JP4053900B2

JP4053900B2 - Protective tube closure and protective tube device

Info

Publication number: JP4053900B2
Application number: JP2003033391A
Authority: JP
Inventors: 祐介北村; 一啓加納
Original assignee: Mirai Kogyo KK
Current assignee: Mirai Kogyo KK
Priority date: 2003-02-12
Filing date: 2003-02-12
Publication date: 2008-02-27
Anticipated expiration: 2023-02-12
Also published as: JP2004248364A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配線・配管材を収容する保護管を閉じた状態に保持する閉じ具、および保護管装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば、図９に示されるように、ヒンジ１１ａを介して連結されてなる半管状の二つの分割体１１ｂ、１１ｂによって構成される波付管からなる保護管１１において、その分割体１１ｂ、１１ｂの合わさる部分１１ｃの開きを防止するための閉じ具として、全体がＣ字形状をした閉じ具１２が知られていた（例えば、特許文献１参照）。この閉じ具１２は、内面に、保護管１１の谷部１１ｄに係合する突起１２ａを備えており、保護管１１の外面に取り付けることにより、その保護管１１の開きを防止するものであった。
【０００３】
【特許文献１】
実開平７−３２２９号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の閉じ具１２にあっては、保護管１１の開きを防止することはできるものの、分割体１１ｂ、１１ｂの合わさる部分１１ｃで、山谷の位置が一致していると、一方の分割体１１ｂが他方の分割体１１ｂの内側に入り込んで、保護管１１が潰れる虞があった（図１０参照）。
【０００５】
また、円筒状に形成された保護管１１の場合には、閉じ具１２が保護管１１の周方向に沿って回動してしまい、その結果、保護管１１の合わさった部分１１ｃが、簡単に開いてしまうという問題があった。
【０００６】
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、保護管の潰れを防止することができる、保護管の閉じ具、および保護管装置を提供することにある。
【０００７】
また、他の目的は、保護管の周方向に沿って回動するのを阻止して、保護管の開きを確実に防止することができる、保護管の閉じ具、および保護管装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項１に記載の発明に係る保護管の閉じ具は、長手方向に山谷が連続して並んで形成された周壁を有し内部に配線・配管材を収容する保護管の、長手方向に連続して割れた割れ部を閉じた状態に保持する閉じ具である。この閉じ具は、前記周壁における前記割れ部部分の対向する端部を、それら端部における前記山谷の位置を前記長手方向に相対的にずらすべく、前記保護管と係合する係合部を備える。
【０００９】
この保護管は、長手方向に連続して割れた割れ部を有しており、この割れ部を開くことで、配線・配管材を保護管の内部に収容することができる。そして、この保護管は、閉じ具によって、割れ部が閉じた状態に保持される。このとき、閉じ具は、保護管と係合する係合部を備えており、この係合によって、保護管の周壁における割れ部部部分の対向する端部は、それら端部における山谷の位置が長手方向に相対的にずれる。このように、割れ部部分の対向する端部が、山谷の位置が長手方向に相対的にずれることで、一方の端部が、他方の端部の下に潜り込むのを防ぐことができる。
【００１０】
また、請求項２に記載の発明に係る保護管の閉じ具のように、請求項１に記載の閉じ具において、前記係合部は、前記周壁の山谷によって形成される凹条部に係合し、かつ、前記係合部は、前記割れ部によって分断された一方側の前記凹条部に係合する第１係合部と、他方側の前記凹条部に係合する第２係合部とからなってもよい。ここで、前記第１係合部と前記第２係合部とは、前記周壁における前記割れ部部分の対向する端部を、前記長手方向に相対的にずらすように、位置がずれて形成されてなる。これにより、閉じ具の第１係合部が、保護管における割れ部によって分断された一方側の凹条部に係合し、閉じ具の第２係合部が、他方側の凹条部に係合することで、周壁における割れ部部分の対向する端部は、それら端部における山谷の位置が長手方向に相対的にずれることとなる。
【００１１】
また、請求項３に記載の発明に係る保護管の閉じ具のように、請求項２に記載の閉じ具において、前記第２係合部は、一方側の前記端部の端面に当接する第１当接部を有し、前記第１係合部は、他方側の前記端部の端面に当接する第２当接部を有してもよい。こうして、閉じ具の第１および第２係合部が、周壁における割れ部部分の対向する端部の各端面に当接することで、この閉じ具は、保護管に対して回り止めされる。
【００１２】
また、請求項４に記載の発明に係る保護管の閉じ具のように、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の閉じ具において、前記閉じ具は、前記保護管に取り付けられるべく、前記周壁をその周方向に１８０°を越えて覆うように延設されていてもよい。こうして、閉じ具は、保護管の周壁をその周方向に１８０°を越えて覆うことで、この保護管に取り付けられ、その取付けが確実となる。
