JP4053240B2 - 一体化フィルターを備えた抗菌組成物送達システム - Google Patents

一体化フィルターを備えた抗菌組成物送達システム Download PDF

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Description

【0001】
(発明の背景)
本発明は、除染技術に関する。それは、粉末試薬(これは、インサイチュで反応して、医療器具および機器を滅菌または消毒するための液状滅菌剤溶液を形成する)に関連して特定の用途があり、それに特に関連して、記述されている。しかしながら、本発明はまた、以下の広範囲の技術に適用できることが分かるはずである:この技術では、少なくとも2種の成分または試薬が、使用時点まで別個に保持され、次いで、共通溶媒への溶解により、合わされる。
【0002】
消毒とは、病原生命形態がないことを意味する。滅菌とは、病原性であろうとなかろうと、全ての生命形態がないことを意味する。除染との用語は、本明細書中にて、滅菌、消毒または他の抗菌処理を意味するように使用される。
【0003】
従来、医療機器および器具は、しばしば、蒸気オートクレーブ内で除染されている。オートクレーブは、高温および高圧の組合せで、生命形態を殺す。しかしながら、蒸気オートクレーブは、いくつかの欠点がある。その高温高圧容器は、嵩張りかつ重い傾向にある。この高温高圧は、内視鏡、ゴムおよびプラスチックデバイス、レンズ、および高分子材料で製造されたデバイスの一部などの有効寿命を短くする傾向にある。さらに、典型的なオートクレーブ除染および冷却サイクルは、非常に長いので、一般的に、複数セットの医療器具が必要とされる。
【0004】
このオーブンオートクレーブの圧力または温度に耐えることができない器具は、しばしば、特に、大規模な医療機関または病院では、エチレンオキシドガスで除染される。しかしながら、このエチレンオキシド除染法もまた、いくつかの欠点がある。第一に、このエチレンオキシド除染サイクルは、この蒸気オートクレーブサイクルよりもさらに長い傾向にある。別の欠点には、エチレンオキシド除染が、非常に複雑であるので、一般的に、訓練した技術者が必要なことがあり、医院や歯科医院および他の小規模な医療機関には不適切となる。さらに、一部の医療機器は、エチレンオキシドガスでは除染できない。
【0005】
蒸気除染の高温に耐えることができない機器には、液体除染システムもまた、使用されている。通例、技術者は、使用直前に、液体消毒組成物を混合し、除染する品目を手動で浸漬する。手作業の割合が高いことで、このプロセスには、非常に多くの制御されず報告もされていない変動が加わる。棚ざらしにした老化のためにその除染化学物質が弱まることに伴った品質管理の問題があり、また、除染剤の混合の際の技術者のミス、浸漬時間の制御、残留物のリンス、そのリンス工程後の大気への暴露などの問題がある。時には、粉末試薬は、溶解または反応前に、混合領域から運び去られて、望ましくない場所に堆積する。システムを医療器具の除染に使用するとき、除染サイクル後にその医療器具上に残留している不溶試薬粒子は、望ましくないと考えられている。
【0006】
Siegelらの米国特許第5,662,866号は、粉末滅菌試薬成分用の2隔室カップを開示している。外部カップは、第一試薬を保持するのに対して、この外部カップ内に配置された内部カップは、第二試薬を保持する。内部および外部カップの周壁は、フランジにあるそれらの開口末端で一緒に固着されている。浸透性シートは、両方のカップを通気的に(ventedly)密封するために、この内部カップ部フランジに固着されている。この外部カップは、その基部にて、第一取り外し可能基部により閉じられ、そしてこの内部カップは、同様に、第二取り外し可能基部により、閉じられている。使用中には、これらの2個の基部は、開かれて、それらの2種の試薬の混合が可能となる。この2隔室カップは、再現可能で予め測定した用量の試薬を用いた滅菌または消毒を保証すると共に、また、これらの試薬の取扱および出荷を容易にする。
【0007】
本発明は、新しい改良した2隔室パッケージを提供し、これは、第一および第二隔室の基部の分離が不要であり、粉末試薬(これは、使用時点まで、別々に保持されており、そして両方の隔室に溶媒を通すとき、溶液中に放出される)を保存するのに理想的である。
【0008】
(発明の要旨)
本発明の1局面に従って、水と相互作用して抗菌液を形成する粉末試薬を保持するための多隔室パッケージが提供されている。このパッケージは、外部第一容器部分、および少なくとも1個の内部第二容器部分を包含する。第一および第二容器部分は、第一容器部分において、第一試薬を受容するための第一粉末試薬受容チャンバが規定されるように、また、第二容器部分において、第二試薬を受容するための少なくとも第二粉末試薬受容チャンバが規定されるように、構成されている。このパッケージは、以下により、特徴付けられる:第一容器部分は、第一材料から形成される領域を包含し、第一材料は、第一試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる;そして第二容器部分は、第二材料から形成される領域を包含し、第二材料は、第一および第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる。
【0009】
