JP4045216B2 - 相互接続構造体 - Google Patents

相互接続構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP4045216B2
JP4045216B2 JP2003275624A JP2003275624A JP4045216B2 JP 4045216 B2 JP4045216 B2 JP 4045216B2 JP 2003275624 A JP2003275624 A JP 2003275624A JP 2003275624 A JP2003275624 A JP 2003275624A JP 4045216 B2 JP4045216 B2 JP 4045216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
stress
interconnect
interconnect structure
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003275624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004080017A (ja
Inventor
スティーブン・エム・ゲイツ
ティモシー・ジェイ・ダルトン
ジョン・エイ・フィッツシモンズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2004080017A publication Critical patent/JP2004080017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4045216B2 publication Critical patent/JP4045216B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/532Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body characterised by the materials
    • H01L23/5329Insulating materials
    • H01L23/53295Stacked insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/532Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body characterised by the materials
    • H01L23/5329Insulating materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は、一般に集積回路(IC)に関し、特にその内部応力を応力調整キャップ層を用いることにより顕著に低減させた相互接続構造体(多層相互接続構造体を含む)に関する。また、本発明は内部応力を顕著に低減させた相互接続構造体の製造方法にも関する。
一般に、半導体装置は複数の回路を備え、それらはチップ(たとえばバック・エンド・オブ・ラインすなわち「BEOL」のチップ)、薄膜パッケージ、および印刷回路基板を備えた集積回路を形成している。(BEOLとはウェーハ上に配線を形成する工程群のことである。)集積回路はコンピュータと電子機器にとって有用であり、単一のシリコン結晶基板上に形成されたトランジスタその他の回路素子を数百万個備えている。半導体装置を機能させるには通常、信号経路から成る複雑なネットワークを張りめぐらせて半導体装置の表面に分散された回路素子を接続する。集積回路の複雑さと個数が増大するにつれ、半導体装置全体にこれらの信号を効率的にルーティングするのがますます難しくなっている。その結果、多レベルすなわち多層の相互接続を形成する方式、たとえばデュアル・ダマシン配線構造がますます望ましくなっている。(レベルとは表面が平坦なもののことである。)というのは、同方式は複雑な半導体チップ上に形成された多数のトランジスタの間における高速信号ルーティングを実現するのに有効であるからである。相互接続構造体の内部では、金属ビア(バイア)がシリコン基板と垂直に走っており、金属配線がシリコン基板と平行に走っている。
近年、集積回路チップ上に形成される相互接続構造体は約1x(「細線(thinwire) と呼ばれる)で形成されるおよそ2〜8配線レベルから成る。1xとはリソグラフィ上の最小設計線幅のことである。これらのレベルの上に、1xより幅広に形成されるおよそ2〜4配線レベルがある。通常、これら幅広線の線幅は細線の最小線幅(すなわち1x)の約2倍(すなわち2x)および/または約4倍(すなわち4x)である(2xや4xの線は「太線(fatwire)」と呼ばれる)。(「Aおよび/またはB」は「AおよびB、A、またはB」を表わす。)太線は細線の幅である約1xより太い任意の太さにしうるから、2xや4xは一般例にすぎない。ある種の従来技術の構造体では、細線は低誘電率(低k)の有機高分子誘電体中に形成し、太線は誘電率が約4の二酸化シリコン誘電体中に形成している。たとえば、ゴールドバットら「低誘電率誘電体を用いた高性能0.13μm銅BEOL技術」(プリシーディングズ・オブ・アイ・アイ・ティ・シー、2000年)(Goldbatt, et al., "A High Performance 0.13um Copper BEOL Technology with Low-K Dielectric", Proceedings of IITC, 2000)参照。
しかしながら、これら従来技術による相互接続構造体には信頼性の問題がつきまとう。たとえば、これらの相互接続構造体は半導体装置の製造に付随する熱サイクルを含む現在の処理工程に耐えるのに十分でない。通常、半導体装置は製造過程で400〜450℃の温度になる熱サイクルにおよそ5〜20回さらされる。さらに、実地の動作においても、半導体装置は約150℃の温度になる熱サイクルに多数回さらされる。完成したICの信頼性試験には通常、「熱サイクル」試験が含まれている。この熱サイクル試験で、ICは所定の低温から所定の高温の間に数百回さらされる。これらの熱サイクルを行うと、相互接続構造体内の金属ビア(バイア)の抵抗が変化する。すなわち、熱サイクルを繰り返すと、ビアの抵抗が増大する。ビアの抵抗が最も増大するのは、太線層レベル直下の最上層細線層レベルにおいてである、ということが分かっている。
これら従来技術の相互接続構造体に付随する別の問題は、最上層細線レベルと最下層太線レベルとの界面で貧弱な接着性が観察されることである。この貧弱な接着性は界面を構成する2つの層中の材料の応力レベルが高い点に起因する。この現象は剥(は)がれと呼ばれている。この接着性問題の詳細は当業者にも十分に明らかではない、すなわち完全に理解されているわけではない。この接着性問題は界面を構成する2つの層中の材料の応力レベルが高い点に起因して生じる、と信じられている。界面を構成する2つの層中の各材料は(引っ張りまたは圧縮の)内部応力を示す。この内部応力は一方の層を湾曲させ、終極的に他方の層上に乗り上げさせる。慣例により、引っ張り応力は正値をとり、圧縮応力は負値をとる。界面において接着力よりも大きい力を生じさせるほど応力が部分的に大きいと、剥がれが生じる。
以上のとおりであるから、最上層細線レベルと最下層太線レベルとの界面で接着性が良好であるとともにデバイスの実効容量値が比較的小さい相互接続構造体を実現することが望まれている。それにより、上記界面を電気信号が高速に通過することが可能になる。また、相互接続構造体の応力レベルが実質的に低い、すなわちほぼ零であることも望まれている。それにより、低温たとえば室温から高温たとえば約150℃超の温度にわたる熱サイクルにさらされても安定な相互接続構造体が得られる。さらに、特定の用途で必要な場合には、相互接続構造体の応力を(非零の)比較的小さな圧縮値に調整するのが望ましい。
本発明の目的は細線と太線の双方で実効容量を低減させた(すなわちlow-k の)、たとえばデュアル・ダマシン型のBEOL相互接続構造体を提供することである。
本発明の別の目的は接着性を改良した、たとえばデュアル・ダマシン型のBEOL相互接続構造体を提供することである。
本発明のさらに別の目的は熱膨張係数(「CTE」)が20ppmより大きく第1の内部応力を有する第1の誘電体層とCTEが20ppmより小さく第2の内部応力を有する第2の誘電体層との間に形成された少なくとも1つの応力調整キャップ層であって、この応力調整キャップ層が第1の誘電体層の第1の応力と第2の誘電体層の第2の応力とを相殺する内部応力を有する応力調整キャップ層を備えたBEOL相互接続構造体を提供することである。調整可能な応力状態(すなわち引っ張り対圧縮)を有するキャップ層は、相互接続構造体全体の応力低減しうる、すなわち相互接続構造体の内部応力をきわめてに小さく、たとえば内部応力を実質的に零にしうる。このように、相互接続構造体は熱サイクルの間における応力一致安定性を改善しうる。
