JP4059373B2 - Stick food packaging unit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスティックシュガー、スティック状包装調味量、その他スティック状包装甘味料等の棒状に包装されたスティック状食品包装体を任意な所定の本数に正確に集積するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スティック状食品包装体のうちスティックシュガーを例にとると、粉体の砂糖を所定量(例えば1〜10g任意な重量)の小分けにして棒状の包装袋に充填したものをコンベアで横並びに送りながら作業員Aが任意な所定の本数(例えば10〜300本の内の任意な本数)に集積し、次に、異なる作業員Bによって集積されたスティックシュガーの束を商品形態の第二の包装袋に詰める作業を行っていた。スティック中のシュガーの重量や包装本数の異なる各種仕様の商品が数100種類の多岐に亘って製造されていることから、作業員に機敏さや正確さが要求される。また、包装本数や重量の異なる仕様に合わせて集積作業をするため自動化も困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明ではスティックシュガー等の棒状に包装されたスティック状食品包装体を製品包装袋に詰める作業の前工程の集積、計量を自動化することとした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を検討した結果、スティック状食品包装体の長手方向と同じ方向に移動する並列状態で設けられた複数のコンベアのそれぞれに計数手段(カウンタセンサ)を設け、各コンベアの下流側に複数本のスティック状食品包装体を整列保持する小口整列手段を設け、該小口整列手段下方に多数本のスティック状食品包装体を収容する集積皿の受台を設けたスティック状食品包装体の集積装置とした。計数手段としては、光センサが好ましく、その構造は、カウンタとの組み合わせ制御である。
小口整列手段とは、スティック状食品包装体の複数本(例えば4〜10本)の総てを同一方向に揃えて、後の集積皿への整列(方向や前後位置が揃った)状態での移行を可能にすることをいう。
【0005】
小口整列手段としては、平行な又は下方に狭く配置された複数のガイド板を設けてスティック状食品包装体を強制的に同一方向に揃えて、後の集積皿への移行を可能にすることも考えられるが、小口整列手段として各コンベアの少なくとも下流側に回転可能な断面C型受筒を設け、該断面C型受筒の下方に底面が開閉扉である小口集積桝を設けたスティック状食品包装体の集積装置であり、該小口集積桝の下方に多数本のスティック状食品包装体を収容する集積皿の受台を設けると、確実に総てのスティック状食品包装体を強制的に同一方向に揃えることができるのである。
【0006】
この装置によると複数のコンベアのそれぞれに供給されるスティック状食品包装体が、それぞれ計数手段によって計数され、その後筒体の一部に割口を有する断面C型の受筒内へ保持される。断面C型受筒を回転させると割口が下になったときスティック状食品包装体がその割口から小口集積桝へ落下する。これにより小口集積桝へスティック状食品包装体を整列させることが可能となった。小口集積桝へ所定本数のスティック状食品包装体がたまると底面の開閉扉を開いて下方へと取り出すのである。
【0007】
計数手段の取付け位置を並列状態に設けられた各コンベア間で偏位させたことによって、たとえ、各コンベアへ同時にスティック状食品包装体が供給されても、各計数手段の計数が時間的にずれて行われるので、誤計数がなくなるのである。
【0008】
スティック状食品包装体の長手方向は、それが載るコンベアの移動方向と同じ(コンベアの移動方向が該コンベアに載るスティック状食品包装体の長手方向と同じ)、すなわち、スティック状食品包装体が縦に移動するので、計数手段による検知長さ(時間)が長く、しかも、感知される情報量が多い。棒状の包装袋の色、模様別に集積が可能となり、最終製品の包装袋内に色、模様別に収容することができる。
【0009】
各コンベアの少なくとも下流側に高さ調節手段を設けている。スティック状食品包装体は重さによって、落下時の慣性が異なる。特にスティックシュガーは重い場合に飛び跳ねることがある。そこで、スティック状食品包装体の重さによってコンベアの高さを調整できるようにしたのである。
【0010】
スティック状食品包装体は所定の本数を集積皿に収容するが、その受台又はその近傍へ計量手段(ロードセル)を設けたことによって、スティック状食品包装体の秤量を可能にしている。計数手段の計数と計量手段による計量の両方から製品包装の精度を高めている。
【0011】
各コンベアには必要時にスティック状食品包装体の集積部側への移動を停止させることができるストッパを設けている。所定の本数集積部側へ送る場合に、計数手段によって計数されたスティック状食品包装体が所定本数に近いと判断されたとき、集積部側へ所定本数に不足する本数だけを通過させる場合に、一部のストッパを下ろしてスティック状食品包装体の集積部側への移動を停止させるのに使用する。また、スティック状食品包装体の外観が異なる包装ものを分けて包装したり、逆に混在させたりすることができ、ストッパを設けたことは有用である。
【0012】
スティック状食品包装体を収容する集積皿の受台又はその近傍へ不良品押出手段を設けており、計量手段による不良包装品が検出されると、スティック状食品包装体ごと集積皿を自動的に取り除くようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施例図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のスティック状食品包装体の集積装置の正面図、図2は同装置の側面図、図3は同装置の平面図である。この装置はスティック状食品包装体の供給部1側から集積部2に向けて6本のコンベア3を並列状態に設けている。各コンベア3は溝内にチェーンコンベアを設けた構造であり、スティック状食品包装体の長手方向がコンベア3の移動方向と同じである。各コンベアの下流側には高さ調節手段20としてストッパ付き伸縮脚を設けて、スティック状食品包装体が砂糖のような落下時に跳ねやすいものの包装時に適当な跳ねにくい高さに調節できるようにしている。
【0014】
複数のコンベア3のそれぞれに計数手段4を設けている。計数手段4は各コンベア3によって運ばれるスティック状食品包装体5を検出して通過個数を計数する。また、各コンベア3には必要時にスティック状食品包装体の集積部2側への移動を停止させることができるストッパ6がある。ストッパ6は各コンベア3まで接近離反可能なストッパ板がシリンダで進退する構造としている。所定の本数集積部2側へ送る場合に、計数手段4によって計数されたスティック状食品包装体5が所定本数に近いと判断されたとき、集積部2側へ所定の本数に不足する本数だけ通過させる場合に一部のストッパ6を降ろしてスティック状食品包装体の集積部2側への移動を停止させるのに使用する。
【0015】
例えば、100個詰包装の場合に6本の各コンベア3によってそれぞれ16個が運ばれたとき、計96個が集積部2側へ集積される。残る4個が不足するのみであるから、2本のコンベア3のストッパ6によってスティック状食品包装体のへの移動を停止させるのである。これによって4個のスティック状食品包装体が補充されて100個詰包装が可能となる。
【0016】
図4は集積部2の側面図であり、図5は正面図、図6は平面図である。集積部2側には、各コンベア3によって送られてくるスティック状食品包装体の経路終端付近に小口整列手段21としての開口した断面C型受筒7を設けている。断面C型受筒7は、コンベア3によって送られてくるスティック状食品がいきなり下方へ落下して跳ねたり乱雑に集積されないように、きれいに方向を整えるなどを目的としたもので、図5にみられるように、筒体の一部に割口7aを有した構造であり、図7のように回転させると割口7aが下になったときスティック状食品包装体がその割口7aから落下するようにしている。回転させるためにスティック状食品包装体が断面C型受筒7内に入ったとき回転するモータ8と、該モータ8により断面C型受筒7の保持軸を回動させるクランク機構9がある。前記計数手段4によるスティック状食品包装体の断面C型受筒7への入りが確認されると、一斉に割口7aを下方へと回動させる。
【0017】
このとき、もし何れかの断面C型受筒7へスティック状食品包装体が入ってないで不足する場合、計数手段4によってそのことが判明しているので、次回に不足分だけ加えた個数のスティック状食品包装体が断面C型受筒7へ収容される。これもコンベア3上のストッパ6との連繋によってなされる。断面C型受筒の下方には、これも小口整列手段21として底面に開閉扉10を有する小口集積桝11を設けている。小口集積桝11には少数個(通常10〜20個)のスティック状食品包装体が一旦蓄えられる。底面の開閉扉10の開閉は図示することを省略するが、1本のシリンダで6個の開閉扉10を同時に開くようにしている。そのために、開閉扉10には片縁にヒンジ10aがあり、かつ底面中間辺りに開閉ロッド10bが当接している。
【0018】
図1〜図3にみられるように、小口集積桝11の下方には多数本のスティック状食品包装体を収容することができる集積皿12の受台13を設けている。集積皿12は受台13の上に載せており、所定の個数だけスティック状食品包装体が小口集積桝11から落下集積されると移動させることができる。スティック状食品包装体が所定の個数に達しないような異常事態が発生すると、排出シリンダ14を装置本体側方に設けており、異常時に集積皿12ごとスティック状食品包装体を側方へ排出させることができる。
【0019】
スティック状食品包装体を収容する集積皿の受台13には計量手段15としてロードセルを設けており、集積されたスティック状食品包装体の計量を行って正確を期している。本装置によって集積されたスティック状食品包装体の袋詰め作業は、人手によることもできるし、更に本装置の脇部へ袋詰め装置を設けて自動化することもできる。人手による場合の作業性を配慮して、高さ調節可能な作業テーブル16を設けている。
【0020】
【発明の効果】
本発明によって、従来人手による所定本数の集積作業を自動化することが可能である。スティックシュガーのような重量や包装本数の異なる各種仕様の商品が数100種類の多岐に亘って製造されている場合でも、本発明の装置によって、任意にその各種仕様の商品へ包装するための集積を可能にした。人手による集積作業に生じ易い包装本数異常等を回避出来ると共に、人員削減と、能率の向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスティック状食品包装体の集積装置の正面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】同装置の平面図である。
【図4】集積部の側面図である。
【図5】集積部の正面図である。
【図6】集積部の平面図である。
【図7】集積部の断面C型受筒の回動後の様子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 スティック状食品包装体の供給部
2 集積部
3 コンベア
4 計数手段
5 スティック状食品包装体
6 ストッパ
7 断面C型受筒
8 モータ
9 クランク機構
10 開閉扉
11 小口集積桝
12 集積皿
13 受台
14 排出シリンダ
15 計量手段
16 作業テーブル
20 高さ調節手段
21 小口整列手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for accurately collecting stick-shaped food packages packaged in sticks such as stick sugar, stick-shaped package seasoning, and other stick-shaped package sweeteners in an arbitrary predetermined number.
[0002]
[Prior art]
Taking stick sugar as an example of stick-shaped food packages, powder sugar is divided into a predetermined amount (for example, 1 to 10 g arbitrary weight) and filled in a rod-shaped packaging bag while being fed side by side by a conveyor. The worker A accumulates an arbitrary predetermined number (for example, an arbitrary number of 10 to 300), and then a bundle of stick sugars accumulated by different workers B is a second packaging bag in the form of a product. I was working on packing. Since there are hundreds of different types of products with different sugar weights and number of packages in the sticks, workers need to be quick and accurate. In addition, it is difficult to automate because the collection work is performed according to the specifications with different number of packages and weight.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the present invention, the accumulation and measurement in the pre-process of the work of packing the stick-shaped food package packaged in a stick shape such as stick sugar into the product packaging bag is automated.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of examining the above problems, a counting means (counter sensor) is provided for each of a plurality of conveyors provided in a parallel state moving in the same direction as the longitudinal direction of the stick-shaped food package, and a plurality of counters are provided downstream of each conveyor. An apparatus for stacking stick-shaped food packages, provided with a small-sized alignment means for aligning and holding the stick-shaped food package, and provided with a receiving tray for a collection dish for storing a large number of stick-shaped food packages under the small-sized alignment means; did. As the counting means, an optical sensor is preferable, and its structure is combined control with a counter.
Small edge alignment means means that all the stick food packagings (for example, 4 to 10) are aligned in the same direction, and aligned to the subsequent stacking pan (the direction and front and back positions are aligned). It means enabling migration.
[0005]
As the small edge aligning means, a plurality of guide plates arranged in parallel or narrowly below may be provided to forcibly align the stick-shaped food packaging bodies in the same direction so as to enable the transition to a later stacking dish. Although considered, stick-shaped food provided with a cross-section C-type receiving cylinder that can rotate at least downstream of each conveyor as a small-mouth aligning means, and provided with a small-mouthed collection basket whose bottom is an open / close door. This is an apparatus for stacking packages, and if a tray tray for receiving a large number of stick-shaped food packages is provided below the small-sized stacking basket, all stick-shaped food packages are forcibly identical. It can be aligned in the direction.
[0006]
According to this apparatus, the stick-shaped food package supplied to each of the plurality of conveyors is counted by the counting means, and then held in a C-shaped receiving cylinder having a split slot in a part of the cylinder. When the C-shaped cross-section cylinder is rotated, the stick-shaped food packaging body falls from the split to the small-mouthed collecting basket when the split comes down. As a result, it became possible to align the stick-shaped food package on the small-mouthed basket. When a predetermined number of stick-shaped food packagings accumulate on the small-mouthed basket, the bottom door is opened and taken out downward.
[0007]
By shifting the mounting position of the counting means between the conveyors arranged in parallel, even if the stick-shaped food packaging is supplied to each conveyor at the same time, the counting of each counting means is shifted in time. This eliminates miscounting.
[0008]
The longitudinal direction of the stick-shaped food package is the same as the moving direction of the conveyor on which it is placed (the moving direction of the conveyor is the same as the longitudinal direction of the stick-shaped food package on the conveyor), that is, the stick-shaped food package is vertically Therefore, the detection length (time) by the counting means is long, and the amount of information to be detected is large. The bar-shaped packaging bags can be collected by color and pattern, and can be stored in the final product packaging bag by color and pattern.
[0009]
A height adjusting means is provided at least on the downstream side of each conveyor. Sticky food packages have different inertias when dropped depending on their weight. In particular, stick sugar can jump when it is heavy. Therefore, the height of the conveyor can be adjusted by the weight of the stick-shaped food package.
[0010]
A predetermined number of stick-shaped food packaging bodies are accommodated in a stacking dish, and weighing means can be weighed by providing weighing means (load cells) at or near the cradle. The accuracy of product packaging is improved by both counting by the counting means and weighing by the weighing means.
[0011]
Each conveyor is provided with a stopper capable of stopping the movement of the stick-shaped food package toward the stacking part when necessary. When it is determined that the stick-shaped food packaging body counted by the counting means is close to the predetermined number when it is sent to the predetermined number accumulation unit side, when only the number that is insufficient for the predetermined number is passed to the accumulation unit side, A part of the stopper is lowered to stop the movement of the stick-shaped food package toward the stacking part. In addition, it is possible to divide and wrap packages with different appearances of stick-shaped food packaging bodies, or conversely, and to provide a stopper is useful.
[0012]
Defective product pushing means is provided at or near the receiving tray of the collecting tray that contains the stick-shaped food packaging body. When a defective packaging product is detected by the weighing means, the collecting dish is automatically collected together with the stick-shaped food packaging body. I tried to remove it.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a front view of an apparatus for collecting stick-shaped food packaging bodies according to the present invention, FIG. 2 is a side view of the apparatus, and FIG. 3 is a plan view of the apparatus. In this apparatus, six conveyors 3 are provided in parallel from the
[0014]
The
[0015]
For example, in the case of packaging of 100 pieces, when 16 pieces are carried by each of the six conveyors 3, a total of 96 pieces are accumulated on the
[0016]
4 is a side view of the stacking
[0017]
At this time, if there is no sticky food package in any of the cross-section C-type receiving cylinders 7, it is known by the counting means 4. The stick-shaped food package is accommodated in the C-shaped receiving cylinder 7 in section. This is also done by linking with the
[0018]
As shown in FIGS. 1 to 3, a receiving
[0019]
A load cell is provided as a weighing
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to automate a predetermined number of stacking operations by hand. Even when products with various specifications such as stick sugar with different weights and number of packages are manufactured in a wide range of several hundred types, the integration of the device of the present invention for arbitrary packaging into products of various specifications Made possible. It is possible to avoid an abnormality in the number of packages that are likely to occur during manual accumulation work, and to reduce the number of personnel and improve the efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a stacking device for stick-shaped food packaging bodies according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the apparatus.
FIG. 3 is a plan view of the apparatus.
FIG. 4 is a side view of the stacking unit.
FIG. 5 is a front view of a stacking unit.
FIG. 6 is a plan view of a stacking unit.
FIG. 7 is a front view showing a state after rotation of a cross-sectional C-type receiving cylinder of the stacking unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
10 Open / close door
11 Small lots
12 dish
13 cradle
14 Discharge cylinder
15 Weighing means
16 Work table
20 Height adjustment means
21 Small edge alignment means
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