JP4044193B2

JP4044193B2 - Massage machine

Info

Publication number: JP4044193B2
Application number: JP01185698A
Authority: JP
Inventors: 浩隆末松
Original assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date: 1998-01-23
Filing date: 1998-01-23
Publication date: 2008-02-06
Anticipated expiration: 2018-01-23
Also published as: JPH11206828A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転する施療体を具備するマッサージ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の指圧機能を有するマッサージ機として、例えば、特公昭５９−３９１３８号公報に示されているものがあり、これは、図３５に示すように、モータ軸100 の先端にウォームギヤを設けた回転シャフト200 を連動連結し、同回転シャフト200 に一対のリングギヤ300,300 を噛合させるとともに、両リングギヤ300,300 に突設した回転軸400,400 の先端にそれぞれ施療体500 を設け、モータ600 を駆動して施療体500 を回転させてマッサージを行うようにしたものがあった。700 はマッサージ機のケーシングである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のマッサージ機の構造では、回転シャフト200 は軸受けされておらず、仮に軸受けするとしても、従来の技術思想では、例えば実開昭６３−２９５２９号公報に示されるように、先端部分で軸受けする程度のものであった。
【０００４】
しかし、かかる軸受け構造では、マッサージの際に施療体500 に負荷がかかると、回転シャフト200 が上下方向、すなわち、施療体500 を取付けた回転軸400 方向へ反りがちであった。
【０００５】
これでは、モータ軸100 の軸受けにかかる負担が増大して寿命低下の原因となるとともに、ウォームとリングギヤ300 との噛み合わせが悪くなって、異音が発生したりすることがあった。
【０００６】
本発明は、上記課題を解決し、施療体を長期にわたって円滑に回転させることのできる駆動構造を具備するマッサージ機を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１記載の本発明では、モータ軸の先端に回転シャフトを連動連結し、同回転シャフトにギヤを設けてリングギヤと噛合させるとともに、同リングギヤに突設した回転軸の先端に施療体を設け、モータを駆動して施療体を回転させてマッサージ可能とし、前記回転シャフトの先端に設けた軸受けと、モータ軸の軸受けとの間に、さらに回転シャフトの基端を支持する軸受けを設けたマッサージ機において、前記回転シャフトとリングギヤとをギヤケース内に収納配設し、同ギヤケースにモータを取付けて一体的な駆動部ユニットを構成するとともに、当該マッサージ機のケーシングを下ケースと上ケースとで構成し、両ケースを結合する一対の取付ボスを少なくとも一方のケースに突設し、同取付ボスの間に前記モータを挟持状態に配設し、さらに、前記モータと取付ボスとの間に緩衝材を介設し、しかも、前記ギヤケースに形成したリングギヤ収納部の中央に突設した回転軸支持用ボスを、前記下ケースに突設した円筒状凸部にそれぞれ嵌合した。したがって、マッサージの際に施療体に負荷がかかっても回転シャフトは施療体を取付けた回転軸方向へ反ったりすることがなく、ギヤとリングギヤとの噛み合わせを良好な状態に保ち、異音を発生させるおそれがない。また、モータ軸と回転シャフトとを別体で構成しているので、特殊なモータを用いる必要がなくコスト的に有利であり、さらに、モータの寿命が尽きたり、故障した場合は、モータのみを取り出して容易に交換が可能となる。また、専用のギヤケース内に回転シャフトを配設することで軸芯がとりやすくなり、かつ、ユニット化することでマッサージ機の組立作業の容易化を図ることができる。また、駆動部を構成する部品に不具合が生じても、ユニットで取り出して修理することができ、メンテナンスも容易となる。さらに、モータ軸芯のずれを可及的に防止できるとともに、モータの振動を吸収してケーシングに直接振動が伝達されることを防止することができる。
【０００８】
請求項２記載の本発明では、前記回転シャフトに設けた軸受けをボールベアリングとし、同ボールベアリングの外周に弾性体を設けた。したがって、回転シャフトの回転が円滑に行え、しかも、回転シャフトとモータ軸とは別体同士が連結されているので、ネジ等での連結の際に回転シャフトに若干の反りを生じ、この反りが原因で振動が生じるが、前記弾性体の作用でこれを吸収するとともに、ボールベアリングの受け部分に対してベアリングの叩き音を発生してもこれを吸収することが可能となって静音効果を生起する。
【０００９】
請求項３記載の本発明では、前記回転シャフトの軸方向への動きを規制する規制手段を具備させた。すなわち、負荷がかかった場合に、その反作用によって回転シャフトが軸方向へ前後動しようとするが、これを規制することでモータ軸への負担を軽減し、モータの寿命が縮まることを防止するとともに、前後動による音の発生も防止している。
【００１０】
請求項４記載の本発明では、前記規制手段を回転シャフトを配設するケース体に設け、同規制手段とケース体との間に緩衝材を設けた。したがって、ケース体に振動が伝達されると共振して騒音を発生するおそれがあるが、これを防止することができる。
【００１４】
請求項５記載の本発明では、前記駆動部ユニットを上ケース若しくは下ケースいずれかに取付けるとともに、同駆動部ユニットを他側のケースで支持した。かかる構成により、例えばマサージ機を落下させたりした場合に衝撃を分散させることができ、駆動部ユニットに大きな損傷を与えないですむ。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明に係るマッサージ機は、モータ軸の先端に回転シャフトを連動連結し、同回転シャフトにギヤを設けてリングギヤと噛合させるとともに、同リングギヤに突設した回転軸の先端に施療体を設け、モータを駆動して施療体を回転させてマッサージ可能とし、前記回転シャフトの先端に設けた軸受けと、モータ軸の軸受けとの間に、さらに回転シャフトの基端を支持する軸受けを設けたものである。
【００１６】
かかる構成とすることにより、施療体の回転方向に対して、直交方向に回転する回転シャフトは、マッサージの際に施療体に負荷がかかっても同施療体を取付けた回転軸の軸方向に反ったりすることがなく、ギヤとリングギヤとの噛み合わせを良好な状態に保つことができ、異音を発生するおそれがなくなる。なお、回転シャフトに設けるギヤとしてはウォームギヤを好適に用いることができる。
【００１７】
また、回転シャフトとモータ軸とを別体で構成したことにより、特殊なモータを用いる必要がなくコスト的に有利であり、さらに、モータの寿命が尽きたり、故障した場合は、モータのみを取り出して容易に交換が可能となる。
【００１８】
前記回転シャフトに設けた軸受けはボールベアリングとすることが好ましく、しかも、同ボールベアリングの外周に弾性体を設けるとよい。
【００１９】
かかる構成とすることにより、回転シャフトの回転を円滑に行うことができるとともに、振動の発生も防止可能となる。
【００２０】
すなわち、回転シャフトとモータ軸とは別体同士が連結されているので、ネジ等での連結の際に回転シャフトに若干の反りを生じ、この反りが原因で振動が生じるものであるが、前記弾性体の作用でこれを吸収し、さらに、ボールベアリングの受け部分に対してベアリングの叩き音を発生してもこれを吸収することが可能となって静音効果を生起することができる。
【００２１】
また、前記回転シャフトの軸方向への動きを規制する規制手段を設けることができる。
【００２２】
すなわち、負荷がかかった場合に、その反作用によって回転シャフトが軸方向へ前後動しようとするが、これを規制することでモータ軸への負担を軽減し、モータの寿命が縮まることを防止するとともに、前後動による音の発生も防止している。
【００２３】
かかる規制手段と回転シャフトを配設するケース体との間に緩衝材を設けることができる。
【００２４】
ここでケース体とは、回転シャフトとリングギヤとを収納配設するとともに、モータを取付けて一体的な駆動部ユニットを構成するギヤケースとすることができ、かかるギヤケースに振動が伝達されると共振して騒音を発生するおそれがあるが、前記緩衝材を配設することでこれを防止することができる。
【００２５】
また、専用のギヤケース内に回転シャフトを配設することで軸芯がとりやすくなり、かつ、ユニット化することでマッサージ機の組立作業の容易化を図ることができる。また、駆動部を構成する部品に不具合が生じても、ユニットで取り出して修理することができ、メンテナンスも容易となる。
【００２６】
ところで、マッサージ機の外殻をなすケース体を下ケースと上ケースとで構成することができ、両ケースを結合する一対の取付ボスを少なくとも前記上・下ケースのうち一方に突設し、同取付ボスの間に前記モータを挟持状態に配設することによってモータ軸芯のずれを可及的に防止できる。
【００２７】
なお、前記ギヤケースを使用することなく、回転シャフトやリングギヤ等を直接マッサージ機のケース体に取付けることもでき、この場合においても、ケース体と前記規制手段との間には緩衝材を設けることが好ましい。
【００２８】
さらに、前記モータと、マッサージ機の外殻をなすケース体の取付ボスとの間に緩衝材を介設することができる。かかる構成により、モータの振動がケーシングに直接振動が伝達されることを防止することができる。
【００２９】
また、前記駆動部ユニットを上ケース若しくは下ケースいずれかに取付けるとともに、同駆動部ユニットを他側のケースで支持することができる。かかる構成により、例えばマッサージ機を落下させたりした場合に衝撃を分散させることができ、駆動部ユニットに大きな損傷を与えないですむ。
【００３０】
以上説明してきたように、本発明に係るマッサージ機は、ギヤとリングギヤとの噛み合わせを良好な状態に保つことができ、異音を発生することなく長期にわたって円滑に駆動可能となる。
【００３１】
【実施例】
（第１実施例）
以下、この発明の第１実施例を図面に基づき具体的に説明する。
【００３２】
図１は本実施例に係るマッサージ機Ａの平面図、図２は同縦断面図、図３は同側面図、図４は上ケースの底面図、図５は同上ケースの平面図、図６は図５のＩ−Ｉ線における断面図、図７は下ケースの平面図、図８はマッサージ機Ａの分解斜視図である。
【００３３】
本実施例に係るマッサージ機Ａは、ケーシングＣ上に板体を取付け、同板体の略中央に左右一対の指圧用凸部２を取付け、駆動部ユニットＵにより回転させて指圧によるマッサージを可能とするとともに、前記板体を振動用モータ6aにより振動させて振動板１として機能させ、振動によるマッサージも平行して行えるように構成した載置式とし、足の裏のマッサージを好適に行える構成としながら、かつ、背中等に振動板１を当接して背中のマッサージ等にも使用できるようにしている。
【００３４】
図８に示すように、ケーシングＣは、それぞれＡＢＳ樹脂で形成された矩形形状の下ケース３と、同下ケース３に嵌合する周壁40を有する薄板状の上ケース４とを重合状態に組み立てて構成しており、両ケース3,4 の一側に一体成形された半割状把手構成部3a,4a が重合されて、ケーシングＣと一体的に把手30が形成されている。C1は電源コードである。
【００３５】
下ケース３は、前側（把手30と反対側で、使用者側から奥部となる）の高さを後側（把手30側で、使用者側からみて手前となる）よりも高くして上面を傾斜状に形成し、特に足の裏をマッサージする場合、使用者は腰掛けて使用できるようにしている。
【００３６】
そして、高くした後側に振動板１を振動させる振動用モータ6aを起立状態に配設し、ケーシングＣ内に十分スペースの無い後側には後述する指圧用モータ6bを横臥状態に配設している。このように、振動用モータ6aを立設するとともに、指圧用モータ6bを横臥状態に配設しているので、下ケース３の内部空間を有効利用することができ、マッサージ機Ａの全体をコンパクト化可能としている。
【００３７】
