JP3906415B2 - Built-in cooking device - Google Patents
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- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/12—Cooking devices
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の加熱手段を有し、流し台に組込まれる組込式加熱調理器に係り、さらに詳しくは、副加熱調理器を備えた組込式加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種組込式加熱調理器に、トッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられた複数の誘導加熱コイルと、それぞれに前記誘導加熱コイルを駆動するインバータ回路部を設けた複数の駆動回路基板と、前記駆動回路基板に送風するファンと、前記ファンを駆動するモータと、ロースターと、前記誘導加熱コイルとロースターを操作する操作部と、前記誘導加熱コイル、前記駆動回路基板、前記ファン、前記モータ、前記ロースター、前記操作部を内部に収める外郭ケースを有し、前記駆動回路基板を多段に積み重ねて取り付け、各駆動回路基板のインバータ回路部をファンの近傍に設けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−267054号公報(第4〜5頁、図1〜3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載されたような複数の加熱部を有する従来の組込式加熱調理器においては、流し台の天板に開口される加熱調理器を組込むための収容開口部は大きさが統一されており、各加熱部間の距離を大きくすることには限界があった。このため、大きな調理鍋等を同時に使用したいときなどは、調理鍋、特にとっ手が隣の調理鍋やとっ手に接触したり、調理鍋のとり回しが大変不便であったり、さらには、調理鍋どうしが衝突して煮物をこぼしたりすることがあった。
【0005】
また、調理鍋を長時間トッププレート上に載置しておくと、他の調理鍋を使用する際邪魔になったりする不便さもあった。
また、調理鍋になんらかの理由で外力が加わると、調理鍋が加熱部上の所定位置から移動してしまい、加熱効率の低下が生じていた。
さらに、従来の加熱調理器は、例えば市販の調理鍋で炊飯などを行う場合、炊くことはできるが、その後自動的にむらしや保温用の所定温度制御に移行しないため再度のスイッチ操作が必要であった。そのため大変煩しく、家事に忙しい場合などでは忘れてしまい、ご飯が冷たくなってしまうおそれもあった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、複数の調理鍋を余裕をもって同時に使用して調理することができ、その上1つの加熱部を長時間使用しても他の調理の邪魔にならない使い勝手のよい組込式加熱調理器を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る組込式加熱調理器は、支持枠及び該支持枠に固定されたトッププレート、該トッププレートが天面開口部に取付けられた本体ケースの内部に複数の加熱部、該加熱部の出力等をそれぞれ制御する制御部等が設けられ、外部に前記制御部を選択的に制御する主操作部を備えた主加熱調理器と、枠体及び該枠体に固定された副トッププレート、該副トッププレートが副天面開口部に取付けられた底板の内部に副加熱部が設けられた副加熱調理器とを備え、前記主加熱調理器を前記トッププレートが流し台の天板上に露出するように該流し台に組込むと共に、前記副加熱調理器を前記主加熱調理器に隣接して前記流し台の天板上に設置するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す斜視図、図2は図1の加熱部の縦断面図、図3は図1の組込式加熱調理器の斜視図、図4は図1の主加熱調理器と副加熱調理器の一体構造の一例の縦断面図、図5は図4の支持フレームの斜視図である。
図において、1は流し台100に組込まれた組込式加熱調理器で、2は主加熱調理器、30はこの主加熱調理器2の一方の側に一体的に設けられて、流し台100の天板101上に載置された副加熱調理器である。
【0009】
主加熱調理器2は、天面が開口されて上端部外周に、周縁に周壁4aを有するフランジ4が設けられた箱状の本体ケース3と、周壁6bを有し開口部6aが設けられ、下面に例えばセラミックスプレートの如き非磁性材料からなるトッププレート5が、開口部6aを覆って接着剤等により取付けられた支持枠6とを有し、この支持枠6は本体ケース3にその天面開口部を覆って取付けられている。そして、トッププレート5の上面には、後述の加熱部の位置に対応して、磁性材料からなる調理鍋90やフライパン等の調理具(以下、調理鍋90という)の載置位置を表示する載置部7a,7bが設けられており、載置部7a,7bの近傍には出力表示部8a,8bが設けられている。
【0010】
本体ケース3の前面側の一方の側には、ハンドル9aを有する引出し式のロースタ9が設けられており、ロースタ9に隣接して、例えば、電源スイッチ11a、出力調整ダイアル11bや予約タイマースイッチ11c、炊飯スイッチ、煮物スイッチ等の各種の操作スイッチ12、表示部13などを有する主操作部10が設けられている。この場合、主操作部10に、副加熱調理器30の出力調整ダイアル、予約タイマースイッチその他の操作スイッチを併せて設けてもよい。
また、支持枠6の後部側の一方の隅部には、トッププレート5が切除されて外気を本体ケース3内に吸引する吸気口14が設けられており、本体ケース3の側壁及び前壁には排気口15が設けられている。16は支持枠6の前面側において、載置部7a,7bに対応して設けられた火力調整スイッチ等を有する補助操作部である。
【0011】
トッププレート5に設けた調理鍋90の載置部7a,7bの下には、トッププレート5の下面側において、コイル台21に渦巻状に巻かれた誘導加熱コイル22が配設された加熱部20a,20bが設けられている。23は加熱部20a,20bの中心部にそれぞれ設けられ、トッププレート5の下面に当接されて載置部7a,7b上に載置された調理鍋の温度を検出する温度センサである。なお、この加熱部20a,20bは一部が抵抗線からなるヒータであってもよい。
24は電源部、25はマイコン等を含む加熱部20a,20bの出力制御回路や予約タイマー制御回路25a(図7参照)等が設けられた制御部で、副加熱調理器30の後述する副加熱部45の制御回路も設けられている。なお、この制御部25は、各加熱部20a,20bや後述の副加熱部45ごとに設けてもよく、これらを一括して1つの制御部25としてもよい。26は吸気口14から外気を吸引し、加熱部20a,20b、電源部24、制御部25等を冷却して、排気口15から排出する冷却用送風機である。
【0012】
30は主加熱調理器2と一体に構成された薄型の副加熱調理器で、主加熱調理器2と一体的に形成され、天面が開口されてその下面がフランジ4の下面とほぼ同一平面(脚部31bを設けた場合は、脚31bの下端部をフランジ4の下面と同一平面にする)で、周壁31aが設けられた底板31と、天面に開口部32aを有し、周壁32bが設けられて底板31に取付けられた断面コ字状の枠体32とを有し、枠体32の下面には開口部32aを覆って調理鍋90の載置部34、火力表示部35が設けられた非磁性材からなる副トッププレート33が接着剤等により取付けられている。
