JP4497144B2 - 光学情報読取装置 - Google Patents

光学情報読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4497144B2
JP4497144B2 JP2006241505A JP2006241505A JP4497144B2 JP 4497144 B2 JP4497144 B2 JP 4497144B2 JP 2006241505 A JP2006241505 A JP 2006241505A JP 2006241505 A JP2006241505 A JP 2006241505A JP 4497144 B2 JP4497144 B2 JP 4497144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
receiving sensor
specular reflection
optical information
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006241505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008065528A (ja
Inventor
学 宮崎
邦彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2006241505A priority Critical patent/JP4497144B2/ja
Publication of JP2008065528A publication Critical patent/JP2008065528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4497144B2 publication Critical patent/JP4497144B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、商品等に印刷又は貼り付けられているバーコード、QRコード(登録商標)等の光学情報を読み取る光学情報読取装置に関するものである。
紙などの基材にバーコードやQRコードなどの光学情報を印刷したものを物品や書類に取り付け、これを光学的に読み取り、物品の識別などを行う光学情報読取装置が知られている。係る光学情報読取装置は、ケース内部のLED等の光照射手段から読取口が向けられている光学情報を照明し、この照明により光学情報から反射される光を、読取口からケース内部に導き、CCD等を用いて画像を読み取り、その明暗の分布から光学情報が表している情報を解読していた。
特開平11−120284号公報 特開平6−195496号公報
しかしながら、艶のある紙などに印刷された光学情報は、照明光の入射角度によっては鏡面反射を生じて光学情報の画像の一部がコードに記録されている白黒とは無関係にすべて明(白)として読み取られ、光学情報を正しく取り込むことができない場合があった。特に、ダイレクトマーキングなど、金属に刻印された情報コードの場合は顕著に鏡面反射が現れ易く、読み取りが困難であった。
このような場合には、光学情報読取装置自体が読み取り対象が異常であると判定して読み取りを完了することができないので、操作者は光学情報読取装置を移動させたり読み取り角度を変更させたりして試行錯誤し、鏡面反射の影響がない位置・角度で読み取りを行わねばならず、読み取りの作業性が低下する原因となっていた。
このような鏡面反射に対応する光学情報読取装置として、特許文献1に、情報コードの画像を取り込み、鏡面反射領域が存在するかを判断し、鏡面反射領域が存在している場合には、照明条件を変えて新たに画像を取り込み、以前の画像と新たな画像とを合成して読み取りを行う光学情報読取装置が開示されている。
しかし、特許文献1の光学情報読取装置は、画像を合成するために、1回目に画像を取り込んだ後、多くの処理を行い、更に2回目の画像を取り込み、画像合成処理を行い読み取りを行う。このため、読み取り速度が非常に遅くなり、作業レスポンスが悪くなる。特に、作業者が、1回目の画像取り込みで読み取れず、光学情報読取装置を情報コードから遠ざけたり、近づけたり動かすと、2回目の画像を取り込んでも、第1回目の画像と第2回目の画像と大きさが異なってしまって、合成できなくなる。
また、特許文献2の光学情報読取装置では、対数増幅器やスライス信号発生回路を用いてダイナミックレンジを広げ、ダイナミックレンジを変えることで、外来光の影響に対応し得るようにしている。しかし、特許文献2では、対数増幅器やスライス信号発生回路などを用いるため高価になる。また、これらの回路規模が非常に大きく、実装面積が広がり、小型化が難しくなるという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、鏡面反射の影響を軽減し迅速に情報コードを読み取ることができる光学情報読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、情報コードを撮像する複数台の受光センサ23A、23Bと、
前記受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするデコード手段(S30)と、を備える光学情報読取装置であって、
前記情報コードは、二次元コードであり、
鏡面反射面積が所定値以上か否かを判断することで、誤り訂正で修正可能かを判断する判断手段を備え、
前記複数の受光センサ23A、23Bの露光時間又は受光センサ出力の増幅率が異なるように設定し