底面の四隅には、弾性力を有し、かつ摩擦係数の大きなゴム製の脚座31を取付けており、マッサージ機Ａを載置する床面等に振動を直接伝達することを防止している。
【００３８】
上ケース４は、下ケース３と嵌合して取付ビス32,34 により固着しており、その表面の把手30側には操作部５を設けている。50は電源スイッチ、51は振動モードスイッチ、52は振動強弱切替スイッチ、53は指圧モードスイッチ、54は指圧強弱切替スイッチ、55はおまかせモードスイッチであり、このおまかせモードスイッチ55を選択すると、振動、指圧の各モードがアトランダムに組合されたマッサージを行える。また、56は動作表示ランプである。
【００３９】
このように、操作部５は振動板１と把手30との間に設けられているので、マッサージ機Ａを誤って落下させた場合に把手30が操作部５を保護することになる。
【００４０】
また、図３に示すように、電源スイッチ50を把手30の先端部と振動板１の前端とを結ぶ仮想線Ｌよりも突出しないように設けているので、背中のマッサージを行う場合などに誤操作することがない。
【００４１】
さらに、持ち運びする際などに把手30を把持しやすくするように、把手30と設置面との間に隙間ｄを設けている。しかも、同把手30は比較的低位置にあるので突出した状態に形成されていてもマッサージするのに邪魔になることがない。
【００４２】
また、上ケース４の表面四隅には、前側と後側とで硬度を変えた天然ゴム製の弾性支柱41,42 を突設しており、同弾性支柱41,42 を介して振動板１をケーシングＣと連結している。なお、弾性支柱41,42 は、図２、図８に示すように、筒状のゴム部41a,42a の両端にフランジ部41b,42b を連設し、同フランジ部41b,42b に雄ねじ部41c,42c を突設したインサート成形品であり、両端の雄ねじ部41c,41c,42c,42c を、振動板１、上ケース４に、それぞれワッシャ41e,42e を介してナット41d,42d により固着している。
【００４３】
一方、上ケース４の裏面には機能部Ｂを集中配置している。
【００４４】
図４に示すように、機能部Ｂは、上ケース４の前側中央位置に立設した前記振動用モータ6aと、指圧用凸部２を回転駆動させる駆動部ユニットＵと、基板B1等から構成されている。B2はリード線、60は振動用モータ6aの冷却ファン、61は指圧用モータ6bの冷却ファンである。
【００４５】
振動用モータ6aは、回転を強弱二段切替可能としており、強では3,100rpm、弱では2,700rpmで回転可能であり、そのモータ軸62を上ケース４の表面側に突出させている。
【００４６】
振動板１を取り外した状態で見ると、図５及び図８に示すように、表面には、振動マッサージや指圧マッサージを行うための駆動部分のみが露出しただけとなっている。なお、振動板１を取り外す際には、弾性支柱41,42 と振動板１とを固定しているナット41d,42d を螺脱すればよい。
【００４７】
図２及び図８において、4bは上ケース４に取付けたガイド筒であり、同ガイド筒4b内に振動用モータ6aのモータ軸62を挿通し、同モータ軸62の先端に偏心カム63を介してベアリング64を取付けている。そして、同ベアリング64を振動板１に形成した取付ボス11にゴムキャップ65を介して嵌着し、振動用モータ6aと振動板１とを連動連結している。
【００４８】
駆動部ユニットＵは、指圧用凸部２を回転駆動させて指圧マッサージを可能としたもので、軸方向を上ケース４の前後方向に合わせて上ケース４の後側中央位置に横臥状態に取付けた指圧用モータ6bと、同指圧用モータ6bと連動連結したギヤケース７とから一体構成している。
【００４９】
以下、本発明の要部をなす駆動部ユニットＵについて、図面を参照しながら詳述する。図９はギヤケース７の分解斜視図、図１０は同平面断面図、図１１は同縦断面図、図１２は同横断面を示す説明図である。
【００５０】
図９に示すように、ギヤケース７は、中央にウオーム収納部7aと、その左右に形成したリングギヤ収納部7b,7b とを有する同一構造の上部ケーシング7'と下部ケーシング7'' とからなり、ケーシング周縁に設けた多数の連結部7cで連結用ビス70a とナット70b により連結されている。なお、7dは各ケーシング7',7''のリングギヤ収納部7bの中央に突設した回転軸支持用ボス、7eは同じく各ケーシング7',7''のウォーム収納部7aの一端に形成したモータ取付部構成片である。
【００５１】
また、同ギヤケース７はその強度アップを図るためにガラス入りのＡＢＳ樹脂で形成し、上ケース４の略中央に４個の取付用ビス70により取付けている（図４参照）。そして、図２、図７、図８及び図１２に示すように、下ケース３に、同心円状に形成した内周壁38a と外周壁38b とからなる円筒状凸部38,38 を突設して、同円筒状凸部38,38 にギヤケース７の下側面に形成した前記回転軸支持用ボス7d,7d をそれぞれ嵌合するようにして、ギヤケース７を上・下ケース4,3 間でしっかりと挟持している。したがって、例えばマッサージ機Ａを落下させた場合でも衝撃が分散され、ギヤケース７は大きな損傷を被ることがない。また、回転軸支持用ボス7d,7d を円筒状凸部38,38 に嵌合させたことで、駆動部ユニットＵの横ぶれも防止している。
【００５２】
指圧用モータ6bは、回転を強弱二段切替可能としており、強では3,100rpm、弱では2,700rpmで回転可能としており、図９及び図１１に示すように、前記モータ取付部構成片7e,7e により形成されたモータ取付部7Eに、金属製のモータ取付用プレート7fを介してモータ端面を取付け、モータ軸Ｆをギヤケース７のウォーム収納部7a内に臨ませている。
【００５３】
かかるモータ取付用プレート7fは、合成樹脂製のモータ取付部構成片7e,7e からなるモータ取付部7Eに型抜きのための勾配が形成されているので、モータ端面と密着しないために補正用として設けたもので、４個のビス70c により指圧用モータ6bに取付けられている。同プレート7fにより、指圧用モータ6bをギヤケース７に確実に固着可能としている。70d はモータ取付部7Eと、前記モータ取付用プレート7fを取付けた指圧用モータ6bとを連結するビスであり、同ビス70d をモータ取付用プレート7fの四隅に形成した貫通孔に挿通し、裏面においてナット70e に螺着している。
【００５４】
また、図６に示すように、上ケース４に一対のモータ押さえ兼用取付ボス（取付ボス）43を突設し、両取付ボス43,43 間に、CR系ゴムよりなるモータ押さえバンド67を緩衝材として介在させて指圧用モータ6bを挟持するとともに、同取付ボス43と下ケース３に立設した上ケース取付用ボス33（図７参照）とを取付ビス34により固着している。図７において、35は下ケース３に設けたモータ受けであり、同モータ受け35にゴム材等の弾性素材からなる枕体36を取付け、さらに、本実施例では、図４及び図６に示すように上ケース４にもモータ受け35' を設け、両モータ受け35,35'により、指圧用モータ6bを上・下ケース4,3 間で確実に挟持してしっかりと固定するとともに、前記枕体36によりモータ6bからの振動を吸収するようにしている。
【００５５】
振動用モータ6bの配設構造を上記のようにしたことから、モータ6bの振動は確実に吸収されてケーシングＣに直接振動が伝達されることがなく、また、モータ軸Ｆの芯ずれも可及的に防止することができる。
【００５６】
指圧用モータ6bは、ギヤケース７内に配設したギヤ連動機構と連動連結して減速できるようにしており、減速時の強では30rpm 、弱では24rpm で回転可能としている。
【００５７】
すなわち、ギヤ連動機構は、指圧用モータ6bのモータ軸Ｆと連動連結した真鍮製の回転シャフト66の周面にウォームギヤ72を形成し、同ウォームギヤ72に、ポリアセタール樹脂成形品である左右のリングギヤ73,73 を噛合させて構成しており、両リングギヤ73,73 の中心部にはそれぞれステンレス鋼製の回転軸71を突設するとともに、各回転軸71の先端に指圧用凸部２をなす指圧用回転体20を施療体として連結している。なお、回転軸71は図９及び図１２に示すように、上下端部を軸受け71b,71b で支持されている。
【００５８】
回転シャフト66は、前述したようにギヤケース７のウォーム収納部7a内に配設しており、同回転シャフト66の基端に形成した嵌合孔66a に、指圧用モータ6bのＤカットされたモータ軸Ｆを嵌入し、図１１に示すように固定ネジ66b で連結固定している。そして、前記ウォームギヤ72に噛合させた状態で、リングギヤ収納部7b,7b にそれぞれリングギヤ73を配設している。なお、ウォームギヤ72にはグリスを塗布しておくことが好ましい。
【００５９】
なお、図１１中、66d は前記固定ネジ66bの取り外し用孔であり、指圧用モータ6bと回転シャフト66との取付け・取り外しの際に利用できる。すなわち、同孔66dを利用してモータ軸Ｆと回転シャフト66との連結を解除したのち、前述したように、ビス70d からナット70eを外せば振動用モータ6bをモータ取付部7Eから取り外すことができる。
【００６０】
上記してきた構成により、指圧用モータ6bを回転させれば、ギヤ連動機構を介して左右の指圧用回転体20,20 が相反方向に回転し（図５中の矢印参照）、患部に程よい指圧マッサージを施すことができる。
【００６１】
また、前述したように、下ケース３に突設した円筒状凸部38,38 がギヤケース７の回転軸支持用ボス7d,7d を隙間なく嵌合支持しているので、回転軸71から流れ出るグリース等が他の場所へ流出することを防止でき、グリースによる汚れの広がりを防止できる。特に、図２及び図７に示すように、円筒状凸部38,38 の内周壁38a の高さを低くした二重筒構造としているのでより効果が大となる。
【００６２】
上記構成において、本実施例では、図１０、図１１に示すように、指圧用モータ6bのモータ軸Ｆと連動連結した回転シャフト66の先端に設けた軸受け68と、モータ軸Ｆの軸受けF1との間に、さらに回転シャフト66の基端を支持する軸受け69を設けている。本実施例では、軸受け68,69 をボールベアリングとしている。
【００６３】
したがって、指圧マッサージを行う際に、指圧用回転体20に負荷がかかっても回転シャフト66は回転軸71方向へ反ったりすることがなく、ウォームギヤ72とリングギヤ73との噛み合わせを良好な状態に保つことができ、異音を発生させるおそれがない。
【００６４】
また、前記ボールベアリング（軸受け68,69 ）の外周には弾性体Ｅを設けている。
【００６５】
弾性体Ｅは、本実施例では、ギヤケース７の材質であるＡＢＳ樹脂との相性を考慮してＮＢＲ（ニトリル）ゴムを断面コ字のリング状に成形したものを用いている。なお、天然ゴム、ＥＰＤＭ（エチレンプロピレン）ゴムやエラストマー樹脂を用いてもよい。
【００６６】
かかる弾性体Ｅを配設したことにより、回転シャフト66の回転を円滑に行うことができる。しかも、前述したように、回転シャフト66はモータ軸Ｆに連結されており、固定ネジ66b で連結した際に回転シャフト66に若干の反りを生じ、この反りが原因で振動が生じやすいものであるが、弾性体Ｅの作用でこれを吸収するとともに、軸受け68,69 の受け部分に対して叩き音を発生してもこれを吸収することが可能となって静音効果を生起する。
【００６７】
また、図１０及び図１１に示すように、回転シャフト66の両端側に段差部66c を形成し、同段差部66c に端面を当接させるように軸受け68,69 を取付けることにより、回転シャフト66の前後の動きを規制している。
【００６８】
すなわち、マッサージの際に負荷がかかった場合に、その反作用によって回転シャフト66が軸方向へ前後動しようとするが、これを規制することでモータ軸Ｆへの負担を軽減し、指圧用モータ6bの寿命が縮まることを防止するとともに、前後動による音の発生も防止している。
【００６９】
このように、本実施例では、段差部66c 及び軸受け68,69 とで回転シャフト66の軸方向への動きを規制する規制手段を構成し、さらに、軸受け68,69 の外周に弾性体Ｅを設けて緩衝材の機能を果たしているので、回転シャフト66の軸方向の叩き音も吸収することができ静音化を図ることができる。
【００７０】
以上説明してきたように、本実施例では、指圧用回転体20を回転させるウォームギヤ72とリングギヤ73,73 との噛み合わせを常時良好な状態に保つことができ、異音を発生することなく長期にわたって円滑に駆動可能となる。
【００７１】