【0013】
36は枠体32の後部に設けた外気の吸込口である。なお、図示してないが、底板31の主加熱調理器2側の側壁31aには主加熱調理器2の本体ケース3と連通する開口部が設けられており、他方の側壁31a(枠体32の側壁32bを含む)には排気口が設けられている。また、トッププレート33に設けた載置部34の後部側の枠体32の上面には、載置部34上に載置された調理鍋90を正確に位置決めするガイド部37が設けられており、このガイド部37は所定の間隔で立設された一対のガイド壁38a,38bと、ガイド壁38a,38bの間に設けられた開口部39とからなっている。40は枠体32の前面側上面に設けた副操作部で、後述の副加熱部45の火力調整スイッチ、予約タイマースイッチ等が設けられており、必要に応じて炊飯スイッチや煮物スイッチさらには表示部が設けられる。
【0014】
副トッププレート33の載置部34の下には、副トッププレート33の下面側において、コイル台46に渦巻状に巻かれた誘導加熱コイル47が配設された副加熱部45が設けられており、誘導加熱コイル47の中心部には温度センサ48が設けられている。なお、この副加熱部45は前述のように主加熱調理器2に設けた制御部25で制御されるが、副加熱調理器30内に専用の副制御部を設けてもよい。また、副加熱部45の冷却は主加熱調理部2に設けた冷却用送風機26で行ってもよく、あるいは副加熱調理部30内に専用の冷却用送風機を設けてもよい。なお、主加熱調理器2の制御部25に設けた副加熱調理器30の制御回路、又は副加熱調理器30に設けた専用の副制御部には、米又はその他の調理物を沸騰させたのち自動的に所定の温度状態に保つ保温モード回路である保温付き炊飯モード回路及び必要に応じて保温付き煮物モード回路が設けられている。
【0015】
図4は主加熱調理器2と副加熱調理器30の一体化構造の一例を示す断面図、図5は図4の支持枠及び枠体の斜視図、図6は図4の本体ケース及び底板の斜視図である。本例においては、主加熱調理器2の支持枠6と副加熱調理器30の枠体32とを、枠体32の上面を支持枠6より上方に位置させて一体に形成したものである。
【0016】
すなわち、開口部6a及び周壁6bを有する支持枠6と枠体32との境界部を斜め上方に延設して傾斜面6cを形成し、この傾斜面6cの上部を支持枠6の天面と平行な天面とし、開口部32a及び周壁32bを有する枠体32を形成して両者を一体とした支持枠フレームSを構成し、開口部6a,32aの下面に非磁性材からなるトッププレート5及び副トッププレート33をそれぞれ取付けたものである。また、本体フレーム3のフランジ4の周壁4aより高い周壁31aを有する断面ほぼコ字状の底板31の主加熱調理器2側の周壁31aを、本体フレーム3のフランジ4の周壁4aに当接して固定すると共に、当接したフランジ4の周壁4aと底板31の周壁31aに、通気や配線を通すための開口部3a,41を設けて本体ボックスBを構成したものである。なお、本体フレーム3のフランジ4の底面と、底板31に設けた脚部31bの下面とは、ほぼ同一平面上に位置する。
【0017】
上記のように構成した本実施の形態においては、本体ボックスBの上面に支持枠フレームSを位置させ、その周壁6b,32bを本体ボックスBの周壁4a,31aの外周に嵌合する。このとき、本体ケース3と底板31の接合部の上端部は支持フレームSの傾斜面6cに当接する。
この場合、支持フレームSの支持枠6と枠体32との境界部を傾斜面6cあるいは円弧状に形成することで、調理鍋90等の移動が容易になり、境界部に調理鍋90等が当ったり煮物をこぼしたりすることがない。
なお、図5の16a,16bは補助操作部16の取付部、40aは副操作部40の取付部である。また、図6の3aはロースタ9の取付部、3bは主操作部10の取付部である。
【0018】
図7は上記のような組込式加熱調理器1の電気系の概要例を示すもので、電源95からの電力は、電源スイッチ11aを介して電圧降下用部品やマイコン等の制御部品からなる制御部25、主操作部10に加えられ、主操作部10の操作スイッチ12を切換えることにより、主加熱調理器2の加熱部20a,20b、副加熱調理器30の副加熱部45の全部又は選択的に通電される。25aは制御部25に設けた予約タイマー制御回路、11cは主操作部10に設けた予約タイマースイッチである。なお、電源95には商用電源(100V)を用いてもよいが、高電圧の200V以上の電源を使用すれば、同時に複数の加熱部20a,20b及び副加熱部45を使用する場合にも高出力が得られるので、調理時間を短縮することができる(以下の実施の形態においても同様である)。
【0019】
上記のように構成した組込式加熱調理器1は、図8に示すような流し台100の天板101と前面板102に開口する収納凹部103内に天板開口部104から主加熱調理器2の本体ケース3が収容されて、フランジ4が収納凹部103の周縁に係止して設置され、支持枠6は天板101上に位置し、主操作部10等は前面開口部105に位置する。また、副加熱調理器30は収納凹部103に隣接し、主加熱調理器2と並んで天板101上に設置される。
【0020】
次に、本実施の形態に係る組込式加熱調理器の使用の一例について説明する。前述のように、主加熱調理器2の副加熱調理器用の制御部25又は副加熱調理器30に設けた制御部には、保温モード回路である保温付き炊飯モード回路及び必要に応じて保温付き煮物モード回路が設けられている。保温付き炊飯モード回路による炊飯用制御パターンは、図9に示すように、副加熱調理器30の誘導加熱コイル47に通電して米、水が入れられた調理鍋90を発熱させて加熱し、調理鍋90の温度が100℃近傍に達したとき(これは温度センサ48で検出される)は、連続的又は断続的にその温度を所定時間Tに維持して炊飯を終了させ、その後その温度を徐々に低下させてほぼ73℃程度で保温する。
【0021】
また、保温付き煮物モード回路は、図10に示すように、副加熱調理器30の誘導加熱コイル47に通電して、煮物、水、調味料等が入れられた調理鍋90を発熱させて加熱し、調理鍋90の温度が100℃近傍に達したときは、連続的又は断続的にその温度を所定時間t(この時間tは、一般的にt<Tである)に維持して煮込み工程を終了させ、以後その温度を徐々に低下させて例えば80℃〜85℃で保温(低温加熱)する。
【0022】
米を炊飯する場合は、所要量の米と水が入れられた調理鍋90を、図2に示すように、副加熱調理部30の副トッププレート33の載置部34上に載置する。ついで主操作部10の電源スイッチ11aを投入し、操作スイッチ12の中の炊飯スイッチをONすれば、制御部25(又は副加熱調理器30に設けた副制御部)を介して副加熱部45の誘導加熱コイル47に通電される。なお、副加熱調理器30の副操作部40に炊飯スイッチを設けた場合は、これを操作することにより他の操作スイッチと間違うことがない。このとき、主操作部10に設けた予約タイマースイッチ11c又は副操作部40に設けた予約タイマースイッチにより予約タイマーを発動させれば、表示部13に炊飯の残り時間が表示される。なお、上記いずれかの予約タイマースイッチにより、副加熱部45への通電時間をあらかじめセットしておいてもよい。これにより、図9に示した炊飯用制御パターンにしたがって炊飯され、自動的に保温される。
