JP4057409B2 - 入浴装置及び浴槽用電極形成体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電して入浴者に電気刺激を与えるための入浴装置及び浴槽用電極形成体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【特許文献1】
実開昭63−68357号公報
【0003】
【特許文献1】には、浴槽内の水にマッサージのために通電する低周波マッサージ機を設けてある電気マッサージ風呂であって、前記低周披マッサージ機の電極板を位置変更自在に浴槽に取付ける取付具を設けてある電気マッサージ風呂の発明が記載されている。電極板は、第2図に示されるように、多数のスリットが形成された電気絶縁性の保護板により保護されている。この発明は、入浴者がマッサージしたい部位と固定電極板の位置が一致しない場合に無理な姿勢をとることを避けるために、電極板の位置を変更してマッサージしたい部位に効果的に電気刺激を与えようとするものである。
【0004】
しかしながら、電気刺激の強弱は、低周波マッサージ機の出力調整によって行わなければならず、同一浴槽内で同時に比較的強い電気刺激ゾーンと比較的弱い電気刺激ゾーンを設けて複数人に適切な電気刺激を与えたり同一人でも身体の部位により電気刺激の強さを変えること等はできなかった。
【0005】
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、1つの浴槽内において、比較的強い電気刺激ゾーンと比較的弱い電気刺激ゾーンを形成する入浴装置及びその入浴装置における電極部を形成するための浴槽用電極形成体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の入浴装置は、
浴槽と、その浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するための、浴槽内に露出する一対の電極部を備えた入浴装置であって、
前記電極部は、多数の小電極が分散配置されてなるものであり、
前記一対の電極部の両方又は一方が、複数の小電極群であってそれぞれが多数の小電極により構成されたものからなると共に、その電極部における複数の小電極群のうち何れかの小電極群と他の何れかの小電極群において、電極表面積比が異なることを特徴とする。
【0007】
この入浴装置は、電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が水平方向に異なる位置に配されたものとすることができ、或は、電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が垂直方向に異なる位置に配されたものとすることができる。
【0008】
更に、この入浴装置は、電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が水平方向に異なる位置に配され、その各水平方向位置において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が垂直方向に異なる位置に配されたものとすることができる。
【0009】
また何れの場合であっても、電極表面積比が互いに相違する小電極群は、間隔(例えば5cm乃至数メートル)をおいて異なる位置に配されたものとすることができる。
【0010】
一対の電極部の両方又は一方が、それぞれ多数の小電極により構成された複数の小電極群からなると共にその何れかの小電極群における電極表面積比(すなわち、[小電極群における小電極の総表面積]/[電極部のうち小電極群が位置する部分の総表面積])が、他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なる。そのため、一方の電極部における小電極群の電極表面積比の高低が、他方の電極部との間における電気刺激の強弱に対応する。すなわち、1つの浴槽内において、一方の電極部における電極表面積比が高い方の小電極群と他方の電極部の間の湯水には、少なくともその小電極群の側を中心として比較的強い電気刺激ゾーンが形成され、一方の電極部における電極表面積比が低い方の小電極群と他方の電極部の間の湯水には、少なくともその小電極群の側を中心として比較的弱い電気刺激ゾーンが形成される。
【0011】
互いに異なる電極表面積比の小電極群を水平方向に配置することにより、電気刺激が比較的弱いゾーンと電気刺激が比較的強いゾーンを水平方向に分布させることができるので、例えば、電気刺激に慣れていない入浴者や比較的弱い電気刺激で足りる入浴者は、浴槽中の弱い方の電気刺激ゾーンで入浴し、電気刺激に慣れている入浴者や比較的強い電気刺激を求める入浴者は浴槽中の強い方の電気刺激ゾーンで入浴することができる。また例えば、浴槽中の弱い方の電気刺激ゾーンで入浴を開始し、ある程度慣れた段階で強い方の電気刺激ゾーンで入浴することもできる。浴槽の水平方向両側に電気刺激が比較的弱いゾーンと電気刺激を設け、両者の間に電気刺激が比較的強いゾーンを設けることにより、両側の何れから入浴しても電気刺激が比較的弱いゾーンから入浴が開始され、中央部へ移動すれば電気刺激が比較的強いゾーンにおける入浴が可能となる。
【0012】
また、互いに異なる電極表面積比の小電極群を垂直方向に配置することにより、電気刺激が比較的弱いゾーンと電気刺激が比較的強いゾーンを垂直方向に分布させることができるので、例えば、上方位置を電気刺激が比較的弱いゾーンとし、下方位置を電気刺激が比較的強いゾーンとすることにより、下半身に強めの電気刺激、上半身に弱めの電気刺激が得られるものとすることもできる。
【0013】
なお、必要に応じ、2又は3段階以上の互いに異なる電極表面積比の小電極群を、水平方向及び垂直方向に任意に組み合わせることができる。
【0014】
前記一対の電極部は、浴槽内の互いにほぼ相対する位置に配されるものとすることが好ましい。この場合、電極部同士の間に効率的に電気刺激ゾーンを形成することができる。なお、一対の電極部は、必ずしも180度の角度で向かい合うことを要するものではなく、例えば90度の角度をなすものであってもその間に通電することが可能であることはいうまでもない。
【0015】
また本発明の入浴装置は、一対の電極部の両方が、複数の小電極群であってそれぞれが多数の小電極により構成されたものからなると共に、その電極部における複数の小電極群のうち何れかの小電極群と他の何れかの小電極群において、電極表面積比が異なるものであり、
前記一対の電極部が、浴槽内の互いにほぼ相対する位置に配され、一方の電極部と他方の電極部における対応する位置の小電極群同士の電極表面積比がほぼ同一であるものとすることが好ましい。
【0016】
一対の電極部が、浴槽内の互いにほぼ相対する位置に配され、而も一方の電極部と他方の電極部における対応する位置の小電極群同士の電極表面積比がほぼ同一であるため、対応するほぼ同一の電極表面積比の小電極群同士の間における電気刺激がほぼ一定となり、電気刺激の強さによるゾーン分布が明確化する。
【0017】
一対の電極部は、同一又は水平方向において対称形状(電極表面積比が互いに相違する小電極群が水平方向に異なる位置に配された一対の電極部を対向配置した場合に相対する小電極群の電極表面積比が一致する形状)とすることが好ましいが、異なる形状でもよい。例えば、一方の電極部は、何れかの小電極群における電極表面積比が他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なるものとし、他方の電極部の電極表面積比を一定とすることもできる。この場合、浴槽内の一方の電極部における小電極群に比較的近い位置において、電極表面積比の大小に応じた強弱の電気刺激が得られ、他方の電極部においては、電気刺激の強弱があまりなくなるか或はほとんどなくなる。
【0018】
入浴装置は、一対の電極部を通じて浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電を行うことにより使用する。通電は、例えばマッサージ効果のある低周波電流等を給電装置により通電することにより行うことができる。1台の給電装置により一対の電極部を通じて浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するものとすれば、複数種の強さの電気刺激ゾーンを同一浴槽内の異なる位置に同時に生じさせることができる。
【0019】
小電極の形状は、特に限定されない。平面的形状のほか、立体的な形状(凸部又は凹部)とすることもできる。平面的形状としては、円形状、楕円形状、両端が半円形状に突出した長方形状、線形状、方形状又はその他の多角形状等を適宜選択し得、2以上の形状のものの組み合わせであってもよい。小電極の材料は、例えばステンレス鋼等の長期使用に耐える材料を適宜選択し得る。小電極の面積は、例えば0.008乃至20cm2とすることができる。好ましくは0.2乃至3cm2である。1つの小電極群の面積(1つの小電極群において小電極が分布する面積)は、例えば、(100乃至2000mm)×(50乃至600mm)の範囲から適宜選択し得る。好ましくは、(200乃至1000mm)×(100乃至400mm)の範囲である。
【0020】
各小電極は、入浴者の皮膚に直接触れないように保護されていることが好ましい。このような保護は、例えば、各小電極に対応する透孔を除いて適宜厚さの電気絶縁材料により覆うことにより、入浴者の皮膚は小電極に触れず、小電極は湯水に対し露出した状態とすることにより実現することができるが、これに限られるものではない。
【0021】
浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電する電極部は、浴槽用電極形成体により形成することができる。このような浴槽用電極形成体は、分散配置された多数の小電極により構成された小電極群を複数備え、何れかの小電極群における電極表面積比が、他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なることを特徴とする。一対の電極部の一方を構成する一つの浴槽用電極形成体を用いることにより、又は一対の電極部の両方を構成する一対の浴槽用電極形成体を用いることにより、1つの浴槽内に複数種の強さの電気刺激ゾーンを形成することができる。なお、浴槽用電極形成体は、浴槽に固定することができるほか、吊り下げ又は各種の着脱手段を用いて着脱可能に設けることもできる。
【0022】
本発明の入浴装置としては、
浴槽と、一対の浴槽用電極形成体と、1台の給電装置を備えた入浴装置であって、
前記浴槽用電極形成体は、前記のような浴槽用電極形成体であって、前記浴槽内に上記各小電極を露出するように配装されており、
前記給電装置は、前記一対の浴槽用電極形成体における前記各小電極を通じて浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するためのものとすることができる。
【0023】
前記のような浴槽用電極形成体の例として、リード線が接続された電極体の少なくとも一部が、多数の透孔が分散配置された絶縁材料製の電極開口体により覆われ、電極体の残部は電気絶縁材料により覆われ、電極体のうち透孔を介して露出した部分が小電極を構成する浴槽用電極形成体であって、
分散配置された多数の透孔による多数の小電極によって構成された小電極群を複数備え、何れかの小電極群における電極表面積比が、他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なることを特徴とする浴槽用電極形成体を挙げることができる。
【0024】
電極体は、例えばステンレス鋼板等の長期使用に耐える材料を適宜選択し得る。電極体及び浴槽用電極形成体は、全体が板状をなすものであることが好ましいが、必ずしも板状に限るものではない。電極体の少なくとも一部(例えば電極板の前面の一部又は全部)を覆う電極開口体は、例えばアクリル樹脂等の絶縁性材料製の板状又はその他の形状の部材であって、多数の透孔が分散配置されたものとすることができる。電極体の少なくとも一部を覆う電極開口体の厚さは、透孔を介して小電極に入浴者が触れない程度とすることが好ましい。また、電極体の残部を覆う電気絶縁材料は、電極開口体を構成する材料と同一でもよく別の材料(例えば発泡ポリスチレン等)でもよい。リード線は絶縁被覆されたものが好ましい。
【0025】
入浴装置及び浴槽用電極形成体の小電極群同士における電極表面積比の相違の程度は任意であるが、例えば、2:1、3:1又は4:1、或いは、4:2:1又は3:2:1等とすることができる。
【0026】
小電極群における電極表面積比の大小は、小電極群における各小電極の表面積の大小が対応したものとすることができる。この場合、例えば小電極群を構成する小電極の配置を同一とし、各小電極群の表面積のみを変えることにより、電極表面積比を任意に変更することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0028】
図1は、本発明の実施の形態の一例としての浴槽用電極形成体10についてのものであって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は(a)におけるI-I線断面図である。
【0029】
この浴槽用電極形成体10は、横長長方形平板状をなし、ステンレス鋼製の横長長方形平板状の電極板12(電極体)に、絶縁被覆されたリード線14の一端部を電気的に接続し、電極板12の前面を、多数の円形の透孔16が碁盤目状に、すなわち縦横に整列した状態で、分散配置された電気絶縁材料であるアクリル樹脂製の電極開口板18(電極開口体)により覆うと共に電極板12の残部(周縁及び後面)を電気絶縁材料である発泡ポリスチレン材20により覆うことによって構成されている。従って、電極板12のうち露出しているのは、電極開口板18の円形状の透孔16の部分のみであり、各透孔16を介して露出した部分が小電極22を構成する。
【0030】
透孔16は左右2群に分かれているが、各群における透孔16の配置は同一(同一でなくてもよい)であり、透孔16の半径が群によって異なる。半径が大きい方の透孔16の群(図1(a)における左側の群)により、電極表面積比が高い第1小電極群24が構成され、半径が小さい方(大きい方の半径の約1/2)の透孔16の群(図1(a)における右側の群)により、電極表面積比が低い第2小電極群26が構成されている。
【0031】
図2は、浴槽28の相対する内壁部28aにおける同一高さ位置に、図1に示す浴槽用電極形成体10を水平方向に対称状に固定してそれらを一対の電極部となした状態を示す入浴装置の平面図である。各浴槽用電極形成体10は、それぞれの第1小電極群24と第2小電極群26が水平方向に間隔をおいて隣り合うように固定されている。電極開口板18は入浴者の皮膚が透孔16を通じて各小電極22に触れない程度の厚みを有し、各小電極22は湯水Wに対し露出した状態となっている。なお、浴槽用電極形成体10は、前面部が浴槽28内に露出する状態で浴槽28の内壁部28aに埋め込むこともできる。
【0032】
一対の浴槽用電極形成体10(電極部)は、水平方向において対称な形状をなす。すなわち、第1小電極群24同士が真向かいに対向する(180度の角度で向かい合う)と共に、第2小電極群26同士が真向かいに対向している。各浴槽用電極形成体10のリード線14は、それぞれ浴槽28の内壁を通じて外部に導出され、1台の低周波パルス電流給電装置30に接続されている。
【0033】
浴槽28内に入浴用湯水Wを貯留し、低周波パルス電流給電装置30により各浴槽用電極形成体10(電極部)を通じて入浴用湯水Wにマッサージ効果のある低周波パルス電流を給電すると、浴槽28内のうち、図2における水平方向手前側の第1小電極群24同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的強い電気刺激ゾーンAが形成され、水平方向奥側の第2小電極群26同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的弱い電気刺激ゾーンBが形成される。従って、電気刺激に慣れていない入浴者や比較的弱い電気刺激で足りる入浴者は、手前側の浴槽28中の弱い方の電気刺激ゾーンBで入浴し、電気刺激に慣れている入浴者や比較的強い電気刺激を求める入浴者は浴槽28中の強い方の電気刺激ゾーンAで入浴することができる。また、浴槽28中の弱い方の電気刺激ゾーンBで入浴を開始し、ある程度慣れた段階で強い方の電気刺激ゾーンAで入浴することもできる。
【0034】
図3は、別の浴槽用電極形成体50(電極部)についての正面図である。この浴槽用電極形成体50は、同一の透孔16による1つの群、すなわち電極表面積比が高い第1小電極群24のみを有する。透孔16の配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。図3における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0035】
図1に示すような第1小電極群24と第2小電極群26の両者を備えた浴槽用電極形成体10(電極部)に代えて、図3に示すような第1小電極群24のみを有する浴槽用電極形成体50と、この浴槽用電極形成体50と同様の浴槽用電極形成体であって透孔16の半径を小さくして電極表面積比が低い第2小電極群26のみを有するものとした浴槽用電極形成体(図示せず)とを用いることにより、図2と同様の入浴装置を構成することもできる。
【0036】
図4は、本発明の実施の形態の別の例としての浴槽用電極形成体10についてのものであって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は(a)におけるIV-IV線断面図である。この浴槽用電極形成体10においては、電極開口板18に、多数の透孔16が、菱形を3つ隣接させた形状に分散配置されている。透孔16の配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。図4における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0037】
図5は、別の浴槽用電極形成体50(電極部)についての正面図である。この浴槽用電極形成体50は、同一の透孔16による1つの群、すなわち電極表面積比が高い第1小電極群24のみを有し、この第1小電極群24は、多数の透孔16が、菱形を8つ隣接させた形状に分散配置されてなる。透孔16の配置以外は図4の浴槽用電極形成体10と同様である。図5における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0038】
図4に示すような第1小電極群24と第2小電極群26の両者を備えた浴槽用電極形成体10(電極部)に代えて、図5に示すような第1小電極群24のみを有する浴槽用電極形成体50と、この浴槽用電極形成体50と同様の浴槽用電極形成体であって透孔16の半径を小さくして電極表面積比が低い第2小電極群26のみを有するものとした浴槽用電極形成体(図示せず)とを用いることにより、図2と同様の入浴装置を構成することもできる。
【0039】
図6は、本発明の実施の形態の別の例としての浴槽用電極形成体10についてのものであって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は(a)におけるVI-VI線断面図である。この浴槽用電極形成体10においては、図4の電極開口板18における菱形同士の間のうち上下端位置にそれぞれ1つずつ透孔16を追加した形状に透孔16が分散配置されている。透孔16の配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。図6における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0040】
図7は、別の浴槽用電極形成体50(電極部)についての正面図である。この浴槽用電極形成体50は、同一の透孔16による1つの群、すなわち電極表面積比が高い第1小電極群24のみを有し、この第1小電極群24は、多数の透孔16が、菱形を8つ隣接させ、菱形同士の間のうち上下端位置にそれぞれ1つずつ透孔16を追加した形状に分散配置されてなる。透孔16の配置以外は図6の浴槽用電極形成体10と同様である。図7における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0041】
図6に示すような第1小電極群24と第2小電極群26の両者を備えた浴槽用電極形成体10(電極部)に代えて、図7に示すような第1小電極群24のみを有する浴槽用電極形成体50と、この浴槽用電極形成体50と同様の浴槽用電極形成体であって透孔16の半径を小さくして電極表面積比が低い第2小電極群26のみを有するものとした浴槽用電極形成体(図示せず)とを用いることにより、図2と同様の入浴装置を構成することもできる。
【0042】
図8は、本発明の実施の形態の別の例としての浴槽用電極形成体10についてのものであって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は(a)におけるVIII-VIII線断面図である。この浴槽用電極形成体10においては、電極開口板18に、両端が半円形状に突出した長方形状の多数の透孔16が、その長手方向が浴槽用電極形成体10の長手方向に一致するように縦横に整列した状態で分散配置されている。透孔16の形状及び配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。図8における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0043】
図9は、別の浴槽用電極形成体50(電極部)についての正面図である。この浴槽用電極形成体50は、同一の透孔16による1つの群、すなわち電極表面積比が高い第1小電極群24のみを有する。透孔16の配置以外は図8の浴槽用電極形成体10と同様である。図9における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0044】
図8に示すような第1小電極群24と第2小電極群26の両者を備えた浴槽用電極形成体10(電極部)に代えて、図9に示すような第1小電極群24のみを有する浴槽用電極形成体50と、この浴槽用電極形成体50と同様の浴槽用電極形成体であって透孔16の半径を小さくして電極表面積比が低い第2小電極群26のみを有するものとした浴槽用電極形成体(図示せず)とを用いることにより、図2と同様の入浴装置を構成することもできる。
【0045】
図10は、本発明の実施の形態の更に別の例としての縦長長方形平板状をなす浴槽用電極形成体10の正面図である。透孔16は碁盤目状に分散配置され、電極表面積比が高い第1小電極群24が下半部に形成され、電極表面積比が低い第2小電極群26が、第1小電極群24との間に上下方向間隔を隔てて上半部に形成されている。透孔16の配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。
【0046】
図11は、浴槽28の相対する内壁部28aにおける同一水平方向位置に、図10に示す浴槽用電極形成体10を垂直方向に対称状に固定してそれらを一対の電極部となした状態を示す入浴装置の断面図である。各浴槽用電極形成体10は、それぞれの第1小電極群24と第2小電極群26が垂直方向に間隔をおいて隣り合うように固定されている。浴槽用電極形成体10は、前面部が浴槽28内に露出する状態で浴槽28の内壁部28aに埋め込むこともできる。
【0047】
一対の浴槽用電極形成体10(電極部)は、垂直方向において対称な形状をなす。すなわち、下半部において第1小電極群24同士が真向かいに対向すると共に、上半部において第2小電極群26同士が真向かいに対向している。各浴槽用電極形成体10のリード線14は、それぞれ浴槽28の内壁を通じて外部に導出され、1台の低周波パルス電流給電装置30に接続されている。
【0048】
浴槽28内に入浴用湯水Wを貯留し、低周波パルス電流給電装置30により各浴槽用電極形成体10(電極部)を通じて入浴用湯水Wにマッサージ効果のある低周波パルス電流を給電すると、浴槽28内のうち、図11における下側の第1小電極群24同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的強い電気刺激ゾーンAが形成され、上側の第2小電極群26同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的弱い電気刺激ゾーンBが形成される。従って入浴者は、下半身に強めの電気刺激、上半身に弱めの電気刺激を受けることができる。
【0049】
図12は、本発明の実施の形態の更に別の例としての横長長方形平板状をなす浴槽用電極形成体10の正面図である。この浴槽用電極形成体10においては、電極開口板18に、多数の透孔16が、菱形を3つ隣接された形状に分散配置されている。透孔16は左中右の3群に分かれているが、各群における透孔16の配置は同一(同一でなくてもよい)であり、透孔16の半径が群によって異なる。半径が大きい方の透孔16の群(図12における左側の群)により、電極表面積比が高い第1小電極群24が構成され、半径が小さい方の透孔16の群(図12における右側の群)により、電極表面積比が低い第2小電極群26が構成され、半径が中程度の透孔16の群(図12における中央の群)により、電極表面積比が中程度の第3小電極群32が構成されている。透孔16の配置以外は図1の浴槽用電極形成体10と同様である。図12における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0050】
図13は、浴槽28の相対する内壁部28aにおける同一高さ位置に、図13に示す浴槽用電極形成体10を水平方向に対称状に固定してそれらを一対の電極部となした状態を示す入浴装置の平面図である。各浴槽用電極形成体10は、それぞれの第1小電極群24と第3小電極群32と第2小電極群26とが水平方向に間隔をおいて隣り合うように固定されている。なお、浴槽用電極形成体10は、前面部が浴槽28内に露出する状態で浴槽28の内壁部28aに埋め込むこともできる。
【0051】
一対の浴槽用電極形成体10(電極部)は、水平方向において対称な形状をなす。すなわち、第1小電極群24同士が真向かいに対向し、第2小電極群26同士が真向かいに対向し、また第3小電極群32同士が真向かいに対向している。各浴槽用電極形成体10のリード線14は、それぞれ浴槽28の内壁を通じて外部に導出され、1台の低周波パルス電流給電装置30に接続されている。
【0052】
浴槽28内に入浴用湯水Wを貯留し、低周波パルス電流給電装置30により各浴槽用電極形成体10(電極部)を通じて入浴用湯水Wにマッサージ効果のある低周波パルス電流を給電すると、浴槽28内のうち、図13における水平方向手前側の第1小電極群24同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的強い電気刺激ゾーンAが形成され、水平方向奥側の第2小電極群26同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の比較的弱い電気刺激ゾーンBが形成され、水平方向中間位置の第3小電極群32同士の間の湯水Wには、ほぼ一定の中程度の電気刺激ゾーンCが形成される。従って、電気刺激に対する慣れや必要な電気刺激の程度により、或は段階的に電気刺激の強さを変えたい場合に、入浴者はゾーンを選択して入浴することができる。なお、図13における水平方向手前側及び水平方向奥側に、それぞれ第2小電極群26を配置し、水平方向中間位置に第1小電極群24を配置すれば、水平方向手前側及び水平方向奥側に比較的弱い電気刺激ゾーンBが形成され、水平方向中間位置にの比較的強い電気刺激ゾーンAが形成される。この場合、水平方向手前側及び奥側の何れから入浴しても電気刺激が比較的弱いゾーンから入浴が開始され、中央部へ移動すれば電気刺激が比較的強いゾーンにおける入浴が可能となる。
【0053】
以上の実施の形態についての記述における構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。課題を解決するための手段の項において本発明について述べた例示及び数値範囲を含む説明は、原則として以上の実施の形態についての記述に適用される。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、1つの浴槽内において、一方の電極部における電極表面積比が高い方の小電極群と他方の電極部の間の湯水には、少なくともその小電極群の側を中心として比較的強い電気刺激ゾーンが形成され、一方の電極部における電極表面積比が低い方の小電極群と他方の電極部の間の湯水には、少なくともその小電極群の側を中心として比較的弱い電気刺激ゾーンが形成される。例えば互いに異なる電極表面積比の小電極群を水平方向に配置することにより、電気刺激が比較的弱いゾーンと電気刺激が比較的強いゾーンを水平方向に分布させることができるので、例えば、電気刺激に慣れていない入浴者や比較的弱い電気刺激で足りる入浴者は、浴槽中の弱い方の電気刺激ゾーンで入浴し、電気刺激に慣れている入浴者や比較的強い電気刺激を求める入浴者は浴槽中の強い方の電気刺激ゾーンで入浴することができる。また例えば、浴槽中の弱い方の電気刺激ゾーンで入浴を開始し、ある程度慣れた段階で強い方の電気刺激ゾーンで入浴することもできる。また、例えば互いに異なる電極表面積比の小電極群を水平方向に配置することにより、電気刺激が比較的弱いゾーンと電気刺激が比較的強いゾーンを垂直方向に分布させることができるので、例えば、上方位置を電気刺激が比較的弱いゾーンとし、下方位置を電気刺激が比較的強いゾーンとすることにより、下半身に強めの電気刺激、上半身に弱めの電気刺激が得られるものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽用電極形成体の正面図、右側面図、平面図、及びI-I線断面図である。
【図2】入浴装置の平面図である。
【図3】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図4】浴槽用電極形成体の正面図、右側面図、平面図、及びIV-IV線断面図である。
【図5】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図6】浴槽用電極形成体の正面図、右側面図、平面図、及びVI-VI線断面図である。
【図7】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図8】浴槽用電極形成体の正面図、右側面図、平面図、及びVIII-VIII線断面図である。
【図9】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図10】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図11】入浴装置の断面図である。
【図12】浴槽用電極形成体の正面図である。
【図13】入浴装置の平面図である。
【符号の説明】
10 浴槽用電極形成体
12 電極板
14 リード線
16 透孔
18 電極開口板
20 発泡ポリスチレン材
22 小電極
24 第1小電極群
26 第2小電極群
28 浴槽
28a 内壁部
30 低周波パルス電流給電装置
32 第3小電極群
50 浴槽用電極形成体
A 電気刺激ゾーン
B 電気刺激ゾーン
C 電気刺激ゾーン
W 湯水
Claims (12)
- 浴槽と、その浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するための、浴槽内に露出する一対の電極部を備えた入浴装置であって、
前記電極部は、多数の小電極が分散配置されてなるものであり、
前記一対の電極部の両方又は一方が、複数の小電極群であってそれぞれが多数の小電極により構成されたものからなると共に、その電極部における複数の小電極群のうち何れかの小電極群と他の何れかの小電極群において、電極表面積比が異なることを特徴とする入浴装置。 - 電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が水平方向に異なる位置に配された請求項1記載の入浴装置。
- 電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が垂直方向に異なる位置に配された請求項1記載の入浴装置。
- 電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が水平方向に異なる位置に配され、その各水平方向位置において、電極表面積比が互いに相違する小電極群が垂直方向に異なる位置に配された請求項1記載の入浴装置。
- 電極表面積比が互いに相違する小電極群を備えた電極部において、電極表面積比が互いに相違する小電極群を構成する小電極の配置は、それらの小電極群において互いに同一であり、電極表面積比が大きい方の小電極群における各小電極の表面積が、電極表面積比が小さい方の小電極群における各小電極の表面積よりも大きいことにより、小電極群における電極表面積比の大小と、小電極群における各小電極の表面積の大小が対応した請求項1乃至4の何れかに記載の入浴装置。
- 一対の電極部の両方又は一方が、複数の小電極群であってそれぞれが多数の小電極により構成されたものからなると共に、その電極部における複数の小電極群のうち何れかの小電極群と他の何れかの小電極群において、電極表面積比が異なるものであり、
前記一対の電極部が、浴槽内の互いにほぼ相対する位置に配された請求項1乃至5の何れかに記載の入浴装置。 - 一対の電極部の両方が、複数の小電極群であってそれぞれが多数の小電極により構成されたものからなると共に、その電極部における複数の小電極群のうち何れかの小電極群と他の何れかの小電極群において、電極表面積比が異なるものであり、
前記一対の電極部が、浴槽内の互いにほぼ相対する位置に配され、一方の電極部と他方の電極部における対応する位置の小電極群同士の電極表面積比がほぼ同一である請求項1乃至5の何れかに記載の入浴装置。 - 一対の電極部を通じて浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するための1台の給電装置を備えた請求項1乃至7の何れかに記載の入浴装置。
- 浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電する電極部を形成するための浴槽用電極形成体であって、
分散配置された多数の小電極により構成された小電極群を複数備え、何れかの小電極群における電極表面積比が、他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なることを特徴とする浴槽用電極形成体。 - リード線が接続された電極体の少なくとも一部が、多数の透孔が分散配置された電気絶縁材料製の電極開口体により覆われ、電極体の残部は電気絶縁材料により覆われ、電極体のうち透孔を介して露出した部分が小電極を構成する浴槽用電極形成体であって、
分散配置された多数の透孔による多数の小電極によって構成された小電極群を複数備え、何れかの小電極群における電極表面積比が、他の何れかの小電極群における電極表面積比と異なることを特徴とする浴槽用電極形成体。 - 電極表面積比が互いに相違する小電極群を構成する小電極の配置は、それらの小電極群において互いに同一であり、電極表面積比が大きい方の小電極群における各小電極の表面積が、電極表面積比が小さい方の小電極群における各小電極の表面積よりも大きいことにより、小電極群における電極表面積比の大小と、小電極群における各小電極の表面積の大小が対応した請求項9又は10記載の浴槽用電極形成体。
- 浴槽と、一対の浴槽用電極形成体と、1台の給電装置を備えた入浴装置であって、
前記浴槽用電極形成体は、請求項9、10又は11記載の浴槽用電極形成体であって、前記浴槽内に上記各小電極を露出するように配装されており、
前記給電装置は、前記一対の浴槽用電極形成体における前記各小電極を通じて浴槽内に貯留する入浴用湯水に通電するためのものである入浴装置。
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