JP4038981B2 - 電動式玩具銃 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピストンを後退させたときに後退位置においてピストンを保持するピストンシアを設けることにより、射撃時のタイムラグを解消するとともに、手動による射撃をも可能とし、さらにはピストンのラックギアと出力ギアとに負荷をかけることがなく、省電力化を図ることができるようにした電動式玩具銃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動式玩具銃においては、動力源にバッテリー、出力源にはモータを使用し、ギアの配置、およびそのギア比の配分によって最終出力軸に必要な回転トルクを発生させている。他方、吸気と圧縮そして排気とを行なうためのシリンダとピストンを備え、出力軸の回転トルクをギアやカムを介してピストンの往復運動または水平運動に変換させるようになっている。排気はシリンダ側に設けた排気口より吐出される。そして、ピストンが往復運動を行なうことによって生まれる圧縮された空気を利用して、BB弾を発射させるものである。その中でも、効率よく安定した高圧縮空気を排気する機構として、ピストンの水平運動方向にラックギアを配置し、またそれに噛み合うべく出力側にもギアを配置し、この出力ギアには同一方向に連続回転をしていても、ピストン側が水平運動を行なえるように、ギアの歯を部分的に切り欠いておき(セクタギアという)、ピストン内に備えたピストンスプリングの復元力によりピストンを加速させ、シリンダ内での蓄圧力を高めて、排気=BB弾の発射を行なうものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来例においては、
第一に、常態においてピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれておらず、ギア部は常にピストンスプリングからの負荷がかかったままであり、それぞれのギア部の耐久性が低下しやすいという欠点があった。
また第二に、従来例においては
トリガーを引く
→スイッチが入り、モータが回転する
→出力ギアが回転してピストンを後退(シリンダ内に吸気)させる
→出力ギアがピストンを開放する
→ピストンが前進してBB弾を発射させる
という各段階が必要となり、以上のタイムラグ(時間差)は使用者に不満を生じさせる元となっていた。
さらに第三に、従来例は射撃待機状態でもピストン側ラックギアと出力ギアが噛み合っているために、手動操作による射撃は不可能であった。すなわち、電動射撃(全自動射撃)と手動射撃(自力にてピストンスプリングを圧縮してピストンを後退させ、ピストンを後退位置でロックして射撃待機状態とし、射撃時はトリガーを引くのみ)をその使用状態に応じて適宜選択することができなかった。
第四に、常態においてピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれておらず、ギア部は常にピストンスプリングからの負荷がかかったままであり、その状態でスイッチのON−OFFを行なうためにモータへの負荷が大きく、モータの耐久性を損ないやすく、しかもバッテリー消耗度が大きいという欠点があった。
第五に、従来においてはモータのON−OFFをリレー等の電気的な回路設定によって行なう必要があり、リレー設置のためのスペースの必要性やリレー回路の設定の手間がかかるという問題があった。
【0004】
この発明は、上記の欠点を解消しようとするもので、ピストンを後退させたときに後退位置においてピストンを保持するピストンシアを設けることにより、射撃時のタイムラグを解消するとともに、手動による射撃をも可能とし、さらにはピストンのラックギアと出力ギアとに負荷をかけることがなく、省電力化を測ることができるようにした電動式玩具銃を安価に提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの発明の電動式玩具銃は、モータによりギアを介してピストンスプリングに変位を与えて、その反発力でピストンを駆動し、そのポンプ作用により空気を噴射させてBB弾を発射する構造の玩具銃において、銃身後部に進退自在に収納したピストンと、ピストンを後退させたときに後退位置においてピストンを保持するピストンシアと、上記ピストンの長さ方向に沿って形成したラックギアと、ラックギアに対して接離自在とした出力ギアと、出力ギアと一体化されたスイッチカムと、トリガーと、トリガーに付設され、トリガーを引いたときにピストンシアを作動させ、このピストンシアとピストンに設けたシアノッチとの係合を解除するトリガーシアと、トリガーシアの移動によって作動するスイッチアームによりON−OFF切換がなされるマイクロスイッチと、出力ギアを駆動するモータとを有し、射撃待機状態ではピストンのラックギアと出力ギアとの噛み合いを外しておき、モータ等に負荷をかけないようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
削除
【0007】
削除
【0008】
さらに、この発明の電動式玩具銃は、上記トリガーシアが、トリガーを引いた位置において保持するキャッチを付設されていることをも特徴とするものである。
【0009】
この発明の電動式玩具銃は以上のように構成したので、
第一に、常態(射撃待機状態)においてピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれており、ギア部は圧縮されているピストンスプリングからの負荷を受けなくて済み、それぞれのギア部の耐久性が大幅に向上する。
また第二に、常態ではピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれており、トリガーを引いたときに直接的にピストンシアを作動させてピストンを開放させることが可能であり、従来例の行程におけるタイムラグ(時間差)を解消して、より実銃に即した感覚で射撃を楽しめるようになった。
さらに第三に、射撃待機状態ではピストン側ラックギアと出力ギアが噛み合っておらず、手動操作による射撃が可能となった。すなわち、電動射撃と手動射撃とをその使用状態に応じて適宜選択することができるようになった。
第四に、この発明の電動式玩具銃においては、トリガーを引き、ピストンシアがピストンを開放し、BB弾発射間際にスイッチが入り、モータが回転するとともに、それと同調して出力ギア(セクタギア)が回転をし、その後ピストン側ラックギアと噛み合って、ピストンを後退(吸気行程)させ、そして常態=射撃待機状態でスイッチが切れ、一連の動作が終わる。その際、モータに対して無負荷の状態でスイッチのON−OFFを行なっているので、スイッチが入り、モータが加速された状態からピストン後退に至る、加負荷の行程をスムーズに行うことができるため、モータへの負担減少による耐久性向上と、バッテリー消耗度を低減させる経済的効果をも期待することができる。
第五に、この発明の電動式玩具銃においては、従来例のようなモータのON−OFFをリレー等の電気的な回路設定によって行なう必要がなく、リレー設置のためのスペースの必要性やリレー回路の設定の手間がかかるという問題が解消できた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る電動式玩具銃の実施の形態を、添付図面に基いて詳細に説明する。図面はこの発明の電動式玩具銃の1実施例を示すもので、それぞれ図1は行程0の段階を示す概略断面図、図2は行程1の段階を示す概略断面図、図3は行程2の段階を示す概略断面図、図4は行程3の段階を示す概略断面図、図5は行程4の段階を示す概略断面図、図6は行程5の段階を示す概略断面図、図7は行程6の段階を示す概略断面図である。
【0011】
図1において、電動式玩具銃は銃身および銃身後部(機関部)と、その下部に設けたトリガーを有するグリップ部と、給弾用マガジンとで構成されている。そして、グリップ部内にはピニオンギア付モータ1が内蔵されている。このピニオンギア付モータ1は伝達ギア2,3を介して、出力ギア4に連結されており、後述のピストン5を作動させるためのものである。4aは出力ギア4に同軸で固定したスイッチカムで、出力ギア4とともに回動するようになっている。
【0012】
次にパイプ状の銃身後部には、シリンダ17内を前後にスライド可能なピストン5が内蔵され、さらにその内側には常態でピストン5を銃身後部の前方に付勢するピストンスプリング13が保持され、銃身後部と固定された筒状のピストンスプリングガイド13a上にはめこまれている。また5aはピストン5の前部外周に形成したシアノッチ、5bはその後方外周に徐々に傾斜させて形成したランプウェイ、5cはピストンガイドパイプで、ピストン5の前部の内側に当該ピストン5と所定の間隔で形成され、その間にピストンスプリング13の前端を収納保持している。5dは、ピストン5の後部に形成したピストンフック、5eはその前方周囲に形成した上記出力ギア4とかみ合うラックギアである。
【0013】
筒状のピストンスプリングガイド13aの内部には、さらにスプリング32で付勢された小ピストン31が内蔵されている。小ピストン31の前方にはノズルフック15が軸着されており、その下端は連結パイプ33の開口部とかみ合うようになっている。34は小ピストン31の端部に小スプリングとともに内蔵させた小ピンであり、ノズルフック15先端を常態で連結パイプ33の開口部とかみ合う方向に付勢している。
【0014】
連結パイプ33の前端にはローディングノズル14が連結されており、連結パイプ33の移動とともに前進および後退する。そして、ローディングノズル14が後退した時点で、給弾用マガジン(図示せず)からBB弾21が、いままでローディングノズル14のあった銃身内に送りこまれる。16はローディングノズル14の前端に保持したチャンバパッキンである。また銃身とシリンダ17との間には所定の間隔で、コッキングロッド開口部18からなる所定の空所が形成されている。
【0015】
次に、銃身後部の下部に設けたトリガー部について説明する。銃身後部の下部に軸着したトリガー9には、トリガーアーム8を介してトリガーシア7が立ち上げてある。また6は回転可能に保持されたピストンシアで、上記トリガーシア7を係合する複数の段差を備え、かつ上記シアノッチ5aとかみ合って、ピストン5がBB弾の発射のために後退した状態で保持できるようになっている。
【0016】
図において11はキャッチで、トリガー9を引いてトリガーシア7が押し上げられた際に、その状態において保持するためのものである。その詳細を図8および図9に示す。図8はトリガー9を引く前、図9はトリガー9を引いた後である。そして、トリガー9を引く前にピストンシア6の1段目に係合していたトリガーシア7は、トリガー9を引いた後はピストンシア6の回転とともに、その2段目に係合するようになっている。また、10はトリガー9の上部に取り付けたキャッチホルダーで、トリガー9の操作とともに前後に進退し、トリガー9の当初の位置への復帰に伴って、上記キャッチ11を牽引してトリガーシア7との係合を解除するためのものである。
【0017】
19はトリガー9の前方に内蔵させたマイクロスイッチで、その上部に設置したスイッチアーム12のスライドとともにスイッチ片20が出没し、ON−OFFの切換が行なわれるようになっている。なお、スイッチアーム12はピストンシア6に係合しており、トリガー9の操作を起点として結果的にスイッチアーム12がスライドしてON−OFFの切換が行なわれる。12aはスイッチアーム12を原点復帰させる付勢スプリングである。
【0018】
この発明の玩具空気銃の操作及び動作については以下の通りである。
<行程0>(メインスイッチOFF)
図1は行程スタート前の段階を示すもので、メインスイッチ(図示せず)はOFFの状態である。
【0019】
この段階では、ピストンシア6がランプウェイ5bによって下向きに回転しており、マイクロスイッチ19に付設したスイッチアーム12は前方に押し出されてマイクロスイッチ19をONにしているが、メインスイッチがOFFであるため、モータ1は作動しない。
【0020】
このとき、手動操作によりコッキングロッド用開口部18に収納されたコッキングロッド(図示せず)を引き、ピストンフック5dを介してピストン5を後退させてコッキングを行うことにより、同時にチャンバパッキン6への給弾が自動的に行なわれる。そしてBB弾の発射が可能になるのである(行程4,5参照)。
【0021】
通常は、単にメインスイッチをONにするだけで、自動的にピストン5のコックと給弾が行なわれ、行程1の発射準備完了の状態となる。
【0022】
なお、この発明の電動式玩具銃は、自動的に回路の開閉を行なうマイクロスイッチ19のほかに、手動でON−OFFの行なえるメインスイッチを備えている。
【0023】
<行程1>(発射準備完了)
上述のようにしてピストン5が後退した状態において、図2に示すように、ピストンシア6がランプウェイ5bとの係合を解かれて回転し、シアノッチ5aと噛み合い、ピストン5が後方でコックされている。同時に、スイッチアーム12がスイッチカム4の段差に落ち込み、スイッチ片20がスイッチアーム12の開口部に突出して、マイクロスイッチ19がOFFになっている。
【0024】
また、ピストンシア6の回転に伴い、トリガーシア7がピストンシア6のノッチに噛み合い、ピストンシア6の反転方向への回転を防止している。
【0025】
<行程2>(トリガを引く)
そこでトリガー9を引くと、図3に示すように、トリガアーム8を介してトリガーシア7が押し上げられる。
【0026】
トリガーシア7はその際、噛み合っているピストンシア6を回転させてピストン5側のシアノッチ5aとの係合を解く。したがってピストン5は今、前進(シリンダ17内の空気圧縮)を開始する寸前である。
【0027】
この段階でピストンシア6の回転の角度は、まだスイッチアーム12を前方に押し出さない程度になっていてマイクロスイッチ19はOFFの状態である。
【0028】
<行程3>(BB弾発射)
ピストンシア6との係合を解除されたピストン5は図4に示すように前進し、その際ランプウェイ5bがピストンシア6をさらに回転させる。
【0029】
このさらに回転を続けるピストンシア6は噛み合っていたトリガーシア7を跳ね上げてその係合を解き、一旦フリーの状態になる。と同時に、スイッチアーム12を前方に押し出してマイクロスイッチ19をONにさせるので、出力ギア4の回転が開始される。
【0030】
跳ね上げられたフリーの状態のトリガーシア7にキャッチ11が倒れ込んで両者が噛み合うことによって、ピストンシア6との係合を解き、セミ・バースト(単発射)となる。
【0031】
他方、セレクタ(図示せず)によりキャッチ11の噛み合いをさせない場合は、トリガーシア7はピストンシア6の2段目のノッチに噛み合い(行程0 図9参照)、トリガー9を引き続ける限り、ピストンシア6は下がった状態となり、マイクロスイッチ19はONのままのため、フルオート(連射)となる。
【0032】
なお、ピストン5の前進によってシリンダ17内の空気が圧縮され、チャンバーパッキン16に保持されているBB弾を発射させる。
【0033】
<行程4>(給弾開始)
図5に示すように、出力ギア4の回転とピストン5のラックギア5eとの噛み合いによって、ピストン5は後退を始める。その際、途中よりピストンガイドパイプ5cがノズルフック15を引っ掛けてローディングノズル14を後方へ移動させる。
【0034】
出力ギア4と一体のスイッチカム4aにより、スイッチアーム12は前方に押し出されたままであり、マイクロスイッチ19はONとなっている。
【0035】
ピストン5の後退に伴ない、ランプウェイ5bによって押し下げられていたピストンシア6は、ランプウェイ5bをトレースしながら今度は徐々にせり上がっていく。
【0036】
<行程5>(給弾完了)
ピストン5の後退とともに、図6に示すように、ピストンガイドパイプ5cに引っ掛かっていたノズルフック15はある程度ローディングノズル14を後退させたのち、ピストンスプリングガイド13aとぶつかる。そして、ピストンスプリングガイド13aにより跳ね上げられて、ローディングノズル14をピストン5の動きから切り離す。
【0037】
そこで、ローディングノズル14は前進し、BB弾21をチャンバーパッキン16へ装填し、給弾は完了する。
【0038】
<行程6>(コッキング完了)
図7に示すように、出力ギア4が全回転を終了する間際に、ピストンシア6はシアノッチ5aに収まり、ピストン5のコックを完了させる。それとほぼ同時に、スイッチカム4aが所定の位置まで回り切ったとき、スイッチアーム12がその段差に落ち込み、それによりマイクロスイッチ19がOFFとなり、一連の動作は止まる。
【0039】
トリガー9が戻るとき、キャッチホルダ10によってキャッチ11が引き起こされ、トリガーシア7はトリガアーム8とともに定位置に戻る(行程1の状態)。
【0040】
【発明の効果】
この発明の電動式玩具銃は以上のように構成したので、
第一に、常態(射撃待機状態)においてピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれており、ギア部は圧縮されているピストンスプリングからの負荷を受けなくて済み、それぞれのギア部の耐久性が大幅に向上する。
また第二に、常態ではピストン側のラックギアと出力ギアとの噛み合いは解かれており、トリガーを引いたときに直接的にピストンシアを作動させてピストンを開放させることが可能であり、従来例の行程におけるタイムラグ(時間差)を解消して、より実銃に即した感覚で射撃を楽しめるようになった。
さらに第三に、射撃待機状態ではピストン側ラックギアと出力ギアが噛み合っておらず、手動操作による射撃が可能となった。すなわち、電動射撃と手動射撃とをその使用状態に応じて適宜選択することができるようになった。
第四に、この発明の電動式玩具銃においては、トリガーを引き、ピストンシアがピストンを開放し、BB弾発射間際にスイッチが入り、モータが回転するとともに、それと同調して出力ギア(セクタギア)が回転をし、その後ピストン側ラックギアと噛み合って、ピストンを後退(吸気行程)させ、そして常態=射撃待機状態でスイッチが切れ、一連の動作が終わる。その際、モータに対して無負荷の状態でスイッチのON−OFFを行なっているので、スイッチが入り、モータが加速された状態からピストン後退に至る、加負荷の行程をスムーズに行うことができるため、モータへの負担減少による耐久性向上と、バッテリー消耗度を低減させる経済的効果をも期待することができる。
第五に、この発明の電動式玩具銃においては、従来例のようなモータのON−OFFをリレー等の電気的な回路設定によって行なう必要がなく、リレー設置のためのスペースの必要性やリレー回路の設定の手間がかかるという問題が解消できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電動式玩具銃の1実施例を示すもので、行程0の段階を示す概略断面図である。
【図2】行程1の段階を示す概略断面図である。
【図3】行程2の段階を示す概略断面図である。
【図4】行程3の段階を示す概略断面図である。
【図5】行程4の段階を示す概略断面図である。
【図6】行程5の段階を示す概略断面図である。
【図7】行程6の段階を示す概略断面図である。
【図8】トリガーとキャッチの関係を示すものであり、両者が係合する前の部分詳細図である。
【図9】両者が係合した後の部分詳細図である。
1 ピニオンギア付モータ
2,3 伝達ギア
4 出力ギア
4a スイッチカム
5 ピストン
5a シアノッチ
5b ランプウェイ
5c ピストンガイドパイプ
5d ピストンフック
5e ラックギア
6 ピストンシア
7 トリガーシア
8 トリガーアーム
9 トリガー
10 キャッチホルダー
11 キャッチ
12 スイッチアーム
12a 付勢スプリング
13 ピストンスプリング
13a ピストンスプリングガイド
14 ローディングノズル
16 チャンバパッキン
17 シリンダ
18 コッキングロッド開口部
19 マイクロスイッチ
20 スイッチ片
21 BB弾
31 小ピストン
32 スプリング
33 連結パイプ
34 小ピン

Claims (2)

  1. モータ(1)によりギアを介してピストンスプリング(13)に変位を与えて、その反発力でピストン(5)を駆動し、そのポンプ作用により空気を噴射させてBB弾(21)を発射する構造の玩具銃において、銃身後部に進退自在に収納したピストン(5)と、ピストン(5)を後退させたときに後退位置においてピストン(5)を保持するピストンシア(6)と、上記ピストン(5)の長さ方向に沿って形成したラックギア(5e)と、ラックギア(5e)に対して接離自在とした出力ギア(4)と、出力ギア(4)と一体化されたスイッチカム(4a)と、トリガー(9)と、トリガー(9)に付設され、トリガー(9)を引いたときにピストンシア(6)を作動させ、このピストンシア(6)とピストン(5)に設けたシアノッチ(5a)との係合を解除するトリガーシア(7)と、トリガーシア(7)の移動によってピストン(5)が前進しピストンシア(6)が押し下げられることで作動するスイッチアーム(12)によりON−OFF切換がなされるマイクロスイッチ(19)と、出力ギア(4)を駆動するモータ(1)とを有し、射撃待機状態ではピストン(5)のラックギア(5e)と出力ギア(4)との噛み合いを外しておき、モータ(1)等に負荷をかけないようにしたことを特徴とする電動式玩具銃。
  2. トリガー(9)を引いた位置においてトリガーシア(7)を保持するキャッチ(11)が付設されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式玩具銃。
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