JP3586087B2

JP3586087B2 - Massage machine

Info

Publication number: JP3586087B2
Application number: JP34837497A
Authority: JP
Inventors: 浩隆末松; 博之永尾
Original assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date: 1997-12-17
Filing date: 1997-12-17
Publication date: 2004-11-10
Anticipated expiration: 2017-12-17
Also published as: JPH11178876A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、振動板を振動させることによりマッサージを施すようにしたマッサージ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のマッサージ機として、例えば、特開平８−２９９４０２号公報に示されたものがある。
【０００３】
これは、図３１に示すように、振動してマッサージを施す振動板１００に多数の小突起２００を設けたものであるが、振動板１００を平坦部１１０と傾斜部１２０とから形成し、傾斜部１２０には小突起２００よりも大きな指圧用突起３００を設けたことに特徴がある。そして、この指圧用突起３００は、平坦部１１０の延長面上から突出しない高さに設定されている。
【０００４】
また、平坦部１１０と傾斜部１２０との境部分に、首の太さに応じた間隔で小突起２００よりも大きな凸部４００が設けられるとともに、両凸部４００，４００の間隔に応じて小突起２００よりも大きな小凸部５００が平坦部１１０に４列に配設されている。なお、図３１中、６００は把手、７００は操作部である。
【０００５】
かかる構成により、傾斜部１２０の指圧用突起３００によって足の裏の土踏まずや指の付け根等の局所的に窪んだ患部を有効にマッサージすることができ、かつ、平坦部１１０では背中等を有効にマッサージできるとされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のマッサージ機Ｘには下記の課題が残されていた。
【０００７】
すなわち、足の裏の土踏まずをマッサージしようとすると、指圧用突起３００が傾斜部１２０に設けられているために、踵を床等に置かなければならず、かかる姿勢では指先が宙に浮くことになるので振動によって足がずれやすくなり、指圧用突起３００が患部に効率的に当接せずにマッサージ効果を薄めてしまう結果となっていた。
【０００８】
また、指圧用突起３００を用いては土踏まずと指の付け根を同時にマッサージすることができない。
【０００９】
そこで、足の裏全体をマッサージする場合は、足の裏全体を振動板１００上に載置しなければならないが、その場合、足の裏は平坦部１１０上に置くことになる。
【００１０】
ところが、小凸部５００の配置では足が振動によってずれやすく、小凸部５００での効果的なマッサージも難しいものとなっていた。
【００１１】
本発明は、上記課題を解決して、特に足の裏全体を効果的にマッサージ可能なマッサージ機を提供することを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１記載の本発明では、振動板を振動させることによりマッサージを施すようにしたマッサージ機において、前記振動板の前部に、複数の突起を横一列に並設して足の指に対応する前部突起群を形成するとともに、土踏まずに対応する中間凸部を設け、同中間凸部と前部突起群との間に、少なくとも足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースを設け、しかも、前記前部突起群の各突起間にリブを設けた。横一列に配置した前部突起群の各突起が足の指に対応し、例えば足の裏をマッサージする場合、振動板の振動で足がずれることを防止するとともに、指の付け根を強く押圧してマッサージ効果を高め、さらに、振動による足の内側へのずれを防止することができるとともに、疲れを癒すに適当な土踏まずのマッサージ効果を高めることができる。しかも、足を載置した際に、指を突起間に深く挿入し過ぎることがなく、振動によって指を傷めたりするおそれがない。
【００１３】
また、請求項２記載の本発明では、最外側に位置した前記突起の外側斜め後方位置にさらに突起を設けた。かかる構成により、突起が実際の足の指に対応することになり、小指にまでフィットしてマッサージ効果が高まる。また、小指に当接しなくとも、かかる最外側斜め後方位置にある突起が足の横ずれを防止できる。
【００１４】
また、請求項３記載の本発明では、前記振動板の後部に後部突起部を設けた。足の裏のマッサージを行うに際し、かかる後部突起部が踵に対応することになり、踵下面や側面のマッサージが行えるとともに、下方への足のずれを防止することができる。
【００１５】
また、請求項４記載の本発明では、前部突起群の最外側突起と後部突起部とが、略同一直線上にあることとした。したがって、自然な姿勢で足を振動板に載せるだけで足の裏全体を効率よくマッサージ可能となり、かつ、振動により足が外側や下側へずれることを防止できる。
【００１７】
また、請求項５記載の本発明では、前記中間凸部は、回転して患部を押圧する指圧機能を有することとした。したがって、土踏まず等を効果的にマッサージできる。
【００１９】
また、請求項６記載の本発明では、振動板の略全面に、前部突起群の各突起、後部突起部、及び中間凸部よりも背の低い小突起を多数設けた。振動板のどの個所に足、手、背等の患部を載置してもマッサージ効果が高く、施療個所が広くても対応可能となる。
【００２０】
さらに、請求項７記載の本発明では、前記前部突起群の前後に複数の小突起を横一列に設け、しかも、各小突起は、前部突起群の各突起と前後方向に重合しないように設けられていることとした。足等を載置した際に、前部突起群の各突起に指を載せた場合に、その前後の小突起によって突起と振動板面との段差が縮まることがなく、強力な押圧力でマッサージ効果が高くなる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
本発明に係るマッサージ機は、振動板を振動させることによりマッサージを施すようにしたマッサージ機において、前記振動板の前部に、複数の突起を横一列に並設して前部突起群を形成したものである。
【００２２】
すなわち、モータ等を収納するケーシングに振動板を取付け、同振動板に前記モータの回転を偏心カム等を介して伝達して振動させ、足や背等の施療個所をマッサージ可能としたマッサージ機であって、前記振動板の前部、すなわち使用者側から見て奥部に、複数の突起を横一列に並設した前部突起群を設けている。
【００２３】
ケーシング及び振動板の形状は任意でよいが、例えば平面視で矩形形状とした場合に、前部突起群は、前端縁に沿って略平行に設け、しかも、左右対象位置に２個所設けることが好ましい。かかる構成により、足のマッサージでは両足同時に施療することができるとともに、前部突起群の各突起が足の指に対応し、振動板の振動で足がずれることを防止し、かつ、指の付け根を強く押圧してマッサージ効果を高めることができる。
【００２４】
さらに、前記前部突起群の各突起間にはリブを設けるとよく、各突起の強度を向上させるとともに、足を載置した際に、指を突起間に深く挿入し過ぎることがなくなり、振動によって指を傷めたりするおそれがなくなる。
【００２５】
また、かかる前部突起群は、最外側に位置する突起の外側斜め後方位置にさらに突起を設けた構成とすることができる。
【００２６】
かかる構成とすれば、突起が実際の足の指に対応することになり、小指にまでフィットしてマッサージ効果を高めることができる。しかも、斜め後方に位置させた突起に小指が当接しなくとも、同突起が足の横ずれを防止し、マッサージ効率を低下させることがない。
【００２７】
また、前記前部突起群の反対側位置、すなわち使用者側から見て手前側に後部突起部を設けることができる。かかる構成により、踵下面や側面のマッサージが行えるとともに、下方への足のずれを防止することができる。なお、後部突起部は、複数の突起からなる突起群でも単独の突起でも構わないが、後部突起部を踵に対応させる場合、マッサージ効果の面からは突起群とすることが好ましい。
【００２８】
また、前部突起群の最外側突起と後部突起部とは、略同一直線上に配置することが好ましい。
【００２９】
すなわち、足の指部と踵部とに突起が対応することになるので、自然な姿勢で足を振動板に載せるだけで足の裏全体を効率よくマッサージすることができ、しかも、振動によって足が外側や下側へずれることを防止できる。
【００３０】
また、前部突起群を足の指に対応させ、かつ、後部突起部を踵に対応させ、さらに、前部突起群と後部突起部との間に、土踏まずに対応する中間凸部を設けるとよい。しかも、同中間凸部と前部突起群との間は、少なくとも足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースを設けることが好ましい。
【００３１】
かかる構成とすれば、外側方や下側方ばかりでなく、振動による足の内側へのずれもより効果的に防止することができるとともに、疲れを癒すに適当な土踏まずのマッサージを効果的に行うことができる。
【００３２】
また、前記中間凸部は、回転して患部を押圧する指圧機能を有する構成とすることができる。
【００３３】
すなわち、人体の各神経と連絡している土踏まずを指圧することは、疲れを癒したり、他の生体機能の活性化に有効であるとともに、振動によるマッサージ効果に加え、さらに優れたマッサージ効果を奏することができる。
【００３４】
また、振動板の略全面には、前部突起群の突起、後部突起部、及び中間凸部よりも背の低い小突起を多数設けることが好ましい。
【００３５】
かかる小突起によって、振動板のどの個所に足、手、背等の患部を載置しても高いマッサージ効果を得ることができ、しかも、背中等のように施療個所が広くても対応することができる。
【００３６】
ところで、小突起のうち、前記前部突起群の前後に設けたものは、小突起を横一列に設けるとともに、各小突起が前部突起群の各突起と前後方向に重合しないように設けることが好ましい。
【００３７】
これは、振動板に足等を載置して、前部突起群の各突起に指を載せた場合に、同前部突起群と中間凸部との間には足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースを設けているので、前部突起群の特に後ろの小突起によって突起と振動板面との段差を縮めてしまい、強力な押圧力による高いマッサージ効果を得られなくなることがないようにするためである。
【００３８】
以上説明してきたように、本発明に係るマッサージ機は、振動板の振動によって足がずれたりすることがなく、確実にフィットして、効果的なマッサージを行って血行の促進を図り疲れを癒すことができる。
