JP4056794B2 - ストレージシステムの制御方法及びストレージシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、記憶制御装置の制御方法及び記憶制御装置及びプログラムに関する。
【0002】
【背景技術】
IT技術の進展に伴い、ディスクアレイ装置などの記憶制御装置に対する需要が急増している。このような中で、近年、LAN(Local Area Network)などのネットワーク直結型の記憶制御装置として、ホストコンピュータからファイル名指定によるデータ入出力要求を受け付けるNFS(Network File System)等のファイルシステムが搭載された、いわゆるNAS(Network Attached Storage)と呼ばれるタイプの記憶制御装置が知られている。
【0003】
ところで、NASに搭載されるファイルシステムは、NASに接続するホストコンピュータとの間で、いわゆるステートレスな方式で通信を行う。ここでステートレスな方式による通信とは、通信を行う装置同士が、互いに相手の処理状態を認知しないで通信を行う方式をいう。つまり、このようなステートレスな方式で通信するNASとホストコンピュータとの間では、NASは、ホストコンピュータの処理を把握していないし、逆に、ホストコンピュータは、NASの動作を把握しておらず、NASもホストコンピュータも、それぞれ、相手方から送られてきたメッセージやコマンドを受け付けたタイミングでこれらに対応する処理を実行するだけである。
【0004】
なお、ステートレスな通信を行う装置の具体例としては、例えば、HTMLプロトコルに従って行われる、インターネット上のWebサーバとこれにアクセスするWebクライアントとの間の通信があげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、データセンタなどで運用中の記憶制御装置は、ホストコンピュータに対するリアルタイムなサービスだけでなく、データのバックアップや、データウエアハウスへのデータ抽出のためのバッチ処理などのため、ホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させた状態で処理を実行しなければならないことがある。
【0006】
しかしながら、前述のようにNASはステートレスにホストコンピュータとの間で通信を行っており、NAS側で勝手にバックアップやバッチ処理を開始してしまうと、これらの処理中にホストコンピュータからのデータ入出力要求が割り込んでしまう可能性がある。そして、このような割り込みが行われた場合は、例えば、データのバックアップのためのプロセスにおいては、データの更新が完結していない状態(例えば、データベースの1レコードの更新が完結していない状態)でバックアップが取得されてしまい、バックアップデータの内容(例えば、レコードの内容)やタイムスタンプが保証されなくなったり、また、バッチ処理については、その処理中にデータの状態が変化し、処理結果に影響を与えてしまうことがある。
【0007】
このため、従来では、例えば、オペレータ等が、バックアップやバッチ処理の開始前に、手動で各ホストコンピュータから記憶制御装置に対するデータ入出力が発生しないようにしておく必要があった。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、記憶制御装置においてホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させておく必要のある処理の実行に際し、自動的にホストコンピュータからのデータ入出力要求を制御するための記憶制御装置の制御方法及び記憶制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための、本発明の主たる発明は、ホストコンピュータ及び当該ホストコンピュータと通信手段を介して接続する記憶制御装置を有し、前記記憶制御装置が、前記ホストコンピュータから送信されるデータ入出力要求をステートレスな通信方式に従って受信して前記データ入出力要求に対応するデータ入出力を記憶デバイスに対して実行するストレージシステムの制御方法において、前記記憶制御装置は、前記ホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させた状態で実行する必要のあるプロセスを実行するとき、前記ホストコンピュータに前記プロセスの実行開始を通知するメッセージを送信し、前記ホストコンピュータは、前記メッセージを受信するとクライアント装置から受け付けたジョブ起動要求に基づくジョブを完結させる閉塞中の状態に遷移し、前記閉塞中の状態又はジョブを受付不可の状態にあるときに受け付けたジョブ起動要求については処理待ちキューにキューイングし、前記プロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求を送信する全てのジョブが完結すると前記メッセージに対する返答メッセージを送信し、前記記憶制御装置は、前記返答メッセージを受信した場合に前記プロセスを実行することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
