JP4049541B2 - 玉研磨装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機設置島などに設置される玉研磨装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコホールのパチンコ遊技機設置島には、複数のパチンコ遊技機から集められた玉を収容する下部補給タンク、パチンコ遊技機に新しい玉を供給するための上部補給タンクが設けられ、この下部補給タンクと上部補給タンクとの間には玉を揚送するための玉揚送装置や、玉の汚れを除去するための玉研磨装置が適宜に配設されている。
【0003】
本件出願人は、先に特願平11−64219号として、図4に示すような前記玉研磨装置の改良について提案している。
この玉研磨装置は、図4に例示する形態からなる。すなわち、モータに連結された下端軸11を中心に傾動可能とした取付台の上端軸12と下端軸11にそれぞれ回転ローラを装着し、それらの間に無端状の駆動ベルト13を張架する。一方、この駆動ベルト13に対向する位置に複数の凹状溝(図示せず)を上下方向にかつ蛇行するように形成したガイドレール21を取付枠にバネを介して取付け、このガイドレール21には、その上端に従動回転ローラ22を設けるとともに、ガイドレール21の下端には歯車を介してモータに連結された駆動回転ローラ23を設けていて、これらの従動、駆動回転ローラ22、23間にガイドレール21の表面を覆うように有端状の研磨布24を張架してある。
【0004】
かくして、パチンコ遊技機から集められた汚れた玉は、下部玉入口部14から送り込まれて、前記回転駆動ベルト13と前記ガイドレール面の研磨布24に挟まれた状態で転動しつつ研磨され、上方に揚送され、玉出口部15から取り出される。
なお、この装置では、ガイドレール21の後部領域には使用前の研磨布ロールの装着部25と、駆動回転ローラ23の回転数に同期して使用後の研磨布をロール状に巻き取る巻き取り装置26とを配置し、研磨布24を駆動ベルト13によるパチンコ玉が揚送される方向と逆方向に移動させるように構成して、前記ガイドレール21面から、汚れた研磨布を巻き取り、ガイドレール面には新鮮な研磨布が繰り出せるように配慮してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この玉研磨装置は、設置島内のごく少ないスペースで設置できる装置で、研磨布の汚れを頻繁にチェックする必要がなく、また研磨性の低下を防止でき、さらに「玉やけ」のおそれもないという性能を有するが、本発明は、このようなパチンコ遊技機から集められた汚れた玉を研磨する玉研磨装置における洗浄効果をさらに改良しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題は、駆動ベルトによって玉を研磨部に張架された研磨布に接触させながら所定方向に転動させるようにした玉研磨装置であって、
研磨部に、パチンコ機から集められた汚れた玉を研磨するための前半部と、前半部で研磨された玉をさらに研磨するための後半部とを形成し、
前半部と後半部との間に、洗浄薬液を収容した薬液槽と、前記洗浄薬液に浸漬される研磨布と、この研磨布が巻き付けられた浸漬ロールとを配置したうえに、
研磨布を、後半部と、浸漬ロールと、前半部とを通って、玉の移動方向とは逆方向に巻取可能として張架して、一連の研磨布に、薬液が含浸された前半部分と、洗浄薬液が含浸されない後半部分とを、形成したことを特徴とする玉研磨装置によって、解決することができる。
【0007】
また、本発明は、薬液槽に、洗浄薬液の液面を検知するレベルセンサを配置した玉研磨装置により好ましく具体化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の玉研磨装置に係る実施形態について、図1〜3を参照しながら説明する。
本発明の玉研磨装置は、先に例示した図4において、駆動ベルト13と研磨布24との間で、駆動ベルト13によって玉を研磨布24に接触させて転動させ、所定方向に転動させるようにした点では、従来のものが利用できる。
ただし、図2示すように、前記駆動ベルト(図示せず)に対面する位置に複数の凹状溝31を上下方向にかつ蛇行するように形成した二つのガイドレール3a、3bが連続して設けられていて、このガイドレール3a、3bには、図1に示すように、その上端部分から下端部分にかけて、その表面を覆うように有端状の研磨布41、42を張架してある。
【0009】
かくして、パチンコ遊技機から集められた汚れた玉は、下部から送り込まれて、前記駆動ベルトと前記ガイドレール3a、3b面の研磨布41、42に挟まれた状態で研磨されながら、上方に揚送される点は従来と同様である。
なお、この装置では、ガイドレール3a、3bの後部領域には使用前の研磨布ロールの装着部43と、使用後の研磨布をロール状に巻き取る巻き取り装置44とを配置し、研磨布4を駆動ベルト(図示せず)によるパチンコ玉が揚送される方向と逆方向に移動させるように構成して、前記ガイドレール面から、汚れた研磨布を巻き取り、ガイドレール面には新鮮な研磨布が繰り出せるよう構成して他点も従来と同様である。
【0010】
そして、本発明の玉研磨装置の特徴とするところは、前記研磨布4の前半部に洗浄薬液を含浸させた研磨布41による薬液研磨部5aを設け、後半部は従来と同様な研磨部5bとした点にあり、図1に例示する事例では、この前半部分の洗浄薬液を含浸させた研磨布41と、後半部分の洗浄薬液を含浸しない研磨布42とを、一連の研磨布4で形成し、玉の移動方向とは逆方向に巻き取り可能とした形態に具体化している。
【0011】
本発明のこの研磨装置によれば、パチンコ遊技機から集められた汚れた玉は、先ず、前段の薬液研磨部5aの研磨布41によって、油汚染のような重度の汚れが除去され、次いで玉は、後段の研磨部5bに送入され、研磨布42によって研磨、清掃されることによって、激しい汚損も完全に除去できる。さらに、図1の事例では、後段の研磨部5bには順次新鮮な研磨布42が、上方から玉の移動方向とは逆方向に供給されるので、その研磨、清掃は完全なものとなり、かつ同時に前段の薬液研磨部5aには、常に新鮮な洗浄薬液を含浸した研磨布41が供給されるので、薬液の洗浄効果が劣化することもない。
【0012】
前記実施形態では、洗浄薬液を含浸させた研磨布41と、後半部分の洗浄薬液を含浸しない研磨布42とを、一連の研磨布で形成しているが、本発明はこの形態に限定されず、前半部分の洗浄薬液を含浸させた研磨布41と、後半部分の洗浄薬液を含浸しない研磨布42とを、それぞれ別体のものとして配設し、個別に玉の移動方向とは逆方向に巻き取り可能とした形態(図示せず)に具体化してもよいのであって、要は、本発明の特徴は、従来の研磨布による研磨部の前段に洗浄薬液を含浸させた研磨布41による薬液研磨部5aを設けた点にある。
【0013】
なお、本発明の薬液研磨部に用いる研磨布41に洗浄薬品を含浸させるには、塗布、吹付け、または浸漬など適宜な方法が採用できる。図3に例示するように、洗浄薬液を収容した薬液槽61と、前記洗浄薬液に浸漬されるべき研磨布4を巻きつけた浸漬ロール62からなる薬液浸漬装置6を薬液研磨部5aと研磨部5bの中間背面側に設けるのが適当である。
【0014】
洗浄薬品としては、アルキル硫酸エステルアルカノールアミン等の界面活性剤、アルコール等の溶液が好ましく、その水溶液あるいは溶媒液を薬液タンク63から薬液浸漬装置6に供給するようにすればよい。また、添加薬品として、光沢ポリマー、撥水レジン等を添加することにより、パチンコ玉の滑り、光沢、防汚等の性能を向上させることができる。
【0015】
この薬液浸漬装置の薬液槽61には、洗浄薬液の液面を検知するレベルセンサ64を配置し、洗浄薬液の消耗による液面変化を検出して、消耗分を補充させるなどして洗浄薬液の量を所定量に保持するように構成すれば、研磨布4に対する供給量が一定なって安定した薬液研磨ができる利点が得られる。
【0016】
また、前記レベルセンサ64によって、洗浄薬液の消耗による液面変化を検出して、前記浸漬ロール62の浸漬深さを上下に調節して、所定の深さになるよう調節、保持すれば、薬液の補充を所定時間行わなくても、研磨布4に対する供給量が一定なって安定した薬液研磨ができる利点が得られる。
【0017】
また、この実施形態では、いずれも研磨布41、42が傾斜して張設されている場合を例示しているが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、研磨布を垂直方向または水平方向に張設した形態を含むものである。
【0018】
【発明の効果】
本発明の玉研磨装置は、以上説明したように構成されているので、パチンコ遊技機から集められた汚れた玉を研磨する玉研磨装置における洗浄効果をさらに改良することができる。さらに、汚れた薬液が玉に残留することもなく、常に新鮮な研磨布が供給され、かつ洗浄薬液も定常的に供給されるという優れた効果がある。よって本発明は、従来の洗浄効果を改良した玉研磨装置として、実用的価値はきわめて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための要部斜視図。
【図2】本発明の実施形態の一部を示す要部斜視図。
【図3】本発明の薬液浸漬装置を説明するための要部斜視図。。
【図4】従来の玉研磨装置を示す要部側面断面図。
【符号の説明】
13 駆動ベルト、24 研磨布、3a、3b ガイドレール、31 凹状溝、4、41、42 研磨布、43 使用前の研磨布ロールの装着部、44 巻き取り装置、5a 薬液研磨部、5b 研磨部。

Claims (2)

  1. 駆動ベルトによって玉を研磨部に張架された研磨布に接触させながら所定方向に転動させるようにした玉研磨装置であって、
    研磨部に、パチンコ機から集められた汚れた玉を研磨するための前半部と、前半部で研磨された玉をさらに研磨するための後半部とを形成し、
    前半部と後半部との間に、洗浄薬液を収容した薬液槽と、前記洗浄薬液に浸漬される研磨布と、この研磨布が巻き付けられた浸漬ロールとを配置したうえに、
    研磨布を、後半部と、浸漬ロールと、前半部とを通って、玉の移動方向とは逆方向に巻取可能として張架して、
    一連の研磨布に、薬液が含浸された前半部分と、洗浄薬液が含浸されない後半部分とを、形成したことを特徴とする玉研磨装置。
  2. 薬液槽に、洗浄薬液の液面を検知するレベルセンサを配置した請求項1に記載の玉研磨装置。
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