【0023】
また、主加熱調理器2の載置部7a,7bの両方又はいずれか一方に、例えば煮物や調味料が入れられた調理鍋90を載置して主操作部10の煮物スイッチをONすれば、炊飯と同時に1個又は2個の調理鍋90により調理を行うことができる。なお、煮物等の調理にあたっては、補助操作部16で火力を調整することができ、その調整出力は表示部8a,8bに表示される。このとき、本体ケース3内に設けた冷却用送風機26により吸気口14,36から吸引された外気によって加熱部20a,20b、制御部25、副加熱部45等が冷却され、排気口15等から排気される。
【0024】
この場合、調理鍋90の外壁下部に、先端部が下方に折曲げられたほぼL字状の位置決め嵌合部(図13参照)を設け、調理鍋90を載置部34上に載置する際に、この位置決め嵌合部をガイド部37のガイド壁38a,38bの間及び開口部39に嵌入すれば、調理鍋90を所定の位置に確実に載置することができ、効率よく加熱することができる。
【0025】
上記の説明では、副加熱調理器30により炊飯する場合について述べたが、同様にして米以外の煮物などの調理を行うこともできる。
この場合は、煮物、水、調味料等が入れられた調理鍋90を載置部34上に載置し、主操作部10の煮物スイッチ(又は副操作部40の煮物スイッチ)をONすれば、図10に示した煮物用調理パターンにしたがって調理され、自動的に保温(低温加熱)される。なお、調理鍋90を炊飯用と煮物用に分ければ、臭が残らないので便利である。
【0026】
上記のように構成した本実施の形態によれば、主加熱調理器2に隣接して副加熱調理器30を設けたので、従来、トッププレートに3つの調理鍋90を載置していた加熱調理器に比べて、加熱部20a,20b及び副加熱部45の間隔を大きくとることができる。このため、複数の大きな調理鍋90を同時に使用することができ、また、各調理鍋90のとり回しも容易で、隣接する調理鍋90やとっ手に触れることが減少する。さらに、副加熱調理器30を別に設けたので、長時間専用に使用しても他の一般調理の邪魔にならない等、使い勝手のよい組込式加熱調理器を得ることができる。なお、主加熱調理器2のトッププレート5には従来通り3つの調理鍋90を載置できるようにし、副加熱調理器30に別の調理鍋90を載置できるようにしてもよい。
【0027】
また、大きなスペースを占める制御部25を主加熱調理器2に設け、副加熱調理器30の副加熱部45をこの制御部25で制御するようにしたので、副加熱調理器30を薄く、かつコンパクトに形成することができる。
さらに、副加熱調理器30を流し台100の天板101上に載置するようにしたので、流し台100に副加熱調理器30の専用収納凹部を設ける必要がなく、このため、一般的な流し台100を使用することができ、また、既存の流し台にもセットすることができる。さらに、副加熱調理器30を主加熱調理器2と同時に流し台100にセットできるので、取付けが容易である。
【0028】
また、主加熱調理器2の主操作部10に、副加熱調理器30を含むすべてを操作できる操作スイッチを設けたので、使い勝手がよく便利である。
さらに、副加熱調理器30に副加熱部45を制御する操作スイッチを有する副操作部40を設ければ、他の加熱部20a,20bと間違えて操作することがなく、便利である。
また、炊飯や煮込など沸騰後の保温が必要な調理においては、沸騰後特別に操作部を操作することなく自動的に保温温度に移行するので、便利である。なお、保温温度は、使用者が自由に変えられるように保温温度制御スイッチ等を設けることで、料理の幅を広げることができる。
さらに、副加熱調理器30は主加熱調理器2の電源を利用しているので、わざわざコンセントを設ける必要がなく、特に、200V等高圧電源を使用する場合、特別な工事が不用で有利である。なお、副加熱調理器30の奥行を主加熱調理器2の奥行よりLだけ短くして前面側をあければ、流し台100を有効に利用することができる。
【0029】
[実施の形態2]
図11は本発明の実施の形態2に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んで調理鍋を載置した状態を示す斜視図、図12は図11の副加熱調理器部分の縦断面図、図13は図12の調理鍋(炊飯器)の外観斜視図及びその要部の斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
【0030】
図において、主加熱調理器2の構成は、実施の形態1の場合とほぼ同様なので、説明を省略する。また、副加熱調理器30の構成も実施の形態1の場合とほぼ同様であるが、枠体32内には、米又はその他の調理物を沸騰させたのち所定の温度状態に保つ保温モード回路である保温付き炊飯モード回路、及び必要に応じて保温付き煮物モード回路、さらに予約タイマー回路50aが設けられた副制御部50、及び副冷却用送風機51が設けられている。また、ガイド部37の開口部39内には、可動端子板からなり、副制御部50及び副加熱部45の誘導加熱コイル47にそれぞれ接続された一対の給電部52a,52bが設けられている。なお、36は枠体32の後壁に設けた吸気口、49は同じく前壁に設けた排気口であるが、排気口49は枠体32の側壁に設けてもよい。
【0031】
60は副加熱調理器30を用いて主として炊飯用に用いられる調理鍋(以下、炊飯器という)で、図12、図13に示すように、少なくともその下部が非磁性材からなり、上下が開口したほぼ筒状の内壁62及び空間部63aを介して内壁62の外周を囲繞する外壁63からなる二重構造の鍋容器61と、磁性材からなり、上部外周にフランジ64aを有する有底筒状の内鍋64とを有し、内鍋64は鍋容器61内に挿脱自在に収容されてそのフランジ64aが鍋容器61の上端部62aに係止し、その底面64bは鍋容器61の下端部から露出する。
【0032】
鍋容器61の内壁62の下部外周には、補助加熱体である誘導加熱コイルからなる底側面加熱体65がコイル状に積層して設けられており、また、上部には補助加熱体であるヒータからなる上側面加熱体66が設けられている。
67は鍋容器61の下部において、内壁62と外壁63との間の空間部63a内において、底側面加熱体65の外側に設けられた非磁性材からなるほぼ筒状のスカート部材で、炊飯器60を副トッププレート33上に載置したときに、その先端部も副トッププレート33に当接して鍋容器61を支持し、鍋容器61の下端部から露出している内鍋64の底面64bを、副トッププレート33に確実に当接させて効率よく発熱させるようにしたものである。このとき、内鍋64の底面64bとスカート部材67の下端部は、同一平面か又はスカート部材67の下端部がやや上方に位置するように構成される。
【0033】
このようなスカート部材67を設けることにより、鍋容器61の下端部と副トッププレート33との間に形成されたすき間を遮蔽して外部からの空気や塵埃の侵入を防止し、また熱が外部に逃げるのを防止することができる。さらに誘導加熱コイルからなる底側面加熱体65から発生する磁気を遮蔽し、外部への磁束洩れを防止することができる。
【0034】