===開示の概要===
以下の開示により少なくとも次のことが明らかにされる。ホストコンピュータ及び当該ホストコンピュータと通信手段を介して接続する記憶制御装置を有し、前記記憶制御装置が、前記ホストコンピュータから送信されるデータ入出力要求をステートレスな通信方式に従って受信して前記データ入出力要求に対応するデータ入出力を記憶デバイスに対して実行するストレージシステムの制御方法において、前記記憶制御装置は、前記ホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させた状態で実行する必要のあるプロセスを実行するとき、前記ホストコンピュータに前記プロセスの実行開始を通知するメッセージを送信し、前記ホストコンピュータは、前記メッセージを受信するとクライアント装置から受け付けたジョブ起動要求に基づくジョブを完結させる閉塞中の状態に遷移し、前記閉塞中の状態又はジョブを受付不可の状態にあるときに受け付けたジョブ起動要求については処理待ちキューにキューイングし、前記プロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求を送信する全てのジョブが完結すると前記メッセージに対する返答メッセージを送信し、
前記記憶制御装置は、前記返答メッセージを受信した場合に前記プロセスを実行することを特徴とするストレージシステムの制御方法。
【0011】
ここで、通信手段とは、例えば、LANやSAN(Storage Area Network)などである。データ入出力要求とは、例えば、データ書き込み要求、データ読み出し要求である。記憶制御装置は、例えば、ディスクアレイ装置である。記憶制御装置には、記憶媒体であるディスクドライブが内蔵されていてもよいし、外付けされていてもよい。前記プロセスとは、例えば、記憶制御装置のデータ入出力処理の対象となるディスクドライブなどの記憶デバイスに記憶されているデータをテープ装置などにバックアップする、バックアッププロセスや、データウエアハウスへのデータ抽出のためのバッチ処理などである。
【0012】
このように、記憶制御装置が、ホストコンピュータが送信する前記データ入出力要求を制御する必要のあるプロセスの実行に際し、ホストコンピュータに前記プロセスの実行開始を通知するメッセージを送信し(コールバック)、記憶制御装置は、前記メッセージに対する返答メッセージを受信した後に前記プロセスを実行する。従って、例えば、前記プロセスが記憶デバイスに記憶されているバックアップのプロセスである場合に、データの更新が完結していない状態でバックアップが取得されてしまい、バックアップデータの内容(例えば、レコードの内容)やタイムスタンプが保証されなくなったり、前記プロセスがバッチ処理である場合に、その処理中にデータの状態が変化し、処理結果に影響を与えてしまうようなことがない。すなわち、自動的にホストコンピュータからのデータ入出力要求を制御することができる。なお、前記記憶制御装置は、前記プロセスの終了した場合にその旨を通知するメッセージを前記ホストコンピュータに送信するようにしてもよい。
【0013】
前記データ入出力要求は、それが前記ホストコンピュータからどのタイミングで送信されてくるのかを前記記憶制御装置が把握できない、いわゆる、ステートレスな通信方式に従って記憶制御装置に送信される。また、前記ホストコンピュータが送信する前記データ入出力要求の前記制御は、前記ホストコンピュータが前記記憶制御装置に前記データ入出力要求を送信しないようにすることである。また、前記返答メッセージは、前記ホストコンピュータが前記データ入出力要求を前記記憶制御装置に送信されないようにした旨を通知するメッセージである。また、前記返答メッセージには、前記データ入出力要求に対応して行われるデータ入出力処理をコミット状態とした旨が含まれる。
【0014】
また、前記記憶制御装置は、ファイルシステムを備え、前記データ入出力要求はファイル単位でのデータ入出力を指示する要求である。このようなファイルシステムとしては、NFSがあげられ、この場合、前記データ入出力要求は、NFSのコマンドである。
【0015】
また、前記記憶制御装置が、前記実行開始を通知するメッセージの前記送信先となる前記ホストコンピュータを特定する情報を記憶しており、この情報に対応する複数のコンピュータに前記実行開始を通知するメッセージを送信する。すなわち、一台の記憶制御装置を複数のホストコンピュータが利用している場合である。
【0016】
===システムの概略構成===
本発明の一実施例による、ストレージシステムの概略構成を図1に示す。記憶制御装置10とホストコンピュータ20とが、LAN30を介して接続する。記憶制御装置10には、LAN30などの通信手段を通じて管理端末50が接続し、オペレータは管理端末50を操作して、記憶制御装置10の制御や各種パラメータの設定などを行う。
【0017】
ホストコンピュータ20は、例えば、パソコンやワークステーション、汎用コンピュータなどである。ホストコンピュータ20上では、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムが稼働し、これらのソフトウエアの要求により、ホストコンピュータ20から記憶制御装置10に対しては、適宜データ入出力要求が送信される。
【0018】
記憶制御装置10は、CPU(不図示)や制御メモリ11、LAN接続インタフェース、ディスクコントローラなどを備える制御部12と、ディスクドライブ等により構成される記憶デバイス13とを備える。なお、記憶デバイス13は、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式などにより運用されることもある。記憶制御装置10は、ディスクアレイ装置であり、かつ、前述したNASであり、記憶制御装置10では、ファイルシステムとしてのNFSが稼働している。なお、記憶制御装置10には、カートリッジテープ装置などのバックアップ装置14が接続している。
【0019】
記憶制御装置10は、ホストコンピュータ20からのデータ入出力要求を受信して、これに応じて記憶デバイス13へのデータ入出力処理を実行する。ここでホストコンピュータ20から送られてくるデータ入出力要求は、NFSにより処理される。従って、記憶制御装置10とホストコンピュータ20との間の通信は、データ入出力要求がホストコンピュータ10からどのタイミングで送信されてくるのかを、記憶制御装置20が把握することができない。つまり、記憶制御装置10とホストコンピュータ20との間の通信は、ステートレスな通信方式である。
【0020】
記憶制御装置10では、ジョブスケジューラが稼働しており、このスケジューラには、記憶デバイス13に記憶されているデータのバックアップや、データウエアハウスへのデータ抽出のためのバッチ処理など、ホストコンピュータ20からのデータ入出力要求を中断させた状態で実行しなければならないプロセスがスケジューリングされている。このため、記憶制御装置10は、このようなプロセスの実行に際し、あらかじめホストコンピュータ20にプロセスの実行開始を通知し、その返答を待ってからプロセスを実行する仕組みを備える。
【0021】
以下では、この仕組みの具体例として、バックアップに関するプロセスがスケジューリングされている場合に、このプロセスの実行に際して行われる処理について説明する。なお、ここでいうバックアップとは、具体的には、記憶デバイスに格納されているプログラムやデータを、種々のトラブルによる破壊や紛失などに備えて、バックアップ装置14に退避又は保存しておく処理である。
【0022】
===バックアッププロセスの流れの概要===
図2は、バックアッププロセスの実行に際し、ストレージシステムにおいて行われる処理を説明するフローチャートである。バックアッププロセスのスケジューリングは、例えば、オペレータが管理端末50を操作して行う。なお、以下の説明では、バックアップのプロセスが、スケジューラにより自動実行されるものとして説明しているが、これに限られるわけではなく、例えば、オペレータが管理端末50を操作してバックアッププロセスを起動させるようにしてもよい。
【0023】
スケジューリングされたバックアッププロセスの開始時刻が到来すると、記憶制御装置10は、バックアッププロセスの実行中に、当該記憶制御装置10に対してデータ入出力要求を送信するジョブを実行する可能性のあるホストコンピュータ20に対し、これからバックアッププロセスを開始する旨を記載したバックアップ開始メッセージをLAN30を介して送信する(S101)。
【0024】
ここで、データ入出力要求を送信してくる可能性があるかどうかは、例えば、オペレータがあらかじめ判断する。また、その結果、選出されたホストコンピュータ20の一覧は、制御メモリ11の通知テーブルに記憶される。なお、通知テーブルに登録するホストコンピュータ20の選出は、オペレータが選出するだけでなく、制御メモリ11などに記憶されているパラメータや、記憶制御装置10がLAN30を通じてホストコンピュータ20から取得した情報に基づいて、所定のアルゴリズムにより記憶制御装置10が自動的に選出するようにしてもよい。また、ホストコンピュータ20のユーザが、ホストコンピュータ20上で実行されるアプリケーションプログラムを操作して通知テーブルへの登録を行うようにしてもよい。
【0025】
データ入出力要求とは、例えば、データ書き込み要求やデータ読み出し要求であるが、データ書き込み要求もしくはデータ読み出し要求の一方のみであってもよく、要は、その要求が、記憶制御装置10における前記プロセスの実行中に割り込まれると、前記プロセスに影響を与えるおそれがあるかどうかで、データ書き込み要求を禁止するのか、データ読み出し要求を禁止するのか、双方とも禁止するのかが選択されることになる。
【0026】
図3に通知テーブルの一例を示す。バックアップが行われる記憶ボリュームのボリュームIDに、通知先のホストコンピュータ20を特定するホストコンピュータID及びポートIDが対応付けられている。ここで記憶ボリュームとは、記憶デバイス13により提供される記憶領域上に論理的に編成される記憶領域であり、例えば、記憶デバイス13がRAID方式で運用されている場合には、ストライプが相当する。また、ポートIDとは、ホストコンピュータ20へのLAN上の経路ごとに付与されるIDである。
【0027】
ホストコンピュータ20は、バックアップ開始メッセージを受信すると、自身のジョブの実行状況を見て、NFSに対する処理が行われているか、もしくは、行われる可能性があるかを調べる。ここでそのような処理を行っている、もしくは、行う可能性のあるジョブが実行中である場合には、そのジョブの処理を完結もしくは停止させる。
【0028】
なお、ジョブ全体を完結させるのではなく、そのジョブ中でNFSに対する処理を行っている、もしくは、行う可能性のあるジョブのみを選択的に完結させるようにしてもよい。要は、記憶制御装置10で実行される前記バックアップのプロセスに影響を与えるような処理が完結もしくは停止されればよい。なお、新たなジョブの受け付けは、中断してもよいし、受け付け自体は中断しないが実行はせず、処理待ちキューなどにキューイングしたままの状態にしておいてもよい。
【0029】
ホストコンピュータ20は、前記バックアップのプロセスに影響を与えるような処理を完結もしくは停止させ(S102)、前記バックアッププロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求が送信される可能性が無くなると、記憶制御装置10に対し、その旨を通知する返答メッセージを送信する(S103)。なお、この返答メッセージには、少なくともその返答メッセージを送信したホストコンピュータ20のIDが記載されている。
【0030】
記憶制御装置10は、このようにしてホストコンピュータ20から送られてくる返答メッセージを受信していく(S104)。記憶制御装置10は、返答メッセージに記載されているホストコンピュータ20のIDを記憶し、通知テーブルに記載されている全てのホストコンピュータ20から返答メッセージが通知されたかどうかを監視する。
【0031】
記憶制御装置10は、通知テーブルに登録されている全てのホストコンピュータ20からの返答メッセージを受信したことを認知すると、これを契機として、バックアップのプロセスを実行する(S105)。ここで、このバックアップ中は、ホストコンピュータ20から前記プロセスの実行に影響を与えるようなデータ入出力要求が送信されないことが保証されているので、データの更新が完結していない(例えば、データベースの1のレコードの更新途中など)状態でバックアップが取得されてしまったり、バックアップデータの内容(例えば、レコードの内容)やタイムスタンプが保証されなくなるようなことはない。
【0032】
バックアップのプロセスが終了すると、記憶制御装置10は、その旨を記載したバックアップ終了メッセージをホストコンピュータ20に送信する(S106)。一方、ホストコンピュータ20は、前記メッセージを受信すると(S107)、停止していたジョブは再開させ、また、ジョブの受付を中止していた場合には、ジョブの受付を再開する。また、キューイングを行っていた場合には、キューイングされているジョブを実行していく。以上のようにしてホストコンピュータ20は、通常の運用状態に復帰する。
【0033】
===より具体的な実施例===
以上のバックアップのプロセスの実行に関する処理を、より詳細に説明する。
【0034】
(ホストコンピュータの状態)
図4は、前記のプロセスの実行に際してのホストコンピュータ20の状態変化を示す、状態遷移図である。大局的には、この図に示すようにホストコンピュータ20は、「受付可」(401)→「閉塞中」(402)→「受付不可」(403)の3つの状態に順次遷移する。ここで「受付可」(401)の状態とは、通常の運用状態、すなわち、ホストコンピュータ20から記憶制御装置10に対してデータ入出力要求が、通常どおり送信されている状態である。「受付可」(401)の状態において、記憶制御装置10からバックアップなどのプロセスの実行を開始する旨のメッセージを受信すると、ホストコンピュータ20は、「閉塞中」(402)の状態に遷移する。
【0035】
例えば、前述のジョブの処理を完結もしくは停止させる処理を行っている状態が、「閉塞中」(402)の状態に相当する。前記プロセスに影響を与えるような処理を完結もしくは停止させ、前記プロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求が送信される可能性が無くなると、ホストコンピュータ20は「受付不可」(403)の状態に遷移する。
【0036】
そして、ホストコンピュータ20がこの「受付不可」(403)の状態にある間に、記憶制御装置10において前記プロセスが実行される。前記プロセスが終了し、記憶制御装置10からその旨を記載したバックアップ終了メッセージを受信すると、ホストコンピュータ20は、再び「受付可」(401)の状態に復帰する。
【0037】
(ジョブを完結させる処理)
つぎに、記憶制御装置10から前述のバックアップ開始メッセージを受信した場合に、ホストコンピュータ20が、前述のジョブの処理を完結等させる処理について、図5に示すフローチャートとともに具体的に説明する。なお、ここではジョブを完結させてしまう場合について説明するが、ジョブは必ずしも完結させてしまう必要は無く、要は、少なくともホストコンピュータ20から記憶制御装置10のバックアッププロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求を送出させない状態のジョブが管理されていればよい。
【0038】
ここで、図5に示されるように、ホストコンピュータ20には、2つの独立した処理である第1処理及び第2処理があり、それぞれの処理は、ホストコンピュータ20の状態とジョブカウンタを共有し、状態の参照及び更新を行っている。ジョブカウンタとは、ホストコンピュータ20が、自身が実行中のジョブのうち、記憶制御装置10において、データ入出力要求を送信する可能性があるジョブの数を記憶するカウンタである。
【0039】
初期状態として、ホストコンピュータ20が「受付可」(401)の状態であるとする。まず、ジョブカウンタをゼロクリアする(S200)。この状態で、記憶制御装置10からホストコンピュータ20に対し、バックアップ開始メッセージが送信される(S201)。一方、ホストコンピュータ20は、このメッセージを受信し(S202)、第1処理としてホストコンピュータ20の状態を「受付可」(401)から「閉塞中」(402)へと更新する(S203)。
【0040】
ホストコンピュータ20は、通常の運用状態、すなわち、「受付可」(401)の状態にある場合には、自身が実行中のアプリケーションプログラムやOS、もしくは、LANを通じて接続するクライアント装置60などからの要求に応じてジョブの起動要求を受け付け、ホストコンピュータ20は、新たにジョブを受け付けると、これを第2処理としてチェックして(S205)、ホストコンピュータ20が「受付可」(401)の状態にあることを確認し(S206)、ジョブカウンタの値を+1(インクリメント)する(S207)。また、受け付けたジョブの処理が完結する度に(S208)、ジョブカウンタの値を−1(デクリメント)する(S209)。尚、ホストコンピュータ20が「閉塞中」(402)及び後述の「受付不可」(403)の状態にある場合には、上記の要求に対して、ジョブの中断又は処理待ちキューへのキューイングを行う。
【0041】
ここで、ホストコンピュータ20は、(S201)においてバックアップ開始メッセージを受信したことを契機として、第1処理として、ジョブカウンタの状態をリアルタイムに参照し、実行中のジョブが全て完結しているかどうかを監視する(S210)。そして、ジョブカウンタの値が0であることを確認し(S211)、全てのジョブが完結したタイミングで、ホストコンピュータ20は、自身の状態を「受付不可」(403)の状態に更新し(例えば、状態を示すステータスを変更する)(S212)、記憶制御装置10のプロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求が送信される可能性が無くなった旨を通知する、前述の返答メッセージを送信する(S213)。そして、記憶制御装置10は、返答メッセージを受信して、バックアッププロセスを実行する(S214)。
【0042】
記憶制御装置10は、バックアッププロセスが完了する(S215)と、ホストコンピュータ20に対して前述のバックアップ終了メッセージを送信する(S216)。ホストコンピュータ20は、前述のバックアップ終了メッセージを受信すると、状態を「受付不可」(403)の状態から「受付可」(401)の状態に更新する(S217)。そして、これによりホストコンピュータ20は、通常の運用状態に復帰することになる。
【0043】
なお、以上の説明は、記憶制御装置10で実行されるプロセスが、バックアッププロセスである場合について説明したが、データウエアハウスへのデータ抽出のためのバッチ処理など、他の種類のプロセスであってもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、記憶制御装置においてホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させておく必要のある処理の実行に際し、自動的にホストコンピュータからのデータ入出力要求を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による、ストレージシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例による、バックアップのプロセスの実行に際し、ストレージシステムにおいて行われる処理を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による、通知テーブルを示す図である。
【図4】本発明の一実施例による、ホストコンピュータの状態遷移を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による、ホストコンピュータがジョブを完結等させる処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 記憶制御装置
11 制御メモリ
12 制御部
13 記憶デバイス
14 バックアップ装置
20 ホストコンピュータ
30 LAN
50 管理端末
60 クライアント装置
Claims (7)
- ホストコンピュータ及び当該ホストコンピュータと通信手段を介して接続する記憶制御装置を有し、前記記憶制御装置が、前記ホストコンピュータから送信されるデータ入出力要求をステートレスな通信方式に従って受信して前記データ入出力要求に対応するデータ入出力を記憶デバイスに対して実行するストレージシステムの制御方法において、
前記記憶制御装置は、前記ホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させた状態で実行する必要のあるプロセスを実行するとき、前記ホストコンピュータに前記プロセスの実行開始を通知するメッセージを送信し、
前記ホストコンピュータは、前記メッセージを受信するとクライアント装置から受け付けたジョブ起動要求に基づくジョブを完結させる閉塞中の状態に遷移し、前記閉塞中の状態又はジョブを受付不可の状態にあるときに受け付けたジョブ起動要求については処理待ちキューにキューイングし、前記プロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求を送信する全てのジョブが完結すると前記メッセージに対する返答メッセージを送信し、
前記記憶制御装置は、前記返答メッセージを受信した場合に前記プロセスを実行すること
を特徴とするストレージシステムの制御方法。 - 請求項1に記載のストレージシステムの制御方法であって、前記記憶制御装置は、ファイルシステムを備え、前記データ入出力要求はファイル単位でのデータ入出力を指示する要求であることを特徴とするストレージシステムの制御方法。
- 請求項2に記載のストレージシステムの制御方法であって、前記ファイルシステムはNFSであり、前記データ入出力要求は、NFSのコマンドであることを特徴とするストレージシステムの制御方法。
- 請求項1に記載のストレージシステムの制御方法であって、前記プロセスは、前記記憶制御装置が前記記憶デバイスに記憶しているデータのバックアップを取得するプロセスであることを特徴とするストレージシステムの制御方法。
- 請求項1に記載のストレージシステムの制御方法であって、前記記憶制御装置が、前記実行開始を通知するメッセージの前記送信先となる前記ホストコンピュータを特定する情報を記憶しており、
前記記憶制御装置が、前記情報に対応する複数のコンピュータに前記実行開始を通知するメッセージを送信することを特徴とするストレージシステムの制御方法。 - 請求項1に記載のストレージシステムの制御方法であって、前記記憶制御装置が、前記プロセスが終了した場合にその旨を通知するメッセージを前記ホストコンピュータに送信することを特徴とするストレージシステムの制御方法。
- ホストコンピュータ及び当該ホストコンピュータと通信手段を介して接続する記憶制御装置を有し、前記記憶制御装置がホストコンピュータから送信されるデータ入出力要求をステートレスな通信方式に従って受信して前記データ入出力要求に対応するデータ入出力を記憶デバイスに対して実行するストレージシステムであって、
前記記憶制御装置は、
前記ホストコンピュータから送信されたデータ入出力要求を受信し、この要求に対応するデータ入出力を実行するデータ入出力処理部と、
前記ホストコンピュータからのデータ入出力要求を中断させた状態で実行する必要のあるプロセスを実行するとき、前記ホストコンピュータに前記プロセスの実行開始を通知するメッセージを送信するメッセージ送信部と、
を有し、
前記ホストコンピュータは、前記メッセージを受信するとクライアント装置から受け付けたジョブ起動要求に基づくジョブを完結させる閉塞中の状態に遷移し、前記閉塞中の状態又はジョブを受付不可の状態にあるときに受け付けたジョブ起動要求については処理待ちキューにキューイングし、前記プロセスに影響を与えるようなデータ入出力要求を送信する全てのジョブが完結すると前記メッセージに対する返答メッセージを送信する返答メ ッセージ送信部を有し、
前記記憶制御装置は、前記返答メッセージを受信した場合に前記プロセスを実行するプロセス実行部を有すること
を特徴とするストレージシステム。
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