上記目的を達成するために、本発明に係る相互接続構造体は、
少なくとも1つの第1の相互接続レベルであって、前記第1の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、熱膨張係数(CTE)が約20ppmより大きく第1の内部応力を有する第1の層を備え、前記第1の層はその中に形成された第1の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第1の相互接続レベルと、
少なくとも1つの第2の相互接続レベルであって、前記第2の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、CTEが約20ppmより小さく第2の内部応力を有する第2の層を備え、前記第2の層はその中に形成された第2の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第2の相互接続レベルと、
前記第1の層と前記第2の層との間に形成された少なくとも1つの応力調整キャップ層であって、前記応力調整キャップ層は前記第1の層の前記第1の内部応力と前記第2の層の前記第2の内部応力とを相殺するように選択された第3の内部応力を有するとともに前記相互接続構造体の応力を都合よく解放する、少なくとも1つの応力調整キャップ層と
を備えるように構成する。
また、本発明によると、
CTEが約20ppmより大きくその中に第1の組の金属線を備えた第1の層から成る少なくとも1つの相互接続レベルと、
CTEが約20ppmより小さくその中に第2の組の金属線を備えた第2の層から成る少なくとも1つの相互接続レベルと
を備え、
第1の層中の各金属線の幅が第2の層中の各金属線の幅以上であり、
さらに、
第1の層と第2の層との間に応力調整キャップ層を備えた
相互接続構造体が得られる。
本発明の別の側面によると、半導体装置を形成する際に有益な、内部応力を顕著に低減させた相互接続構造体を製造する方法が得られる。
その方法は次のように構成する。
内部応力を実質的に低減させた相互接続構造体を製造する方法であって、
(a)集積回路チップ上の少なくとも一部に少なくとも1つの相互接続レベルを形成する工程であって、各相互接続レベルはCTEが約20ppmよりも大きい第1の誘電体層を備えているとともに第1の内部応力を有し、第1の誘電体層は各々その中に第1の組の金属線を備えている、工程と、
(b)前記第1の誘電体層上に少なくとも1つの応力調整キャップ層を形成する工程と、
(c)前記応力調整キャップ層上の少なくとも一部に少なくとも1つの相互接続レベルを形成する工程であって、各相互接続レベルはCTEが約20ppmよりも小さい第2の誘電体層を備えているとともに第2の内部応力を有し、第2の誘電体層は各々その中に第2の組の金属線を備えている、工程と
を備え
前記キャップ層が、前記第1の誘電体層の前記第1の内部応力と前記第2の誘電体層の前記第2の内部応力とを相殺する第3の内部応力を有し、前記相互接続構造体全体の応力を低減させる、方法。
本発明は半導体装置を製造するのに有益な相互接続構造体に関する。本発明に係る相互接続構造体は内部応力がきわめて小さい。それは、第1の内部応力が付随する第1の誘電体層と第2の内部応力が付随する第2の誘電体層との間に応力調整キャップ層を設けることにより実現されている。一般に、第1の誘電体層に付随する第1の応力は引っ張り応力である。一方、第2の層に付随する第2の応力は引っ張り応力または圧縮応力であるが、それは第2の誘電体層用に選択する個別の材料で決まる。本発明に係る相互接続構造体は次に示す驚くべき知見に基づいている。すなわち、第1の誘電体層および第2の誘電体層用に特定の材料をそれぞれ選択すると、それぞれの材料の応力によって、独自に特定の応力(すなわち引っ張り応力または圧縮応力)を有する応力調整キャップ材料を、相互接続構造体の全内部応力がきわめて小さくなるとともに相互接続構造体の応力を低減しうるように選択することができるようになる。以下、図面を参照して本発明に係る相互接続構造体を詳細に説明する。
次に、図1(a)を参照する。この開示に係る半導体装置の形成は、まず半導体材料基板中に集積回路構造体8を形成することにより行う。「集積回路構造体」なる表現はここで使用しているように、たとえばその形成の最終段階にある、すなわちメタライゼーション・ストリップ形成後の集積回路を指す。基板は半導体ウェーハまたは半導体チップであり、たとえばSi、SiGe、Si/SiGe、Si/SiO2 /Siなどのシリコン含有半導体材料から成る。また、基板は製造すべき所望のデバイスによってn型またはp型である。さらに、基板は基板中または基板表面に形成された様々な分離領域および/またはデバイス領域を備えている。また、基板はその表面に金属パッドをも備えている。さらに、シリコン含有半導体材料に加え、基板はCMOSデバイスを含む回路であってもよい。
一般に、集積回路8はその上に形成された第1の相互接続レベル9を備えている。第1の相互接続レベル9は集積回路8上の少なくとも一部に第1の層10を堆積することにより形成する。第1の層10はそのCTE(熱膨張係数)が約20ppm超であるとともに、付随する第1の内部応力を有する。また、第1の層10はその中に形成された1組の金属配線14を備えており、任意事項としてライナー材料13を備えていてもよい。当業者が容易に認識しうるように、CTEが約20ppm超の材料に付随する内部応力は、一般に引っ張り応力であるのが第1の層にとって有益である。慣例により、引っ張り応力は正値すなわち零超の値であり、圧縮応力は負値すなわち零未満の値である。一般に、第1の層の引っ張り応力は第1の層用に選択した特定の材料によって変化するが、通常、約0.1×109 〜約1.5×109 ダイン/cm2 であり、約0.5×109 〜約1×109 ダイン/cm2 であるのが望ましい。
第1の層10用に好適な材料は引っ張り応力を有する低誘電率(low-k)の有機材料である。それには、当業者にとって既知の低誘電率の既存の任意の有機非多孔質材料および有機多孔質材料が含まれる。ここでは多孔質有機誘電体材料を用いるのが好都合である。というのは、当業者が容易に認識しうるように、これらの材料は半導体装置の実効誘電率を低減させうるからである。好適な有機材料には次に例示する有機熱硬化性プラスチックがあるが、それらに限らない。すなわち、SiLKなる商品名でダウ・ケミカル社(Dow Chemical Co.)から市販されている有機熱硬化性プラスチック(約0.45×109 〜約0.50×109 ダイン/cm2 の引っ張り応力を有する)などの芳香族炭化水素、ポリイミド、ポリアリーレン・エーテル、ベンゾシクロブテン、およびこれらの材料の多孔質形などである。ここでの使用には、SiLKまたは多孔質型のSiLKが最も好ましい。第1の層10を形成するのに有益な有機誘電体材料の誘電率は通常、約3未満であるが、約1.5〜約2.7であるのが望ましい。これらの材料の孔の寸法の平均値、および寸法の分布は通常、約1〜約50nmであるが、約10nm未満であるのが望ましい。
基板8上に第1の層10を形成するための手法(たとえばスピンコート)とパラメータは、当業者の認識範囲内である。引っ張り内部応力を有する第1の層10は通常、きわめて平坦化された層として基板8上に塗布する。きわめて平坦化された層の形成は、形成プロセスを通じて直接に、あるいは、既知・既存の手法を適用することにより行う。前者にはたとえばスプレー、スピンオンその他当技術分野で既知の方法があるが、スピンオン法が好ましい。後者にはたとえばCMP(chemical-mechanical polishing:化学機械研磨) がある。第1の層10を形成したら、表面をきわめて平坦にしておくのが好都合である。通常、第1の層10の厚さは約100〜約600nmであるが、約300〜約500nmであるのが望ましい。
上述した構成要素に加え、第1の層10は金属充填したビア12と金属線14も備えている。ここでの使用には、金属線とビアはデュアル・ダマシン配線相互接続構造体であるのが特に好都合である。金属線とビアは同じ導電材料または異なる導電材料から成る。ここで使用するのに好適な材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、W、Cu、Al、Ag、Au、およびこれらの合金などである。これらのうちで特に好適な材料は、Cuである。また、金属線は(上方から見たあるいは平面図の)幅が比較的狭くなるように(すなわち細線となるように)第1の層10中に形成するのが好都合である。金属線の幅は通常、約20nm〜約250nmであるが、約100nm〜約180nmであるのが望ましい。さらに、様々な幅の金属線を同時に形成して合計幅が約100マイクロメートルになるようにすることも考えられる。
