JP4048145B2 - Game execution control method and game execution control program - Google Patents
Game execution control method and game execution control program Download PDFInfo
- Publication number
- JP4048145B2 JP4048145B2 JP2003109153A JP2003109153A JP4048145B2 JP 4048145 B2 JP4048145 B2 JP 4048145B2 JP 2003109153 A JP2003109153 A JP 2003109153A JP 2003109153 A JP2003109153 A JP 2003109153A JP 4048145 B2 JP4048145 B2 JP 4048145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- time limit
- player
- time
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、麻雀を模したゲームに関する画像を表示するモニタとプレイヤからの操作を受け付ける操作部とを有し、他のゲーム装置との通信を介して、各ゲーム装置においてゲームの進行状況を表示したモニタ上のゲーム画面に表示する画像情報によって予め決められた順番にプレイヤによる前記操作部への操作を促しつつ、ツモから捨て牌の選定までの予め設定された制限時間内でのプレイヤの前記操作部への操作入力に基づいて麻雀を模したゲームを進行させるゲーム実行制御方法及びゲーム実行制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トランプゲーム、囲碁、将棋、チェス、麻雀等の思考型ゲームでは、プレイヤが一手着手があってから他のプレイヤ(次のプレイヤ)が一手着手できるようになっている。このような思考型ゲームでは、一手一手がゲームの勝敗を左右するため、プレイヤに対し次の手を考えるため予め考慮時間を与えている。考慮時間とは、プレイヤが操作部への操作入力を行うまでに許される制限時間である。
【0003】
しかしながら、複数のプレイヤにより行われる対局ゲームでは、ゲーム進行を円滑に行うために、各プレイヤに対して考慮時間に制限(例えば10秒間)を設けているのが現状である。このため、各プレイヤは一手一手においてこの制限時間内に次の一手を強制的に操作入力しなければならない。もし、この制限時間内に次の一手の操作入力が行われないときには、自動的にゲームが進行されるか或いはゲームオーバーとなるようになっている。その結果、プレイヤはどの局面においても制限時間内に強制的に次の一手の操作入力を行わなければならない事となっている。
【0004】
一方、特許文献1には、ゲーム代支払いのためのプリペイドカードの現在のカード残度数が零になった場合に、入金の案内を行うと共に、入金がないまま案内から60秒を経過した時に該カードを回収する遊技用装置において、この60秒をある時間だけさらに延長可能にする操作部を備えたものが提案されている。また、特許文献2には、エレベータのドアの開閉制御において、ドアの開いている元々の所定時間をボタン操作によって1分、2分というような所定時間だけ延長可能にしたものが提案されている。
【特許文献1】
特開2001−310074号公報
【特許文献2】
特開平11−278760号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プレイヤの個性、相手プレイヤとの兼ね合い或いはゲーム進行状況によっては、一手に時間をかけて考える方が望ましい場合もあれば、急いで次の一手を着手した方が好ましい場合もある。しかし、従来のゲームでは、このようなバリエーションに富んだプレイ方法の選択をプレイヤに許していなかった。このため、大事な局面におけるプレイの自由度が制限されることによりゲーム自体の興趣が低下する恐れがある。
【0006】
また、特許文献1はプリペイドカードによる入金の際の時間延長に関するものであり、特許文献2はエレベータのドアの開状態の時間延長に関するものである。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、思考型ゲーム中の操作に要するプレイヤの制限時間に自由度を持たせ得るゲーム実行制御方法及びゲーム実行制御プログラムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、麻雀を模したゲームに関する画像を表示するモニタとプレイヤからの操作を受け付ける操作部とを有し、他のゲーム装置との通信を介して、各ゲーム装置においてゲームの進行状況を表示したモニタ上のゲーム画面に表示する画像情報によって予め決められた順番にプレイヤによる前記操作部への操作を促しつつ、ツモから捨て牌の選定までの予め設定された制限時間内でのプレイヤの前記操作部への操作入力に基づいて麻雀を模したゲームを進行させるゲーム実行手段を備えるゲーム装置を、ゲームの進行状態が前記ツモが完了したと判定されると前記ゲーム画面上に長考ボタンを表示する操作部表示制御手段と、前記ツモが完了したとき、前記制限時間内での前記長考ボタンの使用が既に行われていたか否かを判定し、この判定が否定されると、前記長考ボタンの押下の有無を判定し、この判定が肯定されると、前記制限時間を延長する旨の要求である延長要求を許可する判定手段と、前記制限時間の延長要求を許可した時、前記制限時間の残り時間に所定の延長時間を加算して前記制限時間の残り時間を延長する制限時間延長設定手段と、前記制限時間内又は前記長考ボタンの押下によって残り時間が延長された制限時間内に前記操作部への捨て牌の選定操作入力がない場合に、ツモ牌を捨て牌に決定して切る処理を実行するゲーム進行制御手段として機能させるためのゲーム実行制御プログラムである。
【0009】
請求項4記載の発明は、麻雀を模したゲームに関する画像を表示するモニタとプレイヤからの操作を受け付ける操作部とを有し、他のゲーム装置との通信を介して、各ゲーム装置においてゲームの進行状況を表示したモニタ上のゲーム画面に表示する画像情報によって予め決められた順番にプレイヤによる前記操作部への操作を促しつつ、ツモから捨て牌の選定までの予め設定された制限時間内でのプレイヤの前記操作部への操作入力に基づいて麻雀を模したゲームを進行させるゲーム実行制御方法であって、操作部表示制御手段が、ゲームの進行状態が前記ツモが完了したと判定されると前記ゲーム画面上に長考ボタンを表示し、判定手段が、前記ツモが完了したとき前記制限時間内での前記長考ボタンの使用が既に行われていたか否かを判定し、この判定が否定されると、前記長考ボタンの押下の有無を判定し、この判定が肯定されると、前記制限時間を延長する旨の要求である延長要求を許可し、制限時間延長設定手段が、前記制限時間の延長要求を許可した時、前記制限時間の残り時間に所定の延長時間を加算して前記制限時間の残り時間を延長し、ゲーム進行制御手段が、前記制限時間内又は前記長考ボタンの押下によって残り時間が延長された制限時間内に前記操作部への捨て牌の選定操作入力がない場合に、ツモ牌を捨て牌に決定して切る処理を実行するようにしたことを特徴とするゲーム実行制御方法である。
【0010】
これらの構成によれば、麻雀を模したゲームの局面において、ゲームの進行状態がツモが完了したと判定されると、モニタのゲーム画面上に長考ボタンが表示される。そして、前記ツモが完了したとき前記制限時間内での前記長考ボタンの使用が既に行われていたか否かが判定され、この判定が否定されると、前記長考ボタンの押下の有無が判定され、この判定が肯定されると、前記制限時間を延長する旨の要求である延長要求が許可され、延長要求の受け付けが可能となる。制限時間の延長要求が受け付けられた時には、前記制限時間の残り時間に所定の延長時間が加算されて前記制限時間の残り時間が延長される。また、前記制限時間内又は前記長考ボタンの押下によって残り時間が延長された制限時間内に操作部への捨て牌の選定操作入力がない場合には、ツモ牌を捨て牌に決定して切られる処理が実行される。このため、プレイヤにとってゲーム結果を左右するような重要な局面である、ゲームの進行状態がツモの状態となったとき、操作入力に関して制限時間の残り時間が延長できるため、次の捨て牌を決定して切る操作入力を行うまでにじっくり考えてから操作を行うことが可能となる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のゲーム実行制御プログラムにおいて、前記ゲーム装置を、前記制限時間の残り時間を表示する制限時間表示制御手段として機能させることを特徴とする。また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のゲーム実行制御方法において、制限時間表示制御手段が、前記制限時間の残り時間を表示する処理を実行することを特徴とする。
【0012】
これらの構成によれば、モニタに表示されるゲーム画面上に制限時間の残り時間が表示されるため、プレイヤはゲーム画面上で制限時間の残り時間を考慮しながら、相手プレイヤとの兼ね合い或いはゲーム進行状況によって、制限時間を延長してじっくり時間をかけて考えるのか、制限時間の延長等を行わずに急いで次の操作に着手するのかを決定することが可能となる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のゲーム実行制御プログラムにおいて、前記制限時間表示制御手段は、前記残り時間が所定の時間に達した時点から該残り時間を表示することを特徴とする。また、請求項6記載の発明は、請求項5記載のゲーム実行制御方法において、前記制限時間表示制御手段が、前記残り時間が所定の時間に達した時点から該残り時間を表示することを特徴とする。
【0014】
これらの構成によれば、制限時間の残り時間が所定の時間に達した時点(例えば5秒経過)からモニタに表示されるゲーム画面上に残り時間が表示されるので、プレイヤにとって残り時間が表示されるまでの間は制限時間に急がされることなく、次の操作をじっくり考えることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るゲーム装置が適用されるゲームシステムの構成図である。ゲームシステムは、それぞれ識別情報が対応付けされたクライアント端末装置(ゲーム装置に相当する)1と、複数の(ここでは8台の)クライアント端末装置1と通信可能に接続された店舗サーバ装置2と、複数の店舗サーバ装置2と通信可能に接続され、複数のプレイヤがクライアント端末装置1を用いて行うゲームを管理するセンターサーバ装置3とを備えている。
【0016】
クライアント端末装置1は、プレイヤがモニタに表示されるゲーム画面に基づいて所定の操作を行うことによって、ゲームを進行するものである。なお、クライアント端末装置1に対応付けされる識別情報は、クライアント端末装置1が接続されている店舗サーバ装置2毎の識別情報(又はクライアント端末装置1が配設されている店舗の識別情報)とクライアント端末装置1が配設されている店舗内でのクライアント端末装置1毎の識別情報(端末番号という)とを含んでいる。例えば、店舗Aの識別情報がAであって、店舗A内でのクライアント端末装置1の識別情報が4である場合には、当該クライアント端末装置1の識別情報はA4である。
【0017】
また、本実施形態において、本発明に係るクライアント端末装置1を用いて行なわれるゲームは、麻雀を模したゲームであって、クライアント端末装置1を操作するプレイヤと、他のクライアント端末装置1を操作するプレイヤ及びCPUプレイヤの少なくとも一方とが対戦するものである。他のクライアント端末装置1を操作するプレイヤと対戦する場合には、後述するネットワーク通信部18及び店舗サーバ装置2等を介して、クライアント端末装置1間のデータの送受信が行なわれる。
【0018】
店舗サーバ装置2は、それぞれ複数(ここでは8台)のクライアント端末装置1と通信可能に接続され、接続されたクライアント端末装置1において実行されるゲームの管理を行うと共に、センターサーバ装置3と通信可能に接続され、クライアント端末装置1とセンターサーバ装置3との間でデータの送受信を行うものである。
【0019】
センターサーバ装置3は、複数の店舗サーバ装置2と通信可能に接続され、後述する指紋認証において必要なプレイヤの指紋の特徴点データをユーザIDに対応付けてプレイヤ情報として格納すると共に、店舗サーバ装置2を介してクライアント端末装置1とデータの送受信を行うものである。
【0020】
図2は、クライアント端末装置1の一実施形態の外観を示す斜視図である。なお、以下の説明では、クライアント端末装置の一例としてモニタが一体に構成された業務用ビデオゲーム装置について説明するが、本発明はこの例に特に限定されず、家庭用ビデオゲーム機を家庭用テレビジョンに接続することによって構成される家庭用ビデオゲーム装置、ビデオゲームプログラムを実行することによってビデオゲーム装置として機能するパーソナルコンピュータ等にも同様に適用することができる。
【0021】
また、本実施形態において、本発明に係るクライアント端末装置1を用いて行なわれるゲームは、麻雀ゲームであって、クライアント端末装置1を操作するプレイヤと、他のクライアント端末装置1を操作するプレイヤ及びCPUプレイヤの少なくとも一方とが対戦するものである。他のクライアント端末装置1を操作するプレイヤと対戦する場合には、後述するネットワーク通信部18、店舗サーバ装置2及びセンターサーバ装置3等を介して、クライアント端末装置1間のデータの送受信が行なわれる。
【0022】
クライアント端末装置1は、ゲーム画面を表示するモニタ11と、モニタ11のゲーム画面に表示される選択などを促すボタンのアドレスとプレイヤによる押圧位置とからいずれのボタンが指示されたかを判定するタッチパネル11a(操作部に相当する)と、音声を出力するスピーカ12と、個人カードに記憶されたユーザID等の情報を読み込むカードリーダ13と、後述するCCDカメラ14aからの指紋情報を用いて個人認証に必要な特徴点データを抽出する指紋認証部14と、プレイヤが投入するコインを受け付けるコイン受付部15とを備えている。指紋認証部14によって抽出された特徴点データは、後述するネットワーク通信部18及び店舗サーバ装置2等を介してセンターサーバ装置3に格納される。
【0023】
モニタ11は画像を表示する例えば薄形の液晶表示器である。スピーカ12は所定のメッセージやBGMを出力するものである。指紋認証部14は、プレイヤの指紋を撮像するCCDカメラ14aを備えている。CCDカメラ14aに替えて他のディジタル撮像器(例えばCMOSカメラ等)からなる形態でもよい。コイン受付部15は、投入されたコインが不良コイン等であった場合に排出するコイン排出口151を備えている。
【0024】
また、個人カードは、ユーザID等の個人情報が記憶された磁気カードやICカード等で、図では示していないが、カードリーダ13は差し込まれた個人カードから個人情報を読み出し可能にするものである。
【0025】
クライアント端末装置1の適所には、各部からの検出信号や、各部への制御信号を出力するマイクロコンピュータなどで構成される制御部16(図3参照)が配設されている。
【0026】
図3は、クライアント端末装置1の一実施形態を示すハードウェア構成図である。制御部16はクライアント端末装置1の全体の動作を制御するもので、情報処理部(CPU)161と、処理途中の情報等を一時的に格納するRAM162と、後述する所定の画像情報及びゲームプログラム等が予め記憶されたROM163とを備える。
【0027】
外部入出力制御部171は、制御部16とカードリーダ13、タッチパネル11a、CCDカメラ14a及びコイン受付部15を含む検出部の間で、検出信号を処理用のディジタル信号に変換し、また指令情報を検出部の各機器に対して制御信号に変換して出力するもので、かかる信号処理と入出力処理とを例えば時分割的に行うものである。外部機器制御部172はそれぞれの時分割期間内に検出部の各機器への制御信号の出力動作と、検出部の各機器からの検出信号の入力動作とを行うものである。
【0028】