【００３９】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づき具体的に説明する。
【００４０】
図１は本実施例に係るマッサージ機Ａの平面図、図２は同縦断面図、図３は同側面図、図４は同分解斜視図である。
【００４１】
本実施例に係るマッサージ機Ａは、ケーシングＣ上に取付けた振動板１を振動させることによりマッサージ可能とするとともに、振動板１の略中央に回転自在に取付けた左右一対の指圧用凸部２により指圧可能な載置式としており、足の裏のマッサージに好ましい構成としながら、かつ、背中等に振動板１を当接して背中のマッサージ等にも使用できるようにしている。
【００４２】
図４に示すように、ケーシングＣは、それぞれＡＢＳ樹脂で形成された矩形形状の下ケース３と、同下ケース３に嵌合する周壁４０を有する薄板状の上ケース４とを重合状態に組み立てて構成しており、両ケース３，４の一側に一体成形された半割状把手構成部３ａ，４ａが重合されて、把手３０がケーシングＣと一体的に形成されている。Ｃ１は電源コードである。
【００４３】
下ケース３は、前側（把手３０と反対側で使用者側から奥部となる側）の高さを後側（使用者からみて手前となる把手３０側）よりも高くして傾斜状に形成し、特に足の裏をマッサージする場合に使用者は腰掛けて使用できるようにするとともに、高くした前側に振動板１を振動させる振動用モータ６ａを立てて配設可能としている。このように、下ケース３を傾斜状としたことにより形成されたデッドスペースとなる空間に振動用モータ６ａを立設可能としているので、下ケース３の内部空間を有効利用することができ、マッサージ機Ａの全体をコンパクト化することができる。
【００４４】
また、底面の四隅には脚座３１を取付けており、同脚座３１はマッサージ機Ａを載置する床面等に振動を直接伝達することを防止し、かつ、振動でずれ動くことを防止するために、弾性力を有し、かつ摩擦係数の大きなゴム製としている。
【００４５】
上ケース４は、下ケース３と嵌合して取付ビス３２により固着されており、その表面把手３０側には操作部５を設けている。５０は電源スイッチ、５１は振動モードスイッチ、５２は振動強弱切替スイッチ、５３は指圧モードスイッチ、５４は指圧強弱切替スイッチ、５５はおまかせモードスイッチであり、このおまかせモードスイッチ５５を選択すると、振動、指圧の各モードがアトランダムに組合されたマッサージを行える。また、５６は動作表示ランプである。
【００４６】
このように、操作部５は振動板１と把手３０との間に設けられているので、マサージ機Ａを誤って落下させた場合に把手３０が操作部５を保護することになる。
【００４７】
また、図３に示すように、電源スイッチ５０を、把手３０の先端部と振動板１の前端とを結ぶ仮想線Ｌよりも突出しないように設けたので、背中のマッサージを行う場合などに電源スイッチ５０を誤操作することがない。
【００４８】
さらに、把手３０を把持しやすくするように、把手３０と設置面との間には隙間ｄを設けている。
【００４９】
また、上ケース４の表面四隅には、前側と後側とで硬度を変えた天然ゴム製の弾性支柱４１，４２を突設しており、同弾性支柱４１，４２を介して振動板１をケーシングＣと連結している。
【００５０】
弾性支柱４１，４２は、図２及び図４に示すように、筒状のゴム部４１ａ，４２ａの両端にフランジ部４１ｂ，４２ｂを連設し、同フランジ部４１ｂ，４２ｂに突設した雄ねじ部４１ｃ，４２ｃとからなるインサート成形品であり、両端の雄ねじ部４１ｃ，４１ｃ，４２ｃ，４２ｃを、振動板１、上ケース４に、それぞれワッシャ４１ｅ，４２ｅを介してナット４１ｄ，４２ｄにより固着している。
【００５１】
一方、上ケース４の裏面には機能部Ｂを集中配置しており、図５に示すように、機能部Ｂは、前側中央位置に前記振動用モータ６ａを立設し、後側中央位置には軸方向を上ケース４の前後方向に合わせた指圧用モータ６ｂを横臥状態に取付け、さらに、両モータ６ａ，６ｂ間には、指圧用モータ６ｂと連動連結して前記指圧用凸部２を回転駆動させるギヤケース７を配設している。Ｂ１は基板、Ｂ２はリード線、６０は振動用モータ６ａの冷却ファン、６１は指圧用モータ６ｂの冷却ファンである。
【００５２】
また、図７に示すように、上ケース４には一対のモータ押さえ兼用取付ボス（取付ボス）４３を突設しており、両取付ボス４３，４３間に、ＣＲ系ゴムよりなるモータ押さえバンド６７を介して指圧用モータ６ｂを挟持するとともに、同取付ボス４３と下ケース３に立設した上ケース取付用ボス３３とをビス３４により固着している。
【００５３】
振動用モータ６ａは、回転を強弱二段切替可能としており、強では３，１００ｒｐｍ、弱では２，７００ｒｐｍで回転可能であり、そのモータ軸６２を上ケース４の表面側に突出させている。
【００５４】
振動板１を取り外した状態で見ると、図４及び図６に示すように、表面には、振動マッサージや指圧マッサージを行うための駆動部分のみが露出しただけとなっている。
【００５５】
図２、図４及び図６中、４ｂは上ケース４に取付けたガイド筒であり、同ガイド筒４ｂ内に振動用モータ６ａのモータ軸６２を挿通し、同モータ軸６２の先端に偏心カム６３を介してベアリング６４を取付けている。そして、同ベアリング６４を振動板１に形成した取付ボス１１にゴムキャップ６５を介して嵌着し、振動用モータ６ａと振動板１とを連動連結している。
【００５６】
このように、機能部Ｂを上ケース４の裏面に集中配置し、上ケース４の表面には振動マッサージや指圧マッサージを行うための駆動部分のみを露出させたことにより、後述する指圧用凸部２の指圧用回転体２０を覆うカバー体２１の交換や、その他部品のメンテナンス時等に、電源系統やグリース等に触れずにすみ、安全であり、かつ衛生的である。
【００５７】
また、振動用モータ６ａを上ケース４側に固定し、上ケース４に弾性支柱４１，４２を介して連結されている振動板１を振動させるようにしているので、強力な振動を与えることができる。
【００５８】
しかも、振動板１を支持する弾性支柱４１，４２のゴム部４１ａ，４２ａの硬度は、前側の左右弾性支柱４１，４１よりも、振動用モータ６ａから離隔した後側の左右弾性支柱４２，４２の方を硬くしているので、振動板１と振動用モータ６ａとの連結部が振動板１の中央でなく前側にオフセットしていても、振動板１が異常振動してガタつき異音を発生したりすることがない。すなわち、本実施例の構成では、振動板１の重心に対し、振動用モータ６ａの偏心カム６３を偏位した位置に取付けた場合、振動板１における偏心カム６３から離れた位置では水平振幅が大きくなり、また、縦方向（上下方向）の振幅も大きくなるので、前記連結部の反対側ではガタつきが大きく異音を発生することを防止できる。
【００５９】
なお、本実施例では、前側の左右弾性支柱４１，４１の硬度を６０度、後側の左右弾性支柱４２，４２の硬度を７０度としている。
【００６０】
一方、指圧用モータ６ｂについても回転を強弱二段切替可能としており、強では３，１００ｒｐｍ、弱では２，７００ｒｐｍで回転可能としている。さらに、そのモータ軸を、前記ギヤケース７内に配設した図示しないギヤ連動機構と連動連結して減速可能とし、減速時の強では３０ｒｐｍ、弱では２４ｒｐｍで回転可能としている。そして、前記ギヤ連動機構により、ギヤケース７から突設した左右の回転軸７１，７１を回転可能とするとともに、同回転軸７１，７１の先端に、前記した指圧用凸部２をなす指圧用回転体２０をそれぞれ連結している。なお、前記ギヤ連動機構は、モータ軸に連結したウォームギヤ７２と、同ウォームギヤ７２に噛合する左右のリングギヤ７３とを具備し、同リングギヤと前記回転軸７１とが連動連結している。
【００６１】
上記指圧用回転体２０は、図２に示すように、振動板１に形成した円形開口１ａ，１ａに内側から挿入されるとともに、図１〜図４に示すカバー体２１により覆われている。
【００６２】
同カバー体２１は、図２及び図４に示すように、取付リング２１ａにカバー布２１ｂを取付けて形成しており、同カバー体２１を、取付リング２１ａが振動板１の円形開口１ａ，１ａの内縁に当接するように振動板１の内側から挿入し、８の字状の取付具２１ｄによりそれぞれが独立して着脱自在となるように取付けている。
【００６３】
図２中、２１ｅは前記取付具２１ｄに連設したカバー布保護筒２１ｅであり、同保護筒２１ｅによりカバー布２１ｂが円形開口１ａと指圧用回転体２０との間に当接して巻き込まれたりして破損することを防止している。なお、同カバー布保護筒２１ｅは、上ケース４に連設しても構わない。
【００６４】
上記構成において、本発明の要旨となるのは、前記振動板１の前部に、複数の突起８０を横一列に並設して前部突起群８を形成したことにある。
【００６５】
すなわち、本実施例に係る振動板１は、銀や亜鉛、銅等を抗菌材として含むＡＢＳ樹脂からなる抗菌性樹脂で、図１に示すように平面視矩形形状に形成し、その表面全体にかけて、多数の小突起１２を設けるとともに、振動板１に両足を載置した際に左右それぞれの足の指側に対応する個所に、３個の突起８０，８０，８０を横一列に配している。
【００６６】
そして、前記突起８０，８０，８０のうち、最外側に位置した突起８０の外側斜め後方位置にさらに突起８０ａを設けて前部突起群を形成している。なお、この突起８０ａを省略し、横一列の突起８０，８０，８０のみで前部突起群８としても構わない。
【００６７】
かかる構成としたことにより、振動板１の略全面に設けた小突起１２より振動板１のどの個所に足、手、背等の患部を載置してもマッサージ効果が高くなり、施療個所が広くても対応可能となる。しかも、足のマッサージの場合は、図８に示すように、両足同時に施療することができるとともに、前部突起群８の各突起８０，８０ａが足の指に対応し、振動板１の振動で足がずれることを防止し、かつ、指の付け根を強く押圧することできるのでマッサージ効果を高めることができる。
【００６８】
また、図３に示すように、前記前部突起群８の各突起８０間にはリブ８１を設けており、かかるリブ８１で各突起８０の強度アップを図り、かつ、各突起８０間の凹部深さを加減することにより、足を載置した際に、指を突起８０，８０間に深く挿入し過ぎることがなくなり、振動によって指を傷めたりすることを防止している。
【００６９】
図１において、８２は前部突起群８の前後に並列状に設けた小突起列であり、同小突起列８２の各小突起８２ａは、前部突起群８の各突起８０と前後方向に重合しないように列設されている。
【００７０】
すなわち、足等を載置した際に、前部突起群８の各突起８０に指を載せた場合、その前後の小突起列８２によって突起８０と振動板１面との段差を縮めることがなくなり、強力な押圧力で高いマッサージ効果を得ることが可能となる。
【００７１】
また、前記前部突起群８の反対側位置、すなわち振動板１の後部に後部突起部９を設けている。
【００７２】
