JP4051669B2 - 断裁機用切断刃装置 - Google Patents
断裁機用切断刃装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4051669B2 JP4051669B2 JP2002221640A JP2002221640A JP4051669B2 JP 4051669 B2 JP4051669 B2 JP 4051669B2 JP 2002221640 A JP2002221640 A JP 2002221640A JP 2002221640 A JP2002221640 A JP 2002221640A JP 4051669 B2 JP4051669 B2 JP 4051669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- holder
- cutting
- mounting
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、紙、合成樹脂シート等の被断裁物を、多数重ねた状態で切断できるように構成されている断裁機に於いて、適宜駆動手段によって昇降する刃物盤に着脱自在に装着され、且つ刃物盤と共に降下して作業テーブル上の被断裁物を切断し、しかも、切断刃が損耗したときの再研磨や、切断刃の互換装着作業等がより簡単に行えるように工夫した断裁機用切断刃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の断裁機にあっては、例えば、複数の取付ネジを介して切断刃を刃物盤に直に装着させたものが、数多く利用されている。そして、切断作業によって切断刃が損耗したとき或いは切断性能が低下したときには、取付ネジを緩めて、切断刃を刃物盤から慎重に取外し、切断刃を再研磨して、或いは、新しい切断刃を互換装着して、切断作業が再開される。
また、特開平6−126698号公報には、切断刃の取付け手段が開示されており、これには、台金の取付座に切断刃を複数の皿小ネジによって固定する手段が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の断裁機の切断刃にあっては、切断刃自体大きいものが多く、かなりの重量があり(例えば、刃長が1400mm、幅が150mm、厚みが13.7mmのもので、約22.5kgの重量がある)、しかも、取扱い時には、先鋭な刃先に十分な注意を払う必要があるため、切断作業によって切断刃が損耗したときや、切断刃の切断性能が低下したときに、切断刃の刃物盤への互換装着作業や、切断刃の再研磨作業等を行うのに時間がかかり、大変不便であった。
更に、切断刃自体を高価な超硬合金(高速度鋼)で構成しているため、そのコストが高くなると共に、材料(超硬合金)の無駄が多くなり、経済的な難点もあった。
【0004】
また、複数の皿小ネジによって切断刃を台金の取付座に固定する前述の如き手段にあっては、皿小ネジを台金の背面がわ(切断作業時の作業者が配置される正面がわに対して、その反対がわ)から螺着するように構成されているため、切断刃の互換装着が非常に行い難い問題点があった。加えて、皿小ネジを台金の正面がわ(切断作業時の作業者が配置される正面がわ)から螺着するように構成されたものは、台金の一部が切断刃の背面部分よりも突出しているため、かなり厚みのある被断裁物の切断が行えない難点等もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き問題点等を解消できるようにするのは勿論のこと、構成が簡素で、軽量化が図れ、取扱い易く、より安全性が高く、材料の無駄が少なく、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃装置を提供できるようにすべく創出されたものである。
【0006】
しかして、本発明の請求項1記載の断裁機用切断刃装置にあっては、適宜駆動手段によって昇降する刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下して、作業テーブル上にセットした被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって、刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に複数のホルダー取付ネジ16を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出するホルダーBと、ホルダーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に複数の刃取付ネジ10を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備え、切断刃Aの背面部分とホルダーBの背面部分と刃物盤Cの背面部分とが面一となるように形成し、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼で構成される刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1に固定されると共に、超硬合金或いは高速度鋼で構成される切断チップA2とからなり、刃基体A1は正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、切欠段部1は、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠して形成され、切断チップA2は、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、刃基体A1の上端寄り部分には、複数の雌ネジ孔2が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する雌ネジ孔2の間には、着脱用雌ネジ孔3を設け、ホルダーBは、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、切断刃A取付用の複数の取付孔5が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する取付孔5の間、或いは、適宜取付孔5の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部6が切設され、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構成し、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成する手段を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
先ず、図1及び図2に示す本発明の断裁機用切断刃装置は、例えば、適宜駆動手段によって降下、上昇自在な刃物盤Cに着脱自在に装着され、刃物盤Cの降下時にその降下力を利用して、作業テーブル上にセットしてある適宜被断裁物を切断できるようにしたもので、その刃先(下端縁)は、作業テーブル上面に対して僅かに傾斜するように構成されている。
【0008】
更に、この切断刃装置は、複数のホルダー取付ネジ16を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出する適宜金属製のホルダーBと、複数の刃取付ネジ10を介してホルダーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備えたものである。尚、切断刃Aの背面部分とホルダーBの背面部分と刃物盤Cの背面部分とは面一となっており(或いは、切断刃Aの背面部分が背面がわに僅かに突出するようにしてあっても良い。)、かなり厚みのある被断裁物の切断が行えるようにしてある。
