JP3091850U - 断裁機用切断刃装置 - Google Patents

断裁機用切断刃装置

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JP3091850U
JP3091850U JP2002004842U JP2002004842U JP3091850U JP 3091850 U JP3091850 U JP 3091850U JP 2002004842 U JP2002004842 U JP 2002004842U JP 2002004842 U JP2002004842 U JP 2002004842U JP 3091850 U JP3091850 U JP 3091850U
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一彦 飯吉
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丸吉刃物研磨工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断刃自体を小さく、軽量に構成でき、持ち
易く、取扱いが容易で、切断刃の再研磨や、互換装着作
業等がより簡単に、迅速に、能率的に行え、使い勝手に
優れ、構成簡素で、安全性も高く、材料の無駄が少な
く、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃
装置を提供する。 【解決手段】 刃物盤Cの背面がわ下部に着脱自在に固
定し、刃物盤Cの下端より下方に突出するホルダーB
と、ホルダーBの背面がわ下部に着脱自在に固定し、ホ
ルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備え、
切断刃Aは、刃基体A1と、切欠段部1に固定する切断
チップA2とからなり、ホルダー取付ネジ16は、刃物
盤Cの取付孔15に正面がわから挿通してホルダーBの
雌ネジ孔7に螺着でき、刃取付ネジ10は、ホルダーB
の取付孔5に正面がわから挿通して刃基体A1の雌ネジ
孔2に螺着できるよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、紙、合成樹脂シート等の被断裁物を、多数重ねた状態で切 断できるように構成されている断裁機に於いて、適宜駆動手段によって昇降する 刃物盤に着脱自在に装着され、且つ刃物盤と共に降下して作業テーブル上の被断 裁物を切断する切断刃装置に係り、特に、切断刃が損耗したときの再研磨や、切 断刃の互換装着作業等がより簡単に行えるように工夫した断裁機用切断刃装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の断裁機にあっては、例えば、複数の取付ネジを介して切断刃を刃物盤に 直に装着させたものが、数多く利用されている。そして、切断作業によって切断 刃が損耗したとき或いは切断性能が低下したときには、取付ネジを緩めて、切断 刃を刃物盤から慎重に取外し、切断刃を再研磨して、或いは、新しい切断刃を互 換装着して、切断作業が再開される。 また、特開平6−126698号公報には、切断刃の取付け手段が開示されて おり、これには、台金の取付座に切断刃を複数の皿小ネジによって固定する手段 が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の断裁機の切断刃にあっては、切断刃自体大きいものが多く、 かなりの重量があり(例えば、刃長が1400mm、幅が150mm、厚みが1 3.7mmのもので、約22.5kgの重量がある)、しかも、取扱い時には、 先鋭な刃先に十分な注意を払う必要があるため、切断作業によって切断刃が損耗 したときや、切断刃の切断性能が低下したときに、切断刃の刃物盤への互換装着 作業や、切断刃の再研磨作業等を行うのに時間がかかり、大変不便であった。 更に、切断刃自体を高価な超硬合金(高速度鋼)で構成しているため、そのコ ストが高くなると共に、材料(超硬合金)の無駄が多くなり、経済的な難点もあ った。
【0004】 また、複数の皿小ネジによって切断刃を台金の取付座に固定する前述の如き手 段にあっては、皿小ネジを台金の背面がわ(切断作業時の作業者が配置される正 面がわに対して、その反対がわ)から螺着するように構成されているため、切断 刃の互換装着が非常に行い難い問題点があった。加えて、皿小ネジを台金の正面 がわ(切断作業時の作業者が配置される正面がわ)から螺着するように構成され たものは、台金の一部が切断刃の背面部分よりも突出しているため、かなり厚み のある被断裁物の切断が行えない難点等もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き問題点等を解消できるようにするのは勿論のこ と、構成が簡素で、軽量化が図れ、取扱い易く、より安全性が高く、材料の無駄 が少なく、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃装置を提供できる ようにすべく案出されたものである。
【0006】 しかして、本考案の請求項1記載の断裁機用切断刃装置にあっては、適宜駆動 手段によって昇降する刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下し て、作業テーブル上の被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であ って、複数のホルダー取付ネジ16を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装 着用切欠段部17に着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下 端より下方に突出するホルダーBと、複数の刃取付ネジ10を介してホルダーB の背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に着脱自在に固定されると共に、その 下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備え、切断刃Aは 、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼等で構成される刃基体A1と、この 刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1にろう付或いは接着手段によって 固定されると共に超硬合金或いは高速度鋼で構成される切断チップA2とからな るものとする。 そして、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に 正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構 成し、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわか ら挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成し、更に 、切断刃AとホルダーBと刃物盤Cの背面部分を面一に構成する手段を採用した 。
【0007】 また、本考案の請求項2記載の断裁機用切断刃装置にあっては、適宜駆動手段 によって昇降する刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下して、 作業テーブル上の被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって 、複数の刃取付ネジ10を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段 部4に着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に 突出する切断刃Aを備え、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素 鋼等で構成される刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段 部1にろう付或いは接着手段によって固定されると共に超硬合金或いは高速度鋼 で構成される切断チップA2とからなるものとする。 そして、刃取付ネジ10は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面が わから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成し、 更に、切断刃Aと刃物盤Cの背面部分を面一に構成する手段を採用した。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。 先ず、図1及び図2に示す本考案の断裁機用切断刃装置は、例えば、適宜駆動 手段によって降下、上昇自在な刃物盤Cに着脱自在に装着され、刃物盤Cの降下 時にその降下力を利用して、作業テーブル上にセットしてある適宜被断裁物を切 断できるようにしたもので、その刃先(下端縁)は、作業テーブル上面に対して 僅かに傾斜するように構成されている。
【0009】 更に、この切断刃装置は、複数のホルダー取付ネジ16を介して刃物盤Cの背 面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に着脱自在に固定されると共に、その下 端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出する適宜金属製のホルダーBと、複数の 刃取付ネジ10を介してホルダーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に 着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出 する切断刃Aとを備えたものである。尚、切断刃Aの背面部分とホルダーBの背 面部分と刃物盤Cの背面部分とは面一となっており(或いは、切断刃Aの背面部 分が背面がわに僅かに突出するようにしてあっても良い。)、かなり厚みのある 被断裁物の切断が行えるようにしてある。
【0010】 そして、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼等で構成され る刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1に固定され ると共に、超硬合金或いは高速度鋼等で構成される切断チップA2とからなる。
【0011】 加えて、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に 正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構 成され、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた切断刃Aの取付孔5 に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように 構成されている。すなわち、切断作業時に作業者が配置される断裁機の正面がわ からホルダー取付ネジ16や、刃取付ネジ10を取付け、取外しでき、切断刃A やホルダーBの互換装着作業がやり易くなるように構成されている。 しかも、ホルダーBは、刃物盤Cの装着用切欠段部17に安定的に且つ刃物盤 Cの降下力が確実に伝達されるように装着され、切断刃Aは、ホルダーBの装着 用切欠段部4に安定的に且つ刃物盤Cの降下力がホルダーBを介して確実に伝達 されるように装着されている。
【0012】 また、図3に示す本考案の断裁機用切断刃装置は、刃物盤C自体に前述のよう なホルダーBを一体的に組合せるようにして構成したもので、刃物盤Cの背面が わ下部には、切断刃Aの基端がわ略半分が収まるような装着用切欠段部4を設け 、複数の刃取付ネジ10を介して刃物盤Cに切断刃Aを着脱自在に固定すると共 に、切断刃Aの下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出するように構成したも のである。 加えて、刃取付ネジ10は、刃物盤Cの下端部分に設けた切断刃Aの取付孔1 5に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるよう に構成されている。すなわち、切断作業時に作業者が配置される断裁機の正面が わから刃取付ネジ10を取付け、取外しでき、切断刃Aの互換装着作業がよりや り易くなるように構成されている。 しかも、切断刃Aは、刃物盤Cの装着用切欠段部4に安定的に且つ刃物盤Cの 降下力が確実に伝達されるように装着されている。 尚、切断刃Aの背面部分と刃物盤Cの背面部分とは面一となっており(或いは 、切断刃Aの背面部分が背面がわに僅かに突出するようにしてあっても良い。) 、かなり厚みのある被断裁物の切断が行えるようにしてある。
【0013】 前記切断刃Aは、一般構造用圧延鋼、或いは、機械構造用炭素鋼等で構成され ると共に、先端がわが適宜傾斜している略長尺帯板状に形成される刃基体A1と 、超硬合金、或いは、高速度鋼等で構成されると共に、先端がわが適宜傾斜して いる略長尺帯板状に形成される切断チップA2とからなる。そして、刃基体A1 の背面がわ下部には、長手方向に沿って全幅の略1/3程度切欠してなる切欠段 部1を設け、この切欠段部1に切断チップA2を固定した(例えば、ろう付け手 段や、接着手段等を採用する)ものである。しかも、刃基体A1の基端寄り部分 には、複数の雌ネジ孔2が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設 する雌ネジ孔2の間には、着脱用雌ネジ孔3が設けられている。
【0014】 また、前記ホルダーBは、適宜金属材料等で構成されると共に、先端がわが適 宜傾斜している略長尺帯板状に形成され、その幅方向中央部分には、複数の雌ネ ジ孔7が長手方向に沿って等間隔に設けられ、その先端がわ部分には、切断刃A 取付用の複数の取付孔5が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設 する取付孔5の間、或いは、適宜取付孔5の代わりに略下向きL字状の着脱用切 欠部6が切設されている。すなわち、ホルダーBに切断刃Aを着脱する際に、着 脱用の適宜ネジ杆材を、着脱用雌ネジ孔3(或いは、雌ネジ孔2)に螺着すると 共に、略下向きL字状の着脱用切欠部6にネジ杆材を挿通せしめておき、全ての 刃取付ネジ10を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部6で支持されて、切断刃 AがホルダーBから簡単に脱落しないように構成されている。 また、適宜隣設する雌ネジ孔7の間、或いは、適宜雌ネジ孔7の代わりに着脱 用雌ネジ孔8が設けられている。 加えて、ホルダーBの背面がわ下部には、長手方向に沿って全幅の略1/3程 度切欠してなる装着用切欠段部4が設けてある。尚、この装着用切欠段部4の上 端面部は、図示例のように水平に形成してあっても良いし、正面がわに行くに従 って漸次上方に位置するような適宜傾斜面であっても良い(図示せず)。 尚、ホルダーBの取付孔5は、適宜テーパーを有するものであっても良いし、 なくても良く、刃取付ネジ10の頭部形状等に合致するように形成されるもので ある。
【0015】 前記刃物盤Cに於いて図1及び図2に示すものは、例えば、先端がわが適宜傾 斜している略長尺帯板状に形成され、その先端縁部分には、複数の取付孔15が 長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設する取付孔15の間、或い は、取付孔15の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部が切設されている(図 示せず)。すなわち、刃物盤CにホルダーB(及び切断刃A)を着脱する際に、 着脱用の適宜ネジ杆材を、ホルダーBの着脱用雌ネジ孔8(或いは、雌ネジ孔7 )に螺着すると共に、略下向きL字状の着脱用切欠部にネジ杆材を挿通せしめて おき、全てのホルダー取付ネジ16を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部で支 持されて、ホルダー(及び切断刃A)が刃物盤Cから簡単に脱落しないように構 成されている。
【0016】 また、前記刃物盤Cに於いて図3に示すものは、例えば、先端がわが適宜傾斜 している略長尺帯板状に形成され、その先端縁部分には、切断刃A取付用の複数 の取付孔15が長手方向に沿って等間隔に設けられ、更に、適宜隣設する取付孔 15の間、或いは、適宜取付孔15の代わりに略下向きL字状の着脱用切欠部が 切設されている(図示せず)。すなわち、刃物盤Cに切断刃Aを着脱する際に、 着脱用の適宜ネジ杆材を、切断刃Aの雌ネジ孔2(或いは、着脱用雌ネジ孔3) に螺着すると共に、略下向きL字状の着脱用切欠部にネジ杆材を挿通せしめてお き、全ての刃取付ネジ10を取外しても、ネジ杆材が着脱用切欠部で支持されて 、切断刃Aが刃物盤Cから簡単に脱落しないように構成されている。 しかも、刃物盤Cの背面がわ下部には装着用切欠段部4が長手方向に沿って切 設されており、切断刃Aを安定的に固定できるように構成されている。
【0017】 尚、断裁機用切断刃装置の具体的構成、形状、寸法、材質、切断刃Aの具体的 構成、形状、寸法、材質、刃基体A1の具体的構成、形状、寸法、材質、切断チ ップA2の具体的構成、形状、寸法、材質、刃基体A1への具体的固着手段、切 欠段部1の具体的構成、形状、寸法、雌ネジ孔2の具体的構成、形状、寸法、配 設位置、数、着脱用雌ネジ孔3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、装着 用切欠段部4の具体的構成、形状、寸法、ホルダーBの具体的構成、形状、寸法 、材質、取付孔5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、着脱用切欠部6の 具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、雌ネジ孔7の具体的構成、形状、寸法 、配設位置、数、着脱用雌ネジ孔8の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、 刃取付ネジ10の具体的構成、形状、寸法、材質、刃物盤Cの具体的構成、形状 、寸法、材質、取付孔15の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、ホルダー 取付ネジ16の具体的構成、形状、寸法、材質、装着用切欠段部17の具体的構 成、形状、寸法等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更 できるものである。
【0018】
【考案の効果】
従って、請求項1記載の断裁機用切断刃装置は、適宜駆動手段によって昇降す る刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下して、作業テーブル上 の被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって、複数のホルダ ー取付ネジ16を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部17に 着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出す るホルダーBと、複数の刃取付ネジ10を介してホルダーBの背面がわ下部に設 けた装着用切欠段部4に着脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダー Bの下端より下方に突出する切断刃Aとを備え、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼 或いは機械構造用炭素鋼等で構成される刃基体A1と、この刃基体A1の背面が わ下部に設けた切欠段部1にろう付或いは接着手段によって固定されると共に超 硬合金或いは高速度鋼で構成される切断チップA2とからなり、ホルダー取付ネ ジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面がわから挿通されて、 ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構成し、刃取付ネジ10は、 ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわから挿通されて、刃基体A1 に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成し、切断刃AとホルダーBと刃物盤 Cの背面部分を面一に構成したので、例えば、紙、合成樹脂シート等の被断裁物 を、多数重ねたかなり厚みのある状態で確実に切断でき、切断刃Aが損耗したと きの再研磨や、切断刃Aの互換装着作業等がより簡単に行えるようになる。 しかも、構成が簡素で、軽量化が図れ、取扱い易く、安全性が高く、材料の無 駄が少なく、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃装置となる。
【0019】 特に、切断刃A自体を小さく構成できるようになると共に、切断刃A自体をか なり軽量に構成できるようになり(例えば、刃長が1400mmのもので、約4 .6kgとなる)、そのため、作業者が切断刃Aを持ち易く、その取扱いが容易 となり、切断作業によって切断刃Aが損耗したときや、切断刃Aの切断性能が低 下したときでも、切断刃AのホルダーBへの互換装着作業や、切断刃Aの再研磨 作業等が簡単に、短時間で、且つ能率的に行えるようになり、使い勝手の優れた ものとなる。 更に、比較的高価な超硬合金等の量が少なくて済むと共に、材料(超硬合金) の無駄が少なくなり、切断刃A自体を低コストに提供できるようになり、経済性 の優れた切断刃装置となる。
【0020】 そして、ホルダー取付ネジ16は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に 正面がわから挿通されて、ホルダーBに設けた雌ネジ孔7に螺着できるように構 成し、刃取付ネジ10は、ホルダーBの下端部分に設けた取付孔5に正面がわか ら挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成したので 、切断作業時の作業者が配置される刃物盤Cの正面がわから、ホルダー取付ネジ 16や刃取付ネジ10を螺着せしめられ、切断刃A(或いは、切断刃A及びホル ダーB、或いは、ホルダーB)の互換装着が非常に簡単に且つ迅速に行えるよう になる。
【0021】 加えて、複数のホルダー取付ネジ16を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設け た装着用切欠段部17に着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤C の下端より下方に突出するホルダーBと、複数の刃取付ネジ10を介してホルダ ーBの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に着脱自在に固定されると共に、 その下端部分がホルダーBの下端より下方に突出する切断刃Aとを備えているの で、かなり厚みのある被断裁物でもその切断が確実に行えるようになると共に、 切断刃Aを再研磨するだけで、切断刃A自体を長期に亙って使用できるようにな り、経済性の優れたものとなる。
【0022】 また、請求項2記載の断裁機用切断刃装置は、適宜駆動手段によって昇降する 刃物盤Cに、着脱自在に装着され、刃物盤Cと共に降下して、作業テーブル上の 被断裁物を切断できるようにした断裁機用切断刃装置であって、複数の刃取付ネ ジ10を介して刃物盤Cの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部4に着脱自在に 固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端より下方に突出する切断刃A を備え、切断刃Aは、一般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼等で構成される 刃基体A1と、この刃基体A1の背面がわ下部に設けた切欠段部1にろう付或い は接着手段によって固定されると共に超硬合金或いは高速度鋼で構成される切断 チップA2とからなり、刃取付ネジ10は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔 15に正面がわから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるよ うに構成し、切断刃Aと刃物盤Cの背面部分を面一に構成したので、例えば、紙 、合成樹脂シート等の被断裁物を、多数重ねたかなり厚みのある状態で確実に切 断でき、切断刃Aが損耗したときの再研磨や、切断刃Aの互換装着作業等がより 簡単に行えるようになる。 しかも、構成が簡素で、軽量化が図れ、取扱い易く、安全性が高く、材料の無 駄が少なく、低コスト化が図れ、経済的に優れた断裁機用切断刃装置となる。
【0023】 特に、切断刃A自体を小さく構成できるようになると共に、切断刃A自体をか なり軽量に構成できるようになり(例えば、刃長が1400mmのもので、約4 .6kgとなる)、そのため、作業者が切断刃Aを持ち易く、その取扱いが容易 となり、切断作業によって切断刃Aが損耗したときや、切断刃Aの切断性能が低 下したときでも、切断刃Aの刃物盤Cへの互換装着作業や、切断刃Aの再研磨作 業等が簡単に、短時間で、且つ能率的に行えるようになり、使い勝手の優れたも のとなる。 更に、比較的高価な超硬合金等の量が少なくて済むと共に、材料(超硬合金) の無駄が少なくなり、切断刃A自体を低コストに提供できるようになり、より経 済性の優れた切断刃装置となる。
【0024】 そして、刃取付ネジ10は、刃物盤Cの下端部分に設けた取付孔15に正面が わから挿通されて、刃基体A1に設けた雌ネジ孔2に螺着できるように構成した ので、切断作業時の作業者が配置される刃物盤Cの正面がわから刃取付ネジ10 を螺着せしめられ、切断刃Aの互換装着が非常に簡単に且つ迅速に行えるように なる。
【0025】 加えて、複数の刃取付ネジ10を介してホルダーBの背面がわ下部に設けた装 着用切欠段部4に着脱自在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤Cの下端 より下方に突出する切断刃Aを備えているので、かなり厚みのある被断裁物でも その切断が確実に行えるようになると共に、切断刃Aを再研磨するだけで、切断 刃A自体を長期に亙って使用できるようになり、より経済性の優れたものとなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断裁機用切断刃装置を例示する一部省
略分解斜視図である。
【図2】本考案の断裁機用切断刃装置を例示する一部省
略側断面図である。
【図3】本考案の他の断裁機用切断刃装置を例示する一
部省略側断面図である。
【符号の説明】
A 切断刃 A1 刃基
体 A2 切断チップ 1 切欠段部 2 雌ネ
ジ孔 3 着脱用雌ネジ孔 B ホルダー 4 装着用切欠段部 5 取付
孔 6 着脱用切欠部 7 雌ネ
ジ孔 8 着脱用雌ネジ孔 10 刃取付ネジ C 刃物盤 15 取付孔 16 ホル
ダー取付ネジ 17 装着用切欠段部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜駆動手段によって昇降する刃物盤
    に、着脱自在に装着され、刃物盤と共に降下して、作業
    テーブル上の被断裁物を切断できるようにした断裁機用
    切断刃装置であって、複数のホルダー取付ネジを介して
    刃物盤の背面がわ下部に設けた装着用切欠段部に着脱自
    在に固定されると共に、その下端部分が刃物盤の下端よ
    り下方に突出するホルダーと、複数の刃取付ネジを介し
    てホルダーの背面がわ下部に設けた装着用切欠段部に着
    脱自在に固定されると共に、その下端部分がホルダーの
    下端より下方に突出する切断刃とを備え、切断刃は、一
    般構造用圧延鋼或いは機械構造用炭素鋼等で構成される
    刃基体と、この刃基体の背面がわ下部に設けた切欠段部
    にろう付或いは接着手段によって固定されると共に超硬
    合金或いは高速度鋼で構成される切断チップとからな
    り、ホルダー取付ネジは、刃物盤の下端部分に設けた取
    付孔に正面がわから挿通されて、ホルダーに設けた雌ネ
    ジ孔に螺着できるように構成し、刃取付ネジは、ホルダ
    ーの下端部分に設けた取付孔に正面がわから挿通され
    て、刃基体に設けた雌ネジ孔に螺着できるように構成
    し、切断刃とホルダーと刃物盤の背面部分を面一に構成
    したことを特徴とする断裁機用切断刃装置。
  2. 【請求項2】 適宜駆動手段によって昇降する刃物盤
    に、着脱自在に装着され、刃物盤と共に降下して、作業
    テーブル上の被断裁物を切断できるようにした断裁機用
    切断刃装置であって、複数の刃取付ネジを介して刃物盤
    の背面がわ下部に設けた装着用切欠段部に着脱自在に固
    定されると共に、その下端部分が刃物盤の下端より下方
    に突出する切断刃を備え、切断刃は、一般構造用圧延鋼
    或いは機械構造用炭素鋼等で構成される刃基体と、この
    刃基体の背面がわ下部に設けた切欠段部にろう付或いは
    接着手段によって固定されると共に超硬合金或いは高速
    度鋼で構成される切断チップとからなり、刃取付ネジ
    は、刃物盤の下端部分に設けた取付孔に正面がわから挿
    通されて、刃基体に設けた雌ネジ孔に螺着できるように
    構成し、切断刃と刃物盤の背面部分を面一に構成したこ
    とを特徴とする断裁機用切断刃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101230737B1 (ko) * 2012-08-06 2013-02-07 김동진 재단기용 컷팅부재

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