本実施例における後部突起部９は、前部突起群８の各突起８０と略同高さの突起９０を、四角形をなすように４個配設して構成しており、足の裏のマッサージを行うに際し、前記前部突起群８が指に対応するのに対し、この後部突起部９は踵に対応することになる。９１は各突起９０間に設けたリブである。
【００７３】
したがって、かかる後部突起部９を用いて、踵下面や側面のマッサージが行えるとともに、側方のみでなく、下方への足のずれを防止することができる。
【００７４】
また、前部突起群８の最外側突起８０ａと後部突起部９とは、略同一直線上に位置するようにして、自然な姿勢で足を振動板１に載せるだけで足先と踵に突起８０，９０が当接し、足の裏全体を効率よくマッサージ可能とするとともに、振動により足が外側や下側へずれることを防止している。また、本実施例では、上記した小突起１２や突起８０，９０等、患部に当接する個所に抗菌材を多く含有させて抗菌効果を高めるようにしている。
【００７５】
さらに、本実施例では、前述したように、左右一対の指圧用凸部２を設けているが、同指圧用凸部２は、前部突起群８が足の指に対応し、後部突起部９が踵に対応するのに対して、土踏まずに対応するように、前部突起群８と後部突起部９との間に中間凸部として設けている。
【００７６】
しかも、同中間凸部をなす指圧用凸部２と前部突起群８との間には、図９に示すように、少なくとも足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースＳが設けられている。
【００７７】
また、図１０に示すように、前部突起群８の各突起８０を足の指で挟むようにすれば、各指の側面マッサージも可能となり、かつ、外反母趾の進行を予防する効果も奏する。
【００７８】
かかる構成により、振動による足の内側へのずれまでも防止することができるとともに、疲れを癒すに適当な土踏まずのマッサージを効果的に行える。また、振動板１を抗菌製樹脂製としたので、雑菌の繁殖を防止して防臭効果も有する。
【００７９】
ここで、指圧用凸部２の構成について説明する。
【００８０】
指圧用凸部２は、図２、図４、及び、図１１〜図１４に示すように、ギヤケース７から伸延した回転軸７１にビス７１ａにより取付けられ、振動板１上に突出した指圧用回転体２０にカバー体２１を被覆して構成されている。
【００８１】
指圧用回転体２０は、強度があって滑りのよいポリアセタール樹脂からなり、平面視略三角形形状とした台座部２２と、同台座部２２の下方に突設され、前記回転軸７１との取付部となるボス部２３と、同ボス部２３から上方へ伸延させたカバー体巻き込み防止用筒部２４と、同筒部２４を囲繞するように、前記台座部２２から突設した三つの筒状突起２５とを一体成形している。２３ａは補強リブである。
【００８２】
また、２６は筒状突起２５に取付けた転動体としての金属製の指圧ボールであり、図１４に示すように、各筒状突起２５内に形成したボール収納空間２７に、脱落せず、かつ、回転自在となるように少なくとも頂部を露出させて挿入している。２５ｄは筒状突起２５内に設けたボール受部、２５ｅは筒状突起２５の切削端部であり、斜め方向からも患部が指圧ボール２６に円滑に当接するように、筒状突起２５の上端面から周壁に向けて、斜め下方へ切削している。
【００８３】
かかる指圧用回転体２０は、図１２に示すように、三つの筒状突起２５を高筒２５ａ、中筒２５ｂ、低筒２５ｃと三種の高さ違いに形成するとともに、高い順に、台座部２２の中心に近接させて構成している（図１３）。すなわち、高筒２５ａが最も回転軸７１に近接し、低筒２５ｃが最も離隔している。
【００８４】
かかる構成としたことにより、指圧用回転体２０を回転させると、強弱のある指圧効果を得ることができ、しかも、足や手等の身体の凹部分にもいずれかの筒状突起２５が追随することになって、確実に指圧することができる。
【００８５】
さらに、回転軸７１に対する各筒状突起２５の距離が異なっているので、指圧用回転体２０の回転によって各筒状突起２５は半径の異なる同心円上を回転することになり、指圧半径が広くなって指圧面積を拡大している。
【００８６】
また、各筒状突起２５間にはリブ２８を介設しており、各筒状突起２５の強度アップを図りつつ、筒状突起２５間の隙間に誤って指等を突っ込んで怪我したりすることを防止している。また、同様に、台座部２２の各辺部に半円状の指詰め防止板２２ａを一体的に連設するとともに、各筒状突起２５からは前記指詰め防止板２２ａと同じく水平方向に指詰め防止片２２ｂを突設している。
【００８７】
ところで、本実施例では筒状突起２５を３本としたが、図１５（ａ）（ｂ）に示すように、５本にしたり、あるいはさらに本数を増加させて平面視で多角形形状となるように構成してもよい。なお、２５ｂ’、２５ｂ’’ は、筒状突起２５のうち、中筒２５ｂと低筒２５ｃの間で漸次背を低くしたものである。
【００８８】
ところで、上記した指圧用回転体２０はカバー体２１により被覆されているが、カバー布２１ｂの破れ防止のために、前記保護筒２１ｅを設けて、カバー布２１ｂが筒状突起２５の側面には当接しにくく、同筒状突起２５の先端に配設した指圧ボール２６に当接するようにしている。
【００８９】
また、図１６に示すように、指圧ボール２６に代えて、筒状突起２５内に支持ピン２６ａを架設し、同支持ピン２６ａ回りに回転可能なローラ体２６ｂを取付けた構成としたり、あるいは、図１７に示すように、台座部２２上に支持軸２６ｃを突設し、同支持軸２６ｃ回りに弾丸状の指圧体２６ｄを回転自在に取付けてもよい。
【００９０】
次に、本マッサージ機Ａの作動について説明する。図１８に本マッサージ機Ａのブロック図を示す。図示するように、本実施例では電流検知部を設けて安全機構を備えさせており、例えば、振動板１や指圧用回転体２０に無理な負荷がかかると、各モータ６ａ，６ｂの回転数が落ち、このときの過電流を電流検知部が検知してその信号を制御回路に送ることによって各モータ６ａ，６ｂを停止させるようにしている。なお、電源については、商用電源に変えて、電源は電池としてもよい。
【００９１】
前述したように、操作部５におけるスイッチ操作によって、振動モード、指圧モード、おまかせモードと選択可能であるが、タイマを具備させることでいずれも始動から１５分経つと自動的にＯＦＦするように制御している。
【００９２】
ここで、本実施例のおまかせモードについて、図１９を参照しながら説明すると、おまかせモードスイッチ５５をＯＮすると（イ）、振動用モータ６ａ、指圧用モータ６ｂの両方が同時に弱運転で起動し（Ｔ_１）、例えば１５秒間駆動すると（Ｔ_２）、次に強運転で１５秒駆動する（Ｔ_３）。
【００９３】
このように、起動を弱運転としているので、初めて使用する者でもごく自然にマッサージ治療に入ることができ、また初期の運転（Ｔ_３まで）で、振動モード、指圧モード、これらの強弱程度を使用者に認識させ、後の使用の目安とさせることができる。
【００９４】
そして、（Ｔ_３）からは再び両モータ６ａ，６ｂともに弱運転となり、１０〜３０秒程度に設定した適当な時間で強と弱の運転を繰り返し（Ｔ_４）、起動から１５分経過すると自動的にＯＦＦとなる（ロ）。
【００９５】
なお、このおまかせモード運転中であっても、振動モードのみ、あるいは、指圧モードのみを各スイッチ５１〜５４を操作することでその強弱とともに選択することが可能であり（ハ）（ニ）、また、かかる別モードを選択しても、おまかせモードスイッチ５５のＯＮから１５分経過すれば自動的にＯＦＦとなるように制御している。なお、おまかせ運転中に、他のモードを選択した場合、始動は弱運転から開始するようにすることが好ましい。
【００９６】
なお、本実施例では、（Ｔ_４）については振動モード、指圧モードが両者そろって強弱を繰り返すようにしているが、例えば、所定時間は振動モードが停止して指圧モードが強運転となり、次いで指圧モードが停止して振動モードが弱運転となり、次いで指圧モードは停止のまま振動モードが強運転となり、さらにその後は振動モードが停止して指圧モードが低運転するなどを繰り返したり、あるいは、各運転状態が全くアトランダムに発生するなど、適宜設定することができる。
【００９７】
次に、他の実施例として、図２０〜図２３に示したものを説明する。
【００９８】
これらは、前部突起群８や中間凸部、また後部突起部９の形態を変更したものであるが、いずれにしても、前部突起群８と中間凸部との間には、足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースＳを設けている。
【００９９】
すなわち、図２０に示したものは、中間凸部としての指圧用凸部２を左右に長円状の大型凸部２ａとしたものであり、この場合は、指圧用回転体２０をローラ状としてもよい。また、本実施例では、後部突起部９の突起９０を２個としている。
【０１００】
図２１に示したものは、一文字型とした前部突起群８を２列に並設したものであり、最外側の突起８０ａについても前後ダブルに設けている。
【０１０１】
また、本実施例では、中間凸部２の回転機能を廃止して、単に大突起２’として構成している。
【０１０２】
また、ここでは、後部突起部９を一つの突起９０で形成している。先の実施例では４個で平面視矩形形状とし、また上記した他の実施例では２個で構成したように、後部突起部９の突起９０の数は自由に設定して構わない。
【０１０３】
図２２に示したものは、中間凸部２の回転機能を廃止して、中間突起群２’’ を設けたものである。さらに、前部突起群８を左右一対とせずに、中央に一列に配している。
【０１０４】
さらに、図２３に示すように、指圧用回転体２０をドーム状に構成して突起部分を省略したものとしてもよい。
【０１０５】
かかる構成とすれば、患部をあたかも摩るような優しい指圧マッサージが可能となる。なお、図示したドーム状回転体２ｂ上に、出没式の小突起（図示せず）を設ければ、叩くことによるマッサージが効果的に行える。
【０１０６】
以上説明してきたように、指圧機能を有する中間凸部を形成する指圧用回転体２０は、水平回転でも、あるいは、ローラのように縦方向へ回転してもよく、あるいは、回転機能をもたないものであっても構わない。さらに、前述したように、叩いてマッサージするような形態を採用しても構わない。
【０１０７】
さらなる他の実施例として、図２４に示したものを説明する。
【０１０８】
これは、振動によるマッサージに加え、温熱効果でマッサージ効果をより高めるようにしたものである。
【０１０９】
すなわち、振動板１の外側にヒータ線１３を取付けるかあるいは内部に埋設して振動板１を加温可能とするとともに、振動板１に遠赤外線を放射する物質、例えばセラミック等を担持させたものである。ここで担持とは、外表面への塗布、あるいは素材樹脂中への含浸などをいう。
【０１１０】
図中、Ｆはセラミック粒子、１４はヒータ線１３に接続した伝熱材であり、アルミニウム等の熱電導率の高い金属を用いている。かかる伝熱材１４を小突起１２や各突起８０，９０内に埋設して患部に当接する場所まで効果的に加温可能としている。
【０１１１】
また、振動板１の裏面には絶縁材１４ａを介して断熱材１ｃを取付けている。かかる構成により、施療面となる振動板１の表面側に熱エネルギを効率よく送ることができ、遠赤外線照射作用を向上させることができる。