68は鍋容器61の上部開口部を開閉する蓋体で、とっ手70を有する上蓋69、上蓋69に取付けられた下蓋71、下蓋71に着脱可能に装着された内蓋72からなり、蓋体68の中心部には内鍋64内に連通する蒸気抜き弁73が設けられている。74は下蓋72に設けた蓋ヒータである。また、上蓋69の上面には、炊飯スイッチ75a、煮物スイッチ75b、予約タイマースイッチ(図示せず)、表示部75c等を有し、副制御部50を制御する炊飯器操作部75が設けられている。そして、この蓋体68は、一端に設けたヒンジ76により鍋容器61に開閉自在に装着されており、閉じたときはラッチ77によりロックされる。なお、上記の炊飯器操作部75は蓋体68に限定するものではなく、例えば鍋容器61の外周面等、他の場所に設けてもよい。
【0035】
78は蓋体68に設けた炊飯器操作部75と反対側において、鍋容器61の外壁63の下部から突設した位置決め嵌合部で、先端部は下方に曲げられて係合部79が設けられた側面ほぼL字状に形成されている。この位置決め嵌合部78は、その幅が副加熱調理器30に設けたガイド部37のガイド壁38a,38bの内側間隔とほぼ等しく、係合部78はガイド部37の開口部39に係合しうるように形成されている。そして、内部には端子板からなり、副加熱調理器30のガイド部37に設けた給電部52a,52bに接続される一対の受電部80a,80bが設けられており、この受電部80a,80bの間には、炊飯器操作部75を介して補助加熱体65,66及び蓋ヒータ74が接続されている。なお、給電部52a,52b及び受電部80a,80bは各一対に限定するものではなく、実機器においては、それぞれ多数設けてもよい。また、給電部52a,52bと受電部80a,80bの電気的接続をより確実にするために、磁石等(図示せす)を用いてもよい。
【0036】
図14は本実施の形態の電気系の概要を示すもので、電源95には電源スイッチ11a、制御部25、主操作部10を経て主加熱調理器2の加熱部20a,20bの誘導加熱コイル22が並列に接続されており、副加熱調理器30のガイド部37に設けた一方の給電部52aは副制御部50に接続され、他方の給電部52bは、一端が電源95に接続された副加熱部45の誘導加熱コイル47の他端に接続されており、第3の給電部52cは電源95に接続されている。また、炊飯器60の位置決め嵌合部78に設けた受電部80aは炊飯器操作部75を介して受電部80b及び補助加熱体65,66、蓋ヒータ74を介して第3の受電部80cに接続されている。
【0037】
図15は本実施の形態の電気系の他の例を示すもので、本例においては、副加熱調理器30の一方の給電部52aは副制御部50に接続され、他方の給電部52bは電源95に接続されている。また、炊飯器60の位置決め嵌合部48に設けた受電部80a,80bの間には、炊飯器操作部75及び副加熱部45の誘導加熱コイル47と補助加熱体65,66、蓋ヒータ74の並列回路が接続されている。なお、破線で示すように、第3の給電部52c、受電部80cを設けて、副加熱調理器45の誘導加熱コイル47を電源95に接続するようにしてもよい。
【0038】
図16は本実施の形態の電気系のさらに他の例を示すものである。前述のように、電源95に200V等の高圧電源を使用すれば、複数の加熱部20a,20b及び副加熱部45を使用する場合に、高出力が得られて調理時間を短縮することができるが、副加熱調理器2により補助加熱体55,56や蓋ヒータ74を備えた炊飯器50により炊飯や調理を行う場合は、安全性の面から副加熱調理器30には低圧である100V電源を使用することが望ましい。
【0039】
そこで、本例においては、200V電源を使用した組込式加熱調理器1において、副加熱調理器30の入側(給電部52aの上流側)に電圧降下手段の1つである変圧器81を設けて、副加熱調理器30への供給電圧を100Vに降下させたもので、これにより、副加熱調理部45の副制御部50、誘導加熱コイル47、補助加熱体65,66及び蓋ヒータ74に100V電圧を通電するようにしたものである。
【0040】
次に、本実施の形態に係る組込式加熱調理器1の使用の一例について説明する。炊飯器60により米を炊飯する場合は、所要量の米と水が入れられた内鍋64を鍋容器61内に収容して蓋体68を閉じ、副加熱調理器30の副トッププレート33の載置部34上に載置する。このとき、内鍋64の底面64bはスカート部材67の下端部と同じか又はやや下方に位置しているので、内鍋64の底面64bは副トッププレート33に確実に当接する。同時に、位置決め嵌合部78がガイド部37のガイド壁38a,38bの間に嵌入し、係合部79が開口部39に嵌合して受電部80a,80bが給電部52a,52bに自動的に接続され、炊飯器60は所定の位置(載置部34上)に確実に位置決めされる。
【0041】
ついで、主操作部10の電源スイッチ11aを投入し、炊飯器60の炊飯器操作部75の炊飯スイッチ75aをONすれば、副制御部50を介して副加熱部45の誘導加熱コイル47に通電され、また、補助加熱体55,56及び蓋ヒータ74にも通電される。このとき、予約タイマースイッチをONして予約タイマーを発動させれば、炊飯器操作部75の表示部75cに炊飯の残り時間が表示される。なお、予約タイマーにより通電時刻をセットするようにしてもよい。これにより、図9の炊飯用制御パターンにしたがって炊飯され、自動的に保温される。このとき、副冷却用送風機51により吸気口36から吸引された外気により副加熱部45や副制御部50などが冷却され、排気口49から排出される。
上記の説明では、炊飯器操作部75に設けた炊飯スイッチ75aを操作して炊飯する場合を示したが、主操作部10に副加熱調理器30の炊飯スイッチや予約タイマースイッチを設けて操作するようにしてもよく、あるいは副加熱調理器30の副操作部40に炊飯スイッチや予約タイマースイッチを設けて操作するようしてもよい。
【0042】
また、主加熱調理器2の載置部7a,7bの両方又はいずれか一方に、例えば煮物、水、調味料等が入れられた調理鍋90を載置し、主操作部10の調理用スイッチをONすれば、炊飯と同時に1個又は2個の調理鍋90により調理を行うことができる。なお、煮物等の調理にあたっては、補助操作部16により火力を調整することができ、その調整出力は表示部8a,8bに表示される。また、予約タイマー11cをセットした場合は、その発動時刻又は残り時間が表示部13に表示される。
【0043】
上記の説明では、炊飯器60により米を炊飯する場合について述べたが、同様にして炊飯器60により米以外の煮物等の調理を行うことができる。
この場合は、鍋容器61に煮物、水、調味料等が入れられた内鍋64を収容して炊飯器60を載置部34上に載置し、炊飯器操作部75等の煮物スイッチ75bをONすれば、図10の煮物用制御パターンにしたがって調理され、自動的に保温(低温加熱)される。なお、内鍋64を炊飯用と煮物用に分ければ、臭が残らないので便利である。また、保温(低温加熱)の温度を自在に調整できるようすれば、いろいろな料理が可能になる。
【0044】
上記のような本実施の形態によれば、実施の形態1の場合と同様の効果が得られるばかりでなく、内鍋64の周囲を位置決め嵌合部78を有する鍋容器61で覆う専用の炊飯器60を設けたので、炊飯器60を副トッププレート34に載置するだけで電気的接続を行うことができ、また、内鍋64の保温効果を向上することができる。
【0045】
さらに、炊飯器60の内鍋64の周囲に補助加熱体65,66を設けたので、炊飯器60により炊飯や煮物等の一般の調理を行う場合、内鍋64のほぼ全体が均一に加熱されるため加熱ムラがなく、効率よく調理することができる。また、保温性(低温加熱)を向上することができるので、いつでも暖かいご飯や料理を食べることができる。
