JP4047059B2 - 情報処理装置及び印刷制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置及び印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複数の印刷デバイスにおける印刷処理を制御する方法としては、次のような方法(1)〜(4)が挙げられる。
【0003】
印刷制御方法(1):
特開平5−216606号等に記載されているような、ジョブチケットを用いて印刷ファイルを印刷させる方法。
【0004】
印刷制御方法(2):
特開20001−125759号等に記載されているような、ユーザ識別情報を指定してシステムにログインすることで印刷デバイスの使用を許可する方法。
【0005】
印刷制御方法(3):
印刷ファイル(印刷データ)自体へのオペレータからのアクセスを制限する等の一般的な方法。具体的には例えば、データベースを設け、当該データベースへのアクセスを制限することで、印刷自体の制限を行う。
【0006】
印刷制御方法(4):
特開2000−335059号等に記載されているような、印刷済みの印刷データに対して、印刷デバイスの名称(プリンタ名)を付加する方法。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の印刷制御方法(1)〜(4)では、次のような問題点(1)〜(3)があった。
【0008】
問題点(1):
特開平5−216606号等に記載された従来の構成では、印刷データと印刷指示(ジョブチケット)を分離し、如何なる印刷デバイス(プリンタ)においても、印刷並びに再印刷が可能なデータを用いてシステムを構築しようとした場合、ある特定の条件のデータのみ印刷を制限することが困難であった。
【0009】
問題点(2):
印刷データ自体へのオペレータからのアクセスを制限する一般的な従来の構成や、特開20001−125759号等に記載された、印刷デバイスへの使用許可等による制限を設ける従来の構成では、個々の印刷デバイスによって印刷可/不可を制御することはできなかった。また、印刷デバイス自体が、どのような印刷データに対しても出力が可能であったので、一旦印刷データへのアクセスが可能となると、どの印刷デバイスでも印刷が可能となり、印刷物が多様な場所に広まり、印刷データ自体を管理する意味がなくなる等の恐れがあった。
【0010】
問題点(3):
特開2000−335059号等に記載された従来の構成は、印刷データに対してプリント名を付加し、当該プリンタ名を検索のキーとする再利用システムの構成であり、印刷制限を制御するものではない。
【0011】
特に、上記に挙げた従来の構成における印刷データは、印刷後の画像データに等しく、他の印刷デバイスで再利用する等の利便性がなかった。
【0012】
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、個々の印刷デバイスを区別した印刷可/不可等の制御を可能にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的化において、本発明は、再印刷を指示するホストコンピュータと、出力デバイスと接続された印刷サーバと、再印刷用にジョブチケット及び印刷データから構成される印刷情報を保持する文書管理サーバと、通信可能な情報処理装置であって、前記文書管理サーバから再印刷用に選択された印刷情報を受信する受信手段と、前記印刷サーバと接続された出力デバイスの識別情報を、前記印刷サーバを介して取得する取得手段と、前記受信手段により受信された印刷情報に含まれるジョブチケットに記述された出力デバイスの識別情報が、前記取得手段によって取得された識別情報と一致しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により識別情報が一致していると判断された場合には、前記印刷情報に含まれるジョブチケット及び印刷データを用いた印刷処理を実行すべく、前記ジョブチケット及び印刷データを、前記印刷サーバへ送信し、前記判断手段により識別情報が一致していないと判断された場合には、前記印刷処理を実行しないことを示すエラー情報を前記ホストコンピュータへ送信する送信制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、再印刷を指示するホストコンピュータと、出力デバイスと接続された印刷サーバと、再印刷用にジョブチケット及び印刷データから構成される印刷情報を保持する文書管理サーバと、通信可能な情報処理装置における印刷制御方法であって、前記文書管理サーバから再印刷用に選択された印刷情報を受信する受信ステップと、前記印刷サーバと接続された出力デバイスの識別情報を、前記印刷サーバを介して取得する取得ステップと、前記受信ステップにより受信された印刷情報に含まれるジョブチケットに記述された出力デバイスの識別情報が、前記取得ステップによって取得された識別情報と一致しているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより識別情報が一致していると判断された場合には、前記印刷情報に含まれるジョブチケット及び印刷データを用いた印刷処理を実行すべく、前記ジョブチケット及び印刷データを、前記印刷サーバへ送信し、前記判断ステップにより識別情報が一致していないと判断された場合には、前記印刷処理を実行しないことを示すエラー情報を前記ホストコンピュータへ送信する送信制御ステップと、を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0020】