【０１１２】
なお、断熱材１ｃの素材としては、ロックウール、グラスウール、石綿等の繊維質断熱材や、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウムの粉抹を結合材にして板状に形成したものでもよい。あるいは、パーライト、泡ガラス等の多孔質材料を成形したものでも構わない。
【０１１３】
また、前記ヒータ線１３に代えて、加熱手段としてはペルチェ系素子であってもよい。なお、本実施例のその他の構成は先の実施例と同様であるのでここでの説明は省略する。
【０１１４】
さらに、温熱効果を有するものとしては、図２５、図２６に示すような形態も考えられる。
【０１１５】
すなわち、図２５に示したものは、振動板１からスチームを発生可能としたもので、振動によるマッサージと温熱による効果に加え、患部の肌が乾燥していても潤いを与えることができ、美容面においても効果がある。
【０１１６】
その具体的な構成について説明すると、振動板１の各小突起１２、あるいは突起８０，９０の間にスチーム噴出口１５を設け、各噴出口１５とスチーム発生ユニット（以下単にユニットという）Ｕとを連通連結させている。
【０１１７】
ユニットＵは、一側にヒータ嵌入孔１６ａを設けるとともに、他側にタンク挿通片１６ｂを形成した吸水体１６を、単独でユニットＵから着脱自在に取付けている水タンク１７内に前記タンク挿通片１６ｂを抜き差し自在に装着可能とし、前記ヒータ嵌入孔１６ａにヒータ１８を嵌着させて構成しており、ケーシングＣ内に着脱自在としている。したがって、水タンク１７を取り外して水の補給を簡単に行えるとともに、ユニットＵのメンテナンスも容易に行える。
【０１１８】
また、振動板１とユニットＵは、スチームが振動板１の裏側にもれることがないように摺動させており、また、かかる摺動距離に見合うように前記スチーム噴出口１５の大きさ及び位置が設定されている。
【０１１９】
かかる構成により、ヒータ１８に通電すると、吸水体１６内の水が蒸発して、多数のスチーム噴出口１５よりスチームが万遍なく発生し、患部を振動によりマッサージするとともに、加温して血行を促進し、かつスチームによって肌を潤すことができる。スチーム噴出口１５は、突起１２，８０，９０間に形成されているので閉塞されることもなく、また、患部とは適当な空間が保持されるので火傷などのおそれもない。
【０１２０】
図２６に示したものは、上記ユニットＵを指圧用凸部２の指圧用回転体２０内に設けたものであり、指圧用回転体２０の各筒状突起２５間からスチームを発生可能としている。２９はスチーム噴出口、７２は指圧用モータ６ｂに連動連結したウォームギヤ、７３は同ウォームギヤ７２に噛合するリングギヤである。
【０１２１】
なお、この場合は、先の実施例で採用したカバー体２１は不要とするか、あるいは、耐水性の材質でメッシュ状に形成したものを用いるとよい。
【０１２２】
以上、図２５、図２６に示したマッサージ機Ａにおいてもその他の構成は第１の実施例と同様なのでここでの説明は省略する。
【０１２３】
さらに他の実施例として、図２７及び図２８に示したものを説明する。
【０１２４】
これは、ケーシングＣの形状を平面視略台形形状とし、使用者からみて手前側に、入江状の湾曲切欠部Ｄを形成するとともに、同湾曲切欠部Ｄの端縁に、振動板１側に向けて、ケーシングＣの上面傾斜よりも角度のある上り傾斜のテーパ部Ｄ１を形成し、さらに、湾曲切欠部Ｄに沿って各種スイッチ５０〜５５を配設したものである。
【０１２５】
かかる構成とすることにより、足の裏をマッサージするに際してスイッチ操作を足で直接行えるのでスイッチ操作の度に上体を前方に屈曲させたりする必要がなく、使い勝手が向上する。すなわち、図示するように、踵を軸にして指先を動かすことができるので使い勝手がよい。
【０１２６】
なお、本実施例では、把手３０をケーシングＣの側面に設けているが、前端部分に設けてもよい。また、各スイッチ５０〜５５の配列についても、足での操作が可能な範囲で適宜設定して構わない。その他の構成は第１の実施例と同様であるのでここでの説明は省略する。
【０１２７】
以上、各実施例を通して本発明を説明したが、本発明は各実施例に限定されるものではない。
【０１２８】
例えば、本実施例では、振動板１を支持する弾性支柱４１，４２の硬度を代えて異常振動に対応したが、図２９（ａ）に示すように、同硬度のものであっても、後側の弾性支柱４２の取付本数を増加して対応したり、あるいは、図２９（ｂ）に示すように、同弾性支柱４２の径を大きくして対応することもできる。
【０１２９】
さらには、図３０に示すように、材質を天然ゴムに代えてコイルバネ４４を採用してもよい。この場合も、コイル径を変えたり、予めバネ定数の異なるものを使用したりして振動板１の異常振動に対応することができる。
【０１３０】
また、振動板１を振動させる偏心カム６３と連動連結した振動用モータ６ａは、ケーシングＣ側ではなく、振動板１に取付けた構成としてもよい。また、その他の構成要素の形状や材質等も適宜変更して構わない。
【０１３１】
【発明の効果】
（１）請求項１記載の本発明によれば、振動板を振動させることによりマッサージを施すようにしたマッサージ機において、前記振動板の前部に、複数の突起を横一列に並設して足の指に対応する前部突起群を形成するとともに、土踏まずに対応する中間凸部を設け、同中間凸部と前部突起群との間に、少なくとも足の裏の凸曲面部を沈み込ませるだけのスペースを設けた。したがって、足の裏をマッサージする場合、振動板の振動で足がずれることを防止するとともに、指の付け根を強く押圧し、血行を促進してマッサージ効果を高め、さらに、振動による足の内側へのずれを防止することができるとともに、疲れを癒すに適当な土踏まずのマッサージ効果を高めることができる。しかも、足を載置した際に、指を突起間に深く挿入し過ぎることがなく、振動によって指を傷めたりするおそれがない。
【０１３２】
（２）請求項２記載の本発明では、最外側に位置した前記突起の外側斜め後方位置にさらに突起を設けたので、各突起が実際の足の指に対応することになり、しかも小指にまでフィットするのでマッサージ効果が高まる。また、たとえ小指に当接しなくとも、かかる最外側斜め後方位置にある突起が足の横ずれを防止できる。
【０１３３】
（３）請求項３記載の本発明では、前記振動板の後部に後部突起部を設けたことにより、上記（１）、（２）の効果に加え、足の裏のマッサージを行うに際し、かかる後部突起部が踵に対応することになり、踵下面や側面のマッサージも行えるとともに、下方への足のずれを防止することができる。
【０１３４】
（４）請求項４記載の本発明では、前部突起群の最外側突起と後部突起部とが、略同一直線上にあることとしたことにより、上記（３）の効果に加え、自然な姿勢で足を振動板に載せるだけで足の裏全体を効率よくマッサージ可能となり、かつ、振動により足が外側や下側へずれることを防止できる。
【０１３６】
（５）請求項５記載の本発明では、前記中間凸部は、回転して患部を押圧する指圧機能を有することとしたことにより、上記（４）の効果に加え、土踏まず等をより効果的にマッサージできる。
【０１３８】
（６）請求項６記載の本発明では、振動板の略全面に、前部突起群の各突起、後部突起部、及び中間凸部よりも背の低い小突起を多数設けたことにより、上記（５）の効果に加え、振動板のどの個所に足、手、背等の患部を載置してもマッサージ効果が高くなり、施療個所が広くても対応可能となる。
【０１３９】
（７）請求項７記載の本発明では、前記前部突起群の前後に複数の小突起を横一列に設け、しかも、各小突起は、前部突起群の各突起と前後方向に重合しないように設けられていることとしたので、上記（６）の効果に加え、足等を載置した際に、前部突起群の各突起に指を載せた場合に、その前後の小突起によって突起と振動板面との段差が縮まることがなく、強力な押圧力を得てマッサージ効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例に係るマッサージ機の平面図である。
【図２】同マッサージ機の側面図である。
【図３】同マッサージ機の縦断面図である。
【図４】同マッサージ機の分解斜視図である。
【図５】上ケースの底面図である。
【図６】同マッサージ機の振動板を取り除いた状態の平面図である。
【図７】図６のＩ−Ｉ線における断面図である。
【図８】同マッサージ機の使用状態を示す説明図である。
【図９】指圧用凸部と前部突起群との間に設けたスペースの説明図である。
【図１０】前部突起群の使用例を示す説明図である。
【図１１】指圧用回転体の斜視図である。
【図１２】同指圧用回転体の側面図である。
【図１３】同指圧用回転体の平面図である。
【図１４】図１３のＩ−Ｉ線における断面図である。
【図１５】指圧用回転体の他の形態を示す説明図である。
【図１６】指圧用回転体の他の形態を示す説明図である。
【図１７】指圧用回転体の他の形態を示す説明図である。
【図１８】マッサージ機のブロック図である。
【図１９】同マッサージ機の作動状態を示すタイムチャートである。
【図２０】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２１】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２２】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２３】指圧回転体の他の形態を示す説明図である。
【図２４】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２５】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２６】他の実施例に係るマッサージ機の説明図である。
【図２７】他の実施例に係るマッサージ機の平面図である。
【図２８】同マッサージ機の側面図である。
【図２９】弾性支柱の他の実施形態を示す説明図である。
【図３０】弾性支柱の他の実施形態を示す説明図である。
【図３１】従来のマッサージ機の説明図である。
【符号の説明】
Ａマッサージ機
Ｓスペース
１振動板
２中間凸部（指圧用凸部）
８前部突起群
９後部突起部
１２小突起
８０突起
８０ａ突起
８１リブ
８２ａ小突起[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a massage machine that performs massage by vibrating a diaphragm.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of massage machine, for example, there is one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-299402.