また、炊飯器60自体に炊飯スイッチ75a、煮物スイッチ75b、予約タイマースイッチ、表示部75c等を有する炊飯器操作部75を設けたので、使い勝手がよいばかりでなく、他の操作スイッチと間違うこともない。
【0046】
[実施の形態3]
図17は本発明の実施の形態3に係る組込式加熱調理器の要部の縦断面図、図18は図17の本体ボックスの斜視図である。なお、実施の形態1,2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、主加熱調理器2のトッププレート5と副加熱調理器30の副トッププレート33をほぼ同一平面上に配設したもので、その他の構成は実施の形態1又は2の場合とほぼ同様である。
【0047】
本実施の形態は、主加熱調理器2の本体ボックスBを構成する本体ケース3と、副加熱調理器30の底板31を一体に形成して上部の周囲に周壁4aを設けると共に、本体ケース3と底板31との境界近傍に、開口部41を有する隔壁42を設け、この隔壁42の上に、前後方向に長く、長手方向の両側に支持腕43a,43bを有する断面ほぼ凸字状の連結部材43を溶接等により取付けたものである。そして、三方の側壁が本体ケース3のフランジ4に結合された支持枠6の副加熱調理器30側の端部を、連結部材43の一方の支持枠43b上に載置して固定し、また、三方の側壁が底板31に結合された枠体32の主加熱調理器2側の端部を連結部材43の他方の支持腕43aに載置して固定し、組込式加熱調理器1の外ケースを構成したものである。
【0048】
この場合、副加熱調理器30を、底板31と流し台100の天板101との間に若干すき間が形成されるように形成し、底板31の自由端側の下面に、弾性材からなり上下方向の高さを調整できる脚部31bを取付ければ、副加熱調理器30の副トッププレート33を、主加熱調理器2のトッププレート6と常にほぼ同一平面に位置するように調整することができ、また、副加熱調理器30の振動を防止することができる。
【0049】
図19は本実施の形態の本体ボックスの他の例の斜視図である。本例は、主加熱調理器2の周壁4aが設けられたフランジ4を有する本体ケース3と、副加熱調理器30の周壁31aを有する断面ほぼコ字状の底板31とを別体に形成し、両者の周壁4a,31aの上端部を同一平面上に位置させて、隣接する周壁4a,31aを溶接その他の手段により接合して一体化し、この接合部を隔壁42aとして開口部3a,41を設けたものである。そして、図17の場合と同様に、隔壁42a上に連結部材43を取付けて、本体ケース3と底板31上に支持枠6及び枠体32を取付けて外ケースを構成したものである。
【0050】
図20は本体ボックスの他の例の斜視図である。本例においては、図19の本体ボックスBにおいて、底板31の奥行方向の長さを本体ケース3の奥行方向の長さと同じにしたものである。本例によれば、必要に応じて副加熱調理器30に2つの加熱部45を設けることができる。
また、図21は本体ボックスBのさらに他の例を示すもので、本例は本体ケース3と底板31とを一体に形成して上部の周囲に四角形の周壁4aを設けて奥行方向の長さを等しく形成すると共に、本体ケース3と底板31との境界に隔壁を設けず、両者の間を開放したものである。本例によれば、本体ケース3内に設けた冷却用送風機26による冷却風をすべて副加熱調理器30内に取込むことができるので、加熱部45等の冷却効果をより高めることができる。
【0051】
図22、図23は本実施の形態の支持枠フレームの他の例を示す斜視図である。
図22は、支持枠6と枠体32とからなる支持フレームSを、上面を同一平面とし周壁6bと共に一体に形成したもので、図18、図19に示すような本体ボックスB上に位置させて、その周壁6bを本体ボックスBの周壁4a,31aの外側に嵌合するようにしたものである。
【0052】
図23は図22の副加熱調理器30側の枠体31部分の奥行方向の長さを支持枠6部分と同じ長さにしたもので、図20、図21の本体ボックスBに装着するようにしたものである。なお、図23では主加熱調理器2側のトッププレート5に3つの載置部7a〜7c(したがって加熱部20)を設けた場合を示したが、他の実施の形態においても載置部を適宜増減することができる。
【0053】
本実施の形態によれば、実施の形態1又は2と同様の機能及び効果が得られるが、さらに、主加熱調理器2のトッププレート6と副加熱調理器30の副トッププレート33とをほぼ同一平面上に設けたので、両者の間に段差がなく、このため炊飯器60や調理器90の持ち運びや移動が容易で、衝突して傷ついたり煮物がこぼれたりすることがない。
【0054】
[実施の形態4]
図24は本発明の実施の形態4に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態1の組込式加熱調理器において、主加熱調理器2の支持枠6の後部側の上面に吸気口14と排気口15とを設けたものである。また、副加熱調理器30の枠体32の後部側を上方に突出させて突出部32bを設け、底板31との間に比較的広い空間部を形成して、この空間部に副冷却用送風機51を配設したもので、その他の構成は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
【0055】
図25は本実施の形態の電気系の概要例を示すもので、主加熱調理器2に設けた制御部25(副加熱調理器30に副制御部を設けた場合は、当該副制御部)から副操作部40に加えられた電力は、副加熱部45の誘導加熱コイル47と副冷却用送風機51に加えられ、副冷却用送風機51は吸気口36から外気を吸引し、主として副加熱部45を冷却したのち、排気口49から排出される。また、主加熱調理器2の冷却用送風機26は、吸気口14から外気を吸引し、加熱部20a,20b、制御部25等を冷却して排気口15から排出される。
本実施の形態は、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果が得られるが、さらに、副加熱調理器30に副冷却用送風機51に設けたので、副加熱部45等をより効率的に冷却することができる。なお、矢印は冷却風の概略の流れを示すものである。
【0056】
[実施の形態5]
図26は本発明の実施の形態5に係る組込式加熱調理器の要部の斜視図である。なお、実施の形態1,2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態1,2の副加熱調理器30に設けたガイド部37に代えて、位置決め部材82によりガイド部を形成したものである。
【0057】
この位置決め部材82は、収納空間部84を有するリング状のガイド体83と取付腕85とからなり、ガイド体83に設けた収納空間部84の内径は、調理鍋90や炊飯器60の内鍋64の外径とほぼ等しいか又は若干大きく形成されている。また、取付腕85は、副加熱調理器30の後部側上面に設けた支持部87とピン88からなるヒンジ部86により回動可能に支持されている。
そして、位置決め部材82をヒンジ部86を軸に回動させて、副トッププレート33に当接又は近接させると、収納空間部84が載置部34の直上に位置するように構成されている。
【0058】
