JP4059441B2 - 塗膜乾燥方法及び塗膜乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塗装により形成された塗膜を乾燥させる方法及び装置に関するものである。塗膜乾燥は、各種塗装たとえば自動車の外装を補修する補修塗装の際に実行される。
自動車外装の補修塗装においては、先ず自動車ボデーの外装面の損傷部分を含む適宜領域の旧塗膜の剥離を行い、その領域に対して防錆プライマー塗装、パテ塗装、下塗り塗装(プライマーサーフェサー塗装)及び上塗り仕上げ塗装等を順次行う。これら各段階の塗装に際して、塗料塗布後に塗膜の乾燥がなされ、必要に応じて乾燥塗膜に対する研磨または研摩(ポリシング)が行われる。自動車の補修塗装は、損傷部分が被塗装物毎に異なり且つ損傷の態様も被塗装物毎に異なり更に塗膜の構成も被塗装物毎に異なるので、被塗装物に応じて、旧塗膜の剥離、補修に使用する塗料の調製及び補修塗料の塗布の形態が異なるものとなる。加えて、この補修塗装では各段階での塗膜形成後の塗膜乾燥にかなりの時間を要し、これが補修塗装時間の短縮及び塗装コストの低減を阻害する要因とされている。従って、この塗膜乾燥時間の短縮が、工数の低減ひいては塗装コストの低減に寄与すること大であり、塗膜乾燥時間の短縮が求められている。
塗膜乾燥には、例えば実開平7−559号公報(特許文献1)に記載されているように、一般に熱線(中・近赤外線)照射器が利用される。熱線照射器は、典型的には、熱線を発する棒状の熱線ランプと、該熱線ランプの背後即ち熱線照射方向と反対側の方向に熱線ランプに近接して配置された熱線リフレクタとを備えている。この熱線照射器を必要に応じて複数並列配置し、自動車ボデーの外装面の所要の補修塗装領域に対して熱線を照射するようにしている。
このような塗膜乾燥のための装置では、従来、塗膜乾燥時間を短縮しようとする場合には、高出力の熱線ランプを使用したり、使用する熱線ランプの数を増やすことがなされている。しかしながら、そのような場合には、消費電力が増大することになり、この点ではコスト低減の阻害要因となる。
実開平7−559号公報
本発明は、消費電力を増加させることなしに塗膜乾燥時間の短縮を可能ならしめる塗膜乾燥方法及び塗膜乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記の目的を達成するものとして、
塗装された塗膜を乾燥させるための塗膜乾燥方法であって、前記塗膜に対して熱線を照射しながら、前記塗膜に対する間欠的エアー吹き付けを行うことを特徴とする塗膜乾燥方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記間欠的エアー吹き付けは、1〜10秒継続するエアー吹き付け状態と1〜10秒継続するエアー吹き付け停止状態とを交互に実現するものである。
本発明によれば、上記の目的を達成するものとして、
塗装された塗膜を乾燥させるための塗膜乾燥装置であって、
熱線照射手段とエアー吐出手段とを備えており、前記熱線照射手段は熱線ランプと当該熱線照射手段により熱線を照射する方向と反対側の方向に前記熱線ランプに近接して配置された熱線リフレクタとを備えており、前記エアー吐出手段は前記熱線リフレクタに近接して配置され前記熱線ランプによる熱線照射の方向に沿ってエアーを吐出するエアー吐出ノズルと該エアー吐出ノズルに圧縮エアーを送給するためのエアー配管と前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出及びその停止を制御するエアー吐出制御部とを備えていることを特徴とする塗膜乾燥装置、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記エアー吐出制御部は、前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出を1〜10秒継続するエアー吹き付け状態と前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出の停止を1〜10秒継続するエアー吹き付け停止状態とを交互に実現するよう制御する。
本発明の一態様においては、前記熱線ランプは棒状であり、前記熱線リフレクタは前記熱線ランプに沿って延在するように配置されており、前記エアー吐出ノズルは前記熱線ランプに沿って延在するように配置されたパイプの側面に吐出開口を形成してなるものである。本発明の一態様においては、前記吐出開口は複数設けられている。本発明の一態様においては、前記吐出開口はスリット状をなしている。
