JP4051705B2 - rice cooker - Google Patents
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Description
本発明は、炊飯器に関し、特にしゃもじなどの被炊飯物作用手段を収容する構造を備えた炊飯器に関する。 The present invention relates to a rice cooker, and more particularly, to a rice cooker having a structure that accommodates an action item to be cooked such as rice paddle.
従来の炊飯器として特許文献1に開示される炊飯器がある。この種の炊飯器の構成について説明すると、炊飯器本体は、胴部を形成するほぼ筒状の外枠により形成され、炊飯器本体の上部には、開閉可能な蓋すなわち蓋体が配設され、外枠の上部内周部から一体に垂下させて形成されるほぼ筒状の鍋収容部と、この鍋収容部の下面開口を覆って設けられた内枠とにより、鍋を収納する有底筒状で非磁性材料からなる外槽部が形成され、前記外槽部内には、米や水などの被調理物を収容する有底筒状の内鍋すなわち鍋が収容される。
There exists a rice cooker disclosed by
前記鍋の上面開口部は、蓋体を閉じたときに、その内側に設けられた内蓋組立により閉塞されるようになっている。 Upper opening of the pot, when closing the lid, that are adapted to be closed by the inner lid assembly disposed therein.
また、前記外槽部の一部を構成する内枠の外面の発熱体に対向する側面下部および底面部には、鍋を電磁誘導加熱する第一の加熱手段としての加熱コイルが設けられている。 Further, the lower side surface and the bottom surface portion opposed to the heating of the outer surface of the inner frame forming a part of the outer tub unit, that has a heating coil as a first heating means is provided for electromagnetic induction heating of the pan .
ご飯をよそう際には、一般的に被炊飯物作用手段であるしゃもじなどを使用する。しゃもじの材質としては、金属製のものもあるが、鍋内のコーティングを傷つけないように、合成樹脂製のものが主流となっている。使用したしゃもじは、特許文献2のように、しゃもじ収容容器を炊飯器本体の外壁に取付けたり、特許文献3のように、しゃもじ自体に磁石を装着して、炊飯器本体の外壁に吸い付けたりしていた。場合によっては、そのまま鍋内に放置することもあった。
When the expected your food is generally to use etc. Rice paddle Do which is an object to be rice products action means. As was the material of Yamoji, there is also made of metal, so as not to damage the coating of the pan, made of synthetic resin is mainly used. The rice scoop used is attached to the outer wall of the rice cooker body as in
ところで、近年の炊飯器は、様々な炊飯コースによる炊飯や、長時間の保温により、被炊飯物の臭いが鍋についてしまう虞があったが、最近では、鍋内に水を入れ特定のスイッチを押すだけで、煮沸クリーニング可能な炊飯器も登場している。
しかし、上記のような従来の炊飯器には、しゃもじを収容する手段が設けられておらず、不便であった。しゃもじ収容容器や磁石などでしゃもじを炊飯器本体に取付けるようにすればよいが、しゃもじが露出すると、室内の塵埃や雑菌が付着する虞があるため、衛生的に好ましくない。とはいえ、鍋内に放置した場合には、一度手で触ったものがご飯と一緒にあるのは、やはり衛生的に好ましくなく、保温時の熱で高温となる虞があった。 However, the conventional rice cooker as described above is inconvenient because no means for accommodating rice paddies is provided. The rice scoop may be attached to the rice cooker body with a rice scoop container or magnet. However, if the rice scoop is exposed, there is a risk that indoor dust and germs may adhere, which is not hygienic. Nonetheless, when left in the pan, it is not hygienic to have something that has been touched by hand once with rice, and there is a risk that the heat generated during the heat retention will increase the temperature.
また、茶碗にご飯をよそう際には、しゃもじがご飯に直接触れるため、鍋と同様に、ご飯の臭いがつく虞があった。とりわけ、炊き込みご飯,リゾットやピラフなどは、臭いも強く、しゃもじに臭いがつきやすい。 In addition, when rice is fed to the bowl, the rice paddies directly touch the rice, so there is a risk that the rice will smell like the pot. In particular, cooked rice, risotto, pilaf, etc. have a strong odor, and the shampoo tends to smell.
ところで、上記のような従来の炊飯器には、鍋を加熱する加熱コイルの他に、蓋ヒータやフランジヒータなどといった複数の加熱手段が設けられているが、これらが誘導加熱を行なうものである場合、当該複数の誘導加熱手段を同時に駆動させる場合、その周波数によってコイルや加熱物が振動し、耳障りな音が聞こえるという問題があった。 By the way, in the conventional rice cooker as described above, a plurality of heating means such as a lid heater and a flange heater are provided in addition to the heating coil for heating the pot, and these perform induction heating. In this case, when the plurality of induction heating means are driven at the same time, the coil and the heated object vibrate depending on the frequency, and there is a problem that an unpleasant sound can be heard.
そこで本発明は上記問題点に鑑み、炊飯や保温に与える悪影響を防止しつつ、しゃもじを衛生的に収容可能な炊飯器を提供することを第一の目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, while preventing adverse effects on cooking or thermal insulation, shall be the first object is to provide a hygienically can accommodate cooker the paddle.
