンネル検出ステップにおいて前記視聴チャンネルを検出したチャンネル検出時刻を、放送コンテンツに含まれるタイムスタンプに基づいて検知する時刻検知ステップと、
    前記チャンネル検出ステップにおいて視聴チャンネルが検出される毎に、放送受信機毎に固有に与えられた受信機識別子と当該視聴チャンネルと前記チャンネル検出時刻とを視聴情報として前記集計サーバに送信する視聴情報送信ステップと、
    前記集計サーバにおいて、各放送受信機から受け取った視聴情報に基づいて、各チャンネルの視聴率を集計する集計ステップとを備える視聴率集計方法。
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