JP4040822B2 - 1400nmウィンドウのためのNdでドーピングしたファイバ増幅器を採用している光ファイバ通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ通信システムに関し、特に1400nmのウィンドウにおいて増幅された伝送のためのNdでドーピングしたファイバ増幅器を使用しているシステムに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】
光ファイバ通信システムは、莫大な量の情報を迅速に伝送するための大きな可能性を実現し始めている。本質において、光ファイバ・システムは、光源と、光の上に情報を刻印するための変調器と、その光信号を搬送するための光ファイバ伝送回線と、その伝送径路に沿って信号を増幅するための増幅器とを含む。また、信号を検出するための、そしてその信号が搬送している情報を復調するための受信機をも含む。光信号は複数の異なる波長の信号チャネルを含んでいる波長分割多重信号(WDM信号)が多くなっている。
【0003】
光ファイバ増幅器はファイバ通信システムにおける重要なコンポーネントである。普通、ファイバ増幅器は稀土類でドーピングしたある長さのファイバと、送信される信号より波長の短い適切なポンピング光源とを含む。そのファイバ増幅器が伝送のファイバと整列して配置されている時、それはその中を通過する送信される信号のチャネルを増幅する。たとえば、975〜985nmおよび1470〜1490nmの範囲の波長の光によってポンプされるエルビウムでドーピングしたファイバ増幅器は、シリカ・ファイバの1530〜1610nmの範囲内の信号チャネルを光学的に増幅する。
【0004】
新しい光伝送ファイバ、たとえば、Lucent Technologies,Murray Hill,NJによって市販されているAll−Wave(登録商標)ファイバは、1400nm±50nmにおける新しい可能な伝送ウィンドウを開いた。しかし、従来のエルビウムでドーピングしたファイバ増幅器は、この波長範囲においては効率的ではない。
【0005】
稀土類でドーピングしたファイバ増幅器とは動作原理が異なっているラマン・ファイバ増幅器は、この波長範囲における増幅に対する1つの可能性を提供する。しかし、ラマン増幅器は複雑であり、大きな電力を必要とする。
【0006】
フッ化物をベースとするファイバにおけるネオジム(Nd)でドーピングしたファイバ増幅器が、1300nmのウィンドウ内の信号を増幅するために以前に試みられた。しかし、効率は良くなかった。そしてNdでドーピングしたファイバには増幅された自然放出(ASE)の問題があった。プラセオジムでドーピングしたファイバが導入された時、ネオジムでドーピングしたファイバについての研究は放棄された。
【0007】
したがって、1400nmのウィンドウによって伝送される信号チャネルの効率的なファイバ増幅を提供する光ファイバ通信システムに対するニーズが存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、光ファイバ通信システムは、1400nmのウィンドウにおける伝送の増幅のための1つまたはそれ以上のNdでドーピングしたファイバ増幅器を含む。その増幅器は導波路効果と、増幅された自然放出を許容レベルにまで減らすための選択的吸収とを組み合わせて設計されている。
【0009】
本発明の利点、性質および種々の追加の特徴が、これから詳細に説明される実施形態を考慮することによって、より完全に理解することができるだろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、図1は、本発明が向けられている問題を理解するのに役立つNd3+でドーピングしたファイバに対する簡単なエネルギー・レベルの図である。この図は右側に指定されている6つの適切なエネルギー・レベルを示している。4F3/2以外のすべてのレベルのライフタイムは、ほとんどないくらいに短いと仮定されている。
【0011】
800nmにおけるポンプ光が増幅器の中に送り込まれると、Nd3+が基底状態4I9/2から状態4F5/2へ励起される。その状態のライフタイムは極端に短いので、Ndイオンはより安定な状態4F3/2へ直ちに崩壊する。この状態のライフタイムは約500μsであると仮定される。
【0012】
2つのプロセスが発生する。電子は1300nmにおいてフォトンからエネルギーを吸収し、状態4G7/2へ移行することができ、次に状態4F3/2へ直ちに崩壊して戻り、結果として1つのフォトンが消失する。このプロセスは励起状態吸収(ESA)と呼ばれる。代わりに、電子は状態4F3/2からエネルギーのより低い状態、たとえば、4I15/2(図1には示されていない)、4I13/2または4I11/2へ崩壊する可能性がある。このプロセスにおいては、1つのフォトンが放出される。すべてのプロセスは、自然発生的であるか、あるいは刺激された発生のいずれかである。
【0013】
任意の1つのプロセスが発生する確率は放出および吸収の断面によって与えられる。図1に示されているように、フッ化物のファイバにおいては、ESAのための吸収断面は約1300nmにピークがある。4F3/2−4I11/2の遷移に対する放出の断面は、約1050nmにピークがある。4F3/2−4I13/2の遷移に対する放出の断面は、約1330nmにピークがある。4F3/2−4I15/2の遷移に対する放出断面は、約1800nmにピークがある。この後者の遷移は図1には示されていない。というのは、その断面が他のすべてより大幅に小さいからである。シリカ・ファイバの挙動も同様である。
【0014】
そのESAは反転を変化させることはない(4G7/2の状態のライフタイムが短いので)。しかし、利得は減る。4F3/2−4I11/2(1050nm)からの自然放出は、それが抑圧されない限り、増幅された自然放出(ASE)として成長する。
【0015】
1400nmにおいて増幅器を最適化するためには、1400nmにおける放出の確率を最大化しなければならない。同時に、1400nmおよび1050nm付近のESAおよびASEがそれぞれ最小化されなければならない。この最適化はポンプの効率を大幅に犠牲にすることなしに行われなければならない。
【0016】
ESAやASEなどの寄生効果がない場合、ステップ的な屈折率のコア・プロファイルおよび200ppmモルのNdでのファイバのモデリングは、基本のLP01モードにおいて800nmにおける200mWのポンプ・パワーによって22dBの利得が得られることを示す。これは性能の上限値である。
【0017】
フッ化物のファイバにおいては、ESAの問題は動作波長が増加するにつれて消滅する。SiO2をベースとするファイバにおいても同じ挙動が期待される。したがって、1400nmにおけるESAは、大きな問題となるとは思われない。しかし、文献(K.アラキ他、J.Appl.Phys)から、燐はピークのフロレッセンスをより低い波長に対してシフトするが、アルミニウムはシフトしないことが示されている。したがって、ここではアルミニウムでドーピングしたファイバを使用する。
【0018】
ASEは1400nmのウィンドウにおける増幅に対する大きな問題である。上記のような従来のステップ的屈折率の設計を使って、1050nmにおけるASEの含入によって、利得が22dBから約6dBまで減少する。これは明らかに許されず、解決されなければならない。
【0019】
ASEを減らすための従来の方法は不十分である。1050nmにおけるASEは、問題の3つの波長(800nmにおけるポンプ、1050nmにおけるASE、および1400nmにおける信号)を空間的に分離することによって減らすことができる。これはNdをコアの回りにリングに配置し、そしてLP01モードにおける1400nmの信号を増幅するためにLP11モードにおいて800nmでのポンピングを行うことによって実行することができる。LP11モードのプロファイルはドーナツ型であるので、Ndによる800nmのオーバラップは良好である。さらに、LP01のモード・フィールドの直径は波長とともに増加するので、1400nmにおける信号は十分に広帯域であり、また、Ndと十分にオーバラップしている。しかし、1050nmにおけるASEは、そのリングが適切に選定されない場合、LP01またはLP11のいずれにおいてもオーバラップが不十分である。したがって、1050nmにおける利得は、消失する。この概念はA.ブジャークレフ他のElectr Letters、1991によって報告された。モデリングによって、この方法は利得を5dBだけ改善できることが示されている。それは依然として不十分である。ここではさらに改善を追求する。
【0020】
ASEは選択的な吸収要素および適切なポンプ・モードの選定によって十分に減らすことができる。1050nmにおける自然放出は避けられない。というのは、それはNd3+の放出断面によって説明されるからである。しかし、この放出の増幅は、追加のドーパントを使って波長の制御および選択的吸収によって減らせることが分かった。注意深い導波路の設計によって吸収を強めることができる。たとえば、イッテルビウム(Yb)は1050nmにおいて吸収するが、800nmおよび1400nmを透過させる。
【0021】
図2は、シミュレートされたYbでドーピングしたファイバにおける損失をグラフで示している。水平軸は1050nmにおける減衰であり、曲線には800nmにおけるNdの吸収のラベルが付けられている。800nmにおけるNdからの4dB/mの吸収は、15mの長さの増幅器に対応する。Ybの濃度を程よくすることによって、1050nmにおいて約4dB/mの吸収を誘起することができる。YbおよびNdは非放射エネルギー変換を避けるために物理的に隔てられていなければならないことに留意されたい。
【0022】
図3は、ASEを最小化するために選択的に吸収要素でドーピングした領域を含んでいる、Ndでドーピングしたファイバ30の第1の実施形態の横方向の断面である。ここで、コア31は、Ndでドーピングされ、そしてクラッディング32の内部領域32AはYbでドーピングされている。1050nmのASEの吸収はLP01モードにおいて800nmでファイバをポンピングすることによって強められる。ファイバ30における1050nmでの寄生ASEはYbでドーピングした領域における吸収によって減らされるが、1050nmに光の一部分だけがクラッディングの中を伝播するので、最適な吸収を得ることは困難である。しかし、この方法はモード変換器が不要であるという利点を有する。
【0023】
図4は、LP11のポンピングに対して構成されている第2のNdでドーピングしたファイバ30の断面を示している。この図において、ファイバはクラッディング32の内面およびコア31の外側の領域を含むことができるNdでドーピングしたリング40を含む。ファイバ30はコア31のYbでドーピングした中央領域41をさらに含む。ポンプはNdでドーピングしたリングを励起するためにLP11の中に送り込まれる。Ybの領域は1050nmにおいて吸収する。この方法は普通のLP01モードではなく、LP11モードにおけるポンプ光の効率的な結合に基づいている。この方法のためのモード変換器は標準のファイバ格子に対する修正を使って利用できる。1050nmにおいて4dB/mが実現可能である。
【0024】
図5は、マルチモード・ポンピングを使っている第3の実施形態の横方向の断面図である。ここで、ファイバ30はコア31と、複数(ここでは3)のクラッディング層51、52とを含む。領域52は屈折率の小さいポリマとすることができる。Ndはリング形状の内部クラッディング50の中にドーピングされ、Ybは中央領域31にドーピングされている。ポンプ光は領域51、52の間のインターフェースによって導かれるクラッディングにおいて多くのモードでファイバ30の中に送り込まれる。ポンプとのオーバラップはドーピングされた領域に対するクラッディングのポンピングされる領域の比によって固定されている。1050nmおよび1400nmでのNdのオーバラップは波長設計によって上記のように制御することができる。特に、リングの中にNdを置くことによって、基本モードのモード・フィールドの直径が波長と共に増加するので、1050nmよりは、1400nmにおいて比較的大きいオーバラップが存在する。この効果は、盛り上げられたリングまたは沈下させられたリングなどのより複雑な屈折率構造を使うことによって高めることができる。800nmのポンプとのオーバラップはリングの断面積が比較的大きいために改善される。この複数構造は、高いパワーに対してよく適している。図3、図4および図5のファイバ構成に対する選択的な吸収要素はYbであるが、1050nmにおける他の選択的な吸収要素も使うことができる。これらは、SmまたはFe、Cr、CuまたはCoなどの遷移金属を含む。
【0025】
図6は、図3、図4または図5に従って、Ndおよび吸収要素でドーピングしたファイバ30を採用している代表的なNdファイバ増幅器60を示している。本質において、増幅器60は図3、図4または図5に示されているようなある長さのファイバ30と、適切なポンプ・ソース61と、信号の光およびポンプ光をファイバ30に対して印加するためのWDMカプラ62とを含む。ポンプ・ソース61は、その導波の機能の中に適切なモード・コンバータ(図示せず)を含む。
【0026】
図6のファイバ増幅器は、光共振キャビティの内部にファイバ30を配置することによって、ファイバ・レーザにすることができる。これはファイバ30の端において1350〜1450nmの範囲において反射するブラッグ格子を配置することによって実現することができる。
【0027】
図7は、Ndでドーピングしたファイバ増幅器60を採用している光ファイバ通信システム70の第1の実施形態を概略的に示している。本質において、システム70は、WDM光送信機71と、広帯域伝送光ファイバ72と、Ndでドーピングした増幅器60とErでドーピングした増幅器74が並列に接続されているものを含んでいる増幅装置73とを含む。
【0028】
動作において、WDMデマルチプレクサ75は、送信される信号を、Ndでドーピングした増幅器60に向けられている1400nmのウィンドウの信号と、Erでドーピングした増幅器74に向けられている従来のSiO2ウィンドウの信号とに分割する。次に、そのそれぞれの増幅された信号チャネルがWDMマルチプレクサ76において再び組み合わされ、WDM光受信機77に対してさらに送信される。
【0029】
図8は、Ndでドーピングしたファイバ増幅器60を採用している通信システム80の第2の実施形態を示している。システム80はさらに1050nmのASEを抑圧するために特に適応されている。その増幅装置83は、サーキュレータ84と、Ndでドーピングした増幅器60とを含み、Ndでドーピングした増幅器60は、Ndでドーピングしたファイバ30の両側にASE抑圧用フィルタ84A、84Bを含んでいる。また、それはLP11コンバータ86およびポンプ・フィルタ87、88を含んでいるポンプ・ソース85も含んでいる。
【0030】
動作において、1400nmのウィンドウのチャネルは、サーキュレータ83およびすべてのフィルタを通過してファイバ30に達し、そこでそれらが増幅される。1050におけるASEは、図4のファイバ設計およびポンプ・ソース85を伴うLP11コンバータを使って最小化される。ポンプ・フィルタ86、87は、増幅器ファイバ30におけるポンプ・エネルギーを保持する。
【0031】
上記実施形態は本発明の原理の適用を代表することができる多くの可能な特定の実施形態のうちの少数のものだけを例示していることを理解されたい。この分野の技術に熟達した人であれば、多数の、そして種々の他の装置を本発明の精神および範囲から逸脱することなしに作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Nd3+でドーピングしたファイバに対する簡単なエネルギー図である。
【図2】異なるレベルのYbでドーピングしたファイバに対する1050nmにおける利得対減衰のグラフのプロットである。
【図3】ASEを減らすためのYbでドーピングした領域を含んでいるNdでドーピングしたファイバの断面である。
【図4】ASEを減らすためのYbでドーピングした領域を含んでいるNdでドーピングしたファイバの断面である。
【図5】ASEを減らすためのYbでドーピングした領域を含んでいるNdでドーピングしたファイバの断面である。
【図6】図3、図4および図5のNdでドーピングしたファイバを使っている代表的な増幅器の構成を示す。
【図7】Ndでドーピングしたファイバ増幅器を使っている光ファイバ通信システムを示す。
【図8】Ndでドーピングしたファイバ増幅器を使っている光ファイバ通信システムを示す。これらの図面は、本発明の概念を示す目的のための図面であり、グラフ以外は正確に縮尺したものではないことを理解されたい。
Claims (6)
- 波長範囲1350〜1450nmの光信号を増幅するための光ファイバ増幅器であって、
横方向の断面において物理的に隔てられた第1および第2のドーピング領域を含む、ある長さのガラスの光ファイバからなり、前記第1のドーピング領域は前記光ファイバのクラッド領域にあり、前記信号を増幅するために、Ndからなるドーピングを有し、そして前記第2のドーピング領域を周辺で取り囲んでおり、そして前記光ファイバのコア領域である前記第2のドーピング領域は1050nm付近における増幅された自然放出を吸収する吸収材料からなるドーピングを有する中央領域を含み、さらに、
約800nmにおけるポンプ・エネルギーを提供するために前記光ファイバに対して光学的に結合されているポンピングのソースからなることを特徴とする増幅器。 - 請求項1に記載の増幅器において、前記吸収材料がYbからなることを特徴とする増幅器。
- 光ファイバ通信システムであって、
波長分割多重光信号を送り込む光送信機と、
前記光信号を送信する送信用光ファイバと、
前記光信号を受信する光受信機と、
前記送信機と受信機との間の光学的径路の中に配置された、請求項1に記載の光ファイバ増幅器とからなることを特徴とするシステム。 - 請求項3に記載の通信システムにおいて、請求項1に記載の増幅器に平行な光学的径路の中にErでドーピングした増幅器が配置されていることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載の光ファイバ増幅器を含む光ファイバ・レーザ。
- 請求項1に記載の増幅器であって、前記光ファイバは、複数モードのポンピングを可能とする複数層クラッドを有する光ファイバからなることを特徴とする増幅器。
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