前記鏡面反射面積が前記所定値以上の場合には、
前記デコード手段(S30)が、前記露光時間の短い又は前記増幅率の低い受光センサで撮像された画像から前記情報コードをデコードすることを特徴とする。
また、請求項の発明は、情報コードを撮像する複数台の受光センサ23A、23Bと、前記受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするデコード手段(S30)と、を備える光学情報読取装置であって、
前記情報コードは、二次元コードであり、
鏡面反射面積が所定値以上か否かを判断することで、誤り訂正で修正可能かを判断する判断手段を備え、
前記複数の受光センサとして、受光感度の高い受光センサ23Aと受光感度の低い受光センサ23Bとを設け
前記鏡面反射面積が前記所定値以上の場合には、
前記デコード手段(S30)が、前記受光感度の低い受光センサ23Bで撮像された画像から前記情報コードをデコードすることを特徴とする。
請求項1の光学情報読取装置は、露光時間又は受光センサ出力の増幅率が異なる複数の受光センサを備えるため、鏡面反射が生じる際には、露光時間の短い又は増幅率の低い受光センサで撮像された画像を用いることで、鏡面反射の影響を小さくすることができる。また、露光時間又は受光センサ出力の増幅率が異なる複数の受光センサを用いるため、複雑な回路を用いることなくダイナミックレンジを広げることが可能である。更に、露光時間又は受光センサ出力の増幅率が異なる複数の受光センサで同時に情報コードを撮像することで、複数回の撮像が不要となり、短時間で情報コードの読み取りを終わらせることができる。そして、鏡面反射面積を求め、鏡面反射面積が誤り訂正で修正困難な所定値以上の場合には、露光時間の短い又は増幅率の低い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードする。即ち、鏡面反射の影響で二次元コードを構成するセルの一定部分を読めなくなる際には、露光時間の短い又は増幅率の低い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするため、鏡面反射の影響の小さな画像で情報コードを処理することが可能となり、デコードを行うことができる可能性が高くなる。
請求項2の光学情報読取装置は、鏡面反射が発生しているかを検出して、鏡面反射が発生していない場合には、露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするため、コントラスト差の大きな鮮明な画像で情報コードを処理することが可能となり、正しくデコードを行うことができる。
請求項3の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出するため、鏡面反射を短時間で正確に検出することができる。
請求項の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射面積を求めるため、露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサの画像で鏡面反射により生じるQRコードにおける鏡面反射の割合を正確に求めることができる。
請求項の光学情報読取装置は、受光感度の高い受光センサと受光感度の低い受光センサとを備えるため、鏡面反射が生じる際には、受光感度の低い受光センサで撮像された画像を用いることで、鏡面反射の影響を小さくすることができる。また、受光感度の高い受光センサと受光感度の低い受光センサとを用いるため、複雑な回路を用いることなくダイナミックレンジを広げることが可能である。更に、受光感度の高い受光センサと受光感度の低い受光センサとで同時に情報コードを撮像することで、複数回の撮像が不要となり、短時間で情報コードの読み取りを終わらせることができる。そして、鏡面反射面積を求め、鏡面反射面積が誤り訂正で修正困難な所定値以上の場合には、受光感度の低い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードする。即ち、鏡面反射の影響で二次元コードを構成するセルの一定部分を読めなくなる際には、受光感度の低い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするため、鏡面反射の影響の小さな画像で情報コードを処理することが可能となり、デコードを行うことができる可能性が高くなる。
請求項の光学情報読取装置は、鏡面反射が発生しているかを検出して、鏡面反射が発生していない場合には、受光感度の高い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするため、コントラスト差の大きな鮮明な画像で情報コードを処理することが可能となり、正しくデコードを行うことができる。
請求項の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い受光感度の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出するため、鏡面反射を短時間で正確に検出することができる。