さらに、複数の誘導加熱手段を同時に駆動させても、耳障りな音が聞こえない炊飯器を提供することを第二の目的とする。 Furthermore, a second object is to provide a rice cooker that does not hear annoying sound even if a plurality of induction heating means are driven simultaneously.
本発明の請求項1における炊飯器では、しゃもじを炊飯器本体内に収容することができるため、しゃもじ収容容器や磁石などの手段を設ける必要がない。しゃもじが被炊飯物とは別の場所に収容されると共に、第二の収容部は蓋体により覆われるため、しゃもじが露出せず、衛生的にも問題なく収容できる。加えて、当該容器を着脱自在とした場合には、容器内部の汚れを容易に清掃することが可能になり、誘導加熱を使用するため、効率よく加熱することができる。しかも、第一の電磁誘導加熱手段が駆動している間は、第二の電磁誘導加熱手段を駆動しないようにすることで、ご飯の炊き上がりの悪化やご飯が乾燥するなどの炊飯や保温に与える悪影響を防止することができる。
In the rice cooker according to
本発明の請求項2における炊飯器では、容器の温度を検出する温度検出手段が所定の温度以上の温度を検出すると、第二の電磁誘導加熱手段の駆動を停止することで、異常加熱により、容器及びしゃもじが高温となる虞がない。
In the rice cooker according to
本発明の請求項3における炊飯器では、コースの選択操作を可能にするコース選択手段の操作に応じて、このコース選択手段によりしゃもじを殺菌消毒するコースを選択すると、所定の動作である第二の電磁誘導加熱手段の駆動を開始することで、使用者が好きな時に、容易にしゃもじを殺菌消毒することができる。
In the rice cooker according to
本発明の請求項4における炊飯器では、2つのスイッチング手段の周波数の差が可聴領域となる所定値未満とならないように動作させることができるため、2つの電磁誘導加熱手段を同時に駆動しても、電磁誘導加熱手段や加熱物の振動に伴う耳障りな可聴雑音が発生しない。
In the rice cooker according to
本発明は、以上説明したようなものであるから、以下に記載されるような効果を奏する。 Since the present invention is as described above, the following effects can be obtained.
本発明の請求項1における炊飯器によれば、一般的なしゃもじでも、衛生的に収容できる。また、容器内部の汚れを容易に清掃することが可能になり、効率よく加熱することができる。しかも、第二の電磁誘導加熱手段が、炊飯や保温に与える悪影響を防止することができる。
According to a rice cooker in
本発明の請求項2における炊飯器によれば、しゃもじを安全に加熱することができる。
According to the rice cooker in
本発明の請求項3における炊飯器によれば、使用者が好きな時に容易にしゃもじを殺菌消毒できるという使い勝手のよい機能を提供することができる。
According to the rice cooker in
本発明の請求項4における炊飯器によれば、電磁誘導加熱手段や加熱物の振動に伴う耳障りな可聴雑音が発生しない。
According to the rice cooker according to
以下、添付図面を参照しながら、本発明における炊飯器の好ましい各実施例を説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the rice cooker according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
まず、図8及び図9に基づき、一般的な炊飯器の構成について説明する。同図において、1は炊飯器の外郭となる炊飯器本体で、この炊飯器本体1は、胴部を形成するほぼ筒状の外枠2と、この外枠2の下面開口部を覆って設けられた底板3とにより形成されている。炊飯器本体1の上部には、その後部に位置する弾性部材としてのヒンジバネ4により開閉可能な蓋すなわち蓋体5が配設される。また、外枠2の上部内周部から一体に垂下させて形成されるほぼ筒状の鍋収容部6と、この鍋収容部6の下面開口を覆って設けられた内枠8とにより、後述する鍋11を収納する有底筒状で非磁性材料からなる外槽部9が形成される。鍋収容部6の開口上部には、コードヒータからなるフランジヒータ100が備えられており、熱伝導が良いアルミ板などの金属板101で覆われている。
First, based on FIG.8 and FIG.9, the structure of a common rice cooker is demonstrated. In the same figure, 1 is a rice cooker main body which becomes the outline of a rice cooker, and this rice cooker
前記外槽部9内には、米や水などの被調理物を収容する有底筒状の内釜としての鍋11が着脱自在に収容される。この鍋11は、熱伝導性のよいアルミニウムを主材料とした熱伝導部としての鍋本体12と、この鍋本体12の外面の側面下部から底面部にかけて接合され、磁性ステンレスや鋼板などの磁性材料からなる誘導発熱部としての発熱体13とにより構成される。側面中央から上部に発熱体13を設けないのは、軽量化を図るためである。また、鍋11の上端周囲には、その外周側に延出する円環状のフランジ部14が形成されており、フランジ部14を金属板101に載置することで、鍋11が吊られた状態に鍋収容部6に収容される。従って、フランジ部14は、金属板101を覆うように外形が金属板101と同等以上の大きさに形成され、鍋11と鍋収容部6の上端における隙間がほとんど無い構成になる。但し、鍋11の持ち手部(フランジ部14)は非接触にし、部分的に隙間を形成することで、鍋外面に水が付着した状態で炊飯したときに蒸気が排出されるようにしてある。