上記のように構成した本実施の形態においては、位置決め部材82は、不使用時や副トッププレート33の清掃時には、図示のように後方に回動させて立てておく。なお、位置決め部材82を後方に立てた場合に、その位置に固定して前面に倒れるのを防止するため、ヒンジ部86にロック機構を設けてもよい。また、炊飯や調理を行うときは、位置決め部材82を前方に回動させて、その収納空間部84を載置部34の直上に位置させる。
【0059】
副加熱調理器2により炊飯又は調理を行う場合は、位置決め部材82を前方に倒し、ガイド体83上に炊飯器60を載せて収納空間部84内に内鍋64の下部を収容し、あるいは調理鍋90の下部を収納空間部84内に収容すれば、その底面を載置部34上に確実にセットすることができる。
これにより、内鍋64や調理鍋90を効率よく加熱することができ、また、炊飯器60や調理鍋90に外力が加えられても移動することがなく、常に載置部34上に保持される。
【0060】
図27は本実施の形態の他の例の要部の斜視図である。
本例は、副加熱調理器30の載置部34の中心部の両側において、枠体32の上面に突起部89a,89bを設けると共に、収納空間部84を有するガイド体83の両側に、前記突起部89a,89bに対応して固定穴88a,88bが設けられた取付腕85a,85bを設けて位置決め部材82を構成したものである。
本例において、炊飯又は調理を行うときは、位置決め部材82を副トッププレート33上に載置してその固定穴88a,88bを突出部89a,89bに嵌合し、セットする。このとき、収納空間部84は載置部34の直上に位置する。そして、図20の場合と同様に、炊飯器60又は調理鍋90をセットする。
本例においても図20の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、特に、不使用時や清掃時には位置決め部材82を取外すことができるので、便利である。
【0061】
[実施の形態6]
図28は本発明の実施の形態6に係る組込式加熱調理器の斜視図である。
本実施の形態は、実施の形態1〜3の組込式加熱調理器1において、主加熱調理器2の他方の側にも第2の副加熱調理器30aを設けたものである。
【0062】
この場合、第2の副加熱調理器30aは、実施の形態1〜3の場合と同様に主加熱調理器2と一体に構成してもよく、あるいは、副加熱調理器30とほぼ同様の構成の第2の副加熱調理器30aを別体に設け、ねじその他の手段により主加熱調理器2に取付けてもよい。なお、別体に設けた場合は、主加熱調理器2と第2の副加熱調理器30aの隣接する側壁に、電気的配線や冷却空気等を通す開口部を設けることは当然である。
本実施の形態によれば、より多くの炊飯器60や調理鍋90を同時に使用できると共に、万一いずれかの加熱部が故障しても、他の加熱部を使用して炊飯や調理を行うことができて便利である。
【0063】
以上本発明の実施の形態について説明したが、これら各実施の形態はそれぞれ独立して実施してもよく、あるいは適宜組合わせて実施してもよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、支持枠及びこの支持枠に固定されたトッププレート、該トッププレートが天面開口部に取付けられた本体ケースの内部に複数の加熱部、該加熱部の出力等をそれぞれ制御する制御部等が設けられ、外部に前記制御部を選択的に制御する主操作部を備えた主加熱調理器と、枠体及びこの枠体に固定された副トッププレート、該副トッププレートが副天面開口部に取付けられた底板の内部に副加熱部が設けられた副加熱調理器とを備え、前記主加熱調理器を前記トッププレートが流し台の天板上に露出するように該流し台に組込むと共に、前記副加熱調理器を前記主加熱調理器に隣接して前記流し台の天板上に設置するようにしたので、複数の調理鍋を同時に使用して調理することができ、その上1つの加熱部を長時間使用しても他の調理の邪魔にならない使い勝手のよい組込式加熱調理器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す斜視図である。
【図2】 図1の加熱部の縦断面図である。
【図3】 図1の組込式加熱調理器の斜視図である。
【図4】 図1の主加熱調理器と副加熱調理器の一体化構造の一例の縦断面図である。
【図5】 図4の支持フレームの斜視図である。
【図6】 図4の本体ボックスの斜視図である。
【図7】 図1の電気系の概略図である。
【図8】 図1の流し台の斜視図である。
【図9】 炊飯用制御パターンの説明図である。
【図10】 煮物用制御パターンの説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す斜視図である。
【図12】 図11の副加熱調理器部分の縦断面図である。
【図13】 図11の炊飯器の外観斜視図及びその要部の斜視図である。
【図14】 図11の電気系の概略図である。
【図15】 図11の電気系の他の例の概略図である。
【図16】 図11の電気系の他の例の概略図である。
【図17】 本発明の実施の形態3に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す一部を省略した縦断面図である。
【図18】 図17の本体ボックスの斜視図である。
【図19】 図17の本体ボックスの他の例の斜視図である。
【図20】 図17の本体ボックスの他の例の斜視図である。
【図21】 図17の本体ボックスの他の例の斜視図である。
【図22】 図17の支持枠フレームの他の例の斜視図である。
【図23】 図17の支持枠フレームの他の例の斜視図である。
【図24】 本発明の実施の形態4に係る組込式加熱調理器を流し台に組込んだ状態を示す斜視図である。
【図25】 図24の電気系の概略図である。
【図26】 本発明の実施の形態5に係る組込式加熱調理器の要部の斜視図である。
【図27】 図26の他の例の要部の斜視図である。
【図28】 本発明の実施の形態6に係る組込式加熱調理器の斜視図である。
【符号の説明】
1 組込式加熱調理器、2 主加熱調理器、3 本体ケース、5 トッププレート、6 支持枠、7a,7b 載置部、10 主操作部、11a 電源スイッチ、11c 予約タイマースイッチ、12 操作スイッチ、16 補助操作部、20a,20b 加熱部、22 誘導加熱コイル、25 制御部、26 冷却用送風機、30 副加熱調理器、31 底板、32 枠体、33 副トッププレート、34 載置部、37 ガイド部、40 副操作部、45 副加熱部、47 誘導加熱コイル、50 副制御部、51 副冷却用送風機、52a,52b 給電部、60 炊飯器、61 鍋容器、64 内鍋、65,66 補助加熱体、68 蓋体、75 炊飯器操作部、78 位置決め嵌合部、80a,80b 受電部、81 電圧降下手段、82 ガイド部、90 調理鍋、95 電源、100流し台、101 天板、S 支持枠フレーム、B 本体ボックス。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a built-in heating cooker having a plurality of heating means and incorporated in a sink, and more particularly to a built-in heating cooker provided with a sub-heating cooker.