請求項の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い受光感度の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射面積を求めるため、受光感度の高い受光センサの画像で鏡面反射により生じるQRコードにおける鏡面反射の割合を正確に求めることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の光学情報読取装置をQRコード用の光学情報読取装置に適用した第1実施形態について図を参照して説明する。まず、第1実施形態に係る光学情報読取装置10の構成概要を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、光学情報読取装置のハウジング等の構成概要を示す部分縦断面図であり、図2は、図1に示す光学情報読取装置中の光学系のA矢視図であり、図3は、光学情報読取装置の回路部の構成概要を示すブロック図である。
図1に示すように、QRコードQを読み取る光学情報読取装置10は、主に、縦長のほぼ矩形箱状なすハウジング11を備える。ハウジング11は、例えば、ABS樹脂等の合成樹脂からなる成形部品で、その一端側に読取口11aを備えている。この読取口11aは、図2中に示す2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bに入射する入射光を導入可能な開口部である。図1に示すようにハウジング11の他端側には、二次電池49が収容されている。ハウジング11の表面側には液晶表示器46を取付可能な開口部も形成されており、光学情報読取装置10の使用者が液晶表示器46に表示する表示内容を視覚的に把握可能に構成してある。ハウジング11の内部には、後述する回路部20が収容されている。なお、図1には、回路部20を構成するプリント配線板15,16が図示されている。
図3に示すように、回路部20は、主に、一対の赤色発光ダイオード21及び集光レンズ52、第1受光センサ23A、第2受光センサ23B、結像レンズ27A、27B等の光学系と、メモリ35、制御回路40、操作スイッチ12、14、液晶表示器46等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系と、から構成されており、前述したプリント配線板15,16に実装あるいはハウジング11内に内装されている。
マイコン系の構成概要を説明する。マイコン系は、増幅回路31A、31B、A/D変換回路33A、33B、メモリ35、アドレス発生回路36A、36B、同期信号発生回路38A、38B、制御回路40、操作スイッチ12、14、LED43、ブザー44、液晶表示器46、通信インタフェース48等から構成されている。このマイコン系は、その名の通り、マイコン(情報処理装置)として機能し得る制御回路40およびメモリ35と中心に構成されるもので、前述した光学系によって撮像されたコード像等の画像信号をハードウェア的およびソフトウェア的に信号処理し得るものである。また制御回路40は、当該光学情報読取装置10の全体システムに関する制御も行っている。
光学系の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bは、同一形式の二次元受光センサから成る。第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bから出力される画像信号(アナログ信号)は、それぞれ増幅率の異なる増幅回路31A、31Bに入力され、それぞれの増幅率で増幅される。ここで、増幅回路31Aは、増幅回路31Bよりも高い増幅率に設定されている。増幅回路31A、増幅回路31Bから出力された画像信号は、A/D変換回路33A、33Bに入力されアナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ35に入力されて蓄積される。なお、同期信号発生回路38A、38Bは、第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bおよびアドレス発生回路36A、36Bに対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36A、36Bは、この同期信号発生回路38A、38Bから供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
制御回路40は、光学情報読取装置10全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ35とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御回路40には、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、第1実施形態の場合、電源スイッチ41、操作スイッチ12、14、LED43、ブザー44、液晶表示器46、通信インタフェース48等が接続されている。
光学系を構成する赤色発光ダイオード21は、照明光Lfを照射可能な光照射器として機能するもので、拡散レンズと凸レンズとを組み合わせた集光レンズ52により集光させる。第1実施形態では、第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bを挟んだ両側に赤色発光ダイオード21が設けられており、ハウジング11の読取口11aを介して読取対象物Rに向けて照明光Lfを照射可能に構成されている。なお、この読取対象物Rには、情報コードとしてのQRコードQが貼付されている。
第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bは、読取対象物RやQRコードQに照射されて反射した反射光Lrを結像レンズ27A、27Bを介して受光可能に構成されるもので、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子から成る二次元イメージセンサにより構成されている。