In the
前記外槽部9の一部を構成する内枠8は、鍋11の発熱体13に対向して位置しているが、この内枠8の外面の発熱体13に対向する側面下部および底面部には、鍋11を電磁誘導加熱する加熱手段としての加熱コイル16が設けられている。加熱コイル16は、鍋11の発熱部からほぼ一定の距離を保つように配置されると共に、φ0.5mm以下の複数の素線にて形成される。加熱コイル16の下部には少なくとも3本以上のフェライト17が、鍋11の中心部から放射方向に配置されており、炊飯器本体1の外部に磁気を漏らさないようにしている。そして、加熱コイル16に高周波電流を供給すると、加熱コイル16から発生する交番磁界によって鍋11の発熱体13が発熱し、鍋11ひいては鍋11内の水や米などの被炊飯物が加熱されるようになっている。
The
また、内枠8の底部中央部には、鍋11の底部外面と弾発的に接触するように、鍋温度検出手段としての温度センサ21が配置され、鍋11の温度を検知し、加熱コイル16による鍋11底の加熱温度を主に温度管理するようになっている。この温度センサ21は、前記フェライト17と共に非磁性材料からなるセンサホルダ22にて押えられている。センサホルダ22を内枠8の底部に配置することにより前記加熱コイル16も押えられ、この加熱コイル16に電流が流れたときに、電流によって加熱コイル16が振動することを抑制している。なお、23は温度センサ21の近傍に設けられた温度ヒューズである。
In addition, a
炊飯時と保温時には、鍋11を加熱コイル16で加熱するが、保温時は、鍋11の底部に接触させた温度センサ21の検出温度に応じて加熱コイル16を加熱調節し、鍋11を一定温度に保持する構成になっている。炊飯後、ご飯の温度が保温温度に低下するまで(約100℃から約73℃に低下)、及び保温安定時(約73℃)に、フランジヒータ100を発熱させて、蓋と炊飯器本体1の隙間空間に金属板101から熱放射することにより、該隙間からの外気の侵入による冷えを抑制すると共に、鍋11のフランジ部14を加熱する。また、保温時にご飯を再加熱する所謂あつあつ再加熱を実行している期間にも鍋11のフランジ部14を加熱し、加熱により発生する水分の鍋11上部内面への結露を防止する。
During cooking and warming, the
前記蓋体5は、その回転軸であるヒンジ軸24に巻装されたヒンジバネ4の力により開く方向へ付勢されている。また、外枠2の前部上側に設けられたフック26が、蓋体5の前部に係脱自在に係合することにより、ヒンジバネ4の付勢に抗して、蓋体5を閉じた状態に保持する。蓋体5の後部には、ヒンジバネ4の他にブレーキバネ27が設けられており、このブレーキバネ27の弾性力を利用して、蓋体5が緩やかに開くようになっている。
The
前記鍋11の上面開口部は、蓋体5を閉じたときに、その内側に設けられた内蓋組立29により閉塞されるようになっている。内蓋組立29は、清掃などの手入れがしやすいように、蓋体5の下面に着脱可能に設けられる。内蓋組立29の外側すなわち上側には、この内蓋組立29を外した時に視認できる例えばアルミニウムなどの放熱板30が配置される。放熱板30の外側すなわち上側には、鍋11の内側を加熱するための蓋加熱手段たる蓋ヒータ31が設けられており、この蓋ヒータ31から放熱板30を介して内蓋組立29を温め、かつ鍋11の内側を加熱する。また、蓋温度を検知するサーミスタ式の蓋温度センサ(図示せず)が備えてあり、主に蓋ヒータ31による内蓋33の温度管理を行なう。
When the
内蓋組立29は、例えばステンレスやアルミニウムなどの金属材料からなる内蓋33と、内蓋33の外周部に設けられ、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどの弾性部材からなり、鍋11の周囲をその弾性によりシールする蓋パッキン34と、内蓋組立29と蓋体5とを固定するためのパッキンベース35とにより構成される。内蓋33とパッキンベース35との固定は、ねじ,溶着若しくはカシメなどで、間隔は等間隔に固定される。また蓋パッキン34は、内蓋33とパッキンベース35の固定部とにより共に固定されるようになっている。蓋パッキン34は、蓋体5を閉じた状態で、金属板101上面と対向して当接するよう構成している。
The
一方、蓋体5は、蓋体5の下面を形成する蓋下面材としての放熱板30の他に、上面外殻を形成する外蓋36と、これら外蓋36と放熱板30とを結合させて蓋体5の骨格を形成する外蓋カバー37とを主たる構成要素としている。蓋体5の上部には、鍋11内で発生した蒸気を外部へ放出するための蒸気口38が着脱可能に取り付けられている。
On the other hand, the
前記炊飯器本体1の胴部をなす外枠2の前部には、使用者が直接指で触れることのできる操作部としての操作パネル41が設けられ、内方の電子部品にほこりや水が付着することを防止している。操作パネル41の内方には、炊飯や保温の加熱行程を制御する制御部品としてのマイクロコンピュータ(図示せず)などを搭載した制御基板42が設けられる。制御基板42にはマイクロコンピュータ以外に、LCDからなる表示器43と、複数の押釦式のスイッチ44と、炊飯,保温,予約炊飯などの行程を表示する発光素子としてのLED45などが、他の電子部品と共に半田付け接続される。表示器43は、マイクロコンピュータの時計機能を利用した現在時刻,炊上がり時刻,予約炊飯時刻をセグメント表示すると共に、選択した炊飯メニュー・コースを記号で指定するものであり、制御基板42のほぼ中央に配置される。またスイッチ44は、表示器43を取り囲むように制御基板42の周囲に配置される。そして、スイッチ44に対向する操作ボタン46と、表示器43の周囲にあってこの表示器43を固定するための固定部47が、一つの部品である支持部材48として例えば樹脂などで形成され、この支持部材48は制御基板42上をほぼ占有して設けられている。すなわち、ここでの操作ボタン46は表示器43を固定する機能を兼用している。
The front part of the
71は、前記制御基板42を保持するための保持部材であるユニットケースである。このユニットケース71は樹脂製で、外枠2の内部前方に取付け固定される。また制御基板42の下方には、この制御基板42とケーブル(図示せず)で電気的に接続しているインバータ回路72が設けられる。このインバータ回路72は、前記加熱コイルに高周波電流を供給するもので、加熱基板73上に複数の電子部品74を搭載して構成される。炊飯と保温加熱は、当該インバータ回路72により、温度センサ21と前記蓋温度センサとの温度検知にて鍋11の底面,側面,及び蓋体5らに対する加熱を温度制御して行なう。すなわち、インバータ回路72は、温度センサ21と前記蓋温度センサとからの信号を受信し、第一の加熱手段たる加熱コイル16や、フランジヒータ100,蓋ヒータ31を加熱調節する。インバータ回路72には、加熱コイル16を駆動させる素子が備え付けられている。加熱コイル16を駆動する素子は、加熱コイル16の発振と共に加熱される。加熱コイル16を駆動する素子は使用条件温度を持つので、一定温度以下で駆動させる必要があるので、アルミニウムなどの熱伝導性の良好な放熱器75が、立設した加熱基板73の下側に発熱部品と熱的に接して設けられる。さらに、放熱器75からの熱を奪って冷却するための冷却ファン76が、底板3に設けた排気孔77に対向して、放熱器75の下方、若しくは側部に設けられている。インバータ回路72は、炊飯器本体1内に収容されるが鍋11に対してどの位置に配置してもよく、炊飯器本体1の底部又は側部に設けた排気孔77もどの位置に配置してもよい。しかし、近年製品の小型化設計が求められている背景もあり、インバータ回路72,冷却ファン76,排気孔77は、鍋11を挟んで略反対位置に配置されている。
炊飯を開始すると、加熱コイル16により鍋11の底部と側部を加熱し、約45℃〜60℃に水温を15〜20分間保持し、浸し炊きを行ない、その後、沸騰するまで鍋11を加熱する。この沸騰加熱時に鍋11の底部が90℃以上になり、内蓋33の温度が90℃以上で安定(温度上昇率検知)したら沸騰を検知し、加熱量を低減した沸騰継続加熱にする。鍋11の底部,内蓋33が全て90℃以上になったことが確認でき、完全に鍋11の中が沸騰したことを精度よく検知可能になる。また、鍋11の底部,内蓋33のいずれかが120℃以上の通常ではあり得ない温度になったら異常と判断して炊飯加熱を低減し、切りにするか、むらしにするか、保温にするかし、異常加熱を防止する。また、鍋11の底部,内蓋33のいずれかが90℃以上になって所定時間経過(例えば5分)しているのに、鍋11の底部,内蓋33のいずれかが90℃未満の低い温度の場合には、いずれかのセンサが例えば汚れ,傾き,接触不良などの何らかの理由で温度検知精度が悪化していると判断し、炊飯加熱を低減し、切りにするか、むらしにするか、保温にし、異常加熱を防止する。沸騰継続になると蓋ヒータ31により蓋加熱を開始する。蓋加熱は内蓋33の温度が100〜110℃になるように、前記蓋温度センサの検知温度により管理される。また、鍋11の底部が所定の温度上昇になったら炊き上げを検知し、むらしに移行する。むらし中は、蓋温度管理にてつゆ付き防止し、鍋11の底部の温度が、ご飯が焦げない程度に高温を保持(98〜100℃)するように温度管理する。15〜20分のむらしが終了したら保温に移行する。保温は加熱コイル16にて、鍋11の底部と鍋11の側面下部を加熱し、蓋ヒータ31で内蓋33をご飯の温度よりわずかに高く加熱し、鍋11の側面をフランジヒータ100でご飯が乾燥せず、かつ、つゆが多量に付着しないように温度管理する。ご飯は70〜76℃に温度を保持する。保温時も2つのセンサが相互に異常に高かったり、低かったりした場合は、異常を検知し、異常加熱を防止する。
When cooking rice is started, the bottom and sides of the
次に、本発明における特徴部について、図1を参照しながら説明する。同図において、しゃもじ収容部120は、第一の収容部としての鍋収容部6とは、別に設けられた第二の収容部として構成され、しゃもじ110を収容可能な大きさを有し、鍋収容部6とヒンジバネ4との間に開口形成されている。従って、蓋体5を閉じると、しゃもじ収容部120の開口部は、鍋収容部6と共に、蓋体5で覆われることとなる。なお、しゃもじ収容部120内を衛生的にするため、蓋体5に当該開口部に当接するパッキンを設けるのが好ましく、この場合、しゃもじ収容部120の開口部と蓋体5との密着性が向上し、室内の塵埃や雑菌を含む外気の侵入を防ぐことができる。しゃもじ収容部120は、外枠2と一体に設けてもよいし、別体で設けてもよいが、安価で構成するためには、外枠2と一体に設けることが好ましい。
Next, the characteristic part in this invention is demonstrated, referring FIG. In the figure, the rice
しゃもじ収容部120の側面部には、図2で示すように、第二の加熱手段としての収容部加熱手段121が配設される。該収容部加熱手段121は、しゃもじ収容部120内に収容したしゃもじ110を殺菌,消毒するための殺菌消毒手段として設けられ、しゃもじ収容部120ひいてはしゃもじ収容部120内に入れた水を加熱することで、しゃもじ110を煮沸消毒する。もちろん水を入れずに直接加熱して、加熱殺菌してもよい。殺菌消毒手段としては、収容部加熱手段121の他にも、紫外線やオゾンを発生する手段を設けてもよく、殺菌消毒手段とは別に、超音波発生手段を設けて超音波洗浄してもよい。
As shown in FIG. 2, storage portion heating means 121 as second heating means is disposed on the side surface portion of the rice
これに対応して、図3のように、操作部たる操作パネル41に配置された操作ボタン46のうち、コース選択を司るコース選択手段としてのコース選択ボタン46aには、しゃもじを煮沸消毒する為の「クリーニング2」コースが設けられ、表示器43にも、同コースが表示される(表示器43左側部のクリーン2)。コース選択ボタン46aの操作により、「クリーニング2」コースが選択されることで、収容部加熱手段121により、しゃもじ収容部120が加熱され、しゃもじ110が煮沸消毒される。なお、表示器43に表示された「クリーン1」(「クリーニング1」)は、前述したように、鍋11を煮沸消毒する為の専用コースである。
Correspondingly, as shown in FIG. 3, among the
122は、しゃもじ収容部120底部に当接して設けられた例えばサーミスタ式の温度センサからなる収容部温度検出手段であり、制御基板42に搭載されたマイクロコンピュータ42aに、測定したしゃもじ収容部120の温度情報を伝達する。収容部温度検出手段122は、しゃもじ収容部120の側方に配置してもよく、周辺の雰囲気を測定するように配置してもよい。しゃもじ110を煮沸する際に、水量不足のまま煮沸すると、しゃもじ収容部120及びしゃもじ110が高温となる虞があり、しゃもじ110の材質によっては変形することもある。このような異常加熱による懸念を払拭するため、収容部温度検出手段122で、例えば沸騰温度100℃以上となる異常温度を検出した場合には、収容部加熱手段121による加熱を停止させる。
次に、本実施例における炊飯器の作用について説明する。 Next, the effect | action of the rice cooker in a present Example is demonstrated.
煮沸消毒のため、しゃもじ収容部120内には、予め十分な量の水を入れておく。茶碗などの食器にご飯をよそった後、使用済みのしゃもじ110を、しゃもじ収容部120内に収容し、蓋体5を閉じる。操作パネル41に配置されたコース選択ボタン46aを操作し、「クリーニング2」コースを選択する。「クリーニング2」コースが確定することで、制御基板42に搭載されたマイクロコンピュータ42aは、容部加熱手段121を駆動し、しゃもじ収容部120ひいてはしゃもじ収容部120内の水を加熱することで、しゃもじ110が煮沸消毒される。マイクロコンピュータ42aには、収容部温度検出手段122からしゃもじ収容部120の温度情報が逐次伝達され、異常温度を検出した場合には、収容部加熱手段121による加熱を停止させる。このようにして、しゃもじ110に付着した雑菌や臭いが除去される。
For boiling sterilization, a sufficient amount of water is placed in advance in the
以上のように本実施例では、内釜たる鍋11を着脱自在に収容可能な第一の収容部たる鍋収容部6を有する炊飯器本体1と、蓋体5とを備えた炊飯器において、鍋収容部6とは別に、被炊飯物作用手段としてのしゃもじ110を収容可能な第二の収容部としてのしゃもじ収容部120を備え、蓋体5は鍋収容部6の開口部としゃもじ収容部120の開口部とを覆うよう構成している。
As described above, in the present embodiment, in the rice cooker provided with the
このようにすると、しゃもじ110を炊飯器本体1内に収容することができるため、しゃもじ収容容器や磁石などの手段を設ける必要がない。しゃもじ110が被炊飯物とは別の場所に収容されると共に、しゃもじ収容部120の開口部は蓋体5により覆われるため、しゃもじ110が露出せず、衛生的にも問題なく収容できる。従って、一般的なしゃもじでも、衛生的に収容できる。
If it does in this way, since
また本実施例では、炊飯器本体1に軸支される蓋体5を該炊飯器本体1に係止する係止手段としてのフック26を備えている。
In the present embodiment, a
このようにすると、蓋体5は炊飯器本体1に係止されることで閉じ、当該係止を解除することで開くため、簡単に蓋体5を開閉することができる。従って、炊飯器本体1に収容したしゃもじ110を簡単に取り出すことができる。
If it does in this way, since the
さらに本実施例では、しゃもじ110を殺菌消毒することにより、雑菌の繁殖を防ぐことができる。とりわけ、収容部加熱手段121を設けるだけでしゃもじ110を加熱殺菌,煮沸消毒することができるため、殺菌消毒手段を簡単な構成とすることができる。従って、簡単な構成で、清潔に保つことができると共に、臭いを残さず収容することができる。
Further, in this embodiment, and by sterilizing
また本実施例では、コース選択ボタン46aの操作に応じて収容部加熱手段121の駆動を制御する制御手段としてのマイクロコンピュータ42aとを備えている。
In the present embodiment, and a
このようにすると、コース選択ボタン46aの操作に応じて、駆動を開始することで、使用者が好きな時に、容易にしゃもじ110を煮沸消毒することができる。従って、使用者が好きな時に容易に殺菌消毒できるという使い勝手のよい機能を提供することができる。
In this way, by starting driving in accordance with the operation of the
さらに本実施例では、しゃもじ収容部120の温度を検出する収容部温度検出手段としての収容部温度検出手段122を設けている。
Furthermore, in the present embodiment, a storage unit
このようにすると、収容部温度検出手段122が所定の温度以上の温度を検出すると、収容部加熱手段121の駆動を停止することで、異常加熱により、しゃもじ収容部120及びしゃもじ110が高温となる虞がない。従って、しゃもじ110を安全に加熱することができる。
In this way, when the storage unit
図4は、本実施例における炊飯器の構成を示したものであるが、しゃもじ収容部120以外の構成については第1実施例と同様である。
FIG. 4 shows the configuration of the rice cooker in the present embodiment, but the configuration other than the rice
しゃもじ収容部120は、第一の収容部としての鍋収容部6とは、別に設けられた第二の収容部として構成され、しゃもじ110を収容可能な大きさを有し、鍋収容部6とヒンジバネ4との間に開口形成されている。しゃもじ収容部120は、非磁性材料で形成され、外枠2と一体に設けられる。130は、磁性ステンレスや鋼板などの磁性材料からなり、上部開口形成された内容器であり、しゃもじ収容部120に着脱自在に収容される。該内容器130内には、しゃもじ110が収容されるため、しゃもじ110を収容可能であり、かつしゃもじ収容部120に着脱自在に収容可能な適度な大きさとする。しゃもじ110を収容することに伴い、内部に汚れが溜まることがあるが、当該内容器130を着脱自在とすることで、容易に清掃ができる。内容器130の開口端部に、鍋11のようなフランジ部を設けて、鍋11と同様に、内容器130が吊られた状態で、しゃもじ収容部120に収容されるようにしてもよい。
The rice
しゃもじ収容部120の側面部には、第一実施例と同様に、第二の加熱手段が設けられるが、本実施例では、図5に示すように、内容器130を電磁誘導加熱する加熱コイルからなる容器誘導加熱手段125が配設される。該容器誘導加熱手段125により発生した交番磁界により、内容器130を発熱させることで、内容器130内に入れた水が加熱され、しゃもじ110が煮沸消毒される。
As in the first embodiment, a second heating means is provided on the side surface portion of the rice
126は、内容器130底部に弾発的に接触するように設けられた温度センサからなる容器温度検出手段であり、制御基板42に搭載されたマイクロコンピュータ42aに、測定した内容器130の温度情報を伝達する。この容器温度検出手段126は、非磁性材料からなるセンサホルダ127にて押えられている。しゃもじ110を煮沸する際に、水量不足のまま煮沸すると、内容器130及びしゃもじ110が高温となる虞があり、しゃもじ110の材質によっては変形することもある。このような異常加熱による懸念を払拭するため、容器温度検出手段126で、例えば沸騰温度100℃以上となる異常温度を検出した場合には、容器誘導加熱手段125による加熱を停止させる。
126 is a container temperature detecting means comprising a temperature sensor provided so as to elastically contact the bottom of the
容器誘導加熱手段125は、誘導加熱方式により内容器130内の水を加熱するため、効率よく煮沸することが可能であるが、鍋11を加熱する第一の加熱手段も加熱コイル16のような誘導加熱方式である場合には問題が生じる。電源コンセントから加熱コイル16に供給される電力が固定されたままで、炊飯中すなわち加熱コイル16が駆動中に、容器誘導加熱手段125を駆動させると、定格電力中の誘導加熱電力割合の変化(負荷変動)により加熱コイル16に供給される電力が低下する。当該電力低下のタイミングが悪いと、炊飯中のご飯の炊き上がりを悪くする虞がある。一方、保温中では、加熱コイル16が駆動中に、容器誘導加熱手段125を駆動させると、鍋11周辺の雰囲気温度が上昇し、鍋11の開口端部が影響を受け、ご飯が乾燥する虞がある。そこで、鍋11を加熱する加熱コイル16が駆動している間は、容器誘導加熱手段125を駆動させないようにすることで、炊飯や保温に与える悪影響を防止している。なお、前記保温時に関する問題を解決するために、しゃもじ収容部120の外側若しくは内側に断熱材を設けてもよい。この場合、保温時の懸念が払拭されるため、保温時でも、加熱コイル16と容器誘導加熱手段125とを同時に駆動させることができる。
Since the container induction heating means 125 heats the water in the
ところで、加熱コイル16及び容器誘導加熱手段125のような、2つの電磁誘導加熱コイルを発振させる場合、図6に示すような回路構成となる。同図において、例えば商用電源などの交流電源131は、加熱コイル16,容器誘導加熱手段125に接続され、当該2つの電磁誘導加熱コイルに電力を供給する。72aは、加熱コイル16を駆動させるスイッチング素子を備えたスイッチング手段としてのインバータ回路であり、加熱コイル16に供給される高周波電流を検出して、マイクロコンピュータ42aに電流検出信号132を出力する。一方、72bは、容器誘導加熱手段125を駆動させるスイッチング素子を備えたスイッチング手段としてのインバータ回路であり、容器誘導加熱手段125に供給される高周波電流を検出して、マイクロコンピュータ42aに電流検出信号133を出力する。マイクロコンピュータ42aには、加熱コイル16,容器誘導加熱手段125の加熱出力を決定する出力設定信号136,137がそれぞれ入力され、インバータ回路72a,72bから入力されるフィードバック信号としての電流検出信号132,133に応じて、加熱コイル16,容器誘導加熱手段125の加熱出力が、出力設定信号136,137によりそれぞれ決定された出力となるように、PWM制御されたPWM信号132,133を、インバータ回路72a,72bを構成する各々のスイッチング素子に入力し、当該加熱出力をフィードバック制御している。