【００１３】
また、請求項５に記載の発明に係る保護管装置は、請求項１ないし４のいずれか１項に記載の閉じ具と、前記保護管とからなる。
【００１４】
また、請求項６に記載の発明に係る保護管装置のように、請求項５に記載の保護管装置において、前記保護管は、前記割れ部を開閉可能とすべく、ヒンジ部を備えてもよい。こうして、保護管は、ヒンジ部を備えることから、割れ部は、簡単に開閉される。
【００１５】
また、請求項７に記載の発明に係る保護管装置のように、請求項５に記載の保護管装置において、前記保護管は、前記割れ部が二ヵ所に設けられ、それら割れ部によって分離された、二つの独立した分割体からなってもよい。こうして、保護管は、二つの独立した分割体からなることから、割れ部は、簡単に開閉される。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１７】
図１ないし図６は、本発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置の第一の実施の形態を示す。図中符号１は、配線・配管材であって、配線材として、例えば、送電用とか通信用等のケーブルであったり、また、配管材として、例えば、エアコン用の冷媒管等であったりする。２は、内部に前記配線・配管材１を収容して保護する保護管である。３は、前記保護管２に取り付けられる閉じ具である。４は、保護管装置であって、前記保護管２と前記閉じ具３とからなる。
【００１８】
ここで、保護管２は、例えばポリエチレン樹脂製であって、円筒形状をしている。この保護管２は、長手方向に山谷が連続して並んで形成された周壁２ａを有する、可撓性を備えたコルゲート管からなる。そして、保護管２は、長手方向に連続して割れた割れ部２ｂを有している。また、保護管２は、例えば割れ部２ｂと対向する側に、割れ部２ｂを開閉可能とすべく、ヒンジ部２ｃを備えている。こうして、保護管２は、前記ヒンジ部２ｃを介して連結される、半管状の二つの分割体２ｄ、２ｄにより構成されることとなる。詳細には、ヒンジ部２ｃは、周壁２ａの山谷における頂部２ｅ、２ｅを残して切断されることで形成されている。そして、このように、保護管２は、ヒンジ部２ｃによって、前記割れ部２ｂが、開閉可能となり、この割れ部２ｂから、配線・配管材１が出し入れされる。しかも、保護管２は、このヒンジ部２ｃを備えることから、割れ部２ｂが、簡単に開閉される。
【００１９】
閉じ具３は、前記保護管２の割れ部２ｂを閉じた状態に保持するものである。この閉じ具３は、保護管２の周壁２ａにおける前記割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆを、それら端部２ｆ、２ｆにおける前記山谷の位置を保護管２の長手方向に相対的にずらすべく（言い換えれば、それら端部２ｆ、２ｆにおける前記山谷の位相が異なるように、保護管２の長手方向に相対的にずらすべく）、その保護管２と係合する係合部３ａを備えている。
【００２０】
詳細には、係合部３ａは、前記保護管２における周壁２ａの山谷によって形成される凹条部２ｇに係合する。そして、この係合部３ａは、割れ部２ｂによって分断された一方側の凹条部２ｇに係合する第１係合部３ｂと、他方側の凹条部２ｇに係合する第２係合部３ｃとからなる。ここにおいて、第１係合部３ｂと第２係合部３ｃとは、保護管２の周壁２ａにおける割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆを、保護管２の長手方向に相対的にずらすように、位置がずれて形成されている。また、第２係合部３ｃは、一方側の前記端部２ｆの端面２ｈに当接する第１当接部３ｄを有する。同様にして、第１係合部３ｂは、他方側の前記端部２ｆの端面２ｈに当接する第２当接部３ｅを有する。
【００２１】
より詳細には、閉じ具３は、例えばポリ塩化ビニール等の合成樹脂製等、弾性変形可能な材料からなる。そして、閉じ具３は、保護管２に取り付けられるべく、保護管２の周壁２ａをその周方向に１８０°を越えて（図示実施の形態においては、約２４０°の範囲で）覆うように延設されている。すなわち、閉じ具３は、略Ｃ字形状をしている。そして、閉じ具３は、両端部分が、保護管２の径を越えるように弾性的に開くことで、保護管２に取付け可能となっている。
【００２２】
具体的には、閉じ具３は、帯状の円弧形状に形成された、本体部３ｆと、その本体部３ｆの内側から突出する前記係合部３ａ（図示実施の形態においては、二本の係合部３ａ、３ａ）とからなる。この係合部３ａ（第１係合部３ｂ、第２係合部３ｃ）は、前記凹条部２ｇに、その凹条部２ｇに沿って係合するように、周壁２ａの周方向に延設されて形成されている。そして、係合部３ａは、その延設されたほぼ中央部分で、前記第１係合部３ｂと前記第２係合部３ｃとに分かれ、そして、第１係合部３ｂと第２係合部３ｃとが、保護管２の長手方向に相対的にずれることで表われる端面が、第１係合部３ｂ側の前記第２当接部３ｅとなり、そして、第２係合部３ｃ側の前記第１当接部３ｄとなっている。なお、図中符号３ｇは、閉じ具３（本体部３ｆ）の外周面に形成された肉抜き用の溝である。
【００２３】
次に、以上の構成からなる閉じ具３、および、この閉じ具３と保護管２とからなる保護管装置４の作用効果について説明する。保護管２は、長手方向に連続して割れた割れ部２ｂを有しており、この割れ部２ｂを開くことで、配線・配管材１を保護管２の内部に収容することができる。そして、保護管２は、閉じ具３によって、割れ部２ｂが閉じた状態に保持される。このとき、閉じ具３は、保護管２と係合する係合部３ａ（具体的には、保護管２の凹条部２ｇに係合する係合部３ａ）を備えており、この係合によって、保護管２の周壁２ａにおける割れ部２ｂ部部分の対向する端部２ｆ、２ｆは、それら端部２ｆ、２ｆにおける山谷の位置が保護管２の長手方向に相対的にずれる。すなわち、閉じ具３の第１係合部３ｂが、保護管２における割れ部２ｂによって分断された一方側の凹条部２ｇに係合し、閉じ具３の第２係合部３ｃが、他方側の凹条部２ｇに係合することで、周壁２ａにおける割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆは、それら端部２ｆ、２ｆにおける山谷の位置が保護管２の長手方向に相対的にずれることとなる。そして、このように、割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆが、山谷の位置が保護管２の長手方向に相対的にずれることで、一方の端部２ｆが、他方の端部２ｆの下に潜り込むのを防ぐことができ、これにより、保護管２の潰れを防止することができる。もっとも、この山谷の位置のずれは、この保護管２の周壁２ａの肉厚よりも小さいのが望ましい。すなわち、このように、このずれを周壁２ａの肉厚よりも小さくすることで、端部２ｆ、２ｆがずれたことにより周壁２ａの端面２ｈ、２ｈの内側に孔が開くのを防止することができる。
【００２４】
また、このとき、閉じ具３の第１および第２の係合部３ｂ、３ｃが、保護管２の周壁２ａにおける割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆの各端面２ｈ、２ｈに当接することで、この閉じ具３は、保護管２に対して回り止めされる。したがって、この閉じ具３が、保護管２の周方向に沿って回動するのを阻止することができ、このことから、閉じ具３を、保護管２の所定の位置に保つことができる。そして、このように、閉じ具３が、保護管２の所定の位置に保たれることから、保護管２の開きを確実に防止することができる。
【００２５】
また、閉じ具３は、保護管２の周壁２ａをその周方向に１８０°を越えて覆うことで、この保護管２に取り付けられるというように、その取付けが確実に行なわれる。
【００２６】
図７および図８は、本発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置の第二の実施の形態を示す。この実施の形態においては、保護管２の割れ部２ｂが二ヵ所に設けられ、そして、それに対応して、閉じ具３の形状が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
【００２７】
保護管２は、長手方向に山谷が連続して並んで形成された周壁２ａを有するが、この山谷における頂部２ｅ、２ｅを連ねた形状は、略四角筒形状をしており、また、山谷における底部２ｉ、２ｉを連ねた形状は、円筒形状をしている。そして、保護管２は、前述のように、保護管２の長手方向に連続して割れた割れ部２ｂが、二ヵ所に設けられ、こうして、保護管２は、それら割れ部２ｂ、２ｂによって分離された、二つの独立した分割体Ｈ、Ｈからなっている。そして、このように、保護管２は、二つの独立した分割体Ｈ、Ｈに分離されることで、その分離した割れ部２ｂ、２ｂから、配線・配管材が出し入れされる。
【００２８】
一方、閉じ具３は、第一の実施の形態に示す本体部３ｆに相当する部分は無く、保護管２の周壁２ａの山谷によって形成される凹条部２ｇに係合する、係合部３ａ（第１係合部３ｂ、第２係合部３ｃ）のみによって形成されている。具体的には、閉じ具３は、その外周が、保護管２の周壁２ａの山谷における頂部２ｅとほぼ面一となって、略コの字形状をし、そして、その内周が、前記山谷における底部２ｉとほぼ一致して、略Ｃ字形状をしている。こうして、閉じ具３は、保護管２の周壁２ａをその周方向に１８０°を超えて覆うように延設され、そして、保護管２の周壁２ａの山谷によって形成される凹条部２ｇに、ちょうど嵌る形状となっている。そして、閉じ具３（係合部３ａ）の中間部分が、前記第１係合部３ｂとなり、閉じ具３（係合部３ａ）の各先端部分が、前記第２係合部３ｃとなっている。すなわち、第１係合部３ｂが、保護管２における一方の分割体Ｈの凹条部２ｇ全長に渡って係合し、第２係合部３ｃが、他方の分割体Ｈの、端部２ｆ部分における凹条部２ｇのみに係合している。こうして、第１係合部３ｂは、割れ部２ｂによって分断された一方側の凹条部２ｇに係合し、第２係合部３ｃは、他方側の凹条部２ｇに係合することとなる。そして、第１係合部３ｂと第２係合部３ｃとは、保護管２の周壁２ａにおける割れ部２ｂ部分の対向する端部２ｆ、２ｆを（図示実施の形態においては、一方の分割体Ｈと他方の分割体Ｈとを）、それら端部２ｆ、２ｆにおける前記山谷の位置を保護管２の長手方向に相対的にずらすよう、位置がずれて形成されている。そして、第一の実施の形態と同様に、第２係合部３ｃは、一方側の端部２ｆの端面２ｈに当接する第１当接部３ｄを有し、そして、第１係合部３ｂは、他方側の端部２ｆの端面２ｈに当接する第２当接部３ｅを有している。
【００２９】
この第二の実施の形態に示す、閉じ具３および保護管装置４の作用効果は、第一の実施の形態と同様であるが、特に、保護管２は、二つの独立した分割体Ｈ、Ｈからなることから、割れ部２ｂ、２ｂが、より簡単に開閉される。そして、保護管２は、その外形形状が、略四角筒形状をしており、配置面に、安定よく配置される。
【００３０】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、第一の実施の形態において、保護管２は、ヒンジ部２ｃが、周壁２ａの周方向の一ヶ所に設けられているが、二ヶ所等、複数ヶ所に設けられてもよい。
【００３１】
また、第一の実施の形態において、閉じ具３における、係合部３ａを構成する第１係合部３ｂや第２係合部３ｃは、周壁２ａの周方向に延設されて形成されなくとも、分断されて形成される等、その他の形状に形成されていてもよい。
【００３２】
また、第一の実施の形態において、閉じ具３は、本体部３ｆを備えているが、この本体部３ｆを備えることなく、係合部３ａのみによって形成されてもよい。反対に、第二の実施の形態において、閉じ具３は、係合部３ａのみによって形成されなくとも、第一の実施の形態と同様に、本体部３ｆを備えることで、係合部３ａが本体部３ｆから突出するように形成されてもよい。
【００３３】
また、第一あるいは第二の実施の形態において、閉じ具３は、第１および第２の当接部３ｄ、３ｅを備えているが、この当接部３ｄ、３ｅは、無くともよい。
【００３４】
また、第一の実施の形態においては、保護管２は、ヒンジ部２ｃによって、割れ部２ｂが開閉可能となり、また、第二の実施の形態においては、保護管２は、独立した分割体Ｈ、Ｈからなることで、割れ部２ｂ、２ｂが開閉可能となるが、これらの構成を採ることなく、割れ部２ｂが開閉可能となるように、保護管２が柔軟性を備えているのであれば、これらの構成は必ずしも必要ではない。
【００３５】
また、保護管２における周壁２ａの山谷は、リング状に形成されていてもよく、勿論、螺旋状に形成されていてもよい。
【００３６】
【発明の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置によれば、次の効果がある。
【００３７】
請求項１に記載された保護管の閉じ具、および、請求項５ないし７に記載された保護管装置によれば、保護管における割れ部部分の対向する端部が、山谷の位置が長手方向に相対的にずれることで、一方の端部が、他方の端部の下に潜り込むのを防ぐことができ、保護管の潰れを防止することができる。
【００３８】
また、請求項２に記載された保護管の閉じ具によれば、請求項１の効果に加えて、保護管の凹条部に係合する、第１係合部および第２係合部により、保護管の周壁における割れ部部分の対向する端部を、長手方向に相対的にずらすことができる。
【００３９】
また、請求項３に記載された保護管の閉じ具によれば、請求項２の効果に加えて、閉じ具の第１および第２の係合部が、周壁における割れ部部分の対向する端部の各端面に当接することで、この閉じ具は、保護管に対して回り止めされるので、この閉じ具が、保護管の周方向に沿って回動するのを阻止することができる。そして、このことから、閉じ具を、保護管の所定の位置に保つことができ、保護管の開きを確実に防止することができる。
【００４０】
また、請求項４に記載された保護管の閉じ具によれば、請求項１ないし３のいずれか１項の効果に加えて、閉じ具が、保護管の周壁をその周方向に１８０°を越えて覆うことで、保護管への閉じ具の取付けを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置の第一の実施の形態の、断面図である。
【図２】同じく、図１における、閉じ具の一部を破断したＡ矢視図である。
【図３】同じく、保護管の斜視図である。
【図４】同じく、保護管の開いた状態を示す断面図である。
【図５】同じく、閉じ具の正面図である。
【図６】同じく、図５におけるＢ−Ｂ線による断面図である。
【図７】この発明に係る保護管の閉じ具、および保護管装置の第二の実施の形態の、分解斜視図である。
【図８】同じく、組んだ状態を示す斜視図である。
【図９】従来の閉じ具および保護管の、正面図である。
【図１０】同じく、分割体の合わさる部分で一方の分割体が他方の分割体の内側に入り込んだ状態を示す正面図である。
【符号の説明】
１配線・配管材２保護管
２ａ周壁２ｂ割れ部
２ｃヒンジ部２ｆ端部
２ｇ凹条部２ｈ端面
３閉じ具３ａ係合部
３ｂ第１係合部３ｃ第２係合部
３ｄ第１当接部３ｅ第２当接部
４保護管装置
Ｈ分割体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a closing tool for holding a protective tube for housing wiring / piping material in a closed state, and a protective tube device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, as shown in FIG. 9, in a protective tube 11 composed of a corrugated tube constituted by two semi-tubular divided bodies 11 b and 11 b connected via a hinge 11 a, the divided body 11 b, As a closing tool for preventing the opening of the part 11c where 11b meets, there has been known a closing tool 12 having a C-shape as a whole (see, for example, Patent Document 1). This closing tool 12 is provided with a projection 12a that engages with a valley portion 11d of the protective tube 11 on the inner surface, and is attached to the outer surface of the protective tube 11 to prevent the protective tube 11 from opening. .
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 7-3229
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional closing tool 12, although the protection tube 11 can be prevented from opening, if the positions of the peaks and valleys coincide with each other in the portion 11c where the divided bodies 11b and 11b meet, There is a possibility that the body 11b enters the inside of the other divided body 11b and the protective tube 11 is crushed (see FIG. 10).
[0005]
Further, in the case of the protective tube 11 formed in a cylindrical shape, the closing tool 12 rotates along the circumferential direction of the protective tube 11, and as a result, the portion 11 c where the protective tube 11 is joined is easily obtained. There was a problem of opening.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described conventional drawbacks, and an object of the present invention is to provide a protective tube closing device and a protective tube device that can prevent the protective tube from being crushed. There is to do.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a protective tube closing device and a protective tube device that prevent rotation of the protective tube along the circumferential direction of the protective tube and reliably prevent the protective tube from opening. There is.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a protective tube closing device and a protective tube device according to the present invention have the following configuration. That is,
The protective tube closing device according to the invention of claim 1 has a peripheral wall formed by continuously arranging peaks and valleys in the longitudinal direction, and is continuous in the longitudinal direction of the protective tube containing the wiring / piping material therein. And it is a closing tool which hold | maintains the broken crack part in the closed state. The closing device includes an engaging portion that engages with the protective tube so that the opposing end portions of the crack portion in the peripheral wall are displaced relative to the longitudinal direction in the longitudinal direction. .
[0009]
The protective tube has a crack portion that is continuously cracked in the longitudinal direction, and the wiring / pipe material can be accommodated inside the protective tube by opening the crack portion. And this protection tube is hold | maintained in the state which the crack part closed by the closing tool. At this time, the closing tool is provided with an engaging portion that engages with the protective tube, and by this engagement, the opposing end portions of the cracked portion portion of the peripheral wall of the protective tube are positioned at the positions of the peaks and valleys at these end portions. It shifts relatively in the longitudinal direction. In this way, the opposite end portions of the cracked portion portions can be prevented from sinking under one end portion of the other end portion due to the relative shift of the positions of the peaks and valleys in the longitudinal direction.
[0010]
In addition, like the protective tube closing device according to claim 2, in the closing device according to claim 1, the engaging portion is engaged with a concave portion formed by a valley of the peripheral wall. And the engaging portion includes a first engaging portion that engages with the concave portion on one side divided by the split portion, and a second engagement that engages with the concave portion on the other side. It may consist of parts. Here, the first engaging portion and the second engaging portion are formed so that their positions are shifted so that the opposing end portions of the crack portion in the peripheral wall are relatively displaced in the longitudinal direction. It becomes. Thereby, the 1st engaging part of a closing tool engages with the concave part of one side divided by the crack part in a protection tube, and the 2nd engaging part of a closing tool becomes the concave part of the other side. By engaging, the opposing ends of the cracked portions in the peripheral wall are relatively displaced in the longitudinal direction at the positions of the peaks and valleys at those ends.
[0011]
Further, like the protective tube closing device according to the third aspect, in the closing device according to the second aspect, the second engagement portion is a first member that contacts the end surface of the one end portion. 1 contact part may be provided, and the 1st engaging part may have the 2nd contact part contact | abutted to the end surface of the said other edge part. In this way, the first and second engaging portions of the closing tool abut against the respective end surfaces of the opposing end portions of the crack portion in the peripheral wall, so that the closing tool is prevented from rotating with respect to the protective tube.
[0012]
Further, like the protective tube closing device according to claim 4, in the closing device according to any one of claims 1 to 3, the closing device should be attached to the protective tube. The peripheral wall may extend so as to cover more than 180 ° in the circumferential direction. Thus, the closure is attached to the protective tube by covering the peripheral wall of the protective tube beyond 180 ° in the circumferential direction, and the attachment is ensured.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, a protective tube device includes the closing device according to any one of the first to fourth aspects and the protective tube.
[0014]
Further, like the protective tube device according to the invention described in claim 6, in the protective tube device according to claim 5, the protective tube may include a hinge portion so that the crack portion can be opened and closed. Good. Thus, since the protective tube includes the hinge portion, the crack portion can be easily opened and closed.
[0015]
Further, as in the protective tube device according to the invention described in claim 7, in the protective tube device according to claim 5, the protective tube is provided with the cracked portions at two locations and separated by the cracked portions. It may consist of two independent divisions. Thus, since the protective tube is composed of two independent divided bodies, the crack portion can be easily opened and closed.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a protective tube closing device and protective tube device according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0017]
1 to 6 show a first embodiment of a protective tube closure and a protective tube device according to the present invention. Reference numeral 1 in the figure denotes wiring / piping material, and the wiring material is, for example, a cable for power transmission or communication, and the piping material is, for example, a refrigerant pipe for an air conditioner. . Reference numeral 2 denotes a protective tube that accommodates and protects the wiring / piping material 1 therein. Reference numeral 3 denotes a closing tool attached to the protective tube 2. Reference numeral 4 denotes a protective tube device, which includes the protective tube 2 and the closing tool 3.
[0018]
Here, the protective tube 2 is made of, for example, polyethylene resin and has a cylindrical shape. The protective tube 2 is made of a corrugated tube having flexibility, which has a peripheral wall 2a formed by continuously arranging peaks and valleys in the longitudinal direction. And the protective tube 2 has the crack part 2b cracked continuously in the longitudinal direction. Further, the protective tube 2 includes a hinge portion 2c on the side facing the crack portion 2b, for example, so that the crack portion 2b can be opened and closed. Thus, the protective tube 2 is constituted by two semi-tubular divided bodies 2d and 2d connected via the hinge portion 2c. In detail, the hinge part 2c is formed by cutting leaving the top parts 2e and 2e in the peaks and valleys of the peripheral wall 2a. Thus, in the protective tube 2, the crack 2b can be opened and closed by the hinge 2c, and the wiring / piping material 1 is taken in and out from the crack 2b. Moreover, since the protective tube 2 includes the hinge portion 2c, the crack portion 2b can be easily opened and closed.
[0019]
The closing tool 3 holds the crack 2b of the protective tube 2 in a closed state. The closing tool 3 is configured so that the opposing ends 2f and 2f of the crack 2b portion of the peripheral wall 2a of the protective tube 2 are relatively positioned in the longitudinal direction of the protective tube 2 with respect to the positions of the peaks and valleys at the ends 2f and 2f. In order to shift (in other words, to shift relative to the longitudinal direction of the protective tube 2 so that the phases of the peaks and valleys at the end portions 2f and 2f are different), an engaging portion 3a that engages with the protective tube 2 is provided. ing.
[0020]
In detail, the engaging part 3a engages with the concave line part 2g formed by the peaks and valleys of the peripheral wall 2a in the protective tube 2. The engaging portion 3a includes a first engaging portion 3b that engages with the concave portion 2g on one side divided by the crack portion 2b, and a second engaging portion that engages with the concave portion 2g on the other side. Part 3c. Here, the first engaging portion 3 b and the second engaging portion 3 c are configured so that the opposing ends 2 f and 2 f of the cracked portion 2 b portion in the peripheral wall 2 a of the protective tube 2 are relatively located in the longitudinal direction of the protective tube 2. The positions are formed so as to be shifted. The second engaging portion 3c has a first abutting portion 3d that abuts against the end surface 2h of the one end portion 2f. Similarly, the first engagement portion 3b includes a second contact portion 3e that contacts the end surface 2h of the end portion 2f on the other side.
[0021]
More specifically, the closing tool 3 is made of an elastically deformable material such as a synthetic resin such as polyvinyl chloride. Then, the closing tool 3 extends so as to cover the peripheral wall 2a of the protective tube 2 beyond 180 ° in the circumferential direction (in the illustrated embodiment, in the range of about 240 °) in order to be attached to the protective tube 2. It is installed. That is, the closing tool 3 has a substantially C shape. And the closing tool 3 can be attached to the protective tube 2 by elastically opening both ends so as to exceed the diameter of the protective tube 2.
[0022]
Specifically, the closing tool 3 includes a main body portion 3f formed in a belt-like arc shape and the engaging portion 3a protruding from the inside of the main body portion 3f (in the illustrated embodiment, two engagement members). Joint portions 3a, 3a). The engaging portion 3a (first engaging portion 3b, second engaging portion 3c) extends in the circumferential direction of the peripheral wall 2a so as to engage with the concave portion 2g along the concave portion 2g. Is formed. Then, the engaging portion 3a is divided into the first engaging portion 3b and the second engaging portion 3c at the substantially extended central portion, and the first engaging portion 3b and the second engaging portion are separated. The end surface that appears when the portion 3c is relatively displaced in the longitudinal direction of the protective tube 2 serves as the second contact portion 3e on the first engagement portion 3b side, and on the second engagement portion 3c side. The first contact portion 3d is formed. In addition, the code | symbol 3g in the figure is a groove | channel for the meat removal formed in the outer peripheral surface of the closing tool 3 (main-body part 3f).
[0023]
Next, the effect of the closing tool 3 having the above-described configuration and the protective tube device 4 including the closing tool 3 and the protective tube 2 will be described. The protective tube 2 has a crack 2b that is continuously cracked in the longitudinal direction, and the wiring / pipe material 1 can be accommodated inside the protective tube 2 by opening the crack 2b. The protective tube 2 is held by the closing tool 3 in a state where the crack 2b is closed. At this time, the closing tool 3 includes an engaging portion 3a that engages with the protective tube 2 (specifically, an engaging portion 3a that engages with the concave strip portion 2g of the protective tube 2). As a result, the opposing ends 2f and 2f of the crack 2b portion of the peripheral wall 2a of the protective tube 2 are relatively displaced in the longitudinal direction of the protective tube 2 in the positions of the peaks 2f and 2f. That is, the first engaging portion 3b of the closing tool 3 is engaged with the concave portion 2g on one side divided by the crack portion 2b in the protective tube 2, and the second engaging portion 3c of the closing tool 3 is engaged with the other side. By engaging with the concave portion 2g on the side, the opposing end portions 2f and 2f of the crack portion 2b portion in the peripheral wall 2a are relative to the longitudinal direction of the protective tube 2 in the positions of the peaks and valleys in the end portions 2f and 2f. It will shift to. In this way, the opposing ends 2f and 2f of the crack 2b portion are displaced relative to the longitudinal direction of the protective tube 2 so that one end 2f becomes the other end 2f. It is possible to prevent the protective tube 2 from being crushed, thereby preventing the protective tube 2 from being crushed. However, it is desirable that the deviation of the position of the mountain valley is smaller than the thickness of the peripheral wall 2a of the protective tube 2. That is, by making this shift smaller than the wall thickness of the peripheral wall 2a, it is possible to prevent a hole from opening inside the end surfaces 2h and 2h of the peripheral wall 2a due to the shift of the end portions 2f and 2f. it can.
[0024]
At this time, the first and second engaging portions 3b and 3c of the closing tool 3 are brought into contact with the respective end surfaces 2h and 2h of the opposing end portions 2f and 2f of the crack portion 2b portion of the peripheral wall 2a of the protective tube 2. By contacting, the closing tool 3 is prevented from rotating with respect to the protective tube 2. Therefore, the closing tool 3 can be prevented from rotating along the circumferential direction of the protective tube 2, and thus the closing tool 3 can be maintained at a predetermined position of the protective tube 2. And since the closing tool 3 is maintained in the predetermined position of the protective tube 2 in this way, the opening of the protective tube 2 can be prevented reliably.
[0025]
Further, the closing tool 3 is securely attached so as to be attached to the protective tube 2 by covering the peripheral wall 2a of the protective tube 2 beyond 180 ° in the circumferential direction.
[0026]
7 and 8 show a second embodiment of a protective tube closing device and a protective tube device according to the present invention. In this embodiment, the cracks 2b of the protective tube 2 are provided at two locations, and the shape of the closure 3 is different correspondingly, but the other parts are substantially the same. Mainly explained.
[0027]
The protective tube 2 has a peripheral wall 2a formed by continuously arranging ridges and valleys in the longitudinal direction. The shape connecting the tops 2e and 2e of the ridges and valleys has a substantially rectangular tube shape. The shape in which the bottom portions 2i and 2i are connected has a cylindrical shape. As described above, the protective tube 2 is provided with two cracks 2b that are continuously broken in the longitudinal direction of the protective tube 2, and thus the protective tube 2 is separated by the cracks 2b and 2b. It consists of two independent divided bodies H, H. As described above, the protective tube 2 is separated into two independent divided bodies H and H, and wiring / piping materials are taken in and out from the separated cracked portions 2b and 2b.
[0028]
On the other hand, the closing tool 3 does not have a portion corresponding to the main body portion 3f shown in the first embodiment, and engages with a concave portion 2g formed by a mountain valley of the peripheral wall 2a of the protective tube 2. It is formed only by (first engaging portion 3b, second engaging portion 3c). Specifically, the outer periphery of the closing tool 3 is substantially U-shaped with the top 2e in the mountain valley of the peripheral wall 2a of the protective tube 2, and has a substantially U-shape. Is substantially C-shaped substantially coincident with the bottom portion 2i. Thus, the closing tool 3 extends so as to cover the peripheral wall 2a of the protective tube 2 in the circumferential direction by more than 180 °, and the concave strip portion 2g formed by the valley of the peripheral wall 2a of the protective tube 2 It is a shape that just fits. And the intermediate part of the closure 3 (engagement part 3a) becomes the said 1st engagement part 3b, and each front-end | tip part of the closure 3 (engagement part 3a) becomes the said 2nd engagement part 3c. Yes. That is, the first engaging portion 3b engages over the entire length of the concave portion 2g of one divided body H in the protective tube 2, and the second engaging portion 3c is the end portion 2f of the other divided body H. Only the recess 2g in the portion is engaged. Thus, the first engaging portion 3b is engaged with the concave portion 2g on one side divided by the crack portion 2b, and the second engaging portion 3c is engaged with the concave portion 2g on the other side. Become. And the 1st engaging part 3b and the 2nd engaging part 3c are the edge parts 2f and 2f which the crack part 2b part in the surrounding wall 2a of the protective tube 2 opposes. H and the other divided body H), and the positions of the peaks and valleys at the end portions 2f and 2f are shifted so as to be relatively shifted in the longitudinal direction of the protective tube 2. As in the first embodiment, the second engagement portion 3c has a first contact portion 3d that contacts the end surface 2h of the one end portion 2f, and the first engagement portion 3b. Has a second contact portion 3e that contacts the end surface 2h of the other end portion 2f.
[0029]
The effects of the closure 3 and the protective tube device 4 shown in the second embodiment are the same as those of the first embodiment. In particular, the protective tube 2 includes two independent divided bodies H, Since it consists of H, the crack parts 2b and 2b are opened and closed more easily. And the outer shape of the protective tube 2 is carrying out the substantially square cylinder shape, and is arrange | positioned stably on the arrangement | positioning surface.
[0030]
In addition, this invention is not necessarily limited to embodiment mentioned above, A various other change is possible. For example, in the first embodiment, the protective tube 2 has the hinge portion 2c provided at one location in the circumferential direction of the peripheral wall 2a, but may be provided at a plurality of locations such as two locations.
[0031]
In the first embodiment, the first engaging portion 3b and the second engaging portion 3c constituting the engaging portion 3a in the closing tool 3 are not formed so as to extend in the circumferential direction of the peripheral wall 2a. Both may be formed in other shapes, such as being divided.
[0032]
In the first embodiment, the closing tool 3 includes the main body 3f. However, the closing tool 3 may be formed only by the engaging portion 3a without including the main body 3f. On the contrary, in the second embodiment, even if the closing tool 3 is not formed only by the engaging portion 3a, the engaging portion 3a is provided with the main body portion 3f as in the first embodiment, so that the engaging portion 3a You may form so that it may protrude from the main-body part 3f.
[0033]
In the first or second embodiment, the closing tool 3 includes the first and second contact portions 3d and 3e. However, the contact portions 3d and 3e may be omitted.
[0034]
Further, in the first embodiment, the protective tube 2 can be opened and closed by the hinge portion 2c, and in the second embodiment, the protective tube 2 is an independent divided body H. Since the cracks 2b and 2b can be opened and closed by being made of H, the protective tube 2 should be flexible so that the crack 2b can be opened and closed without adopting these configurations. For example, these configurations are not always necessary.
[0035]
Moreover, the peaks and valleys of the peripheral wall 2a in the protective tube 2 may be formed in a ring shape or, of course, may be formed in a spiral shape.
[0036]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the protective tube closure and protective tube device according to the present invention have the following effects.
[0037]
According to the protective tube closing device described in claim 1 and the protective tube device described in any one of claims 5 to 7, the opposing ends of the cracked portions of the protective tube are arranged so that the positions of the peaks and valleys are in the longitudinal direction. By shifting relative to each other, it is possible to prevent one end portion from entering under the other end portion and to prevent the protective tube from being crushed.
[0038]
According to the protective tube closing device of the second aspect, in addition to the effect of the first aspect, the first engaging portion and the second engaging portion that engage with the concave portion of the protective tube. The opposing ends of the cracked portion of the peripheral wall of the protective tube can be relatively shifted in the longitudinal direction.
[0039]
According to the protective tube closing device described in claim 3, in addition to the effect of claim 2, the first and second engaging portions of the closing device are opposed ends of the crack portion in the peripheral wall. Since the closing tool is prevented from rotating with respect to the protective tube by abutting against each end face of the portion, the closing tool can be prevented from rotating along the circumferential direction of the protective tube. And from this, a closing tool can be kept in the predetermined position of a protection pipe, and the opening of a protection pipe can be prevented reliably.
[0040]
According to the protective tube closing device described in claim 4, in addition to the effect of any one of claims 1 to 3, the closing device allows the circumferential wall of the protective tube to be rotated 180 ° in the circumferential direction. By covering over, it is possible to reliably attach the closure to the protective tube.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a first embodiment of a protective tube closure and a protective tube device according to the present invention.
2 is a view taken along arrow A in FIG. 1 in which a part of the closing tool is broken.
FIG. 3 is a perspective view of the protective tube.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state in which the protective tube is opened.
FIG. 5 is also a front view of the closing tool.
6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 7 is an exploded perspective view of a second embodiment of a protective tube closing device and a protective tube device according to the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing the assembled state.
FIG. 9 is a front view of a conventional closure and protective tube.
FIG. 10 is also a front view showing a state in which one divided body enters the inside of the other divided body at a portion where the divided bodies are combined.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Wiring and piping material 2 Protective tube 2a Perimeter wall 2b Crack part 2c Hinge part 2f End part 2g Concave strip part 2h End surface 3 Closure 3a Engagement part 3b First engagement part 3c Second engagement part 3d 1st contact part 3e Second contact portion 4 Protective tube device H Divided body

Claims

It is a closing tool that keeps the crack part continuously cracked in the longitudinal direction of the protective tube that has the peripheral wall formed by arranging the valleys continuously in the longitudinal direction and accommodates the wiring and piping materials inside. There,
An engaging portion that engages with the protective tube is provided so that the opposing ends of the cracked portion in the peripheral wall are displaced relative to the longitudinal direction in the longitudinal direction. , Protective tube closure.

The engaging portion engages with a concave portion formed by a mountain valley of the peripheral wall, and
The engaging portion includes a first engaging portion that engages with the concave portion on one side divided by the crack portion, and a second engaging portion that engages with the concave portion on the other side. ,
The first engaging portion and the second engaging portion are formed so as to be displaced from each other so that the opposing end portions of the crack portion in the peripheral wall are relatively displaced in the longitudinal direction. The protective tube closure according to claim 1, wherein:

The second engagement portion has a first contact portion that contacts the end surface of the end portion on one side,
The said 1st engaging part has a 2nd contact part contact | abutted to the end surface of the said edge part of the other side, The closure of the protective tube of Claim 2 characterized by the above-mentioned.

The said closing tool is extended so that it may cover the said surrounding wall exceeding 180 degrees in the circumferential direction so that it may attach to the said protective tube, The any one of Claim 1 thru | or 3 characterized by the above-mentioned. The protective tube closure described.

A protective tube device comprising the closure according to any one of claims 1 to 4 and the protective tube.

The protective tube device according to claim 5, wherein the protective tube includes a hinge portion so that the crack portion can be opened and closed.

The protective tube device according to claim 5, wherein the protective tube is formed of two independent divided bodies in which the cracked portions are provided at two locations and separated by the cracked portions.