【0009】
そして、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼等で構成される刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1に固定されると共に、超硬合金或いは高速度鋼等で構成される切断チップA2とからなる。
【0010】
加えて、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構成され、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた切断刃Aの取付孔5に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成されている。すなわち、切断作業時に作業者が配置される断裁機の正面がわからホルダー取付ネジ16や、刃取付ネジ10を取付け、取外しでき、切断刃AやホルダーBの互換装着作業がやり易くなるように構成されている。
しかも、ホルダーBは、刃物盤Cの装着用切欠段部17に安定的に且つ刃物盤Cの降下力が確実に伝達されるように装着され、切断刃Aは、ホルダーBの装着用切欠段部4に安定的に且つ刃物盤Cの降下力がホルダーBを介して確実に伝達されるように装着されている。
【0011】
前記切断刃Aは、一般構造用圧延鋼、或いは、機械構造用炭素鋼等で構成されると共に、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成される刃基体A1と、超硬合金、或いは、高速度鋼等で構成されると共に、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成される切断チップA2とからなり、刃基体A1の背面がわ下部に於いて、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠してなる切欠段部1に、切断チップA2を固定した(例えば、ろう付け手段や、接着手段等を採用する)もので、刃基体A1の上端寄り部分には、複数の雌ネジ孔2が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設する雌ネジ孔2の間には、着脱用雌ネジ孔3が設けられている。
【0012】
また、前記ホルダーBは、適宜金属材料等で構成されると共に、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、複数の雌ネジ孔7が長手方向に沿って等間隔に設けられ、その下端がわ部分には、切断刃A取付用の複数の取付孔5が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設する取付孔5の間、或いは、適宜取付孔5の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部6が切設されている。すなわち、ホルダーBに切断刃Aを着脱する際に、着脱用の適宜ネジ杆材を、着脱用雌ネジ孔3(或いは、雌ネジ孔2)に螺着すると共に、略下向きL字状の着脱用切欠部6にネジ杆材を挿通せしめておき、全ての刃取付ネジ10を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部6で支持されて、切断刃AがホルダーBから簡単に脱落しないように構成されている。
更に、適宜隣設する雌ネジ孔7の間、或いは、適宜雌ネジ孔7の代わりに着脱用雌ネジ孔8が設けられている。
加えて、ホルダーBの背面がわ下部には、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠してなる装着用切欠段部4が設けてある。尚、この装着用切欠段部4の上端面部は、図示例のように水平に形成してあっても良いし、正面がわに行くに従って漸次上方に位置するような適宜傾斜面であっても良い(図示せず)。
尚、ホルダーBの取付孔5は、適宜テーパーを有するものであっても良いし、なくても良く、刃取付ネジ10の頭部形状に合致するように形成されるものである。
【0013】
前記刃物盤Cに於いて図1及び図2に示すものは、例えば、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その下端縁部分には、複数の取付孔15が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設する取付孔15の間、或いは、取付孔15の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部が切設されている(図示せず)。すなわち、刃物盤CにホルダーB(及び切断刃A)を着脱する際に、着脱用の適宜ネジ杆材を、ホルダーBの着脱用雌ネジ孔8(或いは、雌ネジ孔7)に螺着すると共に、略下向きL字状の着脱用切欠部にネジ杆材を挿通せしめておき、全てのホルダー取付ネジ16を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部で支持されて、ホルダー(及び切断刃A)が刃物盤Cから簡単に脱落しないように構成されている。
【0014】
尚、断裁機用切断刃装置の具体的構成、形状、寸法、材質、切断刃Aの具体的構成、形状、寸法、材質、刃基体A1の具体的構成、形状、寸法、材質、切断チップA2の具体的構成、形状、寸法、材質、刃基体A1への具体的固着手段、切欠段部1の具体的構成、形状、寸法、雌ネジ孔2の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、着脱用雌ネジ孔3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、装着用切欠段部4の具体的構成、形状、寸法、ホルダーBの具体的構成、形状、寸法、材質、取付孔5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、着脱用切欠部6の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、雌ネジ孔7の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、着脱用雌ネジ孔8の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、刃取付ネジ10の具体的構成、形状、寸法、材質、刃物盤Cの具体的構成、形状、寸法、材質、取付孔15の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、ホルダー取付ネジ16の具体的構成、形状、寸法、材質、装着用切欠段部17の具体的構成、形状、寸法等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
【0015】
【発明の効果】