また、駆動部ユニットＵを含む機能部Ｂを上ケース４の裏面に集中配置し、上ケース４の表面には振動マッサージや指圧マッサージを行うための駆動部分のみを露出させたことにより、指圧用回転体20を覆う後述するカバー体21の交換や、その他部品のメンテナンス時等に、電源系統やグリース等に触れずにすみ、安全であり、かつ衛生的となっている。
【００７２】
ところで、指圧用凸部２をなす指圧用回転体20は、図２、図８に示すように、ギヤケース７から伸延した回転軸71に連結手段としてのビス71a により取付けられ、カバー体21により被覆されている。
【００７３】
同カバー体21は、それぞれが独立して着脱自在となるように取付けており、図２に示すように、取付リング21a にカバー布21b を取付け、取付リング21a が振動板１の円形開口1a,1a の内縁に当接するように振動板１の内側から挿入され、８の字状の取付具21d により押さえられて保持されている（図８参照）。21f は取付ビスである。かかる構成により、カバー体21が傷んだ場合の修繕・交換が個別に行えることになり合理的となる。
【００７４】
また、図２中、21e は前記取付具21d に連設した保護筒であり、前記円形開口1aの内側に臨設されている。そして、その上端を振動板１の表面よりも上方へ突出させている。
【００７５】
かかる保護筒21e がカバー布21b の取付端部と指圧用回転体20の外縁との間に介在させたことにより、カバー布21b が円形開口1aと指圧用回転体20との間に巻き込まれたりして破損することがない。なお、同保護筒21e は、上ケース４に一体的に連設したり、あるいは別部材であっても上ケース４に取付けるような構成としても構わない。
【００７６】
また、指圧用回転体20は、強度があって滑りのよいポリアセタール樹脂で形成しており、図１３〜図１６に示すように、平面視略三角形形状の水平回転する支持体としての台座部22と、同台座部22の下方に突設され、前記回転軸71との取付部となるボス部23と、同ボス部23から上方へ伸延させ、前記ビス71a を平面視で囲繞するように形成したカバー体巻き込み防止用の筒部24と、さらに、同筒部24を囲繞するように、前記台座部22から突設した三つの指圧用突起としての筒状突起25とを一体成形している。23a は前記ボス部23と台座部22との間に設けた三角形状の補強リブである。
【００７７】
また、筒状突起25の上端には、転動体として金属製の指圧ボール26を取付けている。
【００７８】
すなわち、図１３に示すように、各筒状突起25内にボール受部25d を一体形成し、同ボール受部25d の上部に形成されたボール収納空間27に、指圧ボール26を脱落せず、かつ、回転自在となるように挿入したもので、少なくとも頂部が露出するように、筒状突起25の上方から嵌め込むように挿入して指圧用突起を形成している。
【００７９】
かかる構成とすることにより、部品点数等が削減され、かつ組付工程も簡略化可能となって製造コストの低減が図られている。
【００８０】
また、斜め方向からも患部が指圧ボール26に円滑に当接するように、筒状突起25の上端面から周壁外側に向けて斜め下方へ切削して切削端部25e を形成している。
【００８１】
さらに、上記三つの筒状突起25は、高筒25a 、中筒25b 、低筒25c と三種の高さ違いに形成しており、しかも、高い順に、台座部22の中心に近接させて構成している（図１５）。すなわち、筒状突起25は、台座部22の中心に対する距離がそれぞれ異なるようにしており、高筒25a を最も回転軸71に近接させ、低筒25c を最も離隔させている。なお、図１３〜図１６に示した指圧用回転体20は、マッサージ機Ａの平面視で左側に取付けたものを示している。
【００８２】
上記構成としたことにより、左右の指圧用回転体20を回転させると、患部を押し上げる押圧サイクルと押圧力を解除する押圧解除サイクルとを繰り返すことになる。
【００８３】
すなわち、左右の指圧用回転体20を回転させると、高筒25a で患部を押し上げて揉み上げた直後には、低筒25c が患部に当接して押圧力を開放するという、押圧力の落差が大きな、強弱のある指圧効果を得ることができるとともに、足や手等の身体の凹部分にもいずれかの筒状突起25が追随することになって、確実に指圧することができる。
【００８４】
しかも、台座部22の中心となる回転軸71に対する各筒状突起25の距離が異なっているので、指圧用回転体20の回転によって各筒状突起25は半径の異なる同心円上を回転することになり、指圧半径が広くなって指圧面積を拡大することができる。
【００８５】
また、各筒状突起25間にはリブ28を介設しており、各筒状突起25の強度アップを図りつつ、筒状突起25間の隙間に誤って指等を突っ込んで怪我したりすることを防止している。また、同様に、台座部22の各辺部に半円状の指詰め防止板22a を一体的に連設するとともに、各筒状突起25からは前記指詰め防止板22a と同じく水平方向に指詰め防止片22b を突設している。
【００８６】
ところで、施療体としての左右の指圧用回転体20,20 は、図５の矢印で示すように、互いに対称的に回転するようにしている。すなわち、指圧用回転体20の高筒25a が左右でずれて回転すると、高筒25a の患部への当接による強い刺激が左右で異なって違和感を生じるので好ましくないからである。そこで、例えば、左側の指圧用回転体20の高筒25a が回転シャフト66に最接近したときに、右側の高筒25a も回転シャフト66に最接近するように予め指圧用回転体20,20 をセットして左右対称的に回転させると、違和感のない回転による指圧マッサージで心地好く施療可能となる。
【００８７】
ここで、他の構成についてさらに詳述する。
【００８８】
先ず、振動板１の構成について説明すると、本実施例に係る振動板１は、銀や亜鉛、銅等を抗菌材として含むＡＢＳ樹脂からなる抗菌性樹脂で、図１に示すように平面視矩形形状に形成し、その表面全体にかけて、多数の小突起12を設けるとともに、振動板１に両足を載置した際に左右それぞれの足の指側に対応する個所に、３個の突起80,80,80を横一列に配している。
【００８９】
そして、前記突起80,80,80のうち、最外側に位置した突起80の外側斜め後方位置にさらに突起80a を設けて前部突起群を形成している。なお、この突起80a を省略し、横一列の突起80,80,80のみで前部突起群８としたり、横一列とした前部突起群８を２列に並設したり、あるいは最外側の突起80a についても前後ダブルに設けても構わない。
【００９０】
かかる構成としたことにより、振動板１の略全面に設けた小突起12より振動板１のどの個所に足、手、背等の患部を載置してもマッサージ効果が高くなり、施療個所が広くても対応可能となる。しかも、足のマッサージの場合は、図１７に示すように、両足同時に施療することができるとともに、前部突起群８の各突起80,80aが足の指に対応し、振動板１の振動で足がずれることを防止し、かつ、指の付け根を強く押圧することできるのでマッサージ効果を高めることができる。
【００９１】
また、図１及び図８に示すように、前記前部突起群８の各突起80間にはリブ81を設けており、かかるリブ81で各突起80の強度アップを図り、かつ、各突起80間の凹部深さを加減することにより、足を載置した際に、指を突起80,80 間に深く挿入し過ぎることがなくなり、振動によって指を傷めたりすることを防止している。
【００９２】
図１において、82は前部突起群８の前後に並列状に設けた小突起列であり、同小突起列82の各小突起82a は、前部突起群８の各突起80と前後方向に重合しないように列設されている。
【００９３】
すなわち、足等を載置した際に、前部突起群８の各突起80に指を載せた場合、その前後の小突起列82によって突起80と振動板１面との段差を縮めることがなくなり、強力な押圧力で高いマッサージ効果を得ることが可能となる。
【００９４】
また、前記前部突起群８の反対側位置、すなわち振動板１の後部に後部突起部９を設けている。
【００９５】
本実施例における後部突起部９は、前部突起群８の各突起80と略同高さの突起90を、四角形をなすように４個配設して構成しており、足の裏のマッサージを行うに際し、前記前部突起群８が指に対応するのに対し、この後部突起部９は踵に対応することになる。91は各突起90間に設けたリブである。
【００９６】
したがって、かかる後部突起部９を用いて、踵下面や側面のマッサージが行えるとともに、側方のみでなく、下方への足のずれを防止することができる。
【００９７】
また、前部突起群８の最外側突起80a と後部突起部９とは、略同一直線上に位置するようにして、自然な姿勢で足を振動板１に載せるだけで足先と踵に突起80,90 が当接し、足の裏全体を効率よくマッサージ可能とするとともに、振動により足が外側や下側へずれることを防止している。また、本実施例では、上記した小突起12や突起80,90 等、患部に当接する個所に抗菌材を多く含有させて抗菌効果を高めるようにしている。
【００９８】
このように、本実施例では、前部突起群８が足の指に対応し、後部突起部９が踵に対応し、さらに、前述した左右一対の指圧用凸部２が土踏まずに対応することになり、足の裏全体を効率よくマッサージ可能としている。
【００９９】
しかも、指圧用凸部２と前部突起群８との間には、図１７に示すように、少なくとも足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースＳが設けられている。
【０１００】
また、図１９に示すように、前部突起群８の各突起80を足の指で挟むようにすれば、各指の側面マッサージも可能となり、かつ、外反母趾の進行を予防する効果も奏する。
【０１０１】
以上説明したように、本実施例では、指圧用凸部２により、疲れを癒すに適当な土踏まずの指圧マッサージを効果的に行えるとともに、振動による足の内側へのずれまでも防止することができる。しかも、振動板１を抗菌性樹脂製としたので、雑菌の繁殖を防止して防臭効果も奏する。
【０１０２】
次に、本実施例に係るマッサージ機Ａの作動について説明する。図２０に本マッサージ機Ａのブロック図を示す。図示するように、本実施例では電流検知部を設けて安全機構を備えさせており、例えば、振動板１や指圧用回転体20に無理な負荷がかかると、各モータ6a,6b の回転数が落ち、このときの過電流を電流検知部が検知してその信号を制御回路に送ることによって各モータ6a,6b を停止させるようにしている。なお、商用電源に変えて、電源は電池としてもよい。
【０１０３】
前述したように、操作部５におけるスイッチ操作によって、振動モード、指圧モード、おまかせモードと選択可能であるが、タイマを具備させることでいずれも始動から15分経つと自動的にＯＦＦするように制御している。
【０１０４】
ここで、本実施例のおまかせモードについて、図２１を参照しながら説明すると、おまかせモードスイッチ55をＯＮすると（イ）、振動用モータ6a、指圧用モータ6bの両方が同時に弱運転で起動し(T₁)、例えば15秒間駆動すると(T₂)、次に強運転で15秒駆動する(T₃)。
【０１０５】
このように、起動を弱運転としているので、初めて使用する者でもごく自然にマッサージ治療に入ることができ、また初期の運転（T₃まで）で、振動モード、指圧モード、これらの強弱程度を使用者に認識させ、後の使用の目安とさせることができる。
【０１０６】
そして、(T₃)からは再び両モータ6a,6b ともに弱運転となり、10〜30秒程度に設定した適当な時間で強と弱の運転を繰り返し(T₄)、起動から15分経過すると自動的にＯＦＦとなる（ロ）。
【０１０７】
なお、このおまかせモード運転中であっても、振動モードのみ、あるいは、指圧モードのみを各スイッチ51〜54を操作することでその強弱とともに選択することが可能であり（ハ）（ニ）、また、かかる別モードを選択しても、おまかせモードスイッチ55のＯＮから15分経過すれば自動的にＯＦＦとなるように制御している。なお、おまかせ運転中に、他のモードを選択した場合、始動は弱運転から開始するようにすることが好ましい。
【０１０８】
なお、本実施例では、(T₄)については振動モード、指圧モードが両者そろって強弱を繰り返すようにしているが、例えば、所定時間は振動モードが停止して指圧モードが強運転となり、次いで指圧モードが停止して振動モードが弱運転となり、次いで指圧モードは停止のまま振動モードが強運転となり、さらにその後は振動モードが停止して指圧モードが低運転するなどを繰り返したり、あるいは、各運転状態が全くアトランダムに発生するなど、適宜設定することができる。
【０１０９】
ここで本実施例の変形例について説明する。
【０１１０】
本実施例では、マッサージ機Ａを指圧マッサージと振動マッサージとの２種類のマッサージを行えるようにしており、それぞれ専用の振動用モータ6aと、指圧用モータ6bとを備えている。
【０１１１】
そして、前述したように、ケーシングＣの前側の高さを後側よりも高くして傾斜状に形成し、高くした前側に振動板１を振動させる振動用モータ6aを起立状態に配設し、ケーシングＣ内にスペースのない前側に指圧用モータ6bを横臥状態に配設してケーシングＣの内部空間を有効利用してマッサージ機Ａをコンパクトな構成としている。
【０１１２】
このように、２種のモータを備え、一方を横臥状態に、他方を起立状態に配設した構成において、図２２に示したものは、起立状態とした振動用モータ6aをケーシングＣ側に固定するのではなく、振動板１に吊下状態に取付けている。1bは振動板１に設けたモータ取付部である。
【０１１３】
また、図２３に示したものは、指圧用凸部２を廃止して、指圧用モータ6bを用いて振動板１を上下方向に振動させるようにしたものである。ここでは、振動用モータ6aを振動板１に吊下状態に配設したものとしているが、先の実施例同様にケーシングＣ側に固定してもよい。63' は振動板１を上下振動させる偏心カムである。
【０１１４】
図２４及び図２５に示したものは、振動板１を廃止して、振動用モータ6aのモータ軸62の先端に偏心カムに代えて歯車1cを取付け、同歯車1cを介して第２の指圧用凸部2'を回転可能としたものである。71' は第２の指圧用凸部2'を先端に取付けた回転軸であり、中途に前記歯車1cと噛合する歯車1dを取付けている。
【０１１５】
なお、ここでは、指圧用凸部２の構成を、回転軸71の先端部分を屈曲させ、その先端に揉み玉25' を取付けたものとしている。
【０１１６】
図２６及び図２７に示したものは、指圧用凸部２をケーシングＣの幅方向に長手状としたローラ体Ｊで構成し、同ローラ体Ｊを軸架するとともに、ベルト機構Ｇを介して軸芯G0廻りに回転可能としたものである。G1はベルト、G2は指圧用モータ6bに連結した伝動ローラ、J1は小径ローラであり、同小径ローラJ1を側面視で正５角形の各頂点に位置するように配設して前記ロータ体Ｊを構成している。
【０１１７】
次に、本発明に係るマッサージ機Ａの他の実施例を説明する。なお、以下に説明する構成以外は第１実施例と同様なので説明は省略する。
【０１１８】
（第２実施例）
図２８に示したものは、回転シャフト66の軸方向への移動を規制する規制手段の他の実施例であり、回転シャフト66の先端部分は、ギヤケース７に設けた規制壁74と回転シャフト66の端面との間にスプリング76を配設して回転シャフト66の軸方向への動きを規制し（図３０参照）、基端部分については、回転シャフト66にフランジ部66d を設け、同フランジ部66d とギヤケース７との間に緩衝材として板バネ75を配設している（図２９参照）。なお、図２８及び図３０において、78は前記スプリング76のずれ防止のために配設した円筒状のずれ防止用ピースである。
【０１１９】
回転シャフト66の振動がギヤケース７に伝達されると共振して騒音を発生するおそれがあるが、上記構成としたことにより、スプリング76や板バネ75によって振動を吸収してこれを防止することができる。
【０１２０】
（第３実施例）
図３１に示したものは、回転シャフト66のウォームギヤ72と、左右のリングギヤ73,73 との間に中間歯車73',73' を配設したものである。
【０１２１】
（第４実施例）
図３２に示したものは、第１、第２実施例のように回転シャフト66にウォームギヤ72を形成するのではなく、平歯車77を設けたものである。この場合、指圧用モータ6bの軸線方向は、先の実施例では指圧回転体20を取付けた回転軸71の軸方向と直交したのに対し、ここでは一致している。
【０１２２】
図中、66e は指圧用モータ6bの上下動を防止する規制手段としてのフランジである。また、67' はゴム材等の弾性体からなるモータ押さえベルト、67''は下ケース３に設けた弾性体であり、指圧用モータ6bを支持している。
【０１２３】
（第５実施例）
図３３、図３４に示したものは、先の各実施例では施療体である指圧回転体20が水平回転したのに対し、ここでは縦方向に回転するように構成したもので、水平軸66' に取付けた歯車73''をウォームギヤ72の上側に噛合状態に配設し、前記水平軸66' の両側部に複数の指圧用ローラ20' を放射状に取付けて指圧用凸部２を構成している。69' は水平軸66' の軸受けである。
なお、本発明は、上記各実施例で示したような載置式のものではなく、手持ち式のもの、あるいは、椅子式、ベッド式のものなどにも適用することもできる。
【０１２４】
【発明の効果】
（１）請求項１記載の本発明では、マッサージの際に施療体に負荷がかかっても回転シャフトは施療体を取付けた回転軸方向へ反ったりすることがなく、ギヤとリングギヤとの噛み合わせを良好な状態に保ち、異音を発生させるおそれがない。また、モータ軸と回転シャフトとを別体で構成しているので、特殊なモータを用いる必要がなくコスト的に有利であり、さらに、モータの寿命が尽きたり、故障した場合は、モータのみを取り出して容易に交換が可能となる。また、専用のギヤケース内に回転シャフトを配設することで軸芯がとりやすくなり、かつ、ユニット化することでマッサージ機の組立作業の容易化を図ることができる。また、駆動部を構成する部品に不具合が生じても、ユニットで取り出して修理することができ、メンテナンスも容易となる。さらに、モータ軸芯のずれを可及的に防止できるとともに、モータの振動を吸収してケーシングに直接振動が伝達されることを防止することができる。さらに、ギヤケースに形成したリングギヤ収納部の中央に突設した回転軸支持用ボスを、前記下ケースに突設した円筒状凸部にそれぞれ嵌合したことで、駆動部ユニットの横ぶれを防止することができる。
【０１２５】
（２）請求項２記載の本発明では、前記回転シャフトに設けた軸受けをボールベアリングとし、同ボールベアリングの外周に弾性体を設けたので、前記（１）の効果に加え、回転シャフトの回転が円滑に行え、しかも、別体である回転シャフトとモータ軸とをネジ等で連結した際に生じる回転シャフトの若干の反りを要因とする振動を吸収可能となり、ボールベアリングの受け部分に対してベアリングの叩き音を発生してもこれを吸収することが可能となって静音効果を生起する。
【０１２６】
（３）請求項３記載の本発明では、前記回転シャフトの軸方向への動きを規制する規制手段を具備させたことにより、前記（１）、（２）の効果に加え、負荷がかかった場合に、その反作用によって回転シャフトが軸方向へ前後動しようとしても、これを規制することでモータ軸への負担を軽減し、モータの寿命が縮まることを防止するとともに、前後動による音の発生を防止できる。
【０１２７】
（４）請求項４記載の本発明では、前記規制手段を回転シャフトを配設するケース体に設け、同規制手段とケース体との間に緩衝材を設けたことにより、前記（１）〜（３）の効果に加え、ケース体に振動が伝達されて共振することがなく、騒音防止を図ることができる。
【０１３１】
（５）請求項５記載の本発明では、前記駆動部ユニットを上ケース若しくは下ケースいずれかに取付けるとともに、同駆動部ユニットを他側のケースで支持したことにより、前記（１）〜（４）の効果に加え、例えばマッサージ機を落下させたりした場合に衝撃を分散させることができ、駆動部ユニットに大きな損傷を与えないですむ。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例に係るマッサージ機の平面図である。
【図２】同マッサージ機の縦断面図である。
【図３】同マッサージ機の側面図である。
【図４】上ケースの底面図である。
【図５】マッサージ機の振動板を取り除いた状態の平面図である。
【図６】図５のＩ−Ｉ線における断面図である。
【図７】下ケースの平面図である。
【図８】マッサージ機の分解斜視図である。
【図９】駆動部ユニットの分解斜視図である。
【図１０】ギヤケースの平面断面図である。
【図１１】同縦断面図である。
【図１２】同横断面を示す説明図である。
【図１３】指圧用回転体の斜視図である。
【図１４】同指圧用回転体の側面図である。
【図１５】同指圧用回転体の平面図である。
【図１６】図１５のＩ−Ｉ線における断面図である。
【図１７】同マッサージ機の使用状態を示す説明図である。
【図１８】指圧用凸部と前部突起群との間に設けたスペースの説明図である。
【図１９】前部突起群の使用例を示す説明図である。
【図２０】マッサージ機Ａのブロック図である。
【図２１】同マッサージ機の作動状態を示すタイムチャートである。
【図２２】本実施例に係るマッサージ機の変形例を示す説明図である。
【図２３】本実施例に係るマッサージ機の変形例を示す説明図である。
【図２４】本実施例に係るマッサージ機の変形例を示す説明図である。
【図２５】同平面視による説明図である。
【図２６】本実施例に係るマッサージ機の変形例を示す説明図である。
【図２７】同平面視による説明図である。
【図２８】第２実施例に係るマッサージ機の規制手段の説明図である。
【図２９】同規制手段の拡大説明図である。
【図３０】同規制手段の変形例を示す説明図である。
【図３１】第３実施例に係る駆動部ユニットの説明図である。
【図３２】第４実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図３３】第５実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図３４】同側面視による説明図である。
【図３５】従来のマッサージ機の説明図である。
【符号の説明】
Ａマッサージ機
Ｃケーシング
Ｅ弾性体
Ｆモータ軸
F1 軸受け
Ｕ駆動部ユニット
３下ケース
４上ケース
6b 振動用モータ
７ギヤケース
20 指圧用回転体（施療体）
43 取付ボス
66 回転シャフト
67 緩衝材（モータ押さえバンド）
68 軸受け
69 軸受け
71 回転軸
72 ウォームギヤ
73 リングギヤ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a massage machine including a rotating treatment body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a massage machine having this kind of acupressure function, for example, there is one shown in Japanese Patent Publication No. 59-39138, which is provided with a worm gear at the tip of a motor shaft 100 as shown in FIG. The rotating shaft 200 is interlocked and coupled with the pair of ring gears 300 and 300, and the treatment body 500 is provided at the tip of the rotating shafts 400 and 400 projecting from the ring gears 300 and 300, respectively, and the motor 600 is driven to perform treatment. There was something that massaged by rotating the body 500. 700 is the casing of the massage machine.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the structure of the conventional massage machine described above, the rotary shaft 200 is not supported, but even if it is a bearing, in the conventional technical idea, for example, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 63-29529, the tip portion is used. It was just about bearing.
[0004]
However, in such a bearing structure, when a load is applied to the treatment body 500 during massage, the rotary shaft 200 tends to warp in the vertical direction, that is, the direction of the rotation shaft 400 to which the treatment body 500 is attached.
[0005]
This increases the load on the bearing of the motor shaft 100 and causes a reduction in the service life. Also, the meshing between the worm and the ring gear 300 is deteriorated, and noise may be generated.
[0006]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a massage machine having a drive structure that can smoothly rotate a treatment body over a long period of time.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-mentioned problems, in the present invention according to claim 1, a rotary shaft is interlocked and connected to the tip of a motor shaft, a gear is provided on the rotary shaft and meshed with a ring gear, and a rotation projecting from the ring gear is provided. A treatment body is provided at the distal end of the shaft, and the treatment body is rotated by driving the motor so that massage can be performed. Between the bearing provided at the distal end of the rotating shaft and the bearing of the motor shaft, the proximal end of the rotating shaft is further provided. Provide bearings to supportTamaSage machineThe rotary shaft and the ring gear are housed in a gear case, and a motor is attached to the gear case to form an integral drive unit, and the massage machine casing is composed of a lower case and an upper case. A pair of mounting bosses for coupling the two cases projecting from at least one case, the motor being sandwiched between the mounting bosses, and a cushioning material between the motor and the mounting boss In addition, a rotating shaft support boss projecting from the center of the ring gear housing portion formed in the gear case is fitted into a cylindrical convex portion projecting from the lower case, respectively.It was. Therefore, even if a load is applied to the treatment body during massage, the rotating shaft does not bend in the direction of the rotation axis to which the treatment body is attached, keeping the gear and the ring gear in a good state, and making noise. There is no risk of it being generated. In addition, since the motor shaft and rotating shaft are configured separately, there is no need to use a special motor, which is advantageous in terms of cost. It can be easily removed and replaced.Moreover, it becomes easy to take an axial center by arrange | positioning a rotating shaft in an exclusive gear case, and the assembly operation of a massage machine can be facilitated by unitizing. Further, even if a failure occurs in the parts constituting the drive unit, it can be taken out and repaired by the unit, and maintenance is facilitated. Further, it is possible to prevent the motor shaft core from being displaced as much as possible and to absorb the vibration of the motor and prevent the vibration from being directly transmitted to the casing.
[0008]
In the present invention, the bearing provided on the rotating shaft is a ball bearing, and an elastic body is provided on the outer periphery of the ball bearing. Therefore, the rotating shaft can be smoothly rotated, and the rotating shaft and the motor shaft are connected separately, so that the rotating shaft is slightly warped when connected with screws or the like. Vibration occurs due to the cause, but it is absorbed by the action of the elastic body, and it can be absorbed even if a bearing hitting sound is generated at the receiving part of the ball bearing, and a silent effect is produced. To do.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, there is provided restricting means for restricting movement of the rotary shaft in the axial direction. In other words, when a load is applied, the rotating shaft tries to move back and forth in the axial direction due to the reaction, but by restricting this, the burden on the motor shaft is reduced and the life of the motor is prevented from being shortened. Also prevents the generation of sound due to back and forth movement.
[0010]
In the present invention according to claim 4, the restricting means is provided in a case body in which the rotating shaft is disposed, and a buffer material is provided between the restricting means and the case body. Therefore, when vibration is transmitted to the case body, it may resonate and generate noise, but this can be prevented.
[0014]
  Claim5In the described invention, the drive unit is attached to either the upper case or the lower case, and the drive unit is supported by the other case. With this configuration, for example, when a massager is dropped, the impact can be dispersed, and the drive unit is not damaged significantly.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The massage machine according to the present invention interlocks and connects the rotary shaft to the tip of the motor shaft, provides a gear on the rotary shaft and meshes with the ring gear, and provides a treatment body at the tip of the rotary shaft protruding from the ring gear, The massager can be massaged by rotating the treatment body by driving the motor, and a bearing for supporting the base end of the rotating shaft is further provided between the bearing provided at the tip of the rotating shaft and the bearing of the motor shaft. is there.
[0016]
With this configuration, the rotating shaft that rotates in a direction orthogonal to the rotation direction of the treatment body warps in the axial direction of the rotation shaft to which the treatment body is attached even when a load is applied to the treatment body during massage. The meshing between the gear and the ring gear can be kept in a good state, and there is no possibility of generating abnormal noise. A worm gear can be suitably used as the gear provided on the rotating shaft.
[0017]
In addition, since the rotating shaft and the motor shaft are configured separately, there is no need to use a special motor, which is advantageous in terms of cost. Furthermore, if the life of the motor is exhausted or fails, only the motor is taken out. Can be easily replaced.
[0018]
The bearing provided on the rotating shaft is preferably a ball bearing, and an elastic body may be provided on the outer periphery of the ball bearing.
[0019]
By adopting such a configuration, it is possible to smoothly rotate the rotating shaft and to prevent occurrence of vibration.
[0020]
That is, because the rotating shaft and the motor shaft are connected separately, a slight warpage is generated in the rotating shaft when connecting with a screw or the like, and this warpage causes vibration. This can be absorbed by the action of the elastic body, and even if a hitting sound of the bearing is generated at the receiving portion of the ball bearing, it can be absorbed and a silent effect can be produced.
[0021]
Moreover, the control means which controls the motion to the axial direction of the said rotating shaft can be provided.
[0022]
In other words, when a load is applied, the rotating shaft tries to move back and forth in the axial direction due to the reaction, but by restricting this, the burden on the motor shaft is reduced and the life of the motor is prevented from being shortened. Also prevents the generation of sound due to back and forth movement.
[0023]
A cushioning material can be provided between the regulating means and the case body in which the rotating shaft is disposed.
[0024]
Here, the case body can be a gear case that houses and arranges the rotating shaft and the ring gear, and that is mounted with a motor to form an integral drive unit, and resonates when vibration is transmitted to the gear case. However, this may be prevented by providing the cushioning material.
[0025]
Moreover, it becomes easy to take an axial center by arrange | positioning a rotating shaft in an exclusive gear case, and the assembly operation of a massage machine can be facilitated by unitizing. Further, even if a failure occurs in the parts constituting the drive unit, it can be taken out and repaired by the unit, and maintenance is facilitated.
[0026]
By the way, the case body that forms the outer shell of the massage machine can be composed of a lower case and an upper case, and a pair of mounting bosses for connecting the cases is provided at least on one of the upper and lower cases. Displacement of the motor shaft can be prevented as much as possible by disposing the motor between the mounting bosses.
[0027]
In addition, a rotary shaft, a ring gear, etc. can be directly attached to the case body of the massage machine without using the gear case. In this case, a cushioning material may be provided between the case body and the regulating means. preferable.
[0028]
Furthermore, a cushioning material can be interposed between the motor and the mounting boss of the case body that forms the outer shell of the massage machine. With this configuration, it is possible to prevent the vibration of the motor from being transmitted directly to the casing.
[0029]
In addition, the drive unit can be attached to either the upper case or the lower case, and the drive unit can be supported by the other case. With such a configuration, for example, when the massage machine is dropped, the impact can be dispersed, and the drive unit is not damaged significantly.
[0030]
As described above, the massage machine according to the present invention can keep the meshing between the gear and the ring gear in a good state, and can be driven smoothly over a long period of time without generating abnormal noise.
[0031]
【Example】
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0032]
1 is a plan view of a massage machine A according to the present embodiment, FIG. 2 is a longitudinal sectional view thereof, FIG. 3 is a side view thereof, FIG. 4 is a bottom view of the upper case, FIG. 5 is a plan view of the upper case, FIG. FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 5, FIG. 7 is a plan view of the lower case, and FIG. 8 is an exploded perspective view of the massage machine A.
[0033]
The massage machine A according to the present embodiment attaches a plate body on the casing C, attaches a pair of left and right acupressure convex portions 2 at the approximate center of the plate body, and rotates by the drive unit U to enable massage by acupressure. In addition, the plate body is vibrated by a vibration motor 6a so as to function as the vibration plate 1 and is configured to be configured so that massage by vibration can be performed in parallel. However, the diaphragm 1 is brought into contact with the back or the like so that it can be used for back massage or the like.
[0034]
As shown in FIG. 8, the casing C is assembled in a superposed state by a rectangular lower case 3 formed of ABS resin and a thin plate-like upper case 4 having a peripheral wall 40 fitted to the lower case 3. The halved handle components 3a and 4a integrally formed on one side of both cases 3 and 4 are superposed to form a handle 30 integrally with the casing C. C1 is a power cord.
[0035]
The lower case 3 has an upper surface whose front side (on the opposite side to the handle 30 and from the user side) is higher than the rear side (on the handle 30 side and from the user side). In the case of massaging the sole of the foot, the user can sit down and use it.
[0036]
A vibration motor 6a that vibrates the diaphragm 1 is disposed upright on the rear side, and a shiatsu motor 6b, which will be described later, is disposed on the rear side where there is not enough space in the casing C. ing. As described above, the vibration motor 6a is erected and the acupressure motor 6b is disposed in a lying state, so that the internal space of the lower case 3 can be used effectively, and the entire massage machine A is compact. Is possible.
[0037]
Rubber leg seats 31 having elasticity and a large friction coefficient are attached to the four corners of the bottom surface to prevent the vibration from being directly transmitted to the floor surface on which the massage machine A is placed. .
[0038]
The upper case 4 is fitted to the lower case 3 and fixed by mounting screws 32 and 34, and an operation portion 5 is provided on the surface of the handle 30 side. 50 is a power switch, 51 is a vibration mode switch, 52 is a vibration strength changeover switch, 53 is a shiatsu mode switch, 54 is a shiatsu strength changeover switch, 55 is an auto mode switch, and when this auto mode switch 55 is selected, vibration, A massage that combines each mode of acupressure at random. Reference numeral 56 denotes an operation display lamp.
[0039]
Thus, since the operation part 5 is provided between the diaphragm 1 and the handle 30, the handle 30 will protect the operation part 5 when the massage machine A is accidentally dropped.
[0040]
Further, as shown in FIG. 3, the power switch 50 is provided so as not to protrude from the imaginary line L connecting the tip end of the handle 30 and the front end of the diaphragm 1. There is nothing to do.
[0041]
Further, a gap d is provided between the handle 30 and the installation surface so that the handle 30 can be easily gripped when being carried. Moreover, since the handle 30 is at a relatively low position, even if it is formed in a protruding state, it does not interfere with the massage.
[0042]
In addition, elastic struts 41 and 42 made of natural rubber with different hardnesses are provided at the four corners of the upper case 4 between the front side and the rear side, and the diaphragm 1 is mounted via the elastic struts 41 and 42. It is connected to the casing C. As shown in FIGS. 2 and 8, the elastic struts 41 and 42 have flange portions 41b and 42b connected to both ends of cylindrical rubber portions 41a and 42a, and male thread portions 41c connected to the flange portions 41b and 42b. , 42c are projecting inserts, and the male thread portions 41c, 41c, 42c, 42c at both ends are fixed to the diaphragm 1 and the upper case 4 with nuts 41d, 42d via washers 41e, 42e, respectively. Yes.
[0043]
On the other hand, functional parts B are concentrated on the back surface of the upper case 4.
[0044]
As shown in FIG. 4, the functional part B is composed of the vibration motor 6a erected at the center position on the front side of the upper case 4, a drive unit U that rotationally drives the acupressure convex part 2, and a substrate B1. Has been. B2 is a lead wire, 60 is a cooling fan for the vibration motor 6a, and 61 is a cooling fan for the acupressure motor 6b.
[0045]
The vibration motor 6a can be switched between two stages of strength and weakness. The motor 6a can be rotated at 3,100 rpm for strong and 2,700 rpm for weak, and the motor shaft 62 protrudes from the surface side of the upper case 4.
[0046]
When viewed with the diaphragm 1 removed, only the drive portion for performing vibration massage or acupressure massage is exposed on the surface as shown in FIGS. When removing the diaphragm 1, the nuts 41d and 42d that fix the elastic struts 41 and 42 and the diaphragm 1 may be screwed off.
[0047]
2 and 8, reference numeral 4b denotes a guide cylinder attached to the upper case 4. The motor cylinder 62 of the vibration motor 6a is inserted into the guide cylinder 4b, and an eccentric cam 63 is interposed at the tip of the motor axis 62. The bearing 64 is installed. The bearing 64 is fitted to a mounting boss 11 formed on the diaphragm 1 via a rubber cap 65, and the vibration motor 6a and the diaphragm 1 are linked and connected.
[0048]
The drive unit U is capable of performing acupressure massage by rotationally driving the acupressure convex portion 2 and is attached in a recumbent state at the rear center position of the upper case 4 with the axial direction aligned with the longitudinal direction of the upper case 4. The acupressure motor 6b is integrated with a gear case 7 linked to the acupressure motor 6b.
[0049]
Hereinafter, the drive unit U constituting the main part of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 9 is an exploded perspective view of the gear case 7, FIG. 10 is a plan sectional view thereof, FIG. 11 is a longitudinal sectional view thereof, and FIG.
[0050]
As shown in FIG. 9, the gear case 7 is composed of an upper casing 7 'and a lower casing 7' 'having the same structure having a worm housing portion 7a in the center and ring gear housing portions 7b, 7b formed on the left and right sides thereof. A number of connecting portions 7c provided on the periphery of the casing are connected by connecting screws 70a and nuts 70b. 7d is a rotating shaft support boss projecting from the center of the ring gear storage portion 7b of each casing 7 ', 7' ', and 7e is also formed at one end of the worm storage portion 7a of each casing 7', 7 ''. It is a motor attachment part component piece.
[0051]
The gear case 7 is made of glass-filled ABS resin in order to increase its strength, and is attached to the approximate center of the upper case 4 with four mounting screws 70 (see FIG. 4). Then, as shown in FIGS. 2, 7, 8, and 12, cylindrical protrusions 38, 38, which are concentrically formed from an inner peripheral wall 38a and an outer peripheral wall 38b, are projected from the lower case 3. The gear case 7 is firmly fixed between the upper and lower cases 4 and 3 by fitting the rotating shaft supporting bosses 7d and 7d formed on the lower surface of the gear case 7 to the cylindrical convex portions 38 and 38, respectively. It is pinched. Therefore, for example, even when the massage machine A is dropped, the impact is dispersed and the gear case 7 is not damaged greatly. Further, since the rotating shaft supporting bosses 7d and 7d are fitted to the cylindrical convex portions 38 and 38, the drive unit U is prevented from being laterally shaken.
[0052]
The acupressure motor 6b can be switched between two stages of strength and weakness, and can be rotated at 3,100 rpm for strong and 2,700 rpm for weak, and as shown in FIGS. 9 and 11, the motor mounting portion constituting pieces 7e, 7e A motor end face is attached to the motor attachment portion 7E formed by the above through a metal motor attachment plate 7f, and the motor shaft F faces the worm storage portion 7a of the gear case 7.
[0053]
Since the motor mounting plate 7f is formed with a gradient for die-cutting in the motor mounting portion 7E made of synthetic resin motor mounting portion constituting pieces 7e, 7e, it does not come into close contact with the motor end surface. It is provided and is attached to the acupressure motor 6b by four screws 70c. The acupressure motor 6b can be securely fixed to the gear case 7 by the plate 7f. 70d is a screw that connects the motor mounting portion 7E and the acupressure motor 6b to which the motor mounting plate 7f is mounted. The screw 70d is inserted into through holes formed at the four corners of the motor mounting plate 7f, and the back surface. And screwed to the nut 70e.
[0054]
Further, as shown in FIG. 6, a pair of motor pressing and mounting bosses (mounting bosses) 43 are provided on the upper case 4 so that a motor pressing band 67 made of CR rubber is buffered between the mounting bosses 43 and 43. The affixing boss 43 and the upper case mounting boss 33 (see FIG. 7) standing on the lower case 3 are fixed by mounting screws 34 while the finger pressure motor 6b is sandwiched as a material. In FIG. 7, reference numeral 35 denotes a motor receiver provided in the lower case 3, and a pillow body 36 made of an elastic material such as a rubber material is attached to the motor receiver 35. Further, in this embodiment, as shown in FIGS. Thus, the upper case 4 is also provided with a motor receiver 35 ', and by means of both motor receivers 35, 35', the shiatsu motor 6b is securely clamped between the upper and lower cases 4, 3 and the pillow The body 36 absorbs vibration from the motor 6b.
[0055]
Since the arrangement structure of the vibration motor 6b is as described above, the vibration of the motor 6b is reliably absorbed and is not directly transmitted to the casing C, and the motor shaft F can be misaligned. It can be prevented as much as possible.
[0056]
The acupressure motor 6b can be decelerated by interlocking connection with a gear interlocking mechanism disposed in the gear case 7, and can rotate at a high speed of 30rpm and a low speed of 24rpm.
[0057]
That is, the gear interlocking mechanism forms a worm gear 72 on the peripheral surface of a brass rotating shaft 66 interlocked with the motor shaft F of the finger pressure motor 6b, and the worm gear 72 has left and right ring gears 73 which are polyacetal resin molded products. , 73 are engaged with each other, and a rotating shaft 71 made of stainless steel projects from the center of each of the ring gears 73, 73, and a finger pressure that forms a shiatsu convex portion 2 at the tip of each rotating shaft 71 The rotating body 20 is connected as a treatment body. As shown in FIGS. 9 and 12, the rotating shaft 71 is supported at its upper and lower ends by bearings 71b and 71b.
[0058]
As described above, the rotating shaft 66 is disposed in the worm housing portion 7a of the gear case 7, and a D-cut motor of the shiatsu motor 6b is inserted into the fitting hole 66a formed at the base end of the rotating shaft 66. The shaft F is inserted and connected and fixed by a fixing screw 66b as shown in FIG. The ring gear 73 is disposed in each of the ring gear storage portions 7b and 7b in a state of being engaged with the worm gear 72. The worm gear 72 is preferably coated with grease.
[0059]
  In FIG. 11, reference numeral 66d denotes a hole for removing the fixing screw 66b, which can be used when attaching and removing the finger pressure motor 6b and the rotary shaft 66. That is, after releasing the connection between the motor shaft F and the rotating shaft 66 using the same hole 66d, the vibration motor 6b can be removed from the motor mounting portion 7E by removing the nut 70e from the screw 70d as described above. it can.
[0060]
With the configuration described above, if the acupressure motor 6b is rotated, the left and right acupressure rotators 20, 20 rotate in opposite directions via the gear interlocking mechanism (see the arrows in FIG. 5), and a moderate acupressure is applied to the affected area. Massage can be given.
[0061]
Further, as described above, since the cylindrical convex portions 38, 38 projecting from the lower case 3 fit and support the rotating shaft supporting bosses 7d, 7d of the gear case 7 without gaps, the grease flowing out from the rotating shaft 71 Etc. can be prevented from flowing out to other places, and the spread of dirt due to grease can be prevented. In particular, as shown in FIG. 2 and FIG. 7, since the double cylindrical structure in which the height of the inner peripheral wall 38a of the cylindrical convex portions 38, 38 is lowered, the effect is further increased.
[0062]
In the above configuration, in this embodiment, as shown in FIGS. 10 and 11, a bearing 68 provided at the tip of the rotating shaft 66 linked to the motor shaft F of the finger pressure motor 6b, a bearing F1 of the motor shaft F, Further, a bearing 69 for supporting the base end of the rotating shaft 66 is provided. In this embodiment, the bearings 68 and 69 are ball bearings.
[0063]
Therefore, when acupressure massage is performed, the rotating shaft 66 does not bend in the direction of the rotating shaft 71 even if a load is applied to the acupressure rotator 20, and the worm gear 72 and the ring gear 73 are in good meshing. Can be maintained, and there is no possibility of generating abnormal noise.
[0064]
An elastic body E is provided on the outer circumference of the ball bearing (bearings 68, 69).
[0065]
In this embodiment, the elastic body E is formed by molding NBR (nitrile) rubber into a ring shape having a U-shaped cross section in consideration of compatibility with the ABS resin that is the material of the gear case 7. Natural rubber, EPDM (ethylene propylene) rubber, or elastomer resin may be used.
[0066]
By providing such an elastic body E, the rotation shaft 66 can be smoothly rotated. Moreover, as described above, the rotating shaft 66 is connected to the motor shaft F, and when connected by the fixing screw 66b, the rotating shaft 66 is slightly warped, and this warping tends to cause vibration. However, this is absorbed by the action of the elastic body E, and even if a hitting sound is generated with respect to the receiving portions of the bearings 68 and 69, it can be absorbed and a silent effect is produced.
[0067]
Further, as shown in FIGS. 10 and 11, stepped portions 66c are formed on both end sides of the rotating shaft 66, and bearings 68 and 69 are attached so that the end surfaces are in contact with the stepped portions 66c. The movement of the back and forth is regulated.
[0068]
  That is, when a load is applied during massage, the rotary shaft 66 tries to move back and forth in the axial direction due to the reaction, but by restricting this, the burden on the motor shaft F is reduced, and the shiatsu motor 6b As well as preventing the life of the product from shortening, it also prevents the generation of sound due to back and forth movement.
[0069]
Thus, in this embodiment, the stepped portion 66c and the bearings 68, 69 constitute a restricting means for restricting the movement of the rotating shaft 66 in the axial direction, and the elastic body E is provided on the outer periphery of the bearings 68, 69. Since it is provided and functions as a cushioning material, it is possible to absorb the tapping sound in the axial direction of the rotating shaft 66 and to achieve noise reduction.
[0070]
As described above, in this embodiment, the meshing between the worm gear 72 that rotates the acupressure rotator 20 and the ring gears 73 and 73 can be always kept in a good state, and long-term noise is not generated. Can be driven smoothly.
[0071]
Further, the functional unit B including the driving unit U is concentrated on the back surface of the upper case 4, and only the driving portion for performing vibration massage and acupressure massage is exposed on the surface of the upper case 4, thereby It is safe and sanitary because it is not necessary to touch the power supply system or grease when replacing the cover body 21 which covers the rotating body 20, which will be described later, or during maintenance of other parts.
[0072]
By the way, as shown in FIGS. 2 and 8, the acupressure rotator 20 forming the acupressure portion 2 is attached to a rotating shaft 71 extended from the gear case 7 by a screw 71a as a connecting means and covered with a cover body 21. Has been.
[0073]
The cover body 21 is attached so that it can be detached and attached independently. As shown in FIG. 2, a cover cloth 21b is attached to the attachment ring 21a, and the attachment ring 21a is attached to the circular opening 1a, It is inserted from the inside of the diaphragm 1 so as to come into contact with the inner edge of 1a, and is pressed and held by an 8-shaped fixture 21d (see FIG. 8). 21f is a mounting screw. Such a configuration makes it possible to repair and replace the cover body 21 when it is damaged, which is reasonable.
[0074]
In FIG. 2, reference numeral 21e denotes a protective cylinder connected to the fixture 21d, and is provided on the inner side of the circular opening 1a. And the upper end is protruded upward from the surface of the diaphragm 1.
[0075]
Since the protective cylinder 21e is interposed between the attachment end of the cover cloth 21b and the outer edge of the acupressure rotator 20, the cover cloth 21b is wound between the circular opening 1a and the acupressure rotator 20. And will not be damaged. The protective cylinder 21e may be integrally connected to the upper case 4 or may be a separate member attached to the upper case 4.
[0076]
Further, the acupressure rotator 20 is made of polyacetal resin having strength and good sliding property, and as shown in FIGS. 13 to 16, a base portion 22 as a horizontally rotating support body having a substantially triangular shape in plan view. And a boss portion 23 projecting below the pedestal portion 22 and extending upward from the boss portion 23 to be an attachment portion with the rotating shaft 71, so as to surround the screw 71a in a plan view. A cylindrical portion 24 for preventing the cover body from being caught and a cylindrical projection 25 as three acupressure projections protruding from the pedestal portion 22 so as to surround the cylindrical portion 24 are integrally formed. . Reference numeral 23a denotes a triangular reinforcing rib provided between the boss portion 23 and the base portion 22.
[0077]
Further, a metal acupressure ball 26 is attached to the upper end of the cylindrical protrusion 25 as a rolling element.
[0078]
That is, as shown in FIG. 13, a ball receiving portion 25d is integrally formed in each cylindrical protrusion 25, and the acupressure ball 26 is not dropped into the ball storage space 27 formed at the upper portion of the ball receiving portion 25d. And it is inserted so that it can rotate freely, and it inserts from the upper direction of the cylindrical protrusion 25 so that at least the top part may be exposed, and the protrusion for acupressure is formed.
[0079]
By adopting such a configuration, the number of parts and the like are reduced, and the assembling process can be simplified, thereby reducing the manufacturing cost.
[0080]
In addition, the cut end 25e is formed by cutting obliquely downward from the upper end surface of the cylindrical protrusion 25 toward the outer peripheral wall so that the affected part smoothly contacts the acupressure ball 26 also from the oblique direction.
[0081]
Further, the three cylindrical protrusions 25 are formed in three different heights, namely, a high cylinder 25a, a middle cylinder 25b, and a low cylinder 25c, and are arranged close to the center of the pedestal 22 in descending order. (FIG. 15). That is, the cylindrical protrusions 25 have different distances from the center of the pedestal portion 22, and the high cylinder 25a is closest to the rotation shaft 71 and the low cylinder 25c is most separated. In addition, the rotary body 20 for acupressure shown to FIGS. 13-16 has shown what was attached to the left side by the planar view of the massage machine A. FIG.
[0082]
With the above configuration, when the left and right acupressure rotators 20 are rotated, a pressing cycle for pushing up the affected area and a pressing release cycle for releasing the pressing force are repeated.
[0083]
That is, when the left and right acupressure rotators 20 are rotated, immediately after the affected part is pushed up by the high cylinder 25a and squeezed up, the low cylinder 25c comes into contact with the affected part to release the pushing force. In addition to obtaining strong and weak acupressure effects, any cylindrical protrusion 25 follows the concave portion of the body such as a foot or a hand, so that acupressure can be surely performed.
[0084]
Moreover, since the distances of the cylindrical protrusions 25 with respect to the rotation shaft 71 serving as the center of the pedestal portion 22 are different, the cylindrical protrusions 25 are rotated on concentric circles having different radii by the rotation of the acupressure rotator 20. Thus, the acupressure radius is increased and the acupressure area can be increased.
[0085]
In addition, ribs 28 are provided between the cylindrical protrusions 25, and the strength of each cylindrical protrusion 25 is increased, and a finger or the like is accidentally inserted into the gap between the cylindrical protrusions 25 to cause injury. To prevent that. Similarly, a semi-circular finger padding prevention plate 22a is integrally connected to each side of the pedestal part 22, and the finger is prevented from horizontally extending from each cylindrical projection 25 in the same manner as the finger padding prevention plate 22a. An anti-stuffing piece 22b is projected.
[0086]
By the way, the left and right acupressure rotators 20 and 20 as treatment bodies rotate symmetrically with each other as shown by arrows in FIG. That is, when the high cylinder 25a of the acupressure rotator 20 is shifted from side to side, strong stimulation due to the contact of the high cylinder 25a with the affected part differs between the left and right, which is not preferable. Therefore, for example, when the high cylinder 25a of the left acupressure rotator 20 is closest to the rotation shaft 66, the acupressure rotators 20, 20 are previously set so that the right high cylinder 25a is also closest to the rotation shaft 66. When it is set and rotated symmetrically, it can be treated comfortably with acupressure massage with a sense of incompatibility.
[0087]
Here, other configurations will be described in more detail.
[0088]
First, the configuration of the diaphragm 1 will be described. The diaphragm 1 according to the present embodiment is an antibacterial resin made of ABS resin containing silver, zinc, copper or the like as an antibacterial material, and is rectangular in plan view as shown in FIG. A plurality of small protrusions 12 are provided over the entire surface, and three protrusions 80, 80 are provided at positions corresponding to the left and right foot sides when both feet are placed on the diaphragm 1. , 80 are arranged in a horizontal row.
[0089]
Further, among the protrusions 80, 80, 80, a protrusion 80a is further provided at a position obliquely rearward of the outermost protrusion 80 to form a front protrusion group. The protrusion 80a is omitted, and the front protrusion group 8 is formed only by the horizontal line of protrusions 80, 80, 80, the front protrusion group 8 is formed in two lines, or the outermost The protrusion 80a may also be provided in a front / rear double.
[0090]
With this configuration, the massage effect is enhanced regardless of where the affected part such as the foot, hand, or back is placed on the diaphragm 1 from the small protrusion 12 provided on the substantially entire surface of the diaphragm 1, and the treatment site is Even if it is wide, it can be handled. Moreover, in the case of foot massage, as shown in FIG. 17, both feet can be treated simultaneously, and the projections 80 and 80a of the front projection group 8 correspond to the toes, and the vibration of the diaphragm 1 Since the foot can be prevented from slipping and the finger base can be pressed strongly, the massage effect can be enhanced.
[0091]
As shown in FIGS. 1 and 8, ribs 81 are provided between the projections 80 of the front projection group 8. The ribs 81 increase the strength of the projections 80. By adjusting the depth of the recess between them, when the foot is placed, the finger is not inserted too deeply between the protrusions 80 and 80, and the finger is prevented from being damaged by vibration.
[0092]
In FIG. 1, reference numeral 82 denotes a small protrusion row provided in parallel before and after the front protrusion group 8, and each small protrusion 82 a of the small protrusion row 82 extends in the front-rear direction with each protrusion 80 of the front protrusion group 8. They are lined up so as not to overlap.
[0093]
That is, when a finger is placed on each projection 80 of the front projection group 8 when a foot or the like is placed, the step between the projection 80 and the diaphragm 1 surface is not reduced by the front and rear small projection rows 82. It is possible to obtain a high massage effect with a strong pressing force.
[0094]
A rear projection 9 is provided at a position opposite to the front projection group 8, that is, at the rear portion of the diaphragm 1.
[0095]
The rear projection 9 in this embodiment is configured by arranging four projections 90 having substantially the same height as the projections 80 of the front projection group 8 so as to form a quadrangle. When performing the above, the front projection group 8 corresponds to the finger, whereas the rear projection 9 corresponds to the heel. Reference numeral 91 denotes a rib provided between the protrusions 90.
[0096]
Therefore, the rear projection 9 can be used to massage the lower and side surfaces of the heel, and prevent the foot from shifting downward as well as laterally.
[0097]
Further, the outermost projection 80a and the rear projection 9 of the front projection group 8 are positioned substantially on the same straight line, and the foot is projected to the toe and the heel simply by placing the foot on the diaphragm 1 in a natural posture. 80,90 abuts, making it possible to massage the entire sole of the foot efficiently and preventing the foot from shifting outward or downward due to vibration. Further, in this embodiment, the antibacterial effect is enhanced by adding a lot of antibacterial material to the above-mentioned small protrusions 12, protrusions 80, 90, and the like that are in contact with the affected part.
[0098]
Thus, in this embodiment, the front projection group 8 corresponds to the toes, the rear projection 9 corresponds to the heel, and the pair of left and right acupressure convex portions 2 described above corresponds to the arch. The whole sole of the foot can be massaged efficiently.
[0099]
Moreover, as shown in FIG. 17, a space S is provided between the acupressure convex portion 2 and the front projection group 8 so as to sink at least the convex curved surface portion of the sole of the foot.
[0100]
In addition, as shown in FIG. 19, if each projection 80 of the front projection group 8 is sandwiched between toes, a side massage of each finger can be performed, and the effect of preventing the development of the hallux valgus is also achieved.
[0101]
As described above, in the present embodiment, the shiatsu convex portion 2 can effectively perform an abutment acupressure massage suitable for healing fatigue, and can also prevent the inward displacement of the foot due to vibration. . In addition, since the diaphragm 1 is made of an antibacterial resin, it is possible to prevent the propagation of various germs and to provide a deodorizing effect.
[0102]
Next, the operation of the massage machine A according to this embodiment will be described. FIG. 20 shows a block diagram of the massage machine A. As shown in the figure, in this embodiment, a current detection unit is provided and a safety mechanism is provided. For example, when an excessive load is applied to the diaphragm 1 or the acupressure rotator 20, the rotational speeds of the motors 6a and 6b. The current detector detects the overcurrent at this time and sends a signal to the control circuit to stop the motors 6a and 6b. Note that the power source may be a battery instead of the commercial power source.
[0103]
As described above, the vibration mode, the acupressure mode, and the automatic mode can be selected by operating the switch in the operation unit 5. However, by providing a timer, all of them are automatically turned off after 15 minutes from the start. is doing.
[0104]
Here, the automatic mode of the present embodiment will be described with reference to FIG. 21. When the automatic mode switch 55 is turned on (A), both the vibration motor 6a and the acupressure motor 6b are simultaneously activated in a weak operation ( T₁), For example, when driving for 15 seconds (T₂), Then drive for 15 seconds with strong driving (T_Three).
[0105]
In this way, since the start-up is weak, even first-time users can enter the massage treatment very naturally, and the initial driving (T_ThreeIn this manner, the user can recognize the vibration mode, the acupressure mode, and the strength of these modes, and can be used as a guide for later use.
[0106]
And (T_Three) Again, both motors 6a and 6b are weakly operated, and strong and weak operations are repeated for an appropriate time set to about 10 to 30 seconds (T_Four) After 15 minutes from the start, it is automatically turned off (b).
[0107]
Even during the Omakase mode operation, it is possible to select only the vibration mode or only the acupressure mode along with the strength by operating the switches 51 to 54 (c) (d) Even if such another mode is selected, control is performed so that the automatic mode switch 55 is automatically turned off after 15 minutes have passed since the automatic mode switch 55 was turned on. In addition, when another mode is selected during the automatic operation, it is preferable that the start is started from a weak operation.
[0108]
In this example, (T_Four), The vibration mode and the acupressure mode are both repeated in a strong and weak manner.For example, the vibration mode is stopped and the acupressure mode is activated for a predetermined time, and then the acupressure mode is stopped and the vibration mode is weak. It becomes driving, and then the vibration mode is strong while the acupressure mode is stopped, and then the vibration mode is stopped and the acupressure mode is low, or each driving state is generated at random. Can be set as appropriate.
[0109]
Here, a modification of the present embodiment will be described.
[0110]
In this embodiment, the massage machine A can perform two types of massages, acupressure massage and vibration massage, each having a dedicated vibration motor 6a and acupressure motor 6b.
[0111]
Then, as described above, the height of the front side of the casing C is made higher than that of the rear side, and the vibration motor 6a that vibrates the diaphragm 1 is disposed in an upright state on the front side. The massage machine A has a compact configuration by arranging a shiatsu motor 6b in a lying position on the front side where there is no space in the casing C and effectively using the internal space of the casing C.
[0112]
In this way, in the configuration in which two types of motors are provided and one is set in a recumbent state and the other is in a standing state, the one shown in FIG. 22 is fixed to the casing C side with the vibration motor 6a in the standing state. Instead, it is attached to the diaphragm 1 in a suspended state. Reference numeral 1b denotes a motor mounting portion provided on the diaphragm 1.
[0113]
FIG. 23 shows that the acupressure part 2 is abolished and the diaphragm 1 is vibrated in the vertical direction using the acupressure motor 6b. Here, the vibration motor 6a is suspended from the diaphragm 1, but may be fixed to the casing C as in the previous embodiment. 63 'is an eccentric cam which vibrates the diaphragm 1 up and down.
[0114]
24 and 25, the diaphragm 1 is eliminated, a gear 1c is attached to the tip of the motor shaft 62 of the vibration motor 6a instead of the eccentric cam, and the second finger pressure is provided via the gear 1c. The convex portion 2 ′ for use is made rotatable. Reference numeral 71 ′ denotes a rotary shaft having a second acupressure convex portion 2 ′ attached to the tip, and a gear 1d that meshes with the gear 1c is attached midway.
[0115]
Here, the configuration of the acupressure convex portion 2 is such that the tip portion of the rotating shaft 71 is bent and the kneading balls 25 ′ are attached to the tip.
[0116]
26 and FIG. 27 includes a roller body J in which the convex part 2 for acupressure is elongated in the width direction of the casing C, and the roller body J is mounted on the shaft and via a belt mechanism G. It can be rotated around the axis G0. G1 is a belt, G2 is a transmission roller connected to a finger pressure motor 6b, J1 is a small-diameter roller, and the rotor body J is arranged such that the small-diameter roller J1 is positioned at each apex of a regular pentagon in a side view. Is configured.
[0117]
Next, another embodiment of the massage machine A according to the present invention will be described. Since the configuration other than that described below is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
[0118]
(Second embodiment)
FIG. 28 shows another embodiment of the restricting means for restricting the movement of the rotating shaft 66 in the axial direction. The tip portion of the rotating shaft 66 includes a restricting wall 74 provided on the gear case 7 and the rotating shaft 66. A spring 76 is disposed between the end surface of the rotary shaft 66 and the axial movement of the rotary shaft 66 is restricted (see FIG. 30). As for the base end portion, a flange portion 66d is provided on the rotary shaft 66. A leaf spring 75 is disposed as a cushioning material between 66d and the gear case 7 (see FIG. 29). In FIGS. 28 and 30, reference numeral 78 denotes a cylindrical slip prevention piece arranged to prevent the spring 76 from slipping.
[0119]
  When the vibration of the rotary shaft 66 is transmitted to the gear case 7, it may resonate and generate noise. However, with the above configuration, the vibration can be absorbed and prevented by the spring 76 and the leaf spring 75. it can.
[0120]
(Third embodiment)
In FIG. 31, intermediate gears 73 ′ and 73 ′ are disposed between the worm gear 72 of the rotating shaft 66 and the left and right ring gears 73 and 73.
[0121]
(Fourth embodiment)
In FIG. 32, a spur gear 77 is provided instead of the worm gear 72 on the rotating shaft 66 as in the first and second embodiments. In this case, the axial direction of the acupressure motor 6b is orthogonal to the axial direction of the rotary shaft 71 to which the acupressure rotator 20 is attached in the previous embodiment, but is coincident here.
[0122]
In the figure, reference numeral 66e denotes a flange as a restricting means for preventing vertical movement of the finger pressure motor 6b. Reference numeral 67 ′ denotes a motor pressing belt made of an elastic body such as a rubber material, and 67 ″ denotes an elastic body provided on the lower case 3, which supports the finger pressure motor 6b.
[0123]
(5th Example)
In FIGS. 33 and 34, the acupressure rotator 20 as a treatment body rotates horizontally in each of the previous embodiments, but here it is configured to rotate in the vertical direction. The gear 73 attached to the 'is arranged in mesh with the upper side of the worm gear 72, and a plurality of finger pressure rollers 20' are radially attached to both sides of the horizontal shaft 66 'to form the finger pressure convex portion 2. ing. 69 'is a bearing of a horizontal axis 66'.
The present invention is not limited to the placement type as shown in each of the above embodiments, but can also be applied to a hand-held type, a chair type, a bed type, or the like.
[0124]
【The invention's effect】
  (1) In the present invention described in claim 1,Even if a load is applied to the treatment body during massage, the rotating shaft does not bend in the direction of the rotation axis to which the treatment body is attached, maintaining good meshing between the gear and ring gear and generating abnormal noise There is no fear. In addition, since the motor shaft and rotating shaft are configured separately, there is no need to use a special motor, which is advantageous in terms of cost. It can be easily removed and replaced. Moreover, it becomes easy to take an axial center by arrange | positioning a rotating shaft in an exclusive gear case, and the assembly operation of a massage machine can be facilitated by unitizing. Further, even if a failure occurs in the parts constituting the drive unit, it can be taken out and repaired by the unit, and maintenance is facilitated. Further, it is possible to prevent the motor shaft core from being displaced as much as possible and to absorb the vibration of the motor and prevent the vibration from being directly transmitted to the casing. Further, the rotating shaft support boss projecting from the center of the ring gear housing formed in the gear case is fitted to the cylindrical convex projecting from the lower case, thereby preventing the drive unit from sideways. be able to.
[0125]
  (2)In the present invention of claim 2, since the bearing provided on the rotating shaft is a ball bearing and an elastic body is provided on the outer periphery of the ball bearing,(1)In addition to the above effects, the rotating shaft can be rotated smoothly, and vibrations caused by slight warpage of the rotating shaft that occurs when the rotating shaft and motor shaft, which are separate bodies, are connected with screws or the like can be absorbed. Even if a hitting sound of the bearing is generated with respect to the receiving portion of the ball bearing, it can be absorbed and a silent effect is produced.
[0126]
  (3)In this invention of Claim 3, by having provided the control means which controls the motion to the axial direction of the said rotating shaft, the said(1), (2)In addition to the effects of the above, when a load is applied, even if the rotary shaft tries to move back and forth in the axial direction due to the reaction, regulating this will reduce the burden on the motor shaft and prevent the motor life from being shortened In addition, it is possible to prevent the generation of sound due to forward and backward movement.
[0127]
  (4)In this invention of Claim 4, the said restriction means is provided in the case body which arrange | positions a rotating shaft, and the buffer material was provided between the restriction means and the case body,(1)-(3)In addition to the above effects, vibrations are not transmitted to the case body to resonate, and noise can be prevented.
[0131]
  (5)Claim5In the present invention described above, the drive unit is attached to either the upper case or the lower case, and the drive unit is supported by the other case.(1)-(4)In addition to this effect, for example, when a massage machine is dropped, the impact can be dispersed, and the drive unit is not damaged significantly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a massage machine according to an embodiment.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the massage machine.
FIG. 3 is a side view of the massage machine.
FIG. 4 is a bottom view of the upper case.
FIG. 5 is a plan view of the massage machine with a vibration plate removed.
6 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
FIG. 7 is a plan view of the lower case.
FIG. 8 is an exploded perspective view of the massage machine.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a drive unit.
FIG. 10 is a plan sectional view of the gear case.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 12 is an explanatory view showing the same cross section.
FIG. 13 is a perspective view of a rotating body for acupressure.
FIG. 14 is a side view of the acupressure rotator.
FIG. 15 is a plan view of the acupressure rotator.
16 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
FIG. 17 is an explanatory view showing a usage state of the massage machine.
FIG. 18 is an explanatory diagram of a space provided between the acupressure convex portion and the front protrusion group.
FIG. 19 is an explanatory view showing a usage example of the front protrusion group.
20 is a block diagram of massage machine A. FIG.
FIG. 21 is a time chart showing the operating state of the massage machine.
FIG. 22 is an explanatory view showing a modification of the massage machine according to the present embodiment.
FIG. 23 is an explanatory view showing a modified example of the massage machine according to the present embodiment.
FIG. 24 is an explanatory view showing a modification of the massage machine according to the present embodiment.
FIG. 25 is an explanatory diagram of the same plan view.
FIG. 26 is an explanatory view showing a modification of the massage machine according to the present embodiment.
FIG. 27 is an explanatory diagram of the same plan view.
FIG. 28 is an explanatory view of the restricting means of the massage machine according to the second embodiment.
FIG. 29 is an enlarged explanatory view of the restricting means.
FIG. 30 is an explanatory view showing a modification of the restricting means.
FIG. 31 is an explanatory diagram of a drive unit according to the third embodiment.
FIG. 32 is an explanatory diagram of a massage machine according to a fourth embodiment.
FIG. 33 is an explanatory diagram of a massage machine according to a fifth embodiment.
FIG. 34 is an explanatory diagram viewed from the same side.
FIG. 35 is an explanatory diagram of a conventional massage machine.
[Explanation of symbols]
A massage machine
C casing
E Elastic body
F Motor shaft
F1 bearing
U drive unit
3 Lower case
4 Upper case
6b Vibration motor
7 Gear case
20 Rotating body for shiatsu (treatment body)
43 Mounting boss
66 Rotating shaft
67 Buffer material (motor holding band)
68 Bearing
69 Bearing
71 Rotation axis
72 Worm gear
73 Ring gear

Claims

A rotating shaft (66) is interlocked to the tip of the motor shaft (F), a gear is provided on the rotating shaft (66) and meshed with the ring gear (73), and a rotating shaft protruding from the ring gear (73) ( 71) is provided with a treatment body (20), and a motor (6b) is driven to rotate the treatment body (20) to enable massage, and a bearing (68) provided at the tip of the rotating shaft (66); between the bearing of the motor shaft (F) (F1), in addition a rotating shaft (66) Ma Ssaji machine provided with a bearing (69) supporting the proximal end of,
Together with the rotating shaft and (66) and the ring gear (73) housed disposed within the gear case (7), constitute an integral driver unit (U) is attached to the motor (6b) in the gear case (7) The casing (C) of the massage machine (A) is composed of a lower case (3) and an upper case (4), and a pair of mounting bosses (43), ( 4) for connecting the cases (3), (4). 43) is projected from at least one case (3), (4) , the motor (6b) is disposed between the mounting bosses (43), (43) , and the motor ( 6b) is provided with a cushioning material (67) between the mounting bosses (43) and (43), and the rotating shaft projects from the center of the ring gear housing (7b) formed in the gear case (7). supporting boss (7d), a (7d), cylindrical protrusions projecting from the lower case (3) (38), the massage machine being characterized in that fitted respectively (38).

The massage machine according to claim 1, wherein the bearings (68), (69) provided on the rotating shaft (66) are ball bearings and an elastic body (E) is provided on an outer periphery of the ball bearings.

The massage machine according to claim 1 or 2, further comprising restricting means for restricting movement of the rotating shaft (66) in the axial direction.

The massage machine according to claim 3, wherein a cushioning material is provided between the restricting means and the case body in which the rotating shaft (66) is disposed.

Is attached the drive unit units (U) in the upper case (4) or the lower case (3) any claim 1 to 4, characterized in that the supporting same driver units (U) on the other side of the case The massage machine of any one of .