結像レンズ27A、27Bは、外部から読取口11aを介して入射する入射光を集光して第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bの受光面23aに像を結像可能な結像光学系として機能するもので、例えば、鏡筒とこの鏡筒内に収容される複数の集光レンズとにより構成されている。
図2に示すように、2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bは、それぞれの撮像エリアの中心軸XA、XBと直交する線VPを含む仮想平面(線VPに沿って図から直立する仮想平面)上に配置してある。2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bは、撮像エリアの中心軸XA、XBが距離d1分離れるようにプリント配線板15上に取り付けられている。また、2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bの撮像エリアの中心軸XA、XBと、結像レンズ27A、27Bの中心軸Xa、Xbとをずらして組み付け、当該2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23B撮像エリアが一定距離D1において、図4に示すように重なるように配置されている。
第1実施形態の光学情報読取装置では、図2を参照して上述したように2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bは、それぞれの撮像エリアの中心軸XA、XBと直交する線VPを含む仮想平面(線VPに沿って図から直立する仮想平面)上に配置してある。また、2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bの撮像エリアの中心軸XA、XBと、結像レンズ27A、27Bの中心軸Xa、Xbとをずらして組み付け、当該2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23B撮像エリアが一定距離D1において、図4に示すように重なるように配置されている。2個の第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bで同時に撮像するため、QRコードQ像の大きさが同じになる。
第1実施形態での鏡面反射の補償原理について図5及び図6を参照して説明する。
上述したように、第1受光センサ23Aからの画像信号は増幅率の高い増幅回路31Aで増幅され、第2受光センサ23Bからの画像信号は増幅率の高い増幅回路31Aで増幅される。図5(A1)、図5(B1)、図5(C1)は、第1受光センサ23Aの画像信号を増幅した出力を示すグラフであり、図5(A2)、図5(B2)、図5(C2)は、第2受光センサ23Bの画像信号を増幅した出力を示すグラフである。これらは、図3に示すA/D変換回路で256階調のデジタル値に変換された後の画像信号を示している。図5(A1)は、第1受光センサ23AでQRコードの無い白地を撮像している際の画像出力を示し、横軸の画素数640は、640個の画素でのそれぞれの出力を表している。第1受光センサ23Aの画像出力は高いレベル値になっている。一方、図5(A2)に示すように増幅率の低い第2受光センサ23Bでは、低いレベル値になっている。
図5(B1)、第1受光センサ23Aで図6(A)に示すようにQRコードQを撮像した際の画像信号を示し、図5(C1)は、図6(C)に示すようにQRコードQ上に鏡面反射Mが生じている際の画像信号を示している。図5(B2)は、第2受光センサ23Bで図6(A)に示すようにQRコードQを撮像した際の画像信号を示し、図5(C2)は、図6(B)に示すようにQRコードQ上に鏡面反射Mが生じている際の画像信号を示している。なお、図5中では、図示の便宜上、画像信号を単純化して示している点に注意されたい。
第1実施形態の光学情報読取装置10では、画像中に鏡面反射が生じているかを検出し、鏡面反射が生じていない時には、増幅率の大きな第1受光センサ23Aの画像信号を用いてデコードを行う。図5(B1)中に示すように、画像信号で、高レベル部分(パルスの頂部)側は白を示し、低レベル側(パルスの谷部)は黒を示すが、図5(B2)で示す増幅率の小さな第2受光センサ23Bの画像信号を比べて、高レベル部分(白)と低レベル側(黒)とのレベル差が大きくなっている。即ち、コントラスト差の大きな鮮明な画像でQRコードを処理することが可能となり、正しくデコードを行うことができる。
一方、鏡面反射が生じる際には、増幅率の低い第2受光センサ23Bで撮像された画像を用いることで、鏡面反射の影響を小さくすることができる。また、出力の増幅率が異なる第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bを用いるため、複雑な回路を用いることなくダイナミックレンジを広げることが可能である。更に、出力の増幅率が異なる第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bで同時にQRコードを撮像することで、複数回の撮像が不要となり、短時間でQRコードの読み取りを終わらせることができる。
第1実施形態の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い増幅率の高い第1受光センサ23Aで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出する。このため、鏡面反射を短時間で正確に検出することができる。なお、反対に、増幅率の低い第2受光センサ23Bの画像を用いることで、鏡面反射の領域を狭めて正確に検出することも可能である。