金属線14とビア12は各々、任意事項として当該金属線14とビア12を裏打ち(line)するライナー(liner) 材料13を備えていてもよい。ライナーとして用いるのに好適な材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、TiN、TaN、Ta、WN、W、TaSiN、TiSiNなど、およびこれらの混合物である。ライナーは単層から成っていてもよいし、複数層から成っていてもよい。
金属線とビアを裏打ちする任意事項のライナー材料を含め第1の層中に金属線とビアを形成するための手法とパラメータは、当業者の認識範囲内である。たとえば、金属線とビアを画定する開口は既存のリソグラフィ(低誘電率有機誘電体層表面へのフォトレジストの塗布を含む)とエッチングを用いて形成する。エッチング工程には既存の任意のドライ・エッチング・プロセスまたはウエット・エッチング・プロセス、たとえばRIE(reactive ion etching)、イオン・ビーム・エッチング、およびプラズマ・エッチングなどが含まれる。次いで、既存の剥離プロセスを用いて層上からフォトレジストを剥離する。
次いで、第1の層に開口を形成したのち、当該開口の露出表面を当業者に既知の任意の洗浄方法を用いて洗浄する。次いで、上記開口の露出表面および有機誘電体層の露出表面に既存の任意の堆積プロセス、たとえば蒸着、スパッタリング、CVD、ALD(atomic-layer deposition)などを用いて任意事項としてのライナー材料を形成する。ライナーの厚さは通常、約2〜約100nmである。
次いで、(使用する場合には)ライナー上、または開口の露出表面上、および第1の層10の露出表面上に上述した導電性材料の1つを次に示す既存の堆積プロセスを用いて堆積する。すなわち、CVD、プラズマ支援CVD、スパッタリング、めっき、蒸着、化学溶解堆積(chemical solution deposition)などである。次いで、導電材料充填構造体に既存の平坦化プロセスを施す。その結果、開口の外部に残留していた導電材料および/またはライナーが十分に除去される。これには、たとえばCMPを用いる。CMP後、金属線の上部平面部は第1の層の上表面とほぼ同一平面になる。
次いで、第1の層の表面に拡散障壁層18を連続層として堆積して相互接続レベル9を形成する。拡散障壁層18は上述した導電材料が、この相互接続レベル9上に形成する第1の層中に拡散するのを防止しうる任意の絶縁材料から成る。第1の層については後述する。拡散障壁層18の別の重要な特徴は、それが金属線の抵抗値に影響しないという点である。また、拡散障壁層18はRIEエッチ・ストップ層としても機能する。拡散障壁層18を形成するのに好適な材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、SiC、SiCH、窒素含有材料たとえばSi34 、SiON、およびSiCN、およびSiCNHなどである。上記窒素含有材料の原子組成は、たとえばSi約10〜40%、C約10〜30%、N約5〜30%、H約20〜50%である。拡散障壁層18を堆積するための手法とパラメータは当業者の認識の範囲内である。
別の実施形態では、図1(b)に一般的に示すように、有機誘電体層中に金属線とビアを形成する前に、ハード・マスキングCMPストップ層20、たとえばSiCH、α−SiCH、SiCOH、SiO2 、SiNなどでから成る材料を有機誘電体層上に形成する。ハード・マスキングCMPストップ層を堆積するための手法とパラメータは当業者の認識範囲内であるが、たとえば既存の堆積プロセスを使用する。ハード・マスキングCMPストップ層はパターニング、レジストの侵食防止、および金属CMPの間における第1の層の耐侵食性の向上に役立つ。任意実行事項として(必ずしも必要ではないが)、第1の層をパターニングしエッチングしたのち、あるいは金属充填研磨をしたのち、余分なハード・マスキングCMPストップ層を完全にあるいは部分的に除去する。相互接続レベル9中にハード・マスキング・キャップ材料(ハード・マスキングCMPストップ層)が存在すると、金属線の上部水平部はハード・マスキング・キャップ層(ハード・マスキングCMPストップ層)の上表面と同一平面になる(図1(b)参照)。
第1の層の堆積、第1の層のパターニングとエッチング、導電材料の充填と平坦化を含む、ダマシン構造体を形成する上述した処理工程を任意回数繰り返すと、図2に一般的に示す多層構造体が得られる。図2に示すように、各々が第1の層10、10a、10b、各層中に形成された1組の金属線14、14a、14b、およびビア12、12a、12bを備えた複数の相互接続レベル9、9a、9bを形成すると、多レベル相互接続構造体が得られる。各レベルは上述した説明に従って形成されているとともに、上述した構成要素群から成る。形成するレベルの数は、たとえば約2レベル〜約10レベルである。
次いで、図3に一般的に示すように、拡散障壁層18上に少なくとも1つの同じまたは異なる応力調整キャップ層22を連続層として堆積する。応力調整キャップ層22は通常、最上層相互接続レベルの拡散障壁層18上に堆積する。応力調整キャップ層22を形成するのに使用する応力調整キャップ材料は、第1の誘電体層10に付随する第1の応力と第2の誘電体層に付随する第2の応力とを相殺する内部応力を有するのが好都合である。第2の誘電体層については後述する。このように、応力調整キャップ材料は相互接続構造体上の応力を都合よく解放するのが好都合である。それには、たとえば相互接続構造体の内部応力を実質的に約−2×109ダイン/cm2
未満のレベル、好ましくは実質的に零(0)の応力レベルにまで低減させる。上述したように、相互接続構造体の応力を低減させて上記解放を実現するために、各々が引っ張り応力または圧縮応力を有する少なくとも1つのキャップ層を形成する少なくとも1つのキャップ材料を選択する。この選択は第1の誘電体層および第2の誘電体層用に選択した2つの特定の材料によって決まる。また、応力調整キャップキャップ層用に用いるキャップ材料は障壁特性を持っているのが望ましい。この障壁特性は、上述した導電性金属が応力調整キャップ層上に形成された第2の誘電体層を構成する材料中に拡散するのを防止する能力をキャップ材料に付与するものである。第2の誘電体層については後述する。
キャップ層22を形成するのに好適な材料は、たとえば少なくともSi、C、N、およびHを含み任意事項としてOを含む組成物で形成した圧縮応力を有する材料である。キャップ層22を形成するのに好適な、圧縮応力を有する他の材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、高密度プラズマ(HDP)で生成した窒化シリコン、低密度プラズマ(PE CVDツール)で生成した窒化シリコン、高密度プラズマ(HDP)で生成した超薄膜窒化シリコンなどである。圧縮応力を有する、キャップ層22用に好適な材料は少なくともSi、C、およびHを含む組成物で形成されたものである。キャップ層22用材料の圧縮応力と引っ張り応力の例を下の表1に示す。
Figure 0004045216
キャップ層22用の好適な材料はSiCNHで形成したものであり、その原子組成はSi約10〜約40%、C約10〜約30%、N約5〜約30%、H約20〜約50%であり、Oは比較的少量たとえば約0.5%未満である。特に好適な原子組成はSi約26%、C約18%、N約19%、H約37%である。キャップ層22を堆積する手法は当業者の認識範囲内であるが、たとえばプラズマ増強CVD(PE CVD)である。キャップ層22の厚さは通常、約10〜約100nmであるが、特に約20〜約80nmであるのが望ましい。
一般に、応力調整キャップ層を形成する材料は、これらの層の応力を整合させて相互接続構造体の応力が次に示す式(I)に従って顕著に低減するように選択するのが好都合である。
1 Sc1 +t2 Sc2 +t3 Ss1 +t4 Ss2 =0・・・(I)
ただし、t1 は第1のキャップ層の厚さ、Sc1 は第1のキャップ層に付随する応力、t2 は第2のキャップ層の厚さ、Sc2 は第2のキャップ層に付随する応力、t3 は第1の層の厚さ、Ss1 は第1の層に付随する応力、t4 は第2の層の厚さ、Ss2 は第2の層に付随する応力である。たとえば、第1の層と第2の層の各々の応力がt3 Ss1 の値とt4 Ss2 の値を加算した値が正になるような場合(すなわち第1の層を構成する材料と第2の層を構成する材料との双方によって引っ張り応力が生じる場合)、第1のキャップ層を構成する材料の応力値と第2のキャップ層を構成する材料の応力値は、t1 Sc1 の値とt2 Sc2 の値を加算した値が負になるようになる(すなわちキャップ層を構成する材料は圧縮応力を生じさせる)。このように、相互接続構造体の全応力は顕著に低減し、限りなく零に近づく。したがって、当業者が容易に認識しうるように、相互接続構造体全体の応力値も限りなく零に近づく。それゆえ、相互接続構造体はたとえば約400〜約450℃に達する高温に耐えることができる。
次いで、図4に示すように、その中に1組の金属線とビアが形成され任意事項としてライナー33を含む第2の誘電体層を少なくとも1つ備えた相互接続レベル28を形成する。一般に、相互接続レベル28を形成するには、まず応力調整キャップ層22の上表面の少なくとも一部に第2の誘電体層30を堆積する。第2の誘電体層30はCTE(熱膨張係数)が約20ppm未満であり、第2の内部応力を有する。当業者が容易に認識しうるように、CTEが約20ppm未満であるとともに第2の誘電体層30に有益な材料に通常付随する内部応力は、引っ張り応力または圧縮応力である。一般に、第2の誘電体層の内部応力は第2の誘電体層用に選択した特定の材料によって変動する。第2の誘電体層の内部応力は通常、約−2×109
ダイン/cm 〜約+1×109 ダイン/cm であり、約−1×109 ダイン/cm
〜約+0.7×109ダイン/cm であるのが望ましい。
第2の層30用に好適な材料は低誘電率非有機材料である。それには当業者に既知の任意の低誘電率非有機非多孔質材料および低誘電率非有機多孔質材料が含まれる。ここでは非有機多孔質誘電体材料を用いるのが好都合である。というのは、当業者が認識しうるように、これらの材料は半導体装置の実効誘電率を小さくしうるからである。
好適な非有機材料は次に例示するシリコン含有材料であるが、それらに限らない。すなわち、Si、C、O、F、およびHのうちの少なくとも1つで形成された組成物、たとえばFSG(fluorinated silicate glass)、Cドープ酸化物、Fドープ酸化物、ならびに、Si、C、O、およびHの合金などである。具体例を次に挙げるが、それらに限らない。すなわち、アプライド・マテリアル(Applied Materials)社製のBlack Diamond、ノベラス・システムズ(Novellus Systems)社製のCoral、および水素シルセスキオクサン(hydrogen silsesquioxane:HSQ)、メチル・シルセスキオクサン(methyl silsesquioxane:MSQ)、フェニル・シルセスキオクサン(phenyl silsesquioxane)を基にした様々なスピン塗布膜などである。上記非有機材料に付随する内部応力の範囲の例を下の表2に示す。
Figure 0004045216
第2の層30用に特に好適な非有機材料はSiCOHから成る組成物であり、その原子組成はSi約10〜30%、C約10〜40%、O約10〜45%、H約25〜55%であるが、Si約15〜25%、C約12〜25%、O約15〜35%、H約30〜50%が望ましい。第2の層30を形成するのに有益な非有機誘電体材料の誘電率は約3.5未満であるが、約2.7〜約3.3であるのが望ましい。
第2の誘電体層30を堆積するための手法とパラメータは当業者の認識範囲内であるが、たとえば米国特許第6147009号に開示されている循環前駆体を用いたPECVDを使用する。第2の誘電体層30は通常、応力調整キャップ層22の表面に実質的に平坦化された層として形成する。第1の誘電体層10に関して上述したように、実質的に平坦化された第2の誘電体層30を形成するには、形成プロセスを通じて直接に、または既知・既存の手順を適用することにより行う。前者はたとえばCVDまたはスピンオン手法の場合であり、後者はたとえばCMPの場合である。いずれの場合にも、いったん第2の誘電体層30が形成されると、実質的に平坦化された表面が実現する。通常、第2の誘電体層30の厚さは約100〜約600nmであるが、約100〜約300nmであるのが望ましい。
上述した構成要素に加え、第2の層30は金属充填ビア32と金属線34も備えている。第1の層20中に形成した金属線とビアの場合と同様に、第2の層30中にここで使用する金属配線とビアをデュアル・ダマシン(ビア+次レベル導体)配線相互接続構造体として形成するのも特に好都合である。これらの金属線とビアは同じまたは異なる導電材料から成る。ここで使用するのに好適な材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、W、Cu、Al、Ag、およびAu、ならびにこれらの合金などである。特に好適な材料はCuである。また、金属線34の厚さは第1の層10中の金属線14の厚さ以上にするのも好都合である。さらに、金属線34の幅は通常、金属線14の幅のn倍である。ただし、nは約1より大きく、約1〜約10の範囲の整数であるのが望ましく、約2〜約4であるのが最も望ましい。幅がnだけ増大すると、厚さも厚くなるが、単純な整数倍にはならない。
金属線34とビア32の各々は任意事項としてそれらを裏打ちするライナー材料33を備えていてもよい。ライナーとして使用するのに好適な材料を次に例示するが、それらに限らない。すなわち、TiN、TaN、Ta、WN、W、TaSiN、TiSiNなど、およびこれらの混合物である。ライナーは単層から成っていてもよいし、複数層から成っていてもよい。
金属線34とビア32を裏打ちするライナー材料33を任意事項として含む金属線34とビア32を形成するための手法とパラメータは、第1の誘電体層10中に形成した金属線14とビア12に関して説明したものと一般的に同じである。金属線34とビア32を備えた第2の誘電体層30を形成したら、相互接続構造体に既存の平坦化プロセスを施す。この平坦化プロセスでは、開口の外に存在する導電材料および/またはライナー材料を、たとえばCMPプロセスを用い金属線の上部水平部が第2の誘電体層30の上表面と同一平面になるように完全に除去する。
次いで、第2の層30の表面に拡散障壁層36を堆積して相互接続レベル28を形成する。拡散障壁層36は上述した導電金属が、この相互接続レベル28の上に形成する誘電体層(これについては後述する)中に拡散するのを防止しうる任意の材料から成る。拡散障壁層36はRIEエッチ・ストップ層としても機能する。拡散障壁層36を形成するのに好適な材料、ならびに手法およびパラメータは、拡散障壁層18について使用したものをすべて使用することができる。
別の実施形態では、図5に一般的に示すように、金属線とビアを形成する前に、非有機誘電体層(第2の層)30上にハード・マスキング層38(たとえばSiO2 、SiCH、SiNなどから形成された材料)を形成する。ハード・マスキング層38を堆積するための手法とパラメータは当業者の認識範囲内である。ハード・マスキング層38はパターニングの役に立つとともに、金属CMPの間における誘電体層の耐侵食性を改善するのにも役立つ。追加のハード・マスキング層38は通常(必ずしも必要ではないが)、CMPの間における金属充填研磨後に完全に、あるいは部分的に除去する。相互接続レベル28中にハード・マスキング層38がある場合には、金属線34の上部水平部はハード・マスキング層38の上表面と同一平面をなす(図5参照)。
第2の層の堆積、第2の層のパターニングとエッチング、導電材料の充填と平坦化を含む、上述したダマシン構造形成用の処理工程を任意回数繰り返すと、図6に一般的に示す複数レベルの相互接続構造体が得られる。図6に示すように、複数の相互接続レベル28、28a、28bは各々第2の層30、30a、30b、その中に形成された1組の金属線34、34a、34b、およびビア32、32a、32bをそれぞれ備え、多相相互接続構造体を形成している。各レベルは上述した記述に従って形成されているとともに、上で開示した構成要素群から成る。形成するレベルの数はたとえば約2レベル〜約10レベルである。
以上、本発明をある程度の特定性を含む好適な形態で記述したけれども、それらの内で多くの変更と変形が可能であることは上述した記述を読んだ後の当業者にとって明らかである。たとえば、相互接続レベル28の上に追加の層を形成してもよい。以上のとおりであるから、本発明の本旨と範囲の内でここで特に記述した仕方以外の仕方で本発明を実施しうるということを理解すべきである。
まとめとして以下の事項を開示する。
(1)
相互接続構造体であって、
少なくとも1つの第1の相互接続レベルであって、前記第1の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、熱膨張係数(CTE)が約20ppmより大きく第1の内部応力を有する第1の層を備え、前記第1の層はその中に形成された第1の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第1の相互接続レベルと、
少なくとも1つの第2の相互接続レベルであって、前記第2の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、CTEが約20ppmより小さく第2の内部応力を有する第2の層を備え、前記第2の層はその中に形成された第2の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第2の相互接続レベルと、
前記第1の層と前記第2の層との間に形成された少なくとも1つの応力調整キャップ層であって、前記応力調整キャップ層は前記第1の層の前記第1の内部応力と前記第2の層の前記第2の内部応力とを相殺するように選択された第3の内部応力を有するとともに前記相互接続構造体の応力を有利に解放する、少なくとも1つの応力調整キャップ層と
を備えた
相互接続構造体。
(2)
前記第1の層は、誘電率が約3未満であるとともに有機熱硬化性高分子、ポリイミド、ポリアリレーン・エーテル、ベンゾシクロブテン、およびこれらの組み合わせから成る群から選択された非多孔質または多孔質の低誘電率有機誘電体材料から成る、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(3)
前記多孔質の材料がポリアリレーン・エーテルである、
上記(2)に記載の相互接続構造体。
(4)
前記第2の層は、Si、C、O、およびHから成り、誘電率が3.5未満である低誘電率非有機誘電体材料から成る、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(5)
前記第2の層は、Si、C、O、H、およびFから成り、誘電率が3.5未満である低誘電率非有機誘電体材料から成る、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(6)
前記非有機誘電体材料の原子組成がSi約10〜約30%、C約10〜約40%、O約10〜約45%、H約25〜約55%である、
上記(4)に記載の相互接続構造体
(7)
前記非有機誘電体材料の原子組成がSi約15〜約25%、C約12〜約25%、O約15〜約35%、H約30〜約50%である、
上記(4)に記載の相互接続構造体
(8)
前記第2の層がSi、C、O、およびHから成る材料から成り、第1の層が有機熱硬化性高分子から成る、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(9)
前記第1の層の前記第1の応力が引っ張り応力であり、前記第2の層の前記第2の応力が圧縮応力である、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(10)
前記第1の層の前記第1の応力が引っ張り応力であり、前記第2の層の前記第2の応力が引っ張り応力である、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(11)
前記キャップ層がSi、C、N、およびHから成る材料であり、圧縮応力を有する、
上記(10)に記載の相互接続構造体。
(12)
Si、C、N、およびHから成る前記材料の原子組成がSi約10〜約40%、C約10〜約30%、N約5〜約30%、H約20〜約50%である、
上記(11)に記載の相互接続構造体。
(13) さらに、
前記第1の層上に設けられた第1の拡散障壁層と、
前記第2の層上に設けられた第2の拡散障壁層と
を備えた、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(14)
前記第1の拡散障壁層および前記第2の拡散障壁層が同じまたは異なる材料で形成されている、
上記(13)に記載の相互接続構造体。
(15)
前記拡散障壁層がSi34 、SiON、SiC、SiCH、SiCNH、およびSiCNから成る群から選択された材料で形成されている、
上記(14)に記載の相互接続構造体。
(16)
前記金属線が同じまたは異なる導電材料から成る、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(17)
前記導電材料がW、Cu、Al、Ag、Au、またはこれらの合金である、
上記(16)に記載の相互接続構造体。
(18)
前記第2の組の金属線の幅が前記第1の組の金属線の幅のn倍である(ただしnは約1より大きい)、
上記(16)に記載の相互接続構造体。
(19)
前記第1の相互接続レベルがシリコン含有基板またはチップの表面に形成されている、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(20) さらに、
前記第1の金属線および前記第2の金属線に形成されたライナー
を備えた、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(21)
前記ライナーがTiN、TaN、Ta、WN、W、TaSiN、TiSiN、または、これらの混合物、もしくはこれらの積層体から成る、
上記(20)に記載の相互接続構造体。
(22)
前記相互接続構造体の応力が約零であり、かつ、
1 Sc1 +t2 Sc2 +t3 Ss1 +t4 Ss2 =0・・・(I)
(ただし、t1 は第1のキャップ層の厚さ、Sc1 は第1のキャップ層に付随する応力、t2 は第2のキャップ層の厚さ、Sc2 は第2のキャップ層に付随する応力、t3 は第1の層の厚さ、Ss1 は第1の層に付随する応力、t4 は第2の層の厚さ、Ss2 は第2の層に付随する応力である。)
上記式(I)を満たす2つの同じまたは異なる応力調整キャップ層を備えた、
上記(1)に記載の相互接続構造体。
(23)
内部応力を実質的に低減させた半導体装置を製造する方法であって、
(a)集積回路チップ上の少なくとも一部に少なくとも1つの相互接続レベルを形成する工程であって、各相互接続レベルはCTEが約20ppmよりも大きい第1の層を備えているとともに第1の内部応力を有し、第1の層は各々その中に第1の組の金属線を備えている、工程と、
(b)前記第1の層上に少なくとも1つの応力調整キャップ層を形成する工程と、
(c)前記応力調整キャップ層上の少なくとも一部に少なくとも1つの相互接続レベルを形成する工程であって、各相互接続レベルはCTEが約20ppmよりも小さい第2の層を備えているとともに第2の内部応力を有し、第2の層は各々その中に第2の組の金属線を備えている、工程と
を備え
前記キャップ層が、前記第1の層の前記第1の内部応力と前記第2の層の前記第2の内部応力とを相殺する第3の内部応力を有し、前記半導体装置に好都合な応力の解放をもたらす
方法。
(24)
前記第1の層は、誘電率が約3未満であるとともに有機熱硬化性高分子、ポリイミド、ポリアリレーン・エーテル、ベンゾシクロブテン、およびこれらの組み合わせから成る群から選択された非多孔質または多孔質の低誘電率有機誘電体材料から成る、
上記(23)に記載の方法。
(25)
前記多孔質の材料がポリアリレーン・エーテルである、
上記(24)に記載の方法。
(26)
前記第2の層は、Si、C、O、およびHから成り、誘電率が3.5未満である低誘電率非有機誘電体材料から成る、
上記(23)に記載の方法。
(27)
前記非有機誘電体材料の原子組成がSi約10〜約30%、C約10〜約40%、O約10〜約45%、H約25〜約55%である、
上記(26)に記載の方法。
(28)
前記非有機誘電体材料の原子組成がSi約15〜約25%、C約12〜約25%、O約15〜約35%、H約30〜約50%である、
上記(26)に記載の方法。
(29)
前記第2の層がSi、C、O、およびHから成る材料から成り、第1の層が有機熱硬化性高分子から成る、
上記(23)に記載の方法。
(30)
前記第1の層の前記第1の応力が引っ張り応力であり、前記第2の層の前記第2の応力が圧縮応力である、
上記(23)に記載の方法。
(31)
前記第1の層の前記第1の応力が引っ張り応力であり、前記第2の層の前記第2の応力が引っ張り応力である、
上記(23)に記載の方法。
(32)
前記キャップ層がSi、C、N、およびHから成る材料であり、圧縮応力を有する、
上記(31)に記載の方法。
(33)
Si、C、N、およびHから成る前記材料の原子組成がSi約10〜約40%、C約10〜約30%、N約5〜約30%、H約20〜約50%である、
上記(32)に記載の方法。
(34) さらに、
前記第1の層上に設けられた第1の拡散障壁層と、
