JP4052267B2 - 消耗電極式交流アーク溶接機 - Google Patents

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本発明は消耗電極と母材との間に印加する溶接出力の極性を正極性と逆極性とに交互に繰り返し切り換える消耗電極式交流アーク溶接機に関するものである。
近年、母材への入熱制御が可能で薄板溶接分野に適している消耗電極式交流アーク溶接機は、特にアルミニウムの溶接に広く使用されている。
従来、この消耗電極式交流アーク溶接機としては、短絡発生時には出力極性を反転させず維持するというものがあった(例えば特許文献1参照)。
図3は従来の消耗電極式交流アーク溶接機を示しており、101は入力交流電源、102は入力交流電源101を適切な溶接出力に変換する溶接出力部、103は溶接出力部102の出力側に配置したEP(逆極性)出力用の第1スイッチング素子、104は第1スイッチング素子103と直列に溶接出力部102の出力側に配置したEN(正極性)出力用の第2スイッチング素子、105は第1スイッチング素子103と第2スイッチング素子104の接続点に接続した消耗電極、106は溶接出力部102の出力と接続した母材、107は消耗電極105と母材106間に接続した電圧検出器、108は電圧検出器107からの信号を入力するアーク/短絡判定器、109は正極性/逆極性調整器、110は正極性/逆極性調整器109からの信号を入力する正極性/逆極性出力制御器、111はアーク/短絡判定器108からの信号を入力し、正極性/逆極性出力制御器110へ信号を出力する遅延回路で、正極性/逆極性出力制御器110は第1スイッチング素子103及び第2スイッチング素子104の駆動制御信号を出力するように構成していた。
以上のように構成された消耗電極式交流アーク溶接機について、その動作を図4にて説明する。
正極性/逆極性調整器109の出力信号がEN(正極性)出力時に、アーク/短絡判定器108からのA/S信号が短絡であるS信号出力時には、S信号がA信号となる短絡解除まで、正極性/逆極性調整器109のEN/EP信号がEP(逆極性)出力指示に変わっても、正極性/逆極性出力制御器110の出力はEN(正極性)出力を維持し極性反転を行わない。これは図示していないが、EP(逆極性)出力時においても同一動作であり正極性/逆極性調整器109の出力信号がEP(逆極性)出力時に、アーク/短絡判定器108からのA/S信号が短絡であるS信号出力時には、S信号がA信号となる短絡解除まで、正極性/逆極性調整器109のEN/EP信号がEN(正極性)出力指示に変わっても、正極性/逆極性出力制御器110の出力はEP(逆極性)出力を維持し極性反転を行わないようにしていた。
特開平11−156541号公報(段落番号0008、図3、5)
しかし、従来の消耗電極式交流アーク溶接機は、特にアークが不安定となりやすい正極性出力側においても短絡発生時には正極性を維持するように制御されているためアーク安定回復までに時間が必要であり、その間アーク切れなどの不具合を発生する可能性が高い上に、そのアーク切れ時には特に極性出力制御をしていないためアーク切れを持続してアーク不具合を発生するという課題を有していた。
本発明は、安定してアークを供給する消耗電極式交流アーク溶接機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の消耗電極式交流アーク溶接機は、消耗電極と母材間に接続され溶接出力電圧を検出する電圧検出器と、溶接出力回路に直列に接続され溶接出力電流を検出する電流検出器と、前記電圧検出器の検出値にてアーク中か短絡中かを判定するアーク/短絡判定器と、溶接出力極性比率を調整する正極性/逆極性調整器と、前記アーク/短絡検出器の出力信号と電流検出器の出力信号の論理積を行う論理回路と、前記正極性/逆極性調整器の出力信号と論理回路の出力信号により正極性/逆極性出力を制御する正極性/逆極性制御器とを設け、前記正極性/逆極性制御器は短絡やアーク切れであるアーク不安定要因発生時に必ずアーク安定極性となる逆極性出力に制御する消耗電極式交流アーク溶接機であって、前記論理回路は、前記電流検出器からアーク切れを示す信号と前記アーク/短絡判定器から短絡を示す信号との少なくとも1つが入力されていれば極性を逆極性に出力する信号を出力し、前記正極性/逆極性制御器は、前記論理回路から極性を逆極性に出力する信号を入力している場合には、前記正極性/逆極性調整器の出力信号に関係なく極性を逆極性出力に制御するものである。
そして、この構成により電流検出器とアーク/短絡判定器の出力信号の論理積を行い正極性/逆極性出力制御を制御することができる。
以上のように、本発明はアーク/短絡判定器と電流検出器の出力信号により、短絡かつアーク切れ発生時において溶接出力をアークが安定する逆極性に維持および切り換えることにより安定してアークを供給することができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図1、図2を用いて説明する。
図1において、1は入力交流電源、2は入力交流電源1を適切な溶接出力に変換する溶接出力部、3は溶接出力部2の出力側に配置したEP(逆極性)出力用の第1スイッチング素子、4は第1スイッチング素子3と直列に溶接出力部2の出力側に配置したEN(正極性)出力用の第2スイッチング素子、5は第1スイッチング素子3と第2スイッチング素子4の接続点に接続した消耗電極、6は溶接出力部2の出力と接続した母材、7は消耗電極5と母材6間に接続した電圧検出器、8は電圧検出器7からの信号を入力するアーク/短絡判定器、9は正極性/逆極性調整器、10は正極性/逆極性調整器9からの信号を入力する正極性/逆極性出力制御器、11は溶接出力部2と母材6の間に設けた電流検出(CD)ON/OFFを検出する電流検出器、12はアーク/短絡判定器8の出力信号A/S信号と電流検出器11の出力信号CD−ON/OFF信号の論理積を行い正極性/逆極性出力制御器10へ信号を出力する論理積回路で、正極性/逆極性出力制御器10は第1スイッチング素子3及び第2スイッチング素子4の駆動制御信号を出力するように構成している。
以上のように構成された消耗電極式交流アーク溶接機について、その動作を図2にて説明する。
正極性/逆極性調整器9の出力信号がEN(正極性)出力時に、アーク/短絡判定器8からのA/S信号が短絡であるS信号出力時には、S信号がA信号となる短絡解除まで、正極性/逆極性調整器9のEN/EP信号出力に関係なく、アーク/短絡判定器8の出力信号A/S信号と電流検出器11の出力信号CD−ON/OFF信号の論理積を行う論理積回路12の出力により極性を逆極性出力とする。
また、正極性/逆極性調整器9の出力信号がEN(正極性)出力時に、アーク切れを判定する電流検出器11の出力信号CD−ON/OFF信号がアーク切れを示すOFF信号出力時にはCD−OFF信号がON信号となるアーク再生まで正極性/逆極性調整器9のEN/EP信号出力に関係なく、アークス短絡判定器8の出力信号A/S信号と電流検出器11の出力信号CD−ON/OFF信号の論理積を行う論理積回路12の出力により極性を逆極性出力とする。
これは、図示していないが正極性/逆極性調整器9の出力信号がEP(逆極性)出力時においては、逆極性出力を維持する。
以上のように、本実施の形態によればアーク/短絡を判定するアーク/短絡判定器8の出力信号A/S信号とアーク切れを判定する電流検出器11の出力信号CD−ON/OFF信号との論理積を行う論理積回路12の出力に基づいて前記正極性/逆極性制御器が短絡やアーク切れであるアーク不安定要因発生時に必ずアーク安定極性となる逆極性出力に制御することにより安定してアークを供給することができる。
本発明の消耗電極式交流アーク溶接機によれば、安定してアークを供給することができ、例えばアルミニウムなど入熱制御をおこなう溶接に有用である。
本発明の消耗電極式交流アーク溶接機の構成図 本発明の消耗電極式交流アーク溶接機の実施形態を示すタイムチャ−ト 従来の消耗電極式交流アーク溶接機の構成図 従来の消耗電極式交流アーク溶接機の実施形態を示すタイムチャ−ト
符号の説明
1 入力交流電源
2 溶接出力部
3 第1スイッチング素子
4 第2スイッチング素子
5 消耗電極
6 母材
7 電圧検出器
8 アーク/短絡判定器
9 正極性/逆極性調整器
10 正極性/逆極性出力制御器
11 電流検出器
12 論理積回路

Claims (1)

  1. 消耗電極と母材間に接続され溶接出力電圧を検出する電圧検出器と、溶接出力回路に直列に接続され溶接出力電流を検出する電流検出器と、前記電圧検出器の検出値にてアーク中か短絡中かを判定するアーク/短絡判定器と、溶接出力極性比率を調整する正極性/逆極性調整器と、前記アーク/短絡検出器の出力信号と電流検出器の出力信号の論理積を行う論理回路と、前記正極性/逆極性調整器の出力信号と論理回路の出力信号により正極性/逆極性出力を制御する正極性/逆極性制御器とを設け、前記正極性/逆極性制御器は短絡やアーク切れであるアーク不安定要因発生時に必ずアーク安定極性となる逆極性出力に制御する消耗電極式交流アーク溶接機であって、
    前記論理回路は、前記電流検出器からアーク切れを示す信号と前記アーク/短絡判定器から短絡を示す信号との少なくとも1つが入力されていれば極性を逆極性に出力する信号を出力し、前記正極性/逆極性制御器は、前記論理回路から極性を逆極性に出力する信号を入力している場合には、前記正極性/逆極性調整器の出力信号に関係なく極性を逆極性出力に制御する消耗電極式交流アーク溶接機
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