[0003]
As shown in FIG. 31, a large number of small projections 200 are provided on a vibration plate 100 that performs massaging by vibrating, as shown in FIG. 31. The vibration plate 100 is formed from a flat portion 110 and an inclined portion 120, The part 120 is characterized in that a projection for finger pressure 300 larger than the small projection 200 is provided. The acupressure protrusion 300 is set at a height that does not protrude from the extension surface of the flat portion 110.
[0004]
Also, at the boundary between the flat portion 110 and the inclined portion 120, there are provided convex portions 400 larger than the small protrusions 200 at intervals according to the thickness of the neck, and small portions according to the interval between the two convex portions 400, 400. Small convex portions 500 larger than the protrusions 200 are arranged in four rows on the flat portion 110. In FIG. 31, reference numeral 600 denotes a handle, and 700 denotes an operation unit.
[0005]
With such a configuration, the acupressure projections 300 of the inclined portion 120 can effectively massage a locally depressed diseased part such as the arch of the foot or the base of a finger, and the flat portion 110 can effectively massage the back or the like. It is said that you can massage.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned conventional massage machine X has the following problems.
[0007]
In other words, when trying to massage the arch of the sole of the foot, the heel must be placed on the floor or the like because the acupressure projection 300 is provided on the inclined portion 120. As a result, the foot tends to shift due to the vibration, and the acupressure projections 300 do not efficiently contact the affected part, resulting in a diminished massage effect.
[0008]
In addition, using the acupressure projection 300, the arch and the base of the finger cannot be massaged simultaneously.
[0009]
Therefore, when massaging the entire sole of the foot, the entire sole of the foot must be placed on the diaphragm 100. In this case, the sole of the foot is placed on the flat portion 110.
[0010]
However, in the arrangement of the small projections 500, the foot is likely to shift due to vibration, and it has been difficult to effectively massage the small projections 500.
[0011]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a massage machine that can effectively massage the entire sole of the foot.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, in the present invention according to claim 1, in a massage machine configured to perform massage by vibrating a diaphragm, a plurality of protrusions are arranged in a horizontal line at a front portion of the diaphragm. To form a front projection group corresponding to the toe, and to provide an intermediate projection corresponding to the arch, at least a convex curved surface portion of the sole of the foot between the intermediate projection and the front projection group. Is provided, and a rib is provided between each projection of the front projection group. Each projection of the front projection group arranged in a horizontal line corresponds to the toe, for example, when massaging the sole of the foot, prevent the foot from shifting due to the vibration of the diaphragm, and strongly press the base of the finger In addition to enhancing the massage effect, it is possible to prevent the foot from slipping into the inside of the foot due to vibration, and it is possible to enhance the massage effect of the arch which is appropriate for healing fatigue. In addition, when the foot is placed, the finger is not inserted too deep between the protrusions, and there is no risk of damaging the finger due to vibration.
[0013]
According to the second aspect of the present invention, a projection is further provided at an obliquely rearward position outside the outermost projection. With such a configuration, the projections correspond to actual toes, and fit to even the little finger to enhance the massage effect. In addition, even if the projection does not abut on the little finger, the protrusion at the outermost diagonally rearward position can prevent lateral displacement of the foot.
[0014]
According to the third aspect of the present invention, a rear projection is provided at a rear portion of the diaphragm. When the sole of the foot is massaged, the rear projection corresponds to the heel, so that the lower surface and the side surface of the heel can be massaged and the downward displacement of the foot can be prevented.
[0015]
In the present invention, the outermost projection and the rear projection of the front projection group are substantially on the same straight line. Therefore, it is possible to efficiently massage the entire sole of the foot simply by placing the foot on the diaphragm in a natural posture, and it is possible to prevent the foot from shifting outward or downward due to vibration.
[0017]
According to the present invention described in claim 5, the intermediate convex portion has an acupressure function of rotating and pressing the affected part. Therefore, the arch and the like can be effectively massaged.
[0019]
According to the present invention, a large number of small projections shorter than the projections of the front projection group, the rear projections, and the intermediate projections are provided on substantially the entire surface of the diaphragm. Even if an affected part such as a foot, a hand, or a back is placed on any part of the diaphragm, the massage effect is high, and it is possible to cope with a large treatment part.
[0020]
Further, in the present invention according to claim 7, a plurality of small projections are provided in a horizontal line before and after the front projection group, and each small projection does not overlap with each projection of the front projection group in the front-rear direction. It has been provided in. When a finger is placed on each protrusion of the front protrusion group when placing a foot, etc., the step between the protrusion and the diaphragm surface does not shrink due to small protrusions before and after, and massage with strong pressing force The effect is higher.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the massage machine according to the present invention, in a massage machine configured to perform massage by vibrating a diaphragm, a plurality of protrusions are arranged in a horizontal line at a front portion of the diaphragm to form a front protrusion group. It was done.
[0022]
That is, a vibration plate is attached to a casing that houses a motor or the like, and the vibration of the motor is transmitted to the vibration plate via an eccentric cam or the like to vibrate, and a massage machine capable of massaging a treatment location such as a foot or a back. In addition, a front projection group in which a plurality of projections are arranged side by side in a row is provided at a front portion of the diaphragm, that is, at a depth portion as viewed from the user side.
[0023]
The shape of the casing and the diaphragm may be arbitrary. For example, in the case of a rectangular shape in plan view, the front projection group may be provided substantially in parallel along the front end edge, and may be provided at two right and left target positions. preferable. With this configuration, it is possible to treat both feet simultaneously at the time of foot massage, and each projection of the front projection group corresponds to the toe, preventing the foot from being displaced by the vibration of the diaphragm, and To increase the massage effect.
[0024]
Further, ribs are preferably provided between the projections of the front projection group to improve the strength of each projection and prevent the finger from being inserted too deeply between the projections when the foot is placed, and This eliminates the risk of damaging the finger.
[0025]
In addition, the front projection group may be configured such that a projection is further provided at an obliquely rearward position outside the outermost projection.
[0026]
With such a configuration, the projections correspond to actual toes, so that even the little fingers can be fitted to enhance the massage effect. Moreover, even if the little finger does not abut on the protrusion positioned diagonally rearward, the protrusion prevents lateral displacement of the foot and does not lower the massage efficiency.
[0027]
Further, a rear projection can be provided at a position opposite to the front projection group, that is, at a front side as viewed from the user side. With this configuration, it is possible to massage the lower surface and the side surface of the heel and to prevent the foot from shifting downward. The rear projection may be a projection group composed of a plurality of projections or a single projection. However, when the rear projection corresponds to the heel, it is preferable that the rear projection be a projection group in terms of a massage effect.
[0028]
Further, it is preferable that the outermost projection and the rear projection of the front projection group are arranged on substantially the same straight line.
[0029]
In other words, the projections correspond to the toes and heels of the toes, so that the entire sole of the foot can be efficiently massaged simply by placing the feet on the diaphragm in a natural posture, Can be prevented from shifting outward or downward.
[0030]
Also, the front projections correspond to the toes, and the rear projections correspond to the heel, and furthermore, between the front projections and the rear projections, an intermediate projection corresponding to the arch is provided. Good. Moreover, it is preferable to provide a space between the intermediate convex portion and the front protrusion group so as to sink at least the convex curved surface portion of the sole of the foot.
[0031]
With such a configuration, it is possible to more effectively prevent not only the outer side and the lower side, but also the inward displacement of the foot due to vibration, and effectively perform an arch massage suitable for healing fatigue. be able to.
[0032]
Further, the intermediate convex portion may be configured to have a finger pressure function of rotating and pressing the affected part.
[0033]
In other words, acupressure on the arch that is in contact with each nerve of the human body is effective in healing fatigue and activating other biological functions, and in addition to the massage effect by vibration, it exerts an even better massage effect be able to.
[0034]
Further, it is preferable to provide a large number of small projections, which are shorter than the projections of the front projection group, the rear projections, and the intermediate projections, on substantially the entire surface of the diaphragm.
[0035]
With such small projections, a high massage effect can be obtained even when an affected part such as a foot, a hand, or a back is placed on any part of the diaphragm, and can be used even when a treatment part such as a back is wide. Can be.
[0036]
By the way, among the small projections, those provided before and after the front projection group, the small projections are provided in a horizontal line, and the small projections are provided so as not to overlap with each projection of the front projection group in the front-rear direction. Is preferred.
[0037]
This is because when a foot or the like is placed on the diaphragm and a finger is placed on each projection of the front projection group, the convex curved surface portion of the sole of the foot is located between the front projection group and the intermediate projection. Is provided with enough space to sink in, so the small projections behind the front projections, especially the rear projections, reduce the level difference between the projections and the diaphragm surface, making it impossible to obtain a high massage effect due to strong pressing force This is so that there is no such thing.
[0038]
As described above, the massage machine according to the present invention does not displace the foot due to the vibration of the diaphragm, fits securely, performs an effective massage, promotes blood circulation, and heals fatigue. be able to.
[0039]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0040]
FIG. 1 is a plan view of a massage machine A according to the present embodiment, FIG. 2 is a longitudinal sectional view thereof, FIG. 3 is a side view thereof, and FIG. 4 is an exploded perspective view thereof.
[0041]
The massage machine A according to the present embodiment is capable of massaging by vibrating the diaphragm 1 mounted on the casing C, and a pair of left and right finger pressure convex portions 2 rotatably mounted substantially at the center of the diaphragm 1. , So that it can be used for massage of the back, etc. while the diaphragm 1 is in contact with the back etc.
[0042]
As shown in FIG. 4, the casing C is formed by assembling a rectangular lower case 3 formed of ABS resin and a thin upper case 4 having a peripheral wall 40 fitted into the lower case 3 in a superposed state. The handle 30 is integrally formed with the casing C by overlapping the half-shaped handle components 3a, 4a integrally formed on one side of the two cases 3, 4. C1 is a power cord.
[0043]
The lower case 3 is formed in an inclined shape such that the height of the front side (the side opposite to the handle 30 and located on the back side from the user side) is higher than the rear side (the handle 30 side located on the near side as viewed from the user). In particular, when massaging the soles of the feet, the user can sit down and use it, and a vibration motor 6a for vibrating the diaphragm 1 can be set up on the raised front side. As described above, since the vibration motor 6a can be erected in the dead space formed by making the lower case 3 inclined, the internal space of the lower case 3 can be effectively used, and the massage can be performed. The entire machine A can be made compact.
[0044]
In addition, leg seats 31 are attached to the four corners of the bottom surface, and the leg seats 31 prevent the vibration from being directly transmitted to the floor on which the massage machine A is placed, and also prevent the massage machine A from moving due to the vibration. In order to achieve this, it is made of rubber having an elastic force and a large friction coefficient.