Incidentally, when two electromagnetic induction heating coils such as the
加熱コイル16と容器誘導加熱手段125とを同時に発振させる場合、インバータ回路72a,72bを構成する各々のスイッチング素子の発振周波数の差が20KHz未満となると、その周波数によってコイルや加熱物が振動し、耳障りな音が聞こえる場合がある。従って、PWM信号134,135の周波数の差が20KHz以上離れるように、それぞれの発振周波数を制御する必要がある。本実施例では、図7で示すタイミングチャートのように、PWM信号134の周波数を25KHzとし、PWM信号135の周波数を45KHzとしているので、その差は45KHz−25KHz=20KHzとなり、当該条件を満たしている。もし、出力設定信号136,137が同じ設定値であれば、PWM信号134,135の周波数の差が20KHz以上離れ、かつ両者の電磁誘導加熱コイルから同じ出力(ワット)が得られるように、チューニングを行なう。すなわち、PWM信号134,135のパルス導通幅を固定し、当該周波数の差が20KHz以上離れると共に、単位時間あたりでのパルス導通幅の合計が同じになるように、周期(周波数)のみ変化させる。例えば、図7において、PWM信号134の単体パルス導通幅を10μsとし、PWM信号135の単体パルス導通幅を5μsとすると、PWM信号134を1パルス出力する間(1周期)に、PWM信号135のパルスを2パルス出力するように周波数を変化させればよい。なお、以上の制御方法は、電磁誘導加熱による蓋加熱手段、鍋加熱手段を備えた炊飯器等の調理器にも使用可能である。
When the
次に、本実施例における炊飯器の作用について説明する。 Next, the effect | action of the rice cooker in a present Example is demonstrated.
煮沸消毒のため、しゃもじ収容部120内に取付けた内容器130には、予め十分な量の水を入れておく。茶碗などの食器にご飯をよそった後、使用済みのしゃもじ110を、内容器130内に収容し、蓋体5を閉じる。操作パネル41に配置されたコース選択ボタン46aを操作し、「クリーニング2」コースを選択する。「クリーニング2」コースが確定することで、マイクロコンピュータ42aは、インバータ72bにより容器誘導加熱手段125を駆動し、交番磁界を発生させる。内容器130は、当該交番磁界により発熱し、しゃもじ110を煮沸消毒する。マイクロコンピュータ42aには、容器温度検出手段126から内容器130の温度情報が逐次伝達され、異常温度を検出した場合には、インバータ72bひいては容器誘導加熱手段125の駆動を停止させる。以上のようにして、しゃもじ110に付着した雑菌や臭いが除去される。
For boiling disinfection, a sufficient amount of water is put in advance in the
以上のように本実施例では、内釜たる鍋11を着脱自在に収容可能な第一の収容部たる鍋収容部6を有する炊飯器本体1と、蓋体5と、鍋11を加熱する第一の電磁誘導加熱手段たる加熱コイル16とを備えた炊飯器において、鍋収容部6とは別に、非磁性材料で形成された第二の収容部としてのしゃもじ収容部120と、当該しゃもじ収容部120に着脱自在に収容可能であると共に、被炊飯物作用手段としてのしゃもじ110を収容可能な大きさの磁性を有する容器としての内容器130と、交番磁界により内容器130を誘導加熱する第二の電磁誘導加熱手段たる容器誘導加熱手段125とを備え、蓋体5は鍋収容部6の開口部としゃもじ収容部120の開口部とを覆うよう構成している。
As described above, in this embodiment, the rice cooker
このようにすると、しゃもじ110を炊飯器本体1内に収容することができるため、しゃもじ収容容器や磁石などの手段を設ける必要がない。しゃもじ110が被炊飯物とは別の場所に収容されると共に、しゃもじ収容部120の開口部は蓋体5により覆われるため、しゃもじ110が露出せず、衛生的にも問題なく収容できる。従って、一般的なしゃもじでも、衛生的に収容できる。加えて、当該内容器130を着脱自在とすることで、内容器130内部の汚れを容易に清掃することが可能になり、誘導加熱を使用するため、効率よく加熱することができる。
If it does in this way, since
また本実施例では、加熱コイル16が駆動している間は、容器誘導加熱手段125を駆動しない構成としている。
In this embodiment, the container induction heating means 125 is not driven while the
このようにすると、加熱コイル16が駆動している間は、容器誘導加熱手段125を駆動しないようにすることで、ご飯の炊き上がりの悪化やご飯が乾燥するなどの炊飯や保温に与える悪影響を防止することができる。
In this way, while the
さらに本実施例では、内容器130の温度を検出する温度検出手段としての容器温度検出手段126を設け、容器温度検出手段126が所定の温度以上の温度を検出すると、容器誘導加熱手段125の駆動を停止する構成としている。
Furthermore, in this embodiment , a container temperature detecting means 126 is provided as a temperature detecting means for detecting the temperature of the
このようにすると、容器温度検出手段126が所定の温度以上の温度を検出すると、容器誘導加熱手段125の駆動を停止することで、異常加熱により、内容器130及びしゃもじ110が高温となる虞がない。従って、しゃもじ110を安全に加熱することができる。
In this way, when the container temperature detecting means 126 detects a temperature equal to or higher than the predetermined temperature, the
また本実施例では、コースの選択操作を可能にするコース選択手段としてのコース選択ボタン46aと、当該コース選択ボタン46aの操作に応じて、容器誘導加熱手段125の駆動を制御する制御手段としてのマイクロコンピュータ42aとを備え、コース選択ボタン46aによりしゃもじ110を殺菌消毒するコースを選択すると、容器誘導加熱手段125の駆動を開始する構成としている。
Further, in this embodiment, a
このようにすると、コースの選択操作を可能にするコース選択ボタン46aの操作に応じて、このコース選択ボタン46aによりしゃもじ110を殺菌消毒するコースを選択すると、容器誘導加熱手段125の駆動を開始することで、使用者が好きな時に、容易にしゃもじ110を殺菌消毒することができる。従って、使用者が好きな時に容易に殺菌消毒できるという使い勝手のよい機能を提供することができる。
In this manner, when the course for sterilizing the
さらに本実施例では、交番磁界により内釜を加熱する第一の電磁誘導加熱手段たる加熱コイル16と、第二の電磁誘導加熱手段たる容器誘導加熱手段125とを備えた炊飯器において、加熱コイル16を通電するスイッチング手段としてのインバータ72aを構成するスイッチング素子のパルス周波数と容器誘導加熱手段125を通電するスイッチング手段としてのインバータ72bを構成するスイッチング素子のパルス周波数とを20KHz以上離してスイッチング動作させるよう構成している。
Further, in this embodiment, in the rice cooker provided with the
このようにすると、2つのパルス周波数の差が可聴領域となる20KHz未満とならないようにスイッチング動作させることができるため、2つの誘導加熱手段を同時に駆動しても、コイルや加熱物の振動に伴う耳障りな可聴雑音が発生しない。 In this way, the switching operation can be performed so that the difference between the two pulse frequencies does not become less than 20 KHz, which is the audible range, so even if the two induction heating means are driven at the same time, the coil and the heated object will vibrate. No annoying audible noise is generated.
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。しゃもじ収容部120の位置は、炊飯器本体のどこに設けてもよく、蓋体5とは別に、しゃもじ収容部120のみを覆う蓋体を設けてもよい。
In addition, this invention is not limited to the said Example, It can change in the range which does not deviate from the meaning of this invention. The position of the rice
1 炊飯器本体(本体)
5 蓋体
6 鍋収容部(第一の収容部)
11 鍋
16 加熱コイル(第一の電磁誘導加熱手段)
42a マイクロコンピュータ(制御手段)
46a コース選択ボタン(コース選択手段)
72a インバータ(スイッチング手段)
72b インバータ(スイッチング手段)
110 しゃもじ
120 しゃもじ収容部(第二の収容部)
125 容器誘導加熱手段(第二の電磁誘導加熱手段)
126 容器温度検出手段(温度検出手段)
130 内容器(容器)
1 Rice cooker body (main body)
5
11 Pot
16 Heating coil (first electromagnetic induction heating means )
42a Microcomputer (control means)
46a Course selection button ( course selection means)
72a Inverter (switching means)
72b Inverter (switching means)
110 Rice paddle
120 Rice scoop storage part (second storage part )
125 Container induction heating means ( second electromagnetic induction heating means)
126 Container temperature detection means ( temperature detection means)
130 Inner container (container)
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