描画処理部111は制御部16からの画像表示指示に従って所要の画像をモニタ11に表示させるもので、ビデオRAM等を備える。音声再生部121は制御部16からの指示に従って所定のメッセージやBGM等をスピーカ12に出力するものである。
【0029】
タッチパネル11aは長方形状をした薄層体で、縦横にそれぞれ所定ピッチで線状の透明材からなる感圧素材を配列したものを透明カバーで被覆する等により構成されたもので、モニタ11の管面上に貼付されている。このタッチパネル11aは公知の物が採用可能であり、例えば2枚の可撓性を有するフィルム基材の対向する面側にそれぞれ長尺の感圧導電性インク、例えば導電性粒子と非導電性粒子とを分散混合した熱可塑性樹脂により構成されたものを対応する位置に印刷した後、両フィルム基材を貼り合わせて製造されたものでもよい。また、各感圧導電性インクにはリード線が絶縁被覆された状態でフィルム外へ引き出されており、一方のフィルム基材のリード線には所定の電圧が印加され、他方のフィルム基材のリード線には電圧を検出する回路が各リード線を認識可能にして接続されている。張り合わされた状態における両フィルム基材の感圧導電性インク同士の接触面は微小な凸凹(印刷時や微小粒子の存在に起因)が形成された状態にあり、フィルム基材面へのプレイヤの指(あるいは押圧ペン等)での加圧によるインク表面相互の実質的な接触面積の変化、すなわち接触面での抵抗変化によって他方のリード線側に現れる電圧がアナログ的に検出し得る。これにより押圧位置が検出できるようになっている。そして、タッチパネル11aはモニタ11画面に表示される選択などを促すボタンのアドレスと押圧位置とからいずれのボタンが指示されたかが判定し得るようにしている。
【0030】
ROM163には、麻雀牌オブジェクト、背景画像、各種画面の画像等が記憶されている。麻雀牌オブジェクト等は3次元描画が可能なように、それを構成する所要数のポリゴンで構成されており、描画処理部111はCPU161からの描画指示に基づいて、3次元空間上での位置から擬似3次元空間上での位置への変換のための計算、光源計算処理等を行うと共に、上記計算結果に基づいてビデオRAMに対して描画すべき画像データの書き込み処理、例えば、ポリゴンで指定されるビデオRAMのエリアに対するテクスチャデータの書き込み(貼り付け)処理を行う。
【0031】
ここで、CPU161の動作と描画処理部111の動作との関係を説明する。CPU161は、内蔵のあるいは外部からの装着脱式としてのROM163に記録されているオペレーティングシステム(OS)に基づいて、ROM163から画像、音声及び制御プログラムデータ、ゲームプログラムデータを読み出す。読み出された画像、音声及び制御プログラムデータ等の一部若しくは全部は、RAM162上に保持される。以降、CPU161は、RAM162上に記憶されている制御プログラム、各種データ(表示物体のポリゴンやテクスチャ等その他の文字画像を含む画像データ、音声データ)、並びに検出部からの検出信号等に基いて、処理が進行される。すなわち、CPU161は、検出信号等に基いて、適宜、描画や音声出力のためのタスクとしてのコマンドを生成する。描画処理部111は、上記コマンドに基づいて、視点位置の計算、視点位置に対する3次元空間上(勿論、2次元空間上においても同様である)におけるオブジェクトの位置等の計算、光源計算等、音声データの生成、加工処理を行う。続いて、上記計算結果に基づいて、ビデオRAMに描画すべき画像データの書き込み処理等を行う。ビデオRAMに書き込まれた画像データは、(インターフェースを介してD/Aコンバータに供給されてアナログ映像信号にされた後に)モニタ11に供給され、その管面上に画像として表示される。一方、音声再生部121から出力された音声データは、(インターフェースを介してD/Aコンバータに供給されてアナログ音声信号に変換された後に、アンプを介して)スピーカ12から音声として出力される。
【0032】
描画命令としては、ポリゴンを用いて立体的な画像を描画するための描画命令、通常の2次元画像を描画するための描画命令がある。ここで、ポリゴンは、多角形の2次元画像であり、本実施形態においては、三角形若しくは四角形が用いられる。ポリゴンを用いて立体的な画像を描画するための描画命令は、ROM163から読み出されたポリゴン頂点アドレスデータ、ポリゴンに貼り付けるテクスチャデータの記憶位置を示すテクスチャアドレスデータ、テクスチャデータの色を示すカラーパレットデータの記憶位置を示すカラーパレットアドレスデータ並びにテクスチャの輝度を示す輝度データとからなる。1つのオブジェクト(またはキャラクタ)は多数のポリゴンで構成される。CPU161は、各ポリゴンの3次元空間上の座標データをRAM162に記憶する。そして、モニタ11の画面上でオブジェクト等を動かす場合、次のような処理が行われる。
【0033】
CPU161は、RAM162内に一時保持している各ポリゴンの頂点の3次元座標データと、各ポリゴンの移動量データ及び回転量データとに基づいて、順次、各ポリゴンの移動後及び回転後の3次元座標データを求める。このようにして求められた各ポリゴンの3次元座標データの内、水平及び垂直方向の座標データが、RAM162の表示エリア上のアドレスデータ、すなわち、ポリゴン頂点アドレスデータとして、描画処理部111に供給される。描画処理部111は、3個若しくは4個のポリゴン頂点アドレスデータによって示される三角形若しくは四角形の表示エリア上に、予め割り当てられているテクスチャアドレスデータが示すテクスチャデータを書き込む。これによって、モニタ11の表示面上には、多数のポリゴンにテクスチャデータの貼り付けられたオブジェクト(またはキャラクタ)が表示される。
【0034】
ROM163に記憶された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に記憶され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
【0035】
ネットワーク通信部18は、麻雀ゲームの実行中に発生する各種イベント情報等をネットワーク及び店舗サーバ装置2等(又は、センターサーバ装置3)を介してセンターサーバ装置3と送受信するためのものである。
【0036】
ここで、クライアント端末装置1における個人認証方法について説明する。個人認証は、クライアント端末装置1(または、ネットワーク通信部18及びネットワークを介して接続されているセンターサーバ装置3)が認識しているプレイヤと実際にプレイしているプレイヤとが同一であることを確認するものである。プレイヤが初めてクライアント端末装置1でプレイする場合は、カードリーダ13によって差し込まれた個人カードからユーザIDデータが読み出され、指紋認証部14のCCDカメラ14aによってプレイヤの指紋が撮像され、指紋認証部14によってCCDカメラ14aからの指紋情報を用いて個人認証に必要な特徴点データが抽出される。そして、ユーザIDデータと特徴点データとがネットワーク通信部18及びネットワークを介して接続されている店舗サーバ装置2へ伝送され、店舗サーバ装置2から通信回線を介してセンターサーバ装置3に伝送されて格納される。このようにしてプレイヤのセンターサーバ装置3への登録が行なわれる。
【0037】
センターサーバ装置3に登録済みのプレイヤがクライアント端末装置1でプレイする場合は、カードリーダ13によって差し込まれた個人カードからユーザIDデータが読み出され、指紋認証部14のCCDカメラ14aによってプレイヤの指紋が撮像され、指紋認証部14によってCCDカメラ14aからの指紋情報を用いて個人認証に必要な特徴点データが抽出される。そして、ユーザIDデータと特徴点データとがネットワーク通信部18及びネットワーク及び店舗サーバ装置2等を介して接続されているセンターサーバ装置3へ伝送されて、センターサーバ装置3によって、格納されているユーザIDに対応する特徴点データと伝送された特徴点データとが同一であるか否かの判定が行なわれ、この判定が肯定された場合には、プレイヤにプレイが許可され、この判定が否定された場合にはプレイが拒否される(例えば、クライアント端末装置1のモニタ11にエラーメッセージが表示されて、プレイヤに再度指紋認証を行うように促す)ものである。
【0038】
図4は、後述する本発明に係る本実施形態及び参考例に係るクライアント端末装置1の制御部16の機能構成図である。制御部16のCPU161は、ゲーム進行制御部1611(ゲーム実行手段に相当する)と、タイマ1612と、延長要求受付部1613と、制限時間延長設定部1614と、制限時間表示制御部1615と、他プレイヤ操作状況表示制御部1616と、ライフ評価部1617と、ゲーム成績評価部1618(評価手段に相当する)と、継続条件設定部1619と、継続参加許可部1610とを備える。延長要求受付部1613は、判定部1613aと、操作部表示制御部1613bとを備える。
【0039】
なお、本発明のゲーム実行制御プログラムは、予めRAM162(またはROM163)に格納されており、CPU161によって読み出されて実行されることによって、ゲーム進行制御部1611、タイマ1612等として機能される。
【0040】
ゲーム進行制御部1611は、プレイする卓の選択(対戦するプレイヤの選択)、場及び親の決定、対戦等のゲームの進行をタッチパネル11aからのプレイヤの操作入力に基づいて所定の麻雀ルールに従って制御するものである。例えば、対戦中は、サイコロの目に基づいたドラ表示牌の種類の決定処理、配牌時及びツモ時の牌の種類の決定処理、捨て牌の配列処理、鳴き(ポン、チー、カン)発生時の牌の移動処理、手牌を所定の順に並び変える処理等を行うものである。ただし、ゲームを円滑に進行するために、ツモから捨て牌までの制限時間は所定時間(ここでは10秒)以下に設定されており、後述するタイマ1612による計測によりツモから所定時間経過までに捨て牌の選択が行われない場合には、ツモ切り(ツモられた牌を捨て牌として捨てること)が行われる。
【0041】
タイマ1612は、プレイヤがツモから捨て牌の完了までのタッチパネル11aへの操作入力の受け付け可能な制限時間を計測するものである。
【0042】
延長要求受付部1613は、モニタ11に表示された後述する長考ボタン(図10、11参照)が制限時間内に押下されたことをタッチパネル11aからの信号に基づいて受け付けるものである。
【0043】
判定部1613aは、後述する本実施形態においては、タッチパネル11aへの操作入力が、少なくとも制限時間内(ここでは、ツモの時点から10秒以内)であって、且つ、捨て牌が完了しておらず、更に、ツモから捨て牌までに制限時間の残り時間が1回も延長されていないという制約条件を満たすか否かを判定し、この制約条件を満たす場合に、制限時間の延長要求の受け付けを許可するものである。
【0044】
判定部1613aは、後述する参考例においては、タッチパネル11aへの操作入力が、少なくとも制限時間内(ここでは、ツモの時点から10秒以内)であって、且つ、捨て牌が完了しておらず、更に、対戦中に制限時間の残り時間が1回も延長されていないという制約条件を満たすか否かを判定し、この制約条件を満たす場合に、制限時間の延長要求の受け付けを許可するものである。
【0045】
操作部表示制御部1613bは、後述する本実施形態においては、ツモが完了した時点でモニタ11上に長考ボタンを表示させ、判定部1613aにより制限時間の延長要求の受け付けが許可されたとき、プレイヤに操作可能とするものである。
【0046】
操作部表示制御部1613bは、後述する参考例においては、判定部1613aにより制限時間の延長要求の受け付けが許可されたとき、モニタ11上に長考ボタンをプレイヤが操作可能に表示させるものである。
【0047】
制限時間延長設定部1614は、延長要求受付部1613による長考ボタンが押下されたこと(延長要求に相当する)を受け付けた時、タイマ1612により計測されている制限時間の残り時間に所定の延長時間を加算するものである。
【0048】
制限時間表示制御部1615は、タイマ1612により計測された制限時間の残り時間をモニタ11上に後述する制限時間表示部として表示させるものである。
【0049】
他プレイヤ操作状況表示制御部1616は、他のクライアント端末装置1で発生した制限時間の延長要求を受信して、モニタ11に当該他のクライアント端末装置1に対するゲーム画面上のオブジェクトと関連させて(ここでは、手牌に関連させて)他のプレイヤが長考中であることを示す情報(延長要求有りを示す情報に相当する)を表示させるものである。
【0050】
ライフ評価部1617は、所定のルールに従ってライフの増減を行ない、ライフが所定値以下となったか否かを判断するものである。本実施形態では、ゲーム開始時に5000HP(HPはライフの単位である)のライフを各プレイヤに仮想的に与えて、プレイヤの点棒の増減に基づいてライフの増減を行う。例えば、プレイヤの点棒が3000点分減少した場合には、ライフを点棒の減少分に比例して3000HP減少する。また、プレイヤの点棒が3000(=3000×1)点分増加した場合には、ライフを点棒の増加分に比例して2400(=3000×0.8)HP減少する。なお、対戦途中で、ライフが0HP以下となった場合に、対戦を継続する場合にはプレイヤはコインを投入しなければならない。
【0051】
ゲーム成績評価部1618は、所定のルールに従ってゲーム中におけるプレイヤの操作を評価することによりゲーム終了時でのゲーム成績を求めるものである。ゲーム成績は、ゲーム中におけるプレイヤの操作の評価結果を表わすものである。具体的には、ゲーム成績は、ゲーム開始時からゲーム終了時までに、増減変動する各プレイヤの持ち点棒の点数がゲーム終了後にゲーム結果として表わされる。なお、ゲーム成績には、長考ボタンの押下の有無が図13で後述するように反映(加味)される。
【0052】
継続条件設定部1619は、ゲーム成績評価部1618によって求められたプレイヤのゲーム成績に基づいて、次のゲームへの該プレイヤの継続条件の設定を行うものである。後述する継続条件記憶部1625に記憶されたプレイヤのゲーム成績に応じた継続参加するための継続条件(追加コイン枚数等)を参照することでゲーム終了後のプレイヤの継続条件を設定するものである。
【0053】
継続参加許可部1610は、ゲーム終了後に次のゲームへの継続参加を受け付けることに応答して、継続条件設定部1619によって設定された継続条件での次のゲームへの参加を許可するものである。
【0054】
また、制御部161のRAM162は、操作情報記憶部1621と、プレイヤ情報記憶部1622と、ライフ記憶部1623と、ゲーム成績記憶部1624と、継続条件記憶部1625とを備える。
【0055】
操作情報記憶部1621は、延長要求受付部1613により受け付けられたプレイヤの制限時間の延長要求(長考ボタンの押下)等を操作履歴として記憶するものである。長考ボタンが複数回押下された場合には、操作情報記憶部1621に、延長要求受付部1613により受け付けられた長考ボタンの押下回数が記憶される。
【0056】
プレイヤ情報記憶部1622は、プレイヤの名称、ゲーム空間におけるランク情報(例えば段位)、プレイヤの称号等の対戦者情報を記憶するものである。
【0057】
ライフ記憶部1623は、ライフ評価部1617によって計算されたライフの値をプレイヤの名称に対応付けて格納するものである。
【0058】
ゲーム成績記憶部1624は、ゲーム成績評価部1618によって評価(計算)されたプレイヤの持ち点棒の点数の値をプレイヤの名称に対応付けて格納するものである。
【0059】
継続条件記憶部1625は、プレイヤが次のゲームに継続参加するための継続条件をゲーム成績評価部1618により求められるプレイヤの持ち点棒の点数の値(ゲーム成績の値)と対応付けて格納するものである。
【0060】
図5は、店舗サーバ装置2の一実施形態の外観を示す斜視図である。店舗サーバ装置2は、ゲーム画面等を表示するモニタ21と、音声を出力するスピーカ22と、プレイヤが投入するコインを受け付けて個人カードを販売する個人カード販売機25とを備えている。
【0061】
モニタ21は、画像を大きく表示する目的で、例えば2台のCRTを備えている。2台のCRTは、それぞれの画像を表示する略長方形の画面表示部の長辺が隣接するように配設されており、2つの画像表示部で1の画像が表示されるように画像信号の制御が行なわれる。
【0062】