従って、請求項1記載の断裁機用切断刃装置は、適宜駆動手段によって昇降する刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下して、作業テーブル上にセットした被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって、刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に複数のホルダー取付ネジ16を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出するホルダーBと、ホルダーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に複数の刃取付ネジ10を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備え、切断刃Aの背面部分とホルダーBの背面部分と刃物盤Cの背面部分とが面一となるように形成し、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼で構成される刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1に固定されると共に、超硬合金或いは高速度鋼で構成される切断チップA2とからなり、刃基体A1は正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、切欠段部1は、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠して形成され、切断チップA2は、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、刃基体A1の上端寄り部分には、複数の雌ネジ孔2が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する雌ネジ孔2の間には、着脱用雌ネジ孔3を設け、ホルダーBは、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、切断刃A取付用の複数の取付孔5が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する取付孔5の間、或いは、適宜取付孔5の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部6が切設され、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構成し、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成したので、例えば、紙、合成樹脂シート等の被断裁物を、多数重ねた状態で確実に切断でき、切断刃Aが損耗したときの再研磨や、切断刃Aの互換装着作業等がより簡単に行えるようになる。
しかも、構成が簡素で、軽量化が図れ、取扱い易く、安全性が高く、材料の無駄が少なく、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃装置となる。
【0016】
特に、切断刃A自体を小さく構成できるようになると共に、切断刃A自体をかなり軽量に構成できるようになり(例えば、刃長が1400mmのもので、約4.6kgとなる)、そのため、作業者が切断刃Aを持ち易く、その取扱いが容易となり、切断作業によって切断刃Aが損耗したときや、切断刃Aの切断性能が低下したときでも、切断刃AのホルダーBへの互換装着作業や、切断刃Aの再研磨作業等が簡単に、短時間で、且つ能率的に行えるようになり、使い勝手の優れたものとなる。
更に、比較的高価な超硬合金等の量が少なくて済むと共に、材料(超硬合金)の無駄が少なくなり、切断刃A自体を低コストに提供できるようになり、経済性の優れた切断刃装置となる。
【0017】
そして、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構成し、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成したので、切断作業時の作業者が配置される刃物盤Cの正面がわから、ホルダー取付ネジ16や刃取付ネジ10を螺着せしめられ、切断刃A(或いは、切断刃A及びホルダーB、或いは、ホルダーB)の互換装着が非常に簡単に且つ迅速に行えるようになる。
【0018】
加えて、刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に複数のホルダー取付ネジ16を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出するホルダーBと、ホルダーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に複数の刃取付ネジ10を介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備えているので、かなり厚みのある被断裁物でもその切断が確実に行えるようになると共に、切断刃Aを再研磨するだけで、切断刃A自体を長期に亙って使用できるようになり、経済性の優れたものとなる。
【0019】
また、切断刃Aの背面部分とホルダーBの背面部分と刃物盤Cの背面部分とが面一となるように形成したので、かなり厚みのある被断裁物の切断が行えるようになる。
【0020】
更に、刃基体A1は正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、切欠段部1は、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠して形成され、切断チップA2は、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、刃基体A1の上端寄り部分には、複数の雌ネジ孔2が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する雌ネジ孔2の間には、着脱用雌ネジ孔3を設け、ホルダーBは、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、切断刃A取付用の複数の取付孔5が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する取付孔5の間、或いは、適宜取付孔5の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部6が切設されているので、ホルダーBに切断刃Aを着脱する際に、着脱用の適宜ネジ杆材を、着脱用雌ネジ孔3(或いは、雌ネジ孔2)に螺着すると共に、略下向きL字状の着脱用切欠部6にネジ杆材を挿通せしめておき、全ての刃取付ネジ10を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部6で支持されて、切断刃AがホルダーBから簡単に脱落しないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断裁機用切断刃装置を例示する一部省略分解斜視図である。
【図2】 本発明の断裁機用切断刃装置を例示する一部省略側断面図である。
【符号の説明】
A 切断刃 A1 刃基体
A2 切断チップ
1 切欠段部 2 雌ネジ孔
3 着脱用雌ネジ孔
B ホルダー
4 装着用切欠段部 5 取付孔
6 着脱用切欠部 7 雌ネジ孔
8 着脱用雌ネジ孔
10 刃取付ネジ
C 刃物盤
15 取付孔 16 ホルダー取付ネジ
17 装着用切欠段部
Claims (1)
- 適宜駆動手段によって昇降する刃物盤に、着脱自在に装着され、刃物盤と共に降下して、作業テーブル上にセットした被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって、刃物盤の背面がわ下部に設けた装着用切欠段部に複数のホルダー取付ネジを介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤の下端より下方に突出するホルダーと、ホルダーの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部に複数の刃取付ネジを介して着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーの下端より下方に突出する切断刃とを備え、切断刃の背面部分とホルダーの背面部分と刃物盤の背面部分とが面一となるように形成し、切断刃は、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼で構成される刃基体と、この刃基体の背面がわ下部に設けた切欠段部に固定されると共に、超硬合金或いは高速度鋼で構成される切断チップとからなり、刃基体は正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、切欠段部は、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠して形成され、切断チップは、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状を呈し、刃基体の上端寄り部分には、複数の雌ネジ孔が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する雌ネジ孔の間には、着脱用雌ネジ孔を設け、ホルダーは、正面下端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、切断刃取付用の複数の取付孔が長手方向に沿って等間隔に設けられ、適宜隣設する取付孔の間、或いは、適宜取付孔の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部が切設され、ホルダー取付ネジは、刃物盤の下端部分に設けた取付孔に正面がわから挿通されて、ホルダーに設けた雌ネジ孔に螺着できるように構成し、刃取付ネジは、ホルダーの下端部分に設けた取付孔に正面がわから挿通されて、刃基体に設けた雌ネジ孔に螺着できるように構成したことを特徴とする断裁機用切断刃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221640A JP4051669B2 (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 断裁機用切断刃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221640A JP4051669B2 (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 断裁機用切断刃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004058230A JP2004058230A (ja) | 2004-02-26 |
JP4051669B2 true JP4051669B2 (ja) | 2008-02-27 |
Family
ID=31941894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002221640A Expired - Fee Related JP4051669B2 (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 断裁機用切断刃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4051669B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108858417A (zh) * | 2017-05-12 | 2018-11-23 | 台湾欧西玛股份有限公司 | 刀盘换刀结构及其方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112873317A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-01 | 深圳市玄羽科技有限公司 | 一种大数据自动化生产加工机器及加工方法 |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221640A patent/JP4051669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108858417A (zh) * | 2017-05-12 | 2018-11-23 | 台湾欧西玛股份有限公司 | 刀盘换刀结构及其方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004058230A (ja) | 2004-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240017338A1 (en) | Saw blade | |
EP0830912A3 (en) | Table saw | |
US8245408B2 (en) | Power tools | |
JP4051669B2 (ja) | 断裁機用切断刃装置 | |
EP1473124A3 (en) | Sheet cutter | |
JP3101353U (ja) | 断裁機用切断刃装置 | |
JP3091850U (ja) | 断裁機用切断刃装置 | |
US4035889A (en) | Cut off tool | |
NZ528101A (en) | Cutting tool and system for coring a bowl using a lathe | |
US20050166405A1 (en) | Cutting tool | |
GB2406071A (en) | Shoe assembly for reciprocating tool | |
CN218576287U (zh) | 一种修边刀 | |
KR20090001575U (ko) | 서각용 칼 | |
CN104493841A (zh) | 一种用于板材封边的修边装置 | |
GB2417008A (en) | An attachment for a hand-held jigsaw | |
JP3186484U (ja) | 鉋及び鉋装置 | |
CN218611744U (zh) | 断屑部可装夹式轮毂切削刀具 | |
JP3223076U (ja) | カッターナイフ | |
CN216578220U (zh) | 一种双刃剪裁机 | |
CN210848529U (zh) | 一种新型刨刀 | |
CN212761319U (zh) | 一种硬质合金刀头孔锯 | |
CN211276692U (zh) | 可调节的外圆加工可拆卸刀片式刀具 | |
CN217648055U (zh) | 一种适用于雪茄烟卷制机环形裁切刀的磨刀装置 | |
CN211440120U (zh) | 一种笔记本分切机构 | |
CN110303197B (zh) | 一种断裂锯条快速续接的五金钢锯架 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |