JP4063021B2 - 光学的情報読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一次元コードや二次元コードを読み取る光学的情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9には従来の光学的情報読取装置例えばバーコードハンディターミナル(以下BHTと称する)を概略的に示しており、撮像手段たるCCDラインセンサ101及びレンズ102などを備えていると共に、図示しないがCCDラインセンサ101により撮像した撮像データを2値化する2値化回路や2値化データをデコードするデコード手段などを備えている。このBHTでは、ラベルの適正撮像面はCCDセンサ101及びレンズ102の光軸103に対して直行する平面状態(一点鎖線で示す仮想線T参照)であり、この適正撮像面Tにラベル面が一致すると最も誤差の無い撮像データが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ラベルが図9に実線Jで示すように傾斜状態となることがある。この場合、BHTでは、バーコードを所定モジュール数のキャラクタ単位でデコードしており、ラベルが適正撮像面Tに対して多少の傾きがあっても読取りは可能であった。しかし、それにも限度があり、さらに傾きが大きくなるとモジュール間隔の不均等度合いが大きくなって、読取りができないといった不具合があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コード画像が設けられた被撮像面が適正撮像面に対して傾斜している場合でもコード画像を良好に読み取ることができる光学的読取装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、角度検出手段により、コード画像が設けられた被撮像面と適正撮像面との角度を検出し、補正手段により、前記検出された角度に基づいて撮像データを補正する。そして、デコード手段は、この補正された撮像データに基づいてデコードを行う。従って、被撮像面が適正撮像面に対して傾斜していても、コード画像を良好に読み取ることができる。
また、前記角度検出手段は、それぞれポインタ光源を有する第1および第2の距離測定装置を備え、これらの距離測定装置が前記式(1)から複数の前記距離 L1 、 L1 ´を求めるから、撮像手段(CCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサ)の画素のピッチなど既知の値に基づいて前記距離 L1 、 L1 ´を求めることができ、そして、この複数の距離 L1 、 L1 ´を用いて、式(2)から前記被撮像面と適正撮像面との角度βを検出することができる。この複数の距離 L1 、 L1 ´に基づいて前記角度βを検出するから、角度検出精度が高い。また、ポインタ光源を備えて被撮像面におけるこのポインタ光の位置に基づいて前記距離 L1 、 L1 ´を求めるから距離測定精度が高い。
【0006】
この場合、撮像手段によるコード画像撮像タイミングと角度検出手段による角度検出タイミングとは時間的に重ならないようにしても良く(請求項2の発明)、このようにすると、コード画像撮像と角度検出制御とを一つのマイコンなどの制御手段で行う場合に制御が比較的楽となる。
【0007】
また、コード画像としては一次元コードでも二次元コードでも良く、一次元コードであるときには角度検出手段は一つ以上であれば良く(請求項3の発明)、二次元コードであるときには角度検出手段は二つ以上であれば良い(請求項4の発明)。
【0010】
この場合、ポインタ光源を、撮像手段によるコード画像撮像期間以外の期間に点灯させることにより(請求項5の発明)、正確に距離を測ることができる。つまり、コード画像を撮像するについては、コード画像に照明光を当てるが、この撮像時に、距離測定を行うべくポインタ光源が点灯されると、その照明光がポインタ光源のポインタ光の位置を不鮮明にしてしまうおそれがある。しかるに上記構成によると、ポインタ光が不鮮明になることがなく、距離を正確に測ることができるようになる。
【0011】
そして、距離測定手段は撮像手段によるコード画像撮像の直前に撮像したポインタ光の位置から距離を測定するようにしても良く(同請求項5の発明)、このようにすると、最新の距離測定値ひいては最新の角度検出結果を用いて撮像データの補正およびデコードを行うことができる。
【0012】
また、コード画像が一次元コードであるときには、ポインタ光源は2個以上設けると良く(請求項6の発明)、コード画像が二次元コードのときには、ポインタ光源は3個以上設けると良い(請求項7の発明)。さらに、適正撮像面は撮像手段の光軸に直交する平面であると良い(請求項8の発明)。
また、前記コード画像は一次元コードであり、前記補正手段は、下記式(3)により前記撮像データである一次元コードの明暗パターンサイズを補正して真の明暗パターンサイズを得るようにしても良い(請求項9の発明)。
Lb = X2 ・( L1 + L1 ´) / {( L1 + L1 ´)・ cos β - 2( X1 + X2 )・ sin β}・・・(3)
ここで、 Lb を真の暗パターンサイズとしたとき、 X1 、 X2 は一次元コードの明、暗パターンサイズである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をBHTに適用した第1の実施例につき図1ないし図6を参照して説明する。図2に示すBHT1は、手持ち可能なケース2を主体とするものであり、そのケース2には、多数のスイッチ3、液晶表示器4などが設けられている。また、ケース2内にはプリント配線基板5が配設されており、このプリント配線基板5の一方の面に前記キースイッチ3群及び液晶表示器4などが取り付けられ、他方の面に撮像手段としてのCCDイメージセンサからなるCCDラインセンサ6及び結像レンズ7などが取り付けられている。
【0014】
ケース2の前面開口部は読取口8とされ、この読取口8の近くに位置するようにしてケース2内に配設されたプリント配線基板9には、その中央に形成された孔9aの周囲に位置して照明手段たる照明用LED10及びこの照明用LED10に対向して照明用レンズ11が設けられている。さらにこのプリント配線基板9には、距離測定用のポインタ光源12a、12bが左右1対設けられている。そして、読取口8と結像レンズ7との間には、反射ミラー13が設けられている。
【0015】
図1はBHT1の電気的なブロック構成を光学的な概略構成と合わせて示すもので、上記のキースイッチ3群、液晶表示器4、CCDラインセンサ6、照明用LED10、ポインタ光源12a、12bの他に、制御回路14、増幅回路15、2値化回路16、転送手段としての通信I/F回路17などを備えている。上記制御回路14はCPU18、ROM19、RAM20などを備えたコンピュータシステムとして構成されている。そして、制御回路14は、キースイッチ3群からの入力信号及びROM19に予め記憶されたプログラムに従って動作し、液晶表示器4、CCDラインセンサ6、増幅回路15、2値化回路16、通信I/F回路17などを制御する。
【0016】
上記CCDラインセンサ6は受光素子であるCCDを直線的に配列して構成されている。照明用LED10の照明光は、バーコードラベルで反射されて読取口8から入射され、さらに、反射ミラー13で曲げられて結像レンズ7によってCCDラインセンサ6に結像される。そしてCCDラインセンサ6は、結像されたバーコードラベルの画像を、その明暗に応じた電気信号に変換して撮像データ(光学的情報)として蓄積する。このCCDラインセンサ6の撮像データは、走査線信号として増幅回路15に出力され、増幅回路15はCCDラインセンサ6から走査線信号を増幅して変換手段としての2値化回路16に与えられる。
【0017】
2値化回路16は、アナログの走査線信号を明暗パターンのデジタル信号に変換し、このデジタル信号は、後述するように、角度検出結果に基づいて、補正されて、記憶手段としてのRAM20に記憶される。そして、デコード手段としてのCPU18は、RAM20に記憶された補正デジタル信号(バーコード)をROM19に記憶されたデコードアルゴリズムに基づいてデコードし、そのデコードデータをRAM20に記憶させると共に、液晶表示器4などで読取完了を表示(報知)し、そして、そのデコードデータを通信I/F回路17から上位機器へ転送する。
【0018】
さて、前記CPU18は、前記ポインタ光源12aとで、距離測定手段たる第1の距離測定装置21を構成し、ポインタ光源12bとで距離測定手段たる第2の距離測定装置22を構成している。
【0019】
距離測定装置21、22による距離測定方法について距離測定装置21を代表して述べる。図3において、
読取口8からバーコードラベル面Pまでの距離をL1(mm)とし、
読取口8から結像レンズ7までの距離をL2(mm)とし、