スピーカ22は所定のメッセージやBGMを出力するものである。個人カード販売機25は、プレイヤが投入するコインを受け付けるコイン受付部24、個人カードを払い出すカード払い出し部23とを備えている。なお、コイン受付部24は、投入されたコインが不良コイン等であった場合に排出するコイン排出口(図示省略)を備えている。
【0063】
店舗サーバ装置2の適所には、各部からの検出信号や、各部への制御信号を出力するマイクロコンピュータなどで構成される制御部26が配設されている。
【0064】
図6は、店舗サーバ装置2の一実施形態を示すハードウェア構成図である。制御部26は店舗サーバ装置2の全体の動作を制御するもので、情報処理部(CPU)261と、処理途中の情報等を一時的に格納するRAM262と、所定の画像情報等が予め記憶されたROM263とを備える。
【0065】
描画処理部211は制御部26からの画像表示指示に従って所要の画像をモニタ21に表示させるもので、ビデオRAM等を備える。音声再生部221は制御部26からの指示に従って所定のメッセージやBGM等をスピーカ22に出力するものである。
【0066】
ROM263に記憶された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に記憶され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
【0067】
ネットワーク通信部28は、各種データをWWW等からなるネットワークを介してセンターサーバ装置3と送受信するためのものである。インターフェイス部1aは、店舗サーバ装置2に接続された複数(例えば8台)のクライアント端末装置1との間のデータの授受を行うためのものである。
【0068】
制御部26は、ネットワーク通信部28を介してセンターサーバ装置3から受信された端末識別情報が付与された情報を、インターフェイス部1aを介してその端末識別情報に対応するクライアント端末装置1へ送信する。またインターフェイス部1aを介してクライアント端末装置1から受信された端末識別情報が付与された情報を、ネットワーク通信部28を介してセンターサーバ装置3へ送信する。
【0069】
ここで、上記のセンターサーバ装置3の指示に基づいて実行されるクライアント端末装置1の動作について説明する。図7は、本実施形態に係るクライアント端末装置1の動作を表わすフローチャートの一例である。
【0070】
まず、カードリーダ13に挿入された個人カードからユーザIDデータが読み込まれ、指紋認証部14のCCDカメラ14aによってプレイヤの指紋が撮像され、指紋認証部14によってCCDカメラ14aからの指紋情報を用いて個人認証に必要な特徴点データが抽出される(ステップST101)。そして、ユーザIDデータ及び特徴点データがネットワーク通信部18及び店舗サーバ装置2等を介して接続されているセンターサーバ装置3へ送信される(ステップST103)。そして、センターサーバ装置3によって個人認証が肯定されると、対戦モードを選択するモード選択画面が表示され、複数の卓から1卓を選択可能に表示する卓選択画面が表示され、複数の卓から1卓を選択するためのプレイヤからの選択入力が受け付けられて、1局戦、東風戦及び半荘戦の中からいずれか1つ対戦モードが選択され(ステップST105)、対戦モード情報がセンターサーバ装置3に送信される。次に、センターサーバ装置3から同一ゲーム空間でゲームを行う他のプレイヤ(対戦者)の名称、段位及び称号等の対戦者情報が受信される(ステップST107)。つぎに、センターサーバ装置3からゲームを実行する旨の指示情報を受け付けて、ゲーム進行制御部1611によりゲームが開始され、場及び親が決定される(ステップST109)。そして、対戦が開始され(ステップST111)、対戦画面が表示される(図11、12、13、14参照)。
【0071】
対戦が開始されると、ライフ評価部1617によって、ライフが計算され、ライフが0HP超(1HP以上)であるか否かの判定が行なわれる(ステップST113)。この判定が肯定された場合には、ステップST119に進む。この判定が否定された場合には、対戦を継続するか否かについての判断をプレイヤに促す継続選択画面(図示せず)が表示され、コイン受付部15にコインが受け付けられたか否かによってプレイヤからの判断が受け付けられて現在実行中の対戦を継続するか否かの判定が行なわれる(ステップST115)。この判定が否定されると、対戦を中断する旨の情報である対戦中断情報がセンターサーバ装置3に伝送され(ステップST117)、処理が終了される。この判定が肯定された場合にはステップST111に戻る。
【0072】
ステップST113おける判定が肯定された場合には、対戦が終了したか否かの判定が行われる(ステップST119)。この判定が否定された場合(ステップST119でNO)には、ステップST111に戻る。この判定が肯定された場合(ステップST119でYES)には、継続参加許可部1610によって、プレイヤの次のゲームへの継続参加を確認する画面(図示せず)が表示され、プレイヤが次のゲームに継続して参加するか否かの判定が行われる(ステップST121)。この判定が否定された場合(ステップST121でNO)には、ステップST131に進む。この判定が肯定された場合(ステップST121でYES)には、プレイヤからの入力が受け付けられて、ゲーム成績評価部1618によって、プレイヤのゲーム終了時の持ち点棒が求められる(ステップST123)。
【0073】
次に、継続条件設定部1619によって、求められた持ち点棒の点数に基づいて次のゲームへのプレイヤの継続条件の設定が行われ(ステップST125)、継続条件画面が表示される。
【0074】
つづいて、継続参加許可部1610によって、ステップST125で設定された継続条件に基づいて、プレイヤのゲーム終了後の持ち点棒が所定の点数SL(ここでは25000点)以上か否か(高レベルであるか否か)が判定される(ステップST127)。この判定が肯定された場合(ステップST127でYES)、ステップST103に戻る。また、この判定が否定された場合(ステップST127でNO)、プレイヤのゲーム終了後の持ち点棒の点数の値に対応した継続条件に基づく枚数のコインがコイン受付部15に受け付けられたか否かが判定される(ステップST129)。この判定が肯定された場合(ステップST129でYES)、ステップST103に進み、この判定が否定された場合(ステップST129でNO)、ゲームが終了されたことを表わす対戦終了情報がセンターサーバ装置3に送信され(ステップST131)、処理が終了される。
【0075】
このように、ライフ評価部1617によって、ゲーム中におけるプレイヤのライフの増減が行われると共に、当該ライフが5000点以上あるか否かが判定されるため、ライフ評価部1610によって、ライフが5000点以下であると判定されたプレイヤは一旦ゲームから脱落するが、救済策としてコイン等の追加投入で再度ゲーム空間に参入することができる。また、ライフ評価部1617によって、ゲーム終了後のライフが5000点以上あると判定されたプレイヤは連続して次のゲームを継続参加することができる権利が与えられるため、当該権利の獲得がプレイヤの動機付けとなり、興趣性の高いゲームを提供することができる。
【0076】
また、プレイヤの長考ボタンの使用の有無又は使用回数をゲーム成績を次のゲームに反映させ得ることができるため、プレイヤがゲーム成績を向上させることで有利な継続条件で次のゲームへの継続参加を行わせることができると共に、ゲーム成績を向上させようとゲームに対するプレイヤの熱中度を高めることができる。また、ゲームに対するプレイヤの熱中度が高まることで一人でも多くのプレイヤの継続参加が見込まれるため、ゲームシステムにおけるクライアント端末装置1の稼働率の向上を図ることができる。
【0077】
図8は、図7に示すステップST111の処理(対戦)の詳細フローチャートの一部である。
【0078】
まず、長考ボタン使用フラグSが「0」に初期化され(ステップST201)、山から牌がツモられたか否かの判定が行われる(ステップST202)。この判定が否定された場合(ステップST202でNO)には、この判定が肯定されるまで待機状態となる。この判定が肯定された場合(ステップST202でYES)には、モニタ11上に長考ボタンが表示され(ステップST203)、ツモられた牌オブジェクトが手牌オブジェクトに追加される。次に、プレイヤがツモから捨て牌の選定までに許される時間である残り時間の初期値TsがT1(10秒)に設定される(ステップST204)。
【0079】
次に、捨て牌が完了したか否かの判定が行われる(ステップST205)。この判定が肯定された場合(ステップST205でYES)には、処理がリターンされる。この判定が否定された場合(ステップST205でNO)には、長考ボタンが既に使用されたか否か(S=1であるか否か)の判定が行われる(ステップST206)。この判定が肯定された場合(ステップST206でYES)、ステップST209に進み、この判定が否定された場合(ステップST206でNO)、延長要求受付部1613により長考ボタンが押下されたか否かの判定が行われ(ステップST207)、この判定が否定された場合(ステップST207でNO)には、ステップST209に進み、この判定が肯定された場合(ステップST207でYES)には、制限時間延長設定部1614により残り時間Tsに所定の延長時間T2(ここではT2=5秒)が加算される(ステップST208)と共に、他のクライアント端末装置1に長考中の旨の表示を行うための表示指示信号が送信される。
【0080】
次に、所定の延長時間が加算された残り時間Tsから1秒が減算され(ステップST209)、残り時間が0秒以下であるか否かの判定が行われる(ステップST210)。この判定が否定された場合(ステップST210でNO)には、ステップST205に戻り、この判定が肯定された場合(ステップTS210でYES)には、ゲーム進行制御部1611によりツモ牌が捨て牌に自動的に決定されて切られ(ステップST211)、処理がリターンされる。
【0081】
図9は、参考例に係るクライアント端末装置1の動作を表わすフローチャートの一例である。
【0082】
まず、カードリーダ13に挿入された個人カードからユーザIDデータが読み込まれ、指紋認証部14のCCDカメラ14aによってプレイヤの指紋が撮像され、指紋認証部14によってCCDカメラ14aからの指紋情報を用いて個人認証に必要な特徴点データが抽出される(ステップST401)。そして、ユーザIDデータ及び特徴点データがネットワーク通信部18及び店舗サーバ装置2等を介して接続されているセンターサーバ装置3へ送信される(ステップST403)。そして、センターサーバ装置3によって個人認証が肯定されると、対戦モードを選択するモード選択画面が表示され、複数の卓から1卓を選択可能に表示する卓選択画面が表示され、複数の卓から1卓を選択するためのプレイヤからの選択入力が受け付けられて、1局戦、東風戦及び半荘戦の中からいずれか1つ対戦モードが選択され(ステップST405)、対戦モード情報がセンターサーバ装置3に送信される。次に、センターサーバ装置3から同一ゲーム空間でゲームを行う他のプレイヤ(対戦者)の名称、段位及び称号等の対戦者情報が受信される(ステップST407)。つぎに、センターサーバ装置3からゲームを実行する旨の指示情報を受け付けて、ゲーム進行制御部1611によりゲームが開始され、場及び親が決定される(ステップST409)。そして、長考ボタン使用フラグSが「0」に初期化され(ステップST410)た後に、対戦が開始され(ステップST411)、対戦画面が表示される(図11、12、13、14参照)。
【0083】
対戦が開始されると、ライフ評価部1617によって、ライフが計算され、ライフが0HP超(1HP以上)であるか否かの判定が行なわれる(ステップST413)。この判定が肯定された場合には、ステップST419に進む。この判定が否定された場合には、対戦を継続するか否かについての判断をプレイヤに促す継続選択画面(図示せず)が表示され、コイン受付部15にコインが受け付けられたか否かによってプレイヤからの判断が受け付けられて現在実行中の対戦を継続するか否かの判定が行なわれる(ステップST415)。この判定が否定されると、対戦を中断する旨の情報である対戦中断情報がセンターサーバ装置3に伝送され(ステップST417)、処理が終了される。この判定が肯定された場合にはステップST411に戻る。
【0084】
ステップST413おける判定が肯定された場合には、対戦が終了したか否かの判定が行われる(ステップST419)。この判定が否定された場合(ステップST419でNO)には、ステップST411に戻る。この判定が肯定された場合(ステップST419でYES)には、継続参加許可部1610によって、プレイヤの次のゲームへの継続参加を確認する画面(図示せず)が表示され、プレイヤが次のゲームに継続して参加するか否かの判定が行われる(ステップST421)。この判定が否定された場合(ステップST421でNO)には、ステップST131に進む。この判定が肯定された場合(ステップST421でYES)には、プレイヤからの入力が受け付けられて、ゲーム成績評価部1618によって、プレイヤのゲーム終了時の持ち点棒が求められる(ステップST423)。
【0085】
次に、継続条件設定部1619によって、求められた持ち点棒の点数に基づいて次のゲームへのプレイヤの継続条件の設定が行われ(ステップST425)、継続条件画面が表示される。
【0086】
つづいて、継続参加許可部1610によって、ステップST425で設定された継続条件に基づいて、プレイヤのゲーム終了後の持ち点棒が所定の点数SL(ここでは25000点)以上か否か(高レベルであるか否か)が判定される(ステップST127)。この判定が肯定された場合(ステップST427でYES)、ステップST403に戻る。また、この判定が否定された場合(ステップST427でNO)、プレイヤのゲーム終了後の持ち点棒の点数の値に対応した継続条件に基づく枚数のコインがコイン受付部15に受け付けられたか否かが判定される(ステップST429)。この判定が肯定された場合(ステップST129でYES)、ステップST403に進み、この判定が否定された場合(ステップST429でNO)、ゲームが終了されたことを表わす対戦終了情報がセンターサーバ装置3に送信され(ステップST431)、処理が終了される。
【0087】
このように、ライフ評価部1617によって、ゲーム中におけるプレイヤのライフの増減が行われると共に、当該ライフが5000点以上あるか否かが判定されるため、ライフ評価部1610によって、ライフが5000点以下であると判定されたプレイヤは一旦ゲームから脱落するが、救済策としてコイン等の追加投入で再度ゲーム空間に参入することができる。また、ライフ評価部1617によって、ゲーム終了後のライフが5000点以上あると判定されたプレイヤは連続して次のゲームを継続参加することができる権利が与えられるため、当該権利の獲得がプレイヤの動機付けとなり、興趣性の高いゲームを提供することができる。
【0088】
また、プレイヤの長考ボタンの使用の有無又は使用回数をゲーム成績を次のゲームに反映させ得ることができるため、プレイヤがゲーム成績を向上させることで有利な継続条件で次のゲームへの継続参加を行わせることができると共に、ゲーム成績を向上させようとゲームに対するプレイヤの熱中度を高めることができる。また、ゲームに対するプレイヤの熱中度が高まることで一人でも多くのプレイヤの継続参加が見込まれるため、ゲームシステムにおけるクライアント端末装置1の稼働率の向上を図ることができる。
【0089】
図10は、図9に示すステップST411の処理(対戦)の詳細フローチャートの一部である。
【0090】
まず、山から牌がツモられたか否かの判定が行われる(ステップST501)。この判定が否定された場合(ステップST501でNO)には、この判定が肯定されるまで待機状態となる。この判定が肯定された場合(ステップST501でYES)には、ツモられた牌オブジェクトが手牌オブジェクトに追加される。次に、プレイヤがツモから捨て牌の選定までに許される時間である残り時間の初期値TsがT1(10秒)に設定される(ステップST503)。
【0091】