[第1の実施の形態]
本発明は、例えば、図1に示すような印刷システム100に適用される。
【0021】
<印刷システム100の構成>
印刷システム100は、上記図1に示すように、ホストコンピュータ110、印刷集中管理サーバ120、印刷サーバ130、出力デバイス(印刷デバイス)140(x)、及び文書管理サーバ150が、ネットワーク等を介して互いに通信可能なように接続された構成としている。
【0022】
尚、上記図1では、説明の簡単のため、1つの出力デバイス140(x)のみを示しているが、これは複数の出力デバイス140(1),140(2),・・・の中の任意の出力デバイス140(x)に相当する。
【0023】
ホストコンピュータ110は、印刷情報入力部111、出力デバイスID設定部112、及びジョブチケット作成部113を含んでいる。
【0024】
印刷情報入力部111は、印刷の原稿となる印刷データや、当該印刷データの加工や、表示、或いは印刷等の印刷指示を含む印刷情報等を入力する。
出力デバイスID設定部112は、個々の出力デバイス140(x)を区別するための識別情報(出力デバイスID)を設定する。
ジョブチケット作成部113、印刷情報における加工や、表示、或いは印刷等の印刷指示、並びに出力デバイスID等によりジョブチケットを作成する。
【0025】
印刷集中管理サーバ120は、印刷情報制御部121及びジョブチケット編集部122を含んでいる。
【0026】
印刷情報制御部121は、ジョブチケット作成部113で作成されたジョブチケットと、印刷データとの1セットの印刷情報に基づき、印刷動作を制御する。ジョブチケット編集部122は、ジョブチケット作成部113で作成されたジョブチケットによる指示の一部分或いは全部に対して、追記や変更等の編集を施す。
【0027】
印刷サーバ130は、出力部情報取得部131、印刷指示解釈部132、印刷情報加工部133、及び印刷情報送信部134を含んでいる。
【0028】
出力部情報取得部131は、出力デバイス140(x)の動作状況や、その出力デバイスID等の情報を取得する。
印刷指示解釈部132は、ジョブチケット作成部113で作成されたジョブチケット、或いはジョブチケット編集部122で編集されたジョブチケットを解釈する。
印刷情報加工部133は、印刷指示解釈部132の解釈結果に基づいて、印刷情報を加工して、その出力の準備を行う。
印刷情報送信部134は、印刷情報加工部133による加工後の印刷情報を、プリンタ等の出力デバイス140(x)に対して送信する。
【0029】
出力デバイス140(x)は、印刷情報出力部141を含み、この印刷情報出力部141により印刷情報を出力する。
【0030】
文書管理サーバ150は、印刷情報保存管理部151及び印刷情報保存部152を含んでいる。
【0031】
印刷情報保存管理部151は、印刷情報保存部152を管理する。
印刷情報保存部152は、ジョブチケットと原稿データを1セットとする印刷情報を保存する。
【0032】
<印刷システム100の動作>
図2〜図4は、印刷システム100の動作をフローチャートにより示したものである。
【0033】
ステップS201:図2参照
ホストコンピュータ110において、印刷情報入力部111は、印刷情報として、印刷データ及び印刷指示を入力する。
印刷データとしては、例えば、PDF(Portable Document Format)等に従ったデータを適用可能である。印刷指示としては、例えば、部数、用紙サイズ、各種フィニッシング、片面/両面、N-Up、拡大縮小、及び印刷ページ指定等の指示を適用可能である。
【0034】
ステップS202:
出力デバイスID設定部112は、出力デバイス140(x)のID(出力デバイスID)を設定する。
本実施の形態では、出力デバイスIDとして、例えば、出力デバイス140(x)(プリンタ)がインターネット等のネットワークに接続される際のIPアドレスを用いるものとする。
【0035】
ステップS203:
ジョブチケット作成部113は、印刷情報入力部111で入力された印刷指示(部数、用紙サイズ、ステープル、カラー印刷、片面/両面、N-Up、拡大縮小、及び印刷ページ指定等)、及び出力デバイスID設定部112で設定された出力デバイスIDに基づいて、ジョブチケットを生成する。
【0036】
具体的には例えば、図3に示すように、先ず、ジョブチケット作成部113は、N-Upや、拡大縮小、用紙サイズ、或いは片面/両面設定等のレイアウト関連の情報をジョブチケットにセットし(ステップS301:レイアウト設定処理)、印刷部数のセットを行い(ステップS302:印刷部数設定処理)、印刷ページ範囲をセットし(ステップS303:印刷ページ範囲指定処理)、ステープル情報をセットし(ステップSs304:ステープル設定処理)、出力デバイスのIDとしてIPアドレスをセットする(ステップS305:出力デバイスID設定処理)。
【0037】
上記のステップS301〜ステップS305(ステップS203)により、例えば、図5に示すようなジョブチケットが生成されることになる。
【0038】
尚、上記図5は、XML方式に従って、追加描画オブジェクト関連情報のセット結果や印刷指示の一部を設定した場合のジョブチケットの一部分の一例を示したものであり、これに限られることはない。
【0039】
上述のようにしてホストコンピュータ110で生成されたジョブチケットは、印刷集中管理サーバ120に対して送出される。
印刷集中管理サーバ120において、印刷情報制御部121は、ホストコンピュータ110から受け取ったジョブチケットに基づき、次のステップS204からの処理を実行することで、印刷システム100を制御する。
【0040】
ステップS204:
印刷情報制御部121は、印刷サーバ130により印刷処理が実行されようとしている出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致しているか否かを検査する。
この結果、一致している場合にはステップS206からの処理に進み、一致していない場合にはステップS205に進む。
【0041】
ステップS205:
ステップS204の処理の結果、印刷サーバ130により印刷処理が実行されようとしている出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致していない場合、印刷情報制御部121は、エラー処理を実行する。
本実施の形態では、例えば、印刷情報制御部121は、印刷サーバ130に対して、ジョブチケット及び印刷データ等は送信せずに、ホストコンピュータ110のオペレータ(ユーザ)等に対して、出力デバイスIDの不一致のため印刷しない旨を通知する。その後、本処理終了となる。
【0042】
ステップS206:
ステップS204の処理の結果、印刷サーバ130により印刷処理が実行されようとしている出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致した場合、印刷情報制御部121は、印刷サーバ130に対して、プリンタ用印刷情報としてジョブチケット及び印刷データを送信する。
【0043】
ステップS207:
印刷サーバ130は、印刷集中管理サーバ120からのジョブチケット及び印刷データに基づいて、印刷処理を実行する。
【0044】
具体的には例えば、印刷サーバ130は、出力デバイス(プリンタ)毎に、図4に示すような処理を実行する。
すなわち、先ず、印刷指示解釈部132は、印刷情報を受信し(ステップS401)、当該印刷情報に含まれるジョブチケットを解釈する(ステップS402)。次に、印刷情報加工部133は、当該解釈結果に基づいて、上記印刷情報に含まれる印刷データの印刷用描画データへの変換及び加工処理を実行することで、印刷用描画データ及びプリンタ制御データを生成する(ステップS403)。次に、印刷情報送信部134は、上記印刷用描画データ及びプリンタ制御データを出力デバイス140(x)に対して送信する(ステップS404)。これにより、出力デバイス140(x)において、印刷情報出力部141は、上記印刷用描画データ及びプリンタ制御データに基づいて、出力デバイス140(x)であるプリンタによる印刷処理を実行する(ステップS405)。そして、印刷サーバ130において、出力部情報取得部131は、出力デバイス140(x)での印刷結果の情報を、印刷集中管理サーバ120の印刷情報制御部121に通知する(ステップS406)。
【0045】
ステップS208〜ステップS210:
印刷集中管理サーバ120において、印刷情報制御部121は、印刷サーバ131から通知された印刷結果情報を取得すると(ステップS208)、当該印刷結果情報をジョブチケットに対して追記し(ステップS209)、これを印刷データと共に印刷情報(印刷データ及びジョブチケットのセット)として文書管理サーバ150の印刷情報保存部152に保存する(ステップS210)。その後、本処理終了となる。
【0046】
図6は、印刷結果にトラブルが無い場合のジョブチケットの一例を示したものである。
【0047】
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、上記図1に示した印刷システム100において、再印刷処理を実行する場合、印刷システム100の動作を、例えば、図7のフローチャートに従った動作とする。
【0048】
ステップS501:
ユーザは、文書管理サーバ150の印刷情報保存部152で保存されている印刷情報(印刷データ及びジョブチケットのセット)から、所望の印刷情報を選択する。
【0049】
ステップS502:
文書管理サーバ150において、印刷情報管理部151は、ステップS501で選択された印刷情報を、印刷集中管理サーバ120に対して出力する。
【0050】
ステップS503:
印刷集中管理サーバ120において、印刷情報制御部121は、文書管理サーバ150からの印刷情報(印刷データ及びジョブチケットのセット)に含まれるジョブチケットから印刷指示を読み取り、当該印刷指示に基づいて、次のステップS504からの処理に示されるような印刷システム100の動作制御を行なう。
【0051】
ステップS504:
印刷情報制御部121は、印刷サーバ130の出力部情報取得部131を介して、出力デバイス140(x)のID(出力デバイスID)を取得する。
【0052】
ステップS505:
印刷情報制御部121は、ステップS504で取得した出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致しているか否かを検査する。
この結果、一致している場合にはステップS507からの処理に進み、一致していない場合にはステップS506に進む。
【0053】
ステップS506:
ステップS505の処理の結果、ステップS504で取得した出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致していない場合、印刷情報制御部121は、エラー処理を実行する。
本実施の形態では、例えば、印刷情報制御部121は、オペレータ(ユーザ)等に対して、出力デバイスIDの不一致のため印刷不可である旨を通知する。その後、本処理終了となる。
【0054】
ステップS507:
ステップS505の処理の結果、ステップS504で取得した出力デバイス140(x)のIDが、ジョブチケット内に保持されている出力デバイスIDと一致している場合、印刷情報制御部121は、印刷サーバ130に対して、各分散プリンタ用印刷情報としてジョブチケット及び印刷データと共に、直接指示を送信する。
【0055】
ステップS508:
印刷サーバ130は、上記図4に示したような印刷処理を実行する。
【0056】
ステップS509〜ステップS511:
印刷集中管理サーバ120において、印刷情報制御部121は、印刷サーバ131から通知された印刷結果情報を取得すると(ステップS509)、当該印刷結果情報をジョブチケットに対して追記し(ステップS510)、これを印刷データと共に印刷情報(印刷データ及びジョブチケットのセット)として文書管理サーバ150の印刷情報保存部152に保存する(ステップS511)。その後、本処理終了となる。
【0057】
尚、本発明の目的は、第1及び第2の実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
図8は、上記コンピュータの機能600を示したものである。
コンピュータ機能600は、上記図8に示すように、CPU601と、ROM602と、RAM603と、キーボード(KB)609のキーボードコントローラ(KBC)605と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)610のCRTコントローラ(CRTC)606と、ハードディスク(HD)611及びフレキシブルディスク(FD)612のディスクコントローラ(DKC)607と、ネットワーク620との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)608とが、システムバス604を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0059】
CPU601は、ROM602或いはHD611に記憶されたソフトウェア、或いはFD612より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス604に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU601は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM602、或いはHD611、或いはFD612から読み出して実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0060】
RAM603は、CPU601の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC605は、KB609や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC606は、CRT610の表示を制御する。
DKC607は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD611及びFD612とのアクセスを制御する。
NIC608は、ネットワーク620上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
以上説明したように本実施形態によれば、任意の出力デバイス(複数のプリンタの中の任意のプリンタ等)により印刷処理を実行するにあたり、出力デバイスの識別情報(ID)及び指示情報に基づいて、出力デバイスに対するジョブチケットを生成し、当該ジョブチケット及び印刷データに基づいて、出力デバイスによる印刷処理を制御するように構成した。これにより、例えば、次のような効果(1)〜(4)が得られる。
(1)個々の出力デバイスを区別した印刷可/不可等の制御が可能になる。
(2)ジョブチケット及び印刷データを関連付けして(1セットとして)保持するように構成すれば、印刷データ並びに印刷指示を利用して再印刷を行う際でも、個々の出力デバイスを区別した印刷可/不可等の制御が可能になる。
(3)印刷データと印刷指示(ジョブチケット)という、如何なるプリンタにおいても印刷並び再印刷可能なデータを用いてシステムを構築しようとした場合においても、ある特定の条件のデータのみ印刷を制限することが容易になる。
(4)ネットワークにおける印刷の利便性が向上する。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、個々の印刷デバイスを区別した印刷可/不可等の制御を可能にすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記印刷システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】上記印刷システムの動作において、ジョブチケット作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記印刷システムの動作において、印刷処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記ジョブチケットを説明するための図である。
【図6】上記印刷処理後の上記ジョブチケットを説明するための図である。
【図7】第2の実施の形態における上記印刷システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】上記印刷システムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 印刷システム
110 ホストコンピュータ
111 印刷情報入力部
112 出力デバイスID設定部
113 ジョブチケット作成部
120 印刷集中管理サーバ
121 印刷情報制御部
122 ジョブチケット編集部
130 印刷サーバ
131 出力部情報取得部
132 印刷指示解釈部
133 印刷情報加工部
134 印刷情報送信部
140(x) 出力デバイス(印刷デバイス)
141 印刷情報出力部
150 文書管理サーバ150
151 印刷情報保存管理部
152 印刷情報保存部

Claims (4)

  1. 再印刷を指示するホストコンピュータと、出力デバイスと接続された印刷サーバと、再印刷用にジョブチケット及び印刷データから構成される印刷情報を保持する文書管理サーバと、通信可能な情報処理装置であって、
    前記文書管理サーバから再印刷用に選択された印刷情報を受信する受信手段と、
    前記印刷サーバと接続された出力デバイスの識別情報を、前記印刷サーバを介して取得する取得手段と、
    前記受信手段により受信された印刷情報に含まれるジョブチケットに記述された出力デバイスの識別情報が、前記取得手段によって取得された識別情報と一致しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により識別情報が一致していると判断された場合には、前記印刷情報に含まれるジョブチケット及び印刷データを用いた印刷処理を実行すべく、前記ジョブチケット及び印刷データを、前記印刷サーバへ送信し、前記判断手段により識別情報が一致していないと判断された場合には、前記印刷処理を実行しないことを示すエラー情報を前記ホストコンピュータへ送信する送信制御手段と、
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ジョブチケットは、印刷部数、用紙サイズ、フィニッシング、片面/両面、Number−Up、拡大/縮小、及び印刷ページ指定の少なくとも何れかの指示の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置
  3. 再印刷を指示するホストコンピュータと、出力デバイスと接続された印刷サーバと、再印刷用にジョブチケット及び印刷データから構成される印刷情報を保持する文書管理サーバと、通信可能な情報処理装置における印刷制御方法であって、
    前記文書管理サーバから再印刷用に選択された印刷情報を受信する受信ステップと、
    前記印刷サーバと接続された出力デバイスの識別情報を、前記印刷サーバを介して取得する取得ステップと、
    前記受信ステップにより受信された印刷情報に含まれるジョブチケットに記述された出力デバイスの識別情報が、前記取得ステップによって取得された識別情報と一致しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより識別情報が一致していると判断された場合には、前記印刷情報に含まれるジョブチケット及び印刷データを用いた印刷処理を実行すべく、前記ジョブチケット及び印刷データを、前記印刷サーバへ送信し、前記判断ステップにより識別情報が一致していないと判断された場合には、前記印刷処理を実行しないことを示すエラー情報を前記ホストコンピュータへ送信する送信制御ステップと、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  4. 前記ジョブチケットは、印刷部数、用紙サイズ、フィニッシング、片面/両面、Number−Up、拡大/縮小、及び印刷ページ指定の少なくとも何れかの指示の情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の印刷制御方法。
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