結像レンズ7からCCDラインセンサ6までの距離をL3(mm)とし、
光軸の中心からポインタ光源12aまでの距離をa1(mm)とし、
光軸の中心からポインタ光源12aがラベル面Pに照らす距離をA1(mm)とし、
光軸の中心からポインタ光源のCCDラインセンサ6での結像距離をb(mm)とし、
ポインタ光源12aと光軸との角度をθ(rad)としたとき、
L1は
L1={(L3・tanθ-b)・L2+a1・L3}/(b-L3・tanθ)・・・(1)
ここで上記L2、L3、a1、θは既知の値である。また、bはCPU18により判別できる値である。すなわち、bは「画素のピッチ」×「光軸の中心からポインタ光源12aのCCDラインセンサ6での結像までの画素数」で表され、上記画素のピッチは既知の値であり、また上記画素数はCCDラインセンサ6からの電気信号をCPU18で計測でき、もってbはCPU18により判定できる。これにより、CPU18はL1を求めることができる。
【0020】
同様にして、図4に示すL1´も距離測定装置22により測定することができる。そして、上記距離測定装置21、22とCPU18とにより角度検出手段たる角度検出装置23が構成されている。この角度検出装置23によるバーコードラベル面Pと適正撮像面(線Tで示す)との角度βの検出方法について述べる。前記角度βは
β=tan-1{(L1-L1´)/A} ・・・(2)
Aは前記距離測定装置21におけるA1と、距離測定装置22におけるA1´とを合計した数値である。
なお、前記 A1 は図3から容易に理解できるように
A1 = a1 +( L1 + L2 )・ tan θ
であり、 A1 ´も同様に求められる。
【0021】
さらに、CPU18は補正手段としても機能する。すなわち、図5に示した傾斜状態のバーコードの黒パターンの部分Kの測定値X2を、上記検出した角度βに基づいて補正し、真の長さLb(モジュール数)を求めるものである。
【0022】
Lb=X2・(L1+L1´)/{(L1+L1´)・cosβ-2(X1+X2)・sinβ}
・・・(3)
ここで、上記X1、X2はCCDラインセンサ6により測定され、そして角度βは既知であるから、長さLbを求めることができる。つまり、撮像データであるバーコードの明暗パターンサイズ(X1やX2)を補正して真の明暗パターンサイズ(LbやLa)を求めることができる。
【0023】
ここで、CPU18は、図6に示す時間的順序で上述の制御を行なう。すなわち、CPU18は、キースイッチ3群からのバーコード読取りのためのスイッチ入力信号があると、まず、ステップS1で示すようにバーコードラベル面Pと、適正撮像面Tとの角度βを検出する。この角度検出は、前述したようにポインタ光源12a、12bを点灯させて行い、照明用LED10は点灯させない。
【0024】
この後、ステップS2で示すようにバーコードを撮像して撮像データを取得する。このとき、前記ポインタ光源12a、12bは消灯しておく。次いで、ステップS3に示すように撮像データを、角度検出結果に基づいて補正する。そして、ステップS4に移行して、前述したように補正撮像データをデコードし、その後、ステップS5に示すようにデコードしたデータを上位機器へ転送し、さらに、ステップS6に移行して、液晶表示器4に読み取り完了を表示させる。
【0025】
このように本実施例によれば、角度検出装置23により、バーコードラベル面Pと適正撮像面Tとの角度βを検出し、CPU18により、前記検出された角度に基づいて撮像データを補正する。そして、CPU18は、この補正された撮像データに基づいてデコードを行う。従って、バーコードラベル面Pが適正撮像面Tに対して傾斜していても、コード画像を良好に読み取ることができる。
【0026】
また、本実施例によれば、CCDラインセンサ6によるコード画像撮像タイミングと角度検出装置23による角度検出タイミングとは時間的に重ならないようにしているから、コード画像撮像と角度検出制御とを一つのマイコンなどの制御手段(CPU18)で行う場合に制御が比較的楽となる。
【0027】
さらに本実施例によれば、角度検出装置23を、バーコードラベル面Pの複数の位置と、予め定められた基準位置である読取口8との各間の距離を測定する距離測定装置21、22を備え、この距離測定装置21、22により測定された複数の距離L1、L1´の相違に基づいてバーコードラベル面Pと適正撮像面Tとの角度βを検出するようにしているから、角度検出精度が高くなる。
【0028】
この場合、距離測定装置21、22は、ポインタ光源12a、12bを備え、それぞれ、バーコードラベル面Pにおけるこのポインタ光の位置に基づいて距離を測定する構成としているから、距離測定精度が高く、ひいては角度検出精度が高くなる。
【0029】
さらに、本実施例によれば、ポインタ光源12a、12bを、コード画像撮像期間以外の期間に点灯させるようにしたから、正確に距離を測ることができる。
【0030】
そして、距離測定装置21、22はコード画像撮像の直前に撮像したポインタ光の位置から距離を測定するようにしたから、最新の距離測定値ひいては最新の角度検出結果を用いて撮像データの補正およびデコードを行うことができる。
【0031】
なお、上記実施例において、一次元コードを例示し、角度検出手段も角度検出装置23を一つ設けたが、角度検出手段は二つでもよい。すなわち、本発明の第2の実施例として示す図7に示すように、第1の距離測定装置31の一部を構成するポインタ光源31a、第2の距離測定装置32の一部を構成するポインタ光源32a、第3の距離測定装置33の一部を構成するポインタ光源33aを、例えば均等配設し、第1の距離測定装置31と第2の距離測定装置32とで、角度検出手段たる第1の角度検出装置34を構成し、第2の距離測定装置32と第3の距離測定装置33とで、角度検出手段たる第2の角度検出装置35を構成している。
【0032】
これによれば、例えば缶などの円形物品に付設された円弧状のバーコードラベル面の左半分の面の中心C1における接線部分と適正撮像面との角度β1と、右側の半分の面の中心C2における接線部分と適正撮像面との角度β2とを検出でき、もって、円弧状のバーコードラベルのコード画像の撮像データも左右半分づつ補正でき、円弧状バーコードラベルも正確に読み取ることができる。
【0033】
図8は本発明の第3の実施例を示しており、この実施例においては、コード画像として二次元コードを読取り対象とした光学的情報読取装置であり、概略的に示している。この場合、撮像手段としてCCDイメージセンサからなるCCDエリアセンサ41を設け、3つのポインタ光源42a、43a、44aを設けている。第1のポインタ光源42aは第1の距離測定装置42の一部を構成し、第2のポインタ光源43aは第2の距離測定装置43の一部を構成し、第3のポインタ光源44aは第3の距離測定装置44の一部を構成している。そして、第1の距離測定装置42と第2の距離測定装置43とで角度検出手段たる第1の角度検出装置45を構成し、第2の距離測定装置43と第3の距離測定装置44とで別の角度検出手段たる第2の角度検出装置46を構成している。これにより、二次元コード二次元的な角度を検出できる。なお、角度検出手段は3つ以上でも良い。
【0034】
なお、距離測定手段としては、超音波型の距離測定装置でも良い。撮像手段としてはCCDイメージセンサに代えてCMOSイメージセンサでも良い。また、本発明の光学的情報読取装置はBHTに限られず、据付型のものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】BHTのブロック図
【図2】BHTの縦断側面図
【図3】距離測定装置による距離測定方法を説明するための原理図
【図4】角度検出方法を説明するための原理図
【図5】撮像データの補正を説明するための原理図
【図6】バーコード読取り制御のフローチャート
【図7】本発明の第2の実施例を示す図4相当図
【図8】本発明の第3の実施例を示す概略斜視図
【図9】従来例を示す概略構成図
【符号の説明】
6はCCDラインセンサ(撮像手段)、8は読取口、12a、12bはポインタ光源、14は制御回路、18はCPU(補正手段、デコード手段)、21は第1の距離測定装置(距離測定手段)、22は第2の距離測定装置(距離測定手段)、23は角度検出装置(角度検出手段)、31a、32a、33aはポインタ光源、31は第1の距離測定装置(距離測定手段)、32は第2の距離測定装置(距離測定手段)、33は第3の距離測定装置(距離測定手段)、34は第1の角度検出装置(角度検出装置)、35は第2の角度検出装置(角度検出手段)、41はCCDエリアセンサ(撮像手段)、42a、43a、44aはポインタ光源、42は第1の距離測定装置(距離測定手段)、43は第2の距離測定装置(距離測定手段)、44は第3の距離測定装置(距離測定手段)、45は第1の角度検出装置(角度検出手段)、46は第2の角度検出装置(角度検出手段)を示す。
Claims (9)
- コード画像を読取口及び結像レンズを通して撮像して撮像データを出力するCCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサからなる撮像手段と、
前記コード画像が設けられた被撮像面と適正撮像面との角度を検出する角度検出手段と、
検出された角度に基づいて前記撮像データを補正する補正手段と、
この補正された撮像データに基づいてデコードを行うデコード手段と
を備え、
前記角度検出手段を、ポインタ光源を有し前記被撮像面の該ポインタ光源が照らす位置と前記読取口との間の距離 L1 (mm)を下記式(1)により算出する第1の距離測定装置と、当該第1の距離測定装置のポインタとは別のポインタ光源を有し当該別のポインタ光源が照らす位置と前記読取口との間の距離 L1 ´(mm)を同じく下記式(1)により算出する第2の距離測定装置とを備えて構成し、前記被撮像面と前記適正撮像面との角度β( rad )を下記式(2)に基づいて検出する構成としたことを特徴とする光学的情報読取装置。
L1 ( L1 ´)={( L3 ・ tan θ - b)・ L2 + a1 ・ L3 } / ( b-L3 ・ tan θ)・・・(1)
但し、 L2 は前記読取口から結像レンズまでの距離(mm)、 L3 は結像レンズから撮像手段までの距離(mm)、 a1 は光軸の中心から前記第1の距離測定装置又は第2の距離測定装置のポインタ光源までの距離(mm)、bは光軸の中心から前記第1の距離測定装置又は第2の距離測定装置のポインタ光源の撮像手段での結像距離(mm)、θはポインタ光源と光軸との角度( rad )とする。
β= tan -1 {( L1-L1 ´) /A }・・・(2)
但し、光軸の中心から前記第1の距離測定装置の前記ポインタ光源が前記被撮像面を照らす位置までの距離(mm)を A1 とし、光軸の中心から前記第2の距離測定装置の前記別のポインタ光源が前記被撮像面を照らす位置までの距離(mm)を A2 としたとき、 A は当該距離 A1 と A2 との合計とする。 - 前記撮像手段によるコード画像撮像タイミングと前記角度検出手段による角度検出タイミングとは時間的に重ならないようにしたことを特徴とする請求項1記載の光学的情報読取装置。
- 前記コード画像は一次元コードであり、前記角度検出手段は一つ以上設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光学的情報読取装置。
- 前記コード画像は二次元コードであり、前記角度検出手段は二つ以上設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光学的情報読取装置。
- 前記ポインタ光源は、前記撮像手段によるコード画像撮像期間以外の期間に点灯し、前記第1の距離測定装置及び第2の距離測定装置は撮像手段によるコード画像撮像の直前に撮像した前記ポインタ光の位置から距離を測定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光学的情報読取装置。
- 前記コード画像は一次元コードであり、前記ポインタ光源は2個以上設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、5のいずれかに記載の光学的情報読取装置。
- 前記コード画像は二次元コードであり、前記ポインタ光源は3個以上設けられていることを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の光学的情報読取装置。
- 前記適正撮像面は前記撮像手段の光軸に直交する平面であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光学的情報読取装置。
- 前記コード画像は一次元コードであり、前記補正手段は、下記式(3)により前記撮像データである一次元コードの明暗パターンサイズを補正して真の明暗パターンサイズを得ることを特徴とする請求項1、2、3、5、6、8のいずれかに記載の光学的情報読取装置。
Lb = X2 ・( L1 + L1 ´) / {( L1 + L1 ´)・ cos β - 2( X1 + X2 )・ sin β}・・・(3)
ここで、 Lb を真の暗パターンサイズとしたとき、 X1 、 X2 は一次元コードの明、暗パターンサイズである。
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