[0002]
[Prior art]
A plurality of drives provided with a top plate, a plurality of induction heating coils provided below the top plate, and an inverter circuit unit for driving the induction heating coils, respectively, in this conventional built-in heating cooker A circuit board, a fan for blowing air to the drive circuit board, a motor for driving the fan, a roaster, an operation unit for operating the induction heating coil and the roaster, the induction heating coil, the drive circuit board, and the fan The motor, the roaster, and the outer case for accommodating the operation unit, the drive circuit boards are stacked and attached in multiple stages, and the inverter circuit part of each drive circuit board is provided in the vicinity of the fan. Yes (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-267054 (pages 4-5, FIGS. 1-3)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional built-in heating cooker having a plurality of heating units as described in
[0005]
In addition, if the cooking pan is placed on the top plate for a long time, there is an inconvenience that it becomes an obstacle when using other cooking pans.
In addition, when an external force is applied to the cooking pan for some reason, the cooking pan moves from a predetermined position on the heating unit, resulting in a decrease in heating efficiency.
Furthermore, the conventional cooking device can be cooked, for example, when cooking with a commercially available cooking pot, but after that, it does not automatically shift to the predetermined temperature control for unevenness and heat retention, so it is necessary to operate the switch again. Met. For this reason, it was very troublesome and forgot to do it when the house was busy, and there was a risk that the rice would get cold.
[0006]
The present invention has been made in order to solve the above-described problem, and can cook using a plurality of cooking pans at the same time with sufficient margin. The purpose of the present invention is to provide a built-in heating cooker that does not get in the way.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The built-in heating cooker according to the present invention includes a support frame, a top plate fixed to the support frame, a plurality of heating units inside a main body case in which the top plate is attached to the top surface opening, and the heating unit. And a sub-top plate fixed to the frame, and a main cooking device provided with a main operation unit for selectively controlling the control unit outside. A sub-heating cooker provided with a sub-heating unit inside a bottom plate attached to the sub-top surface opening, wherein the top plate is placed on the top plate of the sink In addition to being incorporated in the sink so as to be exposed, the sub-heating cooker is installed on the top plate of the sink adjacent to the main heating cooker.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Embodiment 1]
1 is a perspective view showing a state in which a built-in heating cooker according to
In the figure, 1 is a built-in heating cooker incorporated in the
[0009]
The
[0010]
A
Further, at one corner on the rear side of the
[0011]
Below the
[0012]
[0013]
[0014]
Under the mounting
[0015]
4 is a cross-sectional view showing an example of an integrated structure of the
[0016]
That is, the boundary portion between the
[0017]
In the present embodiment configured as described above, the support frame S is positioned on the upper surface of the main body box B, and the
In this case, by forming the boundary portion between the
In FIG. 5, 16 a and 16 b are attachment portions of the
[0018]
FIG. 7 shows an outline example of the electrical system of the built-in
[0019]
The built-in
[0020]
Next, an example of use of the built-in heating cooker according to the present embodiment will be described. As described above, the
[0021]
In addition, as shown in FIG. 10, the simmered cooking mode circuit with heat insulation energizes the
[0022]
When cooking rice, the
[0023]
Moreover, if the
[0024]
In this case, a substantially L-shaped positioning fitting portion (see FIG. 13) whose front end portion is bent downward is provided at the lower portion of the outer wall of the
[0025]
In the above description, the case of cooking with the
In this case, if the
[0026]
According to the present embodiment configured as described above, since the
[0027]
In addition, since the
Further, since the
[0028]
Moreover, since the operation switch which can operate all including the
Furthermore, if the
Moreover, in cooking which needs to be kept warm after boiling, such as cooking rice or stewed, it is convenient because it automatically shifts to the warming temperature without operating the operation part after boiling. In addition, the width of a dish can be expanded by providing a heat retention temperature control switch etc. so that a user can change a heat retention temperature freely.
Further, since the
[0029]
[Embodiment 2]
FIG. 11 is a perspective view showing a state where the built-in heating cooker according to
[0030]
In the figure, the configuration of the
[0031]
[0032]
A bottom
67 is a substantially cylindrical skirt member made of a non-magnetic material provided outside the bottom
[0033]
By providing such a
[0034]
68 is a lid for opening and closing the upper opening of the
[0035]
[0036]
FIG. 14 shows an outline of the electrical system of the present embodiment. The
[0037]
FIG. 15 shows another example of the electric system of the present embodiment. In this example, one
[0038]
FIG. 16 shows still another example of the electric system of the present embodiment. As described above, if a high-voltage power supply such as 200 V is used for the
[0039]
Therefore, in this example, in the built-in
[0040]
Next, an example of use of the built-in
[0041]
Next, when the
In the above description, the case where rice is cooked by operating the
[0042]
In addition, a
[0043]
In the above description, the case where rice is cooked with the
In this case, an
[0044]
According to the present embodiment as described above, not only the same effect as in the first embodiment is obtained, but also the dedicated rice cooking that covers the periphery of the
[0045]
Furthermore, since the
Moreover, since the rice
[0046]
[Embodiment 3]
FIG. 17 is a longitudinal sectional view of the main part of the built-in heating cooker according to
In the present embodiment, the
[0047]
In the present embodiment, the
[0048]
In this case, the
[0049]
FIG. 19 is a perspective view of another example of the main body box of the present embodiment. In this example, the
[0050]
FIG. 20 is a perspective view of another example of the main body box. In this example, in the main body box B of FIG. 19, the length of the
FIG. 21 shows still another example of the main body box B. In this example, the
[0051]
22 and 23 are perspective views showing other examples of the support frame frame of the present embodiment.
FIG. 22 shows a support frame S composed of the
[0052]
FIG. 23 is the same as the length of the
[0053]
According to the present embodiment, functions and effects similar to those of the first or second embodiment can be obtained, but the
[0054]
[Embodiment 4]
FIG. 24 is a perspective view showing a state in which the built-in heating cooker according to
In this embodiment, in the built-in heating cooker according to the first embodiment, an
[0055]
FIG. 25 shows an outline example of the electric system of the present embodiment, and a
The present embodiment can obtain substantially the same effect as that of the first embodiment, but further, since the
[0056]
[Embodiment 5]
FIG. 26 is a perspective view of a main part of the built-in heating cooker according to the fifth embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as
In the present embodiment, a guide portion is formed by a positioning
[0057]
The positioning
When the positioning
[0058]
In the present embodiment configured as described above, the positioning
[0059]
When cooking or cooking with the
Thereby, the
[0060]
FIG. 27 is a perspective view of a main part of another example of the present embodiment.
In this example,
In this example, when cooking rice or cooking, the positioning
In this example, substantially the same effect as in the case of FIG. 20 can be obtained, but it is particularly convenient because the positioning
[0061]
[Embodiment 6]
FIG. 28 is a perspective view of the built-in heating cooker according to the sixth embodiment of the present invention.
In this embodiment, in the built-in
[0062]
In this case, the second
According to the present embodiment,
[0063]
Although the embodiments of the present invention have been described above, these embodiments may be implemented independently or may be implemented in combination as appropriate.
[0064]
【The invention's effect】
The present invention provides a control frame, a top plate fixed to the support frame, a plurality of heating units inside the main body case in which the top plate is attached to the top surface opening, and controls for controlling outputs of the heating units, respectively. A main heating cooker provided with a main operation unit for selectively controlling the control unit outside, a frame, a sub top plate fixed to the frame, and the sub top plate A sub-heating cooker provided with a sub-heating unit inside a bottom plate attached to the surface opening, and the main heating cooker is incorporated into the sink so that the top plate is exposed on the top plate of the sink In addition, since the sub-heating cooker is installed on the top plate of the sink adjacent to the main heating cooker, it is possible to cook using a plurality of cooking pans at the same time. Even if the heating unit is used for a long time, Can be obtained a user-friendly embedded heating cooker does not sense the way.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a built-in heating cooker according to
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of a heating unit in FIG.
FIG. 3 is a perspective view of the built-in heating cooker of FIG. 1;
4 is a longitudinal sectional view of an example of an integrated structure of the main heating cooker and the sub-heating cooker in FIG.
FIG. 5 is a perspective view of the support frame of FIG. 4;
6 is a perspective view of the main body box of FIG. 4. FIG.
7 is a schematic diagram of the electrical system of FIG.
FIG. 8 is a perspective view of the sink of FIG.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a rice cooking control pattern.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a boiled food control pattern.
FIG. 11 is a perspective view showing a state where the built-in heating cooker according to the second embodiment of the present invention is incorporated in a sink.
12 is a longitudinal sectional view of the sub-heating cooker portion of FIG.
13 is an external perspective view of the rice cooker of FIG. 11 and a perspective view of the main part thereof.
14 is a schematic diagram of the electrical system of FIG.
FIG. 15 is a schematic diagram of another example of the electrical system of FIG. 11;
16 is a schematic diagram of another example of the electrical system of FIG.
FIG. 17 is a longitudinal sectional view with a part omitted showing a state where the built-in heating cooker according to
FIG. 18 is a perspective view of the main body box of FIG.
FIG. 19 is a perspective view of another example of the main body box of FIG.
20 is a perspective view of another example of the main body box of FIG.
FIG. 21 is a perspective view of another example of the main body box of FIG.
22 is a perspective view of another example of the support frame frame of FIG. 17;
FIG. 23 is a perspective view of another example of the support frame frame of FIG. 17;
FIG. 24 is a perspective view showing a state where the built-in heating cooker according to the fourth embodiment of the present invention is assembled in a sink.
25 is a schematic diagram of the electrical system of FIG. 24. FIG.
FIG. 26 is a perspective view of an essential part of the built-in heating cooker according to the fifth embodiment of the present invention.
27 is a perspective view of the main part of another example of FIG. 26. FIG.
FIG. 28 is a perspective view of a built-in heating cooker according to a sixth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Built-in cooking device, 2 Main cooking device, 3 Main body case, 5 Top plate, 6 Support frame, 7a, 7b Placement unit, 10 Main operation unit, 11a Power switch, 11c Reserved timer switch, 12 Operation switch , 16 Auxiliary operation unit, 20a, 20b heating unit, 22 induction heating coil, 25 control unit, 26 cooling fan, 30 subheating cooker, 31 bottom plate, 32 frame body, 33 sub top plate, 34 mounting unit, 37 Guide part, 40 sub operation part, 45 sub heating part, 47 induction heating coil, 50 sub control part, 51 sub cooling fan, 52a, 52b power feeding part, 60 rice cooker, 61 pot container, 64 inner pot, 65, 66 Auxiliary heating body, 68 lid body, 75 rice cooker operation section, 78 positioning fitting section, 80a, 80b power receiving section, 81 voltage drop means, 82 guide section, 90 cooking pan, 95 power supply, 100 And stand, 101 top plate, S support frame frame, B main box.
Claims (15)
枠体及び該枠体に固定された副トッププレート、該副トッププレートが副天面開口部に取付けられた底板の内部に副加熱部が設けられた副加熱調理器とを備え、
前記主加熱調理器を前記トッププレートが流し台の天板上に露出するように該流し台に組込むと共に、前記副加熱調理器を前記主加熱調理器に隣接して前記流し台の天板上に設置するようにしたことを特徴とする組込式加熱調理器。A support frame, a top plate fixed to the support frame, a plurality of heating units, a control unit for controlling the output of the heating unit, etc. are provided inside the main body case where the top plate is attached to the top opening. A main heating cooker having a main operation unit for selectively controlling the control unit outside,
A sub-top plate fixed to the frame and the sub-top plate, and a sub-heating cooker provided with a sub-heating unit inside the bottom plate where the sub-top plate is attached to the sub-top surface opening,
The main heating cooker is incorporated in the sink so that the top plate is exposed on the top of the sink, and the sub-heating cooker is installed on the top of the sink adjacent to the main heating cooker. A built-in heating cooker characterized by doing so.
該炊飯器の外側に、該炊飯器を前記副加熱調理器のトッププレート上に載置した際に前記給電部に接続する受電部を設けたことを特徴とする請求項10記載の組込式加熱調理器。Rice cooker comprising an inner pot made of a magnetic material, a non-magnetic pot container in which the inner pot exposes the bottom surface and is detachably accommodated, and a lid that opens and closes the upper surface opening of the pot container. Have a bowl,
The built-in type according to claim 10, further comprising a power receiving unit connected to the power feeding unit when the rice cooker is placed on a top plate of the sub-heating cooker on the outside of the rice cooker. Cooker.
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