前記第2の層上に設けられた第2の拡散障壁層と
を備えた、
上記(23)に記載の方法。
(35)
前記第1の拡散障壁層および前記第2の拡散障壁層が同じまたは異なる材料で形成されている、
上記(34)に記載の方法。
(36)
前記拡散障壁層がSi34 、SiON、SiC、SiCH、SiCNH、およびSiCNから成る群から選択された材料で形成されている、
上記(35)に記載の方法。
(37)
前記金属線が同じまたは異なる導電材料から成る、
上記(23)に記載の方法。
(38)
前記導電材料がW、Cu、Al、Ag、Au、またはこれらの合金である、
上記(37)に記載の方法。
(39)
前記第2の組の金属線の幅が前記第1の組の金属線の幅のn倍である(ただしnは約1より大きい)、
上記(38)に記載の方法。
(40)
前記第1の相互接続レベルがシリコン含有基板またはチップの表面に形成されている、
上記(23)に記載の方法。
(41) さらに、
前記第1の金属線および前記第2の金属線に形成されたライナー
を備えた、
上記(23)に記載の方法。
(42)
前記ライナーがTiN、TaN、Ta、WN、W、TaSiN、TiSiN、または、これらの混合物、もしくはこれらの積層体から成る、
上記(41)に記載の方法。
(43)
前記応力調整キャップ層を形成する工程が、前記半導体装置の応力が約零であり、かつ、
1 Sc1 +t2 Sc2 +t3 Ss1 +t4 Ss2 =0・・・(I)
(ただし、t1 は第1のキャップ層の厚さ、Sc1 は第1のキャップ層に付随する応力、t2 は第2のキャップ層の厚さ、Sc2 は第2のキャップ層に付随する応力、t3 は第1の層の厚さ、Ss1 は第1の層に付随する応力、t4 は第2の層の厚さ、Ss2 は第2の層に付随する応力である。)
上記式(I)を満たすように、2つの同じまたは異なる応力調整キャップ層を形成する工程を備えている、
上記(23)に記載の方法。
(a)その中に1組の金属線とビアを備えその上に拡散障壁層を備えた第1の層を備えた相互接続レベルを含む集積回路チップの概略断面図である。(b)ハード・マスキング・キャップ層を、金属線とビアの上部平面部が当該ハード・マスキング・キャップ層の上表面と同一平面をなすように備えた、図1(a)の相互接続レベルを含む集積回路チップの別の実施形態の概略断面図である。 図1(a)の相互接続レベルから成る複数相互接続レベルの概略断面図である。 その上にキャップ層を備えた図2の複数相互接続レベルの概略断面図である。 その中に1組の金属線とビアを備えた第2の層を備えた相互接続レベルをキャップ層上に形成した相互接続レベルを含む図3の構造体の概略断面図である。 ハード・マスキング・キャップ層を、金属線とビアの上部平面部が当該ハード・マスキング・キャップ層の上表面と同一平面をなすように備えた、図4の相互接続レベルを含む集積回路チップの別の実施形態の概略断面図である。 図4の相互接続レベルから成る複数相互接続レベルの概略断面図である。
符号の説明
8 集積回路構造体
9 第1の相互接続レベル
10 第1の層
10a 第1の層
10b 第1の層
12 ビア
12a ビア
12b ビア
13 ライナー材料
13a ライナー材料
13b ライナー材料
14 金属配線
14a 金属配線
14b 金属配線
18 拡散障壁層
18a 拡散障壁層
18b 拡散障壁層
20 ハード・マスキングCMPストップ層
22 キャップ層
30 第2の層
30a 第2の層
30b 第2の層
32 ビア
32a ビア
32b ビア
33 ライナー材料
33a ライナー材料
33b ライナー材料
34 金属線
34a 金属線
34b 金属線
36 拡散障壁層
36a 拡散障壁層
36b 拡散障壁層
38 ハード・マスキング層

Claims (1)

  1. 相互接続構造体であって、
    少なくとも1つの第1の相互接続レベルであって、前記第1の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、熱膨張係数(CTE)が20ppmより大きく第1の内部応力を有する第1の誘電体層を備え、前記第1の誘電体層はその中に形成された第1の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第1の相互接続レベルと、
    少なくとも1つの第2の相互接続レベルであって、前記第2の相互接続レベルは積層されており、各相互接続レベルは、CTEが約20ppmより小さく第2の内部応力を有する第2の誘電体層を備え、前記第2の誘電体層はその中に形成された第2の組の金属線を備えている、少なくとも1つの第2の相互接続レベルと、
    前記第1の誘電体層と前記第2の誘電体層との間に形成された少なくとも1つの応力調整キャップ層であって、前記応力調整キャップ層は前記第1の誘電体層の前記第1の内部応力と前記第2の誘電体層の前記第2の内部応力とを相殺するように選択された第3の内部応力を有するとともに前記相互接続構造体全体の応力を低減させる、少なくとも1つの応力調整キャップ層とを備え
    前記第1の誘電体層の前記第1の応力が引っ張り応力であり、前記第2の誘電体層の前記第2の応力が引っ張り応力であり、前記キャップ層がSi、C、N、およびHから成る材料であり、圧縮応力を有する、相互接続構造体。
JP2003275624A 2002-08-14 2003-07-16 相互接続構造体 Expired - Fee Related JP4045216B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/218,292 US6617690B1 (en) 2002-08-14 2002-08-14 Interconnect structures containing stress adjustment cap layer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004080017A JP2004080017A (ja) 2004-03-11
JP4045216B2 true JP4045216B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=27788771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003275624A Expired - Fee Related JP4045216B2 (ja) 2002-08-14 2003-07-16 相互接続構造体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6617690B1 (ja)
JP (1) JP4045216B2 (ja)
KR (1) KR100497580B1 (ja)
CN (1) CN1297000C (ja)
TW (1) TWI222170B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10062653B2 (en) 2016-09-29 2018-08-28 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and method for manufacturing same

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100431110C (zh) * 2000-08-18 2008-11-05 东京毅力科创株式会社 低介电氮化硅膜的形成方法和半导体器件及其制造工艺
JP4005873B2 (ja) * 2002-08-15 2007-11-14 株式会社東芝 半導体装置
US6958542B2 (en) * 2002-09-03 2005-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
US7253524B2 (en) * 2003-11-25 2007-08-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Copper interconnects
US7005724B2 (en) * 2004-02-13 2006-02-28 Agere Systems Inc. Semiconductor device and a method of manufacture therefor
US7193325B2 (en) * 2004-04-30 2007-03-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Reliability improvement of SiOC etch with trimethylsilane gas passivation in Cu damascene interconnects
US7141503B2 (en) * 2004-06-25 2006-11-28 Ami Semiconductor, Inc Methods for manufacturing a soft error and defect resistant pre-metal dielectric layer
DE102004042168B4 (de) * 2004-08-31 2009-08-20 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Halbleiterelement mit einem Metallisierungsschichtstapel mit kleinem ε mit erhöhter Widerstandsfähigkeit gegen Elektromigration und Verfahren zum Bilden des Halbleiterelements
US7638859B2 (en) * 2005-06-06 2009-12-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Interconnects with harmonized stress and methods for fabricating the same
US7462527B2 (en) * 2005-07-06 2008-12-09 International Business Machines Corporation Method of forming nitride films with high compressive stress for improved PFET device performance
JP5096669B2 (ja) 2005-07-06 2012-12-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置の製造方法
US7563704B2 (en) * 2005-09-19 2009-07-21 International Business Machines Corporation Method of forming an interconnect including a dielectric cap having a tensile stress
US20070080455A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 International Business Machines Corporation Semiconductors and methods of making
US20070155186A1 (en) * 2005-11-22 2007-07-05 International Business Machines Corporation OPTIMIZED SiCN CAPPING LAYER
US7863183B2 (en) * 2006-01-18 2011-01-04 International Business Machines Corporation Method for fabricating last level copper-to-C4 connection with interfacial cap structure
US8034724B2 (en) * 2006-07-21 2011-10-11 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
JP5252877B2 (ja) * 2006-11-07 2013-07-31 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置の作製方法
KR100824622B1 (ko) 2006-11-27 2008-04-24 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자의 제조 방법
US7576003B2 (en) * 2006-11-29 2009-08-18 International Business Machines Corporation Dual liner capping layer interconnect structure and method
US7847402B2 (en) * 2007-02-20 2010-12-07 International Business Machines Corporation BEOL interconnect structures with improved resistance to stress
WO2008102443A1 (ja) * 2007-02-21 2008-08-28 Fujitsu Microelectronics Limited 半導体装置とその製造方法
US20080299718A1 (en) * 2007-06-01 2008-12-04 Texas Instruments Incorporated Damascene process having retained capping layer through metallization for protecting low-k dielectrics
US20090176367A1 (en) * 2008-01-08 2009-07-09 Heidi Baks OPTIMIZED SiCN CAPPING LAYER
US7868453B2 (en) * 2008-02-15 2011-01-11 International Business Machines Corporation Solder interconnect pads with current spreading layers
US8368053B2 (en) * 2011-03-03 2013-02-05 International Business Machines Corporation Multilayer-interconnection first integration scheme for graphene and carbon nanotube transistor based integration
US8780576B2 (en) * 2011-09-14 2014-07-15 Invensas Corporation Low CTE interposer
JP6318433B2 (ja) * 2013-11-28 2018-05-09 大陽日酸株式会社 シリコン窒化膜の形成方法及びシリコン窒化膜
US20150228555A1 (en) * 2014-02-10 2015-08-13 Globalfoundries Inc. Structure and method of cancelling tsv-induced substrate stress
US20160086960A1 (en) * 2014-09-22 2016-03-24 Texas Instruments Incorporated Low-Temperature Passivation of Ferroelectric Integrated Circuits for Enhanced Polarization Performance
JP6711673B2 (ja) * 2016-04-06 2020-06-17 キヤノン株式会社 光電変換装置、光電変換装置の製造方法及び撮像システム
US11990334B2 (en) * 2019-07-19 2024-05-21 Tokyo Electron Limited Method for tuning stress transitions of films on a substrate

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4888247A (en) * 1986-08-27 1989-12-19 General Electric Company Low-thermal-expansion, heat conducting laminates having layers of metal and reinforced polymer matrix composite
US5077115A (en) * 1990-05-08 1991-12-31 Rogers Corporation Thermoplastic composite material
US5358775A (en) * 1993-07-29 1994-10-25 Rogers Corporation Fluoropolymeric electrical substrate material exhibiting low thermal coefficient of dielectric constant
US5552210A (en) * 1994-11-07 1996-09-03 Rogers Corporation Ceramic filled composite polymeric electrical substrate material exhibiting high dielectric constant and low thermal coefficient of dielectric constant
US5487218A (en) * 1994-11-21 1996-01-30 International Business Machines Corporation Method for making printed circuit boards with selectivity filled plated through holes
US5574630A (en) * 1995-05-11 1996-11-12 International Business Machines Corporation Laminated electronic package including a power/ground assembly
US6147009A (en) 1998-06-29 2000-11-14 International Business Machines Corporation Hydrogenated oxidized silicon carbon material
US6307268B1 (en) * 1999-12-30 2001-10-23 Winbond Electronics Corp Suppression of interconnect stress migration by refractory metal plug
TW476134B (en) * 2000-02-22 2002-02-11 Ibm Method for forming dual-layer low dielectric barrier for interconnects and device formed
US6368967B1 (en) * 2000-05-04 2002-04-09 Advanced Micro Devices, Inc. Method to control mechanical stress of copper interconnect line using post-plating copper anneal
JP4979154B2 (ja) * 2000-06-07 2012-07-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US6528145B1 (en) * 2000-06-29 2003-03-04 International Business Machines Corporation Polymer and ceramic composite electronic substrates

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10062653B2 (en) 2016-09-29 2018-08-28 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and method for manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
KR20040016388A (ko) 2004-02-21
CN1297000C (zh) 2007-01-24
CN1477705A (zh) 2004-02-25
TWI222170B (en) 2004-10-11
JP2004080017A (ja) 2004-03-11
KR100497580B1 (ko) 2005-07-01
US6617690B1 (en) 2003-09-09
TW200403807A (en) 2004-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4045216B2 (ja) 相互接続構造体
JP5063365B2 (ja) 電流密度増強層(cdel)を有する薄膜抵抗器
US7811926B2 (en) Multilayer hardmask scheme for damage-free dual damascene processing of SiCOH dielectrics
US7772700B2 (en) Semiconductor device
US7164206B2 (en) Structure in a microelectronic device including a bi-layer for a diffusion barrier and an etch-stop layer
US6677680B2 (en) Hybrid low-k interconnect structure comprised of 2 spin-on dielectric materials
US7138714B2 (en) Via barrier layers continuous with metal line barrier layers at notched or dielectric mesa portions in metal lines
US7834459B2 (en) Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method
JP2011061228A (ja) ハイブリッド誘電体を備えた高信頼低誘電率相互接続構造
JP2002009150A (ja) 半導体装置、その製造方法及び製造装置
US6445072B1 (en) Deliberate void in innerlayer dielectric gapfill to reduce dielectric constant
US20150318207A1 (en) Back-end-of-line (beol) interconnect structure
KR20180061473A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP2004289105A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US7282441B2 (en) De-fluorination after via etch to preserve passivation
JP5400355B2 (ja) 半導体装置
US6713874B1 (en) Semiconductor devices with dual nature capping/arc layers on organic-doped silica glass inter-layer dielectrics
US6576545B1 (en) Semiconductor devices with dual nature capping/ARC layers on fluorine doped silica glass inter-layer dielectrics and method of forming capping/ARC layers
US20060118955A1 (en) Robust copper interconnection structure and fabrication method thereof
US6548901B1 (en) Cu/low-k BEOL with nonconcurrent hybrid dielectric interface
JP2003303880A (ja) 積層層間絶縁膜構造を利用した配線構造およびその製造方法
US20090200674A1 (en) Structure and method of forming transitional contacts between wide and thin beol wirings
JP2007088495A (ja) 有機絶縁膜及びその製造方法及び有機絶縁膜を用いた半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070816

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees