JP4061813B2 - サーバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツを配信するためのサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯型通信情報端末や携帯電話等の携帯通信端末を利用するユーザを対象にしてインターネットを利用したコンテンツ配信サービスが実施されており、登録ユーザに対してサービスが提供されている。
【0003】
コンテンツ配信サービスを運用し管理するコンテンツ配信システムは、ユーザの登録時、あるいはコンテンツの利用予約時等に、ユーザの携帯通信端末に対して契約内容や利用予約内容等を確認する確認メールを送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコンテンツ配信サービスを運用し管理するコンテンツ配信システムにあっては、ユーザの登録時、あるいはコンテンツの利用予約時等に、ユーザの携帯通信端末に対して契約内容や利用予約内容等を確認する確認メールを送信していたが、携帯通信端末に搭載される表示装置の表示画面は比較的小さいため、確認メッセージを全部見ることは困難であり、利用契約に同意を得ることが困難であるという問題があった。
【0005】
また、従来のコンテンツ配信システムでは、携帯通信端末ユーザのユーザ情報が変更された場合、当該ユーザがコンテンツ配信サーバに管理された登録情報に再度アクセスするまで変更内容が確認できないという問題もあった。
【0006】
さらに、従来のコンテンツ配信システムでは、ユーザが利用予約した処理の実行を忘れ、その利用予約内容が放置された場合、ユーザに利用予約内容の実行を催促する等の機能が不十分であったため、利用内容が無駄になる可能性があり、コンテンツ配信サービスを運営する業者は料金回収の機会を逃す可能性があった。
【0007】
また、従来のコンテンツ配信システムでは、サービスを利用した後、一定期間サービスを未使用のユーザに対して、サービスの利用促進を促すような機能が不十分であったため、ユーザがコンテンツ配信サービスを利用する機会が減る可能性があり、サービス運営上不利であった。
【0008】
本発明の課題は、情報端末ユーザがユーザ登録時の契約内容の確認を容易にして契約同意を容易にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の発明は、ネットワーク(例えば、図1のインターネットS)を介して情報端末(例えば、図1の携帯端末3)及び出力装置(例えば、図1のプリントステーション6)に接続されるサーバ装置(例えば、図1のポータルサイトコンピュータ2)であって、印刷予約ホームページを前記ネットワーク上で開設し、前記情報端末のユーザ情報に対応して仮登録ユーザか本登録ユーザかを示す登録情報を管理し、前記情報端末から同意メールを受信したユーザを本登録ユーザとして登録情報を登録し、同意メールを未受信のユーザを仮登録ユーザとして登録情報を登録する管理手段(例えば、図5のCPU21)と、前記情報端末により該ホームページ上で所望のコンテンツが印刷予約された場合、その予約情報を前記情報端末のユーザ情報に対応して記憶するとともに、該ユーザ情報に対応する前記登録情報を記憶する記憶手段(例えば、図5の記憶装置26)と、前記出力装置から送信されたユーザ情報を受信し、このユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された登録情報が仮登録ユーザの場合はコンテンツ印刷の不許可を前記出力装置に通知し、該登録情報が本登録ユーザの場合はコンテンツ印刷を許可してユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された予約情報のコンテンツを前記出力装置に送信する通信手段(例えば、図5のインターネット伝送制御部24)と、を備えたことを特徴としている。
【0012】
この請求項記載の発明によれば、ネットワークを介して情報端末及び出力装置に接続されるサーバ装置であって、印刷予約ホームページを前記ネットワーク上で開設し、管理手段が前記情報端末のユーザ情報に対応して仮登録ユーザか本登録ユーザかを示す登録情報を管理し、前記情報端末から同意メールを受信したユーザを本登録ユーザとして登録情報を登録し、同意メールを未受信のユーザを仮登録ユーザとして登録情報を登録し、記憶手段が前記情報端末により該ホームページ上で所望のコンテンツが印刷予約された場合、その予約情報を前記情報端末のユーザ情報に対応して記憶するとともに、該ユーザ情報に対応する前記登録情報を記憶し、通信手段が前記出力装置から送信されたユーザ情報を受信し、このユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された登録情報が仮登録ユーザの場合はコンテンツ印刷の不許可を前記出力装置に通知し、該登録情報が本登録ユーザの場合はコンテンツ印刷を許可してユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された予約情報のコンテンツを前記出力装置に送信する。
【0013】
したがって、情報端末のユーザが会員登録時に利用規約(契約内容)の確認を容易にすることができるとともに、契約同意を容易にすることができる。
【0014】
また、サーバ装置を運営・管理する業者は、配信用のコンテンツを本登録したユーザにのみ提供することが可能になり、コンテンツ配信サービスの利用効率の向上を図ることができ、料金回収の機会の増大を見込むことが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図45は、本発明を適用したプリントサービスシステムの一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるプリントサービスシステム100のシステム構成を示す図である。この図1において、プリントサービスシステム100は、通信事業者1と専用回線Tを介して接続されたポータルサイトコンピュータ2と、通信ネットワークNに接続された携帯電話やPHSなどの通信機能を備えた複数台の携帯端末3と、インターネットSに接続された複数台の情報提供事業者コンピュータ4、広告サイト事業者コンピュータ5、及び複数ヶ所に設置されたプリントステーション6と、から構成されている。
【0021】
なお、図1では3台の携帯端末3と、2台の情報提供事業者コンピュータ4と、3ヶ所に設置されたプリントステーション6が接続された場合を示しているが、それらの台数や設置箇所数は特に限定されない。また、広告サイト事業者コンピュータ5を複数台接続するようにしてもよい。
【0022】
通信事業者1は、通信ネットワークNに接続された携帯端末3と、インターネットSに接続されたポータルサイトコンピュータ2、情報提供事業者コンピュータ4、広告サイト事業者コンピュータ5、及びプリントステーション6との間で、プリントサービスに関わる通信環境を提供し、その各者間での通信要求に応じたデータの通信手順などを制御する。
【0023】
図1に示したプリントサービスシステム100を構成するポータルサイトコンピュータ2、携帯端末3、情報提供事業者コンピュータ4、広告サイト事業者コンピュータ5、及びプリントステーション6の各制御機能の概要について、図2〜図4に示す図を参照して説明する。
【0024】
図2は、携帯端末3と情報提供事業者コンピュータ4が有する制御機能の概要を示すブロック図である。
【0025】
図2において、携帯端末3は、後述する利用会員登録処理(図17参照)を実行し、ポータルサイトコンピュータ2にアクセスしてプリントサービス会員の登録処理を行う利用会員登録処理部3Aと、プリントサービスを利用する際に、ポータルサイトコンピュータ2から利用クーポンの案内や利用料金の案内を受信する電子メール機能部3Bと、後述する利用予約登録処理(図31、32参照)を実行してポータルサイトコンピュータ2経由あるいは情報提供事業者コンピュータ4直接にプリントサービスの利用を予約する利用予約処理部3Cとを有する。
【0026】
図2において、情報提供事業者コンピュータ4は、後述するコンテンツ利用案内処理(図34参照)を実行し、ポータルサイトコンピュータ2経由で利用予約された携帯端末3ユーザのユーザ予約IDを受信した時、その利用予約に対するリンクパラメータをポータルサイトコンピュータ2に送信して該当ユーザの認証を行うコンテンツ利用案内処理部2Aと、プリントサービスに関わるコンテンツデータを格納するコンテンツファイル2Bとを有する。
【0027】
図3は、プリントステーション6と広告サイト事業者コンピュータ5が有する制御機能の概要を示すブロック図である。
【0028】
図3において、プリントステーション6は、後述する利用予約情報印刷処理(図42参照)を実行してポータルサイトコンピュータ2にアクセスし、利用予約ユーザの認証処理、利用予約情報の取込処理、コンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルの取込処理、コンテンツ及び広告印刷処理、及びクーポン金額計算処理等を行う利用予約情報印刷処理部6Aと、この利用予約情報印刷処理部6Aが利用する印刷書式ファイル6B、コンテンツファイル6C、広告コンテンツファイル6D、及び利用予約情報ファイル6Eとを有する。
【0029】
広告サイト事業者コンピュータ5は、広告コンテンツ登録処理を実行し、各種利用条件を設定した広告コンテンツを作成して広告コンテンツファイル5Bに登録する広告コンテンツ登録処理部5Aと、この広告コンテンツ登録処理部5Aが利用する広告コンテンツファイル5Bとを有する。
【0030】
図4は、ポータルサイトコンピュータ2が有する制御機能の概要を示すブロック図である。
【0031】
図4において、ポータルサイトコンピュータ2は、後述する利用会員登録処理(図16、17参照)を実行して携帯端末3からの利用会員登録要求に応じて利用会員情報の仮登録処理や登録内容の変更処理を行う利用会員登録処理部2Aと、この利用会員登録処理部2Aが利用する利用会員ファイル2B(図8参照)と、ユーザ認証処理を実行して携帯端末3からの利用予約処理、情報提供事業者コンピュータ4に対するユーザ予約IDの送信及びコンテンツ紹介処理、情報提供事業者コンピュータ4からのリンクパラメータの受信及び利用予約処理等を行うユーザ認証処理部2Cと、後述する利用予約情報受付処理(図31、32参照)を実行してユーザ認証処理部部2Cからのリンクパラメータ取得処理、そのリンクパラメータに基づく配信コンテンツ及び広告の利用内容の設定処理、利用予約情報の更新処理等を行う利用予約情報受付処理部2Dとを有する。
【0032】
更に、ポータルサイトコンピュータ2は、後述する印刷コンテンツ生成処理(図37参照)を実行して情報提供事業者コンピュータ4からのコンテンツ更新履歴の照合及びコンテンツダウンロード処理、利用予約情報受付処理部2Dで設定された配信コンテンツ及び広告の利用内容に基づく印刷コンテンツの生成処理、携帯端末3に対する利用料金通知処理等を実行する印刷コンテンツ生成処理部2Eと、利用予約情報受付処理部2Dが利用する利用予約情報ファイル2F(図9参照)及び印刷サービス単価ファイル2G(図9参照)と、印刷コンテンツ生成処理部2Eが利用する印刷書式ファイル2H(図10参照)及びコンテンツ履歴ファイル2I(図10参照)とを有する。
【0033】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、後述する利用予約情報印刷処理(図41参照)を実行してプリントステーション6からの利用予約情報要求に応じた利用予約情報の送信処理、利用者履歴、コンテンツ利用履歴、及び広告掲載履歴の各更新処理等を行う利用予約情報印刷処理部2Jと、この利用予約情報印刷処理部2Jが利用する利用者履歴ファイル2K(図11参照)、コンテンツ利用履歴ファイル2L(図12参照)、及び広告掲載履歴ファイルと、広告コンテンツ配信処理を実行して広告サイト事業者コンピュータ5からの広告配信要求に応じて広告コンテンツを受信し、この広告コンテンツに設定された利用条件に基づいて配信地域や広告掲載条件等を判別して広告コンテンツの配信を行う広告コンテンツ配信処理部2Nと、この広告コンテンツ配信処理部2Nが利用する広告コンテンツファイル2Oとを有する。
【0034】
次いで、図1に示したプリントサービスシステム100を構成するポータルサイトコンピュータ2、携帯端末3、情報提供事業者コンピュータ4、広告サイト事業者コンピュータ5、及びプリントステーション6の各内部構成について以下に説明する。
【0035】
ポータルサイトコンピュータ2は、図5に示すブロック図のように、CPU21、表示部22、入力部23、インターネット伝送制御部24、RAM25、記憶装置26、記憶媒体27、及び専用回線伝送制御部28により構成され、記憶媒体27を除く各部はバス29に接続されている。
【0036】
このポータルサイトコンピュータ2は、インターネットSに接続された情報提供事業者コンピュータ4、及び広告サイト事業者コンピュータ5により提供されるプリントサービスの内容を携帯端末3に示すため、例えば、メニュー形式のポータルサイトページを設定して、通信事業者1を介してアクセスされた携帯端末3に対して、そのプリントサービス用ポータルサイトページを表示させ、携帯端末3からプリントサービスの要求内容(コンテンツ)を受け付けて、その印刷予約確認用のワンタイムパスワードを発行する等のプリントサービスに係るポータルサイト機能を有する。
【0037】
すなわち、ポータルサイトコンピュータ2は、上記図4において制御機能の概要で説明したように、利用会員登録処理部2Aと、ユーザ認証処理部2Cと、利用予約情報受付処理部2Dと、印刷コンテンツ生成処理部2Eと、利用予約情報印刷処理部2Jと、広告コンテンツ配信処理部2Nとを有している。これらの制御機能は、ポータルサイトコンピュータ2内の主にCPU21において実行される以下のプログラム処理により実現される。
【0038】
CPU(Central Processing Unit )21は、通信事業者1を介してアクセスされた携帯端末3に対してプリントサービス用の利用会員登録機能を提供するため、後述する利用会員登録処理(図15、16参照)を実行する。
【0039】
この利用会員登録処理において、CPU21は、携帯端末3からのアクセス要求に対して送信したメニュー画面から会員登録メニューが選択されると、会員登録用画面を送信し、更に会員登録用画面から新規登録が選択された場合は会員情報の新規登録処理を行い、登録情報の修正が選択された場合は該当する登録情報を読み出して指示内容に応じて修正を行う。
【0040】
なお、この利用会員登録処理において、CPU21は、新規登録ユーザに対してユーザ仮登録を行って当該ユーザの登録状態フラグを“1(仮登録済み)”にセットし、利用規約をプリントステーション6により印刷することと、その利用規約に同意することを促す電子メールを作成して、当該新規登録ユーザの携帯端末3に送信する。
【0041】
そして、CPU21は、利用規約の印刷が未処理の仮登録ユーザに対して後述する利用規約印刷催促処理(図23参照)を実行し、登録状態フラグが“1(仮登録済み)”にセットされたユーザの入会登録後の経過日数に応じて、該当する仮登録ユーザに対して利用規約を印刷催促する電子メールの送信や、登録削除を通知する電子メールの送信を行う。
【0042】
また、CPU21は、仮登録ユーザによるプリントステーション6からの利用規約印刷要求に対して後述する利用規約印刷処理(図27参照)を実行し、プリントステーション6からユーザのIDとパスワードを受信して認証確認した後、プリントステーション6からの利用規約の印刷完了通知を受信して、利用規約印刷日を登録するとともに、当該ユーザの登録状態フラグを“2(規約印刷済み)”にセットし、利用規約の同意確認を促す電子メールを携帯端末3に送信する。
【0043】
さらに、CPU21は、利用規約が印刷済みで同意メールが未受信の仮登録ユーザに対して後述する利用規約同意催促処理(図28参照)を実行し、登録状態フラグが“2(規約印刷済み)”にセットされたユーザの利用規約印刷後の経過日数に応じて、該当する仮登録ユーザに対して利用規約の同意を催促する電子メールの送信や、未同意への対応として登録削除を通知する電子メールの送信を行う。
【0044】
この利用規約同意催促処理により、携帯端末3から送信される同意通知に応じて、CPU21は、後述する利用会員の本登録処理(図29参照)を実行し、仮登録ユーザからの同意メール受信により、当該ユーザの登録状態フラグを“3(本登録済み)”にセットし、当該ユーザの入会ポイントの加算、及び入会ポイント案内メールの送信や、紹介者宛の電子メールの作成と送信を行う。
【0045】
また、CPU21は、情報提供事業者コンピュータ4からのプリントサービスの利用予約要求に対して後述するユーザ認証処理(図33参照)を実行する。
【0046】
このユーザ認証処理において、CPU21は、情報提供事業者コンピュータ4からリンクパラメータを取得し、そのリンクパラメータにユーザ予約ID及び携帯ユーザIDが設定されていれば利用会員ファイルにより認証処理し、ユーザ予約ID及び携帯ユーザIDが設定されていなければ、通信事業者1から携帯ユーザIDを取得して認証処理した後、利用会員ファイルからユーザ予約IDを取得して利用コンテンツのリンク先メニュー情報を携帯端末3に送信し、携帯端末3で選択されたコンテンツサイトへユーザ予約IDをパラメータとしてリンクさせる。
【0047】
また、CPU21は、上記ユーザ認証処理において取得されたリンクパラメータに基づいて後述する利用予約情報受付処理(図35、36参照)を実行する。
【0048】
この利用予約情報受付処理において、CPU21は、取得したリンクパラメータにに基づいて配信コンテンツ及び広告の利用内容の設定処理、利用予約情報の更新処理等を実行する。
【0049】
また、CPU21は、上記利用予約情報受付処理において更新された利用予約情報に基づいて後述する印刷コンテンツ生成処理(図37参照)を実行する。
【0050】
この印刷コンテンツ生成処理において、CPU21は、更新された利用予約情報に基づいて情報提供事業者コンピュータ4からのコンテンツ更新履歴の照合及びコンテンツダウンロード処理、利用予約情報受付処理で設定された配信コンテンツ及び広告の利用内容に基づく印刷コンテンツの生成処理、携帯端末3に対する利用料金通知処理等を実行する。
【0051】
また、CPU21は、プリントステーション6からの利用予約情報要求に応じて後述する利用予約情報印刷処理(図41参照)を実行する。
【0052】
この利用予約情報印刷処理において、CPU21は、プリントステーション6からの利用予約情報要求に応じた利用予約情報の送信処理、利用者履歴、コンテンツ利用履歴、及び広告掲載履歴の各更新処理等を実行する。
【0053】
また、CPU21は、広告サイト事業者コンピュータ5からの広告配信要求に応じて広告コンテンツ配信処理を実行する。
【0054】
この広告コンテンツ配信処理において、CPU21は、広告サイト事業者コンピュータ5からの広告配信要求に応じて広告コンテンツを受信し、この広告コンテンツに設定された利用条件に基づいて配信地域や広告掲載条件等を判別して広告コンテンツの配信を行う。
【0055】
さらに、CPU21は、プリントサービスの未利用ユーザに対して後述する利用促進処理(図30参照)を実行し、利用予約情報ファイルの最終印刷日からの経過日数に応じて、該当するユーザに対して利用促進を促す電子メールを送信し、促進メールフラグを“1(送信済み)”にセットする。
【0056】
また、CPU21は、携帯端末ユーザからの利用予約内容の変更・削除要求に対して後述する予約変更・削除処理(図39参照)を実行する。
【0057】
この予約変更・削除処理において、CPU21は、携帯端末3から予約変更ページにアクセスされ、受信したユーザIDとパスワードにより当該ユーザを認証すると、予約変更・削除ページと当該ユーザの利用予約情報を携帯端末3に送信し、利用予約の変更内容や削除指示を受信して、その利用予約の変更・削除を確認する電子メールを携帯端末3に送信する。
【0058】
さらに、CPU21は、利用予約後に未印刷のユーザに対して後述する予約印刷催促処理(図40参照)を実行し、利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)内の印刷完了日時が記憶されていないユーザの予約登録日時からの経過日数に応じて、印刷を催促する電子メールや、利用予約情報ファイル、コンテンツ履歴ファイル、及び印刷書式ファイルの削除を確認する電子メールを送信する。
【0059】
表示部22は、CRT(Cathode Ray Tube)や、液晶表示装置等により構成され、CPU21から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
【0060】
入力部23は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU21に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU21に出力する。
【0061】
インターネット伝送制御部24は、モデム(MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)、またはルーター等によって構成され、インターネットSに接続される複数の情報提供事業者コンピュータ4、情報提供事業者コンピュータ5、及び複数のプリントステーション6のそれぞれとの通信を行うための通信制御を行う。
【0062】
RAM(Random Access Memory)25は、CPU21により実行されるプログラムや各種アプリケーションプログラムを格納するプログラム格納エリアと、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークエリアを有する。
【0063】
記憶装置26は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体27を有しており、この記憶媒体27は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体27は記憶装置26に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体27にはポータルサイトコンピュータ2に対応する各種アプリケーションプログラム、利用会員登録処理プログラム、利用規約印刷催促処理プログラム、利用規約同意催促処理プログラム、本登録処理プログラム、利用規約印刷処理プログラム、ユーザ認証処理プログラム、利用予約情報受付処理プログラム、印刷コンテンツ生成処理プログラム、利用予約情報印刷処理プログラム、広告コンテンツ配信処理プログラム、利用促進処理プログラム、予約変更・削除処理プログラム、予約印刷催促処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0064】
また、この記憶媒体27に記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介してインターネット伝送制御部24から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体27はネットワーク上に構築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0065】
また、記憶装置26は、プリントサービスに係る各種メモリエリアを有し、図4に示すように、利用会員ファイル2B、利用予約情報ファイル2F、印刷サービス単価ファイル2G、印刷書式ファイル2H、コンテンツ履歴ファイル2I、利用者履歴ファイル2K、コンテンツ利用履歴ファイル2L、広告掲載履歴ファイル2M、及び広告コンテンツファイル2Oを有する。
【0066】
利用会員ファイル2Bは、プリントサービスを利用する携帯端末3のユーザ毎に利用会員情報を記憶し、その記憶項目として、図8に示すように、利用会員コード、ユーザ予約ID、携帯ユーザID、ユーザID(携帯電話番号)、パスワード、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、E−Mailアドレス、職業区分、入会動機区分、紹介者携帯番号、入会登録日、入会クーポン金額、紹介クーポン金額、広告クーポン金額、調査クーポン金額、利用クーポン残高、予約印刷サービス料金、予約情報サービス料金、利用時硬貨投入金額、次回繰越クーポン金額、登録状態フラグ、メール送信フラグ、利用規約印刷日、最終印刷日時、利用促進メールの送信フラグを設定する。
【0067】
ここで、入会クーポン金額は、入会時にポータルサイトコンピュータ2から利用会員へのサービスとして自動的に設定されるものであり、紹介クーポン金額は、他の利用会員を紹介した時にポータルサイトコンピュータ2側から紹介会員へのサービスとして自動的に加算されるクーポン金額である。
【0068】
また、広告クーポン金額は、プリントサービスを受けるコンテンツに広告コンテンツが印刷される場合に、ポータルサイトコンピュータ2側から利用会員へのサービスとして自動的に加算されるクーポン金額であり、調査クーポン金額は、アンケート調査に参加した場合に、ポータルサイトコンピュータ2側から利用会員へのサービスとして自動的に加算されるクーポン金額である。
【0069】
また、利用クーポン残高は、上記入会クーポン金額、紹介クーポン金額、広告クーポン金額、及び調査クーポン金額の合計値を、プリントサービス時に利用可能なクーポン金額を示すものである。
【0070】
予約印刷サービス料金は、利用会員から受け付けたプリントサービスの内容に応じて算出される利用料金のうち印刷費用部分を示すものであり、予約情報サービス料金は、利用会員から受け付けたプリントサービスの内容に応じて算出される利用料金のうち情報提供費用部分を示すものである。これらの料金は、プリントサービスの利用予約時に、利用会員の携帯端末3に送信されて表示される。
【0071】
利用時硬貨投入金額は、利用会員から受け付けたプリントサービスの内容に応じて算出される利用料金(予約印刷サービス料金+予約情報サービス料金)から利用クーポン残高を差し引いた不足分の金額を100円単位で算出したものである。この利用時硬貨投入金額は、プリントサービスの利用予約時に、利用会員の携帯端末3に送信されて表示される。
【0072】
登録状態フラグは、上記利用会員登録処理等において利用される利用会員毎に登録状態を示すフラグであり、“0(未処理)”、“1(仮登録済み)”、“2(規約印刷済み)”、“3(本登録済み)”、“8(仮登録削除)”、“9(本登録削除)”を設定可能とする。
【0073】
メール送信フラグは、上記利用規約印刷催促処理や規約同意催促処理において利用されるメールの送信状態を示すフラグであり、利用規約印刷催促メールや規約同意催促メールを送信したときに“1(送信済み)”にセットされ、利用規約の印刷完了通知や規約同意メールを受信したときに“0(未送信)”にセットされる。
【0074】
利用規約印刷日は、上記利用規約印刷処理において利用会員毎に利用規約の印刷日時を記憶するためのものであり、プリントステーション6から利用規約の印刷完了通知を受信したときの日時が記憶される。
【0075】
最終印刷日時は、利用会員毎に利用予約印刷時の最終日時を記憶し、上記利用促進処理において未利用期間を確認するときに利用される。
【0076】
利用促進メールの送信フラグは、上記利用促進処理において利用会員毎に利用促進メールを送信したか否かを示すフラグであり、“0(未送信)”と“1(送信済み)”とを設定可能とする。
【0077】
利用予約情報ファイル2Fは、プリントサービスの利用予約情報を記憶し、その記憶項目として、図9(A)に示すように、利用会員コード、情報企業ID、コンテンツURL、コンテンツ種類区分、コンテンツ名称、情報サービス料金、印刷サービス料金、印刷メディア(用紙)、印刷面数、印刷枚数、印刷部数、連続印刷指定、広告印刷指定、予約登録日時、印刷完了日時を設定する。
【0078】
印刷サービス単価ファイル2Gは、プリントサービス時の印刷サービス単価情報を記憶し、その記憶項目として、図9(B)に示すように、印刷メディアコード、印刷メディア(用紙)、印刷可能面数、1枚印刷サービス単価、サービス単価変更日時、変更後サービス単価、単価登録日時を設定する。
【0079】
印刷書式ファイル2Hは、プリントサービス時の印刷書式情報を記憶し、その記憶項目として、図10(A)に示すように、利用会員コード、印刷メディアコード、印刷メディア(用紙)、印刷枚数、印刷面数、現在の頁最終面数、印刷完了日時を設定する。
【0080】
コンテンツ履歴ファイル2Iは、プリントサービスで提供するコンテンツの履歴情報を記憶し、その記憶項目として、図10(B)に示すように、コンテンツ履歴URL、コンテンツ種類区分、コンテンツ名称、情報サービス料金、標準メディアコード指定、標準印刷面数、コンテンツ利用年齢制限、ステーション設置店利用制限、コンテンツ更新日時、コンテンツ有効期限日時を設定する。
【0081】
利用者履歴ファイル2Kは、プリントサービスを利用した携帯端末3ユーザ毎に利用履歴情報を記憶し、その記憶項目として、図11に示すように、利用者会員コード、利用年月日、利用日時、入会クーポン料金、紹介クーポン料金、広告クーポン料金、調査クーポン料金、利用クーポン残高、予約印刷サービス料金、予約情報サービス料金、利用時硬貨投入金額、次回繰越クーポン金額、利用ステーションコードを設定する。
【0082】
コンテンツ利用履歴ファイル2Lは、プリントサービス用のコンテンツを提供する情報提供事業者コンピュータ4毎に利用履歴情報を記憶し、その記憶項目として、図12に示すように、情報企業ID、利用年月日、利用日時、コンテンツURL、コンテンツ種類区分、コンテンツ名称、情報サービス料金、印刷サービス料金、印刷メディア(用紙)、印刷面数、印刷枚数、印刷部数、連続印刷指定、広告印刷指定、利用ステーションコード、利用者会員コードを設定する。
【0083】
広告掲載履歴ファイル2Mは、プリントサービス用の広告コンテンツを提供する広告サイト事業者コンピュータ5毎に利用履歴情報を記憶し、その記憶項目として、例えば、広告企業ID、広告掲載年月日、広告掲載日時、掲載広告コンテンツURL、広告コンテンツ種類区分、広告コンテンツ名称、広告掲載サービス料金、広告クーポン金額、広告印刷メディア(用紙)、広告掲載面数、広告掲載部数、利用ステーションコード、利用者会員コードを設定する。
【0084】
広告コンテンツファイル2Oは、プリントサービス用の広告コンテンツに関する情報を記憶し、その記憶項目として、例えば、広告企業ID、掲載広告コンテンツURL、広告コンテンツ種類区分、広告コンテンツ名称、広告掲載サービス料金、広告クーポン金額、広告印刷メディア(用紙)、広告掲載面数、広告掲載制限部数、広告掲載発行残数、広告掲載開始日時、広告掲載終了日時、広告掲載地域区分1、広告掲載地域区分2、広告掲載利用者性別、広告掲載利用者年齢下限、広告掲載利用者年齢上限、広告掲載利用者誕生日、広告掲載利用者職種区分1、広告掲載利用者職種区分2、広告掲載利用者コンテンツ1、広告掲載利用者コンテンツ2、広告掲載制限地域区分1、広告掲載制限地域区分2、広告掲載制限店舗区分1、広告掲載制限店舗区分2、広告掲載制限コンテンツ種別1、広告掲載制限コンテンツ種別2、広告掲載制限コンテンツ企業1、広告掲載制限コンテンツ企業2を設定する。
【0085】
次いで、図1の携帯端末3の構成を図6に示すブロック図に基づいて説明する。図6において、携帯端末3は、CPU31、表示部32、入力部33、無線通信制御部34、RAM35、記憶装置36、及び記憶媒体37により構成されており、記憶媒体37を除く各部はバス38に接続されている。
【0086】
この携帯端末3は、携帯電話機能も内蔵しており、通信ネットワークNから通信事業者1を介してポータルサイトコンピュータ2にアクセスしてプリントサービスを利用することができる。
【0087】
すなわち、携帯端末3は、上記図2において制御機能の概要で説明したように、利用会員登録処理部3Aと、利用予約処理部3Cとを有している。これらの制御機能は、携帯端末3内の主にCPU31において実行される以下のプログラム処理により実現される。
【0088】
CPU31は、記憶装置36内に格納されているシステムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM35内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力部33から入力される各種指示あるいはデータをRAM35内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置36内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM35内に格納するとともに、表示部32に表示する。そして、RAM35に格納した処理結果を入力部33から入力指示される記憶装置36内の保存先に保存する。
【0089】
また、CPU31は、無線通信制御部34により無線接続された通信ネットワークNから通信事業者1を介して、インターネットS上のポータルサイトコンピュータ2にアクセスしてプリントサービスを利用する際に、後述する利用会員登録処理(図15参照)を実行する。
【0090】
この利用会員登録処理において、CPU31は、インターネットS上でポータルサイトコンピュータ2に設定されたプリントサービスサイトに接続し、そのメニュー画面をポータルサイトコンピュータ2から受信して表示部32に表示し、メニュー画面からメニュー項目が選択されると、選択された指示内容をポータルサイトコンピュータ2に送信して、ポータルサイトコンピュータ2から会員登録画面を受信する。
【0091】
会員登録画面において「修正モード」が選択された場合、CPU31は、入力されたユーザIDとパスワードのポータルサイトコンピュータ2への送信によりユーザ認証確認が行われた後、登録済みの会員情報を含む会員情報登録画面を受信して、登録済みの会員情報の修正入力を行わせる。
【0092】
また、会員登録画面において「新規モード」が選択された場合、CPU31は、入力されたユーザID(携帯電話番号)のポータルサイトコンピュータ2への送信により新規ユーザ登録が行われた後、会員情報登録画面を受信して会員情報を入力させる。
【0093】
また、CPU31は、利用会員登録処理後に、ポータルサイトコンピュータ2から同意確認メールを受信した際に後述する本登録処理(図18参照)を実行し、ポータルサイトコンピュータ2から同意確認メールを受信すると、仮登録時に設定したユーザIDとパスワードを入力して、同意メールとともにポータルサイトコンピュータに送信する。
【0094】
さらに、CPU31は、利用会員登録終了後にプリントサービスを予約する場合は、後述する利用予約登録処理(図31、32参照)を実行する。
【0095】
この利用予約登録処理において、CPU31は、無線通信制御部34により無線接続された通信ネットワークNから通信事業者1を介して、インターネットS上のポータルサイトコンピュータ2のポータルサイト、情報提供事業者コンピュータ4のオフィシャルサイト、あるいは情報提供事業者コンピュータ4の一般サイトにアクセスしてプリントサービスの利用予約を行う。
【0096】
ポータルサイトコンピュータ2のポータルサイトにアクセスした場合、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から利用予約情報メニューを受信して表示し、ユーザ認証を行い、コンテンツを選択させた後、プリントサービス利用内容を受信して表示して印刷指示を確認後、更に選択したコンテンツの利用予約確認画面を受信して表示し、印刷予約内容(印刷部数、印刷メディア(用紙)、連続印刷、広告挿入印刷等)を入力予約させ、入力予約された印刷予約内容を表示する。
【0097】
また、情報提供事業者コンピュータ4のオフィシャルサイトにアクセスした場合、そのオフィシャルサイトが携帯端末3に付与した固有のユーザIDが自動的に認識されるため、CPU31は、情報提供事業者コンピュータ4からオフィシャルサイト情報メニュー内容を受信して表示し、印刷したい情報を選択させた後、プリントサービス利用内容を受信して表示して印刷指示を確認後、ポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証画面を受信して表示し、利用会員の登録チェックを実行する。利用会員の登録が確認されれば、CPU31は、上記と同様にコンテンツ利用予約処理に移行し、利用会員の登録が確認されなければ、新規会員登録が必要なため上記利用会員登録処理に移行する。
【0098】
また、情報提供事業者コンピュータ4の一般サイトにアクセスした場合、CPU31は、情報提供事業者コンピュータ4から一般サイト情報メニュー内容を受信して表示し、印刷したい情報を選択させた後、プリントサービス利用内容を受信して表示して印刷指示を確認後、ポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証画面を受信して表示し、利用会員の登録チェックを実行する。利用会員の登録が確認されれば、CPU31は、上記と同様にコンテンツ利用予約処理に移行し、利用会員の登録が確認されなければ、新規会員登録が必要なため上記利用会員登録処理に移行する。
【0099】
さらに、CPU31は、上記利用予約登録処理において登録した利用予約内容を変更あるいは削除する際に、後述する利用予約変更・削除処理(図38参照)を実行する。
【0100】
この利用予約変更・削除処理において、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2のポータルサイトにアクセスしてメニュー画面を受信表示し、予約の変更・削除メニューが選択されると、入力されたユーザIDとパスワードをポータルサイトコンピュータ2に送信してユーザ認証確認後、選択されたコンテンツの利用予約確認画面をポータルサイトコンピュータ2から受信して表示する。
【0101】
そして、CPU31は、利用予約確認画面において「取消」メニューが選択されると、選択コンテンツの取消通知をポータルサイトコンピュータ2に送信し、「利用」メニューが選択されると、印刷部数、印刷メディア、多面メディアの連続印刷、多面メディアの広告挿入印刷の有無、印刷方式等を変更可能とし、変更された印刷予約内容をポータルサイトコンピュータ2に送信する。
【0102】
表示部32は、液晶表示パネルなどにより構成され、CPU31から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
【0103】
入力部33は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU31に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU31に出力する。
【0104】
無線通信制御部34は、無線モデムなどによって構成され、通信ネットワークNに接続される通信事業者1との無線通信を行うための通信制御を行う。
【0105】
RAM35は、CPU31により実行されるプログラムや各種アプリケーションプログラムを格納するプログラム格納エリアと、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークエリアを有する。
【0106】
記憶装置36は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体37を有しており、この記憶媒体37は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体37は記憶装置36に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体37には携帯端末3に対応する各種アプリケーションプログラム、利用会員登録処理プログラム、本登録処理プログラム、利用予約登録処理プログラム、利用予約変更・削除処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0107】
また、この記憶媒体37に記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介して無線通信制御部34から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体37はネットワーク上に構築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0108】
次いで、図1のプリントステーション6の構成を図7に示すブロック図に基づいて説明する。このプリントステーション6は、店舗などに設置され、携帯端末3の利用者にプリントサービスを提供するとともに、そのプリントサービス用のプリペイド伝票を発行する機能と、広告印刷によるサービスクーポンを提供する機能等を有する。
【0109】
図7において、プリントステーション6は、CPU61、表示部62、入力部63、インターネット伝送制御部64、RAM65、記憶装置66、記憶媒体67、印刷装置68、及び硬貨投入装置69により構成されており、記憶媒体67を除く各部はバス70に接続されている。
【0110】
CPU61は、上記プリントサービスの印刷予約をした携帯端末3の利用者に対してプリントサービスを提供するため後述する利用予約情報印刷処理(図42参照)を実行する。
【0111】
この利用予約情報印刷処理において、CPU61は、プリントサービスメニューを表示し、利用予約印刷メニューが選択されると、ユーザID(携帯電話番号)とパスワードを入力させ、入力されたユーザID(携帯電話番号)とパスワードをポータルサイトコンピュータ2に送信して、利用予約ユーザの認証処理を実行する。
【0112】
利用予約ユーザが認証されると、CPU61は、ポータルサイトコンピュータ2から利用予約情報を取り込んで表示し、今回のプリントサービスに対する利用クーポン残高が不足している場合、利用に必要な購入金額を表示して硬貨投入を待機する。
【0113】
購入金額に対応する硬貨が硬貨投入装置69に投入されたことを確認すると、CPU61は、ポータルサイトコンピュータ2から利用予約情報のコンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルを取り込み、広告掲載指定の有無を確認する。広告掲載指定が有れば、CPU61は、更にポータルサイトコンピュータ2から更に広告コンテンツを受信し、印刷書式ファイルに従ってコンテンツと広告コンテンツの印刷データを生成して、印刷装置68により指定用紙に印刷する。そして、CPU61は、印刷完了を確認すると、印刷した広告クーポン金額合計を表示する。
【0114】
また、CPU61は、会員登録時に後述する利用規約印刷処理(図24参照)を実行し、利用規約印刷メニューが選択されると、ユーザID(携帯電話番号)とパスワードを入力させ、入力されたユーザID(携帯電話番号)とパスワードをポータルサイトコンピュータ2に送信して認証されると、利用規約の印刷し、印刷完了通知をポータルサイトコンピュータ2に送信する。
【0115】
表示部62は、CRTや、液晶表示装置等により構成され、CPU61から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
【0116】
入力部63は、表示部62の表示画面と一体的に構成されたタッチパネル、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードなどを備え、タッチパネルで押下された位置の座標信号をCPU61に出力するとともに、キーボードのキー操作信号をCPU61に出力する。
【0117】
インターネット伝送制御部64は、モデム、ターミナルアダプタ、またはルーター等によって構成され、インターネットSに接続されるポータルサイトコンピュータ2、情報提供事業者コンピュータ4、及び広告サイト事業者コンピュータ5のそれぞれとの間で通信を行うための通信制御を行う。
【0118】
RAM65は、CPU61により実行されるプログラムや各種アプリケーションプログラムを格納するプログラム格納エリアと、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークエリアを有する。
【0119】
記憶装置66は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体67を有しており、この記憶媒体67は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体67は記憶装置66に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体67にはプリントステーション6に対応する利用予約情報印刷処理プログラム、利用規約印刷処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0120】
また、記憶装置66は、プリントサービスに係る各種メモリエリアを有し、図4に示すように、印刷書式ファイル6B、コンテンツファイル6C、広告コンテンツファイル6D、及び利用予約情報ファイル6Eを有する。
【0121】
また、この記憶媒体67に記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介してインターネット伝送制御部64から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体67はネットワーク上に構築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0122】
印刷装置68は、各種印刷用紙(普通紙(A4,A3)、システム手帳(B6)、長尺紙、シール(2×4)、トレーディングカード、はがき、プリペイド伝票用紙など)を利用可で、カラー印刷モードとモノクロ印刷モードとを備え、CPU61において実行される利用予約情報印刷処理に際して、CPU61から入力される印刷データを印刷媒体に印刷して排出する。
【0123】
また、印刷装置61は、CPU61において実行される利用予約情報印刷処理により、CPU61から入力される広告印刷データを印刷媒体の空白ページに印刷する。
【0124】
硬貨投入装置69は、CPU61において実行される利用予約情報印刷処理により、プリントサービスの利用に必要な購入金額が表示された際に、利用者により投入される硬貨(例えば、100円硬貨)を識別してカウントし、そのカウント値をCPU61に通知する機能を有する。
【0125】
なお、情報提供事業者コンピュータ4、及び広告サイト事業者コンピュータ5の各構成と機能については、図2と図3に示した概略構成で説明したため、その内部構成の図示と説明は省略する。
【0126】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、ポータルサイトコンピュータ2において毎日実行される全体処理について図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0127】
図13において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、利用会員ファイル2Bと利用予約情報ファイル2Fとに基づいて「daily処理」を開始し(ステップS1)、利用会員ファイル2Bに記憶された各利用会員の登録状態フラグのセット内容を確認する(ステップS2)。
【0128】
登録状態フラグのセット内容が“1(仮登録済み)”である場合、CPU21は、仮登録後の利用規約が未印刷のユーザ処理である規約印刷催促処理に移行する(ステップS3)。また、登録状態フラグのセット内容が“2(規約印刷済み)”である場合、CPU21は、利用規約印刷後の未同意のユーザ処理である規約同意催促処理に移行する(ステップS4)。
【0129】
また、登録状態フラグのセット内容が“1,2”以外である場合、CPU21は、更に登録状態フラグのセット内容が“8(仮登録削除)”あるいは“9(本登録削除)”かを確認する(ステップS5)。
【0130】
登録状態フラグのセット内容が“8(仮登録削除)”である場合、CPU21は、利用会員ファイル2Bの利用規約印刷日の有無を確認し(ステップS6)、利用規約印刷日が有れば利用規約が印刷済みであるため、その印刷日から30日経過したユーザを抽出し(ステップS7)、その抽出ユーザの仮登録データを削除する(ステップS9)。
【0131】
また、利用規約印刷日が無ければ利用規約が未印刷であるため、その仮登録日から30日経過したユーザを抽出し(ステップS7)、その抽出ユーザの仮登録データを削除する(ステップS9)。
【0132】
登録状態フラグのセット内容が“9(本登録削除)”である場合、CPU21は、利用会員ファイル2Bの最終印刷日時から12ヶ月経過したユーザを抽出し(ステップS10)、その抽出ユーザの本登録データを削除する(ステップS11)。
【0133】
登録状態フラグのセット内容が“1,2,8,9”のいずれでもない場合、CPU21は、登録状態フラグが“3(本登録済み)”で印刷未完了予約のユーザを抽出し(ステップS12)、その抽出ユーザに対して利用予約後の印刷催促処理に移行する(ステップS13)。また、該当するユーザが抽出できない場合は、本処理を終了する。
【0134】
次に、ポータルサイトコンピュータ2において、携帯端末3やプリントステーション6からのプリントサービスに関わる各種要求に応じて逐次処理される処理について図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0135】
図14において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、携帯端末3やプリントステーション6からのプリントサービスに関わる各種要求に応じて逐次処理を開始し(ステップS21)、会員登録要求に関わる処理として、仮ユーザ登録と登録内容の変更処理(ステップS22)、利用規約印刷処理(ステップS23)、ユーザの本登録処理(ステップS24)、及びメール処理(ステップS25)を実行する。
【0136】
また、CPU21は、利用予約要求に関わる処理として、ユーザ認証処理(ステップS26)、予約の処理(ステップS27)、予約の変更・削除処理(ステップS28)、及び予約の印刷処理(ステップS29)を実行する。
【0137】
次に、携帯端末3において実行される利用会員登録処理について図15に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0138】
携帯端末3では、利用者からの指示によりポータルサイトへのアクセスが指示されると、CPU31は、無線通信制御部34により無線接続された通信ネットワークNから通信事業者1を介してポータルサイトコンピュータ2に接続して、ポータルサイトコンピュータ2からポータルサイトメニューを受信して表示部32に表示し、そのポータルサイトメニューにあるプリントサービスサイトが選択されると、図15の利用会員登録処理を開始する。
【0139】
図15において、CPU31は、まず、ポータルサイトコンピュータ2に設定されたプリントサービスサイトに接続し(ステップP1)、ポータルサイトコンピュータ2からプリントサービスメニューを受信して、例えば、図19(A)に示すようなプリントサービスメニューを表示する(ステップP2)。
【0140】
次いで、CPU31は、表示したプリントサービスメニューにおいて選択されたメニュー項目が「1.利用会員の登録」であるか否かを判別し(ステップP3)、他のプリントサービスメニューが選択された場合、その選択された他の処理に移行し、「1.利用会員の登録」が選択された場合、その選択指示内容をポータルサイトコンピュータ2に送信する(ステップP4)。
【0141】
そして、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から利用会員の登録メニューを受信して、例えば、図19(B)に示すような利用会員の登録画面を表示する。この場合、メニュー項目として「1.利用会員の登録」と「2.登録情報の修正」が選択可能である。
【0142】
この利用会員の登録画面において選択されたメニュー項目の選択値「1」あるいは「2」を、CPU31はポータルサイトコンピュータ2に送信し、「2.登録情報の修正」が選択されたか否かを判別する(ステップP5)。
【0143】
「2.登録情報の修正」が選択された場合、CPU31は、ユーザID(携帯電話番号)とパスワードを入力させてポータルサイトコンピュータ2に送信し(ステップP6)、ポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証確認を待ち(ステップP7)、ユーザ認証確認がNGである場合は、エラー表示を行って(ステップP8)、ステップP3に戻り、ユーザ認証確認がOKである場合は、ステップP9に移行する。
【0144】
ステップP9において、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から会員登録情報を受信して、例えば、図19(E)、(F)に示すような登録情報の修正画面を表示する。この場合、修正可能な項目として「パスワード、電子メールアドレス、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、検索区分、入会動機」が対象となり、表示画面(F)への移動は、カーソル操作により行う。
【0145】
次いで、CPU31は、登録情報の修正画面においてユーザにより入力される変更項目の内容をポータルサイトコンピュータ2に送信し(ステップP10)、入力された会員登録情報内容を表示画面に一覧表示するとともに、会員登録情報内容をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP18)、本利用会員登録処理を終了する。
【0146】
また、ステップP5において「1.利用会員の登録」が選択された場合、CPU31は、ユーザID(携帯電話番号)を入力させてポータルサイトコンピュータ2に送信し(ステップP11)、ポータルサイトコンピュータ2から登録済の有無の受信を待ち(ステップP12)、登録済みであればエラー表示して(ステップP13)、本利用会員登録処理を終了する。
【0147】
また、登録済みでなく新規の登録であれば、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から会員情報登録画面を受信して、例えば、図19(C)、(D)に示すような利用会員登録画面を表示し、パスワード、電子メールアドレス、氏名、性別、及び生年月日の表示と入力(ステップP14〜P16)、郵便番号、住所、職種区分、及び入会動機区分の入力と選択(ステップP17)を行う。
【0148】
但し、パスワード入力時には、図19(C)に示すように、「****」が表示され、他者に見られないようにしている。
【0149】
以上のステップP14〜ステップP17の会員情報に関する入力が終了すると、CPU31は、入力された会員登録情報内容を表示画面に一覧表示し、会員登録情報内容をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP18)、本利用会員登録処理を終了する。
【0150】
次に、上記携帯端末3による利用会員登録処理に応じて、ポータルサイトコンピュータ2内のCPU21において実行される利用会員登録処理について図16、17に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0151】
図16において、まず、ポータルサイトコンピュータ2内のCPU21は、携帯端末3からプリントサービスサイトにアクセスされると、プリントサービスメニュー画面(図19(A)参照)を送信して、携帯端末3から送信されるメニューの選択値を取得し(ステップS501)、その選択値が会員登録メニューかその他のメニューかを判別する(ステップS502)。
【0152】
その他のメニューであれば、CPU21は、その他の処理に移行し、会員登録メニューであれば、会員登録画面(図19(B)参照)を携帯端末3に送信して、携帯端末3から送信されるメニューの選択値を取得し(ステップS503)、その選択値が修正モードか新規会員登録モードかを判別する(ステップS504)。
【0153】
修正モードである場合、CPU21は、携帯端末3から送信されるユーザID(携帯電話番号)とパスワードの各入力値を取得し(ステップS505)、その各入力値に基づいて利用会員ファイル2B(図8参照)に格納された利用会員データを参照してユーザ認証チェックを行う(ステップS506)。そのユーザ認証の結果がNGであれば(ステップS507)、CPU21は、携帯端末3にエラー表示内容を送信して(ステップS508)、ステップS502のメニュー選択値判別処理に戻る。
【0154】
また、そのユーザ認証の結果がOKであれば(ステップS507)、CPU21は、会員登録情報内容を携帯端末3に送信し(ステップS509)、携帯端末3から変更項目の内容を受信して(ステップS510)、その受信内容から登録情報が変更されたか否かを判別する(ステップS11)。
【0155】
CPU21は、登録情報が変更されていなければ、本利用会員登録処理を終了し、登録情報が変更されていればステップS520に移行する。
【0156】
また、ステップS504において、新規会員登録モードが選択された場合、CPU21は、携帯端末3から送信されるユーザID(携帯電話番号)を取得し(ステップS512)、利用会員ファイル2B(図8参照)に対してユーザIDの登録チェックを行い(ステップS513)、ユーザIDが登録済みであるか否かを判別する(ステップS514)。
【0157】
ユーザIDが既存(登録済み)であれば、CPU21は、携帯端末3にエラー表示内容を送信し(ステップS215)、新規登録であれば、携帯端末3に会員登録情報画面(図19(C)、(D)参照)を送信し(ステップS516)、携帯端末3から送信されるユーザが希望するパスワードを取得する(ステップS517)。
【0158】
続いて、CPU21は、携帯端末3から送信される電子メールアドレスを取得し(ステップS518)、更に携帯端末3から送信される各入力値(氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、職種区分、及び入会動機区分)を取得して(ステップS519)、ステップS520に移行する。
【0159】
ステップS520において、CPU21は、ステップS510で取得した登録情報の変更内容、あるいはステップS517〜ステップS519で取得した新規の登録情報により利用会員ファイル2Bを更新処理する。
【0160】
次いで、CPU21は、更新した登録情報に基づいて携帯端末3のユーザが既存会員か否かをチェックし(ステップS521)、既存会員であれば登録情報を変更を通知する電子メールを携帯端末3に送信して(ステップS522)、本利用会員登録処理を終了する。
【0161】
また、既存会員でなければ、CPU21は、取得した動機区分値が「既存会員からの紹介」であるか否かを判別し(ステップS523)、「既存会員からの紹介」であれば、携帯端末3から送信される既存会員のユーザID(電話番号)を取得し(ステップS524)、利用会員ファイル2B(図8参照)に既存会員のユーザIDが登録されているか否かをチェックして(ステップS525)、既存会員か否かをチェックする(ステップS526)。
【0162】
既存会員でなければ、CPU21は、NGである旨を携帯端末3に送信して、ステップS523の動機区分値取得処理に戻り、また、OKであれば、利用会員ファイル2Bから紹介者のメールアドレスを取得し(ステップS527)、その紹介者の利用クーポン残高に照会クーポンを加算して(ステップS528)、ステップS529に移行する。
【0163】
また、ステップS523において、取得した動機区分値が「既存会員からの紹介」でない場合、CPU21は、携帯端末3に取得した会員登録情報の内容を送信し(ステップS529)、利用会員ファイル2Bに入会登録日を登録する(ステップS530)。
【0164】
次いで、CPU21は、利用会員ファイル2B内の当該ユーザの登録状態フラグを“1(仮登録済み)”にセットし(ステップS531)、利用規約をプリントステーション6で印刷し、利用規約に同意するように促す入会者宛の電子メールを携帯端末3に送信して(ステップS532)、本利用会員登録処理を終了する。
このとき、携帯端末3に表示される会員仮登録後のメール受信画面の例を図20(A)に示す。
【0165】
次に、会員仮登録した携帯端末3のユーザが、会員本登録する際の本登録処理について図18に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0166】
会員仮登録した携帯端末3のユーザは、利用規約を最寄りのプリントステーション6で印刷すると、その利用規約の印刷完了通知がプリントステーション6からポータルサイトコンピュータ2に自動的に通知される。
【0167】
ポータルサイトコンピュータ2は、プリントステーション6から利用規約の印刷完了通知を受信すると、利用規約の同意確認を促す電子メールを該当ユーザの携帯端末3に送信する。
【0168】
図18において、携帯端末3のCPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から同意確認を促す電子メールを受信すると(ステップP21)、例えば、図20(E)に示すような同意確認メール画面を表示する。
【0169】
次いで、同意確認メール画面の表示内容に従って、ユーザによりユーザIDとパスワードが入力され(ステップP22)、同意がクリックされると(ステップP23)、その入力されたユーザIDとパスワード、及び同意のクリック情報をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP24)、本本登録処理を終了する。
【0170】
この携帯端末3により本登録処理に応じて、ポータルサイトコンピュータ2では、会員の本登録処理(図29参照)が実行される。
【0171】
会員の本登録処理に移行する前に、ポータルサイトコンピュータ2では、図13に示した「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各登録会員の登録状態フラグのセット内容が“1(仮登録済み)”であるユーザを抽出し、この抽出ユーザに対して利用規約の印刷を催促するユーザ処理である利用規約印刷催促処理を実行する。
【0172】
この利用規約印刷催促処理について図23に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0173】
図23において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各登録会員の登録状態フラグの設定内容を確認し(ステップS301)、登録状態フラグのセット内容が“1(仮登録済み)”であるユーザを抽出する(ステップS302)。
【0174】
次いで、CPU21は、抽出したユーザの入会登録日を現日付と比較し(ステップS303)、入会登録後30日以上経過したかを確認する(ステップS304)。30日以上経過している場合、CPU21は、会員登録を削除する趣旨の通知メールを該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS305)、当該ユーザの登録状態フラグを“8(仮登録削除)”にセットして(ステップS306)、本利用規約印刷催促処理を終了する。
【0175】
この会員登録削除の通知メールにより携帯端末3に表示される登録削除の確認メール画面の例を図20(F)に示す。
【0176】
また、ステップS304において、入会登録後の経過日数が30日未満である場合、CPU21は、印刷催促メールを送信済みか否かを、利用会員ファイル2B内のメール送信フラグが“1(送信済み)”にセットされているかにより確認する(ステップS307)。
【0177】
メール送信フラグが“1(送信済み)”にセットされている場合、CPU21は、本利用規約印刷催促処理を終了し、メール送信フラグが“0(未送信)”にセットされている場合、CPU21は、更に入会登録後から7日以上経過したユーザの有無を確認する(ステップS308)。
【0178】
入会登録後の経過日数が7日未満のユーザしかいない場合、CPU21は、本利用規約印刷催促処理を終了し、入会登録後の経過日数が7日以上のユーザが存在する場合、CPU21は、利用規約の印刷を催促する印刷催促メールを、該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS309)、メール送信フラグを“1(送信済み)”にセットして(ステップS310)、次の該当ユーザの有無を確認する(ステップS311)。
【0179】
次の該当ユーザがいなければ、CPU21は、本利用規約印刷催促処理を終了し、次の該当ユーザがいれば、CPU21は、ステップS309に戻って印刷催促メールの送信処理を繰り返す。
【0180】
この印刷催促メールの送信により携帯端末3に表示される利用規約の印刷催促メール画面の例を図20(C)に示す。
【0181】
したがって、ポータルサイトコンピュータ2は、仮登録された携帯端末3のユーザに対して利用規約の印刷を催促することができるとともに、利用規約を印刷しないままの会員登録情報を削除することができる。
【0182】
次に、上記利用規約の印刷催促メッセージを受信した携帯端末3のユーザが、利用規約を印刷する際にプリントステーション6において実行される利用規約印刷処理について図24に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0183】
図24において、プリントステーション6のCPU61は、図25(A)に示すようなトップメニュー画面を表示して、ユーザによる入力を待機し(ステップT101)、そのトップメニュー画面において利用規約の印刷メニューが選択されると(ステップT102)、図25(B)に示す利用規約印刷の入力画面に移行する。
【0184】
そして、CPU61は、利用規約印刷の入力画面においてユーザID(登録電話番号)と利用会員パスワードの入力を待機し(ステップT103)、ユーザIDとパスワードが入力されると(ステップT104)、ポータルサイトコンピュータ2にユーザ認証の処理開始要求を送信し(ステップT105)、その入力されたユーザIDとパスワードをポータルサイトコンピュータ2に送信する(ステップT106)。
【0185】
次いで、CPU61は、ポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証結果を受信して確認し(ステップT107)、そのユーザ認証結果がNGであれば、再度ユーザIDとパスワードの入力処理に移行し(ステップT109)、ステップC103に戻る。
【0186】
また、ユーザ認証結果がOKであれば(ステップT110)、CPU61は、記憶装置68に予め格納された図26に示すような利用規約データの印刷を実行し(ステップT111)、利用規約印刷中は、図25(C)に示すような利用規約印刷中の画面を表示する。
【0187】
そして、CPU61は、利用規約の印刷処理が完了すると、印刷完了通知をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップT112)、本利用規約印刷処理を終了する。
【0188】
このプリントステーション6における利用規約印刷処理に応じて、ポータルサイトコンピュータ2により実行される利用規約印刷処理について図27に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0189】
図27において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、プリントステーション6からのアクセスを待機し(ステップS101)、プリントステーション6からアクセスが開始されると、ユーザ認証処理要求の受信を待機する(ステップS102)。
【0190】
ユーザ認証処理要求を受信すると、CPU21は、ユーザIDとパスワードの受信を待機し(ステップS103)、プリントステーション6からユーザIDとパスワードを受信すると(ステップS104)、利用会員ファイル2Bの登録情報に基づいてユーザ認証処理を実行し(ステップS105)、そのユーザ認証結果を確認する(ステップS106)。
【0191】
そのユーザ認証結果がNGである場合、CPU21は、ユーザ認証結果(NG)をプリントステーション6に送信して(ステップS107)、本利用規約印刷処理を終了する。また、ユーザ認証結果がOKであれば、CPU21は、ユーザ認証結果(OK)をプリントステーション6に送信し(ステップS108)、プリントステーション6からの印刷完了通知の受信を待機する(ステップS109)。
【0192】
そして、CPU21は、印刷完了通知をプリントステーション6から受信すると(ステップS110)、利用会員ファイル2B内の該当ユーザの利用規約印刷日を登録し(ステップS111)、印刷催促メールの送信状態を示すメール送信フラグを“0(未送信)”にセットする(ステップS112)。
【0193】
次いで、CPU21は、利用会員ファイル2B内の該当ユーザの登録状態フラグを“2(規約印刷済み)”にセットし(ステップS113)、利用規約の同意確認を促す電子メールを当該ユーザの携帯端末3に送信して(ステップS114)、本利用規約印刷処理を終了する。
【0194】
この利用規約の同意確認メールの送信により携帯端末3に表示される同意確認メール画面の例を図20(E)に示す。
【0195】
次に、会員の本登録処理に移行する前に、ポータルサイトコンピュータ2では、図13に示した「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各登録会員の登録状態フラグのセット内容が“2(規約印刷済み)”であるユーザを抽出し、この抽出ユーザに対して利用規約の同意を催促するユーザ処理である利用規約同意催促処理を実行する。
【0196】
この利用規約同意催促処理について図28に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0197】
図28において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各登録会員の登録状態フラグの設定内容を確認し(ステップS401)、登録状態フラグのセット内容が“2(規約印刷済み)”であるユーザを抽出する(ステップS402)。
【0198】
次いで、CPU21は、抽出したユーザの利用規約印刷日を現日付と比較し(ステップS403)、利用規約印刷後30日以上経過したかを確認する(ステップS404)。30日以上経過している場合、CPU21は、会員登録を削除する趣旨の通知メールを該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS405)、当該ユーザの登録状態フラグを“8(仮登録削除)”にセットして(ステップS406)、本利用規約同意催促処理を終了する。
【0199】
この会員登録削除の通知メールにより携帯端末3に表示される登録削除の確認メール画面の例を図20(F)に示す。
【0200】
また、ステップS404において、入会登録後の経過日数が30日未満である場合、CPU21は、同意催促メールを送信済みか否かを、利用会員ファイル2B内のメール送信フラグが“1(送信済み)”にセットされているかにより確認する(ステップS407)。
【0201】
メール送信フラグが“1(送信済み)”にセットされている場合、CPU21は、本利用規約同意催促処理を終了し、メール送信フラグが“0(未送信)”にセットされている場合、CPU21は、更に利用規約印刷後から14日以上経過したユーザの有無を確認する(ステップS408)。
【0202】
利用規約印刷後の経過日数が14日未満のユーザしかいない場合、CPU21は、本利用規約同意催促処理を終了し、利用規約印刷後の経過日数が14日以上のユーザが存在する場合、CPU21は、利用規約の同意を催促する同意催促メールを、該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS409)、メール送信フラグを“1(送信済み)”にセットして(ステップS410)、次の該当ユーザの有無を確認する(ステップS411)。
【0203】
次の該当ユーザがいなければ、CPU21は、本利用規約同意催促処理を終了し、次の該当ユーザがいれば、CPU21は、ステップS409に戻って同意催促メールの送信処理を繰り返す。
【0204】
この同意催促メールの送信により携帯端末3に表示される利用規約の同意催促メール画面の例を図20(D)に示す。
【0205】
したがって、ポータルサイトコンピュータ2は、仮登録された携帯端末3のユーザに対して利用規約の同意を催促することができるとともに、利用規約を印刷した後で同意しないままの会員登録情報を削除することができる。
【0206】
同意確認メールを受信した携帯端末3では、図18に示した本登録処理が実行され、ポータルサイトコンピュータ2に対して同意通知とユーザID、パスワードが送信される。
【0207】
この携帯端末3における本登録処理に応じてポータルサイトコンピュータ2により実行される本登録処理について図29に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0208】
図29において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、携帯端末3ユーザからの同意メールの受信を待機し(ステップS201)、携帯端末3からユーザIDとパスワードを受信し(ステップS202)、同意通知を受信すると(ステップS203)、利用会員ファイル2Bの登録情報に基づいてユーザ認証処理を行う(ステップS204)。
【0209】
そして、CPU21は、ユーザ認証結果がNGである場合、ユーザIDとパスワード再入力を要求する電子メールを携帯端末3に送信して(ステップS205)、本本登録処理を終了する。
【0210】
また、ユーザ認証結果がOKである場合、CPU21は、利用会員ファイル2B内の当該ユーザのメール送信フラグを“0(未送信)”にセットし(ステップS206)、登録状態フラグを“3(本登録済み)”にセットする(ステップS207)。
【0211】
次いで、CPU21は、利用会員ファイル2B内の当該ユーザの利用ポイント残高に入会ポイントを加算し(ステップS208)、入会ポイントの案内する電子メールを携帯端末3に送信し(ステップS209)、紹介のお礼と紹介ポイントの案内の電子メールを紹介者の携帯端末3に送信して(ステップS210)、本本登録処理を終了する。
【0212】
この本登録時に新規登録ユーザの携帯端末3に表示される本登録メール画面の例を図20(G)に示す。
【0213】
以上の図15〜図18、図23〜図29の各処理が、本実施の形態のプリントサービスにおけるユーザ登録を実現する一連の処理である。
【0214】
以上のように、ポータルサイトコンピュータ2は、仮登録後の携帯端末ユーザに対して利用規約の印刷催促処理や同意催促処理を自動的に実行し、仮登録後の一定期間(7日以上かつ30日未満)利用規約を未印刷のユーザや、利用規約印刷後の一定期間(7日以上かつ30日以上)未同意のユーザに対して、利用規約の印刷催促メッセージや同意催促メッセージを送信して、利用規約の印刷と同意を催促するようにした。
【0215】
したがって、携帯端末3のユーザがプリントサービスへの登録時に利用規約(契約内容)の確認を容易にすることができるとともに、契約同意を容易にすることができる。
【0216】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、利用規約の印刷催促処理や同意催促処理により、仮登録後の一定期間(30日以上)利用規約を未印刷の仮登録ユーザや未同意の仮登録ユーザに対して、登録を削除する旨の電子メールを送信して会員登録情報を削除するようにした。
【0217】
このため、ポータルサイトコンピュータ2を運営・管理する業者は、プリントサービス用のコンテンツを本登録したユーザにのみ提供することが可能になり、プリントサービスの利用効率の向上を図ることができ、料金回収の機会の増大を見込むことが可能になる。
【0218】
次に、利用予約処理に移行する前に、ポータルサイトコンピュータ2では、図13に示した「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各登録会員の最終印刷日時に基づいてプリントサービスを所定期間未利用ユーザを抽出し、この抽出ユーザに対して利用を催促するユーザ処理である利用促進処理を実行する。
【0219】
この利用促進処理について図30に示すフローチャートに基づいて説明する。図30において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、「daily処理」として、利用会員ファイル2B内の各会員の最終印刷日時により未利用状態を確認し(ステップS1001)、最終印刷日時と現日付とを比較し(ステップS1002)、最終印刷日時から12ヶ月以上経過したかを確認する(ステップS1003)。
【0220】
12ヶ月以上経過している場合、CPU21は、会員登録を削除する趣旨の通知メールを該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS1004)、当該ユーザの登録状態フラグを“9(本登録削除)”にセットして(ステップS1005)、本利用促進処理を終了する。
【0221】
この会員登録削除の通知メールにより携帯端末3に表示されるユーザ登録削除の確認メール画面の例を図21(E)に示す。
【0222】
また、ステップS1003において、最終印刷日時からの経過日数が12ヶ月未満である場合、CPU21は、さらに最終印刷日時から6ヶ月以上経過したかを確認する(ステップS1006)。
【0223】
最終印刷日時からの経過日数が6ヶ月未満である場合、CPU21は、本利用促進処理を終了し、最終印刷日時からの経過日数が6ヶ月以上である場合、CPU21は、利用会員ファイル2B内の利用促進メールの送信フラグのセット状態を確認する(ステップS1007)。
【0224】
利用促進メールの送信フラグが“1(送信済み)”である場合、CPU21は、本利用促進処理を終了し、利用促進メールの送信フラグが“0(未送信)”である場合、CPU21は、利用促進の電子メールを該当ユーザの携帯端末3に送信し(ステップS1008)、利用促進メールの送信フラグを“1(送信済み)”にセットして(ステップS1009)、本利用促進処理を終了する。
【0225】
この利用促進メールにより未利用ユーザの携帯端末3に表示される利用の促進メール画面の例を図21(D)に示す。
【0226】
したがって、ポータルサイトコンピュータ2は、プリントサービスを未利用の携帯端末3ユーザに対して利用促進を促すことができる。
【0227】
次に、携帯端末3において実行されるプリントサービスの利用予約登録処理について図31、32に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0228】
携帯端末3の利用者は、プリントサービスを利用予約登録する際のアクセス方法として、プリントサービスを提供するポータルサイトコンピュータ2に直接アクセスしてリンクする方法と、通信事業者1がインターネットS上で提供するオフィシャルサイトあるいは一般サイトにアクセスしてプリントサービスにリンクする方法をとることができる。
【0229】
携帯端末3では、利用者からの指示によりインターネットS上のサイトへのアクセスが指示されると、CPU31は、無線通信制御部34により無線接続された通信ネットワークNから通信事業者1を介して指示されたサイトにアクセスして、図31の利用予約登録処理を開始する。
【0230】
図31において、CPU31は、まず、インターネットS上にアクセスしてリンクしたサイトの種類が、「ポータルサイト」か、「通信事業者のオフィシャルサイト」か、「通信事業者の一般サイト」かを判別する(ステップP31)。
【0231】
リンクしたサイトがポータルサイトである場合、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2からプリント利用予約情報メニューを受信し(ステップP32)、プリント利用予約情報メニュー画面(図示省略)を表示する。
【0232】
次いで、CPU31は、リンクした際にポータルサイトコンピュータ2に送信したユーザID(携帯電話番号)によるユーザ認証結果をポータルサイトコンピュータ2から受信して確認し(ステップP33)、そのユーザ認証結果がNGであればエラー表示をして(ステップP34)、本利用予約登録処理を終了する。
【0233】
また、ユーザ認証結果がOKでれば、CPU31は、プリント利用予約情報メニュー画面において選択されたメニューに対応するコンテンツ(情報内容)をポータルサイトコンピュータ2から受信し、そのコンテンツ選択画面を表示する(ステップP35)。
【0234】
コンテンツ選択画面の表示例を図22(A)に示す。このコンテンツ選択画面の例では、「アルバイト情報」の情報検索画面を表示した場合を示している。
【0235】
次いで、CPU31は、表示したコンテンツ選択画面内で、ユーザが印刷したい情報が選択されたか否かを判別し(ステップP36)、印刷したい情報が選択されるまでステップP35のコンテンツ選択画面の表示を継続し、印刷したい情報が選択されると、選択された情報をポータルサイトコンピュータ2に送信する。 そして、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2からプリントサービス利用内容を受信して表示した後、ユーザによる印刷ボタンの選択操作を待機し(ステップP37、P38)、印刷ボタンが選択されず、戻りボタンが選択された場合、ステップP35のコンテンツ選択画面の表示に戻る。
【0236】
また、印刷ボタンが選択された場合、CPU31は、その印刷指示情報をポータルサイトコンピュータ2に送信し、ポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証画面を受信して表示して(ステップP39)、ステップP56に移行する。
【0237】
また、ステップP31においてインターネットS上にアクセスしてリンクしたサイトの種類が「通信事業者のオフィシャルサイト」である場合、CPU31は、オフィシャルサイトの情報メニューを通信事業者1から受信して表示し、メニュー項目の選択を待機する(ステップP40)。
【0238】
このとき、通信事業者1は、インターネットSを介してプリントサービスを提供するポータルサイトコンピュータ2とリンクするため、オフィシャルサイト情報メニュー内容には、プリントサービスメニューが含まれる。
【0239】
プリントサービスメニューが選択されると、CPU31は、その選択メニュー情報を通信事業者1に送信し、その選択されたオフィシャルサイト情報メニュー内容(プリントサービス内容)を通信事業者1から受信して、コンテンツ選択画面(図22(A)参照)を表示する(ステップP41)。
【0240】
このとき、通信事業者1は、リンクしたポータルサイトコンピュータ2から受信するプリントサービス内容を含むオフィシャルサイト情報メニュー内容を携帯端末3に送信する。
【0241】
次いで、CPU31は、表示したコンテンツ選択画面内で、ユーザが印刷したい情報が選択されたか否かを判別し(ステップP42)、印刷したい情報が選択されるまでステップP41のコンテンツ選択画面の表示を継続し、印刷したい情報が選択されると、選択された情報を通信事業者1に送信する。
【0242】
そして、CPU31は、通信事業者1とリンクしたポータルサイトコンピュータ2からプリントサービス利用内容を受信して表示した後、ユーザによる印刷ボタンの選択操作を待機し(ステップP43、P44)、印刷ボタンが選択されず、戻りボタンが選択された場合、ステップP41のオフィシャルサイトの情報メニュー画面の表示に戻る。
【0243】
また、印刷ボタンが選択された場合、CPU31は、その印刷指示情報を通信事業者1に送信し、通信事業者1とリンクしたポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証画面を受信して表示して(ステップP46)、利用会員チェックによりユーザが既存利用会員か新規利用会員かを確認する(ステップP47)。CPU31は、新規利用会員であれば利用会員登録処理に移行し、既存利用会員であればステップP56に移行する。
【0244】
また、ステップP31においてインターネットS上にアクセスしてリンクしたサイトの種類が「通信事業者の一般サイト」である場合、CPU31は、サイトの情報メニューを通信事業者1から受信して表示し、メニュー項目の選択を待機する(ステップP47)。
【0245】
このとき、通信事業者1は、インターネットSを介してプリントサービスを提供するポータルサイトコンピュータ2とリンクするため、オフィシャルサイト情報メニュー内容には、プリントサービスメニューが含まれる。
【0246】
プリントサービスメニューが選択されると、CPU31は、その選択メニュー情報を通信事業者1に送信し、その選択されたオフィシャルサイト情報メニュー内容(プリントサービス内容)を通信事業者1から受信して、コンテンツ選択画面(図22(A)参照)を表示する(ステップP48)。
【0247】
このとき、通信事業者1は、リンクしたポータルサイトコンピュータ2から受信するプリントサービス内容を含むオフィシャルサイト情報メニュー内容を携帯端末3に送信する。
【0248】
次いで、CPU31は、表示したコンテンツ選択画面内で、ユーザが印刷したい情報が選択されたか否かを判別し(ステップP49)、印刷したい情報が選択されるまでステップP48のコンテンツ選択画面の表示を継続し、印刷したい情報が選択されると、選択された情報を通信事業者1に送信する。
【0249】
そして、CPU31は、通信事業者1とリンクしたポータルサイトコンピュータ2からプリントサービス利用内容を受信して表示した後、ユーザによる印刷ボタンの選択操作を待機し(ステップP50、P51)、印刷ボタンが選択されず、戻りボタンが選択された場合、ステップP47の一般サイトの情報メニュー画面の表示に戻る。
【0250】
また、印刷ボタンが選択された場合、CPU31は、その印刷指示情報を通信事業者1に送信し、通信事業者1とリンクしたポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証画面を受信して表示して(ステップP52)、利用会員チェックによりユーザが既存利用会員か新規利用会員かを確認する(ステップP53)。
【0251】
CPU31は、新規利用会員であれば利用会員登録処理に移行し、既存利用会員であれば、更にポータルサイトコンピュータ2からユーザ認証結果を受信して確認し(ステップP54)、そのユーザ認証結果がNGであればエラー表示して(ステップP55)、本利用予約登録処理を終了し、ユーザ認証結果がOKであればステップP56に移行する。
【0252】
ステップP56において、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から送信される選択したコンテンツの利用予約確認画面を表示し、その利用予約確認画面における確認操作を待機する。
【0253】
利用予約確認画面の表示例を図22(B)に示す。この利用予約確認画面では、「コンテンツ名称:○○アルバイト情報、情報サービス料:200円、印刷サービス料:60円、標準印刷メディア:普通紙A4(2面)、印刷予約枚数:3枚など」が表示され、利用予約確認用の操作ボタンとして「利用ボタン」が表示され、利用予約取り消し用の操作ボタンとして「取消ボタン」が表示されている。
【0254】
そして、CPU31は、操作されたボタンが「利用ボタン」か「取消ボタン」かを確認し(ステップP57)、「取消ボタン」が操作された場合は、本利用予約登録処理を終了し、「利用ボタン」が操作された場合は、利用確認情報をポータルサイトコンピュータ2に送信する。
【0255】
次いで、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から印刷形式選択画面(図22(C)参照)を受信して表示する(ステップP58)。図22(C)に示す印刷形式選択画面では、入力項目及び選択項目として「印刷部数、印刷メディア(用紙)、多面メディア印刷方式、広告の掲載印刷など」が表示されている。
【0256】
さらに、同図の印刷形式選択画面では、印刷形式選択内容を確定する「予約ボタン」と、印刷形式選択内容を取り消す「取消ボタン」が表示されている。
【0257】
そして、印刷形式選択画面内の入力項目及び選択項目の表示位置に従って、印刷部数を入力させ(ステップP59)、印刷メディア(用紙)「普通紙A4(2面)、普通紙A4(1面)、バイブル版リフィル(3面)、ミニ番リフィル(4面)など」を選択させ(ステップP60)、多面メディアの連続印刷「連続印刷、コンテンツ毎に改頁など」を選択させ(ステップP61)、多面メディアの広告挿入印刷「有り、無し」を選択させる(ステップP62)。
【0258】
以上の印刷形式選択内容が全て入力及び選択されると、CPU31は、印刷形式選択内容を確認するボタン操作を確認し(ステップP63)、「取消ボタン」が操作された場合はステップP57の利用予約確認処理に戻り、「予約ボタン」が操作された場合は、その印刷予約内容を印刷予約確認画面(図22(D)参照)を表示し、その印刷予約情報をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP64)、本利用予約登録処理を終了する。
【0259】
次に、携帯端末3において実行された利用予約登録処理に応じて、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21により実行されるユーザ認証処理について図33に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0260】
図33において、CPU21は、まず、携帯端末3からのユーザ認証サイトへのリンクを待機し(ステップS41)、リンクした携帯端末3からリンクパラメータを受信すると(ステップS42)、そのリンクパラメータにおけるユーザ予約IDと携帯ユーザIDの設定の有無を確認する(ステップS43、S44)。
【0261】
そして、CPU31は、ユーザ予約IDと携帯ユーザIDが設定されていれば、ステップS55に移行して利用会員ファイル2Bによりユーザ認証処理し、続いて、そのユーザ認証確認結果が「新規」であれば、利用会員登録処理(図16、17)に移行し、該当する利用会員情報が登録されていれば、利用予約情報受付処理(図35、36)に移行する。
【0262】
また、リンクパラメータにユーザ予約IDと携帯ユーザIDが設定されていなければ、CPU21は、通信事業者1に対して携帯ユーザIDの取得を要求し(ステップS45)、携帯ユーザIDの有無を確認する(ステップS46)。
【0263】
そして、CPU21は、携帯ユーザIDが取得できればステップS49に移行して、携帯ユーザIDを利用会員ファイル2Bを参照してユーザ認証処理し、携帯ユーザIDが取得できなければ携帯端末3に対してユーザ認証処理を要求し(ステップS47)、携帯ユーザIDとパスワードを取得して(ステップS48)、利用会員ファイル2Bを参照してユーザ認証処理を実行する(ステップS49)。
【0264】
次いで、CPU21は、ユーザ認証結果を確認し(ステップS50)、そのユーザ認証結果がNGであれば携帯端末3に認証結果がNGであることを送信して(ステップS51)、本ユーザ認証処理を終了し、ユーザ認証結果がOKであれば利用会員ファイルからユーザ予約IDを取得する(ステップS52)。
【0265】
次いで、CPU21は、プリンサービスの利用コンテンツのリンク先メニュー情報を送信し(ステップS53)、携帯端末3からコンテンツ選択情報を受信して、その選択されたコンテンツサイト(情報提供事業者コンピュータ4)へユーザ予約IDをパラメータにしてリンクさせて(ステップS54)、本ユーザ認証処理を終了する。
【0266】
次に、上記ポータルサイトコンピュータ2におけるユーザ認証処理によりリンクされた情報提供事業者コンピュータ4により実行されるコンテンツ利用案内処理について図34に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0267】
図34において、情報提供事業者コンピュータ4は、ポータルサイトコンピュータ2あるいは携帯端末3からのコンテンツサイトへのリンクを待機し(ステップC1)、リンクしたポータルサイトコンピュータ2あるいは携帯端末3からリンクパラメータを受信すると(ステップC2)、そのリンクパラメータにおけるユーザ予約IDの設定の有無を確認する(ステップC3)。
【0268】
そして、情報提供事業者コンピュータ4は、ユーザ予約IDが設定されていればステップC6に移行し、ユーザ予約IDが設定されていなければ通信事業者1に対して携帯ユーザIDの取得を要求し(ステップC4)、携帯ユーザIDの有無を確認する(ステップC5)。
【0269】
そして、情報提供事業者コンピュータ4は、携帯ユーザIDが取得できなければステップC11に移行してポータルサイトコンピュータ2のユーザ認証処理にリンクし、携帯ユーザIDが取得できれば携帯端末3へコンテンツサイトの情報メニューを送信する。
【0270】
次いで、携帯端末3からコンテンツ選択情報を受信すると、情報提供事業者コンピュータ4は、その選択されたコンテンツサイトの情報を送信し(ステップC7)、携帯端末3からの印刷利用予約情報の送信の有無を待機し(ステップC8)、印刷利用予約情報を受信しなければ本コンテンツ利用案内処理を終了し、印刷利用予約情報の受信があれば、利用予約されたコンテンツファイルを生成する(ステップC9)。
【0271】
そして、情報提供事業者コンピュータ4は、リンクパラメータ(ユーザ予約ID、携帯ユーザID、コンテンツURL、情報サービス料金、標準メディア指定、コンテンツ種類区分、コンテンツ名称、印刷頁数など)をコンテンツファイルにセットし(ステップC10)、ポータルサイトコンピュータ2のユーザ認証処理にリンクして(ステップC11)、本コンテンツ利用案内処理を終了する。
【0272】
次に、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21においてユーザ認証処理に続いて実行される利用予約情報受付処理について図35、36に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0273】
図35において、CPU21は、まず、ユーザ認証処理によりリンクパラメータ(ユーザ予約ID、携帯ユーザID、コンテンツURL、情報サービス料金、標準メディア指定、コンテンツ種類区分、コンテンツ名称、印刷頁数など)を取得すると(ステップS61)、そのコンテンツ種別と利用者属性(年齢)から利用制限(年齢による制限)をチェックする(ステップS62、S63)。
【0274】
そして、CPU21は、コンテンツ利用制限がNGであれば、携帯端末3に利用制限文を送信して(ステップS64)、本利用予約情報受付処理を終了し、コンテンツ利用制限がOKであればコンテンツ種別区分による利用制限(設置店による制限)をチェックする(ステップS65、S66)。
【0275】
そして、CPU21は、設置店による利用制限がNGであれば利用可能な設置店案内文を携帯端末3に送信し(ステップS67)、ステップS68に移行し、設置店による利用制限がOKであれば直ちにステップS68に移行する。
【0276】
ステップS68において、CPU21は、選択されたコンテンツのプリントサービス内容(コンテンツ名称、情報サービス料金、印刷サービス料金、標準メディア、印刷頁数など)を携帯端末3に送信する。
【0277】
次いで、CPU21は、送信したプリントサービス内容に応じて携帯端末3から送信される利用予約の選択値(利用あるいは取消)を取得し(ステップS69)、その選択値に基づいて利用予約の確認を行う(ステップS70)。選択値が「取消」である場合は、本利用予約情報受付処理を終了し、選択値が「利用」である場合は、印刷形式選択画面(図22(C)参照)を携帯端末3に送信する(ステップS71)。
【0278】
次いで、CPU21は、送信した印刷形式選択画面に応じて携帯端末3から送信される印刷部数の入力値を取得し(ステップS72)、更に印刷メディア(用紙)の選択値(普通紙A4(2面)、普通紙A4(1面)、バイブル版リフィル(3面)、ミニ版リフィル(4面)など)を取得する(ステップS73)。
【0279】
更に、CPU21は、携帯端末3から送信される多面メディアの連続印刷選択値(連続印刷、コンテンツ毎に印刷など)を取得し(ステップS74)、多面メディアの広告挿入印刷選択値(広告印刷:有り、無し)を取得し(ステップS75)、印刷形式の選択値(予約あるいは取消)を取得して印刷形式を確認する(ステップS76)。
【0280】
そして、CPU21は、選択値が「取消」である場合は、ステップS68のプリントサービス内容の送信処理に戻り、選択値が「予約」である場合は、ステップS72〜S75で受け付けた利用予約内容を携帯端末3に送信し(ステップS77)、その利用予約情報内容を利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)内の該当利用者のファイルに更新処理して(ステップS78)、印刷コンテンツ生成処理に移行する。
【0281】
続いて、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21により実行される印刷コンテンツ生成処理について図37に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0282】
図37において、CPU21は、まず、情報提供事業者コンピュータ4が提供するコンテンツURLからコンテンツサイトの更新日時を取得し(ステップS81)、取得した更新日時とコンテンツ履歴ファイル2I(図10(B)参照)内の該当コンテンツの更新日時とを比較し(ステップS82)、コンテンツ更新の有無を確認する(ステップS83)。
【0283】
そして、CPU21は、コンテンツ更新が無ければステップS85に移行し、コンテンツ更新が有ればコンテンツURLから更新されたコンテンツを取り込み、コンテンツ履歴ファイル2Iを更新する(ステップS84)。
【0284】
次いで、コンテンツ履歴ファイル2I内の該当コンテンツの有効期間を一定期間延長し(ステップS85)、印刷書式ファイル2H(図10(A)参照)内の該当利用者の印刷書式から印刷メディア別の利用予約枚数と印刷面数を取得し(ステップS86)、連続印刷指定の有無を確認する(ステップS87)。
【0285】
そして、CPU21は、連続印刷指定が有れば、予約されている印刷面数に続けてコンテンツ履歴ファイル2Iから指定の印刷メディア(用紙)のフォーマットに沿ってコンテンツを展開し印刷枚数を取得する(ステップS88)。
【0286】
また、連続印刷指定が無ければコンテンツ履歴ファイル2Iから指定の印刷メディア(用紙)のフォーマットに沿ってコンテンツを展開し印刷枚数を取得する(ステップS89)。
【0287】
次いで、CPU21は、ステップS88あるいはステップS89において取得した印刷枚数と印刷サービス単価ファイル2G(図9(B)参照)内の該当印刷メディア(用紙)の1枚印刷サービス単価とから印刷サービス料金を計算する(ステップS90)。
【0288】
続いて、CPU21は、利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)内の該当利用予約情報の情報サービス料金,印刷サービス料金,印刷枚数等の諸データを更新し(ステップS91)、利用会員ファイル2B(図8参照)内の該当利用会員の予約印刷サービス料金,予約情報サービス料金,利用時硬貨投入金額,次回繰越クーポン金額を更新する(ステップS92)。
【0289】
更に、CPU21は、印刷書式ファイル2H(図10(A)参照)内の該当利用会員の印刷メディア(用紙)別の枚数などを更新し(ステップS93)、携帯端末3の利用者宛に利用料金の案内とプリントサービスの準備完了の電子メールで通知して(ステップS94)、本印刷コンテンツ生成処理を終了する。
【0290】
ポータルサイトコンピュータ2から携帯端末3の利用者宛に通知された利用料金の案内とプリントサービスの準備完了の電子メールの表示例を図22(E)に示す。
【0291】
次に、上記利用予約登録処理において登録した利用予約内容を変更あるいは削除する際に、携帯端末3により実行される利用予約変更・削除処理について図38に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0292】
図38において、CPU31は、まず、ポータルサイトコンピュータ2に設定されたプリントサービスサイトに接続し(ステップP71)、ポータルサイトコンピュータ2からプリントサービスメニューを受信して、図19(A)に示すプリントサービスメニューを表示する。
【0293】
そして、CPU31は、メニュー画面においてユーザにより「3.利用予約の確認(予約の変更を含む)」あるいは「4.利用予約の取消(予約の削除)」が選択されると(ステップP73)、ユーザIDとパスワードを入力させ、その入力されたユーザIDとパスワードをポータルサイトコンピュータ2に送信する(ステップP74)。
【0294】
次いで、CPU31は、ユーザ認証結果をポータルサイトコンピュータ2から受信して確認し(ステップP75)、そのユーザ認証結果がNGであれば本利用予約変更・削除処理を終了し、ユーザ認証結果がOKであれば、選択したコンテンツの利用予約確認画面をポータルサイトコンピュータ2から受信して表示し、ユーザによる確認指示を待機する(ステップP76)。
【0295】
この携帯端末3に表示される利用予約確認メール画面の例を図21(A)に示す。この利用予約確認メール画面では、コンテンツ名称、情報サービス料金、印刷サービス料金、標準印刷メディア、印刷枚数等が表示される。
【0296】
次いで、CPU31は、利用予約の確認指示が利用か取消かを確認し(ステップP77)、取消である場合は次の利用予約の有無を確認し(ステップP78)、次の利用予約があればステップP76に戻り、次の利用予約がなければ、取り消された印刷予約内容を表示し、その取り消された印刷予約内容をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP85)、本利用予約変更・削除処理を終了する。
【0297】
また、利用予約の確認指示が利用である場合、CPU31は、ポータルサイトコンピュータ2から印刷形式選択画面を受信して表示し(ステップP79)、印刷部数を入力させ(ステップP80)、印刷メディアを選択させ(ステップP81)、多面メディアの連続印刷内容(連続印刷か、コンテンツ毎に改頁か)を選択させ(ステップP82)、多面メディアの広告挿入印刷の有無を選択させて(ステップP83)、印刷方式の確認指示を判別する(ステップP84)。
【0298】
印刷方式の確認指示が取消であれば、CPU31はステップP77に戻り、印刷方式の確認指示が予約であれば、CPU31はその印刷予約内容をポータルサイトコンピュータ2に送信して(ステップP85)、本利用予約変更・削除処理を終了する。
【0299】
この携帯端末3による利用予約変更・削除処理に応じて、ポータルサイトコンピュータ2により実行される利用予約変更・削除処理について図39に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0300】
図39において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、携帯端末3から利用予約の変更ページにアクセスされ(ステップS601)、ユーザIDとパスワードを受信すると(ステップS602)、利用会員ファイル2Bの登録情報に基づいてユーザ認証処理を実行し(ステップS603)、そのユーザ認証結果を確認する(ステップS604)。
【0301】
そのユーザ認証結果がNGである場合、CPU21は、本利用予約変更・削除処理を終了し、そのユーザ認証結果がOKである場合、CPU21は、利用予約変更・削除のメニューページを携帯端末3に送信し(ステップS605)、認証したユーザの利用予約情報を利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)から取得して当該ユーザの携帯端末3に送信する(ステップS606)。
【0302】
次いで、CPU21は、携帯端末3から送信される利用予約の変更確認指示内容が変更無しか変更有りかを確認し(ステップS607)、変更無し(確認のみ)の場合はステップS609に移行し、変更有りの場合は、携帯端末3から受信した変更された利用予約情報内容により利用予約情報ファイル2F内の該当情報を更新処理する(ステップS608)。
【0303】
利用予約情報が変更無しの場合、あるいは利用予約情報を更新処理した後、CPU21は、認識ユーザの次の利用予約情報の有無を確認し(ステップS609)、次の利用予約情報がある場合はステップS607に戻り、次の利用予約情報が無い場合は、利用予約の変更・削除を確認する電子メールを携帯端末3に送信して(ステップS610)、本利用予約変更・削除処理を終了する。
【0304】
この利用予約の変更・削除を確認する電子メールにより携帯端末3に表示される利用予約の変更確認メール画面の例を図21(A)に示す。
【0305】
次に、利用予約されたコンテンツの印刷処理に移行する前に、ポータルサイトコンピュータ2では、図13に示した「daily処理」として、利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)内の印刷完了日時が記憶されていないユーザを抽出し、この抽出ユーザに対して予約したコンテンツの印刷を催促するユーザ処理である予約印刷催促処理を実行する。
【0306】
この予約印刷催促処理について図40に示すフローチャートに基づいて説明する。
図40において、ポータルサイトコンピュータ2のCPU21は、「daily処理」として、利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)内の印刷完了日時を確認し(ステップS701)、利用予約情報の印刷未完了であるユーザを抽出する(ステップS702)。
【0307】
次いで、CPU21は、抽出したユーザの予約登録日を現日付と比較し(ステップS703)、予約登録後7日以上経過したかを確認する(ステップS704)。7日未満である場合、CPU21は、本予約印刷催促処理を終了し、7日以上経過している場合、CPU21は、更に予約登録後10日以上経過したかを確認する(ステップS705)。
【0308】
10日以上経過している場合、CPU21は、該当する利用予約情報を利用予約情報ファイル2Fから削除し(ステップS706)、該当するコンテンツ履歴情報をコンテンツ履歴ファイル2I(図10(B)参照)から削除し(ステップS707)、該当する印刷書式情報を印刷書式ファイル2H(図10(A)参照)から削除し(ステップS708)、予約削除を確認する電子メールを携帯端末3に送信して(ステップS710)、本予約印刷催促処理を終了する。
【0309】
また、ステップS705において、予約登録後の経過日数が10日未満である場合、CPU21は、携帯端末3に利用催促の電子メールを送信し(ステップS710)、次の該当ユーザの有無を確認する(ステップS711)。
【0310】
次の該当ユーザがいなければ、CPU21は、本印刷催促処理を終了し、次の該当ユーザがいれば、CPU21は、ステップS710に戻って利用催促メールの送信処理を繰り返す。
【0311】
この利用催促メールにより携帯端末3に表示される予約削除のメール画面の例を図21(B)に示す。
【0312】
したがって、ポータルサイトコンピュータ2は、コンテンツの印刷予約が登録された携帯端末3のユーザに対して利用を催促することができるとともに、利用予約した後で未利用の利用予約情報を削除することができる。
【0313】
次に、プリントステーション6のCPU61により実行される利用予約情報印刷処理について図41に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0314】
図41において、CPU61は、まず、プリントサービスの印刷予約をした携帯端末3の利用者からのアクセスによりプリントサービスメニュー(図25(A)参照)を表示し(ステップT201)、選択されたメニュー項目を確認する(ステップT202)。
【0315】
そして、CPU61は、選択されたメニュー項目が「利用予約印刷」以外の他の項目であれば、その選択項目に対応した他の処理に移行し、選択されたメニュー項目が「利用予約印刷」であれば、図43(A)に示すような利用予約プリントサービスのトップメニュー画面を表示して、ユーザIDとパスワードの入力を促す(ステップT203)。
【0316】
利用者からユーザIDとパスワードが入力されると、CPU61は、その入力データをポータルコンサイトピュータ2に送信し(ステップT204)、ユーザ認証結果の受信を待機する(ステップT205)。
【0317】
そして、CPU61は、ポータルコンピュータ2からユーザ認証結果がNGであることを受信すると(ステップT206)、エラー表示を行い(ステップT207)、ユーザ認証結果がOKであることを受信すると、ポータルサイトコンピュータ2に対して認証した利用者の利用予約情報ファイルの送信要求を行い(ステップT208)、利用予約情報ファイルの受信を待機する。
【0318】
CPU61は、ポータルサイトコンピュータ2から利用予約情報ファイルが無いこと示す通知を受信した場合(ステップT209)、エラー表示を行って(ステップT210)、本利用予約情報印刷処理を終了し、利用予約情報ファイルが有ること示す通知を受信した場合(ステップT209)、ユーザ認証された利用者に対応する利用予約情報ファイル及び利用会員ファイルをポータルサイトコンピュータ2から取り込む(ステップT211)。
【0319】
次いで、CPU61は、取り込んだ利用会員ファイル及び利用予約情報ファイルの内容に基づいて生成した利用予約情報の項目を図43(B)に示すような購入金額表示画面内に表示し(ステップT212)、その表示項目であるクーポン残高に対して印刷サービス料と情報サービス料の合計から硬貨投入金額が必要か不必要かを判別する(ステップT213)。
【0320】
図43(B)に示す購入金額表示画面の場合は、当該利用者のクーポン残高「250円」、印刷サービス料「180円」、情報サービス料「200円」であるため、クーポン残高が130円分が不足しており、硬貨投入を100円単位として200円分の硬貨投入が必要となる。
【0321】
従って、CPU61は、硬貨投入金額が不要である場合はステップT218に移行し、上記のように硬貨投入金額が必要である場合は、今回のプリントサービス利用に必要な購入金額を図43(B)のように表示して、利用者の硬貨投入を待機する(ステップT214)。
【0322】
そして、CPU61は、表示した硬貨投入金額に対する利用者の応答として、硬貨投入装置69からの硬貨投入情報の有無と、表示画面内の取消ボタン操作の有無とを確認する(ステップT215)。取消ボタンが操作された場合はエラー表示して(ステップT216)、ポータルサイトコンピュータ2に取消指示を送信して(ステップT217)、本利用予約情報印刷処理を終了し、硬貨投入金額の投入を確認した場合はステップT218に移行する。
【0323】
次いで、CPU61は、ポータルサイトコンピュータ2に対して利用予約情報に対応したコンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルの送信要求を行い(ステップT218)、ポータルサイトコンピュータ2から送信されるコンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルを取り込む(ステップT219)。
【0324】
そして、CPU61は、指定された印刷メディア(用紙)毎にコンテンツと広告コンテンツを、取り込んだ印刷書式に従って印刷データを生成し、その印刷データを印刷装置68に出力して印刷完了まで待機する(ステップT220)。
【0325】
このとき、CPU61は、図43(B)に示した購入金額表示画面に続いて図44(A)に示すようなコンテンツ印刷中の画面を表示する。
【0326】
続いて、CPU61は、印刷装置68からの印刷完了通知を確認し(ステップT221)、印刷完了通知がOKであればポータルサイトコンピュータ2に利用予約情報ファイルの印刷完了を通知し(ステップT223)、印刷した広告クーポン金額合計を画面表示して(ステップT224)、本利用予約情報印刷処理を終了する。
【0327】
このとき、CPU61は、図44(A)に示したコンテンツ印刷中の画面に続いて同図(B)に示すようなコンテンツ印刷終了後の広告クーポン案内画面を表示する。この場合、広告印刷指定が無く広告クーポン金額は「0円」であり、次回の繰り越しクーポン金額が「70円」であることを示している。
【0328】
繰り越しクーポン金額は、上記硬貨投入金額「200円」に対して、釣り銭を現金で返却せず、その利用残高「70円」分を次回のプリントサービスで利用できるクーポン残高として繰り越すものである。
【0329】
このように利用残高をクーポンとして管理することで、プリントステーション6における現金処理機能を簡略化して、装置コストを低減させている。
【0330】
また、CPU61は、印刷装置68からの通知がNGで印刷エラー内容を受信した場合は、印刷エラー内容に対応したエラー修復指示を表示して、設置店舗の店員などによりエラー修復を行わせ(ステップT222)、ステップT220に戻る。
【0331】
以上の利用予約情報印刷処理において、印刷形式が変更された場合の印刷媒体の変更例を図45に示す。この図45では、A4普通紙向けのコンテンツがシステム手帳(B6)向けコンテンツに変更された例を示しており、プリントステーション6では、印刷方式の変更指示に応じてコンテンツ印刷媒体変換処理が実行されている。
【0332】
次に、上記プリントステーション6における利用予約情報印刷処理に応じてポータルサイトコンピュータ2のCPU21により実行される利用予約情報印刷処理について図42に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0333】
図42において、CPU21は、まず、プリントステーション6からのユーザ認証要求を待機し(ステップS801)、プリントステーション6からユーザ認証要求を受信すると、プリントステーション6の端末認証処理を行う(ステップS802)。すなわち、プリントサービス用端末として登録されたプリントステーション6であるか否かが確認される。
【0334】
次いで、CPU21は、プリントステーション6から送信される携帯端末3の利用者のユーザIDとパスワードを取り込み(ステップS803)、利用会員ファイル2B(図8参照)を参照してユーザ認証処理を実行する(ステップS804)。
【0335】
次いで、CPU21は、そのユーザの登録状態フラグの設定が“3(本登録済み)”であるか否かを確認し(ステップS805)、登録状態フラグの設定が“3”以外である場合は、プリントステーション6に印刷不可を送信し(ステップS806)、登録状態フラグの設定が“3”である場合は、ユーザ認証結果を確認し(ステップS807)。
【0336】
そのユーザ認証結果がNGであれば、CPU21は、プリントステーション6に認証結果がNGであることを送信して(ステップS808)、本利用予約情報印刷処理を終了し、ユーザ認証結果がOKであれば、CPU21は、ユーザ認証結果(OK)をプリントステーション6に送信し、利用予約情報送信要求の受信を待機する(ステップS809)。
【0337】
そして、CPU21は、プリントステーション6から利用予約情報送信要求を受信すると、認証した利用者の利用予約情報ファイルの有無を利用予約情報ファイル2F(図9(A)参照)を参照して有無を確認する(ステップS810、S811)。
【0338】
CPU21は、認証した利用者の利用予約情報ファイルが無ければ、利用エラー情報をプリントステーション6に送信して(ステップS812)、本利用予約情報印刷処理を終了し、認証した利用者の利用予約情報ファイルが有れば、今回利用されるプリントステーション6に対する利用予約情報ファイルの利用端末制限情報の有無をコンテンツ履歴ファイル2I(図10(B)の「ステーション設置店利用制限」を参照)を参照して確認する(ステップS813、S814)。
【0339】
そして、CPU21は、利用端末制限が設定されていてNGであれば、利用エラー情報をプリントステーション6に送信して(ステップS812)、本利用予約情報印刷処理を終了し、利用端末制限が設定されておらずOKであれば、プリントステーション6に認証した利用者の利用予約情報ファイル及び利用会員ファイルを送信する(ステップS815)。
【0340】
次いで、CPU21は、プリントステーション6から送信されるコンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルの送信要求の受信を待機し(ステップS816)、その送信要求を受信すると、要求内容が「OK」か「取消」か否かを確認する(ステップS817)。
【0341】
そして、CPU21は、要求内容が「OK」であればコンテンツ履歴ファイルと印刷書式ファイルをプリントステーション6に送信し(ステップS818)、「取消」であれば本利用予約情報印刷処理を終了する。
【0342】
次いで、CPU21は、プリントステーション6から送信される印刷完了通知の受信を待機し、印刷完了通知を受信すると、印刷完了がOKかNGかを確認する(ステップS819)。印刷完了通知がNGである場合は本利用予約情報印刷処理を終了し、印刷完了通知がOKで有る場合は利用会員ファイル2B(図8参照)内の当該利用会員のクーポン残高に広告クーポン金額を加算し、利用予約情報ファイルを更新する(ステップS820)。
【0343】
続いて、CPU21は、利用者履歴ファイル2K(図11参照)内の当該利用者の利用者履歴情報を更新し(ステップS821)、コンテンツ利用履歴ファイル2L(図12参照)内の当該コンテンツの利用履歴情報を更新し(ステップS822)、更に、広告掲載履歴ファイル2M内の当該広告コンテンツの掲載履歴情報を更新して(ステップS823)、本利用予約情報印刷処理を終了する。
【0344】
以上の図31〜図42の各処理が、本実施の形態におけるプリントサービスを実現する一連の処理である。
【0345】
したがって、本実施の形態のプリントサービスシステム100では、携帯端末3のユーザは、インターネットS上のポータルサイトコンピュータ2にリンクしてプリントサービス内容を予約でき、その予約したプリントサービスのコンテンツを最寄りの店舗に設置されたプリントステーション6から指定した印刷媒体として取得することができる。
【0346】
以上のように、本実施の形態のプリントサービスシステム100では、ポータルサイトコンピュータ2は、仮登録後の携帯端末ユーザに対して利用規約の印刷催促処理や同意催促処理を自動的に実行し、仮登録後の一定期間(7日以上かつ30日未満)利用規約を未印刷の仮登録ユーザや、利用規約印刷後の一定期間(7日以上かつ30日以上)未同意の仮登録ユーザに対して、利用規約の印刷催促メッセージや同意催促メッセージを送信して、利用規約の印刷と同意を催促するようにした。
【0347】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、仮登録後の一定期間(30日以上)利用規約を未印刷の仮登録ユーザや未同意の仮登録ユーザに対して、仮登録を削除する旨の電子メールを送信して会員登録情報を削除するようにした。
【0348】
したがって、携帯端末3のユーザがプリントサービスへの会員登録時に利用規約(契約内容)の確認を容易にすることができるとともに、契約同意を容易にすることができる。
【0349】
また、ポータルサイトコンピュータ2を運営・管理する業者は、プリントサービス用のコンテンツを本登録したユーザにのみ提供することが可能になり、プリントサービスの利用効率の向上を図ることができ、料金回収の機会の増大を見込むことが可能になる。
【0350】
さらに、ポータルサイトコンピュータ2は、印刷予約したコンテンツを未印刷のユーザに対して利用催促処理を自動的に実行し、印刷予約後の一定期間(7日以上かつ10日未満)未印刷のユーザに対して、予約コンテンツの印刷を催促するメッセージを送信するようにした。
【0351】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、印刷予約後の一定期間(10日以上)未印刷のユーザに対して、利用予約情報等を削除して予約削除を通知する電子メールを送信するようにした。
【0352】
したがって、印刷予約したコンテンツを未印刷の携帯端末のユーザに対して印刷催促をすることができ、印刷予約したコンテンツの放置を防止することができる。
【0353】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、最終利用日から一定期間(6ヶ月未満)プリントサービスを未利用のユーザに対して、利用促進メールを送信するようにした。
【0354】
また、ポータルサイトコンピュータ2は、最終利用日から一定期間(12ヶ月以上)未利用のユーザに対して、会員登録を削除する旨の電子メールを送信して会員登録情報を削除するようにした。
【0355】
したがって、プリントサービスの未利用期間が長い携帯端末のユーザに対してプリントサービスの利用促進を図ることができ、プリントサービスの利用向上を図ることができる。
【0356】
その結果、コンテンツを提供する業者、システムを運用・管理する業者、及び携帯端末ユーザに対して、より有益かつ有用なプリントサービスシステムを提供することができる。
【0357】
なお、上記実施の形態において、プリントステーション6に携帯端末3に設定された携帯電話番号を自動的に取り込む手段を設ければ、携帯端末3の利用者が携帯電話番号を入力する手間を省略できる。
【0358】
また、上記実施の形態に示したプリントサービスシステム100のシステム構成は一例であり、携帯端末の種類や台数、プリントステーションの台数や設置場所も任意に変更可能である。
【0359】
【発明の効果】
請求項記載の発明によれば、情報端末のユーザが会員登録時に利用規約(契約内容)の確認を容易にすることができるとともに、契約同意を容易にすることができる。
【0360】
また、サーバを運営・管理する業者は、配信用のコンテンツを本登録したユーザにのみ提供することが可能になり、コンテンツ配信サービスの利用効率の向上を図ることができ、料金回収の機会の増大を見込むことが可能になる。
【0361】
請求項記載の発明によれば、利用規約に未同意のままの情報端末ユーザに対して同意催促を容易に行うことができる。
【0362】
請求項記載の発明によれば、利用規約を未印刷のままの情報端末ユーザに対して利用規約の印刷催促を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるプリントサービスシステムのシステム構成を示す図である。
【図2】図1の携帯端末3と情報提供事業者コンピュータ4の各制御系の概略構成を示す図である。
【図3】図1の広告サイト事業者コンピュータ5とプリントステーション6の各制御系の概略構成を示す図である。
【図4】図1のポータルサイトコンピュータ2の制御系の概略構成を示す図である。
【図5】図1のポータルサイトコンピュータ2の要部構成を示すブロック図である。
【図6】図1の携帯端末3の要部構成を示すブロック図である。
【図7】図1のプリントステーション6のの要部構成を示すブロック図である。
【図8】図5の記憶装置26に格納された利用会員ファイル2Bの具体例を示す図である。
【図9】図5の記憶装置26に格納された利用予約情報ファイル2Fの具体例(同図(A))と、印刷サービス単価ファイルGの具体例(同図(B))を示す図である。
【図10】図5の記憶装置26に格納された印刷書式ファイル2Hの具体例(同図(A))と、コンテンツ履歴ファイル2Iの具体例(同図(B))を示す図である。
【図11】図5の記憶装置26に格納された利用者履歴ファイル2Kの具体例を示す図である。
【図12】図5の記憶装置26に格納されたコンテンツ利用者履歴ファイル2Lの具体例を示す図である。
【図13】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行されるdaily処理を示すフローチャートである。
【図14】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される逐次処理を示すフローチャートである。
【図15】図6の携帯端末3において実行される利用会員登録処理を示すフローチャートである。
【図16】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用会員登録処理の一部を示すフローチャートである。
【図17】図16に続く利用会員登録処理を示すフローチャートである。
【図18】図6の携帯端末3において実行される本登録処理を示すフローチャートである。
【図19】図6の携帯端末3に表示されるポータルサイトメニュー画面(同図(A))と、会員登録画面の遷移状態(同図(B)〜(F))を示す図である。
【図20】図6の携帯端末3に表示される会員登録に関わる画面(同図(A)〜(G))を示す図である。
【図21】図6の携帯端末3に表示される利用予約後の変更や催促メール受信に関わる画面(同図(A)〜(E))を示す図である。
【図22】図6の携帯端末3に表示される利用予約に関わる画面(同図(A)〜(E))を示す図である。
【図23】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用規約印刷催促処理を示すフローチャートである。
【図24】図7のプリントステーション6において実行される利用規約印刷処理を示すフローチャートである。
【図25】図7のプリントステーション6に利用規約印刷処理時に表示される画面の遷移状態(同図(A)〜(C))を示す図である。
【図26】図7のプリントステーション6において印刷される利用規約の一例を示す図である。
【図27】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用規約印刷処理を示すフローチャートである。
【図28】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用規約同意催促処理を示すフローチャートである。
【図29】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される本登録処理を示すフローチャートである。
【図30】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用促進処理を示すフローチャートである。
【図31】図6の携帯端末3において実行される利用予約登録処理の一部を示すフローチャートである。
【図32】図31に続く利用予約登録処理を示すフローチャートである。
【図33】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行されるユーザ認証処理を示すフローチャートである。
【図34】図1の情報提供事業者コンピュータ4において実行されるコンテンツ利用案内処理を示すフローチャートである。
【図35】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用予約情報受付処理の一部を示すフローチャートである。
【図36】図35に続く利用予約情報受付処理を示すフローチャートである。
【図37】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される印刷コンテンツ生成処理を示すフローチャートである。
【図38】図6の携帯端末3において実行される利用予約変更・削除処理を示すフローチャートである。
【図39】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用予約変更・削除処理を示すフローチャートである。
【図40】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される予約印刷催促処理を示すフローチャートである。
【図41】図7のプリントステーション6において実行される利用予約情報印刷処理を示すフローチャートである。
【図42】図5のポータルサイトコンピュータ2において実行される利用予約情報印刷処理を示すフローチャートである。
【図43】図7のプリントステーション6に表示されるプリントサービスのメニュー画面(同図(A))と、購入金額表示画面(同図(B))を示す図である。
【図44】図7のプリントステーション6に表示されるコンテンツ印刷中の画面(同図(A))と、コンテンツ印刷終了後の画面(同図(B))を示す図である。
【図45】図7のプリントステーション6の利用予約情報印刷処理において実行されるコンテンツ印刷媒体の変換処理の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信事業者
2 ポータルサイトコンピュータ
2B 利用会員ファイル
2F 利用予約情報ファイル
2G 印刷サービス単価ファイル
2H 印刷書式ファイル
2I コンテンツ履歴ファイル
2K 利用者履歴ファイル
2L コンテンツ利用履歴ファイル
2M 広告掲載履歴ファイル
2O 広告コンテンツファイル
3 携帯端末
4 情報提供事業者コンピュータ
5 広告サイト事業者コンピュータ
6 プリントステーション
21、31、61 CPU
22、32、62 表示部
23、33、63 入力部
24、64 インターネット伝送制御部
25、35、65 RAM
26、36、66 記憶装置
27、37、67 記憶媒体
29、38、70 バス
34 無線通信制御部
69 硬貨投入装置
100 プリントサービスシステム
N 通信ネットワーク
S インターネット

Claims (3)

  1. ネットワークを介して情報端末及び出力装置に接続されるサーバ装置であって、
    印刷予約ホームページを前記ネットワーク上で開設し、前記情報端末のユーザ情報に対応して仮登録ユーザか本登録ユーザかを示す登録情報を管理し、前記情報端末から同意メールを受信したユーザを本登録ユーザとして登録情報を登録し、同意メールを未受信のユーザを仮登録ユーザとして登録情報を登録する管理手段と、
    前記情報端末により該ホームページ上で所望のコンテンツが印刷予約された場合、その予約情報を前記情報端末のユーザ情報に対応して記憶するとともに、該ユーザ情報に対応する前記登録情報を記憶する記憶手段と、
    前記出力装置から送信されたユーザ情報を受信し、このユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された登録情報が仮登録ユーザの場合はコンテンツ印刷の不許可を前記出力装置に通知し、該登録情報が本登録ユーザの場合はコンテンツ印刷を許可してユーザ情報に対応して前記記憶手段に記憶された予約情報のコンテンツを前記出力装置に送信する通信手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置
  2. 前記管理手段は、同意メールを未受信のユーザの情報端末に対して同意メールの送信を促すメールを前記通信手段により送信させることを特徴とする請求項記載のサーバ装置
  3. 前記通信手段は、前記出力装置から送信されるユーザ情報と利用規約印刷終了情報とを受信し、
    前記管理手段は、前記通信手段によるユーザ情報と利用規約印刷終了情報の受信の有無によりユーザ情報に対応して利用規約が印刷済みか否かを示す印刷情報を前記記憶手段に記憶して管理し、利用規約を未印刷のユーザの情報端末に対して利用規約の印刷を促すメールを前記通信手段により送信させることを特徴とする請求項記載のサーバ装置
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