JP2002262311A - データ放送装置及びデータ放送受信装置 - Google Patents

データ放送装置及びデータ放送受信装置

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JP2002262311A
JP2002262311A JP2001052073A JP2001052073A JP2002262311A JP 2002262311 A JP2002262311 A JP 2002262311A JP 2001052073 A JP2001052073 A JP 2001052073A JP 2001052073 A JP2001052073 A JP 2001052073A JP 2002262311 A JP2002262311 A JP 2002262311A
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Nobuyasu Harada
信靖 原田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な送出帯域幅で番組素材データを周期的
に繰り返し送出するデータ放送装置を提供する。 【解決手段】 受信装置600は、現在視聴中の放送番
組を特定する視聴情報を放送センター100へ送信す
る。集計装置200は、視聴情報を集計し、各番組の視
聴率を算出する。編成装置300は、視聴率の高い番組
ほど、その番組素材データの送出帯域幅が広くなるよう
に定めた編成情報を作成する。送出装置400は、編成
情報に従って、番組素材データを受信装置600へ送出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送番組用の素材
データを周期的に繰り返し送出するデータ放送装置及
び、当該素材データを受信するデータ放送受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送では、映像音声データとと
もに、番組に関連する素材データを周期的に繰り返し送
出することにより、インタラクティブな番組の視聴を可
能としている。ここで、事業者が提供する全チャンネル
の素材データの送出帯域幅の総和は、所定値以下にする
必要がある。各素材データの容量を、その送出帯域幅で
除した値は、その素材データの送出周期となる。従っ
て、素材データの送出帯域幅が広いと、送出周期が短く
なるので、視聴者が視聴を要求してから、実際に取得し
て表示されるまでの待ち時間が短くなる。逆に、素材デ
ータの送出帯域幅が狭いと、送出周期が長くなり、待ち
時間が長くなる。従って、各素材データの送出帯域幅を
いかに決めるかが重要である。
【0003】従来では、各素材データの送出帯域幅は、
通常、素材の制作時に素材のデータサイズより概略決定
しておき、最終的には編成時において、同一時刻の全チ
ャンネルの送出帯域幅の総和が一定値以下となるように
調整されて決定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
放送方法では、実際の視聴状況が考慮されておらず、視
聴率の高い番組の素材データの送出帯域幅に対して、視
聴率の低い番組の素材データの送出帯域幅が、同等かそ
れ以上となる場合があった。これにより、少数の視聴者
の待ち時間が短く、多数の視聴者の待ち時間が長くなる
ことがあった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の問題点を解
決するもので、適切な送出帯域幅で素材データを送出す
るデータ放送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題に鑑み、本発明
は、各放送番組用の素材データを周期的に繰り返し送信
するデータ放送装置であって、素材データを記憶する第
1記憶手段と、送信する素材データの種類と当該素材デ
ータの送出帯域幅の初期値を定めた編成情報を記憶する
第2記憶手段と、前記第2記憶手段内の編成情報に基い
て、前記第1記憶手段から素材データを読み出して送出
する送出手段と、複数のデータ放送受信装置から、当該
データ放送受信装置において現在視聴されている番組を
特定する視聴情報を受信する手段と、前記視聴情報を集
計して、各放送番組の視聴率を算出する集計手段と、各
放送番組の素材データの送出帯域幅が前記視聴率に応じ
た値となるように第2記憶手段内の編成情報を変更する
設定変更手段とを備え、前記送出手段は、編成情報が変
更された場合に、変更後の編成情報に基いて素材データ
を送出することを特徴とする。
【0007】また、データ放送受信装置であって、自装
置において現在視聴されている放送番組を特定する視聴
情報を作成する作成手段と、前記視聴情報が作成される
ごとに、当該視聴情報をデータ放送装置に送信する送信
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について、
図面を用いて説明する。 <第1の実施形態> (全体構成)図1は、本実施の形態に係るデジタル放送
システムの全体構成を示す。同図に示すように、放送セ
ンター100から家庭500へは、無線によりデータ放
送番組素材が送信される。家庭500から放送センター
100へも、電話回線800によりデータが送信される
ことにより、インタラクティブな番組の提供を可能とし
ている。
【0009】放送センター100は、集計装置200
と、編成装置300と、送出装置400とを備え、各家
庭500は、受信装置600とテレビ700とを備え
る。以下、各装置について説明する。受信装置600
は、放送電波から番組素材を取り出して、テレビ画面に
表示する。全視聴者の中か抽出された少数の視聴者(全
視聴者数の視聴動向を推定可能な数とする。)の受信装
置には、上述の通常の機能に加え、現在視聴中の番組が
なにかを示す視聴情報を放送センター100へ送信す
る。
【0010】集計装置200は、家庭から送信されてく
る視聴情報をリアルタイムに集計する。編成装置300
は、現在放送中のデータ放送番組について、集計装置で
の集計結果に基いて、視聴率の高い番組に広い送出帯域
幅を、視聴率の低い番組に狭い送出帯域幅を割り当てた
番組素材の送出帯域幅を定めた編成情報を作成する。
【0011】送出装置400は、編成情報で指定される
送出帯域幅で、番組素材を各家庭へ送出する。次に、各
装置の構成についてより詳細に説明する。 (受信装置600の構成)受信装置600は、入力部6
01と、受信部602と、視聴情報作成部603と、送
信部604とを備える。
【0012】入力部601は、ユーザ操作により、電源
ON/OFF、チャンネル切り替え、データ放送のON
/OFF及びデータ放送の画面切り替えを指示入力する
もので、リモコンで構成される。受信部602は、入力
部601で選局されたチャンネルの番組素材を放送電波
から取得する。
【0013】視聴情報作成部603は、入力部601か
らの入力があったときには、視聴を開始した番組を特定
する視聴開始情報又は視聴を終了した番組を特定する視
聴終了情報のいずれかの視聴情報を作成する。図2
(a)は、視聴開始情報の例を示す。同図に示すよう
に、視聴開始情報は、ユーザIDと、SIDと、素材I
Dと、視聴開始コードとからなる。図2(b)は、視聴
終了情報の例を示す。同図に示すように、視聴終了情報
は、ユーザIDと、SIDと、素材IDと、視聴終了コ
ードとからなる。ここで、ユーザIDとは、受信装置に
割り当てられたIDである。SIDとは、視聴中の番組
を特定するIDである。素材IDとは、受信した番組素
材を特定するIDである。視聴開始コードは、視聴開始
情報であることをことを示すものであり、視聴終了コー
ドは、視聴終了情報であることを示すものである。
【0014】テレビの電源スイッチがONになったとき
には、初期チャンネルの番組についての視聴開始情報が
送信され、チャンネルが切替えられときには、直前の選
局チャンネルの番組についての視聴終了情報が送信され
た後、選局したチャンネルの番組について視聴開始情報
が送信され、テレビの電源スイッチがOFFになったと
きには、直前の選局チャンネルの番組についての視聴終
了情報が送信される。
【0015】ここで、SIDと素材IDは、受信部60
2が受信した番組素材データ中に記述されており、視聴
情報作成部603は、受信部602からこのIDを取得
して、視聴情報を作成する。送信部604は、視聴情報
が作成されるごとに、その視聴情報を電話回線800を
通じて放送センター100へ送信する。 (集計装置200の構成)集計装置は、受信部201
と、集計情報作成部202と、集計情報記憶部203と
を備える。
【0016】受信部201は、電話回線800を通じ
て、家庭500の受信装置600からの視聴情報を受信
する。集計情報記憶部203は、集計情報を記憶する。
図3は、集計情報の例を示す。同図に示すように、集計
情報は、SIDごとのユーザIDと、視聴率とからな
る。これにより、SIDで特定される番組を視聴してい
るユーザと、視聴率とが把握される。ここで、視聴率
は、なんらかの番組を視聴しているユーザの総数(全S
IDのユーザIDの個数)に対する、その番組を視聴し
ているユーザの総数(そのSIDのユーザIDの個数)
の割合である。
【0017】集計情報作成部202は、視聴情報を受信
するごとに、集計情報記憶部203内の集計情報を作成
更新する。すなわち、集計情報作成部202は、視聴開
始情報を受信すると、その視聴開始情報に含まれるSI
Dで特定される番組の視聴を開始したことがわかるの
で、そのSIDに対応するユーザIDを追記し、視聴率
を再計算する。また、視聴終了情報を受信すると、その
視聴終了情報に含まれるSIDで特定される番組の視聴
を終了したことがわかるので、そのSIDに対応するユ
ーザIDを削除し、視聴率を再計算する。
【0018】(編成装置300の構成)編成装置300
は、入力部301と、初期設定部302と、編成情報記
憶部303と、番組素材記憶部304と、設定変更部3
05とを備える。番組素材記憶部304は、番組素材を
記憶する。番組素材は、複数枚の画面を構成する画面デ
ータを含む。。画面内には、他の画面へのリンクを定め
たボタンが配されており、ボタンを選択することによ
り、リンク先の他の画面を取得する。
【0019】図4は、画面の例を示す。プロ野球番組の
チャンネルを選択すると、図4(a)の画面を初期取得
する。次に、図4(a)の画面内の“巨人”を選択する
と、図4(b)に示す巨人選手一覧画面を取得し、“阪
神”を選択すると、図4(c)に示す阪神選手一覧画面
を取得する。入力部301は、編成者からの指示、すな
わち、編成情報の初期設定の入力を受付ける。
【0020】編成情報記憶部303は、編成情報を記憶
する。図5(a)及び図5(b)は、編成情報の例を示
す。同図に示すように、編成情報は、SIDで特定され
る番組ごとに、送出する素材を特定する素材IDと、番
組の開始時刻と、番組の終了時刻と、素材の送出帯域幅
とからなる。初期設定部302は、編成情報の初期設定
値を編成情報記憶部303に書き込む。図5(a)は、
編成情報の初期設定値である。同図に示すように、初期
設定の時点では、各素材の送出帯域幅は、すべて等しい
値が与えられる。
【0021】設定変更部305は、所定時間ごと(例え
ば10分ごと)に、集計情報記憶部203の集計情報を
参照して、編成情報記憶部303内の編成情報の設定を
変更する。図5(b)は、設定変更された編成情報を示
す。同図に示すように、番組の視聴率に比例して、その
番組の送出帯域幅が設定される。 (送出装置400の構成)送出装置400は、送出制御
部401と、送信部402とを備える。
【0022】送出制御部401は、編成情報記憶部30
3内の編成情報に従って、番組素材記憶部304内の各
番組素材を読み出して、送信部402に送信する。図6
(a)は、図5(a)に示す編成情報の初期設定値に基
く、送出スケジュールの例を示す。各素材データは、複
数個のブロックから構成されており、1ブロックを連続
して送出するものとする(1つのブロックを送出してい
るときに、他のブロックは送出しないものとする)。例
えば、101−1とは、素材ID=101のブロック=
001を示し、ブロック単位で送出するものとする。D
は、定数値である。また、()内の数値は、各素材ごと
の送出回数を示す。同図に示すように、素材ID=10
1〜105の素材の送出帯域幅はすべて0.2Dと等し
い値なので、素材の送出比率は、すべて等しい。
【0023】図6(b)は、図5(b)に示す設定変更
された編成情報に基く、送出スケジュールの例を示す。
素材ID=101〜105の素材の送出帯域幅は、それ
ぞれ、0.4D、0.2D、0.1D、0.2D、0.
1Dなので、送出帯域幅の比率は、4:2:1:2:1
である。従って、素材ID=101の素材は、10回中
4回送られ、素材ID=102の素材は、10回中2回
送られ、素材ID=103の素材は、10回中1回送ら
れ、素材ID=104の素材は、10回中2回送られ、
素材ID=105の素材は、10回中1回送られる。
【0024】送信部402は、送出制御部401から送
られる素材を順次、家庭500の受信装置600に送信
する。 (受信装置の動作)本実施の形態に係る受信装置600
の動作を説明する。図7は、受信装置600が視聴情報
を作成し、送出する処理を行う動作手順を示すフロチャ
ートである。
【0025】まず、入力部601を介して、電源スイッ
チがONされる(ステップS10)。次に、視聴情報作
成部603が、電源ON直後に選択されているチャンネ
ルの番組のSIDと素材IDを指定した視聴開始情報を
作成し、送信部604が、作成された視聴開始情報を放
送センター100へ送信する(ステップS11、S1
2)。
【0026】次に、チャンネルが切替えられると、視聴
情報作成部603が、チャンネル切り替え直前の番組の
SIDと素材IDを指定した視聴終了情報を作成し、送
信部604が、作成された視聴終了情報を放送センター
100へ送信する(ステップS13〜S15)。続い
て、視聴情報作成部603が、その時に視聴している番
組のSIDと素材IDを指定した視聴開始情報を作成
し、送信部604が、作成された視聴開始情報を放送セ
ンター100へ送信する(ステップS16、S17)。
【0027】電源のOffが指示されると、視聴情報作
成部603が、その時に視聴している番組のSIDと素
材IDを指定した視聴終了情報を作成し、送信部604
が、作成された視聴終了情報を放送センター100へ送
信する(ステップS18〜S20)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送シス
テムでは、受信装置から送られてくる視聴情報と基にし
て、番組の視聴率を算出し、番組素材の送出帯域幅を視
聴率に比例した値に決めるので、同一時刻に放送される
番組の各番組素材のデータ量が同等の場合に、視聴率の
高い番組の番組素材の取得要求から実際に視聴するまで
の待ち時間が、視聴率の低い番組の番組素材の取得要求
から実際に視聴するまでの待ち時間よりも短くすること
ができる。 <第2の実施形態>本実施の形態は、番組素材の送出周
期を視聴率に応じた値に設定する放送システムに関す
る。 (構成)本実施の形態に係る放送システムの構成要素
は、図1に示す第1の実施形態の構成要素と概ね共通す
る。以下、異なる点について説明する。
【0028】編成情報記憶部303に格納される編成情
報は、SIDで特定される番組ごとに、番組の開始時刻
と、番組の終了時刻と、送出する素材を特定する素材I
Dと、送出する素材の素材サイズと、送出周期と、素材
の送出帯域幅とからなる。図8(a)及び図8(b)
は、編成情報の例を示す。同図に示すように、本実施の
形態の編成情報は、図5に示す第1の実施形態に係るも
のに加えて、素材サイズと送出周期とを含む。
【0029】初期設定部302は、図8(a)に示すよ
うに、すべての番組素材の送出帯域幅を等しくした編成
情報を作成する。設定変更部305は、図8(b)に示
すように、視聴率に反比例して送出周期を定めた編成情
報を作成する。すなわち、各番組の視聴率が40%、2
0%、10%、20%、10%なので、各番組素材の送
出周期を、K/4、K/2、K/1、K/2、K/1と
する(Kは定数)。そして、素材サイズを送出周期で割
った値を送出帯域幅とする。そして、全送出帯域幅が1
Dbpsとなるように、Kを定める。ここでは、Kは2
16となる。
【0030】送出制御部401は、送出順序を定める。
送出制御部401は、編成情報記憶部303内の編成情
報に従って、番組素材記憶部304内の各番組素材を読
み出して、送信部402に送信する。図9(a)は、図
8(a)に示す編成情報の初期設定値に基く、送出スケ
ジュールの例を示す。これは、図6(a)に示す第1の
実施形態と同様である。
【0031】図9(b)は、図8(b)に示す設定変更
された編成情報に基く、送出スケジュールの例を示す。
101〜105の素材の送出帯域幅の比率は、12:
4:1:8:2である。従って、同図に示すように、素
材ID=101は、27回中12回送られ、素材ID=
102は、27回中4回送られ、素材ID=103は、
27回中1回送られ、素材ID=104は、27回中8
回送られ、素材ID=105は、27回中2回送られ
る。(まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送
システムでは、受信装置から送られてくる視聴情報と基
にして、番組の視聴率を算出し、番組素材の送出周期を
視聴率に比例した値に決めるので、視聴率の高い番組の
番組素材の取得要求から実際に視聴するまでの待ち時間
を短くすることができる。 <第3の実施形態>本実施の形態は、視聴率に基いて送
出する素材を切替える放送システムに関する。 (構成)本実施の形態に係る放送システムの構成要素
は、図1に示す第1の実施形態の構成要素と概ね共通す
る。以下、異なる点について説明する。
【0032】番組素材記憶部304は、1番組ごとに簡
易版と詳細版の2種類の素材を記憶する。例えば、図4
に示すようなプロ野球番組用の素材では、簡易版の素材
には、各選手の今年度の成績データしか含まれないが、
詳細版の素材には、各選手の全シーズンの成績データが
含まれるものとすることができる。図10は、2種類の
素材の例を示す。同図に示すように、簡易版の素材(素
材ID=101、102、103、104、105)
は、画面数が少なく、データサイズが小さい。詳細版の
素材(素際ID=111、112、113、114、1
15)は、画面数が多く、データサイズが大きい。
【0033】編成情報記憶部303は、簡易版又は詳細
版のいずれか一方の素材の送出帯域幅を定めた編成情報
を記憶する。初期設定部は、すべての番組について、簡
易版の素材の送出帯域幅を定めた初期編成情報を作成す
る。図11(a)は、初期編成情報を示す。同図に示す
ように、初期設定の時点では、すべての番組について、
簡易版の素材が送出される。
【0034】設定変更部305は、集計情報記憶部20
3内の集計情報を参照して、視聴率の高い番組について
は、詳細版の素材の送出帯域幅を定めるように編成情報
を変更する。図11(b)は、設定を変更された編成情
報を示す。同図に示すように、視聴率が30%以上であ
る番組(SID=101)については、詳細版の素材が
送出される。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送シス
テムでは、視聴率の高い番組の番組素材の送出帯域幅を
広くした分を利用して、詳細版の番組素材を送出するの
で、視聴率の高い番組を視聴している多数の視聴者への
サービスを充実させることができる。 <第4の実施形態>本実施の形態は、視聴率に基き、素
材を構成する画面単位で送出帯域幅を調整する放送シス
テムに関する。 (構成)本実施の形態に係る放送システムの構成要素
は、図1に示す第1の実施形態の構成要素と概ね共通す
る。以下、異なる点について説明する。
【0035】視聴情報作成部603は、視聴している画
面を特定する画面IDを含む視聴開始情報及び視聴終了
情報を作成する。図12(a)は、視聴開始情報を示
し、図12(b)は、視聴終了情報を示す。テレビの電
源スイッチがONになったときには、初期チャンネルの
番組の初期画面についての視聴開始情報が送信され、画
面が切り替わったときには、切替え直前の画面について
の視聴開始情報が送信された後、切替え後の画面につい
て視聴開始情報が送信され、テレビの電源スイッチのO
FFが指示されたときには、指示されたときに視聴され
ていた画面についての視聴終了情報が送信される。
【0036】ここで、画面IDは、受信部602が受信
した画面データ中に記述されており、視聴情報作成部6
03は、受信部602からこのIDを取得して、視聴情
報を作成する。集計情報記憶部203は、画面ごとに視
聴しているユーザを表わすユーザIDと、視聴率とを含
む集計情報を作成する。図13は、集計情報の例を示
す。同図に示すように、素材ID=101の素材を構成
する画面は、画面ID=001、002、003の3つ
あり(説明の簡略化のため、画面数は少数個とす
る。)、それぞれを視聴しているユーザIDと、視聴率
が示されている。各画面の視聴率(20%、12%、8
%)の総和が、素材ID=101の視聴率(40%)と
なる。
【0037】編成情報記憶部303は、図5に示す第1
の実施形態に係る編成情報に加えて、画面ごとの送出比
率情報を記憶する。初期設定部302は、素材を構成す
る各画面の送出比率を等しくした送出比率情報を作成す
る。図14(a)は、送出比率情報の初期設定値を示
す。同図に示すように、初期設定の時点では、各画面
は、すべて等しい比率で送出される。
【0038】設定変更部305は、素材を構成している
画面について、視聴率に比例した送出比率を設定する。
図14(b)は、設定変更後の送出比率情報を示す。各
画面の視聴率は、20%:12%:8%なので、送出比
率を50%:30%:20%とする。送出制御部401
は、編成情報記憶部303内の編成情報に従って、番組
素材記憶部304内の各番組素材を読み出して、送信部
402に送信する。
【0039】図15(a)は、図14(a)に示す送出
比率情報の初期設定値に基く、素材ID=101の送出
スケジュールの例を示す。例えば、101−1とは、素
材ID=101の画面ID=001を示し、画面単位で
送出するものとする。また、()内の数値は、画面ごと
の送出回数を示す。同図に示すように、素材ID=10
1の視聴率は、40%なので、10回に4回の割合で送
出される。また、画面ID101、102、103の送
出比率は、すべて等しいので、順番に送出される。
【0040】図15(b)は、図14(b)に示す送出
比率情報に基く、素材ID=101の送出スケジュール
の例を示す。画面ID=101、102、103の送出
比率は、それぞれ、50%、30%、20%なので、送
出比率は、5:3:2:である。従って、画面ID=1
01の素材は、10回中5回送られ、画面ID=102
の素材は、10回中3回送られ、画面ID=103の素
材は、10回中2回送られる。(まとめ)以上のよう
に、本実施の形態に係る放送システムによれば、番組素
材を構成する画面単位の送出比率を視聴率に比例した値
に設定するので、視聴率の高い画面について、取得要求
から実際に取得するまでの待ち時間を短くすることがで
きる。 <変形例> (1)送出帯域幅の他の設定例 本発明の実施形態で説明した素材データの送出帯域幅の
設定方法以外にも、以下のような設定であってもよい。
【0041】例えば、ユーザごとに優先度が割り当てら
れるものとし、優先度が高いユーザが視聴している放送
番組の送出帯域幅を広くするようにしてもよい。また、
本発明の実施の形態では、放送番組の視聴率に比例して
素材データの送出帯域幅を決めたが、すべての番組に等
しい送出帯域幅を与えた後、視聴率に比例した送出帯域
幅を加算するものとしてもよい。あるいは、視聴率に送
出帯域幅を比例させなくても、視聴率が高くなるに応じ
て、段階的に送出帯域幅を増加させるものとしてもよ
い。
【0042】または、素材データの全送出帯域幅が一定
値以下となる条件の下で、視聴率が所定値以上の番組の
素材データの送出帯域幅を初期値から所定量増加させ
て、視聴率が所定値未満の番組の素材データの送出帯域
幅を初期値から所定量減少させるものとしてもよい。 (2)送出帯域幅の設定タイミング 本発明の実施の形態では、受信装置では、チャンネルの
切替え時に視聴情報を作成、送信し、データ放送装置で
は、視聴情報を受信するごとに集計情報を更新し、所定
時間ごとに編成情報を修正することにしたが、これに限
定するものではない。例えば、データ放送装置では、視
聴情報を受信するごとに編成情報を修正するものとして
もよい。また、受信装置では、チャンネルのブラウジン
グ時に無駄な視聴情報を送信することを避けるために、
所定時間ごとに現在視聴している番組を示す視聴情報を
送るものとしてもよい。あるいは、所定時間継続して視
聴している場合に限り、視聴情報を送るものとしてもよ
い。 (3)調査対象となる受信装置の選定 本発明の実施の形態では、全受信装置の中から抽出され
た特定の受信装置が視聴情報を作成し、放送センターに
送信するものとしたが、これに限定するものではない。
例えば、全受信装置が視聴情報を作成し送信する機能を
備えるものとし、放送センターから、受信装置を指定し
て視聴情報を作成する命令を放送データとして送り、指
示された受信装置が視聴情報を作成するものとしてもよ
い。さらに、データ放送装置は、所定の時間ごとに、当
該視聴情報を作成する受信装置を切替える命令を送るも
のとしてもよい。 (4)標本数の選定 視聴率の算出のための受信装置の数は、一般には、統計
理論に基いて、許容できる標本誤差を考慮して決めるこ
とができるが、電話回線の負荷や集計装置の集計処理の
負荷などのその他の事項を考慮して決めてもよい。 (5)プログラム 本発明の実施の形態では、全受信装置の中から抽出され
た特定の受信装置が、視聴情報を作成して放送センター
へ送信する機能を有するものとしたが、この機能は、プ
ログラムとして実現するものとしてもよい。また、放送
センターから、このプログラムを特定の受信装置に取得
させるものとしてもよい。 (6)過去の視聴率 既に放送された番組については、その時の視聴率に基い
て、再放送時の素材デデータの送出帯域幅の初期設定値
を決めるものとしてもよい。 (7)詳細画面と簡易画面 第4の実施形態では、視聴率の高い番組については、送
出する番組素材をデータサイズの大きな詳細版に変更し
たが、送出する画面についても視聴率に応じて切替える
ものとすることができる。すなわち、通常の場合には、
白黒画面や文字数の少ない簡易画面を送出するものと
し、視聴率が高い場合には、カラー画面や文字数の多い
詳細画面を送出するものとしてもよい。
【0043】図16(a)は、送出比率情報の初期設定
値を示し、図16(b)は、設定変更後の送出比率情報
を示す。ここで、画面ID=001、002、003
は、簡易画面を示し、画面ID=011、012、01
3は、詳細画面を示す。初期設定では、すべて簡易画面
を送出するものとし、その後、視聴率が一定値(例え
ば、)以上となった画面については、送出する画面を詳
細画面に変更する。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、各放送番組用の素材データを周期的に繰り返し送信
するデータ放送装置であって、素材データを記憶する第
1記憶手段と、送信する素材データの種類と当該素材デ
ータの送出帯域幅の初期値を定めた編成情報を記憶する
第2記憶手段と、前記第2記憶手段内の編成情報に基い
て、前記第1記憶手段から素材データを読み出して送出
する送出手段と、複数のデータ放送受信装置から、当該
データ放送受信装置において現在視聴されている番組を
特定する視聴情報を受信する手段と、前記視聴情報を集
計して、各放送番組の視聴率を算出する集計手段と、各
放送番組の素材データの送出帯域幅が前記視聴率に応じ
た値となるように第2記憶手段内の編成情報を変更する
設定変更手段とを備え、前記送出手段は、編成情報が変
更された場合に、変更後の編成情報に基いて素材データ
を送出することを特徴とする。
【0045】これにより、各放送番組の素材データの送
出帯域幅が放送番組の視聴率に応じた値となるので、デ
ータ放送受信装置において、番組素材の取得を要求して
から実際に視聴するまでの待ち時間を視聴率に応じた適
切な値に設定することができる。ここで、前記設定変更
手段は、同一時刻に放送される所定の放送番組の素材デ
ータの送出帯域幅の総和が一定値以下となる条件の下
で、前記視聴率の高い放送番組の素材データの送出帯域
幅が、前記視聴率の低い放送番組の素材データの送出帯
域幅以上となるように編成情報を変更することを特徴と
する。
【0046】これにより、各放送番組の素材データの送
出帯域幅が放送番組の視聴率に応じた値となるので、各
素材データのサイズが同等であれば、視聴率の高い番組
の番組素材ほど、取得を要求してから実際に視聴するま
での待ち時間を短くすることができる。ここで、前記設
定変更手段は、同一時刻に放送される所定の放送番組の
素材データの送出帯域の総和が一定値以下となる条件の
下で、前記視聴率が所定値以上の放送番組の素材データ
の送出帯域幅を前記初期値よりも増加させ。前記視聴率
が所定値未満の放送番組の素材データの送出帯域幅を前
記初期値よりも減少させて、編成情報を変更することを
特徴とする。
【0047】これにより、視聴率の高い番組の素材デー
タの送出帯域が増加するので、視聴率の高い番組素材の
取得を要求してから実際に視聴するまでの待ち時間を当
初の待ち時間よりも短くすることができる。ここで、前
記設定変更手段は、同一時刻に放送される所定の放送番
組の素材データの送出帯域幅の総和が一定値以下となる
条件の下で、前記視聴率の高い放送番組の素材データの
送出周期が、前記視聴率の低い放送番組の素材データの
送出周期以下となるように編成情報を変更することを特
徴とする。
【0048】これにより、各放送番組の素材データの送
出周期が放送番組の視聴率に応じた値となるので、視聴
率の高い番組の番組素材ほど、取得を要求してから実際
に取得するまでの待ち時間を短くすることができる。こ
こで、前記設定変更手段は、前記視聴率が所定値以上の
番組に関しては、通常の素材データに代えて、通常の素
材データよりもデータサイズが大きい素材データを送出
するように編成情報を変更することを特徴とする。
【0049】これにより、視聴率の高い放送番組につい
ては、広くした素材データの送出帯域幅を利用して、デ
ータサイズの大きな素材データを送出することとするの
で、素材データとして詳細な情報を提供することができ
る。ここで、前記第1記憶手段内の素材データは、複数
個の画面データを含み、前記第2記憶手段内の編成情報
は、送信する画面データの種類と当該画面データの送出
比率とをさらに含み、前記送出手段は、前記第2記憶手
段内の編成情報に基いて、前記第1記憶手段から画面デ
ータを読み出して送出し、前記受信手段が受信する視聴
情報は、現在視聴している画面の種類を特定する情報を
さらに含み、前記集計手段は、前記視聴情報を集計し
て、各画面ごとの視聴率を集計し、前記設定変更手段
は、各画面の送出比率が、前記視聴率に応じた値となる
ように第2記憶手段内の編成情報を変更し、前記送出手
段は、編成情報が変更された場合に、変更後の編成情報
に基いて画面データを送出することを特徴とする。
【0050】これにより、視聴率の高い画面について
は、送出比率を高くするので、データ放送受信装置にお
いて取得を要求してから実際に視聴するまでの待ち時間
を短くすることができる。また、本発明に係る番組編成
装置は、各放送番組の視聴率を取得する手段と、前記視
聴率に基いて、送信する各放送番組用の素材データの種
類と当該素材データの送出帯域幅を定めた編成情報を作
成する編成手段とを備えたことを特徴とする。
【0051】これにより、放送番組の視聴率に基いて素
材データの送出帯域幅が定められた編成情報が作成され
るので、当該編成情報に従って素材データを送出すれ
ば、素材データの取得を要求してから実際に視聴するま
での待ち時間を短くすることができる。また、本発明に
係る視聴率集計装置は、データ放送受信装置から、当該
データ放送受信装置において現在視聴されている番組を
特定する視聴情報を受信する手段と、前記視聴情報に基
いて、各放送番組の視聴率を算出する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0052】これにより、データ放送受信装置から逐次
視聴情報を受信して、各放送番組の視聴率を算出するの
で、当該視聴率を利用して、視聴率に基いて素材データ
の送出帯域幅を定めた編成情報を作成することができ
る。また、本発明に係るデータ放送受信装置は、自装置
において現在視聴されている放送番組を特定する視聴情
報を作成する作成手段と、前記視聴情報が作成されるご
とに、当該視聴情報をデータ放送装置に送信する送信手
段とを備えたことを特徴とする。
【0053】これにより、現在視聴されている番組がな
にかがデータ放送装置に知らされるので、データ放送装
置では、現在の視聴状況をリアルタイムで把握すること
ができる。ここで、前記作成手段は、放送番組の視聴開
始ごとに、当該放送番組を指定し、かつ視聴開始コード
を含む視聴情報を作成し、放送番組の視聴終了ごとに、
当該放送番組を指定し、かつ視聴終了コードを含む視聴
情報を作成することを特徴とする。
【0054】これにより、現在視聴している番組を特定
する情報を必要最低限の回数で伝えることができるの
で、電話回線の負荷を削減することができる。また、本
発明は、各放送番組用の素材データを周期的に繰り返し
送信する放送方法であって、送信する素材データの種類
と当該素材データの送出帯域幅を定めた編成情報に基い
て、素材データを送出するステップと、複数のデータ放
送受信装置から、当該データ放送受信装置において現在
視聴されている番組を特定する視聴情報を受信するステ
ップと、前記視聴情報を集計して、各放送番組の視聴率
を算出するステップと、各放送番組の素材データの送出
帯域幅が前記視聴率に応じた値となるように編成情報を
変更するステップと、編成情報が変更された場合に、変
更後の編成情報に基いて素材データを送出するステップ
とを含むことを特徴する。
【0055】これにより、各放送番組の素材データの送
出帯域幅が放送番組の視聴率に応じた値となるので、デ
ータ放送受信装置において、番組素材の取得を要求して
から実際に視聴するまでの待ち時間を視聴率に応じた適
切な値に設定することができる。また、本発明に係るプ
ログラムは、各放送番組用の素材データを周期的に繰り
返し送信するためにコンピュータを素材データを記憶す
る第1記憶手段と、送信する素材データの種類と当該素
材データの送出帯域幅を定めた編成情報を記憶する第2
記憶手段と、前記第2記憶手段内の編成情報に基いて、
前記第1記憶手段から素材データを読み出して送出する
送出手段と、複数のデータ放送受信装置から、当該デー
タ放送受信装置が現在視聴している番組を特定する視聴
情報を受信する手段と、前記視聴情報を集計して、各放
送番組の視聴率を算出する集計手段と、各放送番組の素
材データの送出帯域幅が前記視聴率に応じた値となるよ
うに第2記憶手段内の編成情報を変更する設定変更手段
と、編成情報が変更された場合に、変更後の編成情報に
基いて素材データを送出する前記送出手段として機能さ
せることを特徴とする。
【0056】これにより、各放送番組の素材データの送
出帯域幅が放送番組の視聴率に応じた値となるので、デ
ータ放送受信装置において、番組素材の取得を要求して
から実際に視聴するまでの待ち時間を視聴率に応じた適
切な値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル放送システ
ムの全体構成を示す。
【図2】図2(a)は、視聴開始情報の例を示し、図2
(b)は、視聴終了情報の例を示す。
【図3】集計情報の例を示す。
【図4】画面の例を示す。
【図5】図5(a)は、編成情報の初期設定値を示し、
図5(b)は、設定変更された編成情報を示す。
【図6】図6(a)は、図5(a)に示す編成情報に基
く送出スケジュールの例を示し、 図6(b)は、図5
(b)に示す編成情報に基く送出スケジュールの例を示
す。
【図7】受信装置600が視聴情報を作成し、送出する
処理を行う動作手順を示すフロチャートである。
【図8】図8(a)は、編成情報の初期設定値を示し、
図8(b)は、設定変更された編成情報を示す。
【図9】図9(a)は、図8(a)に示す編成情報に基
く送出スケジュールの例を示し、 図9(b)は、図8
(b)に示す編成情報に基く送出スケジュールの例を示
す。
【図10】2種類の素材の例を示す。
【図11】図11(a)は、編成情報の初期設定値を示
し、図11(b)は、設定変更された編成情報を示す。
【図12】図12(a)は、視聴開始情報を示し、図1
2(b)は、視聴終了情報を示す。
【図13】集計情報の例を示す。
【図14】図14(a)は、送出比率情報の初期設定値
を示し、図14(b)は、設定変更後の送出比率情報を
示す。
【図15】図15(a)は、図14(a)に示す編成情
報に基く送出スケジュールの例を示し、図15(b)
は、図14(b)に示す編成情報に基く送出スケジュー
ルの例を示す。
【図16】図16(a)は、送出比率情報の初期設定値
を示し、図16(b)は、設定変更後の送出比率情報を
示す。
【符号の説明】
100 放送センター 200 集計装置 201 受信部 202 集計情報作成部 203 集計情報記憶部 300 編成装置 301 入力部 302 初期設定部 303 編成情報記憶部 304 番組素材記憶部 305 設定変更部 400 送出装置 401 送出制御部 402 送信部 500 家庭 600 受信装置 601 入力部 602 受信部 603 視聴情報作成部 604 送信部 700 テレビ 800 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 A 7/173 640 7/173 640Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各放送番組用の素材データを周期的に繰
    り返し送信するデータ放送装置であって、 素材データを記憶する第1記憶手段と、 送信する素材データの種類と当該素材データの送出帯域
    幅の初期値を定めた編成情報を記憶する第2記憶手段
    と、 前記第2記憶手段内の編成情報に基いて、前記第1記憶
    手段から素材データを読み出して送出する送出手段と、 複数のデータ放送受信装置から、当該データ放送受信装
    置において現在視聴されている番組を特定する視聴情報
    を受信する手段と、 前記視聴情報を集計して、各放送番組の視聴率を算出す
    る集計手段と、 各放送番組の素材データの送出帯域幅が前記視聴率に応
    じた値となるように第2記憶手段内の編成情報を変更す
    る設定変更手段とを備え、 前記送出手段は、編成情報が変更された場合に、変更後
    の編成情報に基いて素材データを送出することを特徴と
    するデータ放送装置。
  2. 【請求項2】 前記設定変更手段は、同一時刻に放送さ
    れる所定の放送番組の素材データの送出帯域幅の総和が
    一定値以下となる条件の下で、前記視聴率の高い放送番
    組の素材データの送出帯域幅が、前記視聴率の低い放送
    番組の素材データの送出帯域幅以上となるように編成情
    報を変更することを特徴とする請求項1記載のデータ放
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記設定変更手段は、同一時刻に放送さ
    れる所定の放送番組の素材データの送出帯域の総和が一
    定値以下となる条件の下で、前記視聴率が所定値以上の
    放送番組の素材データの送出帯域幅を前記初期値よりも
    増加させ。前記視聴率が所定値未満の放送番組の素材デ
    ータの送出帯域幅を前記初期値よりも減少させて、編成
    情報を変更することを特徴とする請求項1記載のデータ
    放送装置。
  4. 【請求項4】 前記設定変更手段は、同一時刻に放送さ
    れる所定の放送番組の素材データの送出帯域幅の総和が
    一定値以下となる条件の下で、前記視聴率の高い放送番
    組の素材データの送出周期が、前記視聴率の低い放送番
    組の素材データの送出周期以下となるように編成情報を
    変更することを特徴とする請求項1記載のデータ放送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記設定変更手段は、前記視聴率が所定
    値以上の番組に関しては、通常の素材データに代えて、
    通常の素材データよりもデータサイズが大きい素材デー
    タを送出するように編成情報を変更することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のデータ放送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1記憶手段内の素材データは、複
    数個の画面データを含み、 前記第2記憶手段内の編成情報は、送信する画面データ
    の種類と当該画面データの送出比率とをさらに含み、 前記送出手段は、前記第2記憶手段内の編成情報に基い
    て、前記第1記憶手段から画面データを読み出して送出
    し、 前記受信手段が受信する視聴情報は、現在視聴している
    画面の種類を特定する情報をさらに含み、 前記集計手段は、前記視聴情報を集計して、各画面ごと
    の視聴率を集計し、 前記設定変更手段は、各画面の送出比率が、前記視聴率
    に応じた値となるように第2記憶手段内の編成情報を変
    更し、 前記送出手段は、編成情報が変更された場合に、変更後
    の編成情報に基いて画面データを送出することを特徴と
    する請求項1記載のデータ放送装置。
  7. 【請求項7】 各放送番組の視聴率を取得する手段と、 前記視聴率に基いて、送信する各放送番組用の素材デー
    タの種類と当該素材データの送出帯域幅を定めた編成情
    報を作成する編成手段とを備えたことを特徴とする番組
    編成装置。
  8. 【請求項8】 データ放送受信装置から、当該データ放
    送受信装置において現在視聴されている番組を特定する
    視聴情報を受信する手段と、 前記視聴情報に基いて、各放送番組の視聴率を算出する
    手段とを備えたことを特徴とする視聴率集計装置。
  9. 【請求項9】 自装置において現在視聴されている放送
    番組を特定する視聴情報を作成する作成手段と、 前記視聴情報が作成されるごとに、当該視聴情報をデー
    タ放送装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴と
    するデータ放送受信装置。
  10. 【請求項10】 前記作成手段は、放送番組の視聴開始
    ごとに、当該放送番組を指定し、かつ視聴開始コードを
    含む視聴情報を作成し、放送番組の視聴終了ごとに、当
    該放送番組を指定し、かつ視聴終了コードを含む視聴情
    報を作成することを特徴とする請求項9記載のデータ放
    送受信装置。
  11. 【請求項11】 各放送番組用の素材データを周期的に
    繰り返し送信する放送方法であって、 送信する素材データの種類と当該素材データの送出帯域
    幅を定めた編成情報に基いて、素材データを送出するス
    テップと、 複数のデータ放送受信装置から、当該データ放送受信装
    置において現在視聴されている番組を特定する視聴情報
    を受信するステップと、 前記視聴情報を集計して、各放送番組の視聴率を算出す
    るステップと、 各放送番組の素材データの送出帯域幅が前記視聴率に応
    じた値となるように編成情報を変更するステップと、 編成情報が変更された場合に、変更後の編成情報に基い
    て素材データを送出するステップとを含むことを特徴す
    る放送方法。
  12. 【請求項12】 各放送番組用の素材データを周期的に
    繰り返し送信するためにコンピュータを素材データを記
    憶する第1記憶手段と、 送信する素材データの種類と当該素材データの送出帯域
    幅を定めた編成情報を記憶する第2記憶手段と、 前記第2記憶手段内の編成情報に基いて、前記第1記憶
    手段から素材データを読み出して送出する送出手段と、 複数のデータ放送受信装置から、当該データ放送受信装
    置が現在視聴している番組を特定する視聴情報を受信す
    る手段と、 前記視聴情報を集計して、各放送番組の視聴率を算出す
    る集計手段と、 各放送番組の素材データの送出帯域幅が前記視聴率に応
    じた値となるように第2記憶手段内の編成情報を変更す
    る設定変更手段と、 編成情報が変更された場合に、変更後の編成情報に基い
    て素材データを送出する前記送出手段として機能させる
    ためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244731A (ja) * 2002-02-21 2003-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 視聴率集計システムおよび方法
JP2009194659A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Sony Corp 情報提供装置、情報取得端末、放送受信端末、情報提供システム、情報提供方法、およびプログラム

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