次に、捨て牌が完了したか否かの判定が行われる(ステップST505)。この判定が肯定された場合(ステップST505でYES)には、処理がリターンされる。この判定が否定された場合(ステップST505でNO)には、長考ボタンが既に使用されたか否か(S=1であるか否か)の判定が行われる(ステップST507)。この判定が肯定された場合(ステップST507でYES)、ステップST515に進み、この判定が否定された場合(ステップST507でNO)、モニタ11上に長考ボタンが表示され(ステップST509)、延長要求受付部1613により長考ボタンが押下されたか否かの判定が行われる(ステップST511)。この判定が否定された場合(ステップST511でNO)には、ステップST515に進み、この判定が肯定された場合(ステップST511でYES)には、制限時間延長設定部1614により残り時間Tsに所定の延長時間T2(ここではT2=5秒)が加算される(ステップST513)と共に、他のクライアント端末装置1に長考中の旨の表示を行うための表示指示信号が送信される。
【0092】
次に、所定の延長時間が加算された残り時間Tsから1秒が減算され(ステップST515)、残り時間が0秒以下であるか否かの判定が行われる(ステップST517)。この判定が否定された場合(ステップST517でNO)には、ステップST505に戻り、この判定が肯定された場合(ステップTS517でYES)には、ゲーム進行制御部1611によりツモ牌が捨て牌に自動的に決定されて切られ(ステップST519)、処理がリターンされる。
【0093】
図11は、図8に示すフローチャートのステップST201及び図10に示すフローチャートのステップST501において表示される対戦画面の画面図である。対戦画面400には、画面下側に、リーチをかける場合に押下されるリーチボタンPBBと、チーをする場合に押下されるチーボタンPBCと、ポンをする場合に押下されるポンボタンPBDと、カンをする場合に押下されるカンボタンPBEと、上がりを宣言する場合に押下される上がりボタンPBFと、場を進行させる場合に押下される進行ボタンPBGと、他のプレイヤの捨て牌に対して鳴かないか否かの選択を変更する場合に押下される鳴変更ボタンPBHとが表示されている。
【0094】
鳴変更ボタンPBHによって、この卓の対戦者全員が「他のプレイヤの捨て牌に対して鳴かない」を選択している場合には、あるプレイヤが牌を捨てた直後に次のプレイヤに牌がツモられる。鳴変更ボタンPBHによって、プレイヤが「他のプレイヤの捨て牌に対して鳴く」を選択している場合には、他のプレイヤが当該プレイヤの鳴くことの可能な牌を捨てた際に、その捨て牌が点滅して、当該プレイヤの鳴くことの可能な牌であることが表示されると共に、当該プレイヤがチーボタンPBC、ポンボタンPBD及びカンボタンPBEのいずれか1つを押下して鳴くか、または、当該プレイヤが進行ボタンPBGを押下して場を進行させるか、または、所定時間(例えば5秒)経過するまで、次のプレイヤには牌がツモられない。
【0095】
また、対戦画面400には、画面下側にプレイヤの手牌を表わすオブジェクトである手牌オブジェクト401が立牌状態で表示され、画面上側及び左右両側に対戦者の手稗を表わすオブジェクトである対戦者手牌オブジェクト403が立牌状態で表示されている。更に、対戦画面400には、画面略中央にドラ表示稗を含む山を表わす山オブジェクト404と、山オブジェクト404の周囲に捨て稗を表わすオブジェクトである捨て稗オブジェクト402とが表示されている。手牌オブジェクト401の種類を表わす種類表示面がカメラ視点側を向いているため、プレイヤは対戦画面400によって、手牌オブジェクト401の種類を確認することができる。例えば、左から3番目の手牌オブジェクトの種類は、「三萬」である。
【0096】
更に、対戦画面400には、山オブジェクト404と捨て稗オブジェクト402との間に各プレイヤのゲーム内での呼称を表示する呼称表示部NPが表示され、プレイヤの下家(シモチャ)の対戦者の呼称表示部NPの下側には場を表わす風マークPRMが表示されている。呼称表示部NPによって、例えばプレイヤの呼称が「たろう」であり、プレイヤの上家(カミチャ)の対戦者の呼称が「777」であることが分かる。また、風マークPRMによって、その表示文字が「東」であることから場が東場であることが分かる。
【0097】
図12は、図8に示すフローチャートのステップST203及び図10に示すフローチャートのステップST509において表示される対戦画面の画面図である。すなわち、ツモられた牌オブジェクトが手牌オブジェクトに追加され、立牌状態で表示された対戦画面410の画面図である。ここでは、牌オブジェクトがツモられる前の画面が、図11に示す対戦画面400である場合について説明する。
【0098】
対戦画面410には、対戦画面400と同じ位置に、リーチボタンPBB、チーボタンPBC、ポンボタンPBD、カンボタンPBE、上がりボタンPBF、進行ボタンPBG、鳴変更ボタンPBH、呼称表示部NP、及び風マークPRMが表示されている。なお、対戦画面410には、プレイヤによりツモから捨て牌の決定までに許される時間である残り時間を延長するために押下される長考ボタンTOBが表示されており、画面右下側にツモ牌オブジェクトをあらわすツモ牌オブジェクト415の上に残り時間表示部RTが表示されている。残り時間表示部RTは、プレイヤの手牌に関連する位置に表示され、プレイヤの捨て牌の決定までの残り時間が5秒となったことを数字表示している。これは、「5」,「4」,「3」,「2」,「1」,「0」と表示が変わるように構成されている。長考ボタンTOBはツモから捨て牌の完了までの間のみ延長要求の受付を可能とするものである。
【0099】
図13は、図8に示すフローチャートのステップST208及び図10に示すフローチャートのステップST513において表示される対戦画面の画面図である。すなわち、長考ボタンTOBが押下された後に表示された対戦画面420の画面図である。ここでは、長考ボタンTOBが押下される前の画面が、図12に示す対戦画面410である場合について説明する。
【0100】
対戦画面420には、対戦画面410と同じ位置に、リーチボタンPBB、チーボタンPBC、ポンボタンPBD、カンボタンPBE、上がりボタンPBF、進行ボタンPBG、鳴変更ボタンPBH、長考ボタンTOB、呼称表示部NP、及び風マークPRMが表示されている。なお、対戦画面420には、画面右下側のツモ牌オブジェクト415の上に表示される図12の残り時間表示部RTの代わりに、長考ボタン押下表示部TTが表示されている。長考ボタン押下表示部TTは、プレイヤにより長考ボタンTOBが押下され残り時間の延長が行われた旨が表示されている。なお、延長後の制限時間の残り時間が残り5秒までになると、長考ボタン押下表示部TTは、「5」,「4」,「3」,・・・,「1」,「0」のように表示が行われる。
【0101】
図14は、図8に示すフローチャートのステップST208及び図10に示すフローチャートのステップST513において表示される対戦画面の画面図である。ここで説明する対戦画面430は、図13に示す対戦画面420と同一の場面を表示した画面であって、プレイヤの上家(カミチャ)の対戦者(ここでは、ゲーム内での呼称が「777」である対戦者)が使用するクライアント端末装置1のモニタ11に表示される画面である。
【0102】
対戦画面430には、対戦画面420と同じ位置に、リーチボタンPBB、チーボタンPBC、ポンボタンPBD、カンボタンPBE、上がりボタンPBF、進行ボタンPBG、鳴変更ボタンPBH、呼称表示部NP、及び風マークPRMが表示されている。
【0103】
また、対戦画面430には、画面下側にプレイヤ(呼称が「777」の者)の手牌を表わすオブジェクトである手牌オブジェクト431が立牌状態で表示され、画面上側及び左右両側に対戦者の手稗を表わすオブジェクトである対戦者手牌オブジェクト433が立牌状態で表示されている。更に、対戦画面430には、画面略中央にドラ表示稗を含む山を表わす山オブジェクト434と、山オブジェクト434の周囲に捨て稗を表わすオブジェクトである捨て稗オブジェクト432とが表示されている。なお、下家の対戦者であるゲーム内での呼称が「たろう」の対戦者手牌オブジェクト433が表示されている画面左側に「長考中・・・」と延長要求有りを示す情報である対戦者長考中表示部TTHが表示されている。
【0104】
このため、プレイヤは、他の対戦者が残り時間を延長しているため、自分の順番に回ってきていないことを容易に確認することができ、ネットワークの負荷等による通信の遅れなのか、対戦者の「長考中」による遅れなのかを明示的に表示することができる。このため、自分の番になかなか回ってこないという苛立ちを効果的に抑制することができる。
【0105】
図15は、図7に示すステップST123及び図9に示すステップST421の処理(ゲーム成績の評価)の詳細フローチャートの一例である。ここでの処理は全てゲーム成績評価部1618によって行われる。長考ボタンの押下回数CNTは、操作情報記憶部1621に記憶されており、ゲーム成績評価部1618がこれを読み出して使用するものである。
【0106】
まず、長考ボタンの押下回数CNT=0か否かが判定され(ステップST301)、この判定が肯定された場合(ステップST301でYES)、持ち点棒の点数に所定の点数が加算され(ステップST303)、処理がリターンされる。また、この判定が否定された場合(ステップST301でNO)、CNTの値に応じて持ち点棒の点数から所定の点数が減算され(ステップST305)、処理がリターンされる。
【0107】
本実施形態では、長考ボタンの使用の対局中の制限を特に設けず、長考ボタンを複数回使用可能な場合を想定しているが、この場合には、ゲーム清算後に減点されるようになっている。なお、長考ボタンの使用回数等は、操作情報記憶部1621に記憶されている。例えば、長考ボタン1回使用に対しては、減点なし(即ち、0点の減点)、2回使用に対しては、減点1000点、3回使用に対しては、減点3000点、4回使用に対しては、減点5000点となっている。なお、4回以上の長考ボタン使用については、上述したように減点した場合には、ゲーム開始時の持ち点数5000点を超えてしまうため、長考ボタンを使用不能にしておくことが好ましい。ゲーム進行の円滑化という観点からすれば、長考ボタン使用を無制限とすれば、ゲーム終了時に持ち点数が0点となるが、対局中においては、他のプレイヤのイライラ感を煽ることとなり好ましくないからである。
【0108】
また、参考例のように長考ボタン使用回数を対局中1回だけとすれば、プレイヤが長考ボタン未使用の場合、ゲーム清算後に所定点数のボーナス点(例えば1000点)を加点し、次のゲームへの継続参加をし易いようにし、長考ボタン使用の場合、持ち点数への加算はなく、次のゲームへ継続参加する場合には考慮されないようにしてもよい。また、長考ボタン未使用であれば、次回のゲームへの継続参加のための継続参加条件をコイン0枚にしてもよい。
【0109】
以上のように、本実施形態及び参考例においては、クライアント端末装置1によってプレイヤのゲーム成績に基づいて次のゲームの継続参加が許可される態様を示したが、上述した処理が店舗サーバ装置2又はセンターサーバ装置3によって行なわれる態様でもよい。
【0110】
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。
【0111】
(A)本実施形態及び参考例では、クライアント端末装置1によって行なわれるゲームが麻雀ゲームである場合について説明したが、他の複数のプレイヤで行う思考型対戦ゲームである態様でもよい。例えば、カードゲーム、囲碁ゲーム、将棋ゲーム、チェスゲーム、カードゲーム等である態様でもよい。
【0112】
(B)本実施形態及び参考例では、図8及び図10に示すように制限時間の初期値Tsを10秒とし、所定の延長時間T2を5秒として説明したが、これに限定されず、ゲームの内容、ゲームの局面に応じて制限時間の初期値Ts、延長時間T2を適宜変更してもよい。また、ゲーム対局中の制限時間の延長時間をトータルで30秒とし、プレイヤがこの30秒の延長時間を自分が望むゲーム局面で自由に選択できるようにしてもよい。また、複数回の制限時間の延長を可能として、長考ボタン押下カウンタCNTがインクリメントされる度に、残り時間に5秒を加算、残り時間に4秒を加算、残り時間に3秒を加算というようにしてもよい。
【0113】
(C)本実施形態及び参考例では、対戦ゲームに参加するプレイヤ全員に対して一律に制限時間の初期値Tsを10秒、所定の延長時間を5秒として説明したが、参加するプレイヤのランク、称号等に応じてこれらの値を適宜変更設定してもよい。これにより、参加するプレイヤ4人中の3人が高いランク(ここでは、高ランクほど強いプレイヤであることとする)を持ち、一人が初心者等で低いランクとなっている場合には、この初心者であるプレイヤの制限時間と残り時間の延長時間を他の3人のプレイヤよりも長くとることができ、初心者のプレイヤにもゲームの勝機を与えることができ、ゲームシステムの自由度を広げることができる。また、RAM162等に予め制限時間、制限時間の残り時間の延長パターンを複数記憶させておき、ゲーム開始時にプレイヤによりこれらのパターンの中から1つを選択できるような機能をCPU161に持たせておけば、プレイヤの技量に応じた制限時間及び制限時間の残り時間の延長の設定が可能となる。
【0114】
(D)本実施形態及び参考例では、タイマ1612は、タッチパネル11aへの操作入力の受け付け可能な制限時間として、プレイヤがツモから捨て牌の完了までの時間を計測することとしたが、この例に限定されず、プレイヤが鳴く前又は鳴いた後に制限時間の計測を行ってもよい。
【0115】
(E)本実施形態では、長考ボタンが使用される期間をツモ完了時から捨て牌決定時までの間の1回に限定して説明してきたが、長考ボタンの押下による制限時間の時間延長の加算はこの例に限定されない。例えばプレイヤがポー、チー、カン等による鳴く前にこの長考ボタンを押下して制限時間の時間延長を行ってもよいし、鳴いた後にこの長考ボタンを押下して制限時間の延長を行ってもよいし、複数回の長考ボタンの使用を許可してもよい。
【0116】
(F)本実施形態及び参考例では、操作部としてタッチパネル11aからの信号に基づいて入力操作を検出する場合について説明したが、操作部として押しボタン等のメカスイッチを備え、メカスイッチからの信号に基づいて入力操作を検出する形態でもよい。
【0117】
(G)本実施形態及び参考例においては、店舗サーバ装置2を備える場合について説明したが、クライアント端末装置1がネットワークを介してセンターサーバ装置3に接続されている態様でもよい。
【0118】
(H)本実施形態においては、山から牌がツモられたと判定されたタイミングで長考ボタンが表示される場合について説明し、参考例においては、制約条件を満たすと判定されたタイミングで長考ボタンが表示される場合について説明したが、その他のタイミングで長考ボタンを表示する形態でもよい。例えば、長考ボタンを対戦中は常時表示している形態でもよい。
【0119】
(I)本実施形態においては、長考ボタンの押下を受け付けるか否かの制約条件が、(1)タッチパネル11aへの操作入力が、少なくとも制限時間内(ここでは、ツモの時点から10秒以内)であること。
(2)ツモ牌が完了しており、捨て牌が完了していないこと。
(3)ツモから捨て牌までに制限時間の残り時間が1回も延長されていないこと。
の3条件であり、参考例においては、長考ボタンの押下を受け付けるか否かの制約条件が、
(4)タッチパネル11aへの操作入力が、少なくとも制限時間内(ここでは、ツモの時点から10秒以内)であること。
(5)ツモ牌が完了しており、捨て牌が完了していないこと。
(6)対戦中に制限時間の残り時間が1回も延長されていないこと。
の3条件である場合について説明したが、長考ボタンの押下を受け付けるか否かの制約条件がその他の条件である形態でもよい。例えば、制約条件が、
(7)タッチパネル11aへの操作入力が、少なくとも制限時間内(ここでは、ツモの時点から10秒以内)であること。
(8)ツモ牌が完了しており、捨て牌が完了していないこと。
である形態でもよい。この場合には、制限時間の延長回数の制約が無いため、プレイヤは自分の所望する度に長考ボタンを押下して制限時間を延長することができる。
【0120】
【発明の効果】
請求項1、4記載の発明によれば、プレイヤが制限時間を延長したいと思うときに、操作部の有する延長要求操作への操作入力を介して制限時間の延長要求が受け付けられ、制限時間の残り時間に所定の延長時間が加算されるように設定されるため、プレイヤにとってゲーム結果を左右するような重要な局面である、ゲームの進行状態がツモの状態となったとき、操作入力に関して制限時間の残り時間が延長できるため、次の捨て牌を決定して切る操作入力を行うまでにじっくり考えてから操作を行うことができる。