本発明の別の局面に従って、方法が提供されている。この方法は、以下を包含する:予め選択した容量の第一粉末試薬を計量して第一容器に入れること;第一容器に第二容器を挿入すること;第二容器を第一容器に接続すること;予め選択した容量の第二粉末試薬を計量して第二容器に入れること;および第一および第二容器を閉じること。この方法は、以下により、特徴付けられる:第一容器は、第一多孔性材料の領域を包含し、第一多孔性材料は、第一試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む水溶液を浸透できる;そして第二容器は、第二多孔性材料の領域を包含し、第二多孔性材料は、第一試薬および第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる。
【0010】
本発明のさらに別の局面に従って、除染システムが提供されている。このシステムは、粉末試薬容器受容ウエルを包含する。第一流体流路は、水受容入口とこの試薬容器受容ウエルとの間で規定されて、入口からこのウエルへと水を運んで、粉末試薬と混合して除染液を形成する。第二流体流路は、この試薬容器受容ウエルから、除染する品目を受容する除染領域へと、この除染液に対して規定されている。このシステムはまた、流体循環器(これは、この入口、除染領域および試薬容器受容ウエルの間で、第一および第二流体流路を通って、選択的に流体を循環するためにある)、および多チャンバ粉末除染試薬保持容器(これは、このウエルに挿入するためにある)を包含する。この容器は、以下を包含する:a)外部第一容器部分であって、第一容器部分は、第一末端および第二末端に隣接した第一周辺フランジを包含し、第一末端は、入口開口部を規定し、そして第二末端は、出口開口部を規定する;b)内部第二容器部分であって、第二容器部分は、第二周辺フランジを包含し、第二周辺フランジは、第一末端および第二末端を規定しており、第一末端は、入口開口部を備え、そして第二末端は、出口開口部を備えており、第一および第二容器部分が入れ子状態にされている(nested);およびc)上部カバーであって、この上部カバーは、第一および第二容器部分入口を覆う。このシステムは、以下により、特徴付けられる:第一容器部分出口開口部は、この容器に保持された不溶試薬を浸透できないが水溶液を自由に浸透できる材料で、閉じられている;そして第二容器部分の第二末端出口開口部は、第二周壁の多孔性部分により、規定されている。
【0011】
本発明の1つの利点は、物質の取扱を容易にすることである。
【0012】
本発明の別の利点は、別個の隔室での2種の試薬の充填および密封を簡単にすることである。
【0013】
本発明の別の利点は、これらの試薬の充分な混合およびこれらの試薬の完全な溶解を促進することである。
【0014】
本発明の別の利点は、試薬の不溶粒子が、溶解するまで、このカートリッジ内で捕捉されたままとどまることである。
【0015】
本発明の別の利点は、このパッケージを最初に開くことなく、このパッケージからの溶解した試薬の放出を可能にすることにある。
【0016】
本発明の別の利点は、異なる割合での試薬の導入を許容することにある。
【0017】
本発明のさらに他の利点は、好ましい実施態様の以下の詳細な説明を読んで理解すると、当業者に明らかとなる。
【0018】
(好ましい実施態様の詳細な説明)
図1および2を参照すると、抗菌除染装置Aは、カウンタートップまたは他の便利な作業面に置かれるように構成されている。ドアまたは蓋10は、トレイ12(これは、微生物除染する品目を受容するための受容領域14を規定する)へのアクセスを与えるように、手で操作可能である。図示した実施態様では、トレイ12は、内視鏡または他の長い巻き付け可能品目を受容するように、構成されている。これらの品目それ自体または品目保持容器を受容するための異なる構成の品目受容領域を備えた他のトレイもまた、考慮される。ウエル16は、滅菌剤、消毒剤、他の微生物除染液、洗浄剤または清浄液などを形成するための単位用量の試薬を受容する。
【0019】
図2を特に参照すると、ウエル16には、試薬受容パッケージまたはカートリッジCが挿入される。一旦、これらの品目がこのトレイに装填され、そして試薬を収容したパッケージCがウエル16に挿入されると、蓋10が閉じられ掛け金をかけられる。充填弁20は、流体循環システムの流路にて、微生物除去HEPTAフィルター22に水を通す。微生物除去フィルター22は、水を通し微生物のサイズ以上の全粒子の通過を阻止することにより、滅菌水源を与える。そこに入る水は、フィルター22により滅菌されるが、噴霧または分散ノズル24を通って、トレイ12の品目受容領域14を満たす。余分な水が受容されるにつれて、それは、ウエル16へと流れて、パッケージCにて、粉末試薬、結晶性試薬、カプセル化試薬または他の非流動性試薬を溶解し、抗菌液を形成する。全ての空気が空気システム26を強制的に通るまで、充填が継続されて、全内部容量が、この滅菌水で満たされる。充填弁20を閉じた後、ポンプ28は、この流体を、ヒーター30、トレイ12の品目受容領域14、およびウエル16を通って、循環させる。このポンプはまた、この抗菌液をフィルター22から逆止弁32へと強制的に通し、これによってこのフィルターを滅菌する。さらに、このポンプは、この抗菌液を、空気システム26の別の微生物フィルター34から逆止弁36へと強制的に通す。
【0020】
この抗菌液が、一定温度にされて、選択した持続時間にわたって、微生物除染する品目の上を循環された後、排出弁38が開かれて、この溶液が排出される。このシステム内の流体を無菌空気で置き換えるように、微生物フィルター34を通って、空気が引かれる。その後、この排出弁が閉じられ、充填弁20が再度開かれて、このシステムを無菌リンス液で満たす。これらの流路の全ての面(この無菌リンス源、微生物除去フィルター22から通じる全ての表面を含めて)にわたって、ポンプ28がこの抗菌液を循環したので、このリンスは、微生物汚染物を品目受容領域14へと持っていくことができないことが注目される。
【0021】
図3を参照すると、除染装置Aの代替実施態様が示されている。この実施態様では、入ってくる水は、受容領域14を最初に通ることなく、微生物除去フィルター22からウエル16へと通る。必要に応じて、試薬含有パッケージCは、以下で述べるように、微生物除去フィルター22を包含する。
【0022】
図4および5を参照すると、パッケージCの第一実施態様は、第一の外部容器部分50を包含する。外部容器50は、軽量の剛性高分子材料から構成されている。外部容器50は、円筒形周壁52を包含し、これは、その第一開放末端56にて、フランジ54を有する。流体浸透性基部または多孔性フィルター58は、周壁52の第二対向末端または下端60を覆っている。多孔性フィルター58は、周壁52に超音波溶接されているか、そうでなければ、接着されていて、この外部容器の下端60を覆っている。この外部容器は、次いで、試薬成分(例えば、過ホウ酸ナトリウム、腐食防止剤、pH緩衝剤、洗浄剤および湿潤剤)で満たされる。フィルター58は、好ましくは、第一容器部分内に含有された乾燥試薬を浸透できないが試薬が溶解した水を浸透できる材料から形成されている。
【0023】
第二の内部容器部分70は、第一容器部分50に受容されている。第二容器部分は、熱的に成形された周壁72を包含し、これは、上部開口部73および一体化成形フランジ74を備えた略半球状のカップを規定している。あるいは、第二容器周壁は、円錐形または円筒形である。内部容器70は、第二試薬成分、好ましくは、アセチル供与体(例えば、アセチルサリチル酸)で満たされる。
【0024】
第二容器部分70の周壁72は、第一および第二容器部分内に含有された乾燥試薬を浸透できないが溶解した試薬および水を浸透できる濾過材料から形成されている。適切な濾過材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、レーヨン、剛性多孔性媒体(例えば、POREX(登録商標)膨張プラスチック)、または他の多孔性プラスチック、繊維、フェルト、メッシュおよび類似の材料が挙げられる。あるいは、周壁72は、粉末試薬を浸透できないが溶解した試薬および水を浸透できる材料から形成された限定領域を包含するにすぎない。
【0025】
上部カバー78は、第二容器部分の上部開口部73を覆っている。第二容器部分70の試薬のうち溶解していない任意の粒子は、従って、第二容器部分に捕捉される。好ましくは、この上部カバーもまた、周壁72の材料と類似のフィルター材料から形成され、または多孔性領域を包含する。溶解した試薬は、多孔性材料の層を通って、除染する品目へと運搬される。
【0026】
図5を特に参照すると、内部容器フランジ74は、超音波溶接または熱溶接のために、上部フランジ54に押し付けられている。好ましくは、上部カバー78の外縁は、同じ溶接操作で、内部容器フランジ74に密封される。同様に、多孔性フィルター58は、超音波溶接または熱溶接のために、開口部60の回りの外部容器周壁52上のフランジに押し付けられている。熱または超音波振動下にて、そのプラスチックは溶融し、他の多孔性濾過材料の繊維または空孔へと流れて、単一シールを形成する。あるいは、種々の部品を接合する手段として、この熱または超音波溶接は、他の密封方法(例えば、接着剤での接合、溶融結合、クランプリングを用いたクランプ固定など)で置き換えられる。
【0027】
必要に応じて、図4で示すように、内部容器70と上部カバー78との間には、補強材82(一対のX形状交差部材を備えた環状リング)が配置されて、この上部カバーが平らに置かれることを保証する。好ましくは、補強材82は、溶接リング80よりも直径が小さく、この溶接に組み込まれていない。むしろ、それは、摩擦力または機械的な力により、適切な位置で保持されている。
【0028】
2隔室パッケージCは、あるいは、種々の異なる実施態様(これらは、運搬中および保存中にて、これらの乾燥試薬を別個の隔室に保つのに役立つが、これらの試薬を、水、またはこのパッケージへと流れる他の適切な溶媒に溶解したとき、このパッケージから離れさせる)に従って、構築される。
【0029】
図6の実施態様では、内部容器70は、多孔性濾過材料の全体または一部で構築されている。この内部容器およびフィルター層58は、外部容器周壁52の下端に溶接されているか、そうでなければ、接着されていて、下部開放末端60を覆っている。試薬の一方(例えば、アセチルサリチル酸)または複数の成分は、この内部容器に保持されており、そして他の試薬(例えば、過ホウ酸塩)は、外部容器50に保持されている。上部フィルター層78は、この外部容器の上部開口部56にわたって溶接されている。
【0030】
図7の実施態様では、外部容器90は、多孔性濾過材料から形成されている。この外部容器は、上部フランジ92を包含する。内部容器94もまた、この濾過材料から形成されており、再度、上部フランジ96を有する。この内部および外部容器のフランジは、一緒に、上部フィルター層98と共に押し付けられ、そして溶接されるか、そうでなければ、一緒に接着されて、密封された内部および外部容器部分を形成する。
【0031】
必要に応じて、堅さを与えるために、フランジ92、96の一方または両方には、剛性プラスチックの環状リング100が溶接されるか、そうでなければ、接着される。さらに安定性を与えるために、この外部容器の底部には、保持器(例えば、剛性プラスチックの第二環状リング102)が挿入されて、この底部を円形形状で保持する。あるいは、内部および外部容器90、94は、少なくとも部分的に、剛性多孔性材料(例えば、POREX(登録商標)の膨張プラスチック)から形成され、これは、濡れたときに、その剛性構造を保持する。再度、これらの粉末試薬の一方またはそれ以上は、この内部容器に装填され、そして他方は、この外部容器に装填される。
【0032】
図8を参照すると、外部容器50’は、上部フランジ54’と共に、この濾過材料から形成される。内部容器70’は、フランジ74’と共に、この多孔性材料から形成される。剛性材料(例えば、プラスチック)から構築された保持器(例えば、フレーム部材104)は、上部成形リング106および下部成形リングまたは表面108を規定する。下部成形表面108は、外部濾過材料容器50’に受容されて、その基部を、強制的に、予め選択した形状にする。フレーム部材104の側面110は、充分な液体流路を確保するために、リブ114により分離された大開口部112を有する。保持器104の上部リング106は、この内部および外部容器のフランジ74’、54’を共に上部フィルター層78’に固着したとき、それらに隣接して保持される。再度、これらのフランジは、溶接、接着剤での接合、融着、クランプリングを用いたクランプ固定などか施され得る。
【0033】
図9の実施態様では、外部容器120は、剛性プラスチックから構築された周壁122を包含し、これは、上部および下部開口部128および130にそれぞれ隣接した上部および下部フランジ124および126を有するチューブの形状を規定する。水平分割壁または隔壁132は、外部容器120を2個の隔室に分ける。分割壁132は、多孔性プラスチックまたは濾過材料から構築される。多孔性または剛性上部カバー134は、上部フランジ124に密封されている。多孔性の基部136は、下部フランジに密着されている。これらの試薬の一方は、隔壁132の一方の面で規定された第一隔室138に配置され、そして他の試薬は、隔壁132の他方の面で規定された第二隔室140に装填される。
【0034】
図10の実施態様では、剛性プラスチック材料の外部容器150は、この容器の上部および下部開口部156および158にそれぞれ隣接した上部フランジ152および下部フランジ154を有するチューブの形状を規定する。垂直分割壁または隔壁160は、外部容器150を2個の隔室に分ける。図示した実施態様では、分割壁160は、剛性プラスチックから構築されるが、多孔性プラスチックまたは濾過材料もまた、考慮される。これらの試薬の1種またはそれ以上は、隔壁160の一方の面で規定された第一隔室162に配置され、そして他の試薬(単数または複数)は、隔壁160の他方の側面で規定された第二隔室164に装填される。他の成分(例えば、腐食防止剤、湿潤剤、pH緩衝剤など)は、必要に応じて、これらの2個の隔室の1個に装填される。
【0035】
これらの実施態様は、2個の容器または隔室を参照して記述されているものの、その代わりに、この外部容器を3個またはそれ以上の隔室に分割して他の成分を受容するために、1個またはそれ以上の追加隔壁が設けられる。
【0036】
濾過材料または多孔性プラスチックの層から形成された上部カバー170は、上部フランジ152と隔壁160の上縁とに溶接されるか、そうでなければ、接着される。同様に、濾過材料の層から形成された基部172は、下部フランジ154と隔壁160の下面とに溶接されるか、そうでなければ、接着される。
【0037】
あるいは、この基部は、2個の部分172aおよび172bを包含し、これらは、それぞれ、第一および第二隔室162、164用の基部として、供される。これらの部分の各々の材料は、以下で述べるように、この隔室に装填する試薬の粒径に従って、またはこの試薬の可溶化速度に従って、選択される。
【0038】
好ましくは、この実施態様または他のいずれかの実施態様の外部容器150の上部フランジ152は、複数の位置決めタブ174を包含する。位置決めタブ174は、上部カバー170およびその溶接部を超えて、放射状に外向きに位置している。タブ174は、充分な距離で上向きに伸長して、除染装置Aの蓋10、または他の内部蓋(これは、この蓋をサイクルの開始時に閉じたとき、これらのタブを押し付ける)上の構造と係合する。これらのタブは、間隔を開けて配置され、蓋構造体10とカートリッジCとの間での流体流れが保証されるのに充分に長い。
【0039】
図10を引き続いて参照し、図11もまた参照すると、剛性外部容器または剛性環状リングを備える他のいずれかの実施態様の、あるいは外部容器150の上部フランジ152は、上方に突出しているエネルギー指示器180を包含する。エネルギー指示器180は、上方に突出している環状リブ182を包含し、これは、フランジ152の回りで伸長している。このリブは比較的狭く、上端が次第に狭くなっている。上部カバー184、および内部容器のフランジ186(存在する場合)(例えば、図4、5または7の実施態様に対して)は、エネルギー指示器180に押し付けられる。フランジ186、および必要に応じて、上部カバー184は、多孔性濾過材料から形成される。溶接ホーン188は、相当な力で、これらのフィルター層をこのエネルギー指示器に押し付け、同時に、超音波振動および必要に応じて、熱を加える。これらの超音波振動は、この高くしたエネルギー指示器に優先的に引かれる。圧力、熱および振動の組合せにより、このエルネギー指示器は流動化して、濾過材料186に流れ込んでそこを通り、上部カバー184に入って、堅い単一のシールを形成する。
【0040】
これらの2個の隔室が、図10で示すように、垂直障壁または隔壁により形成されるとき、障壁160の上部190はまた、この上部カバーをこの障壁に密封するためのエネルギー指示器192を包含する。同様に、この外部容器の下部フランジ154およびこの障壁の下端上にある類似のエネルギー指示器は、多孔性基部172での溶接を助ける。
【0041】
このパッケージの貫流設計により、絶対等級(absolute ratings)を備えたフィルターを、内容物の隔離を許容するパッケージに一体化することが可能となり、粒子サイズ排除による粒子の精選を妨げる。その好ましい設計は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ブレンドしたポリオレフィン不織材料、またはこれらのフィルターの1個またはそれ以上用の多孔性媒体を使用する。このフィルターは、このパッケージを通る流量を高めることにより溶解性を最適化し、そして任意の材料が、溶解することなくこのフィルターパッケージから逃げることを防止する。この貫流フィルター設計により、出荷および保存中にて、これらの材料の完全な隔離が可能となる。それは、さらに、この送達システムを水で満たしている(being flooded)間、これらの粒子および化学物質(chemistry)の完全な保持を与える。さらに、この設計により、その成分は、このカートリッジを開放または穿刺することなく、放出して共に反応できるようになる。このフィルター層はさらに、トレイ12で除染されている器具から洗い落とされ得る任意の粒子に対して、グロスフィルター(gross filter)を与える。
【0042】
この内部容器は、角錐、円錐などを含めた種々の形状をとることができる。それは、全体的に、濾過材料から構築でき、または部分的にのみ濾過材料から構築できる。例えば、この内部隔室は、周壁および固形プラスチックフランジを有し、その濾過材料は、この内部容器の底部にわたって支持されている。この内部容器の下部フランジは、溶接または結合を容易にし、横断リブは、この内部容器の底部にて、このフィルター層に対して、構造的な支持を与えることができる。必要に応じて、これらのフィルター層の1個またはそれ以上は、開放可能または切離可能な障壁と交換できる。例えば、この内部容器の底部は、このシステムに水を導入すると分解するフィルムから構築できる。このフィルムは、水溶性材料、あるいは水または水および粉末試薬の存在下にてポンプ28により加えられる圧力下で破裂するほどに充分に弱くなる材料から構築され得る。別の代替物として、この内部容器の底部は、この外部容器の周壁に加えられる圧力に応答して、開き得る。この内部容器の底部を解除する他の開放機構もまた、考慮される。
【0043】
あるいは、この内部容器の底部は、濾過材料であり得、そしてこの外部容器の底部開口部は、解除可能部材であり得る。この外部容器の底部が解除可能であるとき、この外部容器には、最も溶解性の試薬を配置し、そして内部容器には、最も溶解性に乏しい試薬を配置するのが好ましい。
【0044】
別の実施態様では、この上部カバーは、水を浸透できず、この外部容器と一体的に形成され得る。水は、この除染サイクルの開始時点にて、この上部カバーに穿刺された開口部を通って、このカートリッジに入る。
【0045】
図12で示したさらに別の実施態様では、これらの隔室の1個は、フィルターバッグ200により規定され、これは、多孔性材料から形成されており、これらの乾燥試薬の1種を取り囲み、乾燥試薬を浸透できないが、溶解した試薬および水を、カートリッジCを通って、自由に通過させる。好ましくは、このバッグは、このカートリッジを通って流れる水がこのフィルターバッグを通らなければならないように、このカートリッジに保持される。必要に応じて、このバッグは、開放支持体204(例えば、メッシュスクリーン)上の外部隔室202内で支持されている。この外部隔室は、入口および出口末端206および208にて、それぞれ、多孔性材料210および212のシートにより覆われている。
【0046】
あるいは、図13で示すように、これらの試薬隔室の各々は、それぞれ、フィルターバッグ214および216により規定され、これらは外部容器218内に配置されている。好ましくは、これらは、この容器を通って流れる水が両方の隔室を通るように、外部容器220内に保持されている。
【0047】
濾過材料の選択は、これらの試薬の粒径に依存している。約50ミクロンの粒径を有する試薬については、不織ポリプロピレンウエブまたはフェルトが、この乾燥試薬がこの材料を貫通するのを妨げるのに対して、溶解した試薬および水は、このカートリッジを自由に通過させる。この材料がポリプロピレンウエブであるとき、この上部カバーは、第二容器部分のフランジをこの上部カバーに超音波溶接または他の熱密封することにより、第二容器部分に容易に密封される。
【0048】
さらに、濾過材料の選択は、これらの試薬の溶解速度に影響を与える。その細孔の寸法を適切に選択することにより、これらの細孔内またはそれに隣接して、乱流が生じて、これらの試薬の溶解を助ける。
【0049】
特に、図10の実施態様のように、このカートリッジの構成が、その2個の隔室の各々を通って、別々に水が流れるのを可能にするとき、これらの隔室の1個の濾過材料は、必要に応じて、このカートリッジを通る水流へのその隔室内に含有された試薬の導入速度を遅くするように、選択される。この細孔のサイズを限定することにより、またはこの濾過材料の厚さを増加させることにより、この導入速度は遅くされる。あるいは、水にゆっくりと溶解する追加障壁は、これらの隔室の1個の濾過材料を覆い、そしてこの水流へとこの試薬の導入を遅らせる。1実施態様では、滅菌または消毒試薬の前に、この水流には、界面活性剤および緩衝剤が放出される。これは、この滅菌または消毒試薬の水への溶解速度を改善する。別の実施態様では、滅菌または消毒試薬の前に、清浄化合物が導入される。これらの清浄剤は、除染する器具の表面からの付着有機堆積物の除去を開始して、これらの表面を、この滅菌剤または消毒剤にアクセスし易くする。
【0050】
別の実施態様では、このカートリッジは、図3で示すように、微生物フィルター190を包含する。微生物フィルター190は、除染装置Aの微生物除去フィルター22と置き換えるかまたはそれを補充する。この微生物フィルターを使い捨てカートリッジCに組み込むことにより、各サイクルに新しい微生物フィルターを使用することが保証される。微生物フィルター190は、ウエル16を通って流れる全ての水がこの微生物フィルターを通るように、配置される。この微生物フィルターは、好ましくは、このカートリッジを通る流体から、2μおよびそれ以上の粒子を濾過する。必要に応じて、カートリッジCの隔室の1個の濾過材料は、この微生物フィルターを提供する。
【0051】
必要に応じて、微生物フィルター190には、このサイクル全体にわたって水にゆっくりと放出される抗菌組成物が含浸される。1実施態様では、微生物フィルター190に含浸させたカプセル化塩素源は、この水に、活性塩素をゆっくりと放出する。このリンス水と共に入る任意の病原性微生物を確実に殺すには、微量の塩素で充分である。あるいは、微生物フィルター190は、電気的に荷電される。このフィルターの細孔内および表面の荷電部位で、このフィルターには、抗菌剤が結合される。これらの試薬は、このサイクル全体にわたって、溶液にゆっくりと放出される。あるいは、微生物フィルター190にわたって、選択的に、電位が加えられ、これにより、これらの試薬が放出される。
【0052】
これらの隔室の一方または他方の濾過材料に加えられた電位はまた、これらの試薬のこの流体への導入速度を制御するのに、使用され得る。
【0053】
この濾過材料は、好ましくは、この水に溶解して除洗品目を汚染するような添加剤(例えば、結合剤または界面活性剤)を含まない。この材料はまた、好ましくは、糸屑(lint)を含まず、その結果、この材料の小粒子は、第二容器から離れて除染品目内に捕捉されることはない。さらに、この材料は、好ましくは、かなり高い張力を有し、かなり高い水圧を受けたときでも、崩壊しない。この材料はまた、好ましくは、この除染ユニットで使用される試薬および他の添加剤に対して非反応性である。50ミクロンより小さい(好ましくは、10ミクロン程度)絶対細孔サイズを有するポリプロピレン不織ウエブは、事実上、糸屑がないので、好ましい材料である。それはまた、中程度に高い水圧下でも、高い張力を有する。
【0054】
この内部容器部分および上部カバー78または多孔性基部58の細孔の性質により、移動中にこれらの試薬から形成された気体が、カートリッジCから放出できるようになる。
【0055】
好ましい試薬には、酸前駆体(好ましくは、アセチルサリチル酸)および過酸塩(好ましくは、過ホウ酸ナトリウム)が挙げられる。これらの2種の試薬は、このシステムおよびトレイ12を満たすのに用いられる容量の水で、1500ppm以上の濃度で過酢酸を発生するのに充分な量で、供給される。この過ホウ酸ナトリウムは、過酸化水素を発生し、これは、アセチル供与体としてのアセチルサリチル酸と結合して、過酢酸を形成する。
【0056】
通例の溶媒中で反応する粉末試薬を用いて、塩素ガス、過酸化水素、次亜塩素酸、次亜塩素酸塩、または殺菌効果を有する他の強力酸化剤を発生させることも、考慮される。
【0057】
好ましくは、これらの粉末には、追加の腐食防止剤、緩衝剤および湿潤剤が添加される。好ましい銅および黄銅腐食防止剤には、アゾール、安息香酸塩、他の5員環化合物、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール(tolytriazole)、メルカプトベンゾチアゾールなどが挙げられる。他の耐食緩衝化合物には、リン酸塩、モリブデン酸塩、クロム酸塩、二クロム酸塩、タングステン酸塩、バナジン酸塩、他のホウ酸塩、およびそれらの組合せが挙げられる。これらの化合物は、鋼鉄およびアルミニウムの腐食を防止するのに効果的である。硬水(そこでは、カルシウム塩およびマグネシウム塩が沈殿する傾向にあり得る)には、金属イオン封鎖剤(例えば、ヘキサメタリン酸ナトリウム)もまた、含有される。
【0058】
図4および5で示した実施態様のカートリッジCを組み立てるためには、基部58は、まず、外部容器部分50に装着される。次いで、この外部容器部分内には、第一試薬が配置される。次いで、この外部容器部分内には、内部容器部分70が置かれ、この内部容器部分のフランジ74は、この外部容器部分のフランジ54に載せられる。この内部容器部分内には、第二試薬が配置され、上部カバー78は、この内部容器部分のフランジに載るように、配置される。この上部カバー、内部容器部分および外部容器部分は、次いで、この内部および外部容器部分のフランジにて、共に密封される。それゆえ、第一試薬は、この外部容器内に密封されるのに対して、第二試薬は、この内部容器内に密封される。他の組立方法もまた、考慮される。他の実施態様には、類似の組立方法が使用される。
【図面の簡単な説明】
本発明は、種々の部品および部品配置、ならびに種々の工程および工程配置の形態をとり得る。これらの図面は、好ましい実施態様を例示する目的のためのみにあり、本発明を限定するものとして解釈されない。
【図1】 図1は、本発明による除染ユニットの外観図である。
【図2】 図2は、図1の除染ユニットの配管系統線図であり、これは、本発明による試薬カートリッジ受容ウエルおよび1実施態様の2隔室試薬パッケージの断面図を含む。
【図3】 図3は、本発明による図1の除染ユニットの第二実施態様の配管系統線図である。
【図4】 図4は、本発明に従った2隔室パッケージの第一実施態様の側面断面図である。
【図5】 図5は、図4の2隔室パッケージの拡大斜視図である。
【図6】 図6は、図3のパッケージの別の代替実施態様である。
【図7】 図7は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様の拡大図である。
【図8】 図8は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様の拡大図である。
【図9】 図9は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様である。
【図10】 図10は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様の拡大図である。
【図11】 図11は、好ましい溶接接合形態の詳細図である。
【図12】 図12は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様の拡大図である。
【図13】 図13は、図3のパッケージのさらに別の代替実施態様の拡大図である。

Claims (17)

  1. 水と相互作用して抗菌液を形成する粉末試薬を保持するための多隔室パッケージ(C)であって、該パッケージは、外部第一容器(50、50’、90、120)、少なくとも1個の内部第二容器(70、70’、94)を有し、該第一および第二容器は、該第一容器において、第一試薬を受容するための第一粉末試薬受容チャンバが規定されるように、また、該第二容器において、第二試薬を受容するための少なくとも第二粉末試薬受容チャンバが規定されるように、構成されており、ここで、該パッケージは、以下により、特徴付けられる:
    該第一容器は、第一材料から形成される領域を包含し、該第一材料は、該第一試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる;そして
    該第二容器は、第二材料から形成される領域を包含し、該第二材料は、該第一および第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる、
    パッケージ。
  2. さらに、前記第一容器が、基部(58、136)を規定しており、該基部が、末端(56)に開口部を備えた連続周壁(52)へと伸長しており、そして
    前記第二容器が、末端(73)に開口部を備えた周壁を有し、該第一および第二容器が、該第二周壁が該第一周壁の末端に隣接した該外部第一容器と当接して接続されるように、構成されており、上部カバー(78、98、134)が、該第一および第二容器の該開口部を覆っている、請求項1に記載のパッケージ。
  3. さらに、前記第一容器末端(56)が、第一フランジ(54、54’、92)を規定しており、そして前記第二容器末端(73)が、第二フランジ(74、74’、96)を規定しており、該第一フランジが、該第二フランジに密封されている、請求項2に記載のパッケージ。
  4. さらに、前記上部カバー(78、98)が、前記第二フランジ(74)に密封されている、請求項3に記載のパッケージ。
  5. さらに、前記上部カバー(78)が、多孔性領域を包含し、該多孔性領域が、カバー材料から形成され、該カバー材料が、前記第二容器に受容された前記第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる、請求項2〜4のいずれかに記載のパッケージ。
  6. さらに、前記第一周壁が、下端(60)にて、第二開口部を規定し、そして
    前記第一容器の前記基部(58)が、前記第一材料から形成され、該第一材料が、該下端に隣接した該第一周壁の側面に密封されて、該第二開口部を覆う、請求項2〜5のいずれかに記載のパッケージ。
  7. さらに、前記第二容器(70)が、実質的に、前記第二材料から成形されている、請求項1〜6のいずれかに記載のパッケージ。
  8. さらに、前記第二容器の一部に剛性を加えるための補強部材(82、100、102、104)を包含する、請求項7に記載のパッケージ。
  9. 前記第二材料が、微生物フィルター(190)を包含し、該微生物フィルターが、前記パッケージを通る流体から、2μ以上の粒径を有する粒子を濾過する、前出の請求項1〜8のいずれか1項に記載のパッケージ。
  10. さらに、前記第一試薬が、アセチルサリチル酸を含有し、そして前記第二試薬が、過ホウ酸ナトリウムを含有する、前出の請求項1〜のいずれか1項に記載のパッケージ。
  11. さらに、前記第一容器が、実質的に、非剛性多孔性材料から形成され、そして
    前記パッケージが、さらに、補強部材(82、100、102、104)を包含し、該補強部材が、該パッケージが濡れたとき、該パッケージの形状を保持する、前出の請求項1〜10のいずれか1項に記載のパッケージ。
  12. パッケージ(C)を組み立てるための方法であって
    予め選択した容量の第一粉末試薬を計量して第一容器(50、50’、90、120)に入れる工程;該第一容器に第二容器(70、70’、94)を挿入する工程;該第二容器を該第一容器に接続する工程;予め選択した容量の第二粉末試薬を計量して該第二容器に入れる工程;および該第一および第二容器を閉じる工程:ここで、該第一容器および第二容器は、以下により、特徴付けられる:
    該第一容器は、第一多孔性材料の領域を包含し、該第一多孔性材料は、該第一試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む水溶液を浸透できる;そして
    該第二容器は、第二多孔性材料の領域を包含し、該第二多孔性材料は、該第一試薬および第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる、
    方法。
  13. さらに、前記第一容器(50、50’、90、120)が、該第一容器の末端に接続されたフランジ(54、54’、92)を包含し、そして前記第二容器(70、70’、94)が、該第二容器の末端に接続されたフランジ(74、74’、96)を包含し、該第一および第二容器が、該第二容器を該第一容器に挿入したとき、該第二容器フランジが該第一容器フランジと当接するように、構成されており、そして
    該第二容器を該第一容器に接続する前記工程が、
    該第二容器フランジを該第一容器フランジに接続する工程を包含し、そして
    該第一および第二容器を閉じる前記工程が、
    上部カバー(78)を該第二容器フランジに密封する工程を包含する、請求項12に記載の方法。
  14. さらに、第一容器が、非剛性多孔性材料から形成される周壁(52)を備え、前記方法が、さらに、
    前記第一容器内に補強部材(82、100、102、104)を配置して、該周壁が内向きに崩壊するのを防止する工程を包含する、前出の請求項1213のいずれか1項に記載の方法。
  15. 物品の除染のための方法であって:
    前出の請求項1〜11のいずれか1項に記載のパッケージおよび該パッケージに含有した粉末試薬を、除染が行われる部位に運搬する工程;
    前記第一および第二容器を通る流体流路に沿って水を流して、前記第一および第二粉末試薬を水で溶解し、除染液を形成する工程であって、該流体流路は、該第一および第二容器の前記多孔性領域を包含する、工程;および
    除染する物品を該除染液に浸漬する工程を包含する、請求項13に記載の方法。
  16. 除染システム(A)であって、以下:粉末試薬容器受容ウエル(16);第一流体流路であって、該第一流体流路は、水受容入口(20)と該試薬容器受容ウエルとの間で規定されて、該入口から該ウエルへと水を運んで、粉末試薬と混合して除染液を形成する、第一流体流路;第二流体流路であって、該試薬容器受容ウエルから、除染する物品を受容する除染領域(14)へと、該除染液に対して規定されている、第二流体流路;流体循環器(28)であって、該入口、該除染領域および該試薬容器受容ウエルの間で、該第一および第二流体流路を通って、選択的に流体を循環するための、流体循環器;多チャンバ粉末除染試薬保持容器(C)であって、該容器は、該ウエルに挿入するためにあり、以下:a)外部第一容器(50、50’、90、120)であって、該第一容器は、第一末端(56)および第二末端(60)に隣接した第一周辺フランジ(54)を有し、該第一末端は、入口開口部を規定し、そして該第二末端は、出口開口部を規定する、外部第一容器;b)内部第二容器(70、70’、94)であって、該第二容器は、第二周辺フランジ(74)を包含し、該第二周辺フランジは、第一末端および第二末端を規定しており、該第一末端は、入口開口部(73)を備え、そして該第二末端は、出口開口部を備えており、該第一および第二容器が入れられている、内部第二容器;およびc)上部カバー(78)であって、該第一および第二容器入口を覆う、上部カバー、を有する、容器、を備え、ここで、該システムは、以下:
    該第一容器出口開口部は、該容器に保持された不溶試薬を浸透できないが水溶液を自由に浸透できる材料で、閉じられていること;および
    該第二容器の第二末端出口開口部は、第二周壁の多孔性部分により、規定されていること、
    により、特徴付けられるシステム。
  17. 水と相互作用して抗菌液を形成する粉末試薬を保持するための多隔室パッケージ(C)であって、該パッケージは、外部第一容器(50、50’、90、120)、少なくとも1個の内部第二容器(70、70’、94)を有し、該第一および第二容器は、該第一容器において、第一試薬を受容するための第一粉末試薬受容チャンバが規定されるように、また、該第二容器において、第二試薬を受容するための少なくとも第二粉末試薬受容チャンバが規定されるように、構成されており、ここで、該パッケージは、以下により、特徴付けられる:
    該第一容器は、第一材料から形成される領域を包含し、該第一材料は、該第一試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる;
    該第二容器は、第二材料から形成される領域を包含し、該第二材料は、該第一および第二試薬を浸透できないが、水を浸透でき、また、溶解した試薬を含む溶液を浸透できる;そして
    該パッケージは、請求項16に記載の除染装置(A)の蓋と係合するための位置決めタブ(174)を備える、
    パッケージ。
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