ここで、QRコードは、データに最大30%以内であれば符合誤りがあってもデコードが可能なようにリードソロモン符合によるエラー訂正機能が備えられている。このため、鏡面反射によって読み取れない部分のエラー訂正が可能かを、鏡面反射面積が30%以内か否かで判断する。先ず、増幅率の大きな第1受光センサ23Aでの画像信号で、誤り訂正率が30%以内の場合には(例えば、図6(B)の場合)、当該画像信号を用いる。一方、増幅率の大きな第1受光センサ23Aでの画像信号では鏡面反射面積が30%を超える場合には(例えば、図6(D)に示す場合)、増幅率の小さな第2受光センサ23Bの画像を用い(図6(C)参照)に、鏡面反Mによる影響を小さくして、鏡面反射面積が30%以内か否を判断し、30%以内の鏡面反射面積である場合には、当該増幅率の小さな第2受光センサ23Bの画像を用いてデコードを行う。
引き続き、上述した光学情報読取装置10によるQRコードの読み取り処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bで露光し(S12)、QRコードの画像を取り込む(S14)。そして、図5(C1)を参照して上述したように、増幅率の大きな第1受光センサ23A側の画像信号を元に、レベル値が最大値に達している画素が有るか否かにより鏡面反射の有無を判断する(S16)。ここで、鏡面反射が無い場合には(S16:無し)、第1受光センサ23A側の画像信号を元にQRコードのデコードを行い、デコードに成功するとデコード結果を上位機に出力して処理を終了する(S30:成功)。他方、デコードに失敗すると(S30:失敗)、S12に戻り、再度画像の取り込みを行う。
一方、鏡面反射が有る場合には(S16:有り)、増幅率の大きな第1受光センサ23A側の画像信号を元に、鏡面反射面積が所定面積(例えばQRコードの最大符合誤り率に相当する30%)以内であるか否かを判断する(S18)。ここで、所定面積以下であり、誤り訂正率で対応可能な場合には(S18:可)、増幅率の大きな該画像信号を用い(S24)、デコードを行う(S30)。他方、所定面積を超え、誤り訂正率で対応不可能な場合には(S18:不可)、増幅率の小さな第2受光センサ23Bの画像信号で、30%以内であるか、即ち、誤り訂正率で対応可能か否かを判断する(S20)。ここで、30%以下であり、誤り訂正率で対応可能な場合には(S20:可)、増幅率の小さな該画像信号を用い(S26)、デコードを行う(S30)。他方、増幅率の小さな第2受光センサ23Bの画像信号でも誤り訂正で対応不可能な場合には(S20:不可)、S12に戻り、再度画像の取り込みを行う。
第1実施形態の光学情報読取装置10では、第1受光センサ23Aと第2受光センサ23Bとで、増幅回路31Aと増幅回路31Bとの増幅率を変えることによってダイナミックレンジを広げた。この代わりに、第1受光センサ23Aと第2受光センサ23Bとの露光時間を変えることで、光学情報読取装置のダイナミックレンジを広げることも可能である。但し、増幅率を変える上述した方式の方が、第1受光センサ23Aと第2受光センサ23とで画像取り込みの時間差が生じないため、より好ましい。
[第2実施形態]
引き続き、図6及び図8〜図10を参照して本発明の第2実施形態に係る光学情報読取装置について説明する。
第1実施形態では、同一形式の受光センサを用い、受光センサ出力の増幅率又は受光センサの露光時間を変えることでダイナミックレンジを広げ鏡面反射に対応した。これに対して、第2実施形態では、異なる感度の受光センサを用いることで、ダイナミックレンジを広げ鏡面反射に対応する。
図8は、第2実施形態の光学情報読取装置の回路構成を示すブロック図である。
第2実施形態の光学情報読取装置では、第1受光センサ23Aが高い受光感度を備え、第2受光センサ23Bが低い受光感度を備える。そして、受光センサの出力を増幅する増幅回路31A、及び、増幅回路31Bは同じ増幅率に設定されている。他の構成は、図3を参照して上述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
第2実施形態での鏡面反射の補償原理について図6及び図9を参照して説明する。
上述したように、第1受光センサ23Aは高い受光感度を備え、第2受光センサ23Bは低い受光感度を備える。図9(A1)、図9(B1)、図9(C1)は、第1受光センサ23Aの出力を示すグラフであり、図9(A2)、図9(B2)、図9(C2)は、第2受光センサ23Bの出力を示すグラフである。これらは、図8に示すA/D変換回路で256階調のデジタル値に変換された後の画像信号を示している。図9(A1)は、第1受光センサ23Aで白地を撮像している際の画像出力を示し、横軸の画素数640は、640個の画素でのそれぞれの出力を表している。受光感度の高い第1受光センサ23Aの画像出力は高いレベル値になっている。一方、図9(A2)に示すように受光感度の低い第2受光センサ23Bでは、低いレベル値になっている。
図9(B1)、第1受光センサ23Aで図6(A)に示すようにQRコードQを撮像した際の画像信号を示し、図9(C1)は、図6(C)に示すようにQRコードQ上に鏡面反射Mが生じている際の画像信号を示している。図9(B2)は、第2受光センサ23Bで図6(A)に示すようにQRコードQを撮像した際の画像信号を示し、図9(C2)は、図6(B)に示すようにQRコードQ上に鏡面反射Mが生じている際の画像信号を示している。なお、図9中では、図示の便宜上、画像信号を単純化して示している点に注意されたい。