【0121】
請求項2、5記載の発明によれば、モニタに表示されるゲーム画面上に制限時間の残り時間が表示されるため、プレイヤはゲーム画面上で制限時間の残り時間を考慮しながら、相手プレイヤとの兼ね合い或いはゲーム進行状況によって、制限時間を延長してじっくり時間をかけて考えるのか、制限時間の延長等を行わずに急いで次の操作に着手するのかを決定することができる。
【0122】
請求項3、6記載の発明によれば、制限時間の残り時間が所定の時間に達した時点(例えば5秒経過)からモニタに表示されるゲーム画面上に残り時間が表示されるので、プレイヤにとって残り時間が表示されるまでの間は制限時間に急がされることなく、次の操作をじっくり考えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るゲーム装置が適用されるゲームシステムの構成図である。
【図2】 クライアント端末装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。
【図3】 クライアント端末装置の一実施形態を示すハードウェア構成図である。
【図4】 クライアント端末装置の制御部の機能構成図である。
【図5】 店舗サーバ装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。
【図6】 店舗サーバ装置の一実施形態を示すハードウェア構成図である。
【図7】 本実施形態に係るクライアント端末装置の動作を表わすフローチャートの一例である。
【図8】 図7に示すステップST111(対戦処理)の詳細フローチャートの一部である。
【図9】 参考例に係るクライアント端末装置の動作を表わすフローチャートの一例である。
【図10】 図9に示すステップST411(対戦処理)の詳細フローチャートの一部である。
【図11】 対戦の状況を表わす対戦画面図の画面図の一例である。
【図12】 残り時間を表示する対戦画面図の画面図の一例である。
【図13】 制限時間の残り時間に延長中の対戦画面図の一例である。
【図14】 他プレイヤの対戦画面図の一例である。
【図15】 図7に示すステップST123及び図9に示すステップST421の処理(ゲーム成績の評価)の詳細フローチャートの一例である。
【符号の説明】
1 クライアント端末装置(ゲーム装置に相当する)
161 CPU
1611 ゲーム進行制御部(ゲーム実行手段)
1612 タイマ
1613 延長要求受付部
1613a 判定部
1613b 操作部表示制御部
1614 制限時間延長設定部
1615 制限時間表示制御部
1616 他プレイヤ操作状況制御部
1617 ライフ評価部
1618 ゲーム成績評価部(評価手段)
1619 継続条件設定部
1610 継続参加許可部
162 RAM
1621 操作情報記憶部
1622 プレイヤ情報記憶部
1623 ライフ記憶部
1624 ゲーム成績記憶部
1625 継続条件記憶部
2 店舗サーバ装置
3 センターサーバ装置
RT 残り時間表示部
TOB 長考ボタン(延長要求操作部)
TT 長考ボタン押下表示部
TTH 対戦者長考中表示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention has a monitor that displays an image related to a game imitating mahjong and an operation unit that receives an operation from a player, and displays the progress of the game on each game device via communication with other game devices. The player's operation within the preset time limit from the spider to the selection of the throwing pad while prompting the player to operate the operation unit in the order determined in advance by the image information displayed on the game screen on the monitor The present invention relates to a game execution control method and a game execution control program for advancing a game imitating mahjong based on an operation input to an operation unit.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a thought-type game such as a card game, Go, shogi, chess, mahjong, etc., another player (next player) can start one after the player has started one. In such a thought-type game, since each hand determines the outcome of the game, a consideration time is given to the player in advance to consider the next hand. The consideration time is a time limit allowed until the player performs an operation input to the operation unit.
[0003]
However, in a game played by a plurality of players, in order to make the game progress smoothly, there is currently a limit (for example, 10 seconds) on the consideration time for each player. For this reason, each player must forcibly input the next move within the time limit. If the next operation input is not performed within the time limit, the game is automatically advanced or the game is over. As a result, the player must forcibly input the next one operation within the time limit in any situation.
[0004]
On the other hand, in
[Patent Document 1]
JP 2001-310074 A
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-278760
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, depending on the individuality of the player, the balance with the opponent player, or the progress of the game, it may be desirable to think over time, or it may be preferable to start the next move quickly. However, the conventional game does not allow the player to select such a variety of play methods. For this reason, there is a possibility that the interest of the game itself may be reduced by limiting the degree of freedom of play in an important situation.
[0006]
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a game execution control method and a game execution control program capable of giving a degree of freedom to a time limit of a player required for an operation during a thinking game.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention described in
[0009]
The invention described in claim 4 includes a monitor that displays an image relating to a game imitating mahjong and an operation unit that receives an operation from the player, and each game device receives a game via a communication with another game device. While prompting the player to operate the operation unit in the order determined in advance by the image information displayed on the game screen on the monitor displaying the progress status, within a preset time limit from selection of the spider to the selection of the throwing pad A game execution control method for advancing a game imitating mahjong based on an operation input to the operation unit of the player, wherein the operation unit display control means Is completed When judged, a long thought button is displayed on the game screen, and the judging means It is determined whether or not the long thought button has already been used within the time limit when the tsum is completed. If this determination is negative, it is determined whether or not the long thought button has been pressed. Is affirmed, When an extension request, which is a request to extend the time limit, is permitted and the time limit extension setting means permits the time limit extension request, a predetermined extension time is added to the remaining time of the time limit. The remaining time of the time limit is extended, and the game progress control means does not input the selection operation of the throwing pot to the operation unit within the time limit or within the time limit extended by pressing the long button. In this case, the game execution control method is characterized in that the process of determining that the spider is discarded and cutting it is executed.
[0010]
According to these configurations, in the game situation that imitates mahjong, the progress of the game is Is completed Size Definite Appears on the game screen of the monitor. The Then, it is determined whether or not the long thought button has already been used within the time limit when the Tsumo is completed, and if this determination is negative, it is determined whether or not the long thought button has been pressed, If this determination is affirmative, an extension request that is a request to extend the time limit is granted, The extension request can be accepted. When a request for extending the time limit is received, a predetermined extension time is added to the remaining time of the time limit, and the remaining time of the time limit is extended. In addition, when there is no input operation for selecting the throwing pad to the operation unit within the time limit or the time limit in which the remaining time is extended by pressing the elaboration button, the claw box is determined to be the throwing pot and cut off. Processing is executed. For this reason, the remaining time of the time limit for operation input can be extended when the progress of the game becomes a state of tsumo, which is an important aspect that affects the game result for the player, so the next abandonment is determined It is possible to perform the operation after carefully thinking until the operation input is performed.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the game execution control program according to the first aspect, the game device is caused to function as time limit display control means for displaying the remaining time of the time limit. According to a fifth aspect of the present invention, in the game execution control method according to the fourth aspect, the time limit display control means executes a process of displaying the remaining time of the time limit.