[0045]
The upper case 4 is fitted to the lower case 3 and fixed by mounting screws 32, and the operation unit 5 is provided on the surface handle 30 side. 50 is a power switch, 51 is a vibration mode switch, 52 is a vibration intensity switch, 53 is acupressure mode switch, 54 is acupressure intensity switch, and 55 is a mode switch. When this mode switch 55 is selected, vibration, It is possible to perform a massage in which each mode of shiatsu is combined at random. Reference numeral 56 denotes an operation display lamp.
[0046]
As described above, since the operation unit 5 is provided between the diaphragm 1 and the handle 30, the handle 30 protects the operation unit 5 when the massaging machine A is dropped by mistake.
[0047]
Further, as shown in FIG. 3, the power switch 50 is provided so as not to protrude beyond a virtual line L connecting the front end of the handle 30 and the front end of the diaphragm 1. There is no erroneous operation of the switch 50.
[0048]
Further, a gap d is provided between the handle 30 and the installation surface so that the handle 30 can be easily gripped.
[0049]
At the four corners of the surface of the upper case 4, elastic struts 41, 42 made of natural rubber having different hardness between the front side and the rear side are protruded, and the diaphragm 1 is mounted via the elastic struts 41, 42. It is connected to the casing C.
[0050]
As shown in FIGS. 2 and 4, the elastic struts 41, 42 are formed by connecting flanges 41b, 42b to both ends of cylindrical rubber portions 41a, 42a, respectively, and externally protruding from the flanges 41b, 42b. 41c, 42c. The male screw portions 41c, 41c, 42c, 42c at both ends are fixed to the diaphragm 1 and the upper case 4 by nuts 41d, 42d via washers 41e, 42e, respectively. I have.
[0051]
On the other hand, the functional part B is centrally arranged on the back surface of the upper case 4. As shown in FIG. 5, the functional part B has the vibration motor 6a erected at the front center position and at the rear center position. The acupressure motor 6b whose axial direction is aligned with the front-back direction of the upper case 4 is mounted in a reclined state, and between the two motors 6a and 6b, the acupressure protrusion 2 is connected in conjunction with the acupressure motor 6b. A gear case 7 that is driven to rotate is provided. B1 is a board, B2 is a lead wire, 60 is a cooling fan of the vibration motor 6a, and 61 is a cooling fan of the acupressure motor 6b.
[0052]
As shown in FIG. 7, a pair of mounting bosses (mounting bosses) 43 are provided on the upper case 4 so as to also serve as a motor holding member, and a motor holding band made of CR rubber is provided between the mounting bosses 43 and 43. The acupressure motor 6 b is sandwiched between the bosses 67, and the mounting boss 43 and the upper case mounting boss 33 erected on the lower case 3 are fixed by screws 34.
[0053]
The vibration motor 6a is capable of switching between two levels of rotation, strong and weak, and can rotate at 3,100 rpm for strong and 2,700 rpm for weak, and the motor shaft 62 protrudes toward the surface of the upper case 4.
[0054]
When viewed with the diaphragm 1 removed, as shown in FIG. 4 and FIG. 6, only the driving portion for performing the vibration massage and the acupressure massage is exposed on the surface.
[0055]
2, 4 and 6, reference numeral 4b denotes a guide tube attached to the upper case 4. The motor shaft 62 of the vibration motor 6a is inserted into the guide tube 4b, and an eccentric cam is attached to the end of the motor shaft 62. A bearing 64 is attached via 63. Then, the bearing 64 is fitted to the mounting boss 11 formed on the diaphragm 1 via a rubber cap 65, and the vibration motor 6a and the diaphragm 1 are interlocked and connected.
[0056]
As described above, by arranging the functional portion B on the back surface of the upper case 4 and exposing only the driving portion for performing the vibration massage and the acupressure massage on the surface of the upper case 4, the acupressure convex portion described later is provided. When replacing the cover body 21 that covers the rotating body 20 for acupressure, or when performing maintenance on other components, the power supply system, grease, and the like do not need to be touched, which is safe and sanitary.
[0057]
In addition, since the vibration motor 6a is fixed to the upper case 4 and the diaphragm 1 connected to the upper case 4 via the elastic columns 41 and 42 is vibrated, strong vibration can be given. it can.
[0058]
Moreover, the hardness of the rubber portions 41a, 42a of the elastic columns 41, 42 supporting the diaphragm 1 is greater than the hardness of the left and right elastic columns 41, 41 on the rear side than the left and right elastic columns 41, 41. Is hardened, so that even if the connecting portion between the diaphragm 1 and the vibration motor 6a is offset to the front side instead of the center of the diaphragm 1, the diaphragm 1 abnormally vibrates and generates rattling noise. It does not occur. That is, in the configuration of the present embodiment, when the eccentric cam 63 of the vibration motor 6a is mounted at a position deviated from the center of gravity of the diaphragm 1, the horizontal amplitude at the position of the diaphragm 1 away from the eccentric cam 63 is small. Since the amplitude becomes large and the amplitude in the vertical direction (up and down direction) also becomes large, it is possible to prevent the rattling on the opposite side of the connecting portion and the generation of abnormal noise.
[0059]
In the present embodiment, the hardness of the front left and right elastic columns 41, 41 is set to 60 degrees, and the hardness of the rear left and right elastic columns 42, 42 is set to 70 degrees.
[0060]
On the other hand, the rotation of the acupressure motor 6b can be switched between two levels of high and low, and can be rotated at 3,100 rpm for high and 2,700 rpm for low. Further, the motor shaft is interlocked with a gear interlocking mechanism (not shown) provided in the gear case 7 so that the motor shaft can be decelerated. The motor shaft can rotate at 30 rpm at high speed and at 24 rpm at low speed. The gear interlocking mechanism enables the left and right rotating shafts 71, 71 protruding from the gear case 7 to be rotatable, and the acupressure rotation forming the acupressure convex portion 2 at the tip of the rotating shafts 71, 71. Each body 20 is connected. The gear interlocking mechanism includes a worm gear 72 connected to a motor shaft, and left and right ring gears 73 meshing with the worm gear 72. The ring gear and the rotating shaft 71 are operatively connected.
[0061]
The rotating body 20 for acupressure, as shown in FIG. 2, is inserted from the inside into circular openings 1a, 1a formed in the diaphragm 1, and is covered by a cover body 21 shown in FIGS.
[0062]
As shown in FIGS. 2 and 4, the cover body 21 is formed by attaching a cover cloth 21b to an attachment ring 21a. The cover body 21 is formed by attaching the cover ring 21a to the circular openings 1a, 1a of the diaphragm 1. Are inserted from the inside of the diaphragm 1 so as to be in contact with the inner edge of the diaphragm 1, and are attached so as to be independently detachable by a figure-shaped fixture 21d.
[0063]
In FIG. 2, reference numeral 21e denotes a cover cloth protection cylinder 21e connected to the mounting tool 21d, and the cover cloth 21b is brought into contact with the circular opening 1a and the rotating body 20 for acupressure by the protection cylinder 21e. To prevent damage. The cover cloth protection cylinder 21e may be provided continuously with the upper case 4.
[0064]
In the above configuration, the gist of the present invention resides in that a plurality of projections 80 are arranged in a row in the front part of the diaphragm 1 to form a front projection group 8.
[0065]
That is, the diaphragm 1 according to the present embodiment is formed of an antibacterial resin made of an ABS resin containing silver, zinc, copper, or the like as an antibacterial material, is formed in a rectangular shape in plan view as shown in FIG. A large number of small projections 12 are provided, and three projections 80, 80, 80 are arranged in a row in a position corresponding to the finger side of each of the right and left feet when both feet are placed on the diaphragm 1. I have.
[0066]
Of the projections 80, 80, 80, a projection 80a is further provided at a position obliquely rearward outside the outermost projection 80 to form a front projection group. Note that the projections 80a may be omitted, and the front projection group 8 may be composed of only the horizontal rows of projections 80, 80, 80.
[0067]
With such a configuration, the massage effect is enhanced even when an affected part such as a foot, a hand, or a back is placed on any part of the diaphragm 1 from the small projections 12 provided on substantially the entire surface of the diaphragm 1, and the treatment place is reduced. It is possible to respond even if it is wide. In addition, in the case of foot massage, as shown in FIG. 8, both the feet can be treated at the same time, and the projections 80, 80a of the front projection group 8 correspond to the toes, and the vibration of the diaphragm 1 causes Since the foot can be prevented from shifting and the base of the finger can be pressed strongly, the massage effect can be enhanced.
[0068]
As shown in FIG. 3, ribs 81 are provided between the projections 80 of the front projection group 8. The ribs 81 increase the strength of the projections 80, and the recesses between the projections 80. By adjusting the depth, it is possible to prevent the finger from being inserted too deeply between the projections 80 when the foot is placed, thereby preventing the finger from being damaged by vibration.
[0069]
In FIG. 1, reference numeral 82 denotes a row of small projections provided in front and rear of the front projection group 8, and each small projection 82 a of the small projection row 82 is arranged in the front-rear direction with each projection 80 of the front projection group 8. They are arranged so that they do not polymerize.
[0070]
That is, when a finger is placed on each projection 80 of the front projection group 8 when the foot or the like is placed, the step between the projection 80 and the surface of the diaphragm 1 is not reduced by the small projection rows 82 before and after the finger. It is possible to obtain a high massage effect with a strong pressing force.
[0071]
Further, a rear projection 9 is provided at a position opposite to the front projection group 8, that is, at the rear of the diaphragm 1.
[0072]
The rear protrusion 9 in the present embodiment is configured by arranging four protrusions 90 having substantially the same height as the respective protrusions 80 of the front protrusion group 8 so as to form a quadrangle. When performing the above, the front projections 8 correspond to the fingers, while the rear projections 9 correspond to the heels. Reference numeral 91 denotes a rib provided between the projections 90.
[0073]
Therefore, using the rear projection 9, massage of the lower surface and the side surface of the heel can be performed, and the displacement of the foot not only laterally but also downward can be prevented.
[0074]
The outermost projection 80a of the front projection group 8 and the rear projection 9 are located on substantially the same straight line, and the foot is placed on the diaphragm 1 in a natural posture, and the projections on the toe and heel are formed. 80 and 90 are in contact with each other, so that the entire sole of the foot can be efficiently massaged and the foot is prevented from being shifted outward or downward due to vibration. In this embodiment, the antimicrobial effect is enhanced by including a large amount of antibacterial material in the small projections 12 and the projections 80, 90 and the like, which are in contact with the affected part.
[0075]
Further, in the present embodiment, as described above, a pair of left and right acupressure projections 2 are provided. In the acupressure projections 2, the front projections 8 correspond to the toes, and the rear projections. An intermediate convex portion is provided between the front projection group 8 and the rear projection portion 9 so that 9 corresponds to the heel while the arch corresponds to the arch.
[0076]
Moreover, a space S is provided between the acupressure convex portion 2 forming the intermediate convex portion and the front protrusion group 8 as shown in FIG. 9 so as to sink at least the convex curved surface portion of the sole of the foot. Have been.
[0077]
Further, as shown in FIG. 10, when each projection 80 of the front projection group 8 is sandwiched between toes, a side massage of each finger can be performed, and an effect of preventing the progression of hallux valgus can be obtained.
[0078]
With such a configuration, it is possible to prevent the foot from being displaced to the inside due to the vibration, and it is possible to effectively perform an arch massage suitable for healing fatigue. In addition, since the diaphragm 1 is made of an antibacterial resin, the propagation of various germs is prevented and the deodorizing effect is also obtained.
[0079]
Here, the configuration of the acupressure projection 2 will be described.
[0080]
As shown in FIGS. 2, 4, and 11 to 14, the acupressure projection 2 is attached to a rotation shaft 71 extending from the gear case 7 with a screw 71 a, and the acupressure rotation protrudes above the diaphragm 1. It is configured by covering a body 20 with a cover body 21.
[0081]
The acupressure rotating body 20 is made of a strong and slippery polyacetal resin, has a substantially triangular pedestal portion 22 in plan view, and is protruded below the pedestal portion 22 to be attached to the rotating shaft 71. A boss portion 23, a cover body entanglement preventing tubular portion 24 extending upward from the boss portion 23, and three tubular projections projecting from the pedestal portion 22 so as to surround the tubular portion 24. 25 are integrally formed. 23a is a reinforcing rib.
[0082]
Reference numeral 26 denotes a metal acupressure ball as a rolling element attached to the cylindrical projection 25, and does not fall into a ball storage space 27 formed in each cylindrical projection 25 as shown in FIG. , At least the top is exposed so as to be rotatable. Reference numeral 25d denotes a ball receiving portion provided in the cylindrical projection 25, and 25e denotes a cut end of the cylindrical projection 25. The cut end of the cylindrical projection 25 is provided on the cylindrical projection 25 so that the affected part can smoothly contact the acupressure ball 26 even from an oblique direction. It is cut diagonally downward from the end face toward the peripheral wall.
[0083]
As shown in FIG. 12, the rotating body 20 for acupressure has three cylindrical projections 25 formed at three different heights from a high cylinder 25a, a middle cylinder 25b, and a low cylinder 25c. (FIG. 13). That is, the high cylinder 25a is closest to the rotating shaft 71, and the low cylinder 25c is farthest.
[0084]
With this configuration, when the acupressure rotating body 20 is rotated, a strong and weak acupressure effect can be obtained, and one of the cylindrical projections 25 follows the concave portion of the body such as a foot or a hand. That is, the acupressure can be surely performed.
[0085]
Furthermore, since the distance of each cylindrical projection 25 from the rotating shaft 71 is different, each cylindrical projection 25 rotates on a concentric circle having a different radius by rotation of the acupressure rotating body 20, and the acupressure radius is widened. To increase the acupressure area.
[0086]
In addition, a rib 28 is provided between each of the cylindrical projections 25, and while increasing the strength of each of the cylindrical projections 25, a finger or the like is accidentally inserted into a gap between the cylindrical projections 25 to cause injury. Is preventing that. Similarly, a semi-circular finger stuffing prevention plate 22a is integrally connected to each side of the pedestal portion 22, and fingers are also provided horizontally from the cylindrical projections 25 in the same manner as the finger stuffing prevention plate 22a. A stuffing prevention piece 22b protrudes.
[0087]
In this embodiment, three cylindrical projections 25 are used. However, as shown in FIGS. 15A and 15B, the number of the cylindrical projections 25 is increased, or the number is further increased to form a polygonal shape in plan view. It may be configured as follows. In addition, 25b 'and 25b''are those in which the height of the cylindrical projection 25 is gradually reduced between the middle cylinder 25b and the low cylinder 25c.
[0088]
By the way, the rotating body 20 for acupressure described above is covered with the cover body 21. In order to prevent the cover cloth 21b from breaking, the protective cylinder 21e is provided, and the cover cloth 21b is provided on the side of the cylindrical projection 25. It is difficult to abut, and abuts on the acupressure ball 26 disposed at the tip of the cylindrical projection 25.
[0089]
As shown in FIG. 16, instead of the acupressure ball 26, a support pin 26a is erected within the cylindrical projection 25, and a roller body 26b rotatable around the support pin 26a is attached. As shown in FIG. 17, a support shaft 26c may protrude from the pedestal portion 22, and a bullet-shaped acupressure member 26d may be rotatably mounted around the support shaft 26c.
[0090]
Next, the operation of the massage machine A will be described. FIG. 18 shows a block diagram of the massage machine A. As shown in the figure, in the present embodiment, a current detection unit is provided to provide a safety mechanism. For example, when an excessive load is applied to the diaphragm 1 or the acupressure rotating body 20, the rotation speed of each of the motors 6a and 6b is increased. The motor 6a, 6b is stopped by detecting the overcurrent at this time and sending the signal to the control circuit. The power supply may be a battery instead of the commercial power supply.
[0091]
As described above, the vibration mode, the acupressure mode, and the automatic mode can be selected by a switch operation on the operation unit 5, but by providing a timer, the control is automatically performed to be automatically turned off after 15 minutes from the start. are doing.
[0092]
Here, the automatic mode of the present embodiment will be described with reference to FIG. 19. When the automatic mode switch 55 is turned on (A), both the vibration motor 6a and the acupressure motor 6b are simultaneously started in weak operation ( T ₁ ), for example, when driving for 15 seconds (T ₂ ), then driving for 15 seconds in strong operation (T ₃ ).
[0093]
In this way, since it is a weak drive a start-up, for the first time also a person who used it is possible to enter a very natural massage therapy, also in the initial operation (up to T _3), vibration mode, shiatsu mode, the degree of these dynamics The user can be recognized and used as a guide for later use.
[0094]
Then, from (T ₃ ), both motors 6 a and 6 b are again in a weak operation, and the strong and weak operations are repeated for an appropriate time set to about 10 to 30 seconds (T ₄ ). It becomes OFF (b).
[0095]
In addition, even during the automatic mode operation, it is possible to select only the vibration mode or only the acupressure mode together with the strength by operating the switches 51 to 54 (c), (d), and Even if such another mode is selected, it is controlled to be automatically turned off 15 minutes after ON of the automatic mode switch 55. If another mode is selected during the automatic operation, it is preferable to start the operation from a weak operation.
[0096]
In the present embodiment, the vibration mode and the acupressure mode are repeated in both directions for (T ₄ ). For example, the vibration mode is stopped for a predetermined time and the acupressure mode becomes the strong operation. The acupressure mode is stopped and the vibration mode becomes weak operation, then the vibration mode becomes the strong operation while the acupressure mode is stopped, and thereafter, the vibration mode is stopped and the acupressure mode is operated at a low level. It can be set as appropriate, for example, such that the operating state occurs at all at random.
[0097]
Next, another embodiment will be described with reference to FIGS.
[0098]
These are modifications of the form of the front projection group 8, the intermediate projection, and the rear projection 9, but in any case, between the front projection group 8 and the intermediate projection, the foot is There is provided a space S for sinking the back convex curved surface portion.
[0099]
In other words, the one shown in FIG. 20 is such that the acupressure convex portion 2 as an intermediate convex portion is formed into a large convex portion 2a having an oval shape on the left and right. In this case, the acupressure rotating body 20 is formed as a roller. Is also good. In the present embodiment, the number of the protrusions 90 of the rear protrusion 9 is two.
[0100]
FIG. 21 shows a front projection group 8 in the form of a single letter arranged in two rows, and the outermost projections 80a are also provided in front and rear double.
[0101]
Further, in the present embodiment, the rotation function of the intermediate convex portion 2 is abolished, and the intermediate convex portion 2 is simply configured as the large projection 2 '.
[0102]
Further, here, the rear projection 9 is formed by one projection 90. The number of the protrusions 90 of the rear protrusion 9 may be freely set, as in the above embodiment, the number of the protrusions is four in the rectangular shape in a plan view, and in the other embodiments described above, the number is two.
[0103]
In FIG. 22, the rotation function of the intermediate convex portion 2 is abolished, and an intermediate projection group 2 ″ is provided. Further, the front protrusion groups 8 are not arranged as a pair on the left and right, but are arranged in a line at the center.
[0104]
Further, as shown in FIG. 23, the acupressure rotating body 20 may be formed in a dome shape and the protrusion may be omitted.
[0105]
With this configuration, gentle shiatsu massage can be performed as if the affected part were rubbed. If a small protrusion (not shown) of a retractable type is provided on the illustrated dome-shaped rotating body 2b, massage by tapping can be effectively performed.
[0106]
As described above, the acupressure rotator 20 that forms the intermediate convex portion having the acupressure function may be rotated horizontally, or may be rotated vertically like a roller, or may have a rotation function. It doesn't matter if it doesn't exist. Further, as described above, a form in which the body is massaged by hitting may be adopted.
[0107]
As still another embodiment, the embodiment shown in FIG. 24 will be described.
[0108]
This is to enhance the massage effect by a heating effect in addition to the massage by vibration.
[0109]
That is, a heater wire 13 is attached to the outside of the diaphragm 1 or embedded therein so that the diaphragm 1 can be heated, and the diaphragm 1 carries a substance that emits far-infrared rays, for example, a ceramic or the like. It is. Here, the term “support” refers to application to the outer surface or impregnation into the material resin.
[0110]
In the figure, F is a ceramic particle, 14 is a heat transfer material connected to the heater wire 13, and uses a metal having a high thermal conductivity such as aluminum. The heat transfer material 14 is buried in the small projections 12 and the projections 80 and 90 so as to effectively heat the place where the heat transfer material 14 comes into contact with the affected part.
[0111]
Further, a heat insulating material 1c is attached to the back surface of the diaphragm 1 via an insulating material 14a. With this configuration, heat energy can be efficiently transmitted to the surface side of the diaphragm 1 serving as a treatment surface, and the far-infrared irradiation effect can be improved.
[0112]
In addition, as a material of the heat insulating material 1c, a fibrous heat insulating material such as rock wool, glass wool, or asbestos, or a material formed in a plate shape using a powder of calcium silicate or magnesium carbonate as a binder may be used. Alternatively, a porous material such as perlite or foam glass may be formed.