第2実施形態の光学情報読取装置10では、画像中に鏡面反射が生じているかを検出し、鏡面反射が生じていない時には、受光感度の高い第1受光センサ23Aの画像信号を用いてデコードを行う。図9(B1)中に示すように、画像信号で、高レベル部分(パルスの頂部)側は白を示し、低レベル側(パルスの谷部)は黒を示すが、図9(B2)で示す受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像信号を比べて、高レベル部分(白)と低レベル側(黒)とのレベル差が大きくなっている。即ち、コントラスト差の大きな鮮明な画像でQRコードを処理することが可能となり、正しくデコードを行うことができる。
一方、鏡面反射が生じる際には、受光感度の低い第2受光センサ23Bで撮像された画像を用いることで、鏡面反射の影響を小さくすることができる。また、受光感度が異なる第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bを用いるため、複雑な回路を用いることなくダイナミックレンジを広げることが可能である。更に、受光感度が異なる第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bで同時にQRコードを撮像することで、複数回の撮像が不要となり、短時間でQRコードの読み取りを終わらせることができる。
第2実施形態の光学情報読取装置は、鏡面反射の影響を受け易い受光感度の高い第1受光センサ23Aで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出する。このため、鏡面反射を短時間で正確に検出することができる。なお、反対に、受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像を用いることで、鏡面反射の領域を狭めて正確に検出することも可能である。
ここで、QRコードは、データに最大30%以内であれば符合誤りがあってもデコードが可能なようにリードソロモン符合によるエラー訂正機能が備えられている。このため、第2実施形態では、第1実施形態と同様に鏡面反射によって読み取れない部分のエラー訂正が可能かを、鏡面反射面積が30%以内か否かで判断する。先ず、受光感度の高い第1受光センサ23Aでの画像信号で、30%以内の鏡面反射面積の場合には(例えば、図6(B)の場合)、当該画像信号を用いる。一方、受光感度の高い第1受光センサ23Aでの画像信号では鏡面反射面積が30%を超える場合には(例えば、図6(D)に示す場合)、受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像を用い(図6(C)参照)に、鏡面反Mによる影響を小さくして、30%以内の鏡面反射面積か否を判断し、30%以内の鏡面反射面積である場合には、当該受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像を用いてデコードを行う。
引き続き、第2実施形態の光学情報読取装置10によるQRコードの読み取り処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。
先ず、第1受光センサ23A、第2受光センサ23Bで露光し(S12)、QRコードの画像を取り込む(S14)。そして、図9(C1)を参照して上述したように、受光感度の高い第1受光センサ23A側の画像信号を元に、レベル値が最大値に達している画素が有るか否かにより鏡面反射の有無を判断する(S16)。ここで、鏡面反射が無い場合には(S16:無し)、第1受光センサ23A側の画像信号を元にQRコードのデコードを行い、デコードに成功するとデコード結果を上位機に出力して処理を終了する(S30:成功)。他方、デコードに失敗すると(S30:失敗)、S12に戻り、再度画像の取り込みを行う。
一方、鏡面反射が有る場合には(S16:有り)、受光感度の高い第1受光センサ23A側の画像信号を元に、鏡面反射面積が所定面積(例えばQRコードの最大符合誤り率に相当する30%)以内であるか否かを判断する(S18)。ここで、所定面積以下であり、誤り訂正率で対応可能な場合には(S18:可)、受光感度の高い該画像信号を用い(S24)、デコードを行う(S30)。他方、所定面積を超え、誤り訂正率で対応不可能な場合には(S18:不可)、受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像信号で、鏡面反射面積が30%以内であるか、即ち、誤り訂正で対応可能か否かを判断する(S20)。ここで、30%以下であり、誤り訂正で対応可能な場合には(S20:可)、受光感度の低い該画像信号を用い(S26)、デコードを行う(S30)。ここで、受光感度の低い第2受光センサ23Bの画像信号でも誤り訂正で対応不可能な場合には(S20:不可)、S12に戻り、再度画像の取り込みを行う。