[0012]
According to these configurations, since the remaining time of the time limit is displayed on the game screen displayed on the monitor, the player can balance the opponent player or play the game while considering the remaining time of the time limit on the game screen. Depending on the progress, it is possible to decide whether to consider the time limit by extending the time limit, or whether to start the next operation quickly without extending the time limit.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, in the game execution control program according to the second aspect, the time limit display control means displays the remaining time from the time when the remaining time reaches a predetermined time. . The invention according to claim 6 is the game execution control method according to claim 5, wherein the time limit display control means displays the remaining time from the time when the remaining time reaches a predetermined time. And
[0014]
According to these configurations, since the remaining time is displayed on the game screen displayed on the monitor from when the remaining time of the time limit reaches a predetermined time (for example, 5 seconds have elapsed), the remaining time is displayed for the player. Until it is done, it is possible to consider the next operation without rushing to the time limit.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a configuration diagram of a game system to which a game device according to the present invention is applied. The game system includes a client terminal device (corresponding to a game device) 1 associated with identification information, and a
[0016]
The
[0017]
In the present embodiment, the game played using the
[0018]
The
[0019]
The center server device 3 is communicably connected to the plurality of
[0020]
FIG. 2 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of the
[0021]
In the present embodiment, the game played using the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The personal card is a magnetic card or IC card in which personal information such as a user ID is stored. Although not shown in the figure, the
[0025]
A control unit 16 (see FIG. 3) including a microcomputer that outputs detection signals from the respective units and control signals to the respective units is disposed at appropriate positions of the
[0026]
FIG. 3 is a hardware configuration diagram illustrating an embodiment of the
[0027]
The external input / output control unit 171 converts the detection signal into a processing digital signal between the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
Here, the relationship between the operation of the
[0032]
The drawing command includes a drawing command for drawing a stereoscopic image using a polygon and a drawing command for drawing a normal two-dimensional image. Here, the polygon is a polygonal two-dimensional image, and in this embodiment, a triangle or a quadrangle is used. The rendering command for rendering a stereoscopic image using polygons is polygon vertex address data read from the
[0033]
Based on the three-dimensional coordinate data of the vertices of each polygon temporarily stored in the
[0034]
Of various data stored in the
[0035]
The
[0036]
Here, a personal authentication method in the
[0037]
When a player registered in the center server device 3 plays on the
[0038]
FIG. 4 will be described later. Book according to the present invention Embodiment and Reference example It is a functional block diagram of the
[0039]
The game execution control program of the present invention is stored in advance in the RAM 162 (or ROM 163), and is read and executed by the
[0040]
The game
[0041]
The
[0042]
The extension
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
The operation unit
[0046]
The operation unit
[0047]
The time limit
[0048]
The time limit
[0049]
The other player operation status
[0050]
The
[0051]
The game
[0052]
The continuation
[0053]
The continuous participation permission unit 1610 permits participation in the next game under the continuous condition set by the continuous
[0054]
Further, the
[0055]
The operation
[0056]
The player
[0057]
The
[0058]
The game
[0059]
The continuation
[0060]
FIG. 5 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of the
[0061]
The
[0062]
The
[0063]
A
[0064]
FIG. 6 is a hardware configuration diagram illustrating an embodiment of the
[0065]
The
[0066]
Of various data stored in the
[0067]
The
[0068]
The
[0069]
Here, the operation of the
[0070]
First, user ID data is read from a personal card inserted into the
[0071]
When the battle is started, the
[0072]
If the determination in step ST113 is affirmative, it is determined whether or not the battle has ended (step ST119). If this determination is negative (NO in step ST119), the process returns to step ST111. If this determination is affirmative (YES in step ST119), a screen (not shown) for confirming continuous participation of the player in the next game is displayed by continuous participation permission unit 1610, and the player plays the next game. It is determined whether or not to continue to participate (step ST121). If this determination is negative (NO in step ST121), the process proceeds to step ST131. If this determination is affirmative (YES in step ST121), an input from the player is accepted, and the game
[0073]
Next, the continuation
[0074]
Subsequently, based on the continuation condition set in step ST125, the continuation participation permission unit 1610 determines whether or not the player's point stick after the game is over a predetermined score SL (25,000 in this case) (high level). Whether or not there is) is determined (step ST127). If this determination is affirmative (YES in step ST127), the process returns to step ST103. If this determination is negative (NO in step ST127), whether or not the
[0075]
As described above, the
[0076]
In addition, since the game result can be reflected in the next game by the presence / absence of use or the number of times the player uses the long thought button, the player can continuously participate in the next game under an advantageous continuation condition by improving the game result. And the player's enthusiasm for the game can be increased to improve the game results. In addition, since the enthusiasm of the player for the game is increased, it is expected that as many players as possible continue to participate, so that the operating rate of the
[0077]
FIG. 8 is a part of a detailed flowchart of the process (match) in step ST111 shown in FIG.
[0078]
First, the long thought button use flag S is initialized to “0” (step ST201), and it is determined whether or not a spear has been picked from the mountain (step ST202). If this determination is negative (NO in step ST202), the process waits until this determination is positive. If this determination is affirmative (YES in step ST202), a long thought button is displayed on the monitor 11 (step ST203), and the speared spear object is added to the hand spear object. Next, the initial value T of the remaining time, which is the time allowed for the player to select the throwing bag from the hook. s Is set to T1 (10 seconds) (step ST204).
[0079]
Next, it is determined whether or not the discarding has been completed (step ST205). If this determination is affirmative (YES in step ST205), the process is returned. If this determination is negative (NO in step ST205), it is determined whether the long thought button has already been used (whether S = 1) (step ST206). If this determination is affirmative (YES in step ST206), the process proceeds to step ST209. If this determination is negative (NO in step ST206), the extension
[0080]
Next, the remaining time T with a predetermined extension time added s 1 second is subtracted from (step ST209), and it is determined whether the remaining time is 0 second or less (step ST210). If this determination is negative (NO in step ST210), the process returns to step ST205. If this determination is affirmative (YES in step TS210), the game
[0081]
FIG. Reference example It is an example of the flowchart showing operation | movement of the
[0082]
First, user ID data is read from a personal card inserted into the
[0083]
When the battle is started, the
[0084]
If the determination in step ST413 is affirmed, it is determined whether or not the battle has ended (step ST419). If this determination is negative (NO in step ST419), the process returns to step ST411. If this determination is affirmative (YES in step ST419), the continuous participation permission unit 1610 displays a screen (not shown) for confirming continuous participation of the player in the next game, and the player plays the next game. It is determined whether or not to continue to participate (step ST421). If this determination is negative (NO in step ST421), the process proceeds to step ST131. If this determination is affirmative (YES in step ST421), an input from the player is accepted, and the game
[0085]
Next, the continuation
[0086]
Subsequently, based on the continuation condition set in step ST425, the continuation participation permission unit 1610 determines whether or not the player's point stick after the game is over a predetermined score SL (25,000 in this case) (high level). Whether or not there is) is determined (step ST127). If this determination is affirmative (YES in step ST427), the process returns to step ST403. If this determination is negative (NO in step ST427), whether or not the
[0087]
As described above, the
[0088]
In addition, since the game result can be reflected in the next game by the presence / absence of use or the number of times the player uses the long thought button, the player can continuously participate in the next game under an advantageous continuation condition by improving the game result. And the player's enthusiasm for the game can be increased to improve the game results. In addition, since the enthusiasm of the player for the game is increased, it is expected that as many players as possible continue to participate, so that the operating rate of the
[0089]
FIG. 10 is a part of a detailed flowchart of the process (match) in step ST411 shown in FIG.
[0090]
First, it is determined whether or not a spear has been picked up from a mountain (step ST501). If this determination is negative (NO in step ST501), the process stands by until this determination is positive. If this determination is affirmative (YES in step ST501), the speared object is added to the hand picked object. Next, the initial value T of the remaining time, which is the time allowed for the player to select the throwing bag from the hook. s Is set to T1 (10 seconds) (step ST503).
[0091]
Next, it is determined whether or not the discarding has been completed (step ST505). If this determination is affirmative (YES in step ST505), the process is returned. If this determination is negative (NO in step ST505), it is determined whether the long thought button has already been used (whether S = 1) (step ST507). If this determination is affirmative (YES in step ST507), the process proceeds to step ST515, and if this determination is negative (NO in step ST507), a long thought button is displayed on the monitor 11 (step ST509), and an extension request is accepted. The
[0092]
Next, the remaining time T with a predetermined extension time added s 1 second is subtracted from (step ST515), and it is determined whether the remaining time is 0 second or less (step ST517). If this determination is negative (NO in step ST517), the process returns to step ST505, and if this determination is affirmative (YES in step TS517), the game
[0093]
FIG. 11 is a screen view of the battle screen displayed in step ST201 of the flowchart shown in FIG. 8 and step ST501 of the flowchart shown in FIG. The
[0094]
When all the opponents of this table have selected “Do not cry against other player's trash” by the sound change button PBH, immediately after a player throws away the heel, Tsumo. When the player has selected “Sound against another player's throwing bag” by the ring change button PBH, when the other player throws away the hook that can be played by the player, the discarding is performed. A flashing light is displayed to indicate that the player is capable of sounding and the player presses one of the chee button PBC, the pong button PBD, and the can button PBE, or Until the player presses the progress button PBG to advance the field, or a predetermined time (for example, 5 seconds) elapses, the next player will not be speared.
[0095]
In the
[0096]
Further, on the
[0097]
FIG. 12 is a screen view of the battle screen displayed in step ST203 of the flowchart shown in FIG. 8 and step ST509 of the flowchart shown in FIG. That is, it is a screen view of the
[0098]
On the
[0099]
FIG. 13 is a screen view of a battle screen displayed in step ST208 of the flowchart shown in FIG. 8 and step ST513 of the flowchart shown in FIG. That is, it is a screen view of the
[0100]
The
[0101]
FIG. 14 is a screen view of a battle screen displayed in step ST208 of the flowchart shown in FIG. 8 and step ST513 of the flowchart shown in FIG. The battle screen 430 described here is a screen that displays the same scene as the
[0102]
On the battle screen 430, at the same position as the
[0103]
On the battle screen 430, a hand-held
[0104]
For this reason, the player can easily confirm that other players have not reached their turn because other players have extended the remaining time, and whether the communication is delayed due to network load or the like. It is possible to explicitly indicate whether the delay is due to the “long study” of the person. For this reason, the irritation | stimulation that it does not come around to one's turn easily can be suppressed effectively.
[0105]
FIG. 15 is an example of a detailed flowchart of the processing (game score evaluation) in step ST123 shown in FIG. 7 and step ST421 shown in FIG. All processing here is performed by the game
[0106]
First, it is determined whether the number of times the long button is pressed CNT = 0 (step ST301). If this determination is affirmative (YES in step ST301), a predetermined score is added to the score of the holding bar (step ST303). ), The process is returned. If this determination is negative (NO in step ST301), a predetermined score is subtracted from the score of the holding bar in accordance with the value of CNT (step ST305), and the process is returned.
[0107]
Book In the embodiment, it is assumed that there is no particular restriction on the use of the long button, and the long button can be used multiple times, but in this case, points are deducted after the game is liquidated. . Note that the number of times the long button is used is stored in the operation
[0108]
Also, Reference example If the player uses the long-thought button only once in the game as shown in the above, if the player does not use the long-thought button, a bonus point (for example, 1000 points) will be added after the game is settled and the game will continue to participate. In the case of using a long thought button, there is no addition to the number of points, and it may not be considered when continuously participating in the next game. Further, if the long thought button is not used, the continuous participation condition for continuous participation in the next game may be set to zero coins.
[0109]
As above Book Embodiment and Reference example In the above, an aspect is shown in which the
[0110]
In addition, this invention is not limited to the thing of the said embodiment, The aspect described below can be employ | adopted.
[0111]
(A) Book Embodiment and Reference example In the above description, the case where the game played by the
[0112]
(B) Book Embodiment and Reference example Then, as shown in FIG. 8 and FIG. s In the above description, the predetermined extension time T2 is set to 5 seconds, but the present invention is not limited to this. s The extension time T2 may be changed as appropriate. Further, the extension time of the time limit during game play may be 30 seconds in total, and the player may freely select the extension time of 30 seconds in the game situation he desires. In addition, it is possible to extend the time limit multiple times, and each time the long button press counter CNT is incremented, 5 seconds are added to the remaining time, 4 seconds are added to the remaining time, and 3 seconds are added to the remaining time. It may be.
[0113]
(C) Book Embodiment and Reference example Then, the initial value T of the time limit is uniformly set for all players participating in the battle game. s Is described as 10 seconds and the predetermined extension time is 5 seconds. However, these values may be appropriately changed according to the rank, title, etc. of the participating players. As a result, if three of the four participating players have a high rank (here, the higher the rank, the stronger the player), and one person is a beginner or the like and has a low rank, this beginner The time limit for the player and the extension time of the remaining time can be set longer than those of the other three players, the game player can be given a chance to win the game, and the degree of freedom of the game system can be increased. it can. Further, a plurality of extension patterns of time limit and remaining time of the time limit are stored in advance in the
[0114]
(D) Book Embodiment and Reference example In this case, the
[0115]
(E) Book In the embodiment, the period in which the long thought button is used has been described as being limited to one time from the completion of the claw to the time when the discarding decision is made, but the addition of the time extension of the time limit by pressing the long thought button is an example of this. It is not limited to. For example, the player may press the long thought button to extend the time limit before ringing by Po, Qi, Kang, etc., or the player may press the long thought button to extend the time limit after sounding. You may allow the use of a long thought button multiple times.
[0116]
(F) Book Embodiment and Reference example In the above description, the case where the input operation is detected based on the signal from the
[0117]
(G) Book Embodiment and Reference example However, the
[0118]
(H) Book In the embodiment, a case will be described in which a long thought button is displayed at a timing when it is determined that a spear has been picked up from a mountain, Reference example In the above description, the case where the long thought button is displayed at the timing when it is determined that the constraint condition is satisfied has been described, but the long thought button may be displayed at other timings. For example, the long button may be always displayed during the battle.
[0119]
(I) Book In the embodiment, the restriction condition as to whether or not to accept the depression of the long thought button is (1) that the operation input to the
(2) Tsumo hoe has been completed, and discarded hoe has not been completed.
(3) The remaining time of the time limit has not been extended even once from the spider to the dumping pad.
The three conditions Reference example In, the restriction condition whether to accept pressing of the long button is
(4) The operation input to the
(5) Tsumo hoe has been completed, and discarded hoe has not been completed.
(6) The remaining time limit has not been extended even once during the match.
However, the restriction condition on whether or not to accept the pressing of the long button may be another condition. For example, if the constraint is
(7) The operation input to the
(8) Tsumo hoe has been completed, and discarded hoe has not been completed.
The form which is. In this case, since there is no restriction on the number of times the time limit is extended, the player can extend the time limit by pressing the long thought button whenever he / she desires.
[0120]
【The invention's effect】
According to the first and fourth aspects of the present invention, when the player wants to extend the time limit, a request for extending the time limit is received through an operation input to the operation for requesting an extension of the operation unit. Since it is set so that a predetermined extension time is added to the remaining time, it is an important aspect that affects the game result for the player, and the operation input is limited when the progress state of the game becomes the state of the spider. Since the remaining time can be extended, it is possible to perform an operation after carefully thinking until the operation input for deciding the next throwing waste and cutting it.
[0121]
According to the second and fifth aspects of the present invention, the remaining time of the time limit is displayed on the game screen displayed on the monitor, so that the player can take into account the remaining time of the time limit on the game screen. It is possible to decide whether to consider the time limit by extending the time limit, or to start the next operation immediately without extending the time limit, depending on the balance with the game or the progress of the game.
[0122]
According to the third and sixth aspects of the invention, since the remaining time is displayed on the game screen displayed on the monitor from the time when the remaining time of the time limit reaches a predetermined time (for example, 5 seconds have elapsed), the player Therefore, the next operation can be considered carefully without rushing to the time limit until the remaining time is displayed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a game system to which a game device according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of a client terminal device.
FIG. 3 is a hardware configuration diagram illustrating an embodiment of a client terminal device.
FIG. 4 is a functional configuration diagram of a control unit of the client terminal device.
FIG. 5 is a perspective view showing an appearance of an embodiment of the store server device.
FIG. 6 is a hardware configuration diagram showing an embodiment of a store server apparatus.
[Fig. 7] Book It is an example of the flowchart showing operation | movement of the client terminal device which concerns on embodiment.
FIG. 8 is a part of a detailed flowchart of step ST111 (matching process) shown in FIG.
FIG. 9 Reference example It is an example of the flowchart showing operation | movement of the client terminal device which concerns on.
FIG. 10 is a part of a detailed flowchart of step ST411 (matching process) shown in FIG.
FIG. 11 is an example of a screen diagram of a battle screen diagram showing a battle situation.
FIG. 12 is an example of a screen diagram of a battle screen that displays remaining time.
FIG. 13 is an example of a battle screen diagram that is being extended to the remaining time of the time limit.
FIG. 14 is an example of a battle screen view of another player.
FIG. 15 is an example of a detailed flowchart of processing (game score evaluation) in step ST123 shown in FIG. 7 and step ST421 shown in FIG. 9;
[Explanation of symbols]
1 Client terminal device (corresponding to a game device)
161 CPU
1611 Game progress control unit (game execution means)
1612 timer
1613 Extension Request Reception Department
1613a determination unit
1613b Operation unit display control unit
1614 Time limit extension setting part
1615 Time limit display control unit
1616 Other player operation status control unit
1617 Life Evaluation Department
1618 Game performance evaluation section (evaluation means)
1619 Continuation condition setting part
1610 Participation permission section
162 RAM
1621 Operation information storage unit
1622 Player information storage unit
1623 Life storage
1624 Game results storage
1625 Continuation condition storage unit
2 store server devices
3 Center server device
RT remaining time display
TOB long button (extension request operation part)
TT Long button press display
Display section for TTH opponents
Claims (6)
ゲームの進行状態が前記ツモが完了したと判定されると前記ゲーム画面上に長考ボタンを表示する操作部表示制御手段と、
前記ツモが完了したとき、前記制限時間内での前記長考ボタンの使用が既に行われていたか否かを判定し、この判定が否定されると、前記長考ボタンの押下の有無を判定し、この判定が肯定されると、前記制限時間を延長する旨の要求である延長要求を許可する判定手段と、
前記制限時間の延長要求を許可した時、前記制限時間の残り時間に所定の延長時間を加算して前記制限時間の残り時間を延長する制限時間延長設定手段と、
前記制限時間内又は前記長考ボタンの押下によって残り時間が延長された制限時間内に前記操作部への捨て牌の選定操作入力がない場合に、ツモ牌を捨て牌に決定して切る処理を実行するゲーム進行制御手段として機能させるためのゲーム実行制御プログラム。A monitor that displays an image related to a game imitating mahjong and an operation unit that accepts an operation from a player, on a monitor that displays the progress of the game in each game device via communication with other game devices. While prompting the player to operate the operation unit in an order determined in advance by the image information displayed on the game screen, the player's operation to the operation unit within a preset time limit from selection to selection of the throwing pad A game device comprising a game execution means for advancing a game imitating mahjong based on an operation input,
An operation unit display control means for displaying a long thought button on the game screen when it is determined that the progress of the game has been completed ;
When the tsumo is completed, it is determined whether or not the long thought button has already been used within the time limit.If this determination is negative, it is determined whether or not the long thought button has been pressed. If the determination is affirmative, a determination means for permitting an extension request that is a request for extending the time limit;
Time limit setting setting means for adding a predetermined extension time to the remaining time of the time limit and extending the remaining time of the time limit when allowing the request for extension of the time limit;
When there is no input operation for selecting the throwing pad to the operation unit within the time limit or the time limit that is extended by pressing the long button, the process is performed to determine that the spider is to be discarded and cut. A game execution control program for causing a game progress control means to function.
操作部表示制御手段が、ゲームの進行状態が前記ツモが完了したと判定されると前記ゲーム画面上に長考ボタンを表示し、
判定手段が、前記ツモが完了したとき前記制限時間内での前記長考ボタンの使用が既に行われていたか否かを判定し、この判定が否定されると、前記長考ボタンの押下の有無を判定し、この判定が肯定されると、前記制限時間を延長する旨の要求である延長要求を許可し、
制限時間延長設定手段が、前記制限時間の延長要求を許可した時、前記制限時間の残り時間に所定の延長時間を加算して前記制限時間の残り時間を延長し、
ゲーム進行制御手段が、前記制限時間内又は前記長考ボタンの押下によって残り時間が延長された制限時間内に前記操作部への捨て牌の選定操作入力がない場合に、ツモ牌を捨て牌に決定して切る処理を実行するようにしたことを特徴とするゲーム実行制御方法。A monitor that displays an image related to a game imitating mahjong and an operation unit that accepts an operation from a player, on a monitor that displays the progress of the game in each game device via communication with other game devices. While prompting the player to operate the operation unit in an order determined in advance by the image information displayed on the game screen, the player's operation to the operation unit within a preset time limit from selection to selection of the throwing pad A game execution control method for progressing a game imitating mahjong based on an operation input,
When the operation unit display control means determines that the progress of the game is complete , the long button is displayed on the game screen,
A determination means determines whether or not the long thought button has already been used within the time limit when the spider is completed, and if this determination is negative, it is determined whether or not the long thought button has been pressed. If this determination is affirmed , an extension request, which is a request to extend the time limit, is permitted,
When the time limit extension setting means permits the request to extend the time limit, a predetermined time extension is added to the time remaining in the time limit to extend the time remaining in the time limit,
When the game progress control means does not input the selection operation of the throwing pot to the operation unit within the time limit or the time limit that is extended by pressing the long-throw button, the game progress control means decides to discard the spider basket A game execution control method characterized in that a process of cutting is executed.
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003109153A JP4048145B2 (en) | 2002-06-21 | 2003-04-14 | Game execution control method and game execution control program |
CNB031423264A CN1244881C (en) | 2002-06-21 | 2003-06-13 | Game device, game executive control method and game executive control programme |
TW092116426A TWI227677B (en) | 2002-06-21 | 2003-06-17 | Game device, method for controlling the same, and control device for the game device |
HK04104085A HK1061093A1 (en) | 2002-06-21 | 2004-06-08 | Game device and game execution control method |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002217270 | 2002-06-21 | ||
JP2003109153A JP4048145B2 (en) | 2002-06-21 | 2003-04-14 | Game execution control method and game execution control program |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004190321A Division JP4191652B2 (en) | 2002-06-21 | 2004-06-28 | Game device and execution control program thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073829A JP2004073829A (en) | 2004-03-11 |
JP4048145B2 true JP4048145B2 (en) | 2008-02-13 |
Family
ID=30447659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003109153A Expired - Lifetime JP4048145B2 (en) | 2002-06-21 | 2003-04-14 | Game execution control method and game execution control program |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4048145B2 (en) |
CN (1) | CN1244881C (en) |
HK (1) | HK1061093A1 (en) |
TW (1) | TWI227677B (en) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3926819B2 (en) * | 2004-11-15 | 2007-06-06 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | GAME SYSTEM, ITS CONTROL METHOD, GAME SERVER DEVICE, AND GAME DEVICE |
CN1781566B (en) * | 2004-12-02 | 2010-04-07 | 鈊象电子股份有限公司 | Game device capable of transmitting specific information and its method |
JP4498270B2 (en) * | 2005-11-30 | 2010-07-07 | 株式会社バンダイナムコゲームス | Program, information storage medium, photo printing apparatus and photo printing method |
JP2009213576A (en) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | Game device, game control method and program |
JP2009213754A (en) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Taito Corp | Match game system |
JP5779611B2 (en) * | 2013-03-22 | 2015-09-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | GAME MANAGEMENT DEVICE AND PROGRAM |
CN109471696A (en) * | 2018-11-02 | 2019-03-15 | 福建捷联电子有限公司 | A kind of reminding method that display is countdowned |
-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003109153A patent/JP4048145B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-13 CN CNB031423264A patent/CN1244881C/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-17 TW TW092116426A patent/TWI227677B/en active
-
2004
- 2004-06-08 HK HK04104085A patent/HK1061093A1/en not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1471035A (en) | 2004-01-28 |
CN1244881C (en) | 2006-03-08 |
JP2004073829A (en) | 2004-03-11 |
HK1061093A1 (en) | 2004-09-03 |
TWI227677B (en) | 2005-02-11 |
TW200400072A (en) | 2004-01-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100522059B1 (en) | Video game system, video game device and video game procedure control method | |
TWI604875B (en) | Game device, program and article providing system | |
US7097559B2 (en) | Game system and method for assigning titles to players based on history of playing characteristics | |
EP1159991A2 (en) | Game card and game system using a game machine | |
JP5385026B2 (en) | GAME SYSTEM AND GAME CONTINUE STATE SETTING METHOD | |
TW200914100A (en) | Server for game, game terminal, secondary game management system, and secondary game management method | |
JP3659590B1 (en) | Game progress management device, game progress management method, and game progress management program | |
KR20100088585A (en) | Game machine, game informatiom displaying method and game program | |
JP2001070655A (en) | Communication method, game system and information transmission method between game machines of different kinds | |
TW201700140A (en) | Game device and program | |
JP4048145B2 (en) | Game execution control method and game execution control program | |
KR100468172B1 (en) | Game server apparatus game managing method and recording media with game managing program therein | |
JP4191652B2 (en) | Game device and execution control program thereof | |
WO2005056137A1 (en) | Game progress management apparatus, game progress management method, and computer readable recording medium in which game progress management program has been recorded | |
JP2009254406A (en) | Game apparatus and game program | |
JP4143285B2 (en) | GAME SERVER DEVICE, GAME MANAGEMENT METHOD, AND GAME MANAGEMENT PROGRAM | |
JP3821443B2 (en) | Game progress management device, game progress management method, and game progress management program | |
JP3546047B2 (en) | GAME IMAGE DISPLAY CONTROL DEVICE, GAME IMAGE DISPLAY CONTROL METHOD, AND GAME IMAGE DISPLAY CONTROL PROGRAM | |
JP2004267800A5 (en) | ||
JP3659592B2 (en) | GAME IMAGE DISPLAY CONTROL DEVICE, GAME IMAGE DISPLAY CONTROL METHOD, AND GAME IMAGE DISPLAY CONTROL PROGRAM | |
JP6719349B2 (en) | Game device, program and article providing system | |
JP2004321831A5 (en) | ||
JP7413492B1 (en) | Programs, information processing devices, and game systems | |
JP2004321831A (en) | Game machine, game management program, and game management method | |
JP2006288905A (en) | Game device, storage medium and game system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040628 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041012 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041118 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20051209 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060427 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071011 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4048145 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |