JP4059708B2 - デジタルカメラ及びホワイトバランス調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホワイトバランスを自動で調整するオートホワイトバランス(AWB)機能を有するデジタルカメラ及びホワイトバランス調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、被写体を電子的撮像手段により画像データに変換し、当該画像データを記録媒体に記録する電子カメラ、即ちデジタルカメラが普及している。デジタルカメラには、ホワイトバランスと呼ばれる被写体の白色を再現する調整機能が備わっており、撮影した画像に対してホワイトバランス調整を行うことにより、適切な色の画像を得ることができる。
【0003】
通常のデジタルカメラは、ホワイトバランスを調整するモードとして、オートモード(AWBモード)とマニュアルモード(MWBモード)とを備えている。AWBモードは、一般ユーザにホワイトバランスを意識させずに被写体の白色を正しく再現できる撮影が行えるよう、自動的にホワイトバランスを調整するモードであり、MWBモードは、撮影時に用いられる一般的な光源、例えば太陽光、蛍光灯、電球などのそれぞれの種類に対応した特定のホワイトバランスをユーザの手動操作で設定可能とするモードである。
【0004】
このホワイトバランス調整を自動的に実行するAWBモードは、デジタルカメラの撮影操作を簡単化するためのプログラム撮影モード又は簡単撮影モードを実現する上では非常に便利なものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、AWBモードもあらゆる撮影条件の下で有効に機能するとは限らず、撮影した被写体の色再現が不十分な場合がある。特に、被写体に白色がないか、著しく少ない場合に、その被写体の固有の色に影響されてホワイトバランスが崩れることがある。具体的には、例えば一面に緑色の芝生を背景にして撮影状況する場合などが該当する。また、被写体に白色がある場合でも、撮影時の光源の種類により誤った色判定がなされて、ホワイトバランスが崩れることがある。
【0006】
一般的に、デジタルカメラでは、色が正確に再現できる基準となる光源は、晴天時の太陽光であり、色温度としては5500K程度の光源である。しかし、室内で撮影が行われるような場合には、色温度がこの基準光源よりも低い3000K程度の電球や、色温度がこの基準光源よりも高い色温度の蛍光灯などの光源が撮影時に使用されることも多い。このような場合には、マニュアルモードを用いればホワイトバランス調整が可能であるが、一般のユーザには簡単な操作とはいえず、誤った操作を行う可能性も高い。
【0007】
そこで、基準となるホワイトバランス調整値とマニュアルモードでの調整値とを比較して、その比較結果を報知するとともに、許容範囲外であれば警告を出力し、あるいは撮影を禁止する方式が提案されている(例えば特開平7−162872号公報や、特開平8−65689号公報等を参照)。しかしながら、この方式では、基準のホワイトバランス調整値が最適である保証が無く、また、その撮影された画像のホワイトバランスを調整することはできない。更に、警告や撮影の禁止により、ユーザが、シャッタチャンスを逃すという問題もある。
【0008】
この他に、ホワイトバランスの調整結果を装置のモニタで観察しながら、手動でホワイトバランスの修正が可能なシステムが提案されている(例えば特開平6−233333号公報等を参照)。しかしながら、この先行技術は、カメラに対してホワイトバランスの較正を行うものであり、一般ユーザが簡単に使用できるものではない。
【0009】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、AWBモードが有効に機能しない撮影条件の下でも、簡単な操作でシャッタチャンスを逃すことなく適正にホワイトバランスを調整することのできるデジタルカメラ及びホワイトバランス調整方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、被写体を撮影して得られた画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶された画像データをホワイトバランス調整する調整値を算出する算出手段と、前記調整値を用いたホワイトバランスの調整を指示する指示手段と、前記算出手段で算出された調整値の信頼性を判定する判定手段と、前記指示に応じてホワイトバランスの調整が施された画像データを表示する表示手段と、前記調整が施された画像データのホワイトバランスに新たな変更をしない場合、外部操作に応じてこの調整結果を確定する確定手段と、前記確定手段で確定された後に、この調整された画像データを圧縮処理する圧縮処理手段と、前記圧縮処理された画像データを記録媒体へ出力する出力手段と、を有し、前記表示手段は、前記判定手段で信頼性が低いと判定されたときに限り、前記ホワイトバランスの調整が施された画像データの表示に先立って前記調整値を用いて調整された画像データとこの調整値を変更するための操作指示とを表示するデジタルカメラである。
【0011】
また本発明は、上記記載の発明であるデジタルカメラにおいて、前記表示手段に表示された前記調整された画像データのホワイトバランス調整を変更する場合は、前記記憶手段に記憶された画像データと同一の画像データに対して異なるホワイトバランス調整を再度行った画像データを前記表示手段に表示するデジタルカメラである。
【0012】
また本発明は、上記記載の発明であるデジタルカメラにおいて、前記確定された画像データを無線通信手段または有線通信手段により外部に伝送する伝送手段を更に備えたデジタルカメラである。
【0014】
また本発明は、上記記載の発明であるデジタルカメラにおいて、前記表示手段は、前記ホワイトバランス調整値の変更が指示される毎に、変更された調整値に基づいて調整された画像データを更新表示するデジタルカメラである。
【0015】
また本発明は、上記記載の発明であるデジタルカメラにおいて、連写モードを設定する手段と、前記連写モードが設定されている場合には、前記指示手段の動作を禁止する禁止手段とを更に備えたデジタルカメラである。
【0017】
また本発明は、被写体を撮影して得られた画像データを記憶する記憶手順と、前記記憶された画像データをホワイトバランス調整する調整値を算出する算出手順と、前記調整値を用いたホワイトバランスの調整を指示する指示手順と、前記算出された調整値の信頼性を判定する判定手順と、前記指示に応じてホワイトバランスの調整が施された画像データを表示する表示手順と、前記調整が施された画像データのホワイトバランスに新たな変更をしない場合、外部操作に応じてこの調整結果を確定する確定手順と、前記確定手順で確定された後に、この調整された画像データを圧縮処理する圧縮処理手順と、前記圧縮処理された画像データを記録媒体へ出力する出力手順と、を有し、前記表示手順は、前記判定手順で信頼性が低いと判定されたときに限り、前記ホワイトバランスの調整が施された画像データの表示に先立って前記調整値を用いて調整された画像データとこの調整値を変更するための操作指示とを表示するホワイトバランス調整方法である。
【0018】
また本発明は、上記記載の発明であるホワイトバランス調整方法において、前記表示手順で表示された前記調整された画像データのホワイトバランス調整を変更する場合は、前記記憶手順で記憶された画像データと同一の画像データに対して異なるホワイトバランス調整を再度行った画像データを前記表示手順で表示するホワイトバランス調整方法である。
【0019】
また本発明は、上記記載の発明であるホワイトバランス調整方法において、前記確定された画像データを無線通信手段または有線通信手段により外部に伝送する伝送手順を更に備えたホワイトバランス調整方法である。
【0021】
また本発明は、上記記載の発明であるホワイトバランス調整方法において、前記表示手順は、前記ホワイトバランス調整値の変更が指示される毎に、変更された調整値に基づいて調整された画像データを更新表示するホワイトバランス調整方法である。
【0022】
また本発明は、上記記載の発明であるホワイトバランス調整方法において、連写モードを設定する手順と、前記連写モードが設定されている場合には、前記指示手順の動作を禁止する禁止手順とを更に備えたホワイトバランス調整方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
本デジタルカメラは、撮像ブロック1、ホワイトバランス(以下、「WB」という。)ブロック2、画像処理ブロック3、処理後画像バッファブロック4、AE処理ブロック5、記録ブロック6、表示ブロック7、画像伝送ブロック8、WBモード設定ブロック9、操作ブロック91及びCPU10で構成されている。
【0027】
撮影ブロック1は、レンズユニット11、撮像素子12、撮像回路13、A/Dコンバータ14及びバッファメモリ15を有する。
【0028】
レンズユニット11はズームレンズ、絞り部、オートフォーカスレンズなどを備えている。撮像素子12は、通常では数百万画素のCCDで構成され、レンズユニット11を介して入射した被写体像を電気信号に変換する。撮像回路13は、主としてAGC(自動利得制御)処理、及びCDS(相関2重サンプリング)処理などの信号処理を行う。A/Dコンバータ14は、撮像回路13から出力されるアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換する。バッファメモリ15は変換された画像データを一時的に格納する。
【0029】
WBブロック2は、撮影された画像データからホワイトバランスを調整するためのWB調整値を算出する処理を実行する。WBブロック2は、微小領域積分器21、WB評価値算出部22、WB検出部23、信頼性判定部24、WB修正部25及びMWB設定部26で構成されている。
【0030】
微小領域積分器21は、画像を複数の微小領域に分割して、各領域毎に色データであるRGBデータを算出する。WB評価値算出部22は、微小領域積分器21により算出された各微小領域毎のRGBデータから、各微小領域毎にWB係数(R/G,B/G)を算出する。WB検出部23は、WB係数及び後述するAE処理ブロック5からの輝度情報に基づいてWB調整値(r/g、b/g)を求める。信頼性判定部24は、WB調整値が適正な値かどうかを判定する。WB修正部25は、WB調整値が適正でない場合にユーザがWB調整値を微調整して修正するための操作をサポートする。MWB設定部26は、撮影前にユーザがWB調整値として、予め設定された値を手動で設定するための操作をサポートする。
【0031】
画像処理ブロック3は、撮像ブロック2で得られた画像データに種々の補正を行って適切な画像データを作成する。画像処理ブロック3は、輝度信号処理部31、ホワイトバランス(WB)補正部32及び画像処理部33を備えている。
【0032】
輝度信号処理部31は、画像データからデジタル輝度データ(Yデータ)を生成するための処理を実行する。WB補正部32は、信頼性判定部24またはWB修正部25またはMWB修正部26から得られるWB調整値に基づいて、画像データに対してWB補正処理を行う。画像処理部33は、WB補正された画像データに対して色マトリクス補正、γ補正、LPF色分離処理、YC変換などを施すと共に、デジタル符号データ(Yデータ、Cデータ)を生成する。
【0033】
処理後画像バッファブロック4は、画像データを一時的にバッファリングするための内蔵のメモリである。
【0034】
AE処理ブロック5は、自動露出処理のための被写体の輝度情報を算出する。算出された輝度情報はWB調整値を算出するためWB検出部23に出力する。
【0035】
記録ブロック6は画像圧縮/伸張部41及び画像記録部42で構成され、圧縮処理された画像をメモリカード等の記録媒体に記録する。
【0036】
画像圧縮/伸張部41は、画像処理部33からYデータ及びCデータを入力し、例えばJPEG方式の画像圧縮処理を実行して画像記録部42に出力する。画像記録部42は圧縮された画像を記録媒体に記録する。尚、この動作とは逆に画像圧縮/伸張処理部41は、画像記録部42から出力された圧縮データの画像伸張処理も実行する。
【0037】
表示ブロック7は、ビデオ処理部45及び表示出力部46を備えている。
【0038】
ビデオ処理部45は、画像処理部33から出力されるYデータ及びCデータを、アナログの輝度信号(Y信号)及び色信号(C信号)に変換して表示出力部46に出力する。表示出力部46は、撮影画像及び操作に必要なメニュー画面をLCD(Liquid crystal display)モニタに表示する。
【0039】
画像伝送ブロック8は、無線通信機能又は有線通信機能により、撮影画像を外部に伝送する。
【0040】
WBモード設定ブロック9は、ユーザに対してWB調整モードであるオートモード、マニュアルモード、セミオートモードを選択的に設定入力するように促し、設定入力されたWB調整モードをCPU10に送信する。
【0041】
操作ブロック91は、ユーザが入力操作を行う際に使用するスイッチ、十字キーなどで構成される。
【0042】
CPU10は、本発明に係るWB調整動作を含めて、上記各ブロックの動作を統括的に制御する。
【0043】
図2は、本発明に係るWB調整処理の概略の手順を示すフロー図である。以下図1と共に、主として図2のフローチャートを参照して、本発明に係るWB調整動作を説明する。
【0044】
デジタルカメラのレリーズボタンが操作されて撮影が開始されると、撮像ブロック1の各部の動作によって被写体の画像データが得られる。そしてこの画像データはバッファメモリ15に格納され、撮影が終了する(ステップS1)。
【0045】
続いて、WB調整モードを調べる(ステップS2)。WB調整モードには、オートモード、マニュアルモード及びセミオートモードが設けられており、ユーザはいずれのモードによってWBの調整を行うかを選択的に設定することができる。
【0046】
図3は、WB調整モードを設定するためのメニュー画面であり、WBモード設定ブロック9が、LCDモニタ上にこのメニュー画面を表示するとともに、このメニュー画面を介してユーザが選択したWB調整モードを獲得し、その結果をCPU10に伝える。
【0047】
尚、このWB調整モードの選択は、撮影動作が開始する前に予め設定入力するように構成しても良く、また撮影動作が終了した後に、その撮影された画像に対して設定入力するように構成しても良い。
【0048】
オートモードが設定されている(ステップS2 「オートモード」)場合は、AWB調整処理を実行するためにWBブロック2の各部がWB調整値の算出動作を行う(ステップS3)。
【0049】
先ず、微小領域積分器14にバッファメモリ15に格納されている画像データが読出され、その画像を複数の微小領域に区分する。
図4は、微小領域に区分された画像を示す図である。
本実施形態では、画像は横160ブロック、縦120ブロックの合計19200の小領域に区分されている。
【0050】
続いて、微小領域積分器14はそれぞれの小領域ごとに色データであるRGBデータを算出する。
図5は、小領域内の色データの配列を示す図である。
本実施の形態では、画像データはベイヤー配列によって構成されており、1つの領域を4×4となるようにしてR−G−G−Bの4つの色データが4通りとなるように構成される。そこで、微小領域積分器14はそれぞれの小領域毎に、その小領域の色データ積算値(Rsum、Gsum、Bsum)を式(1)を用いて積算する。
【0051】
Rsum=ΣR 、 Gsum=(ΣG)/2 、Bsum=ΣB …(1)
但し、R、G、Bはそれぞれの画素に含まれる色データを示す。
そして、このようにして求めた各小領域毎の色データ積算値をWB評価値算出部22に受け渡す。
【0052】
WB評価値算出部22は、各小領域毎の色データ積算値から各領域毎にWB係数(Rsum/Gsum、Bsum/Gsum)を算出する。従って、本実施形態では19200組のWB係数が算出される。
【0053】
次に、WB検出部23は、これらのWB係数とAE処理ブロック5の輝度情報とからWB調整値(r/g、b/g)を求める。
図6は、WB調整値を求める概略の手順を示すフロー図であり、図7は、WB調整値を求める方法を説明する図である。
図7に示す座標の縦軸はWB係数のB/Gを表し、横軸はWB係数のR/Gを表している。そして、この座標平面に所定の基準線L1〜L4を定め、この4つの基準線で囲まれた領域を白判定エリアと定義する。
【0054】
WB検出部23は、WB評価値算出部22が算出した各領域毎のWB係数(Rsum/Gsum、Bsum/Gsum)をこの座標上にプロットし(ステップT1)、白判定エリアの領域内に位置するWB係数(Rsum/Gsum、Bsum/Gsum)と白判定エリア内に位置するエリア内データ数nを抽出する(ステップT2)。
【0055】
次に、抽出したWB係数の平均値を式(2)、(3)により算出し、この値をWB調整値(r/g、b/g)とする(ステップT3)。
r/g = (ΣRsum/Gsum)/n …(2)
b/g = (ΣBsum/Gsum)/n …(3)
そして、算出したWB調整値とエリア内データ数nを信頼性判定部24に受け渡す(ステップT4)。
【0056】
ここで求めたWB調整値は、白色を与える基準値として扱われるが、本実施の形態のように撮像データに基づいて算出する他に、予め定められた値を用いることもできる。例えば、図7に示す点P1〜P5は、それぞれ日陰、曇り、太陽、蛍光灯、電球の照明の下での撮影において採用される基準のWB調整値である。
【0057】
尚、WB検出部23は、AE処理ブロック5が算出した輝度値を受取って、その輝度値に応じて前述の白判定エリアを変更する。例えば、輝度値が所定値よりも大きい場合は人工光源の下での撮影でないと判断して、基準線L1を所定量だけ上方に平行移動する。
【0058】
以上のようにして算出されたWB調整値は、信頼性判定部24を介してWB補正部32に送られ、WB補正部32はこのWB調整値に基づいてWB調整処理を行う(ステップS4)。具体的には、全画素に対して、画像データであるRとBの色データを、それぞれr/gとb/gで除算した値を新たなRとBの色データとする。そして、この処理を全画素に対して実行する。尚、AWBモードの場合には、信頼性判定部24での判定は行われることなく、入力されたWB調整値がWB補正部32へ出力される。
【0059】
そして、WB調整された画像データは、画像処理ブロック3での各種画像処理を経て、画像圧縮/伸張処理部41で圧縮処理がなされ(ステップS6)、圧縮処理された画像データは、画像記録部42によってメモリカードなどの記録媒体に記録される(ステップS7)。また、WB調整された画像データは、ビデオ処理部45から表示出力部46に送られ、LCDモニタに撮影画像が表示される。
【0060】
次に、セミオートモードが設定されている場合(ステップS2 「セミオートモード」)は、オートモードと同様にWB調整値を算出する(ステップS10)。即ち、前述のように、微小領域積分器21、WB評価値算出部22及びWB検出部23が動作して、WB調整値を算出して信頼性判定部24に出力する。
【0061】
さらに、セミオートモードでは、信頼性判定部24がWB調整値の信頼性を判定する(ステップS11)。例えば、白判定エリア内データ数nが所定値よりも大きい場合は、算出されたWB調整値は信頼性が高いと判断するが、白判定エリア内データ数nが所定値以下の場合は、WB調整値は信頼性が低いと判断する。
【0062】
信頼性判定部24が、算出されたWB調整値の信頼性が高いと判定した場合(ステップ11 Yes)は、オートモードと同様の動作に移行する。即ち、信頼性判定部24はWB補正部32に算出されたWB調整値を出力し、WB補正部32はこのWB調整値に基づいてWB調整処理を行い(ステップS4)、WB調整された画像データは、画像処理部33での画像処理を経て(ステップS5)、画像圧縮/伸張処理部41で圧縮処理がなされ(ステップS6)、圧縮処理された画像データは、画像記録部42によってメモリカードなどの記録媒体に記録される(ステップS7)。また、WB調整された画像データは、ビデオ処理部45から表示出力部46に送られ、LCDモニタ上には撮影画像が表示される。
【0063】
一方、信頼性判定部24が、算出されたWB調整値の信頼性が低いと判定した場合(ステップ11 「No」)は、算出されたWB調整値をWB補正部32に出力せず、WB修正部25に出力する。そして、これまで自動で実施してきた処理を一時中断して、ユーザによるWB調整値の修正処理に移行する。
【0064】
WB修正部25は、WB補正部32にWB調整値を渡すとともに、バッファメモリ15に記憶された画像データを画像処理ブロック3で画像処理し、画像処理後にバッファメモリ4に記憶する。この時点では、メモリカードなどの記録媒体への記録は行われずに画像の表示のみを行い、更にLCDモニタ上へ修正入力画面を表示して、ユーザに対してWB調整値を修正するように促す(ステップS12)。
図8は、修正入力画面を示す図である。
【0065】
LCDモニタ上には、画像処理後の撮影画像50と共に、ユーザに対して例えば「この画像でOKですか」のようなメッセージ51が表示され、更にWB調整値を修正するための操作表示52、操作完了ボタン53が表示される。
【0066】
ユーザが操作表示52に従って、例えばカメラに備えられている操作ブロック91の十字操作キーを用いて−B方向を押すと、WB調整値のb/gが1インクリメント増加し、その増加した値がWB補正部32に送られる。
【0067】
WB補正部32はこのWB調整値に基づいてWB調整処理を行い(ステップS13)、更に画像処理を行って(ステップS14)LCDモニタ上に、WB調整された画像データが表示される(ステップS15)。
【0068】
ユーザがWB調整された画像を見て、更に調整を必要とする場合(ステップS16 「No」)は、ステップS12〜S15を繰り返す。
【0069】
ユーザがWB調整された画像を見て、「OK]と判断した場合(ステップS16 Yes)は、操作完了ボタン53を操作すると、処理された画像データは、最終的に確定されたものとして、オートモードと同様の動作に移行する。
【0070】
即ち、画像処理後バッファメモリ4に記憶された画像データは、画像圧縮/伸張処理部41で圧縮処理された後(ステップS6)、画像記録部42に送られて記録媒体に記録される(ステップS7)。
【0071】
次に、マニュアルモードが設定されている場合(ステップS2 「マニュアルモード」)は、撮影前に、予めマニュアル操作で設定された値でWB調整が行われる。
【0072】
MWB設定部26は、ユーザが設定した撮影条件(日陰、曇り、太陽、蛍光灯、電球)を読み込む。そして、前述のように図7に示すそれぞれの撮影条件に対応した基準のWB調整値を取り出してWB補正部32に渡す。
【0073】
WB補正部32はこのマニュアルで設定されたWB調整値に基づいてWB調整処理を行う(ステップS18)。WB調整された画像データは、画像処理部33での画像処理を経て(ステップS19)、画像圧縮/伸張処理部41で圧縮処理がなされ(ステップS6)、圧縮処理された画像データは、画像記録部42によってメモリカードなどの記録媒体に記録される(ステップS7)。また、WB調整された画像データは、ビデオ処理部45から表示出力部46に送られ、LCDモニタに撮影画像が表示される。
【0074】
以上のように本実施形態のセミオートモードにおいては、撮影を行って第1の記憶手段であるバッファメモリ15に記憶した画像データを基にWBを微調整するため、シャッタチャンスを逃すことがなく、また、記録前にWBの確認と修正が行える。また、WBの微調整を行った画像データを第2の記憶手段である処理後画像バッファブロック4に記憶しているため、WBを確定した後に処理後画像バッファブロック4の画像データを基に圧縮処理し、記録媒体に出力するので所望の画像データを確実に記憶することができる。
【0075】
即ち、本実施形態のセミオートモードを使用すれば、通常のオートモードで算出したWB調整値の信頼性が低いと判定された場合には、ユーザは、撮影画像をLCDモニタ上で確認しながら、同時に表示される操作表示に従って操作する毎にWB調整された画像が表示されるため、メモリカードなどの記録媒体への画像データの記録に先立って容易な操作で確実な調整が可能である。
【0076】
そして、また操作完了ボタン53を操作することで、操作を確定する方式であるため、確実な値でWB調整された画像をメモリカードなどの記録媒体に記録することができる。
【0077】
また本発明は、無線通信機能又は有線通信機能により、撮影画像を外部に伝送する伝送機能を備えたデジタルカメラにも適用できる。このようなデジタルカメラにおいては、セミオートモードが設定された場合には、ユーザがOK操作を行い、確実な値でWB調整された画像を送信することができる。
【0078】
尚、本実施の形態では、WB調整値の信頼性がないときに手動で微調整を行っているが、この形態に限定されず、セミオートモード時には常に撮影後に修正入力画面を表示してユーザの判断を待つように構成しても良い。
【0079】
従って、ユーザは面倒な設定は一切行わずに撮影ができ、ユーザ自らがWBが不適と判断したとき、またはWBが不適である旨の警告が発せられたときに設定を行えば良い。
【0080】
また、本発明ではオートモードが有効に機能しない撮影状況の場合でも、先ず撮影は実行されその後にWB調整を行うように構成している。従って、バッファメモリ15には撮影画像が保存されるため、シャッタチャンスを逃して、撮影ができなくなる事態を回避できる。
【0081】
図9は、WB調整モードと単写・連写モードとの組み合わせを示す図である。図において、○は組み合わせ可能を示し、×は組み合わせが不可を示している。
本実施の形態では、図9に示すように、連写モードが設定された場合にはセミオートモードの設定を禁止する。即ち、連写モードでは、連続的に撮影動作が実行されるため、撮影動作を1時中断するセミオートモードは適していない。このため、警告を発し、あるいはオートモードに設定を変更するなどの処理を行うことによって、この組み合わせを予め禁止することにより、誤設定を防止している。
【0082】
また本発明は、無線通信機能又は有線通信機能により、撮影画像を外部に伝送する伝送機能を備えたデジタルカメラにも適用できる。このようなデジタルカメラにおいて、セミオートモードが設定された場合には、ユーザがOK操作を行い最終的な撮影画像が確定されるまで、記録動作だけでなく、伝送機能も一時的に動作を禁止される。
【0083】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明のデジタルカメラ及びホワイトバランス調整方法を用いれば、AWBモードが有効に機能しない撮影条件の下でも、シャッタチャンスを逃がすことなく、簡単な操作で適正にホワイトバランスを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係るWB調整処理の概略の手順を示すフロー図。
【図3】WB調整モードを設定するためのメニュー画面。
【図4】微小領域に区分された画像を示す図。
【図5】小領域内の色データの配列を示す図。
【図6】WB調整値を求める概略の手順を示すフロー図。
【図7】WB調整値を求める方法を説明する図。
【図8】修正入力画面を示す図。
【図9】WB調整モードと単写・連写モードとの組み合わせを示す図。
【符号の説明】
1…撮像ブロック
2…ホワイトバランスブロック
3…画像処理ブロック
5…AE処理ブロック
6…記録ブロック
7…表示ブロック
8…画像伝送ブロック
9…WBモード設定ブロック
21…微小領域積分器
22…WB評価値算出部
23…WB検出部
24…信頼性判定部
25…WB修正部
32…WB補正部
50…撮影画像
52…操作表示
53…操作完了ボタン
91…操作ブロック
Claims (10)
- 被写体を撮影して得られた画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶された画像データをホワイトバランス調整する調整値を算出する算出手段と、
前記調整値を用いたホワイトバランスの調整を指示する指示手段と、
前記算出手段で算出された調整値の信頼性を判定する判定手段と、
前記指示に応じてホワイトバランスの調整が施された画像データを表示する表示手段と、
前記調整が施された画像データのホワイトバランスに新たな変更をしない場合、外部操作に応じてこの調整結果を確定する確定手段と、
前記確定手段で確定された後に、この調整された画像データを圧縮処理する圧縮処理手段と、
前記圧縮処理された画像データを記録媒体へ出力する出力手段と、を有し、
前記表示手段は、前記判定手段で信頼性が低いと判定されたときに限り、前記ホワイトバランスの調整が施された画像データの表示に先立って前記調整値を用いて調整された画像データとこの調整値を変更するための操作指示とを表示すること
を特徴とするデジタルカメラ。 - 前記表示手段に表示された前記調整された画像データのホワイトバランス調整を変更する場合は、前記記憶手段に記憶された画像データと同一の画像データに対して異なるホワイトバランス調整を再度行った画像データを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
- 前記確定された画像データを無線通信手段または有線通信手段により外部に伝送する伝送手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記表示手段は、前記ホワイトバランス調整値の変更が指示される毎に、変更された調整値に基づいて調整された画像データを更新表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
- 連写モードを設定する手段と、
前記連写モードが設定されている場合には、前記指示手段の動作を禁止する禁止手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。 - 被写体を撮影して得られた画像データを記憶する記憶手順と、
前記記憶された画像データをホワイトバランス調整する調整値を算出する算出手順と、
前記調整値を用いたホワイトバランスの調整を指示する指示手順と、
前記算出された調整値の信頼性を判定する判定手順と、
前記指示に応じてホワイトバランスの調整が施された画像データを表示する表示手順と、
前記調整が施された画像データのホワイトバランスに新たな変更をしない場合、外部操作に応じてこの調整結果を確定する確定手順と、
前記確定手順で確定された後に、この調整された画像データを圧縮処理する圧縮処理手順と、
前記圧縮処理された画像データを記録媒体へ出力する出力手順と、を有し、
前記表示手順は、前記判定手順で信頼性が低いと判定されたときに限り、前記ホワイトバランスの調整が施された画像データの表示に先立って前記調整値を用いて調整された画像データとこの調整値を変更するための操作指示とを表示すること
を特徴とするホワイトバランス調整方法。 - 前記表示手順で表示された前記調整された画像データのホワイトバランス調整を変更する場合は、前記記憶手順で記憶された画像データと同一の画像データに対して異なるホワイトバランス調整を再度行った画像データを前記表示手順で表示することを特徴とする請求項6に記載のホワイトバランス調整方法。
- 前記確定された画像データを無線通信手段または有線通信手段により外部に伝送する伝送手順を更に備えたことを特徴とする請求項6記載のホワイトバランス調整方法。
- 前記表示手順は、前記ホワイトバランス調整値の変更が指示される毎に、変更された調整値に基づいて調整された画像データを更新表示することを特徴とする請求項6に記載のホワイトバランス調整方法。
- 連写モードを設定する手順と、
前記連写モードが設定されている場合には、前記指示手順の動作を禁止する禁止手順とを更に備えたことを特徴とする請求項6に記載のホワイトバランス調整方法。
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