JP4055917B2 - トレーラ連結の検出装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、トレーラがトラクタに連結されているかをトラクタ側で検出するためのトレーラ連結の検出装置の技術分野に属し、特に、トレーラ連結の検出信号に基づいて、トラクタに搭載されている機器をトレーラ連結の有無に応じて特性切換や機能停止することが可能なトレーラ連結の検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、トラクタに搭載される機器には、トレーラ連結の有無に応じてその特性を切り換えたり、機能を停止させたりしなければならない機器が多々ある。これらの機器としては、例えば、トラクタのエアサスペンションにおける車高調整や安定調整、ブレーキ圧立上がり制御、ブレーキ配分調整、アンチスキッド(ABS)制御、電気制御ブレーキ(EBS)、トレーラ不完全連結・外れ警報装置、安全装置等がある。
【0003】
そこで、トレーラ連結の有無の検出が必要となるが、従来は、トレーラへのエア圧供給検出の圧力スイッチ、機械的な連結検出スイッチ、手動スイッチ等のスイッチでトレーラ連結の有無を検出するとともに、前述の各機器を作動、制御および調整している。
【0004】
一方、トレーラ連結の有無を検出するインフォメーションモジュールをトラクタのコントローラに搭載し、ブレーキペダルの踏込で、このインフォメーションモジュールにより、インフォメーションモジュールのトレーラストップランプ連結部の電圧が変化するのを検出してトレーラ連結の有の場合はインフォメーションランプを点灯し、更にインフォメーションモジュールのトレーラのABSコントローラ連結部の電圧または電流の変化を検出してトレーラのABSコントローラの有の場合はインフォメーションランプを消灯するようにしてトレーラ連結の有無およびトレーラのABSの有無の検出装置が、特開平9−76892号公報で提案されている。この公報の検出装置によれば、トレーラ連結の有無およびトレーラのABSの有無をトラクタ側で検出できるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の公報の検出装置では、インフォメーションランプの点灯、消灯を行うことにより、単にトレーラ連結の有無およびトレーラのABSの有無を検出しているに過ぎない。このため、この従来の検出装置では、前述のようなトラクタに搭載されている各機器をトレーラ連結の有無に応じて作動、制御および調整することはできない。
【0006】
しかも、前述のようにトラクタの各機器を作動、制御および調整するために、専用のスイッチを設けたので、無駄であるばかりでなく、コストが高くなり、更に機器の制御および調整忘れが生じるという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、特別なスイッチを設けることなく、トラクタに搭載されている各機器をトレーラ連結の有無に応じて作動、制御および調整することのできるトレーラ連結の検出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、トラクタにトレーラが連結されているか否かを検出するインフォメーションモジュールと、このインフォメ−ションモジュールからの出力信号に基づいて点灯および消灯を制御されるインフォメ−ションランプとを備えているトレーラ連結の検出装置において、前記インフォメ−ションモジュールが、トレーラにアンチスキッド制御用コントローラが搭載されているか否かを判定して出力するトレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路と、トレーラに搭載された機器に接続されているか否かを判定して出力するトレーラ機器接続判定回路と、前記トレーラ機器接続制御回路からの出力信号とに基づいてトラクタに搭載されている機器の作動、制御および調整の少なくとも1つを行うためのトレーラ有無信号を出力するトレーラ有無信号発信回路と、前記トレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路からの出力信号と前記トレーラ機器接続判定回路または前記トレーラ有無信号発信回路からの出力信号とに基づいて前記インフォメ−ションランプの点灯および消灯を制御するインフォメ−ションランプ点灯制御回路とを備えており、前記トレーラに搭載されている機器が複数有り、これらの複数の機器に対応してそれぞれ前記トレーラ機器接続判定回路が設けられており、前記トレーラ有無信号発信回路が、これらのトレーラ機器接続判定回路からの出力信号のうち少なくとも1つの出力信号に基づいて前記トレーラ有無信号を出力するようになっており、更に、前記インフォメ−ションランプ点灯制御回路が、前記トレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路からの出力信号と前記トレーラ機器接続判定回路からの出力信号のうち少なくとも1つの出力信号または前記トレーラ有無信号発信回路からの出力信号とに基づいて前記インフォメ−ションランプの点灯および消灯を制御するようになっていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項2の発明は、トレーラに搭載されている複数の機器の1つが、トレーラストップランプであることを特徴としている。
【0010】
更に、請求項3の発明は、トレーラに搭載されている複数の機器の他の1つがトレーラウィンカランプであり、前記複数の機器の更に他の1つがトレーラバックランプであることを特徴としている。
【0011】
【作用】
このような構成をした本発明のトレーラ連結の検出装置においては、インフォメ−ションモジュールのインフォメ−ションランプ点灯制御回路がインフォメ−ションランプの点灯および消灯制御することにより、専用の特別なスイッチを設けることなく、トレーラ連結の有無が確認されるようになる。しかも、トレーラ有無信号発信回路がトレーラ連結有無に応じてトレーラ有無信号を出力し、このトレーラ有無信号に基づいてトラクタに搭載されている各機器の、特性切換や機能停止等の作動、制御および調整が行われるようになる。
【0012】
また、これにより従来のような機械的なスイッチが用いられないので、信頼性および耐久性が高くなるとともに、手動スイッチが用いられないので、操作忘れが防止できる。
【0013】
更に、トレーラの複数の機器の接続が検出されるようになるとともに、複数の機器の接続の1つが検出されれば、トレーラ有無信号が発せられるとともに、トレーラ連結が確実に検出されるようになる。
【0014】
このように検出手段を複数組み合わせることにより、信頼性が向上する。更に、従来のような機械的なスイッチと組み合わせることにより、トレーラ連結作業での電気コネクタやエア配管の接続忘れや接続不良等の警告を発することも可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかるトレーラ連結の検出装置の実施の形態の第1例を示す概念図、図2は、この第1例の具体的な電気回路図である。
【0016】
図1に示すように、この第1例のトレーラ連結の検出装置は、トラクタに特開平9−76892号公報と同様のインフォメ−ションモジュール1を備えている。このインフォメ−ションモジュール1内には、トレーラABS有無判定回路2と、トレーラストップランプ接続判定回路3と、インフォメ−ションランプ点灯制御回路4と、トレーラ有無信号発信回路5とが設けられている。
【0017】
トレーラABS有無判定回路2は電源6に接続されているとともに、トラクタとトレーラとの連結時、トレーラにABSコントローラ8が搭載されている場合はこのABSコントローラ8に接続用コネクタ9を介して接続される。更に、トレーラABS有無判定回路2は、インフォメ−ションランプ点灯制御回路4に接続されている。
【0018】
そして、トレーラABS有無判定回路2は、トレーラのABSコントローラ8との接続により、このトレーラABS有無判定回路2内を流れる電流を検出して、トレーラABSコントローラ有無判定信号を出力する、すなわち電流の検出時はトレーラABSコントローラ有としてH信号を、また電流の非検出時はトレーラABSコントローラ無としてL信号をそれぞれインフォメ−ションランプ点灯制御回路4に出力するようになっている。
【0019】
また、トレーラストップランプ接続判定回路3は電源6に直接接続されているとともに、ブレーキペダルの踏込等によるブレーキ作動時にオンするブレーキスイッチ7を介して電源6に接続されている。トラクタとトレーラとの連結時、トレーラストップランプ10に接続用コネクタ11を介して接続される。更に、トレーラストップランプ接続判定回路3は、インフォメ−ションランプ点灯制御回路4とトレーラ有無信号発信回路5とにそれぞれ接続されている。なお、トレーラストップランプ10はブレーキスイッチ7を介して電源6に接続されている。
【0020】
そして、トレーラストップランプ接続判定回路3は、トレーラストップランプ10との接続により、電源6から電流がトレーラストップランプ接続判定回路3を通してトレーラストップランプ10に流れるのを検出して、トレーラ連結有無判定信号を出力する、すなわち電流の検出時はトレーラ連結有としてH信号を、また電流の非検出時はトレーラ連結無としてL信号を、それぞれインフォメ−ションランプ点灯制御回路4およびトレーラ有無信号発信回路5にそれぞれ出力するようになっている。
【0021】
インフォメ−ションランプ点灯制御回路4は、トレーラABS有無判定回路2およびトレーラストップランプ接続判定回路3からともにH信号を入力されたときは、インフォメーションランプ12を消灯し、また、トレーラABS有無判定回路2からL信号を入力され、かつトレーラストップランプ接続判定回路3からH信号を入力されたときは、インフォメーションランプ12を点灯し、更にトレーラABS有無判定回路2およびトレーラストップランプ接続判定回路3からともにL信号を入力されたときは、インフォメーションランプ12を消灯するようになっている。
【0022】
トレーラ有無信号発信回路5は、トレーラストップランプ接続判定回路3からトレーラ連結有のH信号を入力されると、トラクタに搭載された各機器にトレーラ有無信号を出力するようになっている。そして、このトレーラ有無信号に基づいて、これらの各機器の作動、制御および調整がトレーラの連結の有無に応じて行われる。
【0023】
次に、この第1例におけるトレーラ連結の有無の検出、トレーラABSの有無の検出およびトレーラ有無信号の発信について、具体的に説明する。
図2に示すように、トレーラABS有無判定回路2は電流検出手段13を備えており、またトレーラストップランプ接続判定回路3はトランジスタTR1を備えているとともに、インフォメ−ションランプ点灯制御回路4はNOT回路26とNAND回路23を備え、更にトレーラ有無信号発信回路5はトランジスタTR2を備えている。
【0024】
そして、トレーラABS有無判定回路2においては、その電流検出手段13は、トレーラABSコントローラ8が接続用コネクタ9を介してトレーラABS有無判定回路2に接続されたとき、トラクタ側の電源6からトレーラABSコントローラ8に流れる電流を検出する。そして、電流検出手段13はこの電流を検出したときH信号をインフォメ−ションランプ点灯制御回路4のNOT回路26に出力し、電流を検出しないときL信号をNOT回路26に出力するようになっている。
【0025】
また、トレーラストップランプ接続判定回路3においては、トレーラストップランプ10がトレーラストップランプ接続判定回路3に接続されないときは、電源6aからトランジスタTR1を通って電流が流れるので、トランジスタTR1がオンになる。すると、電源6bからトランジスタTR1を通って電流が流れるが、電源6bからトランジスタTR2を通って電流は流れなく、トランジスタTR2はオフとなる。このため、トレーラストップランプ接続判定回路3からトレーラ連結有無判定信号は出力されなく、L信号がNAND回路23およびトレーラ有無信号発信回路5に入力される。したがって、このときはインフォメーションランプ12が点灯されないとともに、トレーラ有無信号発信回路5はトレーラ有無信号を出力しない。
【0026】
トレーラストップランプ10が接続コネクタ11を介してトレーラストップランプ接続判定回路3に接続されたときは、電源6aからトランジスタTR1に電流が流れなく、トランジスタTR1はオフとなる。すると、トレーラストップランプ接続判定回路3からトレーラ連結有無判定信号が出力され、H信号がNAND回路23およびトレーラ有無信号発信回路5に入力される。これにより、電源6bから電流がトランジスタTR2に流れ、トランジスタTR2がオンする。なお、このとき、電源6aからトレーラストップランプ10に電流が流れるが、この電流はトレーラストップランプ10が点灯しない程度の小さいものとなっている。
【0027】
更に、インフォメ−ションランプ点灯制御回路4においては、トレーラABS有無判定回路2およびトレーラストップランプ接続判定回路3からともにL信号がNOT回路26とNAND回路23に入力されたとき、つまりトレーラがトラクタに連結されないことにより、トレーラABS有無判定回路2にトレーラのABSコントローラ8が接続されなく、かつトレーラストップランプ接続判定回路3にトレーラストップランプ10が接続されないときに、NAND回路23からH信号が出力され、インフォメーションランプ12が消灯する。
【0028】
トレーラABS有無判定回路2およびトレーラストップランプ接続判定回路3からともにH信号がNOT回路26とNAND回路23に入力されたとき、つまりABSコントローラ8およびトレーラストップランプ10をともに搭載したトレーラがトラクタに連結されることにより、トレーラABS有無判定回路2にトレーラのABSコントローラ8が接続され、かつトレーラストップランプ接続判定回路3にトレーラストップランプ10が接続されたときに、NAND回路23からH信号が出力され、インフォメーションランプ12が消灯する。
【0029】
トレーラABS有無判定回路2からL信号がNOT回路26に入力され、かつトレーラストップランプ接続判定回路3からH信号がNAND回路23に入力されたとき、つまりABSコントローラ8を搭載していなく、トレーラストップランプ10が搭載されたトレーラがトラクタに連結されることにより、トレーラABS有無判定回路2にトレーラのABSコントローラ8が接続されなく、かつトレーラストップランプ接続判定回路3にトレーラストップランプ10接続されたときに、NAND回路23からL信号が出力され、インフォメーションランプ12が点灯する。
【0030】
更に、トレーラ有無信号発信回路5においては、トレーラストップランプ接続判定回路3からH信号が入力されたとき、トレーラ有無信号を出力し、このトレーラ有無信号により、トラクタの各機器の特性切換や機能停止などのトレーラお有無に応じた作動、制御および調整が行われるようになる。
【0031】
この第1例のトレーラ連結の検出装置によれば、専用の特別なスイッチを設けることなく、トレーラ連結の有無を確認することができるとともに、トレーラ連結の有無に応じて、トラクタの前述のような各機器の、特性切換や機能停止等の作動、制御および調整を簡単に行うことができるようになる。
【0032】
また、この例の検出装置は、従来のような機械的なスイッチを用いたものより、信頼性および耐久性が高いとともに、手動スイッチの場合に生じるような操作忘れが防止できる。
【0033】
なお、この第1例では、トレーラストップランプ接続判定回路3の出力信号をインフォメ−ションランプ点灯制御回路4に直接入力するようにしているが、トレーラ有無信号発信回路5の出力信号をインフォメ−ションランプ点灯制御回路4に入力することもできる。
【0034】
図3は、本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の概念図、図4はこの第2例の具体的な電気回路図である。なお、前述の第1例と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0035】
この第2例のトレーラ連結の検出装置は、そのインフォメーションモジュール1内に、第1例の構成要素に加えて、更にトレーラウィンカランプ接続判定回路15とトレーラバックランプ接続判定回路16とがトレーラストップランプ接続判定回路3に並列に設けられている。
【0036】
トレーラストップランプ接続判定回路3は、第1例ではインフォメーションランプ点灯制御回路4とトレーラ有無信号発信回路5との両方に接続されているが、この第2例ではトレーラ有無信号発信回路5のみに接続されている。
【0037】
トレーラウィンカランプ接続判定回路15はウィンカスイッチ17を介して電源6に接続されているとともに、トラクタとトレーラとの連結時、トレーラウィンカランプ18に接続用コネクタ19を介して接続される。更に、トレーラウィンカランプ接続判定回路15はトレーラ有無信号発信回路5に接続されている。なお、トレーラウィンカランプ18は、ウィンカスイッチ17を介して電源6に接続されている。
【0038】
そして、トレーラウィンカランプ接続判定回路15は、トレーラウィンカランプ18との接続により、電源6から電流がトレーラウィンカランプ接続判定回路15を通してトレーラウィンカランプ18に流れるのを検出してトレーラ連結有無判定信号を出力する、すなわち電流の検出時はトレーラ連結有としてH信号を、また電流の非検出時はトレーラ連結無としてL信号を、トレーラ有無信号発信回路5に出力するようになっている。
【0039】
トレーラバックランプ接続判定回路16はバックランプスイッチ20を介して電源6に接続されているとともに、トラクタとトレーラとの連結時、トレーラバックランプ21に接続用コネクタ22を介して接続される。更に、トレーラバックランプ接続判定回路16はトレーラ有無信号発信回路5に接続されている。なお、トレーラバックランプ16は、バックランプスイッチ20を介して電源6に接続されている。
【0040】
そして、トレーラバックランプ接続判定回路16は、トレーラバックランプ21との接続により、電源6から電流がトレーラバックランプ接続判定回路16を通してトレーラバックランプ21に流れるのを検出してトレーラ連結有無判定信号を出力する、すなわち電流の検出時はトレーラ連結有としてH信号を、また電流の非検出時はトレーラ連結無としてL信号を、トレーラ有無信号発信回路5にそれぞれ出力するようになっている。
【0041】
更に、トレーラ有無信号発信回路5がインフォメーションランプ点灯制御回路4に接続されており、トレーラ有無信号発信回路5は、トレーラストップランプ接続によるトレーラ連結有無判定信号、トレーラウィンカランプ接続によるトレーラ連結有無判定信号およびトレーラバックランプ接続によるトレーラ連結有無判定信号に基づいて、これらのランプ10,18,21の少なくとも1つが接続されていることを検出すると、トレーラ有無信号をインフォメーションランプ点灯制御回路4に出力するようになっている。
【0042】
そして、インフォメーションランプ点灯制御回路4は、トレーラABS有無判定回路2からのトレーラABS有無判定信号とトレーラ有無信号発信回路5からのトレーラ有無信号とに基づいて、トレーラが接続されかつトレーラABSコントローラが接続されていないときのみ、インフォメーションランプ12を点灯し、これ以外ではインフォメーションランプ12を点灯しないようになっている。
【0043】
次に、この第2例におけるトレーラ連結の有無の検出、トレーラABSの有無の検出およびトレーラ有無信号の発信について、具体的に説明する。
【0044】
図4に示すように、トレーラウィンカランプ接続判定回路15がトランジスタTR3を備えているとともに、トレーラバックランプ接続判定回路16はトランジスタTR4を備えている。更に、トレーラ有無信号発信回路5は、第1例のトランジスタTR2に代えてリレー24を備えている。
【0045】
各トランジスタTR1,TR3,TR4がそれぞれOR回路25に接続されているとともに、OR回路25がNAND回路23およびリレー24に接続されている。OR回路25の出力がH信号のときトランジスタTR5がオンして、リレー24がオンとなり、OR回路25の出力がL信号のときトランジスタTR5がオフして、リレー24がオフとなる。
【0046】
次に、この第2例のトレーラABS接続判定について説明する。
トレーラABS有無判定回路2がトレーラABSコントローラ8に接続されると、電源6からトレーラABS有無判定回路2を通ってトレーラABSコントローラ8に電流が流れるので、電流検出手段13はこの電流を検出してH信号を出力し、このH信号がNOT回路26に入力される。また、トレーラABS有無判定回路2がトレーラABSコントローラ8に接続されないと、トレーラABSコントローラ8に電流が流れないので、電流検出手段13は電流を検出しなくL信号を出力し、このL信号がNOT回路26に入力される。すなわち、電流検出手段13からH信号が出力されるときは、トレーラABS接続有と判定され、電流検出手段13からL信号が出力されるときは、トレーラABS接続無と判定される。
【0047】
また、この第2例の各トレーラランプ接続判定について説明する。
トレーラストップランプ10がトレーラストップランプ接続判定回路3に接続されると、前述第1例と同様に電源6aからトレーラストップランプ10にこのランプ10が点灯しない程度に電流が流れるので、電源6aからトランジスタTR1には電流が流れず、トランジスタTR1はオフとなる。このため、電源6bからトランジスタTR1に電流が流れなく、トランジスタTR1の電源6b側がHとなり、H信号がOR回路25に入力される。また、トレーラストップランプ10がトレーラストップランプ接続判定回路3に接続されないと、電源6aからトレーラストップランプ10に電流が流れず、電源6aからトランジスタTR1には電流が流れて、トランジスタTR1がオンとなる。このため、電源6bからトランジスタTR1に電流が流れ、トランジスタTR1の電源6b側がLとなり、L信号がOR回路25に入力される。
【0048】
トレーラウィンカランプ18がトレーラウィンカランプ接続判定回路15に接続されると、同様に、電源6cからトランジスタTR1には電流が流れず、トランジスタTR3はオフとなるので、トランジスタTR3の電源6d側がHとなり、H信号がOR回路25に入力される。また、トレーラウィンカランプ18がトレーラウィンカランプ接続判定回路15に接続されないと、電源6cからトランジスタTR3に電流が流れて、トランジスタTR3がオンとなるので、電源6dからトランジスタTR3に電流が流れ、トランジスタTR3の電源6d側がLとなり、L信号がOR回路25に入力される。
【0049】
トレーラバックランプ21がトレーラバックランプ接続判定回路16に接続されると、同様に、電源6eからトランジスタTR4には電流が流れず、トランジスタTR4はオフとなるので、トランジスタTR4の電源6f側がHとなり、H信号がOR回路25に入力される。また、トレーラバックランプ21がトレーラバックランプ接続判定回路16に接続されないと、電源6eからトランジスタTR4に電流が流れて、トランジスタTR4がオンとなるので、電源6eからトランジスタTR4に電流が流れ、トランジスタTR4の電源6f側がLとなり、L信号がOR回路25に入力される。
そして、OR回路25は、3つの入力のうち少なくとも1つがH信号であると、H信号を出力し、また3つのすべての入力がL信号であると、L信号を出力する。
【0050】
更に、第2例のインフォメ−ションランプ点灯制御について説明する。
【0051】
トレーラABS接続判定で、ABSコントローラ8の接続有の判定のときは、電流検出手段13からH信号がNOT回路26に入力され、またABSコントローラ8の接続無の判定のときは、電流検出手段13からL信号がNOT回に入力される。一方、トレーラランプ接続判定で、トレーラの各ランプ10,18,21の接続のうち少なくとも1つが接続有の判定のときは、OR回路25からH信号がNAND回路23に入力され、またすべてのランプ10,18,21の接続が接続無の判定のときは、OR回路25からL信号がNAND回路23に入力される。
【0052】
NAND回路23は、2つの入力がともにH信号のときはL信号を出力し、インフォメーションランプ12が点灯する。また、NAND回路23は、2つの入力のうち少なくとも1つがL信号のときはH信号を出力し、インフォメーションランプ12は点灯しない。すなわち、トレーラの各ランプ10,18,21の接続のうち少なくとも1つが接続有のとき、つまりトレーラ接続有のときでABSコントローラ8接続無のときには、インフォメーションランプ12は点灯し、トレーラ接続有のときでABSコントローラ8接続有のとき、トレーラ接続無のときでABSコントローラ8接続無のときには、インフォメーションランプ12は消灯するようになる。
【0053】
更に、第2例のトレーラ有無信号発信について説明する。
トレーラランプ接続判定で、トレーラの各ランプ10,18,21の接続のうち少なくとも1つが接続有の判定のときは、OR回路25はH信号を出力するので、リレー24に電流が流れ、トランジスタTR5がオンになり、リレー24のスイッチがオンしてトレーラ有無信号が発信される。また、すべてのランプ10,18,21が接続無の判定のときは、OR回路25はL信号を出力するので、トランジスタTR5がオフになり、リレー24には電流が流れなく、リレー24のスイッチはオフとなる。すなわち、すべてのランプ10,18,21の接続がないときは、トレーラ有無信号は発信されなく、各ランプ10,18,21の接続の接続のうち少なくとも1つが接続有のときは、トレーラ有無信号が発信されるようになる。
【0054】
この第2例のトレーラ連結の検出装置によれば、前述の第1例においてトレーラストップランプ10の球切れあるいはトレーラストップランプ10に対する配線の断線等が生じて、トレーラがトラクタに連結されたにもかかわらず、トレーラストップランプ接続判定回路3がトレーラ連結無と判断した場合には、他の正常なトレーラウィンカランプ18やトレーラバックランプの接続でトレーラウィンカランプ接続判定回路15あるいはトレーラバックランプ接続判定回路16がトレーラ連結有を正確に判断するようになるので、トラクタの各機器の誤作動、誤制御あるいは誤調整が行われるのを確実に防止できる。
この第2例の他の構成および他の作用効果は、前述の第1例と同じである。
【0055】
なお、トレーラストップランプ10、トレーラウィンカランプ18およびトレーラバックランプ21に代えて、トレーラに搭載された機器であって、接続されることによりトレーラ接続を検出することのできるものであれば、他のどのようなものでもよい。
【0056】
また、この第2例では、トレーラ有無信号発信回路5の出力信号をインフォメ−ションランプ点灯制御回路4に入力するようにしているが、第1例の場合と同様に各ランプの接続判定回路3,15,16の出力信号をインフォメ−ションランプ点灯制御回路4に入力することもできる。
【0057】
図5は、本発明の実施の形態の第3例を示す、図3と同様の概念図、図6はこの第3例の図4と同様の具体的な電気回路図である。なお、前述の第2例と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0058】
前述の第2例では、トレーラ連結有無の判定には、トレーラストップランプ10の接続の有無、トレーラウィンカランプ18の接続の有無およびトレーラバックランプ21の接続の有無に基づいて判定しているが、この第3例のトレーラ連結の検出装置では、トレーラ連結有無の判定に、これらのランプ10,18,21の接続の有無に加えて、トレーラのABSコントローラ8の接続の有無も考慮するようにしている。すなわち、トレーラ有無信号発信回路5は、前述の各のランプ10,18,21の接続の有無およびトレーラのABSコントローラ8の接続の有無の判定結果に基づいて、これらの各接続のうち少なくとも1つが接続されていることを検出した場合には、トレーラ有無信号を発信するようになっている。
【0059】
次に、この第3例におけるトレーラ連結の有無の検出、トレーラABSの有無の検出およびトレーラ有無信号の発信について、具体的に説明する。
図6に示すように、この第3例ではトレーラ有無信号発信回路5は、リレー24に加えて、リレー24とOR回路25との間にNOR回路27を備えているとともに、このNOR回路27には電流検出手段13が接続されている。更に、この第3例では、リレー24はNOR回路27の出力がL信号のときオンし、NOR回路27の出力がH信号のときオフになるように設定されている。
【0060】
次に、この第3例のトレーラABS接続判定について説明する。
この第3例のトレーラABS接続判定は、第2例と同じである。
次に、この第3例の各トレーラランプ接続判定について説明すると、この第3例の各トレーラランプ接続判定も、第2例と同じである。
次に、第3例のインフォメ−ションランプ点灯制御について説明すると、この第3例のインフォメ−ションランプ点灯制御も、第2例と同じである。
【0061】
次に、第3例のトレーラ有無信号発信について説明する。
トレーラABS接続判定で、ABSコントローラ8の接続有の判定のときは、NOR回路27にH信号が入力され、またABSコントローラ8の接続無の判定のときは、NOR回路27にL信号が入力される。一方、トレーラランプ接続判定で、トレーラの各ランプ10,18,21の接続のうち少なくとも1つが接続有の判定のときは、NOR回路27にH信号が入力され、またすべてのランプ10,18,21の接続が接続無の判定のときは、NOR回路27にL信号が入力される。
【0062】
そして、NOR回路27は、2つの入力のうち少なくとも1つがH信号であるとL信号を出力するので、リレー24に電流が流れ、リレー24のスイッチがオンしてトレーラ有無信号が発信される。また、NOR回路27は、2つの入力がともにL信号であるとH信号を出力するので、リレー24には電流が流れなく、リレー24のスイッチはオフとなる。すなわち、すべてのランプ10,18,21の接続がなくかつABSコントローラ8の接続がないときは、トレーラ有無信号は発信されなく、各ランプ10,18,21の接続およびABSコントローラ8の接続のうち少なくとも1つが接続有のときは、トレーラ有無信号が発信されるようになる。
この第3例の他の構成および他の作用効果は、前述の第2例と同じである。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるトレーラ連結の検出装置によれば、専用の特別なスイッチを設けることなく、トレーラ連結の有無を簡単に確認することができるようになる。しかも、トレーラ有無信号に基づいて、トラクタに搭載されている各機器の、特性切換や機能停止等の作動、制御および調整をトレーラ連結有無に応じて簡単かつ確実に行うことができるようなる。
【0064】
そして、これにより従来のような機械的なスイッチを不要としているので、信頼性および耐久性が高くなるとともに、手動スイッチを不要としているので、操作忘れを防止できる。
【0065】
更に、トレーラの複数の機器の接続を検出するようにしているので、複数の機器のうち1つが故障等を生じてその機器の接続の検出が不能となっても、残りの機器の接続の1つが検出されれば、トレーラ有無信号を発することができるとともに、トレーラ連結を確実に検出できるようになる。
【0066】
このように検出手段を複数組み合わせることにより、信頼性が向上する。更に、従来のような機械的なスイッチと組み合わせることにより、トレーラ連結作業での電気コネクタやエア配管の接続忘れや接続不良等の警告を発することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるトレーラ連結の検出装置の実施の形態の第1例を示す概念図である。
【図2】 図1に示す第1例の具体的な電気回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の図である。
【図4】 図3に示す第2例の具体的な電気回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態の第3例を示す、図1と同様の図である。
【図6】 図5に示す第3例の具体的な電気回路図である。
【符号の説明】
1…インフォメ−ションモジュール、2…トレーラABS有無判定回路、3…トレーラストップランプ接続判定回路、4…インフォメ−ションランプ点灯制御回路、5…トレーラ有無信号発信回路、6,6a,6b,6c,6d,6e,6f…電源、10…トレーラストップランプ、12…インフォメ−ションランプ、13…電流検出手段、15…トレーラウィンカランプ接続判定回路、16…トレーラバックランプ接続判定回路、18…トレーラウィンカランプ、21…トレーラバックランプ
Claims (3)
- トラクタにトレーラが連結されているか否かを検出するインフォメーションモジュールと、このインフォメ−ションモジュールからの出力信号に基づいて点灯および消灯を制御されるインフォメ−ションランプとを備えているトレーラ連結の検出装置において、
前記インフォメ−ションモジュールは、トレーラにアンチスキッド制御用コントローラが搭載されているか否かを判定して出力するトレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路と、トレーラに搭載された機器に接続されているか否かを判定して出力するトレーラ機器接続判定回路と、前記トレーラ機器接続制御回路からの出力信号とに基づいてトラクタに搭載されている機器の作動、制御および調整の少なくとも1つを行うためのトレーラ有無信号を出力するトレーラ有無信号発信回路と、前記トレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路からの出力信号と前記トレーラ機器接続判定回路または前記トレーラ有無信号発信回路からの出力信号とに基づいて前記インフォメ−ションランプの点灯および消灯を制御するインフォメ−ションランプ点灯制御回路とを備えており、
前記トレーラに搭載されている機器は複数有り、これらの複数の機器に対応してそれぞれ前記トレーラ機器接続判定回路が設けられており、前記トレーラ有無信号発信回路は、これらのトレーラ機器接続判定回路からの出力信号のうち少なくとも1つの出力信号に基づいて前記トレーラ有無信号を出力するようになっており、更に、前記インフォメ−ションランプ点灯制御回路は、前記トレーラアンチスキッド制御用コントローラ有無判定回路からの出力信号と前記トレーラ機器接続判定回路からの出力信号のうち少なくとも1つの出力信号または前記トレーラ有無信号発信回路からの出力信号とに基づいて前記インフォメ−ションランプの点灯および消灯を制御するようになっていることを特徴とするトレーラ連結の検出装置。 - トレーラに搭載されている複数の機器の1つは、トレーラストップランプであることを特徴とする請求項1記載のトレーラ連結の検出装置。
- トレーラに搭載されている複数の機器の他の1つは、トレーラウィンカランプであり、前記複数の機器の更に他の1つはトレーラバックランプであることを特徴とする請求項2記載のトレーラ連結の検出装置。
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