以上のような本発明の塗膜乾燥方法及び塗膜乾燥装置によれば、塗膜に対して熱線を照射しながら間欠的エアー吹き付けを行うことで、塗膜の乾燥速度が高められ、かくして熱線ランプの消費電力を増加させることなしに塗膜乾燥時間を短縮することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明による塗膜乾燥方法の実施に使用される塗膜乾燥装置の一実施形態の構造部分を示す斜視図である。キャスター付きの可動式スタンド10には、熱線照射手段を保持するための保持フレーム11が取り付けられている。保持フレーム11には、熱線照射手段としての熱線照射器12A、12B,12Cが保持されている。熱線照射器12Aは、水平方向に延在する棒状の熱線ランプ14Aと、該熱線ランプの背後に(即ち、熱線照射器により熱線を照射しようとする方向と反対側の方向に)熱線ランプ14Aに近接し且つ該熱線ランプに沿って延在するように配置された熱線リフレクタ16Aと、これらを支持し且つ熱線ランプ14Aに沿って延在するように配置されたフレーム18Aとを備えている。フレーム18Aの両端は、取り付けネジ20Aによりスタンド10に対し取り付けられている。この取り付けは、熱線ランプ14Aの延在方向の周りでの回動によるフレーム18Aの傾角の調整が可能で且つ該傾角を適宜設定可能なようにして、なされている。尚、フレーム18Aには熱線ランプ14A及び熱線リフレクタ16Aを保護するためにそれらの前方に(即ち、熱線照射器により熱線を照射しようとする方向に)位置する金網からなるガード22Aが付されている。熱線照射器12B,12Cは熱線照射器12Aと同等の構成を有しており、対応する部分は対応する符号において付号Aの代わりにそれぞれ付号B,Cを用いて示されている。
熱線照射器12Aのフレーム18Aの上端縁及び下端縁には、エアー吐出手段を構成するエアー吐出ノズル26A1,26A2が取り付けられている。これらのエアー吐出ノズルは、熱線リフレクタ16Aに近接して配置されており、熱線照射器により熱線を照射しようとする方向に沿ってエアーを吐出するためのものである。尚、本明細書では、熱線照射の方向及びエアー吐出の方向は、それぞれ単一の方向を示すものに限られることはなく、適宜の幅即ち分布を持った方向の集合であってもよい。また、これらの方向に沿った方向も、同様に、厳密に同一の方向を指すものに限られず、同一方向の成分を有する方向であればよいものとする。
図2にエアー吐出ノズル26A1の部分拡大斜視図を示す。エアー吐出ノズル26A1は、熱線ランプ14Aに沿って延在するパイプの側面に複数の吐出開口28Aを形成してなるものである。各吐出開口28Aはスリット状をなしておりパイプの方向に対して斜めに形成されている。エアー吐出ノズル26A2はエアー吐出ノズル26A1と同等の構成を有する。
エアー吐出ノズル26A1,26A2の両端には、圧縮エアー源から圧縮エアーを送給するためのエアー配管30A1,30A2が接続されている。該エアー配管は、たとえばゴム製または合成樹脂製のチューブであってもよい。
熱線照射器12B,12Cのフレーム18B,18Cの上端縁及び下端縁にも、それぞれエアー吐出手段を構成するエアー吐出ノズル26B1,26B2;26C1,26C2が取り付けられている。これらのエアー吐出ノズルも、エアー吐出ノズル26A1,26A2と同等な構成を有しており、両端には圧縮エアー源から圧縮エアーを送給するためのエアー配管30B1,30B2;30C1,30C2が接続されている。
図3に本実施形態の塗膜乾燥装置の構成の一部を使用状態と共に示す。この図では熱線照射器12A及びエアー吐出ノズル26A1,26A2の系統のみ示すが、他の熱線照射器12B,12C及びエアー吐出ノズル26B1,26B2;26C1,26C2の系統も同等である。熱線ランプ14Aは、電源に接続されており、該電源から所要の電力供給を受けて熱線を発生する。電源としては商用電源または発電機を使用することができる。一方、エアー吐出ノズル26A1,26A2に接続されたエアー配管30A1,30A2は、エアー吐出ノズル26A1,26A2からのエアーの吐出及びその停止を制御するエアー吐出制御部34を介して圧縮エアー源に接続されている。圧縮エアー源としては、たとえばエアーコンプレッサ及びこれに接続されたレギュレータ等からなるものを使用することができ、その圧力はたとえば0.05〜0.50mPaである。
エアー吐出制御部34は、たとえば図4に示されるような電磁開閉弁34aと該電磁開閉弁の動作を制御する制御回路34bとから構成することができる。図5は、制御回路34bの動作を説明するための図である。即ち、制御回路34bは、内蔵クロックに基づき、継続時間t1だけ電磁開閉弁34aを開いてノズルからのエアー吐出を許容するON状態と継続時間t2だけ電磁開閉弁34aを閉じてノズルからのエアー吐出を許容しないOFF状態とを交互に実現させる。好ましくは、ON状態の継続時間t1は1〜10秒であり、OFF状態の継続時間t2は1〜10秒である。
本実施形態では、図3に示されているように、被塗装物たる自動車ボデー40の外装面に対向するように熱線照射器12A及びエアー吐出ノズル26A1,26A2が配置されている。熱線ランプ14Aから照射された熱線が直接または熱線リフレクタ16Aにより反射された後に、上下に適度の角度広がりを持ちながら自動車ボデー40の方(即ち、図3で左の方)へと照射される。一方、エアー吐出ノズル26A1,26A2から吐出されたエアーは上下に適度の角度広がりを持ちながら自動車ボデー40の方へと吹き付けられる。熱線照射器12A及びエアー吐出ノズル26A1,26A2と自動車ボデー40との距離は、たとえば200〜1000mmである。
塗膜乾燥は、たとえば乗用車、トラック及びバス等の自動車の補修塗装の防錆プライマー塗装、パテ塗装、下塗り塗装及び上塗り仕上げ塗装等の各段階の塗装により形成された塗膜に対して行うことができる。本発明の塗膜乾燥は、その他、たとえば建設機械や自動販売機などの下塗り塗装、パテ塗装、中塗り塗装及び上塗り仕上げ塗装等の各段階の塗装により形成された塗膜に対して行うことができる。
本発明の塗膜乾燥方法及び塗膜乾燥装置によれば、塗膜乾燥に際し未乾燥塗膜に対して熱線照射と共に間欠的エアー吹き付けがなされ、即ちエアー吐出制御部34によりエアー吐出ノズルからのエアーの吐出及びその停止を制御して、エアー吐出を許容するON状態とエアー吐出を許容しないOFF状態とを交互に実現するので、以下の実施例で示されるように、常時エアー吐出を行う場合よりも、塗膜が乾燥硬化するまでの時間が著しく短縮される。
以下、本発明を実施例により説明する。
[実施例1]
自動車の補修塗装に際して、自動車ボデーの損傷部分を含む所要領域の旧塗膜をディスクサンダー#80により剥離し、ダブルアクションサンダー#120によりエッジ部の段落しを行い、AutoSPSプライマー(主剤:硬化剤=4:1[重量比])(大日本塗料株式会社製商品名)を用いてエアースプレーにより防錆プライマー塗装を行い、その後、本発明の塗膜乾燥装置を用いて塗膜に対する乾燥処理(第1の乾燥処理)を行った。更に、AutoSPSライトパテ(主剤:硬化剤=100:2[重量比])(大日本塗料株式会社製商品名)を用いてパテ塗装を行い、その後、本発明の塗膜乾燥装置を用いて塗膜に対する乾燥処理(第2の乾燥処理)を行った。更に、AutoSPSサンダー150(大日本塗料株式会社製商品名)#120を用いて研磨を行った。更に、AutoSPSプラサフ(主剤:硬化剤=5:1[重量比])(大日本塗料株式会社製商品名)を用いてエアースプレーにより下塗り塗装を行い、その後、本発明の塗膜乾燥装置を用いて塗膜に対する乾燥処理(第3の乾燥処理)を行った。更に、AutoSPSサンダー150(大日本塗料株式会社製商品名)#320を用いて研磨を行った。更に、Autoスイフト2Kベースコート(主剤:硬化剤=10:1[重量比])(大日本塗料株式会社製商品名)を用いてエアースプレーによりベースコート塗装を行い、続いてAutoスイフト2K4−1クリヤー(主剤:硬化剤=4:1[重量比])(大日本塗料株式会社製商品名)を用いてエアースプレーによりクリヤー塗装を行い、その後、本発明の塗膜乾燥装置を用いて塗膜に対する乾燥処理(第4の乾燥処理)を行った。最後に、AutoCOSMAファイナル(大日本塗料株式会社製商品名)を仕上げ剤として用いて研摩(ポリシング)を行った。
塗膜乾燥装置としては、図1に示されるような3つの熱線照射器(各熱線ランプの出力2.5kW、長さ1050mm:各熱線リフレクタの幅13mm)及び各熱線照射器に2つづつ付設された6つのエアー吐出ノズルを備えたものを用いた。
エアー吐出ノズルは、直径6mmで長さ1100mmのパイプにその長さ方向に100mmピッチでスリット状の吐出開口を配置したものであり、吐出開口の長手方向はパイプの長手方向に対して45度の傾きをなしており、各吐出開口の長さは13mmであり、幅は0.6mmであった。
圧縮エアー源からエアーパイプに供給されるエアーの圧力は、0.2mPaであり、エアー吐出制御部34によりエアー吐出ノズルからのエアーの吐出及びその停止を制御して、エアー吐出を許容するON状態を3秒間としエアー吐出を許容しないOFF状態を3秒間として、ON状態とOFF状態とを交互に実現した。
上記の第1〜第4の乾燥処理において、それぞれ10分間、4分間、6分間及び10分間行うことで、塗膜は次の工程を良好に行うことができる程度に十分に乾燥硬化した。