[0113]
Further, instead of the heater wire 13, a Peltier device may be used as the heating means. The other configuration of this embodiment is the same as that of the previous embodiment, and the description is omitted here.
[0114]
Further, as a device having a heating effect, a configuration as shown in FIGS. 25 and 26 can be considered.
[0115]
That is, the one shown in FIG. 25 is one in which steam can be generated from the diaphragm 1, and in addition to the effects of massage by vibration and heat, it can provide moisture even when the skin of the affected part is dry, Also effective in terms of surface.
[0116]
The specific configuration will be described. A steam ejection port 15 is provided between each of the small projections 12 or the projections 80 and 90 of the diaphragm 1, and each of the ejection ports 15 and a steam generating unit (hereinafter simply referred to as a unit) U are provided. It is connected and connected.
[0117]
The unit U is provided with a heater insertion hole 16a on one side, and a water absorbing body 16 having a tank insertion piece 16b formed on the other side. 16b is detachably mountable, the heater 18 is fitted in the heater fitting hole 16a, and is detachable in the casing C. Therefore, the water tank 17 can be removed to easily supply water, and the unit U can be easily maintained.
[0118]
Further, the diaphragm 1 and the unit U are slid so that the steam does not leak to the back side of the diaphragm 1, and the size and the size of the steam jet port 15 are adjusted so as to match the sliding distance. The position has been set.
[0119]
With this configuration, when the heater 18 is energized, the water in the water absorbing body 16 evaporates, and steam is uniformly generated from the large number of steam outlets 15, massages the affected part by vibration, and heats the blood to increase blood circulation. Promotes and moisturizes skin with steam. The steam outlet 15 is formed between the projections 12, 80, and 90, so that the steam outlet 15 is not closed. Further, since an appropriate space is maintained with the affected part, there is no risk of burns or the like.
[0120]
26, the unit U is provided in the acupressure rotary body 20 of the acupressure convex portion 2, and steam can be generated between the cylindrical projections 25 of the acupressure rotary body 20. . Reference numeral 29 denotes a steam outlet, 72 denotes a worm gear interlocked with the acupressure motor 6b, and 73 denotes a ring gear that meshes with the worm gear 72.
[0121]
In this case, the cover 21 employed in the previous embodiment is not required, or a cover formed of a water-resistant material in a mesh shape may be used.
[0122]
As described above, the rest of the configuration of the massage machine A shown in FIGS. 25 and 26 is the same as that of the first embodiment, and a description thereof will be omitted.
[0123]
As still another embodiment, the embodiment shown in FIGS. 27 and 28 will be described.
[0124]
This is because the shape of the casing C is substantially trapezoidal in a plan view, and an inlet-shaped curved notch D is formed on the near side as viewed from the user, and at the edge of the curved notch D, on the diaphragm 1 side. A tapered portion D1 having an upward slope that is more inclined than the upper surface of the casing C is formed, and various switches 50 to 55 are arranged along the curved notch D.
[0125]
With this configuration, the switch operation can be performed directly with the foot when massaging the sole of the foot, so that it is not necessary to bend the upper body forward every time the switch is operated, and the usability is improved. That is, as shown in the figure, the fingertip can be moved around the heel, so that it is easy to use.
[0126]
In this embodiment, the handle 30 is provided on the side surface of the casing C, but may be provided on the front end portion. Also, the arrangement of the switches 50 to 55 may be appropriately set within a range in which operation with a foot is possible. The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the description is omitted here.
[0127]
Although the present invention has been described through the embodiments, the present invention is not limited to the embodiments.
[0128]
For example, in the present embodiment, the hardness of the elastic columns 41 and 42 supporting the diaphragm 1 is changed to cope with abnormal vibration. However, as shown in FIG. This can be achieved by increasing the number of elastic struts 42 on the side, or by increasing the diameter of the elastic struts 42 as shown in FIG. 29 (b).
[0129]
Further, as shown in FIG. 30, a coil spring 44 may be used instead of natural rubber. Also in this case, it is possible to cope with abnormal vibration of the diaphragm 1 by changing the coil diameter or using a coil having a different spring constant in advance.
[0130]
The vibration motor 6a interlockingly connected to the eccentric cam 63 that vibrates the diaphragm 1 may be attached to the diaphragm 1 instead of the casing C side. Further, the shape, material, and the like of other components may be appropriately changed.
[0131]
【The invention's effect】
(1) According to the first aspect of the present invention, in a massage machine configured to perform massage by vibrating a diaphragm, a plurality of protrusions are arranged in a horizontal line at a front portion of the diaphragm. A front projection group corresponding to the toe is formed, and an intermediate projection corresponding to the arch is provided, and at least the convex curved surface portion of the sole of the foot is sunk between the intermediate projection and the front projection group. There is only enough space. Therefore, when massaging the sole of the foot, while preventing the foot from shifting due to the vibration of the diaphragm, strongly press the base of the finger, promote blood circulation and enhance the massage effect, and further, to the inside of the foot due to vibration In addition to preventing slippage, the massage effect of the arch which is appropriate for healing fatigue can be enhanced. In addition, when the foot is placed, the finger is not inserted too deep between the protrusions, and there is no risk of damaging the finger due to vibration.
[0132]
(2) According to the second aspect of the present invention, since further projections are provided at diagonally rearward positions outside the outermost projections, each projection corresponds to an actual toe, and furthermore, it corresponds to the little finger. Fits up to enhance the massage effect. In addition, even if it does not touch the little finger, the protrusion at the outermost diagonally rearward position can prevent the lateral displacement of the foot.
[0133]
(3) According to the third aspect of the present invention, in addition to the effects of the above (1) and (2), when the rear sole is massaged, the rear projection is provided at the rear of the diaphragm. Since the rear projection corresponds to the heel, the lower surface and the side surface of the heel can be massaged, and the downward displacement of the foot can be prevented.
[0134]
(4) According to the fourth aspect of the present invention, the outermost projection and the rear projection of the front projection group are substantially on the same straight line. Simply placing the foot on the diaphragm in a posture allows the entire sole of the foot to be efficiently massaged, and prevents the foot from being shifted outward or downward due to vibration.
[0136]
(5) According to the fifth aspect of the present invention, in addition to the effect of the above (4), the intermediate convex portion has a more effective arching function in addition to the effect of the above (4) by having the acupressure function of rotating and pressing the affected part. Can massage.
[0138]
(6) According to the present invention, a large number of small projections shorter than the projections of the front projection group, the rear projections, and the intermediate projections are provided on substantially the entire surface of the diaphragm. In addition to the effect of (5), even if the affected part such as a foot, a hand, or a back is placed on any part of the diaphragm, the massage effect is enhanced, and it is possible to cope with a large treatment part.
[0139]
(7) According to the present invention, a plurality of small projections are provided in a row in a row before and after the front projection group, and each small projection does not overlap with each projection of the front projection group in the front-back direction. In addition to the effect of the above (6), when a foot or the like is placed, when a finger is placed on each projection of the front projection group, the small projections before and after that are provided. The step between the projection and the diaphragm surface is not reduced, and a strong pressing force can be obtained to enhance the massage effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a massage machine according to an embodiment.
FIG. 2 is a side view of the massage machine.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of the massage machine.
FIG. 4 is an exploded perspective view of the massage machine.
FIG. 5 is a bottom view of the upper case.
FIG. 6 is a plan view of the massage machine with the diaphragm removed.
FIG. 7 is a sectional view taken along line II of FIG. 6;
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a use state of the massage machine.
FIG. 9 is an explanatory view of a space provided between the acupressure projection and the front projection group.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a usage example of a front projection group.
FIG. 11 is a perspective view of a rotating body for acupressure.
FIG. 12 is a side view of the rotating body for acupressure.
FIG. 13 is a plan view of the rotating body for acupressure.
FIG. 14 is a sectional view taken along line II of FIG.
FIG. 15 is an explanatory view showing another embodiment of the rotating body for acupressure.
FIG. 16 is an explanatory view showing another form of the rotating body for acupressure.
FIG. 17 is an explanatory view showing another embodiment of the rotating body for acupressure.
FIG. 18 is a block diagram of a massage machine.
FIG. 19 is a time chart showing an operation state of the massage machine.
FIG. 20 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 21 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 22 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 23 is an explanatory view showing another form of the acupressure rotating body.
FIG. 24 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 25 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 26 is an explanatory view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 27 is a plan view of a massage machine according to another embodiment.
FIG. 28 is a side view of the massage machine.
FIG. 29 is an explanatory view showing another embodiment of the elastic column.
FIG. 30 is an explanatory view showing another embodiment of the elastic strut.
FIG. 31 is an explanatory view of a conventional massage machine.
[Explanation of symbols]
A Massager S Space 1 Diaphragm 2 Intermediate convex part (acupressure part)
8 front projection group 9 rear projection 12 small projection 80 projection 80a projection 81 rib 82a small projection

Claims

In a massage machine that is configured to massage by vibrating the diaphragm (1),
On the front part of the diaphragm (1), a plurality of protrusions (80) are arranged side by side in a row to form a front protrusion group (8) corresponding to a toe, and an intermediate protrusion corresponding to an arch. (2) is provided, between the intermediate convex portion (2) and the front protrusion group (8), a space (S) is provided at least to sink the convex curved surface portion of the sole of the foot , and A massage machine characterized in that a rib (81) is provided between each projection (80, 80a ) of the front projection group (8) .

The massage machine according to claim 1, wherein a projection (80a) is further provided at a position obliquely rearward of the outermost projection (80).

The massage machine according to claim 1 or 2, wherein a rear projection (9) is provided at a rear portion of the diaphragm (1).

The massage machine according to claim 3, wherein the outermost projection (80a) and the rear projection (9) of the front projection group (8) are substantially on the same straight line.

The massage machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the intermediate convex portion (2) has an acupressure function of rotating and pressing an affected part.

Nearly the entire surface of the diaphragm (1) , small projections (12 ) shorter than the projections (80 , 80a) , the rear projections (9) , and the intermediate projections (2) of the front projection group (8). massager according to any one of claims 3-5 which) is characterized by providing a large number of.

A plurality of small protrusions (82a) are provided in a horizontal line before and after the front protrusion group (8) , and each small protrusion (82a) is in the front- rear direction with each protrusion (80) of the front protrusion group (8). The massage machine according to any one of claims 1 to 6, wherein the massage machine is provided so as not to polymerize .