上述した第1、第2実施形態では、2個の受光センサ23A、23Bを用いたが、3個以上の受光センサを用いることも可能である。また、第1、第2実施形態では、図7、図9に示すS18で、所定誤り率として、QRコードで訂正可能な最大誤り率である30%を設定したが、これよりも低い値を設定することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る光学情報読取装置の断面図である。 図1に示す光学情報読取装置中の光学系のA矢視図である。 図1に示す光学情報読取装置の回路構成を示すブロック図である。 2個の受光センサの撮像エリアの重なりを示す説明図である。 図5(A1)、図5(B1)、図5(C1)は、第1受光センサ23Aの画像信号を増幅した出力を示すグラフであり、図5(A2)、図5(B2)、図5(C2)は、第2受光センサ23Bの画像信号を増幅した出力を示すグラフである。 図6(A)、図6(B)、図6(C)、図6(D)はQRコードの図であり、図6(A)は鏡面反射が無い場合を、図6(B)は鏡面反射が小さい場合を、図6(C)は鏡面反射が大きいが鏡面反射面積が30%未満の場合を、図6(D)は鏡面反射が大きいく鏡面反射面積が30%を超える場合を表している。 第1実施形態の光学情報読取装置によるQRコードの読取処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の光学情報読取装置の回路構成を示すブロック図である。 図9(A1)、図9(B1)、図9(C1)は、第1受光センサ23Aの画像信号の出力を示すグラフであり、図9(A2)、図9(B2)、図9(C2)は、第2受光センサ23Bの画像信号の出力を示すグラフである。 第2実施形態の光学情報読取装置によるQRコードの読取処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 光学情報読取装置
21 発光ダイオード
23A 第1受光センサ
23B 第2受光センサ
27A、27B 結像レンズ
31A 増幅回路(増幅率大)
31B 増幅回路(増幅率小)
33A、33B A/D変換回路
40 制御回路

Claims (8)

  1. 情報コードを撮像する複数台の受光センサと、
    前記受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするデコード手段と、を備える光学情報読取装置であって、
    前記情報コードは、二次元コードであり、
    鏡面反射面積が所定値以上か否かを判断することで、誤り訂正で修正可能かを判断する判断手段を備え、
    前記複数の受光センサの露光時間又は受光センサ出力の増幅率が異なるように設定し
    前記鏡面反射面積が前記所定値以上の場合には、
    前記デコード手段が、前記露光時間の短い又は前記増幅率の低い受光センサで撮像された画像から前記情報コードをデコードすることを特徴とする光学情報読取装置。
  2. 前記受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出する鏡面反射検出手段を備え、
    鏡面反射が発生していない場合には、
    前記デコード手段が、露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードすることを特徴とする請求項1の光学情報読取装置。
  3. 前記鏡面反射検出手段は、露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出することを特徴とする請求項2の光学情報読取装置。
  4. 前記判断手段は、露光時間の長い又は増幅率の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射面積を求めることを特徴とする請求項の光学情報読取装置。
  5. 情報コードを撮像する複数台の受光センサと、
    前記受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードするデコード手段と、を備える光学情報読取装置であって、
    前記情報コードは、二次元コードであり、
    鏡面反射面積が所定値以上か否かを判断することで、誤り訂正で修正可能かを判断する判断手段を備え、
    前記複数の受光センサとして、受光感度の高い受光センサと受光感度の低い受光センサとを設け
    前記鏡面反射面積が前記所定値以上の場合には、
    前記デコード手段が、前記受光感度の低い受光センサで撮像された画像から前記情報コードをデコードすることを特徴とする光学情報読取装置。
  6. 前記受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出する鏡面反射検出手段を備え、
    鏡面反射が発生していない場合には、
    前記デコード手段が、前記受光感度の高い受光センサで撮像された画像から情報コードをデコードすることを特徴とする請求項の光学情報読取装置。
  7. 前記鏡面反射検出手段は、前記受光感度の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射が発生しているかを検出することを特徴とする請求項の光学情報読取装置。
  8. 前記判断手段は、前記受光感度の高い受光センサで撮像された画像から鏡面反射面積を求めることを特徴とする請求項の光学情報読取装置。
JP2006241505A 2006-09-06 2006-09-06 光学情報読取装置 Expired - Fee Related JP4497144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006241505A JP4497144B2 (ja) 2006-09-06 2006-09-06 光学情報読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006241505A JP4497144B2 (ja) 2006-09-06 2006-09-06 光学情報読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008065528A JP2008065528A (ja) 2008-03-21