[比較例1]
エアー吐出制御部34によるエアー吐出ノズルからのエアーの吐出及びその停止の制御を行うことなく、エアー吐出を常時許容するようにしたこと以外は、実施例1と同様の工程を実行した。
上記の第1〜第4の乾燥処理において、それぞれ20分間、15分間、20分間及び30分間乾燥しないと、塗膜は次の工程を良好に行うことができる程度に十分には乾燥硬化しなかった。
本発明による塗膜乾燥装置の一実施形態の構造部分を示す斜視図である。 エアー吐出ノズルの部分拡大斜視図である。 図1の塗膜乾燥装置の構成の一部を使用状態と共に示す図である。 エアー吐出制御部の構成を示す模式図である。 制御回路の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 スタンド
11 保持フレーム
12A,12B,12C 熱線照射器
14A,14B,14C 熱線ランプ
16A,16B,16C 熱線リフレクタ
18A,18B,18C フレーム
20A,20B,20C 取り付けネジ
22A,22B,22C ガード
26A1,26A2;26B1,26B2;26C1,26C2 エアー吐出ノズル
28A 吐出開口
30A1,30A2;30B1,30B2;30C1,30C2 エアー配管
34 エアー吐出制御部
34a 電磁開閉弁
34b 制御回路
40 被塗装物

Claims (7)

  1. 塗装された塗膜を乾燥させるための塗膜乾燥方法であって、
    前記塗膜に対して熱線ランプから発せられる熱線を用いて前記熱線ランプを備えた熱線照射手段による熱線照射を行いながら、前記塗膜に対する間欠的エアー吹き付けを行い、前記熱線照射手段は、前記熱線ランプと、前記熱線照射の方向と反対側の方向に前記熱線ランプに近接して配置された熱線リフレクタと、前記熱線ランプ及び熱線リフレクタを支持するフレームとを備えており、
    前記間欠的エアー吹き付けは、前記フレームの端縁に取り付けられたエアー吐出ノズルから、前記熱線照射の方向に沿って間欠的にエアーを吐出することで行われ、前記エアー吐出ノズルは前記熱線リフレクタに近接し且つ前記熱線照射の方向に関して前記熱線ランプより前方に配置されていることを特徴とする塗膜乾燥方法。
  2. 前記間欠的エアー吹き付けは、1〜10秒継続するエアー吹き付け状態と1〜10秒継続するエアー吹き付け停止状態とを交互に実現するものであることを特徴とする、請求項1に記載の塗膜乾燥方法。
  3. 塗装された塗膜を乾燥させるための塗膜乾燥装置であって、
    熱線照射手段とエアー吐出手段とを備えており、
    前記熱線照射手段は、熱線ランプと、当該熱線照射手段による熱線照射の方向と反対側の方向に前記熱線ランプに近接して配置された熱線リフレクタと、前記熱線ランプ及び熱線リフレクタを支持するフレームとを備えており、
    前記エアー吐出手段は、前記熱線照射の方向に沿ってエアーを吐出するエアー吐出ノズルと該エアー吐出ノズルに圧縮エアーを送給するためのエアー配管と前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出及びその停止を制御するエアー吐出制御部とを備えており、
    前記エアー吐出ノズルは、前記フレームの端縁に取り付けられており、前記熱線リフレクタに近接し且つ前記熱線照射の方向に関して前記熱線ランプより前方に配置されていることを特徴とする塗膜乾燥装置。
  4. 前記エアー吐出制御部は、前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出を1〜10秒継続するエアー吹き付け状態と前記エアー吐出ノズルからの前記エアーの吐出の停止を1〜10秒継続するエアー吹き付け停止状態とを交互に実現するよう制御することを特徴とする、請求項3に記載の塗膜乾燥装置。
  5. 前記熱線ランプは棒状であり、前記熱線リフレクタは前記熱線ランプに沿って延在するように配置されており、前記エアー吐出ノズルは前記熱線ランプに沿って延在するように配置されたパイプの側面に吐出開口を形成してなるものであることを特徴とする、請求項3〜4のいずれかに記載の塗膜乾燥装置。
  6. 前記吐出開口は複数設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の塗膜乾燥装置。
  7. 前記吐出開口はスリット状をなしていることを特徴とする、請求項5〜6のいずれかに記載の塗膜乾燥装置。
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