JP4062797B2 - 固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ及び固体高分子電解質型燃料電池 - Google Patents

固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ及び固体高分子電解質型燃料電池 Download PDF

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ及び固体高分子電解質型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
大気の汚染をできる限り減らすために自動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つとして電気自動車が使用されているが、充電設備や走行距離などの問題で普及に至っていない。
【0003】
燃料電池は、水素と酸素を使用して電気分解の逆反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな発電装置として注目されており、料電池を使用した自動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると見られている。料電池の中でも固体高分子電解質型燃料電池が低温で作動するため自動車用として最も有望である。
【0004】
体高分子電解質型燃料電池は、一般的に多数のセルが積層されており、該セルは、二つの電極(燃料極と酸化剤極)で固体高分子電解質膜を挟んで接合した固体高分子電解質膜と電極の接合体を、燃料ガスまたは酸化剤ガスのガス流路を有するセパレータで挟んだ構造をしている。
【0005】
極と燃料ガスまたは酸化剤ガスの反応を円滑に進め燃料電池の発電性能を高くするためには、料ガス及び酸化剤ガスの流体抵抗が小さい流路構造が重要である。
【0006】
料極では燃料ガス中の水素が燃料極触媒に接触することにより下記の反応が生ずる。
2H → 4H +4e
は、電解質中を移動し酸化剤極触媒に達し空気中の酸素と反応して水となる。
4H +4e +O → 2H
【0007】
燃料極からのHの移動に伴い水も移動するため燃料極に供給する燃料ガスに水分を含ませて供給している。電解質が、固体高分子電解質膜の場合は、電解質の性能を維持するためにも、燃料ガスには上記の反応に必要な量以上の水分を含ませて供給し、酸化剤ガスにも水分を含ませて供給する必要がある。
【0008】
電極反応に使用された後の燃料ガス中には水分が残っている。酸化剤ガス中には、供給時に含ませた水分のほかに電極反応で生成する水分が含まれている。これらの水分の一部は凝縮してガス流路を塞ぐおそれがある。ガス流路の一部でも水で塞がれると、ガス流路の流体抵抗が上昇し燃料電池の発電性能が低下する。
【0009】
従来技術1として、特開平7−211332号公報には、セパレータの燃料ガス溝または酸化剤ガス溝にそれぞれのガスを導入、排出する導入溝及び排出溝において、料ガス溝または酸化剤ガス溝側の幅を広げたディフューザ構造にしたセパレータが開示されている。
【0010】
従来技術2として、特開平9−35726号公報には、入溝及び排出溝にシール材が覆い被さり溝を塞ぐことを防止するため、入溝及び排出溝を平板で覆い、トンネル構造にしたセパレータが開示されている。入溝及び排出溝は平行溝である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術1は、ガス供給マニホールド及びガス排出マニホールドとガス導入溝及びガス排出溝の接続部の幅が狭く、ガスの流体抵抗が大きくなってガスの流れが円滑でない問題点がある。また、ガス排出口ではガスに含まれる水が凝縮して溝に滞留してガスの通流を阻害して、水つまり現象を引き起こし燃料電池の発電性能を低下させる問題がある。
【0012】
また従来技術2は、シール材で溝が塞がれる問題は解決できるが、従来技術1と同様に、ガスの流体抵抗が大きい問題、水つまり現象を引き起こし燃料電池の発電性能を低下させる問題がある。
【0013】
本発明は上記課題を解決したもので、ガスの流体抵抗を小さくでき、水つまり現象が起きない固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ及び発電性能が高く、信頼性が高い固体高分子電解質型燃料電池を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項1において講じた技術的手段(以下、第1の技術的手段と称する。)は、ガス導入マニホールド孔、ガス排出マニホールド孔及びガス流路溝部を有し、前記ガス導入マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス導入口及び前記ガス排出マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス排出口を備えた固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータにおいて、
前記ガス導入口、前記ガス排出口の少なくとも一方のガス通流溝の少なくともガスマニホールド孔側の幅が広がっていることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータである。
上記第1の技術的手段による効果は、以下のようである。
ち、ス通流溝とスマニホールド孔の接続部のガスの流体抵抗を下げることができるので、ガスの流体抵抗が低いガスマニホールド一体型セパレータができる効果を有する。また、万一、ガス流路溝部でガス中の水分の一部が凝縮しても、ス排出口のガス通流溝のガスマニホールド孔側の幅が広がっているので、ス排出口からスマニホールド孔への凝縮水の排出が容易にできる効果を有する。
【0015】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項において講じた技術的手段(以下、第の技術的手段と称する。)は、ガス導入マニホールド孔、ガス排出マニホールド孔及びガス流路溝部を有し、前記ガス導入マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス導入口及び前記ガス排出マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス排出口を備えたガスマニホールド一体型セパレータを有する固体高分子電解質型燃料電池において、
前記ガス導入口、前記ガス排出口の少なくとも一方のガス通流溝の少なくともガスマニホールド孔側の幅が広がっているガスマニホールド一体型セパレータで固体高分子電解質と電極の接合体を挟んで積層したことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池である。
上記第の技術的手段による効果は、以下のようである。
即ち、ガス通流溝とガスマニホールド孔の接続部のガスの流体抵抗を下げることができるので、ガスの流体抵抗が低いガスマニホールド一体型セパレータができる効果を有する。また、万一、ガス流路溝部でガス中の水分の一部が凝縮しても、ガス排出口のガス通流溝のガスマニホールド孔側の幅が広がっているので、ガス排出口からガスマニホールド孔への凝縮水の排出が容易にできる効果を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータ100の平面図である。中央部は、燃料ガス流路溝部9が形成されている。ス流路溝部9は、燃料電池として組み立てたときに固体高分子電解質膜と電極の接合体の電極と接する部分である。
【0017】
スマニホールド一体型セパレータ100の一方の端部には、燃料ガス導入マニホールド孔1、冷却水導入マニホールド孔2、酸化剤ガス導入マニホールド孔3、4が設けられている。パレータの他方の端部には、酸化剤ガス排出マニホールド孔5、6、冷却水排出マニホールド孔7及び燃料ガス排出マニホールド孔8が設けられている。
【0018】
料ガス導入マニホールド孔1は、燃料ガス導入口10を介して料ガス流路溝部9と連結している。料ガス導入口10は、燃料ガス通流溝11を備え、固体高分子電解質膜で塞がれるのを防止するため平板12で覆われている。また、料ガス流路溝部9は、燃料ガス排出口30を介して料ガス排出マニホールド孔8と連結している。料ガス排出口30も燃料ガス通流溝31を備え、体高分子電解質膜で塞がれるのを防止するため平板32で覆われている。
燃料ガスは、燃料ガス導入マニホールド孔1から料ガス導入口10を通って料ガス流路溝部9に導入される。燃料ガスは、料ガス流路溝部9で当接する燃料極の電極反応に使用されて発電し、残部が料ガス排出口30を通って、料ガス排出マニホールド孔8へ排出される。
【0019】
参考例の裏面には酸化剤ガス導入口、酸化剤ガス流路溝部、酸化剤ガス排出口が形成されており、燃料ガス導入口、燃料ガス流路溝部、燃料ガス排出口と同じ構造になっている。
図2は、本発明の参考例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータ100aの燃料ガス導入口付近の詳細平面図である。図3は、図2のA矢視詳細図である。
【0020】
参考例の燃料ガス導入口10aは、平行溝の燃料ガス通流溝11aを備えている。料ガス導入口10aの幅は、料ガス流路溝部9の燃料ガス流路溝9aの幅より大きくなっている。即ち、料ガス通流溝11aの断面積は、料ガス流路溝9aの断面積より大きくなっている。燃料ガス排出口も同じ構造になっている。
参考例の裏面には酸化剤ガス導入口、酸化剤ガス流路溝部、酸化剤ガス排出口が形成されており、燃料ガス導入口、燃料ガス流路溝部、燃料ガス排出口と同じ構造になっている。
料ガス通流溝11aは、スマニホールド一体型セパレータ100aの燃料ガス流路の流体抵抗中で大きな部分を占めている。料ガス通流溝11aの幅を広げることにより、この部分の流体抵抗を低下させることができるので、スマニホールド一体型セパレータ100aの燃料ガス流路の流体抵抗を下げることができ、燃料電池の発電性能を高めることができる。
【0021】
一方、本参考例の燃料ガス排出口は、料ガス導入口10aと同じガスの流体抵抗を下げる効果を有している。同時に、燃料ガス中の水分が燃料ガス流路溝9aで凝縮しても、料ガス排出口のガス通流溝の幅が料ガス流路溝9aの幅より広いので、料ガス流路溝9aの凝縮水は料ガス排出口に押し出され、容易に排出される。
【0022】
図4は、本発明の第一実施例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータ100bの燃料ガス導入口付近の詳細平面図である。図5は、図4のB矢視詳細図である。
第一実施例は、参考例に更に改良を加えたガスマニホールド一体型セパレータ100bである。本第一実施例の燃料ガス導入口10bは、平行溝の燃料ガス通流溝11bを備えている。料ガス通流溝11bの幅は、料ガス流路溝部9の燃料ガス流路溝9aの幅より大きくなっている。
料ガス通流溝11bの燃料ガス導入マニホールド孔1側の幅は、平行部分の幅より広がっている。即ち、料ガス通流溝11b間に設けられた隔壁13は、料ガス導入マニホールド孔1側がV字型になっている。燃料ガス排出口も同じ構造になっている。
【0023】
第一実施例も裏面に酸化剤ガス導入口、酸化剤ガス流路溝部、酸化剤ガス排出口が形成されており、燃料ガス導入口、燃料ガス流路溝部、燃料ガス排出口と同じ構造になっている。
第一実施例の燃料ガス導入口10bは燃料ガス導入マニホールド孔1側で広がっているので、料ガス通流溝11bと料ガス導入マニホールド孔1の接続部のガスの流体抵抗を下げることができる。従って、本第一実施例のガスマニホールド一体型セパレータ100bは、参考例より更にガスの流体抵抗が小さくなっている。
また、万一、ガス流路溝部でガス中の水分の一部が凝縮しても、燃料ガス排出口は、燃料ガス排出マニホールド孔8にむかって、その幅が広がっているので、凝縮水が参考例より更に排出しやすくなっている。
【0024】
図6は、本発明の実施例の燃料電池の外観図である。第一実施例のガスマニホールド一体型セパレータ100bが複数枚積層されている。スマニホールド一体型セパレータ100b間には、固体高分子電解質膜を燃料極と酸化剤極で挟持した電極ユニットが存在している。スマニホールド一体型セパレータ100bの両端部には、発電した電気を外側に取り出す集電板25が設けられている。電板25の外側には、発電した電気が電板25以外に流れないようにする絶縁板24が設けられている。
【0025】
更に、縁板24の外側には、プレッシャプレート26a、26bが設けられ、スマニホールド一体型セパレータ100b、電板25、縁板24を押さえて固定している。レッシャプレート26aには、燃料ガス入口マニホールド18、冷却水入口マニホールド19、酸化剤ガス入口マニホールド20、燃料ガス出口マニホールド21、冷却水出口マニホールド22、酸化剤ガス出口マニホールド23が設けられている。
【0026】
料ガス入口マニホールド18は、燃料ガス導入マニホールド孔1と連結している。却水入口マニホールド19は、冷却水導入マニホールド孔2と連結している。化剤ガス入口マニホールド20は、酸化剤ガス導入マニホールド孔3、4と連結している。料ガス出口マニホールド21は、燃料ガス排出マニホールド孔8と連結している。却水出口マニホールド22は、冷却水排出マニホールド孔7と連結している。化剤ガス出口マニホールド23は、酸化剤ガス排出マニホールド孔5、6と連結している。
燃料ガスは料ガス入口マニホールド18から供給され、燃料ガス導入マニホールド孔1を通ってそれぞれのガスマニホールド一体型セパレータ100bの燃料ガス導入口10bから燃料ガス流路溝部9に供給される。
【0027】
一方、酸化剤ガスは化剤ガス入口マニホールド20から供給され、酸化剤ガス導入マニホールド孔3、4を通ってそれぞれのガスマニホールド一体型セパレータ100bの酸化剤ガス導入口から酸化剤ガス流路溝部に供給される。それぞれのガス流路溝部に供給された燃料ガスと酸化剤ガスは、それぞれ燃料極、酸化剤極で電気化学反応による発電に使われる。
発電に使われなかった燃料ガスは、燃料ガス排出口から燃料ガス排出マニホールド孔8に排出され、燃料ガス出口マニホールド21から燃料電池の外部に排出される。一方、発電に使われなかった酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出口から酸化剤ガス排出マニホールド孔5、6に排出され、酸化剤ガス出口マニホールド23から燃料電池の外部に排出される。
【0028】
本実施例に使用されたガスマニホールド一体型セパレータ100bは、ガスの流体抵抗が小さいので、該ガスマニホールド一体型セパレータ100bが多数積層されている燃料電池全体のガスの流体抵抗はかなり小さくなり、該燃料電池の発電性能が向上する。
また、本実施例に使用されたガスマニホールド一体型セパレータ100bは、燃料ガスまたは酸化剤ガス中の水分が該ガスマニホールド一体型セパレータ100bのガス流路中で凝縮して水になっても速やかにガス排出口からガス排出マニホールド孔、ガス出口マニホールドに排出されるので、水つまりのおそれがなく、信頼性の大きな燃料電池である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、ガス導入マニホールド孔、ガス排出マニホールド孔及びガス流路溝部を有し、前記ガス導入マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス導入口及び前記ガス排出マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス排出口を備えた固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータにおいて、前記ガス導入口、前記ガス排出口の少なくとも一方のガス通流溝の少なくともガスマニホールド孔側の幅が広がっていることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ及び該ガスマニホールド一体型セパレータで電解質と電極の接合体を挟んで積層した固体高分子電解質型燃料電池であるので、ガス通流溝とガスマニホールド孔の接続部のガスの流体抵抗を下げることができるので、ガスの流体抵抗が低いガスマニホールド一体型セパレータができ、万一、ガス流路溝部でガス中の水分の一部が凝縮しても、ガス排出口のガス通流溝のガスマニホールド孔側の幅が広がっているので、ガス排出口からガスマニホールド孔への凝縮水の排出が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータ
【図2】 本発明の参考例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータの燃料ガス導入口付近の詳細平面図
【図3】 本発明の参考例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータの燃料ガス導入口付近の矢視詳細図
【図4】 本発明の第一実施例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータの燃料ガス導入口付近の詳細平面図
【図5】 本発明の第一実施例の固体高分子電解質型燃料電池のガスマニホールド一体型セパレータの燃料ガス導入口付近の矢視詳細図
【図6】 本発明の実施例の燃料電池の外観図
【符号の説明】
1…燃料ガス導入マニホールド孔
3、4…酸化剤ガス導入マニホールド孔
5、6…酸化剤ガス排出マニホールド孔
8…燃料ガス排出マニホールド孔
9…燃料ガス流路溝部
9a…燃料ガス流路溝
10、10a、10b…燃料ガス導入口
11、11a、11b、31 …燃料ガス通流溝
30…燃料ガス排出口
100、100a、100b…ガスマニホールド一体型セパレータ

Claims (2)

  1. ガス導入マニホールド孔、ガス排出マニホールド孔及びガス流路溝部を有し、前記ガス導入マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス導入口及び前記ガス排出マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス排出口を備えた固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータにおいて、
    前記ガス導入口、前記ガス排出口の少なくとも一方のガス通流溝の少なくともガスマニホールド孔側の幅が広がっていることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池用ガスマニホールド一体型セパレータ。
  2. ガス導入マニホールド孔、ガス排出マニホールド孔及びガス流路溝部を有し、前記ガス導入マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス導入口及び前記ガス排出マニホールド孔と前記ガス流路溝部を連結するガス排出口を備えたガスマニホールド一体型セパレータを有する固体高分子電解質型燃料電池において、
    前記ガス導入口、前記ガス排出口の少なくとも一方のガス通流溝の少なくともガスマニホールド孔側の幅が広がっているガスマニホールド一体型セパレータで固体高分子電解質と電極の接合体を挟んで積層したことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
    【0001】
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