JP4497144B2 true JP4497144B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=39288205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006241505A Expired - Fee Related JP4497144B2 (ja) 2006-09-06 2006-09-06 光学情報読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4497144B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204420B2 (en) * 2004-08-31 2007-04-17 Symbol Technologies, Inc. Scanner and method for eliminating specular reflection

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0927005A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Asahi Optical Co Ltd データシンボル読み取り装置
JP2001094876A (ja) * 1999-09-17 2001-04-06 Tohken Co Ltd Cmosエリアセンサにおける照明制御方法
JP2004196440A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd 自動倉庫システム
JP2006209208A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Denso Wave Inc 光学情報読取装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0927005A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Asahi Optical Co Ltd データシンボル読み取り装置
JP2001094876A (ja) * 1999-09-17 2001-04-06 Tohken Co Ltd Cmosエリアセンサにおける照明制御方法
JP2004196440A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd 自動倉庫システム
JP2006209208A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Denso Wave Inc 光学情報読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008065528A (ja) 2008-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442624B2 (ja) 光学情報読取装置
US11531825B2 (en) Indicia reader for size-limited applications
US9436860B2 (en) Optical indicia reading apparatus with multiple image sensors
US10896304B2 (en) Indicia reader having a filtered multifunction image sensor
JP4254628B2 (ja) 光学的情報読取装置
JP2007028326A (ja) カメラモジュール及び移動電話端末
JP2008071032A (ja) 光学情報読取装置
JP3070484B2 (ja) 光学情報読取装置および光学情報読取方法
JP4497144B2 (ja) 光学情報読取装置
JP4853214B2 (ja) 光学情報読取装置
JP5556684B2 (ja) 情報コード読み取り装置
JP4572871B2 (ja) 光学情報読取装置
JP5104557B2 (ja) 光学的情報読取装置
JP5786784B2 (ja) 情報コード読取装置
JP4107280B2 (ja) イメージセンサ及び情報コード読取装置
JP2010097316A (ja) 光学的情報読取装置
KR100414559B1 (ko) 바코드 판독기
US20150161428A1 (en) Vertical Optics for an Imaging Optical Code Scanner
JP5282559B2 (ja) 情報コード読取装置
JP2007226411A (ja) コード画像出力装置
KR200212443Y1 (ko) 바코드 판독기
JP2009069957A (ja) 光学情報読取装置
JP2890935B2 (ja) 携帯型光学的情報読取装置
JP4063021B2 (ja) 光学的情報読取装置
KR200324925Y1 (ko) 바코드정보처리장치용 바코드스캐너 및 바코드정보처리장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4497144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees